JP2009146991A - 光信号発生器 - Google Patents

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友宏 谷口
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Abstract

【課題】広帯域な光周波数変調信号を発生する光信号発生器を提供する。
【解決手段】光信号発生器は、所定のバイアスを加えた所定の振幅を有し、変調された信号電流からなる変調信号を出力する変調信号発生器11と、当該変調信号に応じて変調された単一スペクトルの光信号を出力するレーザ光源12と、レーザ光源12の出力光信号を所定の通過特性でフィルタリングする光フィルタ13とを備える。光フィルタ13は、フィルタ動作領域の最小周波数からの周波数離調に従って光の透過率が低減する通過特性を有し、当該通過特性は、当該変調信号の周波数範囲に対応する光周波数領域ではほぼ一定の透過率を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、広帯域の光周波数変調信号を発生する光信号発生器に関し、特に、レーザを直接変調した際に発生する光強度変動成分を抑圧した光周波数変調信号を発生する光信号発生器に関する。
従来から、レーザを直接変調して光周波数変調信号を発生する光信号発生器は知られている。図13は、従来の光信号発生器の構成を示す図である。図13に示すように、従来の光信号発生器は、変調信号発生器101、レーザ光源102、光強度変調器103、極性反転回路104及び振幅/位相調整器105を備えている。従来技術として、代表的に、一定の繰返し周期(Δt)で光周波数が線形(Δf)に掃引される、いわゆる光周波数スイープ信号からなる光周波数変調信号を発生する光信号発生器について図14〜図17を参照して説明する。図14〜図17において、所定の時間t、該所定の時間に対応する電流I、光周波数f及び光強度Pを表し、更に繰返し周期Δt、該繰り返し周期に対応して変化する電流ΔI、離調周波数Δf及び変化する光強度ΔPを用いて説明する。
変調信号発生器101は、図14に示すようなランプ波形の信号電流(I〜I+ΔI)からなる変調信号を発生させ、レーザ光源102に供給する。レーザ光源102は、この変調信号に応じて、図15(a)に示すような一定の繰返し周期(Δt)に応じた光周波数(f〜f+Δf)の光信号を出力し、この出力される信号は、図15(b)に示すような一定の繰返し周期(Δt)に応じた光強度(P〜P+Δf)を有している。即ち、レーザ光源102は、通常、信号電流からなる変調信号が供給されると、その電流の大きさに応じて光周波数及び光強度の双方が単調増加した光信号を出力する。従って、図14に示す信号電流をレーザ光源102に供給することで、レーザ光源102は、図15(a)及び図15(b)に示すように、時間に応じて、光周波数がスイープすると同時に、光強度も変化する光信号を発生することができる。尚、図15(a)及び図15(b)には、図14に対応する一周期分(t〜t+Δt)だけを図示している。
このように、変調信号発生器101からの変調した信号電流により、レーザ光源102の出力信号を直接周波数変調する技法であれば、簡素な構成で周波数変調した出力光信号を発生させることができる。しかしながら、広帯域の周波数偏移特性を持つ光周波数変調信号を発生させるためには、変調信号発生器101からの信号電流の振幅を大きくする必要があり、結果として、レーザ光源102の出力光信号は、大きな光強度変動成分を伴ってしまうことになる。即ち、図15(b)に示すΔPは小さいほど好ましいが、信号電流の振幅の増大に伴い無視できないほど大きなものとなる。
そこで、図13に示す従来の光信号発生器は、この光強度変動成分を抑圧するため、極性反転回路104、振幅/位相調整器105及び光強度変調器103を具備している(例えば、非特許文献1参照)。
極性反転回路104は、変調信号発生器101の出力信号を分岐して得られた変調信号に対して極性反転を施し、図16に示すような電圧信号を発生する。振幅/位相調整器105は、極性反転回路104から供給される該電圧信号を、適宜、振幅及び位相を調整して光強度変調器103に供給する。光強度変調器103は、振幅/位相調整器105から供給される電圧信号を用いて、レーザ光源102から供給される出力光信号に対して強度変調を施した光周波数変調信号を出力する。
即ち、図13に示す従来の光信号発生器では、レーザ光源102の出力光信号の光強度変動成分を打ち消すことができるように、振幅/位相調整器105によって、極性反転回路104から供給される該電圧信号の振幅及び位相を調整する。これにより、光強度変調器103は、光強度変動成分が抑圧され(図17(b)参照)、且つ、光周波数だけが変化する(図17(a)参照)、純粋な光周波数スイープ信号からなる光周波数変調信号を発生することができる。
Y.Horiuchi,S.Yamamoto and M.Suzuki, "Wavelength stabilization technique using dithering‐induced AM cancellation for DWDM systems," IEICE TRANS. ELECTRON.,vol.E84‐C,No.5,2001年3月,pp.519‐526
図13に示す従来の光信号発生器では、繰返し周期(Δt)に対応する繰り返し周波数が制限された帯域である場合(例えば数百KHzオーダーの帯域)では、純粋な光周波数スイープ信号からなる光周波数変調信号を発生することができる。しかしながら、繰り返し周波数がGHzオーダーと高い場合、このような広帯域の信号を歪みなく信号処理する、極性反転回路104、振幅/位相調整器105及び光強度変調器103が必要となるため、これらの構成が複雑且つ高価になるという問題がある。
また、光強度変調器103としてニオブ酸リチウム(LN)のマッハツェンダ型変調器(MZM)又は電界吸収型(EA)変調器を用いる場合には、これらの挿入損失により、十分な光強度の光周波数変調信号が得られないという問題がある。更に、光強度変調器103として半導体光増幅器(SOA)を用いた場合には、挿入損失を補償することはできるが、SOA固有のいわゆるチャープ特性により、光強度変調器103から出力される光周波数変調信号に歪みを生じさせてしまうという問題がある。
本発明の目的は、このような背景に行われたものであり、簡易な構成で、且つ、過剰な光強度損失や光周波数変調信号の歪みを生じさせることなく、広帯域の光周波数変調信号を発生する光信号発生器を提供することにある。
本発明の光信号発生器は、光周波数変調信号を出力する光信号発生器であって、所定のバイアスを加えた所定の振幅を有し、変調された信号電流からなる変調信号を出力する変調信号発生器と、前記変調信号に応じて変調された単一スペクトルの光信号を出力するレーザ光源と、前記レーザ光源の出力光信号を所定の通過特性でフィルタリングする光フィルタとを備え、前記光フィルタは、フィルタ動作領域の最小周波数からの周波数離調に従って光の透過率が低減する通過特性を有し、当該通過特性は、前記変調信号の周波数範囲に対応する光周波数領域ではほぼ一定の透過率を有することを特徴とする。
また、本発明の光信号発生器において、前記変調信号は、前記レーザ光源の出力光信号の光強度が前記変調信号の周波数範囲で線形に変化し、且つ前記レーザ光源の出力光信号の光周波数が前記変調信号の周波数範囲で線形に変化するように、当該信号電流のバイアス及び振幅を調整して設定されていることを特徴とする。
これにより、レーザ光源が線形な変調特性を有する動作範囲において、特有の光フィルタを設置することで、レーザ光源を直接変調することにより生ずる光強度変化を抑圧し、安定した光周波数変調信号を発生することができる。この際、光信号が光フィルタを通過することにより、光フィルタが有する挿入損失分の過剰損失が発生するが、それぞれおよそ5dB〜10dB程度の挿入損失を有するLN‐MZM変調器やEA変調器などを用いる場合に比べて、過剰損失を抑圧することができる。更に、光強度変調器を用いた場合に発生する非線形現象が生じないため、光周波数変調信号の歪みも起こらず、高品質な光周波数変調信号を生成することができる。
また、本発明の光信号発生器において、前記変調信号は、前記レーザ光源の出力光信号の光強度が前記変調信号の周波数範囲で非線形に変化し、且つ前記レーザ光源の出力光信号の光周波数が前記変調信号の周波数範囲で非線形に変化するように拡張された周波数範囲で、当該信号電流のバイアス及び振幅を調整して設定され、前記光フィルタは、当該非線形に変化する周波数範囲に対応する光周波数領域では当該出力光信号の振幅の変化を低減させるような透過率を有することを特徴とする。
これにより、より大きな振幅の信号でレーザ光源を変調することができる。通常、レーザ光源の光周波数変動範囲は、供給される信号電流の振幅に対して単調増加するため、第1の発明に比べて、より広帯域の光周波数変調信号を生成することができる。
また、本発明の光信号発生器において、更に、前記レーザ光源の温度を調整して、前記レーザ光源の出力光信号を安定化させるように制御する温度調整器と、前記光フィルタの出力光信号を分岐する光分岐器と、前記光分岐器から分岐された少なくとも1つの光信号を受光して電気信号に変換し、該電気信号を前記変調信号発生器及び/又は前記温度調整器に供給するモニタ用受光器とを備え、前記変調信号発生器は、当該電気信号を受信する場合には、前記光フィルタの出力光信号の高周波成分の電力を低減するように、当該変調信号に加えるバイアスを制御し、前記温度調整器は、当該電気信号を受信する場合には、前記光フィルタの出力光信号の高周波成分の電力を低減するように、前記レーザ光源の温度を制御することを特徴とする。
或いは又、本発明の光信号発生器において、更に、前記レーザ光源の温度を調整して、前記レーザ光源の出力光信号を安定化させるように制御する温度調整器と、前記光フィルタの出力光信号を分岐する光分岐器と、前記光分岐器から分岐された少なくとも1つの光信号を受光して電気信号に変換し、該電気信号から高周波成分の電力を監視し、高周波成分の電力が所定値より大きいと判断した場合には、その旨を示す制御信号を前記変調信号発生器及び/又は前記温度調整器に供給するモニタ用受光器とを備え、前記変調信号発生器が、当該制御信号を受信する場合には、当該変調信号に加えるバイアスを制御し、前記温度調整器が、当該制御信号を受信する場合には、前記レーザ光源の温度を制御することを特徴とする。
これにより、光フィルタ出力における光強度変動の抑圧効果を劣化させるような温度変動や、レーザの電流に対する光強度及び光周波数特性と光フィルタの通過特性との間の不整合等が生じないように、モニタ用受光器の出力信号の状態を基にフィードバック制御することで、それらの変動要素に影響されずに安定して、光強度変動が十分に抑圧された光信号を発生することができる。
以上説明したように、本発明の光信号発生器は、レーザ光源の出力の電流に対する光強度及び光周波数特性に対応した通過特性を有する光フィルタを設けることで、残留する光強度変動成分を抑圧しながら、簡素な構成で広帯域の光周波数変調信号を生成することができる。
更に、従来技術で必要であった振幅/位相調整器や光強度変調器等の回路を用いないため、前述のような過剰な光強度損失や、光周波数変調成分の歪みを発生することなく、高品質な光周波数変調信号を発生することができる。本発明は、特に、周波数偏移量が数10GHz以上といった広帯域の場合にも、本発明の光フィルタの作製が容易であり、従来技術のような時間軸で処理する方法と比較して大きな優位性がある。
まず、本発明による実施例1の光信号発生器について説明する。
(実施例1)
実施例1の光信号発生器について、図1〜図6を参照して説明する。図1は、本発明による実施例1の光信号発生器の構成を示している。実施例1の光信号発生器は、単一スペクトルの光信号を出力するレーザ光源12、レーザ光源12に信号電流からなる変調信号を供給する変調信号発生器11、及びレーザ光源12の出力に接続される光フィルタ13を備える。該変調信号は、レーザ光源12の出力光信号の光強度が該変調信号の周波数範囲で線形に変化し、且つレーザ光源12の出力光信号の光周波数が該変調信号の周波数範囲で線形に変化するように、信号電流のバイアス及び振幅を調整して設定されている。
変調信号発生器11が出力する波形としては、様々な信号が考えられるが、本実施例では、図3に示すようなランプ波形信号を出力することで、一定の繰返し周期(Δt)で光周波数が所定の範囲で線形に変化する、いわゆる光周波数スイープ光を発生させる場合について説明する。
変調信号発生器11は、所定のバイアスを加えた所定の振幅を有し、変調された信号電流からなる変調信号を出力する。例えば、変調信号発生器11は、図3に示すようなランプ波形の信号電流(I〜I+ΔI)からなる変調信号を発生させ、レーザ光源12に供給する。尚、従来の変調信号発生器101(図13)と比較して、レーザ光源12に供給する信号電流からなる変調信号の振幅及びバイアスは、レーザ光源12からの出力光信号が後述する光フィルタ13の広帯域フィルタ特性の入力に合致するように設定されている点で相違する。即ち、変調信号発生器11の変調信号の振幅及びバイアスは、最終的に光フィルタ13の出力特性として数GHzオーダーの光周波数範囲(f〜f+Δf)を得るために、レーザ光源12の出力光信号の光周波数及び光強度が変調信号発生器11の変調信号に対して線形に変化するように設定されている(図2(a)及び図2(b)参照)。
レーザ光源12は、変調信号発生器11から供給された、所定の振幅及びバイアスに設定された変調信号に応じて、光周波数(f〜f+Δf)の単一スペクトルからなる出力光信号を発生する。この出力される光信号は、図2に示すような一定の繰返し周期(Δt)に応じた光強度(P〜P+ΔP)を有している。尚、従来のレーザ光源101(図13)と比較して、単に一定の繰返し周期(Δt)の変調信号を供給して動作するだけではなく、後述する光フィルタ13のフィルタリング効果に適合するように、レーザ光源12の出力光信号の光周波数及び光強度が変調信号発生器11の変調信号に対して線形に変化するように、変調信号発生器11からの変調信号が事前に調整されている点で相違する。
また、本実施例のようにレーザ光源12を直接変調する場合には、レーザ光源12に供給される信号電流の変化と光周波数変化及び光強度変化との間で相関関係があるレーザ光源を用いればよく、電流−光強度(I−L)特性が線形な領域で動作するように、変調信号発生器11の信号電流のバイアス及び振幅を設定する。
従って、図2に示す広帯域(数GHz以上)に対応するように設定された動作条件下において、図3に示すような周期Δtで、変調信号発生器11からI〜I+ΔIまで変化するランプ波形の信号電流が供給された場合、レーザ光源12の出力光信号の光強度及び光周波数は、それぞれ図4(a)及び図4(b)に示すように変化することになる。
尚、図4(a)及び図4(b)では、一定の周期(t〜t+Δt)の範囲に限って図示している。即ち、レーザ光源12は、光強度及び光周波数がそれぞれ所定の光強度範囲(P〜P+ΔP)及び所定の光周波数範囲(f〜f+Δf)となるように、一定の周期Δtで線形に変化する光信号を発生する。このように、レーザ光源12の出力光信号は、所望の光周波数スイープを得ることができるが、光強度変動成分を伴った状態である。本実施例の光信号発生装置では、この広帯域(数GHz以上)に対応するように設定されたレーザ光源12の出力光信号における光強度変動成分を抑圧するために、光フィルタ13を備える。
次に、図5を用いて光フィルタ13の通過特性について説明する。
光フィルタ13は、レーザ光源12の出力光信号を所定の通過特性でフィルタリングするように機能する。即ち、光フィルタ13は、フィルタ動作領域の最小周波数(f’)からの周波数離調(Δf)に従って光の透過率が低減する通過特性を有し、当該通過特性は、前記変調信号の周波数範囲に対応する光周波数領域ではほぼ一定の透過率を有する。
例えば、光フィルタ13は、図5に示すように、各光周波数成分の光強度の入力対出力比で定義する通過率Tが、基準となる光周波数f’からの離調周波数に従って光の透過率が低減する特性を有している。尚、レーザ光源12が動作する光周波数範囲(f〜f+Δf)において(図2参照)、通過率Tがほぼ一定となるような特性を有し、光フィルタ13の通過率Tは、所定の周波数(f’〜f’+Δf)において、式(1)のように表すことができる。
Figure 2009146991
尚、式(1)において、αは、フィルタ動作領域の最小周波数(f’)における所定の通過率を表し、0<α<1である。また、式(1)におけるfは、フィルタ動作領域の光周波数の範囲(f’〜f’+Δf)を表す。従って、フィルタ動作領域の光周波数の範囲(f’〜f’+Δf)では、線形特性よりも、入力される当該光信号の変動幅を抑圧する特性を有し、特に光周波数が高いほど変動幅を抑圧することができる。従って、好適には、変調信号発生器11によって設定されるべき信号電流は、レーザ光源12が動作する光周波数範囲(f〜f+Δf)を、式(1)におけるαがほぼ一定となる光周波数範囲(f〜f’+Δf)内となるように適合させる。
式(1)に示すフィルタ特性を有する光フィルタ13は、例えば、ファブリーペロー・エタロンフィルタを用いて反射率Rを調整して作成することができ、式(1)に示すようなフィルタ通過特性を得ることができる。
図7にファブリーペロー・エタロンフィルタの通過特性の概略図を示す。図示するように、ファブリーペロー・エタロンフィルタは、反射率Rを制御して作成したフィルタ材であり、反射率Rを制御して通過特性Tを調整することが可能である(ファブリーペロー・エタロンフィルタの製法に関して、例えば、R.Ramaswami and K.N.Sivarajan“Optica1networks,secondedition,”Morgan Kaufmann Pub1ishers, 2002年,pp.130−133参照)。
図7において、反射率Rの設定を大きくするに従い、所望の周波数範囲(FSR:Full Scale Range)の透過率Tを低減させたフィルタ材料を作成することができる。例えば、上述のファブリーペロー・エタロンフィルタの製法に関する文献にあるように、反射率Rの設定の応じて、参照記号51〜54に示すような任意の透過率特性を、所望の周波数範囲(FSR)で変化させることができる。従って、反射率Rを所定の値に設定し、図7の点線で示す動作領域を、式(1)に近似するように形成し、光フィルタ13として構成することができる。尚、図7の参照記号54で表される通過率Tは、周波数fに対して式(2)に示すように表される。
Figure 2009146991
式(1)に示すフィルタ特性を有する光フィルタ13は、例えば、誘電体多層膜フィルタを用いてキャビティ数を調整して作成することもできる(誘電体多層膜フィルタの製法に関して、例えば、ファブリーペロー・エタロンフィルタの製法に関する文献、即ち、R.Ramaswami and K.N.Sivarajan“Optica1networks,secondedition,”Morgan Kaufmann Pub1ishers, 2002年,pp.133−135参照)。
従って、レーザ光源12の出力光信号(図4(a)及び図4(b)参照)は、光フィルタ13を通過することで、特定の周波数帯(図5において、光周波数fに対して透過率Tがほぼ一定となる範囲(f〜f+Δf))では、図6(a)及び図6(b)に示すような光信号が得られる。尚、図6(a)及び図6(b)では、一定周期(t〜t+Δt)の範囲に限って図示している。即ち、図6(a)に示すように、レーザ光源12の出力光信号において見られる光強度変動成分は、当該信号電流に対してレーザ光源12の出力の光強度及び光周波数が線形に変化する範囲内の周波数帯においては、好適に抑圧されることになる。尚、図6において、本実施例の効果の理解を容易とするために、ほぼ一定となる範囲として説明しているが、図5において、より広い周波数範囲(f’〜f+Δf)における変動量が許容範囲内であれば、変調信号発生器11の変調信号におけるバイアス及び振幅の設定範囲も緩和されることになる。
一方、図6(b)に示すように、光周波数成分については、通常、光フィルタ13における光周波数の非線形性はほとんど無いため、光フィルタ13の前後で振幅が変動することはなく、実施例1の光信号発生器は、レーザ光源12の出力光信号と同様の光周波数変調成分を得ることができる。
このように、本実施例の光信号発生器によれば、光フィルタにおいて、光周波数変調成分を変化させることなく、光強度変動成分を抑圧することができるため、レーザ光源12に十分大きな信号電流の振幅を供給することで、極めて広帯域の光周波数スイープ信号を発生することができる。尚、ここでは、レーザ光源12にランプ波形の信号電流を供給して、光周波数スイープ信号を発生する例を示したが、本実施例の動作条件下であれば、如何なる波形の信号であっても、光強度変動成分を抑圧し、光周波数変調成分のみを有する光信号を発生することができる。
次に、本発明による実施例2の光信号発生器について説明する。
(実施例2)
実施例2の光信号発生器は、実施例1と同様の構成で実現することができる(図1参照)。ただし、変調信号発生器11の信号電流からなる変調信号の振幅の設定が異なる点と、光フィルタ13の特性を該変調信号と適合させる点で相違する。即ち、前述の実施例1においては、レーザ光源12に供給される信号電流に対してレーザ光源12の出力光信号の光強度及び光周波数が線形に変化するように、変調信号発生器11によって該信号電流の振幅を制限していた(図2参照)。この振幅制限に起因して、得られる光周波数変調信号の帯域も例えば数GHzオーダーまでに制限されることもありうる。
そこで、実施例2では、レーザ光源12の動作範囲を図2に示すような線形の領域に制限せずに、図8(a)及び図8(b)に示すように、レーザ光源12に供給される信号電流に対してレーザ光源12の出力光信号の光強度及び光周波数が非線形に変化する領域を含むように、変調信号発生器11は、より大きな振幅の該信号電流を出力する。このため、変調信号発生器11は、出力する信号電流のバイアス及び振幅を設定した制御信号を出力する(ΔI<ΔI’)。
従って、変調信号発生器11から出力される変調信号は、レーザ光源12の出力光信号の光強度が当該変調信号の周波数範囲で非線形に変化し、且つレーザ光源12の出力光信号の光周波数が当該変調信号の周波数範囲で非線形に変化するように拡張された周波数範囲で、当該信号電流のバイアス及び振幅を調整して設定される。
実施例2では、実施例1と同様に、変調信号発生器11が図3に示すようなランプ波形の信号電流からなる変調信号をレーザ光源12に供給することで、レーザ光源12は、図9(a)及び図9(b)に示すような非線形の光強度及び光周波数の光信号を発生する。ここで、実施例1の構成よりも大きな振幅の信号電流を供給するため、光周波数の変動範囲も大きくなる(Δf<Δf’)。
実施例2の光フィルタ13は、レーザ光源12の出力光信号の光強度及び光周波数特性に対応して、光フィルタ13の出力における光強度変動成分ができる限り小さくなるような特性値としたものを用いる。即ち、実施例2の光フィルタ13は、変調信号発生器11によって調整されたバイアス及び振幅の変調信号によって非線形に変化する周波数範囲に対応する光周波数領域では変動幅の小さい、好適にはほぼ一定の透過率を有する。
実施例2の光フィルタ13は、実施例1と同様に、例えばファブリーペロー・エタロンフィルタ又は誘電体多層膜フィルタを用いて、それぞれ反射率又はキャビティ数などを調整し、動作させる光周波数領域を所望の光周波数範囲に設定することができる。
これにより、レーザ光源12により大きな振幅の電流を供給した場合でも、光周波数変調成分を保持しつつ、光強度変動を抑圧することができる。従って、実施例2の光信号発生器は、実施例1の光信号発生器よりも広帯域の光周波数変調信号を発生することができる。
次に、本発明による実施例3の光信号発生器について説明する。
(実施例3)
本発明による実施例3の光信号発生器を、図10〜図12を参照して説明する。図10は、本発明による実施例3の光信号発生器の構成を示している。実施例3の光信号発生器は、変調信号発生器21、レーザ光源22、光フィルタ23、温度調整器24、光分岐器25及びモニタ用受光器26を備える。
変調信号発生器21、レーザ光源22及び光フィルタ23は、それぞれ実施例1又は実施例2の変調信号発生器11、レーザ光源12及び光フィルタ13と同様に機能するが、実施例3の光信号発生器は、温度調整器24、光分岐器25及びモニタ用受光器26を更に備えるため、これらの構成要素によって制御される機能を更に具備する点で相違する。
温度調整器24は、レーザ光源22の温度を調整して、レーザ光源22の出力光信号を安定化させるように制御する機能を有する。温度調整器24は、サーミスタとペルチェを組み合わせて実現することができ、その他にもファン、加熱コイル、冷却コイル、或いはこれらの組み合わせで実現することができる。
光分岐器25は、光フィルタ23の出力光信号を分岐する機能を有する。光分岐器25は、例えば、Y分岐型のパワースプリッタ等を用いることができる。
モニタ用受光器26は、光分岐器25から分岐して出力される少なくとも1つの光信号を受光して電気信号に変換し、該電気信号を変調信号発生器21及び/又は温度調整器24に供給する機能を有する。モニタ用受光器26は、既知の光電変換素子を用いることができる。
従って、変調信号発生器21は、当該電気信号を受信する場合には、光フィルタ23の出力光信号の高周波成分の電力を低減するように、当該変調信号に加えるバイアスを制御し、温度調整器24は、当該電気信号を受信する場合には、光フィルタ23の出力光信号の高周波成分の電力を低減するように、レーザ光源22の温度を制御する。
以下、変調信号発生器21が、図3に示すような信号電流からなる変調信号をレーザ光源22に供給し、光フィルタ23によって光周波数スイープ信号を発生する場合について、より詳細に説明する。
レーザ光源22の該信号電流に対する光強度及び光周波数特性、並びに光フィルタ23の通過特性が、実施例1又は2で説明した所定の関係を有する場合には、光フィルタ23の出力における光強度変動成分を十分に抑圧することができる。しかしながら、レーザ光源22のレーザの発振周波数は、レーザ光源22の温度に依存するため、温度変動の影響で上述の関係が維持できなくなることが考えられる。この場合、事前に変調信号発生器21、レーザ光源22及び光フィルタ23を実施例1又は2で説明したように設定しても、温度変動が生じた場合には、光フィルタ23の出力において光強度変動成分が残留してしまうことになる。例えば、図3に示すようなランプ波形の信号電流をレーザ光源22に供給した際には、図11(a)に示すように、温度変動に起因するランプ波形の光強度変動成分(ΔP)が光フィルタ23の出力光信号として現れることになる。
例えば、図11(a)に示すような光フィルタ23の出力光信号のスペクトルは、図11(b)のように示される。図11(b)では、直流成分(周波数が0)に加え、変調信号に依存した高周波成分が発生する様子を示している。つまり、図11(a)に示すようなランプ波形の出力光信号のスペクトルは、周波数が1/Δt、2/Δt、3/Δt、・・・、n/Δt(nは自然数)の櫛状の高周波スペクトルを有する。
一方、光分岐器25を介して得られる光フィルタ23の出力光信号が、図12(a)に示すように、光強度変動成分が十分に抑圧されている場合には、当該出力光信号のスペクトルは、直流成分以外にはほとんど電力を持たないものとなる。
そこで、実施例3において、モニタ用受光器26から供給される電気信号の交流成分を、変調信号発生器21と温度調整器24の一方又は双方によって監視し制御する。具体的な方法として、例えば、変調信号発生器21と温度調整器24の双方で制御する場合は、モニタ用受光器26の出力信号のスペクトルを監視しながら、逐次、当該変調信号のバイアス及びレーザの温度をそれぞれ調整するように動作する。例えば、まず、変調信号発生器26においてバイアスをある一定値に保った状態で、温度調整器24を用いて、モニタ用受光器26の出力の交流成分が最小になるように、レーザ温度を設定し、その後、レーザ温度は該設定値に保った状態で、変調信号発生器21を用いて、モニタ受光器の出力の交流成分が最小になるように変調信号のバイアスを設定する。尚、レーザ温度、変調信号のバイアスの設定の順番は逆でもよい。
尚、変調信号発生器21の信号電流のバイアス及び振幅の設定を定常動作時の値又はレーザ光源22の定常動作時の温度に合わせて予め設定することもでき、或いは定期的に更新するようにしておくこともできるので、変調信号発生器21及び温度調整器24を精密に機能させてもよいが、高精度を要求されることなく実現することもできる。
従って、実施例3において、モニタ用受光器26から出力される電気信号における直流成分以外の高周波成分ができる限り小さくなるように、変調信号発生器及び温度調整器でそれぞれバイアス、温度を制御することで、温度変動等による光強度変動抑圧効果の劣化を補償することができ、安定して広帯域の光周波数変調信号を生成することができるようになる。
上述のような変調信号発生器21及び温度調整器23における制御方法において、例えば、光フィルタの通過特性(光周波数と透過率の関係)、及びレーザ光源22の電流に対する光強度及び光周波数特性の非線形性を効果的に利用することもできる。
例えば、光フィルタ23の通過特性が非線形性を有する場合には、光フィルタに入力する光信号の周波数帯に応じて通過特性の勾配が異なるため、温度調整器24でレーザ光源22の温度を調整し、発振周波数を制御することで、光フィルタ23の出力における光強度変動抑圧効果を調整することができる。
また、レーザ光源22の電流に対する光強度及び光周波数特性が非線形性を有する場合には、変調信号発生器21で変調信号に加えるバイアスを調整することで、光強度及び光周波数の変調効率(即ち、一定の電流振幅に対する、光強度及び光周波数の変化)を制御することができるため、結果として、光フィルタ出力で得られる光信号に残留する光強度変動量を調整することができる。
上述の説明では、モニタ用受光器26は、光分岐器25から分岐して出力される光信号を受光して電気信号に変換し、該電気信号を変調信号発生器21及び/又は温度調整器24に供給し、変調信号発生器21及び温度調整器24の各々が該電気信号から高周波成分の大きさを監視し制御するように説明したが、モニタ用受光器26が、高周波スペクトルが大きいか否かを監視し(特定の高周波成分のみを監視してもよい)、高周波スペクトルが予め定めた所定値より大きいと判断した場合にはその旨を表す制御信号を変調信号発生器21及び/又は温度調整器24の各々に送出するように構成してもよい。この場合、変調信号発生器21は、該制御信号に応じて、光フィルタ13の適用周波数の範囲内で、変調信号発生器21の信号電流からなる変調信号のバイアスを制御し、温度調整器24は、該制御信号に応じて、レーザ光源22の温度を所定の変動幅以内(例えば、変調信号発生器21の信号電流のバイアス及び振幅を設定したときの温度に対して許容される変動幅の範囲内)に抑えるように制御する。
更に、温度変化に起因する光強度変動成分を低減させるために、必ずしも変調信号発生器21及び温度調整器23の双方で制御することが必要とされるわけではなく、変調信号発生器21又は温度調整器23のいずれか一方のみで温度変化に起因する光強度変動成分を低減させるように構成することもできる。
前述した実施例は、特定の例について説明したが、適宜組み合わせて更に別の実施例を構成することができることは明らかである。従って、本発明は、前述した実施例に限定されるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
本発明によれば、安定した広帯域の変調光信号を生成する光信号発生器を提供することができるので、あらゆる光通信システムに有用である。
本発明による実施例1及び実施例2の光信号発生器を示す図である。 本発明による実施例1の光信号発生器におけるレーザ光源の電流−光周波数、光強度特性を示す図である。 本発明による実施例1の光信号発生器の出力信号を示す図である。 本発明による実施例1の光信号発生器におけるレーザ光源の出力光信号を示す図である。 本発明による実施例1の光信号発生器における光フィルタの通過特性を示す図である。 本発明による実施例1の光信号発生器における光フィルタの出力光信号を示す図である。 本発明による実施例1の光信号発生器にファブリーペロー・エタロンフィルタを用いる場合の制御例を示す図である。 本発明による実施例2の光信号発生器におけるレーザ光源の電流−光周波数、光強度特性を示す図である。 本発明による実施例2の光信号発生器におけるレーザ光源の出力光信号を示す図である。 本発明による実施例3の光信号発生器における光信号発生器を示す図である。 本発明による実施例3の光信号発生器における光強度変動抑圧が不十分なときの光フィルタ出力とモニタ用受光器出力の一例を示すずである。 本発明による実施例3の光信号発生器における光強度変動抑圧が十分なときの光フィルタ出力とモニタ用受光器出力の一例を示す図である。 従来の光信号発生器の構成を示す図である。 従来の変調信号発生器の出力信号の一例を示す図である。 従来の変調信号発生器におけるレーザ光源の出力光信号を示す図である。 従来の変調信号発生器における光強度変調器に入力する信号を示す図である。 従来の変調信号発生器における光強度変調器の出力光信号を示す図である。
符号の説明
11 変調信号発生器
12 レーザ光源
13 光フィルタ
21 変調信号発生器
22 レーザ光源
23 光フィルタ
24 温度調整器
25 光分岐器
26 モニタ用受光器
101 変調信号発生器
102 レーザ光源
103 光強度変調器
104 極性反転回路
105 振幅位相調整器

Claims (5)

  1. 光周波数変調信号を出力する光信号発生器であって、
    所定のバイアスを加えた所定の振幅を有し、変調された信号電流からなる変調信号を出力する変調信号発生器と、
    前記変調信号に応じて変調された単一スペクトルの光信号を出力するレーザ光源と、
    前記レーザ光源の出力光信号を所定の通過特性でフィルタリングする光フィルタとを備え、
    前記光フィルタは、
    フィルタ動作領域の最小周波数からの周波数離調に従って光の透過率が低減する通過特性を有し、当該通過特性は、前記変調信号の周波数範囲に対応する光周波数領域ではほぼ一定の透過率を有することを特徴とする光信号発生器。
  2. 請求項1に記載の光信号発生器において、
    前記変調信号は、前記レーザ光源の出力光信号の光強度が前記変調信号の周波数範囲で線形に変化し、且つ前記レーザ光源の出力光信号の光周波数が前記変調信号の周波数範囲で線形に変化するように、当該信号電流のバイアス及び振幅を調整して設定されていることを特徴とする光信号発生器。
  3. 請求項1に記載の光信号発生器において、
    前記変調信号は、前記レーザ光源の出力光信号の光強度が前記変調信号の周波数範囲で非線形に変化し、且つ前記レーザ光源の出力光信号の光周波数が前記変調信号の周波数範囲で非線形に変化するように拡張された周波数範囲で、当該信号電流のバイアス及び振幅を調整して設定され、
    前記光フィルタは、当該非線形に変化する周波数範囲に対応する光周波数領域では当該出力光信号の振幅の変化を低減させるような透過率を有することを特徴とする光信号発生器。
  4. 請求項2又は3に記載の光信号発生器において、更に、
    前記レーザ光源の温度を調整して、前記レーザ光源の出力光信号を安定化させるように制御する温度調整器と、
    前記光フィルタの出力光信号を分岐する光分岐器と、
    前記光分岐器から分岐された少なくとも1つの光信号を受光して電気信号に変換し、該電気信号を前記変調信号発生器及び/又は前記温度調整器に供給するモニタ用受光器とを備え、
    前記変調信号発生器は、当該電気信号を受信する場合には、前記光フィルタの出力光信号の高周波成分の電力を低減するように、当該変調信号に加えるバイアスを制御し、
    前記温度調整器は、当該電気信号を受信する場合には、前記光フィルタの出力光信号の高周波成分の電力を低減するように、前記レーザ光源の温度を制御することを特徴とする光信号発生器。
  5. 請求項2又は3に記載の光信号発生器において、更に、
    前記レーザ光源の温度を調整して、前記レーザ光源の出力光信号を安定化させるように制御する温度調整器と、
    前記光フィルタの出力光信号を分岐する光分岐器と、
    前記光分岐器から分岐された少なくとも1つの光信号を受光して電気信号に変換し、該電気信号から高周波成分の電力を監視し、高周波成分の電力が所定値より大きいと判断した場合には、その旨を示す制御信号を前記変調信号発生器及び/又は前記温度調整器に供給するモニタ用受光器とを備え、
    前記変調信号発生器が、当該制御信号を受信する場合には、当該変調信号に加えるバイアスを制御し、
    前記温度調整器が、当該制御信号を受信する場合には、前記レーザ光源の温度を制御することを特徴とする光信号発生器。
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