JP2009146165A - 部品ロット管理システム及び部品ロット管理方法 - Google Patents

部品ロット管理システム及び部品ロット管理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009146165A
JP2009146165A JP2007322765A JP2007322765A JP2009146165A JP 2009146165 A JP2009146165 A JP 2009146165A JP 2007322765 A JP2007322765 A JP 2007322765A JP 2007322765 A JP2007322765 A JP 2007322765A JP 2009146165 A JP2009146165 A JP 2009146165A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bucket
information
time
lot
tag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007322765A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4871853B2 (ja
Inventor
Satoshi Oishi
聡 大石
Yonemitsu Niimura
米満 新村
Takashi Yoshizawa
隆司 吉澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2007322765A priority Critical patent/JP4871853B2/ja
Publication of JP2009146165A publication Critical patent/JP2009146165A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4871853B2 publication Critical patent/JP4871853B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)

Abstract

【課題】作業対象物品の組立ての際に作業者に負担をかけずに部品ロットを管理することができる部品ロット管理システムを提供する。
【解決手段】部品のロット情報が書き込まれたICタグが添付されたバケットを複数用いるダブルバケット法の部品ロット管理システムにおいて、作業者が部品の補充を依頼する際、作業者入力端末20は、ダブルバケットの第1のバケットであるバケット70AのICタグを読み取り、その読み取った情報をデータベースサーバ30へ送信するICタグリーダライタ22を有し、データベースサーバ30は、ICタグ読取装置から送信される情報に含まれる第1のバケットの時刻を、ロット情報と関連付けて記憶部に登録し、第1のバケットの時刻をダブルバケットの第2のバケットであるバケット70Bの使用開始の時刻とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、作業対象物品の組立ての際に作業者に負担をかけずに部品ロットを管理することができる部品ロット管理システム及び部品ロット管理方法に関する。
作業対象物品の組立ての際に、製品と、使用される部品の部品ロットの識別番号とを関連付けて管理することが物品管理上必要となっている。このため、製品に組み付ける部品を収納した部品箱に部品のロット番号と部品の形式を表すバーコードラベルを貼付し、部品を組み付ける製品にも、製品シリアル番号をバーコードラベルで貼付し、部品ロットの切替えを部品箱の取替えタイミングで読取り、製品シリアル番号と部品ロット番号を電子情報として関連づける部品ロットNo.記録システムが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭63-170774号公報
特許文献1に記載された部品ロットNo.記録システムは、部品ロットの切替えタイミングが明瞭にわかっている場合に有効であるシステムであり、先の部品ロットが消費された後に、補充ロットが供給される場合である。このため、先の部品ロットが消費された後、即座に補充ロットが供給されない場合は、生産効率が悪くなる問題があった。
一方、作業対象物品の組立ての際に部品の在庫切れを避けるため、部品箱に適時部品を供給する方法もある。実際、部品箱に危険在庫量を下回ると部品を補充するという運用方法で行なわれている場合、どうしても、その部品箱に入れる部品と入れる前に入っている残部品の部品ロットを明確に分けて管理することができない。よくあるパターンとしては、残部品の上に補充部品の投入するため、上から部品を取る場合には、補充部品ロットが使用されるという現象になり、残部品のロットが何処で使用されるか明確には分からない。このため、部品のロットの切替えタイミングが正確に測れないという問題があった。
これに対処するため、継続的な部品供給方法であるダブルバケット法が用いられる。ダブルバケット法は、部品棚の部品補充方法として、2つの容器(バケット)を用いて、一方の容器に入っている部品が全て使用されたなら、その部品を補充するという方法である。ダブルバケットにより、前記の残部品と補充部品の部品管理ロットが混在するという現象は回避することができるが、他に補充された部品ケースをいつ使い始めるかという使用部品のロット切替えタイミングが分からないという問題が発生する。つまり、部品の補充タイミングがその部品の使用開始ポイントではないという問題がある。
本発明は、前記の課題を解決するための発明であって、作業対象物品の組立ての際に作業者に負担をかけずに部品ロットを管理することができる部品ロット管理システム及び部品ロット管理方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、部品のロット情報が書き込まれたICタグが添付されたバケットを複数用いるダブルバケット法の部品ロット管理システムにおいて、作業者が部品の補充を依頼する入力手段は、ダブルバケットの第1のバケット(例えば、バケット70A)のICタグを読み取り、その読み取った情報を管理装置(例えば、データベースサーバ30)へ送信するICタグ読取装置(例えば、ICタグリーダライタ22)を有し、管理装置は、ICタグ読取装置から送信される情報に含まれる第1のバケットの時刻を、ロット情報と関連付けて記憶部に登録し、第1のバケットの時刻をダブルバケットの第2のバケット(例えば、バケット70B)の使用開始の時刻とすることを特徴とする。
本発明によれば、作業対象物品の組立ての際に作業者に負担をかけずに部品ロットを管理することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、部品ロット管理システムを示す構成図である。部品ロット管理システムは、現品票発行端末10と、作業者入力端末(入力手段)20と、データベースサーバ(管理装置)30と、管理者端末40とを備えている。現品票発行端末10と、作業者入力端末20と、データベースサーバ30と、管理者端末40とは、LAN(Local Area Network)などのネットワーク50で接続されている。
現品票発行端末10は、部品が必要になった際に、現品票60を発行する端末であり、データベースサーバ30の現品票記憶部31に、現品票情報を登録する。なお、現品票情報とは、製品・半製品を組立てていく(組付けていく)上で必要な部品ロット情報を含む部品情報をいう。ここでは、部品情報として、電子回路基板80(図8参照)に取り付ける部品情報であり、製品名、製品番号、ロット番号、製造メーカなどがある。
現品票発行端末10は、処理部11、キーボード13、表示装置14、ICタグリーダライタ15、及びプリンタ16を備え、処理部11には、現品票を発行する現品票発行部12を有し、現品票発行部12の指示により、シート61をプリンタ16にて出力する。また、ICタグリーダライタ15は、現品票発行部12の指示により、部品ロットを特定する情報をICタグ62に書き込む。
図2は、現品票の一例を示す説明図である。現品票60は、シート61と、RFID(Radio Frequency Identification)タグなどのICタグ62とから構成され、現品票60には、具体的には、資材注番、製品名、製品番号、ロット番号、製造メーカ、補充員数、補充場所が記載されている。シート61は、リライタブルシートであってもよい。
図1に戻り、現品票60は、部品を供給するバケット70の側面のポケットに入れられる。部品供給は、ダブルバケット法を採用しているので、バケット70A(70)及びバケット70B(70)が一組として管理されており、空(から)になったバケット70Aは、作業者が作業者入力端末20の棚アンテナ21上に載せる。
作業者入力端末20は、部品補充依頼棚23上に設置された棚アンテナ21と、棚アンテナ21上のバケット70の側面に配置された現品票60のICタグ62の情報を、棚アンテナ21を介して読み取り、その読み取った情報をデータベースサーバ30へ送信するICタグリーダライタ22とを備えている。
ICタグリーダライタ22は、バケット70が棚アンテナ21上に載せられた際、ICタグ62との通信を確認すると、ICタグ62の情報を読み取り、データベースサーバ30に、ICタグ62との通信開始情報と、現品票情報とを送信する。通信開始情報には、棚アンテナ21のID(Identification)、通信開始時刻がある。また、ICタグリーダライタ22は、棚アンテナ21上から、バケット70が取り除かれた際、ICタグ62との通信の断絶を確認すると、データベースサーバ30に、ICタグ62との通信終了情報と、現品票情報とを送信する。通信終了情報には、棚アンテナ21のID、通信終了時刻がある。なお、棚アンテナ21には、複数のバケット70を載せてもよい。
データベースサーバ30は、製造ラインでの作業実績情報を記憶し、作業実績情報を分析するサーバであり、また、作業者入力端末20から現品票情報を受理すると、倉庫などに配置された部品補充受理端末(図示せず)に、部品補充依頼を送信する。データベースサーバ30は、現品票記憶部31、部品ロット管理記憶部32、及び処理部33とを備えている。
データベースサーバ30は、現品票発行端末10からの登録情報を、現品票記憶部(記憶部)31に記憶する。また、データベースサーバ30は、ICタグリーダライタ22からの情報、すなわち、通信開始情報(または、通信終了情報)、現品票情報を受信すると、現品票記憶部31に記憶する。受信された情報には、年月日を含む時刻情報(タイムスタンプ)が付加されて記憶される。現品票記憶部31に記憶される時刻情報には、通信開始情報に含まれる通信開始時刻、通信終了情報に含まれる通信終了時刻、及び受信された情報に付加される時刻情報(タイムスタンプ)がある。なお、受信された情報に付加される時刻情報(タイムスタンプ)は、通信開始時刻及び通信終了時刻のバックアップとして利用してもよい。また、ICタグリーダライタ22から送付された情報に、時刻情報が含まれていない場合は、受信された情報に付加される時刻情報(タイムスタンプ)が、受信された情報の管理に利用される。データベースサーバ30の処理部33は、現品票記憶部31の情報から、例えば、同じ製造番号において部品ロット番号別の使用開始時刻、使用終了時刻を抽出し、抽出結果を部品ロット管理記憶部32に記憶する。
管理者端末40は、製造工程内の部品ロットについて、データベースサーバ30を、監視項目別に検索することにより、所定の項目について管理するために用いる端末である。所定の項目には、例えば、ロット番号別、製品名別、製品番号別、製造メーカ別、補充場所別がある。
管理者端末40は、処理部41、キーボード43、表示装置44、ICタグリーダライタ45、及びプリンタ46を備え、処理部41には、所定項目別に検索するデータベース検索部42を有する。データベース検索部42は、検索結果を、表示装置44に表示し、また、ICタグリーダライタ45を介してICタグへ書込み、あるいは、プリンタ46を介して出力する。
図3は、バケット管理棚の一例を示す外観斜視図である。バケット管理棚27は、部品ロット切替えのための管理棚であり、部品棚25と、部品補充依頼棚23から構成されている。部品棚25上には、各種の部品が入ったバケット70A及びバケット70Bが載せられている。また、部品補充依頼棚23には、棚アンテナ21が配置され、側面には、ICタグリーダライタ22が配置されている。
バケット管理棚27は、組立てライン、または、組立てショップの近傍に設置される。作業者は、組立てに必要となる部品を図面手前のバケット70Aから取り出す。作業者は、部品を取り出した際、空になったバケット70を棚アンテナ21上に載せる。これにより、ICタグリーダライタ22は、ICタグ62を読取り、読取った現品票と同じ部品を補充するように、データベースサーバ30が補充受理端末(または、段取り作業担当者の携帯端末)に依頼する。
部品補充の依頼を受けた段取り担当者は、補充用のバケット70を、部品倉庫からピッキングして、バケット管理棚27に配送する。段取り担当者は、空のバケット70を回収するとともに、持参したバケット70を部品棚25上に載せる。
次に、部品ロット管理の手順について、図4〜図7を参照して説明する。
図4は、部品ロット切替えデータの記憶手順を示すフローチャートである。適宜図1〜図3を参照する。図4に示すように、作業エリアの作業者は、必要な部品が入っているバケット70が空になると、部品補充依頼棚23の棚アンテナ21上に載せる。すると、ICタグリーダライタ22は、ICタグリーダライタ22内のアンテナ(図示せず)から制御信号を含む電波を所定時間毎に発信しており、現品票60があるか否かを判定する(ステップS101)。なお、ステップS101において、制御信号を含む電波は、ICタグリーダライタ22内のアンテナ(図示せず)から連続的に発信しておいてもよい。
ICタグ62内のアンテナが棚アンテナ21からの電波を受信し、アンテナの共振作用により起電力を発生する。発生した電力によりICタグ62内の回路を起動し、必要な処理を行なう。その処理結果をICタグ62側のアンテナから送信する。ICタグリーダライタ22は、棚アンテナ21により送信された電波を受信し現品票60を検知する(ステップS101,Yes)。ICタグリーダライタ22が、現品票60を検知できない場合は(ステップS101,No)、ステップS101へ戻る。
ICタグリーダライタ22は、検知したICタグ62の情報を読み取り、データベースサーバ30に、部品補充依頼情報(部品ロット切替え情報)であるICタグ62との通信開始情報と現品票情報とを送信する(ステップS102)。
データベースサーバ30は、ICタグリーダライタ22から受信した部品補充依頼情報である通信開始情報と現品票情報とを、通信開始記録として現品票記憶部31に記憶する。このときに受信された情報には、年月日を含む時刻情報(タイムスタンプ)を付加して記憶する(ステップS103)。
ICタグリーダライタ22は、ICタグ62との通信を所定時間毎に実施しており、通信が確認できている場合は(ステップS104,No)、部品補充待ちの状態である。段取り担当者がバケット70を部品補充する際に、部品補充依頼棚23からバケットを回収する。すると、ICタグリーダライタ22は、所定時間において通信が確認できない場合(ステップS104,Yes)、現品票60を非検知とし、データベースサーバ30に、部品補充完了情報であるICタグ62との通信終了情報と現品票情報を送信する(ステップS105)。
データベースサーバ30は、ICタグリーダライタ22から受信した部品補充完了情報である通信終了情報と現品票情報とに、年月日を含む時刻情報(タイムスタンプ)を付加して現品票記憶部31に記憶する(ステップS106)。これにより、一連の部品ロット切替えデータの記憶手順を終了する。
図5は、バケット供給実績と部品ロット使用実績の関係を示す説明図である。時刻t1時に、段取り担当者がロットBのバケット70を部品棚25に供給すると、ダブルバケットが成立している。なお、ここでは、時刻t1は、図示していない空のバケット70を回収した時刻を新しくロットBのバケット70を補充した時刻としている。作業者がロットAのバケット70の部品を使用し、ロットAのバケット70が空になると、作業者は空になったロットAのバケット70を棚アンテナ21上に載せる。時刻t2時にロットAのバケット70の現品票60が検知される。その後、段取り担当者は、ロットCのバケット70を部品棚25に供給し、ロットAの空のバケット70を回収し、時刻t3時にロットAのバケット70の現品票60が非検知となる。
作業者がロットBのバケット70の部品を使用し、ロットBのバケット70が空になると、作業者はロットBの空のバケット70を棚アンテナ21上に載せる。時刻t4時にロットBのバケット70の現品票60が検知される。その後、段取り担当者は、ロットD(図示せず)のバケット70を部品棚25に供給し、ロットBの空のバケット70を回収し、時刻t5時(図示せず)にロットBのバケット70の現品票60が非検知となる。
段取り担当者のバケット70の供給実績により、時刻t1〜時刻t2の期間、時刻t3〜時刻t4の期間に、ダブルバケットが成立している。部品ロットの使用実績は、ロットAの使用期間は時刻t2まで、ロットBの使用期間は、時刻t2から時刻t3まで、ロットCの使用期間は、時刻t4からと識別することができる。
図6は、現品票収集データの一例を示す説明図である。現品票記憶部31には、部品補充実績の収集パラメータとして、現品票番号、部品補充時刻、検知時刻(部品補充要求)、非検知時刻、ロット番号、及び補充場所の情報が記憶されている。ここでは、図5との対応関係の説明のために、時刻には、かっこ書き(例えば、(t2))で説明を付加している。図6によれば、例えば、現品票A0100のロットAは、2007年11月18日の時刻10:30に供給し、部品補充要求は、2007年11月21日時刻9:50にあったことがわかる。また、空のバケット70が回収されたのは、2007年11月22日の時刻10:00である。このときに、現品票A0102のロットCが供給されている。
図7は、部品ロット使用結果の一例を示す説明図である。図7には、部品ロット管理記憶部32に記憶される部品ロット使用実績リストが示されている。部品ロット使用実績リストは、管理者端末40から実行命令を受けた処理部33によりリストが作成される。処理部33は、現品票記憶部31の現品票収集データから、ロットの使用実績リストを作成し、部品ロット管理記憶部32に記憶する。部品ロット使用実績リストは、製品名、製品番号、ロット番号、使用開始時刻、使用終了時刻、製造メーカ、補充員数、補充場所などで構成される。ここでは、図5との対応関係の説明のために、時刻には、かっこ書き(例えば、(t2))で説明を付加している。具体的には、同じ製品番号で、複数のロット番号がある場合に、ロットA(ロット番号A)に関しては、使用開始は、2007年11月19日時刻11:00であり、使用終了は、2007年11月21日時刻9:50であることがわかる。また、同様に、ロットBに関しては、使用開始は、2007年11月21日時刻9:50であり、使用終了は、2007年11月22日時刻16:30であることがわかる。
図8は、作業ショップの作業台の一例を示す外観斜視図である。作業台90の上部(上面)は、電子回路基板80の組立て作業エリアである。また、作業者の前方には、バケット管理棚27が設置されている。表示装置92は、バケット管理棚27の上部に設置されており、作業内容の情報が表示される。作業者は、表示装置92に表示された情報に従い、電子回路基板80の組立て作業を行ない、例えば、部品81の取付けを行なう。
部品81の補充方法として、ダブルバケット法を採用している。バケット70は、バケット70Aとバケット70Bから構成され、同一の部品81を入れてある。作業者が電子回路基板80に部品81を取り付ける取付け作業中に、手前のバケット70Aが空になる場合がある。この際に、作業者は、バケット70Aを棚アンテナ21上に載せる。するとICタグリーダライタ22は、棚アンテナ21を介して現品票60のICタグ62を読み込むことにより、部品81の補充をデータベースサーバ30に告知することができる。
また、部品補充の依頼を受けた段取り担当者は、新しいバケット70を供給するとともに、棚アンテナ21上のバケット70を回収する。
本実施形態によれば、部品のロット情報が書き込まれたICタグが添付されたバケットを複数用いるダブルバケット法の部品ロット管理システムは、作業者が部品の補充を依頼する際、作業者入力端末20は、ダブルバケットのバケット70AのICタグを読み取り、その読み取った情報をデータベースサーバ30へ送信するICタグリーダライタ22を有し、データベースサーバ30は、ICタグリーダライタ22から送信される情報に含まれるバケット70Aの時刻を、ロット情報と関連付けて記憶部に登録し、バケット70Aの時刻をダブルバケットのバケット70Bの使用開始の時刻として記憶部に登録する。このため、部品ロットの切替え時刻を明確に管理することができる。
また、ICタグリーダライタ22は、ICタグ62との通信ができた場合にデータベースサーバ30に情報を送信し、ICタグ62との通信が断絶した場合にデータベースサーバ30に情報を送信する。データベースサーバ30は、通信ができた場合に送信される情報に含まれる時刻を通信開始時刻として記憶部に登録するとともに、通信が断絶した場合に送信される情報に含まれる時刻を、通信終了時刻として記憶部に登録する。さらに、データベースサーバ30は、通信終了時刻を、部品の補充時刻として記憶部に登録する。このため、部品の補充時刻を容易に管理することができる。
以上述べた実施形態においては、図3において、部品補充依頼棚23に棚アンテナ21を設置したとして説明した。しかし、棚アンテナ21の設置箇所は、必ずしも部品補充依頼棚23に限らない。例えば、図3において、部品補充依頼棚23上の棚アンテナ21の他に、部品棚25に棚アンテナ21が設置された場合には、図5に示したバケット供給実績の時間経過を監視することができる。具体的には、図5において、作業者がロットAのバケット70A(図3参照)の部品を使用し、ロットAのバケット70Aが空になると、作業者は空になったロットAのバケット70Aを部品補充依頼棚23の棚アンテナ21上に載せる。すると、部品棚25の棚アンテナ21は、ロットAのバケット70Aの現品票60が非検知となる。この非検知の時間を、データベースサーバ30は、ロット情報と関連付けて記憶部に登録し、バケット70Aの時刻をダブルバケットのバケット70Bの使用開始の時刻として記憶部に登録してもよい。このため、部品ロットの切替え時刻を明確に管理することができる。
また、部品補充依頼棚23に棚アンテナ21を設けずに、部品棚25にのみに棚アンテナ21が設置された場合には、作業者がロットAのバケット70A(図3参照)の部品を使用し、ロットAのバケット70Aが空になると、作業者は空になったロットAのバケット70Aを部品補充依頼棚23に載せる。すると、部品棚25の棚アンテナ21は、ロットAのバケット70Aの現品票60が非検知となる。この非検知の時間を、データベースサーバ30は、ロット情報と関連付けて記憶部に登録し、バケット70Aの時刻をダブルバケットのバケット70Bの使用開始の時刻として記憶部に登録してもよい。
さらに、部品棚25の棚アンテナ21は、部品ケースであるバケットを持ち上げたり、いじったりするとICタグ(RFIDタグ)の受信状態が悪くなる。例えば、バケット70B(図3参照)について、部品棚25上にあるか否かの位置判定(ロット判定)がON/OFFの安定しない状態になる。すなわち、このようなロット判定結果になったときは、現場作業に、異常行為や非標準作業行為が行なわれたと見なすことができる。
本発明による部品ロット切替え管理システムを示す構成図である。 現品票の一例を示す説明図である。 バケット管理棚の一例を示す外観斜視図である。 部品ロット切替えデータの記憶手順を示すフローチャートである。 バケット供給実績と部品ロット使用実績の関係を示す説明図である。 現品票収集データの一例を示す説明図である。 部品ロット使用結果の一例を示す説明図である。 作業ショップの作業台の一例を示す外観斜視図である。
符号の説明
10 現品票発行端末
12 現品票発行部
20 作業者入力端末(入力手段)
21 棚アンテナ
22 ICタグリーダライタ(ICタグ読取装置)
23 部品補充依頼棚
27 バケット管理棚
30 データベースサーバ(管理装置)
31 現品票記憶部
32 部品ロット管理記憶部
33 処理部
40 管理者端末
42 データベース検索部
50 ネットワーク
60 現品票
61 シート
62 ICタグ
70 バケット
70A バケット(第1のバケット)
70B バケット(第2のバケット)

Claims (6)

  1. 部品のロット情報が書き込まれたICタグが添付されたバケットを複数用いるダブルバケット法の部品ロット管理システムにおいて、
    作業者が部品の補充を依頼する入力手段は、前記ダブルバケットの第1のバケットのICタグの情報を読み取り、その読み取った情報を管理装置へ送信するICタグ読取装置を有し、
    前記管理装置は、前記ICタグ読取装置から送信される情報に含まれる前記第1のバケットの時刻を、前記ロット情報と関連付けて記憶部に登録し、前記第1のバケットの時刻を前記ダブルバケットの第2のバケットの使用開始の時刻とする
    ことを特徴とする部品ロット管理システム。
  2. 前記入力手段は、棚アンテナを有し、
    前記ICタグ読取装置は、前記棚アンテナを介して前記ICタグの情報を読み取る
    ことを特徴とする請求項1に記載の部品ロット管理システム。
  3. 前記ICタグ読取装置は、前記ICタグとの通信ができた場合に前記管理装置に情報を送信し、前記ICタグとの通信が断絶した場合に前記管理装置に情報を送信し、
    前記管理装置は、前記通信ができた場合に送信される情報に含まれる時刻を通信開始時刻として前記記憶部に登録するとともに、前記通信が断絶した場合に送信される情報に含まれる時刻を、通信終了時刻として前記記憶部に登録する
    ことを特徴とする請求項1に記載の部品ロット管理システム。
  4. 前記管理装置は、前記通信終了時刻を、前記部品の補充時刻として前記記憶部に登録する
    ことを特徴とする請求項3に記載の部品ロット管理システム。
  5. 部品のロット情報が書き込まれたICタグが添付されたバケットを複数用いるダブルバケット法の部品ロット管理方法において、
    作業者が部品の補充を依頼する際に、入力手段が有するICタグ読取装置が前記ダブルバケットの第1のバケットのICタグの情報を読み取り、その読み取った情報を管理装置へ送信するICタグ読取ステップと、
    前記管理装置は、前記ICタグ読取装置から送信される情報に含まれる前記第1のバケットの時刻を、前記ロット情報と関連付けて記憶部に登録するステップと、
    前記管理装置は、前記第1のバケットの時刻を前記ダブルバケットの第2のバケットの使用開始の時刻として前記記憶部に登録し管理するステップと、を含む
    ことを特徴とする部品ロット管理方法。
  6. 前記ICタグ読取装置は、前記ICタグとの通信ができた場合に前記管理装置に情報を送信し、前記ICタグとの通信が断絶した場合に前記管理装置に情報を送信し、
    前記管理装置は、前記通信ができた場合に送信される情報に含まれる時刻を通信開始時刻として登録するとともに、前記通信が断絶した場合に送信される情報に含まれる時刻を、通信終了時刻として登録し、前記通信終了時刻を、前記部品の補充時刻として登録する
    ことを特徴とする請求項5に記載の部品ロット管理方法。
JP2007322765A 2007-12-14 2007-12-14 部品ロット管理システム及び部品ロット管理方法 Expired - Fee Related JP4871853B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007322765A JP4871853B2 (ja) 2007-12-14 2007-12-14 部品ロット管理システム及び部品ロット管理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007322765A JP4871853B2 (ja) 2007-12-14 2007-12-14 部品ロット管理システム及び部品ロット管理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009146165A true JP2009146165A (ja) 2009-07-02
JP4871853B2 JP4871853B2 (ja) 2012-02-08

Family

ID=40916700

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007322765A Expired - Fee Related JP4871853B2 (ja) 2007-12-14 2007-12-14 部品ロット管理システム及び部品ロット管理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4871853B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013111324A1 (ja) * 2012-01-27 2013-08-01 株式会社日立製作所 作業実績収集システムおよび作業端末

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023058266A1 (ja) * 2021-10-05 2023-04-13 三菱電機株式会社 トレーサビリティ管理システム、トレーサビリティ管理方法及びプログラム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000198511A (ja) * 1998-12-28 2000-07-18 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 在庫物品補充指示システム
JP2004189484A (ja) * 2002-11-26 2004-07-08 Ricoh Co Ltd 供給管理方法、供給管理システム及び供給管理装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000198511A (ja) * 1998-12-28 2000-07-18 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 在庫物品補充指示システム
JP2004189484A (ja) * 2002-11-26 2004-07-08 Ricoh Co Ltd 供給管理方法、供給管理システム及び供給管理装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013111324A1 (ja) * 2012-01-27 2013-08-01 株式会社日立製作所 作業実績収集システムおよび作業端末
CN104067188A (zh) * 2012-01-27 2014-09-24 株式会社日立制作所 作业实际成绩收集系统以及作业终端
JPWO2013111324A1 (ja) * 2012-01-27 2015-05-11 株式会社日立製作所 作業実績収集システムおよび作業端末

Also Published As

Publication number Publication date
JP4871853B2 (ja) 2012-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100454195C (zh) 自动制造控制系统
JP4851855B2 (ja) 作業実績収集システム
JP4629637B2 (ja) 部品情報管理方法
JP4364705B2 (ja) 物品管理システム、物品管理装置及びサーバ
JP2001127487A (ja) プリント基板実装システムを対象とした部品管理装置および部品管理方法
JPH08244919A (ja) 物品払い出し処理装置
JP2010140463A (ja) 情報登録装置およびプログラム
JP2007153577A (ja) 仕分システム
JP4841956B2 (ja) 仕分システム
JP6930836B2 (ja) 物品物流管理システム及び物品物流管理方法
US7267269B2 (en) Product distribution management system, toner cartridge distribution management system, and product distribution management method
JP4334821B2 (ja) 物品製造システム
JP5422164B2 (ja) リール部品管理システム
JP4871853B2 (ja) 部品ロット管理システム及び部品ロット管理方法
JP5572070B2 (ja) クリーニング物管理装置
JP5139650B2 (ja) 作業実績収集システム及び作業実績収集方法
JP2004355281A (ja) 賃貸物品の管理方法及びその管理システム並びに賃貸物品管理用icタグ
JP5634579B2 (ja) リール部品管理システム
JP2003110296A (ja) 物品製造システム及び物品製造方法
JP5683976B2 (ja) 計器直送システム
JP2007055783A (ja) 製品物流管理システム
JP2008217304A (ja) 物品管理システムおよび物品管理方法、物品管理棚
JP3739050B2 (ja) リユース管理装置
JP2007119158A (ja) 商品補充システム
JP2003071660A (ja) 材料交換監視方法及びシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100114

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111025

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111121

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141125

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees