JP2009146164A - 無線タグ作成装置及び無線タグ編集装置 - Google Patents

無線タグ作成装置及び無線タグ編集装置 Download PDF

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Abstract

【課題】サイトの情報変更や情報更新が行われた場合でも、所望の情報提供サイトの最新情報を簡便な操作で確実に表示させる。
【解決手段】タグラベルプリンタ200は、情報を記憶するIC回路部150と情報の送受信を行うタグ側アンテナ151とを備えた無線タグ回路素子Toに対し、情報送受信可能な装置側アンテナ206を有し、所定のニュースサイトに関わるRSSデータの格納先URLと、ニュースサイトで提供されるサイト情報に関し所定の表示処理を行うためのニュースティッカーウィジェットプログラムとを書き込んだ無線タグ回路素子Toを備えたタグテープ203を用いて、タグラベルTの発行処理を行う。
【選択図】図5

Description

本発明は、ウィジェットを用いた情報表示を行うための無線タグを作成する無線タグ作成装置及び無線タグ編集装置に関する。
パソコンの普及とITネットワーク社会の浸透に応じ、近年、パソコンにおけるアプリケーションソフトやデスクトップ上で動作する小規模なソフトウェア(アクセサリーソフトや単機能プログラム等)が提唱されている(例えば、特許文献1参照)。このような小規模ソフトウェアは、ウィジェット、あるいはガジェット(以下単に、「ウィジェット」という)と称されている。一般に、ウィジェットは、特定のランタイム環境で実行されるものであり、時計やカレンダー、辞書、電卓、気象情報等の機能をもつものが既に知られている。
特開2007−251920号公報
例えば上記のようなウィジェットをパソコンのデスクトップ上で動作させる場合には、通常のアプリケーションソフトウェアと異なり、メニュー間の階層的な移動をすることなく、1つの画面で簡便に他のウィジェットを実行することができる。この結果、操作の負担や待ち時間を低減し、操作者の利便性を向上することができる効果がある。
一方、近年、小型の無線タグとリーダ(読み取り装置)/ライタ(書き込み装置)との間で非接触で情報の読み取り/書き込みを行うRFID(Radio Frequency Identification)システムが普及しつつある。このRFIDシステムを用い、例えば、無線タグに記憶された所定の情報提供サイトの格納先(URL情報)をリーダで読み取って当該サイトにアクセスし、対応する情報を取得して表示する技術が既に提唱されている。また、無線タグに記憶された種々のアプリケーションソフトウェアをリーダで読み取って端末側に取り込む技術も既に提唱されている。
上記のアプリケーションソフトウェアと同様、ウィジェットを記憶した無線タグを作成すれば、所望の相手に対しその無線タグを渡すことでウィジェットを簡単に配布することができるが、そのような技術は従来存在しなかった。また、情報提供サイトの格納先を書き込んだ無線タグを作成し、その格納先を読み出して情報提供サイトに直接アクセスする場合、サイトの情報変更や情報更新が行われた場合に最新の情報を取得できないおそれがあった。
本発明の目的は、サイトの情報変更や情報更新が行われた場合でも、所望の情報提供サイトの最新情報を簡便な操作で確実に表示させることができる無線タグ作成装置及び無線タグ編集装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、第1の発明は、情報を記憶するIC回路部と情報の送受信を行うタグアンテナとを備えた無線タグ回路素子に対し、情報送受信可能な通信手段と、所定の情報提供サイトに関わるRSSデータの格納先情報と、前記情報提供サイトで提供される情報に関し所定の表示態様にて表示させる表示処理を行うためのウィジェットプログラムとを、前記通信手段を介し書き込んだ前記無線タグ回路素子を備えたタグ媒体を用いて、無線タグの発行処理を行う発行処理手段とを有することを特徴とする。
本願第1発明においては、無線タグ回路素子に情報送受信可能な通信手段と、無線タグの発行処理を行う発行処理手段とが備えられている。発行処理手段は、通信手段を介し、所定の情報提供サイトの格納先情報を含むRSSデータの格納先情報と、所定の表示処理を行うためのウィジェットプログラムとを、無線タグ回路素子に書き込む。これにより、上記のようにして発行された無線タグに対し、操作者が無線タグ読み取り装置等を用いてRSSデータの格納先情報を読み取ることで、その格納先よりRSSデータを取得し、それに基づく情報提供サイトの情報を取得することができる。そしてこのとき、ウィジェットプログラムを取得できるので、その取得したウィジェットプログラムを用いて、上記情報提供サイトからの情報を適宜の表示手段に所定の表示態様で表示させることができる。
以上のようにして、操作者は、発行された無線タグに情報読み取りを行うだけで、自動的に、所望の情報提供サイトの情報を表示手段に表示させることができる。この結果、情報提供サイトからの情報入手時における利便性を向上することができる。また、情報提供サイトの格納先を直接無線タグに書き込んでおくのではなく、当該サイトのRSSデータの格納先を書き込んでおき、無線タグへの情報読み取りによって上記RSSデータを格納するRSSサイトへアクセスするようにする。これにより、情報提供サイトの格納先に直接アクセスする場合と異なり、サイトの情報変更や情報更新が行われた場合でも当該情報提供サイトに確実にアクセスし、最新の情報を取得して表示することができる。
第2発明は、上記第1発明において、前記発行処理手段は、前記タグ媒体を搬送するための搬送手段と、前記通信手段を介し、少なくとも前記RSSデータの格納先情報及び前記ウィジェットプログラムを前記無線タグ回路素子に書き込む情報書き込み手段と、前記タグ媒体又はこれに貼り合わされる被印字媒体に対し、所定の印字を行う印字手段とを備えることを特徴とする。
発行処理において、搬送手段で無線タグ回路素子を備えたタグ媒体が搬送され、このタグ媒体に備えられる無線タグ回路素子に対し、情報書き込み手段で少なくともRSSデータの格納先情報及びウィジェットプログラムが書き込まれて記憶される。またタグ媒体(又は被印字媒体)に印字手段で所定の印字が行われる。このようにして、所定の情報が書き込まれた無線タグ回路素子をタグ媒体に備え、かつタグ媒体(又は被印字媒体)に印字を備えた印字付き無線タグを発行することができる。
第3発明は、上記第2発明において、前記情報書き込み手段は、1つ以上の前記情報提供サイトに関わる1つ以上の前記RSSデータの格納先情報を、前記通信手段を介し前記無線タグ回路素子に書き込むことを特徴とする。
これにより、作成された1つの無線タグに対して情報読み取りを行うだけで、1つ又は複数のRSSデータを介し1つ又は複数の情報提供サイトの情報を表示させる(1つのRSSデータに複数の情報提供サイトが対応する場合、複数のRSSデータに1つの情報提供サイトが対応する場合を含む)ことが可能となる。この結果、各サイトごとに1つずつ無線タグの情報読み取りが必要となる場合に比べ、操作者の利便性が向上する。また、各RSSデータごと(言い換えれば各情報提供サイトごと)に表示態様を変えることも可能となる。
第4発明は、上記第3発明において、前記情報書き込み手段は、1つ以上の前記ウィジェットプログラムを、前記通信手段を介し前記無線タグ回路素子に書き込むことを特徴とする。
これにより、1つの無線タグに対して情報読み取りを行うだけで、1つ又は複数のウィジェットプログラムを用いて情報提供サイトの情報を表示させる(1つのウィジェットプログラムに複数のRSSデータや情報提供サイトが対応する場合、複数のウィジェットプログラムに1つのRSSデータや情報提供サイトが対応する場合を含む)ことができ、さらに操作者の利便性が向上する。また、複数のRSSデータのそれぞれごと(言い換えれば各情報提供サイトごと)に使用するウィジェットプログラムを変えることも可能となり、それぞれ1つずつ別々に無線タグの情報読み取りが必要となる場合に比べて、操作者の利便性を向上することができる。
第5発明は、上記第4発明において、前記情報書き込み手段は、1つ以上の前記RSSデータの格納先情報と1つ以上の前記ウィジェットプログラムとをそれぞれ対応付けた形で、前記通信手段を介し前記無線タグ回路素子に書き込むことを特徴とする。
これにより、1つ又は複数のRSSサイトもしくは情報提供サイトそれぞれに対して使用するウィジェットプログラムを変えることが可能となり、サイトから提供される情報に最も適した表示内容を確実に実現することができる。
第6発明は、上記第5発明において、前記情報書き込み手段は、前記ウィジェットプログラムにより行う前記表示処理に関する表示指示情報を、前記通信手段を介し前記無線タグ回路素子に書き込むことを特徴とする。
これにより、取得したウィジェットプログラムを用いて情報提供サイトからの情報を表示手段に表示させるとき、その表示態様が表示指示情報に基づいて自動的に制御される。この結果、表現の幅を広げることができ、例えば情報提供サイトの情報配信者の意図になるべく近いような態様による表示や、操作者のニーズや用途に応じた表示等も容易に実現可能となる。
第7発明は、上記第6発明において、前記情報書き込み手段は、前記表示指示情報に含まれる1種類以上の前記表示態様と、前記1つ以上のRSSデータの格納先情報と、前記1つ以上のウィジェットプログラムとをそれぞれ対応付けた形で、前記通信手段を介し前記無線タグ回路素子に書き込むことを特徴とする。
これにより、取得したウィジェットプログラムを用いて情報提供サイトからの情報を表示手段に表示させるとき、1つ又は複数の情報提供サイトそれぞれに対して使用するウィジェットプログラム及び表示態様を変えて、サイトから提供される情報に最も適した表示内容を確実に実現することができる。
第8発明は、上記第6又は第7発明において、前記情報書き込み手段は、前記表示指示情報として、少なくとも、表示手段における表示部位を指定する表示位置情報を前記通信手段を介し前記無線タグ回路素子に書き込むことを特徴とする。
これにより、取得したウィジェットプログラムを用いて情報提供サイトからの情報を表示手段に表示させるとき、例えば情報提供サイトの情報配信者の意図になるべく近いような表示部位での表示や、操作者のニーズや用途に応じた最適な部位での表示等を確実に行うことができる。
第9発明は、上記第6乃至第8発明のいずれかにおいて、前記情報書き込み手段は、前記RSSデータの格納先情報に基づき前記RSSデータにアクセスするタイミング、若しくは当該RSSデータに記載されている格納先情報に基づき各情報提供サイトにアクセスするタイミングに関するアクセス時期情報を、前記通信手段を介し前記無線タグ回路素子に書き込むことを特徴とする。
これにより、取得したウィジェットプログラムを用いて情報提供サイトからの情報を表示手段に表示させるにあたり、RSSデータ若しくは各情報提供サイトへのアクセスタイミングを適宜に設定することができる。またこれにより、情報提供サイトに対し適宜の間隔で周期的にアクセスし、サイトから常に最新の情報を取得して表示することが可能となり、操作者の利便性を向上することができる。
上記目的を達成するために、第10発明は、所定の情報提供サイトに関わるRSSデータの格納先情報と、前記情報提供サイトで提供される情報に関し所定の表示処理を行うためのウィジェットプログラムとが書き込まれた前記無線タグ回路素子を備えたタグ媒体、若しくは、前記タグ媒体に貼り合わされる被印字媒体に備えられる、所定の印字領域に対する印字手段の印字内容を編集可能な無線タグ編集装置であって、所定の情報提供サイトに関わるRSSデータの内容表示を行うための表示手段と、前記表示手段に内容が表示された前記RSSデータのタイトルを取得するタイトル取得手段と、前記タイトル取得手段で取得された前記RSSデータのタイトルに基づき、前記印字領域に対する前記印字手段の印字内容を決定する印字内容決定手段とを有することを特徴とする。
所定の情報提供サイトのRSSデータの格納先情報と、所定の表示処理を行うためのウィジェットプログラムとを、無線タグ回路素子に書き込んで無線タグが作成される。この無線タグに対し、操作者が無線タグ読み取り装置等を用いてRSSデータの格納先情報を読み取ることで、その格納先よりRSSデータを取得し、それに基づく情報提供サイトの情報を取得することができる。そしてこのとき、ウィジェットプログラムを取得できるので、その取得したウィジェットプログラムを用いて、上記情報提供サイトからの情報を適宜の表示手段に表示させることができる。
本願第10発明においては、上記のような無線タグ作成時において、タグ媒体又は被印字媒体の印字領域に対する印字内容を編集する。操作者が、情報提供サイトに関わるRSSデータの内容を表示手段に表示させると、表示したRSSデータのタイトルがタイトル取得手段で取得され、その取得されたRSSデータのタイトルに基づき、印字内容決定手段が上記印字領域への印字内容を決定する。これにより、無線タグ作成時の印字内容を操作者がいちいち手動入力しなくても、RSSデータへのアクセスに対応して自動的に印字領域への印字内容が設定される。この結果、上記無線タグ回路素子への記憶内容、及びそれに基づく上記の機能を印字によって視覚的に明確化した無線タグを容易に作成することができる。したがって、情報提供サイトからの情報入手のための無線タグ作成時における、操作者の利便性を向上することができる。
第11発明は、上記第10発明において、前記印字内容決定手段は、前記表示手段に前記RSSデータの内容が表示された状態における、操作手段の所定の操作に応じて、前記印字内容を決定することを特徴とする。
これにより、RSSデータを表示させた状態において、所定操作の有無によって操作者の意志を確認した後、印字領域への印字内容を決定することができる。
第12発明は、上記第11発明において、前記印字内容決定手段は、前記所定の操作として、前記表示手段における前記RSSデータの格納先情報の表示領域に対するドラッグ操作に応じて、前記印字内容を決定することを特徴とする。
これにより、RSSデータを表示させた状態において、ドラッグ操作の有無によって操作者の意志を確認した後、印字領域への印字内容を決定することができる。
本発明によれば、サイトの情報変更や情報更新が行われた場合でも、所望の情報提供サイトの最新情報を簡便な操作で確実に表示させることができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態の無線タグ作成装置を含む無線タグ作成システム全体を表すシステム構成図である。
図1に示す無線タグ作成システム1は、タグラベル(無線タグ)Tを作成する無線タグ作成装置としてのタグラベルプリンタ200と、表示部101及び操作部102等を有する無線タグ編集装置としてのPC端末100(以下適宜、単に「PC100」又は「書き込み側PC100」という)とを備えている。
タグラベルプリンタ200は、PC100に対し、例えばUSBケーブル等の接続手段2を介して接続されている。PC100は、例えばインターネット等の有線あるいは無線による通信ネットワーク5を介しRSSサーバ7に接続されている。これらRSSサーバ7及びPC100は、通信ネットワーク5を介して複数の情報提供サーバ6にアクセス可能に接続されている。
RSSサーバ7は、RSSデータ(詳細は後述)を読み出し可能に格納保持している。情報提供サーバ6は、いわゆるWEBサーバなどであり、上記RSSデータに含まれる格納先情報(URLなど。詳細は後述)に対応する情報提供サイトを管理する。
図2は、上記無線タグ作成システム1を構成するPC100及びタグラベルプリンタ200の詳細機能を表す機能ブロック図である。
この図2において、PC100は、各種の入力画面や出力画面等の所定の表示を行うためのディスプレイ装置である上記表示部(表示手段)101と、操作者が操作入力を行うための適宜のボタン、キー、マウス等を備えた上記操作部(操作手段)102と、上記タグラベルTに記録する各種情報や上記RSSサーバ7に関する情報などを記憶する記憶装置103と、上記タグラベルプリンタ200との間で接続手段2を介して行われる通信の制御を行う通信制御部104と、上記通信ネットワーク5を介して行われる通信の制御を行うネットワーク制御部106と、これら表示部101、操作部102、記憶装置103、通信制御部104、及びネットワーク制御部106を含むPC100全体の動作を制御する制御回路105とを有する。
タグラベルプリンタ200は、タグテープロールホルダ部210と、印字ヘッド205(印字手段)と、装置側アンテナ(通信手段)206と、高周波回路201と、制御回路202と、上記PC100との間で接続手段2を介して行われる通信の制御を行う通信制御部208と、カッタ207と、搬送装置(搬送手段)209とを有する。
タグテープロールホルダ部210は、タグテープロール204を備えた図示しないカートリッジ(又はタグテープロール204の直づけでもよい)を着脱可能に構成されている。タグテープロール204は、所定間隔で無線タグ回路素子Toが備えられたタグテープ203(タグ媒体)を巻回している。無線タグ回路素子Toは、情報を記憶するIC回路部150と、このIC回路部150に接続されるタグ側アンテナ(タグアンテナ)151とを備えている。
印字ヘッド205は、タグテープロール204から繰り出されたタグテープ203のうち、上記無線タグ回路素子Toに対応した所定の印字領域(後述の図9参照)に所定の印字を行う。装置側アンテナ206は、無線タグ回路素子Toとの間で無線通信により情報の送受信を行う。カッタ207は、タグテープ203への印字及び無線タグ回路素子Toへの上記情報書き込みが終了したタグテープ203を所定の長さに切断してタグラベルTとする。搬送装置209は、印字ヘッド205に対向して設けられ、制御回路202により制御されてタグテープロール204を搬送する。
高周波回路201及び制御回路202は、無線タグ回路素子ToのIC回路部150へのアクセス情報を生成し、装置側アンテナ206を介して無線タグ回路素子Toへ送信し、無線タグ回路素子ToのIC回路部150へ情報書き込みを行う。また制御回路202は上記通信制御部208及び接続手段2を介してPC100と接続されており、PC100と情報の送受が可能となっている。
このような構成において、上記タグラベルプリンタ200でタグラベルTを作成する際には、操作者は、PC100の上記操作部102を介し、タグラベルTの上記無線タグ回路素子Toに記録する各種情報と、タグラベルTの表面に印字する印字情報等の設定入力と、タグラベルTの作成指示の入力とを行う。すると、この作成指示に対応した作成指示信号が、接続手段2を介してタグラベルプリンタ200に送信される。作成指示信号を受信したタグラベルプリンタ200は、制御回路202の制御により、上記設定入力情報に対応した印字を印字ヘッド205により行う。また、タグラベルプリンタ200は、高周波回路201によりアクセス情報を生成し、装置側アンテナ206を介し無線タグ回路素子Toへ送信する。これにより、無線タグ回路素子ToのIC回路部150へ各種情報の書き込みが行われ、タグラベルTが作成される。
図3は、上記タグラベルTに備えられた上記無線タグ回路素子Toの機能的構成の一例を表すブロック図である。
図3において、無線タグ回路素子Toは、上述したようにタグラベルプリンタ200の装置側アンテナ206と非接触で信号の送受信を行う上記タグ側アンテナ151と、このタグ側アンテナ151に接続された上記IC回路部150とを有している。
IC回路部150は、タグ側アンテナ151により受信された質問波を整流する整流部152と、この整流部152により整流された質問波のエネルギを蓄積し駆動電源とするための電源部153と、上記タグ側アンテナ151により受信された質問波からクロック信号を抽出して制御部157に供給するクロック抽出部154と、所定の情報信号を記憶し得るメモリ部155と、上記タグ側アンテナ151に接続された変復調部156と、上記メモリ部155、クロック抽出部154、及び変復調部156等を介し上記無線タグ回路素子Toの作動を制御するための上記制御部157とを備えている。
変復調部156は、タグ側アンテナ151により受信された上記無線タグ情報通信装置1の装置側アンテナ206からの通信信号の復調を行い、また、上記制御部157からの返信信号を変調し、タグ側アンテナ151より応答波(識別情報であるタグIDを含む信号)として送信する。
クロック抽出部154は受信した信号からクロック成分を抽出して制御部157にクロックを抽出するものであり、受信した信号のクロック成分の周波数に対応したクロックを制御部157に供給する。
制御部157は、上記変復調部156により復調された受信信号を解釈し、上記メモリ部155において記憶された情報信号に基づいて返信信号を生成し、この返信信号を上記変復調部156により上記タグ側アンテナ151から返信する制御等の基本的な制御を実行する。
ここで、本実施形態の最も大きな特徴は、タグラベルプリンタ200が、タグラベルTを作成する際に、所定の情報を提供するサイトのRSSデータが格納されたRSSサイトのURLと、上記サイトが提供する情報(サイト情報)の取得及び表示を読み取り側のPC端末(後述)に行わせるためのウィジェットとを、無線タグ回路素子Toに書き込むことにある。
RSSとは、所定の情報提供サイトの更新情報(更新日時や各種書誌事項などを含む)などを配信、取得、表示するための仕組みである。本実施形態では、前述のRSSサーバ7内で管理するRSSサイトが、情報提供サイトとしての所定のニュースサイト(情報提供サーバ6内で管理)のURLをまとめてRSSデータとして作成・記憶している。
ウィジェットとは、特定のアプリケーション(又は基本OS内部で用意されるウィジェットエンジンに含まれている命令セット等)を利用することで実行可能な、簡易な態様のプログラムである(ガジェットと称されることもある)。典型的には、パソコンにおけるアプリケーションソフトやデスクトップ上で動作する小規模なソフトウェア(アクセサリーソフトや単機能プログラム等)である。
図4は、タグラベルTが有する無線タグ回路素子ToのIC回路部150の上記メモリ部155におけるデータ構成を示すメモリマップの一例を表す図である。
この図4に示す例では、無線タグ回路素子ToのIC回路部150の上記メモリ部155における記憶空間には、デバイス予約領域と、RSS領域と、パラメータ領域と、アプリケーション領域とが区分けされて設けられている。
デバイス予約領域は、無線タグ回路素子Toの個体を識別するために一意的に定義されたタグID(UID)などが記録された、ユーザーが自由に書き込むことができない記憶領域である。
RSS領域は、後述するRSSサイト(RSSデータを配信するサイト)の格納先情報(URL)を記憶する領域である。
アプリケーション領域は、上記ウィジェットプログラムの実行ファイル(又はその圧縮ファイル)を記憶する領域である。ウィジェットプログラムは、マークアップ言語(例えば「XML」等)やスクリプト言語を用いて上記命令セットを呼び出すだけの簡易な記述ですむことから、プログラムファイルそのものの容量は非常に小さくできる。このため、このアプリケーション領域に対し、そのまま容易に記録(もしくは圧縮したファイルを記録)可能である。なお、この例では、後述するように、ニュースサイトにアクセスして表示するティッカー型RSSリーダのウィジェットが書き込まれる。
パラメータ領域は、上記ウィジェットプログラムに基づきPC100の表示部101において表示を実行する際における、各種の表示パラメータ(表示指示情報)を記憶する領域である。表示パラメータとしては、表示ウィンドウの表示部位・位置(表示位置情報)、表示ウィンドウの大きさ、文字の色、背景の色、表示頻度等が考えられる。
本実施形態においては、上記の情報を無線タグ回路素子Toに記憶させたタグラベルTを作成し、タグラベルTに対しタグリーダ400(後述)が情報の読み取りを行う。これにより、メモリ部155のRSS領域よりRSSサイトのURL(格納先情報)を読み取ることができ、またメモリ部155のアプリケーション領域に記憶されている上記ウィジェットプログラムを取得することができる。そして、そのタグリーダに接続された読み取り側のPC端末300(後述)が、当該RSSサイトにアクセスしてRSSデータを取得することで、その取得したRSSデータに含まれている所定の情報提供サイトのURLに対し、読み取り側PC端末でアクセスを行うことができる。これにより、読み取り側PC端末は当該情報提供サイトで提供される上記サイト情報を取得し、その取得した情報を、アプリケーション領域から取得した上記ウィジェットプログラムを用いて表示を行うことができる。以下、それらの内容の詳細を図5〜図21を用いて順次説明する。
図5は、本実施形態における主な情報の流れを概念的に説明する図である。
図5において、書き込み側PC100の制御回路105には、基本OS(オペレーティングシステム)と、タグラベルプリンタ200を制御するためのタグメーカドライバ(プログラム群)と、タグラベル作成用プログラムとが備えられている。書き込み側PC100は、上記タグ作成用プログラムに基づき、表示部101への表示を行うと共に、上記操作部102を介した操作者からの設定や指示の入力を受け付ける。そして、上記タグメーカドライバを利用して、タグラベルプリンタ200において無線タグ回路素子Toへの情報の書き込みとタグテープ203への印字とを行い、タグラベルTを作成する。このタグラベルTへの書き込みの際には、前述したように、無線タグ回路素子Toのメモリ部155に備えられた、RSS領域に対しRSSサイトのURLを書き込み、アプリケーション領域に対し上記ティッカー型RSSリーダのウィジェット(以下、ニュースティッカーウィジェットという)を書き込み、パラメータ領域に対し上記表示パラメータを書き込む。
一方、図5において、前述した、タグリーダ400と、読み取り側のPC端末300(例えばPC100と同じ構成である。以下適宜、「読み取り側PC300」という)とが設けられている。
タグリーダ400は、タグラベルT(この例では適宜の物品Bに貼付されている)からアンテナ401を介した無線通信により情報の読み取りを行う。タグリーダ400には、上記読み取り側PC300が接続されている。
読み取り側PC300は、上記同様、通信ネットワーク5を介してRSSサーバ7及び各情報提供サーバ6にアクセス可能に接続されている。そして、読み取り側PC300(詳細には例えば制御回路105と同様の制御回路)には、基本OS(オペレーティングシステム)と、タグリーダ400を制御するためのタグリーダドライバ(プログラム群)とが備えられている。なお、この例では、後述するウィジェットプログラムを動作させるための命令セット(プログラム群)を含むウィジェットエンジンも備えられている(ウィジェットと同様に、タグラベルTから読み取るようにしてもよい)。
また、読み取り側PC300は、上記タグリーダドライバを用い、タグリーダ400を介し、タグラベルTの無線タグ回路素子Toに記憶されている上記RSSサイトのURLを読み取るとともに、上記ウィジェットプログラム(ニュースティッカーウィジェットWr)を読み取り、読み取り側PC300内にインストールする。このとき併せて、タグリーダ400を介し、タグラベルTのメモリ部155のパラメータ領域から読み取った表示パラメータも取得する。なお、後述するようなセキュリティ確保用の認証タグがタグラベルTとともに発行されている場合には、上記無線タグ回路素子Toからの読み取りの際、タグラベルTと対応する上記認証タグとを併せて読み取りを行わないと、読み取りが行われない(あるいは読み取った情報が実効化しない)ようにしてもよい。これにより、例えば悪意のある者がウィルス入りのタグの読み取りを行わせることによるウィルス感染を防止することができる。
そして、読み取り側PC300は、ニュースティッカーウィジェットWrを用いて、上記取得したRSSサイトのURLに基づきRSSサイトにアクセスし、RSSデータを取得する。そして、このRSSデータに含まれている所定のニュースサイトのURL(1つでもよいし、複数でもよい)を取得し、これらURLにそれぞれアクセスする。そして、各ニュースサイトの最新の見出し(例えば、最新のニューストピックスの要約や、文書内容の最初の所定数の文字列でもよい)と更新日時(更新日時情報)を取得し、ウィジェットエンジンの命令セットを利用して表示部301にテキスト表示する(詳細は後述)。この表示部301への表示を行う際には、上記取得された表示パラメータに基づいた表示態様で表示する。なお、この例では、ニュースティッカーウィジェットは、同じウィジェットエンジンを利用して実行する他の複数のウィジェットと同時に表示・実行できるようになっている。
図6は、上記タグラベルTの作成の際において、前述のタグラベル作成用プログラムWmに基づき、書き込み側PC100の表示部101に表示される一表示例を表す図である。
図6に示す表示例において、テンプレートファイル画面54と、RSSサイトのURLの記入欄55と、テキストオブジェクトの記入欄56と、モデルテキストの記入欄57とが備えられている。
操作者がタグラベルTを作成するときは、タグテープ203の表面に印字する印字画像のひな形としてのテンプレートファイルを用いる。操作者は、参照ボタン51から(又は操作部102の直接入力によって)ファイルパスを指定することによって、多様なバリエーションで複数用意されているテンプレートファイルから1つを選択し、テンプレートファイル画面54として表示させる。この際、選択したテンプレートファイルに含まれているモデルテキスト(図示する例の「Company」、「Title」、「00/00/00」)が、モデルテキスト記入欄57に表示される。この状態で、操作者が、各モデルテキストにそれぞれ対応するテキストオブジェクトをテキストオブジェクト記入欄56に記入する。これにより、テンプレートファイルに設定されている各モデルテキストを、同じ配置や文字の大きさのまま、対応するテキストオブジェクトの内容に置換した印刷画像データが作成される。この印刷画像は、印刷画面プレビューボタン52を用いることで表示させることができる。このようにして、タグテープ203の上記印字領域への印字内容を決定することができる。
またRSSサイトURL記入欄55は、前述した無線タグ回路素子Toのメモリ部155の上記RSS領域に書き込む格納先情報(URL)を指定する欄である。操作者は、操作部102(キーボードなど)によってこの記入欄55にURLを直接記入することができる。また、いわゆるGUI(Graphical User Interface)環境においてマウスなどのポインティングデバイスを用いて行われるドラッグ・アンド・ドロップ(Drag and Drop)の操作によってもURLを記入可能となっている(詳細は後述)。
図7は、上記した、RSSサイトURL記入欄55に対しURLデータをドロップ入力する操作の一例を表示部101上の画像で表した図である。なお、図示する例では、一般的なGUI環境での表示とファイル操作が可能となっているものとする。
図7において、表示部101には、上記タグ作成用プログラムWmの他に、RSSサイトにアクセスしてRSSデータ(XMLファイルのソース)を表示しているWEBブラウザWbのアプリケーションが併せて表示されている。操作者は、当該WEBブラウザWbにおけるURL表示欄59からURLデータ(URLの文字列、又は対応するアイコン)をカーソルCでドラッグし、これをタグ作成用プログラムWmにおけるURL記入欄55にドロップすることでURLデータを簡易に入力することができる。
なお、前述したように、URL記入欄55に直接キーボード入力でURLの文字列を入力してもよいし、また、特に図示しないが、カーソル指定などでWEBブラウザWbのURL表示欄59内のURL文字列を全指定コピーし、タグ作成用プログラムWmのURL記入欄55にペースト(貼り付け)することでURLの入力を行えるようにしてもよい。
そしてこのようにURL記入欄55に入力がなされ、それが適正なURLデータであって、そのURL先から取得した情報がRSS又はRDFを含むXMLファイルである場合には、URL記入欄55に当該URLの文字列が表示される。なお、図示する例では、入力されたURLの文字列が文字数制限の90字以内であるため(後述)、URL記入欄55の背景が白色のままである。また、モデルテキストのタイトル(「Title」)に対応するテキストオブジェクトが未記入であったために、RSSデータのXMLファイルに記述されているタイトル「△△△ニュース・トピック−スポーツ」がそのままタイトル対応のテキストオブジェクトとして代入・表示されている。
以上のようにして、図8に示すように、必要情報が記入、表示された状態のテンプレートファイル画面54が実現される。そして、RFIDラベル作成ボタン53を操作することで、タグラベルプリンタ200において、上記印刷画像データによるタグテープ203への印字と、無線タグ回路素子Toへの上記RSSサイトのURLの書き込み(及び別途設定された表示パラメータ、ニュースティッカーウィジェットのプログラムファイル)とが行われ、タグラベルTが作成される。なお、このようなタグラベルTを発行するときに、上述したようなセキュリティ確保用の認証タグ(特に図示せず)を別途発行するようにしてもよい。
図9は、上記のような操作によりタグラベルプリンタ200で作成されたタグラベルTの外観の一例を表す上面図である。
図9において、タグラベルTの表面には、各モデルテキストの表示態様(文字の大きさや配置;図8参照)をそのままにそれぞれ対応するテキストオブジェクトの文字列(図8参照)が印字されている。そしてタグラベルTの内部には、ダイポールアンテナであるタグ側アンテナ151とIC回路部150とを備えた無線タグ回路素子To(図中破線で表示)が設けられている。
一方、前述したように、読み取り側PC300は、上記ニュースティッカーウィジェットを実行することにより、上記のようにして作成されたタグラベルTを操作者がタグリーダ400に近づけるだけで、当該タグラベルTが備えている無線タグ回路素子Toのメモリ部155のRSS領域に記録されているURLのRSSサイトにアクセスして所定のニュースサイトのURLを取得し、さらにそのURLによって当該ニュースサイトにアクセスしてそのサイトの提供するサイト情報(ニュース見出し等)を取得し、メモリ部155のパラメータ領域に記録されている表示パラメータに従った表示態様で表示部301に表示させることができる。このようなニュースティッカーウィジェットの具体的な操作の手順と、それによる表示部301での表示例を図示しながら説明する。
まず、前述したように、ニュースティッカーウィジェットのプログラム自体を、タグラベルTの無線タグ回路素子Toのメモリ部155におけるアプリケーション領域から読み取って読み取り側PC300にインストールする。この際には、例えば、図10に示すように、タグリーダ制御用のアプリケーション(タグリーダドライバを使用)を利用してメモリ部155のアプリケーション領域からウィジェットプログラムのファイルを読み取り、読み取り側PC300にインストールする。
そして、このインストールしたニュースティッカーウィジェットのプログラムを起動する。なお、このウィジェットプログラムを起動する場合、例えばウィジェットエンジンを有効に作動可能な状態にする必要がある。なお、ウィジェットエンジンがあらかじめ基本OSに組み込まれている場合はウィジェットエンジンの起動操作は特に必要ない。
そして、ニュースティッカーウィジェットを起動している状態で、タグラベルTをタグリーダ400のリーダアンテナ401付近に位置させる。これにより、自動的にタグラベルTの無線タグ回路素子Toのメモリ部155の各領域に記憶されている情報が読み取られる。そのうちメモリ部155のRSS領域から読み取ったURLに基づいてRSSサイトにアクセスし、そこから取得したRSSデータに含まれているURLから各ニュースサイトにアクセスし、そしてそれらニュースサイトからサイト情報が取得される。
こうして取得されたサイト情報は、図11に示すようにウィンドウW内に表示される。このとき、メモリ部155のパラメータ領域から読み取った表示パラメータに従った表示がなされる。図示の例では、上記表示パラメータに従い、表示部301の画面下方側(=表示部位)で左右全幅に渡って文字列1行分の高さのウィンドウWが表示されている。そして、その中の左側端部にRSSサイトの名前である「経済ニュース」が表示され、それより右側のほとんどの部分でニュースサイトの概要トピックや最初の文字列等の見出しが横スクロール移動しながら表示される。なお、各見出しに更新情報としての最新更新日時を併記したり、特にその最新更新日時が比較的最近である場合にはその旨を示す「New」などの文字を併記するようにしてもよい。
そしてウィンドウW内に表示する見出しの表示部分は、それぞれ対応するURLとリンクしており(いわゆるGUI環境でのハイパーショートカット)、それら見出しの指定と実行操作を行うことにより直接対応するサイトへアクセスして自動的にブラウザなどでWEBページBとして完全に表示することができる(図12参照)。このようにして、操作者は所定のニュースサイトを初めから全てブラウザで表示せずとも、それらの更新状況や最新サイト情報の概要を容易に一覧することができ、そのうちの必要と思われるものだけをすぐにブラウザで完全に表示させて効率のよい情報の検出・閲覧を行うことができる。
図13は、上記図9に示した構成のタグラベルTの作成の際に、PC100の制御回路105によって実行される制御手順を表すフローチャートである。
図13において、まずステップS100で、タグラベルプリンタ200との接続やその他の作動状況を確認するプリンタチェック処理(後述の図14参照)を行う。その後、ステップS5に移り、当該チェック処理の結果が良好であったか否か、すなわちタグラベルプリンタ200が適切に作動可能な状態であるか否かの判定を行う。
プリンタチェック処理の結果が不良であった場合、ステップS5の判定が満たされず、すなわちタグラベルプリンタ200に何らかの障害が発生して適切に作動できないものとみなされ、ステップS10でその旨を表示部101に表示し、このフローを終了する。一方、プリンタチェック処理の結果が良好であった場合、ステップS5の判定が満たされ、ステップS15へ移る。
ステップS15では、上記タグ作成用プログラムであらかじめ初期的に設定されている既定テンプレートファイルを記憶装置103から検索して取得する。
次にステップS20へ移り、上記ステップS15での既定テンプレートファイルの取得が成功したか否かを判定する。記憶装置103から既定テンプレートファイルが検出され取得できた場合、判定が満たされ、ステップS25へ移る。
ステップS25では、操作者が、操作部102の入力を介し、上記ステップS15で取得した既定テンプレートファイルの使用を中止し他のテンプレートファイルに変更する旨の指示をしたか否かを判定する。テンプレートファイル変更の指示がなされていない場合は、判定が満たされず、ステップS35へ移る。
一方、上記ステップS20の判定において、記憶装置103から既定テンプレートファイルが取得できなかった場合、判定がみたされずステップS30へ移る。また、上記ステップS25の判定において、テンプレートファイル変更の指示がなされている場合、判定が満たされ、ステップS30へ移る。
ステップS30では、操作者から任意のテンプレートファイルの指定入力(上述の参照ボタン51の利用など;図6参照)を受け付ける。そして、ステップS200においてテンプレートファイル設定処理(後述の図15参照)で新しいテンプレートファイルに対する各種の設定と表示を行った後、ステップS35へ移る。
ステップS35では、操作者が、操作部102を介し、テキストオブジェクトを変更する旨の指示を入力したか否かを判定する。テキストオブジェクト変更の指示がなされていない場合は、判定が満たされず、ステップS400へ移る。一方、テキストオブジェクト変更の指示がなされていた場合、ステップS35の判定が満たされ、ステップS300のテキストオブジェクト置換処理(後述の図16参照)で新たなモデルテキストによるテンプレートファイルの検出とテキストオブジェクトの入力を行った後、ステップS400へ移る。
ステップS400では、無線タグ回路素子Toのメモリ部に書き込む情報についての各種設定を行う書き込み情報設定処理(後述の図17参照)を行い、ステップS40へ移る。
ステップS40では、操作者が、操作部102を介して(図6中の印刷画面プレビューボタン52の押下など)、印刷画面をプレビュー表示させる指示を入力したか否かを判定する。印刷画面プレビュー表示の指示がなされていない場合は、判定が満たされず、ステップS45へ移る。一方、印刷画面プレビュー表示の指示がなされていた場合、ステップS40の判定が満たされ、ステップS500へ移る。
ステップS500では、印刷画面プレビュー処理を行う。すなわち、上記ステップS200のテンプレートファイル設定処理で設定したテンプレートファイル(もしくは既定テンプレートファイル)に、上記ステップS300のテキストオブジェクト置換処理で設定したテキストオブジェクトを適用し、その適用後の印刷画像をプレビュー表示する(後述の図18参照)。その後、ステップS45へ移る。
ステップS45では、操作者が、操作部102を介し(図6中のRFIDラベル作成ボタン53の押下など)、タグラベルTを作成する指示を入力したか否かを判定する。タグラベルTの作成指示がなされていない場合は、判定が満たされず、ステップS25へ戻り同様の手順を繰り返す。一方、タグラベルT作成の指示がなされていた場合、ステップS45の判定が満たされ、ステップS600へ移る。
ステップS600では、タグラベル作成処理を行う。すなわち、上記ステップS200のテンプレートファイル設定処理と上記ステップS300のテキストオブジェクト置換処理との設定により生成された印刷画像をタグテープ203に印字する。併せて、上記ステップS400の書き込み情報設定処理の設定により生成した書き込み情報を、無線タグ回路素子Toのメモリ部に無線通信を介して書き込んでタグラベルTを作成する(後述の図19参照)。そして、このフローを終了する。
図14は、図13中のステップS100において実行されるプリンタチェック処理の詳細手順を表すフローチャートである。
図14において、まずステップS105で、タグラベルプリンタ200が接続手段を介して(書き込み側の)PC100に正常に接続されているか否かを判定する。正常な接続が確認できた場合には、判定が満たされ、次のステップS110へ移る。
ステップS110では、タグラベルプリンタ200が正常に動作可能な状態であるか否かを判定する。正常動作可能であることが確認できた場合には、判定が満たされ、次のステップS115へ移る。
ステップS115では、例えばタグラベルロールホルダ部210に設けたカートリッジセンサの検出信号に基づき、装着されている上記カートリッジが、(タグラベルプリンタ200の適用対象としてあらかじめ定められた)適正なテープサイズ(テープ幅)のタグテープロール204を備えたカートリッジであるか否かを判定する。カートリッジに備えられたテープサイズが適正であった場合には、ステップS115の判定が満たされ、次のステップS120へ移る。
ステップS120では、上記同様、例えばカートリッジセンサの検出信号に基づき、装着されているカートリッジが、(タグラベルプリンタ200の適用対象としてあらかじめ定められた)適正な種類(テープ材質や、無線タグ回路素子Toの種類、無線タグ回路素子Toの配置ピッチなど)のタグテープロール204を備えたカートリッジであるか否かを判定する。カートリッジに備えられたテープ種類が適正であった場合には、ステップS120の判定が満たされ、プリンタチェック処理の結果が良好であったとしてこのフローを終了する。
また一方で、上記ステップS105の判定においてタグラベルプリンタ200の接続に異常を検出した場合、上記ステップS110の判定においてタグラベルプリンタ200の作動に異常を検出した場合、上記ステップS115の判定においてタグテープロール204のテープサイズが不適切であると確認した場合、上記ステップS120の判定においてタグテープロール204のテープの種類が不適切であると確認した場合は、それぞれにおいて判定が満たされず、ステップS125に移る。ステップS125では、表示部101にその旨のエラー表示を表示するエラー処理を行い、プリンタチェック処理の結果が不良であったとしてこのフローを終了する。
図15は、図13中のステップS200において実行されるテンプレートファイル設定処理の詳細手順を表すフローチャートである。
図15において、まずステップS205で、上記ステップS30の手順により指定されたテンプレートファイルを、記憶装置103(もしくは記録媒体やPC100に接続する外部記憶装置やデータベースなどでもよい)から検出し、取得する。
次にステップS210へ移り、上記ステップS205の手順で指定テンプレートファイルが取得できたか否かを判定する。指定テンプレートファイルが取得できなかった場合、判定が満たされず、ステップS215で表示部101にその旨のエラー表示を行い、このフローを終了する。一方、指定テンプレートファイルが取得できた場合、ステップS210の判定が満たされ、ステップS220へ移る。
ステップS220では、上記ステップS205で取得した指定テンプレートファイル(印字する文字情報とその表示態様情報からなるデータ)をビット・マップデータ(表示部101に直接出力して表示可能なビットデータ;図中では「Bmp」と略記)に変換する。なお、この時点ではモデルテキストはテキストオブジェクトに置換されていないため、モデルテキストそのまま(前述の例では「Company」、「Title」など)となっている。
次にステップS225へ移り、上記ステップS220で変換したビット・マップデータを前述のテンプレートファイル画面54(図6参照)に表示させる。これにより、操作者は、指定テンプレートファイルの内容(各モデルテキストに対応する印字文字の大きさや配置、罫線など)を視認可能となる(図8参照)。
次にステップS230へ移り、既定テンプレートファイル(タグラベル作成用プログラムに初期的に設定されうるテンプレートファイル)が未設定であるか否かを判定する。既定テンプレートファイルが設定されている場合、判定が満たされず、次のステップS240へ移る。一方、既定テンプレートファイルが設定されていない場合、ステップS230の判定が満たされ、ステップS235へ移る。ステップS235では、上記指定テンプレートファイルを既定テンプレートファイルとして設定してステップS240へ移る。
ステップS240では、テキストオブジェクトの記入欄56(図6参照)にすでにテキストオブジェクトが記入されているか否かを判定する。まだテキストオブジェクトが記入されていない場合、判定が満たされず、そのままこのフローを終了する。一方、テキストオブジェクトが記入されている場合、ステップS240の判定が満たされ、ステップS245へ移る。
ステップS245では、操作者が、操作部102を介して、テキストオブジェクトを全削除する指示を入力したか否かを判定する。テキストオブジェクト全削除の指示がなされていない場合は、判定が満たされず、そのままこのフローを終了する。一方、テキストオブジェクト全削除の指示がなされていた場合、ステップS245の判定が満たされ、ステップS250で記入欄56に記入されている全てのテキストオブジェクトを削除して、このフローを終了する。
図16は、図13中のステップS300において実行されるテキストオブジェクト置換処理の詳細手順を表すフローチャートである。
図16において、まずステップS305で、モデルテキストの記入欄57(図6参照)を全て記入可能に開放する(それまでは記入欄57の枠が表示されていても内部に記入できなくなっている)。
次にステップS310へ移り、操作者から操作部120を介して入力されたモデルテキスト(例えばタイトルを表す「Title」、会社名を表す「Company」、及び日付を表す「00/00/00」;前述の図6、図8参照)を取得する。その後、次のステップS315で、それら取得したモデルテキストを含むテンプレートファイルを記憶装置103などから検出する。
次にステップS320で、上記ステップS315の手順でテンプレートファイルの検出に成功したか否かを判定する。検出に失敗した場合は、判定が満たされずにステップS310へ戻って同様の手順を繰り返す。一方、検出に成功した場合は、ステップS320の判定が満たされてステップS325へ移る。
ステップS325では、テキストオブジェクトの記入欄56(図6参照)を全て記入可能に開放する。これにより、それまで開放されていたモデルテキストの記入欄57が記入できないようになる。
次にステップS330へ移り、操作者から操作部102を介して入力されたテキストオブジェクト(例えば上記「Title」に対応する「△△△ニュース・トピック・スポーツ」、上記「Company」に対応する「brother」、及び上記「00/00/00」に対応する「07/10/17」;前述の図6、図8参照)を取得する。
そして次のステップS335で、上記ステップS330で入力されたテキストオブジェクトがそれぞれ制限文字数(この例では50字)を超過したか否かを判定する。制限文字数を超過していない場合、判定が満たされず、ステップS340に移る。ステップS340では、テキストオブジェクトの記入欄56(図6参照)の背景を白色(通常状態を示す)にして、このフローを終了する。一方、制限文字数を超過している場合、ステップS335の判定が満たされ、ステップS345でテキストオブジェクトの記入欄56の背景を赤色(警告状態を示す)にして、このフローを終了する。
図17は、図13中のステップS400において実行される書き込み情報設定処理の詳細手順を表すフローチャートである。
図17において、まずステップS405で、タグ作成用プログラムにおける設定環境(特に図示、説明せず)で、RSSサイトのURLの記入欄55(図6参照)に対して操作部102のキーボード操作による手動入力を許可しているか否かを判定する。キーボード操作によるURL入力を許可している場合、判定が満たされ、ステップS410で、操作者から操作部102(キーボード)を介して入力されたRSSサイトのURLを取得し、ステップS460へ移る。
一方、キーボード操作によるURL入力が許可されていない場合、ステップS410の判定が満たされず、ステップS415へ移る。ステップS415では、マウスなどのポインタデバイスを用いたドラッグ・アンド・ドロップ操作(ドラッグ操作、操作手段の所定の操作)によるRSSサイトのURLを取得する(図7参照)。
次にステップS420へ移り、上記ステップS415で入力されたのはURLデータであるか否かを判定する。入力されたのがURLデータである場合、判定が満たされ、次のステップS425へ移る。
ステップS425では、通信ネットワーク5を介してURLが示す格納先(つまりRSSサーバ7内のRSSサイト)に格納されている情報(RSSデータのタイトルやRSSサイトのタイトルを含む)を取得し、次のステップS430でこの取得した情報がXMLファイルであるか否かを判定する。取得した情報がXMLファイルである場合、判定が満たされ、次のステップS435へ移る。
ステップS435では、取得したXMLファイルのソース中にRSS又はRDF(RSSのバージョンの1つ)の書式が記述されているか否かを判定する。XMLファイルのソース中にRSS又はRDFが記述されている場合、判定が満たされ、すなわち入力されたURLがRSSサイトのものであってそこから取得した情報がRSSデータであるものとみなされて、次のステップS440へ移る。
また一方で、上記ステップS420の判定において入力されたのがURLデータでなかったかもしくは適切な記載で入力されていなかった場合、上記ステップS430の判定において取得した情報がXMLファイルでなかった場合、取得したXMLファイルのソース中にRSSもしくはRDFが記述されていない場合、それぞれにおいて判定が満たされず、ステップS440に移る。ステップS440では、表示部101にその旨のエラー表示を表示し、このフローを終了する。
ステップS445では、上記ステップS415で入力されたURLをURL記入欄55(図6参照)に表示する。
次にステップS450へ移り、モデルテキストに「Title」が記入されている場合であって、かつ、それに対応するテキストオブジェクトの記入欄56(図6参照)が空白になっている(つまり未記入)か否かを判定する。モデルテキストに「Title」がない、又は「Title」のモデルテキストがあってもそれに対応するテキストオブジェクトとしてすでに操作者から任意のタイトルが記入されている場合、判定は満たされず、ステップS460へ移る。一方、「Title」のモデルテキストがあってさらに対応するテキストオブジェクトの記入欄56が空白である場合、ステップS450の判定が満たされ、すなわち操作者からはタグラベルTに印字するタイトルがまだ入力されていないものとみなされ、次のステップS455に移る。
ステップS455では、上記ステップS425で取得したRSSデータのタイトル(又は取得したRSSサイトのタイトル)を「Title」のモデルテキストに対応するテキストオブジェクトとして記入欄56に記入する。これにより、タグラベル作成時の印字内容を操作者がいちいち手動入力しなくても、RSSデータへのアクセスに対応して自動的に印字領域への印字内容が設定される。この結果、上記無線タグ回路素子Toへの記憶内容、及びそれに基づく上記の機能を印字によって視覚的に明確化したタグラベルTを容易に作成することができる。したがって、ニュースサイトからの情報入手のためのタグラベルT作成時における、操作者の利便性を向上することができる。
そしてステップS460に移り、上記ステップS410又は上記ステップS415で入力されたURLがそれぞれ制限文字数(この例では90字)を超過したか否かを判定する。制限文字数を超過していない場合、ステップS460の判定が満たされず、ステップS465でURLの記入欄55の背景を白色(通常状態を示す)にして、このフローを終了する。一方、制限文字数を超過している場合、ステップS460の判定が満たされ、ステップS465でURLの記入欄55の背景を赤色(警告状態を示す)にして、このフローを終了する。
図18は、図13中のステップS500において実行される印刷画面プレビュー処理の詳細手順を表すフローチャートである。
図18において、まずステップS505で、テンプレートファイル中のモデルテキストの文字を、この時点でそれぞれ対応して設定されているテキストオブジェクトの文字に置換して(モデルテキストの表示態様はそのまま)、表示用のテンプレートファイルを仮生成する。なお、この時点でまだテキストオブジェクトが入力されていない場合は、モデルテキストの内容をそのまま残す。
次にステップS510へ移り、上記ステップS505で仮生成した表示用テンプレートファイルをビット・マップデータに変換する。
その後、次のステップS515で、上記ステップS510で変換したビット・マップデータをテンプレートファイル画面54(図6参照)に表示させる。これにより、操作者は表示用テンプレートファイルの内容を視認可能となる。そして、このフローを終了する。
図19は、図13中のステップS600において実行されるタグラベル作成処理の詳細手順を表すフローチャートである。
図19において、まずステップS605で、URL記入欄55(図6参照)にURLがすでに記入されているか否かを判定する。URL記入欄55にまだURLが記入されていない場合、判定が満たされず、ステップS660で表示部101にその旨のエラー表示を行い、このフローを終了する。一方、URL記入欄55にURLが記入済みである場合、ステップS605の判定が満たされ、次のステップS610へ移る。
ステップS610では、操作者が操作部102を介し、タグラベルプリンタ200の動作状態を確認させる指示を入力したか否かを判定する。プリンタ確認の指示がなされていない場合は、判定が満たされず、ステップS620へ移る。一方、プリンタ確認の指示がなされていた場合、ステップS610の判定が満たされ、次のステップS100へ移る。
ステップS100では、前述と同様、タグラベルプリンタ200との接続やその他の作動状況を確認する上記プリンタチェック処理(前述の図14参照)を行う。その後、ステップS615で当該チェック処理の結果が良好であったか否か、すなわちタグラベルプリンタ200が適切に作動可能な状態であったか否かの判定を行う。
プリンタチェック処理の結果が不良であった場合、ステップS615の判定が満たされず、すなわちタグラベルプリンタ200に何らかの障害が発生して適切に作動できないものとみなされ、ステップS660でその旨を表示部101に表示し、このフローを終了する。一方、プリンタチェック処理の結果が良好であった場合、ステップS615の判定が満たされ、次のステップS620へ移る。
ステップS620では、テンプレートファイル中のモデルテキストの文字をそれぞれ対応するテキストオブジェクトの文字に置換して作成用テンプレートファイルを作成する。その後、次のステップS625で、ステップS620で作成した作成用テンプレートファイルをビット・マップデータに変換する。
そして、ステップS630へ移り、上記作成用テンプレートファイルのビット・マップデータの情報を印字ヘッド205に出力する。具体的には、例えばビット・マップデータのビット配列をタグテープ203の搬送方向に対応して並べ替え、印字ヘッド205の発熱素子に順次出力する。これにより、タグテープ203の表面に作成用テンプレートファイルの画像内容が印字される(後述の図9参照)。なお、この時点ですでに搬送装置209の作動が開始しており、タグテープ203の搬送と停止が適宜制御されるようになっている。
次にステップS635へ移り、装置側アンテナ206を介した無線通信によってタグテープ203内に備えられている無線タグ回路素子Toのメモリ部155における上記RSS領域、上記パラメータ領域、上記アプリケーション領域に対し、それぞれ、上記RSSサイトのURL、表示パラメータ(特に説明していないが、別途手段で作成)、及びウィジェットプログラムファイル(本実施形態の例ではニュースティッカーウィジェットのプログラム)を書き込む。そして次のステップS640で、タグテープ203の切断と排出を行うことでタグラベルTを発行する。
次にステップS645へ移り、カートリッジ内における無線タグ回路素子Toの残数が0であるか否かを判定する。このカウントは、タグテープロールホルダ部210へのカートリッジの最初の装着時に、カートリッジセンサの検出結果で未使用カートリッジの無線タグ回路素子Toの全数を検出した後、作成枚数に応じてその全数を減じていく手法が考えられる。また、無線タグ回路素子Toそれぞれからカートリッジ内のタグテープ203に配列されたうち何番目であるかという順番情報を無線通信により取得する手法でもよい。その他適宜の手法でカウントしてもよい。タグテープロール204に無線タグ回路素子Toが残っていない場合、判定が満たされ、すなわち装着しているカートリッジではこれ以上タグラベルTを作成できないためカートリッジを交換する必要があるものとみなされ、ステップS660で表示部101にその旨のエラー表示を行い、このフローを終了する。一方、タグテープロール204に無線タグ回路素子Toが残っている場合、ステップS645の判定が満たされず、次のステップS650へ移る。
ステップS650では、別途の設定操作(例えば操作部102を介した操作。特に図示せず)により指定されている枚数分だけタグラベルTの作成が終了したか否かを判定する。まだ指定枚数分に満たない場合、判定が満たされず、ステップS630へ移り同様の手順を繰り返す。一方、指定枚数分のタグラベルTの作成が終了している場合、ステップS650の判定が満たされ、次のステップS655で表示部101にタグラベルTの作成が終了した旨の表示を行い、このフローを終了する。
以上において、タグラベルプリンタ200に備えられる高周波回路201が、各請求項記載の情報書き込み手段を構成し、この高周波回路201と、印字ヘッド205と、搬送装置209とが、発行処理手段を構成する。また、PC100により実行される図17のフローのステップS425の手順がタイトル取得手段として機能し、ステップS450の手順が印字内容決定手段として機能する。
以上のように構成した本実施形態においては、タグラベルプリンタ200が、無線タグ回路素子Toと情報送受信可能な装置側アンテナ206を備え、タグラベルTを発行するタグラベル作成処理を実行する。このタグラベル作成処理の際は、装置側アンテナ206を介し、所定のニュースサイトのURLを含むRSSデータのURL(格納先情報)と、所定の表示処理を行うためのニュースティッカーウィジェットプログラムと、表示パラメータとを無線タグ回路素子ToのIC回路部151に書き込む。
そして、これらはいずれもタグリーダ400のリーダアンテナ401を介して読み取られる。例えばIC回路部151から先にウィジェットプログラムが読み取られた(そしてさらにインストールされた)状態で、IC回路部151からRSSサイトのURLが読み取られる。すると、読み取り側PC300において、そのURLからRSSデータが取得され、さらにそのRSSデータに含まれているURLに基づき所定のニュースサイトにアクセスされてサイト情報が取得される。こうして取得したニュースサイトからのサイト情報は、取得された表示パラメータに対応した表示態様で表示部301に表示される。
以上の結果、操作者は、リーダアンテナ401によりタグラベルTに情報読み取りを行うだけで、自動的に、所望のニュースサイトで提供されるサイト情報を読み取り側PC300の表示部301に表示させることができる。このとき、その表示態様は表示パラメータに基づいて自動的に制御されるので、表現の幅を広げることができる。この結果、例えばニュースサイトの情報配信者の意図になるべく近いような態様による表示や、操作者のニーズや用途に応じた表示(前述のように最下段に表示する等)を容易に実現することができる。また、前述したように、ニュースサイトのURLを直接タグラベルTに書き込んでおくのではなく、当該サイトのURLを含むRSSデータのURLを書き込んでおき、タグラベルTへの情報読み取りによって上記RSSデータへアクセスするようにしている。これにより、ニュースサイトのURLに直接アクセスする場合と異なり、ニュースサイトの情報変更や情報更新が行われた場合でも当該ニュースサイトに確実にアクセスし、最新の情報を取得して表示することができる。
なお、上記実施形態では、1つのタグラベルTの無線タグ回路素子Toのメモリ部155においてRSS領域にRSSデータの取得先であるRSSサイトのURLを1つだけ書き込んだ例を示したが、これに限られない。例えば、複数のRSSサイトのそれぞれのURLをメモリ部155のRSS領域に記録しておき、それら複数のRSSサイトのURLを読み出し、各RSSサイトからRSSデータを取得してそれらRSSデータに含まれているURLのニュースサイトにアクセスしてそれぞれのサイト情報を取得・表示するようにしてもよい。このとき1つのRSSデータに複数のURLを対応させたり、複数のRSSデータに1つのURLを対応させることも可能である。いずれにしても、1つのタグラベルTを用いて、複数(又は1つ)のRSSデータを介し複数(又は1つ)のニュースサイトのサイト情報を表示させることができる。この結果、各RSSサイトごとに1つずつタグラベルTが必要な場合に比べ、操作者の利便性が向上する。また、各RSSデータごと(各RSSサイトごと、もしくは各ニュースサイトごと)に表示態様を変えることも可能である。この場合、例えば図20に示すように、ニュースティッカーウィジェットの方で複数のRSSサイトを累積登録しておき、操作者が適宜選択切り替えできるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、1つのタグラベルTの無線タグ回路素子Toのメモリ部155においてアプリケーション領域に1つのウィジェットプログラムだけ書き込んだ例を示したが、これに限られない。例えばメモリ部155のアプリケーション領域に複数のウィジェットプログラムを記録させておき、それら複数のウィジェットプログラムを読み出し、各RSSサイトからRSSデータを取得してそれらRSSデータに含まれているURLのニュースサイトにアクセスしてそれぞれのサイト情報を取得し、当該サイト情報を上記複数のウィジェットプログラムでそれぞれ表示するようにしてもよい。このとき、上記のようにRSSデータ、URL、ウィジェットプログラムを1つずつ対応させるのではなく、1つのRSSデータ、1つ(又は複数)のURLに複数のウィジェットプログラムを対応させたり、複数のRSSデータ、1つ(又は複数)のURLに1つのウィジェットプログラムを対応させることも可能である。いずれの場合も、1つのタグラベルTを用いて、複数(又は1つ)のウィジェットプログラムを用いてニュースサイトのサイト情報を表示させることができ、さらに操作者の利便性が向上する。また、複数のRSSデータのそれぞれごと(各RSSサイトごと、若しくは各ニュースサイトごと)に使用するウィジェットプログラムを変えることも可能となり、それぞれ1つずつ別々にタグラベルTを用意しなければならない場合に比べて、操作者の利便性を向上することができる。
また、この場合にはさらに、複数のRSSサイトのそれぞれと複数のウィジェットプログラムのそれぞれとを対応付け、各RSSサイトに対応するウィジェットプログラムを用いてニュースサイトのサイト情報を表示部301に表示させるようにしてもよい。この場合には、図21に示すように、タグ作成用プログラムWmにおいて、複数のRSSサイト(図示する例では3つ)のURL記入欄55にそれぞれ対応するウィジェットプログラムの記入欄58を設け、入力させるようにすればよい(図示する例では2つの組み合わせのみ記入)。
これにより、上記したように、複数のRSSサイトもしくはニュースサイトそれぞれに対して使用するウィジェットプログラムを変えることが可能となり、サイトから提供されるサイト情報に最も適した表示内容を確実に実現することができる。また、RSSサイトとニュースサイトとの対応付けについては、上述したように、1対n(nは2以上の整数。すなわち複数)、つまり1つのRSSサイトに対してn個の複数のウィジェットから選択して表示させることや、n対1、つまりn個のRSSサイトから選択して1つのウィジェットで表示させることや、n対n、つまりn個の異なるRSSサイトにそれぞれn個の異なるウィジェットを対応させて表示させることなども可能である。
また、さらに、表示パラメータに含まれる複数種類の表示態様と、複数のRSSデータのURLと、複数のウィジェットプログラムとをそれぞれ対応付けた形で無線タグ回路素子Toに書き込むようにしてもよい。この場合は、例えば図21のタグ作成用プログラムWmにおいて、RSSサイトのURL記入欄55とウィジェットプログラムの記入欄58との各組み合わせそれぞれに対応して表示態様を指定する記入欄(図21中では特に図示せず)を設け、入力させるようにすればよい。
これにより、取得したウィジェットプログラムを用いてニュースサイトからのサイト情報を表示部301に表示させるとき、複数のニュースサイトそれぞれに対して使用するウィジェットプログラム及び表示態様を変えて、ニュースサイトから提供される情報に最も適した表示内容を確実に実現することができる。
また、この実施形態では特に、表示パラメータとして、少なくとも、表示部301における表示部位を指定する表示位置の情報を無線タグ回路素子Toに書き込んでいる。これにより、読み取り側PC300はインストールしたニュースティッカーウィジェットプログラムを用いてニュースサイトからのサイト情報を表示部301に表示させるとき、例えばニュースサイトの情報配信者の意図になるべく近いような表示位置での表示や、操作者のニーズや用途に応じた最適な位置での表示等を確実に行うことができる。
なお、上記実施形態において、読み取り側PC300のニュースティッカーウィジェットが、RSSデータのURLに基づきRSSデータにアクセスするタイミング、もしくは当該RSSデータに記載されているURLに基づき各ニュースサイトにアクセスするタイミングに関するアクセス時期情報(最初の時期とその後の更新間隔を含む)を、上記図19のフローにおけるステップS635の手順で、装置側アンテナ206を介し無線タグ回路素子Toに書き込むようにしてもよい。
これにより、読み取り側PC300が、ニュースティッカーウィジェットプログラムを用いてニュースサイトからのサイト情報を表示部301に表示させるにあたり、RSSデータもしくは各ニュースサイトのサイト情報へのアクセスタイミング(言い換えればRSSサイトもしくはニュースサイトへのアクセスタイミング)を適宜に設定することができる。またこれにより、ニュースサイトに対し適宜の間隔で周期的にアクセスし、サイトから常に最新の情報を取得して表示することが可能となり、操作者の利便性を向上することができる。
また、以上においては、移動中のタグテープ203に対して情報の書き込みや印字を行う例を示したが、これに限られず、タグテープ203等を所定位置で停止させて(さらに書き込みについては所定の搬送ガイドにて保持した状態としてもよい)上記印字や書き込みを行うようにしてもよい。
また、以上において、印字及び無線タグ回路素子Toへのアクセス(書き込み)の終了したタグテープ203をカッタ207で切断してタグラベルTを作成した場合を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、ラベルに対応した所定の大きさに予め分離されたラベル台紙(いわゆるダイカットラベル)がロールから繰り出されるテープ上に連続配置されているような場合には、カッタ207で切断しなくても、テープが排出口から排出されてきた後にラベル台紙(アクセス済みの無線タグ回路素子Toが備えられかつ対応する印字がなされたもの)のみをテープから剥がしてタグラベルTを作成しても良く、本発明はこのようなものに対しても適用できる。
また、以上においては、タグテープ203に備えられた被印字テープ層に印字を行う方式(貼りあわせを行わないタイプ)であったが、これに限られず、無線タグ回路素子Toを備えたタグテープ203とは別のカバーフィルム(被印字媒体)に印字を行ってこれらを貼り合わせる方式に本発明を適用してもよい。さらに、無線タグ回路素子ToのIC回路部150から無線タグ情報の書き込みを行うと共に、印字ヘッド205によってその無線タグ回路素子Toを識別するための印刷を行うものにも限られない。この印刷は必ずしも行われなくともよく、無線タグ情報の書き込みのみを行うものに対し本発明を適用することもできる。
さらに、以上は、タグテープ203がリール部材の周りに巻回されてロールを構成し、カートリッジ内にそのロールが配置されてタグテープ203が繰り出される場合を例にとって説明したが、これに限られない。例えば、無線タグ回路素子Toが少なくとも1つ配置された長尺平紙状あるいは短冊状のテープやシート(ロールに巻回されたテープを繰り出した後に適宜の長さに切断して形成したものを含む)を、所定の収納部にスタックして(例えばトレイ状のものに平積み積層して)カートリッジ化し、このカートリッジをタグラベルプリンタ200側のカートリッジホルダに装着して、上記収納部から移送、搬送して印字及び書き込みを行いタグラベルTを作成するようにしてもよい。
さらには上記ロールを直接タグラベルプリンタ200側に着脱可能に装着する構成や、長尺平紙状あるいは短冊状のテープやシートをタグラベルプリンタ200外より1枚ずつ所定のフィーダ機構によって移送しタグラベルプリンタ内へ供給する構成も考えられ、さらにはカートリッジのようなタグラベルプリンタ200本体側に着脱可能なものにも限られず、装置本体側に着脱不能のいわゆる据え付け型あるいは一体型としてタグテープロールを設けることも考えられる。この場合も同様の効果を得る。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
本発明の一実施形態の無線タグ作成装置を含む無線タグ作成システム全体を表すシステム構成図である。 PC及びタグラベルプリンタの詳細機能を表す機能ブロック図である。 タグラベルに備えられた無線タグ回路素子の機能的構成の一例を表すブロック図である。 タグラベルが有する無線タグ回路素子のIC回路部のメモリ部におけるデータ構成を示すメモリマップの一例を表す図である。 システムにおける主な情報の流れを概念的に説明する図である。 書き込み側のPCの表示部に表示されるタグ作成用プログラムの一表示例を表す図である。 URLデータをドロップ入力する操作の一例を表示部上の画像で表した図である。 必要情報が記入、表示された状態のタグ作成用プログラムの一表示例を表す図である。 タグラベルプリンタで作成されたタグラベルの外観の一例を表す上面図である。 タグラベルからウィジェットプログラムを読み取ってインストールする操作とその表示例を示す図である。 タグラベルからRSSサイトのURLを読み取り、ニュースティッカーウィジェットのウィンドウ内にサイト情報を表示させた際の表示例を示す図である。 見出しからリンクして対応するニュースサイトのWEBページを表示させた際の表示例を示す図である。 PCの制御回路によって実行されるタグ作成用プログラムの制御手順を表すフローチャートである。 図13、図19中のステップS100において実行されるプリンタチェック処理の詳細手順を表すフローチャートである。 図13中のステップS200において実行されるテンプレートファイル設定処理の詳細手順を表すフローチャートである。 図13中のステップS300において実行されるテキストオブジェクト置換処理の詳細手順を表すフローチャートである。 図13中のステップS400において実行される書き込み情報設定処理の詳細手順を表すフローチャートである。 図13中のステップS500において実行される印刷画面プレビュー処理の詳細手順を表すフローチャートである。 図13中のステップS600において実行されるタグラベル作成処理の詳細手順を表すフローチャートである。 ニュースティッカーウィジェットに複数のRSSサイトを累積登録させた場合の表示例を示す図である。 RSSサイトとウィジェットの組み合わせを3組分記入可能なタグ作成用プログラムの一表示例を表す図である。
符号の説明
1 無線タグ作成システム
5 通信ネットワーク
6 情報提供サーバ
7 RSSサーバ
100 書き込み側PC(無線タグ編集装置)
101 表示部(表示手段)
102 操作部(操作手段)
103 記憶装置
105 制御回路
150 IC回路部
151 タグ側アンテナ(タグアンテナ)
200 タグラベルプリンタ(無線タグ作成装置)
203 タグテープ(タグ媒体)
205 印字ヘッド(印字手段)
206 装置側アンテナ(通信手段)
209 搬送装置(搬送手段)
300 読み取り側PC
400 タグリーダ
T タグラベル(無線タグ)
To 無線タグ回路素子

Claims (12)

  1. 情報を記憶するIC回路部と情報の送受信を行うタグアンテナとを備えた無線タグ回路素子に対し、情報送受信可能な通信手段と、
    所定の情報提供サイトに関わるRSSデータの格納先情報と、前記情報提供サイトで提供される情報に関し所定の表示態様にて表示させる表示処理を行うためのウィジェットプログラムとを、前記通信手段を介し書き込んだ前記無線タグ回路素子を備えたタグ媒体を用いて、無線タグの発行処理を行う発行処理手段と
    を有することを特徴とする無線タグ作成装置。
  2. 前記発行処理手段は、
    前記タグ媒体を搬送するための搬送手段と、
    前記通信手段を介し、少なくとも前記RSSデータの格納先情報及び前記ウィジェットプログラムを前記無線タグ回路素子に書き込む情報書き込み手段と、
    前記タグ媒体又はこれに貼り合わされる被印字媒体に対し、所定の印字を行う印字手段と
    を備えることを特徴とする請求項1記載の無線タグ作成装置。
  3. 前記情報書き込み手段は、
    1つ以上の前記情報提供サイトに関わる1つ以上の前記RSSデータの格納先情報を、前記通信手段を介し前記無線タグ回路素子に書き込む
    ことを特徴とする請求項2記載の無線タグ作成装置。
  4. 前記情報書き込み手段は、
    1つ以上の前記ウィジェットプログラムを、前記通信手段を介し前記無線タグ回路素子に書き込む
    ことを特徴とする請求項3記載の無線タグ作成装置。
  5. 前記情報書き込み手段は、
    1つ以上の前記RSSデータの格納先情報と1つ以上の前記ウィジェットプログラムとをそれぞれ対応付けた形で、前記通信手段を介し前記無線タグ回路素子に書き込む
    ことを特徴とする請求項4記載の無線タグ作成装置。
  6. 前記情報書き込み手段は、
    前記ウィジェットプログラムにより行う前記表示処理に関する表示指示情報を、前記通信手段を介し前記無線タグ回路素子に書き込む
    ことを特徴とする請求項5記載の無線タグ作成装置。
  7. 前記情報書き込み手段は、
    前記表示指示情報に含まれる1種類以上の前記表示態様と、前記1つ以上のRSSデータの格納先情報と、前記1つ以上のウィジェットプログラムとをそれぞれ対応付けた形で、前記通信手段を介し前記無線タグ回路素子に書き込む
    ことを特徴とする請求項6記載の無線タグ作成装置。
  8. 前記情報書き込み手段は、
    前記表示指示情報として、少なくとも、表示手段における表示部位を指定する表示位置情報を前記通信手段を介し前記無線タグ回路素子に書き込む
    ことを特徴とする請求項6又は請求項7記載の無線タグ作成装置。
  9. 前記情報書き込み手段は、
    前記RSSデータの格納先情報に基づき前記RSSデータにアクセスするタイミング、若しくは当該RSSデータに記載されている格納先情報に基づき各情報提供サイトにアクセスするタイミングに関するアクセス時期情報を、前記通信手段を介し前記無線タグ回路素子に書き込む
    ことを特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれか1項記載の無線タグ作成装置。
  10. 所定の情報提供サイトに関わるRSSデータの格納先情報と、前記情報提供サイトで提供される情報に関し所定の表示処理を行うためのウィジェットプログラムとが書き込まれた前記無線タグ回路素子を備えたタグ媒体、若しくは、前記タグ媒体に貼り合わされる被印字媒体に備えられる、所定の印字領域に対する印字手段の印字内容を編集可能な無線タグ編集装置であって、
    所定の情報提供サイトに関わるRSSデータの内容表示を行うための表示手段と、
    前記表示手段に内容が表示された前記RSSデータのタイトルを取得するタイトル取得手段と、
    前記タイトル取得手段で取得された前記RSSデータのタイトルに基づき、前記印字領域に対する前記印字手段の印字内容を決定する印字内容決定手段と
    を有することを特徴とする無線タグ編集装置。
  11. 前記印字内容決定手段は、
    前記表示手段に前記RSSデータの内容が表示された状態における、操作手段の所定の操作に応じて、前記印字内容を決定する
    ことを特徴とする請求項10記載の無線タグ編集装置。
  12. 前記印字内容決定手段は、
    前記所定の操作として、前記表示手段における前記RSSデータの格納先情報の表示領域に対するドラッグ操作に応じて、前記印字内容を決定する
    ことを特徴とする請求項11記載の無線タグ編集装置。
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