JP2009143899A - ピリジン化合物及びその有害生物の防除用途 - Google Patents

ピリジン化合物及びその有害生物の防除用途 Download PDF

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Abstract

【課題】有害生物の防除に優れた効力を有する化合物等を提供すること。
【解決手段】本発明は、式(I)で表されるピリジン化合物〔R1は置換されていてもよいC1−C7ハロアルキル基等を表し、R2はシアノメチル基、水素原子等を表し、R8はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7鎖式炭化水素基等を表し、nは0〜3の整数を表す。〕;前記ピリジン化合物を有効成分として含有することを特徴とする有害生物防除剤;および、有効量の前記ピリジン化合物を有害生物又は有害生物の生息場所に施用することを特徴とする有害生物の防除方法等を提供する。
Figure 2009143899

【選択図】なし

Description

本発明はピリジン化合物及びその有害生物の防除用途に関する。
従来より、有害生物の防除のために多くの化合物が開発され使用されてきた。例えば、ある種のピリジン化合物が有害生物の防除に有効であることが知られている(特許文献1、2参照)。
特表2001−520666号公報 特開2002−205991号公報
しかしながら、これらのピリジン化合物は必ずしも有害生物の防除に十分な効力を有さない場合もあるため、有害生物の防除に優れた効力を有する化合物の開発が望まれていた。
本発明者は、有害生物の防除に優れた効力を有する化合物を見出すべく鋭意検討した結果、下記式(I)で示される化合物が有害生物の防除に優れた効力を有することを見出し、本発明に至った。
即ち、本発明は、以下の発明を含む。
[発明1]
式(I)
Figure 2009143899
〔式中、R1はC1−C3アルキルオキシ基、C1−C3ハロアルキルオキシ基、C3−C7アルケニルオキシ基、C3−C7ハロアルケニルオキシ基、C3−C7アルキニルオキシ基、C3−C7ハロアルキニルオキシ基、トリ(C1−C4アルキル)シリルオキシ基及びヒドロキシ基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいC1−C7ハロアルキル基を表すか、或いは
C1−C3アルキルオキシ基、C1−C3ハロアルキルオキシ基、C3−C7アルケニルオキシ基、C3−C7ハロアルケニルオキシ基、C3−C7アルキニルオキシ基、C3−C7ハロアルキニルオキシ基、トリ(C1−C4アルキル)シリルオキシ基及びヒドロキシ基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいC1−C7ハロアルキルオキシ基を表し、
2はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7鎖式炭化水素基、シアノメチル基又は水素原子を表すか、或いは、
ハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよい(C3−C7シクロアルキル)メチル基を表すか、或いは、
ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1−C3アルキル基、C1−C3ハロアルキル基及びC1−C3アルキルオキシ基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいベンジル基を表すか、或いは、
下記のQ1〜Q5のいずれかの基
Figure 2009143899
(式中、R4はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7鎖式炭化水素基又は水素原子を表すか、或いは
ハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基を表し、
5及びR6は同一又は異なっていてもよく、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7鎖式炭化水素基又はC1−C7アルキルオキシ基を表すか、或いは、ハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基を表してもよく、また場合によっては、
5、R6及び結合している窒素原子とが一緒になって、ハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいピロリジン−1−イル基を表すか、或いは
ハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいピペリジノ基を表すか、或いは
ハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいヘキサメチレンイミン−1−イル基を表すか、或いは
ハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいモルホリノ基を表すか、或いは
ハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいチオモルホリン−4−イル基を表し、
7はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7鎖式炭化水素基を表すか、或いは
ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1−C3アルキル基、C1−C3ハロアルキル基及びC1−C3アルキルオキシ基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基を表すか、或いは
ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1−C3アルキル基、C1−C3ハロアルキル基及びC1−C3アルキルオキシ基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいベンジル基を表すか、或いは
ハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基を表し、
8はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7鎖式炭化水素基を表すか、或いは
ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1−C3アルキル基、C1−C3ハロアルキル基、C1−C3アルキルオキシ基及びC1−C3ハロアルキルオキシ基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基を表すか、或いは
ハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基を表し、
9は水素原子又はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7鎖式炭化水素基を表す。)
を表し、
3はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7鎖式炭化水素基、C1−C7アルキルオキシ基、C1−C3ハロアルキルオキシ基又はハロゲン原子を表すか、或いは
ハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基を表すか、或いは
ハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキルオキシ基を表し、
nは0〜3の整数を表す。〕
で示されるピリジン化合物(以下、本発明化合物と記す。)。
[発明2]
式(I)において、R1がC1−C3アルキルオキシ基、C3−C7アルケニルオキシ基、トリ(C1−C4アルキル)シリルオキシ基及びヒドロキシ基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいC1−C3ハロアルキル基であるか、或いは
C1−C3アルキルオキシ基、C3−C7アルケニルオキシ基、トリ(C1−C4アルキル)シリルオキシ基及びヒドロキシ基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいC1−C3ハロアルキルオキシ基である発明1記載のピリジン化合物。
[発明3]
式(I)において、R1がC1−C3アルキルオキシ基で置換されていてもよいC1−C3ハロアルキル基又はC1−C3ハロアルキルオキシ基である発明1記載のピリジン化合物。
[発明4]
式(I)において、R1がC1−C3アルキルオキシ基で置換されていてもよいC1−C3フルオロアルキル基又はC1−C3フルオロアルキルオキシ基である発明1記載のピリジン化合物。
[発明5]
式(I)において、R2がC1−C3アルキル基で置換されていてもよいシクロプロピルメチル基、シアノメチル基、C1−C7アルキル基又は水素原子であるか、或いは
ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1−C3アルキル基、C1−C3ハロアルキル基及びC1−C3アルキルオキシ基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいベンジル基であるか、或いは
下記のQ1a〜Q5aのいずれかの基
Figure 2009143899
(式中、R4aはハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる1つの基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基、C1−C7アルキル基又はC1−C7ハロアルキル基を表し、
5a、R6aは同一又は異なっていてもよく、C1−C7アルキル基、C1−C7ハロアルキル基、C3−C7アルケニル基又はC1−C7アルキルオキシ基を表してもよく、場合によっては、
5a、R6a及び結合している窒素原子とが一緒になって、ハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる1つの基で置換されていてもよいピロリジン−1−イル基、ピペリジノ基、ヘキサメチレンイミン−1−イル基、モルホリノ基又はチオモルホリン−4−イル基を表し、
7aはハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1−C3アルキル基、C1−C3ハロアルキル基及びC1−C3アルキルオキシ基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基を表すか、或いはハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1−C3アルキル基、C1−C3ハロアルキル基及びC1−C3アルキルオキシ基からなる群から選ばれる1つの基で置換されていてもよいベンジル基を表すか、或いは
ハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる1つの基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基、C1−C7アルキル基又はC1−C7ハロアルキル基を表し、
8aはハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1−C3アルキル基、C1−C3ハロアルキル基、C1−C3アルキルオキシ基及びC1−C3ハロアルキルオキシ基からなる群から選ばれる1つの基で置換されていてもよいフェニル基を表すか、或いは
ハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる1つの基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基、C1−C7アルキル基又はC1−C7ハロアルキル基を表し、
9aは水素原子又はC1−C3アルキル基を表す。)
であり、
3がハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる1つの基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基であるか、或いは
ハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる1つの基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキルオキシ基、ハロゲン原子、C1−C7アルキル基、C1−C3ハロアルキル基、C1−C7アルキルオキシ基又はC1−C3ハロアルキルオキシ基である発明1〜4のいずれか記載のピリジン化合物。
[発明6]
式(I)において、R2が水素原子である発明1又は5記載のピリジン化合物。
[発明7]
式(I)において、R2がQ1である発明1又は5記載のピリジン化合物。
[発明8]
式(I)において、R2がQ2である発明1又は5記載のピリジン化合物。
[発明9]
式(I)において、R2がQ3である発明1又は5記載のピリジン化合物。
[発明10]
式(I)において、R2がQ4である発明1又は5記載のピリジン化合物。
[発明11]
発明1〜10のいずれか記載の本発明化合物を有効成分として含有することを特徴とする有害生物防除剤。
[発明12]
有効量の発明1〜10のいずれか記載の本発明化合物を有害生物又は有害生物の生息場所に施用することを特徴とする有害生物の防除方法。
本発明において、ハロゲン原子とはフッ素原子、塩素原子、臭素原子または沃素原子を意味する。
1で示される「C1−C3アルキルオキシ基、C1−C3ハロアルキルオキシ基、C3−C7アルケニルオキシ基、C3−C7ハロアルケニルオキシ基、C3−C7アルキニルオキシ基、C3−C7ハロアルキニルオキシ基、トリ(C1−C4アルキル)シリルオキシ基及びヒドロキシ基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいC1−C7ハロアルキル基」としては、例えばフルオロメチル基、クロロメチル基、ブロモメチル基、ジフルオロメチル基、ジクロロメチル基、ジブロモメチル基、トリフルオロメチル基、トリクロロメチル基、ジクロロフルオロメチル基、クロロジフルオロメチル基、ブロモジフルオロメチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピル基、ヘプタフルオロプロピル基、2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエチル基、2,2,2−トリフルオロ−1−エチルエチル基、2,2,3,3,3−ペンタフルオロ−1−メチルプロピル基、2,2,3,3,3−ペンタフルオロ−1−エチルプロピル基、2,2,2−トリフルオロ−1−(トリフルオロメチル)エチル基、ヘプタフルオロイソプロピル基等の「C1−C7ハロアルキル基」;2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル基、2,2,2,3,3−ペンタフルオロ−1−ヒドロキシプロピル基、2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシ−1−メチルエチル基、2,2,2−トリフルオロ−1,1−ジヒドロキシエチル基、2,2,2−トリフルオロ−1−メトキシエチル基、2,2,2−トリフルオロ−1−エトキシエチル基、2,2,2−トリフルオロ−1−プロポキシエチル基、2,2,2,3,3−ペンタフルオロ−1−メトキシプロピル基、2,2,2,3,3−ペンタフルオロ−1−エトキシプロピル基、2,2,2−トリフルオロ−1−(2−プロピニルオキシ)エチル基、2,2,2−トリフルオロ−1−(2−プロペニルオキシ)エチル基、2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−1−(トリメチルシリルオキシ)エチル基等の「C1−C3アルキルオキシ基、C1−C3ハロアルキルオキシ基、C3−C7アルケニルオキシ基、C3−C7ハロアルケニルオキシ基、C3−C7アルキニルオキシ基、C3−C7ハロアルキニルオキシ基、トリ(C1−C4アルキル)シリルオキシ基及びヒドロキシ基からなる群から選ばれる基で置換されたC1−C7ハロアルキル基」が挙げられる。
1で示される「C1−C3アルキルオキシ基、C1−C3ハロアルキルオキシ基、C3−C7アルケニルオキシ基、C3−C7ハロアルケニルオキシ基、C3−C7アルキニルオキシ基、C3−C7ハロアルキニルオキシ基、トリ(C1−C4アルキル)シリルオキシ基及びヒドロキシ基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいC1−C7ハロアルキルオキシ基」としては、例えばフルオロメトキシ基、クロロメトキシ基、ブロモメトキシ基、ジフルオロメトキシ基、ジクロロメトキシ基、ジブロモメトキシ基、トリフルオロメトキシ基、トリクロロメトキシ基、ジクロロフルオロメトキシ基、クロロジフルオロメトキシ基、トリフルオロメトキシ基、ジフルオロブロモメトキシ基、2,2,2−トリフルオロエトキシ基、ペンタフルオロエトキシ基、3,3,3,2,2−ペンタフルオロプロポキシ基、2,2,2−トリフルオロ−1−メチルエトキシ基及び2,2,2−トリフルオロ−1−(トリフルオロメチル)エトキシ基等の「C1−C3ハロアルキルオキシ基」;2,2,2−トリフルオロ−1−メトキシエトキシ基、2,2,2−トリフルオロ−1−(2−プロペニルオキシ)エトキシ基、2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−1−(トリメチルシリルオキシ)エトキシ基等の「C1−C3アルキルオキシ基、C1−C3ハロアルキルオキシ基、C3−C7アルケニルオキシ基、C3−C7ハロアルケニルオキシ基、C3−C7アルキニルオキシ基、C3−C7ハロアルキニルオキシ基、トリ(C1−C4アルキル)シリルオキシ基及びヒドロキシ基からなる群から選ばれる基で置換されたC1−C7ハロアルキルオキシ基」が挙げられる。
2、R3、R4、R5、R6、R7、R8及びR9で示される「ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7鎖式炭化水素基」としては、例えばC1−C7アルキル基、C1−C7ハロアルキル基、C3−C7アルケニル基、C3−C7ハロアルケニル基、C3−C7アルキニル基及びC3−C7ハロアルキニル基が挙げられる。
「C1−C7アルキル基」としては、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、2−メチルプロピル基、1−メチルプロピル基、1,1−ジメチルエチル基、3−メチルブチル基、2,2−ジメチルプロピル基、1,1−ジメチルプロピル基、ヘキシル基、4−メチルペンチル基、3−メチルペンチル基、1,3−ジメチルブチル基、ヘプチル基及び1−エチル−1−メチルブチル基等が挙げられる。
「C1−C7ハロアルキル基」としては、例えばトリフルオロメチル基、トリクロロメチル基、ジフルオロメチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピル基、ヘプタフルオロプロピル基、1−メチル−2,2,2−トリフルオロエチル基、1−トリフルオロメチル−2,2,2−トリフルオロエチル基及びヘプタフルオロイソプロピル基等が挙げられる。
「C3−C7アルケニル基」としては、例えば2−プロペニル基、3−ブテニル基、1−メチル−2−プロペニル基、2−メチル−2−プロペニル基、2−ペンテニル基、1−メチル−2−ブテニル基、3−メチル−3−ブテニル基、1−エチル−2−プロペニル基、2−ヘキセニル基、2−メチル−2−ペンテニル基、3−メチル−2−ペンテニル基、4−メチル−2−ペンテニル基、1−メチル−3−ペンテニル基、4−メチル−3−ペンテニル基、1−メチル−4−ペンテニル基及び4−メチル−4−ペンテニル基等が挙げられる。
「C3−C7ハロアルケニル基」としては、例えば3−クロロ−2−プロペニル基、3,3−ジクロロ−2−プロペニル基、4,4−ジクロロ−3−ブテニル基及び2−クロロ−2−プロペニル基等が挙げられる。
「C3−C7アルキニル基」としては、例えば2−プロピニル基、2−ブチニル基、及び3−ブチニル基等が挙げられる。
「C3−C7ハロアルキニル基」としては、例えば4−クロロブチニル基等が挙げられる。
2で示される「ハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよい(C3−C7シクロアルキル)メチル基」としては、例えば(シクロプロピル)メチル基、(1−メチルシクロプロピル)メチル基、(2,2−ジメチルシクロプロピル)メチル基、(シクロペンチル)メチル基及びシクロヘキシルメチル基等が挙げられる。
2及びR7で示される「ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1−C3アルキル基、C1−C3ハロアルキル基及びC1−C3アルキルオキシ基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいベンジル基」としては、例えばベンジル基、1−フェニルエチル基、2−クロロベンジル基、3−クロロベンジル基、4−クロロベンジル基、3−ブロモベンジル基、4−ブロモベンジル基、2−フルオロベンジル基、3−フルオロベンジル基、2−シアノベンジル基、3−シアノベンジル基、4−シアノベンジル基、2−ニトロベンジル基、3−ニトロベンジル基、4−ニトロベンジル基、2−メチルベンジル基、3−メチルベンジル基、4−メチルベンジル基、2−(トリフルオロメチル)ベンジル基、3−(トリフルオロメチル)ベンジル基、4−(トリフルオロメチル)ベンジル基、2−メトキシベンジル基、3−メトキシベンジル基及び4−メトキシベンジル基等が挙げられる。
3、R4、R7及びR8で示される「ハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基」としては、例えばシクロプロピル基、1−メチルシクロプロピル基、2−メチルシクロプロピル基、2,2−ジメチルシクロプロピル基、2−フルオロシクロプロピル基、シクロブチル基、1−トリフルオロメチルシクロブチル基、シクロペンチル基、2−メチルシクロペンチル基、シクロヘキシル基、1−メチルシクロヘキシル基、2−メチルシクロヘキシル基、3−メチルシクロへキシル基、4−メチルシクロヘキシル基、4−トリフルオロメチルシクロヘキシル基、2−フルオロシクロヘキシル基、3−フルオロシクロヘキシル基、4−フルオロシクロヘキシル基及びシクロヘプチル基等が挙げられる。
3、R5及びR6で示される「C1−C7アルキルオキシ基」としては、例えば、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、ヘキシルオキシ基、5−メチルペンチルオキシ基、3−メチルペンチルオキシ基、1,3−ジメチルブチルオキシ基、ヘプチルオキシ基及び1−エチル−1−メチルブチルオキシ基等が挙げられる。
5、R6及び結合している窒素原子とが一緒になって示される、「ハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいピロリジン−1−イル基」としては、例えばピロリジン−1−イル基、2−メチルピロリジン−1−イル基及び3,5−ジメチルピロリジン−1−イル基等が挙げられ、
「ハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいピペリジノ基」としては、例えばピペリジノ基、2−メチルピペリジノ基、3−メチルピペリジノ基、3,5−ジメチルピペリジノ基及び4−tert−ブチルピペリジノ基等が挙げられ、
「ハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいヘキサメチレンイミン−1−イル基」としては、例えばヘキサメチレンイミン−1−イル基等が挙げられ、
「ハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいモルホリノ基」としては、例えばモルホリノ基及び3,5−ジメチルモルホルノ基等が挙げられ、
「ハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいチオモルホリン−4−イル基」としては、例えばチオモルホリン−4−イル基等が挙げられる。
7及びR8で示される「ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1−C3アルキル基、C1−C3ハロアルキル基、C1−C3アルキルオキシ基及びC1−C3ハロアルキルオキシ基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基」としては、例えばフェニル基、2−クロロフェニル基、3−クロロフェニル基、4−クロロフェニル基、3−フルオロフェニル基、4−フルオロフェニル基、3−ブロモフェニル基、3−ヨードフェニル基、2−シアノフェニル基、3−シアノフェニル基、4−シアノフェニル基、2−ニトロフェニル基、3−ニトロフェニル基、4−ニトロフェニル基、2−メチルフェニル基、3−メチルフェニル基、4−メチルフェニル基、2−(トリフルオロメチル)フェニル基、3−(トリフルオロメチル)フェニル基、4−(トリフルオロメチル)フェニル基、2−メトキシフェニルル基、3−メトキシフェニル基、4−メトキシフェニル基、3−(トリフルオロメトキシ)フェニル基、4−(トリフルオロメトキシ)フェニル基、3−t−ブチルフェニル基、2,4−ジクロロフェニル基、2,4−ジフルオロフェニル基、2,3−ジクロロフェニル基、2,3−ジフルオロフェニル基、3,4−ジクロロフェニル基、3,4−ジフルオロフェニル基、2,4,6−トリフルオロフェニル基及び2,4,6−トリクロロフェニル基等が挙げられる。
3で示される「ハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキルオキシ基」としては、例えばシクロプロポキシ基、シクロブトキシ基、シクロペンチルオキシ基及びシクロヘキシルオキシ基等が挙げられる。
本発明化合物の態様としては、例えば以下のピリジン化合物があげられる。
一般式(1)において、
2がC1−C3アルキル基で置換されていてもよいシクロプロピルメチル基、シアノメチル基、C1−C7アルキル基又は水素原子であるか、或いは、
ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1−C3アルキル基、C1−C3ハロアルキル基及びC1−C3アルキルオキシ基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいベンジル基であるか、或いは、
下記のQ1a〜Q5aのいずれかの基
Figure 2009143899
(式中、R4aがハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる1つの基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基、C1−C7アルキル基又はC1−C7ハロアルキル基であり、
5a、R6aが同一又は異なっていてもよく、C1−C7アルキル基、C1−C7ハロアルキル基、C3−C7アルケニル基又はC1−C7アルキルオキシ基であるか、
5a、R6a及び結合している窒素原子とが一緒になって、ハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる1つの基で置換されていてもよいピロリジン−1−イル基、ピペリジノ基、ヘキサメチレンイミン−1−イル基、モルホリノ基又はチオモルホリン−4−イル基であり、
7aがハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1−C3アルキル基、C1−C3ハロアルキル基及びC1−C3アルキルオキシ基からなる群から選ばれる1つの基で置換されていてもよいベンジル基又はハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる1つの基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基、C1−C7アルキル基又はC1−C7ハロアルキル基であり、
8aがハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1−C3アルキル基、C1−C3ハロアルキル基、C1−C3アルキルオキシ基及びC1−C3ハロアルキルオキシ基からなる群から選ばれる1つの基で置換されていてもよいフェニル基であるか、或いは、ハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる1つの基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基、C1−C7アルキル基又はC1−C7ハロアルキル基であり、
9aが水素原子又はC1−C3アルキル基である。)であるピリジン化合物;
3がハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる1つの基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基であるか、或いは、ハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる1つの基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキルオキシ基、ハロゲン原子、C1−C7アルキル基、C1−C3ハロアルキル基、C1−C7アルキルオキシ基又はC1−C3ハロアルキルオキシ基であるピリジン化合物;
2がC1−C3アルキル基で置換されていてもよいシクロプロピルメチル基、シアノメチル基、C1−C7アルキル基又は水素原子であるか、或いは、
ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1−C3アルキル基、C1−C3ハロアルキル基及びC1−C3アルキルオキシ基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいベンジル基であるか、或いは、
下記のQ1a〜Q5aのいずれかの基であり、
3がハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる1つの基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基であるか、或いは、ハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる1つの基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキルオキシ基、ハロゲン原子、C1−C7アルキル基、C1−C3ハロアルキル基、C1−C7アルキルオキシ基又はC1−C3ハロアルキルオキシ基であるピリジン化合物;
1がC1−C3ハロアルキル基であるピリジン化合物;
1がC1−C3ハロアルキルオキシ基であるピリジン化合物;
2が水素原子であるピリジン化合物;
2がQ1であるピリジン化合物;
2がQ2であるピリジン化合物;
2がQ3であるピリジン化合物;
2がQ4であるピリジン化合物;
2がQ2aであるピリジン化合物;
2がQ3aであるピリジン化合物;
2がQ4aであるピリジン化合物;
3が水素原子であるピリジン化合物;
1がC1−C3フルオロアルキル基であるピリジン化合物;
1がトリフルオロメチル基であるピリジン化合物;
1がペンタフルオロエチル基であるピリジン化合物;
1がC1−C3フルオロアルキルオキシ基であるピリジン化合物;
1がC1−C3フルオロアルキル基であり、R2が水素原子であるピリジン化合物;
1がC1−C3フルオロアルキル基であり、R2がQ1であるピリジン化合物;
1がC1−C3フルオロアルキル基であり、R2がQ2であるピリジン化合物;
1がC1−C3フルオロアルキル基であり、R2がQ3であるピリジン化合物;
1がC1−C3フルオロアルキル基であり、R2がQ4であるピリジン化合物;
1がC1−C3フルオロアルキル基であり、R2がQ5であるピリジン化合物;
1がC1−C3フルオロアルキル基であり、R2がQ1aであるピリジン化合物;
1がC1−C3フルオロアルキル基であり、R2がQ2aであるピリジン化合物;
1がC1−C3フルオロアルキル基であり、R2がQ3aであるピリジン化合物;
1がC1−C3フルオロアルキル基であり、R2がQ4aであるピリジン化合物;
1がC1−C3フルオロアルキル基であり、R2がQ5aであるピリジン化合物;
1がC1−C3フルオロアルキル基であり、R3が水素原子であるピリジン化合物;
1がC1−C3フルオロアルキルオキシ基であり、R2が水素原子であるピリジン化合物;
1がC1−C3フルオロアルキルオキシ基であり、R2がQ1であるピリジン化合物;
1がC1−C3フルオロアルキルオキシ基であり、R2がQ2であるピリジン化合物;
1がC1−C3フルオロアルキルオキシ基であり、R2がQ3であるピリジン化合物;
1がC1−C3フルオロアルキルオキシ基であり、R2がQ4であるピリジン化合物;
1がC1−C3フルオロアルキルオキシ基であり、R2がQ5であるピリジン化合物;
1がC1−C3フルオロアルキルオキシ基であり、R2がQ1aであるピリジン化合物;
1がC1−C3フルオロアルキルオキシ基であり、R2がQ2aであるピリジン化合物;
1がC1−C3フルオロアルキルオキシ基であり、R2がQ3aであるピリジン化合物;
1がC1−C3フルオロアルキルオキシ基であり、R2がQ4aであるピリジン化合物;
1がC1−C3フルオロアルキルオキシ基であり、R2がQ5aであるピリジン化合物;
1がC1−C3フルオロアルキルオキシ基であり、R3が水素原子であるピリジン化合物;
1がトリフルオロメチル基であり、R2が水素原子であるピリジン化合物;
1がトリフルオロメチル基であり、R2がQ1であるピリジン化合物;
1がトリフルオロメチル基であり、R2がQ2であるピリジン化合物;
1がトリフルオロメチル基であり、R2がQ3であるピリジン化合物;
1がトリフルオロメチル基であり、R2がQ4であるピリジン化合物;
1がトリフルオロメチル基であり、R2がQ5であるピリジン化合物;
1がペンタフルオロエチル基であり、R2が水素原子であるピリジン化合物;
1がペンタフルオロエチル基であり、R2がQ1であるピリジン化合物;
1がペンタフルオロエチル基であり、R2がQ2であるピリジン化合物;
1がペンタフルオロエチル基であり、R2がQ3であるピリジン化合物;
1がペンタフルオロエチル基であり、R2がQ4であるピリジン化合物;
1がペンタフルオロエチル基であり、R2がQ5であるピリジン化合物;
1がトリフルオロメチル基であり、R2がQ1aであるピリジン化合物;
1がトリフルオロメチル基であり、R2がQ2aであるピリジン化合物;
1がトリフルオロメチル基であり、R2がQ3aであるピリジン化合物;
1がトリフルオロメチル基であり、R2がQ4aであるピリジン化合物;
1がトリフルオロメチル基であり、R2がQ5aであるピリジン化合物;
1がトリフルオロメチル基であり、R3が水素原子であるピリジン化合物;
1がペンタフルオロエチル基であり、R3が水素原子であるピリジン化合物;
一般式(1)において、
1がC1−C3フルオロアルキル基であり、R2が水素原子であり、nが0であるピリジン化合物;
1がC1−C3フルオロアルキル基であり、R2がQ1であり、nが0であるピリジン化合物;
1がC1−C3フルオロアルキル基であり、R2がQ2であり、nが0であるピリジン化合物;
1がC1−C3フルオロアルキル基であり、R2がQ3であり、nが0であるピリジン化合物;
1がC1−C3フルオロアルキル基であり、R2がQ4であり、nが0であるピリジン化合物;
1がC1−C3フルオロアルキル基であり、R2がQ5であり、nが0であるピリジン化合物;
一般式(1)において、
1がC1−C3フルオロアルキルオキシ基であり、R2が水素原子であり、nが0であるピリジン化合物;
1がC1−C3フルオロアルキルオキシ基であり、R2がQ1であり、nが0であるピリジン化合物;
1がC1−C3フルオロアルキルオキシ基であり、R2がQ2であり、nが0であるピリジン化合物;
1がC1−C3フルオロアルキルオキシ基であり、R2がQ3であり、nが0であるピリジン化合物;
1がC1−C3フルオロアルキルオキシ基であり、R2がQ4であり、nが0であるピリジン化合物;
1がC1−C3フルオロアルキルオキシ基であり、R2がQ5であり、nが0であるピリジン化合物;
一般式(1)において、
1がトリフルオロメチル基であり、R2が水素原子であり、nが0であるピリジン化合物;
1がトリフルオロメチル基であり、R2がQ1であり、nが0であるピリジン化合物;
1がトリフルオロメチル基であり、R2がQ2であり、nが0であるピリジン化合物;
1がトリフルオロメチル基であり、R2がQ3であり、nが0であるピリジン化合物;
1がトリフルオロメチル基であり、R2がQ4であり、nが0であるピリジン化合物;
1がトリフルオロメチル基であり、R2がQ5であり、nが0であるピリジン化合物;
1がペンタフルオロエチル基であり、R2が水素原子であり、nが0であるピリジン化合物;
1がペンタフルオロエチル基であり、R2がQ1であり、nが0であるピリジン化合物;
1がペンタフルオロエチル基であり、R2がQ2であり、nが0であるピリジン化合物;
1がペンタフルオロエチル基であり、R2がQ3であり、nが0であるピリジン化合物;
1がペンタフルオロエチル基であり、R2がQ4であり、nが0であるピリジン化合物;
1がペンタフルオロエチル基であり、R2がQ5であり、nが0であるピリジン化合物;
次に本発明化合物の製造法について説明する。
本発明化合物は、例えば以下に記載の製造法1から3により製造することができる。
製造法1
本発明化合物のうち、R2が水素原子以外の基である本発明化合物の製造方法。
一般式(1−1)で示される本発明化合物は、一般式(1−0)で示される本発明化合物と一般式(11)で示される化合物とを塩基の存在下で反応させることにより製造することができる。
Figure 2009143899
〔式中、R1、R3及びnは前記と同じ意味を表し、R2-1はR2で表される基のうち水素原子以外の基を表す。
工程(1)
一般式(1−1)で示される本発明化合物は一般式(1−0)で示される本発明化合物と一般式(11)で示される化合物とを塩基の存在下で反応させることにより製造することができる。
該反応は通常、溶媒中で行われ、反応に用いられる溶媒としては、例えば1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、tert−ブチル=メチル=エーテル等のエーテル、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、アセトニトリル等のニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒、ピリジン、ピコリン、2,6−ルチジン含窒素複素環化合物及びこれらの混合物等が挙げられる。
反応に用いられる塩基としては、例えば水素化ナトリウム等の無機塩基、炭酸カリウム等の炭酸塩、1,8−ジアザビシクロ〔5,4,0〕7−ウンデセン、1,5−ジアザビシクロ〔4,3,0〕5−ノネン等の含窒素複素環化合物、トリエチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン等の第3級アミン等が挙げられ、反応に用いられる溶媒に応じて適宜選択できる。また、反応に用いられる塩基の量は、一般式(1−0)で示される本発明化合物1モルに対して通常1〜3モルの割合である。また、反応に用いられる一般式(11)で示される化合物の量は、一般式(1−0)で示される本発明化合物1モルに対して通常1〜3モルの割合である。該反応の反応温度は通常0〜120℃の範囲であり、反応時間の範囲は通常0.1〜36時間の範囲である。
反応終了後の反応混合物は有機溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理を行うことにより一般式(1−1)で示される本発明化合物を単離することができる。尚、単離された一般式(1−1)で示される本発明化合物は再結晶、クロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
製造法2
本発明化合物のうち、R2が水素原子である本発明化合物の製造方法。
一般式(1−0)で示される本発明化合物は、一般式(4)で示される化合物から以下のスキームの通り、工程(2−1)及び工程(2−2)を経て製造することができる。
Figure 2009143899
〔式中、R1、R3及びnは前記と同じ意味を表す。〕
工程(II−1)
一般式(3)で示される化合物は、一般式(4)で示される化合物とヒドロキシルアミンとを塩基の存在下で反応させることにより製造することができる。
該反応は通常、溶媒中で行われ、反応に用いられる溶媒としては例えば、メタノール、エタノール、2−プロパノール等のアルコール、水及びこれらの混合物等が挙げられる。
反応に用いられる塩基としては、例えば水素化ナトリウム等の無機塩基、炭酸カリウム等の炭酸塩等が挙げられる。また、反応に用いられる塩基の量は、一般式(4)で示される化合物1モルに対して通常1〜4モルの割合である。
反応に用いられるヒドロキシルアミンとしては、ヒドロキシルアミン、ヒドロキシルアミン塩酸塩、ヒドロキシルアミン硫酸塩等が挙げられる。反応に用いられるヒドロキシルアミンの量は一般式(4)で示される化合物1モルに対して、通常1〜3モルの割合である。該反応の反応温度は通常0〜120℃の範囲であり、反応時間の範囲は通常0.1〜48時間の範囲である。
反応終了後の反応混合物は有機溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理を行うことにより一般式(3)で示される化合物を単離することができる。尚、単離された一般式(3)で示される化合物は再結晶、クロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
工程(II−2)
一般式(1−0)で示される本発明化合物は、一般式(3)で示される化合物とカルボニル化剤とを塩基の存在下で反応させることにより製造することができる。
該反応は通常、溶媒中で行われ、反応に用いられる溶媒としては例えば1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、tert−ブチル=メチル=エーテル等のエーテル、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、アセトニトリル等のニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒及びこれらの混合物等が挙げられる。
反応に用いられる塩基としては、例えばピリジン、ピコリン、2,6−ルチジン、1,8−ジアザビシクロ〔5,4,0〕7−ウンデセン、1,5−ジアザビシクロ〔4,3,0〕5−ノネン等の含窒素複素環化合物、トリエチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン等の第3級アミン等が挙げられる。また、反応に用いられる塩基の量は、一般式(3)で示される化合物1モルに対して、通常1〜3モルの割合である。
また、反応に用いられるカルボニル化剤としてはホスゲン、1,1’−カルボニルジイミダゾール等が挙げられる。反応に用いられるカルボニル化剤の量は一般式(3)で示される化合物1モルに対して、通常1〜3モルの割合である。
該反応の反応温度は通常0〜100℃の範囲であり、反応時間の範囲は通常0.1〜48時間の範囲である。
反応終了後の反応混合物は有機溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理を行うことにより一般式(1−0)で示される本発明化合物を単離することができる。尚、単離された一般式(1−0)で示される本発明化合物は再結晶、クロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
製造法3
本発明化合物のうち、R2がQ5である本発明化合物の製造方法。
一般式(1−3)で示される本発明化合物は、一般式(2)で示される化合物と一般式(12)で示される化合物とを塩基の存在下で反応させることにより製造することができる。
Figure 2009143899
〔式中、R1、R3、R9及びnは前記と同じ意味を表す。〕
工程(3)
一般式(1−3)で示される本発明化合物は、一般式(2)で示される化合物と一般式(12)で示される化合物とを塩基の存在下で反応させることにより製造することができる。
該反応は通常、溶媒中で行われ、反応に用いられる溶媒としては例えば、メタノール、エタノール等のアルコール、クロロホルム、ジクロロメタン等のハロゲン化炭化水素及びこれらの混合物等が挙げられる。
反応に用いられる塩基としては、例えばピリジン、ピコリン、2,6−ルチジン、1,8−ジアザビシクロ〔5,4,0〕7−ウンデセン、1,5−ジアザビシクロ〔4,3,0〕5−ノネン等の含窒素複素環化合物、トリエチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン等の第3級アミン等が挙げられる。また、反応に用いられる塩基の量は、一般式(2)で示される化合物1モルに対して、通常1〜3モルの割合である。
また、反応に用いられる一般式(12)で示される化合物の量は、一般式(2)で示される化合物1モルに対して、通常1〜3モルの割合である。
該反応の反応温度は通常0〜100℃の範囲であり、反応時間の範囲は通常0.1〜48時間の範囲である。
反応終了後の反応混合物は有機溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理を行うことにより一般式(1−3)で示される本発明化合物を単離することができる。尚、単離された一般式(1−3)で示される本発明化合物は再結晶、クロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
次に、本発明化合物の製造中間体の製造法について説明する。
参考製造法A
一般式(4)で示される化合物は、一般式(6)で示される化合物から以下のスキームの通り、工程(A−1)及び工程(A−2)を経て製造することができる。
Figure 2009143899
〔式中、R1、R3及びnは前記と同じ意味を表す。〕
工程(A−1)
一般式(5)で示される化合物は、一般式(6)で示される化合物と過酸化物とを反応させることにより製造することができる。
該反応は通常、溶媒中で行われ、反応に用いられる溶媒としては例えばジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素及びこれらの混合物等が挙げられる。
反応に用いられる過酸化物としては、m−クロロ過安息香酸、過酸化水素水、過酢酸等が挙げられる。また、反応に用いられる過酸化物の量は一般式(6)で示される化合物1モルに対して、通常1〜3モルの割合である。
該反応の反応温度は通常0〜100℃の範囲であり、反応時間の範囲は通常0.1〜72時間の範囲である。
反応終了後の反応混合物は有機溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理を行うことにより一般式(5)で示される化合物を単離することができる。尚、単離された一般式(5)で示される化合物はクロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
工程(A−2)
一般式(4)で示される化合物は、一般式(5)で示される化合物とシアノ化剤とを塩基の存在下反応させることにより製造することができる。
該反応は通常、溶媒中で行われ、反応に用いられる溶媒としては例えば1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、tert−ブチル=メチル=エーテル等のエーテル、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、アセトニトリル等のニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒及びこれらの混合物等が挙げられる。
反応に用いられる塩基としては、例えばピリジン、ピコリン、2,6−ルチジン、1,8−ジアザビシクロ〔5,4,0〕7−ウンデセン、1,5−ジアザビシクロ〔4,3,0〕5−ノネン等の含窒素複素環化合物、トリエチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン等の第3級アミン等が挙げられる。また、反応に用いられる塩基の量は、一般式(5)で示される化合物1モルに対して、通常2〜6モルの割合である。
反応に用いられるシアノ化剤としては、トリメチルシリルシアニド等が挙げられる。また、反応に用いられるシアノ化剤の量は、一般式(5)で示される化合物1モルに対して、通常2〜6モルの割合である。
該反応の反応温度は通常0〜120℃の範囲であり、反応時間の範囲は通常0.1〜72時間の範囲である。
反応終了後の反応混合物は有機溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理を行うことにより一般式(4)で示される化合物を単離することができる。尚、単離された一般式(4)で示される化合物はクロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
参考製造法B
一般式(4−B)で示される化合物は、一般式(7)で示される化合物から工程(B)を経て製造することができる。
Figure 2009143899
〔式中、R1、nは前記と同じ意味を表し、
3-BはC1−C3アルキル基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基、C1−C3アルキル基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキルオキシ基、C1−C7鎖式炭化水素基、C1−C7アルキルオキシ基又はフッ素原子を表す。〕
工程(B)
一般式(4−B)で示される化合物は、一般式(7)で示される化合物とシアン化亜鉛とを遷移金属化合物の存在下反応させることにより製造することができる。
該反応は通常、溶媒中で行われ、反応に用いられる溶媒としては例えば1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、tert−ブチル=メチル=エーテル等のエーテル、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、アセトニトリル等のニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒及びこれらの混合物が挙げられる。
反応に用いられる遷移金属化合物としては、例えばパラジウム化合物、具体的には、酢酸パラジウム、テトラキス(トリフェニルホスフィンパラジウム)、{1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン}ジクロロパラジウム(II)塩化メチレン錯体及び塩化ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)等が挙げられる。また、反応に用いられる遷移金属化合物の量は、目的を達する範囲で変化させることができるが、一般式(7)で示される化合物1モルに対して、通常は0.01〜0.1モルの割合である。
反応に用いられるシアン化亜鉛の量は、一般式(7)で示される化合物1モルに対して、通常0.5〜2モルの割合である。
該反応の反応温度は通常0〜150℃の範囲であり、反応時間の範囲は通常0.1〜72時間の範囲である。
反応終了後の反応混合物は有機溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理を行うことにより一般式(4−B)で示される化合物を単離することができる。単離された一般式(4−B)で示される化合物はクロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
参考製造法C
一般式(4−C)で示される化合物は、一般式(8)で示される化合物から工程(C)を経て製造することができる。
Figure 2009143899
〔式中、nは前記と同じ意味を表し、
1-CはC1−C3アルキルオキシ基、C1−C3ハロアルキルオキシ基、C3−C7アルケニルオキシ基、C3−C7ハロアルケニルオキシ基、C3−C7アルキニルオキシ基、C3−C7ハロアルキニルオキシ基、トリ(C1−C4アルキル)シリルオキシ基及びヒドロキシ基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいC1−C7ハロアルキルオキシ基を表し
3-CはC1−C3アルキル基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基、C1−C3アルキル基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキルオキシ基、C1−C7鎖式炭化水素基又はC1−C7アルキルオキシ基を表す。
工程(C)
一般式(4−C)で示される化合物は、一般式(8)で示される化合物と一般式(13)で示される化合物とを塩基の存在下で反応させることにより製造することができる。
該反応は通常、溶媒中で行われ、反応に用いられる溶媒としては例えば1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、tert−ブチル=メチル=エーテル等のエーテル、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、アセトニトリル等のニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒及びこれらの混合物等が挙げられる。
反応に用いられる塩基としては、例えば水素化ナトリウム等の無機塩基、炭酸カリウム等の炭酸塩等が挙げられる。また、反応に用いられる塩基の量は、一般式(8)で示される化合物1モルに対して通常1〜3モルの割合である。
反応に用いられる一般式(13)で示される化合物の量は、一般式(8)で示される化合物1モルに対して、通常1〜3モルの割合である。
該反応の反応温度は通常0〜100℃の範囲であり、反応時間の範囲は通常0.1〜12時間の範囲である。
反応終了後の反応混合物は有機溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理を行うことにより一般式(4−C)で示される化合物を単離することができる。尚、単離された一般式(4−C)で示される化合物はクロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
参考製造法D
上記一般式(6)或いは一般式(7)は一般式(9)より製造することができる。
一般式(9)で示される化合物は、一般式(10)で示される化合物から工程(D)を経て製造することができる。
Figure 2009143899
〔式中、nは前記と同じ意味を表し、
1-DはC1−C7パーフルオロアルキル基を表し、
3-Dはハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基を表すか、或いは、ハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキルオキシ基を表すか、或いは、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7鎖式炭化水素基、塩素原子、フッ素原子、C1−C7アルキルオキシ基又はC1−C3ハロアルキルオキシ基を表す。〕
工程(D)
一般式(9)で示される化合物は、一般式(10)で示される化合物とフッ化カリウムとヨウ化銅とパールフルオロアルキルトリメチルシランとを反応させることにより製造することができる。
該反応は通常、溶媒中で行われ、反応に用いられる溶媒としては例えば1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、tert−ブチル=メチル=エーテル等のエーテル、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒及びこれらの混合物等が挙げられる。
反応に用いられるフッ化カリウムの量は、一般式(10)で示される化合物1モルに対して通常1〜3モルの割合である。
また、反応に用いられるヨウ化銅の量は、一般式(10)で示される化合物1モルに対して通常1〜3モルの割合である。
また、反応に用いられる一般式(14)で示される化合物の量は、一般式(10)で示される化合物1モルに対して通常1〜3モルの割合である。
該反応の反応温度は通常0〜180℃の範囲であり、反応時間の範囲は通常0.1〜72時間の範囲である。
反応終了後の反応混合物は有機溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理を行うことにより一般式(9)で示される化合物を単離することができる。尚、単離された一般式(9)で示される化合物はクロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
参考製造法E
一般式(13)のひとつは一般式(16)から製造することができる。
一般式(15)で示される化合物は、窒素、アルゴン等の反応に不活性な気体の雰囲気下で、一般式(16)で示される化合物から工程(E)を経て製造することができる。
Figure 2009143899
〔式中、R8-Eはハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1−C3アルキル基、C1−C3ハロアルキル基、C1−C3アルキルオキシ基及びC1−C3ハロアルキルオキシ基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基を表す。〕
工程(E)
一般式(15)で示される化合物は、一般式(16)で示される化合物と四塩化ジルコニウムとトリオキサンとを反応させることにより製造することができる。
該反応は通常、溶媒中で行われ、反応に用いられる溶媒としては例えば1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、tert−ブチル=メチル=エーテル等のエーテル、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素及びこれらの混合物等が挙げられる。
反応に用いられる四塩化ジルコニウムの量は、一般式(16)で示される化合物1モルに対して通常0.9〜2モルの割合である。
また、反応に用いられるトリオキサンの量は、一般式(16)で示される化合物1モルに対して通常0.3〜1モルの割合である。
該反応の反応温度は通常−20〜80℃の範囲であり、反応時間の範囲は通常0.1〜72時間の範囲である。
反応終了後の反応混合物は有機溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理を行うことにより一般式(15)で示される化合物を単離することができる。尚、単離された一般式(15)で示される化合物はクロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
参考製造法F
一般式(17−6)で示される化合物は一般式(17)で示されるアルデヒド化合物から工程(F−1)〜(F−6)を経て製造することができる。
Figure 2009143899
〔式中、R3およびnは前記と同じ意味を表し、
1-FはC1−C6パーフルオロアルキル基を表し、
fはC1−C3アルキル基、C1−C3ハロアルキル基、C3−C7アルケニル基、C3−C7ハロアルケニル基、C3−C7アルキニル基、C3−C7ハロアルキニル基あるいはトリ(C1−C4アルキル)シリル基を表し、
Xは脱離基を表し、例えば、塩素原子、臭素原子、沃素原子を表す。〕
工程(F−1)
一般式(17−1)で示されるアルコール化合物は一般式(17)で示されるアルデヒド化合物と一般式(17−7)で示されるシラン化合物とをアンモニウム塩存在下で反応させることにより製造することができる。
該反応は通常、溶媒中で行われ、反応に用いられる溶媒としては、クロロホルム、ジクロロメタン等のハロゲン炭化水素、1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、tert−ブチル=メチル=エーテル等エーテル、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒及びこれらの混合物等が挙げられる。
反応に用いられるアンモニウム塩としては、テトラブチルアンモニウムアセタート、テトラブチルアンモニウムフルオライド等が挙げられる。また、反応に用いられるアンモニウム塩の量は、一般式(17)で示される化合物1モルに対して通常0.01〜0.5モルの割合である。
また、反応に用いられる一般式(17−7)で示されるシラン化合物の量は、一般式(17)で示される化合物1モルに対して通常1〜3モルの割合である。
該反応の反応温度は通常0〜180℃の範囲であり、反応時間の範囲は通常0.1〜72時間の範囲である。
反応終了後の反応混合物は有機溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理を行うことにより一般式(17−1)で示される化合物を単離することができる。尚、単離された一般式(17−1)で示される化合物はクロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
工程(F−2)
一般式(17−2)で示される化合物は一般式(17−1)で示されるアルコール化合物とトリエチルクロロシランとを塩基の存在下で反応させることにより製造することができる。
該反応は通常、溶媒中で行われ、反応に用いられる溶媒としては、クロロホルム、ジクロロメタン等のハロゲン炭化水素、1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、tert−ブチル=メチル=エーテル等エーテル、ピリジン、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒及びこれらの混合物等が挙げられる。
反応に用いられる塩基としては、例えばピリジン、ピコリン、2,6−ルチジン、1,8−ジアザビシクロ〔5,4,0〕7−ウンデセン、1,5−ジアザビシクロ〔4,3,0〕5−ノネン等の含窒素複素環化合物、トリエチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン等の第3級アミン等が挙げられる。また、反応に用いられる塩基の量は、化合物(17−1)1モルに対して通常1〜3モルの割合である。
反応に用いられるトリエチルクロロシランの量は化合物(17−1)1モルに対して通常1〜3モルの割合である。
該反応の反応温度は通常0〜180℃の範囲であり、反応時間の範囲は通常0.1〜72時間の範囲である。
反応終了後の反応混合物は有機溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理を行うことにより一般式(17−2)で示される化合物を単離することができる。尚、単離された一般式(17−2)で示される化合物はクロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
工程(F−3)
一般式(17−3)で示される化合物は、一般式(17−2)で示される化合物と過酸化物とを反応させることにより製造することができる。
該反応は通常、溶媒中で行われ、反応に用いられる溶媒としては例えばジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素及びこれらの混合物等が挙げられる。
反応に用いられる過酸化物としては、m−クロロ過安息香酸、過酸化水素水、過酢酸等が挙げられる。また、反応に用いられる過酸化物の量は化合物(17−2)1モルに対して、通常1〜3モルの割合である。
該反応の反応温度は通常0〜100℃の範囲であり、反応時間の範囲は通常0.1〜72時間の範囲である。
反応終了後の反応混合物は有機溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理を行うことにより一般式(17−3)で示される化合物を単離することができる。尚、単離された一般式(17−3)で示される化合物はクロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
工程(F−4)
一般式(17−4)で示されるニトリル化合物は、一般式(17−3)で示される化合物とシアノ化剤とを塩基の存在下反応させることにより製造することができる。
該反応は通常、溶媒中で行われ、反応に用いられる溶媒としては例えば1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、tert−ブチル=メチル=エーテル等のエーテル、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、アセトニトリル等のニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒及びこれらの混合物等が挙げられる。
反応に用いられる塩基としては、例えばピリジン、ピコリン、2,6−ルチジン、1,8−ジアザビシクロ〔5,4,0〕7−ウンデセン、1,5−ジアザビシクロ〔4,3,0〕5−ノネン等の含窒素複素環化合物、トリエチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン等の第3級アミン等が挙げられる。また、反応に用いられる塩基の量は、化合物(17−3)1モルに対して、通常2〜6モルの割合である。
反応に用いられるシアノ化剤としては、トリメチルシリルシアニド等が挙げられる。また、反応に用いられるシアノ化剤の量は、化合物(17−3)1モルに対して、通常2〜6モルの割合である。
該反応の反応温度は通常0〜120℃の範囲であり、反応時間の範囲は通常0.1〜72時間の範囲である。
反応終了後の反応混合物は有機溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理を行うことにより一般式(17−4)で示される化合物を単離することができる。尚、単離された一般式(17−4)で示される化合物はクロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
工程(F−5)
一般式(17−5)で示されるアルコール化合物は一般式(17−4)で示される化合物とフッ素化剤とを反応させることにより製造することができる。
該反応は通常、溶媒中で行われ、反応に用いられる溶媒としては例えば1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、tert−ブチル=メチル=エーテル等のエーテル、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、アセトニトリル等のニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒及びこれらの混合物等が挙げられる。
反応に用いられるフッ素化剤としては、テトラブチルアンモニウムフルオライド、フッ化水素等が挙げられる。また、反応に用いられるフッ素化剤の量は、化合物(17−4)1モルに対して、通常0.1〜3モルの割合である。
該反応の反応温度は通常0〜120℃の範囲であり、反応時間の範囲は通常0.1〜72時間の範囲である。
反応終了後の反応混合物は有機溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理を行うことにより一般式(17−5)で示される化合物を単離することができる。尚、単離された一般式(17−5)で示される化合物はクロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
工程(F−5)
一般式(17−6)で示される化合物は一般式(17−5)で示されるアルコール化合物とRf−Xとを塩基の存在下反応させることにより製造することができる。
該反応は通常、溶媒中で行われ、反応に用いられる溶媒としては例えば1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、tert−ブチル=メチル=エーテル等のエーテル、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、アセトニトリル等のニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒及びこれらの混合物等が挙げられる。
反応に用いられる塩基としては、例えば水素化ナトリウム等の無機塩基、炭酸カリウム等の炭酸塩、1,8−ジアザビシクロ〔5,4,0〕7−ウンデセン、1,5−ジアザビシクロ〔4,3,0〕5−ノネン等の含窒素複素環化合物、トリエチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン等の第3級アミン等が挙げられ、反応に用いられる溶媒に応じて適宜選択できる。
また、反応に用いられる塩基の量は、一般式(17−5)で示されるアルコール化合物1モルに対して通常1〜3モルの割合である。また、反応に用いられるRf−Xで示される化合物の量は、一般式(17−5)で示されるアルコール化合物1モルに対して通常1〜3モルの割合である。該反応の反応温度は通常0〜120℃の範囲であり、反応時間の範囲は通常0.1〜36時間の範囲である。
反応終了後の反応混合物は有機溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理を行うことにより一般式(17−6)で示される本発明化合物を単離することができる。尚、単離された一般式(17−6)で示される本発明化合物は再結晶、クロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
参考製造法G
上記一般式(6)は一般式(18)から製造することができる。
一般式(18−1)で示される化合物は一般式(18)で示されるケトン化合物と一般式(14)で示されるシラン化合物とをアンモニウム塩存在下で反応させることにより製造することができる。
Figure 2009143899
〔式中、R3およびnは前記と同じ意味を表し、
1-GはC1−C3パーフルオロアルキル基を表し、
gはC1−C3アルキル基あるいはC1−C3ハロアルキル基を表す。〕
工程(G)
一般式(18−1)で示される化合物は一般式(18)で示されるケトン化合物と一般式(18−2)で示されるシラン化合物とをアンモニウム塩存在下で反応させることにより製造することができる。
該反応は通常、溶媒中で行われ、反応に用いられる溶媒としては、クロロホルム、ジクロロメタン等のハロゲン炭化水素、1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、tert−ブチル=メチル=エーテル等エーテル、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒及びこれらの混合物等が挙げられる。
反応に用いられるアンモニウム塩としては、テトラブチルアンモニウムアセタート、テトラブチルアンモニウムフルオライド等が挙げられる。また、反応に用いられるアンモニウム塩の量は、一般式(18)で示される化合物1モルに対して通常0.01〜0.5モルの割合である。
また、反応に用いられる一般式(18−2)で示されるシラン化合物の量は、一般式(18)で示される化合物1モルに対して通常1〜3モルの割合である。
該反応の反応温度は通常0〜180℃の範囲であり、反応時間の範囲は通常0.1〜72時間の範囲である。
反応終了後の反応混合物は有機溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理を行うことにより一般式(18−1)で示される化合物を単離することができる。尚、単離された一般式(18−1)で示される化合物はクロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
参考製造法H
上記一般式(6)は一般式(19)から製造することができる。
一般式(19−2)で示されるピリジン化合物は一般式(19)で示される化合物から工程(H−1)および(H−2)を経て製造することができる。
Figure 2009143899
〔式中、R3およびnは前記と同じ意味を表し、
hはC1−C5ハロアルキル基を表す。〕
工程(H−1)
一般式(19−1)で示される化合物は一般式(19)で示される化合物と一般式(20)で示されるボラン化合物とを遷移金属化合物、塩基の存在下で反応させることにより製造することができる。
該反応は通常、溶媒中で行われ、反応に用いられる溶媒としては例えば水、1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、tert−ブチル=メチル=エーテル等のエーテル、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、アセトニトリル等のニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒及びこれらの混合物が挙げられる。
反応に用いられる遷移金属化合物としては、例えばパラジウム化合物、具体的には、酢酸パラジウム、テトラキス(トリフェニルホスフィンパラジウム)、{1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン}ジクロロパラジウム(II)塩化メチレン錯体及び塩化ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)等が挙げられる。また、反応に用いられる遷移金属化合物の量は、目的を達する範囲で変化させることができるが、一般式(19)で示される化合物1モルに対して、通常は0.01〜0.1モルの割合である。
反応に用いられる一般式(20)で示されるボラン化合物の量は、一般式(19)で示される化合物1モルに対して通常1〜2モルの割合である。
反応に用いられる塩基としては、炭酸カリウム等の炭酸塩、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物等が挙げられる。
該反応の反応温度は通常0〜150℃の範囲であり、反応時間の範囲は通常0.1〜96時間の範囲である。
反応終了後の反応混合物は有機溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理を行うことにより一般式(19−1)で示される化合物を単離することができる。単離された一般式(19−1)で示される化合物はクロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
工程(H−2)
一般式(19−2)で示される化合物は一般式(19−1)で示される化合物とパラジウム炭素とを水素雰囲気下反応させることにより製造することができる。
該反応は通常、溶媒中で行われ、反応に用いられる溶媒としては例えば水、1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、tert−ブチル=メチル=エーテル等のエーテル、トルエン、ベンゼン、キシレン等の炭化水素、アセトニトリル等のニトリル類、メタノール、エタノール等のアルコール類、酢酸エチル等のエステル類及びこれらの混合物が挙げられる。
反応に用いられるパラジウム炭素の量は一般式(19−1)で示される化合物1モルに対して、通常は0.01〜0.1モルの割合である。
反応で用いる水素の圧力は、常圧〜10気圧の範囲である。
該反応の反応温度は通常0〜150℃の範囲であり、反応時間の範囲は通常0.1〜96時間の範囲である。
反応終了後の反応混合物はセライトろ過、有機溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理を行うことにより一般式(19−2)で示される化合物を単離することができる。単離された一般式(19−2)で示される化合物はクロマトグラフィ−等により更に精製することもできる。
一般式(11)で示される化合物は、公知の化合物であるか、又は、既知の方法(例えば、Journal of American Chemical Society,1970,5916-5921、Journal of Medicinal Chemistry,1989, 32, 493-503又はJournal of Fluorine Chemistry, 2000, 106, 99-102)に準じて、公知の化合物より製造することができる。
一般式(13)で示される化合物は、公知の化合物であるか、又は、既知の方法(例えば、Journal of the American Chemical Society, 1952, 74, 1387-1390)に準じて公知の化合物から製造することができる。
一般式(14)、(17−7)及び(18−2)で示される化合物、パールフルオロアルキルトリメチルシランは、公知の化合物であるか、又は、既知の方法(例えば、Tetrahedron Letters, 2001, 42, 3267-3269)に準じて公知の化合物から製造することができる。
一般式(20)で示される化合物は、公知の化合物であるか、又は、既知の方法(例えば、Tetrahedron Letters, 2001, 42, 4083-4085又はChemistry Letters, 2004, 33, 1206−1207)に準じて公知の化合物から製造することができる。
次に本発明化合物の具体例を以下に示す。
Figure 2009143899
一般式(I-a)において、R1がトリフルオロメチル基であり、R2が水素原子であり、R10が下記の表1に示されるいずれかの基である化合物;
Figure 2009143899
一般式(I-a)において、R1がペンタフルオロエチル基であり、R2が水素原子であり、R10が上記の表1に示されるいずれかの基である化合物;
一般式(I-a)において、R1が2,2,2−トリフルオロエトキシ基であり、R2が水素原子であり、R10が上記の表1に示されるいずれかの基である化合物;
一般式(I-a)において、R1が2,2,2-トリフルオロ−1−メチルエトキシ基であり、R2が水素原子であり、R10が上記の表1に示されるいずれかの基である化合物;
一般式(I-a)において、R1が2,2,2-トリフルオロ−1−メチルエチル基であり、R2が水素原子であり、R10が上記の表1に示されるいずれかの基である化合物;
一般式(I-a)において、R1が2,2,2-トリフルオロ−1−メトキシエチル基であり、R2が水素原子であり、R10が上記の表1に示されるいずれかの基である化合物;
Figure 2009143899
一般式(I-b)において、R1がトリフルオロメチル基であり、nが0であり、R4aが下記の表2に示されるいずれかの基である化合物;
Figure 2009143899
一般式(I-b)において、R1がペンタフルオロエチル基であり、nが0であり、R4aが上記の表2に示されるいずれかの基である化合物;
一般式(I-b)において、R1が2,2,2-トリフルオロエトキシ基であり、nが0であり、R4aが上記の表2に示されるいずれかの基である化合物;
一般式(I-b)において、R1が2,2,2-トリフルオロ−1−メチルエトキシ基であり、nが0であり、R4aが上記の表2に示されるいずれかの基である化合物;
一般式(I-b)において、R1が2,2,2-トリフルオロ−1−メチルエチル基であり、nが0であり、R2が水素原子であり、R4aが上記の表2に示されるいずれかの基である化合物;
一般式(I-b)において、R1が2,2,2-トリフルオロ−1−メトキシエチル基であり、nが0であり、R2が水素原子であり、R4aが上記の表2に示されるいずれかの基である化合物;
Figure 2009143899
一般式(I-c)において、R1がトリフルオロメチル基であり、nが0であり、R7が下記の表3に示されるいずれかの基である化合物;
Figure 2009143899
一般式(I-c)において、R1がペンタフルオロエチル基であり、nが0であり、R7が上記の表3に示されるいずれかの基である化合物;
一般式(I-c)において、R1が2,2,2-トリフルオロエトキシ基であり、nが0であり、R7が上記の表3に示されるいずれかの基である化合物;
一般式(I-c)において、R1が2,2,2-トリフルオロ−1−メチルエトキシ基であり、nが0であり、R7が上記の表3に示されるいずれかの基である化合物;
一般式(I-c)において、R1が2,2,2-トリフルオロ−1−メチルエチル基であり、nが0であり、R2が水素原子であり、R7が上記の表3に示されるいずれかの基である化合物;
一般式(I-c)において、R1が2,2,2-トリフルオロ−1−メトキシエチル基であり、nが0であり、R2が水素原子であり、R7が上記の表3に示されるいずれかの基である化合物;
Figure 2009143899
一般式(I-d)において、R1がトリフルオロメチル基であり、nが0であり、R8が下記の表4に示されるいずれかの基である化合物;
Figure 2009143899
一般式(I-d)において、R1がペンタフルオロエチル基であり、nが0であり、R8が上記の表4に示されるいずれかの基である化合物;
一般式(I-d)において、R1が2,2,2−トリフルオロエトキシ基であり、nが0であり、R8が上記の表4に示されるいずれかの基である化合物;
一般式(I-d)において、R1が1−メチル−2,2,2−トリフルオロエトキシ基であり、nが0であり、R8が上記の表4に示されるいずれかの基である化合物;
一般式(I-d)において、R1が2,2,2-トリフルオロ−1−メチルエチル基であり、nが0であり、R2が水素原子であり、R8が上記の表4に示されるいずれかの基である化合物;
一般式(I-d)において、R1が2,2,2-トリフルオロ−1−メトキシエチル基であり、nが0であり、R2が水素原子であり、R8が上記の表4に示されるいずれかの基である化合物;
Figure 2009143899
一般式(I-f)において、R2が水素原子であり、R1が下記の表5に示されるいずれかの基である化合物;
Figure 2009143899
本発明化合物が効力を有する有害生物としては、例えば昆虫やダニ等の節足動物;線虫等の線形動物等が挙げられ、具体的には以下に示すものが挙げられる。
半翅目害虫:ヒメトビウンカ(Laodelphax striatellus)、トビイロウンカ(Nilaparvata lugens)、セジロウンカ(Sogatella furcifera)等のウンカ類、ツマグロヨコバイ(Nephotettix cincticeps)、タイワンツマグロヨコバイ(Nephotettix virescens)等のヨコバイ類、ワタアブラムシ(Aphis gossypii)、モモアカアブラムシ(Myzus persicae)等のアブラムシ類、アオクサカメムシ(Nezara antennata)、ホソヘリカメムシ(Riptortus clavetus)、オオトゲシラホシカメムシ(Eysarcoris lewisi)、トゲシラホシカメムシ(Eysarcoris parvus)、チャバネアオカメムシ(Plautia stali)、クサギカメムシ(Halyomorpha mista)アカスジカスミカメ(Stenotus rubrovittatus)、アカヒゲホソミドリカスミカメ(Trigonotylus ruficornis)等のカメムシ類、オンシツコナジラミ(Trialeurodes vaporariorum)、シルバーリーフコナジラミ(Bemisia argentifolii)等のコナジラミ類、アカマルカイガラムシ(Aonidiella aurantii)、サンホーゼカイガラムシ(Comstockaspis perniciosa)、シトラススノースケール(Unaspis citri)、ルビーロウムシ(Ceroplastes rubens)、イセリヤカイガラムシ(Icerya purchasi)等のカイガラムシ類、グンバイムシ類、トコジラミ(Cimex lectularius)等のトコジラミ類、キジラミ類等;
鱗翅目害虫:ニカメイガ(Chilo suppressalis)、コブノメイガ(Cnaphalocrocis medinalis)、ワタノメイガ(Notarcha derogata)、ノシメマダラメイガ(Plodia interpunctella)等のメイガ類、ハスモンヨトウ(Spodoptera litura)、アワヨトウ(Pseudaletia separata)、トリコプルシア属、ヘリオティス属、ヘリコベルパ属等のヤガ類、モンシロチョウ(Pieris rapae)等のシロチョウ類、アドキソフィエス属、ナシヒメシンクイ(Grapholita molesta)、コドリンガ(Cydia pomonella)等のハマキガ類、モモシンクイガ(Carposina niponensis)等のシンクイガ類、リオネティア属等のハモグリガ類、リマントリア属、ユープロクティス属等のドクガ類、コナガ(Plutella xylostella)等のスガ類、ワタアカミムシ(Pectinophora gossypiella)等のキバガ類、アメリカシロヒトリ(Hyphantria cunea)等のヒトリガ類、イガ(Tinea translucens)、コイガ(Tineola bisselliella)等のヒロズコガ類等;
双翅目害虫:アカイエカ(Culex pipiens pallens)、コガタアカイエカ(Culex tritaeniorhynchus)、ネッタイイエカ(Culex quinquefasciatus)等のイエカ類、ネッタイシマカ(Aedes aegypti)、ヒトスジシマカ(Aedes albopictus)等のエーデス属、(Anopheles sinensis)等のアノフェレス属、ユスリカ類、イエバエ(Musca domestica)、オオイエバエ(Muscina stabulans)等のイエバエ類、クロバエ類、ニクバエ類、ヒメイエバエ類、タネバエ(Delia platura)、タマネギバエ(Delia antiqua)等のハナバエ類、マメハモグリバエ(Liriomyza trifolii)等のハモグリバエ類、ミバエ類、ショウジョウバエ類、オオキモンノミバエ(Megaselia spiracularis)等のノミバエ類、オオチョウバエ(Clogmia albipunctata)等のチョウバエ類、ブユ類、アブ類、サシバエ類等;
鞘翅目害虫:ウエスタンコーンルートワーム(Diabrotica virgifera virgifera)、サザンコーンルートワーム(Diabrotica undecimpunctata howardi)等のコーンルートワーム類、ドウガネブイブイ(Anomala cuprea)、ヒメコガネ(Anomala rufocuprea)等のコガネムシ類、メイズウィービル(Sitophilus zeamais)、イネミズゾウムシ(Lissorhoptrus oryzophilus)、アズキゾウムシ(Callosobruchuys chienensis)等のゾウムシ類、チャイロコメノゴミムシダマシ(Tenebrio molitor)、コクヌストモドキ(Tribolium castaneum)等のゴミムシダマシ類、イネドロオイムシ(Oulema oryzae)、ウリハムシ(Aulacophora femoralis)、キスジノミハムシ(Phyllotreta striolata)、コロラドハムシ(Leptinotarsa decemlineata)等のハムシ類、ハラジロカツオブシムシ(Dermestes maculates)等のカツオブシムシ類、シバンムシ類、ニジュウヤホシテントウ(Epilachna vigintioctopunctata)等のエピラクナ類、ヒラタキクイムシ類、ナガシンクイムシ類、ヒョウホンムシ類、カミキリムシ類、アオバアリガタハネカクシ(Paederus fuscipes)等;
ゴキブリ目害虫:チャバネゴキブリ(Blattella germanica)、クロゴキブリ(Periplaneta fuliginosa)、ワモンゴキブリ(Periplaneta americana)、トビイロゴキブリ(Periplaneta brunnea)、トウヨウゴキブリ(Blatta orientalis)等;
アザミウマ目害虫:ミナミキイロアザミウマ(Thrips palmi)、ネギアザミウマ(Thrips tabaci)、ミカンキイロアザミウマ(Frankliniella occidentalis)、ヒラズハナアザミウマ(Frankliniella intonsa)等;
膜翅目害虫:イエヒメアリ(Monomorium pharaosis)、クロヤマアリ(Formica fusca japonica)、ルリアリ(Ochetellus glaber)、アミメアリ(Pristomyrmex pungens)、オオズアリ(Pheidole noda)等のアリ類スズメバチ類、アリガタバチ類、ニホンカブラバチ(Athalia japonica)等のハバチ類等;
直翅目害虫:ケラ類、バッタ類、コオロギ類等;
隠翅目害虫:ネコノミ(Ctenocephalides felis)、イヌノミ(Ctenocephalides canis)、ヒトノミ(Pulex irritans)、ケオプスネズミノミ(Xenopsylla cheopis)等。
シラミ目害虫:コロモジラミ(Pediculus humanus corporis)、ケジラミ (Phthirus pubis)、ウシジラミ(Haematopinus eurysternus)、ヒツジジラミ(Dalmalinia ovis)、ブタジラミ(Haematopinus suis)等;
シロアリ目害虫:ヤマトシロアリ(Reticulitermes speratus)、イエシロアリ(Coptotermes formosanus)、イースタンサブテラニアンターマイト(Reticulitermes flavipes)、ウエスタンサブテラニアンターマイト(Reticulitermes hesperus)、ダークサザンサブテラニアンターマイト(Reticulitermes virginicus)、アリッドランドサブテラニアンターマイト(Reticulitermes tibialis)、デザートサブテラニアンターマイト(Heterotermes aureus)等のサブテラニアンターマイト類、アメリカカンザイシロアリ(Incisitermes minor)等のドライウッドターマイト類、ネバダダンプウッドターマイト(Zootermopsis nevadensis)等のダンプウッドターマイト類等;
ダニ目害虫:ナミハダニ(Tetranychus urticae)、カンザワハダニ(Tetranychus kanzawai)、ミカンハダニ(Panonychus citri)、リンゴハダニ(Panonychus ulmi)、オリゴニカス属等のハダニ類、トマトサビダニ(Aculops lycopers)、ミカンサビダニ(Aculops pelekassi)、リンゴサビダニ(Aculus schlechtendali)等のフシダニ類、チャノホコリダニ(Polyphagotarsonemus latus)等のホコリダニ類、ヒメハダニ類、ケナガハダニ類、フタトゲチマダニ(Haemaphysalis longicornis)、キチマダニ(Haemaphysalis flava)、アメリカンドッグチック(Dermacentor variabilis)、ヤマトチマダニ(Haemaphysalis flava)、タイワンカクマダニ(Dermacentor taiwanicus)、ヤマトマダニ(Ixodes ovatus)、シュルツマダニ(Ixodes persulcatus) 、ブラックレッグドチック(Ixodes scapularis)、オウシマダニ(Boophilus microplus)、ローンスターチック(Amblyomma americanum)、クリイロコイタマダニ(Rhipicephalus sanguineus)等のマダニ類、ケナガコナダニ(Tyrophagus putrescentiae)等のコナダニ類、コナヒョウヒダニ(Dermatophagoides farinae)、ヤケヒョウヒダニ(Dermatophagoides ptrenyssnus)等のヒョウヒダニ類、ホソツメダニ(Cheyletus eruditus)、クワガタツメダニ(Cheyletus malaccensis)、ミナミツメダニ(Cheyletus moorei)等のツメダニ類、イエダニ(Ornithonyssus bacoti)、トリサシダニ(Ornithonyssus sylvairum)、ワクモ(Dermanyssus gallinae)等のワクモ類、アオツツガムシ(Leptotrombidium akamushi)等のツツガムシ類等;
クモ類:カバキコマチグモ(Chiracanthium japonicum)、セアカゴケグモ(Latrodectus hasseltii)等;
唇脚綱類:ゲジ(Thereuonema hilgendorfi)、トビズムカデ(Scolopendra subspinipes)等;
倍脚綱類:ヤケヤスデ(Oxidus gracilis)、アカヤスデ(Nedyopus tambanus)等;
等脚目類:オカダンゴムシ(Armadillidium vulgare)等;
腹足綱類:チャコウラナメクジ(Limax marginatus)、キイロコウラナメクジ(Limax flavus)等;
線虫類:ミナミネグサレセンチュウ(Pratylenchus coffeae)、キタネグサレセンチュウ(Pratylenchus fallax)、ダイズシストセンチュウ(Heterodera glycines)、ジャガイモシストセンチュウ(Globodera rostochiensis)、キタネコブセンチュウ(Meloidogyne hapla)、サツマイモネコブセンチュウ(Meloidogyne incognita)等。
本発明の有害生物防除剤は、本発明化合物そのものであってもよいが、通常は本発明化合物と固体担体、液体担体、ガス状担体及び/又は餌等とを混合し、必要により界面活性剤その他の製材用補助剤を添加して、油剤、乳剤、フロアブル剤、粒剤、粉剤、毒餌、マイクロカプセル剤等に製剤化されている。これらの製剤は、本発明化合物を通常0.01〜95%含有する。
製剤化の際に用いられる固体担体としては、例えば粘土類(カオリンクレー、珪藻土、合成含水酸化珪素、ベントナイト、フバサミクレー、酸性白土等)、タルク類、セラミック、その他の無機鉱物(セリサイト、石英、硫黄、活性炭、炭酸カルシウム、水和シリカ等)、化学肥料(硫安、燐安、硝安、尿素、塩安等)等の微粉末あるいは粒状物があげられ、液体担体としては、例えば水、アルコール類(メタノール、エタノール等)、ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン等)、芳香族炭化水素類(ベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、メチルナフタレン等)、脂肪族炭化水素類(ヘキサン、シクロヘキサン、灯油、軽油等)、エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチル等)、ニトリル類(アセトニトリル、イソブチロニトリル等)、エーテル類(ジイソプロピルエーテル、ジオキサン等)、酸アミド類(N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド等)、ハロゲン化炭化水素類(ジクロロメタン、トリクロロエタン、四塩化炭素等)、ジメチルスルホキシド及び植物油(大豆油、綿実油等)等が挙げられる。
ガス状担体としては、例えばフルオロカーボン、ブタンガス、LPG(液化石油ガス)、ジメチルエーテル及び炭酸ガス等が挙げられる。
界面活性剤としては、例えばアルキル硫酸エステル塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルアリールスルホン酸塩、アルキル=アリール=エーテル類及びそのポリオキシエチレン化物、ポリエチレングリコールエーテル類、多価アルコールエステル類、並びに糖アルコール誘導体が挙げられる。
その他の製剤用補助剤としては、固着剤、分散剤及び安定剤等、具体的には例えばカゼイン、ゼラチン、多糖類(でんぷん粉、アラビアガム、セルロース誘導体、アルギン酸等)、リグニン誘導体、ベントナイト、糖類、合成水溶性高分子(ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸類等)、PAP(酸性りん酸イソプロピル)、BHT(2,6−ジ−ターシャリーブチル−4−メチルフェノール)、BHA(2−ターシャリーブチル−4−メトキシフェノールと3−ターシャリーブチル−4−メトキシフェノールとの混合物)、植物油、鉱物油、及び脂肪酸又はそのエステル等が挙げられる。
毒餌の基材としては、例えば穀物粉、植物油、糖、結晶セルロース等の餌成分、ジブチルヒドロキシトルエン、ノルジヒドログアイアレチン酸等の酸化防止剤、デヒドロ酢酸等の保存料、トウガラシ粉末等の子どもやペットによる誤食防止剤、チーズ香料、タマネギ香料、ピーナッツオイル等の害虫誘引性香料等が挙げられる。
本発明の有害生物の防除方法としては、通常本発明の有害生物防除剤を有害生物又は有害生物の生息場所に施用する方法等が挙げられる。
また、本発明の有害生物の防除方法として、本発明化合物をそのまま用いる方法を挙げることもできるが、通常は、本発明化合物を前記本発明の有害生物防除剤として製剤化して、例えば、有害生物又は有害生物の生息場所に従来の有害生物防除剤と同様の方法で施用し、発生する有害生物に接触或いは摂取させる方法等を挙げることができる。
本発明における有害生物の生息場所としては、水田、畑、果樹園、非農耕地、家屋等が挙げられる。
かかる施用方法としては、例えば、散布処理、土壌処理、種子処理及び水耕液処理が挙げられる。
本発明における散布処理とは、具体的には、例えば、茎葉散布、樹幹散布等の植物体表面あるいは有害生物自体に、有効成分(本発明化合物)を処理することにより、有害生物に対する防除効力を発現する処理方法であり、
土壌処理とは、例えば、有害生物による摂食等の被害から保護しようとする作物の植物体内部に根部等から浸透移行させるために、土壌あるいは灌水液等に有効成分を処理することにより、該作物を有害生物による被害から保護する処理方法であり、具体的には、例えば、植穴処理(植穴散布、植穴処理土壌混和)、株元処理(株元散布、株元土壌混和、株元灌注、育苗期後半株元処理)、植溝処理(植溝散布、植溝土壌混和)、作条処理(作条散布、作条土壌混和、生育期作条散布)、播種時作条処理(播種時作条散布、播種時作条土壌混和)、全面処理(全面土壌散布、全面土壌混和)、その他土壌散布処理(生育期粒剤葉面散布、樹冠下又は主幹周辺散布、土壌表面散布、土壌表面混和、播穴散布、畦部地表面散布、株間散布)、その他灌注処理(土壌灌注、育苗期灌注、薬液注入処理、地際部灌注、薬液ドリップイリゲーション、ケミゲーション)、育苗箱処理(育苗箱散布、育苗箱灌注)、育苗トレイ処理(育苗トレイ散布、育苗トレイ灌注)、苗床処理(苗床散布、苗床灌注、水苗代苗床散布、苗浸漬)、床土混和処理(床土混和、播種前床土混和)、その他処理(培土混和、鋤き込み、表土混和、雨落ち部土壌混和、植位置処理、粒剤花房散布、ペースト肥料混和)が挙げられ、
種子処理とは、例えば、有害生物による摂食等の被害から保護しようとする作物の種子、種芋又は球根等に直接あるいはその近傍に有効成分を処理することにより、有害生物に対する防除効力を発現する処理方法であり、具体的には、例えば、吹きつけ処理、塗沫処理、浸漬処理、含浸処理、塗布処理、フィルムコート処理、ペレットコート処理が挙げられ、
水耕液処理とは、例えば、有害生物による摂食等の被害から保護しようとする作物の植物体内部に根部等から浸透移行させるために水耕液等に有効成分を処理することにより、該作物を有害生物による被害から保護する処理方法であり、具体的には、例えば、水耕液混和、水耕液混入などが挙げられる。
本発明の有害生物防除剤を農林用として用いる場合、その施用量は通常1000m2あたり本発明化合物の量で0.1〜10000gである。本発明の有害生物防除剤が乳剤、水和剤、フロアブル剤、マイクロカプセル剤等に製剤化されたものである場合は、通常有効成分濃度が10〜10000ppmとなるように水で希釈して散布することにより施用し、本発明の有害生物防除剤が粒剤、粉剤等に製剤化されたものである場合には、通常そのまま施用する。
本発明の有害生物防除剤は有害生物から保護すべき作物等の植物に対して茎葉処理することにより使用することができ、作物の苗を植え付ける前の苗床や植付けの時に植穴や株元に処理することにより使用することもできる。更に、耕作地の土壌に生息する有害生物を防除する目的で該土壌に処理することにより使用してもよい。また、シート状やひも状等に加工した樹脂製剤を作物に巻き付ける、作物の近傍に張り渡す及び/又は株元の土壌表面に敷く等の方法で使用することもできる。
本発明の有害生物防除剤を家屋内に生息する有害生物(例えば、ハエ、蚊、ゴキブリ)の防除に用いる場合、その施用量は、面上に処理する場合は処理面積1m2あたりの本発明化合物量で、通常、0.01〜1000mgであり、空間に処理する場合は処理空間1m3あたりの本発明化合物量で、通常、0.01〜500mgである。本発明の有害生物防除剤が乳剤、水和剤、フロアブル剤等に製剤化されている場合は、通常有効成分濃度が0.1〜1000ppmとなるように水で希釈して施用し、油剤、エアゾール剤、燻煙剤、毒餌剤等はそのまま施用する。
本発明化合物は、畑、水田、芝生、果樹園等の農耕地又は非農耕地用の殺虫剤として使用することができる。例えば本発明化合物は、以下に挙げられる「作物」等を栽培する農耕地等において、該作物等に対して薬害を与えることなく、当該農耕地の害虫を防除することができる。
農作物;トウモロコシ、イネ、コムギ、オオムギ、ライムギ、エンバク、ソルガム、ワタ、ダイズ、ピーナッツ、ソバ、テンサイ、ナタネ、ヒマワリ、サトウキビ、タバコ等、
野菜;ナス科野菜(ナス、トマト、ピーマン、トウガラシ、ジャガイモ等)、ウリ科野菜(キュウリ、カボチャ、ズッキーニ、スイカ、メロン等)、アブラナ科野菜(ダイコン、カブ、セイヨウワサビ、コールラビ、ハクサイ、キャベツ、カラシナ、ブロッコリー、カリフラワー等)、キク科野菜(ゴボウ、シュンギク、アーティチョーク、レタス等)、ユリ科野菜(ネギ、タマネギ、ニンニク、アスパラガス)、セリ科野菜(ニンジン、パセリ、セロリ、アメリカボウフウ等)、アカザ科野菜(ホウレンソウ、フダンソウ等)、シソ科野菜(シソ、ミント、バジル等)、イチゴ、サツマイモ、ヤマノイモ、サトイモ等、
花卉(バラ、カーネーション、キク、トルコギキョウ、カスミソウ、ガーベラ、マリーゴールド、サルビア、ペチュニア、バーベナ、チューリップ、アスター、リンドウ、ユリ、パンジー、シクラメン、ラン、スズラン、ラベンダー、ストック、ハボタン、プリムラ、ポインセチア、グラジオラス、カトレア、デージー、シンビジューム、ベゴニア等)、
観葉植物、
果樹;仁果類(リンゴ、セイヨウナシ、ニホンナシ、カリン、マルメロ等)、核果類(モモ、スモモ、ネクタリン、ウメ、オウトウ、アンズ、プルーン等)、カンキツ類(ウンシュウミカン、オレンジ、レモン、ライム、グレープフルーツ等)、堅果類(クリ、クルミ、ハシバミ、アーモンド、ピスタチオ、カシューナッツ、マカダミアナッツ等)、液果類(ブルーベリー、クランベリー、ブラックベリー、ラズベリー等)、ブドウ、カキ、オリーブ、ビワ、バナナ、コーヒー、ナツメヤシ、ココヤシ等、
果樹以外の樹;チャ、クワ、花木、街路樹(トネリコ、カバノキ、ハナミズキ、ユーカリ、イチョウ、ライラック、カエデ、カシ、ポプラ、ハナズオウ、フウ、プラタナス、ケヤキ、クロベ、モミノキ、ツガ、ネズ、マツ、トウヒ、イチイ)等。
バイオ燃料作物(燃料植物);ベニバナ、アマナズナ類 スイッチグラス、ナンヨウアブラギリ、ミスカンサス、クサヨシ 、ダンチク、ケナフ 、キャッサバ 、ヤナギ 、ユーカリ 、藻類等。
上記「作物」とは、イソキサフルトール等のHPPD阻害剤、イマゼタピル、チフェンスルフロンメチル等のALS阻害剤、EPSP合成酵素阻害剤、グルタミン合成酵素阻害剤、ブロモキシニル等の除草剤に対する耐性を古典的な育種法、もしくは遺伝子組換え技術により付与された作物も含まれる。
古典的な育種法により耐性を付与された「作物」の例として、イマゼタピル等のイミダゾリノン系除草剤に耐性のClearfield(登録商標)カノーラ、チフェンスルフロンメチル等のスルホニルウレア系ALS阻害型除草剤に耐性のSTSダイズ等がある。同様に古典的な育種法によるチフェンスルフロンメチル等のスルホニルウレア系ALS阻害型除草剤に耐性のダイズがあり、STSダイズの商品名で既に販売されている。同様に古典的な育種法によりトリオンオキシム系、アリールオキシフェノキシプロピオン酸系除草剤などのアセチルCoAカルボキシラーゼ阻害剤に耐性が付与された作物の例としてSRコーン等がある。アセチルCoAカルボキシラーゼ阻害剤に耐性が付与された作物はプロシーディングズ・オブ・ザ・ナショナル・アカデミー・オブ・サイエンシーズ・オブ・ザ・ユナイテッド・ステーツ・オブ・アメリカ(Proc.Natl.Acad.Sci.USA)87巻、7175〜7179頁(1990年)等に記載されている。またアセチルCoAカルボキシラーゼ阻害剤に耐性の変異アセチルCoAカルボキシラーゼがウィード・サイエンス(Weed Science)53巻、728〜746頁(2005年)等に報告されており、こうした変異アセチルCoAカルボキシラーゼ遺伝子を遺伝子組換え技術により作物に導入するかもしくは抵抗性付与に関わる変異を作物アセチルCoAカルボキシラーゼに導入する事により、アセチルCoAカルボキシラーゼ阻害剤に耐性の作物を作出することができる。さらに、キメラプラスティ技術(Gura T. 1999. Repairing the Genome’s Spelling Mistakes. Science 285: 316−318.)に代表される塩基置換変異導入核酸を作物細胞内に導入して作物〔アセチルCoAカルボキシラーゼ/除草剤標的〕遺伝子に部位特異的アミノ酸置換変異を引き起こすことにより、〔アセチルCoAカルボキシラーゼ阻害剤/除草剤〕に耐性の作物を作出することができる。
遺伝子組換え技術により耐性を付与された作物の例として、グリホサートやグルホシーネートに耐性のトウモロコシ品種があり、RoundupReady(登録商標)及びLibertyLink(登録商標)等の商品名ですでに販売されている。
上記「作物」とは、遺伝子組換え技術を用いて、例えば、バチルス属で知られている選択的毒素等を合成する事が可能となった作物も含まれる。
この様な遺伝子組換え植物で発現される毒素として、バチルス・セレウスやバチルス・ポピリエ由来の殺虫性タンパク;バチルス・チューリンゲンシス由来のCry1Ab、Cry1Ac、Cry1F、Cry1Fa2、Cry2Ab、Cry3A、Cry3Bb1又はCry9C等のδ−エンドトキシン、VIP1、VIP2、VIP3又はVIP3A等の殺虫タンパク;線虫由来の殺虫タンパク;さそり毒素、クモ毒素、ハチ毒素又は昆虫特異的神経毒素等動物によって産生される毒素;糸条菌類毒素;植物レクチン;アグルチニン;トリプシン阻害剤、セリンプロテアーゼ阻害剤、パタチン、シスタチン、パパイン阻害剤等のプロテアーゼ阻害剤;リシン、トウモロコシ−RIP、アブリン、ルフィン、サポリン、ブリオジン等のリボゾーム不活性化タンパク(RIP);3−ヒドロキシステロイドオキシダーゼ、エクジステロイド−UDP−グルコシルトランスフェラーゼ、コレステロールオキシダーゼ等のステロイド代謝酵素;エクダイソン阻害剤;HMG-COAリダクターゼ;ナトリウムチャネル、カルシウムチャネル阻害剤等のイオンチャネル阻害剤;幼若ホルモンエステラーゼ;利尿ホルモン受容体;スチルベンシンターゼ;ビベンジルシンターゼ;キチナーゼ;グルカナーゼ等が挙げられる。
またこの様な遺伝子組換え作物で発現される毒素として、Cry1Ab、Cry1Ac、Cry1F、Cry1Fa2、Cry2Ab、Cry3A、Cry3Bb1又はCry9C等のδ−エンドトキシンタンパク、VIP1、VIP2、VIP3又はVIP3A等の殺虫タンパクのハイブリッド毒素、一部を欠損した毒素、修飾された毒素も含まれる。ハイブリッド毒素は組換え技術を用いて、これらタンパクの異なるドメインの新しい組み合わせによって作り出される。一部を欠損した毒素としては、アミノ酸配列の一部を欠損したCry1Abが知られている。修飾された毒素としては、天然型の毒素のアミノ酸の1つ又は複数が置換されている。
これら毒素の例及びこれら毒素を合成する事ができる組換え植物は、EP-A-0 374 753、WO 93/07278、WO 95/34656、EP-A-0 427 529、EP-A-451 878、WO 03/052073等に記載されている。
これらの組換え植物に含まれる毒素は、特に、甲虫目害虫、双翅目害虫、鱗翅目害虫への耐性を植物へ付与する。
また、1つ又は複数の殺虫性の害虫抵抗性遺伝子を含み、1つ又は複数の毒素を発現する遺伝子組換え植物は既に知られており、いくつかのものは市販されている。これら遺伝子組換え植物の例として、YieldGard(登録商標)(Cry1Ab毒素を発現するトウモロコシ品種)、YieldGard Rootworm(登録商標)(Cry3Bb1毒素を発現するトウモロコシ品種)、YieldGard Plus(登録商標)(Cry1AbとCry3Bb1毒素を発現するトウモロコシ品種)、Herculex I(登録商標)(Cry1Fa2毒素とグルホシネートへの耐性を付与する為にホスフィノトリシン N−アサチルトランスフェラーゼ(PAT)を発現するトウモロコシ品種)、NuCOTN33B(登録商標)(Cry1Ac毒素を発現するワタ品種)、Bollgard I(登録商標)(Cry1Ac毒素を発現するワタ品種)、Bollgard II(登録商標)(Cry1AcとCry2Ab毒素とを発現するワタ品種)、VIPCOT(登録商標)(VIP毒素を発現するワタ品種)、NewLeaf(登録商標)(Cry3A毒素を発現するジャガイモ品種)、NatureGard(登録商標)Agrisure(登録商標)GT Advantage(GA21 グリホサート耐性形質)、Agrisure(登録商標)CB Advantage(Bt11コーンボーラー(CB)形質)、Protecta(登録商標)等が挙げられる。
上記「作物」とは、遺伝子組換え技術を用いて、選択的な作用を有する抗病原性物質を産生する能力を付与されたものも含まれる。
抗病原性物質の例として、PRタンパク等が知られている(PRPs、EP-A-0 392 225)。このような抗病原性物質とそれを産生する遺伝子組換え植物は、EP-A-0 392 225、WO 95/33818、EP-A-0 353 191等に記載されている。
こうした遺伝子組換え植物で発現される抗病原性物質の例として、例えば、ナトリウムチャネル阻害剤、カルシウムチャネル阻害剤(ウイルスが産生するKP1、KP4、KP6毒素等が知られている。)等のイオンチャネル阻害剤;スチルベンシンターゼ;ビベンジルシンターゼ;キチナーゼ;グルカナーゼ;PRタンパク;ペプチド抗生物質、ヘテロ環を有する抗生物質、植物病害抵抗性に関与するタンパク因子(植物病害抵抗性遺伝子と呼ばれ、WO 03/000906に記載されている。)等の微生物が産生する抗病原性物質等が挙げられる。
上記「作物」には、遺伝子組換え技術を用いて、油糧成分改質やアミノ酸含量増強形質などの有用形質を付与した作物も含まれる。例として、VISTIVE(登録商標)(リノレン含量を低減させた低リノレン大豆)あるいは、high−lysine(high−oil) corn(リジンあるいはオイル含有量を増量したコーン)等が挙げられる。
さらに、上記の古典的な除草剤形質あるいは除草剤耐性遺伝子、殺虫性害虫抵抗性遺伝子、抗病原性物質産生遺伝子、油糧成分改質やアミノ酸含量増強形質などの有用形質について、これらを複数組み合わせたスタック品種も含まれる。
また、本発明の有害生物防除剤は他の殺虫剤、殺線虫剤、殺ダニ剤、殺菌剤、除草剤、植物生長調節剤、共力剤、肥料、土壌改良剤等と混用又は併用することもできる。
殺虫剤としては、例えば
(1)有機リン系化合物
アセフェート(acephate)、りん化アルミニウム(Aluminium phosphide)、ブタチオホス(butathiofos)、キャドサホス(cadusafos)、クロルエトキシホス(chlorethoxyfos)、クロルフェンビンホス(ch1orfenvinphos)、クロルピリホス(chlorpyrifos)、クロルピリホスメチル(chlorpyrifos-methyl)、シアノホス(cyanophos:CYAP)、ダイアジノン(diazinon)、DCIP(dichlorodiisopropyl ether)、ジクロフェンチオン(dichlofenthion:ECP)、ジクロルボス(dichlorvos:DDVP)、ジメトエート(dimethoate)、ジメチルビンホス(dimethylvinphos)、ジスルホトン(disulfoton)、EPN、エチオン(ethion)、エトプロホス(ethoprophos)、エトリムホス(etrimfos)、フェンチオン(fenthion:MPP)、フエニトロチオン(fenitrothion:MEP)、ホスチアゼート(fosthiazate)、ホルモチオン(formothion)、りん化水素(Hydrogen phosphide)、イソフェンホス(isofenphos)、イソキサチオン(isoxathion)、マラチオン(malathion)、メスルフェンホス(mesulfenfos)、メチダチオン(methidathion:DMTP)、モノクロトホス(monocrotophos)、ナレッド(naled:BRP)、オキシデプロホス(oxydeprofos:ESP)、パラチオン(parathion)、ホサロン(phosalone)、ホスメット(phosmet:PMP)、ピリミホスメチル(pirimiphos-methy1)、ピリダフェンチオン(pyridafenthion)、キナルホス(quinalphos)、フェントエート(phenthoate:PAP)、プロフェノホス(profenofos)、プロパホス(propaphos)、プロチオホス(prothiofos)、ピラクロホス(pyraclorfos)、サリチオン(salithion)、スルプロホス(sulprofos)、テブピリムホス(tebupirimfos)、テメホス(temephos)、テトラクロルビンホス(tetrach1orvinphos)、テルブホス(terbufos)、チオメトン(thiometon)、トリクロルホン(trichlorphon:DEP)、バミドチオン(vamidothion)等;
(2)カーバメート系化合物
アラニカルブ(alanycarb)、ベンダイオカルブ(bendiocarb)、ベンフラカルブ(benfuracarb)、BPMC、カルバリル(carbary1)、カルボフラン(carbofuran)、カルボスルファン(carbosulfan)、クロエトカルブ(cloethocarb)、エチオフェンカルブ(ethiofencarb)、フェノブカルブ(fenobucarb)、フェノチオカルブ(fenothiocarb)、フェノキシカルブ(fenoxycarb)、フラチオカルブ(furathiocarb)、イソプロカルブ(isoprocarb:MIPC)、メトルカルブ(metolcarb)、 メソミル(methomyl)、メチオカルブ(methiocarb)、NAC、オキサミル(oxamyl)、ピリミカーブ(pirimicarb)、プロポキスル(propoxur:PHC)、XMC、チオジカルブ(thiodicarb)、 キシリルカルブ(xylylcarb)等;
(3)合成ピレスロイド系化合物
アクリナトリン(acrinathrin)、アレスリン(allethrin)、ベンフルスリン(benfluthrin)、ベータ−シフルトリン(beta-cyfluthrin)、ビフェントリン(bifenthrin)、シクロプロトリン(cycloprothrin)、シフルトリン(cyfluthrin)、シハロトリン(cyhalothrin)、シペルメトリン(cypermethrin)、デルタメトリン(deltamethrin)、エスフェンバレレート(esfenvalerate)、エトフェンプロックス(ethofenprox) 、フェンプロパトリン(fenpropathrin)、フェンバレレート(fenvalerate)、フルシトリネート(flucythrinate)、フルフェンプロックス(flufenoprox)、フルメスリン(flumethrin)、フルバリネート(fluvalinate)、ハルフェンプロックス(halfenprox)、イミプロトリン(imiprothrin)、ペルメトリン(permethrin)、プラレトリン(prallethrin)、ピレトリン(pyrethrins)、レスメトリン(resmethrin)、シグマ−サイパーメスリン(sigma-cypermethrin)、シラフルオフェン(silafluofen)、テフルトリン(tefluthrin)、トラロメトリン(tralomethrin)、トランスフルトリン(transfluthrin)、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(メトキシメチル)ベンジル (EZ)−(1RS,3RS;1RS,3SR)−2,2−ジメチル−3−プロプ−1−エニルシクロプロパンカルボキシレート、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メチルベンジル (EZ)−(1RS,3RS;1RS,3SR)−2,2−ジメチル−3−プロプ−1−エニルシクロプロパンカルボキシレート、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(メトキシメチル)ベンジル (1RS,3RS;1RS,3SR)−2,2−ジメチル−3−(2−メチル−1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシレート等;
(4)ネライストキシン系化合物
カルタップ(cartap)、ベンスルタップ(bensu1tap)、チオシクラム(thiocyclam)、モノスルタップ(monosultap)、ビスルタップ(bisultap)等;
(5)ネオニコチノイド系化合物
イミダクロプリド(imidac1oprid)、ニテンピラム(nitenpyram)、アセタミプリド(acetamiprid)、チアメトキサム(thiamethoxam)、チアクロプリド(thiacloprid)、ジノテフラン(dinotefuran)、クロチアニジン(clothianidin)等;
(6)ベンゾイル尿素系化合物
クロルフルアズロン(chlorfluazuron)、ビストリフルロン(bistrifluron)、ジアフェンチウロン(diafenthiuron)、ジフルベンズロン(diflubenzuron)、フルアズロン(fluazuron)、フルシクロクスロン(flucycloxuron)、フルフェノクスロン(flufenoxuron)、ヘキサフルムロン(hexaflumuron)、ルフェヌロン(lufenuron)、ノバルロン(novaluron)、ノビフルムロン(noviflumuron)、テフルベンズロン(teflubenzuron)、トリフルムロン(triflumuron)等;
(7)フェニルピラゾール系化合物
アセトプロール(acetoprole)、エチプロール(ethiprole)、フィプロニル(fiproni1)、バニリプロール(vaniliprole)、ピリプロール(pyriprole)、ピラフルプロール(pyrafluprole)等;
(8)Btトキシン系殺虫剤
バチルス・チューリンゲンシス菌由来の生芽胞及び産生結晶毒素、並びにそれらの混合物;
(9)ヒドラジン系化合物
クロマフェノジド(chromafenozide)、ハロフェノジド(halofenozide)、メトキシフェノジド(methoxyfenozide)、テブフェノジド(tebufenozide)等;
(10)有機塩素系化合物
アルドリン(aldrin)、ディルドリン(dieldrin)、ジエノクロル(dienochlor)、エンドスルファン(endosulfan)、メトキシクロル(methoxychlor)等;
(11)天然系殺虫剤
マシン油(machine oil)、硫酸ニコチン(nicotine-sulfate);
(12)その他の殺虫剤
アベルメクチン(avermectin-B)、ブロモプロピレート(bromopropylate)、ブプロフェジン(buprofezin)、クロルフェナピル(chlorphenapyr)、シロマジン(cyromazine)、D−D(1,3-Dichloropropene)、エマメクチンベンゾエート(emamectin-benzoate)、フェナザキン(fenazaquin)、フルピラゾホス(flupyrazofos)、ハイドロプレン(hydroprene)、インドキサカルブ(indoxacarb)、メトキサジアゾン(metoxadiazone)、ミルベマイシンA(milbemycin-A)、ピメトロジン(pymetrozine)、ピリダリル(pyridalyl)、ピリプロキシフェン(pyriproxyfen)、スピノサッド(spinosad)、スルフラミド(sulfluramid)、トルフェンピラド(tolfenpyrad)、トリアゼメイト(triazamate)、フルベンジアミド(flubendiamide)、レピメクチン(lepimectin)、シフルメトフェン(cyflumetofen)、亜ひ酸(Arsenic acid)、ベンクロチアズ(benclothiaz)、石灰窒素(Calcium cyanamide)、石灰硫黄合剤(Calcium polysulfide)、クロルデン(chlordane)、DDT、DSP、フルフェネリウム(flufenerim)、フロニックアミド(flonicamid)、フルリムフェン(flurimfen)、ホルメタネート(formetanate)、メタム・アンモニウム(metam-ammonium)、メタム・ナトリウム(metam-sodium)、臭化メチル(Methyl bromide)、ニディノテフラン(nidinotefuran)、オレイン酸カリウム(Potassium oleate)、プロトリフェンビュート(protrifenbute)、スピロメシフェン(spiromesifen)、硫黄(Sulfur)、メタフルミゾン(metaflumizone)、スピロテトラマット(spirotetramat)、ピリフルキナゾン(pyrifluquinazon)、クロラントラニリプロール(Chlorantraniliprole)等が挙げられる。
殺ダニ剤(殺ダニ活性成分)としては、例えば
アセキノシル(acequinocyl)、アミトラズ(amitraz)、ベンゾキシメート(benzoximate)、ビフェナゼート(bifenaate)、フェニソブロモレート(bromopropylate)、キノメチオネート(chinomethionat)、クロルベンジレート(chlorobenzilate)、CPCBS(chlorfenson)、クロフェンテジン(clofentezine)、シフルメトフェン(cyflumetofen)、ケルセン(ジコホル:dicofol)、エトキサゾール(etoxazole)、酸化フェンブタスズ(fenbutatin oxide)、フェノチオカルブ(fenothiocarb)、フェンピロキシメート(fenpyroximate)、フルアクリピリム(fluacrypyrim)、フルプロキシフェン(fluproxyfen)、ヘキシチアゾクス(hexythiazox)、プロパルギット(propargite:BPPS)、ポリナクチン複合体(polynactins)、ピリダベン(pyridaben)、ピリミジフェン(Pyrimidifen)、テブフェンピラド(tebufenpyrad)、テトラジホン(tetradifon)、スピロディクロフェン(spirodiclofen)、アミドフルメット(amidoflumet)、シエノピラフェン(cyenopyrafen)等が挙げられる。
殺線虫剤(殺線虫活性成分)としては、例えば、
DCIP、フォスチアゼート(fosthiazate)、塩酸レバミゾール(levamisol)、メチルイソチオシアネート(methyisothiocyanate)、酒石酸モランテル(morantel tartarate)等が挙げられる。
殺菌剤としては、例えば、
アシベンゾラル−S−メチル(acibenzolar-S-methyl)、アンバム(amobam)、アムプロピルホス(ampropylfos)、アニラジン(anilazine)、アゾキシストロビン(azoxystrobin)、ベナラキシル(benalaxyl)、ベノダニル(benodanil)、ベノミル(benomyl)、ベンチアバリカルブ(benthiavalicarb)、ベンチアゾール(benthiazole)、ベソキサジン(bethoxazin)、ビテルタノール(bitertanol)、ブラストサイジン−S(blasticidin-S)、ボルドー液(Bordeaux mixture)、ボスカリド(boscalid)、ブロムコナゾール(bromuconazole)、ブチオベート(buthiobate)、次亜塩素酸カルシウム(Calcium hypochlorite)、石灰硫黄合剤(Calcium polysulfide)、キャプタン(captan)、カルベンダゾール(carbendazol)、カルボキシン(carboxin)、カルプロパミド(carpropamid)、クロベンチアゾン(chlobenthiazone)、クロロネブ(chloroneb)、クロルピクリン(chloropicrin)、クロロタロニル(chlorothalonil:TPN)、クロルチオホス(chlorthiophos)、桂皮アルデヒド(Cinnamaldehyde)、クロジラコン(clozylacon)、CNA(2,6-Dichloro-4-nitroaniline)、水酸化第二銅(Copper hydroxide)、硫酸銅(Copper sulfate)、シアゾファミド(cyazofamid)、シフルフェンアミド(cyfluphenamid)、シモキサニル(cymoxanil)、シプロコナゾール(cyproconazole)、シプロジニル(cyprodinil)、シプロフラム(cyprofuram)、ダゾメット(dazomet)、デバカルブ(debacarb)、ジクロフルアニド(dichlofluanid)、D−D(1,3-Dichloropropene)、ジクロシメット(diclocymet)、ジクロメジン(diclomezine)、ジエトフェンカルブ(diethofencarb)、ジフェノコナゾール(difenoconazole)、ジフルメトリム(diflumetorim)、ジメフルアゾール(dimefluazole)、ジメチリモール(dimethirimol)、ジメトモルフ(dimethomorph)、ジニコナゾール・M(diniconazole-M)、ジノカップ(dinocap)、エジフェンホス(edifenphos)、エポキシコナゾール(epoxiconazole)、ジメチルジチオカルバミン酸ニッケル、エタコナゾール(etaconazole)、エタボキサム(ethaboxam)、エチリモル(ethirimol)、エトリジアゾール(etridiazole)、ファモキサドン(famoxadone)、フェナミドン(fenamidone)、フェナリモル(fenarimol)、フェンブコナゾール(fenbuconazole)、フェンダゾスラム(Fendazosulam)、フェンヘキサミド(fenhexamid)、フェノキサニル(fenoxanil)、フェンピクロニル(fenpiclonil)、フェンプロピジン(fenpropidin)、フェンプロピモルフ(fenpropimorph)、フェンチアゾン(fentiazon)、水酸化トリフェニルスズ(fentin hydroxide)、フェリムゾン(ferimzone)、フルアジナム(fluazinam)、フルジオキソニル(fludioxonil)、フルメトバー(flumetover)、フルモルフ(flumorph)、フルオルイミド(fluoroimide)、フルオトリマゾール(fluotrimazole)、フルオキサストロビン(fluoxastrobin)、フルキンコナゾール(fluquinconazole)、フルシラゾール(flusilazole)、フルスルファミド(flusulfamide)、フルトラニル(flutolanil)、フルトリアホル(flutriafol)、ホセチル(fosetyl-Al)、フサライド(fthalide)、フベリダゾール(fuberidazole)、フララキシル(furalaxyl)、フラメトピル(furametpyr)、フルカルバニル(furcarbanil)、フルコナゾール-シス(furconazole-cis)、ヘキサコナゾール(hexaconazole)、ヒメキサゾール(hymexazol)、IBP(IBP)、イマザリル(imazalil)、イミベンコナゾール(imibenconazole)、イミノクタジン・アルベシル酸塩(iminoctadine-albesilate)、イミノクタジン酢酸塩(iminoctadine-triacetate)、ヨードカルブ(iodocarb)、イプコナゾール(ipconazole)、イプロジオン(iprodione)、イプロバリカルブ(iprovalicarb)、イソプロチオラン(isoprothiolane)、カスガマイシン(kasugamycin)、クレソキシム・メチル(kresoxim-methyl)、マンコゼブ(mancozeb)、マンネブ(maneb)、メパニピリム(mepanipyrim)、メプロニル(mepronil)、メタラキシル(metalaxyl)、メタラキシル・M(metalaxyl-M)、メタム・ナトリウム(metam-sodium)、メタスルホカルブ(methasulfocarb)、臭化メチル(Methyl bromide)、メトコナゾール(metconazole)、メトフロキサム(methfuroxam)、メトミノストロビン(metominostrobin)、メトラフェノン(metrafenone)、メトスルホバックス(metsulfovax)、ミルディオマイシン(mildiomycin)、ミルネブ(milneb)、ミクロブタニル(myclobutanil)、ミクロゾリン(myclozolin)、ナーバム(nabam)、オリサストロビン(orysastrobin)、オフレース(ofurace)、オキサジキシル(oxadixyl)、オキソリニック酸(oxolinic acid)、オキシポコナゾール(oxpoconazole)、オキシカルボキシン(oxycarboxin)、オキシテトラサイクリン(oxytetracycline)、ペフラゾエート(pefurazoate)、ペンコナゾール(penconazole)、ペンシクロン(pencycuron)、ピコキシストロビン(picoxystrobin)、ポリカーバメート(polycarbamate)、ポリオキシン(polyoxin)、炭酸水素カリウム(Potassium hydrogen carbonate)、プロベナゾール(probenazole)、プロクロラズ(prochloraz)、プロシミドン(procymidone)、プロパモカルブ塩酸塩(propamocarb-hydrochloride)、プロピコナゾール(propiconaole)、プロピネブ(propineb)、プロキナジド(proquinazid)、プロチオカーブ(prothiocarb)、プロチオコナゾール(prothioconazole)、ピラカルボリド(pyracarbolid)、ピラクロストロビン(pyraclostrobin)、ピラゾホス(pyrazophos)、ピリブチカルブ(pyributicarb)、ピリフェノックス(pyrifenox)、ピリメタニル(pyrimethanil)、ピロキロン(pyroquilon)、キノキシフェン(quinoxyfen)、キントゼン(quintozene:PCNB)、シルチオファーム(silthiopham)、シメコナゾール(simeconazole)、シプコナゾール(sipconazole)、炭酸水素ナトリウム(Sodium bibarbonate)、次亜塩素酸ナトリウム(sodium hypochlorite)、スピロキサミン(spiroxamine)、SSF−129((E)-2〔2-(2,5-dimethylphenoxymethyl)phenyl〕-2-methoxyimino-N-methylacetamide)、ストレプトマイシン(streptomycin)、硫黄(Sulfur)、テブコナゾール(tebuconazole)、テクロフタラム(tecloftalam)、テトラコナゾール(tetraconazole)、チアベンダゾール(thiabendazole)、チアジニル(thiadinil)、チウラム(thiram:TMTD)、チフルザミド(thifluzamide)、チオファネートメチル(thiophanate-methyl)、トルクロホス−メチル(tolclofos-methyl)、TPN(TPN)、トリアジメホン(triadimefon)、トリアジメノール(triadimenol)、トリアゾキシド(triazoxide)、トリクラミド(triclamide)、トリシクラゾール(tricyclazole)、トリデモルフ(tridemorph)、トリフルミゾール(triflumizole)、トリフロキシストロビン(trifloxystrobin)、トリホリン(triforine)、トリチコナゾール(triticonazole)、バリダマイシン(validamycin)、ビンクロゾリン(vinclozolin)、ビニコナゾール(viniconazole)、ジネブ(zineb)、ジラム(ziram)、ゾキサミド(zoxamide)が挙げられる。
除草剤、植物ホルモン剤、植物成長調節物質としては、例えば、
アブシジン酸(Abscisic acid)、アセトクロール(acetochlor)、アシフルオルフェン(acifluorfen-sodium)、アラクロール(alachlor)、アロキシジム(alloxydim)、アメトリン(ametryn)、アミカルバゾン(amicarbazone)、アミドスルフロン(amidosulfuron)、アミノエトキシビニルグリシン(aminoethoxyvinylglycine)、アミノピラリド(aminopyralid)、AC94,377、アミプロホスメチル(amiprofos-methyl)、アンシミドール(ancymidol)、アシュラム(asulam)、アトラジン(atrazine)、アビグリシン(aviglycine)、アジムスルフロン(azimsulfuron)、ベフルブタミド(beflubutamid)、ベンフルラリン(benfluralin)、ベンフレセート(benfuresate)、ベンスルフロン・メチル(bensulfuron-methyl)、ベンスリド(bensulide:SAP)、ベンタゾン(bentazone)、ベンチオカーブ(benthiocarb)、ベンザミゾール(benzamizole)、ベンズフェンディゾン(benzfendizone)、ベンゾビシクロン(benzobicyclon)、ベンゾフェナップ(benzofenap)、ベンジルアデニン(benzyl adenine)、ベンジルアミノプリン(benzylaminopurine)、ビアラホス(bialaphos)、ビフェノックス(bifenox)、ブラシノライド(Brassinolide)、ブロマシル(bromacil)、ブロモブチド(bromobutide)、ブタクロール(butachlor)、ブタフェナシル(butafenacil)、ブタミホス(butamifos)、ブチレート(butylate)、カフェンストロール(cafenstrole)、炭酸カルシウム(Calcium carbonate)、過酸化カルシウム(Calcium peroxide)、カルバリル(carbaryl)、クロメトキシニル(chlomethoxynil)、クロリダゾン(chloridazon)、クロリムロン・エチル(chlorimuron-ethyl)、クロルフタリム(chlorphthalim)、クロルプロファム(chlorpropham)、クロルスルフロン(chlorsulfuron)、クロルタル・ジメチル(chlorthal-dimethyl)、クロルチアミド(chlorthiamid:DCBN)、塩化コリン(choline chloride)、シニドンエチル(cinidon-ethyl)、シンメチリン(cinmethylin)、シノスルフロン(cinosulfuron)、クレトジム(clethodim)、クロメプロップ(clomeprop)、クロキシホナック(cloxyfonac-sodium)、クロルメコート(chlormequat chloride)、4−CPA(4-chlorophenoxyacetic acid)、クロプロップ(cliprop)、クロフェンセット(clofencet)、クミルロン(cumyluron)、シアナジン(cyanazine)、シクラニリド(cyclanilide)、シクロスルファムロン(cyclosulfamron)、シハロホップ・ブチル(cyhalofop-butyl)、2,4−D塩(2,4-Dichlorophenoxyacetic acid salts)、ジクロルプロップ(dichlorprop:2,4-DP)、ダイムロン(daimuron)、ダラポン(dalapon:DPA)、ジメテンアミド-P(dimethenamid-P)、ダミノジット(daminozide)、ダゾメット(dazomet)、デシルアルコール(n-Decyl alcohol)、ジカンバ(dicamba-sodium:MDBA)、ジクロベニル(dichlobenil:DBN)、ジフルフェニカン(diflufenican)、ジケグラック(dikegulac)、ジメピペレート(dimepiperate)、ジメタメトリン(dimethametryn)、ジメテナミド(dimethenamid)、ジクワット(diquat)、ジチオピル(dithiopyr)、ジウロン(diuron)、エンドタール(endothal)、エポコレオン(epocholeone)、エスプロカルブ(esprocarb)、エテホン(ethephon)、エチジムロン(ethidimuron)、エトキシスルフロン(ethoxysulfuron)、エチクロゼート(ethychlozate)、エトベンザニド(etobenzanid)、フェナリモル(fenarimol)、フェノキサプロップ・エチル(fenoxaprop-ethyl)、フェントラザミド(fentrazamide)、フラザスルフロン(flazasulfuron)、フロラスラム(florasulam)、フルアジホップ(fluazifop-butyl)、フルアゾレート(fluazolate)、フルカルバゾン(flucarbazone)、フルフェナセット(flufenacet)、フルフェンピル(flufenpyr)、フルメトラリン(flumetralin)、フルミオキサジン(flumioxazin)、フルプロパネート・ナトリウム(flupropanate-sodium)、フルピルスルフロン・メチル・ナトリウム(flupyrsulfuron-methyl-sodium)、フルルプリミドール(flurprimidol)、フルチアセット・メチル(fluthiacet-methyl)、フォラムスルフロン(foramsulfuron)、ホルクロルフェニュロン(forchlorfenuron)、ホメサフェン(formesafen)、ジベレリン(gibberellin)、グルホシネート(glufosinate)、グリホサート(glyphosate)、ハロスルフロン・メチル(halosulfuron-methyl)、ヘキサジノン(hexazinone)、イマザモックス(imazamox)、イマザピック(imazapic)、イマザピル(imazapyr)、イマザキン(imazaquin)、イマゾスルフロン(imazosulfuron)、イナベンフィド(inabenfide)、インドール酢酸(Indole acetic acid:IAA)、インドール酪酸(Indole butyric acid)、ヨードスルフロン(iodosulfuron)、アイオキシニル(ioxynil-octanoate)、イソウロン(isouron)、イソオキサクロロトール(isoxachlortole)、イソオキサディフェン(isoxadifen)、カルブチレート(karbutilate)、ラクトフェン(lactofen)、レナシル(lenacil)、リニュロン(linuron)、LGC−42153(LGC-42153)、マレイン酸ヒドラジド(Maleic hydrazide)、メコプロップ(mecoprop:MCPP)、MCP塩(2-Methyl-4-chlorophenoxyacetic acid salts)、MCPA・チオエチル(MCPA-thioethyl)、MCPB(2-Methyl-4-chlorophenoxybutanoic acid ethyl ester)、メフェナセット(mefenacet)、メフルイジド(mefluidide)、メピコート(mepiquat)、メソスルフロン(mesosulfuron)、メソトリオン(mesotrione)、メチルダイムロン(methyl daimuron)、メタミホップ(metamifop)、メトラクロール(metolachlor)、メトリブジン(metribuzin)、メトスルフロン・メチル(metsulfuron-methyl)、モリネート(molinate)、ナフタリン酢酸(naphthylacetic acid)、NAD(1-naphthaleneacetamide)、ナプロアニリド(naproanilide)、ナプロパミド(napropamide)、デシルアルコール(n-decyl alcohol)、ニコスルフロン(nicosulfuron)、フェニルフタルアミド酸(n-phenylphthalamic acid)、オルベンカルブ(orbencarb)、オキサジアゾン(oxadiazon)、オキサジクロメホン(oxaziclomefone)、オキシン硫酸塩(oxine-sulfate)、パクロブトラゾール(paclobutrazol)、パラコート(paraquat)、ペラルゴン酸(Pelargonic acid)、ペンディメタリン(pendimethalin)、ペノックスラム(penoxsulam)、ペントキサゾン(pentoxazone)、ペトキサミド(pethoxamide)、フェンメディファム(phenmedipham)、ピクロラム(picloram)、ピコリナフェン(picolinafen)、ピペロニルブトキシド(piperonyl butoxide)、ピペロホス(piperophos)、プレチラクロール(pretilachlor)、プリミスルフロン(primisulfuron-methyl)、プロカルバゾン(procarbazone)、プロジアミン(prodiamine)、プロフルアゾール(profluazol)、プロフォキシディム(profoxydim)、プロヘキサジオン・カルシウム(prohexadione-calcium)、プロハイドロジャスモン(prohydrojasmon)、プロメトリン(prometryn)、プロパニル(propanil)、プロポキシカルバゾン(propoxycarbazone)、プロピザミド(propyzamide)、ピラクロニル(pyraclonil)、ピラフルフェン・エチル(pyraflufen-ethyl)、ピラゾレート(pyrazolate)、ピラゾスルフロン・エチル(pyrazosulfuron-ethyl)、ピラゾキシフェン(pyrazoxyfen)、ピリベンゾキシム(pyribenzoxim)、ピリブチカルブ(pyributicarb)、ピリダフォール(pyridafol)、ピリデート(pyridate)、ピリフタリド(pyriftalid)、ピリミノバック・メチル(pyriminobac-methyl)、ピリチオバック(pyrithiobac)、キンクロラック(quiclorac)、キノクラミン(quinoclamine)、キザロホップ・エチル(quizalofop-ethyl)、リムスルフロン(rimsulfuron)、セトキシジム(sethoxydim)、シデュロン(siduron)、シマジン(simazine)、シメトリン(simetryn)、塩素酸ナトリウム(Sodium chlorate)、スルホスルフロン(sulfosulfuron)、スェップ(swep:MCC)、テブチウロン(tebuthiuron)、テプラロキシディム(tepraloxydim)、ターバシル(terbacil)、テルブカルブ(terbucarb:MBPMC)、テニルクロール(thenylchlor)、チアザフルロン(thiazafluron)、チジアズロン(ティヂアズロン)、チフェンスルフロン・メチル(thifensulfuron-methyl)、トリアジフラム(triaziflam)、トリブフォス(tribufos)、トリクロピル(triclopyr)、トリジファン(tridiphane)、トリフロキシスルフロン(trifloxysulfuron)、トリフルラリン(trifluralin)、トリネキサパック・エチル(trinexapac-ethyl)、トリトスルフロン(tritosulfuron)、ウニコナゾール・P(uniconazole-P)、バーナレート(vemolate:PPTC)等が挙げられる。
共力剤としては、例えば、
ピペロニル ブトキサイド(piperonyl butoxide)、 セサメックス(sesamex)、N−(2−エチルへキシル)−8,9,10−トリノルボルン−5−エン−2,3−ジカルボキシイミド(MGK 264)、WARF−アンチレジスタント(WARF-antiresistant)、ジエチルマレエート(diethylmaleate)等が挙げられる。
薬害軽減剤としては、例えば、
べノキサノ−ル(benoxacor)、クロキントセト−メキシル(cloquintocet-mexyl)、シオメトリニル(cyometrinil)、ダイムロン(daimuron)、ジクロルミド(dichlormid)、フェンクロラゾール−エチル(fenchlorazole-ethyl)、フェンクロリム(fenclorim)、フルラゾール(flurazole)、フルフェニム(fluxofenim)、フリラゾール(furilazole)、メフェンピル−ジエチル(mefenpyr-diethyl)、 MG191、 無水ナフタル酸(naphthalic anhydride)、オキサベトリニル(oxabetrinil)等が挙げられる。
以下、製造例、製剤例及び試験例等により本発明を更に詳しく説明するが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。
尚、製造例及び参考製造例中、1H−NMRは特記したものを除き、重クロロホルム溶媒中でテトラメチルシランを内部標準として、19F−NMRは特記したものを除き、重クロロホルム溶媒中でトリクロロフルオロメタンを内部標準として、測定したデータを示す。
製造例1
テトラヒドロフラン1mlに4−トリフルオロメチルピリジン−2−カルボキサミド=オキシム0.08g及び1,1'−カルボニルジイミダゾール0.076gを加え、室温で2時間攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ−7−エン0.072gを加え6時間攪拌した。反応溶液に水、10%HClを加え、酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(本発明化合物(2))0.06gを得た。
本発明化合物(2)
Figure 2009143899
1H−NMR(DMSO−d6):8.08(d,1H),8.23(s,1H),9.06(d,1H),13.39(bs,1H)
製造例2
テトラヒドロフラン1mlに6−クロロ−4−トリフルオロメチルピリジン−2−カルボキサミド=オキシム0.07g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール0.057gを加え、室温で3時間攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ−7−エン0.053gを加え6時間攪拌した。反応溶液に水、10%HClを加え、酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−(6−クロロ−4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(本発明化合物(1))0.058gを得た。
本発明化合物(1)
Figure 2009143899
1H−NMR(DMSO−d6):8.22(d,1H),8.33(d,1H)
製造例3
テトラヒドロフラン5mlに6−フルオロ−4−トリフルオロメチルピリジン−2−カルボキサミド=オキシム0.6g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール0.61gを加え、室温で2時間30分攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ−7−エン0.57gを加え9時間攪拌した。反応溶液に水、10%HClを加え、酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−(6−フルオロ−4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(本発明化合物(49))0.5gを得た。
本発明化合物(49)
Figure 2009143899
1H−NMR(DMSO−d6):8.09(d,1H),8.20(d,1H) ,13.42(bs,1H)
製造例4
テトラヒドロフラン6.6mlに5−クロロ−4−トリフルオロメチルピリジン−2−カルボキサミド=オキシム0.8g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール0.76gを加え、室温で1時間30分攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ−7−エン0.71gを加え3時間攪拌した。反応溶液に水、10%HCl水溶液を加え、酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−(5−クロロ−4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(本発明化合物(51))0.68gを得た。
本発明化合物(51)
Figure 2009143899
1H−NMR(DMSO−d6):8.26(s,1H),9.16(s,1H) ,13.48(bs,1H)
製造例5
テトラヒドロフラン4mlに5−フルオロ−4−トリフルオロメチルピリジン−2−カルボキサミド=オキシム0.4g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール0.41gを加え、室温で2時間攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ−7−エン0.38gを加え9時間攪拌した。反応溶液に水、10%HCl水溶液を加え、酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−(5−フルオロ−4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(本発明化合物(52))0.35gを得た。
本発明化合物(52)
Figure 2009143899
1H−NMR(DMSO−d6):8.28(d,1H),9.15(s,1H) ,13.40(bs,1H)
製造例6
テトラヒドロフラン3mlに3−フルオロ−4−トリフルオロメチルピリジン−2−カルボキサミド=オキシム0.3g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール0.31gを加え、室温で2時間攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ−7−エン0.29gを加え4時間攪拌した。反応溶液に水、10%HCl水溶液を加え、酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−(3−フルオロ−4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(本発明化合物(50))0.19gを得た。
本発明化合物(50)
Figure 2009143899
1H−NMR(DMSO−d6):8.15(t,1H),8.86(d,1H) ,13.33(bs,1H)
製造例7
テトラヒドロフラン5mlに6−シクロプロピル−4−トリフルオロメチルピリジン−2−カルボキサミド=オキシム0.6g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール0.56gを加え、室温で2時間攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ−7−エン0.52gを加え10時間攪拌した。反応溶液に水、10%HCl水溶液を加え、酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−(6−シクロプロピル−4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(本発明化合物(53))0.52gを得た。
本発明化合物(53)
Figure 2009143899
1H−NMR(DMSO−d6):1.06〜1.11(m,2H),1.20〜1.24(m,2H) ,2.34〜2.41(m,1H),7.90(d,1H),8.02(d,2H),13.10(bs,1H)
製造例8
テトラヒドロフラン3mlに6−メチル−4−トリフルオロメチルピリジン−2−カルボキサミド=オキシム0.74g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール0.41gを加え、室温で1時間30分攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ−7−エン0.39gを加え12時間攪拌した。反応溶液に水、10%HCl水溶液を加え、酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−(6−メチル−4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(本発明化合物(54))0.6gを得た。
本発明化合物(54)
Figure 2009143899
1H−NMR(DMSO−d6):2.69(s,3H),7.97(s,1H),8.02(s,1H),13.24(bs,1H)
製造例9
テトラヒドロフラン3mlに水素化ナトリウム(60%油性)0.06gを懸濁し、3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.3gを0℃で加えた。室温で10分間攪拌後、ヨードメタン0.22g、ジメチルホルムアミド1mlを加え、40℃で3時間攪拌した。その後、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、tert−ブチル=メチル=エーテルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、更に無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4-メチル−3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(本発明化合物(3))0.26gを得た。
本発明化合物(3)
Figure 2009143899
1H−NMR:3.69(s,3H),7.73(d,1H),8.29(s,1H),8.95(d,1H)
製造例10
N,N−ジメチルホルムアミド2mlに水素化ナトリウム(60%油性)0.04gを懸濁し、3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.2gを0℃で加えた。10分間攪拌後、シクロプロパンカルボニルクロライド0.12gを加え、50℃で4時間攪拌した。その後、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、更に無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4-シクロプロパンカルボニル−3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(本発明化合物(4))0.08gを得た。
本発明化合物(4)
Figure 2009143899
1H−NMR:1.27〜1.32(m,4H),2.84〜2.90(m,1H),7.69(d,1H),7.93(s,1H),8.86(d,1H)
製造例11
N,N−ジメチルホルムアミド2mlに水素化ナトリウム(60%油性)0.04gを懸濁し、3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.2gを室温で加えた。10分間攪拌後、ベンジルブロマイド0.22gを加え、3時間攪拌した。その後、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、tert−ブチル=メチル=エーテルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、更に無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−ベンジル−3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(本発明化合物(5))0.08gを得た。
本発明化合物(5)
Figure 2009143899
1H−NMR:5.44(s,2H),7.25〜7.27(m,5H),7.69(d,1H),8.22(s,1H),8.92(d,1H)
製造例12
N,N−ジメチルホルムアミド2mlに水素化ナトリウム(60%油性)0.04gを懸濁し、3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.2gを室温で加えた。10分間攪拌後、ブロモアセトニトリル0.16gを加え、2時間攪拌した。60℃で6時間攪拌後、室温まで放冷し、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、tert−ブチル=メチル=エーテルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、更に無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−シアノメチル−3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(本発明化合物(6))0.17gを得た。
本発明化合物(6)
Figure 2009143899
1H−NMR:5.20(s,2H),7.80(d,1H),8.36(s,1H),8.99(d,1H)
製造例13
N,N−ジメチルホルムアミド2mlに水素化ナトリウム(60%油性)0.05gを懸濁し、3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.2gを室温で加えた。10分間攪拌後、0℃でクロロメチル=エチル=エーテル0.12gを加え、60℃で3時間攪拌後、室温まで放冷し、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、tert−ブチル=メチル=エーテルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、更に無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−エトキシメチル−3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(本発明化合物(7))0.0.21gを得た。
本発明化合物(7)
Figure 2009143899
1H−NMR:1.15(t,3H),3.63(q,2H),5.68(s,2H),7.74(d,1H),8.29(s,1H),8.96(d,1H)
製造例14
N,N−ジメチルホルムアミド2mlに水素化ナトリウム(60%油性)0.05gを懸濁し、3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.2gを室温で加えた。10分間攪拌後、0℃でピバロイルクロライド0.12gを加え、室温で2時間、60℃で3時間攪拌後、室温まで放冷し、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、更に無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−(2,2−ジメチルプロピオニル)−3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(本発明化合物(8))0.16gを得た。
本発明化合物(8)
Figure 2009143899
1H−NMR:1.45(s,9H),7.70(d,1H),8.22(d,1H),8.79(d,1H)
製造例15
N,N−ジメチルホルムアミド2mlに水素化ナトリウム(60%油性)0.05gを懸濁し、3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.2gを室温で加えた。10分間攪拌後、クロルメチル=メチル=エーテル0.11gを加え、室温で1時間、60℃で4時間攪拌後、室温まで放冷し、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、更に無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−(メトキシメチル)−3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(本発明化合物(9))0.21gを得た。
本発明化合物(9)
Figure 2009143899
1H−NMR:3.42(s,3H),5.64(s,3H),7.73(d,1H),8.29(s,1H),8.95(d,1H)
製造例16
N,N−ジメチルホルムアミド2mlに水素化ナトリウム(60%油性)0.05gを懸濁し、3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.2gを室温で加えた。10分間攪拌後、クロルメチルピバラート0.2gを加え、60℃で7時間攪拌後、室温まで放冷し、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、更に無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−[(2,2−ジメチル−1−オキソプロポキシ)メチル]−3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(本発明化合物(10))0.18gを得た。
本発明化合物(10)
Figure 2009143899
1H−NMR:1.09(s,9H),6.18(s,2H),7.77(d,1H),8.29(s,1H),8.92(d,1H)
製造例17
ピリジン1mlに1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ−7−エン0.3g、3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.3gを加え、室温で2,2−ジメチルブタノイルクロライド0.26gを加えた。3時間攪拌後、濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−(2,2−ジメチルブタノイル)−3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(本発明化合物(11))0.24gを得た。
本発明化合物(11)
Figure 2009143899
1H−NMR:1.00(t,3H),1.42(s,6H),1.92(q,2H),7.71(d,1H),8.20(s,1H),8.80(d,1H)
製造例18
N,N−ジメチルホルムアミド2mlに水素化ナトリウム(60%油性)0.05gを懸濁し、3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.2gを室温で加えた。10分間攪拌後、3,3−ジメチルブタノイルクロライド0.2gを加え、6時間攪拌した。その後、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、tert−ブチル=メチル=エーテルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、更に無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−(3,3−ジメチルブタノイル)−3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(本発明化合物(12))0.17gを得た。
本発明化合物(12)
Figure 2009143899
1H−NMR:1.15(s,9H),3.03(s,2H),7.71(d,1H),7.97(s,1H),8.86(d,1H)
製造例19
N,N−ジメチルホルムアミド2mlに水素化ナトリウム(60%油性)0.05gを懸濁し、3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.2gを室温で加えた。10分間攪拌後、クロルメチル=アセタート0.14gを加え、2時間攪拌後、60℃で3時間攪拌した。室温まで放冷し、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、更に無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−(アセトキシ)メチル−3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(本発明化合物(13))0.13gを得た。
本発明化合物(13)
Figure 2009143899
1H−NMR:1.09(s,9H),6.18(s,2H),7.77(d,1H),8.29(s,1H),8.92(d,1H)
製造例20
ピリジン1mlに1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ−7−エン0.26g、3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.3gを加え、室温でN,N−ジメチルカルバモイルクロライド0.18gを加えた。20時間攪拌後、濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−N,N−ジメチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン−4−カルボキサアミド(本発明化合物(14))0.25gを得た。
本発明化合物(14)
Figure 2009143899
1H−NMR:3.17(s,3H),3.21(s,3H),7.70(d,1H),8.20(s,1H),8.85(d,1H)
製造例21
ピリジン1mlに1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ−7−エン0.3g、3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.3gを加え、室温で1−ピロリジンカルボニルクロライド0.26gを加えた。15時間攪拌後、濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−(1−ピロジンカルボニル)−3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(本発明化合物(15))0.27gを得た。
本発明化合物(15)
Figure 2009143899
1H−NMR:2.04〜2.08(m,4H),3.62〜3.71(m,4H),7.68(d,1H),8.19(s,1H),8.84(d,1H)
製造例22
ピリジン1mlに1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ−7−エン0.2g、3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.2gを加え、室温でN,N−ジエチルカルバモイルクロライド0.18gを加えた。18時間攪拌後、濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−N,N−ジエチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン−4−カルボキサアミド(本発明化合物(16))0.09gを得た。
本発明化合物(16)
Figure 2009143899
1H−NMR:1.30〜1.34(m,6H),3.48〜3.61(m,4H),7.69(d,1H),8.22(s,1H),8.81(d,1H)
製造例23
ピリジン1mlに1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ−7−エン0.28g、3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.3gを加え、室温でN,N−ジアリルカルバモイルクロライド0.29gを加えた。8時間攪拌後、濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−N,N−ジアリル−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン−4−カルボキサアミド(本発明化合物(17))0.34gを得た。
本発明化合物(17)
Figure 2009143899
1H−NMR:4.05〜4.19(m,4H),5.22〜5.46(m,4H),5.84〜5.97(m,2H),7.72(d,1H),8.21(s,1H),8.84(d,1H)
製造例24
ピリジン1mlに1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ−7−エン0.28g、3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.3gを加え、室温でN,N−ジイソプロピルカルバモイルクロライド0.3gを加えた。8時間攪拌後、濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−N,N−ジイソプロピル−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン−4−カルボキサアミド(本発明化合物(18))0.09gを得た。
本発明化合物(18)
Figure 2009143899
1H−NMR:1.30(d,3H),1.38(d,3H),1.47(d,3H),1.50(d,3H),3.59〜3.69(m,1H),4.10〜4.18(m,1H),7.69(d,1H),8.21(s,1H),8.79(d,1H)
製造例25
ピリジン1mlに1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ−7−エン0.23g、3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.25gを加え、室温で1−ピペリジンカルボニルクロライド0.22gを加えた。5時間攪拌後、濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−(1−ピペリジンカルボニル)−3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(本発明化合物(19))0.31gを得た。
本発明化合物(19)
Figure 2009143899
1H−NMR:1.71〜1.82(m,6H),3.51〜3.80(m,4H),7.70(d,1H),8.19(s,1H),8.85(d,1H)
製造例26
ピリジン1mlに1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ−7−エン0.18g、3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.2gを加え、室温で1−モルホリンカルボニルクロライド0.18gを加えた。5時間攪拌後、濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−(1−モルホリンカルボニル)−3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(本発明化合物(20))0.32gを得た。
本発明化合物(20)
Figure 2009143899
1H−NMR:1.71〜1.82(m,6H),3.51〜3.80(m,4H),7.70(d,1H),8.19(s,1H),8.85(d,1H)
製造例27
ピリジン1mlに1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ−7−エン0.18g、3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.2gを加え、室温でN−メトキシ−N−メチルカルバモイルクロライド0.15gを加えた。50℃で4時間攪拌後、濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−N−メトキシ−N−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン−4−カルボキサアミド(本発明化合物(21))0.19gを得た。
本発明化合物(21)
Figure 2009143899
1H−NMR:3.41〜3.61(bs,3H),3.92〜3.74(m,3H),7.71(d,1H),8.24(s,1H),8.84(d,1H)
製造例28
エタノール1mlにトリエチルアミン0.12g、3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.2g、アクロレイン0.05gを加え、室温18時間攪拌後、濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−[3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン−4−イル]プロピオンアルデヒド(本発明化合物(22))0.16gを得た。
本発明化合物(22)
Figure 2009143899
1H−NMR:3.07(t,2H),4.50(t,3H),7.74(d,1H),8.29(s,1H),8.90(d,1H),9.80(s,1H)
製造例29
N,N−ジメチルホルムアミド2mlに水素化ナトリウム(60%油性)0.07gを懸濁し、3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.2gを室温で加えた。10分間攪拌後、シクロプロピルメチルブロマイド0.14gを加え、80℃で6時間攪拌した。室温まで放冷し、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、更に無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−(シクロプロピルメチル)−3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(本発明化合物(23))0.13gを得た。
本発明化合物(23)
Figure 2009143899
1H−NMR:0.38〜0.42(m,2H),0.48〜0.53(m,2H),1.19〜1.28(m,1H),4.09(d,2H),7.73(d,1H),8.31(s,1H),8.95(d,1H)
製造例30
テトラヒドロフラン5mlに4−(2,2,2,−トリフルオロエトキシ)ピリジン−2−カルボキサミド=オキシム0.6g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール0.54gを加え、室温で2時間攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ−7−エン0.51gを10℃で加え3時間攪拌した。反応溶液に水、10%HCl水溶液を加え、酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−[4−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン−2−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(本発明化合物(24))0.65gを得た。
本発明化合物(24)
Figure 2009143899
1H−NMR(DMSO−d6):5.05(q,2H),7.37(dd,1H),7.64(d,1H) ,8.64(d,1H),13.17(bs,1H)
製造例31
ピリジン2mlに1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ−7−エン0.25g、3−[4−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン−2−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.3gを加え、室温で2,2−ジメチルブタノイルクロライド0.22gを加えた。2時間攪拌した後、更に60℃で2時間攪拌した。濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−(2,2−ジメチルブタノイル)−3−[4−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン−2−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(本発明化合物(25))0.13gを得た。
本発明化合物(25)
Figure 2009143899
1H−NMR:0.99(t,3H),1.39(s,6H),1.91(q,2H),4.48(q,2H),7.02(dd,1H),7.51(d,1H),8.45(d,1H)
製造例32
テトラヒドロフラン4mlに4−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)ピリジン−2−カルボキサミド=オキシム0.64g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール0.47gを加え、室温で2時間攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ−7−エン0.45gを10℃で加え8時間攪拌した。反応溶液に水、10%HCl水溶液を加え、酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をヘキサンで3回洗浄し、3−[4−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)ピリジン−2−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(本発明化合物(26))0.63gを得た。
本発明化合物(26)
Figure 2009143899
1H−NMR(DMSO−d6):5.14(t,2H),7.38(dd,1H),7.66(d,1H) ,8.64(d,1H),13.17(bs,1H)
製造例33
N,N−ジメチルホルムアミド2mlに水素化ナトリウム(60%油性)0.05gを懸濁し、3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.2gを室温で加えた。10分間攪拌後、クロロメチルベンゾエート0.18gを加え、70℃で3時間攪拌した。室温まで放冷し、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、更に無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、[3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン−4−イル]メチル=ベンゾアート(本発明化合物(27))0.12gを得た。
本発明化合物(27)
Figure 2009143899
1H−NMR:6.44(s,2H),7.38〜7.42(m,2H),7.53〜7.59(m,1H),7.71(d,1H),7.79〜7.92(m,2H),8.30(s,1H),8.87(d,1H)
製造例34
テトラヒドロフラン5mlに4−(2,2,2-トリフルオロ−1−メチルエトキシ)ピリジン−2−カルボキサミド=オキシム0.5g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール0.48gを加え、室温で2時間攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ−7−エン0.45gを加え8時間攪拌した。反応溶液に水、10%HClを加え、酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−[4−(2,2,2-トリフルオロ−1−メチルエトキシ)ピリジン−2−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(本発明化合物(28))0.55gを得た。
本発明化合物(28)
Figure 2009143899
1H−NMR(DMSO−d6):1.48(d,3H),5.64〜5.70(m,1H),7.40(dd,1H),7.66(d,1H),8.63(d,1H),13.15(bs,1H)
製造例35
テトラヒドロフラン5mlに6−メチル−4−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン−2−カルボキサミド=オキシム0.66g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール0.56gを加え、室温で2時間攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ−7−エン0.52gを10℃で加え8時間攪拌した。反応溶液に水、10%HCl水溶液を加え、酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−[6−メチル−4−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン−2−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(本発明化合物(29))0.69gを得た。
本発明化合物(29)
Figure 2009143899
1H−NMR(DMSO−d6):2.53(s,3H),5.00(q,2H),7.26(d,1H),7.45(d,1H)
製造例36
テトラヒドロフラン5mlに6−メチル−4−(2,2,2-トリフルオロ−1−メチルエトキシ)ピリジン−2−カルボキサミド=オキシム0.63g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール0.51gを加え、室温で2時間攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ−7−エン0.47gを加え6時間攪拌した。反応溶液に水、10%HClを加え、酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−[6−メチル−4−(2,2,2-トリフルオロ−1−メチルエトキシ)ピリジン−2−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(本発明化合物(30))0.64gを得た。
本発明化合物(30)
Figure 2009143899
1H−NMR(DMSO−d6):1.46(d,3H),2.53(s,3H),5.56〜5.63(m,1H),7.29(d,1H),7.47(d,1H)
製造例37
N,N−ジメチルホルムアミド2mlに水素化ナトリウム(60%油性)0.07gを懸濁し、3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.3gを室温で加えた。10分間攪拌後、2−クロロ安息香酸クロロメチル0.5gを加え、60℃で4時間攪拌した。室温まで放冷し、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、更に無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、2−クロロ安息香酸[3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン−4−イル]メチル(本発明化合物(31))0.07gを得た。
本発明化合物(31)
Figure 2009143899
1H−NMR:6.45(s,2H),7.25〜7.29(m,1H),7.39〜7.42(m,2H),7.71〜7.73(m,2H),8.30(s,1H),8.91(d,1H)
製造例38
N,N−ジメチルホルムアミド2mlに水素化ナトリウム(60%油性)0.05gを懸濁し、3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.2gを室温で加えた。10分間攪拌後、3−クロロ安息香酸クロロメチル0.23gを加え、60℃で3時間攪拌した。室温まで放冷し、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、更に無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−クロロ安息香酸[3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン−4−イル]メチル(本発明化合物(32))0.18gを得た。
本発明化合物(32)
Figure 2009143899
1H−NMR:6.45(s,2H),7.35(t,1H),7.52〜7.54(m,1H),7.73(d,1H),7.80〜7.83(m,1H),7.87〜7.88(m,1H),8.31(s,1H),8.88(d,1H)
製造例39
N,N−ジメチルホルムアミド2mlに水素化ナトリウム(60%油性)0.05gを懸濁し、3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.2gを室温で加えた。10分間攪拌後、ベンジル=クロロメチル=エーテル0.16gを加え、60℃で4時間攪拌した。室温まで放冷し、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、更に無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4-ベンジルオキシメチル−3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(本発明化合物(33))0.24gを得た。
本発明化合物(33)
Figure 2009143899
1H−NMR:4.62(s,2H),5.73(s,2H),7.17〜7.20(m,2H),7.27〜7.29(m,3H),7.70(d,1H),8.17(s,1H),8.89(d,1H)
製造例40
N,N−ジメチルホルムアミド2mlに水素化ナトリウム(60%油性)0.05gを懸濁し、3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.2gを室温で加えた。10分間攪拌後、3−メチル安息香酸クロロメチル0.19gを加え、70℃で3時間攪拌した。室温まで放冷し、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、更に無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−メチル安息香酸[3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン−4−イル]メチル(本発明化合物(34))0.08gを得た。
本発明化合物(34)
Figure 2009143899
1H−NMR:2.35(s,3H),6.43(s,2H),7.28(t,1H),7.37(d,1H),7.68〜7.72(m,3H),8.29(s,1H),8.87(d,1H)
製造例41
N,N−ジメチルホルムアミド2mlに水素化ナトリウム(60%油性)0.07gを懸濁し、3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.3gを室温で加えた。10分間攪拌後、4−メチル安息香酸クロロメチル0.29gを加え、70℃で4時間攪拌した。室温まで放冷し、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、更に無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−メチル安息香酸[3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン−4−イル]メチル(本発明化合物(35))0.25gを得た。
本発明化合物(35)
Figure 2009143899
1H−NMR:2.38(s,3H),6.42(s,2H),7.19(d,2H),7.69(d,1H),7.79(d,2H),8.29(s,1H),8.86(d,1H)
製造例42
N,N−ジメチルホルムアミド2mlに水素化ナトリウム(60%油性)0.07gを懸濁し、3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.3gを室温で加えた。15分間攪拌後、4−t−ブチル安息香酸クロロメチル0.35gを加え、70℃で4時間攪拌した。室温まで放冷し、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、更に無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−t−ブチル安息香酸[3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン−4−イル]メチル(本発明化合物(36))0.23gを得た。
本発明化合物(36)
Figure 2009143899
1H−NMR:1.30(s,9H),6.42(s,2H),7.40(dd,2H),7.70(d,1H),7.83(dd,2H),8.28(s,1H),8.87(d,1H)
製造例43
N,N−ジメチルホルムアミド2mlに水素化ナトリウム(60%油性)0.07gを懸濁し、3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.3gを室温で加えた。15分間攪拌後、3−フルオロ安息香酸クロロメチル0.35gを加え、70℃で6時間攪拌した。室温まで放冷し、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、更に無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−フルオロ安息香酸[3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン−4−イル]メチル(本発明化合物(37))0.12gを得た。
本発明化合物(37)
Figure 2009143899
1H−NMR:6.45(s,2H),7.26(tdd,1H),7.39(td,1H),7.57〜7.61(m,1H),7.71〜7.73(m,2H),8.31(s,1H),8.87(d,1H)
製造例44
N,N−ジメチルホルムアミド2mlに水素化ナトリウム(60%油性)0.07gを懸濁し、3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.3gを室温で加えた。15分間攪拌後、4−フルオロ安息香酸クロロメチル0.29gを加え、70℃で4時間攪拌した。室温まで放冷し、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、更に無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−フルオロ安息香酸[3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン−4−イル]メチル(本発明化合物(38))0.17gを得た。
本発明化合物(38)
Figure 2009143899
1H−NMR:6.43(s,2H),7.08(t,2H),7.71(d,1H),7.94(dd,2H),8.30(s,1H),8.86(d,1H)
製造例45
N,N−ジメチルホルムアミド2mlに水素化ナトリウム(60%油性)0.07gを懸濁し、3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.3gを室温で加えた。15分間攪拌後、3,5−ジクロロ安息香酸クロロメチル0.37gを加え、70℃で4時間攪拌した。室温まで放冷し、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、更に無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3,5−ジクロロ安息香酸[3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン−4−イル]メチル(本発明化合物(39))0.31gを得た。
本発明化合物(39)
Figure 2009143899
1H−NMR:6.46(s,2H),7.53(t,1H),7.74(d,1H),7.78(d,2H),8.32(s,1H),8.88(d,1H)
製造例46
N,N−ジメチルホルムアミド2mlに水素化ナトリウム(60%油性)0.07gを懸濁し、3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.3gを室温で加えた。15分間攪拌後、3,5−ジフルオロ安息香酸クロロメチル0.32gを加え、70℃で5時間攪拌した。室温まで放冷し、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、更に無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3,5−ジフルオロ安息香酸[3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン−4−イル]メチル(本発明化合物(40))0.23gを得た。
本発明化合物(40)
Figure 2009143899
1H−NMR:6.45(s,2H),7.02(tt,1H),7.41〜7.47(m,2H),7.73(d,2H),8.32(s,1H),8.86(d,1H)
製造例47
N,N−ジメチルホルムアミド2mlに水素化ナトリウム(60%油性)0.07gを懸濁し、3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.3gを室温で加えた。15分間攪拌後、3,4−ジクロロ安息香酸クロロメチル0.32gを加え、70℃で6時間攪拌した。室温まで放冷し、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、更に無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3,4−ジクロロ安息香酸[3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン−4−イル]メチル(本発明化合物(41))0.23gを得た。
本発明化合物(41)
Figure 2009143899
1H−NMR:6.44(s,2H),7.50(d,1H),7.72(d,1H),7.76(dd,1H),7.99(d,1H),8.32(s,1H),8.85(d,1H)
製造例48
N,N−ジメチルホルムアミド2mlに水素化ナトリウム(60%油性)0.05gを懸濁し、3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.2gを室温で加えた。15分間攪拌後、3,4−ジフルオロ安息香酸クロロメチル0.21gを加え、70℃で4時間攪拌した。室温まで放冷し、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、更に無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3,4−ジフルオロ安息香酸[3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン−4−イル]メチル(本発明化合物(42))0.06gを得た。
本発明化合物(42)
Figure 2009143899
1H−NMR:6.44(s,2H),7.16〜7.23(m,1H),7.71〜7.77(m,3H),8.31(s,1H),8.86(d,1H)
製造例49
N,N−ジメチルホルムアミド2mlに水素化ナトリウム(60%油性)0.07gを懸濁し、3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.3gを室温で加えた。15分間攪拌後、4−トリフルオロメチル安息香酸クロロメチル0.33gを加え、70℃で4時間攪拌した。室温まで放冷し、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、更に無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−トリフルオロメチル安息香酸[3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン−4−イル]メチル(本発明化合物(43))0.1gを得た。
本発明化合物(43)
Figure 2009143899
1H−NMR:6.24(s,2H),7.88(d,1H),8.07〜8.11(m,3H,involving a doublet at 8.20),8.30(s,1H),8.98(d,1H)
製造例50
N,N−ジメチルホルムアミド2mlに水素化ナトリウム(60%油性)0.07gを懸濁し、3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.3gを室温で加えた。15分間攪拌後、3−トリフルオロメチル安息香酸クロロメチル0.33gを加え、70℃で6時間攪拌した。室温まで放冷し、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、更に無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−トリフルオロメチル安息香酸[3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン−4−イル]メチル(本発明化合物(44))0.32gを得た。
本発明化合物(44)
Figure 2009143899
1H−NMR:6.48(s,2H),7.57(d,1H),7.72(d,1H),7.83(d,1H),8.13(d,1H),8.16(s,1H),8.32(s,1H),8.87(d,1H)
製造例51
N,N−ジメチルホルムアミド2mlに水素化ナトリウム(60%油性)0.07gを懸濁し、3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.3gを室温で加えた。15分間攪拌後、3−トリフルオロメチル安息香酸クロロメチル0.40gを加え、70℃で6時間攪拌した。室温まで放冷し、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、更に無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−トリフルオロメトキシ安息香酸[3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン−4−イル]メチル(本発明化合物(45))0.2gを得た。
本発明化合物(45)
Figure 2009143899
1H−NMR:6.46(s,2H),7.41〜7.48(m,2H),7.71〜7.74(m,2H),7.87(dt,1H),8.31(s,1H),8.86(d,1H)
製造例52
N,N−ジメチルホルムアミド2mlに水素化ナトリウム(60%油性)0.07gを懸濁し、3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.3gを室温で加えた。15分間攪拌後、3−ブロモ安息香酸クロロメチル0.39gを加え、70℃で4時間攪拌した。室温まで放冷し、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、更に無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−ブロモ安息香酸[3−(4−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン−4−イル]メチル(本発明化合物(46))0.25gを得た。
本発明化合物(46)
Figure 2009143899
1H−NMR:6.45(s,2H),7.29(t,1H),7.69(ddd,1H),7.72(d,1H),7.86(dt,1H),8.03(t,1H),8.31(s,1H),8.87(d,1H)
製造例53
テトラヒドロフラン4mlに3,5−ジクロロ−4−(2,2,2,−トリフルオロエトキシ)ピリジン−2−カルボキサミド=オキシム0.55g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール0.38gを加え、室温で2時間攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ−7−エン0.36gを10℃で加え8時間攪拌した。反応溶液に水、10%HCl水溶液を加え、酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−[3,5−ジクロロ−4−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン−2−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(本発明化合物(47))0.56gを得た。
本発明化合物(47)
Figure 2009143899
1H−NMR(DMSO−d6):5.03(q,2H),8.89(s,1H),13.18(bs,1H)
製造例54
テトラヒドロフラン4mlに3,5−ジクロロ−4−(2,2,2-トリフルオロ−1−メチルエトキシ)ピリジン−2−カルボキサミド=オキシム0.55g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール0.36gを加え、室温で2時間攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ−7−エン0.34gを加え16時間攪拌した。反応溶液に水、10%HClを加え、酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をヘキサンで3回洗浄し、3−[3,5−ジクロロ−4−(2,2,2-トリフルオロ−1−メチルエトキシ)ピリジン−2−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(本発明化合物(48))0.5gを得た。
本発明化合物(48)
Figure 2009143899
1H−NMR(DMSO−d6):1.56(d,3H),5.31〜5.37(m,1H),8.88(s,1H),13.15(bs,1H)
製造例55
テトラヒドロフラン4mlに4−[2,2,2-トリフルオロ−1−(トリエチルシリルオキシ)エチル]ピリジン−2−カルボキサミド=オキシム0.63g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール0.41gを加え、室温で2時間攪拌した。その後、1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ−7−エン0.38gを加え4時間攪拌した。反応溶液に水、10%HClを加え、酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。得られた粗生成物は、精製することなく次の反応に用いた。
テトラヒドロフラン4mlに該粗生成物を加え、0℃でテトラブチルアンモニウムフロリド2.7ml(1Mのテトラヒドロフラン溶液)を加えた。室温下、4時間攪拌後、反応溶液に水、10%HClを加え、酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−〔4−(2,2,2-トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル)ピリジン−2−イル〕−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(本発明化合物(55))0.35gを得た。
本発明化合物(55)
Figure 2009143899
1H−NMR(DMSO−d6):5.47〜5.54(m,1H),7.36(d,1H),7.77(d,1H),8.13(s,1H),8.82(d,1H)
製造例56
テトラヒドロフラン2mlに4−(2,2,2-トリフルオロ−1−メトキシエチル)ピリジン−2−カルボキサミド=オキシム0.15g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール0.14gを加え、室温で2時間攪拌した。その後、0℃で1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ−7−エン0.13gを加え5時間攪拌した。反応溶液に水、10%HClを加え、酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−〔4−(2,2,2-トリフルオロ−1−メトキシエチル)ピリジン−2−イル〕−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(本発明化合物(56))0.13gを得た。
本発明化合物(56)
Figure 2009143899
1H−NMR(DMSO−d6):3.44(s,3H),5.43(q,1H),7.73(d,1H),8.07(s,1H),8.87(d,1H),13.28(bs,1H)
製造例57
エタノール2mlに炭酸水素ナトリウム0.09g及びヒドロキシルアミン塩酸塩0.07gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、0℃で4−[2,2,2-トリフルオロ−1−(2−プロペニルオキシ)エチル]ピリジン−2−カルボニトリル0.17g加え5時間攪拌し、濃縮した。残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。得られた粗生成物は精製することなく、次の反応に用いた。
テトラヒドロフラン2mlに該粗生成物及び1,1’−カルボニルジイミダゾール0.17gを加え、室温で2時間攪拌した。その後、0℃で1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ−7−エン0.16gを加え4時間攪拌した。反応溶液に水、10%HClを加え、酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−{4−[2,2,2-トリフルオロ−1−(2−プロペニルオキシ)エチル]ピリジン−2−イル}−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(本発明化合物(57))0.17gを得た。
本発明化合物(57)
Figure 2009143899
1H−NMR(DMSO−d6):4.15(d,2H),5.23(d,1H),5.32(dd,1H),5.53(q,1H),5.86〜5.94(m,1H),7.76(d,1H),8.09(s,1H),8.87(d,1H)
製造例58
ジメチルスルフォキシド2mlに3−〔4−(2,2,2-トリフルオロ−1−ハイドロキシエチル)ピリジン−2−イル〕−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.3gとトリエチルアミン0.48mlを加え、サルファ−トリオキシド−ピリジンコンプレックス0.55gのジメチルスルフォキシド溶液1mlを滴下した。8時間攪拌後、サルファ−トリオキシド−ピリジンコンプレックスを0.17g加え、更に7時間攪拌した。反応溶液に水、10%HClを加え、酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−{4−[2,2,2-トリフルオロ−1,1−ジヒドロキシエチル]ピリジン−2−イル}−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(本発明化合物(58))0.18gを得た。
本発明化合物(58)
Figure 2009143899
1H−NMR(DMSO−d6):7.81(dd,1H),8.13(s,1H),8.15(s,2H),8.85(dd,1H),13.24(bs,1H)
製造例59
テトラヒドロフラン8mlに4−ペンタフルオロエチルピリジン−2−カルボキサミド=オキシム0.9g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール0.95gを加え、室温で2時間攪拌した。その後、0℃で1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ−7−エン0.89gを加え2時間攪拌した。反応溶液に水、10%HClを加え、酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−(4−ペンタフルオロエチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(本発明化合物(59))0.9gを得た。
本発明化合物(59)
Figure 2009143899
1H−NMR(DMSO−d6):8.06(d,1H),8.17(s,1H),9.08(d,1H),13.40(bs,1H)
製造例60
テトラヒドロフラン3mlに4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピリジン−2−カルボキサミド=オキシム0.3g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール0.39gを加え、室温で2時間攪拌した。その後、0℃で1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ−7−エン0.37gを加え室温下、4時間攪拌した。反応溶液に水、10%HClを加え、酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−〔4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピリジン−2−イル〕−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(本発明化合物(60))0.33gを得た。
本発明化合物(60)
Figure 2009143899
1H−NMR(DMSO−d6):3.94(q,2H),7.67(d,1H),8.04(s,1H),8.78(d,1H)
製造例61
テトラヒドロフラン4mlに4−[2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−1−(トリメチルシリルオキシ)エチル]ピリジン−2−カルボキサミド=オキシム0.5g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール0.42gを加え、室温で1時間30分攪拌した。その後、0℃で1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ−7−エン0.4gを加え室温下、4時間攪拌した。反応溶液に水、10%HClを加え、酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−{4−[2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−1−(トリメチルシリルオキシ)エチル]ピリジン−2−イル}−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(本発明化合物(61))0.43gを得た。
本発明化合物(61)
Figure 2009143899
1H−NMR(DMSO−d6):0.15(s,9H),1.91(s,3H),7.84(d,1H),8.11(s,1H),8.85(d,1H),13.25(bs,1H)
製造例62
テトラヒドロフラン3mlに3−{4−[2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−1−(トリメチルシリルオキシ)エチル]ピリジン−2−イル}−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン12gを加え、0℃でテトラブチルアンモニウム=フロリド1.3ml(1Mのテトラヒドロフラン溶液)を加えた。室温下、4時間攪拌後、反応溶液に水、10%HClを加え、酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−〔4−(2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−1−ヒドロキシエチル)ピリジン−2−イル〕−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(本発明化合物(62))0.29gを得た。
本発明化合物(62)
Figure 2009143899
1H−NMR(DMSO−d6):1.74(s,3H),7.17(s,1H),7.84(d,1H),8.16(s,1H),8.82(d,1H),13.24(bs,1H)
製造例63
ピリジン2mlに1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ−7−エン0.16g、3−(4−ペンタフルオロエチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.2gを加え、室温で1−ピロリジンカルボニルクロライド0.14gを加えた。4時間攪拌後、濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−(1−ピロジンカルボニル)−3−(4−ペンタフルオロエチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(本発明化合物(63))0.17gを得た。
本発明化合物(63)
Figure 2009143899
1H−NMR:2.03〜2.09(m,4H),3.60〜3.71(m,4H),7.68(d,1H),8.18(s,1H),8.84(d,1H)
製造例64
N,N−ジメチルホルムアミド2mlに水素化ナトリウム(60%油性)0.04gを懸濁し、3−(4−ペンタフルオロエチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.2gを室温で加えた。10分間攪拌後、ベンジル=クロロメチル=エーテル0.16gを加え、60℃で5時間攪拌した。室温まで放冷し、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、さらに無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−ベンジルオキシメチル−3−(4−ペンタフルオロエチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(本発明化合物(64))0.19gを得た。
本発明化合物(64)
Figure 2009143899
1H−NMR:4.63(s,2H),5.74(s,2H),7.17〜7.20(m,2H),7.27〜7.31(m,2H),7.38(d,1H),7.69(d,1H),8.17(s,1H),8.90(d,1H)
製造例65
N,N−ジメチルホルムアミド2mlに水素化ナトリウム(60%油性)0.04gを懸濁し、3−(4−ペンタフルオロエチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.19gを室温で加えた。10分間攪拌後、クロロメチル=ベンゾアート0.14g加え、60℃で6時間攪拌した。室温まで放冷し、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、さらに無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、[3−(4−ペンタフルオロエチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン−4−イル]メチル=ベンゾアート(本発明化合物(65))0.12gを得た。
本発明化合物(65)
Figure 2009143899
1H−NMR:6.44(s,2H),7.40(t,2H),7.54〜7.58(m,1H),7.70(d,1H),7.91(dd,2H),8.28(s,1H),8.88(d,1H)
製造例66
テトラヒドロフラン6mlに4−(2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル)ピリジン−2−カルボキサミド=オキシム0.78g及び1,1’−カルボニルジイミダゾール0.81gを加え、室温で2時間攪拌した。その後、0℃で1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ−7−エン0.76gを加え室温下、7時間攪拌した。反応溶液に水、10%HClを加え、酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−[4−(2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル)ピリジン−2−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン(本発明化合物(66)0.7gを得た。
本発明化合物(66)
Figure 2009143899
1H−NMR(DMSO−d6):1.50(d,3H),4.08〜4.20(m,1H),7.73(d,1H),8.04(s,1H),8.80(d,1H),13.22(bs,1H)
製造例67
N,N−ジメチルホルムアミド2mlに水素化ナトリウム(60%油性)0.05gを懸濁し、3−[4−(2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル)ピリジン−2−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン0.25gを室温で加えた。10分間攪拌後、クロロメチル=ベンゾアート0.2g加え、60℃で4時間攪拌した。室温まで放冷し、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、さらに無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、{3−[4−(2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル)ピリジン−2−イル]−1,2,4−オキサジアゾール−5−オン−4−イル}メチル=ベンゾアート(本発明化合物(67))0.18gを得た。
本発明化合物(67)
Figure 2009143899
1H−NMR:1.56(d,3H),3.50〜3.58(m,1H),6.44(s,2H),7.37〜7.41(m,2H),7.44(d,1H),7.53〜7.57(m,1H),7.89〜7.91(m,2H),8.01(s,1H),8.65(dd,1H)
次に本発明化合物の製造中間体の製造について参考製造例を示す。
参考製造例1
クロロホルム68mlに4-トリフルオロメチルピリジン5g、メタ-クロロ過安息香酸13.5gを加え、0℃で10時間攪拌した。その後、反応液を飽和亜硫酸ソーダ水溶液に注加し、クロロホルムで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、更に無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4-トリフルオロメチルピリジン=N−オキシド4.5gを得た。
4-トリフルオロメチルピリジン=N−オキシド
Figure 2009143899
1H−NMR(DMSO−d6):7.81(d,2H),8.40(d,2H)
参考製造例2
アセトニトリル70mlに4-トリフルオロメチルピリジン=N−オキシド6g、トリエチルアミン10.26ml、及びトリメチルシリルシアニド10.95gを加え、90℃で20時間攪拌した。その後、反応液を室温まで放冷し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−トリフルオロメチルピリジン−2−カルボニトリル4.5gを得た。
4−トリフルオロメチルピリジン−2−カルボニトリル
Figure 2009143899
1H−NMR:7.77(d,1H),7.92(s,1H),8.96(d,1H)
参考製造例3
エタノール72mlに炭酸水素ナトリウム6.18g及びヒドロキシルアミン塩酸塩5.11gを加え、45分間加熱還流した。放冷後、0℃で2−シアノ−4−トリフルオロメチルピリジン6g加え4時間攪拌し、濃縮した。残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−トリフルオロメチルピリジン−2−カルボキサミド=オキシム5gを得た。
4−トリフルオロメチルピリジン−2−カルボキサミド=オキシム
Figure 2009143899
1H−NMR(DMSO−d6):6.00(bs,2H),7.80(d,1H),8.06(s,1H),8.86(d,1H),10.19(s,1H)
参考製造例4
クロロホルム22mlに2−クロロ−4-トリフルオロメチルピリジン2g、メタ-クロロ過安息香酸4.39gを加え、60℃で12時間攪拌した。その後、反応液を飽和亜硫酸ソーダ水溶液に注加し、クロロホルムで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、更に無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、2−クロロ−4-トリフルオロメチルピリジン=N−オキシド1.5gを得た。
2−クロロ−4-トリフルオロメチルピリジン=N−オキシド
Figure 2009143899
1H−NMR(DMSO−d6):7.81(dd,1H),8.36(d,1H),8.62(d,1H)
参考製造例5
アセトニトリル16mlに2−クロロ−4-トリフルオロメチルピリジン N−オキシド1.5g、トリエチルアミン2.12ml、及びトリメチルシリルシアニド2.26gを加え、23時間加熱還流した。その後、反応液を室温まで放冷し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、2−クロロ−6−シアノ−4−トリフルオロメチルピリジン0.9gを得た。
2−クロロ−6−シアノ−4−トリフルオロメチルピリジン
Figure 2009143899
1H−NMR:7.80(s,1H),7.84(s,1H)
参考製造例6
ジメチルスルホキシド9mlに2−クロロ−6−シアノ−4−トリフルオロメチルピリジン0.9g、フッ化カリウム0.76gを加え、120℃で2時間30分攪拌した。その後、反応液を室温まで放冷し、飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、tert−ブチル=メチル=エーテルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、更に無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、6−フルオロ−4−トリフルオロメチルピリジン−2−カルボニトリル0.7gを得た。
6−フルオロ−4−トリフルオロメチルピリジン−2−カルボニトリル
Figure 2009143899
1H−NMR:7.46(s,1H),7.84(s,1H)
19F−NMR:−59.41(s,1H),−65.27(s,3H)
参考製造例7
エタノール9mlに炭酸水素ナトリウム0.73g及びヒドロキシルアミン塩酸塩0.61gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、0℃で6−フルオロ−4−トリフルオロメチルピリジン−2−カルボニトリル0.7g加え2時間攪拌し、濃縮した。残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、6−フルオロ−4−トリフルオロメチルピリジン−2−カルボキサミド=オキシム0.6gを得た。
6−フルオロ−4−トリフルオロメチルピリジン−2−カルボキサミド=オキシム
Figure 2009143899
1H−NMR(DMSO−d6):5.96(s,2H),7.75(s,1H),7.98(s,1H),10.36(bs,1H)
参考製造例8
アルゴン雰囲気下、テトラヒドロフラン40mlに2,5−ジクロロピリジン3gを加え、−78℃でリチウム ジイソプロピルアミド11.15ml(2M ヘプタン/テトラヒドロフラン/エチルベンゼン溶液)を加えた。2時間攪拌後、ヨウ素5.66gを加え更に3時間攪拌した。反応溶液を飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液に注加し、tert−ブチル=メチル=エーテルで3回抽出後、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、2,5−ジクロロ−4−ヨードピリジン4gを得た。
2,5−ジクロロ−4−ヨードピリジン
Figure 2009143899
1H−NMR:7.85(s,1H),8.34(s,1H)
参考製造例9
ヨウ化銅1.67g、フッ化カリウム0.51gを真空ポンプで(1Torr)減圧し、ゆっくり攪拌しながらヒートガンで20分間加熱した。アルゴン雰囲気下、室温でN-メチルピロリジン14ml、トリフルオロメチルトリメチルシラン1.25gを加え、50℃に20分かけて昇温した。更に30分攪拌後、2,5−ジクロロ−4−ヨードピリジン2gを加え、20時間攪拌した。放冷後、反応溶液を12%アンモニア水溶液に注加し、ジエチルエーテルで3回抽出後、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、2,5−ジクロロ−4−トリフルオロメチルピリジン1gを得た。
2,5−ジクロロ−4−トリフルオロメチルピリジン
Figure 2009143899
1H−NMR:7.62(s,1H),8.55(s,1H)
19F−NMR:−64.53(s,3H)
参考製造例10
N,N−ジメチルホルムアミド14mlに2,5−ジクロロ−4−トリフルオロメチルピリジン1g、シアン化亜鉛1.71g及びテトラキストリフェニルホスフィンパラジウム0.34gを加え、90℃で10時間攪拌した。放冷後、反応溶液を水に注加し、ジエチルエーテルで3回抽出後、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、5−クロロ−4−トリフルオロメチルピリジン−2−カルボニトリル0.7gを得た。
5−クロロ−4−トリフルオロメチルピリジン−2−カルボニトリル
Figure 2009143899
1H−NMR:7.95(s,1H),8.87(s,1H)
参考製造例11
エタノール7mlに炭酸水素ナトリウム0.61g及びヒドロキシルアミン塩酸塩0.5gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、0℃で5−クロロ−4−トリフルオロメチルピリジン−2−カルボニトリル0.74g加え5時間攪拌し、濃縮した。残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、5−クロロ−4−トリフルオロメチルピリジン−2−カルボキサミド=オキシム0.6gを得た。
5−クロロ−4−トリフルオロメチルピリジン−2−カルボキサミド=オキシム
Figure 2009143899
1H−NMR(DMSO−d6):6.02(s,2H),8.14(s,1H),8.93(s,1H),10.31(s,1H)
参考製造例12
アルゴン雰囲気下、テトラヒドロフラン35mlに2−ブロモ−5−フルオロピリジン3gを加え、−78℃でリチウム ジイソプロピルアミド9.38ml(2mol/l ヘプタン/テトラヒドロフラン/エチルベンゼン溶液)を加えた。2時間攪拌後、ヨウ素5.66gを加え更に4時間攪拌した。反応溶液を飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液に注加し、tert−ブチル=メチル=エーテルで3回抽出後、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、2−ブロモ−5−フルオロ−4−ヨードピリジン4.1gを得た。
2−ブロモ−5−フルオロ−4−ヨードピリジン
Figure 2009143899
1H−NMR:7.91(d,1H),8.13(s,1H)
参考製造例13
ヨウ化銅1.51g、フッ化カリウム0.46gを真空ポンプで(1Torr)減圧し、ゆっくり攪拌しながらヒートガンで20分間加熱した。アルゴン雰囲気下、室温でN-メチルピロリジン13ml、トリフルオロメチルトリメチルシラン1.13gを加え、50℃に20分かけて昇温した。更に1時間攪拌後、2−ブロモ−5−フルオロ−4−ヨードピリジン2gを加え、23時間攪拌した。放冷後、反応溶液を12%アンモニア水溶液に注加し、ジエチルエーテルで3回抽出後、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、2−ブロモ−5−フルオロ−4−トリフルオロメチルピリジン0.8gを得た。
2−ブロモ−5−フルオロ−4−トリフルオロメチルピリジン
Figure 2009143899
1H−NMR:7.71(d,1H),8.45(s,1H)
19F−NMR:−63.58(d,3H),−131.87〜−131.82(m,1H)
参考製造例14
N,N−ジメチルホルムアミド12mlに2−ブロモ−5−フルオロ−4−トリフルオロメチルピリジン0.8g、シアン化亜鉛1.41g及びテトラキストリフェニルホスフィンパラジウム0.28gを加え、95℃で14時間攪拌した。放冷後、反応溶液を水に注加し、ジエチルエーテルで3回抽出後、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、5−フルオロ−4−トリフルオロメチルピリジン−2−カルボニトリル0.5gを得た。
5−フルオロ−4−トリフルオロメチルピリジン−2−カルボニトリル
Figure 2009143899
1H−NMR:7.96(d,1H),8.79(s,1H)
参考製造例15
エタノール12mlに炭酸水素ナトリウム1.01g及びヒドロキシルアミン塩酸塩0.83gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、0℃で5−フルオロ−4−トリフルオロメチルピリジン−2−カルボニトリル0.6g加え2時間攪拌し、濃縮した。残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、5−フルオロ−4−トリフルオロメチルピリジン−2−カルボキサミド=オキシム0.4gを得た。
5−フルオロ−4−トリフルオロメチルピリジン−2−カルボキサミド=オキシム
Figure 2009143899
1H−NMR(DMSO−d6):6.01(s,2H),8.09(d,1H),8.91(s,1H),10.20(s,1H)
参考製造例16
トルエン21mlに2−クロロ−4−トリフルオロメチルピリジン1.9g、シクロプロピルほう酸1g、炭酸カリウム2.92g及び[1,1’−ビス(ジフェニルフォスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタンコンプレックス(1:1)0.26gを加え、100℃で10時間攪拌した。放冷後、反応溶液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、ジエチルエーテルで3回抽出後、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、2−シクロプロピル−4−トリフルオロメチルピリジン1gを得た。
2−シクロプロピル−4−トリフルオロメチルピリジン
Figure 2009143899
1H−NMR:0.97〜1.05 (m,4H),2.25〜2.32 (m,1H),7.47 (d,1H),7.71 (s,1H),8.66 (d,1H)
参考製造例17
クロロホルム10mlに2−シクロプロピル−4-トリフルオロメチルピリジン1g、メタ-クロロ過安息香酸1.4gを加え、0℃で16時間攪拌した。その後、反応液を飽和亜硫酸ソーダ水溶液に注加し、クロロホルムで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、更に無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、2−シクロプロピル−4-トリフルオロメチルピリジン=N−オキシド0.7gを得た。
2−シクロプロピル−4-トリフルオロメチルピリジン=N−オキシド
Figure 2009143899
1H−NMR:0.82〜0.87(m,2H),1.23〜1.28(m,2H),2.67〜2.74(m,1H),7.09(d,1H),7.30(dd,1H),8.33(d,1H)
参考製造例18
アセトニトリル7mlに2−シクロプロピル−4-トリフルオロメチルピリジン N−オキシド0.7g、トリエチルアミン0.96ml、及びトリメチルシリルシアニド1gを加え、20時間加熱還流した。その後、反応液を室温まで放冷し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、6−シクロプロピル−4−トリフルオロメチルピリジン−2−カルボニトリル0.6gを得た。
6−シクロプロピル−4−トリフルオロメチルピリジン−2−カルボニトリル
Figure 2009143899
1H−NMR:1.13〜1.21(m,4H),2.11〜2.17(m,1H),7.59(s,1H),7.61(s,1H)
参考製造例19
エタノール7mlに炭酸水素ナトリウム0.58g及びヒドロキシルアミン塩酸塩0.48gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、0℃で6−シクロプロピル−4−トリフルオロメチルピリジン−2−カルボニトリル0.6g加え4時間攪拌し、濃縮した。残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、6−シクロプロピル−4−トリフルオロメチルピリジン−2−カルボキサミド=オキシム0.6gを得た。
6−シクロプロピル−4−トリフルオロメチルピリジン−2−カルボキサミド=オキシム
Figure 2009143899
1H−NMR(DMSO−d6):1.02〜1.15(m,4H),2.28〜2.34(m,1H),5.90(s,2H),7.72(s,1H),7.76(s,1H),10.11(s,1H)
参考製造例20
N,N−ジメチルホルムアミド10mlに2−クロロ−6−メチル−4−トリフルオロメチルピリジン1g、シアン化亜鉛1.2g及びテトラキストリフェニルホスフィンパラジウム0.24gを加え、90℃で10時間攪拌した。放冷後、反応溶液を水に注加し、ジエチルエーテルで3回抽出後、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、6−メチル−4−トリフルオロメチルピリジン−2−カルボニトリル0.8gを得た。
6−メチル−4−トリフルオロメチルピリジン−2−カルボニトリル
Figure 2009143899
1H−NMR:2.72(s,3H),7.60(s,1H),7.72(s,1H)
参考製造例21
エタノール10mlに炭酸水素ナトリウム0.86g及びヒドロキシルアミン塩酸塩0.71gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、室温で6−メチル−4−トリフルオロメチルピリジン−2−カルボニトリル0.8g加え12間攪拌し、濃縮した。残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、6−メチル−4−トリフルオロメチルピリジン−2−カルボキサミド=オキシム0.74gを得た。
6−メチル−4−トリフルオロメチルピリジン−2−カルボキサミド=オキシム
Figure 2009143899
1H−NMR(DMSO−d6):2.63(s,3H),5.94(s,2H),7.68(s,1H),7.85(s,1H),10.13(s,1H)
参考製造例22
N,N−ジメチルホルムアミド7mlに水素化ナトリウム(60%油性)0.2gを懸濁し、トリフルオロエチルアルコール0.43gを10℃で加えた。10分間攪拌後、4−クロロピリジン−2−カルボニトリル0.5gを加え、1時間攪拌した後、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、tert−ブチル=メチル=エーテルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、更に無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン−2−カルボニトリル0.65gを得た。
4−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン−2−カルボニトリル
Figure 2009143899
1H−NMR:4.47(q,2H),7.07(d,1H),7.30(s,1H),8.61(d,1H)
参考製造例23
エタノール6mlに炭酸水素ナトリウム0.54g及びヒドロキシルアミン塩酸塩0.45gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、室温で4−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン−2−カルボニトリル0.65g加え10時間攪拌し、濃縮した。残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をヘキサンで3回洗浄し、4−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン−2−カルボキサミド=オキシム0.7gを得た。
4−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン−2−カルボキサミド=オキシム
Figure 2009143899
1H−NMR(DMSO−d6):4.95(q,2H),5.83(s,2H),7.14(dd,1H),7.42(d,1H),8.45(d,1H),9.91(s,1H)
参考製造例24
N,N−ジメチルホルムアミド6mlに水素化ナトリウム(60%油性)0.16gを懸濁し、2,2,3,3,3−ペンタフルオロ−1−プロパノール0.52gを10℃で加えた。25分間攪拌後、4−クロロピリジン−2−カルボニトリル0.4gを加え、3時間攪拌した後、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、tert−ブチル=メチル=エーテルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、更に無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)ピリジン−2−カルボニトリル0.55gを得た。
4−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)ピリジン−2−カルボニトリル
Figure 2009143899
1H−NMR:4.53(t,2H),7.08(dd,1H),7.30(d,1H),8.61(d,1H)
参考製造例25
エタノール6mlに炭酸水素ナトリウム0.49g及びヒドロキシルアミン塩酸塩0.4gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、室温で4−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)ピリジン−2−カルボニトリル0.55g加え6時間攪拌し、濃縮した。残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をヘキサンで3回洗浄し、4−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)ピリジン−2−カルボキサミド=オキシム0.6gを得た。
4−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)ピリジン−2−カルボキサミド=オキシム
Figure 2009143899
1H−NMR(DMSO−d6):5.04(t,2H),5.83(s,2H),7.16(dd,1H),7.44(d,1H),8.45(d,1H),9.90(s,1H)
参考製造例26
N,N−ジメチルホルムアミド6mlに水素化ナトリウム(60%油性)0.16gを懸濁し、1,1,1−トリフルオロ−2−プロパノール0.4gを10℃で加えた。40分間攪拌後、4−クロロピリジン−2−カルボニトリル0.4gを加え、2時間攪拌した後、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、tert−ブチル=メチル=エーテルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、更に無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−(2,2,2-トリフルオロ−1−メチルエトキシ)ピリジン−2−カルボニトリル0.49gを得た。
4−(2,2,2-トリフルオロ−1−メチルエトキシ)ピリジン−2−カルボニトリル
Figure 2009143899
1H−NMR:1.60(d,3H),4.88〜4.98(m,1H),7.14(d,1H),7.34(s,1H),8.59(d,1H)
参考製造例27
エタノール4mlに炭酸水素ナトリウム0.38g及びヒドロキシルアミン塩酸塩0.32gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、室温で4−(2,2,2-トリフルオロ−1−メチルエトキシ)ピリジン−2−カルボニトリル0.49g加え8時間攪拌し、濃縮した。残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をヘキサンで3回洗浄し、4−(2,2,2-トリフルオロ−1−メチルエトキシ)ピリジン−2−カルボキサミド=オキシム0.5gを得た。
4−(2,2,2-トリフルオロ−1−メチルエトキシ)ピリジン−2−カルボキサミド=オキシム
Figure 2009143899
1H−NMR(DMSO−d6):1.44(d,3H),5.49〜5.56(m,1H),5.83(s,2H),7.18(dd,1H),7.43(d,1H),8.44(d,1H),9.91(s,1H)
参考製造例28
N,N−ジメチルホルムアミド8mlに水素化ナトリウム(60%油性)0.22gを懸濁し、トリフルオロエチルアルコール0.47gを10℃で加えた。10分間攪拌後、0℃で4−クロロ−6−メチルピリジン−2−カルボニトリル0.6gを加え、1時間攪拌した後、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、tert−ブチル=メチル=エーテルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、更に無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、6−メチル−4−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン−2−カルボニトリル0.79gを得た。
6−メチル−4−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン−2−カルボニトリル
Figure 2009143899
1H−NMR:2.59(s,3H),4.43(q,2H),6.91(d,1H),7.12(d,1H)
参考製造例29
エタノール6mlに炭酸水素ナトリウム0.54g及びヒドロキシルアミン塩酸塩0.44gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、室温で6−メチル−4−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン−2−カルボニトリル0.69g加え2時間攪拌し、濃縮した。残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をヘキサンで3回洗浄し、6−メチル−4−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン−2−カルボキサミド=オキシム0.76gを得た。
6−メチル−4−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン−2−カルボキサミド=オキシム
Figure 2009143899
1H−NMR(DMSO−d6):2.47(s,3H),4.91(q,2H),5.78(s,2H),7.02(d,1H),7.24(d,1H),9.86(s,1H)
参考製造例30
N,N−ジメチルホルムアミド6mlに水素化ナトリウム(60%油性)0.18gを懸濁し、1,1,1−トリフルオロ−2−プロパノール0.44gを10℃で加えた。10分間攪拌後、4−クロロ−6−メチルピリジン−2−カルボニトリル0.49gを加え、1時間攪拌した後、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、tert−ブチル=メチル=エーテルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、更に無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、6−メチル−4−(2,2,2-トリフルオロ−1−メチルエトキシ)ピリジン−2−カルボニトリル0.72gを得た。
6−メチル−4−(2,2,2-トリフルオロ−1−メチルエトキシ)ピリジン−2−カルボニトリル
Figure 2009143899
1H−NMR:1.56(d,3H),2.57(s,3H),4.76〜4.82(m,1H),6.91(d,1H),7.10(d,1H)
参考製造例31
エタノール6mlに炭酸水素ナトリウム0.53g及びヒドロキシルアミン塩酸塩0.44gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、室温で6−メチル−4−(2,2,2-トリフルオロ−1−メチルエトキシ)ピリジン−2−カルボニトリル0.72g加え8時間攪拌し、濃縮した。残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をヘキサンで3回洗浄し、6−メチル−4−(2,2,2-トリフルオロ−1−メチルエトキシ)ピリジン−2−カルボキサミド=オキシム0.73gを得た。
6−メチル−4−(2,2,2-トリフルオロ−1−メチルエトキシ)ピリジン−2−カルボキサミド=オキシム
Figure 2009143899
1H−NMR(DMSO−d6):1.43(d,3H),2.46(s,3H),5.44〜5.50(m,1H),5.78(s,2H),7.05(d,1H),7.25(d,1H),9.86(s,1H)
参考製造例32
ジクロロエタン10mlに四塩化ジルコニウム1.36g、4−メチルベンゾイルクロライド1gを加え、室温下20分間攪拌した。0℃に冷却し、トリオキサン0.22gを加え、室温で1時間攪拌した。0℃で水をゆっくり加え、クロロホルムで3回抽出し、有機層を合わせて、飽和重曹水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮し、4−メチル安息香酸クロルメチル0.7gを得た。
4−メチル安息香酸クロルメチル
Figure 2009143899
1H−NMR:2.43(s,3H),5.95(s,2H),7.27(d,2H),7.79(d,2H)
参考製造例33
ジクロロエタン10mlに四塩化ジルコニウム1.1g、4−t−ブチルベンゾイルクロライド1gを加え、室温下20分間攪拌した。0℃に冷却し、トリオキサン0.19gを加え、室温で1時間攪拌した。0℃で水をゆっくり加え、クロロホルムで3回抽出し、有機層を合わせて、飽和重曹水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮し、4−t−ブチル安息香酸クロルメチル0.65gを得た。
4−t−ブチル安息香酸クロルメチル
Figure 2009143899
1H−NMR:1.35(s,9H),5.95(s,2H),7.49(d,2H),8.01(d,2H)
参考製造例34
ジクロロエタン10mlに四塩化ジルコニウム1.32g、3−フルオロベンゾイルクロライド1gを加え、室温下20分間攪拌した。0℃に冷却し、トリオキサン0.21gを加え1時間攪拌後、室温で更に1時間攪拌した。0℃で水をゆっくり加え、クロロホルムで3回抽出し、有機層を合わせて、飽和重曹水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮し、3−フルオロ安息香酸クロルメチル0.65gを得た。
3−フルオロ安息香酸クロルメチル
Figure 2009143899
1H−NMR:5.95(s,2H),7.33(tdd,1H),7.46(td,2H),7.76(ddd,1H),7.88(td,1H)
参考製造例35
ジクロロエタン10mlに四塩化ジルコニウム1.32g、4−フルオロベンゾイルクロライド1gを加え、室温下20分間攪拌した。0℃に冷却し、トリオキサン0.21gを加え1時間攪拌後、室温で更に1時間攪拌した。0℃で水をゆっくり加え、クロロホルムで3回抽出し、有機層を合わせて、飽和重曹水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮し、4−フルオロ安息香酸クロルメチル0.89gを得た。
4−フルオロ安息香酸クロルメチル
Figure 2009143899
1H−NMR:5.95(s,2H),7.15(t,2H),8.11(dd,2H)
参考製造例36
ジクロロエタン10mlに四塩化ジルコニウム1g、3,5−ジクロロベンゾイルクロライド1gを加え、室温下15分間攪拌した。0℃に冷却し、トリオキサン0.16gを加え1時間攪拌後、室温で更に2時間攪拌した。0℃で水をゆっくり加え、クロロホルムで3回抽出し、有機層を合わせて、飽和重曹水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3,5−ジクロロ安息香酸クロルメチル1gを得た。
3,5−ジクロロ安息香酸クロルメチル
Figure 2009143899
1H−NMR:5.94(s,2H),7.67(t,1H),7.99(d,2H)
参考製造例37
ジクロロエタン10mlに四塩化ジルコニウム1.2g、3,5−ジフルオロベンゾイルクロライド1gを加え、室温下15分間攪拌した。0℃に冷却し、トリオキサン0.19gを加え10分間攪拌後、室温で更に1時間攪拌した。0℃で水をゆっくり加え、クロロホルムで3回抽出し、有機層を合わせて、飽和重曹水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮し、3,5−ジフルオロ安息香酸クロルメチル1gを得た。
3,5−ジフルオロ安息香酸クロルメチル
Figure 2009143899
1H−NMR:5.94(s,2H),7.08(tt,1H),7.57〜7.63(m,1H)
参考製造例38
ジクロロエタン10mlに四塩化ジルコニウム1g、3,4−ジクロロベンゾイルクロライド1gを加え、室温下15分間攪拌した。0℃に冷却し、トリオキサン0.16gを加え10分間攪拌後、室温で更に1時間攪拌した。0℃で水をゆっくり加え、クロロホルムで3回抽出し、有機層を合わせて、飽和重曹水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮し、3,4−ジクロロ安息香酸クロルメチル0.85gを得た。
3,4−ジクロロ安息香酸クロルメチル
Figure 2009143899
1H−NMR:5.94(s,2H),7.57(d,1H),7.91(dd,1H),8.16(d,1H)
参考製造例39
ジクロロエタン10mlに四塩化ジルコニウム1.2g、3,4−ジフルオロベンゾイルクロライド1gを加え、室温下30分間攪拌した。0℃に冷却し、トリオキサン0.19gを加え30分間攪拌後、室温で更に1時間攪拌した。0℃で水をゆっくり加え、クロロホルムで3回抽出し、有機層を合わせて、飽和重曹水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮し、3,4−ジフルオロ安息香酸クロルメチル1.1gを得た。
3,4−ジフルオロ安息香酸クロルメチル
Figure 2009143899
1H−NMR:5.94(s,2H),7.24〜7.30(m,1H),7.86〜7.93(m,2H)
参考製造例40
ジクロロエタン10mlに四塩化ジルコニウム1g、4−トリフルオロメチルベンゾイルクロライド1gを加え、室温下30分間攪拌した。10℃でトリオキサン0.16gを加え30分間攪拌後、室温で更に1時間攪拌した。0℃に冷却し、水をゆっくり加え、クロロホルムで3回抽出し、有機層を合わせて、飽和重曹水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮し、4−トリフルオロメチル安息香酸クロルメチル0.92gを得た。
4−トリフルオロメチル安息香酸クロルメチル
Figure 2009143899
1H−NMR:5.98(s,2H),7.75(d,2H),8.20(d,2H)
参考製造例41
ジクロロエタン10mlに四塩化ジルコニウム1g、3−トリフルオロメチルベンゾイルクロライド1gを加え、室温下30分間攪拌した。10℃でトリオキサン0.16gを加え30分間攪拌後、室温で更に2時間攪拌した。0℃に冷却し、水をゆっくり加え、クロロホルムで3回抽出し、有機層を合わせて、飽和重曹水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−トリフルオロメチル安息香酸クロルメチル0.4gを得た。
3−トリフルオロメチル安息香酸クロルメチル
Figure 2009143899
1H−NMR:5.90(s,2H),7.64(t,1H),7.88(d,1H),8.28(d,1H),8.35(s,1H)
参考製造例42
ジクロロエタン10mlに四塩化ジルコニウム0.93g、3−トリフルオロメトキシベンゾイルクロライド1gを加え、室温下20分間攪拌した。10℃でトリオキサン0.15gを加え30分間攪拌後、室温で更に1時間攪拌した。氷冷下、水をゆっくり加え、クロロホルムで3回抽出し、有機層を合わせて、飽和重曹水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮し、3−トリフルオロメトキシ安息香酸クロルメチル1gを得た。
3−トリフルオロメトキシ安息香酸クロルメチル
Figure 2009143899
1H−NMR:5.96(s,2H),7.47〜7.55(m,2H),7.93(s 1H),8.03(d,1H)
参考製造例43
ジクロロエタン10mlに四塩化ジルコニウム0.96g、3−ブロモベンゾイルクロライド1gを加え、室温下20分間攪拌した。10℃でトリオキサン0.15gを加え10分間攪拌後、室温で更に2時間攪拌した。氷冷下、水をゆっくり加え、クロロホルムで3回抽出し、有機層を合わせて、飽和重曹水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮し、3−ブロモ安息香酸クロルメチル0.95gを得た。
3−ブロモ安息香酸クロルメチル
Figure 2009143899
1H−NMR:5.95(s,2H),7.36(t,1H),7.75(d,1H),8.02(dt,1H),8.22(t,1H)
参考製造例44
テトラハイドロフラン5mlに水素化ナトリウム(60%油性)0.12gを懸濁し、トリフルオロエチルアルコール0.27gを10℃で加えた。10分間攪拌後、0℃で3,4,5−トリクロロピリジン−2−カルボニトリル0.5gを加え、20時間攪拌した後、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、tert−ブチル=メチル=エーテルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、更に無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3,5-ジクロロ−4−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン−2−カルボニトリル0.6gを得た。
3,5-ジクロロ−4−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン−2−カルボニトリル
Figure 2009143899
1H−NMR:4.62(q,2H),8.58(s,1H)
参考製造例45
エタノール5mlに炭酸水素ナトリウム0.41g及びヒドロキシルアミン塩酸塩0.34gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、室温で3,5-ジクロロ−4−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン−2−カルボニトリル0.6g加え2時間攪拌し、濃縮した。残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をヘキサンで3回洗浄し、3,5−ジクロロ−4−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン−2−カルボキサミド=オキシム0.64gを得た。
3,5−ジクロロ−4−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン−2−カルボキサミド=オキシム
Figure 2009143899
1H−NMR(DMSO−d6):4.95(q,2H),5.87(s,2H),8.69(s,1H),9.91(s,1H)
参考製造例46
テトラヒドロフラン5mlに水素化ナトリウム(60%油性)0.12gを懸濁し、1,1,1−トリフルオロ−2−プロパノール0.3gを10℃で加えた。10分間攪拌後、3,4,5−トリクロロピリジン−2−カルボニトリル0.5gを加え、1時間攪拌した後、反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、tert−ブチル=メチル=エーテルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、更に無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3,5−ジクロロ−4−(2,2,2-トリフルオロ−1−メチルエトキシ)ピリジン−2−カルボニトリル0.67gを得た。
3,5−ジクロロ−4−(2,2,2-トリフルオロ−1−メチルエトキシ)ピリジン−2−カルボニトリル
Figure 2009143899
1H−NMR:1.65(d,3H),4.94〜5.00(m,1H),8.56(s,1H)
参考製造例47
エタノール5mlに炭酸水素ナトリウム0.4g及びヒドロキシルアミン塩酸塩0.33gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、室温で3,5−ジクロロ−4−(2,2,2-トリフルオロ−1−メチルエトキシ)ピリジン−2−カルボニトリル0.67g加え4時間攪拌し、濃縮した。残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をヘキサンで3回洗浄し、3,5−ジクロロ−4−(2,2,2-トリフルオロ−1−メチルエトキシ)ピリジン−2−カルボキサミド=オキシム0.65gを得た。
3,5−ジクロロ−4−(2,2,2-トリフルオロ−1−メチルエトキシ)ピリジン−2−カルボキサミド=オキシム
Figure 2009143899
1H−NMR(DMSO−d6):1.53(d,3H),5.22〜5.28(m,1H),5.88(s,2H),8.69(s,1H),9.85(s,1H)
参考製造例48
テトラヒドロフラン60mlにトリフルオロメチルトリメチルシラン4.98ml、イソニコチンアルデヒド3gを加え、0℃でテトラブチルアンモニウムフルオライド3水和物0.09gを加え、1時間攪拌した。その後、0℃で10%塩酸水溶液を加え、3時間攪拌し、飽和重曹水に注加した。酢酸エチルで3回抽出後、有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、さらに無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、2,2,2-トリフルオロ−1−ピリジン−4−イル−エタノール4.7gを得た。
2,2,2-トリフルオロ−1−ピリジン−4−イル−エタノール
Figure 2009143899
1H−NMR:4.34(brs,1H),5.07(brs,1H),7.46(d,2H),8.62(d,2H)
参考製造例49
ピリジン20mlに2,2,2-トリフルオロ−1−ピリジン−4−イル−エタノール3.4g及び4−ジメチルアミノピリジン1.17gを加え、0℃でトリエチルシリルクロライド3.76gを加えた。室温下4時間攪拌後、飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、t−ブチルメチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、さらに無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−[2,2,2-トリフルオロ−1−(トリエチルシリルオキシ)エチル]ピリジン5.5gを得た。
4−[2,2,2-トリフルオロ−1−(トリエチルシリルオキシ)エチル]ピリジン
Figure 2009143899
1H−NMR:0.56〜0.67(m,6H),0.91(t,9H),4.92(q,1H),7.39(d,2H),8.65(d,2H)
参考製造例50
クロロホルム40mlに4−[2,2,2-トリフルオロ−1−(トリエチルシリルオキシ)エチル]ピリジン、5.5g、メタ-クロロ過安息香酸7.5gを加え、0℃で2時間、室温下3時間攪拌した。その後、反応液を飽和亜硫酸ソーダ水溶液に注加し、クロロホルムで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、さらに無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−[2,2,2-トリフルオロ−1−(トリエチルシリルオキシ)エチル]ピリジン N−オキシド5gを得た。
4−[2,2,2-トリフルオロ−1−(トリエチルシリルオキシ)エチル]ピリジン N−オキシド
Figure 2009143899
1H−NMR:0.59〜0.67(m,6H),0.92(t,9H),4.91(q,1H),7.38(d,2H),8.21〜8.24(m,2H)
参考製造例51
アセトニトリル40mlに4−[2,2,2-トリフルオロ−1−(トリエチルシリルオキシ)エチル]ピリジン N−オキシド5g、トリエチルアミン5.26ml、及びトリメチルシリルシアニド5.62gを加え、90℃で20時間攪拌した。その後、反応液を室温まで放冷し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−[2,2,2-トリフルオロ−1−(トリエチルシリルオキシ)エチル]ピリジン−2−カルボニトリル3gを得た。
4−[2,2,2-トリフルオロ−1−(トリエチルシリルオキシ)エチル]ピリジン−2−カルボニトリル
Figure 2009143899
1H−NMR:0.57〜0.68(m,6H),0.97(t,9H),4.99(q,1H),7.62(d,1H),7.81(s,1H),8.76(d,1H)
参考製造例52
エタノール4mlに炭酸水素ナトリウム0.24g及びヒドロキシルアミン塩酸塩0.2gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、0℃で4−[2,2,2-トリフルオロ−1−(トリエチルシリルオキシ)エチル]ピリジン−2−カルボニトリル0.6g加え4時間攪拌し、濃縮した。残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−[2,2,2-トリフルオロ−1−(トリエチルシリルオキシ)エチル]ピリジン−2−カルボキサミド=オキシム0.6gを得た。
4−[2,2,2-トリフルオロ−1−(トリエチルシリルオキシ)エチル]ピリジン−2−カルボキサミド=オキシム
Figure 2009143899
1H−NMR(DMSO−d6):0.53〜0.66(m,6H),0.84(t,9H),5.63(q,1H),5.89(s,2H),7.54(d,1H),8.05(s,1H),8.63(d,1H),10.00(s,1H)
参考製造例53
テトラヒドロフラン40mlに4−[2,2,2-トリフルオロ−1−(トリエチルシリルオキシ)エチル]ピリジン−2−カルボニトリル12gを加え、0℃でテトラブチルアンモニウムフロリド15ml(1Mのテトラヒドロフラン溶液)を加えた。室温下、5時間攪拌後、反応溶液に水を加え、酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−(2,2,2-トリフルオロ−1−ハイドロキシエチル)ピリジン−2−カルボニトリル5.6gを得た。
4−(2,2,2-トリフルオロ−1−ハイドロキシエチル)ピリジン−2−カルボニトリル
Figure 2009143899
1H−NMR:3.84(bs,1H),5.12〜5.18(m,1H),7.69(d,1H),7.89(s,1H),8.78(d,1H)
参考製造例54
ジメチルホルムアミド4mlに4−(2,2,2-トリフルオロ−1−ハイドロキシエチル)ピリジン−2−カルボニトリル0.4g、炭酸カリウム0.33gとヨウ化メチル0.34gを加え、室温下20時間攪拌した。その後、反応溶液に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−(2,2,2-トリフルオロ−1−メトキシエチル)ピリジン−2−カルボニトリル0.2gを得た。
4−(2,2,2-トリフルオロ−1−メトキシエチル)ピリジン−2−カルボニトリル
Figure 2009143899
1H−NMR:3.56(s,3H),4.58(q,1H),7.60(d,1H),7.79(s,1H),8.79(d,1H)
参考製造例55
エタノール2mlに炭酸水素ナトリウム0.12g及びヒドロキシルアミン塩酸塩0.1gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、0℃で4−(2,2,2-トリフルオロ−1−メトキシエチル)ピリジン−2−カルボニトリル0.2g加え3時間攪拌し、濃縮した。残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−(2,2,2-トリフルオロ−1−メトキシエチル)ピリジン−2−カルボキサミド=オキシム0.15gを得た。
4−(2,2,2-トリフルオロ−1−メトキシエチル)ピリジン−2−カルボキサミド=オキシム
Figure 2009143899
1H−NMR(DMSO−d6):3.40(s,3H),5.30(q,1H),5.90(s,2H),7.48(d,1H),7.96(s,1H),8.66(d,1H),10.00(s,1H)
参考製造例56
ジメチルホルムアミド5mlに4−(2,2,2-トリフルオロ−1−ハイドロキシエチル)ピリジン−2−カルボニトリル0.5g、炭酸カリウム0.45gと3−ブロモ−1−プロペン0.39gを加え、室温下20時間攪拌した。その後、反応溶液に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−[2,2,2-トリフルオロ−1−(2−プロペニルオキシ)エチル]ピリジン−2−カルボニトリル0.17gを得た。
4−[2,2,2-トリフルオロ−1−(2−プロペニルオキシ)エチル]ピリジン−2−カルボニトリル
Figure 2009143899
1H−NMR:4.12〜4.23(m,2H),4.74(q,1H),5.30(s,1H),5.34(dd,1H),5.82〜5.92(m,1H),7.61(d,1H),7.80(s,1H),8.78(d,1H)
参考製造例57
ヨウ化銅0.91g、フッ化カリウム0.3gを真空ポンプで(1Torr)減圧し、ゆっくり攪拌しながらヒートガンで20分間加熱した。アルゴン雰囲気下、室温でN-メチルピロリジン8ml、ペンタフルオロエチルトリメチルシラン1gを加え、50℃に30分かけて昇温した。更に1時間攪拌後、4−ヨードピリジン−2−カルボニトリル1gを加え、20時間攪拌した。放冷後、反応溶液を12%アンモニア水溶液に注加し、ジエチルエーテルで3回抽出後、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。粗生成物は、精製せずに次の反応に用いた。
エタノール8mlに炭酸水素ナトリウム0.55g及びヒドロキシルアミン塩酸塩0.45gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、0℃で粗生成物を加え3時間攪拌し、濃縮した。残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−ペンタフルオロエチルピリジン−2−カルボキサミド=オキシム0.9gを得た。
4−ペンタフルオロエチルピリジン−2−カルボキサミド=オキシム
Figure 2009143899
1H−NMR(DMSO−d6):6.03(s,2H),7.78(d,1H),8.05(s,1H),8.88(d,1H),10.22(s,1H)
参考製造例58
アセトニトリル5mlに4−(2,2,2-トリフルオロ−1−ハイドロキシエチル)ピリジン−2−カルボニトリル1g、ピリジン1ml及びN,N−ジメチルアミノピリジン0.12gを加え、続いて室温下フェニルクロロチオノフォルマート1.2gを滴下した。7時間攪拌後、反応溶液に水を加え、酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。濃縮後、粗生成物は精製することなく、次の反応に用いた。
トルエン10mlにトリ−n−ブチルチン=ハイドライド1.73g、アゾビスイソブチロニトリル0.16g及び粗生成物を加え、2時間加熱還流した。放冷後、フッ化カリウム水溶液に注加し、ジエチルエーテルで3回抽出後、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピリジン−2−カルボニトリル0.3gを得た。
Figure 2009143899
1H−NMR:3.48(q,2H),7.49(d,1H),7.67(s,1H),8.74(d,1H)
参考製造例59
エタノール3mlに炭酸水素ナトリウム0.2g及びヒドロキシルアミン塩酸塩0.17gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、0℃で4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピリジン−2−カルボニトリル0.3g加え4時間攪拌し、濃縮した。残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピリジン−2−カルボキサミド=オキシム0.3gを得た。
4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピリジン−2−カルボキサミド=オキシム
Figure 2009143899
1H−NMR(DMSO−d6):3.82(q,2H),5.86(s,2H),7.41(d,1H),7.88(s,1H),8.57(d,1H),9.97(s,1H)
参考製造例60
トルエン34mlにトリフルオロメチルトリメチルシラン3.13ml、4−アセチルピリジン2.13gを加え、0℃でテトラブチルアンモニウムアセタート0.27gを加え、2時間攪拌した。その後、飽和塩化アンモニウム水溶液に注加した。t−ブチル=メチル=エーテルで3回抽出後、有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、さらに無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−[2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−1−(トリメチルシリルオキシ)エチル]ピリジン4.2gを得た。
4−[2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−1−(トリメチルシリルオキシ)エチル]ピリジン
Figure 2009143899
1H−NMR:0.19(s,9H),1.81(s,3H),7.44(d,2H),8.64(d,2H)
参考製造例61
クロロホルム30mlに4−[2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−1−(トリメチルシリルオキシ)エチル]ピリジン4.2g、メタ-クロロ過安息香酸5.4gを加え、0℃で2時間、室温下6時間攪拌した。その後、反応液を飽和亜硫酸ソーダ水溶液に注加し、クロロホルムで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、さらに無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−[2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−1−(トリメチルシリルオキシ)エチル]ピリジン=N−オキシド4gを得た。
4−[2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−1−(トリメチルシリルオキシ)エチル]ピリジン=N−オキシド
Figure 2009143899
1H−NMR:0.21(s,9H),1.80(s,3H),7.42(d,2H),8.21(d,2H)
参考製造例62
アセトニトリル30mlに4−[2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−1−(トリメチルシリルオキシ)エチル]ピリジン=N−オキシド4g、トリエチルアミン4.45ml、及びトリメチルシリルシアニド4.75gを加え、90℃で20時間攪拌した。その後、反応液を室温まで放冷し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−[2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−1−(トリメチルシリルオキシ)エチル]ピリジン−2−カルボニトリル4.3gを得た。
4−[2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−1−(トリメチルシリルオキシ)エチル]ピリジン−2−カルボニトリル
Figure 2009143899
1H−NMR:0.23(s,9H),1.82(s,3H),7.66(d,1H),7.85(s,1H),8.75(d,1H)
参考製造例63
エタノール4mlに炭酸水素ナトリウム0.22g及びヒドロキシルアミン塩酸塩0.18gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、0℃で4−[2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−1−(トリメチルシリルオキシ)エチル]ピリジン−2−カルボニトリル0.5g加え2時間攪拌し、濃縮した。残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−[2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−1−(トリメチルシリルオキシ)エチル]ピリジン−2−カルボキサミド=オキシム0.5gを得た。
4−[2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−1−(トリメチルシリルオキシ)エチル]ピリジン−2−カルボキサミド=オキシム
Figure 2009143899
1H−NMR(DMSO−d6):0.15(s,9H),1.85(s,3H),5.90(s,2H),7.57(d,1H),8.06(s,1H),8.63(d,1H),10.01(s,1H)
参考製造例64
1,4−ジオキサンに4−ヨードピリジン3.22g、炭酸カリウム10.87g、テトラキス(トリフェニルホスフィンパラジウム)0.0.36g及び1−(トリフルオロメチル)ビニルボロン酸5.5gを加え、110℃で8時間攪拌した。その後、飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、ジエチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−[1−(トリフルオロメチル)エテニル]ピリジン2.0gを得た。
4−[1−(トリフルオロメチル)エテニル]ピリジン
Figure 2009143899
1H−NMR:5.98(s,1H),6.12(s,1H),7.37(d,2H),8.66(d,2H)
参考製造例65
酢酸エチル20mlに4−[1−(トリフルオロメチル)エテニル]ピリジン1.5g及び10%Pd/C0.15gを加え、水素雰囲気下、7時間攪拌した。混合物をろ過し、ろ液を濃縮後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−(2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル)ピリジン1.3gを得た。
4−(2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル)ピリジン
Figure 2009143899
1H−NMR:1.52(d,3H),3.37〜3.49(m,1H),7.25(d,2H),8.60〜8.62(m,2H)
参考製造例66
クロロホルム15mlに4−(2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル)ピリジン1.3g、メタ-クロロ過安息香酸2.91gを加え、0℃で2時間、室温下5間攪拌した。その後、反応液を飽和亜硫酸ソーダ水溶液に注加し、クロロホルムで3回抽出した。有機層を合わせて、飽和食塩水洗浄、さらに無水硫酸マグネシウム乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−(2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル)ピリジン=N−オキシド0.9gを得た。
4−(2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル)ピリジン=N−オキシド
Figure 2009143899
1H−NMR:1.52(d,3H),3.41〜3.49(m,1H),7.23〜7.26(m,2H),8.20〜8.21(m,2H)
参考製造例67
アセトニトリル8mlに4−(2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル)ピリジン=N−オキシド0.9g、トリエチルアミン1.31ml及びトリメチルシリルシアニド1.4gを加え、90℃で16時間攪拌した。その後、反応液を室温まで放冷し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−(2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル)ピリジン−2−カルボニトリル0.7gを得た。
4−(2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル)ピリジン−2−カルボニトリル
Figure 2009143899
1H−NMR:1.56(d,3H),3.48〜3.56(m,1H),7.49(d,1H),7.66(s,1H),8.73(d,1H)
参考製造例68
エタノール7mlに炭酸水素ナトリウム0.44g及びヒドロキシルアミン塩酸塩0.37gを加え、1時間加熱還流した。放冷後、0℃で4−(2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル)ピリジン−2−カルボニトリル0.7g加え4時間攪拌し、濃縮した。残渣に水を加え酢酸エチルで3回抽出し、有機層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−(2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル)ピリジン−2−カルボキサミド=オキシム0.78gを得た。
4−(2,2,2−トリフルオロ−1−メチル−エチル)ピリジン−2−カルボキサミド=オキシム
Figure 2009143899
1H−NMR(DMSO−d6):1.45(d,3H),3.94〜4.06(m,1H),5.87(s,2H),7.46(dd,1H),7.89(s,1H),8.58(dd,1H),9.97(s,1H)
次に製剤例を示す。尚、部は重量部を表す。
製剤例1
本発明化合物(1)〜(67)の各々10部を、キシレン35部とN,N−ジメチルホルムアミド35部との混合物に溶解し、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル14部及びドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム6部を加え、良く攪拌混合して各々の10%乳剤を得る。
製剤例2
本発明化合物(1)〜(67)の各々20部を、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部及び珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌混合して各々の20%水和剤を得る。
製剤例3
本発明化合物(1)〜(67)の各々2部に、合成含水酸化珪素微粉末1部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、ベントナイト30部及びカオリンクレー65部を加え充分攪拌混合する。ついでこれらの混合物に適当量の水を加え、更に攪拌し、増粒機で製粒し、通風乾燥して各々の2%粒剤を得る。
製剤例4
本発明化合物(1)〜(67)の各々1部を適当量のアセトンに溶解し、これに合成含水酸化珪素微粉末5部、PAP0.3部及びフバサミクレー93.7部を加え、充分攪拌混合し、アセトンを蒸発除去して各々の1%粉剤を得る。
製剤例5
本発明化合物(1)〜(67)の各々10部;ポリオキシエチレンアルキルエーテルサルフェートアンモニウム塩50部を含むホワイトカーボン35部;及び水55部を混合し、湿式粉砕法で微粉砕することにより、各々の10%フロアブル剤を得る。
製剤例6
本発明化合物(1)〜(67)の各々0.1部をキシレン5部及びトリクロロエタン5部に溶解し、これを脱臭灯油89.9部に混合して各々の0.1%油剤を得る。
製剤例7
本発明化合物(1)〜(67)の各々10mgをアセトン0.5mlに溶解し、この溶液を、動物用固形飼料粉末(飼育繁殖用固形飼料粉末CE−2、日本クレア株式会社商品)5gに処理し、均一に混合する。ついでアセトンを蒸発乾燥させて各々の毒餌を得る。
製剤例8
本発明化合物(1)の10部と、下記の群Zに示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、植物成長調節物質、共力剤、または、薬害軽減剤の活性化合物の各々10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
Z群:
アセフェート(acephate)、りん化アルミニウム(Aluminium phosphide)、ブタチオホス(butathiofos)、キャドサホス(cadusafos)、クロルエトキシホス(chlorethoxyfos)、クロルフェンビンホス(ch1orfenvinphos)、クロルピリホス(chlorpyrifos)、クロルピリホスメチル(chlorpyrifos-methyl)、シアノホス(cyanophos:CYAP)、ダイアジノン(diazinon)、DCIP(dichlorodiisopropylether)、ジクロフェンチオン(dichlofenthion:ECP)、ジクロルボス(dichlorvos:DDVP)、ジメトエート(dimethoate)、ジメチルビンホス(dimethylvinphos)、ジスルホトン(disulfoton)、EPN,エチオン(ethion)、エトプロホス(ethoprophos)、エトリムホス(etrimfos)、フェンチオン(fenthion:MPP)、フエニトロチオン(fenitrothion:MEP)、ホスチアゼート(fosthiazate)、ホルモチオン(formothion)、りん化水素(Hydrogenphosphide)、イソフェンホス(isofenphos)、イソキサチオン(isoxathion)、マラチオン(malathion)、メスルフェンホス(mesulfenfos)、メチダチオン(methidathion:DMTP)、モノクロトホス(monocrotophos)、ナレッド(naled:BRP)、オキシデプロホス(oxydeprofos:ESP)、パラチオン(parathion)、ホサロン(phosalone)、ホスメット(phosmet:PMP)、ピリミホスメチル(pirimiphos-methy1)、ピリダフェンチオン(pyridafenthion)、キナルホス(quinalphos)、フェントエート(phenthoate:PAP)、プロフェノホス(profenofos)、プロパホス(propaphos)、プロチオホス(prothiofos)、ピラクロホス(pyraclorfos)、サリチオン(salithion)、スルプロホス(sulprofos)、テブピリムホス(tebupirimfos)、テメホス(temephos)、テトラクロルビンホス(tetrach1orvinphos)、テルブホス(terbufos)、チオメトン(thiometon)、トリクロルホン(trichlorphon:DEP)、バミドチオン(vamidothion)、フォレート(phorate)、カズサホス(cadusafos)、
アラニカルブ(alanycarb)、ベンダイオカルブ(bendiocarb)、ベンフラカルブ(benfuracarb)、BPMC,カルバリル(carbary1)、カルボフラン(carbofuran)、カルボスルファン(carbosulfan)、クロエトカルブ(cloethocarb)、エチオフェンカルブ(ethiofencarb)、フェノブカルブ(fenobucarb)、フェノチオカルブ(fenothiocarb)、フェノキシカルブ(fenoxycarb)、フラチオカルブ(furathiocarb)、イソプロカルブ(isoprocarb:MIPC)、メトルカルブ(metolcarb)、メソミル(methomyl)、メチオカルブ(methiocarb)、NAC、オキサミル(oxamyl)、ピリミカーブ(pirimicarb)、プロポキスル(propoxur:PHC)、XMC、チオジカルブ(thiodicarb)、キシリルカルブ(xylylcarb)、アルジカルブ(aldicarb)、
アクリナトリン(acrinathrin)、アレスリン(allethrin)、ベータ−シフルトリン(beta-cyfluthrin)、ビフェントリン(bifenthrin)、シクロプロトリン(cycloprothrin)、シフルトリン(cyfluthrin)、シハロトリン(cyhalothrin)、シペルメトリン(cypermethrin)、エンペントリン(empenthrin)、デルタメトリン(deltamethrin)、エスフェンバレレート(esfenvalerate)、エトフェンプロックス(ethofenprox)、フェンプロパトリン(fenpropathrin)、フェンバレレート(fenvalerate)、フルシトリネート(flucythrinate)、フルフェンプロックス(flufenoprox)、フルメトリン(flumethrin)、フルバリネート(fluvalinate)、ハルフェンプロックス(halfenprox)、イミプロトリン(imiprothrin)、ペルメトリン(permethrin)、プラレトリン(prallethrin)、ピレトリン(pyrethrins)、レスメトリン(resmethrin)、シグマ-サイパーメトリン(sigma-cypermethrin)、シラフルオフェン(silafluofen)、テフルトリン(tefluthrin)、トラロメトリン(tralomethrin)、トランスフルトリン(transfluthrin)、テトラメトリン(tetramethrin)、フェノトリン(phenothrin)、シフェノトリン(cyphenothrin)、アルファシペルメトリン(alpha-cypermethrin)、ゼータシペルメトリン(zeta-cypermethrin)、ラムダシハロトリン(lambda-cyhalothrin)、ガンマシハロトリン(gamma-cyhalothrin)、フラメトリン(furamethrin)、タウフルバリネート(tau-fluvalinate)、メトフルトリン(metofluthrin)、プロフルトリン(profluthrin)、ジメフルトリン(dimefluthrin)、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(メトキシメチル)ベンジル 2,2−ジメチル−3−(2−シアノ−1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシレート、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(メトキシメチル)ベンジル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート
カルタップ(cartap)、ベンスルタップ(bensu1tap)、チオシクラム(thiocyclam)、モノスルタップ(monosultap)、ビスルタップ(bisultap)、
イミダクロプリド(imidac1oprid)、ニテンピラム(nitenpyram)、アセタミプリド(acetamiprid)、チアメトキサム(thiamethoxam)、チアクロプリド(thiacloprid)、ジノテフラン(dinotefuran)、クロチアニジン(clothianidin)、
クロルフルアズロン(chlorfluazuron)、ビストリフルロン(bistrifluron)、ジアフェンチウロン(diafenthiuron)、ジフルベンズロン(diflubenzuron)、フルアズロン(fluazuron)、フルシクロクスロン(flucycloxuron)、フルフェノクスロン(flufenoxuron)、ヘキサフルムロン(hexaflumuron)、ルフェヌロン(lufenuron)、ノバルロン(novaluron)、ノビフルムロン(noviflumuron)、テフルベンズロン(teflubenzuron)、トリフルムロン(triflumuron)、トリアズロン(triazuron)、
アセトプロール(acetoprole)、エチプロール(ethiprole)、フィプロニル(fiproni1)、バニリプロール(vaniliprole)、ピリプロール(pyriprole)、ピラフルプロール(pyrafluprole)、
バチルス・チューリンゲンシス菌由来の生芽胞および産生結晶毒素、
クロマフェノジド(chromafenozide)、ハロフェノジド(halofenozide)、メトキシフェノジド(methoxyfenozide)、テブフェノジド(tebufenozide)、
アルドリン(aldrin)、ディルドリン(dieldrin)、ジエノクロル(dienochlor)、エンドスルファン(endosulfan)、メトキシクロル(methoxychlor)、
マシン油(machine oil)、硫酸ニコチン(nicotine-sulfate)、
アベルメクチン(avermectin-B)、ブロモプロピレート(bromopropylate)、ブプロフェジン(buprofezin)、クロルフェナピル(chlorphenapyr)、シロマジン(cyromazine)、D-D(1,3-Dichloropropene)、エマメクチンベンゾエート(emamectin-benzoate)、フェナザキン(fenazaquin)、フルピラゾホス(flupyrazofos)、ハイドロプレン(hydroprene)、メトプレン(methoprene)、インドキサカルブ(indoxacarb)、メトキサジアゾン(metoxadiazone)、ミルベマイシンA(milbemycin-A)、ピメトロジン(pymetrozine)、ピリダリル(pyridalyl)、ピリプロキシフェン(pyriproxyfen)、スピノサッド(spinosad)、スルフラミド(sulfluramid)、トルフェンピラド(tolfenpyrad)、トリアゼメイト(triazamate)、フルベンジアミド(flubendiamide)、レピメクチン(lepimectin)、亜ひ酸(Arsenic acid)、ベンクロチアズ(benclothiaz)、石灰窒素(Calcium cyanamide)、石灰硫黄合剤(Calcium polysulfide)、クロルデン(chlordane)、DDT、DSP、フルフェネリウム(flufenerim)、フロニカミド(flonicamid)、フルリムフェン(flurimfen)、ホルメタネート(formetanate)、メタム・アンモニウム(metam-ammonium)、メタム・ナトリウム(metam-sodium)、臭化メチル(Methyl bromide)、オレイン酸カリウム(Potassium oleate)、プロトリフェンビュート(protrifenbute)、スピロメシフェン(spiromesifen)、硫黄(Sulfur)、メタフルミゾン(metaflumizone)、スピロテトラマット(spirotetramat)、ピリフルキナゾン(pyrifluquinazone)、スピネトラム(spinetoram)、クロラントラニリプロール(chlorantraniliprole)、トラロピリル(tralopyril)、
下記式(A)
Figure 2009143899
「式中、Xa1はメチル基、塩素原子、臭素原子またはフッ素原子を表し、Xa2はフッ素原子、塩素原子、臭素原子、C1−C4ハロアルキル基またはC1−C4ハロアルコキシ基を表し、Xa3はフッ素原子、塩素原子または臭素原子を表し、Xa4は置換されていてもよいC1−C4アルキル、置換されていてもよいC3−C4アルケニル、置換されていてもよいC3−C4アルキニル、置換されていてもよいC3−C5シクロアルキルアルキルまたは水素原子を表し、Xa5は水素原子またはメチル基を表し、Xa6は水素原子、フッ素原子または塩素原子を表し、Xa7は水素原子、フッ素原子または塩素原子を表す。」
で示されるいずれかの化合物、下記式(B)
Figure 2009143899
「式中、Xb1はXb2−NH−C(=O)基、Xb2−C(=O)−NH−CH2基、Xb3−S(O)基、置換されていてもよいピロール−1−イル基、置換されていてもよいイミダゾール−1−イル基、置換されていてもよいピラゾール−1−イル基または置換されていてもよい1,2,4−トリアゾール−1−イル基を表し、Xb2は2,2,2−トリフルオロエチル基等の置換されていてもよいC1−C4ハロアルキル基またはシクロプロピル基等の置換されていてもよいC3−C6シクロアルキル基を表し、Xb3はメチル等の置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表し、Xb4は水素原子、塩素原子、シアノ基またはメチル基を表す。」
で示されるいずれかの化合物、下記式(C)
Figure 2009143899
「式中、Xc1は3,3,3−トリフルオロプロピル基等の置換されていてもよいC1−C4アルキル基、2,2,2−トリクロロエトキシ基等の置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基、4−シアノフェニル基等の置換されていてもよいフェニル基または2−クロロ−3−ピリジル基等の置換されていてもよいピリジル基を表し、Xc2はメチル基またはトリフルオロメチルチオ基を表し、Xc3はメチル基またはハロゲン原子を表す。」
で示されるいずれかの化合物、
アセキノシル(acequinocyl)、アミトラズ(amitraz)、ベンゾキシメート(benzoximate)、ビフェナゼート(bifenazate)、フェニソブロモレート(bromopropylate)、キノメチオネート(chinomethionat)、クロルベンジレート(chlorobenzilate)、CPCBS(chlorfenson)、クロフェンテジン(clofentezine)、シフルメトフェン(cyflumetofen)、ケルセン(ジコホル: dicofol)、エトキサゾール(etoxazole)、酸化フェンブタスズ(fenbutatin oxide)、フェノチオカルブ(fenothiocarb)、フェンピロキシメート(fenpyroximate)、フルアクリピリム(fluacrypyrim)、フルプロキシフェン(fluproxyfen)、ヘキシチアゾクス(hexythiazox)、プロパルギット(propargite: BPPS)、ポリナクチン複合体(polynactins)、ピリダベン(pyridaben)、ピリミジフェン(Pyrimidifen)、テブフェンピラド(tebufenpyrad)、テトラジホン(tetradifon)、スピロディクロフェン(spirodiclofen)、スピロメシフェン(spiromesifen)、スピロテトラマット(spirotetramat)、アミドフルメット(amidoflumet)、シエノピラフェン(cyenopyrafen)、
DCIP、フォスチアゼート(fosthiazate)、塩酸レバミゾール(levamisol)、メチルイソチオシアネート(methyisothiocyanate)、酒石酸モランテル(morantel tartarate)、イミシアホス(imicyafos)、
プロピコナゾール(propiconazole)、プロチオコナゾール(prothioconazole)、トリアジメノール(triadimenol)、プロクロラズ(prochloraz)、ペンコナゾール(penconazole)、テブコナゾール(tebuconazole)、フルシラゾール(flusilazole)、ジニコナゾール(diniconazole)、ブロムコナゾール(bromuconazole)、エポキシコナゾール(epoxiconazole)、ジフェノコナゾール(difenoconazole)、シプロコナゾール(cyproconazole)、メトコナゾール(metconazole)、トリフルミゾール(triflumizole)、テトラコナゾール(tetraconazole)、マイクロブタニル(myclobutanil)、フェンブコナゾール(fenbuconazole)、ヘキサコナゾール(hexaconazole)、フルキンコナゾール(fluquinconazole)、トリティコナゾール(triticonazole)、ビテルタノール(bitertanol)、イマザリル(imazalil)、フルトリアホール(flutriafol)、
フェンプロピモルフ(fenpropimorph)、トリデモルフ(tridemorph)、フェンプロピジン(fenpropidin)、
カルベンダジム(carbendezim)、ベノミル(benomyl)、チアベンダゾール(thiabendazole)、チオファネートメチル(thiophanate-methyl)、
プロシミドン(procymidone)、シプロディニル(cyprodinil)、ピリメタニル(pyrimethanil)、ジエトフェンカルブ(diethofencarb)、チウラム(thiuram)、フルアジナム(fluazinam)、マンコゼブ(mancozeb)、イプロジオン(iprodione)、ビンクロゾリン(vinclozolin)、クロロタロニル(chlorothalonil)、キャプタン(captan)、メパニピリム(mepanipyrim)、フェンピクロニル(fenpiclonil)、フルジオキソニル(fludioxonil)、ジクロフルアニド(dichlofluanid)、フォルペット(folpet)、クレソキシムメチル(kresoxim-methyl)、アゾキシストロビン(azoxystrobin)、トリフロキシストロビン(trifloxystrobin)、フルオキサストロビン(fluoxastrobin)、ピコキシストロビン(picoxystrobin)、ピラクロストロビン(pyraclostrobin)、ジモキシストロビン(dimoxystrobin)、スピロキサミン(spiroxamine)、キノキシフェン(quinoxyfen)、フェンヘキサミド(fenhexamid)、ファモキサドン(famoxadone)、フェナミドン(fenamidone)、ゾキサミド(zoxamide)、エタボキサム(ethaboxam)、アミスルブロム(amisulbrom)、イプロヴァリカルブ(iprovalicarb)、ベンチアバリカルブ(benthiavalicarb)、シアゾファミド(cyazofamid)、マンジプロパミド(mandipropamid)、ボスカリド(boscalid)、、メトラフェノン(metrafenone)、フルオピラン(fluopiran)、ビキサフェン(bixafen)、シフルフェナミド(cyflufenamid)、プロキナジド(proquinazid)、
2,4-PA、MCP、MCPB、フェノチオール(phenothio1)、メコプロップ(mecoprop)、フルロキシピル(fluroxypyr)、トリクロピル(triclopyr)、クロメプロップ(clomeprop)、ナプロアニリド(naproanilide)、
2,3,6-TBA、ジカンバ(dicamba)、クロピラリド(clopyralid)、ピクロラム(picloram)、アミノピラリド(aminopyralid)、キンクロラック(quinclorac)、キンメラック(quinmerac)、
ジウロン(diuron)、リニュロン(linuron)、クロルトルロン(chlortoluron)、イソプロツロン(isoproturon)、フルオメツロン(fluometuron)、イソウロン(isouron)、テブチウロン(tebuthiuron)、メタベンズチアズロン(methabenzthiazuron)、クミルロン(cumy1uron)、ダイムロン(daimuron)、メチルダイムロン(methyl-daimuron)、
アトラジン(atrazine)、アメトリン(ametoryn)、シアナジン(cyanazine)、シマジン(simazine)、プロパジン(propazine)、シメトリン(simetryn)、ジメタメトリン(dimethametryn)、プロメトリン(prometryn)、メトリブジン(metribuzin)、トリアジフラム(triaziflam)、
パラコート(paraquat)、ジクワット(diquat)、
ブロモキシニル(bromoxynil)、アイオキシニル(ioxynil)、
ペンディメタリン(pendimethalin)、プロジアミン(prodiamine)、トリフルラリン(trifluralin)、
アミプロホスメチル(amiprofos-methyl)、ブタミホス(butamifos)、ベンスリド(bensu1ide)、ピペロホス(piperophos)、アニロホス(anilofos)、グリホサート(glyphosate)、グルホシネート(glufosinate)、ビアラホス(bialaphos)、
ジアレート(di-allate)、トリアレート(tri-allate)、EPTC,ブチレート(butylate)、ベンチオカーブ(benthiocarb)、エスプロカルブ(esprocarb)、モリネート(molinate)、ジメピペレート(dimepiperate)、スエップ(swep)、クロルプロファム(chlorpropham)、フェンメディファム(phenmedipham)、フェニソファム(phenisopham)、ピリブチカルブ(pyributicarb)、アシュラム(asulam)、
プロパニル(propanil)、プロピザミド(propyzamide)、ブロモブチド(bromobutide)、エトベンザニド(etobenzanid)、
アセトクロール(acetochlor)、アラクロール(alachlor)、ブタクロール(butachlor)、ジメテナミド(dimethenamid)、プロパクロール(propachlor)、メタザクロール(metazachlor)、メトラクロール(metolachlor)、プレチラクロール(pretilachlor)、テニルクロール(theny1ch1or)、ペトキサミド(pethoxamid)、
アシフルオルフェン(acifluorfen-sodium)、ビフェノックス(bifenox)、オキシフルオルフェン(oxyfluorfen)、ラクトフェン(lactofen)、フォメサフェン(fomesafen)、クロメトキシニル(chlomethoxyni1)、アクロニフェン(aclonifen)、
オキサジアゾン(oxadiazon)、シニドンエチル(cinidon-ethyl)、カルフェントラゾンエチル(carfentrazone-ethyl)、スルフェントラゾン(surfentrazone)、フルミクロラックペンチル(flumiclorac-pentyl)、フルミオキサジン(flumioxazin)、ピラフルフェンエチル(pyraflufen-ethyl)、オキサジアルギル(oxadiargy1)、ペントキサゾン(pentoxazone)、フルチアセットメチル(fluthiacet-methyl)、ブタフェナシル(butafenacil)、ベンズフェンジゾン(benzfendizone)、
ベンゾフェナップ(benzofenap)、ピラゾレート(pyrazo1ate)、ピラゾキシフェン(pyrazoxyfen)、トプラメゾン(topramezone)、ピラスルホトール(pyrasulfotole)、
イソキサフルトール(isoxaflutole)、ベンゾビシクロン(benzobicyclon)、スルコトリオン(sulcotrione)、メソトリオン(mesotrione)、テンボトリオン(tembotrione)、テフリルトリオン(tefuryltrione)、
クロジナホッププロパルギル(clodinafop-propargyl)、シハロホップブチル(cyhalofop-butyl)、ジクロホップメチル(diclofop-methyl)、フェノキサプロップエチル(fenoxaprop-ethyl)、フルアジホップブチル(fluazifop-butyl)、ハロキシホップメチル(haloxyfop-methyl)、キザロホップエチル(quizalofop-ethyl)、
アロキシジム(alloxydim-sodium)、セトキシジム(sethoxydim)、ブトロキシジム(butroxydim)、クレソジム(clethodim)、クロプロキシジム(cloproxydim)、シクロキシジム(cycloxydim)、テプラロキシジム(tepraloxydim)、トラルコキシジム(tralkoxydim)、プロフォキシジム(profoxydim)、
クロルスルフロン(chlorsulfuron)、スルホメツロンメチル(sulfometuron-methyl)、メトスルフロンメチル(metsu1furon-methy1)、クロリムロンエチル(chlorimuron-ethyl)、トリベニュロンメチル(tribenuron-methyl)、トリアスルフロン(triasulfuron)、ベンスルフロンメチル(bensulfuron-methy1)、チフェンスルフロンメチル(thifensulfuron-methyl)、ピラゾスルフロンエチル(pyrazosulfuron-ethy1)、プリミスルフロンメチル(primisulfuron-methyl)、ニコスルフロン(nicosulfuron)、アミドスルフロン(amidosulfuron)、シノスルフロン(cinosulfuron)、イマゾスルフロン(imazosulfuron)、リムスルフロン(rimsulfuron)、ハロスルフロンメチル(ha1osulfuron-methy1)、プロスルフロン(prosulfuron)、エタメトスルフロンメチル(ethametsulfuron-methyl)、トリフルスルフロンメチル(triflusulfuron-methyl)、フラザスルフロン(flazasulfuron)、シクロスルファムロン(cyc1osulfamuron)、フルピルスルフロン(flupyrsulfuron)、スルホスルフロン(sulfosu1furon)、アジムスルフロン(azimsulfuron)、エトキシスルフロン(ethoxysulfuron)、オキサスルフロン(oxasulfuron)、ヨードスルフロンメチルナトリウム(iodosulfuron-methyl-sodium)、フォラムスルフロン(foramsulfuron)、メソスルフロンメチル(mesosulfuron-methyl)、トリフロキシスルフロン(trifloxysulfuron)、トリトスルフロン(tritosulfuron)、オルソスルファムロン(orthosulfamuron)、フルセトスルフロン(flucetosulfuron)、1-(2-クロロ-6-プロピルイミダゾ[1,2-a]ピリダジン-3-イルスルホニル)-3-(4,6-ジメトキシピリミジン-2-イル)ウレア(1-(2-chloro-6-propylimidazo[1,2-a]pyridazin-3-ylsulfonyl)-3-(4,6-dimethoxypyrimidin-2-yl)urea)、
イマザメタベンズメチル(imazamethabenz-methyl)、イマザメタピル(imazamethapyr)、イマザモックス(imazamox)、イマザピル(imazapyr)、イマザキン(imazaquin)、イマゼタピル(imazethapyr)、
フルメトスラム(flumetsulam)、メトスラム(metosulam)、ジクロスラム(diclosulam)、フロラスラム(florasulam)、クロランスラムメチル(cloransulam-methyl)、ペノキススラム(penoxsulam)、ピロキススラム(pyroxsulam)、
ピリチオバックナトリウム(pyrithiobac-sodium)、ビスピリバックナトリウム(bispyribac-sodium)、ピリミノバックメチル(pyriminobac-methy1)、ピリベンゾキシム(pyribenzoxim)、ピリフタリド(pyriftalid)、
ベンタゾン(bentazon)、ブロマシル(bromacil)、ターバシル(terbacil)、クロルチアミド(chlorthiamid)、イソキサベン(isoxaben)、ジノセブ(dinoseb)、アミトロール(amitrole)、シンメチリン(cinmethylin)、トリジファン(tridiphane)、ダラポン(da1apon)、ジフルフェンゾピルナトリウム(diflufenzopyr-sodium)、ジチオピル(dithiopyr)、チアゾピル(thiazopyr)、フルカルバゾンナトリウム(flucarbazone-sodium)、プロポキシカルバゾンナトリウム(propoxycarbazone-sodium)、メフェナセット(mefenacet)、フルフェナセット(flufenacet)、フェントラザミド(fentrazamide)、カフェンストロール(cafenstrole)、インダノファン(indanofan)、オキサジクロメホン(oxaziclomefone)、ベンフレセート(benfuresate)、ACN,ピリデート(pyridate)、クロリダゾン(chloridazon)、ノルフルラゾン(norflurazon)、フルルタモン(flurtamone)、ジフルフェニカン(diflufenican)、ピコリナフェン(picolinafen)、ベフルブタミド(beflubutamid)、クロマゾン(clomazone)、アミカルバゾン(amicarbazone)、ピノキサデン(pinoxaden)、チエンカルバゾンメチル(thiencarbazone-methyl)、
ヒメキサゾール(hymexazol)、パクロブトラゾール(paclobutrazol)、ウニコナゾール-P(uniconazole-P)、イナベンフィド(inabenfide)、プロヘキサジオンカルシウム(prohexadione-calcium)、アビグリシン(aviglycine)、1-ナフチルアセトアミド(1-naphthylacetamide)、アブシジン酸(abscisic acid)、インドール酪酸(indolebutyric acid)、エチクロゼートエチル(ethychlozate ethyl)、エテホン(ethephon)、クロキシホナック(cloxyfonac)、クロルメコート(chlormequat)、ジクロルプロップ(dichlorprop)、ジベレリン(gibberellin)、プロヒドロジャスモン(prohydrojasmon)、ベンジルアミノプリン(benzylaminopurine)、ホルクロルフェニュロン(forchlorfenuron)、マレイン酸ヒドラジド(maleic hydrazide)、過酸化カルシウム(calcium peroxide)、メピコートクロリド(mepiquat-chloride)、4-CPA(4-chlorophenoxyacetic acid)、
ピペロニル ブトキサイド(piperonyl butoxide)、 セサメックス(sesamex)、スルホキシド(sulfoxide)、N−(2−エチルへキシル)−8,9,10−トリノルボルン−5−エン−2,3−ジカルボキシイミド(MGK 264)、N-デクリイミダゾール(N-declyimidazole)、WARF-アンチレジスタント(WARF-antiresistant)、TBPT、TPP、IBP、PSCP、ヨウ化メチル(CH3I)、t-フェニルブテノン(t-phenylbutenone)、ジエチルマレエート(diethylmaleate)、DMC、FDMC、ETP、ETN、
ベノキサコール(benoxacor)、クロキントセト-メキシル(cloquintocet-mexyl)、シオメトリニル(cyometrinil)、ダイムロン(daimuron)、ジクロルミド(dichlormid)、フェンクロラゾール-エチル(fenchlorazole-ethyl)、フェンクロリム(fenclorim)、フルラゾール(flurazole)、フルフェニム(fluxofenim)、フリラゾール(furilazole)、メフェンピル-ジエチル(mefenpyr-diethyl)、MG191、オキサベトリニル(oxabetrinil)、アリドクロール(allidochlor)、イソキサジフェンエチル(isoxadifen-ethyl)、シプロスルファミド(cyprosulfamide)、フルクソフェニム(fluxofenim)、1,8−ナフタル酸無水物(1,8-naphthalic anhydride)。
製剤例9
本発明化合物(2)の10部と、上記の群Zに示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、植物成長調節物質、共力剤、または、薬害軽減剤の活性化合物の各々10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
製剤例10
本発明化合物(4)の10部と、上記の群Zに示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、植物成長調節物質、共力剤、または、薬害軽減剤の活性化合物の各々10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
製剤例11
本発明化合物(8)の10部と、上記の群Zに示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、植物成長調節物質、共力剤、または、薬害軽減剤の活性化合物の各々10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
製剤例12
本発明化合物(11)の10部と、上記の群Zに示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、植物成長調節物質、共力剤、または、薬害軽減剤の活性化合物の各々10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
製剤例13
本発明化合物(12)の10部と、上記の群Zに示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、植物成長調節物質、共力剤、または、薬害軽減剤の活性化合物の各々10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
製剤例14
本発明化合物(14)の10部と、上記の群Zに示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、植物成長調節物質、共力剤、または、薬害軽減剤の活性化合物の各々10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
製剤例15
本発明化合物(16)の10部と、上記の群Zに示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、植物成長調節物質、共力剤、または、薬害軽減剤の活性化合物の各々10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
製剤例16
本発明化合物(22)の10部と、上記の群Zに示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、植物成長調節物質、共力剤、または、薬害軽減剤の活性化合物の各々10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
製剤例17
本発明化合物(24)の10部と、上記の群Zに示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、植物成長調節物質、共力剤、または、薬害軽減剤の活性化合物の各々10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
製剤例18
本発明化合物(27)の10部と、上記の群Zに示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、植物成長調節物質、共力剤、または、薬害軽減剤の活性化合物の各々10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
製剤例19
本発明化合物(28)の10部と、上記の群Zに示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、植物成長調節物質、共力剤、または、薬害軽減剤の活性化合物の各々10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
製剤例20
本発明化合物(32)の10部と、上記の群Zに示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、植物成長調節物質、共力剤、または、薬害軽減剤の活性化合物の各々10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
製剤例21
本発明化合物(37)の10部と、上記の群Zに示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、植物成長調節物質、共力剤、または、薬害軽減剤の活性化合物の各々10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
製剤例22
本発明化合物(49)の10部と、上記の群Zに示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、植物成長調節物質、共力剤、または、薬害軽減剤の活性化合物の各々10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
製剤例23
本発明化合物(53)の10部と、上記の群Zに示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、植物成長調節物質、共力剤、または、薬害軽減剤の活性化合物の各々10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
製剤例24
本発明化合物(56)の10部と、上記の群Zに示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、植物成長調節物質、共力剤、または、薬害軽減剤の活性化合物の各々10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
製剤例25
本発明化合物(59)の10部と、上記の群Zに示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、植物成長調節物質、共力剤、または、薬害軽減剤の活性化合物の各々10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
製剤例26
本発明化合物(60)の10部と、上記の群Zに示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、植物成長調節物質、共力剤、または、薬害軽減剤の活性化合物の各々10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
製剤例27
本発明化合物(66)の10部と、上記の群Zに示される殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、除草剤、植物ホルモン剤、植物成長調節物質、共力剤、または、薬害軽減剤の活性化合物の各々10部とを、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、良く攪拌、混合して混合水和剤を得る。
次に、本発明化合物の有害節足動物防除効力を試験例により示す。
試験例1
製剤例5により得られた本発明化合物(1)、(2)、(4)、(7)、(8)、(10)〜(13)、(19)、(21)〜(27)、(29)、(30)、(32)、(38)〜(40)、(46)、(50)、(51)、(53)、(54)、(59)〜(63)、(65)、(66)の製剤を有効成分濃度が500ppmとなるように水で希釈し、試験用散布液を調製した。
そして、ポリエチレンカップにキュウリを植え、第1本葉が展開するまでに生育させ、そこにワタアブラムシ(Aphis gossypii)約30頭を寄生させた。1日後、そのキュウリに上記の試験用散布液を20ml/カップの割合で散布した。散布6日後にワタアブラムシの数を調査し、次の式により防除価を求めた。
防除価(%)={1−(Cb×Tai)/(Cai×Tb)}×100
尚、式中の文字は以下の意味を表す。
Cb:無処理区の処理前の虫数
Cai:無処理区の観察時の虫数
Tb:処理区の処理前の虫数
Tai:処理区の観察時の虫数
その結果、上記のいずれの本発明化合物における試験用散布液の処理区において防除価90%以上を示した。
また、製剤例5により得られた本発明化合物(1)、(2)、(4)、(7)〜(13)、(15)、(19)、(21)〜(27)、(29)、(30)、(32)、(35)、(38)〜(40)、(45)、(46)、(48)、(50)、(51)、(53)、(54)、(59)〜(63)、(65)及び(66)の製剤について、上記防除価を求めたところ、いずれの本発明化合物の試験用散布液の処理区において防除価60%以上を示した。
試験例2
本発明化合物(1)、(2)、(4)、(6)〜(17)、(19)〜(28)、(31)〜(33)、(36)〜(40)、(42)〜(46)、(49)、(53)(56)、(59)、(60)、(63)〜(65)及び(66)の各々を製剤例1に従って製剤化した。この製剤を本発明化合物の濃度が500ppmとなるように水で希釈した。
そして、プラスチックカップに植えたツルナシインゲン幼苗(播種7日後、初生葉展開期)に約60頭のナミハダニ雌成虫を放ち、1日間放置した。この幼苗に、前記希釈液30mlを各々散布処理した。
散布8日後及び13日後に該ツルナシインゲンの葉上の生存ダニ数を調査し、次式により防除率を算出した。
防除率(%)=100×{1−(処理区の生存ダニ数)/(無処理区の生存ダニ数)}
その結果、上記のいずれの本発明化合物を処理した区においても、処理8日後及び13日後において防除率90%以上を示した。
一方、以下の式(A)で示される特表2001−520666号公報記載の化合物、式(B)で示される特開2002−205991号公報記載の化合物
Figure 2009143899
(以下、比較化合物(A)、比較化合物(B)と記す。)を試験例1と同様の条件の試験に供したところ、比較化合物(A)及び(B)の試験用散布液の処理区は、防除価30%未満であった。
本発明化合物は有害生物防除に優れた効力を有することから、有害生物防除剤の有効成分として有用である。

Claims (12)

  1. 式(I)
    Figure 2009143899
    〔式中、R1はC1−C3アルキルオキシ基、C1−C3ハロアルキルオキシ基、C3−C7アルケニルオキシ基、C3−C7ハロアルケニルオキシ基、C3−C7アルキニルオキシ基、C3−C7ハロアルキニルオキシ基、トリ(C1−C4アルキル)シリルオキシ基及びヒドロキシ基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいC1−C7ハロアルキル基を表すか、或いは
    C1−C3アルキルオキシ基、C1−C3ハロアルキルオキシ基、C3−C7アルケニルオキシ基、C3−C7ハロアルケニルオキシ基、C3−C7アルキニルオキシ基、C3−C7ハロアルキニルオキシ基、トリ(C1−C4アルキル)シリルオキシ基及びヒドロキシ基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいC1−C7ハロアルキルオキシ基を表し、
    2はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7鎖式炭化水素基、シアノメチル基又は水素原子を表すか、或いは、
    ハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよい(C3−C7シクロアルキル)メチル基を表すか、或いは、
    ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1−C3アルキル基、C1−C3ハロアルキル基及びC1−C3アルキルオキシ基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいベンジル基を表すか、或いは、
    下記のQ1〜Q5のいずれかの基
    Figure 2009143899
    (式中、R4はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7鎖式炭化水素基又は水素原子を表すか、或いは
    ハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基を表し、
    5及びR6は同一又は異なっていてもよく、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7鎖式炭化水素基又はC1−C7アルキルオキシ基を表すか、或いは、ハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基を表してもよく、また場合によっては、
    5、R6及び結合している窒素原子とが一緒になって、ハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいピロリジン−1−イル基を表すか、或いは
    ハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいピペリジノ基を表すか、或いは
    ハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいヘキサメチレンイミン−1−イル基を表すか、或いは
    ハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいモルホリノ基を表すか、或いは
    ハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいチオモルホリン−4−イル基を表し、
    7はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7鎖式炭化水素基を表すか、或いは
    ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1−C3アルキル基、C1−C3ハロアルキル基及びC1−C3アルキルオキシ基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基を表すか、或いは
    ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1−C3アルキル基、C1−C3ハロアルキル基及びC1−C3アルキルオキシ基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいベンジル基を表すか、或いは
    ハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基を表し、
    8はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7鎖式炭化水素基を表すか、或いは
    ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1−C3アルキル基、C1−C3ハロアルキル基、C1−C3アルキルオキシ基及びC1−C3ハロアルキルオキシ基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基を表すか、或いは
    ハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基を表し、
    9は水素原子又はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7鎖式炭化水素基を表す。)
    を表し、
    3はハロゲン原子で置換されていてもよいC1−C7鎖式炭化水素基、C1−C7アルキルオキシ基、C1−C3ハロアルキルオキシ基又はハロゲン原子を表すか、或いは
    ハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基を表すか、或いは
    ハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキルオキシ基を表し、
    nは0〜3の整数を表す。〕
    で示されるピリジン化合物。
  2. 式(I)において、R1がC1−C3アルキルオキシ基、C3−C7アルケニルオキシ基、トリ(C1−C4アルキル)シリルオキシ基及びヒドロキシ基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいC1−C3ハロアルキル基であるか、或いは
    C1−C3アルキルオキシ基、C3−C7アルケニルオキシ基、トリ(C1−C4アルキル)シリルオキシ基及びヒドロキシ基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいC1−C3ハロアルキルオキシ基である請求項1記載のピリジン化合物。
  3. 式(I)において、R1がC1−C3アルキルオキシ基で置換されていてもよいC1−C3ハロアルキル基又はC1−C3ハロアルキルオキシ基である請求項1記載のピリジン化合物。
  4. 式(I)において、R1がC1−C3アルキルオキシ基で置換されていてもよいC1−C3フルオロアルキル基又はC1−C3フルオロアルキルオキシ基である請求項1記載のピリジン化合物。
  5. 式(I)において、R2がC1−C3アルキル基で置換されていてもよいシクロプロピルメチル基、シアノメチル基、C1−C7アルキル基又は水素原子であるか、或いは
    ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1−C3アルキル基、C1−C3ハロアルキル基及びC1−C3アルキルオキシ基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいベンジル基であるか、或いは
    下記のQ1a〜Q5aのいずれかの基
    Figure 2009143899
    (式中、R4aはハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる1つの基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基、C1−C7アルキル基又はC1−C7ハロアルキル基を表し、
    5a、R6aは同一又は異なっていてもよく、C1−C7アルキル基、C1−C7ハロアルキル基、C3−C7アルケニル基又はC1−C7アルキルオキシ基を表してもよく、場合によっては、
    5a、R6a及び結合している窒素原子とが一緒になって、ハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる1つの基で置換されていてもよいピロリジン−1−イル基、ピペリジノ基、ヘキサメチレンイミン−1−イル基、モルホリノ基又はチオモルホリン−4−イル基を表し、
    7aはハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1−C3アルキル基、C1−C3ハロアルキル基及びC1−C3アルキルオキシ基からなる群から選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基を表すか、或いは
    ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1−C3アルキル基、C1−C3ハロアルキル基及びC1−C3アルキルオキシ基からなる群から選ばれる1つの基で置換されていてもよいベンジル基を表すか、或いは
    ハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる1つの基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基、C1−C7アルキル基又はC1−C7ハロアルキル基を表し、
    8aはハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1−C3アルキル基、C1−C3ハロアルキル基、C1−C3アルキルオキシ基及びC1−C3ハロアルキルオキシ基からなる群から選ばれる1つの基で置換されていてもよいフェニル基を表すか、或いは
    ハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる1つの基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基、C1−C7アルキル基又はC1−C7ハロアルキル基を表し、
    9aは水素原子又はC1−C3アルキル基を表す。)
    であり、
    3がハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる1つの基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキル基であるか、或いは
    ハロゲン原子、C1−C3アルキル基及びC1−C3ハロアルキル基からなる群から選ばれる1つの基で置換されていてもよいC3−C7シクロアルキルオキシ基、ハロゲン原子、C1−C7アルキル基、C1−C3ハロアルキル基、C1−C7アルキルオキシ基又はC1−C3ハロアルキルオキシ基である請求項1〜4のいずれか記載のピリジン化合物。
  6. 式(I)において、R2が水素原子である請求項1又は5記載のピリジン化合物。
  7. 式(I)において、R2がQ1である請求項1又は5記載のピリジン化合物。
  8. 式(I)において、R2がQ2である請求項1又は5記載のピリジン化合物。
  9. 式(I)において、R2がQ3である請求項1又は5記載のピリジン化合物。
  10. 式(I)において、R2がQ4である請求項1又は5記載のピリジン化合物。
  11. 請求項1〜10のいずれか記載のピリジン化合物を有効成分として含有することを特徴とする有害生物防除剤。
  12. 有効量の請求項1〜10のいずれか記載のピリジン化合物を有害生物又は有害生物の生息場所に施用することを特徴とする有害生物の防除方法。
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