JP2009143568A - 飛行機の非常時避難システムを作動準備状態にし解除し起動するための機構、飛行機の非常時避難システムとともに使用するための連動装置、飛行機の非常時避難スライドシステムが作動準備状態であるかどうかを示すための装置、および飛行機の非常時スライド避難システムを起動するための機構 - Google Patents

飛行機の非常時避難システムを作動準備状態にし解除し起動するための機構、飛行機の非常時避難システムとともに使用するための連動装置、飛行機の非常時避難スライドシステムが作動準備状態であるかどうかを示すための装置、および飛行機の非常時スライド避難システムを起動するための機構 Download PDF

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Abstract

【課題】この発明は、飛行機の非常時避難システムを作動準備状態にし、解除し、および起動するための機構を提供する。
【解決手段】この発明を用いる非常時避難システムは、脱出スライドと、非常時避難システムを起動するための、仕切り板の後ろに密封される加圧されたガスを含む空気圧リザーバ148とを含む。スライドは、スライドの一方の端部に接続される係留棒16を含む。避難システムが作動準備状態にされると、係留棒は、扉14の下の、飛行機の胴体12に固定される。避難システムが作動準備状態にあるときに扉が開かれると、システムは起動してスライドを広げて膨張させる。システムが解除されると、係留棒は扉の底部に固定され、非常時避難システムは扉が開いても起動されない。
【選択図】 図2

Description

この発明は一般に非常時システムを作動準備状態にし、解除し、および起動させるための機構に関し、より特定的には民間旅客機の非常時避難システムを作動準備状態にし、解除し、および起動させるための機構に関する。
民間旅客機は、業務用または旅客用入口扉とともに使用するための膨張可能なスライドを有する非常時避難システムを含むことがしばしばある。一般に、このスライドは、折り畳まれた、収縮した形態で扉の内側に接続される。飛行機が離陸する前に、乗務員はスライド避難システムを作動準備状態にする。システムが作動準備状態にされると、スライドのベースは、扉の下の、飛行機の胴体に固定される。作動準備状態にあるシステムでは、スライドに関連付けられた扉が開くと、避難システムが起動する。システムは、起動すると、1つ以上の、加圧されたガスの空気圧リザーバを用いて、扉が開くのを促進し、スライドを広げて膨張させる。乗務員がシステムを解除すると、スライドのベースは扉に固定される。したがって、扉が開くと、スライドのベースは扉とともに移動し、システムは起動しない。
この非常時スライド避難システムには3つの主な問題点がある。第1に、通常の飛行および着陸の後、乗務員がシステムを解除することなく扉を開くことがある。これにより、スライドが広がって膨張し、航空会社側の当惑および財政上の出費をもたらす。
第2に、扉が開いているときに、乗務員が意図せずしてシステムを作動準備状態にすることが時にある。これは、スライドのベースの固定を解除させる。意図せずして起動されたスライドほど劇的ではないが、これも、飛行機を再び飛行可能とするのに乗務員がスライドを再固定しなければならないため、航空会社にとって財政上の出費をもたらす。
第3に、非常時スライド避難システムを起動するための機構は、その避難システムを起動するために、加圧されたガスの空気圧リザーバ内の仕切り板を貫くのに機械的連係に依存する。この機械的連係は製造および維持するのに複雑でありかつ費用がかかり、正しく設置および/または維持されない場合には信頼性のないものとなり得る。
これらの問題のいくつかを解決するための試みがなされてきた。たとえば、日本国特許第3,157,297号は、扉が開いているときは作動準備状態にすることを防ぐインターロックを含む、飛行機のスライド避難システムを作動準備状態にし解除するための機構を教示している。したがって、扉が開いている間は、乗務員はスライドを扉から固定解除することはできない。しかしながら、このインターロック(連動)機構は、製造および設置するのに、不要なほど複雑でありかつ費用がかかる。
この発明は前述の問題に対する改良された解決法を提供する。
この発明は、飛行機の非常時避難システムを作動準備状態にし、解除し、および起動するための機構を提供する。この発明を用いる非常時避難システムは、脱出スライドと、非
常時避難システムを起動するための、仕切り板の後ろに密封される加圧されたガスを含む空気圧リザーバとを含む。スライドは、スライドの一方の端部に接続される係留棒を含む。避難システムが作動準備状態にされると、係留棒は、扉の下の、飛行機の胴体に固定される。避難システムが作動準備状態にあるときに扉が開かれると、システムは起動してスライドを広げて膨張させる。システムが解除されると、係留棒は扉の底部に固定され、非常時避難システムは扉が開いても起動されない。
この発明は、飛行機の床部に、扉の各側で設置される床部取付具の対を含む。各床部取付具は、係留棒を受けるためのノッチを含む。各床部取付具に含まれるつめは、それが係留棒をノッチに保持する位置(システム作動準備状態)から、係留棒がノッチから引出されてドアの下側端縁に固定され得る位置(システム解除)に回転可能である。
この発明にさらに含まれるのは、扉が閉じられてロックされる際の床部取付具との係合のための、飛行機の扉に設置される支持用取付具の対である。各支持用取付具は、下方に延びる第1の顎部を含む。扉が閉じられてロックされると、この顎部は係留棒の端部領域の機内寄り部分を取囲む。
支持用取付具の各々は、係留棒の端部領域の機外寄り部分を部分的に取囲むよう回転し得る、第2の下方に延びる顎部をさらに含む。係留棒を係合するための第2の顎部の回転は、避難システムを解除し、ドアに位置するハンドルを回転させることによって行なわれる。第2の顎部が、その、係留棒を取囲む位置に回転すると、各床部取付具のつめは、扉がその開いた状態の方へ移動する際に床部取付具のノッチから係留棒が抜ける位置にさらに回転する。連動装置は、第2の顎部を作動させる連係に組入れられ、係留棒を解放するような方向に第2の顎部が回転するのを防ぐことによって顎部と支持用取付具との間における(およびゆえに扉への)係留棒の継続した固定を確実にする。この連動装置の特徴により、避難システムの不注意な操作による、係留棒の偶発的解放または落下が防がれる。
非常時避難システムを作動準備状態にし解除するハンドルを、システムが作動準備状態にされる位置に回転させると、第2の顎部は、係留棒の端部領域を部分的に取囲まない位置に回転し、係留棒は床部取付具のつめによって床部取付具の凹部に保持される。システムが作動準備状態となっている状態で扉が開かれると、脱出スライドは自動的に展開される。
この発明の現在の好ましい実施例は、非常時避難システムを信頼性をもって起動させるための構成を含む。この起動構成に含まれるのは、扉をその開いた位置に動かす空気圧リザーバに取付けられる導火爆管である。バッテリまたはほかの電力源は2つの直列接続されるスイッチを介して導火爆管に接続される。システムを作動準備状態にし解除するハンドルが作動準備状態位置にあるとき、第1のスイッチは閉じられる。内側の扉ハンドルがその開いた位置に動かされると、第2のスイッチが閉じる。したがって、システムが作動準備状態にある状態で扉が開かれると、電流が導火爆管に流れ、それが仕切り板を貫いて、第1の空気圧リザーバによってドアを開くように動かし、次いで、第2の空気圧リザーバによってスライドを膨張させる。
この発明は、非常時避難システムが作動準備状態にあることを視覚的に示すフラグをさらに設ける。このフラグは床部取付具のつめから延び、つめがロック位置からロック解除位置に回転すると第1の位置から第2の位置に移動する。つめがロック位置にあるときは(係留棒は床部取付具によって固定される)、フラグの鮮明に色付けされた領域(またはほかの表示)を容易に認めることができる。
この発明の前述の局面および付随する利点の多くは、それが添付の図面と関連して以下
の詳細な説明を参照することによってよりよく理解されれば、より容易に理解されるであろう。
この発明に従って構成され、飛行機の扉および床部に接続される、作動準備および解除機構の好ましい実施例の斜視図である。 部分的に分解された形態における、作動準備および解除機構の一方の端部の拡大斜視図である。 扉が閉じてロックされた状態で図示され、かつ作動準備および解除機構が解除状態で示される、図1の作動準備および解除機構の一方の端部の図である。 扉は閉じられてはいるがロック解除されている状態で示され、かつ作動準備および解除機構が解除状態で示される、図3の機構を示す図である。 扉は閉じてロックされ、かつ作動準備および解除機構は非常時スライド避難システムを作動準備状態にするよう操作される状態での、図3に示される機構を示す図である。 扉は閉じてはいるがロック解除された状態で示され、かつ作動準備および解除機構は作動準備状態で示される、図3に示される機構を示す図である。 図1に示される作動準備および解除機構を用いる非常時避難システムの操作のための電気的システムの概略図である。
図1は、飛行機の業務用または旅客用入口扉14に取付けられる、この発明に従う機構10の好ましい実施例を示す。機構10は、扉12を通って飛行機から速やかに出るために展開され得る非常時スライド避難システムを作動準備状態にし解除する。この避難システムは(図1には図示せず)、扉14の内側面に固定されるコンテナ内に収縮され折り畳まれた形態で収容される膨張可能なスライドを含む。スライドのベースは、コンテナの下側端部から延びる。機構10がシステムを作動準備状態にすると、スライドのベースは、扉14の下の、飛行機の胴体12に固定される。システムが作動準備状態にされたときに扉14を開くと、システムはスライドを膨張させて広げる。
図1において、スライドの端部は、扉14の最下部に位置する係留棒16に固定される。機構10は、システムを作動準備状態にするために、係留棒16を、扉14下の飛行機の胴体12に接続する。したがって、避難システムがスライドを起動させると、スライドのベースは扉14下の胴体に固定され、スライドは広がって膨張する。システムを解除するためには、機構10は係留棒16を扉14に接続する。ゆえに、扉14が開くと、スライドは扉とともに移動する。
機構10は、それがスライド避難システムを作動準備状態にするときに係留棒16の端部を受けるための、扉14の対向する端部に取付けられる床部取付具18を含む。各床部取付具18は、扉14の最下部に取付けられる対応する支持用取付具20と着脱可能なように噛み合う。避難システムが解除されると、支持用取付具20は係留棒の端部を扉14に固定する。
扉14が閉じられてロックされると、扉14は、支持用取付具20を床部取付具18と垂直に整列させて、支持用取付具を床部取付具と噛み合わせる。特定的には、図1の扉14は、その掛け金が外されるかまたはロック解除されると飛行機の胴体に対して上方に移動するタイプの、業務用または旅客用入口扉である。その後、扉は外方向に揺動して飛行機への入口を開く。扉14が閉じられる際には、扉14は、内方向へ揺動し、次いで胴体12に対して下方に移動して、扉の掛け金を掛けるかまたは扉をロックする。したがって、扉14を閉じると、各支持用取付具20はその関連付けられる床部取付具18と垂直に
整列する。さらに、扉14をロックすると、支持用取付具20は床部取付具18との係合のために(扉とともに)下方へ動く。乗務員は扉14の内側にある扉ハンドル21を第1の位置から第2の位置へ回転させて扉14をロックおよびロック解除する。
図1に図示されるように、トルク管22は支持用取付具20の間を延びる。避難システム作動準備シーケンス中は、支持用取付具20が係留棒16を解放するよう、トルク管22は一方の方向に回転する。避難システム解除シーケンス中は、係留棒16をつかむよう、トルク管22は他方の方向へ回転する。トルク管22を必要な方向に回転させるために、扉14の内側に取付けられるハンドル24が第1の位置と第2の位置との間で操作される。ハンドルからのトルクをトルク管に伝達するために、プッシュプルケーブル26がハンドル24を扉14の最下部でトルク管22に接続する。ブッシュプルケーブル26は、それがハンドル24とトルク管22との間において軸力を伝達することを可能にする、相対的に硬い外側鎧装を有するタイプのものである。ハンドル24が回転し、それに次いで、トルク管22が回転すると、鎧装内に摺動可能なように取付けられたケーブルは上方および下方に延ばされる。代替的に、従来的な連係ロッド、または非限定的な例示的例としてのプーリーシステム等のほかの構造を用いて、ハンドル24からのトルクをトルク管22に伝達することもできる。
図2を参照すると、係留棒16は、断面の外形が実質的に矩形である中間体部分28を含む。円筒形の端部部分30は、中間体部分28の各端部から、中間体部分28の長手軸におおむね平行な共通軸に沿って延びる。
各床部取付具18は、飛行機の胴体12に取付けるためのベース32を含む。好ましくは、ベース32は、それを胴体12に取付けるためにボルト36(または別のタイプの貫通留め具)が通って延びる、水平に延びるフランジ34を含む。ベース32は、それと飛行機の胴体12との間にシム(図示せず)を挿入しまたは取外すことによって、上方および下方に調整可能である。加えて、ベース32の機内寄りおよび機外寄りの位置、つまり、扉へ向かうまたは扉から離れる方向におけるベースの位置は、ベースと胴体12との間に挿入されるのこ歯付プレート(図示せず)を用いて調整可能である。プレート上ののこ歯状切欠きはベース32の底部上に形成されるのこ歯状切欠きと選択的に噛み合わされて、ベースの機内寄りおよび機外寄りの位置を調整する。
図4を参照すると、ノッチ状凹部40は各ベース32の中央領域に位置する。凹部40は扉14と対面せず、係留棒16の円筒形端部部分30を受けるために位置される。扉14から遠ざかるように下方に傾斜する、おおむね平坦な、滑らかな面の部分38は、ノッチ40の下側面を形成する。係留棒16の中間体部分に面するノッチ40の端部は、図2に図示される態様で、係留棒の円筒形部分30がノッチ40内に延び得るよう開口している。ノッチ40の対向する端部は、上方かつ外方に延びる壁部44によって末端をなされる。第2の壁部44は、ベース32の対向する側面に沿って延びる。
壁部44の間に位置するのは、ピン46のまわりを回転するために取付けられるダイヤモンド形のつめ42である。ノッチ40に近い方のつめ42の端部がその最も下方の位置またはロック解除位置に回転すると、係留棒16の円筒形端部部分30はノッチ40内に移動しまたはノッチ40から引出され得る(図3および図4)。つめ42の端部がその最も上方の回転位置またはロック位置にあるときには、係留棒の円筒形部分30はノッチ40内に捕捉され保持される(図5および図6)。つめ42は、それをロック位置に保持する重心を有する。加えて、ねじりばね(図示せず)が、つめ42をロック位置に片寄せるよう、ピン46の周囲を取囲む。したがって、係留棒16の円筒形部分30がノッチ40に位置されると、つめ42は係留棒を床部取付具18にロックする。
フラグ48は、ノッチ40に対向する、つめ42の端部に取付けられる。フラグは、一方の脚部がつめ42に取付けられる、おおむねL形のブラケット50を含む。他方の脚部は上方に延びる。一方の脚部が他方の脚部よりも長い、おおむねV形のプレート52は、L形ブラケット50の横脚部に取付けられる。V形プレート52の長脚部は、V形プレートが下方に開いた状態で、L形プレート50の上方に延びる脚部に取付けられる。ブラケット50とプレート52とは、貫通型留め具、溶接、半田付け、接着剤等を用いる等の、当該分野において公知の任意の方法で互いに接続されてもよい。後でより詳細に論じられるように、好ましくは、フラグ48の少なくともある部分は、黄、オレンジ、または赤等の、容易に人目を引く色を塗布される。
扉14に最も近い、床部取付具18のベース32の部分は、扉14に向かって角をなすように上方に延びるフィンガー状突起54を含む。後でより詳細に説明されるように、フィンガー54は、扉14が閉じた状態になると、支持用取付具20上の連動装置を起動させる。
図2で最もよくわかるように、支持用取付具20は扉14に取付け可能なベースプレート56を含む。ベースプレート56から下方へ延びるのは顎部58である。図5に示されるように、扉14が閉じられてロックされると、顎部58の丸みを付けられた内側端縁59が係留棒16の円筒状端部部分を部分的に取囲むよう、顎部58は床部取付具18の壁部44の間に位置される。
図2にさらに見られるように、第1の連係部材または溝付ベルクランク60は、ベースプレート56の垂直に延びる平坦面57に回転可能なように取付けられる。より特定的には、ベルクランク60にプレスばめされるかもしくはほかの態様で連結されるピンまたは車軸62は、ベースプレート56にある好適に寸法取りされた開口部を通過して、トルク管22の一方の端部に接続する。係留棒16の軸の中心線に実質的に平行であるトルク管22の回転は次いで車軸62を回転させて、ベルクランク60を回転させる。
ベルクランク60の一方の端部にあるのは、扉14から概して遠ざかる方を指す方向に車軸62から遠ざかるように延びる接続アーム64である。接続アーム64の遠端にあるのは、丸みを付けられた端部領域を有する溝68である。溝68の長手軸は、接続アーム64の長手軸と実質的に一致する。
ベルクランク60の対向する端部にあるのは、接続アーム64と鈍角をなすよう車軸62から下方へ延びる連動アーム66である。連動アーム66の遠端は鳩尾形を形成する。
第2の連係部材70は、ベルクランク60の下かつ機内寄りの位置で、平坦面57に、回転可能なように取付けられる。より特定的には、各ベースプレート56の底部機内寄り部分は、飛行機の床部に向かって下方へ延びる、2つの隔たった、実質的に平行なフランジ領域76および78を形成するよう構成される。
フランジ76と78との間を上方に延びるのは、第2の連係部材70の第1のアーム80である。第2の連係部材70(つまり第1のアーム80)が、係留棒16の長手軸におおむね平行である軸の周囲を回転可能なよう、ピンまたは車軸82は、フランジ76および78の整列した開口部と、第2の連係部材70の第1のアームの開口部とを通過する。
第2の連係部材70の第1のアーム80は、車軸82を取囲む、おおむね矩形の断面の中央領域81を含む。飛行機の扉から最も遠い、第1のアーム80の端部は、下方に向いたフィンガー84を形成する。さらに詳細に記載されるように、フィンガー84は扉を開くシーケンス中につめ42を圧迫して、つめ42が氷またはほかの異物によって適所で詰
まるかまたは動かなくならないようにすることを保証する。
飛行機の扉14に近い方の第1のアーム80の端部領域は、(1)第1のアーム80とベースプレート56との間に第2の相互接続を設け、(2)避難システムが解除され飛行機の扉14が開かれると、係留棒16が床部取付具から解放されるよう、つめ42を下方へ回転させ、(3)避難システムが解除され扉がその開いた位置と閉じた位置との間を動いているときに、係留棒16を飛行機の扉14に固定するために、係留棒16の円筒形端部部分30を取囲むようベースプレート56の顎部58と相互作用するよう、寸法決めされ配置される。
第1のアーム80の、ベースプレート56との第2の相互接続を設けるために、第1のアーム80は、2つの上方に延びる、実質的に平行な、隔たったフランジ領域90および92を含む。溝68を含む、ベルクランク60の端部は、フランジ領域90と92との間を延びる。ピンまたは車軸98は、フランジ領域90および92の好適にサイズ決めされた開口部を通過する。溝68内には、車軸98を適応させるための中央通路を有する円筒形ローラがある。ローラ96は、この後論じるこの発明の操作シーケンス中に、フランジ領域90および92(およびしたがって、第2の連係部材70の第1のアーム80)を溝68に沿って横方向に移動させる。
図2ないし図5からわかるように、第1のアーム80のフランジ領域90は車軸82を受けるフランジ90の領域から遠ざかるように角をなして下方に延びて、顎部94を形成する。顎部94は、外形が幾分フック状であり、非常時避難システムが解除されると係留棒16の円筒形部分30を部分的に取囲むよう構成される。図4に示されるように、およびより詳細に記載されるように、顎部94は、飛行機の扉14に面する円筒形部分30の部分を取囲み、非常時避難システムが解除されると係留棒16を飛行機の扉14に固定するよう支持用取付具20の顎部58と協働して作用する(図3および図4に図示)。
フランジ90および92の下側領域は、フランジと第1のアーム80の中央領域81との間の移行部を形成するよう丸みを付けられる。フランジ90および92の丸みを付けられた下側部分の間には、円筒形ローラ88がある。図3に見られるように、飛行機の扉14が閉じられ、非常時避難システムが解除された状態にあるとき、円筒形ローラ88とフランジ90および92の丸みを付けられた端縁とはつめ42を圧迫して、扉14に面するつめ42の端部を下方に回転させる。図4に示されかつこの後詳細に記載される態様で避難システムが解除され飛行機の扉が開かれる際に、つめ42をこの回転した位置に動かすことによって、係留棒16の円筒形部分30を床部取付具の凹部40から移動させることが可能となる。
図2において概して参照番号100で示される連動装置は、非常時避難システムが解除され飛行機の扉14が開いているときに係留棒16を解放させるような態様でのこの発明の操作を防ぐ。このような連動装置がなければ、扉ハンドル24を作動準備状態位置に回転させて、それによって、係留棒16を解放してそれを扉14の下側端縁から下方に落下させることが可能となるであろう。
図2ないし図6に示される構成では、連動部100は、扉14に最も近い、ベースプレート56の下側角部領域に取付けられる。ベースプレート56の平坦面57に隣接して位置されるベルクランク102は、上方に延びる係合アーム104を含む。駆動アーム106は係合アーム104と鈍角をなし、飛行機の扉14から遠ざかるように上方を指す。ピン110は、ベルクランク102が係留棒16の長手軸に平行である回転軸のまわりを回転し得るよう、係合アーム104と駆動アーム106との間を延びるベルクランク102の部分を通過する。
係合アーム104の上側端部には、ベルクランク60の溝68に向かって内方向に延びるフィンガー112がある。連動部のベルクランク102とベースプレート56の平坦面57との間にあるねじりばね118は、ベルクランク102を図2に示される位置に片寄せるようピン110の周囲を取囲む。この位置では、係合アーム104はベルクランク60の方向に動かされ、係合アーム104のフィンガー112はベルクランク60が半時計回りに回転するのを防ぐ。
駆動アーム106の端部領域は、ベルクランク102から遠ざかったところで直角に突出するよう曲げられるかまたはほかの態様で形成される。駆動アーム106の直角に突出した部分には調整可能な停止部116(図2ないし図6においてはボルトとして図示される)がある。扉が閉じられると、図3および図5に示されるように、停止部116は床部取付具18のフィンガー状領域54の上面を圧迫する。この発明の好ましい実施例では、停止部116を形成するボルトの頭部は、衝撃力を散らして摩耗を低減することになる柔軟な材料で被覆される。停止部116が床部取付具18に押し付けられると、連動装置100のベルクランク102は、溝付ベルクランク60の連動アーム66がベルクランク102のフィンガー112を通過して上方に揺動する位置に回転させられる。より詳細に記載されるように、扉が閉じられて機構ハンドル24がシステム解除位置からシステム作動準備状態位置に動かされると、上述の態様でベルクランク102が回転することによって、係留棒16は扉14から解放される。
避難システムが解除され扉14の掛け金が掛かっていないとき、支持用取付具20は図4に示されるように床部取付具18の上に位置する。したがって、停止部116はもはや床部取付具18のフィンガー54を圧迫せず、ねじりばね118はベルクランク102の係合アーム104を動かして溝付ベルクランク60の連動アーム66に当接させる。これにより、連動部のベルクランク102の係合アーム104のフィンガー112は溝付ベルクランク60の連動アーム66の下に位置され、それによって、スライド避難システムが偶発的に作動準備状態となってその結果係留棒16が不注意に解放されるのを防ぐ。
この発明は、飛行機の通常の出発および到着の間におけるこの発明の操作と、非常時避難中におけるこの発明の操作とを考慮することによってより十分理解され得る。
飛行機の出発準備の際、飛行機の扉14はその閉じられる位置に揺動される。扉が閉じられてはいるがまだ掛け金が掛かっていない状態を示す図4に見られるように、係留棒16の円形端部部分30は支持用取付具20の顎部58と94との間にしっかりとつかまれ、それによって、係留棒16を扉14の底部に保持する。ベルクランク106のフィンガー112はベルクランク60の上側端部の下を延び、それによって、ベルクランク60を回転させて係留棒16を顎部58と94との間における固定から解放するような態様で扉14のハンドル24(図4には図示せず)が回転するのを防ぐ。システムがこの状態にあるとき、床部取付具18のつめ42はその上側端部が凹部40の開口部と交差して延びるよう片寄せられる。扉14の掛け金が掛けられると、扉は下方に動き、各ベースプレート56を動かして関連付けられる床部取付具18に当接させる。図3に示されるように、飛行機の扉14の掛け金を掛けることにより、係留棒16の円形端部部分30は床部取付具18の凹部40に置かれる。このシーケンスのこの時点では、係留棒16は、ベースプレート56の顎部58および94によって扉の底部に固定されたままである。さらに、飛行機の扉14がその、下方の、掛け金が掛けられる位置へ動くと、ローラ88と、ベースプレート56の第1のアーム80の丸みの付いた角部86とが、床部取付具18のつめ42の上側端部を下方に押すことが注目され得る。これにより、つめ42の上側端部は、それがベースプレート56の凹部40の開口部を横切って延びないよう下方に回転する。加えて、扉14が下方に動くと、ベルクランク102の停止部116の端部が、床部取付具1
8の、上方に延びるフィンガー状部分54と接触する。扉が図3の、完全に下方のかつ掛け金が掛けられた位置にあるとき、ベルクランク60の上側端部をベルクランク102のフィンガー112を超えて下方に通過させる位置にベルクランク102が回転する状態で、停止部116はベースプレート56のフィンガー状突起54を圧迫する。
操作シーケンスの次のステップは、離陸のために非常時避難システムを作動準備状態にすることである。システムを作動準備状態にするためには、機構10のためのハンドル24は、プッシュプルケーブル26にベルクランク60を(図2ないし図6に示される向きに対して)時計回りの方向に回転させる位置に回転される。図5を特に参照すると、ベルクランク60の回転は第1のアーム80の対応する回転を生じさせて、顎部94は係留棒16の円形端部30から離れるように回転する。加えて、第1のアーム80の回転によって、ローラ88と第1のアーム80の丸みを付けられた角部とが、上方にかつつめ42の端部から離れるように移動する。これによりつめ42は解放され、つめ42は、それが、係留棒の円形端部部分30が凹部40から移動するのを防ぐのに十分な量だけ凹部40の開口部を横切って延びる、片寄せられた位置に戻る。乗務員に対する、システムを作動準備状態にする肯定の触知可能表示を与えるために、ベルクランク60が作動準備状態位置に回転するとベルクランク60の上側端縁は停止機構と接触する。図2に最もよく見られるように、この停止機構は、ベースプレート56の表面においてベルクランク60の上の位置から直角に外方へ突出するフランジ120を含む。ボルト116または同様の調整可能な停止装置は、フランジ120を通って上方に延びる。ベルクランク60が作動準備状態位置に揺動すると、ベルクランクの上側端縁はボルト116の頭部に対して押しつけられて、幾分可撓性のプッシュプルケーブル26の代わりに固体部材によって連結されるハンドル構造の作動を真似る「ボトムアウト」効果を与える。
飛行機が通常どおり目的地に到着すると、乗務員は、機構10のハンドル24を解除位置に回転させることによってシステムを解除する。これにより、ベルクランク60は、図3に示される既に説明した位置に回転する。ベルクランク60が解除位置に揺動すると、ベルクランク60の上側端部の上側面が停止機構と接触して、ハンドル24が解除位置に達したという触知可能な表示を与える。この触知可能な表示を与える停止機構は、ハンドル24がシステム作動準備状態位置にあることを示すための、既に説明した停止機構と同様の構成である。特定的には、ベースプレート56においてベルクランク60の上側端部の上の位置から、直角に突出するフランジ122が延びている。調整可能な停止部116(示される構造ではボルトである)は、フランジ122を通って上方に延びる。
システムが解除状態にある状態で、乗務員が飛行機の扉14の掛け金を外すと、扉14は図4に関連して説明された位置に向かって上方へ移動する。扉が図4に示される位置に移動すると、ベルクランク102は回転することができる(図3および図4においては反時計回り)ので、ベルクランク102のフィンガー状突起112はベルクランク60の上側端部の下を延び、それによって、機構ハンドル24がシステム作動準備状態位置に動くのを防ぐ態様でベルクランク60を固定する。図4に関連して前に述べたように、係留棒16の円形端部部分30は、支持用取付具20の顎部58および94によって円を描かれてつかまれる。加えて、扉14が上方に移動すると、つめ42は、その上側端部が床部取付具18の凹部40の開口部を横切って延びる、片寄せられた位置に戻る。係留棒16はしたがって扉の底部に固定され、脱出スライドを展開することなく扉が開かれるだろう。
非常時避難システムを展開するための、この発明の操作は、図5および図6に関連して理解され得る。特に、既に述べたように、図5は、飛行機の扉が閉じられて掛け金を掛けられ、この発明は非常時避難システムを作動状態にするよう操作される状態を示す。作動準備状態では係留棒16の円筒形端部部分30は床部取付具18の凹部40にある。床部取付具18の各つめ42は、その上側端部が凹部40への開口部上を延びる位置に片寄せ
られるため、円筒形端部部分30(およびしたがって係留棒16)は飛行機の床部に固定される。
図6に示されるように、扉14の掛け金が掛けられると、扉は上方に動いて支持ブラケット20を床部取付具18から離し、次いで、係留棒16および脱出スライドのベースが、床部の底部に固定される状態で、扉14は開いた位置へ揺動し得る。扉が開く際、非常時避難システムは起動されて、乗客および乗務員が出られるよう脱出スライドが下方に延びるように脱出スライドを速やかに膨張させる。
第2の連係部材70の、下方を向いたフィンガー84は、係留棒16に近い方のつめ42の端部が図3に示されるロック解除位置で凍結しないことを保証するよう働く。より特定的には、氷の形成またはほかの理由から、つめ42は、ロック位置へ戻るための片寄せにもかかわらず、ロック解除位置に凍結するかもしれない。したがって、支持用取付具20が図4に示されるようにつめ42から離れても、つめはロック解除位置に残るだろう。これは、床部取付具18が係留棒16を正しく固定しないであろうため、機構10がスライド避難システムを作動準備状態にする際に問題となる。
ゆえに、機構10がスライド避難システムを作動準備状態にすると、フィンガー84が図5および図6に示されるように下方の位置へ回転する。したがって、扉14が図5に示されるようにロックされると、フィンガー84は係留棒16から遠い方のつめ42の端部を圧迫して、つめをロック位置に押し戻す。
非常時避難脱出スライドを展開するためにこの発明に関連して種々の構成が用いられ得るが、この発明の現在の好ましい実施例は、機構ハンドル24が作動準備状態位置にありかつ内側の扉ハンドル21がその開いた位置にあるときにのみ起動を可能にする電気的連動システムを用いる。この好ましい構成は図7に概略的に示される。図7の構成では、バッテリパック132またはほかの電力源が、空気圧リザーバ148に取付けられる電気的導火爆管(squib )146に接続される。電流が電気的導火爆管146に供給されると、爆発充電が点火されて、空気圧リザーバ148内の仕切り板を貫く貫通子を駆動する。空気圧リザーバ148によって与えられた空気圧は気圧抵抗器150を作動させて扉14を速やかに開き、第2の空気圧リザーバ(図示せず)によって脱出スライドを膨張させる。
図7の構成では、脱出スライドは、機構ハンドル24がシステム作動準備状態位置にありかつ内側の扉ハンドル21が開いた位置にあるときに展開され得る。特に、スイッチ124は、システムが作動準備状態にあるときのみスイッチ124が閉じられる(導通する)よう、ハンドル24(またはこの発明の何らかのほかの要素)に機械的に結合される。同様の態様で、直列接続されるスイッチ126は、飛行機の内側扉ハンドル21がその開いた状態にあるときにのみ閉じられる(導通する)。
バッテリパック132は、ニッケル−カドミウムバッテリのような再充電可能なバッテリ134を含む。加えて、バッテリパック132は、トリクル充電器138と高速充電器140とを有するバッテリ充電器136を含む。高速充電器140はバッテリ134を速やかに充電し、一方、トリクル充電器138はバッテリの十分に充電された状態を維持する。飛行機からの電力はトリクル充電器138と高速充電器140とに平行して供給される。次いで、トリクル充電器138および高速充電器140がバッテリ134と並行して電力を供給する。
テストスイッチ142および安全スイッチ144はバッテリパック132とともに含まれる。安全スイッチ144は、整備中における導火爆管の意図しない活性化を防ぐよう導火爆管146への電力を遮断するためのものである。テストスイッチ142は、押されな
ければ、開いた状態にあるままである。乗務員がテストスイッチ144を押すと、それは光源(図示せず)を従来の回路に結合し、これが、トリクル充電器および/または高速充電器がバッテリ134に電力を与えておりかつバッテリ充電が所定のレベルよりも上である場合には光源を輝かせる。
この発明の好ましい実施例を例示し記載したが、この発明の精神および範囲から逸脱することなくさまざまな変更をそこになすことができる。例示的な、非限定的例として、プッシュプルケーブル26はロッド等の連係部材と置換えられてもよく、再充電可能バッテリ132は、バッテリ充電器136の必要性をなくす、長期耐用の非再充電式のものであってもよい。当業者によってなされ得るこれらのならびに他の代替物、置換物および修正物を考慮して、これにおいて付与される特許の範囲は前掲の特許請求の範囲の定義によってのみ限定されることが意図される。
18 床部取付具、20 支持用取付具、24 ハンドル、32 ベース、42 つめ、58 顎部、60 第1の連係部材、70 第2の連係部材、80 アーム、94 顎部、124 スイッチ、126 スイッチ、132 バッテリパック、146 導火爆管。

Claims (5)

  1. 飛行機の非常時避難スライドシステムが作動準備状態であるかどうかを示すための装置であって、前記システムは、飛行機の扉の下で胴体に取付けられる床部取付具を含み、前記床部取付具はロック位置とロック解除位置との間で回転可能なつめを含み、前記システムが作動準備状態になると前記つめは前記ロック位置に回転され、前記システムが解除されると前記つめは前記ロック解除位置に回転され、前記装置は前記つめに取付可能なフラグを含み、前記フラグの位置は前記システムが作動準備状態であるかどうかを視覚的に示す、飛行機の非常時避難スライドシステムが作動準備状態にあるかどうかを示すための装置。
  2. 前記フラグは、ベースと、前記ベースから横方向に延びるアームとを含み、前記ベースは前記つめに取付可能である、請求項1に記載の装置。
  3. 飛行機の非常時スライド避難システムを起動させるための機構であって、前記避難システムは、仕切り板の後ろに密封される加圧されたガスを含む空気圧リザーバを含み、前記システムは飛行機の扉に接続され、前記扉は、前記扉を開くための開いた位置に可動でありかつ前記扉を閉じるための閉じた位置に可動であるハンドルを有し、前記機構は、
    (a)閉じた位置と開いた位置とを有する第1のスイッチと、
    (b)閉じた位置と開いた位置とを有しかつ前記扉ハンドルに結合可能な第2のスイッチとを含み、前記第2のスイッチは、前記扉ハンドルが前記開いた位置にあるとき閉じられ、前記扉ハンドルが前記閉じた位置にあるとき開かれ、前記機構はさらに、
    (c)電力源と、
    (d)前記空気圧リザーバに取付可能であり、前記空気圧リザーバ内の仕切り板を貫くよう電気的に活性化され得る導火爆管とを有し、前記導火爆管と、前記第1および第2のスイッチと、前記電力源とはすべて互いに電気的に直列接続され、前記第1および第2のスイッチが閉じると、前記電力源は前記導火爆管に電力を供給して前記導火爆管を活性化して前記空気圧リザーバ内の仕切り板を貫き、それによって前記非常時避難システムを起動させる、飛行機の非常時スライド避難システムを起動させるための機構。
  4. 前記電力源はバッテリであり、前記機構はバッテリを再充電するためのバッテリ充電器をさらに含む、請求項3に記載の機構。
  5. 前記バッテリ充電器はトリクル充電器と高速充電器とを含む、請求項4に記載の機構。
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