JP2009143084A - 画像形成装置、および、画像形成プログラム - Google Patents

画像形成装置、および、画像形成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像形成装置に対する操作性を向上させ、そうすることによって、印刷等の画像形成処理の生産性を向上させる。
【解決手段】認証プリント印刷を実行することができる画像形成装置であって、ジョブデータを受け取るための通信インターフェース部と、認証ユニットと、ジョブデータにかかるジョブを、認証プリント印刷として実行するか、を、ジョブデータに基づいて、判定する認証プリント設定判定部と、ユーザ認証の結果を出力するユーザ認証部と、ジョブを実行するジョブ実行部と、ジョブデータにかかるジョブが、複数のジョブを含んでいる場合に、ジョブデータ実行部における複数のジョブの実行順序を調整する優先出力ジョブ選択部と、を有する、画像形成装置。
【選択図】図8

Description

本発明は、画像形成装置、および、画像形成装置において用いる画像形成プログラムに関し、特に、印刷出力処理の開始に際しユーザ認証を要求する画像形成装置、および、当該画像形成装置において使用する画像形成プログラムに関する。
近年においては、画像形成装置は、ネットワークを介し、複数の情報処理装置(端末装置)と接続され、当該複数の情報処理装置を使用する複数のユーザによって共有される。ここで、画像形成装置とは、例えば、プリンタ、ファクシミリ、複写機、スキャナ等の機能を少なくとも2つ以上有するデジタル複合機(MultiFunction Peripheral (MFP)、 Scan Print Copy (SPC)、あるいは、All In One (AIO))である。情報処理装置(端末装置)とは、例えば、パーソナル・コンピュータ(PC)である。画像形成装置、および、情報処理装置は、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、インターネット(Internet)といった通信網を介して相互に通信可能に接続され、画像形成システムを形成する。当該画像形成システムは、その最小限の構成においては、1台の画像形成装置と1台の情報処理装置とを1対1で接続することで形成可能である。しかし、近年においては、しばしば、複数の画像形成装置と複数の情報処理装置とが相互に接続された、大規模な画像形成システムが構築される。
上述の画像形成システムにおいてユーザが画像形成装置を用いて所望のドキュメントの印刷物を出力させようとする場合、ユーザは、情報処理装置を用いて、画像形成システム内に保存された当該ドキュメントのデータ・ファイルを指定し、当該ドキュメントの印刷出力を実行させる画像形成装置を、画像形成システム内の複数の画像形成装置から選択して指定し、最後に印刷出力の実行指示を、情報処理装置に対して入力する。
情報処理装置は、指定されたデータ・ファイル、および、印刷出力にかかる各種設定データ、を記述したジョブデータを、指定された画像形成装置に送る。ジョブデータを受け取った画像形成装置は、当該ジョブデータに基づいて、印刷を実行する。ドキュメント印刷物は、当該画像形成装置の排紙トレイから排出される。ユーザは、画像形成装置に赴き、排出されたドキュメント印刷物を回収する。
しかしながら、画像形成装置からドキュメント印刷物が排出される時点において、ユーザは、必ずしも、画像形成装置の近辺にいるとは限らない。むしろ、画像形成装置は、複数のユーザが共有するため、他のユーザが画像形成装置の近辺にいることも考えられる。そのため、画像形成システムにおいては、画像形成装置から排出されるドキュメント印刷物にかかる情報セキュリティの確保が課題とされる。
特許文献1は、印刷装置(プリンタ)を開示する。当該印刷装置は、例えば、ネットワークを介して接続された複数のホスト・コンピュータから印刷データを受け取り、受け取った印刷データに基づいて印刷を行う。ここで、プリンタに送られる印刷データは、パスワードを含むことができる。そこで、プリンタは、ホスト・コンピュータから印刷データを受け取ると、受け取った印刷データにパスワードが含まれるか否かを判定する。プリンタが、受け取ったデータにパスワードが含まれる、と判定した場合には、プリンタは、ユーザが当該プリンタのユーザ・インターフェースを介してパスワードを正しく入力したことを確認した後、初めて受け取った印刷データに基づいて印刷出力を実行する。
特許文献1が開示する印刷装置は、印刷データに付されたパスワードと、ユーザが入力するパスワードと、が一致すると、印刷を実行する。そうすることで、当該印刷装置は、印刷データが表す情報の情報セキュリティを確保する。
特許文献1が開示する技術は、印刷装置が、印刷出力の開始を定めるトリガとして、ユーザが入力するパスワード、即ちユーザ認証、を要求する技術であり、印刷装置が、入力された複数のジョブを実行する順番を決定する技術ではない。
特許文献2は、外部装置から印刷指示を受けて印刷を実行する画像形成装置を開示する。受け取った印刷指示がセキュリティの確保を要求する場合、当該画像形成装置においては、該セキュリティの確保にかかる認証処理を行い、該認証処理が成功裡に完了して初めて、当該印刷指示にかかる印刷データを外部装置から取得する。
このようにして、特許文献2が開示する画像形成装置は、印刷データの保持に必要なメモリの容量を低く抑えつつ、印刷処理にかかる情報セキュリティを確保する。
このように、画像形成システムの情報セキュリティに関係する文献は、既に、多数発表されている。
上述の特許文献1が開示するような、印刷出力の実行の開始に際して画像形成装置に備えられた所定のユーザ認証手段を介してユーザ認証を行う画像形成装置は、既に広く知られるものである。特許文献1の技術が採用する技術的方法論は、画像形成装置が実際に印刷出力を実行するときに、ユーザを画像形成装置の近辺に確保するための有効な方法論であると言える。
また、上述のような、印刷出力の実行の開始に際して画像形成装置に備えられた所定のユーザ認証手段を介してユーザ認証を行う画像形成装置においては、ユーザは、端末装置から、複数の印刷出力ジョブを予め入力しておき、画像形成装置に赴き、ユーザ認証を行い、入力しておいた複数のジョブにかかる印刷物をまとめて出力させ、印刷物を回収する、といった使い方も可能である。この場合、画像形成装置は、通例、ユーザがジョブを入力した時刻が早い(現在時刻との差がより大きい)ジョブから、順々に、実行する。
特開平6−183110号公報 特開2006−334873号公報
しかしながら、ユーザが予め入力しておく複数の印刷出力ジョブのなかには、ユーザがとりわけ印刷出力物を早急に取得することを望むジョブと、そうでないジョブとが、混在して含まれることがある。そのような場合であっても、従来の画像形成装置は、ユーザがジョブを入力した時刻が早い(現在時刻との差がより大きい)ジョブから、順々に、実行する。
そのため、従来の画像形成装置においては、ユーザに早急に取得することを望まれている印刷物が出力されるまで、長時間を要することがあった。
そのような場合、ユーザは、長時間待機するか、あるいは、印刷ジョブの実行順を、手動で変更させる必要があった。
上記問題点を鑑み、本発明は、画像形成装置に備えられた所定のユーザ認証手段を用いたユーザ認証を実施し、当該認証の結果に基づいて印刷出力の実行を開始するような印刷ジョブが、複数登録されているような場合に、ユーザに早急に取得することを望まれている印刷物を、推定し、自動的に優先的に出力し、ユーザが当該印刷物を取得するために要する時間を短縮することができる、画像形成装置を提供する。そうすることによって、本願発明は、印刷され排出されるドキュメント印刷物にかかる情報セキュリティを高いレベルで確保しつつ、なおかつ、ユーザの、画像形成装置に対する操作性を向上させ、そうすることによって、印刷等の画像形成処理の生産性を向上させる。
本発明は、その一態様においては、所定の認証装置を用いたユーザ認証を行って当該ユーザ認証の結果に基づいて印刷出力処理の実行の開始を決定する印刷出力処理である、認証プリント印刷を実行することができる画像形成装置であって、外部の端末装置と通信し、端末装置から、ジョブデータを受け取るための通信インターフェース部と、所定の認証装置である認証ユニットと、ジョブデータにかかるジョブを、認証プリント印刷として実行するか、通常の印刷出力処理として実行するか、を、ジョブデータに基づいて、判定する認証プリント設定判定部と、認証ユニットを用いたユーザ認証の結果を出力するユーザ認証部と、ユーザ認証の結果に基づいて、ジョブデータにかかるジョブを実行するジョブ実行部と、ジョブデータにかかるジョブが、複数のジョブデータからなる複数のジョブを含んでいる場合に、ジョブデータ実行部における複数のジョブの実行順序を調整する優先出力ジョブ選択部と、を有し、優先出力ジョブ選択部は、複数のジョブデータそれぞれについて、ジョブデータが画像形成装置に登録された時刻と、ユーザ認証部がしたユーザ認証の時刻と、の時間差を算出し、ジョブデータ実行部が、時間差が所定の時間未満であるジョブデータを、時間差が所定の時間以上であるジョブデータよりも、先に、実行するように、複数のジョブの実行順序を調整する、画像形成装置である。
本発明の一態様においては、優先出力ジョブ選択部は、時間差が所定の時間未満であるジョブデータが複数存在する場合には、ジョブデータ実行部が、複数の時間差が所定の時間未満であるジョブデータを、各ジョブデータが画像形成装置に登録された順に、実行するように、時間差が所定の時間未満である複数のジョブデータにかかる複数のジョブの実行順序を調整することが好ましい。
本発明は、その別の一態様においては、所定の認証装置を用いたユーザ認証を行って当該ユーザ認証の結果に基づいて印刷出力処理の実行の開始を決定する印刷出力処理である、認証プリント印刷を実行することができる画像形成装置のコンピュータが実行可能な画像形成プログラムであって、通信インターフェース部に、外部の端末装置と通信し、端末装置から、ジョブデータを受け取らせる機能と、認証プリント設定判定部に、ジョブデータにかかるジョブを、認証プリント印刷として実行するか、通常の印刷出力処理として実行するか、を、ジョブデータに基づいて、判定させる機能と、ユーザ認証部に、所定の認証装置である認証ユニットを用いたユーザ認証の結果を出力させると、ジョブ実行部に、ユーザ認証の結果に基づいて、ジョブデータにかかるジョブを実行させる機能と、優先出力ジョブ選択部に、ジョブデータにかかるジョブが、複数のジョブデータからなる複数のジョブを含んでいる場合に、ジョブデータ実行部における複数のジョブの実行順序を調整させる機能と、を有し、調整させる機能は、優先出力ジョブ選択部に、複数のジョブデータそれぞれについて、ジョブデータが画像形成装置に登録された時刻と、ユーザ認証部がしたユーザ認証の時刻と、の時間差を算出させることにより、ジョブデータ実行部が、時間差が所定の時間未満であるジョブデータを、時間差が所定の時間以上であるジョブデータよりも、先に、実行するように、複数のジョブの実行順序を調整させる、画像形成プログラムである。
本発明にかかる画像形成装置は、印刷ジョブが、複数登録されているような場合に、ユーザに早急に取得することを望まれている印刷物を、推定し、自動的に優先的に出力し、ユーザが当該印刷物を取得するために要する時間を短縮する。そうすることによって、本願発明は、印刷され排出されるドキュメント印刷物にかかる情報セキュリティを高いレベルで確保しつつ、なおかつ、ユーザの、画像形成装置に対する操作性を向上させ、そうすることによって、印刷等の画像形成処理の生産性を向上させる、という効果を奏する。
本実施の形態は、画像形成装置、および、画像形成装置において実行される画像形成プログラムに関する。
本実施の形態にかかる画像形成装置は、後述する「認証プリント(認証&プリント)」印刷出力処理を実行可能な画像形成装置である。さらに、本実施の形態にかかる画像形成装置は、実行するジョブ毎に、上記「認証プリント」印刷出力処理と、通常の印刷出力処理と、を適宜切り替えて印刷出力処理を実行可能な画像形成装置である。当該切り替えは、ジョブデータに含まれる情報、および/または、画像形成装置が適宜取得する情報に基づいて、画像形成装置が自動的に実行する。
端末装置は、上記ジョブデータを生成することができる。よって、上記切り替えは、端末装置において設定することができる。その場合、画像形成装置は、端末装置が設定した上記切り替え設定を参照し、自動的に、「認証プリント」印刷出力処理と、通常の印刷出力処理と、を切り替えて、印刷出力を実行することができる。
画像形成装置において、認証プリント設定がオン設定されたジョブを複数受け取った場合、画像形成装置は、一度のユーザ認証により、当該複数のジョブを実行する。本実施の形態にかかる画像形成装置においては、当該複数のジョブを実行するに際し、ジョブが登録された時刻が、ユーザがユーザ認証を行った時刻から見て所定の時間以上隔たっているようなジョブ(著しく古いジョブ)は、重要性が低いジョブであると推定し、自動的に、著しく古いジョブの実行順を、繰り下げ、著しく古くないジョブを優先的に実行する。そうすることによって、ユーザにとって重要な印刷物の印刷出力を優先して完了させ、ユーザの操作性を向上させる。
<「認証プリント(認証&プリント)」印刷出力処理について>
具体的に本発明かかる実施の形態を説明するに先立ち、「認証プリント(認証&プリント)」印刷出力処理について、簡単に説明する。「認証(&)プリント」印刷とは、画像形成装置が印刷出力処理を伴うジョブを実行する場合において、画像形成装置が所定の認証手段を用いたユーザ認証を実施し、当該ユーザ認証が成功してはじめて、当該ジョブにかかる印刷出力を開始するような印刷出力形態を指す。つまり、認証プリント印刷出力においては、画像形成装置は、ジョブを受け付けても直ちに印刷出力を実行しない。代わりに、画像形成装置は、所定の認証手段を用いたユーザ認証が成功したことを確認するまでは印刷出力にかかるデータを保持し、ユーザ認証の成功を確認してから、当該印刷出力の実行を開始する。ここでは、ユーザ認証は、例えば、当該ジョブを投入したユーザにかかるユーザ認証である。なお、認証プリントは、タッチ&プリントともいう。
これに対し、「通常の」印刷出力処理においては、画像形成装置は、ジョブを受け付けると、直ちに、当該ジョブにかかる印刷出力を実行する。認証プリント印刷出力処理は、所定の認証手段を用いたユーザ認証が成功するまでは印刷出力を開始しない、点において、通常の印刷出力処理と異なる。
これより、添付の図面を参照し、本発明の好適な実施の形態について説明する。
図1は、本発明にかかる実施の形態による画像形成システム100の構成を示す概略図である。
画像形成システム100は、画像形成装置として、デジタル複合機(MFP)1、3、および、端末装置として、パーソナル・コンピュータ(PC)5、7を有する。MFP1、3、および、PC5、7は、ネットワーク13を介して、通信可能に接続される。
デジタル複合機1および3はそれぞれ、本実施の形態にかかる画像形成装置を構成する。デジタル複合機(MFP)とは、印刷機能、コピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能、メール送信機能、等、複数の機能を集約的に併せ持つ画像形成装置である。ただし、本実施の形態にかかる画像形成装置は、ネットワークを介して端末装置から送られるジョブデータを受信し、当該ジョブデータに基づいて、印刷出力処理を実行可能な画像形成装置であれば足りる。また、MFP1および3は、認証プリント印刷出力処理においてユーザ認証を実施するための所定の認証手段として、認証ユニット15を、自機に備えている。但、認証ユニット15は、必ずしも、MFP本体に内蔵される必要はない。認証ユニット15は、MFPに接続され、その近傍に配置されればよい。
パーソナル・コンピュータ5および7はそれぞれ、本実施の形態にかかる端末装置(情報処理装置)を構成する。本実施の形態にかかる端末装置は、パーソナル・コンピュータといった、汎用性を有する情報処理装置である必要はない。画像形成装置に対して、ドキュメントの印刷出力を指示することができる装置であれば、本実施の形態にかかる端末装置として足りる。
画像形成システム100は、加えて、複数のサーバ装置9および11を有することも可能である。
サーバ装置9は、認証サーバである。認証サーバとは、クライアント(例えば、MFP1やPC5)から送られるユーザ識別情報(例えば、ユーザID)と、ユーザ認証情報(例えば、パスワード、認証データ)と、を、自機が備えるユーザ情報およびユーザ認証情報と比較し、ユーザ認証の成功/失敗、を判定し、判定結果を、クライアントへ返信する機能を有するサーバである。
サーバ装置11は、データサーバである。データサーバ11は、ドキュメントのデータ・ファイルや、MFP1および3に送信されるジョブのデータ(ジョブデータ)を保持し、外部からのリクエストに応じて、ドキュメントのデータ・ファイルや、ジョブデータを送信するサーバである。
ただし、上記サーバ9、11は、画像形成システム100にとって必須の要素ではない。必要に応じて、画像形成システムを構成するMFP1または3やPC5または7が、上記サーバの有する機能を備えてもよい。
<画像形成装置のハードウェア構成>
図2は、MFP1のハードウェア構成を示すブロック図である。
MFP1は、中央処理装置(CPU)21、リード・オンリ・メモリ(ROM)23、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)25、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)27、不揮発性メモリ29、タイマ部31、プリンタ部33、スキャナ部35、通信インターフェース37、ユーザ・インターフェース39、認証ユニット15を有し、これらは、データバスを用いて互いに接続される。
CPU21は、ROM23、RAM25、あるいは、HDD27に保持される画像形成プログラム、あるいは、通信インターフェース37を介して提供される画像形成プログラム、を実行し、ROM23、RAM25、あるいは、HDD27に保持されるデータを処理する。CPU21は、上記プログラムを実行することにより、MFP1(画像形成装置)の制御部等を構成し、本実施の形態の画像形成装置の有する機能を実現する。上記画像形成プログラムは、予め画像形成装置にインストールされてよい。あるいは、画像形成プログラムは、フレキシブル・ディスク(FD)、光ディスク、といった記憶媒体、もしくは、インターネットといった通信手段を通じて画像形成装置へ提供されてもよい。
ROM23、RAM25、HDD27、不揮発性メモリ29は、データ、および、プログラムを保持する記憶装置である。MFP1は、これら記憶装置群を、適宜、適切に使い分け、保持する必要があるデータやプログラムを、保持する。
タイマ部31は、計時機能を有し、上記制御部からの要求に応じ、現在の時刻を出力することができる。
プリンタ部33は、ドキュメントのデータに基づく印刷出力を実行し、紙媒体等に印刷されたドキュメント印刷物を出力する。
スキャナ部35は、紙媒体等に記録された情報を光電的に読み取り、当該情報の画像データを生成する。
通信インターフェース37は、MFP1と、外部の装置と、の間でデータの送受信を行うためのインターフェースである。
ユーザ・インターフェース39は、ユーザとの情報の送受を行う操作部である。ユーザ・インターフェース39は、ユーザに情報を提示する表示部と、ユーザから情報を受け取る入力部と、を有する。また、液晶タッチパネルを用いて表示部と入力部とを一体的に構成し、ユーザ・インターフェース39としてもよい。ユーザ・インターフェース39は、認証プリント印刷出力処理のための所定の認証手段として、用いられてもよい。ユーザは、ユーザ・インターフェース39を用いて、ユーザ認証に必要な情報を入力することができる。
認証ユニット15は、認証プリント印刷出力処理において、印刷出力の実行を開始させるためのユーザ認証で用いる情報入力装置である。認証ユニット15は、例えば、生体認証ユニットである。また、認証ユニット15は、例えば、ユーザが所持するICカード(スマート・カード)に記録された情報を読み取るICカード・リーダである。ユーザ認証を、ユーザが入力するパスワードを用いて実行する場合にあっては、認証ユニット15は不要である。この場合、ユーザ認証は、ユーザがユーザ・インターフェース39を用いてパスワード等を入力することにより実行される。
<画像形成装置の機能的構成>
図3は、MFP1の構成を、機能ブロックを用いて表したブロック図である。但、MFP1が有する機能であっても、本実施の形態と関係しない機能については、図示を省略する。
MFP1は、制御部41を有する。制御部41は、先述のように、CPU21(図2)が、本実施の形態にかかる画像形成プログラムを実行することによって、実現される。制御部41は、MFP1の各ブロックと、データの送受信が可能なように接続され、各ブロックの状態を把握し、適宜、各ブロックの動作を制御する。
通信インターフェース37は、ネットワーク13を介してジョブデータを受け取る。当該ジョブデータは、例えば、印刷ジョブデータの場合、さまざまな設定等に関するデータを含む印刷属性データ、および、ドキュメントデータ(画像データ)を、含んでいる。印刷属性データは、当該ジョブデータにかかるジョブを入力したユーザのID(ユーザID)や、認証プリント印刷出力処理のオン/オフに関するデータ(認証プリント設定フラグ)を含むことができる。ここでは、認証プリント印刷出力処理のオン/オフに関するデータを、認証プリント設定フラグと呼ぶ。当該フラグは、True/Falseの二値を採ることができる。「True」は、認証プリント設定「オン」に対応し、「False」は、認証プリント設定「オフ」に対応する。当該ジョブデータは、認証プリント設定切換部55へ送られる。また、印刷属性データや、当該ジョブデータが作成された時刻に関するデータ(ジョブデータ作成時刻データ)や、当該ジョブデータにかかるジョブが、MFP1に登録された時刻に関するデータ(ジョブ登録時刻データ)を含むことも可能である。
また、MFP1は、受け取ったジョブデータについては、全てのジョブデータに対し、それぞれ固有の登録ジョブIDを付与し、内部的に管理する。登録ジョブIDは、ジョブデータのジョブ属性データに含めてよい。
従って、MFP1が受け取ったジョブデータは、そのジョブ属性データとして、登録ジョブID、ユーザID、ジョブ登録時刻データ、を含むことができる。
認証プリント設定切換部55は、通信インターフェース37からジョブデータを受け取る。認証プリント設定切換部55は、ジョブデータに含まれる認証プリント設定フラグに基づいて、当該ジョブデータの認証プリント設定が、オンであるか、オフであるか、を判定する。
ジョブデータ保持部47は、認証プリント設定(認証プリント印刷出力処理設定)が、「オン(ON)」に設定された印刷出力ジョブにかかるジョブデータを、ユーザ認証が成功裡に完了されるまで、一時的に保持する。ジョブデータ保持部47は、認証プリント設定切換部55からジョブデータを受け取り、一時的に保持し、ジョブ実行部43へ送る。ジョブデータ保持部47は、認証プリント設定フラグが「True」であるジョブデータを、保持する。また、ジョブデータ保持部47は、保持しているジョブデータにかかるジョブの実行順序を変更する出力順序変更部49を備える。出力順序変更部49は、後述する優先出力ジョブ選択部51からの出力(出力順序変更指示)を受け、当該出力に基づいて、保持しているジョブデータにかかるジョブの実行順序を変更する。
ユーザ認証部57は、ジョブデータの認証プリント設定が「ON」に設定されている場合に、認証ユニット15、ユーザ・インターフェース39等を用いてユーザ認証を実施し、当該ユーザ認証の判定結果を出力する。当該認証は、MFP1内部においてユーザ認証に必要な情報を予め備えておき、MFP1のみで、ユーザ認証を完了してよい。あるいは、認証ユニット15等から入力された情報を、認証サーバ9(図1)へ送信して認証サーバ9に認証を依頼し、認証の結果を認証サーバ9から受け取るようにして、実施してもよい。
ジョブ実行部43は、受け取ったジョブデータに基づき、ジョブを実行する。ただし、認証プリント設定が「ON」に設定されたジョブについては、ユーザ認証部57が出力するユーザ認証の判定結果が「成功」である場合に、当該ユーザ認証にかかるユーザのジョブ(例えば、印刷出力)を開始する。このジョブは、ジョブデータ保持部47に保持されたジョブデータに基づいて実行されればよい。また、ジョブデータ保持部47に保持されたジョブデータが複数存在する場合には、後述する出力順序変更部49が定めた実行順序に従って、順に、当該複数のジョブデータにかかる複数のジョブを実行する。
優先出力ジョブ選択部51は、ユーザ認証部57が出力するユーザ認証の結果が「成功」である場合に、当該ユーザ認証にかかるユーザの、ジョブデータ保持部47に保持されたジョブデータを検索する。該検索の結果、当該ユーザにかかるジョブデータが複数存在することが判明した場合には、当該ユーザにかかる複数のジョブデータのそれぞれのジョブ登録時刻を参照する。そして、優先出力ジョブ選択部51は、各ジョブデータのジョブ登録時刻と、当該ユーザ認証が行われた時刻との時間差を算出し、当該時間差が所定の値(例えば、3時間)を上回らないジョブデータを、優先出力ジョブに選択する。優先出力ジョブ選択部51は、当該選択の結果は、優先出力ジョブ選択情報として、ジョブデータ保持部47へ出力する。
また、優先出力ジョブ選択部51は、ユーザが連続的に入力したジョブデータ群を、ジョブデータのジョブ登録時刻に基づいて推定する連続登録ジョブ推定部53を備える。連続登録ジョブ推定部53は、2つジョブデータにおいて、各々のジョブ登録時刻の時間差が所定の値を上回らない2つのジョブデータを、1つの連続登録ジョブ群に含まれるものと推定する。連続登録ジョブ推定部53は、当該推定を繰り返すことで、1つの連続登録ジョブ群に3以上のジョブデータを含めることも可能である。
優先出力ジョブ選択部51は、連続登録ジョブ推定部53の推定結果に基づき、1つの連続登録ジョブ群に含まれると推定されるジョブデータ群に含まれる複数のジョブデータにかかるジョブについては、その実行順序を、ジョブデータのジョブ登録時刻が早いジョブから順に実行されるように、優先出力ジョブ選択情報を構成し、ジョブデータ保持部47の出力順変更部49へ出力することも可能である。
<画像形成処理フロー>
これより、画像形成装置の処理のフローを説明する。
図4は、画像形成装置における処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS101と関連し、ユーザは、PC5等を用い、ドキュメントの印刷を伴うジョブの実行を指示する。このとき、ユーザは、当該ドキュメントを印刷出力させるプリンタ(画像形成装置(例えば、MFP1))を選択し、PC5へ入力する。PC5は、ジョブデータを、選択されたプリンタ(画像形成装置(例えば、MFP1))へ、送信する。
ジョブデータは、MFP1へ送信される。
ステップS101において、MFP1の認証プリント設定切換部55は、通信インターフェース37を通じて、ジョブデータを受け取る。
ステップS103において、MFP1は、当該ジョブデータに対し、固有のジョブIDを設定し、当該ジョブデータのジョブ属性データに記録する。受け取ったジョブデータのジョブ属性データに、明示的に、当該ジョブデータを入力したユーザのユーザIDに関するデータが記録されていない場合には、MFP1は、当該ジョブデータを入力したユーザを示すユーザIDを、ジョブ属性データに記録する。
ステップS105において、MFP1は、タイマ部45(図3等)からの出力に基づき、ジョブデータのジョブ属性データに、ジョブ登録時刻データを記録する。
なお、ジョブIDやジョブ登録時刻データは、必ずしもジョブ属性データに記録する必要はない。MFP1は、ジョブデータと、ジョブIDやジョブ登録時刻データと、を関連付けして保持すればよい。さらには、当該保持は、MFP1内部においてなされなくともよく、例えば、データサーバ11内に保持されてもよい。
図5は、当該ジョブデータに対する認証プリント設定の判定処理以降の処理を示すフローチャートである。
ステップS201において、MFP1の認証プリント設定判定部55は、受け取ったジョブデータのジョブ属性データに含まれる認証プリント設定フラグを参照し、当該ジョブデータにかかるジョブの認証プリント設定が、オン設定であるか、否か、判定する。認証プリント設定が、オン設定である場合(ステップS201における「YES」)、処理は、ステップS201へ進む。認証プリント設定が、オフ設定である場合(ステップS201における「NO」)、処理は、ステップS205へ進む。
ステップS203において、MFP1は、引き続き、当該ジョブデータを、ジョブデータ保持部47において、保持する。
ステップS205において、MFP1は、当該ジョブデータにかかるジョブを実行する。ステップS205において処理されるジョブデータにかかるジョブは、認証プリント設定がオフ設定のジョブである。ステップS205においては、ジョブは、通常の印刷出力処理で処理される。
図6は、ステップS203(図5)において、ジョブデータ保持部47に保持されたジョブデータにかかるジョブに対するユーザ認証の実行に関する処理のフローチャートである。
ステップS301と関連し、ユーザは、MFP1に対し、ユーザ認証の実施を要求する。
ステップS301において、MFP1は、ユーザ認証の実施の要求を受け取る。
ステップS303において、MFP1のユーザ認証部57は、認証ユニット15等から入力された情報に基づいて、MFP1内部あるいは認証サーバ9に保存されている認証情報を検索し、当該保存された認証情報を取得する。
ステップS305において、MFP1のユーザ認証部57は、ステップS303において取得した認証情報と、認証ユニット15等から入力された認証情報とを比較することにより、認証を実行する。
ステップS307において、MFP1のユーザ認証部57は、ステップS305における比較の結果に基づき、当該ユーザ認証の結果が「成功」であるか、「失敗」であるか、判定する。ユーザ認証の結果が「成功」である場合(ステップS307における「YES」)、処理は、ステップS309へ進む。ユーザ認証の結果が「失敗」である場合(ステップS307における「NO」)、ユーザ認証に関する処理は終了する。
ステップS309において、MFP1のユーザ認証部57は、ユーザ認証に成功したユーザのユーザID、および、ユーザがユーザ認証を行った時刻(ユーザ認証時刻データ)を、優先出力ジョブ選択部53へ出力する。
図7および図8は、ユーザ認証に関する処理が終了した後、MFP1が、印刷出力処理を実行するときの処理に関するフローチャートである。
先ず図7を参照すれば、ステップS401において、図7に示したユーザ認証が成功したか、否か、について判定を行う。図7に示したユーザ認証が成功裡に完了していれば(ステップS401における「YES」)、処理は、ステップS403へ進む。図7に示したユーザ認証が失敗に終わっていれば(ステップS401における「NO」)、処理は、終了する。
ステップS403において、MFP1の優先出力ジョブ選択部51は、図7に示したユーザ認証に成功したユーザのユーザIDに基づいて、ジョブデータ保持部47に保持されたジョブデータを検索し、当該ユーザが入力したジョブデータが保持されているか、否か、判定する。当該ユーザが入力したジョブデータが保持されている場合(ステップS403における「YES」)、処理は、ステップS405へ進む。当該ユーザが入力したジョブデータが保持されてない場合(ステップS403における「NO」)、処理は、終了する。
ステップS405において、MFP1の優先出力ジョブ選択部51は、ステップS403における検索においてヒットしたジョブデータ(ユーザ認証に成功したユーザが入力したジョブデータ)について、ジョブの実行順序を調整する。本ステップの詳細については、図8に示す。
ステップS407において、MFP1ジョブ実行部43は、ステップS405において調整されたジョブの実行順序に従って、ユーザ認証に成功したユーザが入力したジョブデータを実行する。
図8は、図7のステップS405における処理の詳細を示すフローチャートである。
ステップS501において、MFP1の優先出力ジョブ選択部51は、ユーザ認証部57から受け取ったユーザ認証時刻データを保持する。
ステップS503において、優先出力ジョブ選択部51は、ジョブデータ保持部47に保持されている、当該ユーザが入力したジョブデータのうち、ジョブ登録時刻が早い(古い)ジョブデータについて、ジョブ登録時刻を抽出する。本ステップは、一回の実行につき1つのジョブデータのジョブ登録時刻を抽出する。処理が、ステップS511から戻る度に、次にジョブ登録時刻が古いジョブデータのジョブ登録時刻が抽出される。
図9は、優先出力ジョブ選択部51が行う処理を模式的に示した図である。優先出力ジョブ選択部51は、ジョブデータ保持部47から保持されているジョブデータのジョブ登録時刻を受け取り、出力順序変更部49に対し出力順序変更指示を出力する。出力順序変更指示を受け取った出力順序変更部49は、保持されているジョブデータの出力順序を、変更する。
図9においては、出力順序は、出力順序識別子とジョブデータとを関係づけて管理されるように、模式的に描いている。しかしながら、実際の管理方式は、このような方式に限定されない。例えば、ジョブデータ保持部47のメモリ空間のアドレスの小さい方から順に、実行順序に沿ってジョブデータが保持され、実行順序が管理されてもよい。その場合、ジョブの実行順序の変更に伴って、実行順序が変更されるジョブデータや、その影響を受けるジョブデータが保持されるアドレスは、適宜変化する。
ステップS505において、優先出力ジョブ選択部51は、ステップS503において抽出したジョブ登録時刻と、ユーザ認証部57から受け取ったユーザ認証時刻データの示す時刻と、の時間差を算出する。算出した時間差が、所定値(例えば、3時間)以上ある場合(ステップS505における「YES」)、処理は、ステップS507へ進む。算出した時間差が、所定値(例えば、3時間)に満たない場合(ステップS505における「NO」)、処理は、ステップS509へ進む。
ステップS507において、優先出力ジョブ選択部51は、当該ジョブデータの実行順序を、最後に移動させる出力順序変更指示を、出力順序変更部49へ出力する。該出力順序変更指示を受け取った出力順序変更部49は、当該ジョブデータの実行順序を、最後に移動させる。図9を参照すれば、ジョブデータ1(J1)は、N個のジョブデータの最後に移動されることがわかる。当該移動に伴い、移動の直前においてジョブデータ1(J1)よりも実行順序が後であったジョブデータ(J2、・・・、JN)は、1つずつ、実行順序が繰り上がる。
ステップS509において、MFP1は、ユーザ認証に成功したユーザが入力したジョブデータ群(図7のステップS403において検索されたジョブデータ群)の全てについて、ステップS505の時間差判定を実行したか、否か、判定する。該ジョブデータ群の全てについて、ステップS505の時間差判定を既に実行したと判定した場合(ステップS509における「YES」)、処理は、終了する。該ジョブデータ群の全てについて、ステップS505の時間差判定を未だ実行していないと判定した場合(ステップS509における「NO」)、処理は、ステップS511へ移る。
ステップS511において、MFP1は、当該ジョブデータ群のうちで、直前のステップS505における時間差判定にかかるジョブデータの次に実行順序が早いジョブデータが、既に、少なくとも1度、実行順序が最後に移動されたジョブデータであるか、否か、判定する。該ジョブデータが、既に、少なくとも1度、実行順序が最後に移動されたことがある場合(ステップS511における「YES」)、処理は終了する。該ジョブデータが、未だ1度も、実行順序が最後に移動されたことがない場合(ステップS511における「NO」)、処理はステップS503へ戻る。
ステップS503においては、該ジョブデータについて、ジョブ登録時間の抽出が実行される。
このように、本実施の形態においては、MFP1がジョブデータを受け取った時刻と、ユーザ認証に成功した時刻と、の時間差が所定の値以上の場合、当該ジョブデータの実行順序を最後に移動させる。ジョブの登録時刻と、ユーザ認証がなされた時刻との時間差が大きいジョブは、ユーザにとっては、迅速な出力の必要性が低いジョブであると推定されるからである。そうすることで、本実施の形態の画像形成装置においては、複数の印刷ジョブが登録されている場合であっても、ユーザにとって迅速な出力の必要性が高いジョブから順に実行される。
このように、本実施の形態においては、画像形成装置が、自動的に、適宜認証プリント設定にかかるジョブの実行順序を調整することにより、画像形成装置の操作性を向上させている。また、認証プリント印刷出力処理により、情報セキュリティは十分に確保される。本実施の形態は、画像形成装置の生産性の向上および操作性の改善、ならびに、情報セキュリティの確保、という課題を高いレベルにおいて、解決することに成功している。
本発明にかかる画像形成装置は、優れた生産性および操作性と、確かな情報セキュリティの確保と、を高いレベルで両立する画像形成装置である。
本発明の実施の形態による画像形成システムの構成図 本発明の実施の形態による画像形成装置のハードウェア構成図 画像形成装置の機能的構成のブロック図 画像形成装置における処理のフローチャート 画像形成装置における処理のフローチャート 画像形成装置における処理のフローチャート 画像形成装置における処理のフローチャート 画像形成装置における処理のフローチャート 画像形成装置における処理の概略模式図
符号の説明
1 ・・・ 画像形成装置
3 ・・・ 画像形成装置
5 ・・・ 端末装置
7 ・・・ 端末装置
9 ・・・ データサーバ
11 ・・・ 入退室管理サーバ
13 ・・・ ネットワーク
15 ・・・ 認証ユニット
21 ・・・ CPU
23 ・・・ ROM
25 ・・・ RAM
27 ・・・ HDD
29 ・・・ 不揮発性メモリ
31 ・・・ タイマ部
33 ・・・ プリンタ部
35 ・・・ スキャナ部
37 ・・・ 通信インターフェース
39 ・・・ ユーザ・インターフェース
41 ・・・ 制御部
43 ・・・ ジョブ実行部
45 ・・・ タイマ部
47 ・・・ ジョブデータ保持部
49 ・・・ 出力順序変更部
51 ・・・ 優先出力ジョブ選択部
53 ・・・ 連続登録ジョブ推定部
55 ・・・ 認証プリント設定判定部
57 ・・・ ユーザ認証部
59 ・・・ プリントモード抽出部
61 ・・・ 出力順序識別子
63 ・・・ ジョブ管理情報データ
100 ・・・ 画像形成システム
J1 ・・・ ジョブデータ1
J2 ・・・ ジョブデータ2
J3 ・・・ ジョブデータ3
JN ・・・ ジョブデータN

Claims (3)

  1. 所定の認証装置を用いたユーザ認証を行って当該ユーザ認証の結果に基づいて印刷出力処理の実行の開始を決定する印刷出力処理である、認証プリント印刷を実行することができる画像形成装置であって、
    外部の端末装置と通信し、前記端末装置から、ジョブデータを受け取るための通信インターフェース部と、
    前記所定の認証装置である認証ユニットと、
    前記ジョブデータにかかるジョブを、前記認証プリント印刷として実行するか、通常の印刷出力処理として実行するか、を、前記ジョブデータに基づいて、判定する認証プリント設定判定部と、
    前記認証ユニットを用いたユーザ認証の結果を出力するユーザ認証部と、
    前記ユーザ認証の結果に基づいて、前記ジョブデータにかかるジョブを実行するジョブ実行部と、
    前記ジョブデータにかかるジョブが、複数のジョブデータからなる複数のジョブを含んでいる場合に、前記ジョブデータ実行部における前記複数のジョブの実行順序を調整する優先出力ジョブ選択部と、を有し、
    前記優先出力ジョブ選択部は、前記複数のジョブデータそれぞれについて、前記ジョブデータが画像形成装置に登録された時刻と、前記ユーザ認証部がした前記ユーザ認証の時刻と、の時間差を算出し、前記ジョブデータ実行部が、前記時間差が所定の時間未満であるジョブデータを、前記時間差が前記所定の時間以上であるジョブデータよりも、先に、実行するように、前記複数のジョブの実行順序を調整する、画像形成装置。
  2. 前記優先出力ジョブ選択部は、前記時間差が所定の時間未満であるジョブデータが複数存在する場合には、前記ジョブデータ実行部が、前記複数の前記時間差が所定の時間未満であるジョブデータを、各ジョブデータが画像形成装置に登録された順に、実行するように、前記時間差が所定の時間未満である前記複数のジョブデータにかかる複数のジョブの実行順序を調整する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 所定の認証装置を用いたユーザ認証を行って当該ユーザ認証の結果に基づいて印刷出力処理の実行の開始を決定する印刷出力処理である、認証プリント印刷を実行することができる画像形成装置のコンピュータが実行可能な画像形成プログラムであって、
    通信インターフェース部に、外部の端末装置と通信し、前記端末装置から、ジョブデータを受け取らせる機能と、
    認証プリント設定判定部に、前記ジョブデータにかかるジョブを、前記認証プリント印刷として実行するか、通常の印刷出力処理として実行するか、を、前記ジョブデータに基づいて、判定させる機能と、
    ユーザ認証部に、前記所定の認証装置である認証ユニットを用いたユーザ認証の結果を出力させると、
    ジョブ実行部に、前記ユーザ認証の結果に基づいて、前記ジョブデータにかかるジョブを実行させる機能と、
    優先出力ジョブ選択部に、前記ジョブデータにかかるジョブが、複数のジョブデータからなる複数のジョブを含んでいる場合に、前記ジョブデータ実行部における前記複数のジョブの実行順序を調整させる機能と、を有し、
    前記調整させる機能は、優先出力ジョブ選択部に、前記複数のジョブデータそれぞれについて、前記ジョブデータが画像形成装置に登録された時刻と、前記ユーザ認証部がした前記ユーザ認証の時刻と、の時間差を算出させることにより、前記ジョブデータ実行部が、前記時間差が所定の時間未満であるジョブデータを、前記時間差が前記所定の時間以上であるジョブデータよりも、先に、実行するように、前記複数のジョブの実行順序を調整させる、画像形成プログラム。
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