JP2009142843A - 砂混練設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】混練する前に加熱された砂をシュート部でサンプリングして砂温を監視することにより品質が安定した鋳型砂を製造することができる砂混練設備を提供する。
【解決手段】砂Sを加熱する砂加熱装置2と、この加熱された砂Sに粘結材を投入して混練する混練機4と、前記砂加熱装置2から混練機4に前記加熱された砂Sを移し換えるシュート部5とを備える砂混練設備1であって、前記シュート部5に、ゲート5aを形成するとともにこのゲート5aを通して前記砂加熱装置2から排出される前記加熱された砂Sをサンプリングして砂温を測定する砂温度測定装置Aを進退可能に設けている。
【選択図】図1

Description

本発明は砂混練設備に関する。さらに詳しくは、加熱された砂と粘結材とを混練して鋳型砂を製造する砂混練設備において、混練する前に加熱された砂をサンプリングして砂温を監視することにより品質が安定した鋳型砂を製造することができる砂混練設備に関する。
たとえば、シェルモールド法においては、加熱装置により加熱された砂と粘結剤としてフェノール樹脂のような熱硬化性樹脂(レジン)とを混練機で混練してこの砂の表面にレジンを被覆したレジンコーテッドサンド(RCS)といった鋳型砂を用いている。
この鋳型砂を製造する砂混練設備では、加熱装置で砂の温度を設定温度に管理している。しかし、この設備の運転開始直後と長時間運転経過後では、加熱装置から混練機に加熱された砂を移し換えるシュート部の温度に変化が生じている。これまで、加熱装置から混練機に砂を移し換える際に、この移換えシュート部での砂温低下の変化は管理されていない。また、混練機に投入されたあとの砂の温度を測定することもできない。
このため、加熱装置で砂の排出温度を制御するだけでは、混練時の砂の温度にバラツキが生じ、品質が安定した鋳型砂を製造することが難しい。
そこで、混練機に鋳型砂を供給する砂供給口としてのホッパーに砂の温度を測定する温度センサを設ける技術(たとえば特許文献1参照)を用いることができる。
実開平5-76641号公報
しかしながら、ホッパーの外壁に温度センサを設けても正確な砂の温度を測定できない。また、ホッパー内に温度センサを固定して設けると、ホッパーを通過する加熱砂にさらされるため、温度センサが損傷を受けてセンサの精度が低下し設定温度の範囲外の加熱砂を通過させて混練作業をさせてしまうおそれがある。このため、未だ鋳型砂の品質を安定して製造することが難しいという問題が残っている。
そこで、本発明は、叙上の事情に鑑み、混練する前に加熱された砂をシュート部でサンプリングして砂温を監視することにより品質が安定した鋳型砂を製造することができる砂混練設備を提供することを目的とする。
本発明の砂混練設備は、砂を加熱する砂加熱装置と、この加熱された砂に粘結材を投入して混練する混練機と、前記砂加熱装置から混練機に前記加熱された砂を移し換えるシュート部とを備える砂混練設備であって、前記シュート部に、ゲートを形成するとともにこのゲートを通して前記砂加熱装置から排出される前記加熱された砂をサンプリングして砂温を測定する砂温度測定装置を進退可能に設けてなることを特徴としている。
本発明によれば、混練する前に加熱された砂をシュート部でサンプリングして砂温を監視することにより、設定温度範囲から外れた加熱砂は排除し、設定温度の加熱砂だけを混練するため、品質が安定した鋳型砂を製造することができる。
以下、添付図面に基づいて本発明の砂混練設備を説明する。本発明の実施の形態1にかかわる砂混練設備1は、加熱された新砂や再生砂の砂と粘結材、たとえばフェノール樹脂のような熱硬化性樹脂とその他添加剤とを混練して、この砂の表面に樹脂を被覆させたレジンコーテッドサンドの製造に適用されている。図1〜6に示されるように、砂混練設備1は、砂Sを砂加熱装置2に供給するホッパー3と、この砂Sを加熱する砂加熱装置2と、この加熱された砂に粘結材を投入して混練する混練機4と、前記砂加熱装置2から混練機4に前記加熱された砂を移し換えるシュート部5と、このシュート部5から排出される砂を混練機4の所定の供給口6に導入させる第2シュート部7と、前記シュート部5に形成されるゲート5aの周辺部位に設けられる砂温度測定装置Aと、この砂温測定装置Aによりサンプリング時の砂温を判定し前記混練機の動作を制御する制御部(図示せず)とを備えている。
また、この砂混練設備1は、砂温度測定装置Aにより、加熱された砂の温度が設定温度の範囲内であると判定された場合には、この砂と粘結材とを混練したのち前記混練機4からレジンコーテッドサンドを受け箱11に排出し、つぎの冷却工程と乾燥工程などが行われる。また、加熱された砂の温度が設定温度の範囲外であると判定された場合には、この砂は粘結材と混練させることなく前記混練機4からミス砂として受け箱12に排出されたのち再生措置が行われる。
このため、本実施の形態1では、前記混練機4として、内部にローラを配置し外周壁にシリンダ13により開閉する2つの蓋を有する砂処理槽14を用いて、1つの蓋からレジンコーテッドサンドを前記受け箱11に排出し、他の蓋15からミス砂を前記受け箱12に排出する構成が用いられている。
前記砂温度測定装置Aは、図3〜6に示されるように、前記ゲート5aを通して進退可能、たとえば垂直面内で回動ないし開閉可能、水平面内で回動可能または直線運動可能であって、前記砂加熱装置2から排出される加熱砂Sをサンプリングして砂温を測定することができる構成であれば、本発明においては、とくに限定されるものではない。
本実施の形態1では、3辺の側部21a、21b、21cと底部21dとによりスコップ形状を呈する、前記加熱砂Sを貯留する受け部材21と、この受け部材21の3辺の側部のうち外部に面した外側部21cの上部を回転支持する軸支部材22と、この軸支部材22の端部に連結して前記受け部材21を回動自在にするアクチュエータ23と、前記受け部材21の外側部21cに形成される孔を通して設けられる温度測定器24とを具備している。
なお、図3は砂温度測定装置Aが作動する前の状態であり、図4は砂温度測定装置Aが作動したときの状態を示している。
また、本実施の形態1では、砂温度測定装置Aを底部25aがゲート5a側に傾斜するカバー25で囲い、サンプリング時に加熱砂がゲート5aから外部にこぼれ落ちないようにされている。
前記軸支部材22は、前記外側部21cの上部に固定され回転可能な機構とすることができ、本実施の形態1では、この外側部21cの上部に固定される回転軸31と、この回転軸31の両端部を支持するピローブロックユニット32とから構成されている。
前記アクチュエータ23は、シリンダや駆動モータなどを用いた機構とすることができるが、本実施の形態1では、シリンダ33を用いた機構にされている。このシリンダ33を用いる場合、先端ロッド33aはリンク34を介して前記軸支部材22の回転軸31の端部に連結するとともに、シリンダ33の基部35はブラケット36を介してゲート5aの周辺部に取り付けられる。これにより、シリンダ33を伸長動作と収縮動作させると受け部材21を開閉することができる。
前記温度測定器24は、砂温を測定することができる機構であれば、とくに限定されないが、本実施の形態1では、熱電対式温度センサを用いることができる。
また、本実施の形態1では、砂の有無を検出するレベルセンサとしての回転羽根式レベルスイッチ37が前記受け部材21の外側部21cに設けられている。このレベルスイッチ37を設けることにより、砂のサンプリング時に羽根車が砂に埋まると、羽根車は回転を停止し、これを検出してマイクロスイッチをオンするので、シュート部5内の雰囲気温度に影響されずにサンプリング時に砂の有無を確実に確認したうえで加熱砂の温度を測定できるので、砂の温度測定の精度が向上する。
本実施の形態1では、混練する前に加熱された砂をシュート部5でサンプリングして砂温を測定し、設定温度の加熱砂だけを混練するため、品質が安定したレジンコーテッドサンドの生産ができる。
また、前記砂温度測定装置Aは、構成がシンプル、取り付けが簡単、メンテナンスが容易および占有スペースが小さいので、既設への実用化ができる。
なお、本実施の形態1の砂混練設備1は、レジンコーテッドサンドの製造に適用されているが、本発明においては、自硬性砂を製造する混練に適用することができる。
つぎに本発明の実施の形態2にかかわる砂温度測定装置の砂温度測定装置について説明する。本実施の形態2における砂温度測定装置Bは、図7〜9に示されるように、前記砂温度測定装置Aとは受け部材51の形状が異なっているとともに、受け部材51の回動動作を確認する開閉検出機構Cを具備している点で異なっている。
すなわち、前記受け部材51は、底部21dにサンプリング時の砂こぼれを防ぐための防壁部材52が設けられている。この防壁部材52は、対向する側部52a、52b、外側部52cおよびシュート部5内に向けて湾曲した曲面部52dからなっている。
また、前記開閉検出機構Cとして、本実施の形態2では、前記回転軸31の他端に取り付けられる第1アテ部53と該第1アテ部53に係合する第1リミットスイッチ54とからなる第1検出部55、および前記外側部52c取り付けられる第2アテ部56と該第2アテ部56に係合する第2リミットスイッチ57とからなる第2検出部58が用いられている。
前記第1検出部55により受け部材51の開き位置を確認し、前記第2検出部58により受け部材51の閉じ位置を確認することができる。
これにより、的確に受け部材51の開閉位置を確認し、かつ迅速に砂温を測定することができる。
なお、前記実施の形態1における砂温度測定装置Aにおいても、同様に開閉検出機構を設ける構成とすることができる。
本発明の実施の形態1にかかわる砂混練設備の部分切欠きの側面図である。 図1に示す砂混練設備の正面図である。 図1に示す砂温度測定装置が作動する前の状態を示す概略図である。 図3に示す砂温度測定装置が作動したときの状態を示す図である。 図4に示す砂温度測定装置の拡大図である。 図4に示す砂温度測定装置の部分切欠きの側面図である。 本発明の実施の形態2にかかわる砂混練設備における砂温度測定装置の受け部材の拡大図である。 図7に示す砂温度測定装置の部分切欠きの側面図である。 図8に示す砂温度測定装置が作動したときの状態を側面から見た部分切欠きの図である。
符号の説明
A、B 砂温度測定装置
C 開閉検出機構
S 砂(加熱砂)
1 砂混練設備
2 砂加熱装置
3 ホッパー
4 混練機
5 シュート部
5a ゲート
6 供給口
7 第2シュート部
11、12 受け箱
13 シリンダ
14 砂処理槽
15 蓋
21 受け部材
21a、21b 側部
21c 外側部
21d 底部
22 軸支部材
23 アクチュエータ
24 温度測定器
25 カバー
25a 底部
31 回転軸
32 ピローブロックユニット
33 シリンダ
33a 先端ロッド
34 リンク
35 基部
36 ブラケット
37 レベルスイッチ
51 受け部材
52 防壁部材
52a、52b 側部
52c 外側部
52d 曲面部
53 第1アテ部
54 第1リミットスイッチ
55 第1検出部
56 第2アテ部
57 第2リミットスイッチ
58 第2検出部

Claims (6)

  1. 砂を加熱する砂加熱装置と、
    この加熱された砂に粘結材を投入して混練する混練機と、
    前記砂加熱装置から混練機に前記加熱された砂を移し換えるシュート部
    とを備える砂混練設備であって、
    前記シュート部に、ゲートを形成するとともにこのゲートを通して前記砂加熱装置から排出される前記加熱された砂をサンプリングして砂温を測定する砂温度測定装置を進退可能に設けてなる砂混練設備。
  2. 前記砂温測定装置によりサンプリング時の砂温を判定し、この砂温が設定温度の範囲内であると判定される場合は加熱された砂に粘結材を投入して混練を行い、この砂温が設定温度の範囲外であると判定される場合は加熱された砂を排出する制御部を具備してなる請求項1記載の砂混練設備。
  3. 前記砂温度測定装置が、
    3辺の側部と底部とにより前記加熱された砂を貯留する受け部材と、
    この受け部材の3辺の側部のうち外部に面した外側部の上部を回転支持する軸支部材と、
    この軸支部材の端部に連結して前記受け部材を回動自在にするアクチュエータと、
    前記受け部材の外側部に設けられる温度測定器
    とを具備してなる請求項1または2記載の砂混練設備。
  4. 前記受け部材の外側部に砂の有無を検出するレベルセンサを設けてなる請求項3記載の砂混練設備。
  5. 前記受け部材の底部に、サンプリングのときに前記シュート部から外部にこぼれる砂を防ぐための防壁部材が設けられてなる請求項3または4記載の砂混練設備。
  6. 前記受け部材の回動動作を確認する開閉検出機構を具備してなる請求項3、4または5記載の砂混練設備。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109773120A (zh) * 2019-03-22 2019-05-21 重庆气体压缩机厂有限责任公司 树脂自硬砂混砂工艺

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