JP2009142541A - ミシンの糸調子装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】リセット機構を駆動させるときの駆動トルクの増大を抑制すること。
【解決手段】複数の糸を用いて縫製を行うミシンにおける各糸の糸張力を一つの駆動源の駆動又は手動操作により同時に調整し、各糸毎に設けられた糸張力調整機構10と、各糸毎に設けられ、各糸の張力を手動操作で個別に微調節する糸張力微調整機構30と、各糸毎に設けられ、糸張力微調整機構により各糸に付与した張力を糸張力調整機構に連動させて基準値に復帰させるリセット機構50と、を備えるミシンの糸調子装置1において、リセット機構は、それぞれの糸の張力を基準値に復帰させるタイミングをずらして各糸の張力を基準値に復帰させる。
【選択図】図7

Description

本発明は、ミシンの糸にかける張力を調節するミシンの糸調子装置に関する。
綺麗な縫い目を形成して被縫製物の縫製品質を向上するためには、糸に適正な張力を与える必要がある。糸に適正な張力を与えるために、糸にかかる張力を調節する糸調子装置がある。
例えば、オーバーロックミシンにおいては、複数の糸が用いられることから、各糸の張力バランスを保つことが重要であり、各糸毎に糸張力調整機構を設け、それぞれの糸に適正な張力を同時にかけることができる糸調子装置がある(例えば、特許文献1参照。)。
また、このような糸調子装置には、各糸にかかる張力の微調整を行う微調整機構が設けられているものもある。
各糸への糸張力は、先ず糸調子機構により縫い目の種類などに応じた基準値がかけられる。糸張力の基準値は、例えば選択された縫い目を縫製する場合によく用いられる糸に合わせた値や、選択された縫い目に用いる糸張力の範囲の中心値などに設定される。
糸張力の基準値では、期待した縫い目の品質が得られない場合は、微調整機構により糸張力を基準値から加減する。このため微調整機構は調整範囲の中心(原点位置)に位置するときに糸張力の基準値をかけられるように設けられている。また微調整は各糸毎に行う必要があるため、各糸に同時に糸張力をかける糸調子機構とは独立して調整可能となっている。
糸調子機構により各糸にかかる糸張力は、微調整機構が調整範囲の中心(原点位置)に位置するときに糸張力の基準値になるように設定されているため、別の縫い目の種類で縫製を行うために、各糸の糸張力を変更し、糸調子調整の開始点である基準値にするためには、糸調子機構による糸調子の変更と同時に、微調整機構による糸張力を基準値に復帰させる(リセットする)必要がある。
そこで、糸張力調整機構による糸調子の変更に連動させて微調整機構をリセットすることができるリセット機構が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第2686188号公報
しかし、上記のリセット機構では、全ての糸の張力を基準値に復帰させる動作を同時に行う構成であったため、リセット機構を駆動させるときの駆動トルクが大きくなってしまうという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、リセット機構を駆動させるときの駆動トルクの増大を抑制することができるミシンの糸調子装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、複数の糸を用いて縫製を行うミシンにおける各糸の糸張力を一つの駆動源の駆動又は手動操作により同時に調整し、各糸毎に設けられた糸張力調整機構と、各糸毎に設けられ、各糸の張力を手動操作で個別に微調節する糸張力微調整機構と、各糸毎に設けられ、前記糸張力微調整機構により各糸に付与した張力を前記糸張力調整機構に連動させて基準値に復帰させるリセット機構と、を備えるミシンの糸調子装置において、前記リセット機構は、それぞれの糸の張力を基準値に復帰させるタイミングをずらして各糸の張力を基準値に復帰させることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、リセット機構は、それぞれの糸の張力を基準値に復帰させるタイミングをずらして各糸の張力を基準値に復帰させるので、糸張力微調整機構が複数設けられていても、複数の糸の張力を同時に基準値に復帰させることがなくなり、基準値に復帰させる時点で見れば一台分のトルクで糸の張力を基準値に復帰させることが可能となる。
よって、リセット機構を駆動させるときの駆動トルクの増大を抑制することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のミシンの糸調子装置において、前記糸張力微調整機構は、手動操作により糸への張力を調節する微調整ダイヤルを有し、前記リセット機構は、前記糸張力調整機構の動作に連動して回転するリセットカム軸と、前記リセットカム軸に設けられ、前記リセットカム軸と共に軸回りに回転するリセットカムと、前記リセットカムの動作により前記微調整ダイヤルを原点位置に戻すように駆動するリセットレバーと、前記リセットカムに形成され、前記リセットカムの動作により前記リセットレバーを駆動させる駆動力付与部と、を有し、それぞれの前記駆動力付与部が前記リセットカム軸の軸線に対してその回転方向に異なる位置となるように前記リセットカムを前記リセットカム軸に設けたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、糸張力調整機構の動作に連動してリセットカム軸が回転すると、リセットカムも共に回転する。リセットカムの回転動作により、リセットカムに形成された駆動力付与部はリセットレバーに当接し、リセットレバーを駆動させる。
ここで、それぞれの駆動力付与部がリセットカム軸の軸線に対してその回転方向に異なる位置となるようにリセットカムをリセットカム軸に設けているため、リセットカム軸が回転した場合に、それぞれの駆動力付与部はリセットレバーに同時に当接することはない。
これにより、糸張力微調整機構が複数設けられていても、複数の糸の張力を同時に基準値に復帰させることがなくなり、基準値に復帰させる時点で見れば一台分のトルクで糸の張力を基準値に復帰させることが可能となる。
よって、リセット機構を駆動させるときの駆動トルクの増大を抑制することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のミシンの糸調子装置において、前記糸張力微調整機構は、操作により糸への張力を調節するための微調整ダイヤルを有し、前記リセット機構は、前記糸張力調整機構の動作に連動して回転するリセットカム軸と、前記リセットカム軸に設けられ、前記リセットカム軸と共に軸回りに回転するリセットカムと、前記リセットカムの動作により前記微調整ダイヤルを原点位置に戻すように駆動するリセットレバーと、前記リセットカムに形成され、前記リセットカムの動作により前記リセットレバーを駆動させる駆動力付与部と、を有し、それぞれの前記駆動力付与部は、前記リセットカム軸の軸線に対してその回転方向に異なる位置となるように前記リセットカムに形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、糸張力調整機構の動作に連動してリセットカム軸が回転すると、リセットカムも共に回転する。リセットカムの回転動作により、リセットカムに形成された駆動力付与部はリセットレバーに当接し、リセットレバーを駆動させる。
ここで、それぞれの駆動力付与部は、リセットカム軸の軸線に対してその回転方向に異なる位置となるようにリセットカムに形成されているため、リセットカム軸が回転した場合に、それぞれの駆動力付与部はリセットレバーに同時に当接することはない。
これにより、糸張力微調整機構が複数設けられていても、複数の糸の張力を同時に基準値に復帰させることがなくなり、基準値に復帰させる時点で見れば一台分のトルクで糸の張力を基準値に復帰させることが可能となる。
よって、リセット機構を駆動させるときの駆動トルクの増大を抑制することができる。
請求項1に記載の発明によれば、リセット機構は、それぞれの糸の張力を基準値に復帰させるタイミングをずらして各糸の張力を基準値に復帰させるので、糸張力微調整機構が複数設けられていても、複数の糸の張力を同時に基準値に復帰させることがなくなり、基準値に復帰させる時点で見れば一台分のトルクで糸の張力を基準値に復帰させることが可能となる。
よって、リセット機構を駆動させるときの駆動トルクの増大を抑制することができる。
請求項2に記載の発明によれば、糸張力調整機構の動作に連動してリセットカム軸が回転すると、リセットカムも共に回転する。リセットカムの回転動作により、リセットカムに形成された駆動力付与部はリセットレバーに当接し、リセットレバーを駆動させる。
ここで、それぞれの駆動力付与部がリセットカム軸の軸線に対してその回転方向に異なる位置となるようにリセットカムをリセットカム軸に設けているため、リセットカム軸が回転した場合に、それぞれの駆動力付与部はリセットレバーに同時に当接することはない。
これにより、糸張力微調整機構が複数設けられていても、複数の糸の張力を同時に基準値に復帰させることがなくなり、基準値に復帰させる時点で見れば一台分のトルクで糸の張力を基準値に復帰させることが可能となる。
よって、リセット機構を駆動させるときの駆動トルクの増大を抑制することができる。
請求項3に記載の発明によれば、糸張力調整機構の動作に連動してリセットカム軸が回転すると、リセットカムも共に回転する。リセットカムの回転動作により、リセットカムに形成された駆動力付与部はリセットレバーに当接し、リセットレバーを駆動させる。
ここで、それぞれの駆動力付与部は、リセットカム軸の軸線に対してその回転方向に異なる位置となるようにリセットカムに形成されているため、リセットカム軸が回転した場合に、それぞれの駆動力付与部はリセットレバーに同時に当接することはない。
これにより、糸張力微調整機構が複数設けられていても、複数の糸の張力を同時に基準値に復帰させることがなくなり、基準値に復帰させる時点で見れば一台分のトルクで糸の張力を基準値に復帰させることが可能となる。
よって、リセット機構を駆動させるときの駆動トルクの増大を抑制することができる。
[実施形態1]
<ミシンの糸調子装置の構成>
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、実施形態においては、複数の糸を用いて縫製を行うオーバーロックミシンを例に挙げて説明する。
図1に示すように、ミシンの糸調子装置1は、ミシンの各糸の糸張力を一つのステッピングモータにより同時に調整する糸張力調整機構10と、各糸の張力を手動操作で個別に微調節する糸張力微調整機構30と、糸張力微調整機構30により各糸に付与した張力を基準値に復帰させるリセット機構50と、を備えている。
(糸張力調整機構)
図1〜図3に示すように、糸張力調整機構10は、土台Fに設けられたステッピングモータ11と、ステッピングモータ11の出力軸に設けられ、かかる出力軸と共に回転するモータギヤ12と、このモータギヤ12に噛み合うように設けられた減速ギヤ13と、減速ギヤ13に形成されたカム部13aに当接するように設けられた糸張力調整カムギヤ14と、を備えている。
糸張力調整カムギヤ14は、回転軸となる糸張力調整カム軸15により軸支されている。糸張力調整カム軸15は、土台Fに支持されている。糸張力調整カム軸15には、各糸に対応する複数の糸張力調整カム16が設けられている。糸張力調整カム16には、各糸に付与する張力に応じたカム面が形成されている。糸張力調整カム軸15の一端部には、後述するリセットギヤ17が設けられている。
土台Fには、糸張力調整カム軸15に対して平行に糸調子軸21が設けられている。糸調子軸21には、糸張力調整カム16に当接するカム受け22が各糸張力調整カム16に対応して設けられている。カム受け22は、円筒状に形成されており、その両端部が拡径された形状とされている。カム受け22には、糸張力調整カム22に当接する当接突起22aが形成されている。糸調子軸21には、土台Fとカム受け22の一端部との間に圧縮バネ23が設けられている。圧縮バネ23は、圧縮された状態でカム受け22が設けられており、圧縮バネ23はカム受け22をその復元力により押圧している。糸張力調整カム16は、圧縮バネ23の付勢力に抗するように当接突起22aを押圧している。
カム受け22の他端部には、糸張力調整バネ24を間に挟んで皿押さえブロック25が設けられている。皿押さえブロック25には、糸に張力を付与するための皿26が設けられている。皿押さえブロック25に対向する位置には、調整ブロック27が設けられている。調整ブロック27には、皿26に対向する位置に皿28が設けられている。すなわち、皿26と皿28によって糸に張力をかけることができる。
(糸張力微調整機構)
図1〜図3に示すように、糸張力微調整機構30は、糸調子軸21に設けられ、土台Fに対して糸調子軸21の軸線方向に移動可能に設けられた微調整ギヤ31を備えている。微調整ギヤ31には、土台Fに形成されたネジ溝に螺合するネジ溝31aが形成されており、微調整ギヤ31を糸調子軸21回りに回転させることにより、糸調子軸21の軸線方向に移動する。微調整ギヤ31は、調整ブロック27に対して回転可能であるが、調整ブロック27に対する糸調子軸21の軸線方向への移動は規制されるように調整ブロック27に取り付けられている。従って、微調整ギヤ31の回転により調整ブロック27は微調整ギヤ31と共に糸調子軸21の軸線方向に沿って移動することができるが、調整ブロック27から微調整ギヤ31が離脱することは規制されている。微調整ギヤ31には、減速ギヤ(図示しない)を介して微調整ダイヤル32が接続されている。すなわち、微調整ダイヤル32を手動操作により回転させることで微調整ギヤ31を回転させることができる。
微調整ダイヤル32は、土台Fに回転自在に設けられている。微調整ダイヤル32は、円筒の一部が切り欠かれた断面視弧状に形成されている。
(リセット機構)
図1〜図3に示すように、リセット機構50は、土台Fに設けられたリセットカム軸51と、リセットカム軸51に軸支されたリセットカム52と、リセットカム52の外縁を二方向から挟み込むようにそれぞれ設けられ、互いの一端部が回転自在に連結されると共に他端部が微調整ダイヤル32に係合されたリセットレバー53,54と、を備えている。
リセットカム軸51は、糸張力調整カム軸15及び糸調子軸21に平行に設けられている。リセットカム軸51の一端部には、リセットギヤ17に噛み合うリセットギヤ55が設けられている。リセットギヤ55は、リセットギヤ17に対して、例えば、4倍の歯数を有しており、ギヤ比が4となるように構成されている。リセットカム軸51は、リセットギヤ17,55を介して糸張力調整機構10の糸張力調整カム軸15に連結されているので、糸張力調整カム軸15の回転により、リセットカム軸51も減速された状態で連動して回転する。すなわち、リセットギヤ17及びリセットギヤ55を備えることにより減速機構40が構成される。
図4〜図6に示すように、リセットカム軸51には、外側に向けて突出する駆動力付与部としての突起部52aを有するリセットカム52が設けられている。リセットカム52は、正面視略円板状に形成され、リセットカム軸51と共に軸回りに回転する。リセットカム52におけるリセットカム軸51を挟んで対向する位置には、突起部52aが形成されている。突起部52aは、リセットカム52が回転した際にリセットレバー53,54に当接してリセットレバー53,54を駆動させるものである。突起部52aは、両突起部52aを結ぶ直線がリセットカム軸51の中心を通るように形成されている。すなわち、リセットカム軸51の中心と二つの突起部52aとを結ぶそれぞれの直線がなす角度が180°となるように形成されている。
図7に示すように、各糸毎に設けられているリセットカム52は、それぞれのリセットカム52に形成された突起部52aがリセットカム軸51の軸線に対してその回転方向に異なる位置となるようにリセットカム軸51に設けられている。すなわち、図7(b)に示すように、リセットカム52は、リセットカム軸51の軸線方向から見た際にその取り付け位置がずれるようにリセットカム軸51に取り付けられている。このような構成とすることで、リセットカム軸51を回転させた際に、各突起部52aがリセットレバー53,54に当接するタイミングをずらすことができるようになっている。
リセットレバー53,54は、リセットカム52の動作により微調整ダイヤル32を原点位置に戻すように駆動する。
リセットレバー53は、リセットカム52を上方から覆うと共に微調整ダイヤル32に向けて延びるように形成されている。リセットレバー53のうち、リセットカム52に対向する外縁には、リセットカム52の外縁に当接する突起部53aが形成されている。リセットレバー54は、リセットカム52を下方から覆うと共に微調整ダイヤル32に向けて延びるように形成されている。リセットレバー54のうち、リセットカム52に対向する外縁には、リセットカム52の外縁に当接する突起部54aが形成されている。
突起部53a,54aは、常にリセットカム52の外縁に当接しており、リセットカム52の回転に伴い、リセットカム52の外縁の凹凸に追随して移動する。これにより、リセットレバー53,54が互いに接離するようになっている。
リセットレバー53,54の一端部は、軸部材56及びEリング57によって回転自在に連結されている。リセットレバー53,54の他端部は、微調整ダイヤル32の切り欠き面に形成された当接面32aに接触するように形成されている。リセットレバー53とリセットレバー54は、一端部と他端部の間でバネ58によって連結されており、互いの他端部が接近する方向に付勢されている。
図4に示すように、リセットレバー53,54の突起部53a,54aはリセットカム52の外縁に当接するように設けられているため、図5に示すように、リセットカム52が回転してリセットカム52の突起部52aとリセットレバー53,54の突起部53a,54aが対向するように当接したときに突起部52a,53a,54aの高さの分だけリセットレバー53,54が一端部を中心に回転する。
また、リセットギヤ17とリセットギヤ55のギヤ比が4であるため、リセットギヤ17が1回転する間にリセットギヤ55は1/4回転することになる。これを利用することにより、糸張力調整機構10と糸張力微調整機構30とを常に同時に連動させないようにしている。
図6を用いて説明すると、糸調子装置1の動作前は、リセットカム52の突起部52aをそれぞれP1,P3に向くように配置し、この状態から糸調子装置1を動作させる場合には、糸張力調整カム軸15が2回転目(P2から回転し始めるとき)及び4回転目(P4から回転し始めるとき)に入るときにリセットカム52の突起部52aとリセットレバー53,54の突起部53a,54aとが当接するのでリセットレバー53,54がバネ58の付勢力に抗して回転する。リセットレバー53,54の回転によりリセットレバー53,54の他端部が互いに離間する方向に回転して微調整ダイヤル32の当接部32aに当接することにより、微調整ダイヤル32を回転させる。この一連の動作によって微調整ダイヤル32により糸にかけた張力を基準値に復帰させることができる。
従って、糸張力調整機構10の糸張力調整カム軸15を奇数回数だけ回転させたときには、糸に狙いの張力を付与することができると共に微調整ダイヤル32によって付与された張力は基準値に復帰されず、糸張力調整カム軸15を偶数回数だけ回転させたときには、糸張力調整機構10による張力の付与を中断して微調整ダイヤル32により付与された張力を基準値に復帰(リセット)することができる。言い換えると、糸張力調整機構10のみで各糸に張力を付与する動作と、糸張力調整機構10の動作時に当該糸張力調整機構10の動作に連動して糸張力微調整機構30による各糸の張力をリセット機構50により基準値に復帰させる動作と、を交互に行うことになる。
<糸調子装置の動作説明>
次に、糸調子装置1の動作について説明する。
ステッピングモータ11を駆動させると、その駆動はモータギヤ12、減速ギヤ13、糸張力調整カムギヤ14を介して糸張力調整カム軸15を回転させる。糸張力調整カム軸15の回転により、糸張力調整カム16も回転し、当接突起22aに当接する糸張力調整カム16のカム形状によりカム受け22は、糸調子軸21の軸線方向に沿って移動する。カム受け22の移動により、皿押さえブロック25は、糸張力調整バネ24から作用する付勢力が変化するので皿26と皿28との間の付勢力も変化し、糸に付与する張力を変えることができる。また、微調整ダイヤル32を回転操作することにより、調整ブロック27を糸調子軸21に沿って移動させることができるので、糸張力調整ばね24の高さを変化させ、更に皿26と皿28との間の付勢力も変化させ、糸に付与する張力の微調整を行うことができる。
この1回転目においては、糸張力調整カム軸15の回転はリセットギヤ17,55を介してリセットカム軸51に伝達される。そのため、リセットカム軸51も回転し、リセットカム軸51に設けられているリセットカム52も回転する。
糸張力調整カム軸15の1回転目においては、リセットカム52の突起部52aとリセットレバー53,54の突起部53a,54aは当接しないので、リセットレバー53,54は回転せず、微調整ダイヤル32も動かない。よって、微調整ダイヤル32により糸に付与された張力は基準値に復帰されない。
しかし、ステッピングモータ11をさらに駆動させ、糸張力調整カム軸15が2回転目に入ろうとすると、リセットカム52の突起部52aとリセットレバー53,54の突起部53a,54aは当接し、リセットレバー53,54は、一端部の軸部材56を中心に互いに離間するように回転する。これにより、リセットレバー53,54の他端部53b、54bが微調整ダイヤル32を押圧し、微調整ダイヤル32は、原点位置に戻る方向に回転し、微調整ダイヤル32によって糸に付与されていた張力は基準値に復帰される。
ステッピングモータ11をさらに駆動させ、糸張力調整カム軸15が3回転目に入ろうとすると、リセットカム52の突起部52aとリセットレバー53,54の突起部53a,54aは当接しないので、リセットレバー53,54は回転せず、微調整ダイヤル32も動かない。よって、微調整ダイヤル32により糸に付与された張力は基準値に復帰されない。
そして、ステッピングモータ11をさらに駆動させ、糸張力調整カム軸15が4回転目に入ろうとすると、リセットカム52の突起部52aとリセットレバー53,54の突起部53a,54aは当接し、リセットレバー53,54は、一端部の軸部材56を中心に互いに離間するように回転する。これにより、リセットレバー53,54の他端部部53b、54bが微調整ダイヤル32を押圧し、微調整ダイヤル32は、原点位置に戻る方向に回転し、微調整ダイヤル32によって糸に付与されていた張力は基準値に復帰される。
<リセットカムによる糸張力を基準値に復帰させるタイミングの説明>
次に、糸調子装置1の動作時における各リセットカム52による各糸の張力を基準値に復帰させるタイミングについて説明する。
図7(a)に示すように、例えば、糸張力調整機構10、糸張力微調整機構30、リセット機構50のそれぞれ一つからなる糸調子ユニットの三つを取り上げて説明する。糸調子軸21の回転により、リセットギヤ17,55を介してリセットカム軸51に駆動が伝達されると、リセットカム軸51も軸回りに回転する。リセットカム軸51の回転により、リセットカム軸51に設けられたそれぞれのリセット機構50のリセットカム52も回転する。このとき、図7(b)に示すように、リセットカム52は、その突起部52aがリセットカム軸51の回転方向にずれるように設けられていることから、リセットレバー53,54に各突起部52aが当接する位相はそれぞれ異なる。
具体的には、図7(a)において、紙面に対して最も上方の糸調子ユニットにおけるリセットカム52の突起部52aをリセットレバー53の突起部53aに最も早く当接するようにし、紙面に対して中央の糸調子ユニットにおけるリセットカム52の突起部52aをリセットレバー53の突起部53aに次に早く当接するようにし、紙面に対して最も下方の糸調子ユニットにおけるリセットカム52の突起部52aをリセットレバー53の突起部53aに最も遅く当接するようにする。
ここで、図8(a)に示すように、従来のように全てのリセットカム52が同じタイミングでリセットレバー53,54を動作させる場合には、各突起部52aがリセットレバー53,54の突起部53a,54aに当接してリセットレバー53,54を移動させるときにリセットカム軸51に作用するトルクが増加するので、糸調子ユニット全体におけるトルクは、非常に大きなものになる。
これに対し、図7(b)に示すように、リセットカム52の取り付け位置をずらした場合には、各糸調子ユニットにおいてリセットカム軸51に作用するトルクが増加する時間帯も図8(b)に示すように重ならないので、糸調子ユニット全体におけるトルクは、最大でも糸調子ユニット一台分のトルクで済むこととなる。
<実施形態1の作用効果>
このように、ミシンの糸調子装置1によれば、リセット機構50のリセットカム52は、それぞれの糸の張力を基準値に復帰させるタイミングをずらして各糸の張力を基準値に復帰させるので、糸張力微調整機構30が複数設けられていても、複数の糸の張力を同時に基準値に復帰させることがなくなり、基準値に復帰させる時点で見れば一台分のトルクで糸の張力を基準値に復帰させることが可能となる。
よって、リセット機構50を駆動させるときの駆動トルクの増大を抑制することができる。
すなわち、糸張力調整機構10の動作に連動してリセットカム軸51が回転すると、リセットカム52も共に回転する。リセットカム52の回転動作により、リセットカム52に形成された突起部52aはリセットレバー53,54の突起部53a,54aに当接し、リセットレバー53,54を駆動させる。
ここで、それぞれのリセットカム52の突起部52aがリセットカム軸51の軸線に対してその回転方向に異なる位置となるようにリセットカム52をリセットカム軸51に設けているため、リセットカム軸51が回転した場合に、それぞれの突起部52aはリセットレバー53,54に同時に当接することはない。
これにより、糸張力微調整機構10が複数設けられていても、複数の糸の張力を同時に基準値に復帰させることがなくなり、基準値に復帰させる時点で見れば一台分のトルクで糸の張力を基準値に復帰させることが可能となる。
よって、リセット機構50を駆動させるときの駆動トルクの増大を抑制することができる。
[実施形態2]
次に、本発明の実施形態2について説明する。なお、実施形態2における糸調子装置が実施形態1と異なる部分は、リセットカムの構成であるため、リセットカムの構成を中心に説明し、実施形態1と同様の構成要素には同一符号を付して説明を省略する。
<リセットカムの構成>
図9に示すように、リセットカム軸51に設けられているリセットカム82は、実施形態1において上述したリセットカム52と異なり、突起部82aがリセットカム軸51の中心を通る線を中心として非対称に形成されている。すなわち、リセットカム軸51の中心と二つの突起部82aとを結ぶそれぞれの直線がなす角度が180°ではない。このような構成とすることにより、一方の突起部82aがリセットレバー53に当接するタイミングと他方の突起部82aがリセットレバー54に当接するタイミングをずらし、各々のリセットレバーが移動している時間帯が重ならないようにすることができる。
<リセットカムによる糸張力を基準値に復帰させるタイミングの説明>
次に、糸調子装置1の動作時における各リセットカム52による各糸の張力を基準値に復帰させるタイミングについて説明する。
実施形態1と同様に、例えば、糸張力調整機構10、糸張力微調整機構30、リセット機構50のそれぞれ一つからなる糸調子ユニットの三つを取り上げて説明する。糸調子軸21の回転により、リセットギヤ17,55を介してリセットカム軸51に駆動が伝達されると、リセットカム軸51も軸回りに回転する。リセットカム軸51の回転により、リセットカム軸51に設けられたそれぞれのリセット機構50のリセットカム82も回転する。このとき、リセットカム82の突起部82aの位置をそれぞれリセットカム軸51の回転方向にずれるように設けると、図10(a)に示すように、リセットカム82に形成された二つ突起部82aがずれていることで、各リセットレバー53,54の移動している時間帯が重ならない。このためリセットレバーを移動する際に、バネ58から受ける力は、リセットレバーを2本同時に移動する場合の半分で済む。すなわち実施形態2のリセット機構は、従来のリセット機構に比べて小さいトルクでリセット機構を駆動することができる。さらに、図10(b)に示すように、各糸調子ユニットでリセットカム軸51に設ける位置をずらしていることで各糸調子ユニット間でもリセットレバー53,54の移動している時間帯が重ならない。従って、糸調子ユニット全体におけるトルクは、各糸調子ユニットのリセットレバー53,54単位の動作毎に移動するタイミングをずらすことができるようになる。このように、どのリセットレバー53,54を移動させる際においても、最大でも糸調子ユニット一台分のトルクで済むこととなる。
<実施形態2の作用効果>
このように、ミシンの糸調子装置1によれば、リセット機構50のリセットカム82は、それぞれの糸の張力を基準値に復帰させるタイミングをずらして各糸の張力を基準値に復帰させるので、各々の糸張力未調整機構のリセットに必要なトルクが小さくてすみ、また、糸張力微調整機構30が複数設けられていても、複数の糸の張力を同時に基準値に復帰させることがなくなり、基準値に復帰させる時点で見れば一台分のトルクで糸の張力を基準値に復帰させることが可能となる。
よって、リセット機構50を駆動させるときの駆動トルクの増大を抑制することができる。
すなわち、糸張力調整機構10の動作に連動してリセットカム軸51が回転すると、リセットカム82も共に回転する。リセットカム82の回転動作により、リセットカム82に形成された突起部82aはリセットレバー53,54の突起部53a,54aに当接し、リセットレバー53,54を駆動させる。
ここで、それぞれの突起部82aは、リセットカム軸51の軸線に対してその回転方向に異なる位置となるようにリセットカム82に形成されているため、リセットカム軸51が回転した場合に、それぞれの突起部82aはリセットレバー53,54に各々のリセットレバーが移動する時間帯が重ならないように当接する。このためリセットレバーを移動する際に、バネ58から受ける力は、リセットレバーを2本同時に移動する場合の半分で済む。すなわち実施形態2のリセット機構は、従来のリセット機構に比べて小さいトルクでリセット機構を駆動することができる。
また、各糸調子ユニットでリセットカム軸51に設ける位置をずらすことで各糸調子ユニット間でもリセットレバー53,54の移動している時間帯が重ならない
これにより、糸張力微調整機構30が複数設けられていても、複数の糸の張力を同時に基準値に復帰させることがなくなり、基準値に復帰させる時点で見れば一台分のトルクで糸の張力を基準値に復帰させることが可能となる。
よって、リセット機構50を駆動させるときの駆動トルクの増大を抑制することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではない。例えば、実施形態2において、リセットカム82のように突起部82aを形成する位置をずらすだけではなく、リセットレバー53,54に形成される突起部53a,54aの位置を変えて、リセットレバー53,54の動作するタイミングを変化させてもよい。
また、各糸調子ユニットにおける全てのリセットカムを同一形状にする必要はなく、各糸調子ユニット毎に突起部の位置、外形等の異なる形状にしてもよい。
ミシンの糸調子装置の斜視図。 ミシンの糸調子装置の側面図。 図2におけるA−A断面図。 図3におけるB−B断面図であり、微調整ダイヤルの動作前の状態を示す図。 図3におけるB−B断面図であり、微調整ダイヤルの動作後の状態を示す図。 図3におけるB−B断面図であり、リセット機構の動作を説明する図。 (a)は糸調子装置の一部の平面図、(b)は糸調子装置の一部の側面図。 (a)は従来のように全てのリセットカムを同じ位相でリセットカム軸に設けた場合の負荷トルクを示す図、(b)は全てのリセットカムを異なる位相でリセットカム軸に設けた場合の負荷トルクを示す図。 リセットカム回りを説明するリセット機構の側面図。 (a)は突起部の形成位置をずらすとともにリセットカムのリセットカム軸への取り付け位置をずらした場合の負荷トルクを示す図、(b)は突起部の形成位置をずらすとともにリセットカムのリセットカム軸への取り付け位置を同じにした場合の負荷トルクを示す図。
符号の説明
1 ミシンの糸調子装置
10 糸張力調整機構
11 ステッピングモータ(駆動源)
30 糸張力微調整機構
32 微調整ダイヤル
50 リセット機構
51 リセットカム軸
52 リセットカム
52a 突起部(駆動力付与部)
53 リセットレバー
53a 突起部
54 リセットレバー
54a 突起部
82 リセットカム
82a 突起部(駆動力付与部)

Claims (3)

  1. 複数の糸を用いて縫製を行うミシンにおける各糸の糸張力を一つの駆動源の駆動又は手動操作により同時に調整し、各糸毎に設けられた糸張力調整機構と、
    各糸毎に設けられ、各糸の張力を手動操作で個別に微調節する糸張力微調整機構と、
    各糸毎に設けられ、前記糸張力微調整機構により各糸に付与した張力を前記糸張力調整機構に連動させて基準値に復帰させるリセット機構と、を備えるミシンの糸調子装置において、
    前記リセット機構は、それぞれの糸の張力を基準値に復帰させるタイミングをずらして各糸の張力を基準値に復帰させることを特徴とするミシンの糸調子装置。
  2. 前記糸張力微調整機構は、手動操作により糸への張力を調節する微調整ダイヤルを有し、
    前記リセット機構は、
    前記糸張力調整機構の動作に連動して回転するリセットカム軸と、
    前記リセットカム軸に設けられ、前記リセットカム軸と共に軸回りに回転するリセットカムと、
    前記リセットカムの動作により前記微調整ダイヤルを原点位置に戻すように駆動するリセットレバーと、
    前記リセットカムに形成され、前記リセットカムの動作により前記リセットレバーを駆動させる駆動力付与部と、を有し、
    それぞれの前記駆動力付与部が前記リセットカム軸の軸線に対してその回転方向に異なる位置となるように前記リセットカムを前記リセットカム軸に設けたことを特徴とする請求項1に記載のミシンの糸調子装置。
  3. 前記糸張力微調整機構は、操作により糸への張力を調節するための微調整ダイヤルを有し、
    前記リセット機構は、
    前記糸張力調整機構の動作に連動して回転するリセットカム軸と、
    前記リセットカム軸に設けられ、前記リセットカム軸と共に軸回りに回転するリセットカムと、
    前記リセットカムの動作により前記微調整ダイヤルを原点位置に戻すように駆動するリセットレバーと、
    前記リセットカムに形成され、前記リセットカムの動作により前記リセットレバーを駆動させる駆動力付与部と、を有し、
    それぞれの前記駆動力付与部は、前記リセットカム軸の軸線に対してその回転方向に異なる位置となるように前記リセットカムに形成されていることを特徴とする請求項1に記載のミシンの糸調子装置。
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