JP2009142403A - ゴルフクラブヘッドの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】金属部材を削減して軽量化しながら繊維強化樹脂の耐外傷性を向上したゴルフクラブヘッドを、変形なく所定形状に形成できるゴルフクラブヘッドの製造方法を提供する。
【解決手段】フェイス部とフェイス部の周縁から背面側に突出するトップ部4、トウ部5、ソール部6およびヒール部7とを一体化し、これら4つの部位のうち少なくとも1つの部位の肉厚を0.8mm以下にした金属外殻2を予め製造し、この金属外殻2を、第1分割型11の成形部11aに嵌合させて固定するとともに、フェイス部の背面側に繊維入り樹脂材料15を配置した後、第1分割型11に残りの分割型を組み付けて、繊維入り樹脂材料15の背面を凹状に形成して加熱硬化させるとともに、フェイス部の背面およびトップ部4、トウ部5、ソール部6、ヒール部7の内周面に接合させて、背面を凹状にしたFRPからなる補強体を金属外殻2に固設する。
【選択図】 図5

Description

この発明は、金属部材と繊維強化樹脂とにより構成されたゴルフクラブヘッドの製造方法に関し、さらに詳しくは、金属部材を削減して軽量化しながら繊維強化樹脂の耐外傷性を向上したゴルフクラブヘッドを、変形なく所定形状に形成することができるゴルフクラブヘッドの製造方法に関するものである。
従来、軽量化等の目的で金属製のゴルフクラブヘッドの一部を繊維強化樹脂(FRP)で構成したものが提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。これら提案では、ゴルフクラブヘッドの背面やトップ部、トウ部等に、金属部材の代替材としてFRPを用いた構造になっていた。このような構造では、ゴルフクラブヘッドとしての所定の耐久性を確保するために、FRPを用いた部位についても金属部材を用いた部位と同様に一定の耐摩耗性、耐衝撃性が必要になる。
そのため、高い耐摩耗性、耐衝撃性が要求される部位にFRPを用いることが難しく、適用できる部位が制約されるので、金属部材を大幅に削減、軽量化して、設計自由度を十分に高めることができなかった。また、ゴルフクラブヘッドの表面に露出しているFRPが、キャディバックの中で他のクラブと衝突した際に傷が付くという問題があった。
そして、このような従来の金属部材とFRPとにより構成されるゴルフクラブヘッドは、金属部材がある程度の肉厚(例えば、1.5mm以上)を有しているので、製造する上で金属部材の変形をほとんど考慮する必要がなかったが、軽量化のために金属部材をさらに薄肉化するには金属部材の変形を防止しつつ、ゴルフクラブヘッドを所定形状に形成する必要があった。
実開平6−23555号公報 実開平6−75537号公報
本発明の目的は、金属部材を削減して軽量化しながら繊維強化樹脂の耐外傷性を向上したゴルフクラブヘッドを、変形なく所定形状に形成することができるゴルフクラブヘッドの製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するため本発明のゴルフクラブヘッドの製造方法は、金属部材と繊維強化樹脂とにより構成されたゴルフクラブヘッドの製造方法において、フェイス部とフェイス部の周縁から背面側に突出するトップ部、トウ部、ソール部およびヒール部とを一体化し、これら4つの部位のうち少なくとも1つの部位の肉厚を0.8mm以下にした金属部材からなる金属外殻を予め製造しておき、ゴルフクラブヘッドの外形を成形する成形型を構成する複数の分割型のうち、一部の分割型に前記金属外殻を嵌合させて固定するとともに、金属外殻のフェイス部の背面側に繊維入り樹脂材料を配置し、この金属外殻を固定した分割型に残りの分割型を組み付けて、繊維入り樹脂材料の背面を凹状に形成して加熱硬化させるとともに、フェイス部の背面およびトップ部、トウ部、ソール部、ヒール部の内周面に接合させて、背面を凹状にした繊維強化樹脂からなる補強体を金属外殻に固設することを特徴とするものである。
ここで、例えば、前記金属外殻のトップ部、トウ部、ソール部およびヒール部のすべての部位の肉厚を0.8mm以下にする。また、前記金属外殻のフェイス部の背面側に繊維入り樹脂材料を配置する前に、金属外殻のソール部の内周面に比重10以上18以下の高比重材を配置し、繊維入り樹脂材料を加熱硬化させることにより、高比重材を前記補強体に接合させてソール部の内周面に固定することもできる。また、前記金属外殻に形成されたホーゼルの穴部に、流入防止栓を挿通して封止した後に、前記金属外殻のフェイス部の背面側に繊維入り樹脂材料を配置し、前記補強体を金属外殻に固設した後に、前記流入防止栓をホーゼルの穴部から取り外すようにすることもできる。
本発明のゴルフクラブヘッドの製造方法によれば、予め製造した金属外殻を、一部の分割型に嵌合させて固定するとともに、金属外殻のフェイス部の背面側に繊維入り樹脂材料を配置し、この金属外殻を固定した分割型に残りの分割型を組み付けて、繊維入り樹脂材料の背面を凹状に形成して加熱硬化させるので、トップ部、トウ部、ソール部およびヒール部の部位のうち少なくとも1つの部位の肉厚が0.8mm以下の薄い金属部材の金属外殻であっても、外側全体が成形型により保持されて変形し難くなる。そして、この保持状態で繊維入り樹脂材料を加熱硬化とともに、フェイス部の背面およびトップ部、トウ部、ソール部、ヒール部の内周面に接合させることにより、背面を凹状にした繊維強化樹脂からなる補強体を金属外殻に固設して、所定形状のゴルフクラブヘッドを形成することができる。
このゴルフクラブヘッドは、外力を直接受ける部位を金属外殻とするとともに、金属外殻を内側から繊維強化樹脂からなる補強体で補強しているので、金属部材を削減して軽量化することができる。さらには、繊維強化樹脂が唯一露出するゴルフクラブヘッドの背面では、補強体の背面が凹状に形成されているので、トップ部、トウ部、ソール部およびヒール部を形成する金属外殻によって保護される構造となり、キャディバックの中で補強体が他のクラブと衝突し難くなり、傷が生じ難くなる。
本発明のゴルフクラブヘッドの製造方法を図に示した実施形態に基づいて説明する。
図1〜図3に例示するように、本発明により製造されたゴルフクラブヘッド1(以下、ヘッド1という)は、金属部材からなる金属外殻2と繊維強化樹脂(以下、FRPという)からなる補強体9とにより構成されている。金属外殻2は、フェイス部3とフェイス部3の周縁から背面側に突出するトップ部4、トウ部5、ソール部6およびヒール部7とを一体化して形成されている。即ち、金属外殻2の背面側は、板状のフェイス部3から延設された板状のトップ部4、トウ部5、ソール部6およびヒール部7に囲まれて開口した形状になっている。
この実施形態では、ソール部6がトップ部4よりも背面側に突出した形状になっている。ヒール部7の上端部には、シャフトを接続するホーゼル8が金属部材により一体的に形成されている。
金属外殻2の材質としては、ステンレス鋼、チタン、チタン合金等が用いられる。フェイス部3、トップ部4、トウ部5、ソール部6およびヒール部7の肉厚は、例えば、0.2mm以下1.0mm以上、好ましくは0.4mm以上0.8mm以下にする。肉厚が1.0mm超では十分な軽量化を図ることが難しく、0.2mm未満では強度不足になるためである。
ただし、金属外殻2の軽量化のため、トップ部4、トウ部5、ソール部6およびヒール部7の4つの部位のうち、少なくとも1つの部位の肉厚を0.8mm以下にする。金属外殻2の各部位の肉厚の下限値は、所定の耐久性を確保するための必要最小限値を満たすものであり、実質的には主に製造上の制約から規定されることになる。肉厚を例えば0.6mm以下にする場合には、鋳造によって金属外殻2を製造した後に、後処理(ケミカルミルや研磨等)を施すことにより薄肉化する。
トップ部4、トウ部5、ソール部6およびヒール部7の4つのすべての部位の肉厚を0.8mm以下にしてもよく、これによれば、金属部材(金属外殻2)を一段と削減して軽量化することができる。また、4つの部位のうちで、低重心化を目的とする場合には、高い耐摩耗性、耐衝撃性が要求されるソール部6の肉厚を、他の3つの部位の肉厚よりも厚くし、他の3つの部位の肉厚を0.8mm以下にすることもできる。また、上記4つの部位の肉厚を0.8mm以下にして、かつフェイス部3の肉厚を0.8mm以下にすることもできる。
補強体9は接着剤を介して、フェイス部3の背面およびトップ部4、トウ部5、ソール部6、ヒール部7の内周面に当接、密着して金属外殻2に固設されている。この補強体9の背面は凹部9aを有する形状に形成されている。したがって、補強体9は、ヘッド1の背面のみに露出した状態となり、しかも、その背面の周縁部はトップ部4、トウ部5、ソール部6、ヒール部7に覆われた構造になっている。
補強体9の材質としては、例えば、カーボン繊維強化樹脂を用いる。カーボン繊維は、長繊維、短繊維など種々の長さを用いることができる。その他、ガラス繊維、アラミド繊維等を用いたFRPを用いることもできる。FRPの樹脂材料としては、例えば、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、フェノール樹脂等の熱硬化性樹脂用いる。
このヘッド1を製造するには、まず、フェイス部3、トップ部4、トウ部5、ソール部6およびヒール部7を一体化した金属外殻2を予め製造しておく。金属外殻2は主に鋳造により所定形状に製造される。
この金属外殻2を、図4に例示するように、ヘッド1の外形を成形する成形型を構成する第1分割型11の成形部11aに嵌合させて固定する。実施形態では成形型が、第1分割型11、第2分割型12、第3分割型13の3つの分割型から構成されているが、分割型の数は複数であれば特に限定されない。金属外殻2は複数の分割型のうち、一部の分割型に嵌合させて固定すればよい。この際に、金属外殻2に形成されたホーゼル8の穴部8aに、流入防止栓13を挿通して封止しておくとよい。
次いで、金属外殻2の内側に接着剤を塗布した後に、図5に例示するように、金属外殻2のフェイス部3の背面側に繊維入り樹脂材料15、即ち、未硬化状態のFRPを配置する。フェイス部3、トップ部4、トウ部5、ソール部6およびヒール部7で囲まれた部分が複雑な形状の場合は、流動性の高い繊維入り樹脂材料15を、この囲まれた部分に充填するようにしてフェイス部3の背面側に配置する。尚、金属外殻2のフェイス部3の背面側に繊維入り樹脂材料15を配置した後、その金属外殻2を、一部の分割型に嵌合させて固定してもよい。
次いで、図6に例示するように、金属外殻2を固定した第1分割型11に残りの第2分割型12、第3分割型13を組み付けて、金属外殻2および繊維入り樹脂材料15の外側全体を成形型により覆うようにする。第2分割型12は、凸部12bを有する成形部12aを有している。
この状態で、繊維入り樹脂材料15を加熱硬化させるとともに、フェイス部3の背面およびトップ部4、トウ部5、ソール部6、ヒール部7の内周面に、接着剤により接合させる。この際に、繊維入り樹脂材料15の背面を、第2分割型12の凸部12bによって凹状に形成する。これにより、背面を凹状したFRPからなる補強体9を金属外殻2に固設する。繊維入り樹脂材料15を、繊維入り樹脂材料15自体の接着力で金属外殻2に接合させることができれば、金属外殻2の内側への接着剤の塗布を省略することもできる。
このように肉厚が0.8mm以下の薄い部分を有する金属外殻2であっても、外側全体が、組み付けた第1分割型11、第2分割型12、第3分割型13のそれぞれの成形部11a、12a、13aにより保持されるので、繊維入り樹脂材料15の背面を凹状に形成する際に押圧されても変形し難くなる。そのため、背面を凹状にしたFRPからなる補強体9を金属外殻2に固設して、所定形状のヘッド1を形成することができる。
その後、組み付けた第1分割型11、第2分割型12、第3分割型13を分離させて、所定形状に形成したヘッド1を取り出す。次いで、流入防止栓13をホーゼル8の穴部8aから取り外す。流入防止栓13によって、穴部8aに繊維入り樹脂材料15が流入することが阻止されているので、穴部8aにはシャフトを取付ける深さが確保されている。穴部8aを流入防止栓13によって封止せずに製造する場合は、シャフトを取付けるために別途、穴部8aに流入したFRPの除去する加工を行なう必要がある。
尚、ホーゼル8の穴部8aを金属外殻2の内側に貫通するように形成することもできる。この場合にも上記同様に、その貫通穴に流入防止栓13を挿入して封止した後に、金属外殻2のフェイス部3の背面側に繊維入り樹脂材料15を配置することが好ましい。これにより、シャフトを取付けるために別途、流入したFRPによって塞がれた貫通穴の穴あけ加工を不要にできるためである。
このように本発明により製造されたヘッド1は、外力を直接受ける部位を、薄い金属部材の金属外殻2として、FRPを金属外殻2を内側から補強する補強体9として用いた構造となっている。そのため、金属部材の代替材としてFRPを用いていた従来の複合材クラブとは異なり、直接外力を受けないFRPには高い耐摩耗性や耐衝撃性が要求されないので、広い範囲にFRPを用いることができる。
金属部材(金属外殻2)については、内側がFRP(補強体9)により補強されているので、外力を直接受ける部位であっても薄肉の仕様にすることができる。特に、補強体9の背面が凹状に形成されているので、フェイス部3、トップ部4、ソール部5が受ける衝撃力に耐えるには有利な構造になっている。
これより、金属部材(金属外殻2)を削減、軽量化することができることに加えて、トップ部4、トウ部5、ソール部6およびヒール部7のうち少なくとも1つの部位の肉厚を0.8mm以下にすることで、一段と金属外殻2を軽量化して設計自由度を大幅に高めることを可能にしている。金属外殻2を薄肉化しても変形することなくヘッド1を所定形状に形成できることは、既述したとおりである。
さらには、FRPが唯一表面に露出するヘッド1の背面では、背面を凹状に形成した補強体9が、トップ部4、トウ部5、ソール部6およびヒール部7を形成する金属外殻2によって保護される構造となっているので、キャディバックの中で補強体9が他のクラブと衝突し難くなり、耐外傷性が向上している。また、金属外殻2に内包されるように配置された補強体9が、打球時の音、振動を吸収することにより、金属製のヘッドに比べて打球音が小さくなり、また、打球時に手に伝わる振動が小さくなる。
補強体9の背面の凹部9aの面積が、ヘッド1の背面に占める面積は、例えば50%以上として、補強体9の凹部9aの最小肉厚(凹部9aからフェイス部3の背面までの最小肉厚)は、所定の補強強度を確保するために例えば、3mm以上にする。
ヘッド1の重心を低くするには、図8、図9に例示するように、ソール部6の内周面に比重10以上18以下の高比重材10を配置して、金属外殻2および補強体9に固定するとよい。このヘッド1を製造するには、金属外殻2のフェイス部3の背面側に繊維入り樹脂材料15を配置する前に、図7に例示するように、金属外殻2のソール部6の内周面に高比重材10を配置する。
図7では、高比重材10および繊維入り樹脂材料15を配置した金属外殻2を第1分割型11に嵌合、固定するようにしているが、金属外殻2を第1分割型11に嵌合、固定した後に、高比重材10をソール部6の内周面に配置してもよい。また、高比重材10をソール部6の内周面に配置した金属外殻2を第1分割型11に嵌合、固定した後に、フェイス部3の背面側に繊維入り樹脂材料15を配置してもよい。
そして、繊維入り樹脂材料15を加熱硬化させることにより、繊維入り樹脂材料15自体の接着力によって高比重材10を補強体9に接合させてソール部6の内周面に固定する。その他の製造手順は、先の実施形態と同様である。
高比重材10としては、金属外殻2よりも比重の大きな材質、例えば、タングステン合金等を例示できる。例えば、ヘッド1の重心をより一層低くする際には、高比重材10の質量を、金属外殻2の質量よりも大きくする。
本発明のゴルフクラブヘッドは、主にアイアンに適用されるが、その他パター、ウッドにも適用することができる。
本発明により製造されたゴルフクラブヘッドを例示する正面図である。 図1の背面図である。 図2のA−A断面図である。 本発明において、金属外殻を分割型に固定する工程を例示する平面図である。 金属外殻の背面側に繊維入り樹脂材料を配置する工程を例示する平面図である。 分割型を組み付ける工程を例示する正面図である。 ソール部の内周面に高比重材を配置した金属外殻を分割型に固定する工程を例示する平面図である。 図7の工程を用いて製造されたゴルフクラブヘッドを示す背面図である。 図8のB−B断面図である。
符号の説明
1 クラブヘッド
2 金属外殻
3 フェイス部
4 トップ部
5 トウ部
6 ソール部
7 ヒール部
8 ホーゼル
8a 穴部
9 補強体
9a 凹部
10 高比重材
11 第1分割型
11a 成形部
12 第2分割型
12a 成形部
12b 凸部
13 第3分割型
13a 成形部
14 流入防止栓
15 繊維入り樹脂材料

Claims (4)

  1. 金属部材と繊維強化樹脂とにより構成されたゴルフクラブヘッドの製造方法において、フェイス部とフェイス部の周縁から背面側に突出するトップ部、トウ部、ソール部およびヒール部とを一体化し、これら4つの部位のうち少なくとも1つの部位の肉厚を0.8mm以下にした金属部材からなる金属外殻を予め製造しておき、ゴルフクラブヘッドの外形を成形する成形型を構成する複数の分割型のうち、一部の分割型に前記金属外殻を嵌合させて固定するとともに、金属外殻のフェイス部の背面側に繊維入り樹脂材料を配置し、この金属外殻を固定した分割型に残りの分割型を組み付けて、繊維入り樹脂材料の背面を凹状に形成して加熱硬化させるとともに、フェイス部の背面およびトップ部、トウ部、ソール部、ヒール部の内周面に接合させて、背面を凹状にした繊維強化樹脂からなる補強体を金属外殻に固設することを特徴とするゴルフクラブヘッドの製造方法。
  2. 前記金属外殻のトップ部、トウ部、ソール部およびヒール部のすべての部位の肉厚を0.8mm以下にした請求項1に記載のゴルフクラブヘッドの製造方法。
  3. 前記金属外殻のフェイス部の背面側に繊維入り樹脂材料を配置する前に、金属外殻のソール部の内周面に比重10以上18以下の高比重材を配置し、繊維入り樹脂材料を加熱硬化させることにより、高比重材を前記補強体に接合させてソール部の内周面に固定する請求項1または2に記載のゴルフクラブヘッドの製造方法。
  4. 前記金属外殻に形成されたホーゼルの穴部に、流入防止栓を挿通して封止した後に、前記金属外殻のフェイス部の背面側に繊維入り樹脂材料を配置し、前記補強体を金属外殻に固設した後に、前記流入防止栓をホーゼルの穴部から取り外す請求項1〜3のいずれかに記載のゴルフクラブヘッドの製造方法。
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