JP2009141712A - 中継装置及び中継方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】音声通信を行う端末装置において相手側のコーデック種別に対応していない場合でも、音声通信を行うことのできる技術を提供すること
【解決手段】 ネットワーク150に接続された端末130D〜130Fと、端末130A〜130Bと、の間の音声データの中継を行うPBX110において、端末130D〜130Fが対応するコーデック種別に応じて、端末130D〜130F及び端末130A〜130B間で送受信する音声データのコーデック種別をIP通信装置120において、パケット毎に変換する。
【選択図】図1

Description

本発明は、音声データを中継する技術に関する。
音声通信におけるコーデック種別には、μ−LAWやA−LAWといったように様々な種類がある。音声通信においてコーデック種別が異なる場合には、互いの通信は不可能となる。
これに対して、特許文献1には、発信側端末装置と、受信側端末装置と、の間で、相手先のコーデック種別に応じたコーデック種別を選択可能な技術が記載されている。
特開平7−123172号公報
特許文献1に記載の技術は、発信者側端末装置又は受信者側端末装置の少なくとも何れか一方において、複数のコーデック種別から相手先のコーデック種別に対応したものを選択することができるようにしなければならず、発信者側端末装置及び受信者側端末装置のいずれも複数のコーデック種別に対応していない場合には、音声通信を行うことができない場合がある。
そこで、本発明は、音声通信を行う端末装置において相手側のコーデック種別に対応していない場合でも、音声通信を行うことのできる技術を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、本発明は、音声データを中継する中継装置において、音声データのコーデック種別を変換する。
例えば、本発明は、ネットワークに接続された第一の端末に、第二の端末を接続する中継装置であって、前記第一の端末のコーデック種別に応じて、前記第一の端末と前記第二の端末との間で送受信する音声データのコーデック種別を変換すること、を特徴とする。
以上のように、本発明によれば、音声通信を行う端末装置において相手側のコーデック種別に対応していない場合でも、音声通信を行うことができる。
図1は、本発明の第一の実施形態である通信システム100の概略図である。
図示するように、通信システム100は、PBX(Private automatic Branch eXchange)110と、PBX110を介してネットワーク150に接続する端末A130A、端末B130B及び端末C130Cと、ネットワーク150に接続された端末D130D、端末E130E及び端末F130Fと、を備える。
端末A130A、端末B130B及び端末C130Cは、PBX110を介して音声通信を行ういわゆる電話端末であって、汎用のものを用いればよいため、詳細な説明を省略するが、本実施形態においては、コーデック種別としてμ−LAWに対応しているものとする。
また、端末D130D、端末E130E及び端末F130Fは、ネットワーク150を介して音声通信を行ういわゆるIP電話端末であって、本実施形態においては、SIP(Session Initiation Protocol)により呼を確立し、端末D130D及び端末E130Eはコーデック種別としてA−LAWに対応し、端末F130Fはコーデック種別としてμ−LAWに対応しているものとする。
PBX110は、内線制御装置111と、スイッチ112と、中央処理部113と、メモリ部114と、IP通信装置120と、を備える。
内線制御装置111は、PBX110の配下にある端末A130A、端末B130B及び端末C130Cとの間で情報の送受信を行う装置である。
スイッチ112は、時分割スイッチであって、時分割多重化された信号の時間的位置を入れ替えることで交換操作を行う。
中央処理部113は、PBX110全体の処理を制御する。
例えば、中央処理部113は、内線制御装置111に必要な指示を出すことで、端末A130A、端末B130B及び端末C130C間での音声通信を可能にする。
また、中央処理部113は、スイッチ112を制御することで、PBX110の配下にある端末A130A、端末B130B又は端末C130Cと、ネットワーク150に接続された端末D130D、端末E130E又は端末F130Fと、の間の音声通信を可能にする。
さらに、中央処理部113は、PBX110の配下にある端末A130A、端末B130B又は端末C130Cから、ネットワーク150に接続された端末D130D、端末E130E又は端末F130Fに接続する際に、または、ネットワーク150に接続された端末D130D、端末E130E又は端末F130Fから、PBX110の配下にある端末A130A、端末B130B又は端末C130Cに接続する際に、SIPによる呼制御を行う。
また、中央処理部113は、ネットワーク150に接続された端末D130D、端末E130E又は端末F130FからINVITEメッセージ又は180OKメッセージを受信した際には、これらのメッセージからネットワーク150に接続された端末D130D、端末E130E又は端末F130Fの電話番号、IPアドレス及びコーデック種別を取得して、メモリ部114に記憶するとともに、これらの情報をIP通信装置120に出力する処理を行う。
そして、中央処理部113は、IP通信装置120を制御することで、PCMデータ及びIPパケット間の変換を行う処理、および、IPパケット毎にコーデック種別の変換を行う処理を制御する。
メモリ部114には、前述のように中央処理部113が取得したネットワーク150に接続された端末D130D、端末E130E又は端末F130Fの電話番号、IPアドレス及びコーデック種別を特定する情報が記憶される。
また、メモリ部114には、中央処理部113がSIP処理を行うための情報、例えば、ネットワーク150に接続された端末D130D、端末E130E及び端末F130Fの電話番号及びこれらの端末の呼制御を行うSIPサーバのIPアドレス等が記憶される。
IP通信装置120は、ネットワーク150を介した情報の送受信処理と、ネットワーク150を介して送受信するパケットのコーデック種別を変換する処理と、を行う。
図2は、IP通信装置120の概略図である。
IP通信装置120は、パケット処理部121と、制御情報記憶領域123と、通信制御部123と、変換部124と、IF部125と、を備える。
パケット処理部121は、スイッチ112から得られるPCMデータをIPパケット化し、また、通信制御部123から得られるIPパケットをPCMデータに変換する処理を行う。なお、パケット処理部121が生成するIPパケットに必要な情報については、中央制御部113から取得する。
制御情報記憶領域122には、変換部124でコーデック種別の変換を行う際に必要となる制御情報(ネットワーク側の端末の電話番号、IPアドレス、変換するコーデック種別と変換後のコーデック種別を特定する情報等)が記憶される。
例えば、本実施形態においては、図3(制御テーブル122aの概略図)に示すような制御テーブル122aが制御情報記憶領域122に記憶される。
図示するように制御テーブル122aは、対向端末欄122bと、IPアドレス欄122cと、コーデック種別欄122dと、通信方向欄122eと、A8論理欄122fと、A9論理欄122gと、を備える。
対向端末欄122bには、PBX110の配下にある端末と音声通信を行うネットワーク150側の端末の電話番号を特定する情報が格納される。
IPアドレス欄122cには、PBX110の配下にある端末と音声通信を行うネットワーク150側の端末のIPアドレスを特定する情報が格納される。
コーデック種別欄122dには、対向端末欄122b及びIPアドレス欄122cで特定される端末が、PBX110の配下の端末と音声通信を行う際に、後述する通信方向欄122eで特定される方向に流れるデータのコーデック種別を変換する変換先と変換元のコーデック種別を特定する情報が格納される。
ここでは、コーデック種別欄122dに「変換元のコーデック種別→変換先のコーデック種別」と入力することで、変換先と変換元のコーデック種別を特定しているがこのような態様に限定されるわけではない。
通信方向欄122cには、データの流れる方向を特定する情報が格納される。
ここでは、データの流れる方向を「データの送信元の端末(電話番号)→データの送信先の端末(電話番号)」で特定しているが、このような態様に限定されるわけではない。
A8論理欄122fには、後述する変換部124のA8ピンに入力する信号を特定する情報が格納される。
ここで、変換部124のA8ピンには、通信方向(データの流れる方向)を特定する信号が入力されるようになっており、通信方向が、「PBX110の配下の端末からネットワーク150側の端末」の場合には「1」が入力され、「ネットワーク150側の端末からPBX110の配下の端末」の場合には「0」が入力される。
A9論理欄122gには、後述する変換部124のA9ピンに入力する信号を特定する情報が格納される。
ここで、変換部124のA9ピンには、ネットワーク150側の端末のコーデック種別を特定する信号が入力されるようになっており、ネットワーク150側の端末のコーデック種別が、「A−LAW」の場合には「0」が、「μ−LAW」の場合には「1」が入力される。
通信制御部123は、IP通信装置120の全体の制御を行う。
例えば、通信制御部123は、中央処理部113からネットワーク150に接続された端末の電話番号、IPアドレス及びコーデック種別を特定する情報の入力を受け付けると、制御情報記憶領域122に記憶されている制御テーブル122aに新たなレコードを追加して、これらの情報を対応する欄に格納するとともに、A8論理欄122f及びA9論理欄122gにこれらの情報から特定される「0」か「1」の情報を格納する。
例えば、制御テーブル122aの対向端末欄122bには、取得したネットワーク150側の端末の電話番号を格納し、IPアドレス欄122cには、取得したネットワーク150側の端末のIPアドレスを格納し、コーデック種別欄122dには、後述する通信方向欄122cに格納される通信方向に応じて、PBX110の配下の端末のコーデック種別とネットワーク150側のコーデック種別との変換を特定する情報を格納し、通信方向欄122cには、ネットワーク150側の端末とPBX110の配下の端末との通信方向を特定する情報を格納し、A8論理欄122fには、ネットワーク150側の端末が発信側か着信側かを特定する情報から特定される通信方向に対応する値を格納し、A9論理欄122gには、ネットワーク150側の端末のコーデック種別により特定される値を格納する。
また、通信制御部123は、ネットワーク150側及びスイッチ112側から取得される音声通信のIPパケットを一時的に記憶して、当該パケットの通信方向及び宛先(コーデック種別)により定まる変換部124のA8ピン及びA9ピンの設定を特定して、特定した設定をA8ピン及びA9ピンに格納するとともに、A0〜A7ピンにIPパケットに含まれる音声データ(RTPパケットのペイロード部分)を入力してコーデック種別の変換を行う。
変換部124は、入力されたデータのコーデック種別の変換を行う。
例えば、図4(変換部124の概略図)に示すように、変換部124は、A0ピン〜A9ピンと、D0ピン〜D7ピンと、が備えられている。
そして、A8ピン及びA9ピンに入力される「0」又は「1」を示す信号の組み合わせにより定まる変換テーブルを用いて、A0ピン〜A7ピンに入力された信号を変換して、D0ピン〜D7ピンから出力するようにしている。
本実施形態においては、変換部124は、A8ピン及びA9ピンに入力される信号の組み合わせにより、以下のような変換テーブルを用いて、コーデック種別の変換を行う。
A8ピンに「0」及びA9ピンに「0」が入力された場合には、変換部124は、「A−LAW」から「μ−LAW」に変換する変換テーブルを用いる。
A8ピンに「0」及びA9ピンに「1」が入力された場合には、変換部124は、「μ−LAW」から「μ−LAW」に変換する変換テーブルを用いる(A0ピン〜A7ピンに入力された信号をそのままD0ピン〜D7ピンから出力する)。
A8ピンに「1」及びA9ピンに「0」が入力された場合には、変換部124は、「μ−LAW」から「A−LAW」に変換する変換テーブルを用いる。
A8ピンに「1」及びA9ピンに「1」が入力された場合には、変換部124は、「μ−LAW」から「μ−LAW」に変換する変換テーブルを用いる(A0ピン〜A7ピンに入力された信号をそのままD0ピン〜D7ピンから出力する)。
IF部125は、ネットワーク150との間で情報を送受信するためのインターフェースである。
図5は、PBX110がネットワーク150側の端末からINVITEメッセージを受信する際のシーケンス図である。本シーケンスでは、ネットワーク150に接続された端末E130Eから端末C130CにINVITEメッセージを送信する場合を例に説明する。
PBX110は、端末E130EからINVITEメッセージを受信すると(S10)、中央処理部113が、受信したINVITEメッセージから送信元(端末E130E)の電話番号、IPアドレス及びコーデック種別を取得し、メモリ部114に記憶する(S11)。
そして、PBX110の中央処理部113は、受信したINVITEメッセージから取得した送信元(端末E130E)の電話番号、IPアドレス及びコーデック種別を、IP通信装置120に転送する(S12)。
このような情報を取得したIP通信装置120では通信制御部123が、取得した情報を制御テーブル122aの対応する欄に格納するとともに、A8論理欄122f及びA9論理欄122gに取得した情報から特定される論理(「0」又は「1」)を格納する(S13)。
また、PBX110の中央処理部113は、ステップS10で受信したINVITEメッセージに対する応答メッセージである100TRYINGメッセージを端末E130Eに送信するとともに(S14)、180RINGINGメッセージを端末E130Eに送信する(S15)。
そして、PBX110の中央処理部113は、内線制御部111に対して、INVITEメッセージの送信先である端末C130Cに呼出信号を送出するよう指示を出し(S16)、内線制御装置111は、端末C130Cに呼出信号を送出する(S17)。
そして、呼出信号を受けた端末C130Cにおいて、呼出に応ずる指示の入力を受け付けると(OFF−HOOKされると)(S18)、OFF−HOOK信号がPBX110に送出される(S19)。
OFF−HOOK信号を受信したPBX110では、中央処理部113が、ステップS10で受信したINVITEメッセージに応ずる200OKメッセージを生成して、端末E130Eに送信する(S20)。
このような処理により、端末C130Cと端末E130Eとの間で通話パスが確立され、端末C130Cと端末E130Eとの間で送受信する音声信号については、ステップS13で格納された情報に応じて、IP通信装置120で変換される(S21)。
図6は、PBX110が配下の端末からネットワーク150側の端末への発呼信号を受信する際のシーケンス図である。本シーケンスでは、端末C130Cからネットワーク150に接続された端末E130Eへ発呼する場合を例に説明する。
PBX110は、端末C130Cから発呼信号を受信すると(S30)、中央処理部113が、受信した発呼信号に含まれる電話番号に対応する端末E130E(端末E130Eの呼制御を行う呼制御サーバ(図示せず))にINVITEメッセージを送信する(S31)。
これに対して、端末E130Eは、で受信したINVITEメッセージに対する応答メッセージである100TRYINGメッセージをPBX110に送信するとともに(S32)、180RINGINGメッセージをPBX110に送信する(S33)。
そして、PBX110では、中央処理部113が、受信した180RINGINGメッセージから送信元(端末E130E)の電話番号、IPアドレス及びコーデック種別を取得し、メモリ部114に記憶する(S34)。
そして、PBX110の中央処理部113は、受信した180RINGINGメッセージから取得した送信元(端末E130E)の電話番号、IPアドレス及びコーデック種別を、IP通信装置120に転送する(S35)。
このような情報を取得したIP通信装置120では通信制御部123が、取得した情報を制御テーブル122aの対応する欄に格納するとともに、A8論理欄122f及びA9論理欄122gに取得した情報から特定される論理(「0」又は「1」)を格納する(S36)。
そして、端末E130Eにおいて、呼出に応ずる指示の入力を受け付けると(OFF−HOOKされると)(S37)、200OKメッセージがPBX110に送信される(S38)。
このような200OKメッセージを受信したPBX110では、中央処理部113が、内線制御部111に対して、端末E130Eからの着呼応答を指示し(S39)、内線制御装置111は、端末C130Cに応答信号を送出する(S40)。
このような処理により、端末C130Cと端末E130Eとの間で通話パスが確立され、端末C130Cと端末E130Eとの間で送受信する音声信号については、ステップS36で格納された情報に応じて、IP通信装置120で変換される(S41)。
図7は、PBX110においてINVITEメッセージ又は180RINGINGメッセージを受信した際の中央処理部113での処理を示すフローチャートである。
まず、PBX110の中央処理部113は、ネットワーク150側の端末より、INVITEメッセージ又は180RINGINGメッセージを受信した場合には(S50)、受信したINVITEメッセージ又は180RINGINGメッセージから、ネットワーク150側の端末の電話番号と、IPアドレスと、コーデック種別と、を取得し、メモリ部114に記憶する(S51)。
次に、中央処理部113は、取得した電話番号、IPアドレス及びコーデック種別を、IP通信装置120に転送する(S52)。
図8は、PBX110のIP通信装置120が中央処理部113から電話番号等の情報を取得した際の処理を示すフローチャートである。
まず、IP通信装置120は、中央処理部113より電話番号、IPアドレス及びコーデック種別を受信すると(S60)、通信制御部123が、変換部124のA8ピン及びA9ピンに入力する論理値を特定する(S61)。
ここで、変換部124のA8ピンには、通信方向(データの流れる方向)を特定する信号が入力されるようになっており、通信方向が、「PBX110の配下の端末からネットワーク150側の端末」の場合には「1」とし、「ネットワーク150側の端末からPBX110の配下の端末」の場合には「0」とする。
また、変換部124のA9ピンには、ネットワーク150側の端末のコーデック種別を特定する信号が入力されるようになっており、ネットワーク150側の端末のコーデック種別が、「A−LAW」の場合には「0」とし、「μ−LAW」の場合には「1」とする。
そして、通信制御部123は、ステップS60で取得した情報と、ステップS61で特定した論理値と、を制御情報記憶領域122に記憶されている制御テーブル122aの対応する欄に格納する(S62)。
図9は、IP通信装置120の通信制御部123がIPパケットを取得した際の処理を示すフローチャートである。
IP通信装置120の通信制御部123は、パケット処理部121又はIF部125からIPパケットを取得すると(S70)、取得したIPパケットにおいてネットワーク150側の端末のIPアドレスが送信元に格納されているか、送信先に格納されているかにより送信方向を特定する(S71)。
そして、通信制御部123は、ステップS71で特定した通信方向と、取得したIPパケットに格納されているネットワーク150側の端末のIPアドレス及び電話番号と、により、制御テーブル122aの通信方向欄122e、IPアドレス欄122c及び対向端末欄122bを検索することにより、これらに対応するレコードを特定して、特定したレコードのA8論理欄122f及びA9論理欄122gに格納されている論理値を変換部124のA8ピン及びA9ピンに入力する(S72)。
そして、通信制御部123は、ステップS70で取得したIPパケットの音声データを変換部124のA0〜A7の各々のピンに入力する(S73)。
音声データの入力を受けた変換部124では、A8ピン及びA9ピンに入力された信号に応じた変換テーブルを用いて入力されたデータを変換して、D0〜D7の各々のピンから出力する(S74)。
そして、通信制御部123は、ステップS70で受信したIPパケットに含まれる全ての音声データを変換していない場合には(S75でNo)、ステップS73に戻り処理を繰り返し、全ての音声データを変換した場合には、変換結果をIPパケットに格納して、宛先に応じて、IF部125又はパケット処理部121に転送する(S76)。
以上のような処理を行うことにより、IPパケットに含まれる音声データを宛先に応じて容易にコーデック種別の変換を行うことができる。
図10は、本発明の第二の実施形態である通信システム200の概略図である。
第一の実施形態においては、PBX110の配下にある端末のコーデック種別が1種類であったが、本実施形態においては、PBX110の配下にある端末のコーデック種別が複数(ここでは、2種類)の場合について説明する。
図示するように、通信システム200は、PBX210と、PBX210を介してネットワーク150に接続する端末A230A、端末B230B及び端末C230Cと、ネットワーク150に接続された端末D230D、端末E230E及び端末F230Fと、を備える。
端末A230A、端末B230B及び端末C230Cは、PBX210を介して音声通信を行ういわゆる電話端末であって、汎用のものを用いればよいため、詳細な説明を省略するが、本実施形態においては、端末A230Aはコーデック種別としてA−LAWに対応し、端末B230B及び端末C230Cはコーデック種別としてμ−LAWに対応しているものとする。
また、端末D230D、端末E230E及び端末F230Fは、ネットワーク150を介して音声通信を行ういわゆるIP電話端末であって、本実施形態においては、SIPにより呼を確立し、端末D230D及び端末E230Eはコーデック種別としてA−LAWに対応し、端末F230Fはコーデック種別としてμ−LAWに対応しているものとする。
PBX210は、内線制御装置111と、スイッチ112と、中央処理部213と、メモリ部214と、IP通信装置220と、を備え、第一の実施形態と比較して、中央処理部213、メモリ部214及びIP通信装置220が異なっているため、以下これらの異なっている点に関連する事項について説明する。
中央処理部213は、PBX210全体の処理を制御する。
例えば、中央処理部213は、内線制御装置111に必要な指示を出すことで、端末A230A、端末B230B及び端末C230C間での音声通信を可能にする。
また、中央処理部213は、スイッチ112を制御することで、PBX210の配下にある端末A230A、端末B230B又は端末C230Cと、ネットワーク150に接続された端末D230D、端末E230E又は端末F230Fと、の間の音声通信を可能にする。
さらに、中央処理部213は、PBX210の配下にある端末A230A、端末B230B及び端末C230Cから、ネットワーク150に接続された端末D230D、端末E230E又は端末F230Fに接続する際に、または、ネットワーク150に接続された端末D230D、端末E230E又は端末F230Fから、PBX210の配下にある端末A230A、端末B230B又は端末C230Cに接続する際に、SIPによる呼制御を行う。
また、中央処理部213は、ネットワーク150に接続された端末D230D、端末E230E又は端末F230FからINVITEメッセージ又は180OKメッセージを受信した際には、これらのメッセージからネットワーク150に接続された端末D230D、端末E230E又は端末F230Fの電話番号、IPアドレス及びコーデック種別を取得して、メモリ部214に記憶するとともに、これらの情報に、これらのINVITEメッセージ又は180OKメッセージの送信先である端末A230A、端末B230B又は端末C230Cを特定する情報(例えば、電話番号)及びコーデック種別を添付して、IP通信装置220に出力する処理を行う。なお、これらのメッセージの送信先であるPBX210の配下の端末A230A、端末B230B及び端末C230Cのコーデック種別については、後述するようにメモリ部214に記憶されている。
そして、中央処理部213は、IP通信装置220を制御することで、PCMデータ及びIPパケット間の変換を行う処理、および、パケット毎にコーデック種別の変換を行う処理を制御する。
メモリ部214には、前述のように中央処理部213が取得した、ネットワーク150に接続された端末D230D、端末E230E又は端末F230Fの電話番号、IPアドレス及びコーデック種別を特定する情報が記憶される。
また、メモリ部214には、中央処理部213がSIP処理を行うための情報、例えば、ネットワーク150に接続された端末D230D、端末E230E及び端末F230Fの電話番号及びこれらの端末の呼制御を行うSIPサーバのIPアドレス等が記憶される。
さらに、メモリ部214には、PBX210の配下の端末A230A、端末B230B及び端末C230Cのコーデック種別を特定する情報が格納される。
例えば、本実施形態においては、図11(コーデック種別テーブル214aの概略図)に示すようなコーデック種別テーブル214aが記憶される。
図示するように、コーデック種別テーブル214aは、内線端末欄214bと、コーデック種別欄214cと、を備える。
内線端末欄214bには、PBX210の配下の端末A230A、端末B230B又は端末C230Cを識別する情報(ここでは、電話番号)が格納される。
コーデック種別欄214cには、内線端末欄214bで特定される端末のコーデック種別を特定する情報が格納される。
なお、コーデック種別テーブル214aについては、PBX210のオペレータが予めメモリ部214に記憶しておく。
IP通信装置220は、ネットワーク150を介した情報の送受信処理と、ネットワーク150を介して送受信するパケットのコーデック種別を変換する処理と、を行う。
図12は、IP通信装置220の概略図である。
IP通信装置220は、パケット処理部121と、制御情報記憶領域223と、通信制御部223と、変換部224と、IF部125と、を備え、第一の実施形態と比較して、制御情報記憶領域223、通信制御部223及び変換部224が異なっているため、以下これらの異なっている点に関連する事項について説明する。
制御情報記憶領域222には、変換部224でコーデック種別の変換を行う際に必要となる制御情報(ネットワーク側の端末の電話番号、IPアドレス、変換するコーデック種別と変換後のコーデック種別を特定する情報等)が記憶される。
例えば、本実施形態においては、図13(制御テーブル222aの概略図)に示すような制御テーブル222aが制御情報記憶領域222に記憶される。
図示するように制御テーブル222aは、対向端末欄222bと、IPアドレス欄222cと、コーデック種別欄222dと、通信方向欄222eと、A8論理欄222fと、A9論理欄222gと、A10論理欄222hと、を備え、第一の実施形態と比較して、A10論理欄222hが追加されているため、以下、A10論理欄222hについて説明する。
A10論理欄222hには、後述する変換部224のA10ピンに入力する信号を特定する情報が格納される。
ここで、変換部224のA10ピンには、PBX210の配下にある端末のコーデック種別を特定する信号が入力されるようになっており、PBX210の配下にある端末のコーデック種別が、「A−LAW」の場合には「0」が、「μ−LAW」の場合には「1」が入力される。
通信制御部223は、IP通信装置220の全体の制御を行う。
例えば、通信制御部223は、中央処理部213からネットワーク150に接続された端末の電話番号、IPアドレス、音声通信を行うPBX210配下の端末を特定する情報、および、音声通信を行うPBX210配下の端末のコーデック種別を特定する情報、の入力を受け付けると、制御情報記憶領域222に記憶されている制御テーブル222aに新たなレコードを追加して、これらの情報を対応する欄に格納するとともに、A8論理欄222f、A9論理欄222g及びA10論理欄222hに、これらの情報から特定される「0」か「1」の情報を格納する。
また、通信制御部223は、ネットワーク150側及びスイッチ112側から取得される音声通信のIPパケットを一時的に記憶して、当該パケットの宛先及び通信方向により定まる変換部224のA8ピン、A9ピン及びA10ピンの設定を特定して、特定した設定をA8ピン、A9ピン及びA10に格納するとともに、A0〜A7ピンにIPパケットに含まれる音声データ(RTPパケットのペイロード部分)を入力してコーデック種別の変換を行う。
変換部224は、入力されたデータのコーデック種別の変換を行う。
ここで、本実施形態においては、第一の実施形態と異なり、変換部224は、A0ピン〜A10ピンと、D0ピン〜D7ピンと、が備えられている。
そして、A8ピン、A9ピン及びA10ピンに入力される「0」又は「1」を示す信号の組み合わせにより定まる変換テーブルを用いて、A0ピン〜A7ピンに入力された信号を変換して、D0ピン〜D7ピンから出力するようにしている。
本実施形態においては、変換部224は、A8ピン、A9ピン及びA10ピンに入力される信号の組み合わせにより、以下のような変換テーブルを用いて、コーデック種別の変換を行う。
A8ピンに「0」、A9ピンに「0」及びA10ピンに「0」が入力された場合には、変換部124は、「A−LAW」から「A−LAW」に変換する変換テーブルを用いる(A0ピン〜A7ピンに入力された信号をそのままD0ピン〜D7ピンから出力する)。
A8ピンに「0」及びA9ピンに「0」及びA10ピンに「1」が入力された場合には、変換部124は、「A−LAW」から「μ−LAW」に変換する変換テーブルを用いる。
A8ピンに「0」及びA9ピンに「1」及びA10ピンに「0」が入力された場合には、変換部124は、「μ−LAW」から「A−LAW」に変換する変換テーブルを用いる。
A8ピンに「0」及びA9ピンに「1」及びA10ピンに「1」が入力された場合には、変換部124は、「μ−LAW」から「μ−LAW」に変換する変換テーブルを用いる(A0ピン〜A7ピンに入力された信号をそのままD0ピン〜D7ピンから出力する)。
A8ピンに「1」、A9ピンに「0」及びA10ピンに「0」が入力された場合には、変換部124は、「A−LAW」から「A−LAW」に変換する変換テーブルを用いる(A0ピン〜A7ピンに入力された信号をそのままD0ピン〜D7ピンから出力する)。
A8ピンに「1」及びA9ピンに「0」及びA10ピンに「1」が入力された場合には、変換部124は、「μ−LAW」から「A−LAW」に変換する変換テーブルを用いる。
A8ピンに「1」及びA9ピンに「1」及びA10ピンに「0」が入力された場合には、変換部124は、「A−LAW」から「μ−LAW」に変換する変換テーブルを用いる。
A8ピンに「1」及びA9ピンに「1」及びA10ピンに「1」が入力された場合には、変換部124は、「μ−LAW」から「μ−LAW」に変換する変換テーブルを用いる(A0ピン〜A7ピンに入力された信号をそのままD0ピン〜D7ピンから出力する)。
図14は、PBX210においてINVITEメッセージ又は180RINGINGメッセージを受信した際の中央処理部213での処理を示すフローチャートである。
まず、PBX210の中央処理部213は、ネットワーク150側の端末より、INVITEメッセージ又は180RINGINGメッセージを受信した場合には(S80)、受信したINVITEメッセージ又は180RINGINGメッセージから、ネットワーク150側の端末の電話番号と、IPアドレスと、コーデック種別と、を取得し、メモリ部114に記憶する(S81)。
次に、中央処理部213は、ステップS80で受信したINVITEメッセージ又は180RINGINGメッセージの宛先である端末のコーデック種別を、メモリ部214に記憶されているコーデック種別テーブル214aから取得して、ステップS81で取得した電話番号、IPアドレス及びコーデック種別に添付して、IP通信装置220に転送する(S82)。
図15は、PBX210のIP通信装置220が中央処理部213から電話番号等の情報を取得した際の処理を示すフローチャートである。
まず、IP通信装置220は、中央処理部113より、ネットワーク150側の端末の電話番号、IPアドレス及びコーデック種別と、PBX210の配下の端末のコーデック種別と、を受信すると(S90)、通信制御部223が、変換部224のA8ピン、A9ピン及びA10ピンに入力する論理値を特定する(S91)。
ここで、変換部224のA8ピン及びA9ピンに入力する論理値については、第一の実施形態と同様に求めればよく、また、A10に入力する情報については、ステップS90で取得したPBX210の配下の端末のコーデック種別が、「A−LAW」の場合には「0」とし、「μ−LAW」の場合には「1」とする。
そして、通信制御部223は、ステップS90で取得した情報と、ステップS91で特定した論理値と、を制御情報記憶領域222に記憶されている制御テーブル222aの対応する欄に格納する(S92)。
図16は、IP通信装置220の通信制御部223がIPパケットを取得した際の処理を示すフローチャートである。
IP通信装置220の通信制御部223は、パケット処理部121又はIF部125からIPパケットを取得すると(S100)、取得したIPパケットにおいてネットワーク150側の端末のIPアドレスが送信元に格納されているか、送信先に格納されているかにより送信方向を特定する(S101)。
そして、通信制御部223は、ステップS101で特定した通信方向と、取得したIPパケットに格納されているネットワーク150側の端末のIPアドレス及び電話番号と、により、制御テーブル222aの通信方向欄222e、IPアドレス欄222c及び対向端末欄222bを検索することにより、これらに対応するレコードを特定して、特定したレコードのA8論理欄222f、A9論理欄222g及びA10論理欄222hに格納されている論理値を変換部224のA8ピン、A9ピン及びA10に入力する(S102)。
そして、通信制御部223は、ステップS100で取得したIPパケットの音声データを変換部224のA0〜A7の各々のピンに入力する(S103)。
音声データの入力を受けた変換部224では、A8ピン、A9ピン及びA10に入力された信号に応じた変換テーブルを用いて入力されたデータを変換して、D0〜D7の各々のピンから出力する(S104)。
そして、通信制御部223は、ステップS100で受信したIPパケットに含まれる全ての音声データを変換していない場合には(S105でNo)、ステップS103に戻り処理を繰り返し、全ての音声データを変換した場合には、変換結果をIPパケットに格納して、宛先に応じて、IF部125又はパケット処理部121に転送する(S106)。
以上のように、本実施形態を構成することにより、通信制御部223が、IF部125又はパケット処理部121から取得したIPパケットより、通信方向と、ネットワーク150側の端末のコーデック種別と、PBX210の配下の端末のコーデック種別と、に対応した信号をA8ピン、A9ピン及びA10ピンのそれぞれに入力することで、当該IPパケットに格納されている音声データのコーデック種別を変更することができるようになる。
以上に記載した実施形態においては、A−LAWとμ−LAWの二種類のコーデック種別を用いているが、このような態様に限定されるわけではなく、変換部に設けるピンの数を増やして、A0〜A7に入力されるデータを変換する変換テーブルを識別することのできる数を増やすことにより、より多くの種類のコーデック種別の変換を行うことができる。
また、以上に記載した実施形態においては、パケット処理部121でPCMデータとIPパケットとの間の変換を行うようにしているが、このような態様に限定されず、例えば、パケット処理部121では、PCMデータとRTPパケットとの変換を行い、IF部125でRTPパケットとIPパケットとの変換を行うようにしてもよい。このような場合には、パケットの宛先に関する情報については、中央処理部113、213又はIF部125より、通信制御部123、223に入力するようにすればよい。
さらに、以上に記載した実施形態においては、PBXにおいて音声データの変換を行うようにしているが、このような態様に限定されず、端末とネットワークとの間に設置される中継装置(例えば、ゲートウェイ)において、本発明と同様の方法で音声データの変換を行うようにしてもよい。
第一の実施形態である通信システムの概略図。 IP通信装置の概略図。 制御テーブルの概略図。 変換部の概略図。 PBXがネットワーク側の端末からINVITEメッセージを受信する際のシーケンス図。 PBXが配下の端末からネットワーク側の端末への発呼信号を受信する際のシーケンス図。 PBXにおいてINVITEメッセージ又は180RINGINGメッセージを受信した際の中央処理部での処理を示すフローチャート。 IP通信装置の通信制御部がIPパケットを取得した際の処理を示すフローチャート。 IP通信装置の通信制御部がIPパケットを取得した際の処理を示すフローチャート。 第二の実施形態である通信システムの概略図。 コーデック種別テーブルの概略図。 IP通信装置の概略図。 制御テーブルの概略図。 PBXにおいてINVITEメッセージ又は180RINGINGメッセージを受信した際の中央処理部での処理を示すフローチャート。 IP通信装置の通信制御部がIPパケットを取得した際の処理を示すフローチャート。 IP通信装置の通信制御部がIPパケットを取得した際の処理を示すフローチャート。
符号の説明
100、200 通信システム
111 内線制御装置
112 スイッチ
113、213 中央処理部
114、214 メモリ部
120、220 IP通信装置
121 パケット処理部
122、222 制御情報記憶領域
123、223 通信制御部
124、224 変換部
125 IF部

Claims (8)

  1. ネットワークに接続された第一の端末に、第二の端末を接続する中継装置であって、
    前記第一の端末のコーデック種別に応じて、前記第一の端末と前記第二の端末との間で送受信する音声データのコーデック種別を変換すること、
    を特徴とする中継装置。
  2. 請求項1に記載の中継装置であって、
    前記中継装置は、音声データのコーデック種別を変換する変換部を備えており、
    前記変換部は、前記第一の端末及び前記第二の端末の間で送受信するパケットの通信方向と、前記第一の端末のコーデック種別と、により、音声データを変換する変換テーブルを替えて、当該パケットに含まれる音声データのコーデック種別を変換すること、
    を特徴とする中継装置。
  3. 請求項1又は2に記載の中継装置であって、
    前記第一の端末は、SIPに基づいて呼制御を行うものであり、
    前記中継装置は、前記第一の端末から得られたSIPメッセージに含まれるコーデック種別に応じて、前記第一の端末と前記第二の端末との間で送受信する音声データのコーデック種別を変換すること、
    を特徴とする中継装置。
  4. ネットワークに接続された第一の端末に、第二の端末を接続する中継装置であって、
    前記第一の端末のコーデック種別及び前記第二の端末のコーデック種別に応じて、前記第一の端末と前記第二の端末との間で送受信する音声データのコーデック種別を変換すること、
    を特徴とする中継装置。
  5. 請求項4に記載の中継装置であって、
    前記中継装置は、音声データのコーデック種別を変換する変換部を備えており、
    前記変換部は、前記第一の端末及び前記第二の端末の間で送受信するパケットの通信方向と、前記第一の端末のコーデック種別と、前記第二の端末のコーデック種別と、により、音声データを変換する変換テーブルを替えて、当該パケットに含まれる音声データのコーデック種別を変換すること、
    を特徴とする中継装置。
  6. 請求項4又は5に記載の中継装置であって、
    前記第一の端末は、SIPに基づいて呼制御を行うものであり、
    前記中継装置は、
    第二の端末毎に、当該第二の端末が対応するコーデック種別を特定するコーデック種別情報を記憶しており、
    前記第一の端末から得られたSIPメッセージに含まれるコーデック種別により前記第一の端末のコーデック種別を特定し、
    前記第一の端末から得られたSIPメッセージの宛先より第二の端末を特定し、特定した第二の端末が対応するコーデック種別を、前記コーデック種別より特定すること、
    を特徴とする中継装置。
  7. ネットワークに接続された第一の端末に、第二の端末を接続する中継装置が行う音声データの中継方法であって、
    前記第一の端末のコーデック種別に応じて、前記第一の端末と前記第二の端末との間で送受信する音声データのコーデック種別を変換すること、
    を特徴とする中継方法。
  8. ネットワークに接続された第一の端末に、第二の端末を接続する中継装置が行う音声データの中継方法であって、
    前記第一の端末のコーデック種別及び前記第二の端末のコーデック種別に応じて、前記第一の端末と前記第二の端末との間で送受信する音声データのコーデック種別を変換すること、
    を特徴とする中継方法。
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