JP2009140809A - ジョイントコネクタ - Google Patents

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秀文 堀内
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Abstract

【課題】圧入孔の成形精度を高めると共に、圧入機による圧入精度の高さを利用してジョイント端子の位置精度を高める。
【解決手段】本発明は、圧入孔15を有するコネクタハウジング10と、圧入孔15に圧入される複数の圧入端子21が一体に連結されてなるジョイント端子20とを備え、ジョイント端子20が上下方向に分かれて装着されているジョイントコネクタ1であって、上下方向に対応する圧入孔15は、これらの圧入孔15同士を連通させる連通孔16により連結されている構成としたところに特徴を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ジョイントコネクタに関する。
従来より、複数の圧入端子が一体に連結されてなるジョイント端子をコネクタハウジングの圧入孔に圧入することによって構成されているジョイントコネクタとして、例えば下記特許文献1に記載のものが知られている。このコネクタハウジングには複数の圧入孔が形成されており、これらの圧入孔は、例えば図8に示すような複数のピン101を備えた成形型100を用いて成形されている。具体的には、ピン101が配された成形空間に対して溶融樹脂を注入し、樹脂が冷却した後にピン101を型抜きすることにより圧入孔が成形される。こうして成形された圧入孔に対し、圧入機を用いてジョイント端子の圧入が行われる。
特開2005−116472公報
ここで、ジョイント端子の位置精度は、圧入孔の成形精度に拘束されやすく、圧入孔の成形精度は、成形型の仕上がり精度によって決定されるため、ジョイント端子の位置精度を高めるためには成形型の仕上がり精度を高めることが必要である。ところが、圧入端子の小型化や端子間ピッチの狭小化に伴って成形型の構造も微細化や複雑化が進んでおり、成形型の仕上がり精度を高めることがますます困難になってきている。このため、精度の高い圧入機を用いてジョイント端子を圧入孔に圧入した場合でも、圧入孔の成形精度が悪ければ、上述したように、ジョイント端子の位置精度も低下してしまう。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、圧入孔の成形精度を高めると共に、圧入機による圧入精度の高さを利用してジョイント端子の位置精度を高めることを目的とする。
本発明は、圧入孔を有するコネクタハウジングと、圧入孔に圧入される複数の圧入端子が一体に連結されてなるジョイント端子とを備え、ジョイント端子が上下方向に分かれて装着されているジョイントコネクタであって、上下方向に対応する圧入孔は、これらの圧入孔同士を連通させる連通孔により連結されている構成としたところに特徴を有する。
このような構成によると、圧入孔を成形するための成形型の構造を簡素化することができる。具体的には、上下方向に対応する圧入孔をそれぞれ成形するための各ピンを一体化することによりピンの強度を高めることができると共にピンの本数を減らして成形型の構造を単純にすることができるから、成形型の仕上がり精度を高めることができる。したがって、圧入孔の成形精度を高めることができると共に、圧入機による圧入精度の高さを利用してジョイント端子の位置精度を高めることができる。
本発明の実施の態様として、以下の構成が好ましい。
上下方向に隣り合うジョイント端子の間には、これらのジョイント端子にそれぞれ密着して互いに接近する方向への移動を規制する位置決め部材が装着されている構成としてもよい。
このような構成によると、上下方向に隣り合うジョイント端子がそれぞれ位置決め部材に密着しているから、これらのジョイント端子が互いに接近する方向に位置ずれするおそれがない。
ジョイント端子は、圧入孔に圧入された状態で上下方向に対応する圧入端子の端部同士が連結されることにより略コ字形をなしている構成としてもよい。
このような構成によると、圧入端子の端部同士が連結されているから、これらの圧入端子が互いに接近する方向に位置ずれするおそれがない。
本発明によれば、圧入孔の成形精度を高め、もってジョイント端子の位置精度を高めることができる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図5の図面を参照しながら説明する。本実施形態におけるジョイントコネクタ1は、図3に示すように、合成樹脂製のコネクタハウジング10と、複数の圧入端子21が連結されてなるジョイント端子20と、上下2段に分かれて配置されたジョイント端子20間に装着される位置決め部材30とを備えている。コネクタハウジング10には、前方に開口するフード部11が設けられている。フード部11の奥壁12には、図4に示すように、横長略方形をなし前方に開口する端子収容部13が凹設され、この端子収容部13の奥壁14に縦長の圧入孔15が横並びに凹設されている。
ジョイント端子20は金属平板を金型で打ち抜くことによって形成され、同一幅でタブ状をなす複数の圧入端子21が連結部22により並列に連結された構成である。上段側のジョイント端子20は、3個の圧入端子21が連結された2個の3連バスバーを備え、下段側のジョイント端子20は、6個の圧入端子21が連結された1個の6連バスバーを備えている。圧入端子21において連結部22よりも前方部分は、相手側端子(図示せず)と接続される接触部23となっており、同連結部22よりも後方部分は、圧入孔15の内部に圧入される圧入部24となっている。
圧入孔15の前後方向における寸法は、圧入部24の前後長とほぼ同じとなるように設定されている。圧入孔15の高さ方向における寸法は、上側のジョイント端子20の上面から下側のジョイント端子20の下面までの距離と同じとなるように設定されている。圧入孔15の幅方向(前後方向及び高さ方向の双方と直交する方向)における寸法は、圧入部24の幅寸法よりもやや小さめとなるように設定されている。このため、圧入部24の幅方向両側縁を圧入孔15の両側壁に食い込ませて圧入することにより圧入部24を圧入孔15の内部に固定可能である。尚、上下2段のジョイント端子20が圧入孔15の内部に圧入された状態において、上段側の圧入部24の下面と下段側の圧入部24の上面との間に形成される空間は本発明における「連通孔」に相当し、以下、連通孔16という。
また、端子収容部13の奥壁14からフード部11の奥壁12までの前後方向における寸法は、連結部22の前後長とほぼ同じとなるように設定されている。このため、圧入部24が圧入孔15の内部に圧入された状態では、連結部22の前端が端子収容部13の内部に収容され、接触部23がフード部11の奥壁12から前方に突出した状態となっている。尚、接触部23の前端は、フード部11の開口縁よりも後方に引っ込んだ位置となっている。
位置決め部材30は、圧入孔15の内部に圧入された上下2段のジョイント端子20が上下方向に位置ずれしないように位置決めするための部材である。位置決め部材30は、上下2段のジョイント端子20間(連通孔16)に装着されるようになっており、上段側のジョイント端子20の下面及び下段側のジョイント端子20の上面の双方に密着する。したがって、上下2段のジョイント端子20は互いに接近する方向に移動することが規制され、もって各ジョイント端子20の位置決めがなされる。尚、位置決め部材30は、合成樹脂製としてもよいし、ゴム製としてもよく、これ以外の材料を使用することも可能である。
さて、本実施形態におけるコネクタハウジング10は、成形型40を用いて樹脂成形によって形成されており、その成形型40の構成の一部を図5に示す。図5に示す成形型40は、圧入孔15を成形するためのピン41を示したものである。図示6個のピン41は、それぞれ圧入孔15の形状に適合し幅方向に等間隔で配置されている。各ピン41は、圧入部24の圧入空間に対応する一対の圧入空間成形部42と、連通孔16に対応する連通孔成形部43とが一体に形成されている。
ここで、従来の成形型100と本実施形態の成形型40とを比較してみると、従来ではピン101の本数が12本であったところ、本実施形態ではピン41の本数が6本となっており、ピンの本数が半減されている。このため、成形型40の構造のほうが成形型100の構造よりも簡素化されており、単純な構成としたことにより成形型40の仕上がり精度を出しやすくなっている。
また、従来では薄肉のピン101であったところ、本実施形態では一対の圧入空間成形部42と連通孔成形部43とからなる厚肉で剛性の高いピン41となっている。したがって、ピン101は成形時に変形する等のおそれがあるものの、ピン41は成形時に変形する等のおそれがない。このため、成形型40を用いると、成形型100を用いて成形するよりも圧入孔15を精度よく成形することが可能である。
次に、圧入機(図示せず)によるジョイント端子20の圧入方法について説明する。まず、圧入機にコネクタハウジング10とジョイント端子20をそれぞれ所定の位置にセットする。ジョイント端子20は、圧入機によって連結部22を押し込むようにして圧入孔15の内部に圧入される。このとき、圧入部24の幅方向両側縁は、それぞれ圧入孔15の両側壁に食い込みながら圧入孔15の奥方へ押し込まれる。ここで、圧入孔15は、成形型40により精度よく成形されており、圧入機による圧入精度も高いため、圧入孔15の両側壁における圧入部24の食い込み量はほぼ均等になる。よって、圧入機による圧入精度が高いにもかかわらず、圧入孔15の成形精度が悪いために、ジョイント端子20の位置精度が悪くなる事態を回避することができる。そして、ジョイント端子20が所定の深さまで圧入されると、圧入機による圧入を終了させる。この後、上下2段のジョイント端子20間に位置決め部材30を装着し、ジョイント端子20の上下の位置決めが行われる。
以上のように本実施形態では、コネクタハウジング10を成形するための成形型40の構造を簡素化し、圧入孔15を成形するためのピン41の剛性を高めて圧入孔15の成形精度を高めることができたから、圧入機によりジョイント端子20を圧入孔15に圧入したときの圧入精度を高めることができた。また、上下2段のジョイント端子20間に位置決め部材30を装着したから、ジョイント端子20が互いに接近する方向に移動することが規制される。よって、ジョイント端子20を上下に位置決めされた状態に保持することができる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図6及び図7の図面を参照しながら説明する。本実施形態は、実施形態1のジョイント端子20の代わりに、ジョイント端子50を用いることにより位置決め部材30を不要としたものであって、その他の共通する構成、作用、及び効果について重複する説明は省略し、同一の構成については同一の符号を用いるものとする。
ジョイント端子50は、金属平板を金型で打ち抜くことにより連結部52の両端に連結部52よりもやや幅広でタブ状をなす一対の圧入端子51が配置された連鎖端子を形成し、この連鎖端子を略コ字形に折り曲げることにより両圧入端子51が連結部52を介して対向配置された2連バスバーである。このジョイント端子50は、図6に示すように、圧入孔15に対して上下方向に適合して圧入可能となるように両圧入端子51の間隔が設定されている。このため、ジョイント端子50は、両圧入端子51が圧入孔15の内部に圧入された状態では、両圧入端子51の奥端部同士が連結部52によって連結されている。さらに、上段側の圧入端子51の上面は圧入孔15の上面と密着し、下段側の圧入端子51の下面は圧入孔15の下面と密着するようになっている。
次に、圧入機(図示せず)によるジョイント端子50の圧入方法について説明する。まず、圧入機にコネクタハウジング10とジョイント端子50をそれぞれ所定の位置にセットする。ジョイント端子50は、圧入機によって連結部52の前面を押し込むようにして圧入孔15の内部に圧入される。このとき、圧入端子51の幅方向両側縁は、それぞれ圧入孔15の両側壁に食い込みながら圧入孔15の奥方へ押し込まれる。ここで、圧入孔15は、成形型40により精度よく成形されており、圧入機による圧入精度も高いため、圧入孔15の両側壁における圧入端子51の食い込み量はほぼ均等になる。よって、圧入機による圧入精度が高いにもかかわらず、圧入孔15の成形精度が悪いために、ジョイント端子50の位置精度が悪くなる事態を回避することができる。
そして、ジョイント端子50が所定の深さまで圧入されると、圧入機による圧入を終了させる。ここで、ジョイント端子50が圧入孔15の内部に圧入された状態では、両圧入端子51が連結部52によって連結された状態であり、互いに接近する方向に移動することが規制される。しかも、両圧入端子51が圧入孔15の上面及び下面にそれぞれ密着しているから、ジョイント端子50が上下方向に移動することも規制される。よって、ジョイント端子50を圧入孔15の内部において位置決めされた状態に保持することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)本実施形態ではジョイント端子を上下2段に分かれて配置しているものの、本発明によると、ジョイント端子を上下3段以上に分かれて配置したものとしてもよい。
(2)実施形態2ではジョイント端子50を圧入端子51の奥端部同士が連結されたものとしているものの、本発明によると、ジョイント端子50を圧入端子51の側端部同士が連結されたものとしてもよい。
実施形態1におけるジョイントコネクタの正面図 そのジョイントコネクタを側方から見た断面図 そのジョイントコネクタを側方から見た分解断面図 そのコネクタハウジングの正面図 その成形型の一部拡大斜視図 実施形態2におけるジョイントコネクタを側方から見た断面図 そのジョイントコネクタを側方から見た分解断面図 従来における成形型の一部拡大斜視図
符号の説明
1…ジョイントコネクタ
10…コネクタハウジング
15…圧入孔
16…連通孔
20…ジョイント端子
21…圧入端子
30…位置決め部材
50…ジョイント端子
51…圧入端子

Claims (3)

  1. 圧入孔を有するコネクタハウジングと、
    前記圧入孔に圧入される複数の圧入端子が一体に連結されてなるジョイント端子とを備え、
    前記ジョイント端子が上下方向に分かれて装着されているジョイントコネクタであって、
    前記上下方向に対応する前記圧入孔は、これらの圧入孔同士を連通させる連通孔により連結されているジョイントコネクタ。
  2. 前記上下方向に隣り合う前記ジョイント端子の間には、これらのジョイント端子にそれぞれ密着して互いに接近する方向への移動を規制する位置決め部材が装着されている請求項1に記載のジョイントコネクタ。
  3. 前記ジョイント端子は、前記圧入孔に圧入された状態で前記上下方向に対応する前記圧入端子の端部同士が連結されることにより略コ字形をなしている請求項1に記載のジョイントコネクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016062749A (ja) * 2014-09-18 2016-04-25 株式会社オートネットワーク技術研究所 アースジョイントコネクタ

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