JP2009140714A - 組電池モジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】放熱性と耐振性に優れた組電池モジュールを提供することを課題とする。
【解決手段】扁平形単電池1と扁平形単電池1間に複数の扁平形ヒートパイプ5a,5b,5cが平行に配置され、夫々の扁平形ヒートパイプ5a,5b,5cがヒートシンクを兼ねた外装ケース10と接していることを特徴とする組電池モジュール。
【選択図】 図1
【解決手段】扁平形単電池1と扁平形単電池1間に複数の扁平形ヒートパイプ5a,5b,5cが平行に配置され、夫々の扁平形ヒートパイプ5a,5b,5cがヒートシンクを兼ねた外装ケース10と接していることを特徴とする組電池モジュール。
【選択図】 図1
Description
本発明は、扁平形単電池を組み込んだ組電池モジュールに関する。
従来、多様な負荷電圧や負荷容量に対し共通化されて電池で対応するために、電池を直列接続や並列接続、またはそれらを組み合わせた接続をして、組電池を構成することが多い。組電池構成方法としては、複数の電池をテープで固定したり、熱収縮チューブで固定したり、ハードケースに収納する方法が一般的である。しかし、ただ単にテープで固定したり、熱収縮チューブで固定したり、ハードケースに収納するだけでは、電池自体の発熱による熱が放散せず蓄積し、電池が高温となるため、短寿命になってしまう。
特に、近年は、急速充電や高率放電にて使用される用途が増大し、電池温度が高温になり易く、一層寿命を縮める原因となっている。特に扁平形単電池の長側面同士を接するように組電池を構成した場合は、放熱経路がタブリード以外ほとんど無く、中央部に位置する電池の温度が非常に高くなり、他に位置する電池よりも早期に寿命に至り、結果的に組み電池としての寿命が短くなってしまう。
このようなことから、単電池間に隙間を開け、そこに冷却風を流して冷却する空冷方式(特許文献1)が提案されている。また、単電池間に冷却液を循環させる水冷方式(特許文献2)が提案されている。
特開2005−108750号公報
特開2003−346924号公報
しかしながら、これらの方式では単電池間に冷却風や冷却液を循環させるための隙間が必要になり、その分組電池モジュールの大きさが大きくなってしまう。
また、これら方式の組電池モジュールを、電気自動車や航空機などの常に大きな衝撃が加わる移動体に使用した場合、単電池間に隙間を設けているために耐振設計が複雑になってしまい十分な耐振構造を得ることが難しい。
また、これら方式の組電池モジュールを、電気自動車や航空機などの常に大きな衝撃が加わる移動体に使用した場合、単電池間に隙間を設けているために耐振設計が複雑になってしまい十分な耐振構造を得ることが難しい。
本発明はこうした事情を考慮してなされたもので、従来と比べ放熱性と耐振性に優れた組電池モジュールを提供することを目的とする。
本発明に係る組電池モジュールは、扁平形単電池と扁平形単電池間に複数の扁平形ヒートパイプが平行に配置され、夫々の扁平形ヒートパイプがヒートシンクを兼ねた外装ケースと接していることを特徴とする。
また、本発明に係る組電池モジュールは、扁平形単電池と扁平形単電池間にヒートレーンが配置され、このヒートレーンがヒートシンクを兼ねた外装ケースと接していることを特徴とする。
本発明によれば、従来と比べ放熱性と耐振性に優れた組電池モジュールを提供できる。
以下、本発明の組電池モジュールについて更に詳しく説明する。
(1) 上述したように、本発明の組電池モジュールは、扁平形単電池と扁平形単電池間に複数の扁平形ヒートパイプが平行に配置され、夫々の扁平形ヒートパイプがヒートシンクを兼ねた外装ケースと接している。
上記モジュールにおいて、前記ヒートパイプが放射状に配置されていることが好ましい。一般に、セル中央部では高温になるが、ヒートパイプを放射状に配置することにより、より放熱性を向上しえる組電池モジュールが得られる。
(1) 上述したように、本発明の組電池モジュールは、扁平形単電池と扁平形単電池間に複数の扁平形ヒートパイプが平行に配置され、夫々の扁平形ヒートパイプがヒートシンクを兼ねた外装ケースと接している。
上記モジュールにおいて、前記ヒートパイプが放射状に配置されていることが好ましい。一般に、セル中央部では高温になるが、ヒートパイプを放射状に配置することにより、より放熱性を向上しえる組電池モジュールが得られる。
また、上記モジュールにおいて、前記ヒートパイプを両面粘着性の低硬度熱伝導性シートで挟み込んでいることが好ましい。熱伝導性シートを低硬度とすることにより、接触面積を大きくし、熱抵抗を小さくすることができる。
更に、上記モジュールにおいて、前記扁平形単電池と前記扁平形ヒートパイプの隙間に熱伝導性接着剤が充填されていることが好ましい。熱伝導性接着剤を充填することにより隙間が埋まり、扁平形電池とヒートパイプとが接触する接触面積を大きくすることが可能である。
更に、上記モジュールにおいて、前記扁平形単電池と前記扁平形ヒートパイプの隙間に熱伝導性接着剤が充填されていることが好ましい。熱伝導性接着剤を充填することにより隙間が埋まり、扁平形電池とヒートパイプとが接触する接触面積を大きくすることが可能である。
(2) 上述したように、本発明の組電池モジュールは、扁平形単電池と扁平形単電池間にヒートレーンが配置され、このヒートレーンがヒートシンクを兼ねた外装ケースと接している。
上記モジュールにおいて、前記ヒートレーンを熱伝導性シートで挟み込んでいることが好ましい。なお、ヒートレーンはヒートパイプと異なって接触面積が大きいため、一部、接触しない部分が生じたとしても特に問題がない。
また、上記モジュールにおいて、前記扁平形単電池と前記ヒートレーンの隙間に熱伝導性接着剤が充填されていることが好ましい。熱伝導性接着剤を充填することにより隙間が埋まり、扁平形電池とヒートレーンとが接触する接触面積を大きくすることが可能である。
上記モジュールにおいて、前記ヒートレーンを熱伝導性シートで挟み込んでいることが好ましい。なお、ヒートレーンはヒートパイプと異なって接触面積が大きいため、一部、接触しない部分が生じたとしても特に問題がない。
また、上記モジュールにおいて、前記扁平形単電池と前記ヒートレーンの隙間に熱伝導性接着剤が充填されていることが好ましい。熱伝導性接着剤を充填することにより隙間が埋まり、扁平形電池とヒートレーンとが接触する接触面積を大きくすることが可能である。
以下に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、本発明は以下の実施形態のみに限定されるものではない。
(第1の実施形態)
図1,図2及び図4を参照する。図1は本実施形態に係る組電池モジュールの概略的な斜視図、図2は図1の展開図、図4は図1のモジュールの一構成であるヒートパイプのパターンを示す。
(第1の実施形態)
図1,図2及び図4を参照する。図1は本実施形態に係る組電池モジュールの概略的な斜視図、図2は図1の展開図、図4は図1のモジュールの一構成であるヒートパイプのパターンを示す。
図中の符番1は、両面が粘着性の低硬度の熱伝導性シート2a,2bを介して積層された扁平形単電池(以下、単に単電池と呼ぶ)である。ここで、熱伝導性シート2a,2bとしては、硬度30以下(厚さ6mmを2枚重ねて測定)の低硬度シリコーンゴムを用いた。また、単電池としては、長さ140mm、幅80mm、厚み10mmの定格容量10Ahのラミネートパック式リチウムイオン蓄電池を用い、その蓄電池を7個直列に接続して、24V−10Ahの組電池モジュールとした。各単電池1には、正極端子3及び負極端子4が設けられている。熱伝導性シート2a,2b間には、互に並行な扁平形ヒートパイプ5a,5b,5cが夫々熱伝導性シート2a,2bに密着するように配置されている。各ヒートパイプ5a,5b,5cは、夫々I字形の扁平形ヒートパイプ2個を直線状に配置したものである。なお、最上部の単電池1と次の単電池1間、最下部の単電池1と次の単電池1間には、1枚の熱伝導性シート2が配置されている。
前記単電池1,熱伝導性シート2,2a,2b及びヒートパイプ5a,5b,5cを積層した積層体は、上部の外装板6a,下部の外装板6b及び2枚の側板7,7により囲まれている。前記ヒートパイプ5a,5b,5cの両端部はエル字型に屈曲し、この屈曲部分5’が側板7に密着するように配置されている。側板7の上下には夫々3つの長穴(固定穴)8が開けられており、この固定穴8を介して固定ネジ9により側板7が外装板6a,6bに固定されている。なお、外装板6a,6b及び側板7,7は、組み立てられた状態でヒートシンク機能を備えた外装ケース10となっている。
第1の実施形態に係る組電池モジュールは、扁平形単電池1と扁平形単電池1間に複数の扁平形ヒートパイプ5a,5b,5cが平行に配置され、夫々の扁平形ヒートパイプ5a,5b,5cがヒートシンク機能を備えた外装ケース10,特に側板7と接し、更に単電池1とヒートパイプ5a,5b,5c間に両面が粘着性の低硬度熱伝導性シート2,2a,2bを配置した構成となっている。
(第2の実施形態)
図示しないが、第2の実施形態に係る組電池モジュールは、第1の組電池モジュールと比べ、低硬度熱伝導性シートを単電池とヒートパイプ間に配置しなかった点を除き、他は同様な構成となっている。
このように、第2の実施形態に係る組電池モジュールは、扁平形単電池と扁平形単電池間に複数の扁平形ヒートパイプが平行に配置され、夫々の扁平形ヒートパイプがヒートシンク機能を備えた外装ケース,特に側板と接しした構成となっている。
図示しないが、第2の実施形態に係る組電池モジュールは、第1の組電池モジュールと比べ、低硬度熱伝導性シートを単電池とヒートパイプ間に配置しなかった点を除き、他は同様な構成となっている。
このように、第2の実施形態に係る組電池モジュールは、扁平形単電池と扁平形単電池間に複数の扁平形ヒートパイプが平行に配置され、夫々の扁平形ヒートパイプがヒートシンク機能を備えた外装ケース,特に側板と接しした構成となっている。
(第3の実施形態)
図3及び図5を参照する。図3は本実施形態に係る組電池モジュールの展開図、図5は図3のモジュールの一構成であるヒートパイプのパターンを示す。なお、組電池モジュールの斜視図は、図1に示すとおりである。また、図1〜3と同部材は同符番を付して説明を省略する。
図3及び図5を参照する。図3は本実施形態に係る組電池モジュールの展開図、図5は図3のモジュールの一構成であるヒートパイプのパターンを示す。なお、組電池モジュールの斜視図は、図1に示すとおりである。また、図1〜3と同部材は同符番を付して説明を省略する。
図中の符番21はI字形の扁平形ヒートパイプ2個を直線状に配置したものを示す。符番22a,22bは、I字形の扁平形ヒートパイプ2個を夫々逆くの字形,くの字形に配置したものを示す。これらのヒートパイプ21,22a,22bは、平面的に見て単電池1の中央部から放射状に配置するように延出している。
このように、第3の実施形態に係る組電池モジュールは、扁平形単電池1と扁平形単電池1間に複数のI字形の扁平形ヒートパイプ21,逆くの字形の扁平形ヒートパイプ22a及びくの字形の扁平形ヒートパイプ22bが単電池1の中央部から放射状に配置され、夫々の扁平形ヒートパイプ21,22a,22bがヒートシンク機能を備えた外装ケース10,特に側板7と接し、更に単電池1とヒートパイプ21,22a,22b間に両面が粘着性の低硬度熱伝導性シート2,2a,2bを配置した構成となっている。
(比較例1)
比較例1に係る組電池モジュールは、第1の実施形態の組電池モジュールと比べ、単電池の間にヒートパイプを配置せず、外装ケースにより単電池を固定した構成となっている。
上記第1,第2,第3の実施形態に係る単電池及び比較例1に係る単電池を、以下の充電条件及び放電条件で充放電を繰返したときの単電池の温度を測定したところ、下記表1及び図6に示す結果が得られた。
比較例1に係る組電池モジュールは、第1の実施形態の組電池モジュールと比べ、単電池の間にヒートパイプを配置せず、外装ケースにより単電池を固定した構成となっている。
上記第1,第2,第3の実施形態に係る単電池及び比較例1に係る単電池を、以下の充電条件及び放電条件で充放電を繰返したときの単電池の温度を測定したところ、下記表1及び図6に示す結果が得られた。
但し、図6において、図に示す単電池番号は、最上部の単電池を1とし、最下部の単電池を7とした。また、電池温度は単電池の中央部の温度を熱電対を用いて夫々測定した結果を示したものである。図中の符号aは第1の実施形態、符号bは第2の実施形態、符号cは第3の実施形態、符号dは比較例1の夫々の結果である。
充電条件:CC−CV 0.5CA,29.4V,0.05CA Cut−off
放電条件:CC 9.0CA,21.0V Cut−off
下記表1及び図6より、本発明による組電池モジュールは、特に中央部の単電池の温度を低く抑えることができることが分かる。
充電条件:CC−CV 0.5CA,29.4V,0.05CA Cut−off
放電条件:CC 9.0CA,21.0V Cut−off
下記表1及び図6より、本発明による組電池モジュールは、特に中央部の単電池の温度を低く抑えることができることが分かる。
また、第1,第2,第3の実施形態に係る単電池及び比較例1に係る単電池において、振動試験前後で容量試験を行い、容量変化を測定したところ、下記表2に示す結果が得られた。
なお、振動試験及び容量試験は下記に示す条件で行った。また、容量維持率は夫々の組電池について振動前の容量を100%とした時の、振動後の容量を比率で表したものである。
なお、振動試験及び容量試験は下記に示す条件で行った。また、容量維持率は夫々の組電池について振動前の容量を100%とした時の、振動後の容量を比率で表したものである。
(振動条件)
・規格:MIL−STD−810 FIGURE C−8
・パワースペクトル密度:0.077g2/Hz
・方向:X方向,Y方向,Z方向
・時間:各方向3時間
(容量試験条件)
・充電条件:CC−CV 0.5CA,29.4V,0.05CA Cut−off
・放電条件:CC 0.5CA,21.0V Cut−off
下記表2より、本発明の組電池モジュールは容量低下が少なく、十分な耐振構造であること分かる。
・規格:MIL−STD−810 FIGURE C−8
・パワースペクトル密度:0.077g2/Hz
・方向:X方向,Y方向,Z方向
・時間:各方向3時間
(容量試験条件)
・充電条件:CC−CV 0.5CA,29.4V,0.05CA Cut−off
・放電条件:CC 0.5CA,21.0V Cut−off
下記表2より、本発明の組電池モジュールは容量低下が少なく、十分な耐振構造であること分かる。
なお、上記第1〜第3の実施形態ではヒートパイプのパターンが図4または図5である場合について述べたが、これに限らず、例えば図7(A),(B),(C),(D)に示すように、単電池の中央部からヒートパイプ23が放射状に広がるように延出するようなパターン形状でもよい。
(第4の実施形態)
図8を参照する。図8は本実施形態に係る組電池モジュールの展開図を示す。なお、組電池モジュールの斜視図は、図1に示すとおりである。また、図1〜3と同部材は同符番を付して説明を省略する。
図8を参照する。図8は本実施形態に係る組電池モジュールの展開図を示す。なお、組電池モジュールの斜視図は、図1に示すとおりである。また、図1〜3と同部材は同符番を付して説明を省略する。
第4の実施形態に係る組電池モジュールは、第1の組電池モジュールと比べ、平板状のヒートレーン24を、扁平形単電池1と扁平形単電池1間に低硬度熱伝導性シート2,2a,2bを介して配置した点を除き、他は同様な構成となっている。但し、ヒートレーン24の側板7,7側に位置する両端部24’,24’は、組立時に側板7,7に接するように略90度に折り曲げられている。
このように、第4の実施形態に係る組電池モジュールは、扁平形単電池1と扁平形単電池1間に平板状のヒートレーン24が配置され、各ヒートレーン24の両端部24’がヒートシンク機能を備えた外装ケース10,特に側板7と接し、更に単電池1とヒートレーン24間等に両面が粘着性の低硬度熱伝導性シート2,2a,2bを配置した構成となっている。
(第5の実施形態)
図示しないが、第5の実施形態に係る組電池モジュールは、第4の組電池モジュールと比べ、低硬度熱伝導性シートを単電池とヒートパイプ間に配置しなかった点を除き、他は同様な構成となっている。
このように、第5の実施形態に係る組電池モジュールは、扁平形単電池と扁平形単電池間に複数のヒートレーンが平行に配置され、ヒートレーンがヒートシンク機能を備えた外装ケース,特に側板と接した構成となっている。
図示しないが、第5の実施形態に係る組電池モジュールは、第4の組電池モジュールと比べ、低硬度熱伝導性シートを単電池とヒートパイプ間に配置しなかった点を除き、他は同様な構成となっている。
このように、第5の実施形態に係る組電池モジュールは、扁平形単電池と扁平形単電池間に複数のヒートレーンが平行に配置され、ヒートレーンがヒートシンク機能を備えた外装ケース,特に側板と接した構成となっている。
(比較例2)
比較例2に係る組電池モジュールは、第4の実施形態の組電池モジュールと比べ、単電池の間にヒートレーンを配置せず、外装ケースにより単電池を固定した構成となっている。
上記第4,第5の実施形態に係る単電池及び比較例2に係る単電池を、以下の充電条件及び放電条件で充放電を繰返したときの単電池の温度を測定したところ、下記表3及び図9に示す結果が得られた。
比較例2に係る組電池モジュールは、第4の実施形態の組電池モジュールと比べ、単電池の間にヒートレーンを配置せず、外装ケースにより単電池を固定した構成となっている。
上記第4,第5の実施形態に係る単電池及び比較例2に係る単電池を、以下の充電条件及び放電条件で充放電を繰返したときの単電池の温度を測定したところ、下記表3及び図9に示す結果が得られた。
但し、図9において、図に示す単電池番号は、最上部の単電池を1とし、最下部の単電池を7とした。また、電池温度は単電池の中央部の温度を熱電対を用いて夫々測定した結果を示したものである。図中の符号aは第4の実施形態、符号bは第5の実施形態、符号cは比較例2の夫々の結果である。
充電条件:CC−CV 0.5CA,29.4V,0.05CA Cut−off
放電条件:CC 9.0CA,21.0V Cut−off
下記表3及び図9より、本発明による組電池モジュールは、特に中央部の単電池の温度が低く抑えることができることが分かる。
充電条件:CC−CV 0.5CA,29.4V,0.05CA Cut−off
放電条件:CC 9.0CA,21.0V Cut−off
下記表3及び図9より、本発明による組電池モジュールは、特に中央部の単電池の温度が低く抑えることができることが分かる。
また、第4,第5の実施形態に係る単電池及び比較例1に係る単電池において、振動試験前後で容量試験を行い、容量変化を測定したところ、下記表4に示す結果が得られた。
なお、振動試験及び容量試験は下記に示す条件で行った。また、容量維持率は夫々の組電池について振動前の容量を100%とした時の、振動後の容量を比率で表したものである。
なお、振動試験及び容量試験は下記に示す条件で行った。また、容量維持率は夫々の組電池について振動前の容量を100%とした時の、振動後の容量を比率で表したものである。
(振動条件)
・規格:MIL−STD−810 FIGURE C−8
・パワースペクトル密度:0.077g2/Hz
・方向:X方向,Y方向,Z方向
・時間:各方向3時間
(容量試験条件)
・充電条件:CC−CV 0.5CA,29.4V,0.05CA Cut−off
・放電条件:CC 0.5CA,21.0V Cut−off
下記表4より、本発明の組電池モジュールは容量低下が少なく、十分な耐振構造であること分かる。
・規格:MIL−STD−810 FIGURE C−8
・パワースペクトル密度:0.077g2/Hz
・方向:X方向,Y方向,Z方向
・時間:各方向3時間
(容量試験条件)
・充電条件:CC−CV 0.5CA,29.4V,0.05CA Cut−off
・放電条件:CC 0.5CA,21.0V Cut−off
下記表4より、本発明の組電池モジュールは容量低下が少なく、十分な耐振構造であること分かる。
なお、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
1…単電池、2,2a,2b…熱伝導性シート、3…正極端子、4…負極端子、5a,5b,5c,21,22a,22b…扁平形ヒートパイプ、5’,22’,24’…端部、6a,6b…外装板、7…側板、8…固定穴、9…固定ネジ、10…外装ケース、24…ヒートレーン。
Claims (7)
- 扁平形単電池と扁平形単電池間に複数の扁平形ヒートパイプが平行に配置され、夫々の扁平形ヒートパイプがヒートシンクを兼ねた外装ケースと接していることを特徴とする組電池モジュール。
- 前記ヒートパイプが放射状に配置されていることを特徴とする請求項1記載の組電池モジュール。
- 前記ヒートパイプを両面粘着性の低硬度熱伝導性シートで挟み込んでいることを特徴とする請求項1若しくは2記載の組電池モジュール。
- 前記扁平形単電池と前記扁平形ヒートパイプの隙間に熱伝導性接着剤が充填されていることを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の組電池モジュール。
- 扁平形単電池と扁平形単電池間にヒートレーンが配置され、このヒートレーンがヒートシンクを兼ねた外装ケースと接していることを特徴とする組電池モジュール。
- 前記ヒートレーンを熱伝導性シートで挟み込んでいることを特徴とする請求項5記載の組電池モジュール。
- 前記扁平形単電池と前記ヒートレーンの隙間に熱伝導性接着剤が充填されていることを特徴とする請求項5若しくは6記載の組電池モジュール。
Priority Applications (1)
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Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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