JP2009139415A - 熱定着装置の制御方法と、これを用いた画像形成装置 - Google Patents

熱定着装置の制御方法と、これを用いた画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】簡素な構成で精度の高い温度制御を可能とした熱定着装置の制御方法と、これを用いた画像形成装置を提供する。
【解決手段】非接触の検知センサ15で定着ローラ10の表面温度を検出し、非接触の補償センサ16で検知センサ15の雰囲気温度を検出し、定着ローラ10に通紙された記録紙13の量である通紙枚数を検出して検知温度用の補正係数を求める。検知温度、補償温度及び検知温度用の補正係数を演算式に代入して、検知センサ15に付着した汚れによる熱応答性の遅れで生じる誤差を補正した定着ローラ10の表面温度を算出する。誤差の少ない定着ローラ10の表面温度の検出値に基づいて、熱ローラ定着方式で定着処理するための定着ローラ10を、制御部20で目標温度に高精度で加熱制御可能とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、電子写真方式の画像形成プロセスにおいて現像装置で現像されたトナー像を記録媒体に熱転写するために用いられる熱定着装置の制御方法と、これを利用した複写機、プリンタ又はファクシミリ等の画像形成装置に関する。
一般に、電子写真方式を用いた画像再生装置では、原稿画像に基づいて静電潜像を形成し、現像装置によって静電潜像をトナー像に現像し、熱定着装置によってトナー像を記録媒体上に熱転写している。
この熱定着装置では、記録媒体である転写紙の表面に未定着のトナー像が形成されたものを、一対のローラの間を通過させるときに加熱及び加圧して転写紙にトナー像を定着させる、熱ローラ定着方式が広く用いられている。
従来、熱ローラ定着方式の熱定着装置には、定着ローラに対して加圧ローラを加圧して転接させ、定着ローラの中心部分に定着ヒータを設置し、定着ローラの近傍に非接触サーミスタを配置して構成したものが提案されている。
このような熱定着装置では、制御部によって非接触サーミスタで検出した温度が所定の設定温度になるように定着ヒータのON、OFFを制御することによって、定着ローラを所定の定着温度に加熱する。そして、この熱定着装置では、定着温度に加熱された定着ローラと加圧ローラとの間に、表面に未定着のトナー像が形成された転写紙を通過させて加熱及び加圧してトナー像を定着させている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−149981号公報
上述のような熱定着装置では、非接触サーミスタによって、定着ローラの表面から所定の短い距離だけ離れたところの検出温度と周囲の検出温度とを検出し、これらの検出値に基づいてローラ表面温度を算出して推測値を得ている。
しかしながら、この方法では、非接触サーミスタが汚れると(紙粉、トナー、ワックス等が付着する)、非接触サーミスタの熱容量が変化し、熱応答性が変化して検出温度に誤差を生じ、算出したローラ表面温度の誤差が大きくなる。このため熱定着装置では、定着ローラの温度制御の精度が低下し、熱定着装置の性能の維持が図れなくなる虞がある。
本発明の目的は、簡素な構成によって精度の高い温度制御を行なえるようにした熱定着装置の制御方法と、これを用いた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の画像形成装置の発明によれば、加熱式の定着ローラと、前記定着ローラからの熱を検知する検知センサと、前記検知センサの雰囲気温度を検知する補償センサを備えた非接触センサと、前記非接触センサから得られる値を用いて予め定められた演算を行なう演算部と、を有し、前記演算部で得られた演算結果を基に前記定着ローラの温度制御を行なう画像形成装置において、前記演算部は、ローラを通過する記録紙の枚数によって、異なる演算式を使用することにより、前記定着ローラの温度制御を行なうことを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項3記載の発明によれば、熱ローラ定着方式で定着処理するための定着ローラを、目標温度に加熱制御するための熱定着装置の制御方法であって、前記定着ローラの表面温度を非接触の検知センサで検出する、検知温度の検出ステップと、前記検知センサの雰囲気温度を非接触の補償センサで検出する、補償温度の検出ステップと、前記定着ローラに通紙された記録紙の量である通紙枚数を検出するステップと、前記検出された通紙枚数に対応して、少なくとも検知温度用の補正係数を求めるステップと、前記検知温度、前記補償温度及び前記検知温度用の補正係数を利用して、前記検知センサに付着した汚れによる熱応答性の遅れで生じる誤差を補正するようにした前記定着ローラの表面温度を演算するステップと、を有することを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項3記載の発明によれば、熱ローラ定着方式で定着処理するための定着ローラを、目標温度に加熱制御するようにした熱定着装置を備えた画像形成装置において、前記定着ローラの表面温度を非接触で検出する、検知センサと、前記検知センサの雰囲気温度を非接触で検出する、補償センサと、前記定着ローラに通紙された記録紙の量である通紙枚数を検出する通紙枚数検出手段と、前記検出された通紙枚数に対応して、少なくとも検知温度用の補正係数を求めると共に、当該検知温度用の補正係数と、前記検知温度及び前記補償温度を利用して、前記検知センサに付着した汚れによる熱応答性の遅れで生じる誤差を補正するための演算式により、前記定着ローラの表面温度を演算する制御部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、非接触の検知センサで定着ローラの表面温度を検出し、非接触の補償センサで検知センサの雰囲気温度を検出するので定着ローラの温度検知を、定着ローラの表面を傷つけることなく検知することができる。さらに、通紙枚数検出手段で定着ローラに通紙された記録紙の量である通紙枚数を検出し、これに基づいて制御部は、検知温度用の補正係数を設定する。そして、制御部は、検知温度及び検知温度用の補正係数と補償温度とを利用して、検知センサに付着した汚れによる熱応答性の遅れで生じる誤差を補正するための演算式により、定着ローラの表面温度を誤差少なく演算する。この定着ローラの表面温度を誤差少なく演算する手段は、通紙枚数を検出して検知温度用の補正係数を設定するだけの簡素な構成であるので、廉価な製品を提供できる。この算出した誤差が少ない定着ローラの表面温度を利用して、制御部は、熱ローラ定着方式で定着処理するための定着ローラを、目標温度に高い精度で加熱制御し、高品質の画像を形成することができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係わる画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。
図1において、本実施の形態の画像形成装置は、デジタル複写機として構成されており、原稿自動送り装置201、画像読み取り装置202及び画像再生装置301を備える。この画像形成装置では、システムコントローラ151によって各装置部を統括的にコントロールするよう構成されている。システムコントローラ151は、主に本装置内の各負荷の駆動、センサ類の情報収集解析及び画像制御部の制御に加えて、操作部(ユーザインターフェース)とのデータ交換の役割を担うよう構成されている。
この画像形成装置は、原稿自動送り装置201の原稿載置部203に置かれた原稿を、給紙ローラ204によって分離し、搬送ガイド206でガイドして、画像読み取り装置202に搬入するよう構成する。さらに原稿自動送り装置201は、原稿を搬送ベルト208によって一定速度で搬送し、排紙ローラ205から機外に排出する。
この間に、読取装置202は、読取位置を通過する原稿を照明系209で照明して原稿の画像を反射ミラー210、211、212からなる光学系によって画像読取部213へ結像して読み取り画像信号に変換する。画像読取部213は、図示しないが、レンズ、光電変換素子であるCCD、CCD用駆動回路等からなる。
読取装置202は、原稿を一定速度で搬送し読取系を停止して読み取る流し読みモードを備える。さらに、読取装置202は、原稿を読取装置202の原稿ガラス台214上に載置して照明系209およびミラー210、211、212を一定速度で移動して読み取る固定モードを備える。
読取装置202で読み取られた画像信号は、システムコントローラ151に内蔵された画像処理部で処理されて画像再生装置301へ送信され、電子写真方式の画像形成プロセスによって記録紙に再生される。
このため画像再生装置301では、画像信号を半導体レーザ(図示せず)等によって光信号に変調する。変調されたレーザ光は、ポリゴンミラーによる光走査装置311、ミラー312、313を経由して、帯電器310によって表面を一様に帯電された感光ドラム309上に露光され、静電潜像が形成される。静電潜像は、現像器314のトナーによって現像され、転写分離器315によってトナー像が記録紙に転写される。
記録紙は、第1の紙カセット302及び第2の紙カセット304に収納されている。なお、この画像再生装置301では、第1の紙カセット302に標準紙を収納し、第2の紙カセット304にはタブ紙を収納している。第1の紙カセット302に収納された記録紙(標準紙)は、給紙ローラ303よって給紙し、搬送ローラ306によって搬送し、レジストローラ308によって画像とのタイミングを調整して、感光ドラムの転写位置に搬送する。一方、第2の紙カセット304の記録紙(タブ紙)は、給紙ローラ305よって給紙し、搬送ローラ307、306によって搬送し、レジストローラ308によって画像とのタイミングを調整して、感光ドラムの転写位置に搬送する。トナー像が転写された記録紙は、搬送ベルト317で、熱ローラ定着方式の熱定着装置である定着器318に搬送され記録紙上のトナーが定着される。
この画像再生装置301では、片面モードのときに、定着器318からの記録紙を定着排紙ローラ319及び排紙ローラ324によって機外に排紙する。また、画像再生装置301は、両面モードのときに、記録紙を定着排紙ローラ319から搬送ローラ320を経由して反転ローラ321によって反転パス325へ搬送する。そして画像再生装置301は、記録紙の後端が両面パス326との合流ポイントを通過した直後に反転ローラ321の回転を反転することにより記録紙を反転させ両面パス326へ搬送する。
この画像再生装置301では、両面パスに搬送された記録紙をローラ322、323によって搬送し、再び搬送ローラ306を経由してレジストローラ308へ搬出する。この画像再生装置301では、レジストローラ308で裏面画像とのタイミング調整した後、前述のように転写処理し、定着処理して機外に排出する。
また、この画像再生装置301では、定着器318から搬出された記録紙の表と裏を反転して機外に排紙する場合に、記録紙を一旦搬送ローラ320へ搬送する。そして、この画像再生装置301では、記録紙の後端が搬送ローラ320を通過する直前に搬送ローラ320の回転を反転して、排紙ローラ324によって機外に排紙する。
次に、熱ローラ定着方式の熱定着装置である定着器318部分の構造について、図2により説明する。図2は、定着器318要部の概略構成を示す斜視図である。定着器318は、定着ローラ10と加圧ローラ11とが転接するよう構成する。さらに、定着器318は、定着ローラ10に加圧ローラ11が所定の圧力で圧接するよう構成する。また、定着ローラ10は加熱式に構成されており、その中心部分に、定着ローラ10の表面を所定温度に加熱するための、電力供給により発熱するハロゲンヒータで構成した定着ヒータ12が配置されている。
この定着器318では、上面にトナー像が形成された転写紙13を定着ローラ10と加圧ローラ11との間に通す。これにより、転写紙13は、定着ヒータ12によって加熱された定着ローラ10に、加圧ローラ11によって押しつけられてトナー像が転写紙13上に定着する。
この定着器318では、定着ヒータ12で定着ローラ10を所定温度に加熱する制御を行うために、定着ローラ10の長手方向の中央位置の表面から所定の短い距離L離間した非接触セット位置に非接触センサ14を配置する。なお、ここでは、L=1.5mm程度に設定する。
この非接触センサ14は、定着ローラ10の温度を検出する検知センサ15を自由端部に配置し、検知センサ15の温度(検知センサの雰囲気温度)を検出する補償センサ16を検知センサ15の基端部に一体的に配置して構成する。これら検知センサ15及び補償センサ16は、共に温度検知素子としてのサーミスタを用いて構成する。なお、非接触センサ14は、検知センサ15ひとつだけでは、検知センサ15自体の温度(雰囲気温度)も一緒に検知してしまい、定着ローラ10の正確な温度を検出できない。そこで、非接触センサ14は、検知センサ15自体温度(雰囲気温度)を検知する補償センサ16を設け、検知センサ15が検知した値と補償センサ16が検知した値との関連によって、定着ローラ10の正確な温度を検知するようになっている。
次に、画像形成装置の定着器318における加熱制御部について、図3によって説明する。図3は、画像形成装置の定着器用の加熱制御部を示す概略構成図である。この定着器用の加熱制御部は、画像形成装置におけるシステムコントローラ151の一部分として構成する。なお、定着器用の加熱制御部は、システムコントローラ151の制御部と別体として構成しても良い。
この定着器用の加熱制御部の制御部20(演算部)には、CPU21、ROM(Read Only Memory)22及びRAM(Random Access Memory)23を備える。この制御部20では、CPU21がROM22に格納されたプログラムによって予め決められた、定着器の加熱制御に関わる種々のシーケンスを実行する。また、この制御部20では、定着器の加熱制御を行う際、一次的または恒久的に保存することが必要となる書換え可能な各種データ、情報及び設定値等をRAM23に記憶させて利用する。
また、この定着器用の加熱制御部では、検知センサ15で検出された定着ローラ10の温度変化に応じた抵抗値変化が電圧値に変換されたアナログ検出温度情報が、A/D変換器25へ送信される。A/D変換器25は、受信された検知センサ15のアナログ検出温度情報を、A/D変換器25で検知センサ15のデジタル検出温度情報に変換して、制御部20へ送信するように構成されている。
これと共に、定着器用の加熱制御部では、補償センサ16で検出された検知センサ15の温度変化に応じた抵抗値変化が電圧値に変換されたアナログ検出温度情報が、A/D変換器25へ送信される。A/D変換器25は、受信された補償センサ16のアナログ検出温度情報を、A/D変換器25で補償センサ16のデジタル検出温度情報に変換して、制御部20へ送信するように構成されている。このA/D変換器25では、検知センサ15と補償センサ16とでそれぞれ検知した電圧を、「0から1023」までのデジタル数値へ変換する。
この制御部20は、検知センサ15の検出温度情報と、補償センサ16の検出温度情報と、定着器318を通過した転写紙13の枚数による補正ファクタとに基づいて、定着ローラ10の表面温度をより高い精度で算出する。
また、この制御部20は、定着器318で定着処理の対象となる転写紙13の種類(厚紙、普通紙、薄紙等の熱容量の差による種類、材質による種類等)に対応して、定着ローラ10の加熱目標温度を設定する。すなわち、この定着ローラ10の加熱目標温度は、定着器318で転写紙13の定着に最適な制御目標値として設定する。
そして、この定着器用の加熱制御部では、制御部20が、演算した定着ローラ10の最新の表面温度及び定着ローラ10の加熱目標温度等から、制御指令を生成してACドライバ24に送信する。するとACドライバ24が、受信した制御指令に基づいて定着ヒータ12へ供給する駆動電力をON/OFFすることにより、定着ローラ10の温度制御を行うように構成されている。
次に、制御部20が、定着ローラ10の表面温度をより高い精度で算出するための演算手段について、図4乃至図7を参照しながら説明する。
図4は、定着ローラの表面温度と、検知センサによる検知温度と、補償センサによる補償温度との関係をグラフで示す説明図である。図4に示すように、この定着器318では、定着ローラ10を所定の加熱目標温度に昇温する場合に、検知温度T1、補償温度T2及び定着ローラの表面温度Tが、それぞれ図示する状態で温度上昇をする。
図4のグラフでは、縦軸が温度を表し、横軸が時間を表す。図4のグラフ上には、定着ローラの表面温度T、非接触センサによる検知温度T1、補償温度のT2を示す。図4のグラフでは、区間Xでの各温度変化について見ると、表面温度Tと検知温度T1との間の比率が一定であるのに、補償温度T2が変化している。また、図4のグラフでは、区間Yでの各温度変化について見ると、表面温度Tと検知温度T1と補償温度T2との間の比率が一定である。
これは、検知センサ15の持つ熱容量と、補償センサ16の持つ熱容量との間に差があるため所定温度に到達するのに必要とする時間が異なることから生じる現像である。
また表面温度T、検知温度T1、補償温度T2の安定した時(区間Y)の温度は、非接触センサの持つ熱抵抗、補償温度検知用センサの持つ熱抵抗の差によって決まる。また、表面温度Tを、検知温度T1、補償温度T2から算出するためには、単純な関数ではなく前述した安定した時の温度が関係してくる。
制御部20が、定着ローラ10の表面温度をより高い精度で算出するための演算手段では、図4に示すように、表面温度の温調温度をTmax、検知温度の最大値をT1max、補償温度の最大値をT2maxとする。また、この演算手段では、補償温度T2が、T2maxに到達していない状態(区間X)と、到達している状態(区間Y)とに分けて考える。まず、区間Yの状態においては、表面温度Tと、検知温度T1の状態がすでに安定している。これは、前述の熱容量の差からくるものである。この区間Yの状態では、表面温度T、検知温度T1、補償温度T2は一定である。故に、検知温度T1と表面温度Tは比例関係であるといえる。
次に、区間Xの領域について考える。基本的に、区間Xでの領域の表面温度Tと検知温度T1とは比例関係に有ると言える。但し、補償温度T2が安定していないため、その補償温度の影響度を考える必要がある。
前述の条件から、定着ローラの温度を算出する演算式を導くと、下記の第1の演算式のようになる。
第1の演算式 T=αu×T1+βu(T2max−T2)
ここで、αuは、検知温度T1用の補正係数であり、βuは、補償温度T2用の補正係数である。なお、第1の演算式から分かるように、補償温度T2が最大値T2maxに到達するまでは、補償温度T2が最大値T2maxに未到達な量に比例した数値を加算した補正を行うことになる。
次に、この制御部20で、定着ローラ10の表面温度を算出して、高精度の演算結果を得るための、定着器318を通過した転写紙13の枚数による補正ファクタについて、図5を参照して説明する。
図5は、定着ローラの表面温度と、検知センサによる検知温度がトナー・紙粉やワックス等で汚れがついてきたときの温度変化との関係をグラフで示す説明図である。
検知センサ15は、非接触サーミスタをフィルムによってカバーした構造となっている。このため、定着器318を長期に渡って使用すると、検知センサ15には、カバー用のフィルム上にトナーや紙粉、ワックス等の汚れが付着する。すると、検知センサ15では、サーミスタ部分の熱容量がトナー、紙粉、ワックス等の汚れの付着量に比例して大きくなるため、図5に例示する線i又は線iiで示すように、検知センサ15の熱応答性が遅くなる。ここで、検知センサ15に対する汚れの付着量は、定着器318の定着ローラ10に通紙する記録紙の量(通紙枚数)により推測できる。
そこで、前述した第1の演算式における補正係数αuと、βuを、通紙枚数によって切り替えることにより、検知センサ15の汚れによる熱応答性の遅れで生じる誤差を補正し、定着ローラ10の表面温度を精度良く検出できるようにする。このため、画像再生装置301では、通常用いられている通紙枚数を積算するメータ等を読み取る通紙枚数検出手段(図示せず)によって、通紙枚数を検出する。
また、第1の演算式では、紙種に応じて定着ローラ10の温調温度を設定するため、補正係数αuと、βuを切り替える。これは、定着器318で厚紙を定着する場合に、熱エネルギーを多く必要とするので、同じスピードでトナーを定着するために、熱エネルギーを多く与えるよう温調温度を高く設定する。また反対に、定着器318で薄紙等を定着する場合には、比較的に少ない熱エネルギーで足りるので、同じスピードでトナーを定着するために温度を低く設定する必要があるためである。
次に、補正係数αuと、βuについて、図6及び図7によって具体的に説明する。図6は、補正係数αuを設定するために予め実験等により求めた各条件での数値をテーブルにした補正係数の表である。この図6に例示するように、補正係数αu用の表は、普通紙、厚紙及び薄紙の3種類用意する。
検知温度T1の補正係数αu用の表は、検知温度T1の温度が50℃から200℃までの範囲を25℃毎に区分して縦に表記し、通紙枚数を10000枚毎に区分して横に表記して、1枚のテーブルとする。この補正係数αu用の表は、縦の温度の区分と、横の通紙枚数の区分とに対応する箇所の数値を、予め実験で求めて記載しておく。なお、補正係数αu用の表に記載される具体的な数値は、定着器318の機種によって異なるので、図6では、通紙枚数が10000枚までの区分だけについて記載してある。
図7は、補正係数βuを設定するために予め実験等により求めた各条件での数値をテーブルにした補正係数の表である。この図7に例示するように、補正係数βu用の表は、普通紙、厚紙及び薄紙の3種類用意する。
補償温度に関わる(T2max−T2)の補正係数βu用の表は、それぞれ補償温度の差分の温度(T2max−T2)が0.5℃から2.5℃までの範囲を0.5℃毎に区分して縦に表記する。これと共に、この補正係数βu用の表では、通紙枚数を10000枚毎に区分して横に表記して、1枚のテーブルとする。この補正係数βu用の表は、縦の温度の区分と、横の通紙枚数の区分とに対応する箇所の数値を、予め実験で求めて記載しておく。なお、補正係数βu用の表に記載される具体的な数値は、定着器318の機種によって異なるので、図7では、通紙枚数が10000枚までの区分だけについて記載してある。
このようにして作成された図6に示す補正係数αu用の表と、図7に示す補正係数βu用の表は、それぞれROM22に格納しておき、第1の演算式を利用して演算処理するときに読み出して使用する。
また、この画像再生装置301では、紙種検知手段で、普通紙、厚紙及び薄紙等の紙種を検出する。この紙種検知手段は、図示しない紙種検出用センサで紙種を特定し、紙種の種別を制御部20へ送信する。なお、紙種検知手段は、ユーザーが指令入力のインターフェースを操作して紙種を指定したときの指令信号から紙種を読み取って紙種の特定を行うように構成しても良い。
制御部20は、紙種検知手段で検知した定着処理する紙種(普通紙、厚紙又は薄紙)に応じた補正係数αu用の表と、補正係数βu用の表とを選択して、第1の演算式による演算処理に利用する。
次に、画像再生装置301において、通紙枚数のマトリクスを用いない補正係数αu用の表及び補正係数βu用の表を利用して、定着ローラ10の表面温度Tを求める、下記の第2の演算式を用いる場合について説明する。
第2の演算式は、下記の通りである。
T=X/600k{αu×T1+βu(T2max−T2)}
ここで、600kは、定着ローラ10の耐久枚数(使用寿命の枚数)、Xは、現在の通紙枚数である。この第2の演算式では、補正係数αu用の表と、補正係数βu用の表とを、それぞれ通紙枚数が初期状態での縦の温度の区分だけの固定値とし、通紙枚数の減衰率を利用して算出するものである。
次に、画像再生装置301の定着器318で転写紙13に対する定着処理を行うときに、定着ローラ10を加熱制御する際の手順を図8によって説明する。
図8は、定着ローラ加熱制御処理の手順を示すフローチャートである。
この定着ローラ加熱制御処理は、制御部20によって実行される。この定着ローラ加熱制御処理は、画像再生装置301がプリント要求を受けたときにスタートし、まず制御部20が、ACドライバ24を制御して定着ヒータ12をON操作する(ステップS1301)。次に、通紙枚数検出手段(図示せず)によって、非接触サーミスタの汚れ予測のために転写紙(記録紙)13の通紙枚数を確認される(ステップS1302)。
次に、第1の演算式を用いて定着ローラ10の表面温度Tを算出する場合には、現在の通紙枚数によって補正係数αuと、βuを切り替える。このため、転写紙13の通紙枚数が、どの区分の下限の閾値以上で上限の閾値以下であるかが検出される。そして、検出した区分、図6及び図7で例えば、0から10000枚の区分、10000枚から20000枚の区分等が、補正係数αuと、βuとを読み取る区分として特定される(ステップS1303)。
これにより第1の演算式で定着ローラの表面温度Tを算出する際には、検知センサ15と補償センサ16に汚れが付着し熱容量が大きくなっている汚れのレベルに対応した補正係数αuと、βuとを利用できる。
次に、紙種検知手段によって紙種が検知される(ステップS1304)。そして、制御部20は、図6及び図7に(A)(B)(C)で示すものの中から、検知した紙種に対応した表を選択して切り替える(ステップS1305)。
次に、制御部20は、補償センサ16によって検出され、A/D変換器25で「0から1023」までの数値へ変換されたデジタル数値を、現時点の補償温度T2として第1の演算式に代入する。これと共に、制御部20は、図7に示す紙種に対応して切り替えられた表における現在の通紙枚数に対応した区分から、検出した補償温度T2に対応した補償温度T2用の補正係数βuを読み出して、第1の演算式に代入する(ステップS1306)。
次に、制御部20は、検知センサ15によって検出され、A/D変換器25で「0から1023」までの数値へ変換されたデジタル数値を、現時点の検知温度T1として第1の演算式に代入する。これと共に、制御部20は、図6に示す紙種に対応して切り替えられた表における現在の通紙枚数に対応した区分から、検出した検知温度T1に対応した検知温度T1用の補正係数αuを読み出して、第1の演算式に代入する(ステップS1307)。
次に、制御部20は、上述のステップSで数値が代入された第1の演算式の演算を実行して、定着ローラ10の表面温度Tを算出する(ステップS1308)。
次に、制御部20は、第1の演算式で算出した定着ローラ10の表面温度Tが、定着ローラ10における所定の目標温調温度以下であるかを判別する(ステップS1309)。そして、目標温調温度以下でない場合には(ステップS1309でNO)、制御部20は、定着ローラ10が所定の目標温調温度まで加熱されたものと判断し、(ステップS1310)ACドライバ24を制御して定着ヒータ12をOFF操作し(ステップS1310)、本処理を終了する。
また、この定着ローラ加熱制御処理では、算出した定着ローラ10の表面温度Tが、所定の目標温調温度以下であると判断した場合には、ステップS1301に戻る。そして、制御部20は、定着ヒータ12がON状態であることを確認し(ステップS1301)これに続くステップS1309までの処理を定着ローラ10が目標温度に到達するまで繰り返す(ステップS1309でNO)。なお、定着ローラ加熱制御処理の終了時に、画像再生装置301をスタンバイ状態に設定しても良いし、画像再生装置301で給紙を開始するトリガ信号にしても良い。
また、画像再生装置301で、前述した第2の演算式を用いる場合には、上述した図8に示す定着ローラ加熱制御処理のプロセスにおいて、補正係数αuと、βuとを読み取る区分として特定するステップを省略する。すなわち、第2の演算式を用いる場合には、現在の通紙枚数によって、例えば、0から10000枚の区分、10000枚から20000枚の区分等を、補正係数αuと、βuとを読み取る区分として特定するステップを省略する。そして、この場合には、第2の演算式のXに、現在の通紙枚数を代入して演算を行う。その他のプロセスは、第1の演算式を用いる場合と同様である。
また、上述した実施の形態では、非接触センサ14が検知センサ15と補償センサ16とを一体的に構成したものについて説明したが、検知センサ15と補償センサ16とを別体に構成しても良い。
さらに、この場合には、定着ローラ10に対して、検知センサ15の非接触セット位置より、別体の補償センサ16の非接触セット位置を十分に遠くに設定し、補償センサ16に通紙による汚れが付着しないように構成しても良い。このように補償センサ16を定着ローラ10から十分に遠くに設置した場合には、補償センサ16の汚れにより生じる誤差が無視できる程小さくなるので、補償温度T2に対して補正係数βuによる誤差の修正を省略しても良い。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能である。
また、本発明の目的は、以下の処理を実行することによって達成することができる。すなわち、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して処理を実行することによって達成できる。
この場合には、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶したコンピュータで読み取り可能な記憶媒体は本発明を構成することになる。加えて、本発明では、プログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現されるように構成しても良い。さらに、本発明では、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれるように構成する。そして、プログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行うように構成しても良い。なお、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、次のものを用いることができる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等である。または、プログラムコードは、ネットワークを介してダウンロードしてもよい。
本発明の実施の形態に係わる画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係わる定着器の要部の概略構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係わる画像形成装置の定着器用の加熱制御部を示す概略構成図である。 本発明の実施の形態に係わる定着ローラの表面温度と、検知センサによる検知温度と、補償センサによる補償温度との関係をグラフで示す説明図である。 本発明の実施の形態に係わる定着ローラの表面温度と、検知センサによる検知温度がトナー・紙粉やワックス等で汚れがついてきたときの温度変化との関係をグラフで示す説明図である。 本発明の実施の形態に係わる補正係数αuを設定するために、予め実験等により求めた各条件での数値をテーブルにした補正係数の表である。 本発明の実施の形態に係わる補正係数βuを設定するために予め実験等により求めた各条件での数値をテーブルにした補正係数の表である。 本発明の実施の形態に係わる定着ローラ加熱制御処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 定着ローラ
12 定着ヒータ
14 非接触センサ
15 検知センサ
16 補償センサ
20 制御部
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 ACドライバ
25 A/D変換器
301 画像再生装置
318 定着器

Claims (6)

  1. 加熱式の定着ローラと、前記定着ローラからの熱を検知する検知センサと、前記検知センサの雰囲気温度を検知する補償センサを備えた非接触センサと、
    前記非接触センサから得られる値を用いて予め定められた演算を行なう演算部と、を有し、
    前記演算部で得られた演算結果を基に前記定着ローラの温度制御を行なう画像形成装置において、
    前記演算部は、ローラを通過する記録紙の枚数によって、異なる演算式を使用することにより、前記定着ローラの温度制御を行なうことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記演算部は非接触サーミスタの汚れに応じた、異なる演算式を使用する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 熱ローラ定着方式で定着処理するための定着ローラを、目標温度に加熱制御するための熱定着装置の制御方法であって、
    前記定着ローラの表面温度を非接触の検知センサで検出する、検知温度の検出ステップと、
    前記検知センサの雰囲気温度を非接触の補償センサで検出する、補償温度の検出ステップと、
    前記定着ローラに通紙された記録紙の量である通紙枚数を検出するステップと、
    前記検出された通紙枚数に対応して、少なくとも検知温度用の補正係数を求めるステップと、
    前記検知温度、前記補償温度及び前記検知温度用の補正係数を利用して、前記検知センサに付着した汚れによる熱応答性の遅れで生じる誤差を補正するようにした前記定着ローラの表面温度を演算するステップと、
    を有することを特徴とする熱定着装置の制御方法。
  4. 前記定着処理される前記記録紙の紙種を紙種検知手段で検出するステップと、
    前記定着ローラの温調温度を設定するため、前記検出された紙種に対応して、前記補償温度及び前記検知温度用の補正係数を選択するステップと、
    前記検知温度、前記紙種に対応した前記補償温度及び前記検知温度用の補正係数を利用して、前記検知センサに付着した汚れによる熱応答性の遅れで生じる誤差を補正し、かつ前記紙種に対応して前記定着ローラの温調温度を設定するようにした前記定着ローラの表面温度を演算するステップと、
    を有することを特徴とする請求項3記載の熱定着装置の制御方法。
  5. 熱ローラ定着方式で定着処理するための定着ローラを、目標温度に加熱制御するようにした熱定着装置を備えた画像形成装置において、
    前記定着ローラの表面温度を非接触で検出する、検知センサと、
    前記検知センサの雰囲気温度を非接触で検出する、補償センサと、
    前記定着ローラに通紙された記録紙の量である通紙枚数を検出する通紙枚数検出手段と、
    前記検出された通紙枚数に対応して、少なくとも検知温度用の補正係数を求めると共に、当該検知温度用の補正係数と、前記検知温度及び前記補償温度を利用して、前記検知センサに付着した汚れによる熱応答性の遅れで生じる誤差を補正するための演算式により、前記定着ローラの表面温度を演算する制御部と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記定着処理される前記記録紙の紙種を検出する紙種検知手段と、
    前記検出された前記紙種に対応した前記定着ローラの温調温度に制御できるよう前記紙種に対応させて設定された前記補償温度及び前記検知温度用の補正係数の表を利用して、前記検知センサに付着した汚れによる熱応答性の遅れで生じる誤差を補正するための演算式により、前記定着ローラの表面温度を演算する制御部と、
    を有することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
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