JP2009138415A - 浴室及び浴室ユニット - Google Patents

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【課題】浴室のリフォームを行った後、その後の縦管等の配管改修工事終了後、新たな配管に適合させるために排水管を容易に変更することができる浴室ユニット及び浴室を提供する。
【解決手段】上面に防水層が形成されたコンクリート躯体床面と、上記防水層を貫通し躯体床面に設けられた排水口と、コンクリート躯体床面の上方に配置され、開口を有する防水パンと、この開口と排水口とを連通する排水筒を有する浴室であって、排水筒が、上端開口及び排水開口を有する凹状の排水トラップを有する別個の排水トラップ部材と交換可能であり、コンクリート躯体床面から排水筒上面迄の高さが、排水トラップ部材の高さ以上である浴室。
【選択図】図1

Description

本発明は、浴室及びそれに用いられる浴室ユニットに関するものであり、特にリフォーム浴室及びそれに用いられる浴室ユニットに関する。
近年浴室は、施工期間を短縮するため、在来工法からユニット工法へと移行し、予め製造工場にて製作した部材を、施工現場にて組み立てる方式が主流となってきている。
ところで、昭和40年代に多く建築された公営住宅では、在来工法で作られた浴室が現在も使用されており、古くなってきていることから、衛生的に使用することが難しくなっている。
公団住宅の浴室をリフォームする方法は、例えば特許文献1に記載されており、はつり作業を行った後に、新たな防水パン、浴室壁、浴槽等を配置するようになっており、排水が、従来使用していた排水口をそのまま生かして使用するようになっている。
特開2006−312858号公報
しかしながら、昭和40年代のように古い建築物では、浴室のみが老朽化するわけではなく、水回りの殆どが老朽化してきており、先に説明した従来使用していた排水口に接続される排水管も新たなものに代える必要がある。
ここで問題となるのが、排水管の工事であるが、排水管は、通常床下に敷設されており、これを交換するとなると、現在居住している住人を一旦別の場所に移す必要があり、多くの住人を抱える公営住宅では現実的な方法ではない。
そこで、排水管の交換は、建屋の外壁に沿って縦管を通し、各部屋からこの縦管に対して排水するようにし、既設の床下排水管を埋め殺すことが考えられる。
このような方法は、住人の移動を伴わずに工事が行えることから好ましいものであるが、住人の要求としては、日常使用する浴室のリフォームを早急に行いたいというものがあり、縦管工事まで待てないとの考えがある。
本発明は、一旦浴室のリフォームを行い、その後、縦管工事終了後に使用する排水管を容易に変更できる浴室ユニット及び浴室を提供することにある。
本発明は、以下のものに関する。
(1)上面に防水層が形成されたコンクリート躯体床面と、上記防水層を貫通し躯体床面に設けられた排水口と、該コンクリート躯体床面の上方に配置され、開口を有する防水パンと、該防水パンの該開口と該排水口とを連通する排水筒を有する浴室であって、該排水筒は、上端開口及び排水開口を有する凹状の排水トラップを有する排水トラップ部材と交換可能であり、該コンクリート躯体床面から該排水筒上面迄の高さが、該排水トラップ部材の高さ以上である浴室。
(2)該排水筒が、該排水口周縁部から立錐する接続筒を有し、該接続筒が段部を有するものである(1)に記載の浴室。
(3)該防水パンが、浴槽載置用防水パンと、洗い場防水パンとを接続して形成されるものである請求項1又は2に記載の浴室。
(4)底部に開口を有する防水パン、該防水パンを排水口を有する躯体床面上方に支持するための高さ調節脚、該防水パンの該開口と該排水口とを連通するための排水筒、並びに、該排水筒と交換するための排水トラップ部材であって、上端開口及び排水開口を有する凹状の排水トラップを有する排水トラップ部材を有する浴室ユニット。
(5)該排水筒が、両端開口間に段部を有する接続筒を有するものである(4)に記載の浴室ユニット。
(6)該防水パンが、浴槽載置防水パンと、洗い場防水パンとに分割されているものである(4)又は(5)に記載の浴室ユニット。
本発明によれば、等の躯体床面から接続筒上縁面迄の高さを交換用の排水トラップ高さ以上とすることにより、一旦既設の排水管を使用するものの、縦管の工事を終了した後は、容易な工事により使用排水管を変更することができる。
接続筒が段部を有する場合は、排水口との位置合わせや接続筒の高さ調整並びに接着作業を容易にすることができる。
防水パンが浴槽載置用防水パンと洗い場防水パンとを接続したものである場合は、施工現場へ分割して搬入することができ、狭い在来工法の浴室出入口からでも、防水パンの入れこみ作業を行うことができる。
本発明にて述べる躯体床面とは、建築の躯体床のことを指す。在来工法で作られた浴室床においては、通常の躯体床はコンクリート製で、更にその上面に排水勾配を設けた防水層が形成されている。防水層の材質としては、合成樹脂成形シート、合成樹脂層等を用いることが多く、その上にタイル等を積層することもある。
本発明にて述べる排水口とは、防水層が存在する場合には防水層を貫通して躯体床面に設けられているものであり、防水層の上に流される湯水を排水するために設けられていた開口のことである。通常、排水口は、防水層とコンクリート躯体床面を貫通して、階下に設けた排水配管に接続されている。
一般的に、排水口は、床下排水トラップを用いて、防水層とコンクリート躯体床に埋めこまれている。
本発明における防水パンとは、片面が浴室床面となる防水機能を有する板状物であり、他面を躯体床面に対峙させて躯体床面上方に位置するように設置される。設置方法に特に制限はなく、例えば、高さ調節可能な高さ調節脚複数本を介して、躯体床面上方に固定設置される。防水パンには凹部を設け、その凹部底面に開口を設けることが好ましい。また、湯水の排水を容易にするために、防水パンを横断して開口に至る流水溝を少なくとも一本設け、流水溝に向けて下る勾配を防水パンにつけることが好ましい。
防水パンは一体であってもよいが、例えば、浴槽を載置する部分となる浴槽載置用防水パンと、洗い場となる洗い場浴槽パンとの少なくとも2つに分割されていてもよい。このように分割することにより、既存の浴室入り口からの搬入及び施工が容易となる。
防水パンの材質としては、例えば、水場であることから、錆の心配がない合成樹脂を使用することができ、中でも、成形の行いやすいシート・モールディング・コンパウンド(SMC)を好ましく用いることができる。また、金属を用いることもできるが、この場合は、ステンレス鋼等の錆の心配が少ないもの、又は、防錆処理を施したものを使用することが好ましい。
本発明における排水筒とは、防水パンの開口と該排水口とを連通するものであり、防水パン、例えば浴槽載置用防水パンや洗い場防水パン上を流れる湯水を排水口に導入する筒状を有したものである。排水筒は、通常、防水パンの開口と排水口とを連通させる接続筒本体と、排水口周縁に固着されて接続筒の下端開口と排水口とを連結する接続筒受け座とを備えている。また、排水筒は、接続筒の上端開口が直接防水パン開口と接続されていてもよいが、接続筒の上端開口にその周縁から外向きにフランジ状に延展する排水筒フタを設け、排水筒フタ外周周辺部で防水パンの開口周辺部と接合することが好ましい。
また、排水筒の交換用として、防水パンの開口と排水口との連通作用を施すタイプとは別に、排水管の変更をする場合に使用する床上排水トラップが取り付けできる形状を施したタイプも用意する。即ち、上記排水筒とは別に、凹状形状であって、上端開口と排水開口とを有する凹状の排水トラップを有する排水トラップ部材を用意する。新たに設置される床上配管との接続を容易にするには、排水開口は、上端開口と凹状形状の底部との間に位置することが好ましい。この排水トラップ部材は排水筒と交換可能であり、該コンクリート躯体床面から該排水筒上縁面迄の高さが、該排水トラップ部材の高さ以上である浴室とする。
本発明にて述べる排水トラップとは、新設する床上排水トラップのことである。新たにコンクリート等の躯体床面上と防水パンとの間の空間に設ける床上排水管と接続できる接続口(排水開口、例えば上記の側面開口)と封水機能を有する浴室用床上排水トラップであれば良い。排水トラップ部材は、排水トラップのみからなるものであってもよく、或いは、更に、開口が設けられたトラップ取付け板と、排水トラップ上端開口外周をトラップ取付け板の開口に締結する部材を有するものであってもよい。この場合、排水筒除去後、トラップ取付け板外周周辺部で防水パンの開口周辺部と接合し、排水トラップを取付ける。排水トラップは、防水パンと躯体床面との間の空間に配設された配水管と連結される。
排水筒及び排水トラップの材質としては、例えば、合成樹脂を使用することができ、更に、ぬるつきを阻止するために、銅・銀等の金属を使用することもできる。
以下、図面を用いて本発明の実施例について説明する。なお、本発明は、以下の実施例の態様に限定されるものではない。
図1は、本発明の1実施例である浴室、特に床面部分の分解斜視図であり、図2は図1の部分平面図であり、図3は図2の断面図である。本実施例では、防水パンは、洗い場防水パン2と、浴槽載置用防水パン4に分割されている。浴槽載置用防水パン4には、四角い平板部4aの一辺全長に沿って、流水溝4bが設けられている。平板部4aの同じ辺の一部には更に、流水溝4bよりも深く幅の広い凹部である排水マス3が、流水溝4bから突出するように設けられており、排水マス3の底部に開口(以下、排水マス開口11という。)が形成されている。平板部4aには、流水溝4bに向かう下り勾配がつけられている。流水溝4bにも、排水マス3に向かう下り勾配をつけることが好ましい。
洗い場防水パン2は、1辺に浴槽載置用防水パン4の排水マス3の突出部と嵌合する排水マス切欠部1を有する四角い平板状であり、同辺に向かう下り勾配がつけられている。浴槽載置用防水パン4の上記辺には、流水溝4bと排水マス3の突出部との連続する上端部と嵌合させて接合するためのフランジ2aが設けられている。
排水マス切欠部1を設けた洗い場防水パン2と、排水マス3を設けた浴槽載置用防水パン4を、排水マス切欠部1と排水マス3を嵌合させた形で、夫々の防水パンを支持固定する複数の高さ調整脚5を介して既存の浴室床に設置する。洗い場防水パン2と浴槽載置用防水パン4との接合は、防水シール材15で固着させることにより行う。防水パンは洗い場床部と浴槽載置床部が一体でも良い。既存の浴室床がコンクリート躯体床である場合には、その上面に防水層を形成した後に設置する。また、既存の浴室床が、防水層の上にさらになお、モルタル等の防水層を更に有する場合には、それらの層の上に設置する。本実施例の既存床は、コンクリート躯体床の上面(コンクリート躯体床面8)に、更に防水層7及び防水モルタル層が形成されており、洗い場防水パン2及び浴槽載置用防水パン4は、各々裏面に取付けられた補強板2b及び4cを介して、高さ調整脚5によって防水モルタル面13上に設置固定されている。
高さ調整脚としては、例えば、ボルト及びナットを使用することができ、ボルトの突出長さを変化させることにより長さ調整を行い、防水パンの水平出しを行う。
洗い場防水パン2と浴槽載置用防水パン4の外形は、既存浴室寸法より大きいサイズとし、施工現場にて、上述の設置位置に合わせて既存浴室内に合うサイズ6に切断する。
防水パンに設けた床勾配によって排水マス3に集水される湯水は、上部に防水層7が形成されたコンクリート躯体床面8を貫通し、コンクリート躯体床面8に設けられた既存の排水口9と連通した排水筒10内から階下の配管に排水する。当該部品は図1の点線で示した相関部品で構成される。
図1において、枠線(実線)で囲んで示した部品は、新設する床上配管18用に改造するときに新たに使用するものであり、開口を有する平板状のトラップ取付板17と、上端開口16c及び側面に排水開口16dを有する排水トラップ16、並びにトラップ取付け具(16a、16b)から成る。上端開口16cには、目皿16eを備えてもよい(図7参照)。
図2及び図3は、既存の排水口9と接続する改装用防水パンの排水マス3の詳細図を示すものである。既存の排水口9にも、目皿9bを備えることが好ましい。排水マス3設置位置は、既存の排水口9と接続する排水筒10を排水マス3に固着するため、排水マス3の短手方向中央に既存の排水口9が位置するように調整する。排水筒10は、排水マス開口11を塞ぐ作用の排水筒フタ10aと、排水マス開口11と排水口9とを排水筒フタ10aを介して接続するための接続筒10bと、接続筒10を既存の排水口9に連通させる接続筒受け材12を有する。排水筒フタ10aは、接続筒10bの上端開口から外向きにフランジ状に延展しており、接続筒10bはその上端開口から既存の排水口9に向かって垂下している。
接続筒受け材12は環状材であり、上面には、内周と外周の間に、J字形断面の環状凹部12aを有する。なお、環状凹部12aの断面は、内周壁高さが外周壁高さよりも高いJ字形が好ましいが、同じ高さのU字形としてもよい。環状凹部の内周壁の凹部内側の直径を接続筒10bの内径よりも小さくし、外周壁の凹部内側の直径を接続筒10bの外径よりも大きくし、接続筒10bを挿入する際にゆとりを持たせることが好ましい。このようにすることにより、接続筒10bと既存の排水口9との位置合わせや接続筒10bの高さ調整並びに接着作業を容易にすることができる。接続筒受け材12は、既存の排水口9の鍔面9a及び外周の防水モルタル面13と接着剤14で固定し、防水シール材15を打つ。
また、J字形断面の環状凹部12aには、接続筒10bの下端部を挿入させ、防水シール材15を充填し、接続筒10bが既存の排水口9の周縁部上に立錐するように固定する。環状凹部12aの内周壁と、内周壁と接続筒10b内周との間に打たれた防水シール材15により、接続筒10b内に段部12bが形成される。本実施例の環状凹部12aは、凹部底面にある程度のゆとりが設けられているので、接続筒10bの口径が多少設計値と異なっても、接続筒10bを挿入することができ、段部12bの高さが、環状凹部12aの外壁よりも高くなっているので、防水シール材15により十分にシールすることができる。
排水筒10は、排水筒フタ10aが、排水マス3の底部より大きいサイズとし、既存の排水口9の位置に接続筒10bを芯合わせした後に、排水マス3に合う外形寸法に切断する。また、排水マス開口11の大きさは、接続筒10bの外径を超えるものとする。
排水筒10の固定に際し、本実施例では、排水筒フタ10a周縁部の排水マス開口11周縁部への固定は、接着剤と、隙間を充填する防水シール材15を用いて行っているが、排水筒フタ10a周縁部と排水マス開口11周縁部との間に防水シール材を挟み、ネジ等で締結してもよい。
コンクリート躯体床面8から排水筒10の上面迄の高さHは、その後の床上配管交換に備えて、コンクリート躯体床面8から、排水トラップ16の高さh以上にて設置しておく必要がある。
なお、排水トラップ16は、通常、封水50mm以上の性能を有する横引き排水タイプを指し、ユニットバス用が望ましい。
図4は、本実施例の浴室における配管交換時の排水マス部床上排水改造断面図である。図5は、床上排水に改造途中の排水マス部平面図、図6は、床上排水改造後の排水マス部平面図である。
図4において、防水パンは設置されたままの状態で再利用し、取り外しなどは行わないものとする。排水マス3部分の排水筒フタ10aを切開し、開口部を作業口にして新たな配管部材の接続と開口部を塞ぐトラップ取付板17を、排水筒フタ10aの場合と同様にして接着剤と防水シール材などによって固着することによって、床下排水から床上排水に改造することができる。排水トラップ16の底面が防水モルタル面13に当たって落し込めない場合は、作業口から当たる範囲の防水モルタル面13aをはつり作業にて削る。
なお、排水筒フタ10aの固定が排水筒フタ10a周縁部と排水マス開口11周縁部との間に防水シール材を挟み、ネジ等で締結することによって行われている場合には、排水筒フタ10aを切開せずに取り外し、トラップ取付板17と交換してもよい。
図4に示されるように、新たに設置される床上排水トラップは、その高さhが、排水筒10の高さH未満であるため、コンクリート躯体床面8を破壊する必要なく、設置することができる。
図4〜図7にて、縦管の工事を終了した後の具体的改造手順を説明する。
まず、図5に示すように、排水筒フタ10aの固着面を残した内側の範囲で切除する。更に、接続筒10bや排水筒受け材12も切除する。開口寸法を150mm×300mm程度とると、以降の作業が容易にできる状態となる。
続いて、図4に示すように、新設する排水トラップ16取付位置の防水モルタル面13から排水筒10の上面までの間隙を測定し、排水トラップ16がその間隙内に入らない場合は、防水モルタル面13aをはつる。
次に、図5において、排水トラップ16を、開口部内の所定位置に仮置きする。排水トラップ16は、排水開口16dにおいて浴室外から差し込まれた床上配管18と仮接続し、配管長さ調整をした後、接着剤を用いて双方を連結する。
図6はトラップ取付板17の平面図および断面図を示す。トラップ取付板17は、排水筒10と同様、排水マス3の底部より大きなサイズの略平面板17aに開口17cを形成し、その開口17の外縁に、排水トラップ16を固定するための上面フランジ16aとパッキン16b(図1及び図4参照)の厚みを埋没嵌合させるL形断面のリング状凹み17bを形成し、略平面板17aと一体で成形されている。
このトラップ取付板17の外形を、既に連結されている排水トラップ16の中心とリング状凹み17bの中心を合わせた位置において、排水マス3にオフセットしたサイズにけがいて切断する。続いて図7に示すとおり、トラップ取付板17を排水筒フタ10aの斜線部で示す被着面10cに接着剤で接着する。
次に、図7に示すように、リング状凹み17bの穴の周囲にパッキン16b(図4参照)を挿んだ後、当該穴から排水トラップ16を手で上方に引き寄せて上面フランジ16aを排水トラップ16に締付ける。さらにトラップ取付板17の外周と排水マス3との隙間に防水シール材15を塗布して、防水性能を確保する。
以上により既存の床下排水口を利用して浴室改装をしたあとから床上排水に交換する場合でも、先に行った改装床を入替えることなく、容易に配管を改造することができる浴室床工法を提供するものである。
本発明の一実施例である浴室、特に床面部分の分解斜視図を示す。 図1に示す実施例の浴室の部分拡大平面図であり、既存の排水口と接続した改装用防水パン排水マス部の平面図を示す。 図2の断面図であり、既存の排水口と接続した改装用防水パン排水マス部の断面図を示す。 図3に示した排水マス部を配管交換時に床上排水方式に改造して排水トラップ部材とりつけた状態を示す断面図である。 図2及び図3に示した排水マス部の開口に、配管交換時に排水トラップを挿入した状態を示す平面図を示す。 図3に示す配管交換時の床上排水方式に改造した状態に用いられたトラップ取付板の平面図および断面図を示す。 図4で示した排水マス部の平面図を示す。
符号の説明
1 排水マス切欠部
2 洗い場防水パン
2a フランジ
2b 補強板
3 排水マス
4 浴槽載置用防水パン
4a 平板部
4b 流水溝
4c 補強板
5 高さ調整脚
6 サイズ
7 防水層
8 コンクリート躯体床面
9 既存の排水口
9a 鍔面
9b 目皿
10 排水筒
10a 排水筒フタ
10b 接続筒
10c 被着面
11 排水マス開口
12 接続筒受け材
12a 環状凹部
12b 段部
13 防水モルタル面
13a 防水モルタル面
14 接着剤
15 防水シール材
16 排水トラップ
16a 上面フランジ
16b パッキン
16c 上端開口
16d 排水開口
16e 目皿
17 トラップ取付板
17a 平面板
17b リング状凹み
17c 開口
18 床上配管

Claims (6)

  1. 上面に防水層が形成されたコンクリート躯体床面と、上記防水層を貫通し躯体床面に設けられた排水口と、該コンクリート躯体床面の上方に配置され、開口を有する防水パンと、該防水パンの該開口と該排水口とを連通する排水筒を有する浴室であって、該排水筒は、上端開口及び排水開口を有する凹状の排水トラップを有する排水トラップ部材と交換可能であり、該コンクリート躯体床面から該排水筒上面迄の高さが、該排水トラップ部材の高さ以上である浴室。
  2. 該排水筒が、該排水口周縁部から立錐する接続筒を有し、該接続筒が段部を有するものである請求項1に記載の浴室。
  3. 該防水パンが、浴槽載置用防水パンと、洗い場防水パンとを接続して形成されるものである請求項1又は2に記載の浴室。
  4. 底部に開口を有する防水パン、該防水パンを排水口を有する躯体床面上方に支持するための高さ調節脚、該防水パンの該開口と該排水口とを連通するための排水筒、並びに、該排水筒と交換するための排水トラップ部材であって、上端開口及び排水開口を有する凹状の排水トラップを有する排水トラップ部材を有する浴室ユニット。
  5. 該排水筒が、両端開口間に段部を有する接続筒を有するものである請求項4に記載の浴室ユニット。
  6. 該防水パンが、浴槽載置防水パンと、洗い場防水パンとに分割されているものである請求項4又は5に記載の浴室ユニット。
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