JP2009138392A - シート材切断治具及び溝付面のシート貼り方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】目地を有する面材の表面に貼り付けられるシート材を切断するシート材切断治具100において、直線辺部を目地幅より短い寸法で一方の面側に垂直に折曲して溝底当接片15を形成した基板Aと、基板Aの他方の面に重ねられ溝底当接片15の背面側で直線辺部と平行な辺部が溝底当接片15と反対側に折曲されてガイド片21を形成したガイド板Bと、基板Aとガイド板Bとに亘って設けられ溝底当接片15に垂直な方向に基板Aとガイド板Bを相対摺動可能且つ固定可能とする固定手段Cとを設けた。
【選択図】 図1
Description
本発明の請求項1記載のシート材切断治具100は、目地溝Mを有する面材Pの表面41に貼り付けられるシート材Sを切断するシート材切断治具100であって、
直線辺部11を前記目地幅Wより短い寸法で一方の面13側に垂直に折曲して溝底当接片15を形成した基板Aと、
該基板Aの他方の面17に重ねられ前記溝底当接片15の背面側で前記直線辺部11と平行な辺部19が該溝底当接片15と反対側に折曲されてガイド片21を形成したガイド板Bと、
前記基板Aと該ガイド板Bとに亘って設けられ前記溝底当接片15に垂直な方向に該基板Aと該ガイド板Bを相対摺動可能且つ固定可能とする固定手段Cと、
を具備したことを特徴とする。
前記基板Aと前記ガイド板Bの一方に穿設された前記相対摺動方向に長い穴23と、
前記基板Aと前記ガイド板Bの他方に固定され該長穴23に挿通されるボルト25と、
該ボルト25に螺合されて前記基板Aと前記ガイド板Bを締結するナット27と、
からなることを特徴とする。
前記溝底当接片15を溝底39に当接するとともに、前記ガイド片21を前記面材Pの表面41に当て、前記基板A及び前記ガイド板Bを前記固定手段Cで固定する工程と、
前記溝底当接片15を前記溝Mの一方の溝壁43aに当接して前記溝Mを挟み一方の側から前記溝Mに沿う少なくとも端縁の裏面に離型紙Rを残した状態で貼られたシート材Saを、前記ガイド片21の位置で切断する工程と、
前記溝底当接片15を前記溝Mの一方の溝壁43aに引っ掛けて前記溝Mを挟み他方の側から前記溝Mに沿う少なくとも端縁の裏面に離型紙Rを残した状態で貼られたシート材Sbを、前記ガイド片21の位置で切断する工程と、
前記一方の側のシート材切断端を離型紙Rを剥離した後に溝壁43aに貼るとともに、前記他方の側のシート材切断端を離型紙Rを剥離した後に溝壁43b及び溝底39に貼る工程と、
を有することを特徴とする。
前記一方の側のシート材切断端及び前記他方の側のシート材切断端を離型紙Rを剥離した後に溝壁43a,43b及び溝底39に貼る工程と、
を有することを特徴とする。
図1は本発明に係るシート材切断治具の斜視図、図2は図1に示したシート材切断治具の分解斜視図、図3は溝付面の一例を表す斜視図である。
本発明に係るシート材切断治具は、建築内装、建具や工業製品の表面仕上げ等、種々の分野における溝付面のシート貼りに適用される。本実施の形態では、室内の下地壁に化粧シート材を貼る場合のシート材切断治具100を例として説明する。
基板Aは、例えば四角形の金属板(ステンレス鋼板等)からなり、一つの直線辺部11を目地幅W(図3参照)より短い寸法で一方の面13側に垂直に折曲して溝底当接片15を形成している。
ガイド板Bは、基板Aの他方の面17に重ねられ、溝底当接片15の背面側で直線辺部11と平行な辺部19が溝底当接片15と反対側に折曲されてガイド片21を形成している。図4に示すように、ガイド片21は、刃物33のガイドとしても利用される。
図6は溝底当接片挿入状態の斜視図、図7はガイド片当接状態の斜視図、図8は一方の側のシート材切断端位置決め状態の斜視図、図9は一方の側のシート材切断状況の斜視図、図10は溝底を含んだ一方の側のシート材切断端位置決め状態の斜視図、図11は溝底を含んだ一方の側のシート材切断状況の斜視図、図12は溝底に一枚のシート材が貼られたシート材貼着溝の斜視図、図13は溝底に二枚のシート材が貼られたシート材貼着溝の斜視図である。
シート材切断治具100を用いて溝付面へシート材Sを貼るには、先ず、固定手段Cを緩め、図6に示すように、基板Aの他方の面17を溝壁43に沿わして、溝底当接片15を溝底39に当てる。
次いで、図8に示すように、溝底当接片15を溝Mの一方の溝壁43aに当接して、溝Mを挟み一方の側(図8の右方側)から貼られたシート材Saを、図9に示すように、ガイド片21の位置で刃物33にて切断する。なお、このときのシート材Sa裏面の離型紙Rは、少なくともシート材端縁31の溝Mに沿う所定幅に残ったままとされ、溝Mの周囲や治具100に貼り付いてしまうことはなく、この離型紙Rとともに切断される。
最後に、端縁部分の裏面にある離型紙Rを剥離して、図12に示すように、一方の側のシート材Saのシート材切断端を溝壁43aに貼るとともに、他方の側のシート材Sbのシート材切断端を溝壁43b及び溝底39に貼り、溝付面のシート貼りを完了する。
13…一方の面
15…溝底当接片
17…他方の面
19…直線辺部と平行な辺部
21…ガイド片
23…長穴(相対摺動方向に長い穴)
25…ボルト
27…ナット
29…弾性離間材
31…所定長のシート材端縁
35…目盛
37…シート傷防止面材
39…溝底
41…面材表面(表面)
43…溝壁
100…シート材切断治具
A…基板
B…ガイド板
C…固定手段
M…溝(目地)
P…面材
R…離型紙
S…シート材
Sa…一方の側から貼られたシート材
Sb…他方の側から貼られたシート材
W…目地幅
Claims (7)
- 目地溝を有する面材の表面に貼り付けられるシート材を切断するシート材切断治具であって、
直線辺部を前記目地幅より短い寸法で一方の面側に垂直に折曲して溝底当接片を形成した基板と、
該基板の他方の面に重ねられ前記溝底当接片の背面側で前記直線辺部と平行な辺部が該溝底当接片と反対側に折曲されてガイド片を形成したガイド板と、
前記基板と該ガイド板とに亘って設けられ前記溝底当接片に垂直な方向に該基板と該ガイド板を相対摺動可能且つ固定可能とする固定手段と、
を具備したことを特徴とするシート材切断治具。 - 前記ガイド片から所定長のシート材端縁を挟入可能とする間隙を形成する弾性離間材が前記基板と前記ガイド板との間に設けられたことを特徴とする請求項1記載のシート材切断治具。
- 前記固定手段が、
前記基板と前記ガイド板の一方に穿設された前記相対摺動方向に長い穴と、
前記基板と前記ガイド板の他方に固定され該長穴に挿通されるボルトと、
該ボルトに螺合されて前記基板と前記ガイド板を締結するナットと、
からなることを特徴とする請求項1又は2記載のシート材切断治具。 - 前記基板の他方の面には前記相対摺動方向に延在する目盛が設けられたことを特徴とする請求項1,2,3のいずれか1つに記載のシート材切断治具。
- 前記基板の一方の面に、シート傷防止面材が貼着されたことを特徴とする請求項1,2,3,4のいずれか1つに記載のシート材切断治具。
- 請求項1,2,3,4,5のいずれか1つに記載のシート材切断治具を使用して、目地溝を有する面材の表面及び目地内にシート材を貼り付ける溝付面のシート貼り方法であって、
前記溝底当接片を溝底に当接するとともに、前記ガイド片を前記面材の表面に当て、前記基板及び前記ガイド板を前記固定手段で固定する工程と、
前記溝底当接片を前記溝の一方の溝壁に当接して前記溝を挟み一方の側から前記溝に沿う少なくとも端縁の裏面に離型紙を残した状態で貼られたシート材を、前記ガイド片の位置で切断する工程と、
前記溝底当接片を前記溝の一方の溝壁に引っ掛けて前記溝を挟み他方の側から前記溝に沿う少なくとも端縁の裏面に離型紙を残した状態で貼られたシート材を、前記ガイド片の位置で切断する工程と、
前記一方の側のシート材切断端を離型紙を剥離した後に溝壁に貼るとともに、前記他方の側のシート材切断端を離型紙を剥離した後に溝壁及び溝底に貼る工程と、
を有することを特徴とする溝付面のシート貼り方法。 - 前記溝底当接片を前記溝の他方の溝壁に引っ掛けて前記溝を挟み一方の側から前記溝に沿う少なくとも端縁の裏面に離型紙を残した状態で貼られたシート材を、前記ガイド片の位置で切断する工程と、
前記一方の側のシート材切断端及び前記他方の側のシート材切断端を離型紙を剥離した後に溝壁及び溝底に貼る工程と、
を有することを特徴とする請求項6記載の溝付面のシート貼り方法。
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JP2011226183A (ja) * | 2010-04-21 | 2011-11-10 | Ohbayashi Corp | 外装仕上げ方法 |
KR101895271B1 (ko) * | 2017-07-18 | 2018-09-05 | 정삼인 | 차량용 시트 커버의 제조 지그 |
KR101996901B1 (ko) * | 2018-05-24 | 2019-07-05 | 정삼인 | 경첩이 구비된 차량용 시트 커버의 제조 지그 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11336314A (ja) * | 1998-05-28 | 1999-12-07 | Misawa Homes Co Ltd | 底目地クロスカット治具 |
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2007
- 2007-12-05 JP JP2007314879A patent/JP4913713B2/ja not_active Expired - Fee Related
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