JP3190498U - 石膏または石綿およびセメント材料を用いて平板状に形成した建築材料において施工の際に計測の参考となる寸法線を表面に印刷記載した積層体。 - Google Patents

石膏または石綿およびセメント材料を用いて平板状に形成した建築材料において施工の際に計測の参考となる寸法線を表面に印刷記載した積層体。 Download PDF

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【課題】内装工事または外装工事を行う場合は、ボード表面の縦横方向の寸法線により壁面または天井の下地に合わせた固着作業が容易になり、建築工事をするうえでの作業の簡便化と能率化が図られる、寸法線を表面または裏面に印刷記載した積層体を提供する。
【解決手段】石膏ボードの大きさは汎用規格として横90センチメートル×縦180センチメートルの平板が一般的であり、整形カットされた石膏ボード1の主体の表面の表裏は薄紙4を積層被覆して製作できる。被覆積層した薄紙4に計測の参考となる寸法線5は縦方向寸法線6と横方向寸法線7を方眼紙のように印刷して完成する。この場合の寸法線5は実線または点線とする。薄紙4に印刷記載する寸法線5の間隔は、図の如く等間隔の5センチメートルあるいは10センチメートルの方眼紙のようにすれば工事に際してより緻密で正確な作業に役立って便利である。
【選択図】図3

Description

本考案は、近年、鉄筋コンクリート建築と木造建築を問わず、内装工事や外装工事に石膏やセメントおよび石綿を主材料とする平面状の積層体(以下ボード)を裁断しながら施工する工事が多く、施工に際して計測の参考となる寸法線をあらかじめ表面に印刷記載したボードに関する。
最近は建築作業において、外装や内装の工事では石膏やセメントおよび石綿を主材とするボードを用いる工事は、あらかじめ壁面に幅の狭い材木板などを下地として配し予定した間隔に固定するが、ボードは接着材や釘やステープルなどで下地に固着または接着する方法が通常の工法である。
従来、内装や外装の工事に用いるボードの大きさは、厚みは10ミリメートルから30ミリメートルのものがあり、表面積は90センチメートル×180センチメートルのボードを用いることが多い。また、外装材では幅や長さに異なるものがある。
ボードを用いた工事にあたっては、前述の如く予定した間隔に配した下地板に合わせて釘打ちやステープル打ちを行って壁面に固着するが、接着材で接着する場合も下地に接着剤を塗布しボードを仮止め釘で下地に一時固着し、天井工事の内装に用いる場合は、通称軽天と呼ばれる金属製の下地にビス止めして固着する工事が普及している。
これらの工事において、従来のボードは不透明な平板のため下地に固着するときの釘打ち位置やビス止め位置は目安で行うことになり、ボードの正確な釘打ちやステープル打ちの位置は、いちいちメジャーを使って正確に下地の間隔に合わせた位置を勘案しなければならず、殊更に墨打ちや線引きをし、これを目安としてボードの固着作業をする場合が非常に多い。
これらのことは作業の正確性と作業能率からも改善しなければならない面倒な作業である。従って本考案はこれらの問題を解決することを課題とする。
本考案は前述の課題を解決するため、従来のボードの表面にあらかじめ釘打ちやステープル打ちの目安となる寸法線を縦線または横線として印刷加工したボードを提供する。
石膏ボードに例えると、石膏を水などで糊状に溶解して規格の厚みの平面状に凝固させて平板とした状態の表裏をハトロン紙などの薄紙で被覆する如く積層したものが一般的であるが、一方では布地や合成樹脂で表面を被覆し積層したものもある。
本考案は、あらかじめボードに積層した表面被覆に5センチメートルまたは10センチメートル間隔に寸法線を縦方向と横方向に方眼紙のように印刷記載したものとする。
本考案のボードの寸法線の間隔は、工事の要望に応じて1センチメートル単位から各種のボードを提供することができ、いずれも課題を解決するための手段となる。
本考案の効果は、前述の様にボードの表面積層面にあらかじめ方眼紙のように寸法線を設けることにより以下の如くなる。
本考案のボードは、建築工事において無地のボードを用いた場合より、下地に固着する作業の寸法間違いが改善され下地の間隔に応じた正確な位置は、寸法線を目安に勘案できて釘止めやステープル打ちなどができることになり、いちいちメジャーを用いて釘打ちやステープル打ちの位置確認をする作業が軽便になる。
また、ボードの複雑な裁断を要する場合も、あらかじめ下地に合わせて寸法線を目安に好みの形にボードを裁断することができる。
さらに、ボードに印刷された寸法線を参考にして、ボードの取り付け角度を適正に勘案して固着作業ができることになるので、ボードの垂直な取り付けはもとより角度を要して取り付けて固着する場合にもボードの裁断が至極簡便になる。
これらの建築工事において、本考案のボードを用いれば内装工事や外壁工事の手間が大幅に減少し作業効率が向上するとともに、石膏ボードやコンクリーボードで壁面工事をする場合の資材の計測間違いによるロスが減少し、資材の節約に役立つことになる。
すなはち、以上のように本考案のボードを用いて、内装工事または外装工事を行う場合は、ボード表面の縦横方向の寸法線により壁面または天井の下地に合わせた固着作業が容易になり、建築工事をするうえでの作業の簡便化と能率化が図られる。
本考案のボードの断面見取図である。 本考案のボードの断面見取図である。 本考案のボードに印刷記載した寸法線を表わす平面見取図である。
通常規格の石膏ボードを例にすると、その製造工程は糊状に溶解した石膏を圧延し水気を除き完全に乾燥した状態で一定規格の厚みを有する石膏ボードの素地となる。
その製造過程で予定の厚みを形成し、規格の大きさにカットして整形しあらましの石膏ボードの素地を作り、石膏が簡単に剥がれないように表面と裏面を薄紙などで被覆加工して積層し石膏ボードが製造される。
本考案による石膏ボードは、この場合の出来上がった石膏ボードの表裏の積層体は紙であり、その表面となる紙に、あらかじめ施工の目安となる計測した間隔の寸法線を方眼紙のように印刷加工して完成することになる。
さらに、布地などで被覆したボードならびに石綿やセメント材料で製作するボードも、同じ行程で印刷加工することで本考案のボードになる。
以上の本論は、石膏ボードを例に説明したが、外壁に多く用いられるセメントや石綿素材などで積層したボードにおいても、説明した行程に類似した加工方法で表面に寸法線を印刷加工ができて所期の目的が達成できる本考案のボードを生産することができる。
以下、本考案による実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、石膏ボードの断面見取図であるが、石膏ボード1は主幹材料の石膏を糊状にしたものを所定の厚みを持たせて圧延べして乾燥させ、所定の大きさに整形カットされて石膏ボード1の主体2となる。
図2は、石膏ボードの断面見取図であるが。石膏ボードの大きさは汎用規格として横90センチメートル×縦180センチメートルの平板が一般的であり、先述の様に整形カットされた石膏ボード1の主体2の表面の表裏3は薄紙4を積層被覆して製作できる。
本考案は、図3に示すように石膏ボードの主体2に被覆積層した薄紙4に計測の参考となる寸法線5は縦方向寸法線6と横方向寸法線7を方眼紙のように印刷して完成する。この場合の寸法線5は実線または点線とする。
本考案の石膏ボードに被覆積層した薄紙4に印刷記載する寸法線5の間隔は、図の如く等間隔の5センチメートルあるいは10センチメートルの方眼紙のようにすれば工事に際してより緻密で正確な作業に役立って便利である。
本考案は、石膏ボードを建築の内装工事の例として説明したが、外装工事に用いられるセメントや石綿素材からなる外装用ボードに関しても、大きさの規格は色々あるが同じように寸法線を方眼紙のように印刷表示することで工事の的確性が向上する。
本考案によるボードは、建築工事に於いて内装工事と外装工事の難点を打開できる要素を有しており、産業上の利用可能性は大きい。
すなはち、本考案によるボードの製造工程において、建築工事に関わって壁面に固着する作業の際の計測の参考となる寸法線は、ボード製造の最終段階において簡単な印刷加工ができる機構により、ボードの表面に寸法線の印刷による記載が簡単迅速かつ自動的に行うことができるのでボードの製造単価にも大きな影響がなく生産性にも優れている。
また、本考案によるボードは汎用性に富み、如何なる内装工事あるいは外装工事においても、従来の建築作業等で難儀していたボードの固着作業の計測に大いに役立つもので必然的な需要が見込まれ、建築作業の簡素化と能率化に格段の効果をもたらすものである。
従って、従来のボードに画期的な寸法線を設けた本考案のボードは、内装工事および外装工事に於いて固着位置の計測に革命的な効果をもたらすものである。
1. 石膏ボード。
2. 石膏ボードの主体。
3. 石膏ボードの表裏。
4. 石膏ボードの主体2に積層固着した薄紙。
5. 寸法線。
6. 縦方向寸法線。
7. 横方向寸法線。

Claims (2)

  1. 石膏等を材料として平面に形成した内装材において、施工の際の計測に参考となる寸法線を表面または裏面に印刷記載した積層体。
  2. セメントおよび石綿等を材料として平面に形成した外装材において、施工の際の計測に参考となる寸法線を表面または裏面に印刷記載した積層体。
JP2014001023U 2014-02-10 石膏または石綿およびセメント材料を用いて平板状に形成した建築材料において施工の際に計測の参考となる寸法線を表面に印刷記載した積層体。 Expired - Lifetime JP3190498U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017002539A (ja) * 2015-06-09 2017-01-05 藤本株式会社 養生ボード

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