JP2009137749A - ヤードクレーン - Google Patents

ヤードクレーン Download PDF

Info

Publication number
JP2009137749A
JP2009137749A JP2007318678A JP2007318678A JP2009137749A JP 2009137749 A JP2009137749 A JP 2009137749A JP 2007318678 A JP2007318678 A JP 2007318678A JP 2007318678 A JP2007318678 A JP 2007318678A JP 2009137749 A JP2009137749 A JP 2009137749A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
motor
traveling
unit
supplied
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007318678A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5039525B2 (ja
Inventor
Koji Uchida
浩二 内田
Hirobumi Yoshikawa
博文 吉川
Toshiyuki Kusano
利之 草野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2007318678A priority Critical patent/JP5039525B2/ja
Publication of JP2009137749A publication Critical patent/JP2009137749A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5039525B2 publication Critical patent/JP5039525B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control And Safety Of Cranes (AREA)

Abstract

【課題】 横走行および縦走行を可能にするとともに、環境に対する負荷低減を図り、設備コストの増大を抑制することができるヤードクレーンを提供する。
【解決手段】 クレーン本体の走行に用いられる走行用動力を発生する走行用モータ23と、荷物の巻き上げ、および、巻き下げを行う巻用動力やトロリを駆動するトロリ駆動力を発生する荷役用モータ25,33と、走行用モータ23および荷役用モータ25,33に電力を供給する外部の給電部41に対して接続および切り離し可能に取付けられる受電部7と、給電部41から供給された電力、および、巻き下げ時に荷役用モータ33により回生された電力の少なくとも一方を充電するとともに、受電部7が給電部41から切り離された際に、電力を少なくとも走行用モータ23に電力を供給する充放電部8と、が設けられていることを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ヤードクレーン、特に、外部から電力供給を受けて、走行および荷役を行うヤードクレーンに関する。
従来、タイヤを備え、コンテナの蔵置エリアであるレーンに沿って移動する(横走行する)とともに、複数のレーン間を移動する(縦走行する)トランスファークレーン、例えば、Rubber Tired Gantry Crane(以下、「RTG」と表記する。)等としては、横走行や縦走行や巻やトロリ駆動等に用いる電力を発電するエンジン発電機を備えたものが知られている。
一方、近年の環境汚染に対する配慮や、作業の効率化を図るため、外部からRTGに対して電力を供給する(給電する)技術が知られている。
RTGは、軌道上を横走行するクレーンと比較して縦走行も行える点が異なる。横走行時には、ケーブルやトロリ線などを介して、比較的容易に電力をRTGに給電することができるが、縦走行時に電力を給電することが難しく、様々な技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−137493号公報
特許文献1には、RTGに補助エンジン発電機を設けて、補助エンジン発電機が発電した電力を用いて縦走行する技術が記載されている。
しかしながら、補助エンジン発電機を用いるため、発電時に排ガスがエンジンから放出され、環境を汚染するという問題があった。また、エンジンの燃料である軽油を定期的に給油する必要があり、給油作業という手間がかかる問題があった。さらに、燃料が漏れると環境を汚染するという問題があるとともに、燃料に引火する恐れがあった。
一方、レーンチェンジを行う際にも、ケーブルリールを用いて給電する方式も知られている。しかしながら、横走行方向および縦走行方向にケーブルを導く機構が必要になるとともに地上設備が増えるため、コストが増大するという問題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、横走行および縦走行を可能にするとともに、環境に対する負荷低減を図り、設備コストの増大を抑制することができるヤードクレーンを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、以下の手段を提供する。
本発明のヤードクレーンは、クレーン本体の走行に用いられる走行用動力を発生する走行用モータと、荷物の巻き上げ、および、巻き下げを行う巻用動力や、トロリを駆動するトロリ駆動力を発生する荷役用モータと、前記走行用モータおよび前記荷役用モータに電力を供給する外部の給電部に対して接続および切り離し可能に取付けられる受電部と、前記給電部から供給された電力、および、巻き下げ時に前記荷役用モータにより回生された電力の少なくとも一方を充電するとともに、前記受電部が前記給電部から切り離された際に、電力を少なくとも前記走行用モータに電力を供給する充放電部と、が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、給電部に対して受電部を接続および切り離し可能とするとともに、切り離された際に、充放電部から電力を走行用モータに供給することで、エンジン発電機を用いることなく、荷物が積まれているレーンに沿ってヤードクレーンが走行する横走行、および、一のレーンから他のレーンにヤードクレーンが移動する縦走行を行うことができる。
具体的には、ヤードクレーンが横走行する場合には、給電部と受電部とは接続され、走行用モータおよび荷役用モータには給電部から電力が供給される。一方、ヤードクレーンが縦走行する場合には、給電部と受電部とは切り離され、充放電部から走行用モータに電力が供給される。
そのため、走行用の補助エンジンを用いることなく縦走行を行うことができ、環境に対する負荷低減が図られる。さらに、給電部および受電部の少なくとも一方は、縦走行以外の作業、例えば、横走行や、トロリ駆動や、巻などに対応した構成とするだけでよく、上述の横走行やトロリ駆動や巻など、および、縦走行に対応した構成とした場合と比較して、簡単な構成とすることができる。
上記発明においては、前記受電部が流すことができる許容電力は、前記荷役用モータにおける最大負荷時に、前記荷役用モータに供給される電力よりも少なく、前記受電部が前記給電部に接続されている場合であっても、前記荷役用モータおよび前記走行用モータに供給される電力が不足する場合には、前記充放電部から電力が供給されることが望ましい。
本発明によれば、例えば、受電部の許容電力が上述の最大負荷時の電力よりも大きい場合と比較して、受電部に用いられるケーブルなどの電流を流す構成要素の大きさ、例えば径を小さくすることができる。そのため、給電部と受電部との接続および切り離し作業が行いやすくなる。
さらに、受電部を介して供給される電力が不足する場合には、充放電部から電力の不足分が荷役用モータおよび走行用モータに供給され、本発明のヤードクレーンによる作業の安定性が確保される。
上記発明においては、前記受電部が流すことができる許容電力は、荷役される前記荷物の略平均的な重量に対応した電力と等しいことが望ましい。
本発明によれば、受電部に用いられるケーブルなどの電流を流す構成要素の大きさ、例えば径を確実に小さくすることができる。
さらに、略平均的な重量の荷物であれば、受電部を介して供給される電力のみで荷役を行うことができるため、充放電部から電力を供給する回数を減らすことができ、荷役に必要な電力が不足する恐れがない。
上記発明においては、巻き上げられた前記荷物の重量に基づいて、前記充放電部から前記荷役用モータおよび前記走行用モータへの電力の供給が制御されることが望ましい。
本発明によれば、例えば、巻き上げられた荷物の重量が所定重量よりも大きい場合には、充放電部から荷役用モータおよび走行用モータに電力が供給される。つまり、荷役用モータおよび走行用モータには、受電部を介して給電部から電力が供給されるとともに、充放電部からも電力が供給される。
一方、巻き上げられた荷物の重量が所定重量よりも小さい場合には、充放電部から電力が供給されない。つまり、荷役用モータおよび走行用モータには、受電部を介して給電部からのみ電力が供給される。
そのため、受電部を介して供給される電力が不足する場合にのみ、確実に、荷役用モータおよび走行用モータに充放電部から電力の不足分が供給され、本発明のヤードクレーンによる作業の安定性が確保される。
ここで、所定重量とは、受電部が流すことができる許容電力に関する重量である。例えば、上述の許容電力が供給された際に、荷役用モータが巻き上げることができる荷物の重量を例示することができる。
上記発明においては、前記充放電部の残量に基づいて、前記荷物の巻き上げ速度や巻き下げ速度、前記トロリの走行速度、および、前記クレーン本体の走行速度の少なくとも1つの上限が下げられることが望ましい。
本発明によれば、ヤードクレーンの走行中や、トロリの走行中や、巻中などの荷役中に充放電部の残量がゼロになることが防止され、ヤードクレーンの走行や、荷役作業に支障が発生することがない。
上記発明においては、少なくとも前記走行用モータおよび前記荷役用モータを制御する制御部が設けられ、前記制御部には、前記充放電部から電力が供給されていることが望ましい。
本発明によれば、給電部から供給される電力が瞬間的に停止した場合であっても、制御部には充放電部から連続して電力が供給されるため、制御部における不具合の発生が防止される。
本発明のヤードクレーンによれば、給電部に対して受電部を接続および切り離し可能とするとともに、切り離された際に、充放電部から電力を走行用モータに供給することにより、横走行および縦走行を可能にするとともに、環境に対する負荷低減を図り、設備コストの増大を抑制することができるという効果を奏する。
〔第1の実施形態〕
以下、本発明の第1の実施形態にかかるRTGついて図1から図5を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るRTGの構成を説明する模式図である。図2は、図1のRTGにおける横走行および縦走行について説明する模式図である。図3は、図1のRTGの構成を説明するブロック図である。
本実施形態では、本発明のヤードクレーンをRTGに適用して説明するが、RTG以外にもRMGC(Rail Mounted Gantry Crane)にも適用することができ、特に限定するものではない。
RTG(ヤードクレーン)1は、図1および2に示すように、複数のコンテナ(荷物)2が置かれるレーン3A,3Bに沿って横走行するとともに、例えば、レーン3Aからレーン3Bに移動する縦走行を行うものである。
RTG1には、図1から図3に示すように、クレーン本体4と、クレーン本体4を横走行および縦走行させる走行部5と、コンテナ2の巻き上げや、巻き下げ、およびトロリの駆動を行う荷役部6と、走行部5および荷役部6に電力を供給する受電部7および充放電部8と、RTG1の走行および荷役を制御する制御部9と、が設けられている。
クレーン本体4は、図1および図2に示すように、一対の脚部11を備えた略門型に形成されたフレーム構造物である。クレーン本体4の上部には荷役部6が設けられ、荷役部6によりコンテナ2の巻き上げや、巻き下げと、トロリの駆動が行われる。一方、脚部11の下端には、走行部5が設けられ、走行部5によりレーン3A,3Bに沿った横走行や、レーン3Aとレーン3Bとの間を移動する縦走行が可能とされている。
走行部5には、図1から図3に示すように、脚部11の下端に配置されたタイヤ21と、走行時にタイヤ21の回転駆動力を発生させる走行用インバータ22および走行用モータ23と、が設けられている。
走行用インバータ22は、図3に示すように、走行用モータ23に供給する電力を制御することにより走行用モータ23から発生される動力を制御するものであって、トロリ駆動用インバータ24および巻用インバータ32とともに並列に配置されるもの、あるいは兼用されるものである。
走行用インバータ22は、受電部7および充放電部8から電力が供給可能に接続され、走行用インバータ22から走行用モータ23に電力を供給可能に接続されている。
走行用モータ23は、RTG1の横走行に用いられる動力を発生するものであって、走行用インバータ22により制御されるものである。走行用モータ23は、タイヤ21に動力が伝達されるように接続されている。
なお、上述のタイヤ21や、走行用インバータ22や、走行用モータ23などは、公知のものを用いることができ、特に限定するものではない。
荷役部6は、図1に示すように、コンテナ2の巻き上げや、巻き下げを行うトロリである。
荷役部6には、図1および図3に示すように、トロリを駆動するトロリ駆動用インバータ24およびトロリ駆動用モータ(荷役用モータ)25と、コンテナ2を把持するスプレッダ35などを備えた把持部31と、コンテナ2や把持部31などの巻き上げや巻き下げを行う動力を発生する巻用インバータ32および巻用モータ(荷役用モータ)33と、巻き上げたコンテナ2の重量を測定する重量計測部34と、が設けられている。また、トロリ駆動用インバータ24および巻用インバータ32は別設置の電気室内に設けられている場合もある。
トロリ駆動用インバータ24は、図3に示すように、トロリ駆動用モータ25に供給する電力を制御することによりトロリ駆動用モータ25から発生される動力を制御するものであって、走行用インバータ22および巻用インバータ32とともに並列に配置されるものである。
トロリ駆動用インバータ24は、受電部7および充放電部8から電力が供給可能に接続され、トロリ駆動用インバータ24からトロリ駆動用モータ25に電力を供給可能に接続されている。
トロリ駆動用モータ25は、トロリの駆動に用いられる動力を発生するものであって、トロリ駆動用インバータ24により制御されるものである。トロリ駆動用モータ25は、トロリ駆動車輪に動力が伝達されるように接続されている。
なお、上述のトロリ駆動用インバータ24や、トロリ駆動用モータ25や、トロリ駆動車輪などは、公知のものを用いることができ、特に限定するものではない。
把持部31は、コンテナ2を把持するとともに、巻用モータ33から伝達された動力に基づいて、コンテナ2を巻き上げ、巻き下げするものである。
把持部31には、コンテナ2を把持するスプレッダ35と、スプレッダ35等を巻き上げ、巻き下げするワイヤロープよび滑車などが設けられている。
巻用インバータ32は、図3に示すように、巻用モータ33に供給する電力を制御することにより巻用モータ33から発生される動力を制御するものであって、走行用インバータ22およびトロリ駆動用インバータ24とともに並列に配置されるものである。
さらに、巻用インバータ32は、コンテナ2の巻き下げの際に、巻用モータ33により回生された電力を充放電部8に充電可能な電力に変換するものでもある。
巻用インバータ32は、受電部7および充放電部8から電力が供給可能に接続され、巻用インバータ32から巻用モータ33に電力を供給可能に接続されている。
巻用モータ33は、コンテナ2の巻き上げ、巻き下げに用いられる動力を発生するものであって、コンテナ2の巻き下げの際には、コンテナ2の位置エネルギを用いて発電(回生)するものでもある。巻用モータ33は、巻用インバータ32により制御されるものであり、把持部31に動力が伝達されるように接続されている。
なお、上述の把持部31や、巻用インバータ32や、巻用モータ33は、公知のものを用いることができ、特に限定するものではない。
重量計測部34は、荷役部6により巻き上げられたコンテナ2の重量を測定するものである。言い換えると、地切りされたコンテナ2の重量を測定するものである。
重量計測部34に測定されたコンテナ2の重量に関する信号は、制御部9に入力されている。
なお、重量計測部34としては、荷役部6に係る重量を直接測定する重量計や、巻用モータ33に供給される電力を計測して、コンテナ2の重量を演算するものなど、公知のものを用いることができ、特に限定するものではない。
受電部7は、クレーン本体4に配置され、地上に設置された給電部41から供給された電力を受け取るものである。
受電部7には、図1から図3に示すように、給電部41から延びるケーブル42を巻き取ったり、巻き出したりするケーブルリール43と、供給された電流を整流する整流器44と、が設けられている。
ケーブルリール43は、RTG1の横走行に合わせて、ケーブル42を巻き取り、巻き出しするものである。ケーブルリール43は、図1に示すように、脚部11の側面に回転可能に配置された、略円筒または略円柱状のものである。
給電部41から延びるケーブル42は、ケーブルリール43と接続および切り離し可能に構成されている。
ケーブル42の径は、RTG1が荷役するコンテナ2のうちの平均的な重量に対応したものとされている。例えば、荷役するコンテナ2の重量の範囲が、0tから約40tである場合には、約20tのコンテナ2を荷役するために必要な電力を供給できる径に設定されている。
なお、ケーブルリール43とケーブル42との接続および切り離しに関する構成は、公知の構成を用いることができ、特に限定するものではない。
なお、上述のように、ケーブルリール43とケーブル42との間で接続および切り離しをしてもよいし、給電部41とケーブル42との間で接続および切り離しをしてもよく、特に限定するものではない。
整流器44は、給電部41から供給された電流を充放電部8に充電可能な電力に整流(変換)するものであって、図3に示すように、給電部41と、充放電部8および各インバータ22,24,32との間に配置されている。この整流器44としては、公知の整流器を用いることができ、特に限定するものではない。
整流器44もケーブル42と同様に、平均的なコンテナ2重量に基づいた電力に対応する能力を有するものとされている。
充放電部8は、給電部41から供給された電力や、巻用モータ33により回生された電力が充電されるとともに、充電された電力を走行用モータ23や、トロリ駆動用モータ25や、巻用モータ33に供給するものである。
充放電部8には、電力を充電および放電するキャパシタ51と、キャパシタ51への充電や、キャパシタ51からの放電を制御するスイッチ52と、キャパシタ51に残る電力の残量を測定する残量計測部53と、が設けられている。
キャパシタ51は、スイッチ52を介して整流器44や、各インバータ22,24,32と電気的に接続されたものである。
スイッチ52は、後述する制御部9によりONおよびOFFが制御され、キャパシタ51と、整流器44および各インバータ22,24,32との電気的な接続および切り離しを制御するものである。
なお、キャパシタ51およびスイッチ52としては、公知のものを用いることができ、特に限定するものではない。
なお、上述のようにキャパシタ51を用いて電力を充電したり放電したりしても良いし、二次電池を用いて電力を充電したり放電したりしてもよく、特に限定するものではない。
さらに、キャパシタ51と二次電池とを組み合わせ、急速に充電や放電を行う場合にはキャパシタ51を用いて、それ以外の場合には二次電池を用いてもよく、特に限定するものではない。
残量計測部53は、キャパシタ51に残る電力の量を測定するものである。残量計測部53に計測された電力の残量に関する信号は、制御部9に入力されている。
なお、残量計測部53としては、キャパシタ51に充電される電力量(つまり電流値および電圧値)と、キャパシタ51から放電される電力量とに基づいてキャパシタ51における電力の残量を算出するものなど、公知のものを用いることができ、特に限定するものではない。
制御部9は、スイッチ52のONおよびOFFを制御するとともに、RTG1におけるトロリの走行速度や、RTG1の走行速度や、コンテナ2の巻き上げ、巻き下げ速度を制御するものである。
制御部9には、荷役部6の重量計測部34により測定されたコンテナ2の重量に関する信号や、充放電部8の残量計測部53により測定されたキャパシタ51における電力の残量に関する信号が入力されている。
さらに、制御部9には、充放電部8から電力が供給されている。このようにすることで、給電部41から供給される電力が瞬間的に停止した場合であっても、制御部9には充放電部8から連続して電力が供給されるため、制御部9における不具合の発生が防止される。
一方、制御部9からは、スイッチ52のONおよびOFFを制御するスイッチ制御信号や、トロリの走行速度を制御するトロリ駆動制御信号や、巻き上げ速度および巻き下げ速度を制御する荷役制御信号などが出力されている。
制御部9における、スイッチ制御信号や、横走行制御信号などを出力する際に行われる演算等については、以下に詳述する。
次に、上記の構成からなるRTG1が横走行および縦走行する際の電力の供給方法および制御方法について説明する。
まず、RTG1がレーン3Aや、レーン3Bなどに沿って走行する横走行時の電力の供給方法、および、制御方法について説明する。
RTG1が横走行する場合には、図2に示すように、給電部41から延びるケーブル42がRTG1のケーブルリール43と接続されている。このとき、図2に示すように、給電部41から供給された電力は、整流器44を介して、走行用インバータ22および走行用モータ23や、巻用インバータ32および巻用モータ33に供給される。
一方、RTG1が、次ぎの作業に入る前など、走行や荷役を行っていない場合には、給電部41から受電部7を介して充放電部8のキャパシタ51に電力が供給され、充電が行われる。
図4は、図3の制御部におけるスイッチの制御を説明するフローチャートである。
RTG1がコンテナ2を巻き上げ、コンテナ2を吊下げる場合には、制御部9からスイッチ52のON,OFFを制御するスイッチ制御信号が出力される。
具体的には、図4に示すように、コンテナ2が巻き上げられ、地切りされると(ステップS1)、重量計測部34によりコンテナ2の重量が計測され、重量に関する信号が制御部9に入力される(ステップS2)。
制御部9は、入力された重量に関する信号に基づいて吊り上げたコンテナ2の重量を算出し、算出された重量が、予め記憶されて所定重量よりも大きいか否かを判断する(ステップS3)。
本実施形態では、所定重量をRTG1が荷役するコンテナ2の平均的な重量の場合に適用して説明するが、所定重量は、荷役するコンテナ2の最大重量よりも軽い重量であればよく、特に平均的な重量に限定されるものではない。
言い換えると、所定重量とは、受電部7が流すことができる許容電力に関する重量であり、上述の許容電力が供給された際に、巻用モータ33が巻き上げることができるコンテナ2の重量でもある。
吊り上げたコンテナ2の重量が所定重量よりも重い場合には、制御部9は、スイッチ52をONにするスイッチ制御信号を出力する(ステップS4)。すると、キャパシタ51と、トロリ駆動用インバータ24および巻用インバータ32とが電気的に接続され、トロリ駆動用インバータ24および巻用インバータ32には、整流器44およびキャパシタ51の両者から電力が供給される。
一方、吊り上げたコンテナ2の重量が所定重量より軽い場合には、制御部9は、スイッチ52をOFFにするスイッチ制御信号を出力する(ステップS5)。すると、キャパシタ51と、トロリ駆動用インバータ24および巻用インバータ32とが電気的に切り離され、トロリ駆動用インバータ24および巻用インバータ32には、整流器44のみから電力が供給される。
図5は、図3の制御部におけるトロリ駆動速度の制御およびコンテナの巻き上げ等の速度の制御を説明するフローチャートである。
制御部9は、上述のステップS4においてスイッチ制御信号を出力する際に、同時に以下に述べる演算を行い、トロリ駆動速度を制御するトロリ駆動制御信号や、コンテナ2の巻き上げ速度および巻き下げ速度を制御する荷役制御信号を出力する。
具体的には、図5に示すように、コンテナ2が巻き上げられ、地切りされると(ステップS11)、重量計測部34によりコンテナ2の重量が計測され、重量に関する信号が制御部9に入力される(ステップS12)。
その後、残量計測部53によりキャパシタ51に残存する電力量が測定され、電力の残量に関する信号が制御部9に入力される(ステップS13)。
制御部9は、入力された電力の残量に関する信号に基づいてキャパシタ51に残る電力量を算出し、算出された電力量に基づいて、トロリ駆動速度の最大値と、巻き上げおよび巻き下げ速度の最大値が算出される(ステップS14)。
つまり、算出された電力量が十分な量であって、キャパシタ51の充電量がゼロになる恐れがない場合には、各速度の最大値は、トロリ駆動用インバータ24、トロリ駆動用モータ25、巻用インバータ32および巻用モータ33などの他の構成要素に基づいて定められた値となる。
一方、算出された電力量が少なく、キャパシタ51の充電量がゼロになる恐れがある場合には、各速度の最大値は、キャパシタ51の充電量がゼロにならない値に制限される。
各最大値が算出されると、制御部9は、トロリ駆動速度を制御するトロリ駆動制御信号や、コンテナ2の巻き上げおよび巻き下げ速度を制御する荷役制御信号を、それぞれトロリ駆動用インバータ24および巻用インバータ32に出力する(ステップS15)。
このように制御することで、RTG1の走行中や、荷物に荷役中に充放電部8の残量がゼロになることが防止され、RTG1の走行や、荷役作業に支障が発生することがない。
次に、RTG1がレーン3Aからレーン3Bに移動する場合などの縦走行時の電力の供給方法、および、制御方法について説明する。
ここでは、図2に示すように、RTG1がレーン3Aからレーン3Bに縦走行する場合に適用して説明する。
まず、レーン3AにいるRTG1のケーブルリール43とレーン3Aに配置されたケーブル42とが切り離される。
その後、図3に示すように、キャパシタ51から走行用インバータ22および走行用モータ23に電力が供給される。すると、図2に示すように、RTG1はレーン3Aからレーン3Bに向かって縦走行する。
RTG1がレーン3Aからレーン3Bに到達すると、ケーブルリール43と、レーン3Bに配置されたケーブル42とが接続され、レーン3Aからレーン3Bへの移動が完了する。
上記の構成によれば、給電部41に対して受電部7を接続および切り離し可能とするとともに、切り離された際に、充放電部8から電力をトロリ駆動用モータ25に供給することで、エンジン発電機を用いることなく、コンテナ2が積まれているレーン3A等に沿ってRTG1が走行する横走行、および、レーン3A等からレーン3B等にRTG1が移動する縦走行を行うことができ、環境に対する負荷低減を図ることができる。
具体的には、RTG1が横走行する場合には、給電部41と受電部7とは接続され、トロリ駆動用モータ25および巻用モータ33には給電部41から電力が供給される。一方、RTG1が縦走行する場合には、給電部41と受電部7とは切り離され、充放電部8から走行用モータ23に電力が供給される。
そのため、走行用の補助エンジンを用いることなく縦走行を行うことができ、環境に対する負荷低減が図られる。さらに、給電部41および受電部7の少なくとも一方は、縦走行以外の作業、例えば、横走行や、トロリ駆動や、巻などなどに対応した構成とするだけでよく、上述の横走行やトロリ駆動や巻など、および、RTG1の走行に対応した構成とした場合と比較して、簡単な構成とすることができ、設備コストの増大を抑制することができる。
ケーブル42の径を、RTG1が荷役するコンテナ2のうちの平均的な重量に対応したものとすることで、例えば、受電部7の許容電力が巻用モータ33の最大負荷時に要求される電力よりも大きい場合と比較して、受電部7や給電部41に用いられるケーブル42や整流器44などの電流を流す構成要素の大きさ、例えば径を小さくすることができる。そのため、給電部41と受電部7との接続および切り離し作業が行いやすくなる。
荷役する対象が略平均的な重量のコンテナ2であれば、受電部7を介して供給される電力のみで荷役を行うことができるため、充放電部8から電力を供給する回数を減らすことができ、荷役に必要な電力が不足する恐れがない。
さらに、受電部7を介して供給される電力が不足する場合には、充放電部8から電力の不足分が巻用モータ33およびトロリ駆動用モータ25に供給されるため、本実施形態のRTG1による作業の安定性が確保される。
巻き上げられたコンテナ2の重量が所定重量よりも大きい場合には、充放電部8から巻用モータ33およびトロリ駆動用モータ25に電力が供給される。つまり、巻用モータ33およびトロリ駆動用モータ25には、受電部7を介して給電部41から電力が供給されるとともに、充放電部8からも電力が供給される。
一方、巻き上げられたコンテナ2の重量が所定重量よりも小さい場合には、充放電部8から電力が供給されない。つまり、巻用モータ33およびトロリ駆動用モータ25には、受電部7を介して給電部41からのみ電力が供給される。
そのため、受電部7を介して供給される電力が不足する場合にのみ、確実に、巻用モータ33およびトロリ駆動用モータ25に充放電部8から電力の不足分が供給され、本実施形態のRTG1による作業の安定性が確保される。
なお、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記の実施形態においては、宮殿部41からケーブル42を介してRTG1に電力を供給する例に適用して説明しているが、ケーブル42を用いる例に限定されるものではなく、例えばトロリ線を用いて電力を供給してもよく、特に限定するものではない。
本発明の第1の実施形態に係るRTGの構成を説明する模式図である。 図1のRTGにおける横走行および縦走行について説明する模式図である。 図1のRTGの構成を説明するブロック図である。 図3の制御部におけるスイッチの制御を説明するフローチャートである。 図3の制御部におけるトロリ駆動速度の制御およびコンテナの巻き上げ等の速度の制御を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 RTG(ヤードクレーン)
2 コンテナ(荷物)
4 クレーン本体
7 受電部
8 充放電部
9 制御部
23 走行用モータ
25 トロリ駆動用モータ(荷役用モータ)
33 巻用モータ(荷役用モータ)
41 給電部

Claims (6)

  1. クレーン本体の走行に用いられる走行用動力を発生する走行用モータと、
    荷物の巻き上げ、および、巻き下げを行う巻用動力や、トロリを駆動するトロリ駆動力を発生する荷役用モータと、
    前記走行用モータおよび前記荷役用モータに電力を供給する外部の給電部に対して接続および切り離し可能に取付けられる受電部と、
    前記給電部から供給された電力、および、巻き下げ時に前記荷役用モータにより回生された電力の少なくとも一方を充電するとともに、
    前記受電部が前記給電部から切り離された際に、電力を少なくとも前記走行用モータに電力を供給する充放電部と、
    が設けられていることを特徴とするヤードクレーン。
  2. 前記受電部が流すことができる許容電力は、前記荷役用モータにおける最大負荷時に、前記荷役用モータに供給される電力よりも少なく、
    前記受電部が前記給電部に接続されている場合であっても、前記荷役用モータおよび前記走行用モータに供給される電力が不足する場合には、前記充放電部から電力が供給されることを特徴とする請求項1記載のヤードクレーン。
  3. 前記受電部が流すことができる許容電力は、荷役される前記荷物の略平均的な重量に対応した電力と等しいことを特徴とする請求項2記載のヤードクレーン。
  4. 巻き上げられた前記荷物の重量に基づいて、前記充放電部から前記荷役用モータおよび前記走行用モータへの電力の供給が制御されることを特徴とする請求項2または3に記載のヤードクレーン。
  5. 前記充放電部の残量に基づいて、前記荷物の巻き上げ速度や巻き下げ速度、前記トロリの走行速度、および、前記クレーン本体の走行速度の少なくとも1つの上限が下げられることを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載のヤードクレーン。
  6. 少なくとも前記走行用モータおよび前記荷役用モータを制御する制御部が設けられ、
    前記制御部には、前記充放電部から電力が供給されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のヤードクレーン。
JP2007318678A 2007-12-10 2007-12-10 ヤードクレーン Active JP5039525B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007318678A JP5039525B2 (ja) 2007-12-10 2007-12-10 ヤードクレーン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007318678A JP5039525B2 (ja) 2007-12-10 2007-12-10 ヤードクレーン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009137749A true JP2009137749A (ja) 2009-06-25
JP5039525B2 JP5039525B2 (ja) 2012-10-03

Family

ID=40868785

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007318678A Active JP5039525B2 (ja) 2007-12-10 2007-12-10 ヤードクレーン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5039525B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011016635A (ja) * 2009-07-10 2011-01-27 Tcm Corp 給電式荷役装置
WO2011099212A1 (ja) * 2010-02-15 2011-08-18 三菱重工業株式会社 給電システム
JP2011213461A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 起重機
JP2013018619A (ja) * 2011-07-12 2013-01-31 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd ホイストクレーン用走行装置
JP2013184750A (ja) * 2012-03-05 2013-09-19 Toshiba Elevator Co Ltd ハイブリッド駆動型エレベータの制御装置
WO2013145213A1 (ja) * 2012-03-29 2013-10-03 三井造船株式会社 クレーン装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06298492A (ja) * 1993-04-13 1994-10-25 Fujita Corp クレーンの衝突防止装置と衝突防止方法
JP2003137493A (ja) * 2001-11-02 2003-05-14 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd タイヤ式クレーンの給電装置
JP2003286000A (ja) * 2002-03-29 2003-10-07 Aichi Corp バッテリ式作業車
JP2006225093A (ja) * 2005-02-16 2006-08-31 Mitsubishi Heavy Ind Ltd クレーン装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06298492A (ja) * 1993-04-13 1994-10-25 Fujita Corp クレーンの衝突防止装置と衝突防止方法
JP2003137493A (ja) * 2001-11-02 2003-05-14 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd タイヤ式クレーンの給電装置
JP2003286000A (ja) * 2002-03-29 2003-10-07 Aichi Corp バッテリ式作業車
JP2006225093A (ja) * 2005-02-16 2006-08-31 Mitsubishi Heavy Ind Ltd クレーン装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011016635A (ja) * 2009-07-10 2011-01-27 Tcm Corp 給電式荷役装置
WO2011099212A1 (ja) * 2010-02-15 2011-08-18 三菱重工業株式会社 給電システム
JP2011213461A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 起重機
JP2013018619A (ja) * 2011-07-12 2013-01-31 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd ホイストクレーン用走行装置
JP2013184750A (ja) * 2012-03-05 2013-09-19 Toshiba Elevator Co Ltd ハイブリッド駆動型エレベータの制御装置
WO2013145213A1 (ja) * 2012-03-29 2013-10-03 三井造船株式会社 クレーン装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5039525B2 (ja) 2012-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5725877B2 (ja) 電力供給装置、クレーン、及び電力供給方法。
JP5039525B2 (ja) ヤードクレーン
JP5800159B2 (ja) クレーン装置及びその制御方法
WO2009123041A1 (ja) クレーン装置
JP5414397B2 (ja) 給電式荷役装置
JP2011162287A (ja) 給電装置及びこれを備えたタイヤ式門型クレーン
CN104619628A (zh) 包含垂直输送机的驱动系统的驱动控制装置
JP2009023816A (ja) クレーン装置
JP5935300B2 (ja) 電力供給装置及び充放電制御方法
WO2012043479A1 (ja) ハイブリッド式駆動装置、クレーン制御装置、及びクレーン装置
JP2012012149A (ja) クレーン制御装置、及びクレーン装置
CN106809029B (zh) 列车的制动回收系统、用于列车调度的控制中心以及方法
JP6189010B2 (ja) クレーン、及びクレーンの電力供給方法
WO2011024881A1 (ja) 駐車装置
CN109205438A (zh) 非接触供电系统
JP6196764B2 (ja) 電力供給装置、電力供給方法およびプログラム
JP2011111278A (ja) クレーン制御装置、及びクレーン装置
JP5935301B2 (ja) 電力供給装置及び供給電力制御方法
JP2010241602A (ja) 荷役装置
JP5622211B2 (ja) ハイブリッド式荷役装置
WO2012098700A1 (ja) クレーン用給電ケーブルリール装置およびこれを備えたクレーン
JP3242332U (ja) 移動式ev充電車両
JP2008017587A (ja) 電力貯蔵システム制御装置
JP5639382B2 (ja) 電動クレーン及びその制御方法
JP2010241601A (ja) 荷役装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090605

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111020

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111025

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120626

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120709

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150713

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5039525

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150713

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150713

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150713

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350