JP2009137233A - 繊維補強セメント組成物の製造装置 - Google Patents

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  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Abstract

【課題】人手による繊維のほぐし作業が不要であるうえに、繊維の供給量のバラツキが少なく、繊維が均一に分散した高品質の繊維補強セメント組成物を効率的に製造し得る装置を提供する。
【解決手段】本発明の製造装置は、セメント、細骨材、繊維、減水剤、及び水を混練するための混練装置5、及び、混練装置5に繊維を供給するための繊維供給装置7を備えている。繊維供給装置7は、繊維を貯留するためのホッパ8と、ホッパ8の下方に配設されたフィーダ9と、ホッパ8とフィーダ9の間に配設された繊維ほぐし部10と、ホッパ8、フィーダ9及び繊維ほぐし部10を振動させるための加振部を有する。繊維ほぐし部10は、一定のピッチで平行に並列させた複数の棒状体を、上下方向に2段以上で、かつ各段間で棒状体の位置が互い違いとなるように段毎にピッチの1/2ずつ位置をずらせて配設させてなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、繊維補強セメント組成物の製造装置に関する。
従来より、製造の効率性及び製品の品質を高めることのできる、コンクリート等のセメント組成物の製造装置が種々、知られている。
例えば、砂礫、砕石や砂利などの骨材または土砂や汚泥などと、セメントおよび水などから構成される被混練材を1バッチごとに混ぜ合わせる混合ミキサと、所定量の前記骨材を貯留して前記混合ミキサに供給する複数の計量ホッパと、前記複数の計量ホッパに前記骨材を選択的に投入する可動シュートとを備えたことを特徴とする混練装置が提案されている(特許文献1)。
特開2007−45027号公報
前記の特許文献1に記載された混練装置は、繊維補強コンクリートを対象としたものではないので、該混練装置を用いて繊維補強コンクリートを製造しようとする場合、繊維をコンクリートに供給して分散させるために、例えば、人手によって繊維をほぐしながら一定量ずつ供給するなどの方法を採る必要がある。
しかし、人手による場合、繊維の供給量にバラツキが生じたり、あるいは、繊維のほぐしが不十分で繊維が塊状(いわゆるファイバーボール)になるなどして、繊維の均一な供給及び分散が困難であるうえに、製造効率が低く、しかも作業者の肉体的な負荷が大きいという問題がある。
本発明は、人手による繊維のほぐし作業が不要であるうえに、繊維の供給量のバラツキが少なく、繊維が均一に分散した高品質の繊維補強セメント組成物を効率的に製造することのできる装置を提供することを目的とする。
本発明者は、特定の繊維ほぐし部を有する繊維供給装置を用いれば、前記の課題を解決しうることを見出し、本発明を完成した。
本発明は、以下の[1]〜[5]を提供するものである。
[1] セメント、細骨材、繊維、減水剤、及び水を含む繊維補強セメント組成物の製造装置であって、セメント、細骨材、繊維、減水剤、及び水を混練するための混練装置、及び、該混練装置に前記繊維を供給するための繊維供給装置を備えており、該繊維供給装置は、繊維を貯留するためのホッパと、該ホッパの下方に配設された、前記繊維を前記混練装置に供給するためのフィーダと、前記ホッパと前記フィーダの間に配設された繊維ほぐし部と、該繊維ほぐし部を振動させるための加振部を有し、前記繊維ほぐし部は、並列させた複数の棒状体を、上下方向に2段以上で、かつ各段間で前記棒状体の位置が互い違いとなるように配設させてなることを特徴とする繊維補強セメント組成物の製造装置。
[2] 前記混練装置は、前記繊維を投入するための投入部を有し、かつ、該投入部は、並列させた複数の棒状体からなる繊維分散部、及び、該繊維分散部を振動させるための加振部を備えている前記[1]に記載の繊維補強セメント組成物の製造装置。
[3] 前記混練装置と前記繊維供給装置の間に、前記繊維を計量して一定量ずつ供給するための計量ホッパを備えている前記[1]または[2]に記載の繊維補強セメント組成物の製造装置。
[4] 前記混練装置は、平行に延びる2つの軸線を有する二軸型ミキサであって、ケーシングと、該ケーシング内に収容された、前記2つの軸線を回転軸として回転する一対の撹拌用アームを備えており、該一対の撹拌用アームの各々に、複数の撹拌翼が設けられている前記[1]〜[3]のいずれかに記載の繊維補強セメント組成物の製造装置。
[5] 前記混練装置は、平行に延びる2つの軸線を有する二軸型ミキサであって、ケーシングと、該ケーシング内に収容された、前記2つの軸線を回転軸として回転する一対の撹拌用アームを備えており、前記一対の撹拌用アームの各々は、前記軸線に対して螺旋状に形成された混練羽根と、該混練羽根よりも短尺でかつ該混練羽根とは逆方向にねじる螺旋状に形成された切り返し羽根と、前記混練羽根と前記切り返し羽根とを連結するための連結部材とによって略Z字状に形成されており、前記一対の撹拌用アームの一方が有する混練羽根と、前記一対の撹拌用アームの他方が有する切り返し羽根とが対向し、かつ、前記一対の撹拌用アームの一方が有する切り返し羽根と、前記一対の撹拌用アームの他方が有する混練羽根とが対向しており、前記混練羽根及び前記切り返し羽根の各々に、複数の撹拌翼が設けられている前記[1]〜[3]のいずれかに記載の繊維補強セメント組成物の製造装置。
本発明の繊維補強セメント組成物の製造装置によれば、人手による繊維のほぐし作業が不要であるうえに、繊維の供給量のバラツキが少なく、繊維が均一に分散した高品質の繊維補強セメント組成物を効率的に製造することができる。
本発明において、繊維補強セメント組成物は、セメント、細骨材、繊維、減水剤、水、及び必要に応じて用いられる他の材料(例えば、セメント以外の無機粒子等)を含むものである。
セメントとしては、普通ポルトランドセメント、早強ポルトランドセメント、中庸熱ポルトランドセメント、低熱ポルトランドセメント等の各種ポルトランドセメント等が挙げられる。
本発明において、セメント組成物の早期強度を向上させようとする場合には、早強ポルトランドセメントを使用することが好ましく、セメント組成物の流動性を向上させようとする場合には、中庸熱ポルトランドセメントや低熱ポルトランドセメントを使用することが好ましい。
セメントのブレーン比表面積は、好ましくは2,500〜5,000cm2/gである。該値が2,500cm2/g以上であると、より大きな圧縮強度を得ることができる。該値が5,000cm2/g以下であると、セメントを短時間で粉砕することができ、また、所定の流動性を得るための水量が過大とならず、硬化後の収縮量を小さく抑えることができる。
本発明において、セメントと共に、BET比表面積が5〜25m2/gの微粒子を用いることができる。BET比表面積が5m2/g以上であると、セメント組成物を構成する各種の粒子が緻密に充填されるため、より大きな圧縮強度を得ることができる。BET比表面積が25m2/g以下であると、所定の流動性を得るための水量が過大とならず、より大きな圧縮強度を得ることができる。
この微粒子としては、シリカフューム、シリカダスト、フライアッシュ、スラグ、火山灰、シリカゾル、沈降シリカ等が挙げられる。
一般に、シリカフュームやシリカダストは、BET比表面積が5〜25m2/gであり、粉砕等をする必要がないので、本発明において好ましく用いられる。
この微粒子の配合量は、セメント100質量部に対して、好ましくは10〜40質量部、より好ましくは25〜40質量部である。該量が10質量部以上であると、圧縮強度及び流動性を向上させることができる。該量が40質量部以下であると、流動性を向上させることができる。
なお、この微粒子は、任意成分であり、用いなくてもよい。
本発明において、セメントと共に、ブレーン比表面積が3,500〜10,000cm2/gで、かつセメントよりも大きなブレーン比表面積を有する無機粒子を用いることができる。
この無機粒子は、セメント以外の無機粒子であり、例えば、スラグ、石灰石粉末、長石類、ムライト類、アルミナ粉末、石英粉末、フライアッシュ、火山灰、シリカゾル、炭化物粉末、窒化物粉末等が挙げられる。中でも、スラグ、石灰石粉末、石英粉末は、コストの点や硬化後の品質安定性の点で好ましく用いられる。
ブレーン比表面積が3,500cm2/g以上であると、流動性を向上させることができる。ブレーン比表面積が10,000cm2/g以下であると、粉砕に手間がかかるなどの欠点を回避することができる。また、この無機粒子がセメントよりも大きなブレーン比表面積を有することによって、無機粒子が、セメントと前記微粒子との間隙を埋める粒度を有することになり、流動性を向上させることができる。
無機粒子とセメントとのブレーン比表面積の差は、硬化前の作業性と硬化後の強度発現性の観点から、好ましくは1,000cm2/g以上である。
無機粒子の配合量は、セメント100質量部に対して好ましくは20〜55質量部、より好ましくは25〜50質量部である。該量が20質量部以上であると、より大きな圧縮強度を得ることができる。該量が55質量部以下であると、圧縮強度と流動性とのバランスを良好にすることができる。
なお、この無機粒子は、任意成分であり、用いなくてもよい。
細骨材としては、例えば、川砂、陸砂、海砂、砕砂、珪砂等又はこれらの混合物が挙げられる。
細骨材は、好ましくは、粒径2mm以下で、かつ75μm以下の粒子の含有率が2.0質量%以下のものである。ここで、細骨材の粒径とは、85%質量累積粒径である。細骨材を使用することによって、流動性及び作業性が著しく向上する。
細骨材の粒径が2mm以下であると、硬化後の機械的特性が向上する。75μm以下の粒子の含有率が2.0質量%以下であると、セメント組成物(特にモルタル)の流動性及び作業性が向上する。なお、硬化後の強度発現性の観点から、最大粒径が2mm以下の細骨材を用いることが好ましく、最大粒径が1.5mm以下の細骨材を用いることがより好ましい。また、流動性や作業性の観点から、75μm以下の粒子の含有率が1.5質量%以下である細骨材を用いることがより好ましい。
細骨材の配合量は、セメント組成物の施工性や硬化後の機械的強度の観点、さらには、自己収縮や乾燥収縮の低減、水和発熱量の低減等の観点から、固体粒子(例えば、前記のセメント、微粒子、無機粒子)の合計量100質量部に対して、好ましくは30〜130質量部、より好ましくは50〜130質量部である。
本発明で用いられる繊維は、セメント組成物に対して補強の効果を発揮しうるものであればよく、例えば、金属繊維、有機繊維、炭素繊維等が挙げられる。
金属繊維は、セメント組成物の硬化体の曲げ強度等を大幅に高める観点から、配合される。
金属繊維としては、鋼繊維、ステンレス繊維、アモルファス繊維等が挙げられる。中でも、鋼繊維は、強度に優れており、また、コストや入手のし易さの点からも好ましいものである。
金属繊維の寸法は、セメント組成物中における金属繊維の材料分離の防止や、硬化体の曲げ強度の向上の観点から、直径が0.01〜1.0mm、長さが2〜30mmであることが好ましく、直径が0.05〜0.5mm、長さが5〜25mmであることがより好ましい。
また、金属繊維のアスペクト比(繊維長/繊維直径)は、好ましくは20〜200、より好ましくは40〜150である。
金属繊維の配合量は、セメント組成物中の体積割合で、好ましくは4%以下、より好ましくは0.5〜3%、特に好ましくは1〜3%である。該割合が4%を超えると、金属繊維による補強効果が頭打ちとなるなどの理由で、好ましくない。
有機繊維及び炭素繊維は、硬化体の破壊エネルギー等を高める観点から、配合される。
有機繊維としては、ビニロン繊維、ポリプロピレン繊維、ポリエチレン繊維、アラミド繊維等が挙げられる。中でも、ビニロン繊維、ポリプロピレン繊維は、コストや入手のし易さの点で好ましく用いられる。
炭素繊維としては、PAN系炭素繊維やピッチ系炭素繊維が挙げられる。
有機繊維及び炭素繊維の寸法は、セメント組成物中におけるこれらの繊維の材料分離の防止や、硬化後の破壊エネルギーの向上の観点から、直径が0.005〜1.0mm、長さ2〜30mmであることが好ましく、直径が0.01〜0.5mm、長さ5〜25mmであることがより好ましい
有機繊維及び炭素繊維のアスペクト比(繊維長/繊維直径)は、好ましくは20〜200、より好ましくは30〜150である。
有機繊維及び炭素繊維の配合量は、各々、セメント組成物中の体積割合で好ましくは10%以下、より好ましくは1〜9%、特に好ましくは2〜8%である。該割合が10%を超えると、有機繊維または炭素繊維による補強効果が頭打ちとなるなどの理由で、好ましくない。
本発明において、金属繊維、有機繊維、炭素繊維のうちの2種以上を併用することもできる。
減水剤としては、リグニン系、ナフタレンスルホン酸系、メラミン系、ポリカルボン酸系の減水剤、AE減水剤、高性能減水剤又は高性能AE減水剤を使用することができる。
これらのうち、減水効果の大きな高性能減水剤又は高性能AE減水剤を使用することが好ましい。
減水剤の配合量は、前記の固体粒子(例えば、セメント、微粒子、無機粒子)の合計量100質量部に対して、固形分換算で、好ましくは0.1〜4.0質量部、より好ましくは0.3〜2.0質量部である。該量が0.1質量部以上であると、高い流動性を得ることができる。該量が4.0質量部以下であると、材料分離や著しい凝結遅延を回避することができ、また、硬化後の機械的特性も優れたものとなる。
なお、減水剤は、液状と粉末状のいずれも使用することができる。
水の量は、前記の固体粒子(例えば、セメント、微粒子、無機粒子)の合計量100質量部に対して、好ましくは10〜30質量部、より好ましくは12〜25質量部である。
該量が10質量部以上であると、高い流動性を得ることができる。該量が30質量部以下であると、硬化後の機械的特性の観点から好ましい。
次に、図面を参照しつつ本発明の繊維補強セメント組成物の製造装置の一例を説明する。
図1は、本発明の繊維補強セメント組成物の製造装置の一例を示すフロー図、図2は、繊維供給装置の一例を示す縦断面図、図3は、図2に示す繊維供給装置のフィーダ及び繊維ほぐし部を示す平面図、図4は、図2に示す繊維供給装置の繊維ほぐし部を拡大して示す縦断面図、図5は、混練装置の一例の内部構造を説明するための正面図、図6は、図5に示す混練装置の撹拌用アームに固着される各種の撹拌翼を示す斜視図である。
図1中、本発明の繊維補強セメント組成物の製造装置は、セメント貯留槽1とセメント計量機2を含むセメント供給手段と、細骨材貯留槽3と細骨材計量機4を含む細骨材供給手段と、繊維供給装置7(ホッパ8、フィーダ9、繊維ほぐし部10を含むもの)と計量コンベヤ(ベルトコンベヤ)11と計量ホッパ12を含む繊維供給手段と、水貯留槽13と減水剤貯留槽14と混合槽15を含む水・減水剤供給手段と、混練装置5と、集合ホッパ6を備えている。
セメント貯留槽1、細骨材貯留槽3、及びホッパ8は、各々、複数のバッチ分の材料(セメント、細骨材、繊維)を貯留するためのものである。
セメント計量機2、細骨材計量機4、計量ホッパ12、及び混合槽15は、各々、1バッチ分の材料を計量または貯留した後に、混練装置5に供給するためのものである。なお、計量ホッパ12内の繊維の量が1バッチ分に近づきつつあるときに、計量コンベヤ11が減速するように構成されている。
混練装置5内での混練によって得られたセメント組成物は、集合ホッパ6を介して排出される。
なお、各材料の貯留手段及び計量手段としては、生コンプラント等で使用されている慣用の装置を用いることができる。
繊維供給装置7は、図2及び図3に示すように、繊維を貯留するためのホッパ8と、ホッパ8の下方に配設された、繊維を混練装置5に向けて供給するためのフィーダ9と、ホッパ8とフィーダ9の間に配設された繊維ほぐし部10を有する。
繊維ほぐし部10は、同一平面上に一定のピッチで並列させた複数の棒状体20a,20b,20c・・・(及び、21a,21b,21c・・・)からなるスノコ状の構造体を、上下方向に2段で、かつ上段(棒状体20a,20b,20c)と下段(棒状体21a,21b,21c)の間で棒状体の位置が互い違いとなるように水平方向にピッチの1/2の寸法だけ位置をずらして配設させてなる(図3参照)。
棒状体の相互間のピッチ(図4中の符号L)は、好ましくは、繊維の長さの3〜8倍であり、より好ましくは繊維の長さの4〜7倍である。
棒状体の相互間のピッチの寸法は、繊維の長さによっても異なるが、好ましくは40〜120mm、より好ましくは60〜100mmである。
該ピッチが前記の好ましい数値未満では、繊維がつまる可能性が高くなる。該ピッチが前記の好ましい数値を超えると、繊維をほぐす効果が低下して、ファイバーボールが生じる可能性が高くなる。
棒状体の断面の直径は、好ましくは3〜20mm、より好ましくは5〜15mm、特に好ましくは6〜12mmである。
該直径が3mm未満では、繊維をほぐす効果が低下して、ファイバーボールが生じる可能性が高くなる。該直径が20mmを超えると、重量、コスト、製造の手間などの観点から好ましくない。
棒状体としては、通常、断面が円形の金属棒(例えば、鉄棒、ステンレス棒等)が用いられる。
繊維ほぐし部10における複数の棒状体の段数は、2段以上、好ましくは2〜3段である。段数が1段であると、繊維をほぐす効果が低下して、ファイバーボールが生じる可能性が高くなる。3段を超える段数は、重量、コスト、製造の手間などの観点から好ましくない。
繊維ほぐし部10において、上段の複数の棒状体(20a,20b,20c・・・)と下段の複数の棒状体(21a,21b,21c・・・)とは、棒状体の位置が互い違いとなるように配設することが必要である。
上段の棒状体(例えば、図4中の符号20c)と下段の棒状体(例えば、図4中の符号21c)との中心間の水平方向の距離(ただし、Lは、同一の段における棒状体のピッチを示す。)は、好ましくはL/4〜L/2、より好ましくはL/3〜L/2、特に好ましくはL/2である。
上段の棒状体(例えば、図4中の符号20c)と下段の棒状体(例えば、図4中の符号21c)との中心間の鉛直方向の距離H(ただし、Lは、同一の段における棒状体のピッチを示す。)は、好ましくは、L/8〜3L/4、より好ましくは、L/4〜L/2である。
なお、上段の棒状体と下段の棒状体との中心間の水平方向または鉛直方向の距離は、繊維ほぐし部10(またはフィーダ9)の延びる方向を水平にした場合の距離であり、図4に示す傾斜角度αを有する場合における水平方向または鉛直方向の値を意味するものではない。
繊維ほぐし部10の大きさは、ホッパ8から落下する繊維の全部を通過させ得るものであればよく、ホッパ8の排出口の大きさと同じかまたはやや大きめにすればよい。
繊維ほぐし部10を構成する複数の棒状体20a・・・の両端は、枠体22に固着されている。枠体22は、フィーダ9の側壁に固着されている。フィーダ9は、底板部と、底板部の両縁から垂直に上方に延びる一対の側板部とを備えており、ホッパ8から落下した繊維の流通路を形成している。フィーダ9の側板部の上部は、ホッパの下端に固着されている。
フィーダ9には、加振部24が取り付けられている。加振部24によって、フィーダ9、及び、フィーダ9に固着されたホッパ8及び繊維ほぐし部10が、フィーダ9の延びる方向に往復運動するように構成されている。
フィーダ9の直線方向の往復運動の長さは、例えば、3〜6mmである。フィーダ9の往復運動の速度は、例えば、1分間当たり25〜30往復である。フィーダ9の往復運動と同様に、繊維ほぐし部も往復運動する。
フィーダ9は、図2及び図3に示すように、水平方向に対して特定の角度(図4中の符号α)だけ傾斜させることができる。角度αは、好ましくは5〜15度、より好ましくは7〜12度である。このように傾斜角度を設けることによって、フィーダ9が金属板である場合にも、加振部24による振動のみによって、フィーダ9上の繊維を自然に下方(排出方向)に移動させることができる。
なお、フィーダ9として、水平方向に延びるか、または水平方向に対して特定の角度だけ傾斜した方向に延びる可動式のベルトコンベヤを用いてもよい。なお、この場合の傾斜角度は、例えば、前記の角度αと同様に定めることができる。
フィーダ9上の繊維は、排出口23から下方に落下し、計量コンベヤ11によって運搬される(図1、図2)。
混練装置5は、図5に示すように、平行に延びる2つの軸線32,33を有する二軸型ミキサであって、ケーシング38と、ケーシング38内に収容された、軸線32,33を回転軸として回転する一対の撹拌用アーム30,31を備えている。
撹拌用アーム30は、軸線32に対して螺旋状に形成された混練羽根30aと、混練羽根30aよりも短尺でかつ混練羽根30aとは逆方向にねじる螺旋状に形成された切り返し羽根30bと、混練羽根30aと切り返し羽根30bとを連結するための連結部材30cとによって略Z字状に形成されている。
撹拌用アーム31も、撹拌用アーム30と同様に、軸線33に対して螺旋状に形成された混練羽根31aと、混練羽根31aよりも短尺でかつ混練羽根31aとは逆方向にねじる螺旋状に形成された切り返し羽根31bと、混練羽根31aと切り返し羽根31bとを連結するための連結部材31cとによって略Z字状に形成されている。
混練装置5は、撹拌用アーム30が有する混練羽根30aと、撹拌用アーム31が有する切り返し羽根31bとが対向し、かつ、撹拌用アーム30が有する切り返し羽根30bと、撹拌用アーム31が有する混練羽根31aとが対向するように、構成されている。
撹拌用アーム30と撹拌用アーム31は、回転軌跡が重なる領域を有するものの、互いに逆方向に同期して回転するため、衝突せずに、材料の混練を効率的に行うことができる。アーム30,31は、駆動軸34,35及び従動軸36,37により支持されている。
混練羽根30a,31a及び切り返し羽根30b,31bには、図5及び図6に示すように、複数の撹拌翼40,41,42が固着されている。図5中の符号A,B,Cは、各々、図6に示す撹拌翼40(符号A)、撹拌翼41(符号B)、撹拌翼42(符号C)の取り付け位置を示す。
撹拌翼40,41,42は、各々、撹拌の効果を高めるための突起部40a,41a,42a、及び、撹拌用アーム30,31に取り付けるための板状の取付部40b,41b,42bからなる。なお、突起部40a,41a,42aの高さは、好ましくは12〜30cmである。
このように混練装置5として特定の構造の二軸型ミキサを用いることによって、繊維の分散性の向上、及び、混練の効率性の向上(混練時間の短縮化)を達成することができる。
前記の一対の撹拌用アームを用いない場合や、前記の一対の撹拌用アームを用いるものの、前記の撹拌翼を有しない場合には、図5及び図6に示すものを用いる場合と比べて、繊維の分散性及び混練の効率性が劣る。
混練装置5は、図1に示すように、繊維投入部17及びセメント投入部18を有する。なお、繊維投入部17は、図1に示すように、細骨材投入部と併用することができる。
繊維投入部17は、同一平面上に一定のピッチで並列させた複数の棒状体からなるスノコ状の構造体である繊維分散部、及び、該繊維分散部を振動させるための加振部を備えている。このように繊維分散部及び加振部を設けることによって、セメント組成物における繊維の分散性及び混練の効率性の更なる向上を図ることができる。
棒状体の相互間のピッチは、好ましくは、繊維の長さの5〜15倍であり、より好ましくは、繊維の長さの7〜13倍である。
棒状体の相互間のピッチの寸法は、繊維の長さによっても異なるが、好ましくは80〜220mm、より好ましくは120〜180mmである。
該ピッチが前記の好ましい数値未満では、繊維がつまる可能性が高くなる。該ピッチが前記の好ましい数値を超えると、繊維の分散性及び混練の効率性の向上の効果が小さくなる。
繊維投入部17の繊維分散部を構成する棒状体の断面の直径は、好ましくは3〜20mm、より好ましくは5〜18mm、特に好ましくは6〜15mmである。
該直径が3mm未満では、繊維の分散性及び混練の効率性の向上の効果が小さくなる。該直径が20mmを超えると、重量、コスト、製造の手間などの観点から好ましくない。
棒状体としては、通常、断面が円形の金属棒(例えば、鉄棒、ステンレス棒等)が用いられる。
繊維投入部17における複数の棒状体の段数は、1段以上、好ましくは1〜2段である。段数が3段以上であると、重量、コスト、製造の手間などの観点から好ましくない。
繊維投入部17の繊維分散部の往復運動(直線方向)の長さは、例えば、1〜6mmである。繊維分散部の往復運動の速度は、例えば、1分間当たり、25〜30往復である。
[実施例1]
図1〜図6に示す製造装置を用いて、繊維補強セメント組成物を製造した。
材料、及び、製造装置の各部の詳細は、以下の(1)〜(4)のとおりである。
(1)材料
(a)セメント
種類:低熱ポルトランドセメント(ブレーン比表面積3,300cm2/g)
配合量:100質量部
(b)微粒子
種類:シリカフューム(BET比表面積10m2/g)
配合量:28質量部
(c)無機粒子
種類:石英粉末(ブレーン比表面積7,500cm2/g)
配合量:36質量部
(d)細骨材
種類:珪砂(最大粒径0.6mm、75μm以下の粒子の含有量0.3重量%)
配合量:115質量部(前記(a)〜(c)の合計量100質量部に対して、70質量部)
(e)繊維
種類:鋼繊維(直径:0.2mm、長さ:15mm)
配合量:セメント組成物中の体積割合で2%
(f)減水剤
種類:ポリカルボン酸系高性能減水剤
配合量:0.4質量部(固形分換算)
(g)水
種類:水道水
配合量:22質量部(前記(a)〜(c)の合計量100質量部に対して、13.5質量部)
(2)繊維供給装置
図4中の棒状体(符号20b等)の直径:9mm
図4中のピッチ(L):80mm
図4中の鉛直方向の距離(H):30mm
図4中の傾斜角度(α):9度
繊維ほぐし部の複数の棒状体の段数:2段
繊維ほぐし部(図4中の棒状体)の往復運動の長さ:5mm
繊維ほぐし部(図4中の棒状体)の往復運動の速度:30往復/分
(3)混練装置の投入部
繊維分散部を構成する棒状体の直径:9mm
棒状体のピッチ:150mm
繊維分散部の複数の棒状体の段数:1段
繊維分散部(棒状体)の往復運動の長さ:3mm
繊維分散部(棒状体)の往復運動の速度:25往復/分
(4)混練装置の撹拌用アーム
撹拌用アームの回転速度:31回転/分
撹拌用アームの軸線方向の長さ:212cm
図6中の撹拌翼40(符号:A)の突起部の高さ:19cm
図6中の撹拌翼41(符号:B)の突起部の高さ:24cm
図6中の撹拌翼42(符号:C)の突起部の高さ:26cm
(5)評価及び結果
得られたセメント組成物中の繊維の分散性は、非常に良好であった。
混練装置での混練時間は、7分間であった。
[実施例2]
撹拌翼を有しない混練装置を用いたこと以外は実施例1と同様にして実験した。
その結果、得られたセメント組成物中の繊維の分散性は、良好であった。混練装置での混練時間は、18分間であった。なお、12〜13分間の混練の場合、繊維の分散性がやや劣るという結果が得られた。
[実施例3]
繊維分散部を有しない混練装置を用いたこと以外は実施例1と同様にして実験した。
その結果、得られたセメント組成物中の繊維の分散性は、良好であった。混練装置での混練時間は、12分間であった。なお、7〜8分間の混練の場合、繊維の分散性がやや劣るという結果が得られた。
[比較例1]
繊維ほぐし部を有しない繊維供給装置を用いたこと以外は実施例1と同様にして実験した。
その結果、繊維が塊状のまま計量ホッパ12に供給されたため、計量ホッパ12(図1参照)における計量を正確に行うことができなかった。
[比較例2]
繊維ほぐし部を構成する棒状体の段数が1段である繊維供給装置を用いたこと以外は実施例1と同様にして実験した。
その結果、比較例1と比べて程度が軽減されたものの、繊維が塊状のまま計量ホッパ12に供給されたため、計量ホッパ12における計量を正確に行うことができなかった。
本発明の繊維補強セメント組成物の製造装置の一例を示すフロー図である。 繊維供給装置の一例を示す縦断面図である。 図2に示す繊維供給装置のフィーダ及び繊維ほぐし部を示す平面図である。 図2に示す繊維供給装置の繊維ほぐし部を拡大して示す縦断面図である。 混練装置の一例の内部構造を説明するための正面図である。 図5に示す混練装置の撹拌用アームに固着される各種の撹拌翼を示す斜視図である。
符号の説明
1 セメント貯留槽
2 セメント計量機
3 細骨材貯留槽
4 細骨材計量機
5 混練装置
6 集合ホッパ
7 繊維供給装置
8 ホッパ
9 フィーダ
10 繊維ほぐし部
11 計量コンベヤ
12 計量ホッパ
13 水貯留槽
14 減水剤貯留槽
15 混合槽
16 繊維分散部
20a〜20c 棒状体
21a〜21c 棒状体
22 枠体
23 排出口
24 加振部
30,31 撹拌用アーム
30a,31a 混練羽根
30b,31b 切り返し羽根
30c,31c 連結部材
32,33 軸線
34,35 駆動軸
36,37 従動軸
38 ケーシング
40,41,42 撹拌翼
40a,41a,42a 突起部
40b,41b,42b 取付部

Claims (5)

  1. セメント、細骨材、繊維、減水剤、及び水を含む繊維補強セメント組成物の製造装置であって、
    セメント、細骨材、繊維、減水剤、及び水を混練するための混練装置、及び、該混練装置に前記繊維を供給するための繊維供給装置を備えており、
    該繊維供給装置は、繊維を貯留するためのホッパと、該ホッパの下方に配設された、前記繊維を前記混練装置に供給するためのフィーダと、前記ホッパと前記フィーダの間に配設された繊維ほぐし部と、該繊維ほぐし部を振動させるための加振部を有し、
    前記繊維ほぐし部は、並列させた複数の棒状体を、上下方向に2段以上で、かつ各段間で前記棒状体の位置が互い違いとなるように配設させてなることを特徴とする繊維補強セメント組成物の製造装置。
  2. 前記混練装置は、前記繊維を投入するための投入部を有し、かつ、該投入部は、並列させた複数の棒状体からなる繊維分散部、及び、該繊維分散部を振動させるための加振部を備えている請求項1に記載の繊維補強セメント組成物の製造装置。
  3. 前記混練装置と前記繊維供給装置の間に、前記繊維を計量して一定量ずつ供給するための計量ホッパを備えている請求項1又は2に記載の繊維補強セメント組成物の製造装置。
  4. 前記混練装置は、平行に延びる2つの軸線を有する二軸型ミキサであって、ケーシングと、該ケーシング内に収容された、前記2つの軸線を回転軸として回転する一対の撹拌用アームを備えており、該一対の撹拌用アームの各々に、複数の撹拌翼が設けられている請求項1〜3のいずれか1項に記載の繊維補強セメント組成物の製造装置。
  5. 前記混練装置は、平行に延びる2つの軸線を有する二軸型ミキサであって、ケーシングと、該ケーシング内に収容された、前記2つの軸線を回転軸として回転する一対の撹拌用アームを備えており、
    前記一対の撹拌用アームの各々は、前記軸線に対して螺旋状に形成された混練羽根と、該混練羽根よりも短尺でかつ該混練羽根とは逆方向にねじる螺旋状に形成された切り返し羽根と、前記混練羽根と前記切り返し羽根とを連結するための連結部材とによって略Z字状に形成されており、
    前記一対の撹拌用アームの一方が有する混練羽根と、前記一対の撹拌用アームの他方が有する切り返し羽根とが対向し、かつ、前記一対の撹拌用アームの一方が有する切り返し羽根と、前記一対の撹拌用アームの他方が有する混練羽根とが対向しており、
    前記混練羽根及び前記切り返し羽根の各々に、複数の撹拌翼が設けられている請求項1〜3のいずれか1項に記載の繊維補強セメント組成物の製造装置。
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