JP2009136145A - 配管ボックスにおける管体接続方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 配管ボックス内に水が侵入するのを確実、且つ容易に防止することができる止水性能に優れた配管ボックスにおける管体接続方法を提供する。
【解決手段】 配管ボックスの壁体1に形成された開口部3に挿入されて前記壁体1に固定される受け継手5と、継手本体11の一側の外面に差し込まれる受け継手5及び継手本体11の他側の内面に差し込まれる管体7の端部を保持するリテーナ部13を有し、受け継手5に管体7を接続する管継手9とを備えた配管ボックスにおける管体接続構造において、前記管継手9のリテーナ部13における受け継手5に対向する外周面及び管体7の端部と対向する内周面に、水分を吸収したとき膨張する膨張体15が一体に形成される。受け継手5と管体7の端部相互を管継手9のリテーナ部13内に差し込んで保持することにより、受け継手5に管体7を接続し、管体接続構造が組み立てられる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、地下等に布設される電力ケーブル、通信ケーブル、光ケーブル等の配線部材を保護するために用いられる波付プラスチック管等の管体を、ハンドホールやマンホール等の配管ボックスに接続するための配管ボックスにおける管体接続方法に関するものである。
従来、電力ケーブル、通信ケーブル等の配線部材を保護するために用いられる波付プラスチック管等の管体をハンドホールやマンホール等の配管ボックスに接続するための配管ボックスにおける管体接続構造としては、配管ボックスの壁体に形成された開口部に挿入されて前記壁体に固定される受け継手と、継手本体の一側の例えば外面に差し込まれる受け継手及び継手本体の他側の前記一側の外面とは反対側の内面に差し込まれる管体の端部を保持するリテーナ部を有し、受け継手に管体を接続する管継手とを備えた配管ボックスにおける管体接続構造において、前記受け継手における管継手のリテーナ部と対向する内周面にゴム製の環状シール部材と軟質塩化ビニール製のリング部材からなる止水部材が設けられるものが提案されている(特許文献1参照)。
特開平10−243538号公報(発明の詳細な説明の項の段落番号0013及び図1)
上記構成の配管ボックスにおける管体接続構造は、前記管継手の他側のリテーナ部と管体の端部の嵌合部分に隙間ができやすく、気密、液密性を得るのが困難である。これを解決するために、更に、前記管継手の他側のリテーナ部における管体の端部と対向する内周面に、ゴム製の環状シール部材又は軟質塩化ビニール製のリング部材からなる止水部材を設けることも考えられる。
しかしながら、管継手と受け継手及び管体の嵌合部分に設けられた前記止水部材はいずれも常時押圧密着型の弾性材料からなるため、長期間使用中に劣化して弾性を失い止水性能が低下する問題がある。
また、管体に地盤沈下等で外力が加わると、管体が変形して前記嵌合部分と止水部材との間に隙間ができたり、広がったりし易く、その隙間から受け継手を介して雨水や地下水等の水が配管ボックス内に侵入し、配管ボックス内の接続部その他の機器部品の性能を低下させ寿命を短くする等の原因になる。
本発明の目的は上記の問題を解決し、配管ボックス内に水が侵入するのを確実、且つ容易に防止することができる止水性能に優れた配管ボックスにおける管体接続構造を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載された発明は、管体の端部を保持するリテーナ部を有する前記継手本体と、配管ボックスの壁体に形成された開口部に挿入されて前記壁体に固定される受け継手とを用い、前記管体と対向する前記継手本体の内周面および前記受け継手に対向する前記継手本体の外周面とのそれぞれに、水分を吸収したとき膨張する膨張体が一体に形成され、前記継手本体の一側を前記受け継手と接続し、前記継手本体の他側を前記管体と接続する方法であって、螺旋状波形を有する前記継手本体の他側より、前記継手本体内部に管体を螺合させる工程(a)と、前記継手本体の一側を、前記受け継手の内部に挿入して接続する工程(b)と、を具備することを特徴とするものである。
本発明の請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された配管ボックスにおける管体接続方法において、前記工程(b)は、波形形状を有する前記継手本体の一側を、前記受け継手の内部に螺合させることを特徴とするものである。
本発明の請求項3に記載された発明は、請求項1または請求項2に記載された配管ボックスにおける管体接続方法において、前記継手本体の一側から外周面に設けられる前記膨張体の配設位置と、前記継手本体の他側から内周面に設けられる前記膨張体の配設位置とが、前記管継手の長さ方向で重ならないことを特徴とするものである。
本発明の請求項4に記載された発明は、請求項3に記載された配管ボックスにおける管体接続方法において、前記継手本体の一側から外周面に設けられる前記膨張体の長手方向の長さと、前記継手本体の他側から内周面に設けられる前記膨張体の長手方向の長さとが、所定の比率で設けられることを特徴とするものである。
本発明の請求項5に記載された発明は、請求項1から請求項4のいずれかに記載された配管ボックスにおける管体接続方法において、前記継手本体の中間部の外周面にフランジが設けられ、前記フランジの前記壁体の外壁面に対向する側面に水分を吸収したとき膨張する膨張体が貼着されていることを特徴とするものである。
本発明の配管ボックスにおける管体接続方法によると、膨張体が管継手と受け継手及び管体の嵌合部分に常時止水に必要な押圧力で密着する常時押圧密着型の弾性材料からなるものではなく、水分を吸収したとき膨張して前記嵌合部分に止水に必要な押圧力で密着する止水部材からなるため、長期間使用中しても劣化することが少なく、良好な止水性能を維持することができる。
また、管体に地盤沈下等による外力が加わり、管体が変形して前記嵌合部分と膨張体との間に隙間ができたり、広がったりして、その隙間から前記嵌合部分に雨水や地下水等の水が侵入しても、管継手のリテーナ部に一体に形成された膨張体が水分を吸収して膨張し、前記嵌合部分に止水に必要な押圧力で密着するので、十分な気密、液密性が得られる。従って、管継手の前記嵌合部分から受け継手を介して配管ボックス内に水が侵入するのを確実に防止することができ、配管ボックス内の接続部その他の機器部品の性能を長期間安定に保ち、寿命を延ばすことが可能になる。
また、管継手を受け継手及び管体に嵌合させて装着するときには、通常、管継手の膨張体が水分を吸収してないので膨張せず、径方向に縮小しているので、管継手の装着が容易となり、管体接続構造の施工性を向上させることができる。また、継手本体の中間部の外周面にフランジが設けられ、前記フランジの前記壁体の外壁面に対向する側面に水分を吸収したとき膨張する膨張体が貼着されていれば、配管ボックスの開口部に挿入、固定された受け継手の外周面と前記開口部近傍の壁体の外壁面との間が前記膨張体により止水処理されるので、受け継手と開口部の間から雨水や地下水等の水が配管ボックス内に侵入するのをより確実に防止することができるほか、受け継手と開口部の間の止水処理を簡略化、或いは、省略することも可能になり、管体接続構造の施工性をより向上させ、施工費用を低減させることができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を図面により説明する。図1は本発明に係る管体接続構造の第1実施形態を示す組立前の縦断面図、図2は同組立後の縦断面図である。
本実施形態の配管ボックスにおける管体接続構造は、図1、2に示すように、配管ボックスの壁体1に形成された開口部3に挿入されて前記壁体1に固定される受け継手5と、受け継手5に、電力ケーブル、通信ケーブル等の配線部材を保護するために用いられる、例えば、ポリエチレン製の螺旋状波形を有する波付プラスチック管からなる管体7の端部を接続するための管継手9とを備える。
受け継手5は前記壁体1の厚さにほぼ等しい長さを有し、前端部に内側開口縁がラッパ状に拡径してフランジ6が形成され、例えば、ポリエチレン製の螺旋状波形を有する波付プラスチック管からなる。
受け継手5は射出成形等により形成される。受け継手5は、前端部が壁体1の内壁面2に、後端が壁体1の外壁面4にほぼ揃うようにして、配管ボックスの壁体1の開口部3に挿入され、開口部3の内周面との間にモルタルやエポキシ樹脂系その他の常温硬化性パテ等の止水部材(図示せず)を介在させることにより止水処理されている。なお、図示省略するが、受け継手5はその後端が前記壁体1の外壁面4から外方へ突出した状態、又は、開口部3の奥側に引込んだ状態で壁体1に固定されるようにしてもよい。
受け継手5の後端が壁体1の外壁面4にほぼ揃うように、又は、開口部3の奥側に引込んだ位置に配置されていると、壁体1の外壁面4から突出しないので、配管ボックスの地中等への布設や輸送中に受け継手5が破損することがなく、また、配管ボックスが嵩張らずコンパクトになるため、配管ボックスを布設現場等に輸送したり、保管したりするスペースが小さくなり、管体接続構造の施工費用を低減させることができるので好ましい。
管継手9は、図3に示すように、例えば、ポリエチレン製の螺旋状波形を有する波付プラスチック管からなる継手本体11の一側の例えば外面にねじ込んで差し込まれる受け継手5及び継手本体11の他側の前記一側とは反対の内面にねじ込んで差し込まれる管体7の端部を保持するリテーナ部13を有し、前記管継手9の一側のリテーナ部13における受け継手5と対向する螺旋状波形を有する外周面と、他側のリテーナ部13の管体7の端部と対向する螺旋状波形を有する内周面に、それぞれ管継手9の端部から長手方向の半分の長さにわたり、即ち、中央部位まで水分を吸収したとき膨張する膨張体15が一体に形成される。なお、膨張体15は図示省略するが、長手方向の半分の長さではなく、いずれか一方側に片寄った長さにわたり形成されるようにしてもよい。例えば、管継手9の一側の外周面に形成される膨張体15の長さと管継手9の他側の内周面に形成される膨張体15の長さの比が5:5ではなく、例えば、6:4とか7:3になるように形成されるようにしてもよい。膨張体15の長さは2cm程度あれば止水効果が得られる。また、膨張体15は図示のように長手方向にわたり連続して形成されていてもよいが、所定間隔をおいて複数個環状に形成されるようにしてもよい。
膨張体15は、例えば、不織布と高吸水性樹脂と熱可塑性樹脂との混合物で構成される。該膨張体15の成形時には高温になるので、前記不織布は耐熱性に優れたもの、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の繊維が用いられる。また、高吸水性樹脂は、例えば、繊維状のものや、粉末状のもの、シート状のもの等、適宜形態のものが用いられる。高吸水性樹脂は膨張体15を膨張させる役目を有するので、繊維状のものを使用して不織布に混合させるのがより好ましいが、粉末状のものを不織布繊維の間に混入するようにしてもよい。シート状の高吸水性樹脂を用いる場合には、不織布で挟んでサンドイッチ構造にするとよい。熱可塑性樹脂は、前記成形時に溶ける性質の材料で形成し、例えば、繊維として適宜割合混入しておく。不織布と高吸水性樹脂と熱可塑性樹脂との混合割合は、例えば、不織布と高吸水性樹脂とをおよそ4:6から2:8程度に設定し、熱可塑性樹脂はわずかな量でよい。
管継手9の製造に当たっては、例えば、図4に示すように、シート状に形成された前記膨張体15を型(図示せず)の所定部位に巻き付け、その上に、成形樹脂材料(ポリエチレン材料)が膨張体15を構成する不織布へ浸透するのを抑制するシート材17を巻き付けてから型に成形樹脂材料を注入して射出成形を行い、継手本体11を形成する。シート材17としては、例えば、綿布が用いられ、片面にゴム糊等の粘着剤19が塗布され、膨張体15との一体化が図れるようにしてある。このようにして、膨張体15が継手本体11のリテーナ部13に一体に形成される。前記射出成形を行うことにより、シート材17が緩衝材となって成形樹脂材料が膨張体15に浸透するのが抑制され、該成形時に作用する成形圧力が緩和されて膨張体15の層形状及び水膨張機能が確保される。
なお、管継手9の継手本体11の形状は前記波付管に限定されるものではないが、管体7の形状に合わせて波付管で構成されていると、受け継手5及び管体7との差込み接続が容易になるので望ましい。受け継手5の形状も同様に前記波付管で構成されるのが望ましいが、その形状に限定されない。受け継手5の形状が平滑管で構成される場合には、管継手9の一側(受け継手側)のリテーナ部13の外周面は平滑面で構成されるのが望ましい。
第1実施形態の管体接続構造は以上のような構成になっている。その管体接続構造を組み立てる場合には、種々の方法があるが、例えば、予め工場において、配管ボックスの壁体1に形成された開口部3に受け継手5を挿入して止水状態で固定しておく。次に、その配管ボックスを布設現場に輸送し、布設現場に形成された配管ボックス地下埋設用ピットに配設する。その後、図1に示すような状態から、受け継手5と管体7の端部相互を管継手9のリテーナ部13内に差し込んで保持することにより、受け継手5に管体7を接続し、図2に示すような管体接続構造の組み立てを終了する。
本実施形態の管体接続構造によると、膨張体15が管継手9と受け継手5及び管体7の嵌合部分に常時止水に必要な押圧力で密着する常時押圧密着型の弾性材料からなるものではなく、水分を吸収したとき膨張して前記嵌合部分に止水に必要な押圧力で密着する止水部材からなるため、長期間使用中しても劣化することが少なく、良好な止水性能を維持することができる。
また、管体7に地盤沈下等による外力が加わり、管体7が変形して前記嵌合部分と膨張体15との間に隙間ができたり、広がったりして、その隙間から前記嵌合部分に雨水や地下水等の水が侵入しても、管継手9のリテーナ部13に一体に形成された膨張体15が水分を吸収して膨張し、前記嵌合部分に止水に必要な押圧力で密着するので、十分な気密、液密性が得られる。従って、管継手9の前記嵌合部分から受け継手5を介して配管ボックス内に水が侵入するのを確実に防止することができ、配管ボックス内の接続部その他の機器部品の性能を長期間安定に保ち、寿命を延ばすことが可能になる。
また、管継手9を受け継手5及び管体7に嵌合させて装着するときには、通常、管継手9の膨張体15が水分を吸収してないので膨張せず、径方向に縮小しているので、管継手9の装着が容易となり、管体接続構造の施工性を向上させることができる。
図5は本発明に係る管体接続構造の第2実施形態を示す組立前の縦断面図、図6は同組立後の縦断面図である。本実施形態の配管ボックスにおける管体接続構造は、前記管継手9における継手本体11の中間部(図示の場合はほぼ中央部)の外周面に、環状のフランジ21が設けられ、そのフランジ21の前記壁体1の外壁面4に対向する側面に水分を吸収したとき膨張する15膨張体が貼着される構成になっている。そして、フランジ21と壁体1との間に雨水や地下水等の水が侵入すると、膨張体15が水分を吸収して膨張し、フランジ21と外壁面4に止水に必要な押圧力で密着するので、十分な気密、液密性が得られる。なお、本実施形態のものでは、受け継手5の後端が図示のように壁体1の外壁面4にほぼ揃うように、又は、図示省略するが、開口部3の奥側に引込んだ位置に配置されるように、受け継手5が壁体の開口部に挿入されて固定されることが望ましい。その他の構成は前記第1実施形態のものと実質上同一なので重複を避けるため説明を省略する。
第2実施形態の管体接続構造によると、配管ボックスの開口部3に挿入、固定された受け継手5の外周面と前記開口部3近傍の壁体1の外壁面4との間が前記膨張体15により止水処理されるので、受け継手5と開口部3の間から雨水や地下水等の水が配管ボックス内に侵入するのをより確実に防止することができるほか、受け継手5と開口部3の間の止水処理を簡略化、或いは、省略することも可能になり、管体接続構造の施工性をより向上させ、施工費用を低減させることができる。
前記第1実施形態及び第2実施形態のものでは、いずれも配管ボックスの壁体1に形成された開口部3に挿入されて前記壁体1に固定される受け継手5と、継手本体11の一側の外面に差し込まれる受け継手5及び継手本体11の他側の前記一側とは反対の内面に差し込まれる管体7の端部を保持するリテーナ部13を有し、受け継手5に管体7を接続する管継手9とを備えた配管ボックスにおける管体接続構造において、前記管継手9のリテーナ部13における受け継手5に対向する外周面及び管体7の端部と対向する内周面に、水分を吸収したとき膨張する膨張体15が一体に形成される構成のものである。
これに対して、図示省略するが、配管ボックスの壁体1に形成された開口部3に挿入されて前記壁体1に固定される受け継手5と、継手本体11の一側の内面に差し込まれる受け継手5及び継手本体11の他側の前記一側とは反対の外面に差し込まれる管体7の端部を保持するリテーナ部13を有し、受け継手5に管体7を接続する管継手9とを備えた配管ボックスにおける管体接続構造において、前記管継手9のリテーナ部13における受け継手5に対向する内周面及び管体7の端部と対向する外周面に、水分を吸収したとき膨張する膨張体15が一体に形成される構成のものとしてもよい。このような構成のものも前記第1実施形態及び第2実施形態のものと同様な効果が得られる。
この実施形態を前記第2実施形態のものに適用する場合には、前記受け継手5をその後端が配管ボックスの壁体1の外壁面4から突出しないように挿入して固定すると共に、前記壁体1の開口部3の管継手9側の内周面に管継手9の受け継手5側を受け入れる筒状の拡径凹溝(図示せず)を形成し、受け継手5に管継手9を介して管体7を接続したとき、前記管継手9の受け継手5側が前記開口部3の拡径凹溝に挿着されるように構成するか、或いは、受け継手5をその後端が前記壁体1の外壁面4から外方へ突出するように壁体に固定し、環状のフランジ21を前記管継手9における継手本体11の中央部ではなく、一側(受け継手側)の端部の外周面に設けるように構成することが望ましい。
本発明に係る管体接続構造の第1実施形態を示す組立前の縦断面図である。 図1における管体接続構造の組立後の縦断面図である。 図1、2の管体接続構造の主要構成である管継手を示す拡大斜視図である。 図3の管継手のリテーナ部に膨張体が一体に形成された状態を示す拡大断面図である。 本発明に係る管体接続構造の第2実施形態を示す組立前の縦断面図である。 図5における管体接続構造の組立後の縦断面図である。
符号の説明
1 配管ボックスの壁体
2 内壁面
3 開口部
4 外壁面
5 受け継手
6 フランジ
7 管体
9 管継手
11 継手本体
13 リテーナ部
15 膨張体
17 シート材
19 粘着剤
21 フランジ

Claims (5)

  1. 管体の端部を保持するリテーナ部を有する前記継手本体と、配管ボックスの壁体に形成された開口部に挿入されて前記壁体に固定される受け継手とを用い、前記管体と対向する前記継手本体の内周面および前記受け継手に対向する前記継手本体の外周面とのそれぞれに、水分を吸収したとき膨張する膨張体が一体に形成され、
    前記継手本体の一側を前記受け継手と接続し、前記継手本体の他側を前記管体と接続する方法であって、
    螺旋状波形を有する前記継手本体の他側より、前記継手本体内部に管体を螺合させる工程(a)と、
    前記継手本体の一側を、前記受け継手の内部に挿入して接続する工程(b)と、
    を具備することを特徴とする配管ボックスにおける管体接続方法。
  2. 前記工程(b)は、波形形状を有する前記継手本体の一側を、前記受け継手の内部に螺合させることを特徴とする請求項1記載の配管ボックスにおける管体接続方法。
  3. 前記継手本体の一側から外周面に設けられる前記膨張体の配設位置と、前記継手本体の他側から内周面に設けられる前記膨張体の配設位置とが、前記管継手の長さ方向で重ならないことを特徴とする請求項1または請求項2記載の配管ボックスにおける管体接続方法。
  4. 前記継手本体の一側から外周面に設けられる前記膨張体の長手方向の長さと、前記継手本体の他側から内周面に設けられる前記膨張体の長手方向の長さとが、所定の比率で設けられることを特徴とする請求項3記載の配管ボックスにおける管体接続方法。
  5. 前記継手本体の中間部の外周面にフランジが設けられ、前記フランジの前記壁体の外壁面に対向する側面に水分を吸収したとき膨張する膨張体が貼着されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の配管ボックスにおける管体接続方法。
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