JP2009135913A - 移動通信端末、通信制御装置、通信システム及び通信方法 - Google Patents

移動通信端末、通信制御装置、通信システム及び通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】通信リソースの有効活用が可能になる移動通信端末を提供することを目的とする。
【解決手段】複数の動作モードそれぞれの利用可能状態を切り替え可能とされた移動通信端末において、動作モードを切り替えるための切替操作を受け付けた場合には、切り替え後の動作モードでの通信を可能にするためのモード設定要求を通信網NW上の通信制御装置3Aに送信する。その結果、移動通信端末2Aの動作モードの切替操作と通信制御装置3Aでの動作モードに応じた通信許可とが連動して行われるようになり、利用可能状態以外の動作モードについての通信制御装置3Aからの通信を回避できるようになって通信リソースの有効活用を図ることが可能になる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば一台で複数の電話番号を利用できる携帯電話などの移動通信端末、移動通信端末に信号を送信可能な通信制御装置、通信システム及び通信方法に関する。
当初の携帯電話などの移動通信端末においては、一台に一つの端末識別情報(電話番号や利用者コード、メールアドレスなどの情報のセット)しか設定されていなかったが、最近では複数の端末識別情報および、これらに対応した複数の動作モードを有し、これらの動作モードの切り替えに応じて端末識別情報を使い分けるような通信端末装置が知られている(特許文献1参照)。また、この種の移動通信端末に発着信などの通信サービスを提供する通信制御装置やシステムについて知られている。
特開2007−202062号公報
しかしながら、従来のシステムでは、移動通信端末の動作モードの切り替えは移動通信端末単体において制御されているため、通信制御装置側で移動通信端末の動作モードに連動した制御はできなかった。そのため、通信制御装置は、例えば、動作モードになっていない電話番号への着信を受け付けた場合にも移動通信端末に通知してしまい、通信リソースの有効活用が困難であった。
そこで、本発明は、通信リソースの有効活用が可能になる移動通信端末、通信制御装置、通信システム及び通信方法を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、本発明は、複数の動作モードそれぞれの利用可能状態を切り替え可能とされ、通信制御装置から通信網を介して受信する信号のうち、利用可能状態の動作モードに対応した識別情報を含む信号を受信した場合には通信制御を実行する移動通信端末において、動作モードは、複数の識別情報それぞれに対応する個別モードと、複数の識別情報に重複して対応する複合モードとからなり、利用可能状態の動作モードを切り替えるための切替操作を受け付けた場合には、切り替え後の動作モードでの通信を可能にするためのモード設定要求を前記通信制御装置に送信する端末データ制御手段を備えることを特徴とする。
本発明に係る移動通信端末では、識別情報に対応する個別モードのそれぞれ、または複合モードへの切替操作を受け付けた場合には、モード設定要求を端末データ制御手段が通信制御装置に送信する。従って、通信制御装置では、モード設定要求に基づいて、切り替え後の動作モードでの通信を可能にするための処理を実行できる。従って、移動通信端末の動作モードの切替操作と通信制御装置での動作モードに応じた通信許可とが連動して行われるようになり、利用可能状態以外の動作モードについての通信制御装置からの通信を回避できるようになって通信リソースの有効活用を図ることが可能になる。
さらに、上記の移動通信端末は、利用可能状態の動作モードを切り替えるための切替操作を受け付けた後に、切替操作に対応した動作モードへの切り替えを行う動作モード制御手段を更に備えると好適である。動作モード制御手段を備えることで、切替操作に対応した動作モードへの切り替えが可能になる。
さらに、ユーザによる操作入力を受け付け、操作入力に応じて利用可能状態の動作モードに連動した通信を可能にするためのモード連動を設定するモード連動設定手段を更に備え、端末データ制御手段は、切替操作を受け付けた場合であり、且つモード連動設定手段によってモード連動が設定されている場合には、モード設定要求を送信すると好適である。モード連動設定手段によるモード連動の設定の有無によってモード設定要求を送信するか否かが決まるため、通信制御装置との間でのモード連動をユーザが選択的に行えるようになる。
また、通信可能状態か否かを判定する通信可否判定手段を備え、端末データ制御手段は、切替操作を受け付けた場合であり、且つ通信可否判定手段によって通信可能状態であると判定された場合には、モード設定要求を送信すると好適である。通信不可状態でのモード連動を回避できるため、無駄な通信を無くして通信リソースの有効活用が可能になる。
また、本発明は、上記の移動通信端末に対して、通信網を介して識別情報を含む信号を送信可能な通信制御装置において、移動通信端末からのモード設定要求に基づいて、切り替え後の動作モードでの通信を可能にするための通信許可データを格納する設定状態格納手段と、設定状態格納手段に通信許可データが格納された後にモード設定完了信号を移動通信端末に送信するデータ制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る通信制御装置では、移動通信端末の切り替え後の動作モードでの通信を可能にするための通信許可データを格納し、利用可能状態以外の動作モードでの通信を回避できるようになるため、通信リソースの有効活用を図ることが可能になる。
さらに、移動通信端末以外の他の端末から移動通信端末への通信要求及び所定の識別情報を受け付けた場合には、設定状態格納手段を参照し、所定の識別情報に対応する動作モードについて通信許可データが格納されている場合には、通信要求に応じた通信制御を実行する通信制御手段を更に備えると好適である。他の端末から移動通信端末への通信要求及び所定の識別情報を受け付けた場合であっても、通信許可データが格納されている動作モードへの通信要求でなければ、その通信要求に応じた通信制御は実行されないため、無駄な通信を回避できて通信リソースを有効活用できる。
また、本発明は、上記の移動通信端末と、通信網を介して動作モードに対応する識別情報を含む信号を送信可能な通信制御装置とを備える通信システムにおいて、通信制御装置は、移動通信端末からのモード設定要求に基づいて、切り替え後の動作モードでの通信を可能にするための通信許可データを格納する設定状態格納手段と、設定状態格納手段に通信許可データが格納された後にモード設定完了信号を移動通信端末に送信するデータ制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る通信システムでは、移動通信端末の切り替え後の動作モードでの通信を可能にするための通信許可データを通信制御装置で格納し、利用可能状態以外の動作モードでの通信を回避できるようになるため、通信リソースの有効活用を図ることが可能になる。
さらに、通信制御装置は、移動通信端末以外の他の端末から移動通信端末への通信要求及び所定の識別情報を受け付けた場合には、設定状態格納手段を参照し、所定の識別情報に対応する動作モードについて通信許可データが格納されている場合には、通信要求に応じた通信制御を実行する通信制御手段を有すると好適である。他の端末から移動通信端末への通信要求及び所定の識別情報を受け付けた場合であっても、通信許可データが格納されている動作モードへの通信要求でなければ、その通信要求に応じた通信制御は実行されないため、無駄な通信を回避できて通信リソースを有効活用できる。
また、本発明に係る通信方法は、複数の動作モードそれぞれの利用可能状態を切り替え可能とされ、通信制御装置から通信網を介して受信する信号のうち、利用可能状態の動作モードに対応した識別情報を含む信号を受信した場合には通信制御を実行する移動通信端末により実行される通信方法において、動作モードは、複数の識別情報それぞれに対応する個別モードと、複数の識別情報のうち、少なくとも二以上の識別情報に対応する複合モードとからなり、利用可能状態の動作モードを切り替えるための切替操作を受け付ける操作受け付けステップと、操作受付けステップで切替操作を受け付けた場合には、切り替え後の動作モードでの通信を可能にするためのモード設定要求を通信制御装置に送信するモード設定要求送信ステップと、を備えることを特徴とする。
本発明に係る通信方法によれば、動作モードの切替操作と通信制御装置での動作モードに応じた通信許可とが連動して行われるようになり、利用可能状態以外の動作モードについての通信制御装置からの信号の送信を抑えることが可能になって通信リソースの有効活用を図ることが可能になる。
さらに、この通信方法は、モード設定要求送信ステップの後に、通信制御装置からモード設定完了信号を受信した場合には、切替操作に対応した動作モードに切り替える動作モード切り替えステップを更に備えると好適である。動作モード切り替えステップを備えることで、切替操作に対応した動作モードへの切り替えが可能になる。
また、本発明に係る通信方法は、複数の動作モードそれぞれの利用可能状態を切り替え可能とされた移動通信端末であって、利用可能状態の動作モードに対応した識別情報を含む信号を受信した場合には通信制御を実行する移動通信端末、に対して、通信網を介して識別情報を含む信号を送信可能な通信制御装置により実行される通信方法において、移動通信端末から送信された切り替え後の動作モードに関するモード設定要求に基づいて、切り替え後の動作モードでの通信を可能にするための通信許可データを設定状態格納手段に格納する通信許可設定ステップと、移動通信端末以外の他の端末から移動通信端末への通信要求及び所定の識別情報を受け付けたときに、設定状態格納手段を参照し、所定の識別情報に対応する動作モードについて通信許可データが格納されている場合には、通信要求に応じた通信制御を実行する通信制御ステップと、を備えることを特徴とする。
本発明に係る通信方法によれば、他の端末から移動通信端末への通信要求及び所定の識別情報を受け付けた場合であっても、通信許可データが格納されている動作モードへの通信要求でなければ、その通信要求に応じた通信制御は実行されないため、無駄な通信を回避できて通信リソースを有効活用できる。
本発明によれば、通信リソースの有効活用が可能になる。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る通信システムの好適な実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る通信システムの機能的構成を示す図である。通信システム1Aは、携帯電話やPHSなどの移動通信端末2Aと、移動通信端末2Aに移動体通信網NWを介して接続され、音声呼やパケット呼などの移動通信端末2Aへの通信や移動通信端末2Aからの通信を制御する通信制御装置3Aとを備えている。
移動通信端末2Aは、複数の動作モードを切り替えて利用することができるように設定されている。動作モードとは、通信事業者などから通信サービスの提供を受けるユーザ(特定サービスの享受者)の複数の識別情報のうち、設定された識別情報に対応して動作処理が実行される状態を意味している。移動通信端末2Aのユーザは、複数の動作モードを切り替えて利用することで、一台の移動通信端末2Aで複数の端末を使い分けているかのように利用することができる。識別情報としては、例えば、電話番号やメールアドレスなどが相当し、一つの識別情報には、電話番号やメールアドレスなどのセットが該当する。一台の移動通信端末2Aが複数の識別情報を持つ場合、これらの識別情報は、移動通信端末2Aの個体コードに対応付けられていても、UIMなどに記憶されている利用者コードに対応付けられていてもよい。また、動作モードは、複数の識別情報それぞれに対応付けられた個別モードと、複数の識別情報のうち、少なくとも二以上の識別情報に対応付けられた複合モードとを有し、以下の説明では、個別モードとしてAモードとBモードとを例示し、複合モードとしてAモード及びBモードの二つの識別情報の両方(全て)に対応するデュアルモードを例示する。
移動通信端末2Aは、機能的な構成として、通信回避機能制御部(モード連動設定手段)21、端末動作モード制御部(動作モード制御手段)22、端末データ制御部(端末データ制御手段)23、端末データ送信部24、端末データ受信部25及び表示操作部26を備えている。
通信回避機能制御部21は、回線交換通信やパケット通信などを動作モードに連動させて通信可能にするためのモード連動フラグに“ON”または“OFF”を設定し、モード連動フラグの設定状態を保持する機能を有する。また、通信回避機能制御部21は、表示操作部26を介してユーザによるモード連動操作のための操作入力を受け付け、操作内容に応じてモード連動フラグに“ON”または“OFF”を設定している。後述のように、モード連動フラグに“ON”が設定されている場合には、モード設定要求信号が通信制御装置3Aに送信される。また、モード連動フラグに“OFF”が設定されている場合にはモード設定要求信号の送信は行われずに、移動通信端末2A内部のみで動作モードの切り替えが実行される。この場合、モード設定要求信号の送信は行われないため、通信制御装置3Aでは、動作モードの変更を認識せず、どの動作モードであっても着信を通知し、移動通信端末2Aでは着信が動作モードに対応していなければ破棄する。本実施形態では、通信回避機能制御部21を設けているので、モード設定要求信号の送信の有無をユーザが選択できる。なお、通信回避機能制御部21を設けることなく、ユーザによる動作モードの切替操作を受け付けた場合には、必然的にモード設定要求信号が通信制御装置3Aに送信されるようにしてもよい。
端末動作モード制御部22は、表示操作部26から受け付けた操作入力の内容や端末データ制御部23から受け付けた通信制御装置3Aからの応答信号に基づいて動作モードの切り替えを実行し、または切り替えを中止する機能を有する。動作モードの切り替えは、切替操作に基づいてAモード、Bモードまたはデュアルモードに対応する識別情報を設定し、その識別情報での通信を可能にするための動作処理によって実行される。また、端末動作モード制御部22は、表示操作部26から受け付けた切替操作の内容に基づいて、切り替え後の動作モード(以下、「切り替え予定動作モード」という)を端末データ制御部23に通知する。
端末データ制御部23は、端末動作モード制御部22から受け付けた切り替え予定動作モードに基づき、Aモード及びBモードそれぞれの識別情報に対応付けて通信許可または通信拒否を示すモード設定要求信号を生成し、モード設定要求信号を端末データ送信部24から通信制御装置3Aに送信する機能を有する。さらに、端末データ制御部23は、端末データ受信部25から受け付けた通信制御装置3Aからの応答信号を解析し、解析結果を端末動作モード制御部22に通知する機能を有する。なお、解析結果がモード設定完了を示す“OK”応答の場合には端末動作モード制御部22において動作モードの切り替えが実行され、動作モード設定失敗を示す応答の場合には動作モードの切り替えが中止される。
端末データ送信部24は、通信制御装置3Aへの信号の送信を行う機能を有する。また、端末データ受信部25は、通信制御装置3Aからの信号の受信を行う機能を有する。
表示操作部(操作受付手段)26は、ユーザによる操作入力を受け付け、所定の通知画像を出力デバイス205(図2参照)に表示させる機能を有する。ユーザによる操作入力は、動作モードの切り替えのための切替操作やモード連動フラグに“ON”や“OFF”を設定するためのモード連動操作などである。
図2は、移動通信端末2Aのハードウェア構成を示す図である。図2に示されるように、移動通信端末2Aは、物理的には、CPU201、ROM202、RAM203、入力デバイス204、出力デバイス205、データ送受信デバイスである通信モジュール206、補助記憶装置207及びUIMスロット208などを備える。移動通信端末2Aの各機能は、CPU201、RAM203等のハードウェア上に所定のソフトウェアを読み込ませることにより、CPU201の制御のもとで、通信モジュール206、入力デバイス204及び出力デバイス205を動作させるとともにRAM203におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。
図1に示されるように、通信制御装置3Aは、制御データ受信部31、制御データ送信部32、送受信データ制御部(データ制御手段)33、通信回避設定状態格納部(設定状態格納手段)34、発信先ユーザ格納部35及び通信処理制御部36を備えている。
制御データ受信部31は、移動通信端末2Aからの信号の受信を行う機能を有する。また、制御データ送信部32は、移動通信端末2Aへの信号の送信を行う機能を有する。
送受信データ制御部33は、移動通信端末2Aからのモード設定要求信号を解析し、切り替え予定の動作モードでの通信を可能にするための通信許可データを通信回避設定状態格納部34に格納する機能を有する。通信許可データとは、識別情報ごとに示された通信許可または通信拒否のデータである。さらに、送受信データ制御部33は、通信回避設定状態格納部34に通信許可データを正しく格納した場合には、モード設定完了を示す“OK”応答信号を生成し、正しく格納されなかった場合にはモード設定失敗を示す応答信号を生成し、制御データ送信部32からそれぞれの応答信号を移動通信端末2Aに送信する機能を有する。
通信回避設定状態格納部34は、送受信データ制御部33によって移動通信端末2Aの動作モードに対応した通信許可データが格納されるデータベースである。通信回避設定状態格納部34には、移動通信端末2Aで利用可能な複数の識別情報それぞれに対応付けて通信許可または通信拒否を示すデータが格納されており、例えば、Aモードに対応する識別情報について通信許可を示すデータが格納され、Bモードに対応する識別情報について通信拒否を示すデータが格納されている場合には、移動通信端末2Aの利用可能状態の動作モードはAモードである。逆に、Aモードに対応する識別情報について通信拒否を示すデータが格納され、Bモードに対応する識別情報について通信許可を示すデータが格納されている場合には、移動通信端末2Aの利用可能状態の動作モードはBモードである。さらに、Aモードに対応する識別情報について通信許可を示すデータが格納され、Bモードに対応する識別情報についても通信許可を示すデータが格納されている場合には、移動通信端末2Aの利用可能状態の動作モードはデュアルモードである。
発信先ユーザ格納部35は、他の端末4からの発信などの通信要求と発信先である電話番号などの識別情報との対応関係が格納されるデータベースである。
通信処理制御部36は、他の端末4から通信要求と一緒に送信される所定の識別情報に対応する動作モードについて、通信回避設定状態格納部34に通信許可データが格納されているか否かを判定する。そして、通信許可データが格納されている場合には、移動通信端末2Aに通信要求に応じて回線交換通信やパケット通信のための接続を行う通信制御を実行する機能を有する。さらに、通信処理制御部36は、他の端末4から受け付けた識別情報に対応する動作モードについて、通信回避設定状態格納部34に通信拒否データが格納されている場合には、上記の通信制御を行うことなく発信元の他の端末4へ接続ができない旨のダイアログを応答する機能を有する。
図3は、通信制御装置3Aのハードウェア構成を示す図である。図3に示されるように、通信制御装置3Aは、物理的には、CPU301、ROM302、RAM303、入力デバイス304、出力デバイス305、データ送受信デバイスである通信モジュール306、補助記憶装置307などを備える。通信制御装置3Aの各機能は、CPU301、RAM303等のハードウェア上に所定のソフトウェアを読み込ませることにより、CPU301の制御のもとで、通信モジュール306、入力デバイス304及び出力デバイス305を動作させるとともにRAM303におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。
(通信方法)
通信システム1Aで実行される通信方法について説明する。図4は、移動通信端末2Aにおいて実行される通信方法の動作手順を示すフローチャートである。また、図5及び図6は、動作モードの切り替えに伴って移動通信端末2Aと通信制御装置3Aとの間での送受信される信号を中心に示すシーケンスチャートであり、図5は、通信制御装置3Aでモード設定に成功した場合を示し、図6は、モード設定に失敗した場合を示している。
図4に示されるように、移動通信端末2Aは、端末動作モード切替のトリガーが発生すると後続の処理を実行する(ステップS1)。端末動作モード切替のトリガーの発生は、例えば、ユーザによる動作モード切り替えのための切替操作があった場合に発生し、ユーザによる切替操作は表示操作部26によって受け付けられる。ステップS1は、操作受け付けステップに相当する。
まず、端末データ制御部23は、通信回避機能制御部21によってモード連動の設定が行われているか否か、すなわち、モード連動フラグに“ON”が設定されているか否かを判定する(ステップS2)。通信回避機能制御部21によるモード連動フラグへの“ON”や“OFF”の設定は、通信回避機能制御部21が表示操作部26を介してユーザによるモード連動操作の操作入力を受け付けた場合に、その操作内容に応じて実行される。ステップS2において、モード連動フラグに“ON”が設定されていると判断された場合には後続の処理を実行し、“OFF”になっている場合には後続の処理を実行することなく直ちに動作モードの切り替えを実行する。(ステップS8)。なお、ステップS2を実行することなく、端末動作モード切替のトリガーが発生すると後続のステップS3の処理を実行するようにしてもよい。
モード連動フラグに“ON”が設定されている場合には、端末動作モード制御部22が、表示操作部26で受け付けられた操作内容に応じて切り替え予定の動作モードを判定し、判定結果を端末データ制御部23に通知する。端末データ制御部23は、判定結果に基づいて、切り替え予定の動作モードに応じたモード設定要求信号を生成する(ステップS3)。
モード設定要求信号に含まれる情報は、移動通信端末2Aで切り替え可能な動作モードに対応する全ての識別情報と、各識別情報に対応する通信可否情報である。例えば、切り替え予定の動作モードがAモードの場合には、Aモードの識別情報については「通信許可」、Bモードの識別情報については「通信拒否」というモード設定要求信号が生成される。また、切り替え予定の動作モードがBモードの場合には、Aモードの識別情報については「通信拒否」、Bモードの識別情報については「通信許可」というモード設定要求信号が生成される。また、切り替え予定の動作モードがデュアルモードの場合には、Aモード及びBモードそれぞれ識別情報について「通信許可」というモード設定要求信号が生成される。なお、「通信許可」の場合には、全ての通信、例えば、音声呼やパケット呼の発着信が許可され、「通信拒否」の場合には、全てのまたは一部の通信が拒否される。
次に、端末データ制御部23は、端末データ送信部24に指示し、各動作モードに対応して生成したモード設定要求信号を通信制御装置3Aに送信する(ステップS4、ステップS5、ステップS6)。ステップS4〜ステップS6は、モード設定要求ステップに相当する。
図5または図6に示されるように、モード設定要求信号を受信した通信制御装置3Aは、通知許可設定処理を実行する(ステップS11)。通知許可設定処理において、送受信データ制御部33は、受信したモード設定要求信号に基づいて移動通信端末2Aの全ての識別情報及び各識別情報に対応した通信可否情報を通信回避設定状態格納部34に格納する。例えば、Aモードの場合には、Aモードの識別情報について「通信許可」、Bモードの識別情報について「通信拒否」というデータを格納する。全ての識別情報及び各識別情報に対応した通信可否情報を通信回避設定状態格納部34に正しく格納することでモード連動の設定が完了し、通信制御装置3Aにおいて移動通信端末2Aの動作モードに応じた通信制御が可能になる。ステップS11は、通知許可設定ステップに相当する。
次に、通信制御装置3Aは、応答信号送信処理(ステップS12)を実行する。応答信号送信処理が開始すると、送受信データ制御部33は、モード設定要求信号に応じた識別情報や通信可否情報が正しく格納されたか否かの判定を行い、正しく格納されたと判定する場合には、“OK”応答信号、すなわちモード連動設定完了を示す応答信号が生成され、制御データ送信部32から移動通信端末2Aに応答信号が送信される(図5参照)。一方で、正しく格納されていないと判定した場合には、モード連動設定失敗を示す応答信号が生成され、制御データ送信部32から移動通信端末2Aに応答信号が送信される(図6参照)。
図4に示されるように、移動通信端末2Aは、モード設定要求信号を送信した後に通信制御装置3Aから応答信号を受信するまで待機しており、端末データ受信部25で応答信号を受信すると、端末データ制御部23は応答信号の内容を解析し、応答信号がモード連動設定完了を示す“OK”応答信号か否かの判定を行う(ステップS7)。
端末データ制御部23によって“OK”応答信号と判定された場合には、端末動作モード制御部22は、切り替え予定の動作モードへの切り替えを直ちに実行し(ステップS8)、モード連動設定失敗を示す応答信号の場合には、端末動作モード制御部22は動作モードの切り替えを中止する(ステップS9)。ステップS8は、動作モード切り替えステップに相当する。
ステップS8またはステップS9の後、表示操作部26は、受信した応答信号に応じて通知画面表示を実行する(ステップS10)。例えば、“OK”応答信号の場合には、設定成功の通知画面(図5参照)を表示し、モード連動設定失敗を示す応答信号の場合には、設定失敗の通知画面(図6参照)を表示する。以上で、動作モードの切り替えについての処理が終了する。
次に、他の端末4から移動通信端末2Aへの通信要求があった場合の処理について説明する。最初に移動通信端末2Aの動作モードに対応していない通信要求があった場合について説明する。図7は、他の端末4から移動通信端末2Aへの通信要求があった場合の信号の流れを示すシーケンスチャートであり、動作モードに対応していない通信要求の場合を示している。なお、以下の説明では、移動通信端末2Aの動作モードはAモードであり、通信制御装置3Aにおいてモード連動設定が完了している場合を例にする。
図7に示されるように、通信制御装置3Aは、音声呼の発信などの通信要求と所定の識別情報とを他の端末4から受け付けたときに通信制御処理(ステップS21)を実行する。通信制御処理が開始すると、送受信データ制御部33は、通信回避設定状態格納部34を参照し、通信要求と一緒に受け付けた識別情報に基づいて、通信先の動作モードの通信許可データが格納されているか否かを判定する。例えば、移動通信端末2Aの動作モードはAモードであるため、通信回避設定状態格納部34には、Bモードの識別情報について「通信拒否」が格納されている。そのため、他の端末4からBモードへの通信要求があった場合には、通信要求に応じた通信制御は行わず、他の端末4に接続できない旨のダイアログを応答する。さらに、送受信データ制御部33は、移動通信端末2Aに通信要求があったこと、例えば着信があったことを通知する。なお、通信要求があったことの通知は行わなくてもよい。ステップS21の通信制御処理は、通信制御ステップに相当する。
次に、移動通信端末2Aの動作モードに対応した通信要求があった場合について説明する。図8は、他の端末4から移動通信端末2Aへの通信要求があった場合の信号の流れを示すシーケンスチャートであり、動作モードに対応した通信要求の場合を示している。
図8に示されるように、通信制御装置3Aは、音声呼の発信などの通信要求と所定の識別情報とを他の端末4から受け付けたときに、通信制御処理(ステップS21)を実行する。通信制御処理が開始すると、送受信データ制御部33は、通信回避設定状態格納部34を参照し、通信要求と一緒に受け付けた識別情報に基づいて、通信先の動作モードの通信許可データが格納されているか否かを判定する。例えば、移動通信端末2Aの動作モードはAモードであるため、通信回避設定状態格納部34には、Aモードの識別情報について「通信許可」が格納されている。そのため、他の端末4からAモードへの通信要求があった場合には、通信要求に応じた回線交換通信やパケット通信のための通信制御を実行する。なお、移動通信端末2Aでは、通信要求に応じた通信制御が実行される。
以上の通信システム1Aにおける移動通信端末2Aは、識別情報に対応するAモード、Bモードまたはデュアルモードへの切替操作を受け付けた場合には、モード設定要求信号を通信制御装置3Aに送信する。モード設定要求を受け付けた通信制御装置3Aは、モード設定要求信号に基づいて、切り替え後の動作モードでの通信を可能にするための通信許可データを通信回避設定状態格納部34に格納し、格納後にモード設定完了信号を移動通信端末2Aに送信する。移動通信端末2Aは、モード設定完了信号を受け付けると動作モード切替を実行する。従って、移動通信端末2Aの動作モード切り替えと通信制御装置3Aでの動作モードに応じた通信許可とが連動して行われるようになり、利用可能状態以外の動作モードについての通信制御装置3Aからの通信を回避できて通信リソースの有効活用を図ることが可能になる。
さらに、上記の移動通信端末2Aでは、通信回避機能制御部22のモード連動フラグに“ON”が設定されているか否かによってモード設定要求信号を通信制御装置3Aに送信するか否かが決まるため、通信制御装置3Aとの間でのモード連動を選択的に行えるようになる。
さらに、通信制御装置3Aは、移動通信端末2A以外の他の端末4から移動通信端末2Aへの通信要求及び所定の識別情報を受け付けた場合には、通信回避設定状態格納部34を参照し、所定の識別情報に対応する動作モードについて通信許可データが格納されている場合には、通信要求に応じた通信制御を実行する。従って、他の端末4から移動通信端末2Aへの通信要求及び所定の識別情報を受け付けた場合であっても、通信許可データが格納されている動作モードへの通信要求でなければ、その通信要求に応じた通信制御は実行されないため、無駄な通信を回避できて通信リソースを有効活用できる。
(第2実施形態)
次に、図9及び図10を参照し、第2実施形態に係る通信システム、移動通信端末及び通信制御装置について説明する。なお、通信システム1B、移動通信端末2B及び通信制御装置3Bについて、第1実施形態に係る通信システム1A、移動通信端末2A及び通信制御装置3Aと同一または同等の要素には図中で同じ符号を付し、その説明を省略する。
通信システム1Bは、移動通信端末2B及び移動通信端末2Bに移動体通信網NWを介して接続された通信制御装置3Bを備えている。通信制御装置3Bは、機能的構成として第1実施形態に係る通信制御装置3Aと同様に、制御データ受信部31、制御データ送信部32、送受信データ制御部33、通信回避設定状態格納部34、発信先ユーザ格納部35及び通信処理制御部36を備えている。
移動通信端末2Bは、機能的構成として第1実施形態に係る移動通信端末2Aと同様に、通信回避機能制御部21、端末動作モード制御部22、端末データ制御部23、端末データ送信部24、端末データ受信部25及び表示操作部26を備えている。
さらに、移動通信端末2Bは、UIM制御部28、ネットワークアクセス制御部27及び端末状態管理部(通信可否判定手段)29を備えている。
UIM制御部28は、UIMスロット208(図2参照)へのUIMの挿入状態を判定し、UIMが正しく挿入されている場合にはUIMフラグに“ON”をセットし、正しく挿入されていない場合には“OFF”をセットする機能を有する。なお、本実施形態では、加入者情報がUIM(ICチップ)に記録されている場合を説明しているが、加入者情報が移動通信端末2Bに記録されている場合にはUIM制御部28は無くてもよい。
ネットワークアクセス制御部Tは、通信制御装置3Bのサービス利用圏内にあるかどうかを判定し、サービス利用圏内と判定する場合にはNW圏内フラグに“ON”をセットし、圏外と判定する場合には“OFF”をセットする。
端末状態管理部29は、他の起動中アプリケーションの有無を判定し、判定結果を端末動作モード制御部22へ通知する機能を有する。さらに、端末状態管理部29は、UIMフラグやNW圏内フラグを参照してUIM挿入の有無やサービス利用圏内か否かを判定し、判定結果を端末動作モード制御部22へ通知する機能を有する。端末状態管理部29は、通信可能状態か否かを判定する通信可否判定手段に相当し、他の起動中アプリケーションが無い場合、UIMが挿入されている場合及びサービス利用圏内の場合には通信可能状態であると判定し、少なくともいずれか一つの条件を満たさないときには通信可能条件で無いと判定する。
(通信方法)
次に、通信システム1Bで実行される通信方法について説明する。図10は、移動通信端末2Bにおいて実行される通信方法の動作手順を示すフローチャートである。なお、以下の説明において、第1実施形態の通信システム1Aで実行される動作処理と同様の処理については詳しい説明を省略し、相違点を中心にして説明する。
図10に示されるように、移動通信端末2Bは、ユーザによる切替操作を受け付けると、端末動作モード切替のトリガーが発生したと判定して後続の処理を実行する(ステップS101)。
まず、端末状態管理部29は、他の起動中アプリケーションの有無を判定し(ステップS102)、他の起動中アプリケーションが有る場合には、通信制御装置3Bとの通信ができないために端末動作モード切替を中止し(ステップS111)、切り替え失敗を示す通知画面を表示する(ステップS113)。なお、他の起動中アプリケーションがある場合には、起動中のアプリケーションを終了して後続の処理を実行するようにしてもよい。
端末状態管理部29によって他の起動中アプリケーションが無いと判定されると、端末動作モード制御部22は、通信回避機能制御部21のモード連動フラグに“ON”が設定されているか否かを判定し(ステップS2)、“ON”になっている場合には後続の処理を実行し、“OFF”になっている場合には後続の処理を実行することなく直ちに動作モードの切り替えを実行する(ステップS112)。
モード連動フラグに“ON”が設定されている場合には、端末状態管理部29によってUIM制御部28のUIMフラグが参照され、UIMフラグにUIM挿入を示す“ON”が設定されているか否かの判定が行われる(ステップS104)。また、端末状態管理部29はネットワークアクセス制御部27のNW圏内フラグにサービス利用圏内を示す“ON”がセットされているか否かの判定が行われる(ステップS105)。ステップS104またはステップS105においてUIMフラグ及びNW圏内フラグの両方に“ON”が設定されている場合には後続の処理が実行され、少なくとも何れか一方に“OFF”が設定されている場合には動作モードの切り替えは中止される(ステップS111)。なお、本実施形態では、加入者情報がUIM(ICチップ)に記録されている場合を説明しているが、加入者情報が移動通信端末2Bに記録されている場合にはステップ104は無くてもよい。
後続のステップS106〜ステップS113では、第1実施形態に係る通信方法のステップS3〜ステップS5(図4参照)と同様の処理が移動通信端末2Bにおいて実行される。また、モード設定要求信号を移動通信端末2Bから受け付けた通信制御装置3Bでは、第1実施形態に係る通信方法のステップS11及びステップS12と同様の処理が実行される。さらに、第1実施形態に係る通信方法のステップS21と同様の通信制御処理が実行される。
以上の通信システム1B、移動通信端末2B及び通信制御装置3Bによれば、移動通信端末2Bの動作モード切り替えと通信制御装置3Bでの動作モードに応じた通信許可とが連動して行われるようになり、利用可能状態以外の動作モードについての通信制御装置3Bからの通信を回避できて通信リソースの有効活用を図ることが可能になる。
さらに、移動通信端末2Bは、通信可能状態か否かを判定する端末動作モード制御部22を備えるため、通信不可状態でのモード連動を回避できるため、無駄な通信を無くして通信リソースの有効活用が可能になる。
(第3実施形態)
次に、図11及び図12を参照し、第3実施形態に係る通信システム、移動通信端末及び通信制御装置について説明する。なお、通信システム1C、移動通信端末2C及び通信制御装置3Cについて、第1実施形態に係る通信システム1A、移動通信端末2A及び通信制御装置3Aまたは第2実施形態に係る通信システム1B、移動通信端末2B及び通信制御装置3Cと同一または同等の要素には図中及び明細書中で同じ符号を付し、その説明を省略する。
通信システム1Cは、移動通信端末2C及び移動通信端末2Cに移動体通信網NWを介して接続された通信制御装置3Cを備えている。通信制御装置3Bは、機能的構成として第1実施形態に係る通信制御装置3Aと同様に、制御データ受信部31、制御データ送信部32、送受信データ制御部33、通信回避設定状態格納部34、発信先ユーザ格納部35及び通信処理制御部36を備えている。
移動通信端末2Cは、機能的構成として第1実施形態に係る移動通信端末2Aと同様に、端末動作モード制御部22、端末データ制御部23、端末データ送信部24、端末データ受信部25及び表示操作部26を備えている。なお、移動通信端末2Cには、モード連動フラグに“ON”または“OFF”を設定する通信回避機能制御部21は備えられていない。
さらに、移動通信端末2Cは、タイマ部41を備えている。タイマ部41は、端末動作モード制御部22からの開始信号の入力によって計測を開始する。端末動作モード制御部22は、タイマ部41での計測時間を監視し、予め設定された所定時間が経過すると、タイマ部41での計測を終了させる。
(通信方法)
次に、通信システム1Cで実行される通信方法について説明する。図12は、移動通信端末2Cにおいて実行される通信方法の動作手順を示すフローチャートである。なお、以下の説明において、第1実施形態の通信システム1Aで実行される動作処理と同様の処理については詳しい説明を省略し、相違点を中心にして説明する。
図12に示されるように、移動通信端末2Cは、ユーザによる切替操作を受け付けると、端末動作モード切替のトリガーが発生したと判定して後続の処理を実行する(ステップS201)。ステップS201は、操作受け付けステップに相当する。
次に、端末動作モード制御部22は、表示操作部26で受け付けられた操作内容に応じて切り替え予定の動作モードを判定し、判定結果を端末データ制御部23に通知する。端末データ制御部23は、判定結果に基づいて、切り替え予定の動作モードに応じたモード設定要求信号を生成する(ステップS202)。なお、本実施形態に係る移動通信端末2Cでは、第1実施形態と異なり、通信回避機能制御部21を備えていない。従って、モード連動の設定に関する判定を行うことなくモード設定要求信号の生成が行われる。
次に、端末データ制御部23は、端末データ送信部24に指示し、各動作モードに対応して生成したモード設定要求信号を通信制御装置3Cに送信する(ステップS203、ステップS204、ステップS205)。ステップS203〜ステップS205は、モード設定要求ステップに相当する。
モード設定要求信号を送信した後、端末動作モード制御部22は、通信制御装置3Aから応答信号を受信するまで待機することなく、直ちに切り替え予定の動作モードへの切り替えを実行し(ステップS206)、タイマ部41に開始信号を入力してタイマ部41での計測を開始させる(ステップS207)。ステップS206は、動作モード切り替えステップに相当する。
端末動作モード制御部22は、タイマ部41での計測を開始させた後に通信制御装置3Cから“OK”応答信号を受信するまで待機し(ステップS208)、タイマ部41での計測時間が、予め設定された所定の時間を経過するとタイマ満了と判定して(ステップS209)、動作モードを切り替える前の元の状態に戻す(ステップS210)。
動作モードを切り替える前の状態に戻した場合、すなわち、ステップS210の後において表示操作部26は、設定失敗の通知画面を表示する(ステップS211)。また、表示操作部26は、タイマ満了前に通信制御装置3Cから“OK”応答信号を受信した場合には、設定成功の通知画面を表示する。以上で、動作モードの切り替えについての処理が終了する。
(第4実施形態)
次に、図13を参照し、第4実施形態に係る通信システム、移動通信端末及び通信制御装置について説明する。なお、第4実施形態に係る通信システム、移動通信端末及び通信制御装置の構成は、第3実施形態に係る通信システム1C、移動通信端末2C及び通信制御装置3Cと同一であるため、同一の符号を付して構成の詳細説明は省略し、通信方法についての説明を中心に行う。
図13は、本実施形態に係る移動通信端末において実行される通信方法の動作手順を示すフローチャートである。なお、以下の説明において、第1実施形態の通信システム1Aで実行される動作処理と同様の処理については詳しい説明を省略し、相違点を中心にして説明する。
図13に示されるように、移動通信端末2Cは、ユーザによる切替操作を受け付けると、端末動作モード切替のトリガーが発生したと判定して後続の処理を実行する(ステップS301)。ステップS301は、操作受け付けステップに相当する。
次に、端末動作モード制御部22は、表示操作部26で受け付けられた操作内容に応じて直ちに動作モードの切り替えを実行する(ステップS302)。ステップS302は、動作モード切り替えステップに相当する。
次に、端末データ制御部23は、切り替えられた動作モードに応じたモード設定要求信号を生成する(ステップS303)。なお、本実施形態に係る移動通信端末2Cも、第3実施形態に係る移動通信端末2C同様に、通信回避機能制御部21を備えていない。従って、モード連動の設定に関する判定を行うことなくモード設定要求信号の生成が行われる。
次に、端末データ制御部23は、端末データ送信部24に指示し、各動作モードに対応して生成したモード設定要求信号を通信制御装置3Cに送信する(ステップS304、ステップS305、ステップS306)。ステップS304〜ステップS306は、モード設定要求ステップに相当する。なお、モード設定要求信号の送信は、動作モードの切り替え直後でなくても、例えば、位置登録など、他の信号と一緒に、後で送信してもよい。それまでは、移動通信端末2C内で動作モードの切り替えを行っておき、通信制御装置3Cでの設定が済むまで非活性モードへの通信は、移動通信端末2C側で拒否するようにしてもよい。
モード設定要求信号を送信した後、端末動作モード制御部22は、タイマ部41に開始信号を入力してタイマ部41での計測を開始させる(ステップS307)。
端末動作モード制御部22は、タイマ部41での計測を開始させた後に通信制御装置から“OK”応答信号を受信するまで待機し(ステップS308)、タイマ部41での計測時間が、予め設定された所定の時間を経過するとタイマ満了と判定して(ステップS309)、動作モードを切り替える前の元の状態に戻す(ステップS310)。
ステップS310の後で、表示操作部26は、設定失敗の通知画面を表示する(ステップS311)。また、表示操作部26は、タイマ満了前に通信制御装置から“OK”応答信号を受信した場合には、設定成功の通知画面を表示する(ステップS311)。以上で、動作モードの切り替えについての処理が終了する。なお、モード設定要求信号の送信後に通信制御装置3Cからの応答がない場合、動作モードを元に戻さずに、移動通信端末2C側で通信拒否等の制御を継続するようにしてもよい。更に、通信制御装置3Cからの応答がないことを記憶しておき、次の位置登録などのタイミングに再度、モード設定要求信号の送信を行ってもよい。この場合、タイマを用いなくてもよい。
(第5実施形態)
次に、図14及び図15を参照し、第5実施形態に係る通信システム1E、移動通信端末2E及び通信制御装置3Eについて説明する。なお、通信システム1E、移動通信端末2E及び通信制御装置3Eについて、第1実施形態〜第3実施形態と同一または同等の要素には図中及び明細書中で同じ符号を付し、その説明を省略する。
通信システム1Eは、移動通信端末2E及び移動通信端末2Eに移動体通信網NWを介して接続された通信制御装置3Eを備えている。通信制御装置3Eは、機能的構成として第1実施形態に係る通信制御装置3Eと同様に、制御データ受信部31、制御データ送信部32、送受信データ制御部33、通信回避設定状態格納部34、発信先ユーザ格納部35及び通信処理制御部36を備えている。
移動通信端末2Eは、機能的構成として第1実施形態に係る移動通信端末2Aと同様に、通信回避機能制御部21、端末動作モード制御部22、端末データ制御部23、端末データ送信部24、端末データ受信部25、表示操作部26及びタイマ部41を備えている。
(通信方法)
次に、通信システム1Eで実行される通信方法について説明する。図15は、移動通信端末2Eにおいて実行される通信方法の動作手順を示すフローチャートである。なお、以下の説明において、第1実施形態の通信システム1Aで実行される動作処理と同様の処理については詳しい説明を省略し、相違点を中心にして説明する。
図15に示されるように、移動通信端末2Eは、ユーザによる切替操作を受け付けると、端末動作モード切替のトリガーが発生したと判定して後続の処理を実行する(ステップS401)。ステップS401は、操作受け付けステップに相当する。
次に、端末動作モード制御部22は、表示操作部26で受け付けられた操作内容に応じて直ちに動作モードの切り替えを実行する(ステップS402)。ステップS402は、動作モード切り替えステップに相当する。
次に、端末データ制御部23は、通信回避機能制御部21によってモード連動の設定が行われているか否か、すなわち、モード連動フラグに“ON”が設定されているか否かを判定する(ステップS403)。ここで、モード連動フラグに“ON”が設定されていると判断された場合には後続の処理を実行し、“OFF”になっている場合には後続の処理を実行することなく後続のステップS412に進んで所定の通知画面を表示する。
次に、端末データ制御部23は、切り替えられた動作モードに応じたモード設定要求信号を生成する(ステップS404)。さらに、端末データ制御部23は、端末データ送信部24に指示し、各動作モードに対応して生成したモード設定要求信号を通信制御装置3Eに送信する(ステップS405、ステップS406、ステップS407)。ステップS405〜ステップS407は、モード設定要求ステップに相当する。
モード設定要求信号を送信した後、端末動作モード制御部22は、タイマ部41に開始信号を入力してタイマ部41での計測を開始させる(ステップS408)。
端末動作モード制御部22は、タイマ部41での計測を開始させた後に通信制御装置から“OK”応答信号を受信するまで待機し(ステップS409)、タイマ部41での計測時間が、予め設定された所定の時間を経過するとタイマ満了と判定して(ステップS410)、動作モードを切り替える前の元の状態に戻す(ステップS411)。
ステップS411の後で、表示操作部26は、設定失敗の通知画面を表示する(ステップS412)。また、表示操作部26は、タイマ満了前に通信制御装置から“OK”応答信号を受信した場合には、設定成功の通知画面を表示する(ステップS412)。以上で、動作モードの切り替えについての処理が終了する。
なお、本発明は、上記の実施形態のみに限定されない。例えば、上述の移動通信端末では、Aモード、Bモード及びデュアルモードの利用可能状態を切り替え可能であったが、動作モードは、三以上の識別情報のそれぞれに対応する複数の個別モードと三以上の識別情報の全てに対応する複合モードまたは三以上の識別情報のうち、その中の一部である二以上の識別情報に対応する複合モードとすることもできる。また、上記の実施形態に係る移動通信端末は、複数の識別情報を管理し、ユーザの切替操作に基づいて各識別情報または複数の識別情報を設定し、設定された識別情報に応じた動作処理を実行することで、動作モードの切り替えを実行するようにしていたが、複数の識別情報それぞれに動作モードを対応付けたテーブルを保有し、そのテーブルから一の動作モードを特定して動作モードの切り替えを直接的に実行するようにしてもよい。また、動作モードの切り替えのための設定は、通信可能にするための対応する動作モードを設定してもよいし、対応しない(拒否する)動作モードを設定するようにしてもよい。また、圏外またはUIM未挿入の場合には、動作モードの切り替えに伴う処理を一旦は停止し、圏内でUIM挿入状態を検出した場合に、モード設定要求を通信制御装置に送信するようにしてもよい。また、通信制御装置は、基地局に設けてもよいし、通信網のいずれかに設けてもよい。
本発明の第1実施形態に係る通信システムの機能的構成を示す図である。 第1実施形態に係る移動通信端末のハードウェア構成を示す図である。 第1実施形態に係る通信制御装置のハードウェア構成を示す図である。 第1実施形態に係る移動通信端末で実行されるモード切り替えに係る処理の動作手順を示すフローチャートである。 移動通信端末と通信制御装置との間で送受信される信号の流れを中心に示し、通信制御装置でのモード設定が完了した場合の動作シーケンスを示すシーケンスチャートである。 移動通信端末と通信制御装置との間で送受信される信号の流れを中心に示し、通信制御装置でのモード設定が失敗した場合の動作シーケンスを示すシーケンスチャートである。 他の端末から移動通信端末に通信要求があった場合の動作シーケンスを示すシーケンスチャートであり、移動通信端末の動作モードに対応していない通信要求があった場合を示している。 他の端末から移動通信端末に通信要求があった場合の動作シーケンスを示すシーケンスチャートであり、移動通信端末の動作モードに対応した通信要求があった場合を示している。 本発明の第2実施形態に係る通信システムの機能的構成を示す図である。 第2実施形態に係る移動通信端末で実行されるモード切り替えに係る処理の動作手順を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る通信システムの機能的構成を示す図である。 第3実施形態に係る移動通信端末で実行されるモード切り替えに係る処理の動作手順を示すフローチャートである。 第4実施形態に係る移動通信端末で実行されるモード切り替えに係る処理の動作手順を示すフローチャートである。 本発明の第5実施形態に係る通信システムの機能的構成を示す図である。 第5実施形態に係る移動通信端末で実行されるモード切り替えに係る処理の動作手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1A,1B,1C,1E…通信システム、2A,2B,2C,2E…移動通信端末、3A,3B,3C,3E…通信制御装置、21…端末動作モード制御部(モード連動設定手段)、22…端末動作モード制御部(動作モード制御手段)、23…端末データ制御部(端末データ制御手段)、29…端末状態管理部(通信可否判定手段)、33…送受信データ制御部(データ制御手段)、34…通信回避設定状態格納部(設定状態格納手段)、36…通信処理制御部(通信制御手段)。

Claims (11)

  1. 複数の動作モードそれぞれの利用可能状態を切り替え可能とされ、通信制御装置から通信網を介して受信する信号のうち、利用可能状態の動作モードに対応した識別情報を含む信号を受信した場合には通信制御を実行する移動通信端末において、
    前記動作モードは、複数の識別情報それぞれに対応する個別モードと、複数の識別情報に重複して対応する複合モードとからなり、
    利用可能状態の動作モードを切り替えるための切替操作を受け付けた場合には、切り替え後の動作モードでの通信を可能にするためのモード設定要求を前記通信制御装置に送信する端末データ制御手段を備えることを特徴とする移動通信端末。
  2. 利用可能状態の前記動作モードを切り替えるための切替操作を受け付けた後に、前記切替操作に対応した動作モードへの切り替えを行う動作モード制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1記載の移動通信端末。
  3. ユーザによる操作入力を受け付け、前記操作入力に応じて利用可能状態の動作モードに連動した通信を可能にするためのモード連動を設定するモード連動設定手段を更に備え、
    前記端末データ制御手段は、前記切替操作を受け付けた場合であり、且つ前記モード連動設定手段によって前記モード連動が設定されている場合には、前記モード設定要求を送信することを特徴とする請求項1または2記載の移動通信端末。
  4. 通信可能状態か否かを判定する通信可否判定手段を更に備え、
    前記端末データ制御手段は、前記切替操作を受け付けた場合であり、且つ前記通信可否判定手段によって通信可能状態であると判定された場合には、前記モード設定要求を送信することを特徴とする請求項1または2記載の移動通信端末。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項記載の移動通信端末に対して、通信網を介して識別情報を含む信号を送信可能な前記通信制御装置において、
    前記移動通信端末からのモード設定要求に基づいて、切り替え後の動作モードでの通信を可能にするための通信許可データを格納する設定状態格納手段と、
    前記設定状態格納手段に前記通信許可データが格納された後に前記モード設定完了信号を前記移動通信端末に送信するデータ制御手段と、を備えることを特徴とする通信制御装置。
  6. 前記移動通信端末以外の他の端末から前記移動通信端末への通信要求及び所定の識別情報を受け付けた場合には、前記設定状態格納手段を参照し、前記所定の識別情報に対応する動作モードについて通信許可データが格納されている場合には、前記通信要求に応じた通信制御を実行する通信制御手段を更に備えることを特徴とする請求項5記載の通信制御装置。
  7. 請求項1〜4のいずれか一項記載の移動通信端末と、通信網を介して前記動作モードに対応する識別情報を含む信号を送信可能な通信制御装置とを備える通信システムにおいて、
    前記通信制御装置は、
    前記移動通信端末からのモード設定要求に基づいて、切り替え後の動作モードでの通信を可能にするための通信許可データを格納する設定状態格納手段と、
    前記設定状態格納手段に前記通信許可データが格納された後に前記モード設定完了信号を前記移動通信端末に送信するデータ制御手段と、を備えることを特徴とする通信システム。
  8. 前記通信制御装置は、
    前記移動通信端末以外の他の端末から前記移動通信端末への通信要求及び所定の識別情報を受け付けた場合には、前記設定状態格納手段を参照し、前記所定の識別情報に対応する動作モードについて通信許可データが格納されている場合には、前記通信要求に応じた通信制御を実行する通信制御手段を更に有することを特徴とする請求項7記載の通信システム。
  9. 複数の動作モードそれぞれの利用可能状態を切り替え可能とされ、通信制御装置から通信網を介して受信する信号のうち、利用可能状態の動作モードに対応した識別情報を含む信号を受信した場合には通信制御を実行する移動通信端末により実行される通信方法において、
    前記動作モードは、複数の識別情報それぞれに対応する個別モードと、前記複数の識別情報のうち、少なくとも二以上の識別情報に対応する複合モードとからなり、
    利用可能状態の動作モードを切り替えるための切替操作を受け付ける操作受け付けステップと、
    前記操作受付けステップで前記切替操作を受け付けた場合には、切り替え後の動作モードでの通信を可能にするためのモード設定要求を前記通信制御装置に送信するモード設定要求送信ステップと、
    を備えることを特徴とする通信方法。
  10. 前記モード設定要求送信ステップの後に、前記通信制御装置からモード設定完了信号を受信した場合には、前記切替操作に対応した動作モードに切り替える動作モード切り替えステップを更に備えることを特徴とする請求項9記載の通信方法。
  11. 複数の動作モードそれぞれの利用可能状態を切り替え可能とされた移動通信端末であって、利用可能状態の動作モードに対応した識別情報を含む信号を受信した場合には通信制御を実行する移動通信端末、に対して、通信網を介して前記識別情報を含む信号を送信可能な通信制御装置により実行される通信方法において、
    前記移動通信端末から送信された切り替え後の動作モードに関するモード設定要求に基づいて、切り替え後の動作モードでの通信を可能にするための通信許可データを設定状態格納手段に格納する通信許可設定ステップと、
    前記移動通信端末以外の他の端末から前記移動通信端末への通信要求及び所定の識別情報を受け付けたときに、前記設定状態格納手段を参照し、前記所定の識別情報に対応する動作モードについて通信許可データが格納されている場合には、前記通信要求に応じた通信制御を実行する通信制御ステップと、を備えることを特徴とする通信方法。
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