JP2009135850A - 携帯型情報信号通信システム - Google Patents

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誠 遠藤
Masahito Nakamura
雅仁 中村
Shinichi Hirohata
真一 廣幡
Hiroyuki Hebiguchi
広行 蛇口
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Abstract

【課題】安定して情報信号を送受信できる構成を備えた携帯型情報信号通信システムを提供すること。
【解決手段】本発明の携帯型情報信号通信システムは、情報信号を電界信号に変換して送信する携帯型音楽プレイヤ2と、一対のイヤーパッド31,32を備えており、人体1を介して前記電界信号を受信して前記情報信号に変換し、変換された情報信号に基づいて可聴音を生成するヘッドフォン3と、を具備し、イヤーパッド32は、少なくとも前記人体1と接触する側に受信電極37を有し、イヤーパッド31は、前記人体1と接触する側と反対側にグランド電極34を有することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、人体のような伝送媒体を介して情報信号を送受信する携帯型情報信号通信システムに関する。
従来から、携帯型プレイヤにヘッドフォンを接続してなる携帯型の通信システムが開発されている。初期の携帯型通信システムにおいては、ヘッドフォンと携帯型プレイヤとを接続するケーブルがあるために、動作が制約されたり、ケーブルが邪魔になったりしていた。この問題を解決するために、携帯型プレイヤからヘッドフォンに対して信号を赤外線や無線により送信する技術が開発されている。また、近年では、人体通信により携帯型プレイヤからヘッドフォンに対して信号を送信する技術も開発されている(特許文献1)。
特開2001−144662号公報
特許文献1に開示されている人体通信により信号を送信する技術においては、人体と携帯型プレイヤやヘッドフォンとの位置関係が変化することにより、信号の送受信が不安定になることがある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、安定してオーディオ信号等の情報信号を送受信できる構成を備えた携帯型情報信号通信システムを提供することを目的とする。
本発明の携帯型情報信号通信システムは、情報信号を電界信号に変換して送信する送信機と、一対のイヤーパッドを備えており、人体を介して前記電界信号を受信して前記情報信号に変換し、前記変換された情報信号に基づいて可聴音を生成するヘッドフォンと、を具備し、一方のイヤーパッドは、少なくとも前記人体と接触する側に受信電極を有し、他方のイヤーパッドは、前記人体と接触する側と反対側にグランド電極を有することを特徴とする。
この構成によれば、ヘッドフォンのグランド電極と外部グランドとの間の結合容量を大きくすることができるので、情報信号の強度をより高めることができる。これにより、携帯型情報信号通信システムにおいて、安定してオーディオ信号などの情報信号を送受信することができる。
本発明の携帯型情報信号通信システムは、情報信号を電界信号に変換して送信する送信機と、互いに連結部材で連結された一対のイヤーパッドを備えており、人体を介して前記電界信号を受信して前記情報信号に変換し、前記変換された情報信号に基づいて可聴音を生成するヘッドフォンと、を具備し、一方のイヤーパッドは、少なくとも前記人体と接触する側に受信電極を有し、前記連結部材にグランド電極が配設されたことを特徴とする。
この構成によれば、ヘッドフォンのグランド電極と外部グランドとの間の結合容量を大きくすることができるので、より情報信号の強度を高めることができる。これにより、携帯型情報信号通信システムにおいて、安定して情報信号を送受信することができる。この場合においては、連結部材が左右対称の形状であるので、外部グランドとの間の容量結合を安定して強くすることができる。
本発明の携帯型情報信号通信システムは、情報信号を電界に変換して送信する送信機と、一対のイヤーパッドを備えており、人体を介して前記電界信号を受信して前記情報信号に変換し、前記変換された情報信号に基づいて可聴音を生成するヘッドフォンと、を具備し、両イヤーパッドは、前記人体と接触する側に受信電極をそれぞれ有し、前記人体と接触する側と反対側にグランド電極をそれぞれ有し、一方のイヤーパッドの受信電極と他方のイヤーパッドのグランド電極とで2つの電極対を構成し、前記電界信号の受信強度に応じて前記2つの電極対を切り替えることを特徴とする。
この構成によれば、ヘッドフォンのグランド電極と外部グランドとの間の結合容量を大きくすることができるので、情報信号の強度をより高めることができる。これにより、携帯型情報信号通信システムにおいて、安定して情報信号を送受信することができる。この場合においては、2つの電極対を構成して信号強度に応じて電極対を切り替える構成を採るので、一つの電極対のグランド電極と外部グランドとの間の結合が弱くなったり、使用態様により一方の電極対が機能しなくなった場合にも、他方の電極対を用いて情報信号の送受信を行うことができる。これにより、外部環境の変化に順応して安定した情報信号の送受信を行うことができる。
本発明の携帯型情報信号通信システムは、情報信号を電界信号に変換して送信する送信機と、一対の連結部材でそれぞれ連結された一対のイヤーパッドを備えており、人体を介して前記電界信号を受信して前記情報信号に変換し、前記変換された情報信号に基づいて可聴音を生成するスピーカを前記一対のイヤーパッドにそれぞれ有するヘッドフォンと、を具備し、一方のイヤーパッドは、少なくとも前記人体と接触する側に受信電極を有し、他方のイヤーパッドは、前記人体と接触する側と反対側にグランド電極を有しており、一方の連結部材に前記スピーカ用配線が配設され、他方の連結部材に前記受信電極用配線が配設されることを特徴とする。
この構成によれば、ヘッドフォンのグランド電極と外部グランドとの間の結合容量を大きくすることができるので、より情報信号の強度を高めることができる。これにより、携帯型情報信号通信システムにおいて、安定して情報信号を送受信することができる。この場合においては、分割された連結部材の一方の連結部材には、スピーカ用配線が配設されており、他方の連結部材には、受信電極用配線が配設されているので、受信回路と受信電極とを電気的に接続する配線と、スピーカを駆動させるために電気的に接続する配線とを離して配設することができる。これにより、配線同士で余計な容量結合が形成されることを防止して、より安定に情報信号の送受信を行うことができる。
本発明の携帯型情報信号通信システムは、情報信号を電界信号に変換して送信する送信機と、一対のイヤーパッドを備えており、人体を介して前記電界信号を受信して前記情報信号に変換し、前記変換された情報信号に基づいて可聴音を生成するヘッドフォンと、を具備し、一方のイヤーパッドは、少なくとも前記人体と接触する側に受信電極を有し、他方のイヤーパッドは、前記人体と接触する側と反対側にグランド電極を有するので、ヘッドフォンのグランド電極と外部グランドとの間の結合容量を大きくすることができ、安定して情報信号を送信することができる。
図1は、本発明に係る携帯型情報信号通信システムの概略構成を示す図である。図1において、人体1の腰の位置に送信機である携帯型音楽プレイヤ2が装着されている。また、人体1の頭部には、受信機であるヘッドフォン3が装着されている。このヘッドフォン3は、一対のイヤーパッド31,32と、両イヤーパッド31,32を連結する連結部材33とを有する。携帯型音楽プレイヤ2は、音楽等のオーディオ信号を含む情報信号を電界信号に変換して人体1を介してヘッドフォン3に送信する。また、ヘッドフォン3は、人体1を介して電界信号を受信して情報信号に変換し、変換された情報信号に基づいて音楽等の可聴音を生成する。
人体通信においては、図1に示すように、送信機である携帯型音楽プレイヤ2から受信機であるヘッドフォン3への信号経路P1(人体1を介するパス)の他に、この信号経路P1とは別の信号経路P2が必要である。この別の信号経路P2は、ヘッドフォン3のイヤーパッド32のグランド電極34、携帯型音楽プレイヤ2のグランド電極21、及び外部グランド4のそれぞれの間で形成される。そして、信号経路P1と信号経路P2でループを形成している。
本発明者らは、人体通信において、信号の安定性を向上させるためには、グランド電極の位置が重要であることに着目し、受信機であるヘッドフォンにおける受信回路のグランド電極と外部グランドとの間の容量結合ができるだけ強くなるように受信回路のグランド電極を配置することにより安定して情報信号を送受信することができることを見出し本発明をするに至った。
すなわち、本発明の骨子は、携帯型音楽プレイヤなどの送信機と、一対のイヤーパッドを備えたヘッドフォンとを有する携帯型情報信号通信システムにおいて、一方のイヤーパッドで、少なくとも人体と接触する側に受信電極を配し、他方のイヤーパッドで、人体と接触する側と反対側にグランド電極を配することにより、ヘッドフォンのグランド電極と外部グランドとの間の結合容量を大きくして安定して情報信号を送信することである。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図2(a)は、本発明の実施の形態1に係る携帯型情報信号通信システムのヘッドフォンの構成を示す図であり、図2(b)は、図2(a)に示すヘッドフォンのイヤーパッド31を示す拡大図である。なお、送信機である携帯型音楽プレイヤ2については図1に示す構成と同様である。
ヘッドフォン3のイヤーパッド31は、図2(b)に示すように、その内部に受信回路基板35が埋設されており、受信回路基板35の一方の主面にグランド電極36が設けられている。また、このイヤーパッド31は、人体と接触する側と反対側にグランド電極34が配設されており、このグランド電極34は受信回路基板35のグランド電極36と配線により電気的に接続されている。なお、このグランド電極34は、イヤーパッド31から露出されていても良く、人体と接触する側と反対側に埋設されていても良い。また、このグランド電極34は、外部グランド4と相対的に強く容量結合されている。
イヤーパッド32の人体と接触する側には受信電極37が配設されている。イヤーパッド32の受信電極37とイヤーパッド31の受信回路基板35とは、連結部材33内に通された配線(図示せず)により電気的に接続されている。また、イヤーパッド31,32には、それぞれスピーカ(図示せず)が内蔵されており、配線(図示せず)により受信回路基板35と電気的に接続されている。
このように、実施の形態1における構成においては、グランド電極34と受信電極37とをそれぞれのイヤーパッド31,32に配設することにより、ヘッドフォン3内で最大限離して配置し、また、受信回路基板35のグランド電極36は別に相対的に面積の広いグランド電極34を設けている。
上記構成を有する携帯型情報信号通信システムにおいて通信を行う場合には、まず、信号源である携帯型音楽プレイヤ2において、音声などのオーディオ信号を人体1が導電性を示す周波数(数百kHz〜数十MHz)の搬送波で変調して情報信号を得る。この情報信号を増幅し、電圧変化に変換する。そして、携帯型音楽プレイヤ2と人体1とを容量結合させることにより、この電圧変化が電界信号として人体1に付与される。なお、携帯型音楽プレイヤ2における変調方式については特に制限はなく、AM、FM、ASK、FSK、PSK変調等であってもよい。
人体1に付与された電界信号は、人体1を介してヘッドフォン3のイヤーパッド32の受信電極37で受信され、受信回路基板35上の受信回路に送られる。そしてこの受信回路において、電界信号が検波、復調されて、元のオーディオ信号が得られる。このオーディオ信号は、受信回路基板35上の増幅回路(図示せず)で増幅された後に、両イヤーパッド31,32に内蔵されたスピーカ(図示せず)に送られることによりオーディオ信号が可聴音として出力される。このようにして、人体1を伝送媒体として情報信号の送受信を行うことができる。
図2に示すヘッドフォンにおいては、グランド電極34と受信電極37とをそれぞれのイヤーパッド31,32に配設することにより、グランド電極34と受信電極37をヘッドフォン3内で可能な限り離して配置しているので、受信回路基板35のグランド電極34,36と受信電極37との間の結合容量を小さくすることができる。また、受信回路基板35のグランド電極36とは別にグランド電極34を設けているので、受信回路基板35の面積に制限されることがなくなり、グランド電極36に対して相対的に面積の広いグランド電極34を設けることができる。これにより、外部グランド4との間の結合容量を大きくすることができる。この結果、より情報信号の強度を高めることができ、携帯型情報信号通信システムにおいて、安定して情報信号を送受信することができる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2に係る携帯型情報信号通信システムのヘッドフォンの構成を示す図である。図3において、図1及び図2と同じ部分については図1及び図2と同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
図3に示すヘッドフォンにおいては、イヤーパッド31に受信回路基板35を内蔵すると共に、人体1と接触する側に受信電極37を配し、イヤーパッド32の人体1と接触する側に受信電極37を配し、イヤーパッド31,32を連結する連結部材33の上面にグランド電極34を配設している。なお、受信電極37は配線(図示せず)により受信回路基板35に電気的に接続されている。
このように、実施の形態2における構成においても、受信電極37をそれぞれのイヤーパッド31,32に配設し、グランド電極34を連結部材に配することにより、グランド電極34と受信電極37とを最大限離し、また、受信回路基板35のグランド電極36は別に相対的に面積の広いグランド電極34としている。なお、本実施形態ではグランド電極34を連結部材33の上面の全面に配しているが、頭頂部近傍にのみ配する構造としてもよい。
本実施の形態の携帯型情報信号通信システムにおいては、実施の形態1と同じようにして人体1を伝送媒体として情報信号の送受信を行うことができる。図3に示すヘッドフォンにおいては、グランド電極34を連結部材に配し、受信電極37をそれぞれのイヤーパッド31,32に配設して、グランド電極34と受信電極37とを可能な限り離しているので、受信回路基板35のグランド電極34,36と受信電極37との間の結合容量を小さくすることができる。また、受信回路基板35のグランド電極36は別に相対的に面積の広いグランド電極34としているので、グランド電極34と外部グランド4との間の結合容量を大きくすることができる。これにより、情報信号の強度をより高めることができ、携帯型情報信号通信システムにおいて、安定して情報信号を送受信することができる。この場合においては、連結部材が左右対称の形状であるので、外部グランドとの間の容量結合を安定して強くすることができる。
(実施の形態3)
図4は、本発明の実施の形態3に係る携帯型情報信号通信システムのヘッドフォンの構成を示す図である。図4において、図1及び図2と同じ部分については図1及び図2と同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
図4に示すヘッドフォンにおいては、両イヤーパッド31,32は、人体1と接触する側に受信電極37a,37bをそれぞれ有し、人体1と接触する側と反対側にグランド電極34a,34bをそれぞれ有している。より詳しくは、イヤーパッド32の受信電極37aとイヤーパッド31のグランド電極34aとで第1電極対を構成し、イヤーパッド31の受信電極37bとイヤーパッド32のグランド電極34bとで第2電極対を構成する。また、両イヤーパッド31,32は、グランド電極36を有する受信回路基板35をそれぞれ内蔵している。また、両イヤーパッド31,32の人体1と接触する側と反対側に配設されたグランド電極34a,34bは、グランド電極36に対し相対的に広い面積を有する。そして、受信回路基板35の少なくとも一方には、電界信号の受信強度に応じて2つの電極対を切り替える制御回路(図示せず)を備えている。この制御回路は、受信した情報信号の強度を常時あるいは定期的に測定し、信号強度が所定のしきい値を下回った場合に2つの電極対を切り替える。すなわち、情報信号の信号強度が高くなるように、外部グランドと容量結合するイヤーパッドのグランド電極を選択するように制御を行う。
本実施の形態の携帯型情報信号通信システムにおいては、実施の形態1と同じようにして人体1を伝送媒体として情報信号の送受信を行うことができる。図4に示すヘッドフォンにおいては、グランド電極34a,34bと受信電極37a,37bとをそれぞれのイヤーパッド31,32に配設している。このため、電極対として動作する際は、グランド電極34aと受信電極37a、又はグランド電極34bと受信電極37bとがヘッドフォン内で可能な限り離れる配置構造となるので、受信回路基板35のグランド電極34a,34b,36と受信電極37a,37bとの間の結合容量を小さくすることができる。また、受信回路基板35のグランド電極36とは別にグランド電極34a,34bを設けているので、受信回路基板35の面積に制限されることがなくなり、グランド電極36に対して相対的に面積の広いグランド電極34を設けることができる。これにより、外部グランド4との間の結合容量を大きくすることができる。この結果、より情報信号の強度を高めることができ、携帯型情報信号通信システムにおいて、安定して情報信号を送受信することができる。また、2つの電極対を構成して信号強度に応じて電極対を切り替える構成を採るので、一つの電極対のグランド電極と外部グランドとの間の結合が弱くなったり、使用態様により一方の電極対が機能しなくなった場合にも、他方の電極対を用いて情報信号の送受信を行うことができる。これにより、外部環境の変化に順応して安定した情報信号の送受信を行うことができる。
(実施の形態4)
図5は、本発明の実施の形態4に係る携帯型情報信号通信システムのヘッドフォンの構成を示す図である。図5において、図1及び図2と同じ部分については図1及び図2と同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
図5に示すヘッドフォンにおいては、一対の連結部材33で一対のイヤーパッド31,32がそれぞれ連結されている。一方の連結部材33aには、スピーカ用配線(スピーカを駆動させるために電気的に接続する配線)39が配設されており、他方の連結部材33bには、受信電極用配線(受信回路と受信電極とを電気的に接続する配線)40が配設されている。また、イヤーパッド32は、人体1と接触する側に受信電極37を有し、イヤーパッド31は、人体1と接触する側と反対側にグランド電極34及び受信回路基板35を有している。また、それぞれのイヤーパッド31,32は、復調された情報信号に基づいて可聴音を生成するスピーカ38をそれぞれ有する。
図5に示すヘッドフォンにおいては、グランド電極34と受信電極37とをヘッドフォンのそれぞれのイヤーパッド31,32に配設して可能な限り離しているので、受信回路基板35のグランド電極34,36と受信電極37との間の結合容量を小さくすることができる。また、受信回路基板35のグランド電極36とは別にグランド電極34を設けているので、受信回路基板35の面積に制限されることがなくなり、グランド電極36に対して相対的に面積の広いグランド電極34を設けることができる。これにより、外部グランド4との間の結合容量を大きくすることができる。この結果、情報信号の強度をより高めることができ、携帯型情報信号通信システムにおいて、安定して情報信号を送受信することができる。また、分割された連結部材の一方の連結部材33aには、スピーカ用配線39が配設されており、他方の連結部材33bには、受信電極用配線40が配設されているので、受信回路と受信電極とを電気的に接続する配線39と、スピーカを駆動させるために電気的に接続する配線40とを離して配設することができる。これにより、配線39と配線40との間で余計な容量結合が形成されることを防止して、より安定に情報信号の送受信を行うことができる。
本発明は上記実施の形態1〜4に限定されず、種々変更して実施することが可能である。例えば、上記実施の形態1〜4における回路構成、部品点数、数値などは一例であり、本発明はこれに限定されず適宜変更して実施することができる。その他、本発明の範囲を逸脱しないで適宜変更して実施することができる。
本発明に係る携帯型情報信号通信システムの概略構成を示す図である。 (a)は、本発明の実施の形態1に係る携帯型情報信号通信システムのヘッドフォンの構成を示す図であり、(b)は、(a)に示すヘッドフォンのイヤーパッドを示す拡大図である。 本発明の実施の形態2に係る携帯型情報信号通信システムのヘッドフォンの構成を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る携帯型情報信号通信システムのヘッドフォンの構成を示す図である。 本発明の実施の形態4に係る携帯型情報信号通信システムのヘッドフォンの構成を示す図である。
符号の説明
1 人体
2 携帯型音楽プレイヤ
3 ヘッドフォン
4 外部グランド
31,32 イヤーパッド
33,33a,33b 連結部材
34,34a,34b,36 グランド電極
35 受信回路基板
37,37a,37b 受信電極
38 スピーカ
39 スピーカ用配線
40 受信電極用配線

Claims (4)

  1. 情報信号を電界信号に変換して送信する送信機と、一対のイヤーパッドを備えており、人体を介して前記電界信号を受信して前記情報信号に変換し、前記変換された情報信号に基づいて可聴音を生成するヘッドフォンと、を具備し、一方のイヤーパッドは、少なくとも前記人体と接触する側に受信電極を有し、他方のイヤーパッドは、前記人体と接触する側と反対側にグランド電極を有することを特徴とする携帯型情報信号通信システム。
  2. 情報信号を電界信号に変換して送信する送信機と、互いに連結部材で連結された一対のイヤーパッドを備えており、人体を介して前記電界信号を受信して前記情報信号に変換し、前記変換された情報信号に基づいて可聴音を生成するヘッドフォンと、を具備し、一方のイヤーパッドは、少なくとも前記人体と接触する側に受信電極を有し、前記連結部材にグランド電極が配設されたことを特徴とする携帯型情報信号通信システム。
  3. 情報信号を電界信号に変換して送信する送信機と、一対のイヤーパッドを備えており、人体を介して前記電界信号を受信して前記情報信号に変換し、前記変換された情報信号に基づいて可聴音を生成するヘッドフォンと、を具備し、両イヤーパッドは、前記人体と接触する側に受信電極をそれぞれ有し、前記人体と接触する側と反対側にグランド電極をそれぞれ有し、一方のイヤーパッドの受信電極と他方のイヤーパッドのグランド電極とで2つの電極対を構成し、前記電界信号の受信強度に応じて前記2つの電極対を切り替えることを特徴とする携帯型情報信号通信システム。
  4. 情報信号を電界信号に変換して送信する送信機と、一対の連結部材でそれぞれ連結された一対のイヤーパッドを備えており、人体を介して前記電界信号を受信して前記情報信号に変換し、前記変換された情報信号に基づいて可聴音を生成するスピーカを前記一対のイヤーパッドにそれぞれ有するヘッドフォンと、を具備し、一方のイヤーパッドは、少なくとも前記人体と接触する側に受信電極を有し、他方のイヤーパッドは、前記人体と接触する側と反対側にグランド電極を有しており、一方の連結部材に前記スピーカ用配線が配設され、他方の連結部材に前記受信電極用配線が配設されることを特徴とする携帯型情報信号通信システム。
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