JP2003274477A - アンテナ内蔵型ヘッドホン及び信号受信装置 - Google Patents

アンテナ内蔵型ヘッドホン及び信号受信装置

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JP2003274477A JP2002070826A JP2002070826A JP2003274477A JP 2003274477 A JP2003274477 A JP 2003274477A JP 2002070826 A JP2002070826 A JP 2002070826A JP 2002070826 A JP2002070826 A JP 2002070826A JP 2003274477 A JP2003274477 A JP 2003274477A
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俊久 植木
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茂幸 瀬古
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者の動き及び位置等によっても無線信号
の受信状態が変わらず安定して良好な送受信を可能にす
るアンテナ内蔵型ヘッドホン及び信号受信装置を提供す
る。 【解決手段】 アンテナ内蔵型ヘッドホン1は、無線信
号の受信機能又は送信機能を有する外部機器に接続され
るものであり、音響ユニット13a,13bと、これら
を接続するバンド部14とを有し、このバンド部14に
無線信号の受信に使用される相互に長さが異なる3本の
アンテナ15a〜15cが内蔵されている。外部機器
は、アンテナ15a〜15cのうち何れか1つを選択す
る選択部と、選択されたアンテナで受信された無線信号
から映像信号を出力するTVチューナと、電界強度が最
も高いアンテナを検出するレベル検出手段と、検出され
たアンテナを選択するよう選択部に選択信号を供給する
制御回路とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線信号の受信機能
を有したアンテナ内蔵型ヘッドホン及び信号受信装置に
関し、特に受信状況の改善を図ったアンテナ内蔵型ヘッ
ドホン及び信号受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、ヘッドホンは、無線信号を受
信する受信装置、ポータブルオーディオ機器又は騒音下
に使用されるコミュニケーション機器等に接続され、例
えば、騒音下又はバス及び電車等の外部に音を出すこと
ができないような状況において音又は音楽等を聞くため
等に使用されている。
【0003】従来、使用する機器によっては、無線信号
の受信機能を有するヘッドホンがある。この場合、ヘッ
ドホンには、受信アンテナが必要となるが、外部にアン
テナを設けると設置場所が必要になる等するため、ポー
タブル機器等の外部で使用する機器であってアンテナを
設けることが困難である場合はそのポータブル機器等に
接続するヘッドホンのコードを受信アンテナとして使用
したり、また、ポータブル機器等にアンテナを小さくし
たり等して設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術においては、外部にアンテナを設置するた
め、アンテナの長さを理想長にできないと共に、アンテ
ナの設置場所が規制される等して、無線信号の受信感度
が低下するという問題点がある。また、機器とヘッドホ
ンとを繋ぐコードをアンテナとして使用した場合、偏波
方式は主に垂直方向となってしまい水平偏波の受信感度
が悪いと共に、ユーザの微かな動きや風等でもコード位
置が変化してしまうため、受信状況が常に変わり、受信
精度が悪いという問題点もある。
【0005】本発明は、このような従来の実情に鑑みて
提案されたものであり、使用者の動き及び位置等によっ
ても無線信号の受信状態が変わらず安定して良好な受信
を可能にするアンテナ内蔵型ヘッドホン及び信号受信装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明に係るアンテナ内蔵型ヘッドホンは、無
線信号の受信機能又は送信機能を有する外部機器に接続
され、上記無線信号の受信に使用される長さが異なる複
数本のアンテナが内蔵されていることを特徴とする。
【0007】本発明においては、複数の長さが異なるア
ンテナを内蔵したので、各アンテナの無線信号の受信感
度特性が異なり、幅広い周波数の電波を安定して受信す
ることができると共に、ユーザの微かな動き及び風等で
受信状態が変化することがない。
【0008】本発明に係る信号受信装置は、無線信号の
受信機能又は送信機能を有する外部機器と、上記無線信
号の受信に使用される長さが異なる複数本のアンテナが
内蔵されたアンテナ内蔵型ヘッドホンとを具備し、上記
外部機器は、複数の上記アンテナのうち何れか1つを選
択する選択手段と、この選択手段が選択したアンテナで
受信される無線信号から映像信号を出力する受信手段
と、上記選択手段に接続され電界強度が最も高いアンテ
ナを検出するレベル検出手段と、このレベル検出手段が
検出したアンテナを選択するよう上記選択手段を制御す
る制御手段とを有することを特徴とする。
【0009】本発明においては、長さが異なるアンテナ
は、周波数によって異なる受信感度特性を有するので、
幅広い周波数帯の無線信号を受信できると共に、最も電
界強度が高いアンテナを外部機器に設けられた検出手段
及び選択手段で検出及び選択してその無線信号を受信す
るため、各アンテナの有する受信感度特性を補完し合う
ことができ、受信装置の受信感度が極めて高く、且つ受
信状態を安定させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した具体的な
実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明す
る。図1は、本発明の実施の形態におけるアンテナ内蔵
型ヘッドホンを示す模式図である。
【0011】図1に示すように、本実施の形態のアンテ
ナ内蔵型ヘッドホン1は、右耳用音響ユニット13a
と、この音響ユニット13aに一端が接続され、例えば
絶縁体からなるバンド部14と、このバンド部14の他
端に接続された左耳用音響ユニット13bとからなるヘ
ッドホンに、相互に長さが異なるアンテナ15a,15
b,15cが内蔵されたものである。音響ユニット13
aには、コード12が接続され、このコード12がアン
テナ15a,15b,15cに接続されている。コード
12は、各音響ユニット13a,13bに音声信号を送
信し、また各アンテナ15a,15b,15cで受信さ
れた無線信号をポータブル機器等の外部機器に個別に送
信するもので、コード12の端部にはポータブル機器
(図示せず)に接続するための接続プラグ11が設けら
れている。
【0012】コード12は、音声信号を左右の音響ユニ
ットに送信する各音響用コードと、バンド部14に内蔵
された各アンテナ15a,15b,15cに接続される
3本のアンテナ部材とが1本にまとめられたものであ
る。即ち、コード12は、図2(a)に示すように、外
部機器から音響ユニット13a,13bへ音声信号を送
信する音響用コード16a,16b及び各アンテナ15
a,15b,15cに接続する3本の同軸ケーブルから
なるアンテナ部材17a〜17cの合計5本のコードが
1本のチューブ18によりまとめられたものである。音
響用コード16a,16bは、コード12から夫々音響
ユニット13a,13bへ延長されて音響信号を供給す
る。
【0013】各同軸ケーブルは、図2(b)に示すよう
に、中心導体121をポリエチレン等の中間絶縁体12
2で絶縁し、外部導体123を導線の編組で形成し、更
に外側をポリビニール等(図示せず)で被覆したケーブ
ルであり、中間絶縁体122及び外部導体123から露
出した中心導体121がバンド部14に内蔵されるアン
テナであり、この中心導体121の露出部の長さLが実
際にアンテナとして作用する有効アンテナ長となる。
【0014】各アンテナ15a,15b,15cで受信
された無線信号はアンテナ部材17a〜17c及びプラ
グ11を介して個別に外部機器に供給される。外部機器
では、後述する無線信号受信回路によって個別に供給さ
れた無線信号から1つの無線信号が選択されて処理さ
れ、映像信号等が生成されて、TV画像等が外部機器に
設けられた表示手段によって表示される。
【0015】また、アンテナ部材17a〜17cとし
て、同軸ケーブルの代わりにシールド線等を使用するこ
ともできる。更に、アンテナ部材17a〜17cの何れ
かに音響信号を多重することで、音響用コード16a,
16bを不要としてもよい。これにより、コード12を
細くすることができ、携帯等に更に便利である。
【0016】本実施の形態においては、アンテナは3本
とし、各アンテナ15a,15b,15cは、夫々例え
ば90乃至110MHzのL−VHF(very high freq
uency)帯、例えば170乃至220MHzのH−VH
F帯及び例えば470乃至770MHzのUHF(ultr
ahigh frequency)帯の各周波数帯に合わせたアンテナ
長となっており、夫々1乃至3チャンネル、4乃至12
チャンネル及び13乃至62チャンネルのTV電波に相
当する周波数帯を受信可能となっている。即ち、UHF
帯の中心周波数の波長をλ、H−VHF帯の中心周波
数の波長をλ、及びL−VHF帯の中心周波数の波長
をλとするとき、各アンテナ15a,15b,15c
のアンテナ長さを例えば夫々λ/2,λ/2,λ
/2とすればよい。
【0017】このように受信したい周波数帯から、最適
なアンテナ長Lnを算出し、内蔵するのアンテナ長Lを
Lnとする。ここで、最適なアンテナ長Lnとは、例え
ば、受信用の周波数帯の中心周波数における波長の1/
N(例えば、1/2又は1/4等)の長さとして算出す
ることができる。ここで、Nは自然数とする。
【0018】次に、上述したアンテナ内蔵型ヘッドホン
を接続する外部機器における電波受信方法について説明
する。各アンテナ15a,15b,15cにて受信した
無線信号は、アンテナ部材17a〜17cを介して外部
機器に個別に送信され、外部機器内の無線信号受信回路
に個別に供給される。
【0019】図3は、本実施の形態の外部機器における
無線信号受信回路を示すブロック図である。図3は、ア
ンテナを4本接続できる受信回路を示す。図3に示すよ
うに、無線信号受信回路20は、アンテナ接続部21乃
至24が設けられ、複数のアンテナで受信された無線信
号のうち何れか1つを選択する選択部(選択手段)25
と、この選択部25が選択した無線信号から映像信号を
出力する受信手段であるTVチューナ27と、TVチュ
ーナ27に接続され電界強度が最も高いアンテナからの
映像信号を検出するレベル検出手段(図示せず)を有
し、レベル検出手段が検出した映像信号が得られる無線
信号を選択するよう選択部25を制御する制御手段であ
る制御回路26とから構成されている。
【0020】以下、この無線信号受信回路の動作につい
て説明する。選択部25のアンテナ接続部21乃至24
には、アンテナ内蔵型ヘッドホンに内蔵された各アンテ
ナに接続される同軸ケーブル等のアンテナ部材が接続さ
れ、各アンテナで受信された無線信号がアンテナ部材か
ら各接続部21乃至24を介して個別に供給される。本
実施の形態においては、内蔵されるアンテナは3本であ
るため、アンテナ接続部21乃至24のうち、3つのみ
が使用される。選択部25には、複数の無線信号と共に
制御回路26からアンテナ選択信号28が供給され、複
数の無線信号のうち、1つの無線信号が選択される。選
択された無線信号(RF(radio frequency)信号)2
9はTVチューナ27に入力される。
【0021】TVチューナ27はRF信号29から映像
信号(NTSC(National TV System Committee)信
号)30を生成し、映像信号処理部31へ映像信号30
を出力する。映像信号処理部31は色信号及び輝度信号
等を生成し例えば外部機器に設けられた表示部(図示せ
ず)へ出力して映像を表示する。
【0022】制御回路26は、先ず、選択部25からの
無線信号RF29がTVチューナ27で受信されて生成
された映像信号が順次供給される。制御回路26に供給
された各映像信号は、一旦、制御回路26のメモリ(図
示せず)内に格納され、検出手段により、格納された映
像信号のうち、もっとも受信強度が高い映像信号を検出
し、この映像信号を生成できる無線信号が入力されるア
ンテナ接続部の情報を取得する。そして、この情報に基
づき、最適な映像信号を得ることができる無線信号を選
択するためのアンテナ選択信号28を生成する。制御回
路26は、このようにアンテナ選択信号28を定期的に
生成することができる。
【0023】図4は、図3に示す無線信号受信回路の変
形例を示す回路図である。なお、図4に示す変形例にお
いて、図1に示すアンテナ内蔵型ヘッドホン及び図3に
示す無線信号受信回路と同一の構成要素には同一の符号
を付してその詳細な説明は省略する。
【0024】図4に示すように、無線信号受信回路32
は、図4と同様に、選択部25及び映像信号処理部31
を有する。ここで、図4に示す無線信号受信回路32に
おいては、選択部25で選択されたRF信号29が供給
され、このRF信号29の感度を検出する検出手段(図
示せず)を有するTVチューナ33と、このTVチュー
ナ33の検出手段に接続された制御回路34が設けられ
ている。TVチューナ33は、検出手段からレベル検出
出力35を制御回路34へ供給する。
【0025】以下、図4に示す変形例の構成及び動作に
ついて更に詳細に説明する。無線信号受信回路32にお
いても、プラグ11の各アンテナ部材17a,17b,
17cと、選択部25に設けられたアンテナ接続部22
乃至24とが接続される。このアンテナ接続部22乃至
24には、長さが異なる各アンテナ15a,15b,1
5cにより受信された無線信号が入力される。各無線信
号は、後述するように、アンテナの長さが異なるため、
周波数によってその信号強度が異なる。選択部25は、
切替手段25aを有し、アンテナ接続部22乃至24を
順次切り換え、各アンテナ接続部22乃至24から入力
される無線信号RF29をTVチューナ33に供給す
る。
【0026】TVチューナ33は、メモリ(図示せず)
を有し、選択部25から供給される3種類の無線信号を
保存する。TVチューナ33に設けられたレベル検出手
段は、上記メモリに保存された無線信号から、最も信号
強度が高い無線信号を検出する。そして、最も信号強度
が高い無線信号を出力したアンテナ接続部又はアンテナ
部材の情報をレベル検出出力35として制御回路34へ
供給する。
【0027】制御回路34は、このレベル検出出力35
に基づいてアンテナ接続部22乃至24のいずれかを切
替手段25aにて選択するためのアンテナ選択信号28
を生成し、選択部25へ供給する。選択部25は、この
アンテナ選択信号28によりアンテナ接続部22乃至2
4のうち、最も信号強度が高い無線信号を供給するアン
テナ接続部を選択し、そのアンテナ接続部に接続された
アンテナ部材から供給される無線信号RF29をTVチ
ューナ33に出力する。
【0028】TVチューナ33はこのRF信号29から
映像信号(NTSC(National TVSystem Committee)
信号)30を生成し、映像信号処理部31へ映像信号3
0を出力する。映像信号処理部31は色信号及び輝度信
号等を生成し例えば表示部(図示せず)へ出力して映像
を表示する。なお、このような無線信号の検出のタイミ
ングは、外部機器に電源を入れた時等だけなく、一定の
間隔で自動的に検出するようにしてもよい。
【0029】このように、選択部25からの無線信号を
一旦全てメモリに格納し、最も受信状態がよい映像信号
又は無線信号を検出して、最も受信状態がよい無線信号
を選択して映像信号を生成するようにしたので、無線信
号受信回路では映像信号を安定して出力できる。
【0030】次に、本発明の効果について更に詳細に説
明する。図5は、横軸に周波数をとり、縦軸に受信感度
をとって、複数の長さが異なるアンテナの感度特性を模
式的に示すグラフ図である。各アンテナは、所望の周波
数帯を受信するため、例えばその周波数帯の中心周波数
における1/2波長の長さでヘッドホンに内蔵されてい
るものとする。
【0031】図5に示すように、各アンテナ41乃至4
3は、アンテナ長(エレメント長)が異なるため周波数
に対する感度特性が異なる。ある周波数の電波を受信し
たい場合、一般に、アンテナ長をその周波数の波長の1
/2にすると受信感度が最も高くなる。例えば、アンテ
ナ41は、周波数Aにおいて、他のアンテナ42,43
に比べて最も受信感度が高いが、アンテナ41の受信感
度は周波数Aを中心として一方的に下がるわけではな
く、例えば周波数B,Cにおいて受信感度がやや高くな
る。
【0032】本発明においては、このようなアンテナの
受信感度特性を利用して、受信感度特性が異なる複数の
アンテナを用意し、ある周波数において、最も受信感度
が高いアンテナを使用することにより互いの受信感度を
補完し合う。即ち、アンテナ41が、例えば周波数帯4
4を最適に受信するために、例えば周波数Aの1/2波
長の長さで設けられたものである場合、周波数帯44以
外の周波数帯においても、アンテナ42,43よりも受
信感度が高くなる例えば周波数Bのような周波数がある
場合は、アンテナ41にて受信を行うようにする。この
ように、長さが異なり受信感度特性が異なる各アンテナ
の各受信感度特性をうまく補完できるよう、アンテナを
組み合わせることによって受信感度が高く受信信号の強
度が高いアンテナを選択して受信を安定させることがで
きる。
【0033】従来、各アンテナは、受信する周波数帯に
合わせて最適な長さで設けられ、受信する周波数帯によ
ってアンテナが切り替えられていたが、本発明において
は、異なる長さのアンテナを複数本設け、受信する周波
数帯によってアンテナを切り替えるのではなく、信号強
度によってアンテナを切り換えることにより互いの受信
感度特性をうまく利用し補完し合って電波の受信を安定
させることができる。
【0034】上述したL−VHF帯用アンテナにおいて
も、周波数によっては、H−VHF帯又はUHF帯の電
波を良好に受信することができる。逆に、L−VHF帯
用アンテナよりも、H−VHF帯用アンテナ又はUHF
帯用アンテナの方がL−VHF帯の電波を良好に受信で
きる場合もある。このように、各アンテナは、所定の周
波数帯の電波を受信できるよう長さが調節されている
が、所定の周波数帯だけではなく、所定外の周波数であ
っても受信状態が良好な場合は、そのアンテナを使用す
る。
【0035】図3及び図4に示す無線信号受信回路にお
いて、選択部25内に検出手段を設け、アンテナの受信
状態を検知し、最も電界強度が高いアンテナからの信号
を検出するように構成することも可能である。この場合
も、検出手段は、制御回路に接続され、制御回路は、最
も受信状態がよい信号がTVチューナに供給されるよう
にアンテナを選択するアンテナ選択信号28を選択部2
5に供給する。なお、選択部25のアンテナ接続部は2
以上であればいくつ設けられてもよい。
【0036】また、最も受信感度が高いアンテナを選択
するための制御回路として、例えばダイバーシティIC
(Integrated Circuit)を使用し、例えば垂直帰線期間
に各アンテナの電界強度を測定し、最も電界強度が高い
アンテナを選択することができる。また、本実施の形態
において、長さが異なる3本のアンテナを内蔵するもの
としたが、異なる長さの複数本のアンテナに加えて同一
長さのアンテナを内蔵し、異なる長さのアンテナの各受
信感度特性をうまく補完し合うと共にダイバーシティ機
能を付加することも可能である。
【0037】また、上記実施の形態においては、無線信
号をTV電波としたが、有線TV放送波、FM/AM放
送波、ビデオ信号、FM多重文字データ、及び衛星航法
システムデータ及びVICS(財団法人道路交通情報通
信システム)データ等、各種の無線信号を受信すること
も可能である。
【0038】本実施の形態によれば、長さが異なる複数
のアンテナをヘッドホンに内蔵したので、各アンテナが
有する受信感度特性が異なり、互いの受信感度特性を補
完し合うことができるため、受信感度が最も高いアンテ
ナで電波を受信することができ、携帯に便利で且つ受信
感度が安定する。また、長さが異なる複数のアンテナに
より、広い周波数帯の電波の受信が可能である。更に、
ヘッドホンは使用者の頭部に装着されるため、ポータブ
ル機器等の外部機器にアンテナを設置するよりも高い位
置にアンテナを設けることができ、受信感度が更に向上
する。更にまた、ダイバーシティ機能を有する制御回路
を設けて、最も受信状態がよいアンテナを選択して受信
することができるため、障害物等による受信感度の低下
を低減することができる。
【0039】また、アンテナ15a,15b,15cを
線材としてバンド部14内に内蔵することにより、水平
波の電波に対応することができる。更に、バンド部14
の半径を大きくし、使用者の頭部から距離を離すことに
より、電波受信の感度が低下することを防止することが
できる。更にまた、使用者がバンド部を外しているとき
でも、バンド部の材質を絶縁体とし、アンテナをその内
部に格納したため、アンテナ15へ人体が直接接触する
ことによって受信状態が悪化することを防止することが
できる。
【0040】また、本発明は上述の実施の形態のよう
に、左右の音響ユニットを接続するバンド部を1つ設け
た図1に示す形状に限定するものではない。アンテナの
長さは適宜調節でき、また、バンド部14の形状を変え
ることにより、水平・垂直偏波の様々な指向性を有する
電波に対応するアンテナを内蔵することができる。更
に、上述の実施の形態においては、アンテナの数は3本
としたが、本発明においては、必要に応じて長さが異な
るアンテナを2本以上設けることができる。
【0041】図6乃至図12に上記実施の形態の変形例
を示す。所望の周波数帯を受信するために算出した最適
アンテナ長Lnが、バンド部14よりも長い場合、図6
に示すように、長さが異なる複数のアンテナ115をル
ープ状にしてバンド部14内に内蔵することができる。
なお、図6のアンテナ115は1本のみを図示する。
【0042】更に、バンド部14よりも最適アンテナ長
Lnが長い場合、及びループ状にしてもアンテナ長Ln
に達しない場合等には、アンテナをコード12内に延長
してコード12に内蔵することも可能である。なお、ア
ンテナ部材をバンド部14内に延長して設け、アンテナ
の長さを短くすることもできる。
【0043】これにより、受信する周波数帯によって、
アンテナをバンド部14にループ状に内蔵したり、又は
アンテナをコード12内に延長したりする等して所望の
長さにすることができると共に、アンテナ長は十分長く
することができ、例えは低い周波数帯においても良好な
電波を受信することができ、例えば短いアンテナを内蔵
する場合に比して感度の低下を防止することができる。
【0044】また、図7に示すように、バンド部の数は
1本に限らず、アンテナ内蔵型ヘッドホン50は、左右
の音響ユニット53a,53bを接続し、使用者の頭頂
部を通るバンド部54aと、左右の音響ユニット53
a,53bを接続し、使用者の後頭部を通るバンド部5
4bとを有する。このように取り付けられたバンド部5
4aとバンド部54bとは略90°の角度を有する。バ
ンド部54a,54b内に長さが異なる夫々アンテナ5
5a,55bを内蔵することにより、広い周波数帯域の
電波を安定して受信することができると共に、水平及び
垂直の両偏波に対しても対応可能とすることができる。
なお、各バンド部54a,54bには、各1本のアンテ
ナを内蔵するだけではなく、複数本の長さが異なるアン
テナを内蔵してもよい。
【0045】また、図8(a)に示すように、右若しく
は左又は左右両方の音響ユニット63に複数の長さが異
なる棒状アンテナ65を内蔵してもよい。また、図8
(b)に示すように、右若しくは左又は左右両方の音響
ユニット73内部に複数の長さが異なるアンテナ75を
コイル状にして内蔵することもできる。また、アンテナ
75はバンド部74内延長して内蔵してもよい。これに
より、アンテナ75のアンテナ長を長くすることがで
き、アンテナが短くて受信感度が落ちる場合は、感度低
下を防止することができる。このように、音響ユニット
内にアンテナを内蔵することにより、バンド部を有さな
いヘッドホンであるいわゆるインナーイヤータイプのよ
うなヘッドホンにも対応することができる。即ち、図9
(a)及び図9(b)に示すに、インナーイヤータイプ
のヘッドホンの音響ユニット83内にループ状のアンテ
ナ85を内蔵してもよい。
【0046】更にまた、図10に示すように、音響ユニ
ット93に棒状の突出部96を設け、この突出部96内
に長さが異なる複数のアンテナを内蔵するものとしても
よい。この際、突出部96が形成された音響ユニット9
3のハウジング部97を回転可能の構成とすることによ
り、最も受信状況がよい位置に突出部96を向け、受信
感度を向上させることができる。なお、本発明は、長さ
が異なる複数本のアンテナを設けるものであるが、図8
乃至図10においては1本のみを示す。
【0047】また、図11に示すように、音響ユニット
103に相互に略々90°の角度を有する突出部106
を設けてもよい。突出部106は、水平方向へ延びる突
出部106aと、垂直方向へ延びる突出部106bとか
らなり、この突出部106a,106bにアンテナを内
蔵することにより、垂直水平の両偏波に対応することが
できる。このように、突出部は左右の音響ユニットに対
し、必要に応じて複数個設けることができ、これらの突
出部にアンテナを内蔵し、これらのアンテナ受信状態に
より最も受信感度が高いアンテナを選択することができ
る。また、図10及び図11に示すヘッドホンにおいて
も、アンテナをループ状等にして音響ユニットに内蔵
し、又は更に延長してバンド部に内蔵すること等によ
り、アンテナ長を調整することが可能である。
【0048】更に、図10及び図11のように突出部も
設けた際、携帯時等、アンテナが内蔵された突出部が邪
魔又は不要になる場合は、図12に示すように、音響ユ
ニット113のハウジング117と、突出部116に内
蔵される各アンテナ115とを接続するための接続部1
18を設け、この接続部118を介して各アンテナで受
信された電波を外部機器に送信するようにし、突出部1
16を着脱可能の構成としてもよい。
【0049】なお、受信状態によりアンテナを切り替え
る制御回路等は、ヘッドホンを接続する外部機器に設け
ず、ヘッドホンの例えば音響ユニットに内蔵してもよ
い。
【0050】また、ロッドアンテナを使用すれば、使用
者が使用する周波数に最適なアンテナ長にして、感度を
向上することができる。
【0051】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明に係る
アンテナ内蔵型ヘッドホンは、無線信号の受信機能又は
送信機能を有する外部機器に接続されるものであって、
電波の受信に使用される長さが異なる複数本のアンテナ
が内蔵されているため、各アンテナは異なる受信感度特
性を有し、幅広い周波数の電波を受信することができる
と共に、互いの受信感度特性を補完し合うことができ、
また、ユーザの微かな動き及び風等で受信状態が変化す
ることがなく、受信状態が極めて安定する。
【0052】また、本発明に係る信号受信装置は、無線
信号の受信機能又は送信機能を有する外部機器と、電波
の受信に使用される長さが異なる複数本のアンテナが内
蔵されたアンテナ内蔵型ヘッドホンとを具備し、上記外
部機器は、複数の上記アンテナのうち何れか1つを選択
する選択手段と、この選択手段が選択したアンテナで受
信される無線信号から映像信号を出力する受信手段と、
上記選択手段に接続され電界強度が最も高いアンテナを
検出するレベル検出手段と、このレベル検出手段が検出
したアンテナを選択するよう上記選択手段を制御する制
御部とを有するため、異なる受信感度特性を有する複数
のアンテナにより受信される無線信号のうち、周波数に
よって、最も受信状態がよい無線信号を検出して、各ア
ンテナの受信感度特性を補完し合うことができ、無線信
号を極めて安定して受信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるアンテナ内蔵型ヘ
ッドホンを示す模式図である。
【図2】(a)及び(b)は夫々コード及び同軸ケーブ
ルを拡大して示す模式図である。
【図3】本発明の実施の形態における信号受信装置の信
号受信回路を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態における信号受信装置の信
号受信回路の変形例を示すブロック図である。
【図5】横軸に周波数をとり、縦軸に受信感度をとっ
て、複数の長さが異なるアンテナの感度特性を模式的に
示すグラフ図である。
【図6】バンド部にループ状のアンテナを内蔵するヘッ
ドホンを示す模式図である。
【図7】アンテナ内蔵型ヘッドホンの他の例を示す模式
図である。
【図8】アンテナ内蔵型ヘッドホンの他の例を示す模式
図である。
【図9】アンテナ内蔵型ヘッドホンの他の例を示す模式
図である。
【図10】アンテナ内蔵型ヘッドホンの他の例を示す模
式図である。
【図11】アンテナ内蔵型ヘッドホンの他の例を示す模
式図である。
【図12】アンテナ内蔵型ヘッドホンの他の例を示す模
式図である。
【符号の説明】
1 アンテナ内蔵型ヘッドホン、11 プラグ、12
コード、13a,13b 音響ユニット、14 バンド
部、15a,15b,15c アンテナ、21〜24
アンテナ接続部、25 選択部、26 制御回路、27
TVチューナ、28 アンテナ選択信号、29 RF
信号、30 映像信号、31 映像信号処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北村 猛 東京都品川区東五反田2丁目17番1号 ソ ニーイーエムシーエス株式会社内 Fターム(参考) 5D005 BB08 5K059 CC03 DD02 DD27 EE01

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線信号の受信機能又は送信機能を有す
    る外部機器に接続され、上記無線信号の受信に使用され
    る長さが異なる複数本のアンテナが内蔵されていること
    を特徴とするアンテナ内蔵型ヘッドホン。
  2. 【請求項2】 音声信号が供給される右用音響ユニット
    及び左用音響ユニットと、 上記右用音響ユニットと左用音響ユニットとを接続する
    1以上のバンド部とを有し、 上記アンテナは、上記バンド部に内蔵されていることを
    特徴とする請求項1記載のアンテナ内蔵型ヘッドホン。
  3. 【請求項3】 各上記アンテナに夫々接続され、該アン
    テナで受信された無線信号を上記外部機器に対して個別
    に供給するアンテナ部材を有することを特徴とする請求
    項1記載のアンテナ内蔵型ヘッドホン。
  4. 【請求項4】 上記アンテナはテレビ受信用アンテナで
    あって、受信する周波数帯の中心周波数の波長の1/N
    (Nは自然数)の長さに調節されたものであることを特
    徴とする請求項1記載のアンテナ内蔵型ヘッドホン。
  5. 【請求項5】 上記外部機器は、複数の上記アンテナで
    受信される無線信号のうち何れか1つを選択する選択手
    段と、この選択手段が選択したアンテナで受信された無
    線信号から映像信号を出力する受信手段と、上記選択手
    段に接続され電界強度が最も高いアンテナを検出するレ
    ベル検出手段と、このレベル検出手段が検出したアンテ
    ナを選択するよう上記選択手段を制御する制御手段とを
    有することを特徴とする請求項4記載のアンテナ内蔵型
    ヘッドホン。
  6. 【請求項6】 上記制御手段は、上記アンテナの受信状
    態を比較してアンテナを切り替えるダイバーシチ処理部
    を有することを特徴とする請求項5記載のアンテナ内蔵
    型ヘッドホン。
  7. 【請求項7】 上記アンテナは線材からなることを特徴
    とする請求項1記載のアンテナ内蔵型ヘッドホン。
  8. 【請求項8】 上記アンテナは、上記バンド部内にルー
    プ状に設けられていることを特徴とする請求項2記載の
    アンテナ内蔵型ヘッドホン。
  9. 【請求項9】 上記アンテナは、上記右用及び左用音響
    ユニット内に螺旋状に設けられていることを特徴とする
    請求項2記載のアンテナ内蔵型ヘッドホン。
  10. 【請求項10】 無線信号の受信機能又は送信機能を有
    する外部機器と、 上記無線信号の受信に使用される長さが異なる複数本の
    アンテナが内蔵されたアンテナ内蔵型ヘッドホンとを具
    備し、 上記外部機器は、複数の上記アンテナのうち何れか1つ
    を選択する選択手段と、この選択手段が選択したアンテ
    ナで受信される無線信号から映像信号を出力する受信手
    段と、上記選択手段に接続され電界強度が最も高いアン
    テナを検出するレベル検出手段と、このレベル検出手段
    が検出したアンテナを選択するよう上記選択手段を制御
    する制御手段とを有することを特徴とする信号受信装
    置。
  11. 【請求項11】 上記アンテナ内蔵型ヘッドホンは、音
    声信号が供給される右用音響ユニット及び左用音響ユニ
    ットと、上記右用音響ユニットと左用音響ユニットとを
    接続する1以上のバンド部とを有し、 上記アンテナは、上記バンド部内に内蔵されていること
    を特徴とする請求項10記載の信号受信装置。
  12. 【請求項12】 各上記アンテナに夫々接続され、該ア
    ンテナで受信された無線信号を上記外部機器に対して個
    別に供給するアンテナ部材を有することを特徴とする請
    求項10記載の信号受信装置。
  13. 【請求項13】 上記アンテナはテレビ受信用アンテナ
    であって、受信する周波数帯の中心周波数の波長の1/
    N(Nは自然数)の長さに調節されたものであることを
    特徴とする請求項10記載の信号受信装置。
  14. 【請求項14】 上記制御手段は、上記アンテナの受信
    状態を比較してアンテナを切り替えるダイバーシチ処理
    部を有することを特徴とする請求項13記載の信号受信
    装置。
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