JP2009135748A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2009135748A
JP2009135748A JP2007310160A JP2007310160A JP2009135748A JP 2009135748 A JP2009135748 A JP 2009135748A JP 2007310160 A JP2007310160 A JP 2007310160A JP 2007310160 A JP2007310160 A JP 2007310160A JP 2009135748 A JP2009135748 A JP 2009135748A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing unit
external
program
transport stream
central processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007310160A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Obata
信一 小畑
Isamu Mochizuki
勇 望月
Shinichi Shimoda
慎一 下田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Technology Corp
Original Assignee
Renesas Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Technology Corp filed Critical Renesas Technology Corp
Priority to JP2007310160A priority Critical patent/JP2009135748A/ja
Publication of JP2009135748A publication Critical patent/JP2009135748A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】バッテリーを電源とするモバイル端末に搭載可能であって据え置き型の地上波デジタル放送テレビジョン受像機のような番組予約録画を可能とする半導体集積回路を提供すること。
【解決手段】半導体集積回路3は、CPU31、メモリインターフェース32、ワンセグ放送を受信する2個のチューナー2a、bに接続のデジタル放送処理部33、表示コントローラ34を具備する。処理部33は、チューナーからのトランスポートストリームTSを受信する2個の入力インターフェース331A、B、動画像デコーダ332を含む。視聴受信指示に応答して、入力インターフェース331Aと動画像デコーダ332とによる視聴が可能となる。番組情報取得指示に応答して、入力インターフェース331Bは番組情報を取得してCPUに供給する。CPUは予約録画番組の開始時間の到達を監視して、外部不揮発性半導体記憶装置15への録画が開始される。
【選択図】図1

Description

本発明は、ワンセグメントのモバイル向けの地上波デジタル放送を受信可能なチューナーに接続可能なデジタル放送処理部を含む半導体集積回路に関わり、特にモバイル端末に搭載可能であって番組予約録画の実現を可能とする半導体集積回路を提供するのに有効な技術に関するものである。
日本の地上波デジタル放送の形態としては、フルセグメントの高品位放送とワンセグメントのモバイル向け放送(いわゆるワンセグ放送)とが存在している。前者は従来のアナログ放送の6MHz周波数帯域の1チャンネルを13個のセグメントに分割して12個のセグメントをMPEG2により高品位放送を配信するものであり、後者は1個のセグメントのみをMPEG4等の高圧縮率の符号化によりモバイル向け放送を配信するものである。
ワンセグ放送で扱えるビットレートは600kbps程度であり、映像と音声とに帯域を割り当てた後にその他のデータ放送に使用可能な帯域はわずかであるので、放送データである番組情報はそのチャンネルの今の番組情報とその次と更にその次との番組情報が配信される程度である。
一方、下記非特許文献1には、デジタル放送特有の1つの機能である電子番組ガイドシステム(EPG)と呼ばれる機能が記載され、いわば新聞のテレビ欄、ラジオ欄をテレビに表示させるものと説明されている。下記非特許文献1によれば、デジタル放送は、MPEG2の圧縮形式の映像情報、音声情報および付随伝送情報等が固定長パケットに分割されたトランスポートストリーム(TS)と、所要の番組を選択するための番組特定情報(PSI)と、番組選択の利便性のための各種情報の番組配列情報(SI)とを含むとしている。
また、番組毎に開始時間、番組長、番組名、出演者、番組のジャンル等の付随情報を記述したイベント情報テーブル(EIT)がPSI情報またはSI情報としてトランスポートストリームに多重化されていると、下記非特許文献1に記載されている。尚、EPGは、Electronic Program Guideの略である。また、TSは、Transport Streamの略である。更に、PSIは、Program Specific Informationの略である。また、SIは、Service Informationの略である。
また、下記非特許文献2に記載されたCDMA方式携帯電話では、ワンセグ地上波デジタル放送チューナが、ワンセグの電波を受信してデジタルのトランスポートストリーム(TS)信号に変換して、マルチメディア処理LSIのワンセグ地上波デジタル放送処理部でTS信号から映像信号と音声信号とを抽出する。抽出された映像信号はLCDインターフェース部から出力され、LCDでワンセグ画像が表示される。抽出された音声信号はオーディオICに出力され、スピーカーからワンセグ音声が出力される。
上記マルチメディア処理LSIは、オペレーティングシステム(OS)の上に構築されたメディア統合アプリケーションで実行されるマルチメディアファームウェアを連携させることにより、ワンセグTVの視聴・録画・再生、デジタルラジオの視聴、放送波を利用したコンテンツダウンロード機能を実現している。上記マルチメディア処理LSIのシステム/ドライバ層のソフトウェアとして、ISDB−T受信制御が構築される。
このISDB−T受信制御は、下記非特許文献1に記載されたPSI(番組特定情報)/SI(番組配列情報)の解析を行い、下記非特許文献1に記載のEIT(イベント情報テーブル)の解析、受信タイムアウトの監視を行っている。尚、ISDB−Tは、Integrated Services Digital Broadcasting-Terrestrialの略である。
また、下記特許文献1には、携帯電話のようなモバイル端末用途向けのワンセグ地上波デジタル放送でこれから始まる新たなテレビ放送にも関わらず、他のチャンネルを含めた番組情報が自動的に取得できないという問題に対応するテレビジョン受像装置が記載されている。この受像装置は、ワンセグ放送を受信する通常のデジタルチューナーに加え、放送時間帯、チャンネル、番組タイトル、出演者、あらすじ等の情報で構成された番組情報データを受信・解析するに必要な最小限の第2のデジタルチューナーを具備するものである。第2のデジタルチューナーに接続された全チャンネル番組情報収集部は、所定の周期でチャンネル選局を変更して、選局されたチャンネルの番組情報データを取得するものである。
特開2004−222031号 公報 石川 隆 他 「番組配列情報・電子番組ガイドシステム」 東芝レビューVol.55, No.12 (2000) PP.22〜25. 2000年12月号 秋山 賢二 他 「ワンセグ・デジタルラジオ対応のCDMA方式携帯電話W52T」 東芝レビューVol.62, No.5 (2007) PP.36〜39. 2007年5月号
上述したようにワンセグ地上波デジタル放送のような放送サービスでは、視聴中の放送局チャネルにおける現在の番組(p:present)、次の番組(f:following)、更にその次の番組(a:after)の情報程度しか、そのチャネルの放送番組情報が配信されていない。つまり、同じ時刻の他の放送局からの番組に関する情報は、視聴チャンネルを変更しない限りは、取得できない。
それに対して、高品位放送のフルセグメントの地上波デジタル放送ではその地域で受信可能な全ての放送局からの番組に関する番組情報を含む電子番組ガイドシステム(EPG)が配信されるので、家庭に設置された据え置き型の地上波デジタル放送テレビジョン受像機は地域の全番組情報を取得できる。また、この据え置き型受像機は、デジタルダブルチューナーを内蔵しており、裏番組の録画をスタートしてもチャンネルを切り換えずに視聴中の番組をそのまま楽しめる裏番組録画機能を有している。更に、この据え置き型受像機は、視聴したい番組が重なった時に2つの番組を同時に視聴できるダブルウインドウの機能も有している。
しかし、ワンセグ地上波デジタル放送に対応する携帯電話のような一般的なモバイル端末では、据え置き型の地上波デジタル放送テレビジョン受像機のように地域の全番組情報を取得することができない。また、このような一般的なモバイル端末は、据え置き型の地上波デジタル放送テレビジョン受像機のような裏番組録画機能を有していない。
ワンセグ地上波デジタル放送に対応する携帯電話のような一般的なモバイル端末等で、地域の全チャンネルの番組情報を取得しようとすれば、デジタル放送と別経路の携帯電話の無線通信によるインターネットウェブサイトのアクセス等により番組情報を取得することになる。全放送局チャンネルの1週間分の番組関連情報等を一度に取得したい場合は、このようなアクセスが有益となるが、現在の時刻に近い範囲に限定された全放送局チャンネルの番組関連情報を取得したい場合にはもっと容易に取得できる方が良い。また、現在の番組の延長により次の番組の本来の放送時間が近づいた段階で番組編成変更が発生した場合等に、追従させたい場合等は、インターネットアクセスによる取得よりも、ワンセグ地上波デジタル放送波から直接情報を取得する方が望ましい。
また、上記特許文献1に記載のようにワンセグ地上波デジタル放送に対応するモバイル端末において、第2のデジタルチューナーの全チャンネル番組情報収集部が所定の周期でチャンネル選局を変更することにより選局されたチャンネルの番組情報データを取得することが知られている。しかし、上記特許文献1に記載のモバイル端末や、上記非特許文献1に記載のCDMA方式携帯電話に搭載されるマルチメディアLSIでは、据え置き型の地上波デジタル放送テレビジョン受像機のような裏番組録画機能を有していない。
本発明は、以上のような本発明に先立った本発明者等の検討の結果、なされたものである。
従って、本発明の目的とするところは、バッテリー電圧を電源電圧とするモバイル端末に搭載可能であって据え置き型の地上波デジタル放送テレビジョン受像機のような番組予約録画の実現を可能とする半導体集積回路を提供することにある。
また、本発明の他の目的とするところは、バッテリー電圧を電源電圧とするモバイル端末に搭載可能であって据え置き型の地上波デジタル放送テレビジョン受像機のように裏番組の録画をスタートしてもチャンネルを切り換えずに視聴中の番組をそのまま楽しめる低消費電力の裏番組録画機能を実現することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうちの代表的なものについて簡単に説明すれば下記のとおりである。
すなわち、本発明の代表的な半導体集積回路(3)は、CPU(31)と、外部メモリインターフェース(32)、ワンセグ放送を受信可能な第1と第2のチューナー(2a、2b)に接続可能なデジタル放送処理部(33)と、外部表示装置(16)と接続可能な表示コントローラ(34)とを具備する。
前記デジタル放送処理部は、前記第1と前記第2のチューナー(2a、2b)からのトランスポートストリームTSを受信する第1と第2の入力インターフェース(331A、B)と、前記第1の入力インターフェース(331A)の出力に接続された動画像デコーダ(332)とを含む。前記デジタル放送処理部の前記第2の入力インターフェース(331B)の出力に、前記外部メモリインターフェース(32)の入力が接続される。
放送視聴の受信指示に応答して、前記第1のチューナー(2a)に接続される前記第1の入力インターフェース(331A)の前記出力の動画像復号処理(332)を開始する。番組情報取得の受信指示に応答して、前記第2のチューナー(2b) に接続される前記第2の入力インターフェース(331B)は番組情報(EIT)の取得を開始して、取得した番組情報(EIT)を前記CPU(31)に供給する。
前記CPU(31)は予約番組の開始時間への到達を監視して、前記開始時間への前記到達に応答して、前記第2のチューナー(2b)のトランスポートストリームの前記外部不揮発性半導体記憶装置(15)への前記不揮発記憶が開始される(図1参照)。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記の通りである。すなわち、バッテリー電圧を電源電圧とするモバイル端末に搭載可能であって据え置き型の地上波デジタル放送テレビジョン受像機のような番組予約録画の実現を可能とする半導体集積回路を提供することができる。
《代表的な実施の形態》
先ず、本願において開示される発明の代表的な実施の形態について概要を説明する。代表的な実施の形態についての概要説明で括弧を付して参照する図面の参照符号はそれが付された構成要素の概念に含まれるものを例示するに過ぎない。
〔1〕本発明の代表的な実施の形態による半導体集積回路(3)は、中央処理ユニット(31)と、外部半導体記憶装置(12、13、14、15)と接続可能な外部メモリインターフェース(32)とを具備する。
前記半導体集積回路は、ワンセグメントのモバイル向けの地上波デジタル放送を受信可能な第1と第2のチューナー(2a、2b)に接続可能なデジタル放送処理部(33)と、外部表示装置(16)と接続可能な表示コントローラ(34)とを更に具備する。
前記デジタル放送処理部は、前記第1と前記第2のチューナーからのトランスポートストリームを受信する第1と第2のトランスポートストリーム入力インターフェース(331A、B)と、前記第1のトランスポートストリーム入力インターフェース(331A)の出力に接続された動画像デコーダ(332)とを含む。
前記デジタル放送処理部の前記第2のトランスポートストリーム入力インターフェース(331B)の出力には、前記外部メモリインターフェース(32)の入力が接続されている。
前記中央処理ユニット(31)からの放送視聴のための受信指示に応答して前記第1のトランスポートストリーム入力インターフェース(331A)は、前記第1のチューナー(2a)で受信された受信地上波デジタル放送のトランスポートストリームの受信を開始する。
前記放送視聴のための前記受信指示に応答して前記動画像デコーダ(332)は、前記第1のトランスポートストリーム入力インターフェース(331A)の前記出力の動画像データの動画像復号処理を開始して、前記動画像復号処理による動画像復号データの前記表示コントローラ(34)への供給を開始する。
前記中央処理ユニット(31)からの番組情報取得のための受信指示に応答して前記第2のトランスポートストリーム入力インターフェース(331B)は、前記第2のチューナー(2b)で受信された受信地上波デジタル放送の受信を開始して、取得した番組情報(EIT)を前記中央処理ユニット(31)に供給する。
前記半導体集積回路の前記中央処理ユニット(31)と前記デジタル放送処理部(33)とは、予約録画の動作を実行可能に構成されている。
前記予約録画に先立って前記外部メモリインターフェース(32)に外部不揮発性半導体記憶装置(15)が接続可能であり、前記予約録画により前記外部不揮発性半導体記憶装置への前記第2のトランスポートストリーム入力インターフェース(331B)の前記出力のデータの不揮発記憶が可能とされる。
前記予約録画の設定に応答して前記中央処理ユニット(31)は、前記予約録画が設定された番組の開始時間への到達を監視する。
前記中央処理ユニット(31)での前記開始時間への前記到達に応答して、前記第2のチューナー(2b)の地上波デジタル放送受信によるトランスポートストリームの前記第2のトランスポートストリーム入力インターフェース(331B)と前記外部メモリインターフェース(32)とを介する前記外部不揮発性半導体記憶装置(15)への前記不揮発記憶が開始される(図1参照)。
従って、前記実施の形態によれば、バッテリー電圧を電源電圧とするモバイル端末において、据え置き型の地上波デジタル放送テレビジョン受像機のような番組予約録画を実現することができる。
好適な実施の形態による半導体集積回路では、前記予約録画が設定された前記番組の前記開始時間への到達の監視は前記中央処理ユニット(31)に内蔵されたタイマーを利用することにより実行される。
前記好適な実施の形態によれば、タイマーと言うCPUの一般的ハードウェアリソースを番組予約録画に有効活用することができる。
他の好適な実施の形態による半導体集積回路では、前記第2のトランスポートストリーム入力インターフェース(331B)で取得された前記番組情報(EIT)は、前記中央処理ユニット(31)の内蔵メモリ(314)に格納される。
前記中央処理ユニット(31)は前記第2のトランスポートストリーム入力インターフェース(331B)による番組情報取得を繰り返すことにより、前記中央処理ユニット(31)は前記内蔵メモリ(314)に格納された前記番組情報(EIT)の内容を更新する。
前記他の好適な実施の形態によれば、ワンセグ地上波デジタル放送の番組編成変更が発生した場合でも、エンドユーザーの煩雑な操作無しに、変更前に予約した番組の予約録画開始時間を自動的に追従させることが可能となる。
より好適な実施の形態による半導体集積回路では、前記外部メモリインターフェース(32)は外部揮発性半導体記憶装置(13)と接続可能に構成されている。
前記内蔵メモリ(314)に格納された前記番組情報(EIT)のデータは、前記外部メモリインターフェース(32)を介して前記外部揮発性半導体記憶装置(13)に転送可能とされている。
前記より好適な実施の形態によれば、前記中央処理ユニット(31)の前記内蔵メモリ(314)のメモリ容量よりも番組情報(EIT)のデータ量が大きくなってもモバイル端末で一般的ハードウェアリソースである前記外部揮発性半導体記憶装置(13)を有効活用することができる。
具体的な一つの実施の形態による半導体集積回路では、前記外部メモリインターフェース(32)は前記外部不揮発性半導体記憶装置としてのフラッシュメモリカード(15)と前記外部揮発性半導体記憶装置としての同期型ダイナミックランダムアクセスメモリ(13)とに接続可能に構成されている。
〔2〕本発明の別の観点の代表的な実施の形態による半導体集積回路(3)は、中央処理ユニット(31)と、外部半導体記憶装置(12、13、14、15)と接続可能な外部メモリインターフェース(32)とを具備する。
前記半導体集積回路は、ワンセグメントのモバイル向けの地上波デジタル放送を受信可能な第1と第2のチューナー(2a、2b)に接続可能なデジタル放送処理部(33)と、外部表示装置(16)と接続可能な表示コントローラ(34)とを更に具備する。
前記デジタル放送処理部は、前記第1と前記第2のチューナーからのトランスポートストリームを受信する第1と第2のトランスポートストリーム入力インターフェース(331A、B)と、前記第1のトランスポートストリーム入力インターフェース(331A)の出力に接続された動画像デコーダ(332)とを含む。
前記デジタル放送処理部の前記第2のトランスポートストリーム入力インターフェース(331B)の出力には、前記外部メモリインターフェース(32)の入力が接続されている。
前記中央処理ユニット(31)からの放送視聴のための受信指示に応答して前記第1のトランスポートストリーム入力インターフェース(331A)は、前記第1のチューナー(2a)で受信された受信地上波デジタル放送のトランスポートストリームの受信を開始する。
前記放送視聴のための前記受信指示に応答して前記動画像デコーダ(332)は、前記第1のトランスポートストリーム入力インターフェース(331A)の前記出力の動画像データの動画像復号処理を開始して、前記動画像復号処理による動画像復号データの前記表示コントローラ(34)への供給を開始する。
前記半導体集積回路の前記デジタル放送処理部(33)は、前記前記動画像デコーダ(332)での前記動画像復号処理と平行する予約録画の並列動作を実行可能に構成されている。
前記予約録画に先立って前記外部メモリインターフェース(32)に外部不揮発性半導体記憶装置(15)が接続可能であり、前記予約録画により前記外部不揮発性半導体記憶装置への前記第2のトランスポートストリーム入力インターフェース(331B)の前記出力のデータの不揮発記憶が可能とされる。
前記中央処理ユニット(31)からの予約録画開始指示に応答して、前記前記動画像デコーダでの前記動画像復号処理と平行して前記第2のチューナー(2b)の地上波デジタル放送受信によるトランスポートストリームの前記第2のトランスポートストリーム入力インターフェース(331B)と前記外部メモリインターフェース(32)とを介する前記外部不揮発性半導体記憶装置(15)への前記不揮発記憶が開始される(図1参照)。
従って、前記実施の形態によれば、バッテリー電圧を電源電圧とするモバイル端末において、据え置き型の地上波デジタル放送テレビジョン受像機のように裏番組の録画をスタートしてもチャンネルを切り換えずに視聴中の番組をそのまま楽しめる低消費電力の裏番組録画機能を実現することができる。
この時に、裏番組の録画が行われる記憶媒体は、据え置き型の場合の消費電力の大きなハードディスクドライブ(HDD)記憶装置ではなく、フラッシュメモリカードのような低消費電力の前記外部不揮発性半導体記憶装置(15)を利用することができるので、モバイル端末での裏番組録画機能を実現することができる。
好適な実施の形態による半導体集積回路では、前記予約録画の設定に応答して前記中央処理ユニット(31)は、前記予約録画が設定された番組の開始時間への到達を監視する。
前記中央処理ユニット(31)での前記開始時間への前記到達に応答して、前記中央処理ユニットは前記予約録画開始指示を出力する。
《実施の形態の説明》
次に、実施の形態について更に詳述する。
《アプリケーションプロセッサを搭載した携帯電話》
図1は、本発明の1つの実施の形態による半導体集積回路としてのアプリケーションプロセッサを搭載した携帯電話の構成を示す図である。
図1の携帯電話は、携帯電話の機能を実現するために、アンテナ4、デュプレクサ5、RFアナログ信号処理集積回路6、RF電力増幅器7、ベースバンドプロセッサ8、アプリケーションプロセッサ3を含んでいる。
また、図1の携帯電話は、ワンセグ地上波デジタル放送の視聴と伴に予約による外部不揮発性半導体記憶装置への録画を可能とするために、ロッドアンテナ1、2個のワンセグ地上波デジタル放送/チューナーモジュール2a、2b、アプリケーションプロセッサ3を含んでいる。ワンセグ地上波デジタル放送/チューナーモジュール2a、2bは、地上波デジタルのワンセグ放送を受信するISDB−T受信チューナーモジュールである。尚、ISDB−Tは、Integrated Services Digital Broadcasting-Terrestrialの略である。
更に、アプリケーションプロセッサ3に接続されたLCD表示装置16とベースバンドプロセッサ8に接続されたオーディオ集積回路9とは、携帯電話の機能とワンセグ地上波デジタル放送の視聴を可能とするため使用される。
図示されてはいないが、アプリケーションプロセッサ3には操作キーや操作ボタンを有する操作デバイスが接続され、エンドユーザーが操作デバイスを操作することによって携帯電話による通話やワンセグ地上波デジタル放送の視聴および予約録画が可能となる。
《携帯電話の機能》
エンドユーザーが操作デバイスを操作することによって、携帯電話による通話が開始される。アンテナ4により受信された基地局からのRF受信信号はデュプレクサ5を介して、RFIC6内部の受信信号処理部に供給される。RF受信信号はRFIC6の受信信号処理部でアナログ受信ベースバンド信号にダウンコンバートされ、アナログ受信ベースバンド信号はRFIC6内部のA/D変換器によりデジタル受信ベースバンド信号に変換される。
RFIC6のA/D変換器から供給されるデジタル受信ベースバンド信号はベースバンドプロセッサ8で復調信号処理を受け、D/A変換器82によるD/A変換によって受信音声出力信号が生成される。受信音声出力信号は、オーディオIC9で増幅された後、スピーカー10に供給される。
マイクロフォン11の送信音声入力信号はオーディオIC9で増幅された後、ベースバンドプロセッサ8のA/D変換器83によるA/D変換によってデジタル信号に変換され更にベースバンドプロセッサ8の変調信号処理を受け、デジタル送信ベースバンド信号に変換される。このデジタル送信ベースバンド信号は、RFIC6のD/A変換器によるD/A変換によってアナログ送信ベースバンド信号に変換され、アナログ送信ベースバンド信号はRFIC6の受信信号処理部でRF送信信号にアップコンバートされる。RF送信信号はRF電力増幅器7で増幅された後、デュプレクサ5とアンテナ4とを介して基地局に送信される。
ワンセグ地上波デジタル放送/チューナーモジュール2a、2bと、ベースバンドプロセッサ8と、オーディオIC9とには、本発明の1つの実施の形態による半導体集積回路としてのアプリケーションプロセッサ3が接続されている。
《アプリケーションプロセッサの構成》
アプリケーションプロセッサ3は、中央処理ユニット(CPU)31、外部メモリインターフェースユニット32、ワンセグ地上波デジタル放送処理部33、LCDコントローラ34により構成されている。
CPU31は、CPUコア311、命令キャッシュメモリ312、データキャッシュメモリ313、内蔵RAM314を含んでいる。
外部メモリインターフェースユニット32は、第1外部不揮発性半導体記憶装置12としてのフラッシュメモリに接続される第1外部メモリインターフェース322、第1外部揮発性記憶装置13としての同期型ダイナミックランダムアクセスメモリに接続される第2外部メモリインターフェース323を含んでいる。
フラッシュメモリ12にはモバイル端末としての携帯電話の基本的な動作のためのオペレーティングシステム(OS)のソフトウェアが格納可能であり、SDRAM13には携帯電話の動作中およびワンセグ地上波デジタル放送の視聴動作もしくは予約録画を可能とする受信機の種々のデータが格納可能である。
外部メモリインターフェースユニット32は、更に第2外部不揮発性半導体記憶装置14としてのフラッシュメモリに接続される第3外部メモリインターフェース324、拡張外部不揮発性半導体記憶装置15としてのモバイル端末としての携帯電話に挿入接続されるフラッシュメモリカードに接続される拡張外部メモリインターフェース325を含んでいる。
フラッシュメモリ14には、フラッシュメモリ12に格納されたOS上に構築可能な携帯電話およびワンセグ地上波デジタル放送受信機の種々のアプリケーションプログラムのソフトウェアが、格納可能である。フラッシュメモリカード15には、携帯電話およびワンセグ地上波デジタル放送受信機の動作に関連してエンドユーザーが不揮発記憶を指定して不揮発記憶する種々のデータおよびコンテンツが、格納可能である。
ワンセグ地上波デジタル放送処理部33は、第1トランスポートストリーム入力インターフェース331A、第2トランスポートストリーム入力インターフェース331B、MPEG4/H.264圧縮動画像デコーダ332、音声インターフェース333により構成されている。
2個のワンセグ地上波デジタル放送/チューナーモジュール2a、2bからのトランスポートストリームTSは、モジュール2a、2bで受信されたデジタル放送番組のデジタル化され多重化されMPEG4の圧縮形式の映像情報、音声情報および付随伝送情報等の固定長パケットを含んでいる。付随情報には、番組特定情報(PSI)または番組配列情報(SI)として、番組毎に開始時間、番組長、番組名、出演者、番組のジャンル等の付随情報を記述したイベント情報テーブル(EIT)が含まれている。
《ワンセグ地上波デジタル放送の番組の視聴》
視聴の前に、LCD表示装置16でのイベント情報テーブル(EIT)の表示を見ながらエンドユーザーが操作デバイスを操作することによってワンセグ地上波デジタル放送の番組を選択することができる。
ワンセグ地上波デジタル放送の番組の視聴は、フラッシュメモリ12の格納OS上に構築可能なアプリケーションプログラムの1つである放送番組視聴プログラムのアプリケーションプロセッサ3による実行により可能となる。放送番組視聴の設定に応答してアプリケーションプロセッサ3のCPU31は、一方のワンセグ地上波デジタル放送/チューナーモジュール2aに視聴を選択したワンセグ地上波デジタル放送の番組のトランスポートストリームの受信を指示する。
番組の選択によって受信が開始されたワンセグ地上波デジタル放送のトランスポートストリームTSは、一方のワンセグ地上波デジタル放送/チューナーモジュール2aから第1トランスポートストリーム入力インターフェース331Aを介して圧縮動画像デコーダ332に供給される。圧縮動画像デコーダ332でトランスポートストリームTSの動画復号処理が行われ、復号動画データはLCDコントローラ34を介してLCD表示装置16に供給され、復号音声データは音声インターフェース333とオーディオIC9とを介してスピーカー10に供給される。このようにして、エンドユーザーは、ワンセグ地上波デジタル放送の番組を視聴することができる。
《外部不揮発性半導体記憶装置へのワンセグ地上波デジタル放送の予約録画》
外部不揮発性半導体記憶装置へのワンセグ地上波デジタル放送の録画の予約は、LCD表示装置16でのイベント情報テーブル(EIT)の表示を見ながらのエンドユーザーによる操作デバイスの操作による予約録画するワンセグ地上波デジタル放送の番組の決定で可能となる。このワンセグ地上波デジタル放送の予約録画も、フラッシュメモリ12の格納OS上に構築可能なアプリケーションプログラムの1つである予約録画プログラムのアプリケーションプロセッサ3による実行により可能となる。
録画予約が設定されると、プログラム実行中のアプリケーションプロセッサ3のCPU31のCPUコア311の図示しないウオッチドックタイマを利用することにより、録画予約が設定された番組の開始時間の到達を知ることができる。
録画予約が設定された番組の開始時間に到達すると、CPU31は他方のワンセグ地上波デジタル放送/チューナーモジュール2bに録画予約が設定された番組のワンセグ地上波デジタル放送の受信開始と第2トランスポートストリーム入力インターフェース331BにTSデータの受信開始とを指示する。それと同時に、CPU31は、第2トランスポートストリーム入力インターフェース331Bに録画予約が設定された番組のトランスポートストリームの拡張外部メモリインターフェース325を介してフラッシュメモリカード15への不揮発記憶の開始を指示する。フラッシュメモリカード15への不揮発記憶の開始により、予約録画の動作が開始される。
予約録画の動作が開始された後、プログラム実行によりアプリケーションプロセッサ3のCPU31のCPUコア311の図示しないウオッチドックタイマには録画予約が設定された番組の終了時間が設定される。番組の終了時間は、CPU31によるイベント情報テーブル(EIT)の開始時間と番組長との加算により算出される。録画予約が設定された番組の終了時間に到達した後、CPU31は他方のワンセグ地上波デジタル放送/チューナーモジュール2bに録画予約が設定された番組のワンセグ地上波デジタル放送の受信終了と第2トランスポートストリーム入力インターフェース331BにTSデータの受信終了とを指示する。それと同時に、CPU31は、第2トランスポートストリーム入力インターフェース331Bに拡張外部メモリインターフェース325を介してのフラッシュメモリカード15への書き込みデータの不揮発記憶の終了を指示する。
また、予約録画が完了した後に、フラッシュメモリカード15は拡張外部メモリインターフェース325から引き抜かれ、携帯電話外部のパーソナルコンピュータ等のメモリスロットに挿入されることにより、パーソナルコンピュータ等の大型表示画面を利用して動画像を視聴することができる。
《視聴動作と裏番組の予約録画動作との並列動作》
また、アプリケーションプロセッサ3のアプリケーションプログラムの実行により、ワンセグ地上波デジタル放送の視聴動作と録画予約が設定された裏番組のフラッシュメモリカード15への不揮発記憶動作の予約録画との並列動作が可能となる。
ワンセグ地上波デジタル放送の視聴動作は、チューナーモジュール2aからTS入力インターフェース331A、圧縮動画像デコーダ332を介した音声インターフェース333、LCDコントローラ34へのトランスポートストリームのデータ転送により実行される。
録画予約が設定された裏番組のフラッシュメモリカード15への不揮発記憶動作は、チューナーモジュール2bからTS入力インターフェース331B、拡張外部メモリインターフェース325を介したフラッシュメモリカード15へのトランスポートストリームのデータ転送により実行される。
ワンセグ地上波デジタル放送処理部33の圧縮動画像デコーダ332の視聴動作のためのTS動画復号処理の消費電力が比較的大きいのに対して、予約録画のための入力インターフェース331Bからメモリインターフェース325を介したフラッシュメモリカード15へのデータ転送の消費電力が比較的小さくできる。
据え置き型の地上波デジタル放送テレビジョン受像機での裏放送番組の予約録画は、ハードディスクドライブ(HDD)記憶装置を利用している。しかし、HDD記憶装置では、スピンドルモータとボイスコイルアームのメカ部品を駆動するため、消費電力が大きい。
それに対して、本発明の1つの実施の形態では、予約録画が行われるフラッシュメモリカード15はメカ部品を有していないので、据え置き型の地上波デジタル放送テレビジョン受像機のHDD記憶装置と比較して、大幅に消費電力を削減することができる。その結果、バッテリー電圧を電源電圧とするモバイル端末に搭載されるアプリケーションプロセッサ3においても、ワンセグ地上波デジタル放送の視聴動作と外部不揮発性半導体記憶装置へのワンセグ地上波デジタル放送の裏番組の予約録画動作との並列動作を可能とすることができる。
《定期的チャンネルザッピングによるイベント情報テーブルEITの更新》
アプリケーションプロセッサ3のアプリケーションプログラムの実行により、CPU31は現在のワンセグ地上波デジタル放送の視聴動作に使用される一方のチューナーモジュール2aと別の他方のチューナーモジュール2bに定期的にチャンネルザッピング動作によるEIT情報の更新を指示する。
ザッピングとは本来はテレビ番組がコマーシャルに移ると視聴者が特に目的もなくチャンネルを換え他局の番組を見たり、ぐるぐるとチャンネルを巡回する行為を意味するものである。
本発明の1つの実施の形態では、CPU31が定期的に他方のチューナーモジュール2bへ短時間のチャンネルザッピング動作によるEIT情報の更新を指示する。
短時間のチャンネルザッピング動作により、現在の時刻に近い範囲に限定された全放送局チャンネルの番組関連情報の特にイベント情報テーブル(EIT)を取得することができる。また、現在の番組の延長により次の番組の本来の放送時間が近づいた段階で番組編成変更が発生した場合等にも、予約録画動作を追従することもできる。
他方のチューナーモジュール2bは現在の時刻に近い全放送局チャンネルのイベント情報テーブル(EIT)を取得して、CPU31と第2トランスポートストリーム入力インターフェース331Bとは取得したイベント情報テーブル(EIT)のデータを例えばSDRAM13に格納する。また、録画予約が設定されている場合には、CPU31は更新されたEIT情報に応答して番組編成変更に対応するため図示しないウオッチドックタイマに最新の更新開始時間を設定する。
具体的には、プログラムの実行によるCPU31の指示に応答して他方のチューナーモジュール2bは、地域の現在の時刻に一番近い全放送局チャンネルのイベント情報テーブル(EIT)を順番に取得する。チューナーモジュール2bで取得された現在の時刻に一番近い最初の放送局のイベント情報テーブル(EIT)は、最初にアプリケーションプロセッサ3のCPU31の内蔵RAM314に格納される。同様な処理を進めることで、現在の時刻に一番近い最後の放送局のイベント情報テーブル(EIT)も、最初にアプリケーションプロセッサ3のCPU31の内蔵RAM314に格納される。次に、プログラムの実行によるCPU31の指示に応答して他方のチューナーモジュール2bは、地域の現在の時刻に二番目に近い全放送局チャンネルのイベント情報テーブル(EIT)を順番に取得する。チューナーモジュール2bで取得された現在の時刻に二番目に近い最初の放送局のイベント情報テーブル(EIT)も、最初にアプリケーションプロセッサ3のCPU31の内蔵RAM314に格納される。同様な処理を進めることで、現在の時刻に二番目に近い最後の放送局のイベント情報テーブル(EIT)も、最初にアプリケーションプロセッサ3のCPU31の内蔵RAM314に格納される。同様な処理により、CPU31の内蔵RAM314には、ある程度のサイズのイベント情報テーブルデータが格納される。従って、CPU31は、第1メモリインターフェース323を起動することにより、内蔵RAM314に格納されたイベント情報テーブルデータを高速のバースト転送でSDRAM13にデータ書き込みを行う。第1メモリインターフェース323は高速のバースト転送に際して書き込みスタートアドレスとバースト書き込みサイズとをSDRAM13に供給するので、SDRAM13は外部クロック信号に応答して書き込みアドレスを自動更新しながらイベント情報テーブルデータの高速内部書き込みを実行することができる。
SDRAM13へのイベント情報テーブルデータの高速内部書き込みが終了すると、CPU31の内蔵RAM314に格納されているイベント情報テーブルデータは不必要となるので、プログラムの実行によってCPU31は内蔵RAM314に格納されている不必要なイベント情報テーブルデータをクリアする。この処理の間に、第2TS入力インターフェース331Bが録画予約の設定された番組のイベント情報テーブル(EIT)を検出すると、CPUコア311のウオッチドックタイマに録画予約が設定された番組の最新の開始時間を更新する。このようにして、番組編成変更が発生した場合でも、自動的に予約録画の録画開始を追従させることが可能となる。
また、本発明の好ましい実施の形態として、録画予約の設定された局の番組に関しては他の番組よりもイベント情報テーブル(EIT)の更新取得の頻度を高くすることもできる。更に、本発明のより好ましい実施の形態として、録画予約の設定された局の番組に関しては開始時間に近づくに従って、他の番組よりもイベント情報テーブル(EIT)の更新取得の周期を短くすることもできる。
最新の更新番組開始時間に到達すると、CPU31は他方のワンセグ地上波デジタル放送/チューナーモジュール2bに録画予約が設定された番組のワンセグ地上波デジタル放送の受信開始と第2トランスポートストリーム入力インターフェース331BにTSデータの受信開始とを指示する。それと同時に、CPU31は、第2トランスポートストリーム入力インターフェース331Bに録画予約が設定された番組のトランスポートストリームの拡張外部メモリインターフェース325を介してフラッシュメモリカード15への不揮発記憶の開始を指示する。
《TS入力インターフェースの構成》
図2は、図1に示した本発明の1つの実施の形態による半導体集積回路としてのアプリケーションプロセッサ3の内部の第1と第2トランスポートストリーム入力インターフェース331A、Bの構成を詳細に示す図である。
図2で、アプリケーションプロセッサ3には、エンドユーザーが操作する操作キーと操作ボタンとを含む操作デバイス17が接続されている。
更に、第1トランスポートストリーム入力インターフェース331Aは、受信・解析制御部331A1と、第1パケット分離部331A2と、第1パケット内データ解析部331A3とを含んでいる。受信・解析制御部331A1は受信・選局チャンネルを設定し、第1パケット分離部331A2は現在の放送番組の視聴のために放送受信パケットを種別に分離処理し、第1パケット内データ解析部331A3は分離パケットデータに対してそのデータ内部を解析する。第1パケット内データ解析部331A3からの動画トランスポートストリームはMPEG4/H.264圧縮動画像デコーダ332のビデオデコーダ332Aで復号され、復号動画像データはLCDコントローラ34に供給される。第1パケット内データ解析部331A3からの音声トランスポートストリームはMPEG4/H.264圧縮動画像デコーダ332のサウンドデコーダ332Bで復号され、復号音声データは音声インターフェース333に供給される。
また、第2トランスポートストリーム入力インターフェース331Bは、第2パケット分離部331B1と、第2パケット内データ解析部331B2と、番組情報蓄積制御部331B3とを含んでいる。第2パケット分離部331B1は現在の放送番組の視聴のためとは別のチャンネルの放送受信パケットを種別に分離処理し、第2パケット内データ解析部331B2は分離部331B1からの分離パケットデータに対してそのデータ内部を解析する。番組情報蓄積制御部331B3は、解析部331B2で解析された番組情報を蓄積する。
第1TS入力インターフェース331Aの受信・解析制御部331A1は、通常の視聴用の放送チャンネル受信として、一方のワンセグ地上波デジタル放送/チューナーモジュール2aに対して、視聴対象のチャンネル設定を選局設定する。また、第1TS入力インターフェース331Aの受信・解析制御部331A1は、他方のワンセグ地上波デジタル放送/チューナーモジュール2bに対しても、視聴中のチャンネル以外の裏番組の情報取得のための放送チャンネル受信として、裏番組の情報取得対象のチャンネル設定を、順次切り換え選局設定する。裏番組の放送チャンネル受信に対して、第2TS入力インターフェース331Bの第2パケット分離部331B1で番組情報の入ったパケットを分離して、第2パケット内データ解析部331B2において、そのチャンネルのイベント情報テーブルEIT等の番組情報が抽出される。抽出された番組情報は、番組情報蓄積制御部331B3を介して外部メモリインターフェース32に接続されるSDRAMのような外部揮発性記憶装置13に順次蓄積されて行く。裏番組の全放送チャンネルのザッピング受信が一通り済んだ段階で、全チャンネル番組情報が、番組情報蓄積制御部331B3を介して外部メモリインターフェース32に接続されるSDRAMのような外部揮発性記憶装置13に完成する。エンドユーザーは、操作デバイス17等を操作して、外部メモリインターフェース32に接続されるSDRAMのような外部揮発性記憶装置13の番組表をアクセスして最新の放送番組表を活用することができる。
尚、本発明の他の実施の形態として、第2TS入力インターフェース331B内部の第2パケット分離部331B1の代わりに特定パケット簡易分離部を使用すると伴に第2パケット内データ解析部331B2の代わりに特定パケット内データ解析部を使用することもできる。
特定パケット簡易分離部331B1は、予め定めたパケット種を抜き出し分離するもので、通常の視聴用のパケット分離部に比べて、簡素なものである。また、特定パケット内データ解析部331B2は、予め定めたパケット種内のデータを解析するための専用の簡易版のデータ解析部である。
このようにして、視聴用とは別のチャンネルの放送受信パケットから特定パケット種を分離処理する特定パケット簡易分離部331B1と、特定パケット簡易分離部331B1からの分離された特定種パケットデータに対してそのデータ内部を解析する特定パケット内データ解析部331B2とを使用するものである。従って、本発明の他の実施の形態でも、特定パケット簡易分離部331B1と特定パケット内データ解析部331B2とを使用することにより、番組情報蓄積制御部121を介して外部メモリインターフェース32に接続されるSDRAMのような外部揮発性記憶装置13に特定の番組関連情報を効率的に蓄積することができる。
《裏番組予約録画動作を可能とする番組情報蓄積》
図3は、図1と図2とに示した本発明の1つの実施の形態による半導体集積回路としてのアプリケーションプロセッサを搭載した携帯電話で裏番組の予約録画動作を可能とする番組情報の蓄積動作を説明するための図である。図3の番組情報の蓄積動作は、アプリケーションプロセッサ3のCPU31のアプリケーションプログラムの実行によるステップ601からステップ611までの動作ステップを含んでいる。
裏番組受信開始ステップ601で他方のチューナーモジュール2bによる裏番組データの受信を開始して、ステップ601に続いて、スキャンチャンネルリスト設定ステップ603では順次裏番組スキャンの対象とするワンセグ地上波デジタル放送局のチャンネルを設定する。
ステップ603に続き、短期間裏選局時(ザッピング時)の特定対象パケット設定ステップ604では、裏番組データの受信取得時に取得対象とするパケットを特定する。本発明の1つの好適な実施の形態では、ステップ604で設定される取得対象の特定パケットは、他方のチューナーモジュール2bからのトランスポートストリームに含まれる付随伝送情報である番組特定情報(PSI)または番組配列情報(SI)としてのイベント情報テーブル(EIT)を構成するパケットである。イベント情報テーブル(EIT)を構成するパケットは、番組毎に開始時間、番組長、番組名、出演者、番組のジャンル等の付随情報を記述したデータを含んでいる。
ステップ604に続いて、ステップ605では他方のチューナーモジュール2bによってザッピング選局対象放送局のチャンネルを確定させる。
ステップ605に続いて、チャンネル内放送TSパケット受信ステップ606は、ステップ605で確定された選局対象チャンネルからの放送TSパケットの信号を他方のチューナーモジュール2bにより実際に受信するものである。
ステップ606に続いて、ステップ607は、ステップ606にて受信したパケットデータがステップ604にて特定された取得対象とするパケットの番組関連情報パケット(例えば、イベント情報テーブル構成パケット)か否かを検出するものである。
ステップ607にて番組関連情報パケットがまだ取得されていないと判断された場合には、ステップ606に戻る。ステップ607にて番組関連情報パケットが取得されたと判断された場合には、次のステップ608にて番組関連情報パケットの中身を解析して、番組関連情報を例えばCPU31の内蔵RAM314を経由して高速バースト転送でSDRAM13に蓄積・保持するものである。
ステップ608に続いて、ステップ609はザッピングによる地域の全放送局のチャンネルのスキャンが一通り完了したか否かを判断するものである。ステップ609にてチャンネルのスキャンがまだ一通り完了していないと判断された場合には、ステップ605に戻る。ステップ609にてチャンネルのスキャンが一通り完了したと判断された場合には、次のステップ610にて全チャンネル番組情報を構成・保持するものである。このステップ610が完了により、次のステップ611で一連の裏番組データの受信を終了するものである。
このような仕組みにより、最小限の裏チャンネル放送受信を順次行うことで、全チャンネルの番組情報データセットが、部分的に徐々に更新されて行き、最終的に、全チャンネルの番組情報が更新された最新のデータセットが構成される。すなわち、図3に示した本発明の1つの好適な実施の形態では、短期間裏選局時の特定対象パケットとしてイベント情報テーブル(EIT)を構成するパケットを設定する場合の例である。従って、短期間裏選局時の特定対象パケット設定ステップ604においてEIT構成パケットを設定して、ステップ607にて取得されたパケットが取得対象のEIT構成パケットか否かを検出する。更に、ステップ608での全チャンネルのEIT構成パケットの解析を反復することにより、ステップ610である地域の全ワンセグ地上波デジタル放送局のイベント情報テーブル(EIT)を含む電子番組ガイドシステム(EPG)がSDRAM13に最終的に蓄積・保持されるものである。
図4は、図3に示した番組情報の蓄積動作によってある地域の複数のワンセグ地上波デジタル放送局のイベント情報テーブル(EIT)の情報が蓄積されて行く様子を説明する図である。
受信TSパケットを順次に受信してEIT情報を取得していくが、最初に放送局(A局)のチャンネルに受信設定を実行する。TSパケット204から受信を開始すると、後続の受信パケットの内部に放送局(A局)の番組情報EIT205が発見される。その時点で放送局(A局)のチャンネル受信201を終了すると伴に、この放送局(A局)の番組情報214をSDRAM13に保持・蓄積する。結果的に、この例では、放送局(A局)のチャンネルは、受信期間211は例えば1000msecとなる。
その後、次のチャンネルへのザッピング(選局受信のチャンネル設定変更)に移り、放送局(B局)のチャンネルに受信設定を実行する。TSパケット206から受信を開始すると、後続の受信パケットの内部に放送局(B局)の番組情報EIT208が発見される。その時点で放送局(B局)のチャンネル受信202を終了すると伴に、この放送局(B局)の番組情報215をSDRAM13に保持・蓄積する。結果的に、この例では、放送局(B局)のチャンネルを、受信期間212は例えば2000msecとなる。
更に、その後、次のチャンネルへのザッピング(選局受信のチャンネル設定変更)に移り、放送局(C局)のチャンネルに受信設定を実行する。TSパケット209から受信を開始すると、後続の受信パケットの内部に放送局(C局)の番組情報EIT210が発見される。その時点で、放送局(C局)のチャンネル受信203を終了すると伴に、この放送局(C局)の番組情報216を保持・蓄積する。結果的に、この例では、放送局(C局)のチャンネルを、受信した期間213は例えば1500msecとなる。
図5は、図4に示したある地域の複数のワンセグ地上波デジタル放送局のイベント情報テーブル(EIT)の情報の蓄積によりある地域の全チャンネル番組情報が部分更新され最終的に最新の全チャンネル番組情報に更新される様子を示す図である。
図5(a)において、まず、裏番組として放送局Aのチャンネルが選局されて、番組情報224が取得され保持される。番組情報224の内容としては、例えば、放送局Aの現在番組情報(A−50)、後続番組情報(A−51)、更に先の番組情報(A−52)等が有る。これらによって、全チャンネル番組データの現在番組情報の欄225、後続番組情報の欄226、更に先の番組情報の欄227が形成される。
次に、裏番組チャンネルの切り換えが行われ、図5(b)において、裏番組として放送局Bのチャンネルが選局されて、番組情報228が取得され保持される。番組情報228の内容としては、例えば、放送局Bの現在番組情報(B−45)、後続番組情報(B−46)、更に先の番組情報(B−47)等が有る。これらによって、全チャンネル番組データの現在番組情報の欄229、後続番組情報の欄230、更に先の番組情報の欄231が形成される。
更に、同様に、裏番組チャンネルの切り換えが行われ、図5(c)において、裏番組として放送局Cのチャンネルが選局されて、番組情報232が取得され保持される。番組情報232の内容としては、例えば、放送局Cの現在番組情報(C−57)、後続番組情報(C−58)、更に先の番組情報(C−59)等が有る。これらによって、全チャンネル番組データの、現在番組情報の欄233、後続番組情報の欄234、更に先の番組情報の欄235が形成される。
このようにして、ある地域の全チャンネル番組情報が部分更新され最終的に最新の全チャンネル番組情報に更新されることができる。
以上本発明者によってなされた発明を実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、本発明の半導体集積回路は、バッテリー電圧を電源電圧とする携帯電話だけではなく、携帯電話の機能を含んだPDAやパーソナルコンピュータや携帯ゲーム機器等の携帯情報処理端末装置にも適用することができる。尚、PDAは、Personal Digital Assistの略である。
また、図1で、アプリケーションプロセッサ8とベースバンドプロセッサ3とは、1個の半導体チップに集積化された統合大規模半導体集積回路とされることができる。また、RFアナログ信号処理集積回路6も、この統合大規模半導体集積回路の1個の半導体チップに集積化されることもできる。
図1は、本発明の1つの実施の形態による半導体集積回路としてのアプリケーションプロセッサを搭載した携帯電話の構成を示す図である。 図2は、図1に示した本発明の1つの実施の形態による半導体集積回路としてのアプリケーションプロセッサの内部の第1と第2トランスポートストリーム入力インターフェースの構成を詳細に示す図である。 図3は、図1と図2とに示した本発明の1つの実施の形態による半導体集積回路としてのアプリケーションプロセッサを搭載した携帯電話で裏番組の予約録画動作を可能とする番組情報の蓄積動作を説明するための図である。 図4は、図3に示した番組情報の蓄積動作によってある地域の複数のワンセグ地上波デジタル放送局のイベント情報テーブルの情報が蓄積されて行く様子を説明する図である。 図5は、図4に示したある地域の複数のワンセグ地上波デジタル放送局のイベント情報テーブルの情報の蓄積によりある地域の全チャンネル番組情報が部分更新され最終的に最新の全チャンネル番組情報に更新される様子を示す図である。
符号の説明
1 ロッドアンテナ
2a、2b ワンセグ地上波デジタル放送/チューナーモジュール
3 アプリケーションプロセッサ
4 アンテナ
5 デュプレクサ
6 RFアナログ信号処理集積回路
7 RF電力増幅器
8 ベースバンドプロセッサ
9 オーディオ集積回路
10 スピーカー
11 マイクロフォン
31 中央処理ユニット(CPU)
32 外部メモリインターフェースユニット
33 ワンセグ地上波デジタル放送処理部
331A 第1トランスポートストリーム入力インターフェース
331B 第2トランスポートストリーム入力インターフェース
332 MPEG4/H.264圧縮動画像デコーダ
333 音声インターフェース
34 LCDコントローラ
311 CPUコア
312 命令キャッシュメモリ
313 データキャッシュメモリ
314 内蔵RAM314
322 第1外部メモリインターフェース
323 第2外部メモリインターフェース
324 第3外部メモリインターフェース
325 拡張外部メモリインターフェース
12 第1外部不揮発性半導体記憶装置(フラッシュメモリ)
13 第1外部揮発性記憶装置(同期型ダイナミックランダムアクセスメモリ)
14 第2外部不揮発性半導体記憶装置(フラッシュメモリ)
15 拡張外部不揮発性半導体記憶装置(フラッシュメモリカード)

Claims (11)

  1. 中央処理ユニットと、外部半導体記憶装置と接続可能な外部メモリインターフェースと、ワンセグメントのモバイル向けの地上波デジタル放送を受信可能な第1と第2のチューナーに接続可能なデジタル放送処理部と、外部表示装置と接続可能な表示コントローラとを具備して、
    前記デジタル放送処理部は、前記第1と前記第2のチューナーからのトランスポートストリームを受信する第1と第2のトランスポートストリーム入力インターフェースと、前記第1のトランスポートストリーム入力インターフェースの出力に接続された動画像デコーダとを含み、
    前記デジタル放送処理部の前記第2のトランスポートストリーム入力インターフェースの出力には、前記外部メモリインターフェースの入力が接続され、
    前記中央処理ユニットからの放送視聴のための受信指示に応答して前記第1のトランスポートストリーム入力インターフェースは、前記第1のチューナーで受信された受信地上波デジタル放送のトランスポートストリームの受信を開始して、
    前記放送視聴のための前記受信指示に応答して前記動画像デコーダは、前記第1のトランスポートストリーム入力インターフェースの前記出力の動画像データの動画像復号処理を開始して、前記動画像復号処理による動画像復号データの前記表示コントローラへの供給を開始するものであり、
    前記中央処理ユニットからの番組情報取得のための受信指示に応答して前記第2のトランスポートストリーム入力インターフェースは、前記第2のチューナーで受信された受信地上波デジタル放送の受信を開始して、取得した番組情報を前記中央処理ユニットに供給する。
    前記中央処理ユニットと前記デジタル放送処理部とは、予約録画の動作を実行可能に構成され、
    前記予約録画に先立って前記外部メモリインターフェーに外部不揮発性半導体記憶装置が接続可能であり、前記予約録画により前記外部不揮発性半導体記憶装置への前記第2のトランスポートストリーム入力インターフェースの前記出力のデータの不揮発記憶が可能とされ、
    前記予約録画の設定に応答して前記中央処理ユニットは、前記予約録画が設定された番組の開始時間への到達を監視して、
    前記中央処理ユニットでの前記開始時間への前記到達に応答して、前記第2のチューナーの地上波デジタル放送受信によるトランスポートストリームの前記第2のトランスポートストリーム入力インターフェースと前記外部メモリインターフェースとを介する前記外部不揮発性半導体記憶装置への前記不揮発記憶が開始される半導体集積回路。
  2. 前記予約録画が設定された前記番組の前記開始時間への到達の監視は前記中央処理ユニットに内蔵されたタイマーを利用することにより実行される請求項1に記載の半導体集積回路。
  3. 前記第2のトランスポートストリーム入力インターフェースで取得された前記番組情報は、前記中央処理ユニットの内蔵メモリに格納され、
    前記中央処理ユニットは前記第2のトランスポートストリーム入力インターフェースによる番組情報取得を繰り返すことにより、前記中央処理ユニットは前記内蔵メモリに格納された前記番組情報の内容を更新する請求項2に記載の半導体集積回路。
  4. 前記外部メモリインターフェースは外部揮発性半導体記憶装置と接続可能に構成され、
    前記内蔵メモリに格納された前記番組情報のデータは、前記外部メモリインターフェースを介して前記外部揮発性半導体記憶装置に転送可能とされている請求項3に記載の半導体集積回路。
  5. 前記外部メモリインターフェースは前記外部不揮発性半導体記憶装置としてのフラッシュメモリカードと前記外部揮発性半導体記憶装置としての同期型ダイナミックランダムアクセスメモリとに接続可能に構成されている請求項4に記載の半導体集積回路。
  6. 中央処理ユニットと、外部半導体記憶装置と接続可能な外部メモリインターフェースと、ワンセグメントのモバイル向けの地上波デジタル放送を受信可能な第1と第2のチューナーに接続可能なデジタル放送処理部と、外部表示装置と接続可能な表示コントローラとを具備して、
    前記デジタル放送処理部は、前記第1と前記第2のチューナーからのトランスポートストリームを受信する第1と第2のトランスポートストリーム入力インターフェースと、前記第1のトランスポートストリーム入力インターフェースの出力に接続された動画像デコーダとを含み、
    前記デジタル放送処理部の前記第2のトランスポートストリーム入力インターフェースの出力には、前記外部メモリインターフェースの入力が接続され、
    前記中央処理ユニットからの放送視聴のための受信指示に応答して前記第1のトランスポートストリーム入力インターフェースは、前記第1のチューナーで受信された受信地上波デジタル放送のトランスポートストリームの受信を開始して、
    前記放送視聴のための前記受信指示に応答して前記動画像デコーダは、前記第1のトランスポートストリーム入力インターフェースの前記出力の動画像データの動画像復号処理を開始して、前記動画像復号処理による動画像復号データの前記表示コントローラへの供給を開始して、
    前記デジタル放送処理部は、前記前記動画像デコーダでの前記動画像復号処理と平行する予約録画の並列動作を実行可能に構成され、
    前記予約録画に先立って前記外部メモリインターフェースに外部不揮発性半導体記憶装置が接続可能であり、前記予約録画により前記外部不揮発性半導体記憶装置への前記第2のトランスポートストリーム入力インターフェースの前記出力のデータの不揮発記憶が可能とされ、
    前記中央処理ユニットからの予約録画開始指示に応答して、前記前記動画像デコーダでの前記動画像復号処理と平行して前記第2のチューナーの地上波デジタル放送受信によるトランスポートストリームの前記第2のトランスポートストリーム入力インターフェースと前記外部メモリインターフェースとを介する前記外部不揮発性半導体記憶装置への前記不揮発記憶が開始される半導体集積回路。
  7. 前記予約録画の設定に応答して前記中央処理ユニットは、前記予約録画が設定された番組の開始時間への到達を監視して、
    前記中央処理ユニットでの前記開始時間への前記到達に応答して、前記中央処理ユニットは前記予約録画開始指示を出力する請求項6記載の半導体集積回路。
  8. 前記予約録画が設定された前記番組の前記開始時間への到達の監視は前記中央処理ユニットに内蔵されたタイマーを利用することにより実行される請求項7に記載の半導体集積回路。
  9. 前記第2のトランスポートストリーム入力インターフェースで取得された前記番組情報は、前記中央処理ユニットの内蔵メモリに格納され、
    前記中央処理ユニットは前記第2のトランスポートストリーム入力インターフェースによる番組情報取得を繰り返すことにより、前記中央処理ユニットは前記内蔵メモリに格納された前記番組情報の内容を更新する請求項8に記載の半導体集積回路。
  10. 前記外部メモリインターフェースは外部揮発性半導体記憶装置と接続可能に構成され、
    前記内蔵メモリに格納された前記番組情報のデータは、前記外部メモリインターフェースを介して前記外部揮発性半導体記憶装置に転送可能とされている請求項9に記載の半導体集積回路。
  11. 前記外部メモリインターフェースは前記外部不揮発性半導体記憶装置としてのフラッシュメモリカードと前記外部揮発性半導体記憶装置としての同期型ダイナミックランダムアクセスメモリとに接続可能に構成されている請求項10に記載の半導体集積回路。
JP2007310160A 2007-11-30 2007-11-30 半導体集積回路 Pending JP2009135748A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007310160A JP2009135748A (ja) 2007-11-30 2007-11-30 半導体集積回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007310160A JP2009135748A (ja) 2007-11-30 2007-11-30 半導体集積回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009135748A true JP2009135748A (ja) 2009-06-18

Family

ID=40867205

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007310160A Pending JP2009135748A (ja) 2007-11-30 2007-11-30 半導体集積回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009135748A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004222031A (ja) * 2003-01-16 2004-08-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd テレビジョン受像装置
JP2006013765A (ja) * 2004-06-24 2006-01-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd デジタル放送受信装置
JP2007096730A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Kyocera Corp 放送受信装置及び放送受信方法
JP2007201683A (ja) * 2006-01-25 2007-08-09 Sony Corp 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004222031A (ja) * 2003-01-16 2004-08-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd テレビジョン受像装置
JP2006013765A (ja) * 2004-06-24 2006-01-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd デジタル放送受信装置
JP2007096730A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Kyocera Corp 放送受信装置及び放送受信方法
JP2007201683A (ja) * 2006-01-25 2007-08-09 Sony Corp 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8326291B2 (en) Fast channel switching method and apparatus for digital broadcast receiver
US20070097272A1 (en) Delay-less Channel Switching
US20080246851A1 (en) Video data display system and method for mobile terminal
JP2007505550A (ja) テレビジョン装置用の始動方法
US20080101765A1 (en) Method for playback of broadcast data in receiver
JP3731554B2 (ja) 信号処理装置、信号処理方法
KR100754588B1 (ko) 디지털 멀티미디어 방송 서비스 중 방송 다시보기를 위한디지털 멀티미디어 방송 단말기 및 방법
US20090055873A1 (en) Advertisement-free program recording method and system for mobile device
JP2012130048A (ja) テレビ放送視聴装置及びプログラム
JP4525644B2 (ja) テレビ放送視聴装置及びプログラム
JP2009112049A (ja) 情報処理装置及びその制御方法
JP2009135748A (ja) 半導体集積回路
JP2009135747A (ja) 半導体集積回路およびその動作方法
JP2008252661A (ja) 番組録画装置および番組録画方法
JP2006333412A (ja) 放送受信装置、放送受信方法、放送受信プログラムおよびコンピュータ読取り可能な記録媒体
JP5324280B2 (ja) 放送受信装置
KR20050052859A (ko) 디지털 멀티미디어 방송 수신장치
JP2008042234A (ja) テレビ放送視聴装置及びプログラム
US8218952B2 (en) Content playback device and content playback method
JP5530119B2 (ja) 放送受信装置
JP2013197769A (ja) 放送受信装置、放送受信方法及びプログラム
KR100665615B1 (ko) 휴대폰 모드와 dmb 방송 수신 모드를 구비한 이동단말기의 모드 변환 방법 및 장치
JP2009105685A (ja) デジタル放送受信機
JP2007068042A (ja) 受信装置および方法
JP2006332798A (ja) 地上波デジタル放送受信機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100219

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20100527

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120510

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120913