JP2009135300A - プリント回路基板及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】プリント回路基板において、プリント回路基板への属性識別情報の付与におけるコストを削減すること。
【解決手段】プリント回路基板10は、基板11aと、基板11aの表面に配設される識別用パッドのうち一部又は全部のパッド表面にハンダが定置されているか否かという表示によって属性を識別可能な属性識別情報を表示する属性識別情報表示部12と、基板11aの表面に配設される配線パッド11bの表面に定置されるハンダを介して実装される面実装部品13とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、個々の属性を識別するための属性識別情報を付与させたプリント回路基板及びその製造方法に関する。
プリント回路基板は、銅箔の配線パッド(配線パターン)が形成されるプリント配線板(プリント基板、PWB(printed wiring board)又はPCB(printed circuit board)とも呼ばれる。)上に集積回路、抵抗器、コンデンサ及びダイオード等の面実装部品が実装されたプリント回路基板本体上に、製造番号のレーザ印字やシール貼付けを行なって製造される。製造番号のレーザ印字やシール貼付けの工程は、プリント回路基板本体の製造工程の後に行なわれている。そして、プリント回路基板本体の製造番号を知りたい場合、リーダによってプリント回路基板本体に付帯される製造番号を読み取ることで、プリント回路基板本体の製造番号を認識している。
近年、レーザ印字は、インク溶剤を使用しないために環境への影響が少なく、また、インクを硬化させる乾燥工程等が不要で、工程を削減することが可能である(例えば、特許文献1参照。)。
また、プリント配線板は、その製造工程内であって、ハンダ印刷を利用した実装工程にて部品の実装が行なわれる(例えば、特許文献2参照。)。
特開平9−253873号公報 特開平6−21635号公報
しかしながら、従来技術によると、プリント配線板毎に製造番号を付帯するために、レーザ印字やシール貼付けによる新たな工程が必要になり、その分、加工工数、部材費、設備の導入が不可欠となるので、製造側にコストの問題が生じている。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、プリント回路基板への属性識別情報の付与におけるコストを削減することができるプリント回路基板及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係るプリント回路基板は、上述した課題を解決するために請求項1に記載したように、基板と、前記基板の表面に配設される識別用パッドのうち一部又は全部のパッド表面にハンダが定置されているか否かという表示によって属性を識別可能な属性識別情報を表示する属性識別情報表示部と、前記基板の表面に配設される配線パッドの表面に定置されるハンダを介して実装される面実装部品と、を備える。
本発明に係るプリント回路基板の製造方法は、上述した課題を解決するために請求項2に記載したように、一連の基板によって構成される母板の表面に、前記基板毎に配線パッドをそれぞれ配設させて一連のプリント配線板を生成するパッド配設工程と、前記プリント配線板毎に、前記配線パッドにハンダをそれぞれ定置するハンダ定置工程と、前記プリント配線板毎に、前記ハンダの表面に面実装部品をそれぞれ定置して一連のプリント回路基板を生成する面実装部品定置工程と、前記母板を前記プリント回路基板に分割する分割工程と、を有するプリント回路基板の製造方法において、前記パッド配設工程、前記ハンダ定置工程、前記面実装部品定置工程及び前記分割工程のうち少なくとも一工程内にて、属性を識別可能な属性識別情報をそれぞれ表示する。
本発明に係るプリント回路基板及びその製造方法によると、プリント回路基板への属性識別情報の付与におけるコストを削減することができる。
本発明に係るプリント回路基板およびその製造方法の実施形態について、添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係るプリント回路基板の第1実施形態を示す概略図であり、図2は、第1実施形態のプリント回路基板の属性識別情報表示部を示す図1のA−A矢視図である。
図1は、第1実施形態のプリント回路基板10を示す。そのプリント回路基板10には、プリント配線板11、属性識別情報表示部12及び面実装部品13が設けられる。
プリント配線板11は、板状の基材に対して絶縁性のある樹脂を含浸させて製作される基板11aに、配線パッド11bが配設された構成である。
属性識別情報表示部12は、図2に示すように、基板11aの片面に設けられる識別用パッド12aによって構成される。また、属性識別情報表示部12は、図2に示すように、基板11aの表面に配設される識別用パッド12aのうち一部又は全部のパッド表面にクリームハンダ12bが印刷されているか否かという表示によってプリント回路基板10の属性を識別可能な属性識別情報を表示するものである。図2に示すように、3個のパッドのパターンによって構成される識別用パッド12aのうち一部又は全部のパッド表面にクリームハンダ12bが印刷されるとすると、プリント回路基板10の属性を8種類に分別可能である。なお、プリント回路基板10の属性としては、プリント回路基板10の製造拠点や組立拠点等が挙げられる。
図3は、属性識別情報表示部12を構成する識別用パッド12aのパターン構成の他の例を示す図である。
図3(a)乃至(d)は、識別用パッド12aのパターン構成の他の例を示している。ここで、属性識別情報表示部12を視認する検者によるプリント回路基板10の属性の誤認を防止するためには、識別用パッド12aの上下(図中上下)の向きを視認可能な形状が望ましいので、属性識別情報表示部12のパターンは図3(a)乃至(c)のような構成であることが好適である。なお、図1乃至図3では、3個のパッドのパターンにて構成される識別用パッド12aを示すが、3個に限定されるものではなく、属性の数によって増減させてもよい。
また、図1に示す面実装部品13としては集積回路、抵抗器、コンデンサ及びダイオード等が挙げられる。面実装部品13は、プリント配線板11の片面又は両面の配線パッド11bの表面に印刷されるクリームハンダ12bを介してプリント配線板11の配線パッド11bの表面に配設される。
続いて、第1実施形態のプリント回路基板の製造方法について、図4に示すフローチャートを用いて説明する。なお、図4に示すフローチャートは、ハンダ付けの一般的な方法であるリフローハンダ付けを例にとって説明する。
一連のn(n:2以上の整数)個の基板11a−nによって構成される母板の表面に、基板11a毎に配線パッド11b及び識別用パッド12aをそれぞれ配設させてn個のプリント配線板11−nを生成する(ステップS1)。
次いで、プリント配線板11毎に、配線パッド11b及び識別用パッド12aにクリームハンダ12bを印刷する(ステップS2)。ここで、ステップS2によって識別用パッド12aのうち一部又は全部のパッド表面にクリームハンダ12bをそれぞれ印刷するか否かによって属性識別情報を表示することになる。属性識別情報は、図5に示す対応表に従って、プリント配線板11−n毎に、対応する属性識別情報を表示する。
図6は、識別用パッド12aのうち一部又は全部のパッド表面へのクリームハンダの印刷方法を説明するための図1のA−A矢視図である。
図6に示すように、スキージ21の矢印方向の移動によって、ハンダ付けする箇所に穴が開いたマスク版22の穴を通じて、プリント配線板11の基板11a上に配設される識別用パッド12aの表面にクリームハンダ12bが印刷される。図6では、識別用パッド12aを構成する中央のパッド表面にのみクリームハンダ12bを印刷する例を示している。
次いで、プリント配線板11毎に、クリームハンダ12bを介して面実装部品13をそれぞれ定置してリフローハンダ付けを行ない(ステップS3)、一連のn個のプリント回路基板10−nを生成する(ステップS4)。
次いで、母板をn分割して(ステップS5)、プリント回路基板10の製造を完了する。
以上のように、ステップS1乃至S5によると、属性識別情報が表示されたプリント回路基板10を製造することができる。
ここで、所望のプリント回路基板10について、その属性を知りたい場合、検者は、プリント回路基板10に付与される属性識別情報を視認して、図5に示す対応表を参照することで、所望のプリント回路基板10の属性を認識することができる。
なお、アキシャル部品・ラジアル部品のプリント配線板11−nへの挿入をそれぞれ行なってプリント配線板11−nの反転を繰り返して面実装部品13の実装をそれぞれ行なうディップハンダ付け(フローハンダ付け)によると、面実装部品13の脱落を防止するために、プリント配線板11毎に、配線パッド11bの表面に接着剤を塗布し、その接着剤を介して面実装部品13を固定する接着剤塗布工程を有する。その場合、接着剤塗布工程内にて、ステップS2によって識別用パッド12aのうち一部又は全部のパッド表面に印刷されるクリームハンダ12bの表面やクリームハンダ12bが印刷されていない識別用パッド12aのパッド表面に、接着剤を塗布することも可能である。
図7は、識別用パッド12aのうち一部又は全部のパッド表面に印刷されるクリームハンダ12bの表面への接着剤の塗布方法を説明するための図1のA−A矢視図である。
図7に示すように、注射器(ディスペンサ)31から接着剤32を注出することによって、識別用パッド12aの表面に印刷されるクリームハンダ12bの表面に接着剤32を塗布する。
図8は、クリームハンダ12bが印刷されていない識別用パッド12aのパッド表面への接着剤の塗布方法を説明するための図1のA−A矢視図である。
図8に示すように、注射器31から接着剤32を注出することによって、クリームハンダ12bが印刷されていない識別用パッド12aのパッド表面に接着剤32を塗布する。
接着剤塗布工程を有する場合、識別用パッド12aのうち一部又は全部のパッド表面に印刷されるクリームハンダ12bの表面と、クリームハンダ12bが印刷されていない識別用パッド12aのパッド表面とを区別せず、識別用パッド12aのパッド表面やクリームハンダ12bの表面の一部又は全部に接着剤32を塗布するか否かによって、識別可能なプリント回路基板10の属性の数が増加する。例えば、識別用パッド12aが3個のパッドのパターンにて構成される場合、上述したように、識別用パッド12aのうち一部又は全部のパッド表面にクリームハンダ12bが印刷されるか否かによって、プリント回路基板10の属性を8種類に分別可能である。さらに、識別用パッド12aが3個のパッドのパターンにて構成される場合、接着剤塗布工程でクリームハンダ12bの表面やクリームハンダ12bが印刷されていない識別用パッド12aのパッド表面に接着剤32を塗布するか否かによって、プリント回路基板10の属性を8種類に分別可能である。よって、識別用パッド12aが3個のパッドのパターンにて構成される場合、クリームハンダ12bの印刷による8種類の分別と、接着剤32の塗布による8種類の分別とによって、プリント回路基板10の属性が総合的に64種類に分別可能となる。
また、ステップS2によって識別用パッド12aのうち一部又は全部のパッド表面に印刷されるクリームハンダ12bの表面に、面実装部品13を定置することによって、属性識別情報を視認し易くすることも可能である。
図9は、識別用パッド12aのうち一部又は全部のパッド表面に印刷されるクリームハンダ12bの表面への面実装部品13の定置方法を説明するための図1のA−A矢視図である。
図9に示すように、面実装部品定置器41によって、識別用パッド12aの表面に印刷されるクリームハンダ12bの表面に面実装部品を定置する。
第1実施形態のプリント回路基板10によると、プリント回路基板10への属性識別情報の付与をプリント回路基板10の製造工程内で簡易に行なうことができるので、属性識別情報の付与におけるコストを削減することができる。
図10は、本発明に係るプリント回路基板の第2実施形態を示す概略図であり、図11は、第2実施形態のプリント回路基板の属性識別情報表示部を示す図10のB−B矢視図である。
図10は、本実施形態のプリント回路基板10Aを示す。そのプリント回路基板10Aには、プリント配線板11、属性識別情報表示部12A及び面実装部品13が設けられる。なお、図10に示すプリント回路基板10Aにおいて、図1に示すプリント回路基板10と同一の部材には同一の符号を用いることで説明を省略する。
属性識別情報表示部12Aは、図11に示すように、基板11aの片面に設けられる識別用パッド12aによって構成される。また、属性識別情報表示部12Aは、図11に示すように、基板11aの表面に配設される識別用パッド12aのうち一部又は全部のパッド表面に接着剤32が定置されているか否かという表示によってプリント回路基板10Aの属性を識別可能な属性識別情報を表示するものである。図11に示すように、3個のパッドによって構成される識別用パッド12aのうち一部又は全部のパッド表面に接着剤32が定置されるとすると、プリント回路基板10Aの属性を8種類に分別可能である。
続いて、第2実施形態のプリント回路基板の製造方法について、図12に示すフローチャートを用いて説明する。なお、図12に示すフローチャートは、ハンダ付けの一般的な方法であるディップハンダ付けを例にとって説明する。
一連のn個の基板11a−nによって構成される母板の第一表面に、基板11a毎に配線パッド11b及び識別用パッド12aをそれぞれ配設させて一連のn個のプリント配線板11−nを生成する(ステップS11)。
次いで、プリント配線板11毎に、第一表面の裏側の第二表面からアキシャル部品・ラジアル部品の端子をプリント配線板11−nにそれぞれ挿入して、第一表面が上になるようにプリント配線板11−n全体を反転させる(ステップS12)。配線パッド11b及び識別用パッド12aに接着剤を塗布する(ステップS13)。ここで、ステップS13によって識別用パッド12aのうち一部又は全部のパッド表面に接着剤32をそれぞれ塗布するか否かによって属性識別情報を表示することになる。属性識別情報は、図5に示す対応表に従って、プリント配線板11−n毎に、対応する属性識別情報を表示する。
図13は、識別用パッド12aのうち一部又は全部のパッド表面への接着剤の塗布方法を説明するための図10のB−B矢視図である。
図13に示すように、注射器31から接着剤32を注出することによって、配線パッド11bの表面に接着剤が塗布される。図13では、識別用パッド12aを構成する中央のパッド表面にのみ接着剤32を印刷する例を示している。
次いで、プリント配線板11毎に、接着剤32を介して面実装部品13をそれぞれ定置して硬化させて、一連のn個のプリント回路基板10A−nを生成し(ステップS14)、第二表面が上になるようにプリント配線板11−n全体を反転させる(ステップS15)。
次いで、アキシャル部品・ラジアル部品のディップハンダ付けを行ない(ステップS16)、母板をn分割して(ステップS17)、プリント回路基板10の製造を完了する。
以上のように、ステップS11乃至S17によると、属性識別情報が表示されたプリント回路基板10Aを製造することができる。
第2実施形態のプリント回路基板10Aによると、プリント回路基板10Aへの属性識別情報の付与をプリント回路基板10Aの製造工程内で簡易に行なうことができるので、属性識別情報の付与におけるコストを削減することができる。
図14は、本発明に係るプリント回路基板の第3実施形態を示す概略図であり、図15は、第3実施形態のプリント回路基板の属性識別情報表示部を示す図である。
図14は第1実施形態のプリント回路基板10Bを示す。そのプリント回路基板10Bには、プリント配線板11、属性識別情報表示部12B及び面実装部品13が設けられる。なお、図14に示すプリント回路基板10Bにおいて、図1に示すプリント回路基板10と同一の部材には同一の符号を用いることで説明を省略する。
属性識別情報表示部12Bは、基板11aの分割ラインlに架かるように設けられる。属性識別情報表示部12Bは、図15に示すように、基板11aの分割ラインlに架かるように穴が開いているか否か、穴の形状及び穴の数によってプリント回路基板10Bの属性を識別可能な属性識別情報を表示するものである。図15に示すように、3種類の穴の形状、3個までの穴の数の例であると、プリント回路基板10Bの属性を12種類に分別可能である。
続いて、第3実施形態のプリント回路基板の製造方法について、図16に示すフローチャートを用いて説明する。なお、図16に示すフローチャートは、ハンダ付けの一般的な方法であるリフローハンダ付けを例にとって説明する。
一連のn個の基板11a−nによって構成される母板の表面に、基板11a毎に配線パッド11bをそれぞれ配設させて一連のn個のプリント配線板11−nを生成する(ステップS21)。
次いで、プリント配線板11−n毎に、配線パッド11bにクリームハンダ12bを印刷する(ステップS22)。
次いで、プリント配線板11毎に、クリームハンダ12bを介して面実装部品13をそれぞれ定置してリフローハンダ付けを行ない(ステップS23)、一連のn個のプリント回路基板10B−nを生成する(ステップS24)。
次いで、母板をn分割して(ステップS25)、プリント回路基板10の製造を完了する。
図17は、母板を示す概略図であり、また、図18は、母板の分割方法の第1例を説明するための図14のC−C矢視図である。
図17に示す母板50をルーター51の刃によって個々のプリント回路基板10Bに分割(切削)する際、ルーター51の刃によってプリント回路基板10Bの分割ラインlに架かるように穴を開ける(傷をつける)ことで、プリント回路基板10Bに属性識別情報表示部12Bを表示する。ルーター51による分割は、母板50が比較的硬い場合に行なわれる。
図19は、母板の分割方法の第2例を説明するための図14のC−C矢視図である。
図17に示す母板50を金型プレス機61の刃によって個々のプリント回路基板10Bに分割する際、金型プレス機61の刃によってプリント回路基板10Bの分割ラインlに架かるように穴を開けることで、プリント回路基板10Bに属性識別情報表示部12Bを表示する。金型プレス機61による分割は、母板50が比較的軟い場合に行なわれる。なお、金型プレス機61の刃によって穴を開ける際は、プリント回路基板10Bの分割ラインlに架かるように穴を開ける場合に限定されるものではなく、プリント回路基板10Bの端を含まない部分に穴を開けてもよい。
図20は、母板の分割方法の第3例を説明するための図14のC−C矢視図である。
図17に示す母板50をレーザ装置71から出射されるレーザRによって個々のプリント回路基板10Bに分割する際、レーザRによってプリント回路基板10Bの分割ラインlに架かるように穴を開けることで、プリント回路基板10Bに属性識別情報表示部12Bを表示する。なお、レーザRによって穴を開ける際は、プリント回路基板10Bの分割ラインlに架かるように穴を開ける場合に限定されるものではなく、プリント回路基板10Bの端を含まない部分に穴を開けてもよい。
以上のように、ステップS21乃至S25によると、属性識別情報が表示されたプリント回路基板10を製造することができる。
第3実施形態のプリント回路基板10Bによると、プリント回路基板10Bへの属性識別情報の付与をプリント回路基板10Bの製造工程内で簡易に行なうことができるので、属性識別情報の付与におけるコストを削減することができる。
第1実施形態のプリント回路基板を示す概略図。 第1実施形態のプリント回路基板の属性識別情報表示部を示す図1のA−A矢視図。 (a)乃至(d)属性識別情報表示部を構成する識別用パッドのパターン構成の他の例を示す図。 第1実施形態のプリント回路基板の製造方法を示すフローチャート。 属性識別情報と属性との対応表。 識別用パッドのうち一部又は全部のパッド表面へのクリームハンダの印刷方法を説明するための図1のA−A矢視図。 識別用パッドのうち一部又は全部のパッド表面に印刷されるクリームハンダの表面への接着剤の塗布方法を説明するための図1のA−A矢視図。 クリームハンダ12bが印刷されていない識別用パッドの表面への接着剤の塗布方法を説明するための図1のA−A矢視図。 識別用パッドのうち一部又は全部のパッド表面に印刷されるクリームハンダの表面への面実装部品の定置方法を説明するための図1のA−A矢視図。 第2実施形態のプリント回路基板を示す概略図。 第2実施形態のプリント回路基板の属性識別情報表示部を示す図10のB−B矢視図。 第2実施形態のプリント回路基板の製造方法を示すフローチャート。 識別用パッドのうち一部又は全部のパッド表面への接着剤の塗布方法を説明するための図10のB−B矢視図。 第3実施形態のプリント回路基板を示す概略図。 第3実施形態のプリント回路基板の属性識別情報表示部を示す図。 第3実施形態のプリント回路基板の製造方法を示すフローチャート。 母板を示す概略図。 母板の分割方法の第1例を説明するための図14のC−C矢視図。 母板の分割方法の第2例を説明するための図14のC−C矢視図。 母板の分割方法の第3例を説明するための図14のC−C矢視図。
符号の説明
10,10A,10B プリント回路基板
11 プリント配線板
11a 基板
11b 配線パッド
12,12A,12B 属性識別情報表示部
12a 識別用パッド
12b クリームハンダ
21 スキージ
22 マスク版
31 注射器
41 面実装部品定置器
50 母板
51 ルーター
61 金型プレス機
71 レーザ装置

Claims (5)

  1. 基板と、
    前記基板の表面に配設される識別用パッドのうち一部又は全部のパッド表面にハンダが定置されているか否かという表示によって属性を識別可能な属性識別情報を表示する属性識別情報表示部と、
    前記基板の表面に配設される配線パッドの表面に定置されるハンダを介して実装される面実装部品と、
    を備えることを特徴とするプリント回路基板。
  2. 一連の基板によって構成される母板の表面に、前記基板毎に配線パッドをそれぞれ配設させて一連のプリント配線板を生成するパッド配設工程と、
    前記プリント配線板毎に、前記配線パッドにハンダをそれぞれ定置するハンダ定置工程と、
    前記プリント配線板毎に、前記ハンダの表面に面実装部品をそれぞれ定置して一連のプリント回路基板を生成する面実装部品定置工程と、
    前記母板を前記プリント回路基板に分割する分割工程と、
    を有するプリント回路基板の製造方法において、
    前記パッド配設工程、前記ハンダ定置工程、前記面実装部品定置工程及び前記分割工程のうち少なくとも一工程内にて、属性を識別可能な属性識別情報をそれぞれ表示することを特徴とするプリント回路基板の製造方法。
  3. 前記ハンダ定置工程内にて、前記パッド配設工程によって前記母板の表面に前記基板毎に配設される識別用パッドのうち一部又は全部のパッド表面に前記ハンダを定置するか否かによって前記属性識別情報を表示することを特徴とする請求項2に記載のプリント回路基板の製造方法。
  4. 前記プリント配線板毎に、前記配線パッドの表面に接着剤を塗布し、その接着剤を介して前記面実装部品を固定する接着剤塗布工程をさらに有し、前記接着剤塗布工程内にて、前記プリント配線板毎に、前記識別用パッドのうち一部又は全部のパッド表面に定置される前記ハンダの表面に前記接着剤を塗布することを特徴とする請求項3に記載のプリント回路基板の製造方法。
  5. 前記プリント配線板毎に、前記配線パッドの表面に接着剤を塗布し、その接着剤を介して前記面実装部品を固定する接着剤塗布工程をさらに有し、前記パッド配設工程によって前記母板の表面に前記基板毎に配設される識別用パッドのうち一部又は全部のパッド表面に前記ハンダを定置するか否かによって、かつ、前記プリント配線板毎に、前記識別用パッドのパッド表面及び前記パッド表面に定置されるハンダの表面のうち一部又は全部に前記接着剤を塗布するか否かによって、前記属性識別情報を表示することを特徴とする請求項2に記載のプリント回路基板の製造方法。
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