JP2009133879A - プロジェクタ・スタンド - Google Patents

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Kazuyuki Nakamura
和之 中村
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    • A47B37/00Tables adapted for other particular purposes
    • A47B37/02Tables specially adapted to be used with domestic photographic projectors, e.g. tables with levelling arrangements
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/54Accessories
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3141Constructional details thereof

Abstract

【課題】パソコン台を別途必要とせず、持ち運びも便利であり、また、多くの見学者を相手に説明する場合にも使い勝手のよいプロジェクタ・スタンドを提供する。
【解決手段】棒状部材により枠状に形成された台座枠体2、台座枠体2から上方に向けて前後一対ずつ立設された4本の支柱3,4,5,6、前方に向かって斜め下向きに傾斜して支柱3,4,5,6の上端に取り付けられたスクリーン支持枠7、スクリーン支持枠7に付設されたスクリーン係止部材8,8、及びスクリーン係止部材によりスクリーン支持枠7に係止された半透明部材からなるスクリーン9、並びに、後方の支柱5,6の中間位置に、後方に向けて突出して付設されたパソコン棚13を備えたプロジェクタ・スタンドとする。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像投射装置(以下「プロジェクタ」という。)を用いて画像を投射するためのプロジェクタ・スタンドに関する。
従来のプロジェクタ・スタンドとしては、特許文献1,2に記載のものが公知である。
図12は、特許文献1に記載のプロジェクタ・スタンド(投写型表示装置)の斜視図である。図12のプロジェクタ・スタンド100は、基台部101、支持脚102、プロジェクタ設置部103、ミラー部104、及びスクリーン部105を備えている。プロジェクタ設置部103には、プロジェクタ106が投射レンズを上向きの状態として収容されている。また、プロジェクタ106の左右にはスピーカ107,107が設置されている。支持脚102は基台部101の上方にミラー部104及びスクリーン部105を保持している。ミラー部104は支持脚102の上端に傾斜して取り付けられており、その下面が反射鏡となっている。スクリーン部105は、ミラー部104の上端に垂直に吊持された半透明のスクリーンである。
プロジェクタ106から投射される画像は、ミラー部104で反射されてスクリーン部105の背面から投射される。これにより、スクリーン部105の前面には、プロジェクタ106から投射された画像が映し出されるようになっている。
図13は、特許文献2に記載のプロジェクタ・スタンド(講演装置)の斜視図である。図13のプロジェクタ・スタンド110は、演台111、スクリーン112、プロジェクタ113、反射鏡114、棚板115、及び支持フレーム116を備えている。
半透明のスクリーン112は演台111の上面後部に垂直に固定されている。また、演台111は後方に開講する箱形の台であり、その内部の中間の高さに、プロジェクタ113を載置するための棚板115が固定されている。また、棚板115の後方に引き出し自在に、反射鏡114を支持する支持フレーム116が設けられている。支持フレーム116は直角に曲折したフレームであり、水平部分が棚板115にレールで取り付けられ、垂直部分に反射鏡114が取り付けられている。
プロジェクタ113から投射される画像は、反射鏡114で反射され、スクリーン112の背面から投射される。これにより、スクリーン112の前面には、プロジェクタ113から投射された画像が映し出されるようになっている。
特開2000−321672号公報 特開2005−315994号公報
一般に、プロジェクタにより画像を投射する場合、プロジェクタにパソコンなどを接続し、投射する画像はパソコンなどからプロジェクタに送信する。すなわち、上記従来の各プロジェクタ・スタンドを使用する場合、プロジェクタにパソコンを接続する必要がある。従って、上記従来のプロジェクタ・スタンドを使用する場合には、別途パソコンを載置するための台を別途用意する必要があり、不便であるという問題がある。
また、上記従来の各プロジェクタ・スタンドは、各部品が容易に分解・組み立てできるようには構成されていないため、持ち運びが不便であるという問題がある。
更に、展示会のブースなどにおいてプロジェクタ・スタンドを利用する場合において、多数の見学者を相手に出展者が画像を示しながら説明する場合、出展者は各見学者と向かい合って説明をしたほうが便利である。しかしながら、上記従来の各プロジェクタ・スタンドは、スクリーンが垂直に設置されているため、出展者がスクリーンに映し出された画像を示す場合、一部の見学者に背を受ける状態とならざるを得ない場合がある。
例えば、出展者がスクリーンの右側に立ってスクリーン上の画像を示しながら説明する場合、スクリーンの正面から左側にいる見学者はスクリーン全体を見ることができるが、スクリーンの右側にいる見学者は出展者の体が邪魔となってスクリーン全体を見ることができない場合がある。
したがって、上記従来の各プロジェクタ・スタンドは、多数の見学者を相手に説明する場合に、使い勝手の点で改善の余地があるといえる。
そこで、本発明の目的は、パソコン台を別途必要とせず、持ち運びも便利であり、また、多くの見学者を相手に説明する場合にも使い勝手のよいプロジェクタ・スタンドを提供することにある。
本発明のプロジェクタ・スタンドの第1の構成は、棒状部材により枠状に形成された台座枠体と、
棒状部材で構成され前記台座枠体の前後に上方に向けて立設された少なくとも3本の支柱と、
棒状部材で枠状に構成され前方に向かって斜め下向きに傾斜して前記支柱上端に取り付けられたスクリーン支持枠体と、
前記スクリーン支持枠体に付設されたスクリーン係止部材と、
前記スクリーン係止部材により前記スクリーン支持枠体に係止された半透明部材からなるスクリーンと、
後方の前記支柱の中間位置に、後方に向けて突出して付設されたパソコン棚と、
を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、台座枠体を床に置き、その枠内に市販のプロジェクタを、投射方向を後方に向けて載置する。そして、プロジェクタの後方に斜め上方に向けて、プロジェクタの投影画像がスクリーン背面に写るように調整して反射鏡を設置する。これにより、プロジェクタの投影画像をスクリーン上に映し出すことができる。
ここで、プロジェクタ・スタンドの後方の一対の支柱の中間位置にパソコン棚が付設されているため、プロジェクタにより映し出す画像を出力するためのパソコンを置く机を別途用意する必要がなく、利便性は高い。また、パソコン台を一体化したことで、きわめてコンパクトな構成となる。
また、スクリーンが前方に向かって斜め下向きに傾斜して前記支柱上端に取り付けられ、その背後にパソコン棚を配置したことにより、プロジェクタ・スタンドを使用して説明を行う際、説明者はスクリーンの後側に立ってパソコンを操作しながら前方のスクリーンに画像を映し出すことができる。そして、視聴者に対して向かい合った状態で、画像を参照しながら説明を行うことができる。従って、展示会のブースなどで多数の視聴者に対して説明を行う際にも、説明者の位置が邪魔になって一部の視聴者に画像が見えなくなる状況が生じることがなくなる。
本発明のプロジェクタ・スタンドの第2の構成は、前記第1の構成において、前記台座枠体、4本の前記支柱、及び前記スクリーン支持枠体は、パイプ部材及び継手を組み合わせて組み立て・分解自在に構成されていることを特徴とする。
このように、台座枠体、4本の支柱、及びスクリーン支持枠体を組み立て・分解自在なパイプ部材及び継手により構成することにより、プロジェクタ・スタンドの運搬がきわめて容易となる。
本発明のプロジェクタ・スタンドの第3の構成は、前記第2の構成において、前記台座枠体及び前記スクリーン支持枠体は、パイプ部材及び継手を組み合わせて構成されており、その外郭寸法が、前記スクリーンと略同一であることを特徴とする。
このように、台座枠体及びスクリーン支持枠体の外郭寸法をスクリーンの外郭寸法と同一に構成することにより、運搬時において、プラスチック板、アクリル板、あるいはガラス板等の損傷を受けやすい部材で構成されるスクリーンを、台座枠体とスクリーン支持枠体とで丁度挟みこむことができる。これにより、損傷を受けやすいスクリーンを、台座枠体及びスクリーン支持枠体をその保護枠として、安全に運搬できるようになる。
本発明のプロジェクタ・スタンドの第4の構成は、前記第3の構成において、前記スクリーン、前記台座枠体、及び前記スクリーン支持枠体は方形状に形成されており、前記台座枠体は対向する一対の辺が伸縮部材により構成され、前記伸縮部材を伸縮させることでその外郭寸法を前記スクリーンと略同一とすることができることを特徴とする。
このように、台座枠体の対向する一対の辺を伸縮可能とすることで、運搬時には、台座枠体の外郭寸法をスクリーンの外郭寸法と同一とし、スクリーンを安全に運搬することが可能となる。一方、組み立て時には、台座枠体の伸縮部材を伸縮させて、反射鏡やプロジェクタを配置可能な最適な大きさの領域を確保することが可能となる。また、反射鏡とプロジェクタの設置位置を最適化して、結果的に、より歪みや焦点ずれの少ない画像を、傾斜したスクリーンに投影することが可能となる。
本発明のプロジェクタ・スタンドの第5の構成は、前記第1乃至4の何れかの構成において、前記台座枠体の前方及び後方側の枠の一部に、光軸設定用のマークが付されていることを特徴とする。
このように、台座枠体の前方及び後方側の枠の一部に、光軸設定用のマークを付すことにより、プロジェクタや反射鏡を設置する際に光軸を合わせるのが容易となり、設置作業が簡単化される。
本発明のプロジェクタ・スタンドの第6の構成は、前記第1乃至4の何れかの構成において、前記台座枠体の内側に設置され、反射面が水平面に対して傾斜する反射鏡を備え、前記反射鏡の反射面の傾斜角は、0から45度の角度にさらに、前記スクリーン支持枠体の水平面からの傾斜角度の2分の1を加えた値に設定されていることを特徴とする。
このように、反射鏡の傾斜角度を設定することによって、歪みや焦点ずれの少ない画像の投影のために、反射鏡の位置、反射鏡の角度、プロジェクタの位置、プロジェクタの角度という4つのパラメータの組み合わせで調整していたスクリーンへの画像投影が、基本的には、反射鏡の位置と、プロジェクタの位置だけになり、きれいな画像表示のための最適な配置条件を見つける設置作業が大幅に簡単化される。
以上のように、本発明のプロジェクタ・スタンドによれば、後方の一対の支柱の中間位置にパソコン棚が付設したことで、プロジェクタにより映し出す画像を出力するためのパソコンを置く机を別途用意する必要がなく、利便性が向上する。
また、展示会のブースなどで多数の視聴者を前に説明者がプロジェクタ・スタンドに画像を投射して説明する際に、スクリーンは説明者の手前にあるため、視聴者と説明者とが常に対面した状態で説明を行うことができる。従って、説明を行う際の使い勝手がよい。また、説明者の位置が邪魔になって一部の視聴者に画像が見えなくなる状況が生じることもなくなる。
更に、台座枠体、4本の支柱、及びスクリーン支持枠体を組み立て・分解自在なパイプ部材及び継手により構成することにより、プロジェクタ・スタンドの運搬がきわめて容易となる。
更に、台座枠体とスクリーン支持枠体は、幅及び奥行きの寸法がスクリーンとほぼ同一な構成となっており、運搬時には、台座枠体とスクリーン支持枠体でスクリーンを挟みこむことができ、プロジェクタ・スタンドの運搬がより安全になる。
更に、設置時には、台座枠体の奥行きを延長することができる構成により、反射鏡とプロジェクタの配置範囲を広げることができ、また同時に光軸設定用マークを利用し、さらに、反射鏡の角度をスクリーンの傾斜角度に対応した角度に調整することで、より歪みや焦点ずれの少ない画像をスクリーンへ投影できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施例1に係るプロジェクタ・スタンド1を斜め前方から見た斜視図である。図2は、本発明の実施例1に係るプロジェクタ・スタンド1を左側方からみた斜視図である。
本実施例1のプロジェクタ・スタンド1は、台座枠体2、前側支柱3,4、後側支柱5,6、スクリーン支持枠体7、スクリーン係止部材8、及びスクリーン9を備えている。
台座枠体2は、パイプ部材により矩形枠状に形成されている。台座枠体2の前側辺及び後側辺の中央部分には、プロジェクタ及び反射鏡の光軸合わせを行うための光軸設定用マーク10,11が付されている。
また、台座枠体2の左右側辺には、それぞれ、前側支柱3,4が垂直に立設されている。台座枠体2の後側辺には、後側支柱5,6が立設されている。これらの支柱は、いずれもパイプ部材により構成されている。前側支柱3,4の高さは後側支柱5,6の高さよりも低く、また、左右の前側支柱3,4の高さは同じであり、左右の後側支柱5,6の高さも同じである。
前側支柱3,4及び後側支柱5,6の上端には、パイプ部材により矩形状に構成されたスクリーン支持枠体7が取り付けられている。前側支柱3,4の高さは後側支柱5,6の高さよりも低いので、スクリーン支持枠体7は前方に向かって斜め下向きに傾斜した状態となる。また、スクリーン支持枠体7の下辺の左右隅部には、鈎状のスクリーン係止部材8,8が付設されている。そして、このスクリーン係止部材8,8により係止された状態で、スクリーン支持枠体7上にスクリーン9が設置されている。スクリーン9は白布、乳白色の半透明プラスチック、磨りガラスのような半透明部材によって構成されている。
一方、図2に示すように、スクリーン9の背後の後側支柱5,6に、後方に向かって水平にパソコン棚支持体12が突出して付設されている。そして、パソコン棚支持体12の上部には、板状部材からなるパソコン棚13が設置されている。
台座枠体2、前側支柱3,4、後側支柱5,6、スクリーン支持枠体7、及びパソコン棚支持体12は、いずれもパイプ部材を脱着自在な継手により嵌め合わせて構成されている。従って、これらの枠体は容易に分解・組み立てが容易であり、設置場所まで分解して運び設置場所でプロジェクタ・スタンド1を組み立てることが容易にできる。
さらに、台座枠体2とスクリーン支持枠体7は、スクリーン9とほぼ同一の幅、奥行きと構成されており、運搬時には、スクリーン9を、台座枠体2とスクリーン支持枠体7で挟み込み保護し、この状態で運搬用のバッグ等へ入れて安全に運搬することができる。
以上のように構成された本実施例1のプロジェクタ・スタンド1について、以下その使用方法を説明する。
図3及び図4は、実施例1に係るプロジェクタ・スタンド1の使用状態を表す斜視図である。プロジェクタ・スタンド1を使用する際には、まず、台座枠体2の枠内に、投射方向を後側水平乃至後側斜め上方に向けてプロジェクタ20を設置する。次に、台座枠体2の枠内のプロジェクタ20の後側に、反射鏡21を設置する。反射鏡21は、反射面が前斜め上方を向くように設置するとともに、反射面がプロジェクタ20の光軸上にくるようにする。そして、プロジェクタ20の電源を入れて投射し、反射鏡21で反射されたプロジェクタ20の投影画像がスクリーン9の裏面中央にくるように、プロジェクタ20の位置・傾斜角度及び反射鏡21の位置・傾斜角度を調節する。
このとき、光軸設定用マーク10,11を参照して、プロジェクタ20の照射レンズと反射鏡21とが光軸設定用マーク10,11を結ぶ直線の上方に来るように合わせることにより、光軸を容易に合わせることができる。
最後に、パソコン棚13上にパソコン22を設置し(図4参照)、パソコン22とプロジェクタ20を接続して設置が完了する。
展示会のブースなどにおいてプロジェクタ・スタンド1を使用して説明を行う場合、説明者はパソコン棚13の後方側(図4の位置S)に立つ。視聴者は、スクリーン9の前方に立つ。説明者は、パソコン22を操作しながらスクリーン9に画像を表示させ視聴者に対して説明を行う。このように、プロジェクタ・スタンド1を使用すれば、説明者は視聴者と常に対面した状態で説明を行うことができる。そして、スクリーン9が説明者の陰に隠れることがないため、多数の視聴者がいる場合であっても説明をスムーズに行うことが可能となる。
図5は、本発明の実施例2に係るプロジェクタ・スタンド31を斜め前方から見た斜視図である。図6は、本発明の実施例2に係るプロジェクタ・スタンド31を左側方からみた斜視図である。図5,6のプロジェクタ・スタンド31は、台座枠体32、前側支柱33,34、後側支柱35,36、スクリーン支持枠体37、スクリーン係止部材38,38、スクリーン39、パソコン棚支持体40、パソコン棚支柱41、及びパソコン棚42を備えている。
本実施例2のプロジェクタ・スタンド31が、実施例1のプロジェクタ・スタンド1の構成と異なる特徴的部分は、台座枠体32が奥行き方向に伸張する点、及びパソコン棚42の下に、パソコン棚支柱41が設けられている点である。台座枠体32が奥行き方向に伸張することから、実施例1(図1,図2)に比較して、後側支柱35,36の支柱の長さが長くなり、後側支柱35,36の傾斜もより大きくなっている。
台座枠体32は、パイプ部材により矩形枠状に形成されている。台座枠体32の前側辺の中央部分には、プロジェクタ及び反射鏡の光軸合わせを行うための光軸設定用マーク45が付されている。また、台座枠体32は、左側辺32a,右側辺32bが伸縮パイプにより構成されている。即ち、左側辺32a,右側辺32bの前側部分の大径パイプ部材50,50に、後側部分の小径パイプ部材51,51が内挿され、小径パイプ部材51,51は大径パイプ部材50,50内を出入り自在に摺動する構成とされている。小径パイプ部材51,51を大径パイプ部材50,50から出し入れすることによって左側辺32a,右側辺32bを伸縮させることができる。
台座枠体32の左右側辺の前部には、それぞれ、前側支柱33,34が垂直に立設されている。台座枠体32の後側辺には、後側支柱35,36が立設されている。これらの支柱は、いずれもパイプ部材により構成されている。前側支柱33,34の高さは後側支柱35,36の高さよりも低く、また、左右の前側支柱33,34の高さは同じであり、左右の後側支柱35,36の高さも同じである。前側支柱33,34は台座枠体32に回転自在なT字継手52,52により結合されており、後側支柱35,36は台座枠体32に回転自在なT字継手53,53により結合されている。また、前側支柱33,34の上端は「く」の字状に屈曲したくの字継手54,54及びT字継手55,55により結合されている。T字継手55,55は回転自在である。
後側支柱35,36は、下部パイプ56,T字継手57,及び上部パイプ58により構成されている。下部パイプ56の下端は、T字継手53に抜き差し自在に挿入されている。T字継手57は下部パイプ56と上部パイプ58とを回転自在に結合しており、下部パイプ56はT字継手57に抜き差し自在とされている。上部パイプ58は、スクリーン支持枠体37にT字継手59により結合されている。T字継手59は回転自在とされている。尚、左右のT字継手57,57の間は、T字継手60,渡し棒61,T字継手60の結合体により接続されている。尚、T字継手60,60は渡し棒61に対して回転自在である。
前側支柱33,34及び後側支柱35,36の上端には、パイプ部材62,63,63,64とT字継手55,55,59,59により矩形状に構成されたスクリーン支持枠体37が取り付けられている。前側支柱33,34の高さは後側支柱35,36の高さよりも低いので、スクリーン支持枠体37は前方に向かって斜め下向きに傾斜した状態となる。また、スクリーン支持枠体37の下辺の左右隅部には、鈎状のスクリーン係止部材38,38が付設されている。そして、このスクリーン係止部材38,38により係止された状態で、スクリーン支持枠体37上にスクリーン39が設置されている。スクリーン39は白布、乳白色の半透明プラスチック、磨りガラスのような半透明部材によって構成されている。
一方、図6に示すように、スクリーン39の背後の後側支柱35,36間渡された渡し棒61の左右両端のT字継手60,60には、後方に向かって水平にパソコン棚支持体40が突出して付設されている。そして、パソコン棚支持体40の上部には、板状部材からなるパソコン棚42が設置されている。パソコン棚支持体40は、左右のL字型のパイプ部材65,65がT字継手66により回転自在に結合されたコの字型に形成されている(図10参照)。また、パソコン棚支持体40の後側辺の中央のT字継手66は、台座枠体32の後側辺の中央に回転自在に設けられたT字継手67にパソコン棚支柱41によって接続されている。
尚、図6では、パソコン棚支柱41は、一本となっているが、他の支柱と同様に2本構成としてもかまわない。
図7及び図8は、実施例2に係るプロジェクタ・スタンド31の使用状態を表す斜視図である。プロジェクタ・スタンド31を使用する際には、まず、台座枠体32の枠内に、投射方向を後側水平乃至後側斜め上方に向けてプロジェクタ20を設置する。次に、台座枠体32の枠内のプロジェクタ20の後側に、反射鏡21を設置する。反射鏡21は、反射面が前斜め上方を向くように設置するとともに、反射面がプロジェクタ20の光軸上にくるようにする。そして、プロジェクタ20の電源を入れて投射し、反射鏡21で反射されたプロジェクタ20の投影画像がスクリーン39の裏面中央にくるように、プロジェクタ20の位置・傾斜角度及び反射鏡21の位置・傾斜角度を調節する。
このとき、光軸設定用マーク45及びT字継手67の位置を参照して、プロジェクタ20の照射レンズと反射鏡21とが光軸設定用マーク45及びT字継手67を結ぶ直線の上方に来るように合わせることにより、光軸を容易に合わせることができる。
また、台座枠体32の左右辺の伸縮パイプ(大径パイプ部材50及び小径パイプ部材51)を伸ばして奥行きを延長することで、反射鏡21と、プロジェクタ20の配置可能範囲を広げる。これにより、より歪みや焦点ずれが少ない品質のよい画像をスクリーン39に投影する条件を見つけやすくなる。
さらに、このとき、反射鏡21の傾斜角度を、0度〜45度の角度にさらに、スクリーン39の水平からの傾斜角度の2分の1を加えた値に設定する。たとえば、スクリーン39が水平から45度の傾斜角を持っている場合、反射鏡21の傾斜角度は、67.5度に設定するとよい。これにより、反射鏡21の傾斜角度は最適化され、反射鏡21の位置とプロジェクタ20の位置、あるいは、反射鏡21の位置とプロジェクタ20の傾斜角度の調整により、光軸を容易に合わせることができる。
最後に、パソコン棚42上にパソコン22を設置し(図8参照)、パソコン22とプロジェクタ20を接続して設置が完了する。
次に、プロジェクタ・スタンド31を分解して収納する場合について説明する。まず、プロジェクタ・スタンド31からスクリーン39を取り外す。スクリーン39は、スクリーン支持枠体37上に載置され、スクリーン係止部材38,38で係止されているだけであるため、簡単に取り外すことができる。
次に、図9に示したように、くの字継手54,54を前側支柱33,34から抜き、後側支柱35,36のT字継手57,57を下部パイプ56,56から抜き、パソコン棚支持体40のT字継手66(図10参照)をパソコン棚支柱41をから抜いて、スクリーン支持枠体7,パソコン棚支持体12,パソコン棚13を含む上部ユニット70を取り外す。さらに、前側支柱33,34をT字継手52,52から抜き、後側支柱35,36の下部パイプ56,56をT字継手53,53から抜き、パソコン棚支柱41をT字継手67から抜いて、台座枠体32を分離する。以上の分解をした状態を図9に示す(スクリーン39は省略)。
次に、図10に示すように、台座枠体32については、左右の辺の小径パイプ部材51を大径パイプ部材50内に収容して伸縮パイプを収縮させる。また、T字継手52,52,53,53,67を枠内側に回転させて出っ張りを枠内に収容する。これにより、台座枠体32の外郭寸法は、スクリーン39の外郭寸法と略等しくなる。
一方、上部ユニット70については、T字継手55,55をスクリーン支持枠体37の枠内側に回転させて出っ張りを枠内に収容する。さらに、T字継手59,59、T字継手60,60、及びT字継手66をスクリーン支持枠体37の枠内側に回転させて、後側支柱35,36の上部パイプ58,58及びパソコン棚支持体40をスクリーン支持枠体37の枠内に収容する。
以上のような折り畳みを行った状態を図10に示す。この状態では、台座枠体32の外郭寸法及び上部ユニット70の外郭寸法はスクリーン39の外郭寸法と略等しくなる。
最後に、図11に示すように、スクリーン39を台座枠体32と上部ユニット70で挟んで、バッグ75に収容する。
このように、運搬時には、台座枠体32の外郭寸法をスクリーン39の外郭寸法とほぼ同一にして、台座枠体32及び上部ユニット70をスクリーン39の運搬保護材として用いることが可能となる。
本発明の実施例1に係るプロジェクタ・スタンドを斜め前方から見た斜視図である。 本発明の実施例1に係るプロジェクタ・スタンドを左側方からみた斜視図である。 実施例1に係るプロジェクタ・スタンド1の使用状態を表す斜視図である。 実施例1に係るプロジェクタ・スタンド1の使用状態を表す斜視図である。 本発明の実施例2に係るプロジェクタ・スタンドを斜め前方から見た斜視図である。 本発明の実施例2に係るプロジェクタ・スタンドを左側方からみた斜視図である。 実施例2に係るプロジェクタ・スタンド1の使用状態を表す斜視図である。 実施例2に係るプロジェクタ・スタンド1の使用状態を表す斜視図である。 プロジェクタ・スタンド31を分解をした状態を示す図である。 プロジェクタ・スタンド31を分解後折り畳んだ状態を示す図である。 プロジェクタ・スタンド31をバッグに収納した状態を示す図である。 特許文献1に記載のプロジェクタ・スタンド(投写型表示装置)の斜視図である。 特許文献2に記載のプロジェクタ・スタンド(講演装置)の斜視図である。
符号の説明
1 プロジェクタ・スタンド
2 台座枠体
3,4 前側支柱
5,6 後側支柱
7 スクリーン支持枠体
8 スクリーン係止部材
9 スクリーン
10,11 光軸設定用マーク
12 パソコン棚支持体
13 パソコン棚
20 プロジェクタ
21 反射鏡
22 パソコン
31 プロジェクタ・スタンド
32 台座枠体
32a 左側辺
32b 右側辺
33,34 前側支柱
35,36 後側支柱
37 スクリーン支持枠体
38,38 スクリーン係止部材
39 スクリーン
40 パソコン棚支持体
41 パソコン棚支柱
42 パソコン棚
45 光軸設定用マーク
50 大径パイプ部材
51 小径パイプ部材
52,53,55,57,59,60,66,67 T字継手
54 くの字継手
56 下部パイプ
58 上部パイプ
61 渡し棒
62,63,64,65 パイプ部材
70 上部ユニット
75 バッグ



Claims (6)

  1. 棒状部材により枠状に形成された台座枠体と、
    棒状部材で構成され前記台座枠体の前後に上方に向けて立設された少なくとも3本の支柱と、
    棒状部材で枠状に構成され前方に向かって斜め下向きに傾斜して前記支柱上端に取り付けられたスクリーン支持枠体と、
    前記スクリーン支持枠体に付設されたスクリーン係止部材と、
    前記スクリーン係止部材により前記スクリーン支持枠体に係止された半透明部材からなるスクリーンと、
    後方の前記支柱の中間位置に、後方に向けて突出して付設されたパソコン棚と、
    を備えたことを特徴とするプロジェクタ・スタンド。
  2. 前記台座枠体、4本の前記支柱、及び前記スクリーン支持枠体は、パイプ部材及び継ぎ手を組み合わせて組み立て・分解自在に構成されていることを特徴とする請求項1記載のプロジェクタ・スタンド。
  3. 前記台座枠体及び前記スクリーン支持枠体は、パイプ部材及び継ぎ手を組み合わせて構成されており、その外郭寸法が、前記スクリーンと略同一であることを特徴とする請求項2記載のプロジェクタ・スタンド。
  4. 前記スクリーン、前記台座枠体、及び前記スクリーン支持枠体は方形状に形成されており、
    前記台座枠体は対向する一対の辺が伸縮部材により構成され、前記伸縮部材を伸縮させることでその外郭寸法を前記スクリーンと略同一とすることができることを特徴とする請求項3記載のプロジェクタ・スタンド。
  5. 前記台座枠体の前方及び後方側の枠の一部に、光軸設定用のマークが付されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一記載のプロジェクタ・スタンド。
  6. 前記台座枠体の内側に設置され、反射面が水平面に対して傾斜する反射鏡を備え、
    前記反射鏡の反射面の傾斜角は、0から45度の角度にさらに、前記スクリーン支持枠の水平面からの傾斜角度の2分の1を加えた値に設定されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一記載のプロジェクタ・スタンド。

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