JP2009133699A - 角度検出器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両利用者に被操作部材の回動操作時の違和感を抑制することが可能な角度検出器を提供することを目的とする。
【解決手段】 スロットルグリップ(被操作部材)1の操作量に応じて回動する第1の歯車2を有する磁石(磁性部材)3を備えたヨーク(磁性部材)4と、このヨーク4の回動に伴う磁界強度の変化を検出するホールIC(磁気検出手段)5と、第1の歯車2の回動に伴って回動する第2の歯車6を有するとともにヨーク4の回動中心軸とは異なる他の回動中心軸を中心として回動する回動体(回動部材)7と、ヨーク4とホールIC5と回動体7とを収納する空洞部8を有するケース(枠体)9と、一方の端部が回動体7に固定されるとともに他方の端部がケース9に固定され、スロットルグリップ1を初期位置に付勢する渦巻きばね(弾性部材)10と、を備え、第1、第2の歯車2、6をはすば歯車としたものである。
【選択図】 図2

Description

本発明は、自動車や二輪車を代表とする各種車両の被操作部材の操作量(回動角)を検出する角度検出器に関するものである。
従来の角度検出器は、オートバイ等の被操作部材であるスロットルグリップに設けられる角度検出器として用いられる場合があり、この構成としては、第1の歯車を有しスロットルグリップの操作量に応じて回動する第1の回動部材と、前記第1の歯車に連結される第2の歯車を有し第1の回動部材の回動中心軸とは異なる他の回動中心軸を中心として回動する第2の回動部材と、前記第2の回動部材の回動位置を検出する位置検出手段と、前記第1,第2の回動部材と前記位置検出手段とを収納する枠体と、前記第1の回動部材を初期位置に付勢する弾性部材と,を備えたものである(例えば、特許文献1参照)。
実開平3−48304公報
しかしながら、このような角度検出器は、前記第1、第2の歯車の噛み合いによって振動が発生し、この振動が運転者に伝わってしまい、スロットルグリップの回動操作時に違和感を与えてしまうといった問題点を有している。
そこで、本発明は前述した問題点に着目し、車両利用者に被操作部材の回動操作時の違和感を抑制することが可能な角度検出器を提供することを目的とする。
本発明は、被操作部材の操作量に応じて回動する第1の歯車を有する磁性部材と、この磁性部材の回動に伴う磁界強度の変化を検出する磁気検出手段と、前記第1の歯車の回動に伴って回動する第2の歯車を有するとともに前記磁性部材の回動中心軸とは異なる回動中心軸を中心として回動する回動部材と、前記磁性部材と前記磁気検出手段と前記回動部材とを収納する枠体と、一方の端部が前記回動部材に固定されるとともに他方の端部が前記枠体に固定され、前記被操作部材を初期位置に付勢する弾性部材と、を備え、前記第1、第2の歯車をはすば歯車としたものである。
また、本発明は、前記第1、第2の歯車の歯のねじれ角を45度としたものである。
本発明によれば、所期の目的を達成でき、車両利用者に被操作部材の回動操作時の違和感を抑制することが可能な角度検出器を提供することができる。
以下、添付図面に基づいて本発明の第1実施形態を説明する。第1実施形態は、本発明の角度検出器を、例えば二輪車のハンドルバーに回動可能に設けられたスロットルグリップの操作量を検出するスロットル開度検出装置に適用したものである。
本実施形態のスロットル開度検出装置Tは、スロットルグリップ(被操作部材)1の操作量に応じて回動する第1の歯車2を有する磁石(磁性部材)3を備えたヨーク(磁性部材)4と、この磁石3とヨーク4との回動に伴う磁界強度の変化を検出するホールIC(磁気検出手段)5と、第1の歯車2の回動に伴って回動する第2の歯車6を有するとともにヨーク4の回動中心軸R1とは異なる他の回動中心軸R2を中心として回動する回動体(回動部材)7と、ヨーク4とホールIC5と回動体7とを収納する空洞部8を有するケース(枠体)9と、一方の端部が回動体7に固定されるとともに他方の端部がケース9に固定され、スロットルグリップ1を初期位置に付勢する渦巻きばね(弾性部材)10とを備えたものである。なお、14は、ホールIC5からの電気信号を図示しない外部制御部であるエンジンコントロールユニットに伝達するための複数の電気コードであり、15は、ホールIC5を搭載する回路基板である。
スロットルグリップ1は、二輪車のスロットル開度を調整するものであり、ポリアセタール等の合成樹脂材料からなり、二輪車のハンドルバー11の外周部を覆うように取り付けられ、ケース9の空洞部8内に収納される第1の鍔部1aと、この第1の鍔部1aの右方において第1の鍔部1aとは所定間隔を設けて並設される第2の鍔部1bとを備え、第2の鍔部1bは、ケース9と後述するラバーグリップ12との間に介在する構成となっている。そして、本実施形態では、第1の鍔部1aの外周部1cが、後述する被検出体13の環状溝部と嵌め合わされることで、スロットルグリップ1の操作量(回動操作)に応じて被検出体13が連動して回動する構成となっている。
1d、1eは、第1の鍔部1aの外周部1cから外側に向けて、突出形成されたフランジであり、このうち、図2中、右側に位置するフランジ1dは、スロットルグリップ1が初期位置である回動始点に戻った際(つまり、スロットルグリップ1の回動操作が解除された際)に、ケース9の後述するスロットルグリップ1の回動始点を規定するストッパ16と当接するとともに、被検出体13と当接するものである。また、図2中、左側に位置するフランジ1eは、スロットルグリップ1が回動終点まで操作した際に、ケース9の後述するスロットルグリップ1の回動終点を規定するストッパ16aと当接するものである。
また、図1中、鍔部1bの右側には、スロットルグリップ1の外周部を覆うようにゴム材からなるラバーグリップ12が取り付けられている。従って、前記運転者がラバーグリップ12を把持して操作すると、スロットルグリップ1が回動し、これによりスロットルグリップ1の鍔部1aに設けたフランジ3dが被検出体13に当接し、被検出体13を回動させるようになっている。
被検出体13は、スロットルグリップ1の操作量に応じて回動するものであり、磁石3とヨーク4及び樹脂フレーム13aとから構成されている。本実施形態では、ヨーク4は一対で、樹脂フレーム13aを挟んで保持しており、磁石3も一対で、樹脂フレーム13aに設けた後述する2つの貫通孔部13bに各々埋設され一対のヨーク4とで閉磁気回路Mを形成するものである。
磁石3は、例えばサマリウム−コバルト等の磁性材料からなり、磁界を発生するものである。本実施形態では、略円板状(略円柱形状)に成形された第1の磁石3aと、この第1の磁石3aと同一形状、同一板厚の第2の磁石3bとからなり、各磁石3a、3bは樹脂フレーム13aの貫通孔部13bにそれぞれ埋設され、その磁力(前記磁気的結合力)によってヨーク4と磁気的に結合保持してなるものである。
ヨーク4は、略半円環板状からなる第1のヨーク4aと、この第1のヨーク4aと同一形状、同一板厚であって、第1のヨーク4aとは所定の一定間隔を有して対向するように配設される第2のヨーク4bとからなる。各ヨーク4a、4bは、ともに鉄等の金属材からなり、打ち抜き加工等により形成され、ヨーク4aは、樹脂フレーム13aの後述する第1の載置部13c上に載置され、ヨーク4bは、同様に樹脂フレーム13aの後述する第2の載置部13d上に載置されている。
各磁石3a、3bと各ヨーク4a、4bとで磁気ヘッド(磁性部材)Hを構成している。磁石3a、3bは、対向配置される各ヨーク4a、4bにおける両端部の間においてN極、S極が互いに反対向きをなすように着磁されているため、各磁石3a、3bと各ヨーク4a、4bとにより閉磁気回路Mが形成されることになる。
具体的には、図3に示すように第1の磁石3aは、第1のヨーク4a側がN極、第2のヨーク4b側がS極となるように着磁され、これとは逆に、第2の磁石3bは、第2のヨーク4b側がN極、第1のヨーク4a側がS極となるように着磁されており、各磁石3a、3bの発する磁場が、各ヨーク4a、4bに各々誘導されることで、図3中、矢印で示す方向には各ヨーク4a、4bと各磁石3a、3bとで略ループ状の閉磁気回路Mが形成されるようになっている。
樹脂フレーム13aは、合成樹脂材料からなり、スロットルグリップ1の外周部1cの図2中下側を覆うように略半円環板状に形成される。かかる樹脂フレーム13aは、樹脂フレーム13aの両端で、かつ側面中央から外方に突出し、ベース部よりも肉薄の一対のフランジ部13eを備えている。各フランジ部13eには、各磁石3a、3bを配設(埋設)すべく形成された円形の貫通孔部13bと、各ヨーク4a、4bを載置すべく切り欠き形成された段部からなる第1、第2の載置部13c、13dとが形成されている。
なお、13fは、スロットルグリップ1の外周部1cと嵌合する略凹部形状からなる溝部であり、さらに、本実施形態では、スロットルグリップ1側であって、ベース部の長手方向に沿い延びる一側面13gには、ベース部の外形形状に対応するように略半円環板状の延長部13hが連続形成されており、この延長部13hの外周側には、適宜数の連続歯が形成された第1の歯車2が形成されている。第1の歯車2は、スロットルグリップ1の操作量に応じて回動するものでる。この第1の歯車2の歯は、はすば歯車であり、第2の歯車6と噛み合うものである。また、第1の歯車2の歯のねじれ角は、45度である。
なお、樹脂フレーム13aは、スロットルグリップ1のフランジ1d、1eとの間に位置しており、スロットルグリップ1の回動中心軸R1を中心としたフランジ1d、1eとでなす角度は、樹脂フレーム13aの占める角度より大きいため、スロットルグリップ1のフランジ1d、1eと樹脂フレーム13aとの間に空間を形成している。
ホールIC5は、閉磁気回路Mの内部に配設され、閉磁気回路Mの内部に生じる漏洩磁界を検出するものである。スロットルグリップ1の操作量に応じて回動する磁石3とヨーク4との回動動作に伴う磁界強度の変化を検出する。ホールIC5は、各ヨーク4a、4b間に位置しており、各ヨーク4a、4b並びにこれを磁気結合してなる各磁石3a、3bの回動に伴う前記漏洩磁界の変化を電気信号に変換し、かかる電気信号を電気コード14を通じて外部に出力するものである。なお、本実施形態の場合、ホールIC5は、各磁石3a、3bの回動軌道上に配設されているものの、回動する各磁石3a、3bとは、当接(接触)しないようになっている。なお、本実施形態では、磁気検出手段として、ホールIC5を用いているが、本実施形態に限定されるものではなく、MR素子(半導体磁気抵抗素子)等を用いてもよい。
回転体7は、合成樹脂材料からなり、断面略凸形状に形成され、図1中右側に円盤部7aと、この円盤部7aの図1中左側に突出する略円柱形状の突出部7bとを備え、円盤部7aの外周部には、適宜数の連続歯が形成された第2の歯車6が形成されている。この第2の歯車6は、はすば歯車であり、第1の歯車2と噛み合うものである。また、第2の歯車6の歯のねじれ角は、45度である。回転体7は、第1の歯車2と噛み合い樹脂フレーム13aの回動に伴い回動する。
また、7cは、突出部7bの形成される方向とは反対側となる円盤部7a右側の略中央部に形成された凸形状からなる第1の突起部であり、7dは、突出部7bの略中央部に突出形成された凸形状からなる第2の突起部であり、各突起部7c、7dが、ケース9形成される後述する第1、第2の位置決め孔にそれぞれ位置決めされることで、回転体7がケース9に対して回動可能に保持されるようになっている。そして、回転体7は、その回転中心軸R2がスロットルグリップ1の回動中心軸R1に対して略平行となるようにケース9に配設される。また、渦巻きばね10の後述する一方の端部を位置決め固定するための略円形の貫通孔7eが形成されている。
ケース9は、アルミニウム等の非磁性金属材料をはじめとする各種金属材料もしくは合成樹脂材料からなり、上側ケース9aと下側ケース9bとに分割形成されている。上側ケース9aと下側ケース9bとの間に形成される空洞部8は、被検出体13、ホールIC5及び回転体7などの各部材を収納している。
上側ケース9aは、所定間隔を隔てて対向配置される一対の半円状平板部9c、9dと、各半円状平板部9c、9dの曲面側開口を塞ぐ曲面壁部9eとから主に構成されている。なお、9fは、スロットルグリップ1の回動操作時にスロットルグリップ1に設けたフランジ1d、1eが当接して、スロットルグリップ1の回動位置を規制するスロットルグリップストッパ16、16a及び被検出体ストッパ17を備えた突部であり、この突部9fは、曲面壁部9eに一体的に形成されている。スロットルグリップストッパ16は、スロットルグリップ1の回動始点を規定するものであり、スロットルグリップストッパ16aは、スロットルグリップ1の回動終点を規定するものであり、被検出体ストッパ17は、被検出体13の回動始点を規定するものである。
一方、下側ケース9bは、所定間隔を隔てて対向配置される一対の略矩形状からなる第1、第2の平板部9g、9hと、ハンドルバー2側となる各平板部9g、9hの上部側開口を除いた他の開口である下部側開口及び一対の側部側開口を塞ぐ略「コ」字形状の壁部9iとから主に構成されている。なお、上側ケース9a、下側ケース9bは、非磁性金属材料からなる図示しないボルト等の適宜固定手段によって固定される。
下側ケース9bの第1の平板部9gには、回転体7の第1の突起部7cを位置決め固定するための第1の位置決め穴9jが形成され、第2の平板部9hには、回転体7の第2の突起部7dを位置決め固定するための第2の位置決め孔9kとが形成されている。また、渦巻きばね10の後述する他方の端部を位置決め固定するための第2の穴部9mが形成されている。
渦巻きばね10は、被検出体13を回動始点(初期位置)まで復帰するものであり、本実施形態では、図2中、反時計回り方向に回動する力を被検出体13に加えている。
渦巻きばね10は、突出部7bを取り囲むように配設される金属製のコイルばねであり、この渦巻きばね10は、円盤部7a側に延びる一方の端部10aが円盤部7aに設けられた貫通孔7eを貫通し固定される。一方、第2の突起部7dの突出方向に延びる渦巻きばね10の他方の端部10bは、下側ケース9bの第2の穴部9mに差し込まれて位置決め固定される。
回路基板15は、ガラスエポキシ等の絶縁材料からなる略矩形状の基板に所定の配線パターンが形成されており、ヨーク4と下側ケース9bとの間に配設され、ホールIC5やコンデンサ等からなる図示しない電子部品等が半田等により電気的に固定されている。かかる回路基板15には、ホールIC5からの前記電気信号を図示しない外部制御部であるエンジンコントロールユニットに伝達するための複数の電気コード14が備えられ、各電気コード14は、回路基板15の所定箇所に半田により電気的に接続され、前記エンジンコントロールユニットと接続される。
そして、本実施形態の場合、ホールIC5と回路基板15とには、図示しないハウジング内に収納された後、前記ハウジング内にエポキシ樹脂等からなる図示しない封止部材を充填することで配設固定される。また、前記ハウジングは、ケース9の下側ケース9bに熱溶着等により固着されている。以上の各部により、スロットル開度検出装置Tが構成される。
かかる実施形態によれば、スロットルグリップ1の回動操作に応じて、被検出体13が、回動中心軸R1を中心として所定角度回動できるようになっている。従って、磁石3とヨーク4とで形成される閉磁気回路Mが移動するので、閉磁気回路M内部に生じる前記漏洩磁界の変化(出力電圧の変化)をホールIC5で検出できる。すなわち、ホールIC5から出力される前記出力電圧によりスロットルグリップ1の操作量(回動角)を検出できる。
本実施形態では、渦巻きばね10によって、被検出体13を回動始点まで復帰するものであり、被検出体13を構成する樹脂フレーム13aのフランジ部13eがスロットルグリップ1のフランジ1dに当接して、スロットルグリップ1を回動始点方向に復帰する。 被検出体13は、フランジ13bが被検出体ストッパ17に当接して、復帰方向への回動が停止する。この時、スロットルグリップ1のフランジ1dはスロットルグリップストッパ9に当接せず、スロットルグリップ1は、スロットルグリップストッパ9と、被検出体ストッパ17に当接した被検出体13との間で、被検出体13が回動しないために被検出体13の回動に伴う信号が出力されない状態で、回動可能となる。
以上のように、第1の歯車2と第2の歯車6とをはすば歯車としたことによって、第1、第2の歯車2、6の歯車同士の噛み合いによって生じる振動を抑制することができ、車両利用者に被操作部材の操作時の違和感を抑制することが可能なスロットル開度検出装置Tを提供することができる。
また、はすば歯車である第1、第2の歯車2、6の歯のねじれ角を45度としたことによって、スロットルグリップを順回転、逆回転操作した場合でも、各第1、第2の歯車2、6の回動中心軸R1、R2の軸方向に加わる力を同等とすることができ、よりいっそう車両利用者に被操作部材の操作時の違和感を抑制することが可能なスロットル開度検出装置Tを提供することができる。
なお、第1、第2の歯車2、6の歯のねじれ角は、本実施形態の45度に限定されるものではなく、スロットルグリップを順回転、逆回転操作した場合に、車両利用者に被操作部材の操作時の違和感を抑制することできるものであればよい。この場合、第1、第2の歯車2、6の歯のねじれ角は、30〜60度の範囲であれば、車両利用者に被操作部材の操作時の違和感を抑制することできる。
なお、本実施形態では、二輪車のスロットル開度検出装置Tであったが、本実施形態に限定されるものではなく、自動車などの四輪車のスロットル開度検出装置に適用してもよい。
本発明の第1実施形態によるスロットル開度検出装置の断面図。 図1中A−A線の断面図。 同実施形態による磁性部材を示す図。
符号の説明
1 スロットルグリップ(被操作部材)
2 第1の歯車
3 磁石
4 ヨーク(磁性部材)
5 ホールIC(磁気検出手段)
6 第2の歯車
7 回動体(回動部材)
8 空洞部
9 ケース(枠体)
10 渦巻きばね(弾性部材)
T スロットル開度検出装置

Claims (2)

  1. 被操作部材の操作量に応じて回動する第1の歯車を有する磁性部材と、この磁性部材の回動に伴う磁界強度の変化を検出する磁気検出手段と、前記第1の歯車の回動に伴って回動する第2の歯車を有するとともに前記磁性部材の回動中心軸とは異なる回動中心軸を中心として回動する回動部材と、前記磁性部材と前記磁気検出手段と前記回動部材とを収納する枠体と、一方の端部が前記回動部材に固定されるとともに他方の端部が前記枠体に固定され、前記被操作部材を初期位置に付勢する弾性部材と、を備え、前記第1、第2の歯車をはすば歯車としたことを特徴とする角度検出器。
  2. 前記第1、第2の歯車の歯のねじれ角を45度としたことを特徴とする請求項1に記載の角度検出器。
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