JP2009131877A - 連続鋳造用ガイドロールセグメント - Google Patents
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Abstract
【解決手段】連続鋳造鋳型11で鋳造された鋳片12を鋳片12の厚み方向両側から円弧状に支持するガイドロール13、14を複数本ずつ分割して保持する連続鋳造用ガイドロールセグメント10において、円弧状に曲がった鋳片12の上、下面側を支持するガイドロール13、14をそれぞれ保持する上、下フレーム15、16と、上、下フレーム15、16間を連結し、上、下フレーム15、16の鋳片12の鋳造方向に対して左右の前後にそれぞれ設けられ、上フレーム15を下フレーム16に対して昇降する昇降手段17とを有し、上フレーム15は前後方向に少なくとも2分割された分割部20、21を備え、隣り合う分割部20、21は中折れ機構22を介して連結している。
【選択図】図2
Description
円弧状に曲がった前記鋳片の上、下面側を支持する前記ガイドロールをそれぞれ保持する上、下フレームと、
前記上、下フレーム間を連結し、該上、下フレームの前記鋳片の鋳造方向に対して左右の前後にそれぞれ設けられ、該上フレームを該下フレームに対して昇降する昇降手段とを有し、
前記上フレームは前後方向に少なくとも2分割された分割部を備え、隣り合う該分割部は中折れ機構を介して連結している。
また、前記上フレームは前後方向に2分割され、前記中折れ機構は、前記分割部同士を回動可能に接続する連結ピンと、該分割部の左右の両外側にそれぞれ取付けられて該分割部を昇降させて該分割部を該連結ピンの回りに回動する昇降駆動手段とを有する構成とすることもできる。
また、前記上フレームの前後の左右両側と前記下フレームの前後の左右両側のそれぞれの間には、該上、下フレームに基側がそれぞれ固定され、先側で該上、下フレームの高さ方向の位置決めを行うスペーサを挟んで保持する上、下スペーサ保持部材が設けられ、該上、下スペーサ保持部材のいずれか一方又は双方は球面座を介して該スペーサに当接するようにしてもよい。
請求項3〜5記載の連続鋳造用ガイドロールセグメントにおいては、隣り合う分割部同士が連結ピンで接続されているので、分割部同士の中折れが更に容易にできる。
ここで、図1は本発明の第1の実施の形態に係る連続鋳造用ガイドロールセグメントを使用した連続鋳造機の説明図、図2(A)、(B)はそれぞれ同連続鋳造用ガイドロールセグメントの説明図、部分平面図、図3(A)、(B)はそれぞれ同連続鋳造用ガイドロールセグメントの作用の説明図、図4は本発明の第2の実施の形態に係る連続鋳造用ガイドロールセグメントの説明図、図5は同連続鋳造用ガイドロールセグメントの部分平面図、図6(A)、(B)は変形例に係る連続鋳造用ガイドロールセグメントの説明図である。
鋳片12の厚みがD1からD2(D2<D1とする)に変化するのに伴って、図3(A)に示すように、先ず、昇降手段17を操作して上、下フレーム15、16間の間隔を拡大してスペーサ39を取外し、ガイドロール13で形成される反基準円弧面33の半径がR−D1からR−D2に変更されたときの上、下フレーム15、16間の間隔に対応したスペーサ42に交換する。次いで、昇降手段17を再度操作して、上フレーム15の中央のガイドロール13が厚みD2の鋳片の上面に当接するように上フレーム15の位置決めを行う。このとき、上フレーム15の中央のガイドロール13が厚みD2の鋳片の上面に当接した際に上フレーム15の前後方向両端側のガイドロール13が厚みD2の鋳片の上表面から浮き上がる浮き上がり量δを予め算出しておき、浮き上がり量δが消失するように中折れ機構22を同時に操作して分割部20、21を中折れさせる。これによって、厚みD2の鋳片の上面側をガイドロール13で一様に支持することができる。
なお、鋳片12の厚みがD1より厚いD3に変化する場合も同様の方法でガイドロールセグメント10の調整ができるが、上フレーム15の中折れの方向は逆になる。
なお、第2の実施の形態に係る連続鋳造用ガイドロールセグメント43の作用は、第1の実施の形態に係る連続鋳造用ガイドロールセグメント10の作用と同一なので説明は省略する。
例えば、スペーサの一面側に分割部の中折れに伴う傾斜角度に等しい角度の傾斜面を予め形成しておく代りに、上、下スペーサ保持部材のいずれか一方又は双方の先部に球面座を設け、球面座を介してスペーサに当接するようにしてもよい。
また、上フレームを前後方向に2分割とし、中折れ機構を、分割部同士を回動可能に接続する連結ピンと、連結ピンの軸方向両側にそれぞれ取付けられて連結ピンを昇降させて分割部を連結ピンの回りに回動する昇降駆動手段とを有する構成とすることができる。更に、上フレームを前後方向に2分割とし、中折れ機構を、分割部同士を回動可能に接続する連結ピンと、分割部の左右の両外側にそれぞれ取付けて分割部を昇降させ分割部を連結ピンの回りに回動する昇降駆動手段とを有する構成とすることもできる。
Claims (7)
- 連続鋳造鋳型で鋳造された鋳片を該鋳片の厚み方向両側から円弧状に支持するガイドロールを複数本ずつ分割して保持する連続鋳造用ガイドロールセグメントにおいて、
円弧状に曲がった前記鋳片の上、下面側を支持する前記ガイドロールをそれぞれ保持する上、下フレームと、
前記上、下フレーム間を連結し、該上、下フレームの前記鋳片の鋳造方向に対して左右の前後にそれぞれ設けられ、該上フレームを該下フレームに対して昇降する昇降手段とを有し、
前記上フレームは前後方向に少なくとも2分割された分割部を備え、隣り合う該分割部は中折れ機構を介して連結していることを特徴とする連続鋳造用ガイドロールセグメント。 - 請求項1記載の連続鋳造用ガイドロールセグメントにおいて、前記昇降手段の上部側は前記上フレームにピン接続されていることを特徴とする連続鋳造用ガイドロールセグメント。
- 請求項1及び2のいずれか1項に記載の連続鋳造用ガイドロールセグメントにおいて、前記中折れ機構は、隣り合う前記分割部同士を回動可能に接続する連結ピンと、隣り合う該分割部の上部にそれぞれ取付けピンを介して取付けられ該分割部を該連結ピンの回りに回動する回動手段とを有していることを特徴とする連続鋳造用ガイドロールセグメント。
- 請求項1及び2のいずれか1項に記載の連続鋳造用ガイドロールセグメントにおいて、前記上フレームは前後方向に2分割され、前記中折れ機構は、前記分割部同士を回動可能に接続する連結ピンと、該連結ピンの両側にそれぞれ取付けられて該連結ピンを昇降させて該分割部を該連結ピンの回りに回動する昇降駆動手段とを有していることを特徴とする連続鋳造用ガイドロールセグメント。
- 請求項1及び2のいずれか1項に記載の連続鋳造用ガイドロールセグメントにおいて、前記上フレームは前後方向に2分割され、前記中折れ機構は、前記分割部同士を回動可能に接続する連結ピンと、該分割部の左右の両外側にそれぞれ取付けられて該分割部を昇降させて該分割部を該連結ピンの回りに回動する昇降駆動手段とを有していることを特徴とする連続鋳造用ガイドロールセグメント。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の連続鋳造用ガイドロールセグメントにおいて、前記上フレームの前後の左右両側と前記下フレームの前後の左右両側のそれぞれの間には、該上、下フレームに基側がそれぞれ固定され、先側で該上、下フレームの高さ方向の位置決めを行うスペーサを挟んで保持する上、下スペーサ保持部材が設けられ、該スペーサの一面側には前記分割部の傾斜角度に等しい角度の傾斜面が形成されていることを特徴とする連続鋳造用ガイドロールセグメント。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の連続鋳造用ガイドロールセグメントにおいて、前記上フレームの前後の左右両側と前記下フレームの前後の左右両側のそれぞれの間には、該上、下フレームに基側がそれぞれ固定され、先側で該上、下フレームの高さ方向の位置決めを行うスペーサを挟んで保持する上、下スペーサ保持部材が設けられ、該上、下スペーサ保持部材のいずれか一方又は双方は球面座を介して該スペーサに当接することを特徴とする連続鋳造用ガイドロールセグメント。
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