JP2009131474A - ウェットティシュー - Google Patents

ウェットティシュー Download PDF

Info

Publication number
JP2009131474A
JP2009131474A JP2007310703A JP2007310703A JP2009131474A JP 2009131474 A JP2009131474 A JP 2009131474A JP 2007310703 A JP2007310703 A JP 2007310703A JP 2007310703 A JP2007310703 A JP 2007310703A JP 2009131474 A JP2009131474 A JP 2009131474A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tissue
wet tissue
base material
chemical solution
strip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007310703A
Other languages
English (en)
Inventor
Kana Kaibara
加奈 開原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daio Paper Corp
Original Assignee
Daio Paper Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daio Paper Corp filed Critical Daio Paper Corp
Priority to JP2007310703A priority Critical patent/JP2009131474A/ja
Publication of JP2009131474A publication Critical patent/JP2009131474A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

【課題】肌水分量の低下を抑えるとともに、肌への負担を抑えることができるウェットティシューを提供する。
【解決手段】ティシュー基材2と、ティシュー基材2に含浸された薬液3と、を備えるウェットティシュー1において、薬液3に、保湿成分として、第1の保湿剤(ヒアルロン酸又はその塩)と、第2の保湿剤(アロエエキス)と、第3の保湿剤(プロピレングリコールなど)と、を配合した。
【選択図】図1

Description

本発明は、ウェットティシューに関する。
従来、不織布等のティシュー基材に薬液を含浸させたウェットティシューが知られている(例えば、特許文献1参照)。このウェットティシューは、例えば、身体や日用雑貨類を拭き取ることにより、汚れやゴミなどを効率的に除去することができるため、衛生・快適性を向上させる商品として広く利用されている。
特開2006−340949号公報
このようなウェットティシューにおいては、ウェットティシューを使用して身体を清拭した後の、肌水分量の低下を抑えることが望まれている。また、ウェットティシューを使用して身体を清拭する際の、摩擦による肌への負担を抑えることが望まれている。
本発明の課題は、肌水分量の低下を抑えるとともに、肌への負担を抑えることができるウェットティシューを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
ティシュー基材と、前記ティシュー基材に含浸された薬液と、を備えるウェットティシューにおいて、
前記薬液に、保湿成分として、第1の保湿剤と、第2の保湿剤と、第3の保湿剤と、を配合し、
前記第1の保湿剤は、ヒアルロン酸又はその塩であり、
前記第2の保湿剤は、アロエエキスであることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載のウェットティシューにおいて、
前記ティシュー基材に、当該ティシュー基材の乾燥重量に対して200%以上の重量の前記薬液を含浸したことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、
請求項1又は2に記載のウェットティシューにおいて、
前記ティシュー基材は、表面に、条状の凹部と、条状の凸部と、が形成されており、
前記条状の凹部と前記条状の凸部とにより形成される線状模様は、他の前記条状の凹部と前記条状の凸部とにより形成される線状模様と交差して杉綾模様を形成していることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、ティシュー基材と、ティシュー基材に含浸された薬液と、を備えるウェットティシューにおいて、薬液に、保湿成分として、第1の保湿剤と、第2の保湿剤と、第3の保湿剤と、を配合し、第1の保湿剤は、ヒアルロン酸又はその塩であり、第2の保湿剤は、アロエエキスであるため、ウェットティシューを使用して身体を清拭した後の、肌水分量の低下を抑えることができるとともに、ウェットティシューを使用して身体を清拭する際の、摩擦による肌への負担を抑えることができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、ティシュー基材に、当該ティシュー基材の乾燥重量に対して200%以上の重量の薬液を含浸したため、薬液が有する、肌水分量の低下を抑えるという効果(保湿効果)及び摩擦による肌への負担を抑えるという効果(摩擦低減効果)を十分に発揮することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、ティシュー基材は、表面に、条状の凹部と、条状の凸部と、が形成されており、条状の凹部と条状の凸部とにより形成される線状模様は、他の条状の凹部と条状の凸部とにより形成される線状模様と交差して杉綾模様を形成しているため、どの方向に拭き取りを行っても、汚れを綺麗に拭き取ることができる。
以下、図を参照して、本発明にかかるウェットティシューの最良の形態を詳細に説明する。
<ウェットティシューの構成>
本発明のウェットティシュー1は、例えば、図1に示すように、ティシュー基材2と、ティシュー基材2に含浸された薬液3と、などを備えて構成される。
(ティシュー基材)
ティシュー基材2は、例えば、繊維集合体からなる、ウェットティシュー1用のティシュー基材である。ティシュー基材2としては、繊維集合体からなるものであれば特に限定されるものではなく、例えば、紙や不織布の他、織布なども用いることができ、また、水解性を有していないものの他、水解性を有しているものも用いることができる。
ティシュー基材2を構成する繊維としては、天然繊維、再生繊維、合成繊維を問わず用いることができるが、少なくとも親水性繊維を含有するものが好ましい。
親水性繊維としては、例えば、綿、パルプなどの天然繊維、レーヨン、キュプラなどの再生繊維などを使用することができる。これらの繊維の中でも特にレーヨンが好適である。レーヨンは、吸水性に富み、取り扱いが容易であるとともに、一定長の繊維を安価に入手することができるからである。
親水性繊維は、例えば、ティシュー基材2中に50〜70重量%の含有比で配合するのが望ましい。親水性繊維の含有量が50重量%未満であると、十分な柔軟性と保水性を与えることができず、また、70重量%を超えると、湿潤時強度が低すぎて破れなどが生じ易くなるとともに、容器からポップアップ式で取り出す際に伸びが生じ過ぎるようになるからである。
さらに、ティシュー基材2を構成する繊維として、上記親水性繊維に加えて熱融着性繊維を含有するのが好ましい。熱融着性繊維を用いることによって、繊維相互を融着結合することができるからである。
熱融着性繊維としては、例えば、加熱によって溶融し相互に接着性を発現する任意の繊維を用いることができる。この熱融着性繊維は、単一繊維からなるものであってもよいし、2種以上の合成樹脂を組み合わせた複合繊維などであってもよい。具体的には、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリビニルアルコールなどのポリオレフィン系単一繊維や、ポリエチレンテレフタレート/ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート/ポリプロピレン、ポリプロピレン/ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート−エチレン・プロピレン共重合体、低融点ポリエステル−ポリエステルなどからなる鞘部分が相対的に低融点とされる芯鞘型複合繊維又は偏心芯鞘型複合繊維、又はポリエチレンテレフタレート/ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート/ナイロン、ポロプロピレン/ポリエチレンからなる各成分の一部が表面に露出している分割型複合繊維、或いはポリエチレンテレフタレート/エチレン−プロピレン共重合体からなる一方の成分の熱収縮により分割する熱分割型複合繊維などを用いることができる。生産性及び寸法安定性を重視する場合は、芯鞘型複合繊維が好ましく、ボリューム感を重視する場合は、偏心型複合繊維が好ましい。また、柔軟性を重視する場合は、分割型複合繊維や熱分割型複合繊維が、高圧水流処理によって各成分が容易に分割して極細繊維化されるようになるため、好ましい。
熱融着性繊維は、例えば、ティシュー基材2中に10〜30重量%の含有比で配合するのが望ましい。熱融着性繊維の含有量が10重量%未満であると、湿潤時強度が確保し得ないとともに、容器からポップアップ式で取り出す際に伸びが大きくなり過ぎるようになり、また、30重量%を超えると、風合いが硬くなって手触り感がざらついた感触となり、ウェットティシュー1のティシュー基材2としては好ましくないものとなるからである。
また、ティシュー基材2を構成する繊維は、上記親水性繊維及び上記熱融着性繊維に加えて、熱可塑性合成繊維を混合することができる。
熱可塑性繊維としては、種々の合成繊維が存在するが、特にポリエステル繊維が好適である。ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系繊維は、高圧水流処理した際の交絡性が悪いとともに、毛羽立ち易く、湿潤強度に劣るため好ましくない。また、ナイロンなどのポリアミド系繊維は、親水性であるため好ましくない。
熱可塑性繊維は、例えば、ティシュー基材2中に40重量%以下の含有比で混合するのが望ましい。熱可塑性繊維の含有量が40重量%を超えると、保水性が損なわれ、ウェット性能が著しく低下するようになるからである。
ここで、ティシュー基材2を構成する繊維として熱可塑性繊維を混入することにより、湿潤時のコシが向上し、嵩のあるティシュー基材2を得ることができるようになる。また、熱可塑性繊維の一部がティシュー基材2の表面から露出することで、熱可塑性繊維の疎水性によって、湿潤時においてもべた付き感を緩和し、さらりとした感触を付与することができるようになる。
なお、熱可塑性繊維は、熱捲縮性を有することが望ましい。熱捲縮性を与えるためには、熱可塑性繊維に対して熱収縮温度の異なる合成樹脂を貼り合わせたサイド・バイ・サイド型複合繊維の形態を採用するとよい。具体的には、例えば、ポリエステル繊維の融点は、ポリエチレンテレフタレートが255℃、ポリブチレンテレフタレートが215℃であるため、これに貼り合わせる低融点樹脂としては、例えば、前述の熱融着性繊維の融点温度とほぼ同等の融点温度を有する樹脂を用いるようにするのがよい。
ティシュー基材2の形状は、特に限定されるものではなく、例えば、シート状の他、厚みのあるブロック状であってもよい。
ティシュー基材2の形状がシート状である場合、目付け量は20〜80g/m程度が好ましく、30〜60g/m程度がより好ましい。目付け量が30g/m未満であると、汚れの保持能力が乏しくなるとともに、後述する凹部21…及び凸部22…の付与が困難になり、また、60g/mを超えると、柔軟性が乏しくなるからである。
ティシュー基材2の表面は、平坦なものであってもよいが、効果の持続性をより優れたものとするために、例えば、図2及び図3に示すような、凹部21…及び凸部22…が形成されているものが好ましい。この場合、凸部22…により汚れ掻き取り効果が向上し、また凹部21…により汚れ収容効果が向上する。その結果、拭き取り対象面における汚れ除去効果が向上する。
なお、図2は、ティシュー基材2の両面に凹部21…及び凸部22…を形成したウェットティシュー1の例を示しており、図3は、ティシュー基材2の片面に凹部21…及び凸部22…を形成したウェットティシュー1の例を示している。
凹部21…の繊維密度は、例えば、凸部22…の繊維密度よりも低いのが好ましい。すなわち、凹部21…は、相対的に繊維密度が低く、凸部22…は、相対的に繊維密度の高いのが好ましい。凸部22…の繊維密度を高くすることにより凸部22…の剛性が高まることになるため、凸部22…の掻き取り能力が向上するとともに、凹部21…の繊維密度を低くすることにより凹部21…の繊維間隙が広がることになるため、凹部21…の汚れ収容能力が向上するからである。また、繊維密度の低い凹部21…における屈曲容易性によって、構造的にも適度な柔らかさが付与されるようになり、さらに、繊維密度の低い凹部21…と繊維密度の高い凸部22…とによる凹凸模様によって、適度な風合いが付与されるようになるからである。
凹部21…及び凸部22…は、例えば、条状(線状)に交互に形成されるのが好ましい。なお、凹部21…及び凸部22…は、交互に形成するのが好ましいが、これに限定されるものではなく、例えば、不規則に形成することもできる。また、凹部21…及び凸部22…は、条状に形成するのが好ましいが、これに限定されるものではなく、例えば、点状に形成することもできる。
ここで、例えば、図4に示すように、条状の凹部21…と条状の凸部22…とを平行かつ交互に形成してもよいが、このように形成すると、その延在方向の拭き取り時には凸部22…による掻き取り効果及び凹部21…による収容効果が発揮されない。したがって、例えば、図1に示すように、条状の凹部21…と条状の凸部22…とによって形成される線状模様が、他の条状の凹部21…と条状の凸部22…とによって形成される線状模様と交差する交差模様(図1においては杉綾模様)を形成するのが好ましい。このような交差模様にすることにより、どの方向に拭き取りを行っても、凸部22…の存在によって汚れが凹部21…内に押し込められるとともに、最後は凸部22…によって汚れがすくい取られるようになるため、綺麗に拭き取りが行えるようになるからである。
凹部21…と凸部22…とによって形成される線状模様の交差模様としては、その線状模様が他の線状模様と交差していれば良く、例えば、図1に示す杉綾模様以外に、格子模様、菱形模様などの種々の模様とすることができる。
凹部21…と凸部22…とによって形成される線状模様の線本数は3〜9本/cmであることが望ましい。線本数が3本/cm未満であると、ティシュー基材2の表面が平坦に近づくため、一旦捕捉された汚れが転着し易くなり、また、線本数が9本/cmを超えると、凹部21と凸部22とで形成される空間の容積が小さくなり過ぎるため、凹部21…に所望の量の汚れを確保できないようになるからである。
また、図2及び図3に示すように、凸部22の裏面からの高さ(厚み)Hmは、例えば、300〜800μm程度が好ましく、450〜650μm程度がより好ましい。また、凹部21の裏面からの高さ(厚み)Hdは、例えば、100〜500μm程度が好ましく、200〜400μm程度がより好ましい。別の視点から言えば、凹部21と凸部22との高低差は、50〜300μm程度が好ましく、75〜150μm程度がより好ましい。高低差が50μm未満であると、凹部21による捕捉効果を多く期待することができず、所望の拭取り量が確保できないようになり、また、300μmを超えると、ティシュー基材2の厚みが厚くなって、柔軟性や手触り感が損なわれるからである。
ティシュー基材2は、例えば、スパムレース法を応用して製造することができる。
具体的には、例えば、ティシュー基材2に付与する所望の表面凹凸模様を有するワイヤメッシュ上に、レーヨンなどの親水性繊維と、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの熱融着性繊維と、ポリエステル繊維などの熱可塑性繊維と、などからなる繊維ウエブを積層し、搬送中にこの繊維ウエブの上方から高圧水流を噴射して繊維同士を交絡させる。この際、ワイヤメッシュのワイヤが存在する部分の繊維は、高圧水流の衝突エネルギーによってワイヤの両側に押し分けられ開孔側に移動されるため、メッシュ開孔部の繊維部分は相対的に繊維密度が高くなるとともに、開孔形状に合わせて凸状(凸部22)が形成される。その一方で、ワイヤが存在する部分は相対的に繊維密度が小さくなるとともに、ワイヤに沿って凹状(凹部21)が形成される。
高圧水流により各繊維は相互に絡み合い繊維ウエブ全体が一体化される。その後、一体化された繊維ウエブに対して、熱融着性繊維の融点近傍の温度で熱処理を行い、熱融着繊維を溶融することにより繊維相互を結合するとともに、熱捲縮性を有する熱可塑性繊維を捲縮化することにより嵩高性を付与する。
なお、上記製造方法は、スパンレース法を応用したものであるが、無論、これ以外の方法(例えば、湿式法、乾式法、スパンボンド法、メルトブロー法、ニードルパンチ法、ステッチボンド法など)であっても、凹部21…及び凸部22…を有するティシュー基材2を製造することはできる。
(薬液)
薬液3は、例えば、水(精製水)を主成分とする、ウェットティシュー1用の薬液である。
薬液3には、保湿成分として、第1の保湿剤と、第2の保湿剤と、第3の保湿剤と、が配合されている。
第1の保湿剤は、ヒアルロン酸又はその塩である。
ヒアルロン酸又はその塩は、ヒアルロン酸又はその塩の効果(保湿効果や摩擦低減効果)とコストのバランスから、例えば、薬液3中に0.0002〜1.0重量%の配合比で配合するのが望ましい。
なお、薬液3には、ヒアルロン酸又はその塩を配合してもよいし、ヒアルロン酸及び1又は複数種類のその塩を配合してもよい。ヒアルロン酸及び1又は複数種類のその塩を配合する際、これらの配合比は合計で0.0002〜1.0重量%であるのが望ましい。
第2の保湿剤は、アロエエキスである。
アロエエキスは、アロエエキスの効果(保湿効果や摩擦低減効果)とコストのバランスから、例えば、薬液3中に0.000005〜1.0重量%の配合比で配合するのが望ましい。
第3の保湿剤は、例えば、プロピレングリコールである。
なお、第3の保湿剤は、プロピレングリコールに限るものではない。第3の保湿剤としては、保湿作用があれば特に限定されるものではなく、例えば、延命草エキス、オトギリソウエキス、オオムギエキス、オレンジエキス、海藻エキス、カミツレエキス、キューカンバエキス、コンフリーエキス、ゴボウエキス、シイタケエキス、ジオウエキス、シソエキス、セージエキス、デュークエキス、冬虫夏草エキス、ドクダミエキス、ハタケシメジエキス、ビワエキス、ブドウ葉エキス、フユボダイジュエキス、プルーンエキス、ヘチマエキス、ボタンピエキス、マイカイエキス、モモノハエキス、ユリエキス、リンゴエキス、アーモンド油、オリーブ油、ゴマ油、サフラワー油、ジメチルシリコーン、シリコーン油、変性シリコーン、大豆油、椿油、ヒマシ油、ホホバ油、ミンク油、ヤシ油、ラノリン、アラビノース、ガラクトース、キシロース、グルコース、ショ糖、ソルビトール、フルクトース、マルトース、マルチトール、マンノース、ミツロウ、プラセンタエキス、ラムノース、キシロビオース、キシロオリゴ糖、チューベローズポリサッカライド、トリサッカライド、トレハロース、可溶性コラーゲン、グリチルリチン、コンドロイチン硫酸、ジグリセリン、スクワラン、セラミド類似化合物、トリグリセリン、尿素、ビタミンCリン酸エステルカルシウム塩、ビタミンE、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、ヒノキチオール、流動パラフィン、ワセリン、多価アルコールなどであっても良い。
これらの保湿剤のうち、延命草エキス、オトギリソウエキス、コンフリーエキス、シソエキス、セージエキス、セラミド類似化合物、ドクダミエキス、ハタケシメジエキス、ビワエキス、フユボダイジュエキス、ボタンピエキス、ヒマシ油、ホホバ油、ラノリン、プラセンタエキス、ラムノース、キシロオリゴ糖、可溶性コラーゲン、グリセリン、コンドロイチン硫酸、スクワラン、尿素、多価アルコールが肌に対する保湿効果が高く、好ましく使用できる。多価アルコールとしては、エチレングリコール、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコールなどが好ましい。中でも、キシロオリゴ糖、セラミド類似化合物、ハタケシメジエキス、尿素及び1,3−ブチレングリコールがより好ましく、プロピレングリコールが最も好ましい。プロピレングリコールは、保湿効果や摩擦低減効果が高いとともに、後述する防腐剤(パラベン類)の溶剤として利用できるからである。
第3の保湿剤の配合比は、用いる保湿剤の保湿作用や摩擦低減作用の度合いに応じて適宜任意に設定することができる。例えば、第3の保湿剤がプロプレングリコールである場合は、例えば、薬液3中に2〜8重量%の配合比で配合するのが望ましい。プロピレングリコールの配合比が2重量%未満であると、保湿効果や摩擦低減効果の向上及び防腐剤の溶剤として機能するというプロピレングリコールを配合することによる効果を十分に発揮することができなくなり、また、8重量%を超えると、使用後のベタツキ感が大きくなり、使用者が不快を感じるからである。
なお、第3の保湿剤は、上記複数の保湿剤のうちの1種類であってもよいし、複数種類であってもよい。
また、薬液3には、例えば、防腐剤が配合されているのが好ましい。防腐剤を配合することによって、薬液3の腐敗を防止することができるからである。
防腐剤としては、防腐作用があれば特に限定されるものではなく、例えば、パラベン類(メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベンなど)、塩化セチルピリジニウムなどが挙げられる。
薬液3における防腐剤の配合比は、用いる防腐剤の防腐作用の程度に応じて適宜任意に設定することができる。
なお、薬液3に配合される防腐剤は、1種類(例えば、メチルパラベンのみ)であってもよし、複数種類(例えば、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン及び塩化セチルピリジニウム)であってもよい。
また、薬液3には、例えば、pH調整剤が配合されているのが好ましい。pH調整剤を配合することによって、薬液3のpHを好適なpH(例えば、弱酸性)に調整したり、薬液3の保湿性を向上させたりできるからである。
pH調整剤としては、pH調整作用があれば特に限定されるものではなく、例えば、クエン酸、クエン酸ナトリウムなどが挙げられる。
薬液3におけるpH調整剤の配合比は、用いるpH調整剤のpH調整作用の程度や目的とする薬液3のpHに応じて適宜任意に設定することができる。
なお、薬液3に含まれるpH調整剤は、1種類であってもよいし、複数種類であってもよい。
薬液3は、主成分である精製水に、第1の保湿剤(ヒアルロン酸又はその塩)、第2の保湿剤(アロエエキス)、第3の保湿剤(プロピレングリコールなど)、防腐剤、pH調整剤などを添加することにより製造することができる。これらの薬剤を添加する順番は、適宜任意に設定することができる。
ここで、ティシュー基材2に含浸される薬液3の重量は、例えば、ティシュー基材2の乾燥重量に対して200%以上であるのが好ましい。ティシュー基材2に含浸される薬液3の重量が200%未満であると、薬液3が有する保湿効果及び摩擦低減効果を十分に発揮できなくなるからである。
<実施例1>
以下に、具体的な実施例によって本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(薬液の製造)
まず、実施例1のウェットティシュー1が備える薬液3を製造した。
具体的には、例えば、(1)精製水にヒアルロン酸ナトリウム水溶液を溶解して、溶液Aを作製し、(2)プロプレングリコールにメチルパラベン、エチルパラベン及びプロピルパラベンを溶解して、溶液Bを作製し、(3)溶液Aと溶液Bを混合し、(4)その混合液に、塩化セチルピリジニウムを添加し、(5)アロエエキス水溶液を添加し、(6)クエン酸ナトリウムを添加することによって、実施例1の薬液3を製造した。
比較のために、保湿剤を含まない薬液(比較例1の薬液)と、薬剤を含まない薬液(比較例2の薬液)も製造した。
表1に、実施例1の薬液3を構成する成分の種類と、その成分の配合比と、を示すとともに、比較例1及び比較例2の薬液を構成する成分の種類と、その成分の配合比と、を示す。
Figure 2009131474
ここで、ヒアルロン酸ナトリウム水溶液とは、ヒアルロン酸ナトリウム1%水溶液のことであり、アロエエキス水溶液とは、1,3−ブチレングリコールが添加された、アロエエキス0.05〜0.2%水溶液のことである。したがって、実施例1の薬液3においては、ヒアルロン酸ナトリウム1%水溶液が0.1000重量%配合されているため、ヒアルロン酸ナトリウムが0.001000重量%配合されていることになり、アロエエキス0.05〜0.2%水溶液が0.0100重量%配合されているため、アロエエキスが0.000005000〜0.00002000重量%配合されていることになる。
(保湿試験)
次に、保湿試験を行った。
具体的には、例えば、(1)被験部位(腕の外側)を石鹸で洗浄し、(2)こすらないようにして、被験部位の水分を十分に拭き取り、(3)恒温室(温度25℃、湿度25%)に入室して、30分間安静にし、(4)被験部位の角質水分量を測定し、(5)実施例1の薬液3を被験部位に塗布して、5分間安静にし、(6)被験部位から実施例1の薬液3を拭き取り、(7)被験部位の角質水分量を、拭き取り直後、1分後、5分後、20分後、60分後に測定することによって、保湿試験を行った。比較のために、比較例1の薬液、比較例2の薬液でも同様の試験を行った。その結果を、図5に示す。
図5の横軸は拭き取りからの経過時間であり、縦軸は角質水分量である。ここで、縦軸の角質水分量の単位μS(micro Siemens(マイクロジーメンス))は、電気伝導率の単位である。本実施例では、角質水分量を、被験部位の角質の水分量を直接的に計測することにより測定したのではなく、水分量に比例して電気伝導率が変化することを利用して、被験部位の電気伝導率を計測することにより測定した。電気伝導率の計測には、コルネオメータ(株式会社インテグラル製)を使用した。
図5の丸プロット(●)は実施例1の薬液3を被験部位に塗布した場合の結果であり、三角プロット(▲)は比較例1の薬液を被験部位に塗布した場合の結果であり、四角プロット(■)比較例2の薬液を被験部位に塗布した場合の結果である。
図5によれば、実施例1の薬液3、比較例1の薬液及び比較例2の薬液を塗布する前の角質水分量は、約38μSであった。
そして、実施例1の薬液3を塗布して拭き取ると、拭き取り直後で約100μSあった角質水分量が、拭き取りから1分で約56μS、5分で約51μS、20分で約47μS、60分で約47μSとなった。これにより、実施例1の薬液3を塗布して拭き取ると、拭き取り直後から20分の範囲では、時間が経過するにつれて角質水分量が減少していくが、20分以降の範囲では、時間が経過しても角質水分量がほぼ一定に保たれることが分かった。
一方、比較例1の薬液を塗布して拭き取ると、拭き取り直後で約95μSあった角質水分量が、拭き取りから1分で約54μS、5分で約47μS、20分で約45μS、60分で約41μSとなった。これにより、比較例1の薬液を塗布して拭き取ると、時間が経過するにつれて角質水分量が減少していくことが分かった。
また、比較例2の薬液を塗布して拭き取ると、拭き取り直後で約100μSあった角質水分量が、拭き取りから1分で約52μS、5分で約47μS、20分で約44μS、60分で約39μSとなった。これにより、比較例2の薬液を塗布して拭き取ると、時間が経過するにつれて角質水分量が減少していくことが分かった。
以上の結果から、薬液にヒアルロン酸ナトリウム、アロエエキス及びプロピレングリコールを配合することによって、薬液の保湿効果が向上することが分かった。
また、実施例1の薬液3を塗布した場合に角質水分量の低下が抑えられることから、実施例1の薬液3は、蒸散しにくいことが分かった。従来のウェットティシューを使用して身体を清拭すると、肌表面に残った水分(薬液)が蒸発して肌表面の体温が奪われ、冷たさを感じてしまうという問題があったが、本発明のウェットティシュー1の薬液3は蒸散しにくいため、ウェットティシュー1を使用して身体を清拭すると、従来のウェットティシューで感じていたような冷たさを低減することができる。
(ウェットティシューの製造)
次に、実施例1のウェットティシュー1を製造した。
具体的には、例えば、ティシュー基材2に実施例1の薬液3を含浸させることによって、ウェットティシュー1を製造した。ティシュー基材2に含浸させた薬液3の重量は、ティシュー基材2の乾燥重量に対して235%とした。
比較のために、ティシュー基材2に比較例1の薬液の含浸させることによって製造されたウェットティシュー(比較例1のウェットティシュー)と、ティシュー基材2に比較例2の薬液を含浸させることによって製造されたウェットティシュー(比較例2のウェットティシュー)も製造した。比較例1及び2のウェットティシューにおいても、ティシュー基材2に含浸させた薬液の重量は、ティシュー基材2の乾燥重量に対して235%とした。
(摩擦試験)
次に、摩擦試験を行った。
具体的には、例えば、(1)直径0.5mmのピアノ線を10本隣接させてなる、長さ及び幅がともに5mmとなるよう形成された接触面を有する摩擦子を用意し、(2)摩擦子の接触面を、実施例1のウェットティシュー1の表面に対して50gの接触圧で接触させながら、張力が付与された方向と略同じ方向に速度0.1cm/sで2cm移動させ、(3)移動中の摩擦係数(MIU)を測定することによって、摩擦試験を行った。摩擦係数の測定には、摩擦感テスター KES−SE(カトーテック株式会社製)を使用した。比較のために、比較例1のウェットティシュー、比較例2のウェットティシュー、市販のカシミアマフラー、市販の綿ハンカチでも同様の試験を行った。なお、カシミアマフラー及び綿ハンカチは、乾燥状態で摩擦試験を行った。その結果を、図6に示す。
図6の縦軸は摩擦係数(MIU)である。実施例1のウェットティシュー1の摩擦係数は0.234、比較例1のウェットティシューの摩擦係数は0.255、比較例2のウェットティシューの摩擦係数は0.266、カシミアマフラーの摩擦係数は0.189、綿ハンカチの摩擦係数は0.219であった。これにより、実施例1のウェットティシュー1の摩擦抵抗は、乾燥状態のカシミアマフラーや綿ハンカチよりは大きいものの、比較例1のウェットティシューや比較例2のウェットティシューよりも小さいことが分かった。
以上の結果から、薬液にヒアルロン酸ナトリウム、アロエエキス及びプロピレングリコールを配合することによって、薬液の摩擦低減効果が向上することが分かった。
以上説明した本発明のウェットティシュー1によれば、ティシュー基材2と、ティシュー基材2に含浸された薬液3と、を備えており、薬液3には、保湿成分として、第1の保湿剤(ヒアルロン酸又はその塩)と、第2の保湿剤(アロエエキス)と、第3の保湿剤(プロピレングリコールなど)と、が配合されている。したがって、ウェットティシューを使用して身体を清拭した後の、肌水分量の低下を抑えることができるとともに、ウェットティシューを使用して身体を清拭する際の、摩擦による肌への負担を抑えることができる。
また、本発明のウェットティシュー1によれば、ティシュー基材2には、当該ティシュー基材2の乾燥重量に対して200%以上の重量の薬液が含浸されている。したがって、薬液3が有する、肌水分量の低下を十分に抑えることができるという効果(保湿効果)及び摩擦による肌への負担を十分に抑えることができるという効果(摩擦低減効果)を十分に発揮することができる。
また、本発明のウェットティシュー1によれば、ティシュー基材2は、表面に、条状の凹部21と、条状の凸部22と、が形成されており、条状の凹部21と条状の凸部22とにより形成される線状模様は、他の条状の凹部21と条状の凸部22とにより形成される線状模様と交差して杉綾模様を形成している。したがって、どの方向に拭き取りを行っても、汚れを綺麗に拭き取ることができる。
なお、本発明は、上記した実施の形態のものに限るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
本発明のウェットティシュー1は、身体又はお尻拭き、使い捨ておしぼり、清掃用シートなどのウェットタイプの拭き取り用品であれば、その形状・用途の限定なく利用できるものである。
本発明のウェットティシューの平面図の一例である。 本発明のウェットティシューが備えるティシュー基材の断面図の一例である。 本発明のウェットティシューが備えるティシュー基材の断面図の他の例である。 本発明のウェットティシューの平面図の他の例である。 保湿試験の結果を示す図である。 摩擦試験の結果を示す図である。
符号の説明
1 ウェットティシュー
2 ティシュー基材
3 薬液
21 凹部
22 凸部

Claims (3)

  1. ティシュー基材と、前記ティシュー基材に含浸された薬液と、を備えるウェットティシューにおいて、
    前記薬液に、保湿成分として、第1の保湿剤と、第2の保湿剤と、第3の保湿剤と、を配合し、
    前記第1の保湿剤は、ヒアルロン酸又はその塩であり、
    前記第2の保湿剤は、アロエエキスであることを特徴とするウェットティシュー。
  2. 請求項1に記載のウェットティシューにおいて、
    前記ティシュー基材に、当該ティシュー基材の乾燥重量に対して200%以上の重量の前記薬液を含浸したことを特徴とするウェットティシュー。
  3. 請求項1又は2に記載のウェットティシューにおいて、
    前記ティシュー基材は、表面に、条状の凹部と、条状の凸部と、が形成されており、
    前記条状の凹部と前記条状の凸部とにより形成される線状模様は、他の前記条状の凹部と前記条状の凸部とにより形成される線状模様と交差して杉綾模様を形成していることを特徴とするウェットティシュー。
JP2007310703A 2007-11-30 2007-11-30 ウェットティシュー Pending JP2009131474A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007310703A JP2009131474A (ja) 2007-11-30 2007-11-30 ウェットティシュー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007310703A JP2009131474A (ja) 2007-11-30 2007-11-30 ウェットティシュー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009131474A true JP2009131474A (ja) 2009-06-18

Family

ID=40864011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007310703A Pending JP2009131474A (ja) 2007-11-30 2007-11-30 ウェットティシュー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009131474A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011523358A (ja) * 2008-05-13 2011-08-11 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 試料採取装置及び使用方法
WO2013047862A1 (en) * 2011-09-29 2013-04-04 Unicharm Corporation Wet wipe and method for manufacturing the same
WO2013047885A1 (en) * 2011-09-30 2013-04-04 Unicharm Corporation Nonwoven fabric for moist towelette, method of manufacturing the non-woven fabric, and moist towelette using the same
JP2014200333A (ja) * 2013-04-01 2014-10-27 花王株式会社 清拭シート
JP2018033560A (ja) * 2016-08-30 2018-03-08 大王製紙株式会社 ウェットシート及びウェットシート包装体
WO2019240031A1 (ja) * 2018-06-15 2019-12-19 大王製紙株式会社 ウェットシート

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07250779A (ja) * 1994-03-11 1995-10-03 Hiroko Yoshimoto 洗顔クリーナー
JP2001029256A (ja) * 1999-07-21 2001-02-06 Meisei Sansho Kk 半乾き状保湿パウダー入り身体拭きシート体
JP2006340949A (ja) * 2005-06-10 2006-12-21 Daio Paper Corp 抗菌性を有するウェットタイプ拭き取り用品
JP2007244568A (ja) * 2006-03-15 2007-09-27 Oji Nepia Kk 身体清拭用水解性ウェットシート及び該ウェットシート包装体製品

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07250779A (ja) * 1994-03-11 1995-10-03 Hiroko Yoshimoto 洗顔クリーナー
JP2001029256A (ja) * 1999-07-21 2001-02-06 Meisei Sansho Kk 半乾き状保湿パウダー入り身体拭きシート体
JP2006340949A (ja) * 2005-06-10 2006-12-21 Daio Paper Corp 抗菌性を有するウェットタイプ拭き取り用品
JP2007244568A (ja) * 2006-03-15 2007-09-27 Oji Nepia Kk 身体清拭用水解性ウェットシート及び該ウェットシート包装体製品

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10845369B2 (en) 2008-05-13 2020-11-24 3M Innovative Properties Company Sampling devices and methods of use
JP2011523358A (ja) * 2008-05-13 2011-08-11 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 試料採取装置及び使用方法
US9074323B2 (en) 2011-09-29 2015-07-07 Unicharm Corporation Wet wipe and method for manufacturing the same
WO2013047862A1 (en) * 2011-09-29 2013-04-04 Unicharm Corporation Wet wipe and method for manufacturing the same
CN103841868A (zh) * 2011-09-29 2014-06-04 尤妮佳股份有限公司 湿纸巾及其制造方法
JP2013075107A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Unicharm Corp ウェットティッシュ用不織布
TWI588314B (zh) * 2011-09-30 2017-06-21 優你 嬌美股份有限公司 Wet tissue with non-woven and its manufacturing method, and wet tissue
WO2013047885A1 (en) * 2011-09-30 2013-04-04 Unicharm Corporation Nonwoven fabric for moist towelette, method of manufacturing the non-woven fabric, and moist towelette using the same
JP2014200333A (ja) * 2013-04-01 2014-10-27 花王株式会社 清拭シート
JP2018033560A (ja) * 2016-08-30 2018-03-08 大王製紙株式会社 ウェットシート及びウェットシート包装体
WO2019240031A1 (ja) * 2018-06-15 2019-12-19 大王製紙株式会社 ウェットシート
JP2019216843A (ja) * 2018-06-15 2019-12-26 大王製紙株式会社 ウェットシート
JP7089413B2 (ja) 2018-06-15 2022-06-22 大王製紙株式会社 ウェットシート

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101434927B1 (ko) 하나 이상의 흡수 시트를 포함하는 화장용 및/또는 피부과용 퍼스널 케어 및/또는 클렌징 흡수 제품
US6638527B2 (en) Substantially dry cleansing product of improved latherability and wet flexibility
JP4058073B2 (ja) 布状のパーソナルケア用品
DE602004002206T2 (de) Folienähnliches Produkt
KR102397067B1 (ko) 인쇄된 질감을 갖는 세정 용품
EP3549758B1 (en) Multilayer nanofiber sheet and adhesion method for same
JP6608836B2 (ja) 拭き取りシート
JP2009131474A (ja) ウェットティシュー
TW200949036A (en) Stretchable laminated sheet and product obtained by using the same
WO2003044153A1 (en) Disposable cleaning product
DE60206906T2 (de) Feuchtes reinigungstuch
JP2006340949A (ja) 抗菌性を有するウェットタイプ拭き取り用品
JP4673640B2 (ja) 抗菌性を有するウェットタイプ拭き取り用品
JP2024105325A (ja) メイクアップ除去のための無水組成物および物品
JP2018176522A (ja) 積層不織布およびその製造方法、液体含浸用シート、液体含浸シートならびにフェイスマスク
JP2007176850A (ja) シート状化粧料
EA026077B1 (ru) Мочалка для личной гигиены с малоактивной очищающей композицией
JP2005218525A (ja) 清拭用シート
WO2021251213A1 (ja) 不織布、液体含浸シートおよび拭き取りシート
JP4334263B2 (ja) 身体用清拭シート
JP2023051889A (ja) 積層不織布およびその製造方法、液体含浸皮膚被覆シート、ならびにフェイスマスク
KR20220147665A (ko) 부직포 및 그 제조 방법, 그리고 액체 함침 시트 및 와이핑 시트
JP2018123094A (ja) シート状化粧料

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101104

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120309

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120321

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120521

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130212

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130702