JP2009131121A - ブラシレスモータ - Google Patents
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Abstract
【課題】ロータの回転に伴う騒音の発生をより確実に抑制することができるブラシレスモータを提供する。
【解決手段】金属板材から形成される接続端子は、給電用端子7と接続するための接続部19aと、回路基板15と接続するための接続部19bと、接続部19a,19b間に設けられ給電用端子7側から入力されるロータの回転に伴ったステータの振動を減衰して吸収する振動減衰部19cとを有している。この振動減衰部19cは、給電用端子7側から入力されるロータの回転に伴ったステータの径方向及び周方向の振動が接続端子の厚さ方向に沿うように湾曲がなされるとともに、ステータの軸方向の振動が厚さ方向への捻れに変換されるように構成した。
【選択図】図2
【解決手段】金属板材から形成される接続端子は、給電用端子7と接続するための接続部19aと、回路基板15と接続するための接続部19bと、接続部19a,19b間に設けられ給電用端子7側から入力されるロータの回転に伴ったステータの振動を減衰して吸収する振動減衰部19cとを有している。この振動減衰部19cは、給電用端子7側から入力されるロータの回転に伴ったステータの径方向及び周方向の振動が接続端子の厚さ方向に沿うように湾曲がなされるとともに、ステータの軸方向の振動が厚さ方向への捻れに変換されるように構成した。
【選択図】図2
Description
本発明は、ブラシレスモータに係り、例えば、車両用空調装置の送風機用モータとして使用されるブラシレスモータに関するものである。
従来、ブラシレスモータは、ロータに固定されたマグネットと励磁コイルとの磁気吸引力の変化やロータ自身の重量アンバランス等によりトルクリップルが発生し、この結果ロータが振動する。このロータの振動がステータ及び各端子を介して回路基板に伝わると、この回路基板が振動して騒音発生の原因となっていた。
このような問題の解決を図るようにした技術が例えば特許文献1に開示されている。即ち、特許文献1のブラシレスモータは、ステータが固定されるモータホルダの下部に、励磁回路を搭載した回路基板がステータの軸方向と直交するように配設されている。ステータには給電用端子が固定されており、該給電用端子と回路基板(励磁回路)とが接続端子を介して接続されて、回路基板(励磁回路)からステータに回転磁界を発生させるための駆動電流が供給される。このステータ側の給電用端子と回路基板とを繋ぐ接続端子は、その平面方向(幅方向)がステータの軸方向に延びる給電用端子に直交するように配置(回路基板に平行に配置)されており、その平面方向において2箇所でU字状に蛇行した振動減衰部が形成されている。これにより、ロータの回転に伴うステータの振動が接続端子から回路基板に向かう際、ステータの周方向の振動とステータの軸方向の振動とが接続端子の振動減衰部にて吸収され、回路基板での騒音発生が抑制される構成となっている。
特開平11−275838号公報
しかしながら、上記のような接続端子に設けた振動減衰部では、ステータの周方向及び軸方向の振動を効果的に吸収できるものの、径方向に対する振動を十分に吸収することが難しかった。そのため、ステータの径方向の振動により回路基板が若干振動して騒音の原因となるため、まだまだ改良の余地が残されていた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、ロータの回転に伴う騒音の発生をより確実に抑制することができるブラシレスモータを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、モータホルダに固定されたステータにロータを回転可能に支持し、前記ステータに駆動電流を供給する励磁回路を搭載した回路基板を前記モータホルダに固定してなり、前記ステータに接続される給電用端子と前記回路基板とを接続端子にて接続して前記回路基板から前記ステータに前記ロータの回転駆動のための前記駆動電流を供給するように構成したブラシレスモータであって、前記接続端子は、金属板材から形成されるものであり、前記給電用端子と接続するための第1接続部と、前記回路基板と接続するための第2接続部と、前記第1及び第2接続部間に設けられ前記給電用端子側から入力される前記ロータの回転に伴った前記ステータの振動を減衰して吸収する振動減衰部とを有し、前記振動減衰部は、前記給電用端子側から入力される前記ロータの回転に伴った前記ステータの軸方向、径方向及び周方向の3方向の振動の内、2方向の振動が厚さ方向に沿うように少なくとも一箇所の屈曲又は湾曲がなされるとともに、残りの1方向の振動が厚さ方向への捻れに変換されるように構成されたことをその要旨とする。
この発明では、金属板材から形成される接続端子は、給電用端子と接続するための第1接続部と、回路基板と接続するための第2接続部と、第1及び第2接続部間に設けられ給電用端子側から入力されるロータの回転に伴ったステータの振動を減衰して吸収する振動減衰部とを有している。この振動減衰部は、給電用端子側から入力されるロータの回転に伴ったステータの軸方向、径方向及び周方向の3方向の振動の内、2方向の振動が厚さ方向に沿うように少なくとも一箇所の屈曲又は湾曲がなされるとともに、残りの1方向の振動が厚さ方向への捻れに変換されるように構成した。即ち、3方向の振動が撓み易い厚さ方向の振動となり、接続端子の撓みによって3方向の振動(ロータの回転に伴う振動)が吸収され、回路基板への振動伝達が十分に低減される。これにより、ロータの回転に伴う騒音の発生をより確実に抑制することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のブラシレスモータにおいて、前記給電用端子は、長方形板状をなし、その長手方向が前記ステータの軸方向に沿って配置されるとともに、前記回路基板は、前記ステータの軸方向と直交する方向に配置され、前記接続端子は、長方形金属板材から形成されるものであり、前記接続端子の幅方向が前記給電用端子の長手方向に、前記接続端子の長手方向が前記回路基板の平面方向にそれぞれ沿うように配置されていることをその要旨とする。
この発明では、長方形板状の給電用端子の長手方向がステータの軸方向に沿って配置されるとともに、回路基板は、ステータの軸方向と直交する方向に配置され、接続端子は、長方形金属板材から形成されるものであり、接続端子の幅方向が給電用端子の長手方向に、この接続端子の長手方向が回路基板の平面方向にそれぞれ沿うように配置した。即ち、接続端子の長手方向、幅方向、厚さ方向がそれぞれステータの径方向、軸方向、周方向と同方向となるように配置した。このようにしたことで、ステータの径方向及び周方向の振動が撓み易い接続端子の厚さ方向の振動となり、ステータの軸方向の振動が接続端子の厚さ方向への捻れに変換される。3方向の振動が撓み易い厚さ方向の振動となり、接続端子の撓みによって3方向の振動(ロータの回転に伴う振動)が吸収され、回路基板への振動伝達が十分に低減される。これにより、ロータの回転に伴う騒音の発生を確実に抑制することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のブラシレスモータにおいて、前記振動減衰部は、前記厚さ方向に湾曲させて渦巻状に形成されてなることをその要旨とする。
この発明では、振動減衰部は、厚さ方向に湾曲されて渦巻状に形成される。即ち、振動減衰部を簡単な渦巻状に形成するだけで、3方向(ステータの軸方向、径方向、周方向)の振動を効果的に吸収することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のブラシレスモータにおいて、前記振動減衰部は、前記第1及び第2接続部の少なくとも一方に、該接続部の周囲に渦巻状に形成されてなることをその要旨とする。
この発明では、振動減衰部は、第1接続部及び第2接続部の少なくとも一方の周囲に渦巻状に形成される。つまり、渦巻形状が容易に形成でき、振動を効果的に吸収することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1または2に記載のブラシレスモータにおいて、前記振動減衰部は、前記第1及び第2接続部間で少なくとも2箇所で前記厚さ方向に屈曲されて形成されてなることをその要旨とする。
この発明では、振動減衰部が第1接続部及び第2接続部間で少なくとも2箇所でその厚さ方向に屈曲されて形成される。即ち、振動減衰部を第1接続部及び第2接続部間で少なくとも2箇所で屈曲されて形成するだけで、3方向(ステータの軸方向、径方向、周方向)の振動を効果的に吸収することができる。
従って、上記記載の発明によれば、ロータの回転に伴う騒音の発生をより確実に抑制することができるブラシレスモータを提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施の形態を図面に従って説明する。
図1(a)(b)に示すように、車両用空調装置の送風機用モータとして使用される本実施の形態のブラシレスモータにおいて、モータホルダ1の上面にはステータ2が固定されている。ステータ2は、センターピース3と、ステータコア4と、励磁コイル5とを備えている。センターピース3は、円筒部3aの下端からフランジ状に延びるフランジ部3bを備え、そのフランジ部3bがモータホルダ1にねじ6により固定されている。センターピース3の円筒部3aにはステータコア4が外嵌され、該ステータコア4には巻線が巻着されて励磁コイル5が構成されている。
図1(a)(b)に示すように、車両用空調装置の送風機用モータとして使用される本実施の形態のブラシレスモータにおいて、モータホルダ1の上面にはステータ2が固定されている。ステータ2は、センターピース3と、ステータコア4と、励磁コイル5とを備えている。センターピース3は、円筒部3aの下端からフランジ状に延びるフランジ部3bを備え、そのフランジ部3bがモータホルダ1にねじ6により固定されている。センターピース3の円筒部3aにはステータコア4が外嵌され、該ステータコア4には巻線が巻着されて励磁コイル5が構成されている。
ステータコア4の中心部には、長方形金属板材よりなる3個(図1(a)では1個のみ図示)の給電用端子7の基端部が圧入により固定されている。各給電用端子7の基端部には各相(U・V・W相)の励磁コイル5の端部がそれぞれ接続され、給電用端子7と励磁コイル5とが電気的に接続されている。各給電用端子7は、ステータ2の軸方向に沿うようにその先端が下方に向けられており、図2に示すようにモータホルダ1を貫通しその下面側まで延びている。また、センターピース3の円筒部3aの内周面には、ロータ8を回転可能に支持するための一対の軸受9,10が軸方向各端部にそれぞれ内嵌固定されている。
ロータ8は、釣鐘状のヨーク11と、そのヨーク11の内周面11aに固着される複数のマグネット12と、ヨーク11の中心部に圧入固定される回転軸13とから構成される。回転軸13は、前記センターピース3の円筒部3a内に挿入されて一対の軸受9,10にて回転可能に支持され、ヨーク11から突出する上端部に図示しないファンが固定される。回転軸13の下端部には円盤状のセンサマグネット14が回転軸13と一体回転可能に嵌着されている。
前記モータホルダ1の下面(ステータ2とは反対側)には回路基板15が図示しないねじによって固定され、該基板15の平面方向がステータ2の軸方向と直交するように配設されている。回路基板15は、モータホルダ1に取着される下部ケース16により覆われ保護されている。この回路基板15には、励磁コイル5に励磁電流を供給するための励磁回路17を構成する多数の素子が搭載されている。それらの素子の内、前記センサマグネット14の近傍に配置されるのはホール素子18であり、該ホール素子18はセンサマグネット14の回転による磁界の変化を検出することによりロータ8の回転角度を検出するものである。そして、ホール素子18によるロータ8の回転角度の検出に基づき、励磁回路17ではステータ2(励磁コイル5)に回転磁界が発生するような励磁電流が生成されている。
回路基板15には、ステータ2側から軸方向に沿って延びる各給電用端子7を該基板15の下面側まで挿通させるための挿通孔15aが形成されている。回路基板15の下面には、各給電用端子7と回路基板15(励磁回路17)とを接続するための接続端子19が設けられている。
接続端子19は、一枚の長方形金属板材にて形成されるものであり、図2に示すように給電用端子7と接続される第1接続部としての接続部19aと、回路基板15(励磁回路18)にはんだ付けされる第2接続部としての接続部19bを有している。接続端子19は、両接続部19a,19bにより接続された状態では、その幅方向が給電用端子7の長手方向(ステータ2の軸方向)に、該端子19の長手方向が回路基板15の平面方向にそれぞれ沿うように配置される。接続部19aと接続部19bとの間には、ロータ8の回転に伴うステータ2の振動が各給電用端子7から回路基板15に伝達するのを抑制する振動減衰部19cが形成されている。
ここで、ロータ8の回転に伴うステータ2の振動は、該ステータ2の周方向、軸方向及び径方向全てである。このような振動は、各給電用端子7を通じて接続端子19を厚さ方向、幅方向及び長手方向に振動させる。振動減衰部19cは、給電用端子7側の接続部19aの周囲において、その3方向の振動に対応すべく3次元方向に撓み易い渦巻状に形成されている。より詳しくは、振動減衰部19cは、給電用端子7側の接続部19aから厚さ方向に湾曲されて径方向外側に次第に拡がる同一平面の渦巻状をなし、その接続部19aを中心に2周周回する形状をなしている。
そして、図3(a)(b)に示すように、ロータ8の回転に伴うステータ2の振動の内、軸方向の振動は、接続端子19の幅方向の振動であり、接続部19aを上下方向に振動させる。このとき、接続端子19の幅方向の振動は吸収し難い振動であるが、振動減衰部19cがその接続部19aを中心とした渦巻状をなすことから、この幅方向の振動、即ちステータ2の軸方向の振動が次第に撓み易い厚さ方向の捻れへと変換されて効果的に吸収される。
また、図4(a)(b)に示すように、ロータ8の回転に伴うステータ2の振動の内、周方向の振動は、接続端子19の厚さ方向の振動であり、接続部19aを同方向に振動させる。この厚さ方向の振動は、接続端子19(振動減衰部19c)が撓み易い方向であることから効果的に吸収される。
また、ロータ8の回転に伴うステータ2の振動の内、径方向の振動は、接続端子19の長手方向の振動であり、接続部19aを同方向に振動させる。この長手方向の振動は、振動減衰部19cがその接続部19aを中心とした渦巻状をなすことから、振動減衰部19cでは撓み易い厚さ方向の振動となり効果的に吸収される。
このようにして、ロータ8の回転に伴うステータ2の振動が給電用端子7から接続端子19に伝達されても、該接続端子19の振動減衰部19cがステータ2の軸方向、周方向及び径方向の3方向の振動をそれぞれ効果的に吸収し、回路基板15側への振動伝達が十分に低減されるようになっている。これにより、回路基板15での振動に起因した騒音の発生が十分に抑制されている。
次に、本実施の形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)金属板材から形成される接続端子19は、給電用端子7と接続するための接続部19aと、回路基板15と接続するための接続部19bと、接続部19a,19b間に設けられ給電用端子7側から入力されるロータ8の回転に伴ったステータ2の振動を減衰して吸収する振動減衰部19cとを有している。この振動減衰部19cは、給電用端子7側から入力されるロータ8の回転に伴ったステータ2の径方向及び周方向の振動が接続端子19の厚さ方向に沿うように湾曲がなされるとともに、ステータ2の軸方向の振動が厚さ方向への捻れに変換されるように構成した。より詳しくは、給電用端子7の長手方向がステータ2の軸方向に沿って配置されるとともに、回路基板15は、ステータ2の軸方向と直交する方向に配置され、接続端子19は、その幅方向が給電用端子7の長手方向に、この接続端子19の長手方向が回路基板15の平面方向にそれぞれ沿うように配置した。即ち、接続端子19の長手方向、幅方向、厚さ方向がそれぞれステータ2の径方向、軸方向、周方向と同方向となるように配置した。このようにしたことで、ステータ2の径方向及び周方向の振動が撓み易い接続端子19の厚さ方向の振動となり、ステータ2の軸方向の振動が接続端子19の厚さ方向への捻れに変換される。3方向の振動が撓み易い厚さ方向の振動となり、接続端子19の撓みによって3方向の振動(ロータの回転に伴う振動)が吸収され、回路基板15側への振動伝達が十分に低減される。これにより、ロータ8の回転に伴う騒音の発生を確実に抑制することができる。
(1)金属板材から形成される接続端子19は、給電用端子7と接続するための接続部19aと、回路基板15と接続するための接続部19bと、接続部19a,19b間に設けられ給電用端子7側から入力されるロータ8の回転に伴ったステータ2の振動を減衰して吸収する振動減衰部19cとを有している。この振動減衰部19cは、給電用端子7側から入力されるロータ8の回転に伴ったステータ2の径方向及び周方向の振動が接続端子19の厚さ方向に沿うように湾曲がなされるとともに、ステータ2の軸方向の振動が厚さ方向への捻れに変換されるように構成した。より詳しくは、給電用端子7の長手方向がステータ2の軸方向に沿って配置されるとともに、回路基板15は、ステータ2の軸方向と直交する方向に配置され、接続端子19は、その幅方向が給電用端子7の長手方向に、この接続端子19の長手方向が回路基板15の平面方向にそれぞれ沿うように配置した。即ち、接続端子19の長手方向、幅方向、厚さ方向がそれぞれステータ2の径方向、軸方向、周方向と同方向となるように配置した。このようにしたことで、ステータ2の径方向及び周方向の振動が撓み易い接続端子19の厚さ方向の振動となり、ステータ2の軸方向の振動が接続端子19の厚さ方向への捻れに変換される。3方向の振動が撓み易い厚さ方向の振動となり、接続端子19の撓みによって3方向の振動(ロータの回転に伴う振動)が吸収され、回路基板15側への振動伝達が十分に低減される。これにより、ロータ8の回転に伴う騒音の発生を確実に抑制することができる。
(2)振動減衰部19cは、給電用端子7側の接続部19aから厚さ方向に湾曲されて径方向外側に次第に拡がる同一平面の渦巻状に形成した。即ち、振動減衰部19cを簡単な渦巻状に形成するだけで、3方向(ステータの軸方向、径方向、周方向)の振動を効果的に吸収することができる。また、振動減衰部19cを第1接続部としての接続部19aの周囲に渦巻状が容易に形成できる。
尚、本発明の実施の形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施の形態では、振動減衰部19cを接続部19aの周囲に渦巻状に形成したが、例えば、図5(a)(b)に示すように、接続部19bの周囲にも同様な振動減衰部19cを形成してもよい。また、接続部19b側にのみ振動減衰部19cを形成してもよい。この他、接続部19a,19b間の中間部分に渦巻状の振動減衰部19cを形成してもよい。
・上記実施の形態では、振動減衰部19cを接続部19aの周囲に渦巻状に形成したが、例えば、図5(a)(b)に示すように、接続部19bの周囲にも同様な振動減衰部19cを形成してもよい。また、接続部19b側にのみ振動減衰部19cを形成してもよい。この他、接続部19a,19b間の中間部分に渦巻状の振動減衰部19cを形成してもよい。
・上記実施の形態では、振動減衰部19cを2周周回する渦巻状に形成したが、周回数は適宜変更してもよい。
・上記実施の形態では、振動減衰部19cを渦巻状に形成したが、これに限らず、例えば図6(a)(b)に示すように、接続部19a及び接続部19bのそれぞれから一旦離間する側に延出させ、そこから互いをクランクで繋ぐ形状に屈曲させた振動減衰部19dとしてもよい。この態様では、接続部19a,19b間の部分全体が振動減衰部19dとなる。
・上記実施の形態では、振動減衰部19cを渦巻状に形成したが、これに限らず、例えば図6(a)(b)に示すように、接続部19a及び接続部19bのそれぞれから一旦離間する側に延出させ、そこから互いをクランクで繋ぐ形状に屈曲させた振動減衰部19dとしてもよい。この態様では、接続部19a,19b間の部分全体が振動減衰部19dとなる。
1…モータホルダ、2…ステータ、7…給電用端子、8…ロータ、15…回路基板、17…励磁回路、19…接続端子、19a…接続部(第1接続部)、19b…接続部(第2接続部)、19c,19d…振動減衰部。
Claims (5)
- モータホルダに固定されたステータにロータを回転可能に支持し、前記ステータに駆動電流を供給する励磁回路を搭載した回路基板を前記モータホルダに固定してなり、
前記ステータに接続される給電用端子と前記回路基板とを接続端子にて接続して前記回路基板から前記ステータに前記ロータの回転駆動のための前記駆動電流を供給するように構成したブラシレスモータであって、
前記接続端子は、金属板材から形成されるものであり、前記給電用端子と接続するための第1接続部と、前記回路基板と接続するための第2接続部と、前記第1及び第2接続部間に設けられ前記給電用端子側から入力される前記ロータの回転に伴った前記ステータの振動を減衰して吸収する振動減衰部とを有し、
前記振動減衰部は、前記給電用端子側から入力される前記ロータの回転に伴った前記ステータの軸方向、径方向及び周方向の3方向の振動の内、2方向の振動が厚さ方向に沿うように少なくとも一箇所の屈曲又は湾曲がなされるとともに、残りの1方向の振動が厚さ方向への捻れに変換されるように構成されたことを特徴とするブラシレスモータ。 - 請求項1に記載のブラシレスモータにおいて、
前記給電用端子は、長方形板状をなし、その長手方向が前記ステータの軸方向に沿って配置されるとともに、
前記回路基板は、前記ステータの軸方向と直交する方向に配置され、
前記接続端子は、長方形金属板材から形成されるものであり、前記接続端子の幅方向が前記給電用端子の長手方向に、前記接続端子の長手方向が前記回路基板の平面方向にそれぞれ沿うように配置されていることを特徴とするブラシレスモータ。 - 請求項1または2に記載のブラシレスモータにおいて、
前記振動減衰部は、前記厚さ方向に湾曲させて渦巻状に形成されてなることを特徴とするブラシレスモータ。 - 請求項3に記載のブラシレスモータにおいて、
前記振動減衰部は、前記第1及び第2接続部の少なくとも一方に、該接続部の周囲に渦巻状に形成されてなることを特徴とするブラシレスモータ。 - 請求項1または2に記載のブラシレスモータにおいて、
前記振動減衰部は、前記第1及び第2接続部間で少なくとも2箇所で前記厚さ方向に屈曲されて形成されてなることを特徴とするブラシレスモータ。
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101019 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120807 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20121128 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |