JP2009129810A - 点灯回路内蔵蛍光ランプおよびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】接着剤の状態によらずガラスグローブの固定を確実にする点灯回路内蔵蛍光ランプとその製造方法を提供する。
【解決手段】点灯回路内蔵蛍光ランプ10は、蛍光管1を被うグローブ2と、蛍光管1を点灯する点灯回路3を収容する点灯回路収容部4と、点灯回路収容部4とグローブ2の接合面の周囲に、点灯回路収容部4とグローブ2にまたがって、点灯回路収容部4とグローブ2の外面に密着する環状の収縮性テープ5と、を備える。グローブ2はガラスで形成され、点灯回路収容部4とグローブ2はその接合面の近傍で筒状である。点灯回路収容部4とグローブ2は、その接合面の近傍における断面の径が、前記接合面で極大値であってもよい。
【選択図】図1
【解決手段】点灯回路内蔵蛍光ランプ10は、蛍光管1を被うグローブ2と、蛍光管1を点灯する点灯回路3を収容する点灯回路収容部4と、点灯回路収容部4とグローブ2の接合面の周囲に、点灯回路収容部4とグローブ2にまたがって、点灯回路収容部4とグローブ2の外面に密着する環状の収縮性テープ5と、を備える。グローブ2はガラスで形成され、点灯回路収容部4とグローブ2はその接合面の近傍で筒状である。点灯回路収容部4とグローブ2は、その接合面の近傍における断面の径が、前記接合面で極大値であってもよい。
【選択図】図1
Description
本発明は点灯回路を内蔵する蛍光ランプおよびその製造方法に関する。より詳しくは、蛍光管を被うグローブを有する点灯回路内蔵蛍光ランプおよびその製造方法に関する。
白熱灯用の照明器具をそのまま用いながら消費電力を押さえるために、点灯回路を内蔵した電球形蛍光ランプが用いられている。電球を置き換えるため、また、照明器具の制約をできるだけ電球に近づけるために、電球形蛍光ランプはよりコンパクトになっている。そして光透過性と耐熱性のために、グローブにガラス素材が使われる。ガラスグローブは穴や凹部を形成すると強度が弱くなる。ガラスグローブは点灯回路を収容するベース部分に接着剤で取り付けられる。そのため、ガラスグローブの落下や破損を防止することが必要である。
特許文献1には、頂部に曲面部が形成されたガラスグローブとこのガラスグローブの開口部に結合されたケースとで外囲器を構成し、前記ガラスグローブの外表面に、あらかじめ一端が前記ガラスグローブの頂部形状に合致するように閉塞され、かつ他端が開口された熱収縮性チューブを被せ、前記ガラスグローブの外表面に前記熱収縮性チューブを加熱収縮により被覆したことを特徴とする飛散防止用電球形蛍光ランプが記載されている。
特許文献2には、異種の材料から構成された電球形蛍光ランプを破損させずに容易に分離可能とし、分離作業の効率改善を図った電球形蛍光ランプの技術が記載されている。特許文献2の技術は、伸縮性および柔軟性を有する固定部材の伸拡によりホルダとグローブを固定する。廃棄時の分離作業は、グローブとホルダを固定する固定部材を伸拡させる支持部材を解除することでホルダとグローブを容易にかつ損傷させることなく分離できる。
実開平01−62608号公報
特開2005−158334号公報
電球形蛍光ランプのガラス製グローブは、点灯回路を収容するベース部分に接着剤だけで固定されるので、接着剤の強度について十分配慮する必要がある。接着剤がはみ出ないようにしながら接着力を維持するため、組み立て工程を厳密に管理する必要がある。
特許文献1は、ガラスグローブが破損した場合に、飛散することを防止するが、グローブの脱落については考慮していない。また、グローブ全体に熱収縮性チューブを被せるので、グローブ表面の質感が電球と異なる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、接着剤の状態によらずガラスグローブの固定を確実にする点灯回路内蔵蛍光ランプを提供することを目的とする。
本発明の第1の観点に係る点灯回路内蔵蛍光ランプは、
蛍光管を被うグローブと、
前記蛍光管を点灯する点灯回路を収容する収容部と、
前記収容部と前記グローブの接合面の周囲に、前記収容部と前記グローブにまたがって、前記収容部と前記グローブの外面に密着する環状の収縮性テープと、
を備えることを特徴とする。
蛍光管を被うグローブと、
前記蛍光管を点灯する点灯回路を収容する収容部と、
前記収容部と前記グローブの接合面の周囲に、前記収容部と前記グローブにまたがって、前記収容部と前記グローブの外面に密着する環状の収縮性テープと、
を備えることを特徴とする。
好ましくは、前記グローブは、ガラスで形成されることを特徴とする。
好ましくは、前記収容部と前記グローブは、その接合面の近傍で筒状であることを特徴とする。
好ましくは、前記収容部と前記グローブは、その接合面の近傍における断面の径が、前記接合面で極大値である。
あるいは、前記グローブは、前記収縮性テープが接合する領域の断面の径が、外側に向かって凸である。
あるいは、前記グローブは、前記収縮性テープが接合する領域において、その断面の径に凹凸を有する。
あるいは、前記グローブは、前記収縮性テープが接合する領域内に外側に向かって突起状の形状を有する。
好ましくは、前記収縮性テープは、熱収縮性テープである。
本発明の第2の観点に係る点灯回路内蔵蛍光ランプの製造方法は、
蛍光管を被うグローブを、前記蛍光管を点灯する点灯回路を収容する収容部に接着する工程と、
前記収容部と前記グローブとの接合面の周囲に、前記収容部と前記グローブにまたがって、前記収容部と前記グローブの外面に環状の熱収縮性テープを付着させる工程と、
前記熱収縮性テープを加熱して収縮させ、前記収容部と前記グローブの外面に密着させる工程と、
を備える。
蛍光管を被うグローブを、前記蛍光管を点灯する点灯回路を収容する収容部に接着する工程と、
前記収容部と前記グローブとの接合面の周囲に、前記収容部と前記グローブにまたがって、前記収容部と前記グローブの外面に環状の熱収縮性テープを付着させる工程と、
前記熱収縮性テープを加熱して収縮させ、前記収容部と前記グローブの外面に密着させる工程と、
を備える。
本発明では、「環状の収縮性テープ」は「収縮性のチューブ(管)もしくはチューブの一部」を含むものとする。
本発明の点灯回路内蔵蛍光ランプによれば、収縮性テープの収縮しようとする弾力でガラスグローブを点灯回路収容部に保持して固定することにより、接着剤のみの固定に比べて信頼性が向上する。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付し、その説明は繰り返さない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る点灯回路内蔵蛍光ランプ10(以下、蛍光ランプ10と略す)の構成例を示す側面図であり、一部破断図で示してある。図2は、実施の形態1に係る蛍光ランプ10の構成例を示す平面図である。
図1は、本発明の実施の形態1に係る点灯回路内蔵蛍光ランプ10(以下、蛍光ランプ10と略す)の構成例を示す側面図であり、一部破断図で示してある。図2は、実施の形態1に係る蛍光ランプ10の構成例を示す平面図である。
図1に示すように、蛍光ランプ10は、蛍光管1、蛍光管1を被うグローブ2、蛍光管1を点灯する点灯回路3、点灯回路3を収容する点灯回路収容部4、熱収縮性テープ5、および口金6から構成される。熱収縮性テープ5は環状(エンドレス)で、グローブ2と点灯回路収容部4にまたがって外面に密着する。
点灯回路3の電源端子は、口金6に接続されている。また、点灯回路3の出力端子は、蛍光管1の電極に接続されている。蛍光ランプ10は、口金6をそれに適合するソケットに挿入して、電源(例えば、交流100Vの商用電源)を接続すると、点灯回路3の作用によって、蛍光管1が点灯する。点灯回路3は、例えば、高周波点灯方式の回路を用いる。電球形蛍光ランプは、グローブ2のないもの(D型)もあるが、白熱電球の発光面形状と演色効果に合わせるために、グローブ2を備えるものが多い。
実施の形態1は、グローブ2と点灯回路収容部4を接合すると、接合面の近傍で筒状となる場合である。グローブ2と点灯回路収容部4にまたがって、接合面の周囲に、熱収縮性テープ5を密着させる。
グローブ2はガラスで形成される。グローブ2の開口部2aは、開口の端部がグローブ2の外に突き出た凸形状で、点灯回路収容部4の凹部と対をなす。グローブ2の接合面2bは、開口部2aに隣接するグローブ2の外面である。点灯回路収容部4のベース部分の周縁部に、グローブ2の接合面2bと密着するように接着面4aが形成されている。
グローブ2の接合面2bと点灯回路収容部4の接着面4aを接着剤を用いて接合させ、接合面の周囲の外面に、熱収縮性テープ5を付着させる。接合面の近傍は筒状であり、グローブ2と点灯回路収容部4をまたがって接合面の外面を被うと、熱収縮性テープ5は環状となる(図2参照)。
熱収縮性テープ5は加熱することで弾力を保ちながら収縮する。熱収縮性テープ5の形状が環状のとき、環状が小さくなる方向へ収縮しようとする力が働き、弾力を保ちながら収縮しようとする効果は継続する。
接合面の外面に付着させた熱収縮性テープ5を、グローブ2の接合面2bと接着面4aの周囲の外面に加熱し収縮させることにより密着させる。熱収縮性テープ5はグローブ2と点灯回路収容部4をまたがって接合面の外面を被い、熱収縮性テープ5の収縮しようとする弾力でのグローブ2と点灯回路収容部4への締め付ける力になり、熱収縮性テープ5は接合面の周囲の外面のグローブ2と点灯回路収容部4を固定する。
以上、説明したように、実施の形態1では、接着剤での固定に加え、熱収縮性テープ5の収縮しようとする弾力でグローブ2と点灯回路収容部4が接着した状態を保持して固定を行う。接着条件の違いにより接着強度のバラツキが発生した場合でも熱収縮性テープ5による固定がなされ、グローブ2を固定する信頼性が向上する。
本発明の実施の形態1に係る蛍光ランプ10の構成例を示す側面図の図1では、グローブ2はA形(一般電球形状)であるが、G形(ボール形)、レフ形にも同様に適用できる(図3(a)、図3(b)参照)。
実施の形態1に係る蛍光ランプ10の構成例を示す平面図の図2では、グローブ2と点灯回路収容部4の接合部に接する周囲は円筒状であるが、筒形の断面は、楕円、角丸多角形などにしてもよい。
グローブ2と点灯回路収容部4を保持して固定するためには、熱収縮性テープ5に限らない。適当な張力を保ったまま、弾力を維持できる環状(エンドレス)のテープであればよい。例えば、シリコーン系などのラバーのバンドを用いることができる。また、グローブ2と点灯回路収容部4の周囲に密着させたときに環状になって張力がかけられれば、テープは素材として環状でなくても構わない。例えば、自己融着テープを用いたり、テープの両端を接着剤で留めて環状に形成してもよい。
なお、熱収縮性テープ5の環状のテープ形状のものとして、チューブ(管)もしくはチューブの一部(例えば、チューブを輪切りにした形状)を用いてもよい。本発明では、「環状の収縮性テープ」は「収縮性のチューブ(管)もしくはチューブの一部」を含むものとする。
次に、本発明の第2の観点に係る点灯回路内蔵蛍光ランプ10の製造方法を用いて、本実施の形態1について説明する。
蛍光管1を被うグローブ2を、蛍光管1を点灯する点灯回路3の点灯回路収容部4に接着剤を用いて接着する。グローブ2はガラスで形成される。
点灯回路収容部4とグローブ2の接合面の近傍で筒状である接合面の周囲に、点灯回路収容部4とグローブ2にまたがって、熱収縮性テープ5を環状に付着させる。
熱収縮性テープ5を加熱すると、収縮しようとする弾力が熱収縮性テープ5に働く。筒状の外面に環状の熱収縮性テープ5は付着しているので、点灯回路収容部4とグローブ2の外面に向かって弾力を保ちながら収縮し、熱収縮性テープ5を点灯回路収容部4とグローブ2の外面に密着する。
このように実施の形態1の製造方法では、点灯回路収容部4とグローブ2を接着剤だけの固定ではなく、熱収縮性テープ5を点灯回路収容部4とグローブ2に密着して、熱収縮性テープ5の収縮しようとする弾力でグローブ2と点灯回路収容部4が接着した状態を保持して固定することができる。
従来の製造方法ではグローブ2はベース部分に接着剤だけで固定されるので、接着剤の強度について十分配慮する必要があり、また、接着剤が経年変化によって変質し接着力が弱くなる可能性を考慮する必要があった。しかし実施の形態1の製造方法では、熱収縮性テープ5を用いることで固定の信頼性を上げることができる。よって、接着剤の状態によらずグローブ2の固定を確実にする点灯回路内蔵蛍光ランプ10を提供することができる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2に係る点灯回路内蔵蛍光ランプ10の構成例を示す側面図であり、一部破断図で示してある。図5は、図4のJ部の拡大図であり、熱収縮性テープの作用を説明する図である。図5(a)は熱収縮性テープ5を付着し加熱を行う前の状態、図5(b)は熱収縮性テープ5を付着し加熱を行った後の状態、を示す。
図4は、本発明の実施の形態2に係る点灯回路内蔵蛍光ランプ10の構成例を示す側面図であり、一部破断図で示してある。図5は、図4のJ部の拡大図であり、熱収縮性テープの作用を説明する図である。図5(a)は熱収縮性テープ5を付着し加熱を行う前の状態、図5(b)は熱収縮性テープ5を付着し加熱を行った後の状態、を示す。
実施の形態2は、グローブ2と点灯回路収容部4を接合すると、接合面の近傍で筒状で、その断面の径が接合面で極大値となる場合であり、その他の構成については実施の形態1と同様である。
点灯回路収容部4の接着面4aに接着剤を塗布し、グローブ2を閉じて、グローブ2の接合面2bと接着面4aを接合させる。次に、筒状かつ断面が極大値である接合面の周囲の外面に、グローブ2と点灯回路収容部4をまたがって熱収縮性テープ5を付着させる。付着した熱収縮性テープ5は平面から見ると環状、側面から見ると接合面の位置が最も幅が大きく、接合面を中心にグローブ2と点灯回路収容部4へ傾斜がある(図5(a)参照)。
熱収縮性テープ5の収縮しようとする方向への力は加熱により得られ、弾力を保ちながら収縮しようとする効果は継続する。熱収縮性テープ5を付着した後に、熱収縮性テープ5を加熱し収縮させ、グローブ2の接合面2bと接着面4aの周囲の外面に密着させる。グローブ2と点灯回路収容部4は、熱収縮性テープ5の周りからの締め付ける力により固定される(図5(b)参照)。
グローブ2の接合面2bと接着面4aの接合面の極大値となる部分上に熱収縮性テープ5の中央部があり、テープ幅方向上下に熱収縮性テープ5の端部はある。熱収縮性テープ5の端部は中央部に比べ収縮が大きくなり、熱収縮性テープ5の端部から中央部へかけての傾斜に垂直方向の、円筒へ向かう力が加わる。グローブ2と点灯回路収容部4から接合面へ向かう力が各々働き、グローブ2と点灯回路収容部4の固定が保持される。
実施の形態2では、熱収縮性テープ5の弾力による周りからの締め付ける力で固定するだけでなく、グローブ2を取り付ける方向に対しても力が加わるので、実施の形態1よりも、グローブ2を固定する信頼性が向上する。
本発明の実施の形態2に係る蛍光ランプ10の構成例を示す側面図の図4では、グローブ2はA形(一般電球形状)であるが、G形(ボール形)、レフ形にも同様に適用できる。
なお、グローブ2と点灯回路収容部4の接合部に接する周囲は一般には円筒状であるが、筒形の断面は、楕円、角丸多角形などにしてもよい。
次に、本発明の第2の観点に係る点灯回路内蔵蛍光ランプ10の製造方法を用いて、本実施の形態2について説明する。
蛍光管1を被うグローブ2を、蛍光管1を点灯する点灯回路3の点灯回路収容部4に接着剤を用いて接着する。
グローブ2と点灯回路収容部4を接合すると、接合面の近傍で筒状で、その断面の径が接合面で極大値である。
点灯回路収容部4とグローブ2の接合面の周囲に、点灯回路収容部4とグローブ2にまたがって、熱収縮性テープ5を環状に付着させる。
環状に付着した熱収縮性テープ5を加熱して収縮させ、点灯回路収容部4とグローブ2の外面に密着させる。
このように実施の形態2の製造方法では、点灯回路収容部4とグローブ2を接着剤だけの固定ではなく、熱収縮性テープ5を点灯回路収容部4とグローブ2に密着して、熱収縮性テープ5の収縮しようとする弾力で点灯回路収容部4とグローブ2を保持して固定することができる。
さらに実施の形態2の製造方法では、グローブ2と点灯回路収容部4の接合面が断面の径の極大値であり、グローブ2と点灯回路収容部4への接合面の近傍の筒状は、接合面の上下で傾斜を有する。熱収縮性テープ5の収縮しようとする弾力は筒状側面の垂直方向に作用し、傾斜を有する接合面の上下部分では接合面に向かって作用するので、グローブ2を取り付ける方向に力が働き続ける。
なお、図4では蛍光ランプ10の側面図でみて接合面で尖った形状としたが、接合面の両側で折線が連続的に変化するように(例えば、外側にふくらんだ円弧をえがくように)してもよい。
(実施の形態2の変形例)
図6は、本発明の実施の形態2に係る点灯回路内蔵蛍光ランプ10の変形例を表す図である。図6(a)は、実施の形態2に係る点灯回路内蔵蛍光ランプ10の例を示す側面図である。図6(b)は、図6(a)のJ部の拡大図で、グローブ2が、熱収縮性テープ5が接合する領域の断面の径に外側に向かって凸である場合である。図6(c)は、図6(a)のJ部の拡大図で、グローブ2が、熱収縮性テープ5が接合する領域の断面の径に凹凸を有する場合である。図6(d)は、グローブ2が、熱収縮性テープ5が接合する領域の断面の径に外側に向かって突起状の形状を有する場合の点灯回路内蔵蛍光ランプ10の平面図である。図6(e)は、図6(d)の場合における図6(a)のJ部の拡大図である。
図6は、本発明の実施の形態2に係る点灯回路内蔵蛍光ランプ10の変形例を表す図である。図6(a)は、実施の形態2に係る点灯回路内蔵蛍光ランプ10の例を示す側面図である。図6(b)は、図6(a)のJ部の拡大図で、グローブ2が、熱収縮性テープ5が接合する領域の断面の径に外側に向かって凸である場合である。図6(c)は、図6(a)のJ部の拡大図で、グローブ2が、熱収縮性テープ5が接合する領域の断面の径に凹凸を有する場合である。図6(d)は、グローブ2が、熱収縮性テープ5が接合する領域の断面の径に外側に向かって突起状の形状を有する場合の点灯回路内蔵蛍光ランプ10の平面図である。図6(e)は、図6(d)の場合における図6(a)のJ部の拡大図である。
図6(c)では凹凸を2つとしたが幾つでもよい。特に、全ての凹凸にかかるように熱収縮性テープ5が密着することが望ましいが、少なくとも1つの凸にかかればよい。図6(d)および図6(e)の突起状の形状を有する場合において、グローブ2が安定する最小の数は3つであり、突起状の形状の数は3つ以上が望ましいが、回転対称の位置に2つでもよい。
実施の形態2の変形例においても、グローブ2が熱収縮性テープ5が接合する領域の断面の径に外側に向かって凸、もしくは凹凸や外側に向かって突起状の形状を備えることで、実施の形態2と同様に熱収縮性テープ5からグローブ2を取り付ける方向に対しても力が加わるので、グローブ2を固定する信頼性が向上する。
従来の製造方法ではグローブ2はベース部分に接着剤だけで固定されるので、接着剤の強度について十分配慮する必要があり、また、接着剤が経年変化によって変質し接着力が弱くなる可能性を考慮する必要があった。しかし実施の形態2の製造方法では、熱収縮性テープ5を用いることで、グローブ2を取り付ける方向に保持したまま固定ができ、信頼性を上げることができる。さらに、熱収縮性テープ5は点灯回路収容部4に固定された状態を保つことができる。よって、接着剤の状態によらずグローブ2の固定を確実にする点灯回路内蔵蛍光ランプ10を提供することができる。
本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、本発明の範囲内で種々の実施形態が可能である。
1 蛍光管
2 グローブ
2a 開口部
2b 接合面
3 点灯回路
4 点灯回路収容部
4a 接着面
5 熱収縮性テープ
6 口金
10 蛍光ランプ
2 グローブ
2a 開口部
2b 接合面
3 点灯回路
4 点灯回路収容部
4a 接着面
5 熱収縮性テープ
6 口金
10 蛍光ランプ
Claims (9)
- 蛍光管を被うグローブと、
前記蛍光管を点灯する点灯回路を収容する収容部と、
前記収容部と前記グローブの接合面の周囲に、前記収容部と前記グローブにまたがって、前記収容部と前記グローブの外面に密着する環状の収縮性テープと、
を備えることを特徴とする点灯回路内蔵蛍光ランプ。 - 前記グローブは、ガラスで形成されることを特徴とする請求項1に記載の点灯回路内蔵蛍光ランプ。
- 前記収容部と前記グローブは、その接合面の近傍で筒状であることを特徴とする請求項1または2に記載の点灯回路内蔵蛍光ランプ。
- 前記収容部と前記グローブは、その接合面の近傍における断面の径が、前記接合面で極大値であることを特徴とする請求項1または2に記載の点灯回路内蔵蛍光ランプ。
- 前記グローブは、前記収縮性テープが接合する領域の断面の径が、外側に向かって凸であることを特徴とする請求項1または2に記載の点灯回路内蔵蛍光ランプ。
- 前記グローブは、前記収縮性テープが接合する領域において、その断面の径に凹凸を有することを特徴とする請求項1または2に記載の点灯回路内蔵蛍光ランプ。
- 前記グローブは、前記収縮性テープが接合する領域内に外側に向かって突起状の形状を有することを特徴とする請求項1または2に記載の点灯回路内蔵蛍光ランプ。
- 前記収縮性テープは、熱収縮性テープであることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の点灯回路内蔵蛍光ランプ。
- 蛍光管を被うグローブを、前記蛍光管を点灯する点灯回路を収容する収容部に接着する工程と、
前記収容部と前記グローブとの接合面の周囲に、前記収容部と前記グローブにまたがって、前記収容部と前記グローブの外面に環状の熱収縮性テープを付着させる工程と、
前記熱収縮性テープを加熱して収縮させ、前記収容部と前記グローブの外面に密着させる工程と、
を備えることを特徴とする点灯回路内蔵蛍光ランプの製造方法。
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