JP2009128691A - 閃光放電管用点灯回路 - Google Patents

閃光放電管用点灯回路 Download PDF

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高之 米谷
Keizo Sekido
敬三 関戸
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Abstract

【課題】従来の閃光放電管用点灯回路においては、IGBT駆動回路が点灯時、消灯時にトリガーコイルが発生するノイズに影響を受けやすく、IGBT素子が誤動作して点灯時間が長くなり、正確な露出が得られないという課題を生じていた。
【解決手段】本発明により、IGBT素子3のゲート3aにIGBT駆動回路4を設け、IGBT駆動回路4からの出力によりIGBT素子のゲートをオフさせてキセノン放電管2の発光を停止して成る閃光放電管用点灯回路1において、IGBT駆動回路4には、このIGBT駆動回路への消灯信号入力と同時に所定時間Lレベルを出力するタイマー回路7が並列に設けられ、IGBT駆動回路の出力とタイマー回路の出力とが点灯制御回路8を介してIGBT素子のゲートに接続されている閃光放電管用点灯回路とすることで誤動作を防止し課題を解決する。
【選択図】図1

Description

本発明は、写真撮影時などに使用されストロボ装置など、キセノン放電管を点灯させるための点灯回路に関するものであり、詳細には、オートストロボなどと称されていて、フィルム、CCD感光素子、MOSFET感光素子などに対する感光量を被写体からの反射光で測定し、適正となったときには、キセノン放電管に直列に接続されたIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)と称されているスイッチング素子で放電を停止させる点灯回路の構成に係るものである。
従来のこの種の点灯回路の例としては、例えば、図5に示すようなものがあり、発光手段(キセノン放電管)19の光をモニタするモニタ手段207、209と、その出力を積分する積分手段208と、調整時点にて所定の発光条件で測定した基準積分量を記憶する積分出力記憶手段210と、撮影に際し予備発光を行うと共に基準積分量をもとに、発光積分予想量として、演算積分量をを算出する演算積分量算出手段200と、予備発光時の積分量と演算積分量とを比較した差が所定値以内の場合は、積分は正常として実際の積分量により本発光を制御し、その差が所定値以上の場合は積分は不正常として演算積分量により本発光を制御する発光制御手段がある。
そして、積分、即ち、フィルム、CCD感光素子などに対する露光量が異常となる原因としては、例えば、トリガーコイル202などからのノイズがIGBTを制御するセレクタ206に直接に飛び込み、このセレクタが誤動作して、再度、キセノン放電管19を再点灯させ、露光量が増して露出過剰となるなどの事態を生じることが考えられる。
特開平09−127580号公報
よって、上記のように、例えば、演算積分量算出手段200により予めに設定された発光量でキセノン放電管19を点灯し、適正露出を得ようとした、上記従来の点灯回路においても、前記トリガーコイル202に対する配線の配置によっては、充分に影響を受ける可能性がある。
その場合には、前記演算積分量算出手段200により制御された場合でも、積分手段208により制御された場合でも、キセノン放電管19がIGBTにより消灯されるときにトリガーコイル202から発生するノイズ量は同じ値であり、何れの場合でも、キセノン放電管19が再点灯する確率に変化はないという問題点を生じていた。
本発明は、前記した従来の課題を解決するための具体的手段として、IGBT素子のゲートにIGBT駆動回路を設け、該IGBT駆動回路からの出力により前記IGBT素子のゲートをオフさせてキセノン放電管の発光を停止して成る閃光放電管用点灯回路において、前記IGBT駆動回路には、このIGBT駆動回路へのオフ信号入力と同時に所定時間Lレベルを出力するタイマー回路が並列に設けられ、前記IGBT駆動回路の出力と前記タイマー回路の出力とが点灯制御回路を介して前記IGBT素子のゲートに接続されていることを特徴とする閃光放電管用点灯回路を提供することで、どのような回路を用いた場合にもキセノン放電管の再点灯を生じないものとして、課題を解決するものである。
本発明により、積分回路からの出力などによりIGBT駆動回路に対して、IGBT素子のオフ信号が入力されると同時に、このオフ信号が入力されると同時に、出力がLレベルとなり、そのLレベルを所定時間維持するタイマー回路を設け、前記IGBT駆動回路の出力とAND回路を介してIGBT素子のゲートに接続する構成の閃光放電管用点灯回路としたことで、前記IGBT駆動回路がノイズなどによりHレベルを出力する誤動作を生じるときにも、アンド回路の出力にHレベルを生じるをなくし、キセノン放電管の再点灯を防止する効果を奏するものとする。
また、本発明によれば、付加される回路は、実質的には、小型ICにより実現可能なタイマー回路と、点灯制御回路のみであり、それ程に大型化することなく、また、コストの上昇も少ない状態で、確実な性能向上が図れるものとなる効果を奏することができるものとなる。
つぎに、本発明を図に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。図1に符号1で示すものは、本発明に係る閃光放電管用点灯回路であり、この閃光放電管用点灯回路1は、基本的には、発光源であるキセノン放電管2と、前記キセノン放電管2に直列に接続されたIGBT素子3と、前記IGBT素子3のゲート3aに接続されたIGBT駆動回路4と、前記キセノン放電管2で放電するための電力を蓄電するコンデンサ5と、前記キセノン放電管2の放電を開始させるトリガーコイル6から構成されている。
そして、前記IGBT駆動回路4に点灯信号が入力されると、IGBT駆動回路4は、前記IGBT素子3のゲート3aに信号を送り、このIGBT素子3を導通させると共に、前記トリガーコイル6により前記キセノン放電管2を点弧し、前記コンデンサ5に充電された電流を流し発光させる。
前記キセノン放電管2が発光した光の被写体などで反射したものは、図示は省略する積分回路などで積分され、積分量が所定量に達した時点で、適正露出に達したものとして、前記IGBT駆動回路4の入力端子4aに信号を送り、前記IGBT駆動回路4はIGBT素子3の導通を停止させ、キセノン放電管2の発光を停止させる。よって適正量の露光が行われるものとなる。
ここで、本発明では、前記IGBT駆動回路4の入力端子4aを入力とするタイマー回路7が設けられている。尚、このタイマー回路7は所定の時限が設定できるものであり、例えば、上記従来技術の欄でも説明したようにトリガーコイル6が動作したときのノイズの影響を受けにくいものであれば、回路構成は如何なるものであっても良い。また、前記タイマー回路7に設定可能な時限は、前記トリガーコイル6が作動してノイズを放射している時限をカバーできるものであればよい。
そして、前記IGBT駆動回路4の出力端子4bと、前記タイマー回路7の出力端子7bとは、点灯制御回路8、例えば2入力のAND回路などのそれぞれの入力端子に接続されており、このAND回路の出力は前記IGBT素子3のゲート3aに接続されている。従って、前記IGBT素子3は、前記IGBT駆動回路4と、タイマー回路7の双方がHレベルであるとき以外は導通することはない。
ここで、本発明による閃光放電管用点灯回路1の作用、効果を明確とするために、図2に比較例として示す、前記タイマー回路7が設けられていない閃光放電管用点灯回路10、つまり、通常に使用されているものと同等のものの、各部に生じる波形の説明を行う。先ず、図3に示すグラフは、閃光放電管用点灯回路10の各部の波形を示すグラフであり、先ず、図3中に符号T10で示す曲線は、トリガーコイル16から生じる波形の形状を示すものであり、キセノン放電管12の点灯時、及び、消灯時には、電流に急激な変化を生じて大きなノイズNを発するものとなる。
前記ノイズNは、例えば、電磁誘導などにより、前記IGBT駆動回路14に影響を与えるものとなり、図3中に曲線D10で示すように出力を変形させるものとなる。このときに、前記IGBT素子13は、ゲート13aがHレベルで導通し、Lレベルで遮断が行われるものであるので、曲線D10中に前記ゲート13aが導通するに充分なHレベルが含まれていると、前記IGBT駆動回路14の出力にも曲線E10に示すような変形部E10aを生じ、キセノン放電管12は曲線K10に示すように消灯が遅れ、適正露光をオーバーするものとなる。
ついで、本発明による各部の波形を示すものが図4であり、点灯、消灯時には曲線T1に示すようにノイズNを含む波形が、トリガーコイル6から発せられる点は同様であり、そして、曲線T1に含まれるノイズNにより前記IGBT駆動回路4の出力波形である曲線D1の出力も図示のように影響を受け変形する点も同様である。
しかしながら、本発明により、前記IGBT駆動回路4には並列にタイマー回路7が接続され、このタイマー回路7には図4中に曲線TMで示すように、前記IGBT駆動回路4が前段の積分回路(図示は省略する)の出力によりLレベルを出力する時点、即ち、適正露光に達した時点から所定時間、例えば、前記トリガーコイル6からのノイズNが継続している期間はLレベルを保つ時限が設定されている。
そして、前記IGBT駆動回路4の出力波形である曲線E1と、タイマー回路7からの曲線TMとは、点灯制御回路8の入力側に入力されているので、上記に記載したように、例え、前記IGBT駆動回路4の側の出力にノイズによるHレベルが適正露光に達した時限以後に出力されたとしても、IGBT素子3のゲート3aが接続されている点灯制御回路8の出力はHレベルになることはなく、よって、キセノン放電管2の再トリガーは行われることはなく、曲線K1に示すように適正露光が行われるものとなる。
また、本発明によれば、前記タイマー回路7もICが1個の簡便で小形化が可能な構成であるので、例えば、カメラボデイの金属部分に囲まれている部分、あるいは、金属板などで囲みやすい場所など、トリガーコイル6からのノイズを遮蔽(シールド)しやすい部分に設置することが可能であり、実際の実施に当たっても設置場所の設定を理想的な位置に行い易いものとなる。
以上に説明したように、本発明によれば、キセノン放電管2の点灯時間を、被写体からの反射光の量などにより判定し、キセノン放電管2に直列に接続されたIGBT素子3をオフして発光を停止させ適正露出を得るために設けられたIGBT駆動回路4に対して、前記IGBT駆動回路4にオフ信号が加えられた時点から、適宜時間、Lレベルを出力するタイマー回路7を設け、更に、前記IGBT駆動回路4の出力と、前記タイマー回路7との出力をAND回路を介してIGBT素子3のゲート3aに接続した閃光放電管用点灯回路1としたことで、トリガーコイル6などが生じるノイズで誤動作を生じることをなくし、この種の閃光放電管用点灯回路1に対して、適正露出の向上を可能とするものである。
また、上記の作用を得るときに、従来例に見られたように、マイクロコンピュータなど高度あるいは高価な回路素子を使用する必要がなく、それに伴い付属させる回路部品の点数なども低減できるので、装置自体の小形化、低コスト化も可能とするものであり、カメラ、ストロボ装置などの携帯性も向上させるものとなる。
本発明に係る閃光放電管用点灯回路の要部を示す回路図である。 本発明の閃光放電管用点灯回路との作用を比較するためにタイマー回路を省略した比較例の回路図である。 比較例における閃光放電管用点灯回路の要部の波形を示すグラフである。 本発明に係る閃光放電管用点灯回路の要部の波形を示すグラフである。 従来例を示す回路図である。
符号の説明
1…閃光放電管用点灯回路
2…キセノン放電管
3…IGBT素子
3a…ゲート
4…IGBT駆動回路
4a…入力端子
4b…出力端子
5…コンデンサ
6…トリガーコイル
7…タイマー回路
7b…出力端子
8…点灯制御回路

Claims (1)

  1. IGBT素子のゲートにIGBT駆動回路を設け、該IGBT駆動回路からの出力により前記IGBT素子のゲートをオフさせてキセノン放電管の発光を停止して成る閃光放電管用点灯回路において、前記IGBT駆動回路には、このIGBT駆動回路への消灯信号入力と同時に所定時間Lレベルを出力するタイマー回路が並列に設けられ、前記IGBT駆動回路の出力と前記タイマー回路の出力とが点灯制御回路を介して前記IGBT素子のゲートに接続されていることを特徴とする閃光放電管用点灯回路。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0862681A (ja) * 1994-08-26 1996-03-08 Olympus Optical Co Ltd 閃光発光装置
JP2002139818A (ja) * 2000-11-01 2002-05-17 Fuji Photo Film Co Ltd レンズ付きフイルムユニット
JP2007109551A (ja) * 2005-10-14 2007-04-26 Stanley Electric Co Ltd 閃光放電管用点灯制御回路

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