JP2009128307A - 車両用メータユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】 指標数字と指針の双方について、その視認性を指針角度によらず一様に確保でき、かつ指針指示されたときの、個々の指標数字の直読性も大幅に向上できる車両用メータユニットを提供する。
【解決手段】 指針502が指標数字215と重なる位置関係にて表示される際には、それら指針502と指標数字215との重複領域CRを区画する外形線のうち、少なくとも指標数字215の輪郭線に属する部分VL1を視認可能輪郭線VLとして顕在化するための輪郭顕在化画像処理を実行する。各指標数字215は、指針502の回転周方向に沿って各々天地方向が、指針502の回転動径方向と一致するように配列される。
【選択図】 図4A

Description

この発明は、車両用メータユニットに関し、特に、ディスプレイの画面上に指針式アナログメータを画像表示するメータユニットに関する。
特開2006−21573号公報 特開2001−138769号公報
車両用(特に自動車用)のコックピットには、車速やエンジン回転数等を表示するメータが配置される。このようなメータは、特許文献2に開示されているようなアナログ機械指針式のメータが古典的なものであるが、特許文献1に開示されているごとく、液晶パネル等の画像表示装置にてメータユニットを構成し、ここに従来のアナログ機械式のメータに代えて、メータのカラー画像(いわゆるソフトメータ)を表示するようにしたものも普及している。
特許文献2に開示されているアナログメータでは、指針先端よりも外側に目盛部が配置され、指針が示す指標数字は目盛部のさらに外側に配置されている。このようなアナログメータの構成では、指針から指標数字までが遠すぎ、指示値の直読性に欠ける難点がある。他方、特許文献1に開示されている画像メータでは、指標数字が目盛部の内側にあり、指針の先端部が指標数字に近づいている。しかし、指針先端部が指標数字の一部を隠蔽するように重ね表示されるので、依然、指示値の直読性に欠ける難点がある。また、特許文献1の構成では、指標数字が全て水平に配列しており、指針角度によって指標数字の隠蔽面積が異なることになり、指標数字の視認性が指示値によって一様でない問題もある。
本発明の課題は、指標数字と指針の双方について、その視認性を指針角度によらず一様に確保でき、かつ指針指示されたときの、個々の指標数字の直読性も大幅に向上できる車両用メータユニットを提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明の第一は、上記の課題を解決するために、
指針式アナログメータの画像を表示するディスプレイと、
ディスプレイの画面上に、指針式アナログメータの指針の画像を、回転動径方向に指針長手方向を一致させた状態にて予め定められた回転中心周りに回転移動可能に表示する指針表示手段と、
ディスプレイの画面上において、指針式アナログメータの指針の指標となる複数の指標数字の画像を指針の回転周方向に沿って、該指標数字の各々天地方向が該指針の回転動径方向と一致し、かつ、指針が各指標数字位置に回転到来したとき、当該指標数字が指針に対し該指針の長手方向の一部区間に重なるように配列表示する指標数字表示手段と、
指針を指標数字と重なる位置関係にて表示する際に、それら指針と指標数字との重複領域を区画する外形線のうち、少なくとも指標数字の輪郭線に属する部分を視認可能輪郭線として顕在化するための輪郭顕在化画像処理を行なう輪郭顕在化画像処理手段と、を有してなることを特徴とする。
上記本発明の第一に係る車両用メータユニットの構成によると、指針式アナログメータの画像をディスプレイ上に表示するので、複雑な機械式のメータ駆動要素が不要であり、故障も少ない。また、画像表示により意匠設計上の自由度も大幅に高めることができる。そして、本発明においては、複数の指標数字の画像を、指針が各指標数字位置に回転到来したとき、当該指標数字が指針に対し該指針の長手方向の一部区間に重なるように配列表示する。つまり、指針が指標数字を横切って動くよう指標数字が指針に近づけて配置される。そして、指針が指標数字と重なる位置関係にて表示される際には、それら指針と指標数字との重複領域を区画する外形線のうち、少なくとも指標数字の輪郭線に属する部分を視認可能輪郭線として顕在化するための輪郭顕在化画像処理が実行される。この処理により、画像上指針が指標数字と重なっても指標数字の輪郭線は指針により隠蔽されず、指標数字が指針に近づけて配置されていることとも相俟って、指示値の直読性が大幅に向上する。
そして、本発明の第一においては、各指標数字を、指針の回転周方向に沿って該指標数字の各々天地方向が(指針の)回転動径方向と一致するように配列する。図23の参考技術(ただし、公知技術であることを表明するものではない)に示すごとく、各指標数字を特許文献2のように全て水平に配列すると、指針と指標数字との重複領域は指針の指示角度位置によって位置及び幅が大きく変化し、指針視認性を支配する、重複領域の影響を受けない指針残余部分の形や大きさもまちまちとなるので、咄嗟の視認時等において指針を見失いやすくなる難点がある。特許文献2のごとく、実体的な指針部材が用いられない画像による仮想的な指針態様ではこの傾向は特に著しく、例えば、指針がほぼ水平方向を向く角度位置(図23では、例えば160km/hの位置)では、指針長手方向に対する重複領域の寸法が非常に大きくなるので、指針の視認性が特に損なわれやすい。しかし、本発明においては、指標数字の天地方向が指針の回転動径方向と一致するよう、指針角度位置に応じて指標数字が水平位置から傾けて配置されるので、指針の指示角度によらず、指針と指標数字との重複領域が指針に対し該指針の回転動径方向にてほぼ同位置及び同幅にて生ずることになる。その結果、重複領域の影響を受けない指針の残余部分の形や大きさも指示角度位置によらずほぼ一定となり、画像表示による仮想的な指針態様であるにもかかわらず、咄嗟の視認時等においても指針を見失いにくくなる。
重複領域における指標数字輪郭線への輪郭顕在化画像処理としては、種々の方式を採用することができる。以下、順に説明する。まず、各指標数字を個別に取り囲む予め定められた区画線の各々内側に位置する各指標数字及びその背景領域が指針に対する隠蔽領域を形成することができる。輪郭顕在化画像処理は、隠蔽領域と指針とが重なる場合に該指針の当該隠蔽領域との重複部分全体を隠蔽する処理とすることができる。この方式では、個々の指標数字の周囲を背景領域とともに区画して隠蔽領域となし、その隠蔽領域を単位として指針を隠蔽するようにしたから、指標数字の種類(1,2,3‥)毎に異なる数字図形の輪郭線形状の影響がなくなり、該隠蔽領域の区画形状に応じて指針隠蔽部分の位置や形状ならびに寸法をさらに一様化できる。この効果は、各指標数字を、同一種及び同一サイズのフォントを用い、これを、回転中心に関する互いに半径の異なる2つの円弧状区画線に挟まれた(一定幅の)帯状領域の内部に収まるよう、当該帯状領域内に定められた経路上に間隔をおいて配列表示するとともに、その帯状領域の2つの円弧状区画線を隠蔽領域の半径方向内縁及び外縁として用いた場合に、特に高められる。
また、上記の構成では、隠蔽領域の区画線を特定しさえすれば、指標数字そのものの輪郭線を特定する画像データが特に用意されていなくとも、指針隠蔽に係る画像処理を問題なく実行できる利点がある。例えば指標数字画像を(指針以外の)背景画像と合成した1レイヤの画像データを用いて表示すると、指標数字の輪郭線をデータ上特定することは不能な場合もあるが、画像データの画素マトリックス上にてどの位置に各指標数字が配置されているかが特定できれば、指標数字を周囲背景とともに区画する形で隠蔽領域を簡単に設定でき、指針画像の部分隠蔽処理を問題なく実行することができる。
指標数字表示手段は、複数の指標数字を、回転周方向に沿う予め定められた配列経路上に間隔をおいて配列表示するものとでき、隠蔽領域は、各指標数字の周囲領域に限定された形で配列経路に沿って複数に分断形成することができる。これにより、配列経路上にて互いに隣接する隠蔽領域間に形成される指標数字の非表示領域を、指針の画像を隠蔽しない非隠蔽領域とすることができる。互いに隣接する指標数字(隠蔽領域)の間の領域では指針の隠蔽処理がなされないので、該域での指針視認性が大幅に向上する。
一方、隠蔽領域は、各指標数字の周囲領域とともに隣接する指標数字の間に位置する領域も包含する形で配列経路に沿って連続的に形成する態様も可能である。このようにすると、隠蔽領域は、各指標数字の周囲領域とともに隣接する指標数字の間に位置する領域も包含する形で配列経路に沿って連続的に形成されることになる。この態様では、指針が指標数字上に重なっている場合と、隣接する指標数字間に位置する場合とのいずれにおいても、上記連続的な隠蔽領域により、指針の長手方向の一部区間が常に一様に隠蔽されるので、指針の視認形状が指針角度位置によらず常に一定とできる利点がある。
また、上記の構成と視覚的には全く同等の効果を達成できる車両用メータユニットは、画像処理概念の上で異なる次のような第二発明によっても実現できる。すなわち、該構成にかかる車両用メータユニットは、
メータ画像を表示するディスプレイと、
ディスプレイの画面上に、回転動径方向に長手方向を一致させた状態にて予め定められた回転中心周りに回転移動する指針の画像を表示する指針表示手段と、
ディスプレイの画面上において、指針の指標となる複数の指標数字の画像を指針の回転周方向に沿って、該指標数字の各々天地方向が指針の回転動径方向と一致し、かつ、回転中心に関する互いに半径の異なる2つの円弧状区画線に挟まれた帯状領域の内部に収まるよう、当該帯状領域内に定められた配列経路上に間隔をおいて配列表示する指標数字表示手段とを有し、
指針表示手段は指針の画像を、該指針の回転動径方向における帯状領域との重なり部分を欠落させることにより、該帯状領域内縁よりも内側に位置する第一指針部分と、帯状領域の外縁よりも外側に位置する第二指針部分とを有するものであり、指針表示手段はそれら第一指針部分と第二指針部分とを回転中心回りに一体回転移動しつつ表示することを特徴とする。
上記の構成では、指針の画像を、指標数字が配列する帯状領域をはじめから回避する形で、その内外に分断配置された2つの指針部分にて形成し、これら指針部分が一体回転移動するように表示することで、半径方向に連続な一体の指針画像データを用いる場合においては必要だった、帯状領域との重なり部における指針隠蔽のための画像処理が不要となる利点がある。
次に、本発明の第一については、指針表示手段を、指標数字との重複領域に隣接する該指標数字の背景領域を指針画像表示領域として使用するものとして構成することもできる。輪郭顕在化画像処理は、重複領域と、これに隣接する指針画像表示領域との境界線を視認可能輪郭線として顕在化する処理となる。この態様では、指標数字の種類(0,1,2,3‥)毎に異なる数字図形の輪郭線形状に沿って、その直近の背後領域にも、重複領域からはみ出る指針部分をきめ細かく表示でき、指針の視認面積を拡大できる利点がある。なお、重複領域における指標数字そのものの輪郭線を顕在化するために、該指標数字の輪郭線を特定する画像データを用意する必要がある。例えば指標数字画像の背後に、(指針以外の)背景画像を表示するためには、指標数字画像と背景画像との各画像データを分離して用意する必要がある。
上記の構成では、輪郭顕在化画像処理は、種々の方式を採用することが可能である。
まず、該処理は、重複領域にて指針の画像を指標数字の画像の背後に隠蔽することにより、重複領域を区画する外形線のうち、指標数字の輪郭線を構成する部分のみを視認可能輪郭線として顕在化するものとできる。これは、指針が指標数字の背後にもぐりこんで隠れるように表示される態様であり、指標数字が配列した透明な文字盤の背後に実体的な指針が配置される古典的なメータの雰囲気に近いので、ユーザーにとっても親近感があり、その先入観を利用する形で指針の識別性を高めることができる。
ただし、指標数字画像の背後に指針が一部隠蔽される様子が直ちに視認把握できるためには、指針画像領域と指標数字画像領域との間に十分なコントラストが生ずるよう、指針画像領域と指標数字画像領域との画素設定値が、具体的にはカラーディスプレイにあって、色相、彩度及び色相の各設定値の少なくともいずれかが、両者の境界線(つまり、指標数字の輪郭線)に沿う領域にて少なくとも相違していなければならない。本明細書においては、比較対象となる2領域の「表示色が異なる」ことを、広義には両領域の「色相、彩度及び色相の各設定値の少なくともいずれかが相違する」ものとして定義する。この定義に従えば、指標数字との重複領域を包含する部分において少なくとも、指針は、該指標数字とは互いに異なる表示色にて表示される必要がある。
なお、指標数字に使用する第二表示色と、指標数字の残余の部分に使用する第三表示色は、互いに異なっていても、同一であってもいずれでもよい。なお、第一表示色と第二表示色、あるいは、第一表示色と第三表示色とは、互いに色相の相違する表示色であることがより望ましい。なお、本明細書においては、JIS:Z8721に規定の彩度にて0.2未満の色は「無彩色」とみなし、無彩色と有彩色とは互いに「色相の相違する表示色」の概念に属するものとする。
次に、輪郭顕在化画像処理は、重複領域の画像表示状態を、指針の該重複領域に隣接する画像領域と、指標数字の該重複領域に隣接する画像領域とのいずれとも異なる表示状態に設定することにより、重複領域を区画する外形線のうち、指標数字の輪郭線に属する部分と指針の輪郭線に属する部分との双方を視認可能輪郭線として顕在化する処理とすることもできる。この態様は、重複領域にて指針と指標数字とが互いに透視可能となっており、重なって隠れている背後側の画像オブジェクトの輪郭線が透けて見えるイメージを想起させるものである。この場合、輪郭顕在化画像処理は、重複領域において指標数字画像と指針画像とを透かし合成する処理とすることができる。重複領域における輪郭顕在化画像処理を、周知の透かし合成処理により簡単に実施できる利点がある。
また、輪郭顕在化画像処理は、重複領域の画像表示色を、指針の該重複領域に隣接する画像領域と、指標数字の該重複領域に隣接する画像領域とのいずれとも異なる表示色に設定するものとして実施することができる。上記の透かし合成処理を行なった場合も、もちろん重複領域の画像表示色は上記隣接各部の表示色とは異なるものとなるが、重複領域の画像表示色を、上記透かし合成では実現不能な表示色に設定することも可能である。
また、輪郭顕在化画像処理は、重複領域を区画する外形線のうち、指標数字の輪郭線を構成する部分に沿って、当該輪郭線を強調するための強調画像を付加する処理とすることもできる。この態様では、画像付加により輪郭線そのものが強調されるので、重複領域における輪郭線の顕在化により直接的な効果をもたらすことができる。強調画像は、例えば、指標数字又は指針の各画像領域の一部を輪郭線に沿って帯状に区画し、当該帯状の区画領域を、これに隣接する指標数字及び指針の画像領域のいずれとも異なる表示色に設定する形で付加できる。このようにすると、指標数字と指針との重複領域において限定的に輪郭線が強調され、指針と指標数字とが重なる場合と、重ならない場合との間での、指針ないし指標数字の外観変化を最小限にとどめることができ、違和感を少なくできる利点がある。
一方、強調画像は、指標数字の輪郭線の、重複領域内に位置する部分と、これにつながる重複領域外の輪郭線部分とに一括して沿う形で付与することも可能である。例えば、該強調画像を、指標数字の立体陰影部画像とすることで指標数字の意匠性を高めることができる。また、強調画像は、指標数字の輪郭線の、重複領域内に位置する部分と、これにつながる重複領域外の輪郭線部分とに一括して沿う形で、指標数字、指針及びそれらの背景のいずれとも異なる表示色にて表示される帯状画像とすることもできる。輪郭線の視認性向上という観点では、該帯状画像を用いた構成の効果は絶大である。
本発明の適用対象となる指針式アナログメータは、代表的なものとしては速度メータを例示できるが、これに限定されず、例えば車両駆動源の出力状態を示す出力メータ(例えば、通常のガソリン車あるいはディーゼル車におけるタコメータや、近年ハイブリッド車に採用されているパワーメータである)に適用することももちろん可能である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1Aは、本発明の車両用メータユニットの画面表示例をビットマップ画像にて示すものであり、図1Bはこれを模式化して示すものである。該車両用メータユニット1は自動車(車両)の運転席に対向配置されるものであり、複数のメータ画像を所定のレイアウトにて集合させた形でディスプレイ210に一括表示するものとして構成されている。ディスプレイ210は、図2に示すように、TFT型カラー液晶パネル108とバックライトモジュール309とを有する周知のものである(ただし、プラズマディスプレイやELディスプレイ等の自発光ディスプレイで構成されていてもよい)。メータ画像として具体的には、ギアポジションメータ503、速度計504A,504D、ハイブリッド車の総出力及び回生状態を示すパワーメータ501、平均燃費メータ506、燃料残量メータ507及び水温メータ509が表示されている。
速度計504A,504Dは、円弧状の指示軌跡に沿って移動可能な指針502と、該指示軌跡に沿って形成される文字盤40とを有した回転指針式アナログメータかならるアナログ速度計504Aと、画面SCR上にて指示軌跡の内側にて指針502の回転中心Oを包含する領域に、指針502の指示値を数字によりデジタル指示するデジタル速度計504Dとからなる。デジタル速度計504Dに表示される数字50の下側には、該数字50を倒立反転した装飾用倒立影画像504Sが表示されている。
図2は、車両用メータユニット1の電気的構成の一例を示すブロック図である。
該構成の要部をなすのはメータ表示の主要制御を司るメータECU200である。メータECU200の要部は、CPU281、ROM282、RAM283、描画LSI及び入出力部280が内部バスにて接続されたマイコンからなる。ROM282にはメータ描画ソフトウェアと、各メータ503,504A,504D,501,506,507,509の描画に必要な図形データ、及びデジタル速度計504Dに速度表示するための数字(補助画像)のフォントデータが格納されている。
メータECU200は、ボデー系ECU300等の他のECUとシリアル通信バス127により、各々通信インターフェース126を介してネットワーク接続されて、動作状態パラメータ取得手段としての機能も果たす。すなわち、ボデー系ECU300には、メータに表示させるべき基本動作状態情報を取得するためのセンサ群が接続されている。具体的には車速センサ301、車両出力検出ユニット302、冷却水の水温センサ303、燃料残量センサ304、平均燃費演算部305及びギアポジション検出部306などである。
メータECU200は、上記のセンサ群301〜307からの検出情報を、通信バス127を介して取得し、各々対応するメータのマスター画像(例えばROM282に記憶されているものである)上にその指示値を反映させ、各メータの描画データ(以下、メータ描画データ)を作成する。具体的には、図4において、ギアポジション検出部306の検出値がギアポジションメータ503に、車速センサ301の検出値が速度計504A,504Dに、車両出力検出ユニット302の検出値がパワーメータ501に、平均燃費演算部305の燃費演算値が平均燃費メータ506に、燃料残量センサ304の検出値が燃料残量メータ507に、水温センサ303の検出値が水温メータ509にそれぞれ反映される。描画LSI106は、上記の描画データを受け取り、グラフィックメモリ107上で画像合成して液晶パネル108に出力する(メータ描画ソフトウェアを実行するメータECU200と連携し、指針表示手段、指標数字表示手段及び輪郭顕在化画像処理手段を機能実現する)。
メータ描画ソフトウェアによる、速度計504A,504Dに係るメータ動作処理の流れの概略は以下の通りである。まず、エンジンが始動すればボデー系ECU300から取得した車速の検出値を取得し、その取得した車速に応じたメータ動作処理となる。この処理ルーチンはエンジンが停止するまで繰り返し実行される。具体的には、図1Bに示すように、アナログ速度計504Aの指針502を、取得した車速に対応する目盛位置へ移動するように描画するとともに、車速を示す数値を、前述のフォントデータを用いてデジタル速度計504Dに表示する。上記処理ルーチンの繰り返しに伴い、取得するエンジン回転数の変動に伴い、指針502の描画位置と、デジタル速度計504Dの表示値がこれに追随して変化する。
装飾用倒立影画像504Sは、デジタル速度計504Dの表示値を画面SCR上での正立形態のオブジェクトとみなしたときの、画面SCR手前上方側からの仮想的な照明光による反射投影像が、あたかもそのオブジェクトの下に水面(あるいは鏡面)が存在しているかのごとくに表現され、メータの限られた表示画面SCR上にて爽快で広々とした空間演出を行なうことできる。反射投影像を模した装飾用倒立影画像504Sは、仮想投影面上にてデジタル速度計504Dの表示値の手前下方に、該表示値の下縁から遠ざかるほど明度が漸減するグラデーション画像として表示されている。これにより、投影反射光量が減少する画面SCRの手前側ほど装飾用倒立影画像504Sの明度が減少し、反射投影像としてのリアリティが高められる。
また、画面SCR上にてメータ画像の背後には三次元的な背景画像600が表示されている。該背景画像600には、各メータの画像よりも平均的な明度が低く設定されており、水平な仮想投影面に沿う装飾面画像DPが、遠近法により画面SCRの奥行き方向に焦点を生ずる形で表示されている。このような装飾面画像DPを積極表示することで、該装飾面画像DPに対応した位置への仮想投影面の存在をより顕在化させることができ、ユーザーに対し装飾用倒立影画像504Sを反射投影像としてより直感的に意識させることができる。なお、仮想投影面(装飾面画像DP)上にてメータ画像から背後に遠ざかるほど、また、装飾面画像DPは、水平方向にて画面SCR中央から左右に遠ざかるほど明度が漸減するグラデーション画像として表示されており、画面SCRの手前上方に仮想照明光の光源の存在を仮定したときの遠近感がよりリアルに演出されている。図1Bにおいて、装飾面画像DP上には、画面奥行き方向遠方の焦点を目指して収束する多数の装飾用ストライプが形成されており、装飾面画像DPは明度減少により該焦点の手前で消失(フェードアウト)する形にデザインされ、3D的な奥行き感が高められている。
次に、本発明の特徴部を反映した部分について説明する。該特徴部は、指針式アナログメータとして構成されたアナログ速度計504Aと、同じくパワーメータ501とにそれぞれ表れているが、基本思想は同一であるのでアナログ速度計504Aにより代表させて説明する。図3A,図3Bに示すように、指針502の画像は、回転動径Rの方向に指針長手方向を一致させた状態にて、指示すべき速度値に応じて回転中心Oの周りに回転移動しつつ表示される(指針表示手段)。前述の文字盤40は、目盛線211が刻まれた円弧状の目盛部213と、その目盛部213に沿って配列する、代表的な各目盛位置での指示値(この場合、速度値)を各々示す複数の指標数字215とからなる。複数の指標数字215の画像は、指針502の回転周方向に沿って、該指標数字215の各々天地方向が該指針502の回転動径方向と一致し、かつ、指針502が各指標数字215位置に回転到来したとき、当該指標数字215が指針502に対し該指針502の長手方向の一部区間に重なるように配列表示されている(指標数字表示手段)。また、目盛部213は、動径R方向にて指標数字215の列の外側に表示されている。
指針502と指標数字215とは色相の異なる表示色にて表示されている。指標数字215の表示色は白色であり、立体的な陰影等は特に付与されていない。他方、指針502の表示色は薄緑色であり、立体的な陰影が付与されている。具体的には、指針502は、幅方向途中位置に高さピークを有する指針長手方向に沿う凸条表面形態を有し、メータ前面側から仮想的な照明光を受けている想定にて、凸条稜線(R方向)に沿う形で高輝度の反射光沢部が形成され、該凸条稜線から幅方向両側に離れるに従い、また指針基端部に近づくに従い、各々輝度が漸減するグラデーションが施されている。なお、指針501の基端側は暗背景をなす背景画像600中にフェードアウトする形になっている。
また、回転中心Oから指針502の先端に至る指針回転動径Rが、指針502の回転に伴い画面上にて掃引する領域を指針回転動径掃引領域としたとき、図1A及び図1Bに示すごとく、デジタル速度計504Dの表示領域は、その指針回転動径掃引領域の内側に包含する形で設定されている。そして、指針回転動径掃引領域のデジタル速度計504Dの半径方向外側に延出する領域にのみ指針502の画像が表示されている。指針502の画像が補助画像504Dと重ならず視認性が向上している。また、デジタル速度計504Dとの重畳を回避している分だけ指針502は短く表示されている。
速度検出値の変化に応じて、指針502は速度値に対応する角度位置へと回転移動する。このとき、図3Aに示すように、指針502が指標数字215と重なる場合と、図3Bに示すように、重なりを生じない場合との2通りがある。そして、図3Aのごとく、指針502が指標数字215と重なる場合においては、それら指針502と指標数字215との重複領域CR(図4A参照)を区画する外形線のうち、少なくとも指標数字215の輪郭線に属する部分VL1を視認可能輪郭線として顕在化するための輪郭顕在化画像処理が行なわれる(輪郭顕在化画像処理手段)。
具体的には、図3Aに示すように、各指標数字215を個別に取り囲む予め定められた区画線の各々内側に位置する各指標数字215及びその背景領域が、指針502に対する隠蔽領域212nを形成している。輪郭顕在化画像処理は、図4Aに示すように、隠蔽領域212nと指針502とが重なる場合に、該指針502の当該隠蔽領域212nとの重複部分全体を隠蔽する処理とされる。
図3A及び図4Aに示すように、複数の指標数字215は、指針502の回転周方向に沿う円弧状の配列経路上に、一定の間隔をおいて配列表示されている。隠蔽領域212nは、各指標数字215の周囲領域に限定された形で配列経路に沿って複数に分断形成されている。そして、図3B及び図4Bに示すように、上記配列経路上にて互いに隣接する隠蔽領域212n,212nの間に存在する指標数字215の非表示領域は、指針502の画像を隠蔽しない非隠蔽領域212bとされている。
図3A及び図4Aに示すように、各指標数字215は、同一種及び同一サイズのフォントを用いて表示され、回転中心Oに関する互いに半径の異なる2つの円弧状区画線BS,BUに挟まれた一定幅の帯状領域212の内部に収まるよう、当該帯状領域212内に定められた経路上に、一定の間隔をおいて配列表示されている。その帯状領域212の2つの円弧状区画線BS,BUは、隠蔽領域212nの半径方向内縁及び外縁として用いられている。
上記のアナログ速度計504Aの構成によると、図3Aに示すように、複数の指標数字215の画像は、指針502が各指標数字215の位置に回転到来したとき、当該指標数字215が指針502に対し該指針の長手方向の一部区間に重なるように配列表示される。つまり、図3A及び図3Bに示すように、指針502が指標数字215を横切って動くよう指標数字215が指針502に近づけて配置されている。
図4Aに示すように、指針502が指標数字215と重なる場合は、それら指針502と指標数字215との重複領域CRを区画する外形線のうち、指標数字215の輪郭線に属する部分VL1を視認可能輪郭線として顕在化させる表示処理がなされる。画像上指針502が指標数字215と重なっても、指標数字215の輪郭線VL1が指針502により隠蔽されず、指標数字215が指針502に近づけて配置されていることとも相俟って、指示値の直読性が大幅に向上する。
また、図3Aに示すように、各指標数字215は、指針502の回転周方向に沿って該指標数字215の各々天地方向が、指針502の回転動径Rの方向と一致するように放射状に傾きつつ配列している。つまり、図23のように全ての指標数字215が水平方向にそろえて表示されるのではなく、目盛部213上の角度位置に応じて、各々指針502の回転中心Oを見込む向きに水平方向から傾けて表示されている。
図23のように各指標数字215が全て水平に表示されると、指針502と指標数字215との重複領域CRは指針502の指示角度位置により位置及び幅が大きく変化する。重複領域とその直近背景領域とを包含する隠蔽領域を設定する場合、隠蔽領域の幅、ひいては該隠蔽領域が指針502を切り取る長さが指示角度位置により大きく変動し、指針502の残余部分の形や大きさもまちまちとなる。とりわけ、指針502がほぼ水平方向を向く角度位置(、図23では、例えば160km/hの位置)では、指針502が隠蔽領域に切り取られる長さが非常に大きくなり、指針502を見失いやすい。
しかし、図3Aに示すように、指標数字215の天地方向が指針502の回転動径方向と一致するよう、指標数字215が指針502角度位置に応じて水平位置から傾けて配置されていることで、隠蔽領域212nの幅、ひいては該隠蔽領域212nが指針502を切り取る長さ及び切り取り位置が指針502の指示角度位置によらず一定になる。その結果、指針502の残余部分の形や大きさも指示角度位置によらずほぼ一定となり、画像表示による仮想的な指針502態様であるにもかかわらず、咄嗟の視認時等においても指針502を見失いにくくなる。
また、個々の指標数字215の周囲を背景領域とともに区画して隠蔽領域212nとし、その隠蔽領域212nを単位として指針502を隠蔽するので、指標数字215の種類(1,2,3‥)毎に異なる数字図形の輪郭線形状の影響がなくなり、該隠蔽領域212nの区画形状に応じて指針502隠蔽部分の位置や形状ならびに寸法を一様化できている。さらに、互いに隣接する指標数字215(隠蔽領域212n)の間の領域では指針502の隠蔽処理がなされないので、該領域での指針502視認性が大幅に向上する。
次に、内部描画処理上の特徴について説明する。上記態様の場合、隠蔽領域212nの区画線を特定することができれば、指標数字215そのものの輪郭線を特定する画像データが特に用意されていなくとも、指針502が指標数字215の位置に到来したときの隠蔽画像処理を問題なく実行できる。指標数字215を含む文字盤画像は、予め背景画像600と合成した1レイヤの画像データ(以下、「文字盤+背景」合成済レイヤともいう)として用意されている。他方、指針502の画像は「文字盤+背景」合成済レイヤとは別の指針レイヤとして用意されている。隠蔽領域212nは、隠蔽領域212n上にて個々の指標数字215を取り囲む扇型(四辺形に近い)の、外形線が透明な図形オブジェクトとして規定されている。
図5は、この場合の描画処理の流れを示すフローチャートである。「文字盤+背景」合成済レイヤと指針レイヤとは、縦横のピクセル配列が一対一に対応したレイヤとして規定され、S1でピクセル番号Nを初期化し、S2でNをインクリメントする。S3では指針レイヤのピクセルAを、S4では「文字盤+背景」合成済レイヤのピクセルJをそれぞれ読み出す。図4Aに示すように、隠蔽領域212nでは指針502が背景画像ないし指標数字215に隠蔽されるので、S5において、S3で読み出した指針レイヤのピクセルAが上記隠蔽領域212n内のピクセルであるか否かを判定する。隠蔽領域212n内のピクセルであった場合は、それが指針502を構成するピクセルが存在するか否かに関係なくS8に進み、「文字盤+背景」合成済レイヤのピクセルJを画像出力用のフレームメモリ(図2のグラフィックメモリ107内に形成される)に転送する。
他方、S5において、S3で読み出した指針レイヤのピクセルAが隠蔽領域212n外のピクセルであった場合(図4B)はS6に進み、そのピクセルAが指針502を構成するピクセルであるかどうかを判定する。指針502を構成するピクセルであった場合はS7に進み、該指針レイヤのピクセルAをフレームメモリに転送する。また、指針502を構成するピクセルでなかった場合はS8に進み、「文字盤+背景」合成済レイヤのピクセルJをフレームメモリに転送する。この処理を全てのピクセルについて繰り返す(S9→S2)ことにより、図4A(重なり時)ないし図4B(非重なり時)に示す画像が出力される。
以下、本発明の種々の変形例について説明する(すでに説明済みの態様と共通する部分には同一の符号を付与し、詳細な説明は繰り返さない)。図6A及び図6Bに示すように、各指標数字215の周囲領域とともに隣接する指標数字215の間に位置する領域も包含する形の隠蔽領域212を、配列経路に沿って連続的に形成することができる。該態様では、指針502が指標数字215上に重なっている場合と、隣接する指標数字215間に位置する場合とのいずれにおいても、上記連続的な隠蔽領域(以下、文字盤領域ともいう)212により指針502の長手方向の一部区間が常に一様に隠蔽されるので、指針502の視認形状が指針502角度位置によらず常に一定とすることができる。
図7はこの場合の描画処理の流れを示すフローチャートである。図5との相違は、図5のS5に代え、S3で読み出した指針レイヤのピクセルAが、上記連続的に形成された隠蔽領域(文字盤領域)212内のピクセルであるか否かを判定するS5’の処理を行なう点にある。それ以外は図5と全く同様の描画処理となる。これにより、図6A(重なり時)ないし図6B(非重なり時)に示す画像が出力できる。
ところで、上記連続的な隠蔽領域(文字盤領域)212は、指針502の指標となる複数の指標数字215の画像を指針502の回転周方向に沿って、該指標数字215の各々天地方向が指針502の回転動径方向と一致し、かつ、回転中心Oに関する互いに半径の異なる2つの円弧状区画線BS,BUに挟まれた帯状領域となっている。この場合、この連続的な帯状領域を、見かけ上、上記の隠蔽領域212と同等に視認させるための全く別の描画処理を、図8A、図8Bのように実施することができる(本発明の第二)。すなわち、指針502の画像を、指針502の回転動径方向における上記帯状領域212との重なり部分をはじめから欠落させることにより、該帯状領域212内縁よりも内側に位置する第一指針部分502bと、帯状領域212の外縁よりも外側に位置する第二指針部分502tとに分割して形成し、それら第一指針部分502bと第二指針部分502tとを回転中心O回りに一体回転移動しつつ表示する。つまり、帯状領域212の内部に指針502の画像ピクセルが存在しなくなるよう、帯状領域212を避けた形で指針502の画像を第一指針部分502bと第二指針部分502tとに分割するのである。
図9は、この場合の描画処理のフローチャートを示すものである。隠蔽領域に相当する帯状領域212と重なる位置には、指針502の画像ピクセルがはじめから存在しないので、図5ないし図7のS5ないしS5’、すなわち指針レイヤのピクセルAが隠蔽領域内に存在するか否かの判定ステップを実行する必要がなくなる。それ以外は図5ないし図7と全く同様の描画処理となる。これにより、図8A(重なり時)ないし図8B(非重なり時)に示す画像が出力される。
次に、図10Aに示すように、指針502の画像は、指標数字215との重複領域CRに隣接する直近の背景領域にも表示されるように描画することも可能である。この場合、重複領域CRと、これに隣接する指針画像表示領域との境界線が、視認可能輪郭線VL1として顕在化される。指標数字215の直近の背後領域にも、重複領域CRからはみ出る指針502部分をきめ細かく表示できる。図10Aにおいては、重複領域CRにて指針502の画像を指標数字215の画像の背後に隠蔽することにより、重複領域CRを区画する外形線のうち、指標数字215の輪郭線を構成する部分のみを視認可能輪郭線VL1として顕在化する処理を行なっている。具体的には、図10Aにおいて指針502は、指標数字215の背後にもぐりこんで隠れるように表示されている。
ここで、図10A及び図10Bに示すように、重複領域CRにおける指標数字215そのものの輪郭線を顕在化するため、指標数字215の輪郭線を特定する画像データとして、指標数字215及び目盛部213の画像データが配置されるレイヤ(以下、文字盤レイヤともいう)を、背景画像レイヤから分離した形で用意する。つまり、指針502の画像データが配置される指針レイヤと、上記文字盤レイヤ及び背景画像レイヤとの3つに分離した形でメータの画像データが用意される。
指標数字215の画像の背後に指針502が一部隠蔽される様子が直ちに視認把握できるよう、つまり、指針502の画像領域と指標数字215の画像領域との間に十分なコントラストが生ずるよう、指針502を構成するピクセルと、指標数字215を構成するピクセルとは、色相、彩度及び明度の少なくともいずれか、ここでは少なくとも色相が異なるように設定値が定められている。前述の通り、具体例として指標数字215が白色(つまり、無彩色)、指針502が薄緑色とされ、かつ、指標数字215のほうが明度の高くなるピクセル設定がなされている。
図13は、この場合の描画処理の流れを示すフローチャートである。指針レイヤ、文字盤レイヤ及び背景レイヤは、いずれも縦横のピクセル配列が一対一に対応したレイヤとして規定され、S1でピクセル番号Nを初期化し、S2でNをインクリメントする。図10Aに示すように、指標数字215が最上層レイヤとして取り扱われ、他のレイヤの画像オブジェクトにより隠蔽されないように表示するアルゴリズムとなるので、まず、S51にて文字盤レイヤのピクセルBをリードする。S52ではそのピクセルが指標数字215のピクセルであるか否かを判定する。Bが指標数字215のピクセルであればS53に進み、該ピクセルBをフレームメモリに転送する。つまり、文字盤レイヤのピクセルBから優先してリードされ、それが指標数字215のピクセルであれば、指針レイヤ及び背景レイヤのピクセルを無視してこれをフレームメモリに転送するので、指針ないし背景の画像は、必ず指標数字215の背後に隠蔽される形となる。
一方、S52でBが指標数字215のピクセルでなければS54に進み、指針レイヤのピクセルAを読み出す。S55では該指針レイヤのピクセルAが指針502を構成するピクセルであるかどうかを判定する。S52の判断ステップを経ることで、そのピクセルは指標数字215のピクセルではないこと、つまり、指標数字215の周囲領域のピクセルであることが判明しているから、当該ピクセルAが指針502を構成するピクセルであった場合は、指標数字215の背景にはみ出す指針領域のピクセルとして確定できる。すなわち、S56に進み、該指針レイヤのピクセルAをフレームメモリに転送する。背景レイヤの対応するピクセルは無視される形となり、背景の画像は指針502の背後に隠蔽される形となる。
また、S55で指針レイヤのピクセルAが指針502を構成するピクセルでなかった場合はS57に進み、背景レイヤのピクセルCを読み出す。すでにS51及びS55の判断ステップを経ていることで、そのピクセルCは指標数字215にも指針502にも隠蔽されない背景画像ピクセルとして確定できる。すなわち、S58に進み、該背景レイヤのピクセルCをフレームメモリに転送する。以上の処理を全てのピクセルについて繰り返すことにより(S9→S2)、図10A(重なり時)ないし図10B(非重なり時)に示す画像が出力される。
なお、図11に示すように、指針502の全体を第一表示色K1(ここでは薄緑色)にて表示し、指標数字215の全体を第一表示色K1と異なる第二表示色K2(ここでは白色)にて表示することができる。他方、指標数字215との重複領域CRを包含する形であれば、図12に示すように、指針502の重複領域CRを包含する一部分が第一表示色K1(例えば緑とは逆色相色:一例としてピンク色)にて表示され、指標数字215の全体が第一表示色K1(例えばアンバー)と異なる第二表示色K2(例えば白色)にて表示され、指針502の残余部分が第一表示色K1と異なる第三表示色K3(例えば薄緑色)にて表示される形であってもよい。具体的には、指標数字215との重複領域CRを包含する指針長手方向の一部区間を第一表示色K1、残余の部分を第三表示色K3としてある。なお、図12においては、指標数字215に使用する第二表示色K2と、指標数字215の残余の部分に使用する第三表示色K3とが、互いに異なる設定となっているが、第二表示色K2と第三表示色K3とを同一色(例えば白色)とすることも可能である。
次に、図14Aに示すように、重複領域CRの画像表示状態は、指針502の該重複領域CRに隣接する画像領域と、指標数字215の該重複領域CRに隣接する画像領域とのいずれとも異なる表示状態に設定することができる。この場合、重複領域CRを区画する外形線のうち、指標数字215の輪郭線に属する部分VL1と指針502の輪郭線に属する部分VL2との双方が視認可能輪郭線VL1,VL2として顕在化される。重複領域CRにて指針502と指標数字215とが互いに透視可能とされ、重なって隠れている背後側の画像オブジェクトの輪郭線が透けて見えるイメージを想起させるものである。具体的には、重複領域CRにおいて指標数字215の画像と指針502の画像とを透かし合成する処理とすることができる。周知の手法として、指標数字215の画像を構成するピクセルと指針502の画像を構成するピクセルとを重複領域CRにおいてαブレンド処理することができる。
この場合の処理の流れを図15に示す。S1でピクセル番号Nを初期化し、S2でNをインクリメントする。S101では文字盤レイヤのピクセルBを、S102では指針レイヤのピクセルAをそれぞれ読み出す(両レイヤの読み出し順序は問わない)。S103ではピクセルAが指針ピクセルであるかどうかを判定する。また、S104ではピクセルBが指標数字のピクセルであるかどうかを判定する。以下、指針と指標数字との双方に属するピクセル(つまり、重複領域CRのピクセル)であった場合はS105に進み、ピクセルAとピクセルBとを所定の比率にてαブレンドすることにより、ブレンドピクセルSを生成し、S106でこれをフレームメモリに転送する。一方、指針のみに属するピクセルであった場合はS107に進み、ピクセルAをフレームメモリに転送する。同様に、指標数字のみに属するピクセルであった場合はS109に進み、ピクセルBをフレームメモリに転送する。そして、指針にも指標数字にも属さないピクセルであった場合はS110にて背景画像のピクセルCを読み出し、S111にてこれをフレームメモリに転送する。以上の処理を全てのピクセルについて繰り返すことにより(S9→S2)、図14A(重なり時)ないし図14B(非重なり時)に示す画像が出力される。
なお、演算負荷軽減のため、例えば、重複領域CRのピクセル配列にて、指標数字215の画像のピクセルと指針502の画像のピクセルとを一定数毎に(例えば1個ずつ交互に)交替させる形でフレームメモリに転送し、画像合成することも可能である。さらに、図16Aに示すように、重複領域CRの画像表示色を、指針502の該重複領域CRに隣接する画像領域と、指標数字215の該重複領域CRに隣接する画像領域とのいずれとも異なる表示色、具体的には、透かし合成では実現不能な表示色に設定することも可能である。例えば、重複領域CRの画像表示色を、指針502の該重複領域CRに隣接する画像領域と、指標数字215の該重複領域CRに隣接する画像領域とのいずれかの捕色(例えば薄緑色の指針502に対する補色であればピンク色等)に設定すると、隣接領域の配色上のコントラストが強調され、輪郭線の識別性をより高めることができる。
図17は、この場合の処理の流れ示すものであるが、図15との相違点はS105がS105’に置き換えられている点であり、指針と指標数字との双方に属するピクセル(つまり、重複領域CRのピクセル)であった場合に、ピクセルAとピクセルBとのいずれとも別値に設定された重複領域CR専用のピクセルQを生成し、S106でこれをフレームメモリに転送する。他の処理は図15と全く同じであり、図16A(重なり時)ないし図16B(非重なり時)に示す画像が出力される。
また、図18〜図22に示すように、重複領域CRを区画する外形線のうち、指標数字215の輪郭線を構成する部分に沿って、当該輪郭線を強調するための強調画像を付加することもできる。図18においては、指標数字215の画像領域の一部を輪郭線に沿って帯状に区画し、当該帯状の区画領域75を、これに隣接する指標数字215及び指針502の画像領域のいずれとも異なる表示色に設定することで強調画像としている。なお、図中破線で示すように、指針502の画像領域の一部を輪郭線に沿って帯状に区画し、当該帯状の区画領域75’を強調画像とすることもできる。
また、図19〜図21においては、指標数字215の輪郭線の、重複領域CR内に位置する部分と、これにつながる重複領域CR外の輪郭線部分とに一括して沿う形で強調画像74を付加している。該強調画像74は、ここでは指標数字215の立体陰影部画像とされている。図19において、立体陰影部画像74は、指標数字215の本体部と色相が同一であって、明度が本体部と背景画像600との中間に設定されており、例えば、本体部との境界から遠ざかるほど明度(及び彩度)が漸減するグラデーション部として形成されている。なお、図20においては、立体陰影部画像74が、指標数字215の本体部と色相が異なり、かつ、背景画像600と明度が同一の画像領域として形成されている。また、図21においては、指標数字215の輪郭線に沿って立体陰影部画像74が複数個に分割された形で付与されている(立体陰影部画像74の分割された個々の部分は、各々長円形状の外形線を有するものとなっている)。
さらに、図22においては、指標数字215の輪郭線の、重複領域CR内に位置する部分と、これにつながる重複領域CR外の輪郭線部分とに一括して沿う形で、指標数字215、指針502及びそれらの背景のいずれとも異なる表示色(例えば赤色)にて表示される帯状画像76として強調画像が付与されている。
なお、上記実施形態はアナログ速度計504Aへの適用例により代表させて説明を行なったが、パワーメータ501に対しても全く同様に適用できる。また、速度計についてはデジタル速度計504Dは省略することも可能である。
本発明の車両用メータユニットの一実施形態に係る画面表示例を示す正面図。 図1Aを模式化して示す正面図。 図1Bの車両用メータユニットの電気的構成を示すブロック図。 図1Bのアナログ速度計部分を、指針と指標数字の重なり状態にて抜き出して示す図。 同じく、指針と指標数字の非重なり状態にて示す図。 本発明の第一に係る第一実施形態の説明図(指針/指標画像重なり時)。 本発明の第一に係る第一実施形態の説明図(指針/指標画像非重なり時)。 本発明の第一に係る第一実施形態の描画処理のフローチャート。 本発明の第一に係る第二実施形態の説明図(指針/指標画像重なり時)。 本発明の第一に係る第二実施形態の説明図(指針/指標画像非重なり時)。 本発明の第一に係る第二実施形態の描画処理のフローチャート。 本発明の第二に係る実施形態の説明図(指針/指標画像重なり時)。 本発明の第二に係る実施形態の説明図(指針/指標画像非重なり時)。 本発明の第二に係る実施形態の描画処理のフローチャート。 本発明の第一に係る第三実施形態の説明図(指針/指標画像重なり時)。 本発明の第一に係る第三実施形態の説明図(指針/指標画像非重なり時)。 該第三実施形態の第一変形例の要部を示す拡大図。 同じく第二変形例の要部を示す拡大図。 本発明の第一に係る第三実施形態の描画処理のフローチャート。 本発明の第一に係る第四実施形態の説明図(指針/指標画像重なり時)。 本発明の第一に係る第四実施形態の説明図(指針/指標画像非重なり時)。 本発明の第一に係る第四実施形態の描画処理のフローチャート。 本発明の第一に係る第五実施形態の説明図(指針/指標画像重なり時)。 本発明の第一に係る第五実施形態の説明図(指針/指標画像非重なり時)。 本発明の第一に係る第五実施形態の描画処理のフローチャート。 本発明の第一に係る第六実施形態の説明図。 本発明の第一に係る第七実施形態の説明図。 本発明の第一に係る第八実施形態の説明図。 本発明の第一に係る第九実施形態の説明図。 本発明の第一に係る第十実施形態の説明図。 参考技術の説明図。
符号の説明
1 車両用メータユニット
40 目盛盤図形
106 描画LSI(アナログメータ表示手段、指針表示手段、指標数字表示手段及び輪郭顕在化画像処理手段)
200 メータECU(アナログメータ表示手段、指針表示手段、指標数字表示手段及び輪郭顕在化画像処理手段)
210 ディスプレイ
212 隠蔽領域(帯状領域)
212n 隠蔽領域
212b 非隠蔽領域
215 指標数字
501 パワーメータ(回転指針式アナログメータ)
502 指針
502b 第一指針部分
502t 第二指針部分
CR 重複領域
VL1,VL2 視認可能輪郭線
504A アナログ速度計(回転指針式アナログメータ)
504D デジタル速度計

Claims (19)

  1. 指針式アナログメータの画像を表示するディスプレイと、
    前記ディスプレイの画面上に、前記指針式アナログメータの指針の画像を、該指針の回転動径方向に指針長手方向を一致させた状態にて予め定められた回転中心周りに回転移動可能に表示する指針表示手段と、
    前記ディスプレイの画面上において、前記指針式アナログメータの前記指針の指標となる複数の指標数字の画像を前記指針の回転周方向に沿って、該指標数字の各々天地方向が前記回転動径方向と一致し、かつ、前記指針が各指標数字位置に回転到来したとき、当該指標数字が前記指針に対し前記長手方向の一部区間に重なるように配列表示する指標数字表示手段と、
    前記指針を前記指標数字と重なる位置関係にて表示する際に、それら指針と指標数字との重複領域を区画する外形線のうち、少なくとも前記指標数字の輪郭線に属する部分を視認可能輪郭線として顕在化するための輪郭顕在化画像処理を行なう輪郭顕在化画像処理手段と、
    を有してなることを特徴とする車両用メータユニット。
  2. 各前記指標数字を個別に取り囲む予め定められた区画線の各々内側に位置する各指標数字及びその背景領域が前記指針に対する隠蔽領域を形成し、
    前記輪郭顕在化画像処理は、前記隠蔽領域と前記指針とが重なる場合に該指針の当該隠蔽領域との重複部分全体を隠蔽する処理である請求項1記載の車両用メータユニット。
  3. 前記指標数字表示手段は、複数の前記指標数字を、前記回転周方向に沿う予め定められた配列経路上に間隔をおいて配列表示するものであり、前記隠蔽領域は、各指標数字の周囲領域に限定された形で前記配列経路に沿って複数に分断形成されてなり、
    前記配列経路上にて互いに隣接する隠蔽領域間に形成される前記指標数字の非表示領域が、前記指針の画像を隠蔽しない非隠蔽領域とされてなる請求項2記載の車両用メータユニット。
  4. 前記指標数字表示手段は、複数の前記指標数字を、前記回転周方向に沿う予め定められた配列経路上に間隔をおいて配列表示するものであり、前記隠蔽領域は、各指標数字の周囲領域とともに隣接する指標数字の間に位置する領域も包含する形で前記配列経路に沿って連続的に形成されてなる請求項3記載の車両用メータユニット。
  5. メータ画像を表示するディスプレイと、
    前記ディスプレイの画面上に、回転動径方向に長手方向を一致させた状態にて予め定められた回転中心周りに回転移動する指針の画像を表示する指針表示手段と、
    前記ディスプレイの画面上において、前記指針の指標となる複数の指標数字の画像を前記指針の回転周方向に沿って、該指標数字の各々天地方向が前記回転動径方向と一致し、かつ、前記回転中心に関する互いに半径の異なる2つの円弧状区画線に挟まれた帯状領域の内部に収まるよう、当該帯状領域内に定められた配列経路上に間隔をおいて配列表示する指標数字表示手段とを有し、
    前記指針表示手段は前記指針の画像を、前記回転動径方向における前記帯状領域との重なり部分を欠落させることにより、該帯状領域内縁よりも内側に位置する第一指針部分と、前記帯状領域の外縁よりも外側に位置する第二指針部分とを有するものであり、前記指針表示手段はそれら第一指針部分と第二指針部分とを前記回転中心回りに一体回転移動しつつ表示することを特徴とする車両用メータユニット。
  6. 前記指針表示手段は、前記指標数字との重複領域に隣接する該指標数字の背景領域を指針画像表示領域として使用するものであり、
    前記輪郭顕在化画像処理は、前記重複領域と、これに隣接する前記指針画像表示領域との境界線を前記視認可能輪郭線として顕在化する処理である請求項1記載の車両用メータユニット。
  7. 前記輪郭顕在化画像処理は、前記重複領域にて前記指針の画像を前記指標数字の画像の背後に隠蔽することにより、前記重複領域を区画する外形線のうち、前記指標数字の輪郭線を構成する部分のみを前記視認可能輪郭線として顕在化するものである請求項6記載の車両用メータユニット。
  8. 前記指針は、前記指標数字との前記重複領域を包含する部分において少なくとも、該指標数字とは互いに異なる表示色にて表示される請求項7記載の車両用メータユニット。
  9. 前記指針の全体が第一表示色にて表示され、前記指標数字の全体が前記第一表示色と異なる第二表示色にて表示される請求項8記載の車両用メータユニット。
  10. 前記指針の前記重複領域を包含する一部分が第一表示色にて表示され、前記指標数字の全体が前記第一表示色と異なる第二表示色にて表示され、前記指針の残余部分が前記第一表示色と異なる第三表示色にて表示される請求項8記載の車両用メータユニット。
  11. 前記輪郭顕在化画像処理は、前記重複領域の画像表示状態を、前記指針の該重複領域に隣接する画像領域と、前記指標数字の該重複領域に隣接する画像領域とのいずれとも異なる表示状態に設定することにより、前記重複領域を区画する外形線のうち、前記指標数字の輪郭線に属する部分と前記指針の輪郭線に属する部分との双方を視認可能輪郭線として顕在化する処理である請求項6記載の車両用メータユニット。
  12. 前記輪郭顕在化画像処理は、前記重複領域において前記指標数字画像と前記指針画像とを透かし合成する処理である請求項11記載の車両用メータユニット。
  13. 前記輪郭顕在化画像処理は、前記重複領域の画像表示色を、前記指針の該重複領域に隣接する画像領域と、前記指標数字の該重複領域に隣接する画像領域とのいずれとも異なる表示色に設定するものである請求項11又は請求項12に記載の車両用メータユニット。
  14. 前記輪郭顕在化画像処理は、前記重複領域を区画する外形線のうち、前記指標数字の輪郭線を構成する部分に沿って、当該輪郭線を強調するための強調画像を付加する処理である請求項6記載の車両用メータユニット。
  15. 前記強調画像は、前記指標数字又は前記指針の各画像領域の一部を前記輪郭線に沿って帯状に区画し、当該帯状の区画領域を、これに隣接する前記指標数字及び前記指針の画像領域のいずれとも異なる表示色に設定したものである請求項14記載の車両用メータユニット。
  16. 前記強調画像は、前記指標数字の輪郭線の、前記重複領域内に位置する部分と、これにつながる前記重複領域外の輪郭線部分とに一括して沿う形で付与された該指標数字の立体陰影部画像である請求項14記載の車両用メータユニット。
  17. 前記強調画像は、前記指標数字の輪郭線の、前記重複領域内に位置する部分と、これにつながる前記重複領域外の輪郭線部分とに一括して沿う形で、前記指標数字、前記指針及びそれらの背景のいずれとも異なる表示色にて表示される帯状画像である請求項14記載の車両用メータユニット。
  18. 前記指針式アナログメータが速度メータである請求項1ないし請求項17のいずれか1項に記載の車両用メータユニット。
  19. 前記指針式アナログメータが車両駆動源の出力状態を示す出力メータである請求項1ないし請求項17のいずれか1項に記載の車両用メータユニット。
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