JP2009127964A - 熱交換器及び給湯装置 - Google Patents

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【課題】ロウ付け後の冷却工程において排気口周縁に撓みや変形を生じるのを防止して、加熱用気体の排気抵抗を均一にし、安定した燃焼状態を得ることができる熱交換器を提供する。
【解決手段】隣接する複数の管体20からなる管体群が螺旋状に配設されており、各管体内を湯水が流通する水管21と、この水管21を内部に収容するとともに、前記湯水との間で熱交換を行うための加熱用気体の給気口24、及び全体として長矩形状を呈する排気口25を有するケース22と、前記水管21をケース内壁に固定する支持金具6とを備えた熱交換器2。前記排気口25は、前記支持金具6に対向する位置に形成され且つ前記排気口25の長辺同士を繋ぐ繋ぎ部27によって、複数の小排気口25a、25b、25c、25dに分割されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は熱交換器及び給湯装置に関する。さらに詳しくは、オーバルコイルからなる水管を用いて加熱用気体から潜熱あるいは顕熱を回収するオーバルコイル式潜熱(顕熱)回収熱交換器及びこの熱交換器を備えた給湯装置に関する。
従来、加熱用気体から顕熱を回収するための顕熱回収熱交換器と、この顕熱回収熱交換器を通過した加熱用気体から潜熱を回収するための潜熱回収熱交換器とを組み合わせた高効率熱交換器を搭載した給湯装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
かかる給湯装置における潜熱回収熱交換器は、通常、隣接する複数の管体からなる管体群が螺旋状に配設されてなる水管がほぼ矩形状のケース内に配置された構造を有している。このケースには、加熱用気体が供給される給気口と、ケース内を通過して、水管内を流れる湯水との間で熱交換器を行った加熱用気体を外部に排出するための排気口とが形成されており、この排気口は、一般に長矩形状を呈している。
前記ケースは、ステンレスなどの耐腐食性に優れた金属板で作製されるが、加熱用気体が外部に漏れるのを効果的に防止するために、前記給気口及び排気口以外は、一般に全周ロウ付けで作製されている。
特開2001−21218号公報
前記ロウ付けは、1100℃程度に加熱された炉内にて行われるが、冷却工程において、ケースに歪が残ることがある。特に、長矩形状の排気口の長辺付近は他の部位に比べて強度的に弱いため、撓みないしは変形が生じ易い。
排気口の長辺付近に撓みが生じると、この排気口に近接して配設される水管と当該排気口の縁との間の隙間(距離)にバラツキが生じ、その結果、排気抵抗が場所により異なってしまう。これにより、燃焼状態にバラツキが生じるなどして燃焼性能が影響を受け、所定の燃焼効率が得られなくなる惧れがある。
一方、冷却工程における排気口の変形を防止するために、ケースを構成する金属板の板厚を厚くして強度を大きくすることも考えられるが、そうするとケースの重量が大きくなるとともに、製作コストも上昇してしまう。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、ロウ付け後の冷却工程において排気口周縁に撓みや変形を生じるのを防止して、加熱用気体の排気抵抗を均一にし、安定した燃焼状態を得ることができる熱交換器及び給湯装置を提供することを目的としている。
本発明の熱交換器は、隣接する複数の管体からなる管体群が螺旋状に配設されており、各管体内を湯水が流通する水管と、
この水管を内部に収容するとともに、前記湯水との間で熱交換を行うための加熱用気体の給気口、及び全体として長矩形状を呈する排気口を有するケースと、
前記水管をケース内壁に固定する支持金具と
を備えた熱交換器であって、
前記排気口は、前記支持金具に対向する位置に形成され且つ前記排気口の長辺同士を繋ぐ繋ぎ部によって、複数の小排気口に分割されていることを特徴としている。
本発明の熱交換器では、水管をケース内壁に固定する支持金具に対向する位置に形成され且つ排気口の長辺同士を繋ぐ繋ぎ部によって、全体として長矩形状を呈する排気口が、複数の小排気口に分割されている。こうして、繋ぎ部によって長矩形状の排気口の長辺を複数の短い辺に分割して当該排気口を補強することにより、冷却工程において排気口周縁に撓みないしは変形が生じるのを抑制することができる。これにより、排気口に近接して配設されている水管と当該排気口の縁との間の隙間(距離)を均一に保つことができ、この隙間から外部に排出される加熱用気体の排気抵抗を均一にすることができる。その結果、燃焼状態を安定させて所定の燃焼効率を得ることができる。そして、前記繋ぎ部は、水管をケース内壁に固定する支持金具に対向する位置に形成されているので、この繋ぎ部によって増加する排気抵抗は僅かである。したがって、かかる繋ぎ部の形成により、排気抵抗が増加し、燃焼状態が影響を受けることはない。なお、本明細書において、「全体として長矩形状を呈する」とは、複数の小排気口と、隣接する小排気口間の繋ぎ部とが全体として長矩形状を呈することを意味している。
各小排気口の少なくとも1つの辺に、補強用のリブが形成されているのが好ましい。この場合、補強用のリブにより、小排気口周縁の変形をさらに抑制することができ、水管と当該小排気口の縁との間の隙間(距離)をより均一に保つことができる。
前記補強用のリブを、小排気口の縁部を曲げ加工したものとすることができる。この場合、別部材を用いることなく、ケースの壁体を構成する金属板により補強用のリブを形成することができるので、部材数を減らすことができる。
前記排気口がケースの上面に形成されており、且つ、各小排気口の4つの辺のうち加熱用気体の上流側に位置する辺に、ケース内方に向かう曲げ部が前記水管の上端付近まで延設されているのが好ましい。この構成によれば、ケース内を流れてきた加熱用気体は、前記曲げ部によって流れが阻害される。これにより、加熱用気体が水管と排気口の縁との隙間から外部に排出するのが抑制されるので、前記隙間に若干の不均一が生じたとしても、かかる不均一に起因する排気抵抗のバラツキの影響を最小限にすることができる。
前記曲げ部をバーリング加工により形成することができる。この場合、別部材を用いることなく、簡単に曲げ部を形成することができる。
また、本発明の給湯装置は、前記熱交換器を備えたことを特徴としている。この給湯装置の熱交換器では、水管をケース内壁に固定する支持金具に対向する位置に形成され且つ排気口の長辺同士を繋ぐ繋ぎ部によって、全体として長矩形状を呈する排気口が、複数の小排気口に分割されているので、前述した、加熱用気体の排気抵抗を均一化及び燃焼状態の安定化という効果を奏することができる。
本発明の熱交換器及び給湯装置によれば、ロウ付け後の冷却工程において排気口周縁に撓みや変形を生じるのを防止して、加熱用気体の排気抵抗を均一にし、安定した燃焼状態を得ることができる。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の熱交換器及び給湯装置の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る給湯装置WHの断面説明図であり、給湯装置WHを正面から見た断面図である。給湯装置WHは、ガス給湯器、風呂釜付給湯器、暖房機能付給湯器などとして用いられるものであり、燃焼器3、1次熱交換器1及び2次熱交換器2とで主に構成されている。
燃焼器3は、ガス燃焼器からなっており、送風ファン30から燃焼用空気が供給される缶体31内に配設されている。燃焼器3には、燃焼用のガスを当該燃焼器3に供給するためのガス管32が接続されており、このガス管32を介して外部から供給されるガスを燃焼させることにより、後述する加熱用気体(燃焼ガス)が生成される。
1次熱交換器1は、前記缶体31の上方に連結された缶体10と、この缶体10内において前記燃焼器3の上方に配設されており、複数のフィン11を有する第1水管12とからなっている。この第1水管12は、管体を螺旋状に加工したものであり、その一端(図1において上方の端部)に、前記2次熱交換器2からの湯が入湯する入湯口13を有するとともに、その他端(図1において下方の端部)に、1次熱交換器1で加熱された湯が出湯する出湯口14を有している。1次熱交換器1は、燃焼器3により生成された加熱用気体から顕熱を回収する部分である。
2次熱交換器2は、1次熱交換器1によって顕熱が回収された加熱用気体から潜熱を回収する部分であり、本発明の熱交換器の一実施の形態を構成している。2次熱交換器2は、隣接する複数の管体20からなる管体群が螺旋状に配設されており、各管体20内を湯水が流通する第2水管21と、この第2水管21を内部に収容する缶体(ケース)22とを備えている。第2水管21は、後述する支持金具によって、缶体22の底壁22cの内面に固定されている。缶体22は、補助缶体23(図3参照)を介して、第1水管12を収容する前記缶体10の上方に接続されている。また、缶体22は、その後壁22aに加熱用気体の給気口24を有するとともに、その上壁22bに、第2水管21内を流れる湯水との間で熱交換を行った加熱用気体が外部に排出される排気口25(図4参照)を有している。
1次熱交換器1を通過した加熱用気体は、補助缶体23を経由して給気口24から缶体22内に進入し、複数の管体20同士の隙間40を通過する。そして、この隙間40を通過する際に、熱交換が行われ、加熱用気体が有する潜熱が管体20内の湯水により回収される。熱回収がなされた加熱用気体は、排気口25から缶体22の外部に排出される。なお、第2水管21によって加熱用気体から潜熱が回収されると、当該第2水管21を構成する管体20の表面にドレン(凝縮水)が付着し、缶体22の底壁22cの内面上に滴下する。前記底壁22cは、前下がり状に傾斜しており、またその前部寄りの位置にはドレンの排出口26が形成されている。これにより、管体20の表面から底壁22cの内面上に滴下したドレンは、排出口26に流れ込み、この排出口26から缶体22の外部に排出される。
前記第2水管21を構成する管体20群は、複数の管体20が略水平方向に隣接して配置されたものであり、平面視略長円状の形状を呈している。そして、上下高さ方向に積層するように螺旋状に配設されている。複数の管体20の下端及び上端(それぞれ図1において下側の端部及び上側の端部)には、延設管体部20a、20bが連設されており、これら延設管体部20a、20bは、缶体22の側壁22dを貫通して当該缶体22の外部に引き出され、入水用及び出湯用のヘッダー41、42にそれぞれ接続されている。
前記給湯装置WHでは、ヘッダー41の入水口41aに水が供給されると、この水は第2水管21の各管体20内を流れる間に加熱用空気との熱交換により加熱され、その後ヘッダー42の出湯口42aから接続配管43を経由して入湯口13から第1水管12内に流れ込んで、再加熱される。その後、加熱された湯水は、出湯口14から出湯し、適宜の配管(図示せず)を経由して所望の給湯先に供給される。
前記第2水管21は、支持金具6により缶体22の底壁22cの内面に固定されている。支持金具6は、ステンレスなどの金属板を成形加工することで作製されており、図6〜7に示されるように、互いに別体である本体部60と補助部61とを備えている。第2水管21は、本実施の形態では、その直管部分の6か所で支持金具6により支持されている。なお、第2水管21は、直管部分及び右側(図1において右側)の曲管部分において略水平であり、左側の曲管部分において傾斜して、1段上又は下の直管部分と接続されている。
本体部60は、平面視略矩形状のベース部60aと、このベース部60aの対向する縁から立設された一対の起立片60bとからなっている。ベース部60aは、略平板状の底部60a1と、この底部60a1の両側縁に連設された一対の受部60a2とを有している。また、補助部61は、帯状部61aと、この帯状部61aの長手方向両端部から下向きに延設された一対の係止片61bとを有している。各起立片60bの上端付近及び各係止片61bの先端には、互いを係合させ得る係合手段としての孔62及びフック部63がそれぞれ設けられており、これらを係合させて本体部60と補助部61を組み合わせることにより、支持金具6を略矩形の枠状に形成することができる。
ベース部60aの底部60a1は、当該底部60a1の外面(裏面)が缶体22の底壁22cの内面と面接触するように、缶体22の底壁22cの内面に溶接などにより固定されている。複数の管体20の直管部分は、一対の起立片60b間において前記受部60a2上に配設されることにより、缶体22の前後方向(図1において紙面貫通方向)への位置ずれが防止されている。缶体22の底壁22cは、前述したように前下がり状であるので、ベース部60aは、これに対応して前部へ行くほどその厚さ方向(上下方向)の寸法が大きくされている。前記補助部61は、最上段の管体20の上端に接するか、又は近接するように配設されており、管体20が上方に浮き上がるのを防止している。
上下の管体20間には、図8に示されるスペーサ80によって、加熱用気体が通過する隙間が確保されている。このスペーサ80は、直径数ミリ程度の断面円形の金属製線材に曲げ加工を施すことにより形成されており、垂直方向に所定間隔を隔てて複数(本実施の形態では、5つ)配設される略U字状のスペーサ部80aと、上下のスペーサ部80aを繋ぐ曲管部80bとを備えている。スペーサ80の両端には、互いに逆方向に曲げられた曲げ部80cが形成されている。
前記スペーサ80は、図9に示されるように、第2水管21を構成する複数の管体20が垂直方向及び水平方向に並んでいる状態において、これら管体20の一側方から、スペーサ80のスペーサ部80aの曲管部分80a1を上下の管体間に挿入させて用いる。これにより、複数の管体20は、スペーサ80を構成する線材の直径と同一の隙間を垂直方向において生じるように支持される。スペーサ部80aを管体間に深く挿入すると、各曲管部80bの内周面が管体20の外周面に密接する。
第2水管21を収容する缶体22の上壁22bには、図2及び図4に示されるように、全体として長矩形状を呈する排気口25が形成されているが、本実施の形態では、この排気口25が繋ぎ部27によって複数の小排気口25a、25b、25c、25dに分割されている。前記繋ぎ部27は、第2水管21を缶体22に固定支持する支持金具6に対向する位置において、前記排気口25の長辺同士を繋いでいる。繋ぎ部27として、帯状の金属板を別途作製し、この金属板を缶体22の排気口25周縁に取り付けることも可能であるが、本実施の形態では、缶体22の上壁22bと一体に形成している。すなわち、プレス加工によって前記小排気口25a、25b、25c、25dを形成することにより、併せて繋ぎ部27を形成している。これにより、部材数を減らして、コストダウンを図ることができる。
繋ぎ部27の位置及び数は、排気口25に臨む、すなわち排気口25に対向する支持金具6の位置及び数に応じて選定される。
全体として長矩形状の排気口25を繋ぎ部27によって複数の小排気口に分割する、換言すれば、繋ぎ部27によって排気口25を補強することにより、前述したロウ付け後の冷却工程において排気口25周縁に撓みないしは変形が生じるのを抑制することができる。これにより、排気口25に近接して配設されている第2水管21と当該排気口25の縁との間の隙間(距離)を均一に保つことができ、この隙間から外部に排出される加熱用気体の排気抵抗を均一にすることができる。その結果、燃焼状態を安定させて所定の燃焼効率を得ることができる。そして、前記繋ぎ部27は、第2水管21を缶体22の底壁22cに固定する支持金具6に対向する位置に形成されているので、この繋ぎ部27によって増加する排気抵抗は僅かである。したがって、かかる繋ぎ部27の形成により、排気抵抗が増加して燃焼状態が影響を受けるということはない。
図4に示されるように、各小排気口25a、25b、25c、25dの4つの辺のうち加熱用気体の上流側に位置する辺に、缶体22の内方に向かう曲げ部28が前記第2水管21の上端よりも下方の位置まで延設されている。この曲げ部28は、小排気口の縁部を曲げ加工することにより形成されているが、バーリング加工により形成することもできる。曲げ加工又はバーリング加工を採用すると、別部材を用いることなく、簡単に曲げ部28を形成することができるという利点がある。
前記曲げ部28を設けると、缶体22内を流れてきた加熱用気体は、この曲げ部28によってその流れが阻害される。これにより、加熱用気体が第2水管21と各小排気口25a、25b、25c、25dの縁との隙間から外部に排出するのが抑制されるので、前記隙間に若干の不均一が生じたとしても、かかる不均一に起因する排気抵抗のバラツキの影響を最小限にすることができる。
前記曲げ部28は、加熱用気体の流れをコントロールする以外に、各小排気口25a、25b、25c、25d周縁の強度を大きくする補強用リブとしての役割も果たしている。かかる補強用リブとしての曲げ部28を形成することにより、各小排気口25a、25b、25c、25d周縁の変形をさらに抑制することができ、第2水管21と当該小排気口25a、25b、25c、25dの縁との隙間(距離)をより均一に保つことができる。
なお、補強用リブとして曲げ部を形成する場合、前記曲げ部28のように缶体22の内方側に曲げるものに限定されるものではなく、缶体22の外方側に曲げたものであってもよい。また、補強用リブとしての曲げ部の位置は、加熱用気体の上流側に位置する辺に限らず、反対側の辺であってもよい。さらに、曲げ部は、各小排気口25a、25b、25c、25dの4辺のうち、2辺以上に形成することもできる。2辺以上に形成すると、さらに小排気口25a、25b、25c、25dの周縁を強化することができ、その変形量を小さくすることができる。
なお、補強用に曲げ部を形成する場合、その高さh(図4参照)は、図示した例のように、第2水管21の最上段の管体20の上端よりも下方の位置まで延びる高さとする必要はなく、補強効果が得られる限り、これよりも低くてもよい。
また、補強用リブとして、帯状部材又は棒状部材などからなる別体の部材を、小排気口の周縁に溶接などにより固定することもできるが、小排気口の縁部を曲げ加工又はバーリング加工することにより曲げ部を形成すると、部材数を減らすことができるという利点がある。
前述した実施の形態では、排気口25が缶体22の上壁22bに形成されているが、これに限定されるものではなく、例えば前壁22e(図3〜4において左側の壁)に形成することも可能である。
本発明の給湯装置の一実施の形態の断面説明図である。 図1に示される給湯装置の平面図である。 図2のA−A線断面説明図である。 図2のB−B線断面説明図である。 図1に示される給湯装置の2次熱交換器の平面説明図である。 本発明の熱交換器に用いられる支持金具の一例の正面説明図である。 図6に示される支持金具の分解斜視図である。 本発明の熱交換器に用いられる管体用スペーサの一例の斜視図である。 図8に示される管体用スペーサの使用例を示す図である。
符号の説明
1 1次熱交換器
2 2次熱交換器
3 燃焼器
6 支持金具
10 缶体
12 第1水管
13 入湯口
14 出湯口
20 管体
21 第2水管
22 缶体(ケース)
22a 後壁
22b 上壁
22c 底壁
23 補助缶体
24 給気口
25 排気口
27 繋ぎ部
28 曲げ部
60 本体部
61 補助部
80 スペーサ
WH 給湯装置

Claims (6)

  1. 隣接する複数の管体からなる管体群が螺旋状に配設されており、各管体内を湯水が流通する水管と、
    この水管を内部に収容するとともに、前記湯水との間で熱交換を行うための加熱用気体の給気口、及び全体として長矩形状を呈する排気口を有するケースと、
    前記水管をケース内壁に固定する支持金具と
    を備えた熱交換器であって、
    前記排気口は、前記支持金具に対向する位置に形成され且つ前記排気口の長辺同士を繋ぐ繋ぎ部によって、複数の小排気口に分割されていることを特徴とする熱交換器。
  2. 各小排気口の少なくとも1つの辺に、補強用のリブが形成されている請求項1に記載の熱交換器。
  3. 前記補強用のリブが、小排気口の縁部を曲げ加工したものである請求項2に記載の熱交換器。
  4. 前記排気口がケースの上面に形成されており、且つ、各小排気口の4つの辺のうち加熱用気体の上流側に位置する辺に、ケース内方に向かう曲げ部が前記水管の上端付近まで延設されている請求項1に記載の熱交換器。
  5. 前記曲げ部がバーリング加工により形成されている請求項4に記載の熱交換器。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の熱交換器を備えたことを特徴とする給湯装置。
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