JP2009127947A - 分円型ロータリーキルンの原料分配装置 - Google Patents

分円型ロータリーキルンの原料分配装置 Download PDF

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Abstract

【課題】原料充填率及び伝熱効率の向上により炉長の短縮を可能とした分円型ロータリキルンの原料分配装置を提供する。
【解決手段】内筒4内に配した4枚の仕切板10で仕切られた4本の分円型筒11を設けた分円型ロータリーキルンにおける供給管と、各分円型筒11の入口11aとの間に、内筒4に一連に繋がった円筒部27を設け、円筒部27は、上流側端部を原料滞留部28とし、残る下流側部分を原料分配部29として、原料分配部29の内側に、スクリュー状分配板30を取り付けて、各スクリュー状分配板30の下流側端部を、各分円型筒11を仕切っている仕切板10の上流側端部に取り付け、供給管5より原料滞留部28へ供給される廃棄物6を、隣接するスクリュー状分配板30同士の間に形成される各分円型筒11と同様の断面形状となる搬送路へ受け入れた後、回転するスクリュー状分配板30により各分円型筒11へ送り込ませる。
【選択図】図1

Description

本発明は、内筒内に内部加熱流路を具備した仕切壁によって仕切られた複数の分円型筒を設けてなる分円型ロータリーキルンの各分円型筒に原料を分配して供給するための分円型ロータリーキルンの原料分配装置に関するものである。
都市ごみ等の廃棄物の処理システムのうち、廃棄物を焼却炉で燃焼するようにした燃焼方式に代るものとして、近年では、廃棄物を低酸素雰囲気で加熱することにより熱分解させて、可燃性の熱分解ガスと、熱分解残渣としての炭化物(チャー)及び灰分を発生させ、該熱分解ガスと熱分解残渣を溶融炉へ導き、少ない空気量(たとえば、空気比1.3程度)で高温にして燃焼させ、溶融スラグとして取り出すようにし、更に排ガスは排ガス処理装置で処理して大気へ放出するようにした廃棄物の熱分解ガス化溶融設備や、上記熱分解ガスは燃焼炉で燃焼させた後、排ガス処理を施してから大気へ放出させるようにし、一方、熱分解残渣は、選別、粉砕をして炭化物を回収するようにした廃棄物の炭化処理設備(熱分解ガス化設備)が開発され、実用化されている。
この種の廃棄物の炭化処理設備において廃棄物の熱分解、炭化処理を行なうための装置としては、長手方向両端部に供給管と排出管を接続した内筒と、該内筒の外側に同心状に配置した外筒との間に、加熱流路を形成し、上記供給管より内筒内へ供給した廃棄物を、上記加熱流路を流通させる高温の加熱ガスによる外熱により間接加熱して、熱分解、炭化処理させるようにするロータリーキルンが従来用いられてきている。
ところで、上記構成としてあるロータリーキルンでは、内筒の周面のみを伝熱面とする間接加熱方式であるため、処理能力を高めるためには、内筒の径を大きくするか長くしなければならない。
そのために、外熱による間接加熱方式のロータリーキルンにおいて、全体を大型化することなく伝熱面積を増大させて処理能力を高めることができるようにするためのものとして、図5(イ)(ロ)(ハ)(ニ)に示す如き分円型ロータリーキルンが提案されてきている。
すなわち、図5(イ)(ロ)(ハ)(ニ)に示す分円型ロータリーキルンは、長手方向一端部に熱風供給口2を設け他端部に熱風排出口3を設けた外筒1を横向きに設置し、該外筒1内に、上記熱風排出口3側となる長手方向一端に原料としての廃棄物6の供給管5を接続し且つ上記熱風供給口2側となる他端に熱分解残渣8の排出管7を接続した内筒4を、同心状に収納させて、内筒4の外壁面と外筒1の内壁面との間に、熱風16を流通させる外側加熱流路9が形成してある。更に、上記供給管5と排出管7を外筒1の一端と他端に回転自在に貫通支持させて、内筒4を回転駆動可能としてある。上記内筒4内は、該内筒4の回転中心部(軸心部)より放射方向へ延びる複数の、たとえば、4枚の仕切板10で全長に亘り仕切ることで、該内筒4内に、炉長方向に延びる扇形断面形状の分円型筒(熱分解室)11を円周方向に4区画形成してあり、且つ上記各仕切板10を二重構造として該各仕切板10の内部を、上記熱風供給口2及び熱風排出口3と連通する内側加熱流路12とした構成としてある。
上記内筒4の排出管7側の端面部では、排出管7の外周部に、上記内側加熱流路12の熱風入口の位置を避けて円弧形状のエンドプレート13を取り付けると共に、内側加熱流路12が排出管7内に臨む位置を図示しない十字状の塞ぎ板で塞いで、排出管7内には内筒4の各分円型筒11の出口側端部だけが連通するようにし、又、内筒4の供給管5側の端面部では、供給管5の外周部に、上記内側加熱流路12の熱風出口の位置を避けて排出管7側と同様な円弧形状のエンドプレート13を取り付けると共に、仕切板10の供給管5と対峙する位置を所要量後退させて、その位置で内側加熱流路12が供給管5内に臨む位置を円板状の塞ぎ板14と矩形片状の塞ぎ板15でそれぞれ塞いで、供給管5内と内筒4の各分円型筒11だけが連通するようにし、上記外側加熱流路9と内側加熱流路12に熱風16を流通させることにより、各分円型筒11の全周面を伝熱面とさせるようにしてある。これにより、内筒4を低速(例えば、1.0rmp程度)で回転駆動させた状態として、供給管5を通して内筒4内に廃棄物6を供給すると、廃棄物6は内筒4の各分円型筒11のうち、内筒4の回転駆動に伴って順次該内筒4の下端部に配置される分円型筒11に順次受け入れられる。その後、上記廃棄物6は、上記各分円型筒11を通過する間に、上記外側加熱流路9と内側加熱流路12に流通させられる熱風16により、該各分円型筒11の全周面を伝熱面として間接加熱されて、効率よく熱分解、炭化処理されるようにしてある。17は上記内筒4の回転駆動機構、18は廃棄物6の熱分解により生じる熱分解ガス19と熱分解残渣8とを分離して取り出すための分離室である。
又、図示してないが、上記と同様に内部を内側加熱流路としてある二重構造の仕切板で仕切られた扇形断面形状の分円型筒を備えた内筒を、外筒に支持させて、内筒と外筒を一体に回転できるようにした構成の分円型ロータリーキルンとすることも提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
なお、図6に示す如く、複数個の筒体、たとえば、1本の筒体20の周りに6本の筒体20を配して略円柱状に束ね、その束体21が自転するようにしてなるロータリーキルンにおいて、上記各筒体20へ被加熱物を分配して投入するための投入手段として、樋状のシューター22を用いて上記各筒体20の開口部に、被加熱物を直接分配して供給させるようにすることが従来提案されている(たとえば、特許文献2参照)。
又、長手方向の両端を入口筒と出口筒に回転駆動可能に支持させて横向きに配置した外筒内に、内管と外管とにより二重間構造としてなる複数の内筒を収納してなる形式の多筒型ロータリーキルンにおいて、図7に示す如く、上記各内筒23の内管24の入口側に、該各内管24を内接包囲する如き直径とした分配筒(図示せず)を設け、且つ上記各内筒23の内管24入口部に、上記分配筒内に落とし込まれた図示しない廃棄物を掻き取って内管24内に送り込むためのスクリュー羽根25aと該スクリュー羽根25aの外周所要範囲を塞ぐ掬い板25bとからなる掻き取りガイド部材25を、個別に設ける構成とすることが従来提案されている(たとえば、特許文献3参照)。
特開2001−311583号公報 特開昭57−65575号公報 特開2001−91160号公報
ところが、図5に示した分円型ロータリーキルンにおいては、供給管5を通して内筒4内に供給される廃棄物6を、内筒4の回転駆動に伴って順次該内筒4下端部に配置される分円型筒11の入口へ単に受け入れさせるようにしてあるため、上記廃棄物6が投入された分円型筒11が、内筒4の回転に伴われて上方へ移動するときには、上記分円型筒11に一旦受け入れられた廃棄物6が、こぼれて戻ってしまう。
しかも、上記分円型ロータリーキルンでは、上記各分円型筒11の入口側に塞ぎ板15が設けてあることから、該各分円型筒11の入口側の開口面積が制限されているのが実状であり、そのために、上記従来の分円型ロータリーキルンでは、上記各分円型筒11内への廃棄物6の充填効率を高めることが難しいというのが実状である。
なお、図6に示した樋状のシューター22を用いた被加熱物の多筒型のロータリーキルンの分配機構は、シューター22より各筒体20へ一旦供給した被加熱物が該各筒体20の入口より上流側(供給側)へこぼれて戻ることを防止するための対策は何ら施されていない。したがって、このシューター22による被加熱物の分配機構を、前述の図5に示した如き分円型ロータリーキルンの各分円型筒11への廃棄物6の供給部に適用しても、充填率の向上化を図ることはできない。
図7に示したものは、多筒型ロータリーキルンにおいて、供給される図示しない廃棄物を掻き取りガイド25により掻き取って対応する内管23の内筒24内へ送り込むには有効であるが、上記掻き取りガイド25は、各内管24の径に応じた外径のスクリュー羽根25aと掬い板25bとからなる構成としてあるため、該掻き取りガイド25によって形成される開口部は円形となる。そのため、上記掻き取りガイド25を前述の図5に示した如き分円型ロータリーキルンの各分円型筒11への廃棄物6の供給部にそのまま適用しても、該分円型ロータリーキルンの各分円型筒11の断面形状が扇形であるのに対し、上記図7に示された掻き取りガイド25で形成可能な開口部は、最大でも上記扇形の内接円となるため、上記各分円型筒11の断面積に比して、開口面積が制限されてしまう。よって、この場合も充填率の向上化があまり期待できないというのが実状である。
したがって、原料を間接加熱により乾燥や熱分解、炭化処理する場合には、一定の滞留時間、たとえば、熱分解、炭化処理の場合は1時間程度の滞留時間を確保する必要があるが、複数の断面形状扇形の分円型筒を備えてなる分円型ロータリーキルンに、上述したような従来の原料供給部を適用しても、充填率を高めることは難しい。
充填率が低いと、充填率が高い場合に比べて炉内での滞留時間が短くなる傾向があるので、充填率が高い場合に比べて炉長を長くする必要が生じてしまう。このため、従来は、上記分円型ロータリーキルンにて分円型筒11を採用して伝熱効率を向上させたことのメリットが十分に生かせないというのが実状である。
そこで、本発明は、分円型ロータリーキルンの各分円型筒へ原料の均等な分配を行いつつ原料の充填率を向上させることができて、複数の分円型筒の採用による伝熱効率の向上を生かして、分円型ロータリーキルンの炉長を短くして小型化を図ることを可能にするための分円型ロータリーキルンの原料分配装置を提供しようとするものである。
本発明は、上記課題を解決するために、長手方向の両端部を供給管と排出管に接続した内筒と、その外側に設けた外筒との間に外部加熱流路を備え、且つ上記内筒内を、該内筒の回転中心部より放射方向へ延びる複数の二重構造の仕切板で仕切って分円型筒を円周方向に複数区画形成すると共に、上記各仕切板の内部を内部加熱流路としてなる分円型ロータリーキルンにおける上記供給管と、上記内筒内に設けた各分円型筒の入口との間に、内筒と同径の円筒部を設け、該円筒部は上流側端部を原料滞留部とし、残部を原料分配部として、該原料分配部の内側に、スクリュー状分配板を、複数設けると共に、該各スクリュー状分配板の炉長方向下流側端部を、上記各仕切板の炉長方向上流側端部に個別に取り付けてなり、上記分円型ロータリーキルンの運転時に内筒と共に回転する上記各スクリュー状分配板により、上記供給管より上記原料滞留部へ投入される原料を、上記各分円型筒へ送ることができるようにした構成とする。
又、上記構成におけるスクリュー状分配板を、円筒部の内周面から軸心位置又は軸心付近に達する幅寸法を備えた構成とし、該スクリュー状分配板を、原料分配部の内側に、内筒内における仕切板と同様の周方向配列ピッチで設けるようにした構成とする。
更に、上記各構成において、各スクリュー状分配板の周方向に延びる寸法を、少なくとも隣接する2つの分円型筒の入口を覆う寸法とした構成とする。
上述の各構成において、各スクリュー状分配板の炉長方向に対する傾斜角度を、原料の安息角を所要角度上回る角度となるようにした構成とする。
更に、上述の各構成において、原料滞留部の炉長方向寸法を、原料の最大粒径の2〜4倍となるようにした構成とする。
本発明の分円型ロータリーキルンの原料分配装置によれば、以下の如き優れた効果を発揮する。
(1)長手方向の両端部を供給管と排出管に接続した内筒と、その外側に設けた外筒との間に外部加熱流路を備え、且つ上記内筒内を、該内筒の回転中心部より放射方向へ延びる複数の二重構造の仕切板で仕切って分円型筒を円周方向に複数区画形成すると共に、上記各仕切板の内部を内部加熱流路としてなる分円型ロータリーキルンにおける上記供給管と、上記内筒内に設けた各分円型筒の入口との間に、内筒と同径の円筒部を設け、該円筒部は上流側端部を原料滞留部とし、残部を原料分配部として、該原料分配部の内側に、スクリュー状分配板を、複数設けると共に、該各スクリュー状分配板の炉長方向下流側端部を、上記各仕切板の炉長方向上流側端部に個別に取り付けてなり、上記分円型ロータリーキルンの運転時に内筒と共に回転する上記各スクリュー状分配板により、上記供給管より上記原料滞留部へ投入される原料を、上記各分円型筒へ送ることができるようにした構成としてあるので、供給管より円筒部の原料滞留部へ供給される原料を、各スクリュー状分配板によって掻き取って、内筒内の各分円型筒に順次送り込むことで、該各分円型筒に原料を分配することができる。
(2)又、上記各スクリュー状分配板により、一旦上記各分円型筒へ一旦受け入れられた原料がこぼれることを抑制できるため、上記各分円型筒への原料の充填率を従来に比して増加させることができる。
(3)スクリュー状分配板を、円筒部の内周面から軸心位置又は軸心付近に達する幅寸法を備えた構成とし、該スクリュー状分配板を、原料分配部の内側に、内筒内における仕切板と同様の周方向配列ピッチで設けるようにした構成とすることにより、隣接するスクリュー状分配板同士の間に形成される螺旋方向の原料の搬送路の炉長方向に直角な断面形状を、上記内筒内の各分円型筒の断面形状と同様の形状とすることができ、よって、上記隣接するスクリュー状分配板同士の間に形成される原料の搬送路の断面積と、上記各分円型筒の入口の開口面積とをほぼ等しくすることができるため、該各分円型筒への原料供給量を増加させることが可能になる。
(4)以上により、分円型ロータリーキルンの内筒内の各分円型筒における原料充填率を増加できるため、該各分円型筒内における原料の滞留時間を従来に比して増加させることができる。したがって、分円型ロータリーキルンにて、原料の所定の滞留時間を確保する場合、複数の分円型筒の採用による伝熱効率の向上を生かして、炉長を短くすることができて、該分円型ロータリーキルンの全体構成をコンパクトなものとすることが可能になる。
(5)各スクリュー状分配板の周方向に延びる寸法を、少なくとも隣接する2つの分円型筒の入口を覆う寸法とした構成とすることにより、上記各スクリュー状分配板により、一旦上記各分円型筒へ一旦受け入れられた原料がこぼれることをより確実に抑制できる。
(6)各スクリュー状分配板の炉長方向に対する傾斜角度を、原料の安息角を所要角度上回る角度となるようにした構成とすることにより、回転する各スクリュー状分配板による原料の各分円型筒への送り込みを安定して行わせることができる。
(7)原料滞留部の炉長方向寸法を、原料の最大粒径の2〜4倍となるようにした構成とすることにより、供給管より上記円筒部の原料滞留部に受けた後、上記各スクリュー状分配板によりそれぞれ対応する分円型筒へ送り込む原料の量をほぼ均等に分配できると共に、上記原料滞留部内にて原料の詰まりが生じる虞を未然に防止できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照して説明する。
図1及び図2は本発明の分円型ロータリーキルンの原料分配装置の実施の一形態を示すもので、図5に示したと同様の構成としてある分円型ロータリーキルンにおいて、供給管5と、内筒4内にて該内筒4の回転中心部(軸心部)から放射方向に延びるよう配設する二重構造の4枚の仕切板10により仕切って形成してなる4本の断面形状扇形の分円型筒11の入口11aとの間に、内筒4と同径の円筒部27を、たとえば、該内筒4の周壁面を炉長方向(軸心方向)に沿って所要寸法一連に延ばすようにして一体に設け、該円筒部27の上流側端部を上記供給管5に気密に連結する。
更に、上記円筒部27は、供給管5側寄りとなる炉長方向上流側端部の所要寸法の領域を、原料滞留部28とすると共に、残りの領域を原料分配部29とし、該原料分配部29の内側には、上記円筒部27の内壁面位置から該円筒部27の軸心位置に達する幅寸法を備えたスクリュー状の分配板30を、上記内筒4内に複数の分円型筒11を形成させるために設けてある複数の仕切板10の周方向の配列ピッチに対応した周方向配列ピッチ、すなわち、90度間隔で4枚配置して、該各スクリュー状分配板30の中心側(軸心側)の端部同士を互いに接合して連結すると共に、各スクリュー状分配板30の外周側端部を、上記円筒部27の内壁面にそれぞれ気密に取り付けるようにする。更に、上記各スクリュー状分配板30の炉長方向下流側端部を、上記内筒4の各分円型筒11を仕切っている各仕切板10の炉長方向上流側端部に連結して、原料分配装置26を構成する。
詳述すると、上記各スクリュー状分配板30は、分円型ロータリーキルンの運転時に内筒4が回転することに伴われて上記円筒部27と一体に各スクリュー状分配板30が回転するときに、上記供給管5より該円筒部27の原料滞留部28へ供給される原料としての廃棄物6を、上記回転する各スクリュー状分配板30により掻き取った後、該廃棄物6を、各スクリュー状分配板30のキルン回転方向下流側の表面に沿って滑らせて、該各スクリュー状分配板30がそれぞれ取り付けてある仕切板4のキルン回転方向下流側に形成されている各分円型筒11へ順次送ることができる螺旋形状としてある。
更に、上記各スクリュー状分配板30の炉長方向(円筒部27の軸心方向)に対する傾斜角度は、上記原料となる廃棄物6の安息角や粒径等の特性を基に、該廃棄物6の安息角に所要角度加えた角度とする。具体的には、たとえば、上記廃棄物6の安息角が60度の場合には、上記各スクリュー状分配板30の炉長方向に対する傾斜角度を、上記安息角プラス10度となる70度に設定するようにすればよい。
更に又、上記各スクリュー状分配板30は、周方向に延びる長さ寸法(周方向の角度範囲)を、少なくとも隣接する2つの分円型筒11の入口を覆う寸法に設定してある。すなわち、具体的には、上記したように内筒4内に4枚の仕切板10により仕切られた4つの分円型筒11を周方向90度ピッチで設けてある場合は、上記各スクリュー状分配板30は、少なくとも周方向へ180度の角度範囲で設けるようにしてある。これにより、上記各スクリュー状分配板30は、炉長方向上流側から見て、該各スクリュー状分配板30の回転によって廃棄物6を送り込む対象となる分円型筒11の入口11aと、そのキルン回転方向下流側(内筒4回転時に先行する側)に隣接した分円型筒11の入口11aを覆うよう配置されることから、上記分円型ロータリーキルン運転時に内筒4の回転に伴われて上記円筒部27と一体に上記各スクリュー状分配板30が回転するときに、該各スクリュー状分配板30によってそれぞれ対応する分円型筒11内へ送り込まれた廃棄物6が、該各分円型筒11の入口11aよりこぼれて原料滞留部28側へ戻る虞を未然に防止できるようにしてある。
上記原料滞留部28は、炉長方向(軸心方向)の長さ寸法を、原料となる廃棄物6の最大粒径の2〜4倍程度に設定してある。これにより、上記供給管5より供給される廃棄物6を、上記円筒部27の炉長方向上流側端部に設けてある上記原料滞留部28に受けて一旦滞留させた後、上記原料分配部29に設けてある各スクリュー状分配板30の隣接するもの同士の間に順次受け入れさせることで、該各スクリュー状分配板30によりそれぞれの分円型筒11へ送り込まれる廃棄物6の量をほぼ均等に分配できるようにしてあると共に、上記原料滞留部28内にて廃棄物12の詰まりが生じる虞を未然に防止できるようにしてある。
なお、図示してないが、上記二重構造としてある各仕切板10の間に形成してある内側加熱流路12(図5(イ)(ロ)(ハ)(ニ)参照)は、該各仕切板10の炉長方向上流側端部近傍位置にて、内筒4の周壁に穿設した図示しない連通孔を介して内筒4と外筒1との間に形成してある外側加熱流路9(図5(イ)(ロ)(ハ)(ニ)参照)に連通接続させてあるものとする。その他、分円型ロータリーキルンの全体構成は図5(イ)(ロ)(ハ)(ニ)に示したものと同様であり、同一のものには同一の符号が付してある。
以上の構成としてある原料分配装置26を装備した分円型ロータリーキルンを、図5(イ)(ロ)(ハ)(ニ)に示した分円型ロータリーキルンと同様に、内筒4を低速で回転駆動させた状態として、供給管5を通して廃棄物6を供給すると、該供給管5より供給される廃棄物6は、上記円筒部27の原料滞留部28に受けられて一旦滞留させられた後、上記内筒4の回転に伴われて回転する原料分配部29のスクリュー状分配板30によって順次掻き取られて、順次内筒4内の対応する分円型筒11へ送り込まれるようになる。
その後、上記内筒4の各分円型筒11内へ送られた廃棄物6は、図5(イ)(ロ)(ハ)(ニ)に示したものと同様に、該各分円型筒11を通過する間に、上記外側加熱流路9
と内側加熱流路12に流通させられる熱風16により、該各分円型筒11の全周面を伝熱面として間接加熱されて、効率よく熱分解、炭化処理されるようになる。
このように、本発明の分円型ロータリーキルンの原料分配装置によれば、供給管5より供給される原料としての廃棄物6を、円筒部27の原料滞留部28に一旦貯留した状態で各スクリュー状分配板30によって掻き取らせるようにしてあることから、内筒4内の各分円型筒11に送り込む廃棄物6の量をほぼ均等に分配することができる。
又、上記原料分配部29に設けた各スクリュー状分配板30の周方向の配列ピッチは、90度間隔としてあって、内筒4内にて各分円型筒11を仕切る仕切板10の周方向の配列ピッチを一致させるようにしてあることから、隣接するスクリュー状分配板30同士の間に形成される螺旋方向に延びる廃棄物6の搬送路の炉長方向(軸心方向)に直角な断面形状を、上記内筒4内の各分円型筒11の断面形状と同様の扇形とすることができる。これにより、上記隣接するスクリュー状分配板30同士の間に形成される廃棄物6の搬送路の断面積と、上記各分円型筒11の入口11aの開口面積とをほぼ等しくすることができるため、該各分円型筒11への廃棄物6の供給量を、従来に比して増加させることが可能になる。
更に、上記各スクリュー状分配板30を設ける角度範囲を、上記各分円型筒11へ一旦受け入れられた廃棄物6がこぼれて戻らないように設定してあることから、上記各分円型筒11への充填率を従来に比して増加させることができる。なお、本発明者等の試算とテスト結果によれば、従来、10%程度であった所要の分円型ロータリーキルンの充填率を、上記原料分配装置26の採用により25%程度まで増加させることが可能になる。
以上の効果により、分円型ロータリーキルンの内筒4内の各分円型筒11における充填率を、従来に比して、たとえば、2.5倍に増加させることができることから、該各分円型筒11内における廃棄物6の滞留時間を従来に比して増加させることができる。したがって、分円型ロータリーキルンにて、廃棄物6の所定の滞留時間を確保する場合、複数の分円型筒11の採用による伝熱効率の向上を生かして、炉長を短くすることができて(例えば、1/2.5)、該分円型ロータリーキルンの全体構成をコンパクトなものとすることが可能になる。
次に、図3は本発明の実施の他の形態として、図1及び図2の実施の形態の変形例を示すもので、図1及び図2に示したものと同様の構成において、円筒部27の原料分配部29の内側に周方向90度ピッチで4枚取り付ける各スクリュー状分配板30の中心側(軸心側)の端部同士を、互いに直接連結する構成に代えて、各スクリュー状分配版30aの中心側の端部同士を、長手方向両端部を閉塞した所要径の円筒部材31を介して連結するようにしたものである。
具体的には、各スクリュー状分配板30aの幅寸法を、円筒部27の内壁面の位置から、該円筒部27の軸心位置より上記円筒部材31の半径寸法に応じた寸法分離れた位置までの寸法に設定する。
更に、上記のようにして幅寸法を設定してある各スクリュー状分配板30aの中心側の端部を、上記円筒部材31の外周面に周方向90度ピッチで気密に取り付けて、該各スクリュー状分配板30aの中心側端部同士を、該円筒部材31を介して連結した構成としてある。
その他の構成は図1及び図2に示したものと同様であり、同一のものには同一の符号が付してある。
本実施の形態によれば、上記各スクリュー状分配板30aの中心側端部同士の連結を、螺旋形状に形成した板材の端部同士の直接的な接合ではなく、該各スクリュー状分配板30aの上記円筒部材31への取り付けによって実施できるため、本発明の分円型ロータリーキルンの原料分配装置の製作をより容易なものとすることができる。
次いで、図4は本発明の実施の更に他の形態として、図1及び図2の実施の形態の別の変形例を示すもので、図1及び図2に示したものと同様の構成において、円筒部27の原料分配部29の内側に周方向90度ピッチで4枚取り付ける各スクリュー状分配板30aの中心側(軸心側)の端部同士の連結作業を省略できるようにしたものである。
具体的には、上記各スクリュー状分配板30aを、その幅寸法が、図3に示したスクリュー状分配板30aと同様に、円筒部27の内壁面の位置から、該円筒部27の軸心位置より所要寸法離れた位置までの寸法に設定して、該各スクリュー状分配板30aの外周側端部を、上記円筒部27における原料分配部29の内壁面に、周方向90度ピッチで気密に取り付けた構成としてある。
その他の構成は図1及び図2に示したものと同様であり、同一のものには同一の符号が付してある。
本実施の形態によれば、上記スクリュー状分配板30a同士の連結作業を不要にできるため、原料分配装置26の製作に要する作業量を削減することが可能になる。
なお、本発明は上記実施の形態のみに限定されるものではなく、スクリュー状分配板30,30aの炉長方向に対する傾斜角度は、該スクリュー状分配板30,30aの回転によって原料を確実に送ることができれば、該原料の安息角や粒径等に応じて適宜変更してもよい。
各スクリュー状分配板30,30aは、炉長方向上流側から見て、少なくとも隣接する2つの分円型筒11の入口11aを覆うように周方向に延びる寸法とすることが望ましいが、周方向に延びる寸法を多少増減してもよい。
図3の実施の形態にて各スクリュー状分配板30aの中心側端部を取り付けるようにしてある円筒部材31は、原料滞留部28より隣接するスクリュー状分配板30a同士の間へ原料としての廃棄物6を受け入れる際に大きな障害とならない形状としてあれば、該円筒部材31の径寸法を増減させてもよい。
分円型ロータリーキルンとしては、供給管5より供給される廃棄物6を内筒4内に形成してある複数の分円型筒11内に受け入れて、該各分円型筒11に受け入れられた廃棄物6が、各分円型筒11を通過する間に、外側加熱流路9と内側加熱流路12に流通させられる熱風16(図5(イ)(ロ)(ハ)(ニ)参照)により、該各分円型筒11の全周面を伝熱面として間接加熱されて、熱分解、炭化処理されるようにしてあれば、上記内筒4内に、二重構造として内部を内部加熱流路12としてある仕切板10によって周方向に仕切られた2又は3本、あるいは、5本以上の分円型筒11を有する形式の分円型ロータリーキルンに適用してもよい。又、分円型筒11を備えた内筒4を、外筒1の内側にて回転駆動させる形式ではなく、分円型筒11を備えた内筒4を外筒1に支持させて、内筒4と外筒1を一体に回転駆動する形式の分円型ロータリーキルンにも適用できる。
更に、廃棄物6以外の原料を処理するための分円型ロータリーキルンにも適用できる。
その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明の分円型ロータリーキルンの原料分配装置の実施の一形態を示す一部切断概略斜視図である。 図1の装置を示す一部切断概略側面図である。 本発明の実施の他の形態を示す一部切断概略側面図である。 本発明の実施の更に他の形態を示す一部切断概略側面図である。 従来提案されている分円型ロータリーキルンの一例の概略を示すもので、(イ)は切断側面図、(ロ)は(イ)のA−A方向矢視拡大図、(ハ)は(イ)のB−B方向矢視拡大図、(ニ)は(ハ)のC−C方向矢視図である。 従来提案されている多筒式キルンの原料供給装置を示す概要図である。 従来提案されている多筒式キルンの原料供給装置の別の例を示す概要図である。
符号の説明
1 外筒
4 内筒
5 供給管
6 廃棄物(原料)
7 排出管
9 外部加熱流路
10 仕切板
11 分円型筒
11a 入口
12 内部加熱流路
27 円筒部
28 原料滞留部
29 原料分配部
30,30a スクリュー状分配板

Claims (5)

  1. 長手方向の両端部を供給管と排出管に接続した内筒と、その外側に設けた外筒との間に外部加熱流路を備え、且つ上記内筒内を、該内筒の回転中心部より放射方向へ延びる複数の二重構造の仕切板で仕切って分円型筒を円周方向に複数区画形成すると共に、上記各仕切板の内部を内部加熱流路としてなる分円型ロータリーキルンにおける上記供給管と、上記内筒内に設けた各分円型筒の入口との間に、内筒と同径の円筒部を設け、該円筒部は上流側端部を原料滞留部とし、残部を原料分配部として、該原料分配部の内側に、スクリュー状分配板を、複数設けると共に、該各スクリュー状分配板の炉長方向下流側端部を、上記各仕切板の炉長方向上流側端部に個別に取り付けてなり、上記分円型ロータリーキルンの運転時に内筒と共に回転する上記各スクリュー状分配板により、上記供給管より上記原料滞留部へ投入される原料を、上記各分円型筒へ送ることができるようにしたことを特徴とする分円型ロータリーキルンの原料分配装置。
  2. スクリュー状分配板を、円筒部の内周面から軸心位置又は軸心付近に達する幅寸法を備えた構成とし、該スクリュー状分配板を、原料分配部の内側に、内筒内における仕切板と同様の周方向配列ピッチで設けるようにした請求項1記載の分円型ロータリーキルンの原料分配装置。
  3. 各スクリュー状分配板の周方向に延びる寸法を、少なくとも隣接する2つの分円型筒の入口を覆う寸法とした請求項1又は2記載の分円型ロータリーキルンの原料分配装置。
  4. 各スクリュー状分配板の炉長方向に対する傾斜角度を、原料の安息角を所要角度上回る角度となるようにした請求項1、2又は3記載の分円型ロータリーキルンの原料分配装置。
  5. 原料滞留部の炉長方向寸法を、原料の最大粒径の2〜4倍となるようにした請求項1、2、3又は4記載の分円型ロータリーキルンの原料分配装置。
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