JP2009127400A - 外壁材の基準部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】建物の躯体や胴縁に直接取り付ける外壁材のための基礎部材を提供し、さらには外壁材の劣化を抑制することができる基礎部材を提供する。
【解決手段】建物1の躯体や胴縁6に直接取り付けられることにより建物の外周に並列される板状の外壁材3、3、…の下端面から、該外壁材を支持可能に建物に取り付けられる基準部材10、20、30であって、L字状の断面を有する長尺部材であるとともに、L字状の一方の片である取付片11と、他方の片である支持片12とが、90度未満の鋭角を有しており、支持片には水抜き孔15、15、…が、長手方向に複数並列されていることを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、土台に外壁材を施工する際に、該外壁材を支持するとともに外壁材の位置の基準となる部材である基準部材に関し、さらには通風及び排水性に優れる基準部材に関する。
建物外壁に沿って並列させて取り付ける外壁材において、最も下部に配置される外壁材は、その上に配置される外壁材の基準となるため、施工の際には水平であることや位置が特に重要である。また、外壁材を建物躯体や胴縁に直接取り付ける形態で該外壁材を施工する際には、外壁材の重量を支えつつ取り付ける必要があるので、複数人による作業が不可欠であった。
これに対して従来では、所定の間隔で地面に木片等を並べてこれに外壁材を載せることにより外壁材の位置や水平を決めて、外壁を施工する方法が行われていた。
また、外壁材を取付金具を用いて外壁に施工する形態の外壁材については、特許文献1に示したように、取付金具を各外壁材について用いて外壁材を支持することができた。
特許第3329631号公報
しかしながら、従来のように所定の間隔で地面に木片を並べてこれに外壁材を載せる形態では、手間がかかる上に、取付位置や取付精度の観点から改善の要望があった。また、特許文献1に示したような取付部材では、水抜きの孔が設置はされているもののL字型の底部に水が溜まり易く、外壁材の劣化を招く虞があった。また、当該取付部材はもともと外壁材をこれに引っ掛けて取り付けるためのものなので、その断面形状が外壁材の下端部に適合した形状になっている必要があり、また、その形状から裏面と外壁材との間に隙間ができるので、これを外壁材を躯体等に直接取り付ける形態の外壁材に適用することはできなかった。
そこで本発明は、上記問題点に鑑み、建物の躯体や胴縁に直接取り付ける外壁材のための基礎部材を提供し、さらには外壁材の劣化を抑制することができる基礎部材を提供することを目的とする。
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
請求項1に記載の発明は、建物(1)の躯体や胴縁(6)に直接取り付けられることにより建物の外周に並列される板状の外壁材(3、3、…)の下端面から、該外壁材を支持可能に建物に取り付けられる基準部材(10、20、30)であって、L字状の断面を有する長尺部材であるとともに、L字状の一方の片である取付片(11)と、他方の片である支持片(12)とが、90度未満の鋭角を有しており、支持片には水抜き孔(15、15、…)が、長手方向に複数並列されていることを特徴とする基準部材を提供することにより前記課題を解決する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の基準部材(10、20、30)におけるL字状である一方の片である取付片(11)と、他方の片である支持片(12)とが75度以上の角度を有していることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の基準部材(10、20、30)における支持片(12)の取付片(11)と連結された側とは反対側の端部が折り返されている(13)ことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の基準部材(10、20、30)における取付片(11)の幅方向の大きさが30mm〜45mmであることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の基準部材(20)における取付片(11)の支持片(12)が延在する側の面とは反対側の面には、長手方向に並列する複数の突起(26c)を備えることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の基準部材(30)における取付片(11)の支持片(12)が備えられる側端部からさらに該取付片を延長するように具備される板材である位置決め片(36)が設けられることを特徴とする。
本発明によれば、外壁材の施工時には該外壁材の重量を基準部材に負わせることができ、人による支持がなくても、その後の固定部材による固定をすることが可能である。これにより複数人による作業でなく、一人による作業が可能となる。また、スペーサーとしての木片等を外壁材の下に準備する必要がないので、手間を削減し、外壁材の取り付け精度も向上させることができる。
また、取り付けた後においても基準部材の構成により、外壁材の下端面より低い位置に空間が形成され、さらにその最下部付近に水抜きが具備されるので、排水されるべき水は当該空間を伝い、水抜きから円滑に排水される。従って、外壁材の端面が水に触れることを回避することができ、外壁材の劣化を抑制することが可能となる。
さらには、外壁材の下面は支持片、又は折り返しの先端部のみに接触しているので、接点が小さいことによる水の停滞の防止を図ることも可能である。
取付片の支持片が延在する側の面とは反対側の面には、長手方向に並列する複数の突起を備えることにより、これを例えば胴縁に打ち付けることにより仮に基準部材を固定することができ、その後の固定部材による固定等を円滑に進めることができる。
また、位置決め片を備えた場合にはさらに、自動に基準部材の位置が決まるので墨だし等の工程を省略することができ、施工の簡略化を図ることができる。
本発明のこのような作用及び利得は、次に説明する発明を実施するための最良の形態から明らかにされる。
以下、本発明を図面に示す実施形態に基づき説明する。ただし本発明は当該実施形態に限定されるものではない。
図1は第一実施形態に係る本発明の基準部材10が備えられる建物1を模式的に示した斜視図である。図2は、図1にA−Aで示した部分の断面図である。図2では紙面左が室外側、紙面右が室内側となる。基準部材10は図2からわかるように、建物1の下部に設けられている。建物1は2階建ての建物で、1階には窓2b、2cや不図示の玄関等が備えられ、2階には不図示のバルコニーや窓2aが具備されている。また、建物1の外周には外壁材3、3、…が配設され、これにより外壁が形成されている。本実施形態では2階建てのいわゆる住宅を例に示したが、本発明の基準部材10を用いることができる建物はこれに限定されるものではなく、外壁材を並列させる形式の建物に適用することができる。基準部材10が建物1にどのように取り付けられるかについては後で詳しく説明する。
図3は基準部材10を正面から見た図で長さ方向の一部を省略して示している。図4は基準部材の側面図、図5は図3にB−Bで示した線に沿った断面図をそれぞれ示している。図3〜図5を参照しつつ基準部材10について説明する。
基準部材10は、所定の断面を有する長尺の部材である。詳しくは、図4に示したように、その横断面において略L字型を有しており、そのうちの一方が取付片11であり、他方が支持片12である。支持片12の取付片11とは反対側の端部には、折り返し13が設けられ、これにより支持片12の先端部が円弧状となっている。
ここで、基準部材10において、図4にCで示した角度は、90度より小さい角度とする。これにより後述するように当該鋭角である部位に排水すべき水を導き、これを排水することができる。そしてその際にここに導かれた水は外壁材へ触れにくいので、外壁材の端部が水に浸ることがなく、外壁材の劣化を抑制することが可能となる。Cの角度は鋭角であればよいが、Cを小さくしすぎると外壁材を支持するために取付片及び支持片を大きく下方にまで延在させなければならなくなる。かかる観点から75度以上であることが好ましい。また、90度に近くなるほど上記の効果が小さくなるので、かかる観点から85度以下であることが好ましい。
図4にDで示した長さは特に限定されることはないが、30mm〜45mmであることが好ましい。30mmより短い場合には後述するように胴縁への取り付けにおいて、ハンマー等で釘等を取り付ける際の作業性に影響が出る可能がある。また、45mm以上であると胴縁の大きさを超えてしまう場合が多いので、基準部材が胴縁をすべて覆ってしまうと部材が厚い場合や、他の部材とも重なった場合等に外壁材を留める釘等が部材と干渉して打ちにくかったり、無理に打ち込もうとすると外装材を傷つけてしまうことがある。
図4にEで示した長さも特に限定されることはないが、基準部材10が支持する外壁材の厚さ以下であることが好ましく、支持の安定性を確保する観点から外壁材の厚さの1/3以上であることが好ましい。
基準部材10の厚さについても特に限定されるものではないが、できるだけ薄い方が基準部材10を建物に取り付けた姿勢において、外壁材と胴縁との隙間を小さくすることができる。また薄く形成することにより予め孔を開けておかなくても釘を打つことができるようになる。また薄く形成することで電動工具を用いずに、鋏等で加工が可能となる。かかる観点から基準部材10の厚さは0.6mm以下であることが好ましい。
さらに基準部材10は、その長手方向に所定の間隔で孔14、14、…、水抜き15、15、…、及び位置決め孔16、16、…を備えている。孔14、14、…は、取付片11に設けられ、該取付片11の厚さ方向に貫通した孔である。ここに固定部材19(図2、図6参照)を貫通させて胴縁6(図2、図6参照)に取り付けることにより基準部材10が固定される。
水抜き15、15、…は、支持片12を貫通して設けられる孔である。これにより、図5からわかるように水抜き15、15、…は基準部材10が取り付けられた姿勢(図2、図6参照)で、低い位置となるので円滑な排水が可能となる。
位置決め孔16、16、…は、取付片11に設けられ、該取付片11の厚さ方向に貫通した孔である。基準部材10を胴縁6に取り付けるに際し(図2、図6参照)、当該取付片11を胴縁6の下に取り付け過ぎると取付片11が胴縁6の下方に突出し、該胴縁6と接していない部分が大きくなってしまう。これは基準部材10と胴縁6との取付強度にを低下させてしまう場合がある。そこで、位置決め孔16、16、…を設けることにより、少なくとも該位置決め孔16、16、…より上の部分は同縁6に接するように施工する目安ができ、施工の確実を図ることが可能となる。また、このような目安となる位置決め孔16、16、…があることにより、構造上胴縁が見えにくい位置でも適切に基準部材10を設置することが可能となる。
かかる構成の基準部材10は、次のように建物1に取り付けられる。図6は図2のうち基準部材10が備えられた部位に注目してこれを拡大した図である。図2及び図6を参照しつつ、基準部材10を用いて外壁材3を建物1に取り付ける構造について説明する。コンクリートにより形成された基礎4の上に土台5が固定されている。土台5の室外側面には水切り7及び胴縁6が固定部材9により取り付けられる。ここで水切り7は、屈曲した所定の断面を有して図2、図6の紙面奥/手前方向に延在する長尺の部材である。そしてその一片を土台5の面に合わせるように配置する。これにより残りの片により雨水がさらに室外側に排出され、基礎4が雨水により濡れることを防止する。胴縁6は外壁材3と土台5との間に間隙を形成して通気、通水を確保する矩形断面を有する長尺部材で、本実施形態では水平に(図2、図6において紙面奥/手前方向)配置されている。
胴縁6の室外側面に基準部材10が配置される。このとき基準部材10の取付片11を胴縁6の室外側面に沿うように接触させるとともに支持片12が室外側に向くように固定部材19で固定する。そして基準部材10の室外側に外壁材3を配置する。外壁材3はいわゆるサイディングであり、板状の部材である。施工の際には、外壁材3の下面を基準部材10の支持片12の先端部に載置し(本実施形態において実際に外壁材3に接触するのは折り返し13である。)、その後、固定部材8により外壁材3を胴縁6に固定する。従って、外壁材6の重量は基準部材10に負わせることができ、人による支持がなくても固定部材8を取り付けることが可能である。これにより複数人による作業でなく、一人による作業が可能となった。また、スペーサーとしての木片等を外壁材の下に準備する必要がないので、手間を削減し、外壁材の取り付け精度も向上させることができる。
加えて、支持片12の上記構成により、外壁材3をここに載せたときにその弾性力により緩衝作用を有し、外壁材3への衝撃を和らげることが可能となる。
また、取り付けた後においても基準部材10の上記構成により、図6にFで示したように、外壁材3の端面より低い位置に空間Fが形成され、さらにその最下部に水抜き15が具備されるので、排水されるべき水は空間Fを伝い、水抜き15から円滑に排水される。従って、外壁材3の端面が当該水に触れることを回避することができ、外壁材3の劣化を抑制することが可能となる。
さらには、外壁材3の下面は支持片12、折り返し13の先端部のみに接触しているので、接点が小さいことによる水の停滞の防止を図ることも可能である。折り返し13は必ずしも必要ではないが、折り返し13を設けることにより、上記角度Cを変えずに空間Fをより大きなものとすることができる。また、外壁材と接触する片の強度的な補強ともなる。
図7は第二実施形態にかかる本発明の基準部材20を説明するための図である。図7(a)は、基準部材20を正面から見た図の一部を示す図であり、図7(b)は図7(a)にG−Gで示した線に沿った断面図である。基準部材20は、基準部材10の構成に加えて仮止め部26を備えている。仮止め部26以外の部位については上記した基準部材10と構成が共通するので、説明を省略する。符号も基準部材10と同じものを用いた。
仮止め部26は、取付片11の上部に設けられた矩形の孔26aの内側に具備される片26b、26cとを備えている。片26b、26cはいずれも矩形の板状の片で、片26bは上端が取付片11に連結されており、下端側は下方に向けられるとともに取付片11より支持片12側に突出するように配置されている。片26cは、片26bの上記下端から該片26bに略直角で、取付片11の方向に、向けて延在するように設けられている。そしてこのような仮止め部26は、基準部材20の長手方向に所定の間隔を有して複数個設けられている。
かかる構成の基準部材20により、上記基準部材10と同様の効果を奏するに加えて、当該基準部材20を胴縁に取り付ける際の利便性を向上させることができる。具体的には、図8に示したように、胴縁への取り付け前である図8(a)に示した姿勢から、取付片11を胴縁へ接触させつつ、図8(a)にHで示した方向に片26b、26cをたたくように押圧する。すると、図8(b)に示したように片26b、26cが変形し、片26cが胴縁へ突き刺さるように差し込まれ、基準部材20を仮に胴縁に固定させることが可能となる。従って、施工者は仮止めされた基準部材20を固定部材により、安定して固定することができる。これにより、基準部材20を手で保持しつつ固定部材を取り付ける必要がなく、施工者の利便性を向上させることが可能となる。
図9は、当該仮止め部26の他の例を示した図である。図9(a)、図9(b)に示した仮止め部26’、26’’は、上記した仮止め部26に対してその向きを変更したものである。仮止め部はこのように構成することも可能である。図9(c)に示した仮止め部26’’’は、孔の縁に沿って突起26b’’’が設けられている。突起26b’’’は、取付片11の支持片12とは反対側に突出しているので、図9(c)にJで示した方向にたたくように押圧することにより、胴縁に仮に固定することができる。
図10は第三実施形態にかかる本発明の基準部材30を説明するための図である。図10(a)は、基準部材30を正面から見た図の一部を示す図であり、図10(b)は図10(a)にK−Kで示した線に沿った断面図である。基準部材30は、基準部材10の構成に加えて位置決め片36を備えている。位置決め片36以外の部位については上記した基準部材10と構成が共通するので、説明を省略する。符号も基準部材10を同じものを用いた。
図10からわかるように、位置決め片36は、取付片11の支持片12側端部からさらに延在する板状の片である。そしてその端部には折り返し37が設けられている。また、位置決め片36下端には複数個所の水抜き孔38が設けられている。
かかる構成の基準部材30は、図11に示したように建物に取り付けられる。図11は図2に相当する図で、基準部材10の代わりに基準部材30が配置された場面を示す図である。ここでは基準部材30以外の部材については、基準部材10において説明したものと共通なので、ここでは説明を省略する。符号も図2と同じとした。
基準部材30によれば、図11からわかるように位置決め片36の下端が水切り37の上部に接触して配置される。すなわち、基準部材30を胴縁6に取り付ける際にその高さ方向位置は、位置決め片36を水切り37の上に載置することによって自動に決めることができる。これにより、従来位置決めのために行っていた墨だしの工程を省略することができ、施工の手間を減らすことが可能になる。また位置決め片36の下端には複数の水抜き孔38が設けられているのでこれにより適切に排水することも可能である。
図12は基準部材10の他の施工例を示す断面図である。ここまでは、施工例として基準部材を建物最下端の外壁材の下端に用いる例を示したが、図12の例では基準部材10を建物2階部の最下端の外壁材に用いた例である。すなわち図12において外壁材3aは2階部の最下端に位置する外壁材であり、外壁材3bは1階部の最上端に位置する外壁材である。このような位置に基準部材10を配置することにより、足場上での作業となる2階部分の外壁材の施工が容易となる。
以上、現時点においてもっとも実践的であり、かつ好ましいと思われる実施形態に関連して本発明を説明したが、本発明は、本願明細書中に開示された実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う基準部材及び基準部材を備える外壁もまた本発明の技術的範囲に包含されるものとして理解されなければならない。
本発明の基準部材を備える建物を模式的に示した斜視図である。 図1にA−Aで示した部位の断面図である。 基準部材の正面図である。 基準部材の側面図である。 図3にB−Bで示した線による断面図である。 図2のうち基準部材が配置された部位を拡大して示した図である。 第二実施形態にかかる基準部材を説明するための図である。 第二実施形態にかかる基準部材の動作を説明するための図である。 第二実施形態にかかる基準部材の他の例を説明するための図である。 第三実施形態にかかる基準部材を説明するための図である。 第三実施形態にかかる基準部材が建物に施工された例を説明するための図である。 基準部材の他の施工例を説明するための図である。
符号の説明
1 建物
2a、2b、2c 窓
3 外壁材
4 基礎
5 土台
6 胴縁
7 水切り
8、9 固定部材
10、20、30 基準部材
11 取付片
12 支持片
13 折り返し
14 孔
15 水抜き
19 固定部材
26 仮止め部
36 位置決め片

Claims (6)

  1. 建物の躯体や胴縁に直接取り付けられることにより前記建物の外周に並列される板状の外壁材の下端面から、該外壁材を支持可能に前記建物に取り付けられる基準部材であって、
    L字状の断面を有する長尺部材であるとともに、
    前記L字状の一方の片である取付片と、他方の片である支持片とが、90度未満の鋭角を有しており、
    前記支持片には水抜き孔が、長手方向に複数並列されていることを特徴とする基準部材。
  2. 前記L字状である一方の片である取付片と、他方の片である支持片とが75度以上の角度を有していることを特徴とする請求項1に記載の基準部材。
  3. 前記支持片の前記取付片と連結された側とは反対側の端部が折り返されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の基準部材。
  4. 前記取付片の幅方向の大きさが30mm〜45mmであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の基準部材。
  5. 前記取付片の前記支持片が延在する側の面とは反対側の面には、長手方向に並列する複数の突起を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の基準部材。
  6. 前記取付片の前記支持片が備えられる側端部からさらに該取付片を延長するように具備される板材である位置決め片が設けられることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の基準部材。
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