JP2009126590A - シート積載装置、シート処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート積載装置、シート処理装置及び画像形成装置 Download PDF

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Hitoshi Fujimoto
仁志 藤本
Hideki Kushida
秀樹 櫛田
Toshiyuki Iwata
俊行 岩田
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Abstract

【課題】精度良くシートを積載することのできるシート積載装置、シート処理装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】シートを積載する昇降可能な上排紙積載台250に積載されたシートの後端位置を規制する後端規制部270を、シートを排出する上排紙ローラ対211の下方に、上排紙積載台250の昇降方向に沿って設ける。そして、上排紙積載台250に最初にシートを排出する際には、上排紙積載台250を昇降させる昇降手段を制御し、上排紙積載台250を上排紙ローラ対211の近傍の第1積載位置まで上昇させ、最初のシートの排出が完了するまでに上排紙積載台250を後端規制部270によるシートの後端位置の規制が可能な第2積載位置まで下降させる。
【選択図】図6

Description

本発明は、シート積載装置、シート処理装置及び画像形成装置に関し、特にシート積載部に高速でシートを排出するものに関する。
従来、複写機、レーザビームプリンタ、ファクシミリ及びこれらの複合機等の画像形成装置においては、画像を形成したシートに対し綴じ処理、穿孔処理等の処理を行うシート処理装置を設けたものがある。そして、このシート処理装置には、シートが順次積載されるシート積載部を備えたシート積載装置が設けられている。
ここで、このような従来のシート積載装置において、シートをシート積載部に排出する際、シート積載部表面との摩擦によるシートのシート積載部上での丸まりや膨らみにより、シート積載性が低下する場合がある。そこで、このようなシート積載性の低下を防ぐための方法として、例えば排出されるシートとシート積載部との当接角度を小さくするようにしたものがある(特許文献1参照)。
図9は、このような従来のシート積載装置の構成を示す図である。図9において、250Aは昇降可能な排紙トレイであり、排紙トレイ250AにシートSを排出する場合は、まず排紙トレイ250Aを、排出ローラ211の近傍位置まで上昇させる。これにより、排紙トレイ250Aの表面、若しくは排紙トレイ250Aに既に排紙されているシートと、排紙されているシート先端との当接角度をなだらかにし、シートSと排紙トレイ250Aとの当接角度を小さくするようにしている。
特開平08−026569号公報
ところで、このような従来のシート積載装置では、ジョブの1枚目のシート(あるいは束排出する場合は1部目のシート束)が排出される前に排紙トレイを上昇させ、1枚目のシートが排出ローラを通過し終えるタイミングで、所定位置まで下降させている。なお、排紙トレイを下降させると、次に排出されるシートと既積載シートの当接角度が大きくなるが、シートとシート積載部表面間の摩擦係数よりもシート同士の摩擦係数が小さいので、次のシートを排出してもシート積載性が低下するおそれはない。
しかし、近年、画像形成装置においては、技術の進歩により画像形成の高速化が図られており、このような画像形成の高速化に伴い画像形成装置本体から排出されるシートの排出速度も高速化している。例えば、1分間に100枚以上のシートを排出するようにした画像形成装置もある。
ここで、このような高速、高生産性の画像形成装置本体に従来のシート積載装置を備えたシート処理装置を取り付けた場合、画像形成装置本体からシートが高速搬送されると、排紙トレイが所定位置まで下がりきらないうちに次にシートが排出される場合がある。即ち、次のシートの排出が開始される前に、排紙トレイの所定位置までの下降が終了していない場合がある。
ここで、排紙トレイの下降が終了していれば、シート後端は、図9に示すシート積載装置本体の側面に設けられた整合面252に自重により当接するのでシートSの後端位置は安定する。しかし、排紙トレイ250Aが所定位置まで下降していない場合には、シートSの後端部分は整合面252に規制されず自由な状態となる。
さらに、搬送されてくるシートがノンカーボン紙等の薄紙であったり、表面をコーティングしているコート紙である場合、これらのシートは通常扱われているシートに比べて極端にシートの剛性が小さく、またカールが発生した場合にはカールも大きくなる。
このようなシートを高速で排出する場合、シートの後端が排出ローラを通過した時に排紙トレイの降下を始めると、排紙トレイは所定位置まで達しないため排出ローラ211との間隔が確保できず、シートの後端部分が排出ローラ211と干渉するおそれがある。このため、シートSの後端部が、図10の(a)に示すように、浮き上がる場合がある。そして、このように後端部が浮き上がった状態で次のシートが排出されると、シートの整合が乱れると共に、図10の(b)に示すように、排出ローラ211との接触によるシートSのメクレや傷が生じる。
そこで、本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、精度良くシートを積載することのできるシート積載装置、シート処理装置及び画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、シートを積載する昇降可能なシート積載部と、シートを前記シート積載部に排出するシート排出手段と、前記シート積載部を昇降させる昇降手段と、を備え、順次積載されるシートのうち最初のシートを排出する際には、前記シート積載部を前記シート積載部の積載面が第1積載位置になるよう移動させ、最初のシートの排出が完了するまでに積載されたシートの上面が前記第1積載位置の下方となる第2積載位置になるよう前記シート積載部を下降させることを特徴とするものである。
本発明のように、最初にシートを排出する際は、シート積載部をシート排出手段の近傍まで上昇させ、最初のシートの排出が完了するまでにシート積載部をシートの後端位置の規制が可能な位置まで下降させることにより、精度良くシートを積載することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るシート処理装置を備えた画像形成装置の一例である複写機の構成を示す図である。
図1において、100は複写機(以下、複写機という)、100Aは複写機本体であり、この複写機本体100Aには、シート処理装置であるフィニッシャ200が接続されている。
このような複写機100において、給紙信号が出力されると、複写機本体100Aに設けられたカセット102a〜102dから画像形成部101にシートが給送される。この後、このシートは、それぞれ画像形成手段としてのイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの感光ドラム105〜108等によって、4色のトナー像が転写されて、定着装置110に搬送される。
次に、定着装置110において転写画像が永久定着され、画像が定着されたシートは、この後、排出ローラ対112により複写機本体100Aから排出され、フィニッシャ200に搬送される。
ここで、フィニッシャ200は、複写機本体100Aから排出されたシートを順に取り込み、取り込んだ複数のシートを整合して1つの束に束ねる処理を行うようになっている。また、束ねたシート束の後端(シート搬送方向の上流端)を綴じるステイプル処理、取り込んだシートの後端付近に孔をあけるパンチ処理、ソート・ノンソート処理、シート束を折る折り処理、2つ折り製本処理などの各種の処理を行うようになっている。また処理されたシートを積載するシート積載装置200Dを備えている。
このフィニッシャ200は、複写機本体100Aからのシートを装置内部に取り込むための搬送パス240を備えており、搬送パス240には、入口ローラ対201及び搬送ローラ対202,205〜208が設けられている。そして、入口ローラ対201の下流にはパンチユニット230が設けられており、パンチユニット230により必要に応じて搬送されるシートの後端部に穴あけ(穿孔)処理を行う。
また、パンチユニット230の下流には、シートの搬送方向と直交する幅方向の位置を検知するためのシート横位置検知手段300が配置されている。その下流には、シート横位置検知手段300の検知情報に基づいてシートの幅方向の位置の補正を行うシフト手段231が配置されている。なお、このシフト手段231は、シフト搬送ローラ対203,204を有しており、このシフト搬送ローラ対203,204によりシートを下流側に搬送しながら、不図示の移動手段によりシートを幅方向にシフトさせ、幅方向の位置を規制している。
また、搬送パス240の終端には切換部材221が設けられており、この切換部材221により、下流に繋がれた上排紙パス223と下排紙パス224とに経路を切り換えるようになっている。ここで、上排紙パス223は、シート排出手段としての上排紙ローラ対211によりシート積載部としての上排紙積載台250への排紙を行うためのものであり、下排紙パス224は、処理トレイ253への排紙を行うためのものである。
なお、222は下排紙パス224の終端に設けられ、搬送パスを下排紙パス225又はサドル排紙パス226に切り換える切換部材である。この切換部材222の切替によりシートは搬送ローラ209,210により処理トレイ253へ排出、または中綴じ製本部200Bに搬送される。
ここで、処理トレイ253に排出された場合、シートは順次整合処理されながら束状に収容され、複写機本体100Aに設けられた操作部150(図1参照)による設定に応じて、仕分け処理やステイプル処理が行われる。この後、シート束は束排紙ローラ対254により下排紙積載台251に排出される。なお、ステイプル処理は、シート処理部の一例である綴じ部を構成するステイプラ260により行われるものであり、ステイプラ260は幅方向に移動可能となっており、シートの任意の位置にステイプルすることができる。
上排紙パス223と上排紙ローラ対211からのシートを受け取る上排紙積載台250は、上下方向に移動可能(昇降可能)に構成されており、シートが順次排出積載されるに連れて下降する。また、処理トレイ253からのシートを受け取る下排紙積載台251も、上下方向に移動可能に構成されており、シートが順次排出積載されるに連れて下降する。
そして、このような排紙積載台250,251を備えることにより、フィニッシャ200は大量のシートを積載することができる。なお、排紙積載台250,251に積載されたシートは、その後端を、フィニッシャ200のフィニッシャ本体200Cの側壁面に、排紙積載台250,251の昇降方向に沿って設けられた後端規制部270によって規制されることにより、整列される。
一方、シート束を中綴じする場合、即ち中綴じ製本モードの場合は、切換部材222の切換によりシートは、まずサドル排紙パス226を通過し、中綴じ製本部200Bへ送られる。次に、シートは、中綴じ製本部200Bの収納ガイド280内に搬入されてステイプラ261により綴じられ、この後、折り部281により、ステイプル処理を施した位置を中心にして折り畳まれることにより製本される。
なお、本実施の形態においては、フィニッシャ200は、処理トレイ253へシートを排出する際、搬送途中のシートを複数枚重ね合わせて処理トレイ253へ排出することができるようになっている。次に、このようなバッファ動作を、図2を用いて説明する。
まず、バッファ処理する1枚目のシートS1が搬送されると、このシートS1は、搬送ローラ206,207,208にて、図2の(a)に示す矢印A方向に搬送され、この後、その後端が、切換部材220から抜けない状態で停止する。
次に、切換部材220が図2の(b)に示す矢印B方向に切り換わり、この後、搬送ローラ207,208が逆転する。これにより、シートS1は、矢印C方向に搬送され、バッファ経路227に送り込まれる。そして、この後、バッファ経路227に設けられた搬送ローラ215の逆転及び停止により、図2の(c)に示すように、そのシート端部が切換部材220を抜けた位置近傍にて停止する。
次に、切換部材220が図2の(c)に示すように、矢印D方向に切り換わり、この後、搬送ローラ215の正回転により、シートS1は矢印E方向に搬送される。これにより、シートS1はバッファ経路227から搬送パス240に戻る。そして、このように搬送パス240に戻る際、次のシートS2が矢印F方向に搬送され、図2の(d)に示すように、切換部材220の近傍でシート同士が重なり合う状態になる。この後、重なり合った2枚のシートS1,S2が矢印G方向に搬送され、バッファ動作が終了する。
なお、シートS1の矢印E方向への搬送開始のタイミングを変更することにより、シートS1と次シートS2の重なった時のズレ量を任意に変更可能となる。又、上記の動作を何回か繰り返すことにより、3枚、4枚と更に枚数を増やしてシートを重ねあわすことが可能となる。
図3は、複写機100の制御ブロック図であり、図3において、130は複写機本体100Aに設けられた制御部である。この制御部130は複写機本体100Aに設けられた各モータ、センサ、ソレノイド、クラッチ等を制御することにより、画像形成動作を行っている。
また、操作部150は、画像形成に関する各種機能を設定するための複数のキー、設定状態を表示するための表示部等を有している。そして、ユーザによる各キーの操作に対応するキー信号を制御部130に出力すると共に、制御部130からの信号に基づき対応する情報を表示部に表示する。
また、図3において、245はフィニッシャ200に設けられた制御部であり、この制御部245は、複写機本体100Aに設けられた制御部130と情報のやり取りを行うことによってフィニッシャ200の駆動制御を行うものである。なお、この制御部245は、フィニッシャ200に設けられた各モータ、センサ、ソレノイド、クラッチ等を制御することにより、シート処理動作を行っている。
なお、図4は、このようなフィニッシャ200に設けられた制御部245の詳細な制御ブロック図である。そして、図4に示すようにフィニッシャ200に設けられた制御部245には、シート位置検知手段290、紙面検知手段291、上排紙積載台位置検知手段292、積載台シート有無検知手段293、積載台移動手段294が接続されている。
ここで、シート位置検知手段290は搬送中のシートSの搬送方向の位置を検出するための位置検知手段であり、後述する図6に示すように搬送パス240内に配置されている。また、紙面検知手段291はシートが積載されていない時の上排紙積載台250の上面、若しくはシートが積載されている時の最上位のシートの位置を検知するものである。そして、この紙面検知手段291により、上排紙積載台250の上面、若しくは載置シートの最上位のシートの位置(第2積載位置)と、上排紙ローラ対211との高さ間隔が一定となるように制御している。
上排紙積載台位置検知手段292は、上排紙積載台上にシートが無い時の上排紙積載台250の待機位置に配置されている。通常は、この上排紙積載台位置検知手段292の検知位置を起点として最初のシートが積載される第1積載位置までの上排紙積載台250の移動制御がなされる。積載台シート有無検知手段293は、上排紙積載台上に既積載のシートの有無を検知するための有無検知手段である。
ところで、シート積載装置200Dは、順次排出されるシートのうち最初のシートを積載する際、最初のシートが上排紙ローラ対211に到達する前に、上排紙積載台250を上排紙ローラ対211の下方の第1積載位置まで上昇させるようにしている。また、この後、最初のシートの排出が完了するまでに、上排紙積載台250を、後端規制部270によるシートの後端位置の規制が可能な第2積載位置まで下降させるようにしている。
そして、このように構成することにより、最初のシートと上排紙積載台250の積載面との当接角度をなだらかにするとともに、シートの後端部の浮き上がりによる整合の乱れや上排出ローラ対211との接触によるメクレや傷の発生を無くすことができる。更に、以降の次シートの排出及び積載も安定して行うことができる。なお、本実施の形態において、フィニッシャ200の制御部245は、特に、上排紙積載台250に排出されるシートの種類(コート紙/非コート紙)、坪量、サイズ等のシートの特性に応じて、上記のような制御を行うようにしている。
次に、このような本実施の形態に係るフィニッシャ200の上排紙積載台250に対するシート積載動作について図5に示すフローチャートを用いて説明する。
まず、操作部150によりシートの特性設定、画像形成モード設定及びその他、諸条件が設定されると、フィニッシャ200の制御部245は、このような設定に基づいて画像形成を開始する(S101)。
次に、上排紙積載台250の上昇制御が必要かを判断する(S102)。そして、例えばシート情報として入力されたシートの特性により、上排紙積載台250の上昇制御が必要を判断すると(S102のY)、次に上排紙積載台250上に既積載のシートがあるかを判断する(S103)。即ちこの後、上排紙積載台250に積載されるシートがジョブの最初のシートかを判断する。
そして、上排紙積載台250上に既積載のシートがない、即ち次に排出されるシートがジョブの最初のシートであると判断すると(S103のN)、上排紙積載台250に対する1枚目のシートの排出時の第1積載位置への上昇制御を開始する(S104)。これにより、上排紙積載台250は、ジョブの最初のシートが上排紙ローラ対211に到達する前に、図6の(a)に示す待機位置から、図6の(b)に示す上排紙ローラ対211の下方の第1積載位置までの上昇を完了する。
なお、シートの特性により上排紙積載台250の上昇制御が不要と判断した場合(S102のN)、又は上排紙積載台上に既積載のシートがあると判断した場合(S103のY)、以下の上排紙積載台250の第1積載位置への上昇制御は行わない(S120)。
次に、このように1枚目のシートの排出時における、上排紙積載台250の第1積載位置への上昇制御が完了すると(S105のY)、図7の(a)に示すようにジョブの最初のシートS1の排出が開始される(S106)。
ここで、このようにシートS1の排出が開始された際、上排紙積載台250は、既述したように初期の待機位置、若しくは2枚目以降の第2積載位置より上昇した第1積載位置にあるため、シートS1と上排紙積載台250の表面のなす角度θは、小さくなる。即ち、このように上排紙積載台250を上昇させることにより、シートの排出時の姿勢が略直線状となるため、安定してシートを排出させることができ、この結果、排出されるシートS1は、丸まり、たわみ等が無く、排出される。
次に、図7の(b)に示すように、シートS1の排出方向下流側の後端が、シート位置検知手段290を通過し、このようにシートS1の後端がシート位置検知手段290を通過すると、シート位置検知手段290から検知信号が制御部245に入力される。
そして、制御部245は、このシート位置検知手段290から検知信号に基づき、1枚目のシートS1の搬送パス内の位置を検知すると(S107のY)、上排紙積載台250の下降制御を行う(S108)。これにより、2枚目のシートの排出時の第2積載位置、即ち後端規制部270によるシートの後端位置の規制が可能な位置への下降制御が開始され(S109)、この下降制御により上排紙積載台250は図7の(b)に示す第1積載位置から下降する。
ここで、本実施の形態においては、図8の(a)に示すように、シートS1の排出方向下流側の後端が上排紙ローラ対211を抜ける直前には、上排紙積載台250は既に下降を終了している。そして、このような2枚目のシートの排出時の第2積載位置への下降制御が終了した後(S110のY)、シートS1の上排紙積載台250への排出が終了する(S111)。
なお、上排紙積載台250の下降が終了したとき、図8の(b)に示すように2枚目のシートS2が途中まで搬送されており、この後、図8の(b)に示す第2積載位置にある上排紙積載台250に対する2枚目のシートS2の排出が開始される(S112)。ここで、このように2枚目のシートS2が排出される際、上排紙積載台250は既に移動が終了しているため、この状態から次のシートS2の排出を開始することができ、これにより次のシートS2を排出するまでの時間を短縮することができる。
なお、これまでの説明においては、シートを順次排出する場合について述べてきたが、既述したバッファ動作により、複数枚のシート(シート束)がまとめて順次排出される場合でも、同様な制御を行うこともできる。
以上説明したように、本実施の形態では、上排紙積載台250に最初にシートを排出する際には、上排紙積載台250を上排紙ローラ対211の下方近傍まで上昇させるようにしている。また、最初のシートの排出が完了するまでに、上排紙積載台250を後端規制部270によるシートの後端位置の規制が可能な第2積載位置まで下降させるようにしている。
これにより、安定してシートを排出することができると共に、シートの後端部の浮き上がりによる整合の乱れや上排紙ローラ対211との接触によるメクレや傷の発生を無くすことができる。更に、次のシートS2以降も安定してシートを排出することができ、精度良くシートを積載することができる。
又、搬送されてくるシートの特性により、即ち搬送されるシートが、積載台上で丸まったり、撓んだりして、若しくはカールが大きい等の積載性を乱すおそれのないシートの場合には、既述した上排紙積載台250の制御は行わない。そして、この上排紙積載台250の制御を選択的に行うことにより、不要な上排紙積載台250の昇降動作を行うことがなくなり、エネルギー損失、騒音等を極力低減させることができる。
さらに、これまでの説明においては、操作部から入力されるシート情報に基づいて制御を行っていたが、本発明は、これに限らず、画像形成装置の操作部、若しくはフィニッシャに上記制御を選択する手段を設けるようにしても良い。
また、これまでの説明においては、フィニッシャに設けたシート積載装置について説明したが、画像形成装置本体に設けられたシート積載装置に適用できるのは言うまでもない。さらに、これまでの説明においては、フィニッシャ200の制御を制御部245により行う場合について述べてきたが、本発明はこれに限らず、複写機本体100Aに設けられた制御部130により直接フィニッシャ200を制御するようにしてもよい。
本発明の実施の形態に係るシート処理装置を備えた画像形成装置の一例である複写機の構成を示す図。 上記シート処理装置であるフィニッシャのバッファ動作を説明する図。 上記複写機の制御ブロック図。 上記フィニッシャに設けられた制御部の詳細な制御ブロック図。 上記フィニッシャのシートの積載動作を説明するフローチャート。 上記フィニッシャのシートの排出動作を説明する第1の図。 上記フィニッシャのシートの排出動作を説明する第2の図。 上記フィニッシャのシートの排出動作を説明する第3の図。 従来のシート積載装置の構成を示す図。 上記従来のシート積載装置のシートの排出動作を示す図。
符号の説明
100 複写機
100A 複写機本体
101 画像形成部
130 制御部
150 操作部
200 フィニッシャ
200C フィニッシャ本体
200D シート積載装置
211 上排紙ローラ対
245 制御部
250 上排紙積載台
270 後端規制部
290 シート位置検知手段
293 積載台シート有無検知手段
S1 1枚目のシート
S2 2枚目のシート

Claims (8)

  1. シートを積載する昇降可能なシート積載部と、
    シートを前記シート積載部に排出するシート排出手段と、
    前記シート積載部を昇降させる昇降手段と、を備え、
    順次積載されるシートのうち最初のシートを排出する際には、前記シート積載部を前記シート積載部の積載面が第1積載位置になるよう移動させ、最初のシートの排出が完了するまでに積載されたシートの上面が前記第1積載位置の下方となる第2積載位置になるよう前記シート積載部を下降させることを特徴とするシート積載装置。
  2. 前記シート積載部に排出されるシートの後端位置を検知する位置検知手段を備え、
    前記位置検知手段からの信号に基づいて前記シート積載部を前記第1積載位置から前記第2積載位置まで下降させることを特徴とする請求項1記載のシート積載装置。
  3. 前記昇降手段の制御を、シート情報に基づいて選択的に行うことを特徴とする請求項1又は2記載のシート積載装置。
  4. 前記シート積載部上の既積載のシートの有無を検知する有無検知手段を備え、
    前記昇降手段の制御を、前記有無検知手段からの信号に基づき前記シート積載部上に既積載のシートがないと判断した場合に行うことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のシート積載装置。
  5. 前記シート排出手段の下方に前記シート積載部の昇降方向に沿って設けられ、前記シート積載部に積載されたシートの後端位置を規制する後端規制部を備え、
    前記第2積載位置は、前記後端規制部によるシートの後端位置の規制が可能な位置であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のシート積載装置。
  6. シートを処理するシート処理部と、処理されたシートを積載する前記請求項1ないし5のいずれか1項に記載のシート積載装置を備えたことを特徴とするシート処理装置。
  7. シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部によって画像を形成されたシートに処理を施す前記請求項6記載のシート処理装置とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  8. シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部によって画像が形成されたシートを積載する請求項1ないし5のいずれか1項に記載のシート積載装置とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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JP (1) JP2009126590A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017007848A (ja) * 2015-06-25 2017-01-12 キヤノン株式会社 シート積載装置、シート処理装置及び画像形成装置

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