JP2009124671A - 無線通信端末装置、無線通信基地局装置、無線通信移動管理装置、及び無線通信移動管理方法 - Google Patents

無線通信端末装置、無線通信基地局装置、無線通信移動管理装置、及び無線通信移動管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】P-BCH(MIB)のオーバヘッドの増加を極力抑え、無線端末の消費電力を削減できる無線通信端末装置、無線通信基地局、無線通信移動管理装置、および無線通信移動管理方法を提供する。
【解決手段】移動無線通信システムは、無線通信移動管理装置(MME)101、マクロセル無線通信基地局装置(Macro Node B)102、Home無線基地局装置(Home Node B)103、および無線通信端末装置(UE)104の装置を具備しており、Macro Node B102は、マクロセルエリアを、Home Node B103は、CSGセルをそれぞれ管理している。各CSGセルはCSG Groupとよばれるグループに分けられており、各グループには、CSG Group IDと呼ばれるIDが割り当てられている。CSG Groupは、ある特定のエリア、たとえば、1つのマクロTAやマクロセルの中でユニークに設定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信端末装置、無線通信基地局装置、無線通信移動管理装置、を具備する移動無線通信システムに関し、特に、ハンドオーバーにおけるオーバヘッドの増加を抑え、無線通信端末装置の消費電力を削減することができる移動無線通信システムに関する。
近年、移動無線通信サービスは、帯域幅の広帯域化、データレートの高速化が進み、音楽、映像などのマルチメディアサービスが実現されている。また、更なる高速データサービスを実現するため、移動通信技術の標準化団体である3GPPでは、LTE (Long Term Evolution)と呼ばれる、データレート100Mbps超を実現する移動通信技術の標準化、及びそのような高速無線アクセスネットワークとネットワークのIP化に対応するため、モバイルネットワーク構成とノード機能拡張(SAE: System Architecture Evolution)の標準化が行われている。
さて、次世代移動無線通信システムでは、現在運用されている、大型セルであるマクロ、マイクロセルに加えて、家庭やオフィス、さらにはレストランなどの数十メートルの小ゾーンのエリア(フェムトセル: Femto Cell)をカバーする小セル無線通信基地局装置の設置が考えられている。この小セル無線通信基地局装置を、以下、ホーム無線通信基地局装置 (Home Node B)と呼ぶ。
現在、3GPPでは、Home Node Bが家庭に設置された場合、その家の家族などのように、限られたグループメンバーにだけアクセス許可するクローズサービスグループセル(Close Service Group Cell、以下CSGセル)が検討されている。
アクセス権の管理、アクセス可否の判断について説明する。各CSGセルには固有のIDが割り当てられており、無線通信端末装置(UE)が、あらかじめアクセスできるCSGセルのIDリストを保存しておくことで、アクセスできるフェムトセルを識別することができる。
また、アクセスが許可されたUEは、CSGセルに優先的に接続する。すなわち、図40に示すように、UE104がCSGセル103’のカバレッジエリアに入った場合、マクロ無線通信基地局装置(Macro Node B)102からの電波が受信されたとしても、優先的にHome Node B103に接続する。
3GPP TSG RAN WG2 Document, R2-072829 "Measurement Control on LTE_ACTIVE state for CSG cells" 3GPP TSG RAN WG2 Document, R2-073307 "Measurement of home & private eNBs" 3GPP TSG RAN WG2 Document, R2-073374 "Cell ID Assignment fro Home Node B"
通信中のUE104が、このようなCSGセル103’を検出し、マクロセル105からCSGセル103’にハンドオーバーする手続きとして、非特許文献1では、図41に示すようなものが提示されている。
まず、無線通信移動管理装置(以下MME)101は、各UE104がアクセスできるCSGセル103’の位置情報を、マクロTracking Area (以下TA)106、またはマクロセル105単位で有している。
あるUE104が、アクセスできるCSGセル103’が存在するマクロセル105にハンドオーバーすると、MME101は、アクセスできるCSGセル103’の存在を移動先のMacro Node B102に知らせる(Indicate the existence of CSG cell:ステップS601)。
CSGセル103’の存在を知ったMacro Node B102は、マクロセル105とCSGセル103’が同じ周波数である場合、マクロセル105からの信号とCSGセル103’からの信号の同時受信が可能である。しかし、電波干渉を防ぐためにマクロセル105とCSGセル103’が異なる周波数である場合、CSGセル103’を検出するために、CSGセル103’のMeasurement(受信レベル測定)を行うためのデータ通信を短期間の間、中断するGapがUE104に割りあてられ、UE104は、Gapの間、異なる周波数であるCSGセル103’のMeasurementを行う(ステップS602)。
Macro Node B102は、セルのFull IDが含まれているSU-1(Scheduling Unit 1)と呼ばれるSystem Informationの検出をUE104に行わせるため、Gap MeasurementをUE104に要請する(ステップS603)。ここでSU-1は、長い周期で報知されており、またその位置は、P-BCH (Primary-Broadcast Channel)で送られているMIB (Master Information Block)と呼ばれるSystem Informationで指定されているため、SU-1の検出には時間を要する(ステップS604)。
UE104は、CSGセル103’のFull IDを検出すると、自分がアクセスできるCSGセル103’であることを確認するとともに、Measurement ReportでFull IDをMacro Node B102に送り、Full IDによりMacro Node B102はCSGセル103’を特定するともに、UE104のアクセス可否を確認し、Handover手続きを遂行する(ステップS605)。
このように非特許文献1では、Macro Node B102がCSGセル識別、HO decisionを行うために、UEが、長い間Gap measurementを行うとともに、複数回のMeasurement Reportを送る必要がある。このため、シグナリングが増加するほか遅延が生じる。また、UEでは、SU-1からFull IDの検出が必要となり、Long GapのMeasurementを行う必要があるため、高速パケットサービスを行っているユーザに影響を及ぼすことになる。また、消費電力が増加するという問題もある。
このSignal増加、Long Gap measurementの解決手段としては、非特許文献2に記載されているように、Full IDをP-BCHで送ることにより、通常のセルサーチの過程に続いてFull IDを検出することが考えられる。しかし、Full IDは、50ビット程度と想定されるため、この手法によれば、非特許文献2に課題として記載されているように、P-BCHのオーバヘッドを大きく増加させることとなる。P-BCHはセルエッジでも良好な受信特性を確保するため、オーバヘッド削減が望まれる。
また、もう一つの解決手段としては、非特許文献3に記載されているように、SCH ID(Synchronization channel Identity)数を増やすことが考えられる。しかしながら、SCH ID数を増やすためには、SCHの系列数を増やす必要があり、セルサーチのProcessing負荷/処理時間を増大させるほか、すでに決定されているマクロセルのSCH構成にも影響を及ぼすことになる。
前述したように、非特許文献1に記載のCSGセルのMeasurementとHandover Procedureでは、シグナリングが増加し、遅延が生じる。また、SU-1で報知されているFull IDの検出が必要となるため、Long GapのMeasurementを行う必要があり、高速パケットサービスを行っているユーザに影響を及ぼす課題を有していた。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、非特許文献2、3に記載のようなP-BCHのオーバヘッドの増加を極力抑え、無線端末の消費電力を削減できる無線通信端末装置、無線通信基地局、無線通信移動管理装置、および無線通信移動管理方法を提供することを目的とする。
本発明の無線通信端末装置は、第1の基地局から同期チャネルを通じて第1の基地局の同期チャネル識別子を受信する同期情報受信手段と、第2の基地局から受信レベル測定指示を受信する制御信号受信手段と、第1の基地局から送信される信号の受信レベルを測定するレベル検出手段と、第1の基地局からの報知チャネルを通じて第1のグループ識別子を受信する報知情報受信手段と、前記第1の基地局の同期チャネル識別子と前記第1のグループ識別子に基づいて、前記受信レベルを含む測定結果メッセージを前記第2の基地局に送信する送信手段とを具備する。
上記構成によれば、同期チャネル識別子と第1のグループ識別子に基づいて、受信レベルを含む測定結果メッセージを送信するので、Long GapのMeasurementと複数回のMeasurement Reportなどハンドオーバーにおけるオーバヘッドの増加を極力抑え、無線通信端末装置の消費電力を削減することができる。
また、本発明の無線通信端末装置において、前記制御信号受信手段は、第2の基地局からアクセス可能な基地局を示すリストをさらに受信し、前記送信手段は、前記同期チャネル識別子と前記グループ識別子と前記リストに基づいて、前記受信レベルを含む測定結果メッセージを前記第2の基地局に送信する。
上記構成によれば、同期チャネル識別子とグループ識別子とリストに基づいて、受信レベルを含む測定結果メッセージを送信するので、ハンドオーバーにおけるオーバヘッドの増加を極力抑え、無線通信端末装置の消費電力を削減することができる。
また、本発明の無線通信端末装置において、前記測定結果メッセージは前記同期チャネル識別子と前記グループ識別子とをさらに含む。
上記構成によれば、測定結果メッセージは同期チャネル識別子とグループ識別子とをさらに含むので、測定結果メッセージを受信した基地局は、ハンドオーバー先の基地局を特定することができる。
また、本発明の無線通信端末装置において、前記報知情報受信手段は、第2の基地局から報知チャネルを通じて第2のグループ識別子をさらに受信し、前記送信手段は、前記同期チャネル識別子と前記第1のグループ識別子と前記第2のグループ識別子に基づいて、前記受信レベルを含む測定結果メッセージを前記第2の基地局に送信する。
上記構成によれば、同期チャネル識別子と第1のグループ識別子と第2のグループ識別子に基づいて、受信レベルを含む測定結果メッセージを送信するので、第1のグループ識別子を送る基地局からのオーバヘッドを削減することができる。
また、本発明の無線通信端末装置において、前記同期情報受信手段は、第2の基地局から同期チャネルを通じて第2の基地局の同期チャネル識別子をさらに受信し、前記送信手段は、前記第1の基地局の同期チャネル識別子、前記第2の基地局の同期チャネル識別子及び前記第1のグループ識別子に基づいて、前記受信レベルを含む測定結果メッセージを前記第2の基地局に送信する。
上記構成によれば、第1の基地局の同期チャネル識別子、第2の基地局の同期チャネル識別子及び第1のグループ識別子に基づいて、受信レベルを含む測定結果メッセージを送信するので、第2の基地局からの報知情報のオーバヘッドの増加を削減することができる。
また、本発明のホーム無線通信基地局装置は、同期チャネルを通じて同期チャネル識別子を送信する同期情報送信手段と、報知チャネルを通じてグループ識別子を送信する報知情報送信手段とを具備するホーム無線通信基地局装置であって、前記同期チャネル識別子と前記グループ識別子によって前記ホーム無線通信基地局装置が識別される。
上記構成によれば、同期チャネル識別子とグループ識別子によってホーム無線通信基地局装置が識別されるので、完全識別子(Full ID)による識別をする必要性をなくすことができる。
また、本発明のホーム無線通信基地局装置は、自装置へのアクセスが可能な端末のリストを記憶する記憶手段と、ハンドオーバー要求メッセージを他の無線通信基地局から受信する制御情報受信手段とを具備し、前記ハンドオーバー要求メッセージに含まれる無線通信端末装置の識別子と前記リストに基づいて、前記他の無線通信基地局にハンドオーバーを許可するかどうかを示すメッセージを送信する。
上記構成によれば、ハンドオーバー要求メッセージに含まれる無線通信端末装置の識別子とリストに基づいて、他の無線通信基地局にハンドオーバーを許可するかどうかを示すメッセージを送信するので、アクセス権限のないクローズサービスグループセルへのアクセスを回避することができるとともに、ハンドオーバー準備期間後の無駄になるシグナリングを削減する。
また、本発明のホーム無線通信基地局装置は、ハンドオーバーを要求しているユーザ又は無線通信端末装置が前記リストに含まれている場合、所定の時間内に前記無線通信端末からの接続要求を受信しなかったときに、ハンドオーバー失敗を示すメッセージを前記無線通信端末に送信する無線制御送信手段をさらに具備する。
上記構成によれば、所定の時間内に接続要求を受信しなかったときに、ハンドオーバー失敗を示すメッセージを送信するので、ハンドオーバー準備期間後の無駄になるシグナリングを削減することができる。
また、本発明のホーム無線通信基地局装置は、前記ハンドオーバー要求メッセージに同一セル識別子が複数の無線基地局装置で使用されていることを示すフラッグが含まれる。
上記構成によれば、ハンドオーバー要求メッセージに同一セル識別子が複数の無線基地局装置で使用されていることを示すフラッグが含まれるので、ハンドオーバー失敗を早期に検出することができる。
また、本発明の無線通信基地局装置は、無線通信端末装置から周辺セルの測定結果を受信する制御信号受信部と、前記周辺セルの測定結果メッセージにホーム無線通信基地局装置に割り当てられた同期チャネル識別子とグループ識別子が含まれているときに、前記同期チャネル識別子とグループ識別子によって特定されるホーム無線通信基地局が複数ある場合に、同一セルID識別子の複数セルでの使用を示すフラッグを含むハンドオーバー要求信号を、前記複数のホーム無線通信基地局のうち1つに送信する制御信号送信手段とを具備する。
上記構成によれば、同一セルID識別子の複数セルでの使用を示すフラッグを含むハンドオーバー要求信号を送信するので、ハンドオーバー失敗を早期に検出することができる。
また、本発明の無線通信基地局装置において、前記制御信号送信手段は、グループ識別子を含む報知情報をさらに送信する。
上記構成によれば、制御信号送信手段がグループ識別子を含む報知情報を送信するので、ハンドオーバーにおけるオーバヘッドを低減することができる。
また、本発明の無線通信移動管理装置は、無線通信基地局装置から送信されたハンドオーバー要求メッセージから無線通信端末装置の識別子と、ハンドオーバー先無線基地局装置のアドレス情報を取得する取得手段と、前記無線通信端末装置が前記ハンドオーバー先無線基地局装置にアクセス可能かどうか判定する判定手段と、前記判定手段が、アクセス可能でないと判定した場合に、ハンドオーバー拒絶メッセージを前記無線通信基地局装置に送信する送信手段とを具備する。
上記構成によれば、アクセス可能でないと判定した場合に、ハンドオーバー拒絶メッセージを送信するので、アクセス権限のないクローズサービスグループセルへのアクセスを回避することができるとともに、ハンドオーバー準備期間後の無駄になるシグナリングを削減することができる。
また、本発明の無線通信システムは、上記の無線通信端末装置と、上記のホーム無線通信基地局装置とからなる。
上記構成によれば、ハンドオーバーにおけるオーバヘッドの増加を極力抑え、無線通信端末装置の消費電力を削減することができる。
また、本発明の無線受信方法は、第1の基地局から同期チャネルを通じて第1の基地局の同期チャネル識別子を受信する同期情報受信ステップと、第2の基地局から受信レベル測定指示を受信する制御信号受信ステップと、第1の基地局から送信される信号の受信レベルを測定するレベル検出ステップと、第1の基地局から報知チャネルを通じて第1のグループ識別子を受信する報知情報受信ステップと、前記第1の基地局の同期チャネル識別子と前記第1のグループ識別子に基づいて、前記受信レベルを含む測定結果メッセージを前記第2の基地局に送信する送信ステップと、を具備する。
上記構成によれば、同期チャネル識別子と第1のグループ識別子に基づいて、受信レベルを含む測定結果メッセージを送信するので、Long GapのMeasurementと複数回のMeasurement Reportなどハンドオーバーにおけるオーバヘッドの増加を極力抑え、無線通信端末装置の消費電力を削減することができる。
また、本発明の無線送信方法は、同期チャネルを通じて同期チャネル識別子を送信する同期情報送信ステップと、報知チャネルを通じてグループ識別子を送信する報知情報送信ステップと、を具備する無線送信方法であって、前記同期チャネル識別子と前記グループ識別子によってホーム無線通信基地局装置が識別される。
上記構成によれば、同期チャネル識別子とグループ識別子によってホーム無線通信基地局装置が識別されるので、完全識別子(Full ID)による識別をする必要性をなくすことができる。
また、本発明の無線通信移動管理方法は、複数のクローズサービスグループセルがグループ分けされ、各グループにグループ識別子が設定されている無線通信システムにおける無線通信移動管理方法であって、ホーム無線通信基地局装置が、無線通信端末装置に前記グループ識別子を報知するステップと、前記無線通信端末装置が、セルサーチ過程で検出する同期チャネル識別子と前記グループ識別子の組み合わせから、アクセスできるクローズサービスグループセルを特定するステップと、前記無線通信端末装置が、アクセス可能なクローズサービスグループセルに関する測定結果メッセージを無線通信基地局装置に通知するステップと、を有する。
上記構成によれば、同期チャネル識別子とグループ識別子の組み合わせでアクセスできるクローズサービスグループセルを特定するので、同期チャネル識別子の数を増加させたり、Full IDを検出することなく、オーバヘッドの増加を抑えることができる。
また、本発明の無線通信移動管理方法は、前記無線通信端末装置が、マクロセルを管理する前記無線通信基地局装置にハンドオーバーするステップと、無線通信移動管理装置が、アクセス可能なクローズサービスグループセルが前記マクロセルに存在するか確認するステップと、前記無線通信移動管理装置が、前記無線通信基地局装置にアクセス可能なクローズサービスグループセルの存在を通知するステップと、前記無線通信基地局装置が、クローズサービスグループセル周波数を測定することを前記無線通信端末装置に指示するステップと、前記無線通信端末装置が、セルサーチにより、クローズサービスグループセルを検出するステップと、前記無線通信端末装置が、セルサーチ過程で検出した同期チャネル識別子が、予め保存しているアクセスできるクローズサービスグループセルの同期チャネル識別子と等しいかどうか判断するステップと、前記無線通信端末装置が、報知されたグループ識別子が、予め保存しているアクセスできるクローズサービスグループセルのグループ識別子と等しいかどうか判断するステップと、前記無線通信端末装置が、前記同期チャネル識別子と前記グループ識別子を含めた測定結果メッセージを前記無線通信基地局装置に送るステップと、を有する。
上記構成によれば、アクセス可能なクローズサービスグループセルの測定結果を一度の測定結果メッセージで無線通信基地局装置に通知することができ、シグナリングを低減できるほか、Full ID検出に必要なLong Gap measurementを回避することができる。
また、本発明の無線通信移動管理方法は、前記同期チャネル識別子と前記グループ識別子の組み合わせが、異なるクローズサービスグループセル間で重複している場合に、前記無線通信移動管理装置または前記無線通信端末装置が、ハンドオーバー準備期間に、クローズサービスグループセルの完全識別子を用いてアクセス可否の判定を行うステップを有する。
上記構成によれば、同期チャネル識別子とグループ識別子の組み合わせがオーバーラップした場合に、クローズサービスグループセルの完全識別子を用いてアクセス可否の判定を行うので、アクセス権限のないクローズサービスグループセルへのアクセスを回避することができるとともに、ハンドオーバー準備期間後の無駄になるシグナリングを削減することができる。
また、本発明の無線通信移動管理方法は、ハンドオーバー要求メッセージにハンドオーバーが失敗する可能性を示唆するフラッグを含めて送信するステップを有する。
上記構成によれば、ハンドオーバー要求メッセージにハンドオーバーが失敗する可能性を示唆するフラッグを含めて送信するので、ハンドオーバー失敗を早期に検出し、もとの無線通信基地局装置への復帰を促すことができる。
また、本発明の無線通信移動管理方法は、前記無線通信端末装置が、ハンドオーバー要求メッセージに含まれているフラッグに応答して、タイマーをスタートさせるステップと、前記無線通信端末装置が規定時間内にアクセスすることなくタイマーが終了した場合、ホーム無線通信基地局装置が、ハンドオーバー失敗を示すメッセージを送るステップと、を有する。
上記構成によれば、規定時間内にアクセスせずにタイマーが終了すると、ハンドオーバー失敗を示すメッセージを送るので、ハンドオーバー準備期間後の無駄になるシグナリングを削減するとともに、アクセス権限のないクローズサービスグループセルへのアクセスを回避することができる。
また、本発明の無線通信移動管理方法は、前記グループ識別子が、マクロセル固有の第1のグループ識別子と、マクロセル内のグループを識別する第2のグループ識別子とから構成されるものであり、前記無線通信基地局装置が、前記第1のグループ識別子を、システム情報に含めて報知するステップと、前記ホーム無線通信基地局装置が、前記第2のグループ識別子を、報知チャネルで報知するステップと、を有する。
上記構成によれば、グループ識別子を2つのパートに分割するので、報知情報のオーバヘッドを低減することができる。
また、本発明の無線通信移動管理方法は、前記無線通信端末装置が、前記無線通信基地局装置の報知情報から前記第1のグループ識別子を検出するステップと、前記無線通信端末装置が、前記第2のグループ識別子を検出し、前記第1のグループ識別子と組み合わせて、アクセスできるクローズサービスグループセルのグループ識別子と等しいかどうか判断するステップと、前記無線通信端末装置が、同期チャネル識別子とグループ識別子を含めた測定結果メッセージを前記無線通信基地局装置に送るステップと、を有する。
上記構成によれば、同期チャネル識別子と第1のグループ識別子と第2のグループ識別子に基づいて、測定結果メッセージを送信するので、複数回の測定結果メッセージ送信などのハンドオーバーにおけるオーバヘッドの増加を抑えることができる。
また、本発明の無線通信移動管理方法は、マクロセルの境界に存在するクローズサービスグループセルに、複数のグループ識別子を割り当てるステップを有する。
上記構成によれば、マクロセルの境界に存在するクローズサービスグループセルに、複数のグループ識別子を割り当てるので、周辺のどのマクロセルから移動してきても、アクセスできるクローズサービスグループセルを検出し、ハンドオーバー処理を的確に行うことができる。
また、本発明の無線通信移動管理方法は、前記第1のグループ識別子を測定コマンドまたはハンドオーバーコマンドを用いて前記無線通信端末装置へ通知するステップを有する。
上記構成によれば、第1のグループ識別子を測定コマンドまたはハンドオーバーコマンドを用いて無線通信端末装置へ通知するので、報知情報のオーバヘッドを削減することができる。
また、本発明の無線通信移動管理方法は、前記第1のグループ識別子を各マクロセルに割り当てられる同期チャネル識別子とするステップと、前記無線通信端末装置が、マクロセルのセルサーチの過程で、前記第1のグループ識別子を検出するステップと、を有する。
上記構成によれば、第1のグループ識別子を各マクロセルに割り当てられた同期チャネル識別子とするので、各マクロセルの報知情報や測定コマンド、ハンドオーバーコマンドに新たな情報である第1のグループ識別子を追加することなく、クローズサービスグループセルへの一連のハンドオーバー動作を行うことができる。
また、本発明の無線通信移動管理方法は、前記無線通信移動管理装置が、前記ホーム無線通信基地局装置設営時に互いに関連付けて設定された、クローズサービスグループセルの完全識別子、同期チャネル識別子、及びグループ識別子を管理するステップを有する。
上記構成によれば、クローズサービスグループセルの完全識別子、同期チャネル識別子、及びグループ識別子を関連付けて設定し管理するので、ネットワークおよび無線通信端末装置でのID管理を簡単化することができる。
また、本発明の無線通信移動管理方法は、前記無線通信端末装置が、前記無線通信移動管理装置からクローズサービスグループ・アクセスリストとして通知された、自装置がアクセスできるクローズサービスグループセルの識別情報を、自装置内のメモリに保存するステップと、クローズサービスグループセルの識別情報に変更があった場合に、前記無線通信移動管理装置からの通知により、前記無線通信端末装置のメモリ情報をアップデートするステップと、を有する。
上記構成によれば、クローズサービスグループセルの識別情報に変更があった場合に、無線通信移動管理装置からの通知でメモリ情報をアップデートするので、ネットワークにおけるID管理を容易に行うことができる。
本発明によれば、同期チャネル識別子とグループ識別子の組み合わせでアクセスできるクローズサービスグループセルを特定するので、同期チャネル識別子の数を増加させたり、Long Gap measurementにより完全識別子を検出することなく、また報知情報のオーバヘッドの増加を抑えることができる。
次に、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る移動無線通信システムの構成を示す図である。図1に示すように、本発明の実施の形態1に係る移動無線通信システムは、無線通信移動管理装置(MME)101、マクロセル無線通信基地局装置(Macro Node B)102、Home無線基地局装置(Home Node B)103、および無線通信端末装置(UE)104の装置を具備しており、Macro Node B102は、マクロセルを、Home Node B103は、CSGセルをそれぞれ管理している。
図1に示すように各CSGセルはCSG Groupとよばれるグループに分けられており、各グループには、CSG Group IDと呼ばれるIDが割り当てられている。CSG Groupは、ある特定のエリア、たとえば、1つのマクロTAやマクロセルの中でユニークに設定される。
また、各CSGグループ内の各CSGセルには、ユニークなSCH ID(Synchronization channel Identity)が割り当てられる。図2に示すように、現在3GPPで検討されているLTEでは、トータルのSCH ID数510であり、そのうち一部を、CSGセル用の特定のIDとして割り当てる。CSGセルのセルサーチに対しては、該当するIDの系列との比較を行うことで、サーチしたCSGセルのSCH IDを検出することができる。
CSGセルのSCH IDの割り当ては、図2に示すように、異なるP-SCH(Primary-SCH)に跨って割り当てるほか、図3に示すように、同一のP-SCHに属するSCH IDを割り当てる方法が考えられる。後者によれば、CSGセルのセルサーチの際、P-SCHを特定でき、セルサーチ時の処理負荷を低減することができる。
CSG group IDは、Home Node B103からP-BCH(Primary-Broadcast Channel)で報知されている。セルサーチでSCH IDを検出したUE104は、次にP-BCHよりCSG group IDを検出する。図4にHome Node B103の構成を示す。同期情報送信部111では、同期チャネルID(SCH ID)が同期チャネルにマッピングされ送信される。報知情報送信部112では、CSG Group IDが、他の報知情報とともに、MIB (Master Information Block)に加えられる。無線送受信部113では、MIBをP-BCHを用いて送信する。また、Home Node B103は、ネットワークインターフェース部114を介して、ネットワークに接続する他の装置と接続する。
ここで、CSG Group IDについて説明する。CSG Group IDは、従来のFull IDのようにPLMN(Personal Land Mobile Network)内でユニークに設定する必要がなく、SCH IDと組み合わせて、同一マクロTAやマクロセルのようにローカルエリアでユニークな設定ができる。CSG Group IDがPLMN内でユニークである必要がない理由は、例えばMMEなどネットワーク装置が、各UEがアクセスできるCSGセルとそれを包含するMacro Tracking AreaまたはMacroセルの関係を有することで、MMEの指示のもとにUEが行うCSGセルのMeasurement(受信レベル測定)を、CSGセルが存在するMacro TAやMacroセル内に限定することができるからである。
そのため、CSG Group ID を、Full IDに比べて少量ビットで実現でき、P-BCHのオーバヘッドを極力抑えることができる。例えば、CSGセル用にSCH IDを25個割り当て、CSG Group IDを8bitとすると、ローカルエリアにおいて、5000以上ものユニークなCSGセルIDの組み合わせを実現することができる。
また、マクロセルで規定されているP-BCHで送る情報のうち、CSGセルでは必要のない情報を削除して、CSG Group IDを送ることにより、P-BCHのオーバヘッドをさらに低減できる。削除対象の情報としては、たとえば、Downlink System Bandwidth, Signaling of Reference symbol Transmission power、Number of transmission antenna、MBSFN parametersが挙げられる。
以上説明したID構成と各IDの検出方法を用いた、CSGセルのMeasurement、アクセス可否の検出、そして、Measurement Reportの一連の動作を図5のフローチャートに示す。
UEが新しいマクロTA(もしくはマクロセル)にハンドオーバーすると(ステップS101)、MMEは事前に保持している情報からアクセス可能なCSGがマクロTA(もしくはマクロセル)に存在するか確認する(ステップS102)。
アクセス可能なCSGがマクロTAに存在する場合に、MMEはMacro Node Bにアクセス可能なCSGセルの存在を通知する(ステップS103)。そして、Macro Node BはCSGセル周波数をGap MeasurementすることをUEに指示する(ステップS104)。
次に、UEは、新しいCSGセルを検出すると(ステップS105)、セルサーチ過程で検出したSCH IDが予め保存しているアクセスできるCSGセルのSCH IDと等しいかどうか判断する(ステップS106)。
検出したSCH IDがアクセスできるCSGセルのSCH IDと等しい場合、UEは、P-BCH内のCSG Group IDが予め保存しているアクセスできるCSGセルのCSG Group IDと等しいかどうか判断する(ステップS107)。
P-BCH内のCSG Group IDがアクセスできるCSGセルのCSG Group IDと等しい場合、UEは、アクセスできるCSGセルとして認識し、受信レベル測定結果にSCH IDとCSG Group IDを含めてMeasurement ReportをMacro Node Bに送る(ステップS108)。
ここで、各装置が保持するID情報を説明する。UEは、アクセスできるCSGセルのSCH IDとCSG Group IDを有している。MMEは、各UEがアクセスできるCSGセルとそれが存在するマクロTAの関係(マクロセルとの関係でもよい)を有している。Macro Node Bは、周辺のCSGセルIDのSCH IDとCSG group IDとそのCSGセルのHome Node Bのアドレス、例えばIPアドレスを有している。
図5のフローチャートに従って、CSGセルの検出、Measurement Reportを行うUE104の構成を図6に示す。レベル検出部122では、受信信号フレームにおける参照信号、シンボル(Reference Symbol)の受信レベルを検出し、検出結果を判定部127に通知する。
また同期情報受信部123では、同期チャネルを使った同期を確立するとともに、同期チャネルに含まれるID (SCH ID: Synchronization channel Identity) を検出し、報知情報受信部124では、CSG group IDの検出を行い、それぞれ検出結果を判定部127に通知する。
また、制御信号受信部125では、基地局(Macro Node B)から周辺セルの受信レベル測定(Measurement)を行う指示を受信するほか、各UE104がアクセスできるCSGセルリスト(以下、White Listと呼ぶ)を事前に受信する。受信したWhite Listは、ユーザデータ保存部128で保存しておく。
図7にWhite Listの一例を示す。図7に示すように、White Listには、アクセスできるCSGセルのIDとして、同期チャネルID(SCH-ID)、CSG Group IDが含まれるほか、Full ID情報としてTracking Area IDなどが含まれることもある。
判定部127では、参照信号受信レベルを所定の閾値と比較し、閾値以上である場合に、検出されたCSGセルのSCH ID及びCSG Group IDとユーザデータ保存部128に保存されているアクセスできるCSGセルのSCH ID及びCSG group IDとを比較する。判定部127での比較の結果、両者が合致すれば、制御信号送信部126で測定結果メッセージ(Measurement Report)を生成し、検出した参照信号受信レベル、SCH ID、CSG Group IDを含めて、無線送受信部121からMacro Node B102に通知する。
以上のCSGセルのMeasurement、アクセスできるCSGセルの検出、Measurement Report、Handoverの一連のシーケンスを図8に示す。
これまではマクロセルからCSGセルのHandoverについて示したが、アクセス可能なCSGセルが隣接している場合、同様なProcedureによりCSGセル間のハンドオーバーを実現することができる。図9にCSGセル間(Home Node B)間のHandover Procedureを示す。
CSGセル間のハンドオーバーであるため、同一周波数であることが想定され、Gap measurementを行う必要がないが、マクロセルからCSGセルへのハンドオーバーと同様に、SCH-IDとCSG group IDでアクセスできるCSGセルを特定して、Measurement Reportを送る(ステップS121)。
以上のように、本発明の実施の形態1においては、CSGセルをグループ分けし、グループID(CSG Group ID)をCSGセルをカバーしている各Home Node BからのP-BCH(MIB)で報知し、UEはセルサーチ過程で検出できるSCH IDとP-BCHから検出されるCSG Group IDの組み合わせで、アクセスできるCSGセルを特定できる。これにより、SCH ID数を増加させたり、SU-1で送られているFull IDを検出することなく、一度のGap measurementとMeasurement Reportでアクセス可能なCSGセルのMeasurement結果をMacro Node Bに通知することができ、シグナリングを低減できるほか、SU-1中のFull ID検出に必要なLong Gap measurementを回避することができる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2について、図面を参照して詳細に説明する。図10は、本発明の実施の形態2に係るHandover Procedureを示したものである。
実施の形態1では、SCH IDとCSG group IDを用いて、たとえば、Macro TAやMacroセルなどのようにローカルエリアでCSGセルの識別を実現する例を説明したが、都市部などの人口密集地域では、大変多くのCSGセルの敷設が予想され、CSG CellのID(SCH ID + CSG Group ID)が異なるCSGセル間でオーバーラップする場合が考えられる。
実施の形態2では、CSG cellを識別するSCH IDとCSG Group IDの組み合わせが、異なるCSG Cell間でオーバーラップした場合に、Handover Preparation期間に、MME、または移動先のHome Node B(Target Home Node B)でFull IDを用いて、アクセス可否の判定を行い、Handover Preparation後の無駄になるシグナリングを削減するとともに、アクセス権限のないUEによるCSGセルへの無断アクセスを回避する手続きを説明する。
図10のシーケンスについて説明する。図10において、UEが、Measurement Reportを送信するまでのシーケンスは、図8に示したものと同様である。Measurement ReportでSCH IDとCSG Croup IDの組み合わせを受け取ったMacro Node Bは、IDの組み合わせが2つ以上のCSGセルでオーバーラップしているため、Handover先の候補として、複数のCSGセルを特定し、そのうちの1つCSGセルに対する(1)Handover RequestをMMEに送る。
Handover Requestには、UEのIDとしてのTMSI(Temporary Mobile Subscriber Identity)、ターゲットとなるCSGセルのアドレス(IPアドレス)、および"Flag of uncertain identification"が含まれる。"Flag of uncertain identification"は、Macro Node Bで特定されたCSGセルが複数あり、Handover Requestの送り先のTarget CSGセルにはUEが存在しておらず、Handoverが失敗する可能性を示唆するフラッグである。すなわち、"Flag of uncertain identification"は、検出されたSCH IDとCSG Croup IDの組み合わせ(セル識別子)が複数のHome Node Bで使用されていることを示すフラッグである。
CSGセルを管理するHome Node BへのHandover Requestは、Macro Node BとHome Node B間、Home Node BとMacro Node B間にはダイレクトなインターフェースがないため、直接シグナリングを送るのではなく、MME経由で送られる。
Handover Requestを受け取ったMMEは、含まれているUE IDからアクセスできるCSGセルを把握するとともに、Target CSGセルのアドレスからCSGセルを特定し照合を行う。照合の結果、Handoverを要求してきたUEには、target CSGセルへのアクセス権限がないと判断すると、(2)Handover NACK信号をSource Macro Node Bに送り返す。
Handover NACKを受け取ったMacro Node Bは、他のCSGセル候補へ(3)Handover Requestを再度送る。Handover Requestは、図11に示すように、アクセスできるCSGセルからHandover ACKが送り返されるまで、繰り返し送られる(ステップS211)。
また、図10では、UEのCSGセルへのアクセス可否をMMEで判定していたが、TargetのHome Node Bで行うこともできる。図12に、Target Home Node BでUEのアクセス可否を判断し、アクセスできない場合は、Target Home Node BからHandover NACKを返すシーケンスを示す。
各Home Node Bは、アクセスできるUEの情報として、ID (IMSI:International Mobile Subscriber Identity)を保持しており、IMSIでアクセス可否を判断する。Source Macro Node BからのHandover RequestにはTMSIが含まれているので、MMEは、TMSIからIMSIを検索して、Handover Requestコマンドに含めてTarget Home Node Bに送る。
以上、UEがアクセスできないCSGセルのカバレッジ内にいて、CSGセルのIDがオーバーラップしているため、Source Macro Node Bが同一のCSGセルIDをもつ複数のCSGセルのHandover候補からアクセスできないCSGセルにHandover Requestを送った場合に拒否されるProcedureについて説明した。
一方、CSGセルのIDがオーバーラップした場合の別のシナリオとして、UEがアクセスできるCSGセルにいないが、Source Macro Node Bがアクセス可能なHome Node BにHandover Requestを送った場合について説明する。図13にシーケンス図を示す。
Measurement reportを受けたMacro Node Bは、CSGセル候補にHandover Requestを送る。このうち、アクセスできるCSGセルのHome Node Bに送られた場合、TargetのHome Node Bは、UE IDからアクセス可能であると判断とすると、Target Home Nodeにアクセスするための情報(New RNTI: Radio Network Temporary ID、アクセスパラメータなど)を含めて(3)Handover ACKをMacro Node Bに返す。
ここで、Target Home Node Bは、Handover Request に含まれている"Flag of uncertain identification"より、UEがほかのCSGセルカバレッジにいて、アクセスされない可能性があることを認識し、UEのアクセス機会を管理するため、タイマー(T1)をスタートさせる(ステップS241)。
一方、Handover ACKを受け取ったSource Macro Node Bは、アクセス情報を含めて(4)Handover CommandをUEに通知する。T1タイマーをスタートさせたTarget Home Node Bは、規定時間内にUEがアクセスせず、タイマーが終了すると、Source Macro Node Bに対して、(5)Handover Fail信号を送る。
Handover fail信号を受け取ったMacro Node Bは、Handover fail信号からUEがアクセス可能なCSGセルのカバレッジにいないことを認識し、CSGセルへのアクセスに失敗したUEとのアクセスを再び確立する作業を開始する。
また、Macro Node Bは、BufferにたまったダウンリンクのデータのTarget Home Node Bへのデータフォワーディングは、Handover CommandをUEに通知して直ぐに行うのではなく、UEがアクセス完了し、MME経由でResource Release Requestを通知されてから行う。
図14、15にそれぞれ、実施の形態2のMacro Node B102、Home Node B103の構成を示す。Macro Node B102では、UEから送られてきたMeasurement Reportを制御信号受信部203で受信すると、Measurement Reportに含まれるCSGセルのSCH IDとCSG group IDから、データベース201に保存されている周辺セル情報を使って、周辺セル検出部202でハンドオーバー先のCSGセルを検索し特定する。
周辺セル検出部202で検索した結果、SCH IDとCSG Group IDの組み合わせに該当するCSGセルが複数ある場合は、制御信号送信部204で"flag of uncertain identification"を生成し、Handover Requestに含めて、ネットワークインターフェース部206を介してハンドオーバー先のCSGセルに通知する。
一方、Home Node B103では、データベース211で、周辺のCSGセルのSCH IDとCSG group ID、マクロセルのSCH ID情報とともに、アクセスできるUE情報を管理している。アクセス判定部212では、制御情報受信部216で受信したHandover Requestに含まれるUE IDとデータベース211に保存されているアクセスUE情報とを照合して、アクセス可否を判断する。そして、制御信号送信部217でHandover ACKまたはHandover NACKを生成して、ネットワークインターフェース部219を介してSource Macro Node Bに送りかえす。
また、Handover Requestに"flag of uncertain identification"が含まれていると、アクセスUE情報との照合の結果、アクセス可能と判断された場合は、Handover CommandをSource Macro Node Bに返すとともに、タイマー管理部213でタイマーT1を動作させ、一定期間UEのアクセスを監視する。UEからのアクセスがなく、タイマーT1が切れると、Home Node B103は、制御信号送信部217でHandover Failメッセージを生成し、ネットワークインターフェース部219を介してSource Macro Node Bに通知する。
さらにHome Node B103は、制御信号送信部217で生成するMIB(Master Information Block)にCSG Group IDを追加して、P-BCH (Primary Broadcast Channel)を使って無線送受信部218を介して報知する。
次に図16にMME101の構成を示す。MME101は、Handover Requestを制御情報受信部223で受け取ると、その移動先のアドレスからCSGセルへのRequestと判断し、Handover Requestに含まれているUE IDとデータベース221に保存されている各CSGセルのアクセスできるUEリストをアクセス判定部222で照合し、合致していれば、インターフェース部225を介してRequest先のHome Node BにHandover Requestを送る。一方、合致しなければ、MME101はTarget Macro Node BにHandover NACKを通知する。
また、CSGセルへのアクセス可否をTarget Home Node Bに委託する場合には、MME101は、Handover Requestに含まれるテンポラリーID(TMSI: Temporary Mobile Subscriber Identity)からパーマネントID(IMSI:International Mobile Subscriber Identity)を割り出し、Handover Requestに追加して、Target Home Node Bに送る。
以上のように、本発明の実施の形態2においては、大変多くのCSG cellが密集している地域で、CSG cellを識別するSCH IDとCSG Group IDの組み合わせが、異なるCSG Cell間でオーバーラップした場合に、Handover Preparation期間に、MME、または移動先のHome Node B(Target Home Node B)で、CSGセルに割り当てられたFull IDと各UEのアクセス権限情報を用いて、UEのアクセス可否の判定を行い、無駄なシグナリングを削減するとともに、アクセス権限のないCSGセルへのアクセスを回避することができる。
また、Measurement Reportを受け取ったMacro Node Bは、CSGセルが一意に特定されていないことを示すフラグを含めて、Handover RequestをTarget Home Node Bに送ることで、Home Node BはUEのアクセスを監視し、同一のIDの組み合わせをもつ他のCSGセルカバレッジに存在する場合に起こるHandover Failureを早期に検出し、もとのMacro Node Bへの復帰を促すことができる。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3について、図面を参照して詳細に説明する。図17は、本発明の実施の形態3に係る移動無線通信システムの構成を示す図である。本発明の実施の形態3は、実施の形態1に比べて、CSGセルのMIB(P-BCH)に追加するCSG group IDを2つのパートに分割する点が異なる。この構成により、CSGセルから報知されるP-BCH(MIB)のオーバヘッドを削減できる。
図18に示すように、2分割されたCSG group IDの一方は、Macroセル固有のCSG group ID部(CSG Group ID1)であり、他方が同一のMacroセル内のグループを識別するCSG Group ID部(CSG Group ID2)である。分割された2つのパートのうち、CSG Group ID1は、各MacroセルのSystem InformationとしてMacro Node Bから報知され、CSG Group ID2は、CSGセルのSystem Informationとして、(MIB)P-BCHでHome Node Bから報知される。
図19は、実施の形態3におけるMacro Node B(Macroセル)からHome Node B(CSGセル)へのHandover Procedureを示したものである。UEは、接続中のMacro Node Bから、CSG Group ID1を報知情報で受信するともに、CSGセルのセルサーチで、SCH ID、およびP-BCHからCSG Group ID2を検出し、アクセスできるCSGセルと判断すると、Macro Node Bに、受信レベル検出結果に検出したIDを加えてMeasurement Reportを送り、Handoverが開始される(ステップS301)。
また、図20に、アクセスできるCSGセルのMeasurement、Measurement Reportの一連の動作のフローチャートを示す。
UEが新しいマクロセルにハンドオーバーすると(ステップS311)、MME、は事前に保持している情報からアクセス可能なCSGがマクロTA(もしくはマクロセル)に存在するか確認する(ステップS312)。アクセス可能なCSGがマクロTAに存在する場合は、MMEはMacro Node Bにアクセス可能なCSGセルの存在を通知する(ステップS313)。
次に、UEはMacro Node Bの報知情報からCSG Group ID1を検出する(ステップS314)。そして、Macro Node BはCSGセル周波数をGap MeasurementすることをUEに指示する(ステップS315)。
次に、UEは、新しいCSGセルを検出すると(ステップS316)、セルサーチ過程で検出したSCH IDが予め保存しているアクセスできるCSGセルのSCH IDと等しいかどうか判断する(ステップS317)。
検出したSCH IDがアクセスできるCSGセルのSCH IDと等しい場合、UEは、P-BCH内のCSG Group ID2を検出し、すでに検出しているCSG Group ID1と組み合わせて、予め保存しているアクセスできるCSGセルのCSG Group IDと等しいかどうか判断する(ステップS318)。
そして、CSG Group ID1がアクセスできるCSGセルのCSG Group IDと等しい場合、UEは、アクセスできるCSGセルとして認識し、受信レベル測定結果にSCH IDとCSG Group IDを含めてMeasurement ReportをMacro Node Bに送る(ステップS319)。
実施の形態3におけるUEの構成は、図6に示す実施の形態1の構成と同じであり、レベル検出部122では、受信信号フレームにおける参照信号、シンボル(Reference symbol)の受信レベルを検出し、検出結果を判定部127に通知する。
また同期情報受信部123は、SCH IDを検出し、制御信号受信部125ではマクロセルの報知情報からのCSG Group ID1の検出と、CSGセルのP-BCHからのCSG group ID2の検出を行い、検出結果を判定部127に通知する。
判定部127では、参照信号受信レベルを所定の閾値と比較し、閾値以上である場合に、検出されたSCH ID及びCSG Group ID(CSG Group ID1及びCSG Group ID2)とユーザデータ保存部128に保存されているアクセスできるCSGセルのSCH ID、CSG group IDとを比較する。判定部127での比較の結果、両者が合致すれば、制御信号生成部126で測定結果メッセージ(Measurement Report)を生成し、検出した参照信号受信レベル、SCH ID、CSG Group IDを含めて、無線送受信部121からMacro Node Bに通知する。
また、実施の形態3におけるMacro Node B、Home Node Bの構成は、図4に示す実施の形態1の構成と同じであり、Macro Node B102では、実施の形態1の機能に加えて、CSG Group ID1を報知情報(System Information Brock)として報知情報送信部で生成し、送信する機能を有する。
一方、実施の形態3におけるHome Node B103は、実施の形態1ではP-BCHでCSG Group IDすべてを報知していたのに対して、分割したCSG Group ID2だけをMIB(P-BCH)で報知する。
なお、マクロセルの境界に存在するCSGセルでは、一方のマクロセルからCSGセルに移動する場合は、マクロセルから事前にUEに保存されたアクセスできるCSGセルのCSG group ID1が報知されるが、他方からは異なるGroup ID1が報知されるため、アクセスできないという現象が生じる。
これを解決するために、図21に示すように、マクロセルの境界に存在するCSGセルには、複数のCSG Groupを割り当て、複数のCSG Group IDを有するようにする。これにより、周辺のどのマクロセルから移動してきても、アクセスできるCSGセルのID (SCH ID+ CSG Group ID)を検出し、Handover Procedureを行うことができる。
また、図19では、CSG Group ID1のUEへの通知方法として、Macro Node Bからの報知情報を用いたが、図22に示すようにMeasurement Commandや、図23に示すようにHandover Commandを用いて通知することも可能である。
以上のように、本発明の実施の形態3においては、CSGセルのMIB(P-BCH)に追加するCSG group IDを2つに分割して、一方のMacroセル固有のCSG group ID1は、Macroセルの報知情報としてUEに通知し、他方の、Macroセル内グループを識別するCSG Group ID2は、CSGセルのMIB(P-BCH)でUEに通知することで、実施の形態1に比べて、さらにCSGセルのP-BCH(MIB)のオーバヘッドを低減することができる。
(実施の形態4)
次に、本発明の実施の形態4について、図面を参照して詳細に説明する。本発明の実施の形態4では、CSG group IDのうち、実施の形態3で示したマクロセル固有の部分CSG Group ID1を各マクロセルに割り当てられたSCH IDとし、マクロセルのセルサーチの過程で、CSG Cell Group ID1 (マクロセルSCH ID)を検出する例について説明する。
図24は、CSGセルのMeasurement、IDの検出、Measurement Reportの一連の動作を示すフローチャートである。なお、マクロセルのSCH IDはマクロTA内でユニークになるように設定しておくことで、CSG Cell ID1のマクロTA内のオーバーラップを防ぐ。
UEは、新しいマクロセルをセルサーチし、SCH ID (CSG Group ID1)を検出すると(ステップS401)、新しいマクロTA(もしくはマクロセル)にハンドオーバーする(ステップS402)。そして、MMEは、事前に保持している情報からアクセス可能なCSGがマクロTA(もしくはマクロセル)に存在するか確認する(ステップS403)。
アクセス可能なCSGがマクロTAに存在する場合に、MMEは、Macro Node Bにアクセス可能なCSGセルの存在を通知する(ステップS404)。そして、Macro Node Bは、CSGセル周波数をGap MeasurementすることをUEに指示する(ステップS405)。
次に、UEは、新しいCSGセルを検出すると(ステップS406)、セルサーチ過程で検出したSCH IDが予め保存しているアクセスできるCSGセルのSCH IDと等しいかどうか判断する(ステップS407)。
検出したSCH IDがアクセスできるCSGセルのSCH IDと等しい場合、UEは、P-BCH内のCSG Group ID2を検出し、すでに検出しているCSG Group ID1と組み合わせて、予め保存しているアクセスできるCSGセルのCSG Group IDと等しいかどうか判断する(ステップS408)。
そして、CSG Group ID1がアクセスできるCSGセルのCSG Group IDと等しい場合、UEは、アクセスできるCSGセルとして認識し、受信レベル検出結果にSCH IDとCSG Group IDを含めてMeasurement ReportをMacro Node Bに送る(ステップS409)。
以上のように、本発明の実施の形態4では、実施の形態3で定義したCSG Group ID1をマクロセルのSCH IDとすることで、各マクロセルの報知情報やMeasurement Configuration Command、Handover Commandに新たな情報であるCSG Group ID1を追加することなく、CSG Group ID1を検出し、CSGセルへの一連のハンドオーバー動作を行うことができる。
(実施の形態5)
次に、本発明の実施の形態5について、図面を参照して詳細に説明する。本発明の実施の形態5では、これまで、実施の形態1〜4で説明してきたCSGセルの識別子、SCH ID、CSG Group ID、及びFull IDについて体系を決めることにより、ネットワーク、UEでのID管理を簡単化する例について説明する。
各UEは、CSGセルにアクセスするために、事前にアクセスできるCSGセルの情報として、SCH ID、CSG Group ID、Full IDを有する必要がある。CSGセルでは、各セルに固有のTA ID (Tracking Area ID)が割り当てられるため、これがFull IDとなる。
図25に、実施の形態5におけるCSGセルのID構成を、マクロセルのそれと比較して示す。図25に示すように、CSGセルでは、各CSGセルに世界中でユニークなTA IDを割り当てるため、マクロセルに比べてTA IDに多くのビットを割り当てる必要がある。
例えば、1つのセルに与えられるTA IDとCell IDのトータルを44ビットした場合、CSGセルにおいては、XビットをTA IDに割り当て、残りの44-XビットをCSG Group IDに割り当てる。このように、CSGセルには固有のTA IDが割り当てられ、TA IDでセルを識別できるので、マクロセルのようにCell IDを設ける必要がない。
また、図25に示すようにTA IDの下位ビットをSCH-IDとする。たとえば、SCH IDの個数を510とするとTA IDの下位9ビットがSCH IDとなる。すなわち、CSGセルのトータルのID情報は、TA ID (Full ID)、CSG Group ID、SCH ID (Full IDの下位ビット)から構成される。トータルのID情報は、Home Node B設営時に、Macro TAやMacro CellなどローカルエリアでCSG Group IDがユニークになるように、また同一CSG Group内でSCH-IDがユニークになるように設定されるとともに、それに対応したTA IDが割り振られる。このID情報はMMEが管理する。
アクセスできるCSGセルについて、図25に示す一連のIDは、図26に示すように、MMEから、CSGアクセスリストとして、Tracking Area Updateなどの信号を用いてUEに通知され、UE内のメモリに保存される。ネットワーク拡張や新たなCSGセルの敷設により、CSGセルのIDに変更があった場合は、MMEからの通知により、UEのメモリ情報がアップデートされる。
以上のように、CSGセルの識別子、SCH ID、CSG Group ID、及びTA ID(Full ID)を、関連付けを持たせてHome Node B設営時に設定し、MMEが管理することで、UEに対する通知、アップデートを、既存のTracking Area Updateの信号などの既存の信号を用いて容易に行うことができる。
(実施の形態6)
これまで説明してきた実施の形態1〜5では、CSGセルの識別子、SCH ID、CSG Group IDにより、アクセスできるCSGセルのアクセス権を判断したが、本発明の実施の形態6では、P-BCHで報知されているCSG cellの識別用のCSG bit(1bit)と、MMEとの連携によって、各UEのアクセス権の確認と各UEが接続しているセルの特定とを行い、ネットワークがハンドオーバー先のCSG cellを特定するものについて説明する。
図27に実施の形態6におけるCSG cellのアクセス権の確認、及びハンドオーバー制御方法について示す。また、実施の形態6におけるMacro Node B、Home Node B、MMEの構成をそれぞれ図28、29、30に示す。なお、UEの構成は実施の形態1(図6)と同一である。
以下、これらの図を用いて、UE、Macro Node B, Home Node B, MMEの動作について説明する。
端末(UE)は、CSG cellのセルサーチを行い、レベル検出部122で検出されたレベルが閾値以上であれば、同期信号受信部124で同期チャネルから検出されるSCH ID (Physical ID)を含めたMeasurement Report信号を制御信号送信部126で生成し、Macro Node Bに送信する(図27:S701)。
次に、Macro Node BはMeasurement Reportを制御信号受信部203で受信後、制御処理部207が、Measurement Reportに含まれているSCH ID (Physical ID)から、ハンドオーバー先のターゲットセルがCSG Cellであることを認識する(S702)。ここで、Macro Node Bが、自身のセルカバレッジ内にオーバーレイしているCSG cellのSCH IDを周辺CSG cell情報として保持している、またはCSG cellに割り当てるSCH ID群を事前に取り決めておくことで、Macro Node BはSCH IDからターゲットセルがCSG cellであることを判断する。なお、各端末がアクセスできるCSG cellのSCH IDを保持しておくことで、当該SCH IDを検出できるので、Measurement Reportを送る際(S701)に、CSG cellであることを通知してもよい。
CSG cellであることを認識したMacro Node Bの制御処理部207は、MME(MME/S-GW)に対して、アクセス権確認要求信号”Access right Confirmation request”を生成し、UEのGlobal ID (TMSI: Temporary Mobile Subscriber Identity)を含めて、制御信号送信部204、ネットワークインターフェース部206経由でMMEに送信する(S703)。
MMEは、アクセス権確認要求信号を受信した場合、制御処理部226とアクセス判定部222とで、当該UEに対する当該Macro Node Bのカバレッジエリア内に存在するアクセスできるCSG cell (Home Node B)を特定する(S704)。そして、MMEの制御処理部226は、特定した当該Home Node Bに対して、各Home Node Bが、CSG Cellであることを通知するためにP-BCHで報知しているCSG bit(1 bit)を一時的に反転させるための要求信号(CSG bit temporary change request)を生成し、制御信号送信部224、インターフェース部225を介して当該Home Node Bに送信する(S705)。ここで、図31に、P-BCHで報知されている情報の一例を示す。ただし、ここでは、実施の形態1〜5で使用しているCSG Group IDは除いている。図31に示したように、CSG bitは、例えば、帯域などの物理パラメータ情報と、他のSystem informationのスケジューリング情報と合わせて、P-BCHで各Home Node Bから報知される。また、MMEは、図27のS704において、当該Macro Node Bのカバレッジに内に、当該UEがアクセスできるCSG cellが存在しなければ、その旨をMacro Node Bに通知し、ハンドオーバーのための手続きは終了される。
次にHome Node Bは、CSG bit temporary change requestを受信した場合、制御処理部501で、P-BCH内のCSG bitを反転させ、たとえば、CSG セルであることを示すために、通常CSG bitを1にしている場合は0に変更し、報知情報送信部502で所定のP-BCHにのせて、無線送受信部505からUEに報知する(S708)。
一方、MMEは、アクセス権確認要求信号を送信したMacro Node Bに対して、CSG bitの確認要求信号(CSG bit confirmation request)を送信する(S706)。要求信号を受信したMacro Node Bは、Measurement Commandを制御処理部207で生成し、UEに対して、再度、CSG cell layerのMeasurementを行い、CSG bitの検出、レポートを行うように指示する(S707)。
Measurement Command(S707)を受けたUEは、CSG cellのMeasurementを再び行い、P-BCHを受信し、報知情報受信部124にてCSG bitの検出を行う。そしてUEは、検出結果を含めたMeasurement Reportを制御信号送信部126で生成し、Macro Node Bに送信する(S709)。
CSG bitの検出結果が反転している場合(1正常 から 0異常)、Macro Node BはUEがアクセスできるCSGセル配下にいると判断し、CSG bitの確認結果を含めたHO Request信号を制御処理部207で生成し、MMEに送信する(S710)。なお、反転されていない場合についても、Macro Node Bは、その確認結果を示すConfirmation Response信号を生成し、MMEに通知し、Handover手続きが終了される。
確認結果を含んだHO request信号を受信したMMEは、ハンドオーバーターゲットとなるHome eNBに、正式にHO Requestをフォワードし(S711)、Handover Procedureが遂行される(S712〜S714)。さらに、MMEはHO requestをフォワードする際、反転されているCSG bitを元に戻すための要求信号(CSG bit normal operation request)を制御処理部226で生成し、合わせてHome Node Bに通知する(S711)。
以上のように、本発明の実施の形態6においては、UEから送られてきたMeasurement ReportにCSG cellを示すSCH ID (Physical ID)が含まれている場合に、MMEは、予め保持している各CSGセルのアクセスリストから当該UEのアクセスできるCSG cellを特定し、かつ、当該CSG cellを管理するHome Node BがP-BCHを用いて報知しているCSG bitを反転させ、再度UEにMeasurementを行わせてCSG bitの反転を確認させることで、当該UEの当該CSG cellに対するアクセス権とそのUEの位置とを確認することができ、ハンドオーバーを遂行することができる。また、本実施の形態によれば、従来技術の課題であるLong gap measurementを行う必要がないためスループットの低下を防ぐことができる。また、本実施の形態によれば、P-BCHで報知されている既存のCSG bitを用いて、CSG cellへのハンドオーバーを遂行することができるため、CSG group IDをP-BCHで報知する実施の形態1〜5よりも、P-BCHのオーバヘッドを削減することができる。さらに、本実施の形態は、UEも事前にアクセスできるCSG cellのSCH ID(Physical ID)やCSG Group IDのリストを保持する必要がないという利点も有する。
なお、本実施の形態によれば、図32に示すように、同一Macro Node Bのカバレッジ内の複数のCSG cell(Home Node B)において、同一のSCH ID (Physical ID)が用いられている場合においても有効である。すなわち、本実施の形態によれば、MMEが、各UEがアクセスできるCSG cellを特定し、特定したCSG cellを管理するHome Node Bに対してのみ、CSG bit反転を指示することにより、同一のSCH ID (Physical ID)が用いられている場合であっても、アクセス権の確認とUEの存在するCSGセルの特定を実行することができ、ハンドオーバーを遂行することができる。
(実施の形態7)
本発明の実施の形態7では、実施の形態6で説明したアクセスできるCSG cellの確認方法とハンドオーバーにおいて、同一Macro Node Bカバレッジ内の複数のCSG cellにおいて、同一のSCH ID (Physical ID)が用いられている場合において、複数の異なるUEが同時に当該CSG cellのSCH IDを含んだMeasurement ReportをMacro Node Bに送信したときのアクセス権の確認、及びハンドオーバーを実現するものである。
まず、同一Macro Node Bカバレッジ内の複数のCSG cellにおいて、同一のSCH ID (Physical IDが用いられている場合において、複数の異なるUEが同時に同一のCSG cellにアクセスするためのMeasurement Reportを送信した場合の問題点について、図33および図34を参照して簡単に説明する。図33に示すように、2つのCSG cellのSCH IDがCollisionを起こしている場合において、2つの異なるUEがそれぞれのCSG cellにアクセスを試みているときが想定される。この場合、各UEのアクセスできるCSGが異なっていても、実施の形態6に示したように、どちらか一方のCSG cellのCSG bitを反転させ、各UEのCSG bitを検出させることで、各UEの位置を特定することができ、強いては各UEのアクセス権を判定することができる。
一方、図34に示すように、3つ以上のCSG cellでSCH IDのCollisionを起こしている場合、いずれかのCSG cellのCSG bitを反転するだけでは、同時に2つのUEの位置を特定することができない。さらに各UEのアクセスできるCSG cellのCSG bitを同時に反転させた場合には、図34に示したように、UEが互いに相手側のアクセスできるCSG cellに存在する場合に、誤検出が生じる。誤検出を回避するための方法として、順にそれぞれのアクセスできるCSG cellのCSG bitを反転させることにより、各UEの位置特定とアクセス権の確認を行うことが考えられる。しかしながら、この方法は、すべてのUEの確認を完了するまでに、遅延が生じ、Macro cellからの受信環境が悪いUEでは、無線リンク切断が起きる可能性が高くなる。さらに、CSG bitの反転/正転に伴うシグナリングが増加する。
このような問題に対して、実施の形態7では、Macro Node Bが、MMEに要求した、各UEのアクセス権の確認の結果、および、各UEが実行しているダウンリンクデータの種類、プライオリティに応じて、各UEに対するアクセス権の確認方法を選択する。この構成により、同時に処理でできるUE数を増加させ、しいては処理負荷、及び処理時間を低減することができる。
図35に実施の形態7におけるCSG cellのアクセス権の確認、及びハンドオーバー制御シーケンスを示す。なお、実施の形態7におけるMacro Node B、Home Node B、MME、UEの構成は実施の形態6と同一である。これらの図を用いて、以下UE、Macro Node B, Home Node B, MMEの動作について説明する。
SCH ID(Physical ID)のCollisionが生じているCSG cellに対して同時に複数の異なるUEが、ハンドオーバーを遂行するためのMeasurement Reportを送付してきた場合(S801)、Macro Node Bは、MMEに対して、Collision resolution要求信号を送る(S802)。この要求信号には、同じPhysical IDを有するCSG cellに関するMeasurement Reportを送ってきた全てのUEのID(TMSI)が含まれている。要求信号を受けたMMEは、制御処理部226とアクセス判定部222とで、当該複数のUEに対する当該Macro Node Bのカバレッジエリア内に存在するアクセスできるCSG cell (Home eNB)を特定し(S803)、制御処理部226でその結果示した信号(Access right information Response)を生成し、Macro Node Bに返答する(S804)。
ここで、アクセス権情報を返答されたMacro Node Bのアクセス権確認方法の選択方法について図36を用いて説明する。まず、Macro Node Bは、MMEからアクセス権情報を取得し(S1001)、”同一のCSG cellにアクセスできる複数のUEであるか”を判断し(S1002)、YesであればS1003に進み、同時に確認できるため、優先的に処理される。さらに、端末の中に、VoIPなどのHigh Priority Dateを受信しているUEがいる場合、優先的にCSG bit反転により、アクセス権の確認とUEの位置確認が行われる(S1004)。一方、同一のCSG cellにアクセスできる複数のUEでなくても(S1002:No)、VoIPなどのHigh Priority Dateを受信しているUEであれば(S1005:Yes)、優先的にCSG bit反転により、アクセス権の確認とUEの位置確認が行われる(S1004)。以上の条件を満たさない(S1005:No)UEは、Long Gap measurementを用いて、SU-1に含まれるTAI(Global ID)を検出することで、アクセス権の確認、およびUEの位置特定を行う(S1006)。S1006の処理は、他のUEのCSG bit反転確認と並行して行われる。
なお、High Priority dataを受信しているUEが1つも存在しない場合は、各UEのMacro Node Bからの受信レベルなどを加味して、CSG bit反転確認を行うケースも考えられる。さらに、VoIPなどのHigh Priority dataを受信しているUEが複数、または同じCSGセルにアクセスできる組が複数組存在する場合は、各UEのMacro Node Bからの受信レベルなどを加味して、Macro Node Bが、CSG bits反転確認する順序を決定する。
Macro Node Bは、Long Gap Measurementによるアクセス権確認を選択したUEに対しては、制御処理部207でLong Gap Measurementを要求するMeasurement Commandを生成してUEに送り、SU-1に含まれるTAI (Global ID)の検出を要請する。一方、Macro Node Bは、CSG bit反転による確認方法を選択したUEに対しては、その旨をMMEに伝えるための応答信号(Response “the selection of CSG bit method”)を制御処理部207で生成し、当該UEのIDを含めて、MMEに送信する。
MMEが、CSG bit methodの選択の応答信号(Response “the selection of CSG bit method”)を受信した場合、実施の形態6に示した手順で、当該UEの当該CSG cellに対するアクセス権の確認と、ハンドオーバーの遂行が行われる。
以上のように、本発明の実施の形態7においては、同一Macro Node Bカバレッジ内の複数のCSG cellにおいて、同一のSCH ID (Physical ID)が用いられている場合に、複数の異なるUEが同時にCSG cellにアクセスするための当該SCH IDを含むMeasurement Reportに送信したときは、Macro Node Bが、MMEに要求した、各UEのアクセス権の確認の結果、および、各UEが実行しているダウンリンクデータの種類、プライオリティに応じて、各UEに対するアクセス権の確認方法を選択する。この構成により、同時に処理でできるUE数を増加させ、しいては処理負荷、及び処理時間を低減することができる。また、実施の形態7によれば、常にLong Gap measurementを行う従来技術に比べて、Long Gap measurementを行うケースを限定することで、スループット低下が起こる可能性を低くおさえることができる。
なお、本実施の形態によれば、図37に示すように、あるUEが、同一のSCH ID (Physical ID)が用いられているCSGセルに対するCSG Bits反転によるアクセス権確認を実行している場合において、他のUEが当該SCH IDを含むMeasurement Reportを送信したときであっても、同様にしてMMEでのアクセスできるCSG cellの特定とMacro Node Bでの確認方法の選択が行われる。
(実施の形態8)
本発明の実施の形態8では、実施の形態7で説明した同一Macro eNBカバレッジ内の複数のCSG cellにおいて、同一のSCH ID (Physical ID)が用いられている場合に、複数の異なるUEが同時に同一のSCH ID (Physical ID)を含むMeasurement Reportを送信したときに、アクセス確認/端末位置特定を行うための複数ビットを設ける例を説明する。この構成により、同時に処理できるUE数を増やすことができる。
図38に実施の形態8におけるCSG cellのアクセス権の確認、及びハンドオーバー制御シーケンスを示す。なお、実施の形態8におけるMacro Node B、Home Node B、MME、UEの構成は実施の形態6、7と同一である。これらの図を用いて、以下UE、Macro Node B, Home Node B, MMEの動作について説明する。
複数の異なるUEが、SCH ID(Physical ID)のCollisionが生じているCSG cellに対して同時にハンドオーバーを遂行するためのMeasurement Reportを送信した場合(S901)、Macro Node Bは、 アクセス権確認要求信号(Access right confirmation request)を制御処理部207で生成し、MMEに送る(S902)。この要求信号には、同じSCH ID(Physical ID)を有するCSG cellに関するMeasurement Reportを送ってきた各UEのID(TMSI)が含まれている。要求信号を受信したMMEは、制御処理部226とアクセス判定部222とで、当該複数のUEに対する当該Macro Node Bのカバレッジエリア内に存在する、アクセスできるCSG cell (Home eNB)を特定する。そして、各UEがアクセスできるCSG cellが異なる場合、MMEは、各Home Node Bから報知されているアクセス確認および端末位置特定を行うための複数ビット(以下、Lビットと呼ぶ)を指定値に設定するための要求信号を制御処理部226で生成し、各Home Node Bに送信する(S903)。さらに、MMEは、Macro Node Bに対して、各UEがアクセスできるCSG CellのL-bitsの設定値を通知し、各UEに対してLビットの確認を指示する(S904)。すなわち、S904においてMMEは、各UEが確認すべきLビットの値を含むLビット確認要求信号”Request to confirm L bits”をMacro Node Bに送信する。
次に、Lビットを含む、P-BCHで報知されている情報の一例を図39に示す。図39に示すように、Lビットは、例えば、CSG bitと他のSystem informationのスケジューリング情報と合わせて、各Home Node BからP-BCHを用いて報知される。Lビットのビット数は、P-BCHの最大送信ビット数を考慮して設定される。Lビットは、通常、初期値に設定されており、MMEからの設定要求信号にしたがって、一定期間、指定値に変更される。例えば、図39のようにビット数が3ビットの場合、初期値000で、指定値が101や111などに設定される。なお、Lビットの指定値は、実施の形態6,7で使用したCSG bitを含めて設定してもよい。
MMEからLビット確認要求信号を受けたMacro Node Bは、再度、各UEに対して、Gap measurementを指示するためのMeasurement Commandとして、P-BCHで報知されているLビット確認を要求する”Request detection of L bits”を制御処理部207で生成し、当該UEに送る(S905)。ここで、Lビットは、P-BCHを使って報知されているため、Lビットを検出するためにLong Gapを設ける必要がなく、Short Gapで検出が行われる(S906)。
各端末は、Macro Node Bからの指示に従い、P-BCHで報知されているLビットの検出を報知情報受信部124で行うと、Lビットの検出結果を含めたMeasurement Reportを制御信号送信部126で作成し、Macro Node Bに送信する(S907)。
Macro Node Bは、Measurement Reportで送られてきたLビットの検出結果とMMEから通知された設定値とを制御処理部207で比較し、同一の値であれば、UEがアクセスできるCSGセル配下に存在していることを認識する(S908)。そしてMacro Node Bは、Handover Request信号を制御処理部207で生成し、MME経由でターゲットであるHome Node Bに送信する。一方、Lビットの検出結果と通知された設置値とが異なる値であれば、UEがアクセスできるCSGセルとは別のCSGセルにいると断定し、Handover手続きを終了する。
以上のように、本発明の実施の形態8においては、同一Macro Node Bカバレッジ内の複数のCSG cellにおいて、同一のSCH ID (Physical ID)が用いられている場合において、複数の異なるUEが同時にCollisionしているSCH IDを含むMeasurement Reportを送信したときは、P-BCHに新たに設けたLビットを用いて、各UEのアクセス権/端末位置確認を行うことで、複数のUEに対して、アクセス権確認、ハンドオーバー処理を並行して行うことができ、処理にともなう負荷やシグナリング、及び処理時間を低減することができる。またLビットを新たに定義してP-BCHで送るため、P-BCHのオーバヘッドが増加するものの、常にLong Gap measurementを行う従来技術に比べて、Long Gap measurementを行う必要がなくスループット低下を回避することができる。さらに、実施の形態1で示したCSG Group IDのように、固定のIDを各CSG cellへ割り当てのではなく、Collision解決時にダイナミックにLビットの指定値を変更させるため、CSG Group IDを固定で割り当てる場合に比べて、ビット数を低減し、P-BCHのオーバヘッドを低減することができる。
本発明は、P-BCH(MIB)のオーバヘッドの増加を極力抑え、無線端末の消費電力を削減できる効果を有し、無線通信端末装置、無線通信基地局、無線通信移動管理装置、および無線通信移動管理方法等として利用可能である。
本発明の実施の形態1に係る移動無線通信システムの構成を示す図 本発明の実施の形態1において異なるP-SCH(Primary-SCH)に跨って割り当てする場合の説明図 本発明の実施の形態1において同一のP-SCHに属するSCH IDを割り当てる場合の説明図 本発明の実施の形態1に係るHome Node B103の構成を示す図 本発明の実施の形態1に係るCSGセルのMeasurement、アクセス可否の検出、Measurement Reportの一連の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態1においてCSGセルの検出、Measurement Reportを行うUE104の構成を示す図 本発明の実施の形態1に係るWhite Listの一例を示す図 本発明の実施の形態1に係るCSGセルのMeasurement、アクセスできるCSGセルの検出、Measurement Report、Handoverの一連のシーケンスを示す図 本発明の実施の形態1に係るCSGセル間(Home Node B)間のHandover Procedureを示す図 本発明の実施の形態2に係るHandover Procedureを示す図 本発明の実施の形態2において、Handover RequestがHandover ACKが送り返されるまで繰り返し行われることを示す図 本発明の実施の形態2において、Target Home Node BでUEのアクセス可否を判断するシーケンスを示す図 本発明の実施の形態2において、Source Macro Node Bがアクセス可能なHome Node BについてHandover Requestを送った場合のシーケンス図 本発明の実施の形態2に係るMacro Node B102の構成を示す図 本発明の実施の形態2に係るHome Node B103の構成を示す図 本発明の実施の形態2に係るMME101の構成を示す図 本発明の実施の形態3に係る移動無線通信システムの構成を示す図 本発明の実施の形態3においてCSG group IDを2つのパートに分割する説明図 本発明の実施の形態3におけるMacro Node B(Macroセル)からHome NB(CSGセル)へのHandover Procedureを示した図 本発明の実施の形態3においてアクセスできるCSGセルのMeasurement、Measurement Reportの一連の動作のフローチャート 本発明の実施の形態3においてマクロセルの境界に存在するCSGセルに、複数のCSG Groupを割り当てる説明図 本発明の実施の形態3においてCSG Group ID1のUEへの通知方法としてMeasurement Commandを用いる説明図 本発明の実施の形態3においてCSG Group ID1のUEへの通知方法としてHandover Commandを用いる説明図 本発明の実施の形態4においてCSGセルのMeasurement、IDの検出、Measurement Reportの一連の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態5におけるCSGセルのID構成をマクロセルと比較して示す図 本発明の実施の形態5においてアクセスできる一連のIDが、MMEからCSGアクセスListとして通知される場合の説明図 本発明の実施の形態6におけるCSG cellのアクセス権の確認、及びハンドオーバー制御方法の一連の動作を示すシーケンス図(1) 本発明の実施の形態6に係るMacro Node Bの構成を示す図 本発明の実施の形態6に係るHome Node Bの構成を示す図 本発明の実施の形態6に係るMMEの構成を示す図 本発明の実施の形態6においてHome Node Bから報知される情報(CSG bitを含む)の一例を示す図 本発明の実施の形態6におけるCSG cellのアクセス権の確認、及びハンドオーバー制御方法の一連の動作を示すシーケンス図(2) 本発明の実施の形態7に係る問題点を説明するための図(1) 本発明の実施の形態7に係る問題点を説明するための図(2) 本発明の実施の形態7におけるCSG cellのアクセス権の確認、及びハンドオーバー制御シーケンスを示す図(1) 本発明の実施の形態7におけるアクセス権情報を返答されたMacro Node Bのアクセス権確認方法の選択方法を示すフローチャート 本発明の実施の形態7におけるCSG cellのアクセス権の確認、及びハンドオーバー制御シーケンスを示す図(2) 本発明の実施の形態8におけるCSG cellのアクセス権の確認、及びハンドオーバー制御シーケンスを示す図 本発明の実施の形態8においてHome Node Bから報知される情報(L bitを含む)の一例を示す図 従来のシステムで、UE104がCSGセル103’のカバレッジエリアに入った場合の説明図 従来のシステムで、マクロセル105からCSGセル103’にハンドオーバーする手続きの説明図
符号の説明
101 無線通信移動管理装置(MME)
102 マクロセル無線通信基地局装置(Macro Node B)
103 Home無線基地局装置(Home Node B)
104 無線通信端末装置(UE)
105 マクロセル
106 マクロトラッキングエリア
111,214 同期情報送信部
112,215 報知情報送信部
113,121,205,218、505 無線送受信部
114,206,219,506 ネットワークインターフェース部
122 レベル検出部
123 同期情報受信部
124,502 報知情報受信部
125,203、503 制御信号受信部
126,204,224、504 制御信号送信部
127 判定部
128 ユーザデータ保存部
129 ユーザデータ処理部
201,211,221 データベース
202 周辺セル検出部
207、501、226 制御処理部
212,222 アクセス判定部
213 タイマー管理部
216,223 制御情報受信部
217 制御信号送信部
218 無線送受信部
225 インターフェース部

Claims (27)

  1. 第1の基地局から同期チャネルを通じて第1の基地局の同期チャネル識別子を受信する同期情報受信手段と、
    第2の基地局から受信レベル測定指示を受信する制御信号受信手段と、
    第1の基地局から送信される信号の受信レベルを測定するレベル検出手段と、
    第1の基地局から報知チャネルを通じて第1のグループ識別子を受信する報知情報受信手段と、
    前記第1の基地局の同期チャネル識別子と前記第1のグループ識別子に基づいて、前記受信レベルを含む測定結果メッセージを前記第2の基地局に送信する送信手段と、
    を具備する無線通信端末装置。
  2. 前記制御信号受信手段は、アクセス可能な基地局を示すリストをさらに受信し、
    前記送信手段は、前記同期チャネル識別子と前記グループ識別子と前記リストに基づいて、前記受信レベルを含む測定結果メッセージを前記第2の基地局に送信する、
    請求項1記載の無線通信端末装置。
  3. 前記測定結果メッセージは、前記同期チャネル識別子と前記グループ識別子とをさらに含む、請求項1又は請求項2記載の無線通信端末装置。
  4. 前記報知情報受信手段は、第2の基地局から報知チャネルを通じて第2のグループ識別子をさらに受信し、
    前記送信手段は、前記同期チャネル識別子と前記第1のグループ識別子と前記第2のグループ識別子に基づいて、前記受信レベルを含む測定結果メッセージを前記第2の基地局に送信する、請求項1乃至請求項3のいずれか一項記載の無線通信端末装置。
  5. 前記同期情報受信手段は、第2の基地局から同期チャネルを通じて第2の基地局の同期チャネル識別子をさらに受信し、
    前記送信手段は、前記第1の基地局の同期チャネル識別子、前記第2の基地局の同期チャネル識別子及び前記第1のグループ識別子に基づいて、前記受信レベルを含む測定結果メッセージを前記第2の基地局に送信する、
    請求項1乃至請求項3のいずれか一項記載の無線通信端末装置。
  6. 同期チャネルを通じて同期チャネル識別子を送信する同期情報送信手段と、
    報知チャネルを通じてグループ識別子を送信する報知情報送信手段と、
    を具備するホーム無線通信基地局装置であって、
    前記同期チャネル識別子と前記グループ識別子によって前記ホーム無線通信基地局装置が識別される、ホーム無線通信基地局装置。
  7. 自装置へのアクセスが可能なユーザ又は無線通信端末装置のリストを記憶する記憶手段と、
    ハンドオーバー要求メッセージを他の無線通信基地局から受信する制御情報受信手段とを具備し、
    前記ハンドオーバー要求メッセージに含まれる無線通信端末装置の識別子と前記リストに基づいて、前記他の無線通信基地局にハンドオーバーを許可するかどうかを示すメッセージを送信する、
    請求項6に記載のホーム無線通信基地局装置。
  8. ハンドオーバーを要求しているユーザ又は無線通信端末装置が前記リストに含まれている場合、所定の時間内に前記無線通信端末からの接続要求を受信しなかったときに、ハンドオーバー失敗を示すメッセージを前記無線通信端末に送信する無線制御送信手段をさらに具備する、
    請求項7に記載のホーム無線通信基地局装置。
  9. 前記ハンドオーバー要求メッセージに同一セル識別子が複数の無線基地局装置で使用されていることを示すフラッグが含まれる、
    請求項8記載のホーム無線通信基地局装置。
  10. 無線通信端末装置から周辺セルの測定結果を受信する制御信号受信部と、
    前記周辺セルの測定結果メッセージにホーム無線通信基地局装置に割り当てられた同期チャネル識別子とグループ識別子が含まれているときに、前記同期チャネル識別子とグループ識別子によって特定されるホーム無線通信基地局が複数ある場合に、同一セル識別子の複数セルでの使用を示すフラッグを含むハンドオーバー要求信号を、前記複数のホーム無線通信基地局のうち1つに送信する制御信号送信手段と、
    を具備する無線通信基地局装置。
  11. 前記制御信号送信手段は、グループ識別子を含む報知情報をさらに送信する、請求項10に記載の無線通信基地局装置。
  12. 無線通信基地局装置から送信されたハンドオーバー要求メッセージから無線通信端末装置の識別子と、ハンドオーバー先無線基地局装置のアドレス情報を取得する取得手段と、
    前記無線通信端末装置が前記ハンドオーバー先無線基地局装置にアクセス可能かどうか判定する判定手段と、
    前記判定手段が、アクセス可能でないと判定した場合に、ハンドオーバー拒絶メッセージを前記無線通信基地局装置に送信する送信手段と、
    を具備する無線通信移動管理装置。
  13. 請求項1に記載の無線通信端末装置と、請求項6に記載のホーム無線通信基地局装置とからなる無線通信システム。
  14. 第1の基地局から同期チャネルを通じて第1の基地局の同期チャネル識別子を受信する同期情報受信ステップと、
    第2の基地局から受信レベル測定指示を受信する制御信号受信ステップと、
    第1の基地局から送信される信号の受信レベルを測定するレベル検出ステップと、
    第1の基地局から報知チャネルを通じて第1のグループ識別子を受信する報知情報受信ステップと、
    前記第1の基地局の同期チャネル識別子と前記第1のグループ識別子に基づいて、前記受信レベルを含む測定結果メッセージを前記第2の基地局に送信する送信ステップと、
    を具備する無線受信方法。
  15. 同期チャネルを通じて同期チャネル識別子を送信する同期情報送信ステップと、
    報知チャネルを通じてグループ識別子を送信する報知情報送信ステップと、
    を具備する無線送信方法であって、
    前記同期チャネル識別子と前記グループ識別子によってホーム無線通信基地局装置が識別される、無線送信方法。
  16. 複数のクローズサービスグループセルがグループ分けされ、各グループにグループ識別子が設定されている無線通信システムにおける無線通信移動管理方法であって、
    ホーム無線通信基地局装置が、無線通信端末装置に前記グループ識別子を報知するステップと、
    前記無線通信端末装置が、セルサーチ過程で検出する同期チャネル識別子と前記グループ識別子の組み合わせから、アクセスできるクローズサービスグループセルを特定するステップと、
    前記無線通信端末装置が、アクセス可能なクローズサービスグループセルに関する測定結果メッセージを無線通信基地局装置に通知するステップと、を有する無線通信移動管理方法。
  17. 前記無線通信端末装置が、マクロセルを管理する前記無線通信基地局装置にハンドオーバーするステップと、
    無線通信移動管理装置が、アクセス可能なクローズサービスグループセルが前記マクロセルに存在するか確認するステップと、
    前記無線通信移動管理装置が、前記無線通信基地局装置にアクセス可能なクローズサービスグループセルの存在を通知するステップと、
    前記無線通信基地局装置が、クローズサービスグループセル周波数を測定することを前記無線通信端末装置に指示するステップと、
    前記無線通信端末装置が、セルサーチにより、クローズサービスグループセルを検出するステップと、
    前記無線通信端末装置が、セルサーチ過程で検出した同期チャネル識別子が、予め保存しているアクセスできるクローズサービスグループセルの同期チャネル識別子と等しいかどうか判断するステップと、
    前記無線通信端末装置が、報知されたグループ識別子が、予め保存しているアクセスできるクローズサービスグループセルのグループ識別子と等しいかどうか判断するステップと、
    前記無線通信端末装置が、前記同期チャネル識別子と前記グループ識別子を含めた測定結果メッセージを前記無線通信基地局装置に送るステップと、を有する請求項16に記載の無線通信移動管理方法。
  18. 前記同期チャネル識別子と前記グループ識別子の組み合わせが、異なるクローズサービスグループセル間で重複している場合に、前記無線通信移動管理装置または前記無線通信端末装置が、ハンドオーバー準備期間に、クローズサービスグループセルの完全識別子を用いてアクセス可否の判定を行うステップを有する請求項16に記載の無線通信移動管理方法。
  19. ハンドオーバー要求メッセージにハンドオーバーが失敗する可能性を示唆するフラッグを含めて送信するステップを有する請求項18に記載の無線通信移動管理方法。
  20. 前記無線通信端末装置が、ハンドオーバー要求メッセージに含まれているフラッグに応答して、タイマーをスタートさせるステップと、
    前記無線通信端末装置が規定時間内にアクセスすることなくタイマーが終了した場合、ホーム無線通信基地局装置が、ハンドオーバー失敗を示すメッセージを送るステップと、
    を有する請求項19に記載の無線通信移動管理方法。
  21. 前記グループ識別子は、マクロセル固有の第1のグループ識別子と、マクロセル内のグループを識別する第2のグループ識別子とから構成されるものであり、
    前記無線通信基地局装置が、前記第1のグループ識別子を、システム情報に含めて報知するステップと、
    前記ホーム無線通信基地局装置が、前記第2のグループ識別子を、報知チャネルで報知するステップと、を有する請求項16に記載の無線通信移動管理方法。
  22. 前記無線通信端末装置が、前記無線通信基地局装置の報知情報から前記第1のグループ識別子を検出するステップと、
    前記無線通信端末装置が、前記第2のグループ識別子を検出し、前記第1のグループ識別子と組み合わせて、アクセスできるクローズサービスグループセルのグループ識別子と等しいかどうか判断するステップと、
    前記無線通信端末装置が、同期チャネル識別子とグループ識別子を含めた測定結果メッセージを前記無線通信基地局装置に送るステップと、を有する請求項21に記載の無線通信移動管理方法。
  23. マクロセルの境界に存在するクローズサービスグループセルに、複数のグループ識別子を割り当てるステップを有する請求項21に記載の無線通信移動管理方法。
  24. 前記第1のグループ識別子を測定コマンドまたはハンドオーバーコマンドを用いて前記無線通信端末装置へ通知するステップを有する請求項21に記載の無線通信移動管理方法。
  25. 前記第1のグループ識別子を各マクロセルに割り当てられる同期チャネル識別子とするステップと、
    前記無線通信端末装置が、マクロセルのセルサーチの過程で、前記第1のグループ識別子を検出するステップと、を有する請求項21に記載の無線通信移動管理方法。
  26. 前記無線通信移動管理装置が、前記ホーム無線通信基地局装置設営時に互いに関連付けて設定された、クローズサービスグループセルの完全識別子、同期チャネル識別子、及びグループ識別子を管理するステップを有する請求項16に記載の無線通信移動管理方法。
  27. 前記無線通信端末装置が、前記無線通信移動管理装置からクローズサービスグループ・アクセスリストとして通知された、自装置がアクセスできるクローズサービスグループセルの識別情報を、自装置内のメモリに保存するステップと、
    クローズサービスグループセルの識別情報に変更があった場合に、前記無線通信移動管理装置からの通知により、前記無線通信端末装置のメモリ情報をアップデートするステップと、を有する請求項26に記載の無線通信移動管理方法。
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