JP2009123929A - プラズマ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】容量結合型のプラズマ処理装置においてプラズマ密度分布の容易かつ自在な制御を可能とし、プラズマプロセスの均一性や歩留まりを向上させる。
【解決手段】サセプタ12の主面つまり上面は絶縁板36で覆われ、この絶縁板36の下(裏側)に絶縁壁38で画成された気密な空洞40を有する空洞プラズマ形成部42が設けられる。空洞40の中には不活性ガスが封入されており、高周波電源45からの高周波がヘリカルアンテナ44に印加されると、空洞40内で不活性ガスが放電してプラズマが生成される。空洞40内のプラズマを誘電体として作用させることにより、処理空間PSにおけるプラズマ密度の分布特性を簡単かつ自在に制御できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、被処理基板にプラズマ処理を施す技術に係り、特に平行平板電極を有する容量結合型のプラズマ処理装置に関する。
半導体デバイスやFPD(Flat Panel Display)の製造プロセスにおけるエッチング、堆積、酸化、スパッタリング等の処理では、処理ガスに比較的低温で良好な反応を行わせるためにプラズマがよく利用されている。従来より、枚葉式のプラズマ処理装置では、大口径プラズマを容易に実現できる容量結合型のプラズマ処理装置が主流となっている。
一般に、容量結合型のプラズマ処理装置は、真空チャンバとして構成される処理容器内に上部電極と下部電極とを平行に配置し、下部電極の上に被処理基板(半導体ウエハ、ガラス基板等)を載置し、両電極間に高周波を印加する。そうすると、両電極の間で高周波電界によって加速された電子、電極から放出された二次電子、あるいは加熱された電子が処理ガスの分子と電離衝突を起こして、処理ガスのプラズマが発生し、プラズマ中のラジカルやイオンによって基板表面に所望の微細加工たとえばエッチング加工が施される。
プラズマエッチング装置においては、プラズマ生成(放電)に寄与する比較的高い周波数(通常40MHz以上)の高周波と基板へのイオンの引き込み(バイアス)に寄与する比較的低い周波数(通常13.56MHz以下)の高周波とを両電極間に同時に印加する2周波重畳印加方式が多用されてきている。
ところで、半導体プロセス技術におけるデバイスの微細化・高集積化に伴い、容量結合型のプラズマ処理装置においては、より高効率・高密度・低バイアスのプラズマプロセスが求められており、そのためにはプラズマ生成に用いる高周波の周波数をなるべく高くするというのが今日のトレンドである。一方で、チップサイズの大面積化、基板の大口径化に伴い、より大きな口径のプラズマが求められており、チャンバ(処理容器)が益々大型化しつつある。
ここで問題となるのは、チャンバの処理空間内(特に半径方向)でプラズマ密度を均一にするのが難しくなることである。すなわち、放電用のRF周波数が高くなると、チャンバ内に定在波が形成される波長効果や電極表面で高周波が中心部に集中する表皮効果等によって、概して基板上で中心部が極大になってエッジ部が最も低くなるようなプロファイルでプラズマの密度が不均一になる。基板上でプラズマ密度が不均一であれば、プラズマプロセスも不均一になり、デバイスの製造歩留まりは下がる。
かかる問題に対しては、これまでも電極構造に様々な工夫が試みられている。たとえば、特許文献1に開示されるプラズマ処理装置は、処理空間と向き合う電極の主面に誘電体を埋め込んで、電極主面より処理空間に放射される高周波に対するインピーダンスを相対的に電極中心部で大きく電極エッジ部で小さくなるようにして、プラズマ密度分布の均一性を向上させるようにしている。
特開2004−363552
上記のように電極の主面に誘電体を埋め込む手法は、電極主面上のインピーダンス分布特性が誘電体の材質および形状プロファイルによって固定されており、プラズマ密度分布の均一性制御を保証できるプロセス領域が狭く、多種多様なプロセスあるいはプロセス条件の変更に対してフレキシブルに対応することはできない。
本発明は、かかる従来技術の問題点を解決するものであり、プラズマ密度分布の容易かつ自在な制御を可能とし、プラズマプロセスの均一性や歩留まりを向上させる容量結合型のプラズマ処理装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明のプラズマ処理装置は、真空排気可能な処理容器と、前記処理容器内で被処理基板を載置する第1電極と、前記処理容器内で前記第1電極と平行に向かい合う第2電極と、前記第1電極と前記第2電極との間の処理空間に所望の処理ガスを供給する処理ガス供給部と、前記第1電極および前記第2電極の少なくとも一方に、前記処理ガスのプラズマの生成に寄与する第1の高周波を印加する第1高周波給電部と、前記第1電極および前記第2電極の少なくとも一方に設けられた空洞を有し、前記空洞内でガスを放電させてプラズマを形成する空洞プラズマ形成部とを有する。
平行平板電極を有する容量結合型のプラズマ処理装置においては、第1高周波給電部からの第1の高周波が第1の電極または第2の電極に印加されると、両電極間の高周波放電によって処理空間で処理ガスのプラズマが生成し、プラズマ中のラジカルやイオンによって基板に所望のプラズマ処理が施される。ここで、基板上のプラズマプロセスの均一性はプラズマ密度に依存する。本発明によれば、空洞プラズマ形成部により第1の電極および/または第2の電極の主面に容量インピーダンスを与える誘電体としての空洞プラズマ(プラズマセル)が形成されるので、処理空間に対してプラズマセルの存在する領域とその他の領域とを所望のレイアウトで設定することで、電極主面上の電界強度分布ないしプラズマ密度分布に所望の補正または制御をかけることができる。
本発明の好適な一態様によれば、空洞内の放電用のガスとして消耗劣化の少ない不活性ガスが好適に使用される。
また、好適な一態様においては、空洞の近傍または内部にアンテナまたは第3電極が設けられ、空洞内でガスを放電させるために第3高周波給電部より該アンテナまたは第3電極に第3の高周波が給電される。より具体的な一態様として、空洞の周囲にヘリカルアンテナが設けられ、このヘリカルアンテナに第3高周波給電部より第3高周波が給電され、アンテナの形成する交番磁界により空洞内で誘導結合型のプラズマが生成される。
本発明においては、上記アンテナまたは第3電極に供給する第3高周波の電力を制御して、プラズマセルのプラズマ密度を可変し、ひいてはプラズマ誘電率を可変することができる。
また、好適な一態様によれば、処理空間から空洞内の空間を分離するために当該電極の主面に絶縁体が設けられる。さらに好ましくは、空洞の壁が全て絶縁体で構成されてよい。第1高周波は、絶縁体で囲まれたプラズマセルを一塊の誘電体とみて伝播することになる。
また、好適な一態様によれば、空洞の中に放電用のガスが減圧状態で封入される。この場合は、同一の放電ガスが繰り返しプラズマ生成に用いられる。
別の好適な一態様によれば、外部のガス供給部より空洞の中に放電用ガスが供給されるとともに、外部の排気部により空洞内が所望の圧力で減圧状態に置かれる。この場合は、空洞内の圧力を制御して、空洞内のプラズマの誘電率を可変制御することができる。
本発明においては、典型的には、処理空間内の半径方向におけるプラズマ密度の空間分布特性を制御するために上記の手法で空洞内のプラズマの誘電率が制御される。
本発明の空洞プラズマ形成部においては、プラズマセルのプロファイルを規定する空洞の形状、配置等を様々な観点から多種多様に選択できる。好適な一態様における空洞は、基板よりも小さな口径を有する略円筒状の空間であって、第1電極に載置される基板と略同軸で半径方向に広がる。空洞の電極の主面と直交する方向の厚みを半径方向で変化させる構成、たとえば電極中心部で最も厚くて半径方向外側に向かって次第に薄くなるような構成も可能である。
空洞回りの構成も種種の態様が可能であり、たとえば空洞の周囲に当該電極の主面を覆う環状の誘電体を設ける構成も可能である。
別の好適な一態様として、空洞を複数に分割する構成、たとえば、基板よりも小さな口径を有し、第1電極に載置される基板と略同軸で半径方向に広がる略円筒状の第1空洞部と、第1空洞部の半径方向外側に設けられる環状の第2空洞部とを有する構成も可能である。この場合、第1空洞部および第2空洞部でそれぞれのプラズマセルの誘電率を独立に制御するのが好ましい。
本発明のプラズマ処理装置によれば、上記のような構成および作用により、平行平板電極を有する容量結合型においてプラズマ密度分布の容易かつ自在な制御を可能とし、プラズマプロセスの均一性や歩留まりを向上させることができる。
以下、添付図を参照して本発明の好適な実施の形態を説明する。
図1に、本発明の第1の実施形態におけるプラズマ処理装置の構成を示す。このプラズマ処理装置は、平行平板電極を有するカソードカップルの容量結合型プラズマエッチング装置として構成されており、たとえばアルミニウムまたはステンレス鋼等の金属製の円筒型チャンバ(処理容器)10を有している。チャンバ10は保安接地されている。
チャンバ10内には、被処理基板としてたとえば半導体ウエハWを載置する円板状のサセプタ12が下部電極として水平に配置されている。このサセプタ12は、たとえばアルミニウムからなり、チャンバ10の底から垂直上方に延びるたとえばセラミック製の絶縁性筒状支持部14により非接地で支持されている。この筒状支持部14の外周に沿ってチャンバ10の底から垂直上方に延びる導電性の筒状支持部16とチャンバ10の内壁との間に環状の排気路18が形成され、この排気路18の底に排気口20が設けられている。この排気口20には排気管22を介して排気装置24が接続されている。排気装置24は、ターボ分子ポンプなどの真空ポンプを有しており、チャンバ10内の処理空間を所望の真空度まで減圧することができる。チャンバ10の側壁には、半導体ウエハWの搬入出口を開閉するゲートバルブ26が取り付けられている。
サセプタ12には、第1および第2の高周波電源28,30がマッチングユニット32および給電棒34を介して電気的に接続されている。ここで、第1の高周波電源28は、主としてプラズマの生成に寄与する比較的高い周波数たとえば60MHzの第1高周波を出力する。一方、第2の高周波電源30は、主としてサセプタ12上の半導体ウエハWに対するイオンの引き込みに寄与する比較的低い周波数たとえば2MHzの第2高周波を出力する。マッチングユニット32には、第1の高周波電源28側のインピーダンスと負荷(主に電極、プラズマ、チャンバ)側のインピーダンスとの間で整合をとるための第1の整合器と、第2の高周波電源30側のインピーダンスと負荷側のインピーダンスとの間で整合をとるための第2の整合器とが収容されている。
サセプタ12は半導体ウエハWよりも一回り大きな直径または口径を有している。サセプタ12の主面つまり上面は、たとえば石英またはセラミックスからなる板状または膜状の絶縁体(以下「絶縁板」と称する。)36で覆われている。この絶縁板36の上に半導体ウエハWが載置される。
絶縁板36の下(裏側)には、たとえば石英あるいはセラミックスからなる有底円筒形状の絶縁壁38で画成された気密な空洞40を有する空洞プラズマ形成部42がサセプタ12内部に設けられている。空洞40は、サセプタ12と同軸、つまりサセプタ12上に載置される半導体ウエハWと同軸で半径方向に円形に広がり、好ましくは半導体ウエハWよりも小さな口径を有している。
空洞40の中には、放電用の不活性ガスたとえばArガスが所定の真空圧力(たとえば66Pa)を保って封入されている。そして、絶縁壁38の周囲には螺旋状に巻かれたヘリカルアンテナ44が設けられ、このヘリカルアンテナ44にチャンバ10の外に設置されている高周波電源45が被覆線46等を介して電気的に接続されている。
高周波電源45は、空洞40内で不活性ガスのプラズマを生成させるために一定周波数たとえば13.56MHzの第3高周波を出力する。高周波電源45からの第3高周波がヘリカルアンテナ44に印加されると、アンテナ44を流れる高周波電流によって空洞40内では、交番磁界が生じて電界が誘導され、この誘導電界あるいはその誘導磁界によって電子が加速され、ガス分子と電離衝突を起こして、プラズマが生成されるようになっている。
図示省略するが、サセプタ12の内部には温調用の冷媒が流れる冷媒室または冷媒通路が設けられてよい。また、ウエハ温度の精度を一層高めるために、伝熱ガス供給部からの伝熱ガスたとえばHeガスをサセプタ12の上面(半導体ウエハWの裏面)に供給するガス通路も設けられてよく、その場合はサセプタ12の上面にウエハ吸着用の静電チャックが設けられる。
チャンバ10の天井には、サセプタ12と平行に向かい合ってシャワーヘッドを兼ねる接地電位の上部電極48が設けられている。この上部電極48は、サセプタ12と向かい合う電極板50と、この電極板50をその背後(上)から着脱可能に支持する電極支持体52とを有し、電極支持体52の内部にガス室54を設け、このガス室54からサセプタ12側に貫ける多数のガス吐出孔56を電極支持体52および電極板50に形成している。電極板50とサセプタ12との間の空間がプラズマ生成空間ないし処理空間PSとなる。ガス室54の上部に設けられるガス導入口58には、処理ガス供給部60からのガス供給管62が接続されている。なお、電極板50はたとえばSiやSiCからなり、電極支持体52はたとえばアルマイト処理されたアルミニウムからなる。
このプラズマエッチング装置内の各部たとえば排気装置24、高周波電源28,30,45、処理ガス供給部60等の個々の動作および装置全体の動作(シーケンス)は、たとえばマイクロコンピュータからなる制御部(図示せず)によって制御される。
このプラズマエッチング装置において、エッチングを行なうには、先ずゲートバルブ26を開状態にして加工対象の半導体ウエハWをチャンバ10内に搬入して、サセプタ12の上に載置する。その後、処理ガス供給部60よりエッチングガス(一般に混合ガス)を所定の流量および流量比で密閉状態のチャンバ10内に導入し、排気装置24によりチャンバ10内の圧力を設定値にする。さらに、高周波電源28,30をそれぞれオンにして第1高周波(60MHz)および第2高周波(2MHz)を所定のパワーで出力させ、これらの高周波をマッチングユニット32および下部給電棒34を介してサセプタ(下部電極)12に印加または給電する。一方で、高周波電源45をオンにして第3高周波(13.56MHz)を所定のパワーで出力させ、この第3高周波をサセプ12に埋め込まれているヘリカルアンテナ44に給電する。
両電極12,48間の処理空間PSにおいては、上部電極(シャワーヘッド)48の吐出孔50より吐出されたエッチングガスが高周波放電によってプラズマ化し、このプラズマで生成されるラジカルやイオンによって半導体ウエハWの主面が所定のパターンにエッチングされる。
この容量結合型プラズマエッチング装置は、サセプタ12に60MHzというプラズマ生成に適した比較的高い周波数の第1高周波を印加することにより、プラズマを好ましい解離状態で高密度化し、より低圧の条件下でも高密度プラズマを形成することができる。それと同時に、サセプタ12に2MHzというイオン引き込みに適した比較的低い周波数の第2高周波を印加することにより、サセプタ12上の半導体ウエハWに対して選択性の高い異方性のエッチングを施すことができる。
さらに、このプラズマエッチング装置においては、サセプタ12に設けられている空洞プラズマ形成部42の働きにより、処理空間PSにおけるプラズマ密度の分布特性を容易かつ自在に制御できるようになっている。以下に、空洞プラズマ形成部42の作用を説明する。
上記のように、エッチングプロセス中に高周波電源45より第3高周波がヘリカルアンテナ44に給電されることで、空洞40内で不活性ガスのプラズマが発生する。この空洞40内に形成されるプラズマ(以下「プラズマセル」と称する。)PCは、絶縁板36により処理空間PSや半導体ウエハWとは遮断されており、エッチングプロセスに直接関与するものではない。しかし、サセプタ(高周波電極)12の主面に設けられていることで、サセプタ12から処理空間PSに放出される高周波、特に周波数の高いプラズマ生成用の第1高周波に対しては有意のインピーダンスを与える誘電体として作用する。
より詳細には、高周波電源28からの第1高周波が給電棒34を通ってサセプタ12に印加されると、表皮効果により表面伝いにサセプタ12の裏面から側面を経由しておもて面(主面)にRF電流が回りこみ、サセプタ12主面の表層ではエッジ部から中心部に向かって逆放射状にRF電流が流れ、その途中で各部から絶縁板38を通り抜けて上部電極48あるいはチャンバ10の側壁に向かって処理空間PSにRF電流が放射される。この実施形態では、サセプタ12の主面中心部に容量性のインピーダンスを与えるプラズマセルPCが設けられているので、電極エッジ部から中心部に向かうRF電流はプラズマセルPCを通り難く、その手前で絶縁板36を通り抜けて処理空間PSに放射されるRF電流の割合が増加する。これによって、半導体基板W上の処理空間PSにおいて基板中心部よりも基板エッジ部側で電離衝突を強めてプラズマ密度を増大させる効果が得られる。
このように、サセプタ12の主面に設けられるプラズマセルPCのインピーダンス作用により、半導体基板W上の処理空間PSにおけるプラズマ密度の分布プロファイルを補正し、典型的には半径方向で均一化することができる。これによって、プラズマプロセスの歩留まりを上げることができる。
そして、この実施形態における一層重要な特徴は、高周波電源45より出力される第3高周波のパワーを可変してプラズマセルPCの誘電率を簡単かつ迅速に変えられることであり、これによって多種多様なエッチングプロセスに対して、あるいはプロセス条件の変更または切り替えに対して、プラズマセルPCのインピーダンス作用をフレキシブルに対応(最適化)させることができる。
すなわち、第1高周波の周波数をω、プラズマセルPCのプラズマ周波数をωpとすると、プラズマセルPCの比誘電率εpは次式(1),(2)で表される。
εp=1−ωp 2/ω2 ・・・・(1)
ただし、
ωp=(e2o/εoe1/2 ・・・・(2)
ここで、eは電子の電荷、noはプラズマ密度、εoは真空中の誘電率、meは電子の質量である。
この実施形態における空洞プラズマ形成部42は、高周波電源45より出力する第3高周波のパワーを可変することにより、プラズマセルPCのプラズマ密度noを可変し、ひいてはプラズマセルPCの誘電率εpを可変することができる。このように、プラズマセルPCの誘電率εpを可変することにより、プラズマセルPCのインピーダンス特性を可変することができる。
たとえば、第1高周波の周波数をより高くする方向で変化させたときは、サセプタ12における表皮効果が一層大きくなるので、第3高周波のパワーを上げてプラズマ密度noを大きくして、誘電率εpを小さくする方向に変化させればよい。つまり、プラズマセルPCの誘電率εpを小さくすることで、そのキャパシタンスを小さくして、インピーダンスを増大させ、サセプタ12主面上で表皮効果によるRF電流の中心部への集中を緩和する作用を一層強めることができる。
なお、プラズマ密度noを大きくして、誘電率εpが負の値をとる領域でプラズマセルPCにインピーダンス機能あるいは高周波シールド機能を持たせてよいことはもちろんである。
通常のエッチングプロセスでは、1枚の半導体ウエハに対する1回の処理の中で複数のステップ(たとえば、表面のマスクをエッチングするステップ、マスクの下の絶縁膜を垂直に削るステップ、さらに下地の膜との選択比を大きくしてオーバーエッチをかけるステップ等)で圧力・パワー・ガスなどのプロセス条件を変えながら連続処理することがよく行われている。この実施形態によれば、そのようなマルチステップのプロセスにおいて、それぞれのステップ毎にプラズマの分布特性が最適になるように、空洞プラズマ形成部42を機能させることができる。
図2〜図7に、この実施形態における空洞プラズマ形成部42回りの変形例を幾つか示す。図中、図解の簡略化のため、サセプタ12にイオン引き込み用の第2高周波を給電する第2の高周波電源30(図1)を省略している。
図2に示す空洞プラズマ形成部42は、サセプタ12の上面に、中心部には半導体ウエハWよりも小さな口径を有する空洞44を設け、その周囲にたとえばセラミックスからなる環状の誘電体64を設け、空洞44および環状誘電体64の上面を絶縁板36で覆っている。環状誘電体64の外径は、半導体ウエハWの口径より小さくてよく、あるいは大きくてもよい。環状誘電体64を上面絶縁板36と同一材質で一体形成することもできる。
かかる構成において、高周波電源28からの第1高周波は表皮効果により表面伝いにサセプタ12の裏面から側面を経由しておもて面(主面)に回り込み、サセプタ12主面の表層でエッジ部から中心部に向かって逆放射状にRF電流が流れ、その途中で各部から環状誘電体64および絶縁板36を通り抜けて、あるいはプラズマセルPCおよび絶縁板36を通り抜けて処理空間PSへ放射される。この場合、環状誘電体(セラミックス)64の比誘電率は通常3以上であり、プラズマセルPCの比誘電率εpよりも大きいため、つまり環状誘電体64の方がプラズマセルPCよりもインピーダンスが小さいため、環状誘電体64を通り抜けて処理空間PSに放射されるRF電流の割合が増加する。これによって、半導体基板W上の処理空間PSにおいて基板中心部よりも基板エッジ部側で電離衝突を強めてプラズマ密度を増大させる効果が得られる。
この構成においても、高周波電源28より空洞プラズマ形成部42のヘリカルアンテナ44に供給する第3高周波のパワーを可変することにより、処理空間PSにおけるプラズマ密度分布のプロファイルを容易かつ自在に制御することができる。
図3の空洞プラズマ形成部42は、複数の独立した空洞40A,40Bを有する。図示の構成例は、サセプタ12の主面において、中心部には半導体ウエハWよりも小さな口径を有する円形または円筒状の中心空洞40Aを設け、その周囲に環状の周辺空洞40Bを設けている。中心空洞40Aは有底円筒状の絶縁壁38Aで囲まれ、周辺空洞40Bは有底環状の絶縁壁38Bで囲まれており、両空洞40A,40Bの上面は絶縁板36で気密に覆われている。
両空洞40A,40Bの中には独立した真空圧力で放電用の不活性ガスが封入されている。そして、中心空洞40Aの周囲で周辺空洞40Bの内側に中心ヘリカルアンテナ44Aが配置され、周辺空洞40Bの周囲に周辺ヘリカルアンテナ44Bが配置されている。両ヘリカルアンテナ44A,44Bには別々の第3高周波電源45A,45Bより各々独立した周波数およびパワーで第3高周波が給電されてよい。
かかる構成において、一方の第3高周波電源45Aからの第3高周波が中心ヘリカルアンテナ44Aに印加されることにより、中心空洞40A内に誘導結合による不活性ガスのプラズマが生成される。また、他方の第3高周波電源45Bからの第3高周波が周辺ヘリカルアンテナ44Bに印加されることにより、周辺空洞40B内でも誘導結合による不活性ガスのプラズマが生成される。それぞれの第3高周波のパワーを可変することで、両空洞40A,40B内に生成されるプラズマセルPCA,PCBの誘電率を個別に可変することができる。
さらに、この構成においては、両ヘリカルアンテナ44A,44Bの巻き線方向や双方の第3高周波電源45A,45Bよりそれぞれ出力される第3高周波の位相差を適宜選定することによっても、両プラズマセルPCA,PCB間の誘電率ないしインピーダンスのバランスを適宜可変することができる。
図4の空洞プラズマ形成部42は、図2の構成に図3の技法を変形して組み合わせたものである。より詳細には、図2の空洞40の周囲で環状誘電体64の中に1本または複数本のリング形放電管66を設け、各放電管66内で不活性ガスをグロー放電またはアーク放電させてプラズマを生成する構成としている。放電管66内の電極に給電する交流電源45Cは、グロー放電またはアーク放電に適した比較的低い周波数(たとえば商用周波数ないし100kHz程度の低い周波数)の交流を出力するものでよく、放電管内のプラズマ密度を可変できるようにパワー可変型に構成されてよい。放電管66に直流放電管を使用することも可能であり、その場合は交流電源45Cを直流電源に置き換えてよい。
図5の空洞プラズマ形成部42は、空洞40に放電用の不活性ガスを出入り可能とし、空洞40内の圧力を可変できることを特徴としている。図示の構成例では、空洞40の底の両端にガス導入口40aおよび排気口40bを形成している。そして、チャンバ10の外に設置される放電用ガス供給部68よりガス供給管70およびガス導入口40aを介して放電用の不活性ガスを可変の流量で空洞40に導入し、チャンバ10の外に設置される真空ポンプ内蔵の排気部72により排気口40bおよび排気管74を介して空洞40内を可変の排気速度で排気する。こうして、空洞40内を所望かつ可変の真空圧力に設定して不活性ガスのプラズマを生成することができる。このように、空洞40内の圧力を可変することによっても、プラズマセルPCのプラズマ密度noを可変し、ひいてはプラズマ誘電率εpを可変することができる。もちろん、空洞40内の圧力制御と第3高周波のパワー制御とを併用することも可能である。
図6の空洞プラズマ形成部42は空洞40の形状プロファイルに変化をつけるものであり、たとえば図示のように絶縁壁38の底面を凹面に形成することで、空洞40の厚さ(高さ)を中心部で最も大きくし、半径方向外側に向かって次第に減少するように構成している。
図7の空洞プラズマ形成部42は、放電用アンテナの一変形例を示すものであり、たとえば図示のように空洞40の底下に平面型スパイラルアンテナ76を設ける構成も可能である。
図8および図9に、実施形態における空洞プラズマ形成部42を上部電極に設ける場合の構成例を示す。
図8は、図1と同様に下部2周波重畳印加方式を採るプラズマエッチング装置において、接地電位の上部電極48に空洞プラズマ形成部42を設ける構成例を示している。この場合、空洞プラズマ形成部42は、サセプタ12上に載置される半導体ウエハWと同軸でその直上に位置する。空洞40の底壁の下面は処理空間PSに曝されてスパッタされやすいので、底壁の内側を絶縁体78で構成し、底壁の外側にたとえばSiやSiCからなる電極板80を着脱可能に設ける構成が好ましい。もっとも、絶縁体78および電極板80の2層構造に代えて石英の一層構造にすることも可能である。その他、空洞プラズマ形成部42において上記した図3〜図7と同様の変形を施すことができる。
図9は、プラズマ生成用の第1高周波を上部電極48に印加する方式を採る場合である。この場合、上部電極48は環状の絶縁部材82を介してチャンバ10に電気的にフローティング状態で取り付けられる。第1高周波を出力する高周波電源28は整合器32Aおよび上部給電棒34Aを介して上部電極48に電気的に接続される。空洞プラズマ形成部42自体は図8のものと同様の構成を有してよい。また、空洞プラズマ形成部42を上部電極48および下部電極12の双方に設ける構成も可能である。
なお、図8および図9の構成例は、処理ガス供給部60からのガス供給管62をチャンバ10の側壁に接続し、処理空間PSに処理ガスを横から導入している。しかし、空洞プラズマ形成部42の周囲に、あるいは空洞プラズマ形成部42の底壁も含めて、シャワーヘッドを設けることも可能である。また、イオン引き込み用の第2高周波をサセプタ12に給電する高周波電源30を省くことも可能である。
上記した実施形態では、空洞プラズマ形成部42の放電用ガスに消耗劣化の少ない不活性ガスを好適に使用した。しかし、必要に応じて反応性のガスを使用または混合・添加することも可能である。
また、上記した実施形態は、空洞プラズマ形成部42において空洞40内のガスを放電させるために専用の高周波(第3高周波)を用いた。しかし、本来の処理空間でプラズマを生成するために高周波電極(第1電極または第2電極)に印加している高周波を空洞プラズマ形成部42におけるプラズマセルの生成に利用することも可能であり、その場合は第3高周波電源(45)やアンテナ(44,76)等を省くことができるという利点がある。
本発明は、プラズマエッチング装置に限定されず、プラズマCVD、プラズマ酸化、プラズマ窒化、スパッタリングなどの他のプラズマ処理装置にも適用可能である。また、本発明における被処理基板は半導体ウエハに限るものではなく、フラットパネルディスプレイ用の各種基板や、フォトマスク、CD基板、プリント基板等も可能である。
本発明の一実施形態におけるプラズマエッチング装置の構成を示す縦断面図である。 実施形態における空洞プラズマ形成部の一変形例を示す図である。 実施形態における空洞プラズマ形成部の別の変形例を示す図である。 実施形態における空洞プラズマ形成部の別の変形例を示す図である。 実施形態における空洞プラズマ形成部の別の変形例を示す図である。 実施形態における空洞プラズマ形成部の別の変形例を示す図である。 実施形態における空洞プラズマ形成部の別の変形例を示す図である。 実施形態におけるプラズマエッチング装置および空洞プラズマ形成部の一変形例を示す図である。 実施形態におけるプラズマエッチング装置および空洞プラズマ形成部の別の変形例を示す図である。
符号の説明
10 チャンバ(処理容器)
12 サセプタ(下部電極)
24 排気装置
28,30 高周波電源
40 空洞
40A 中心空洞部
40B 周辺空洞部
42 空洞プラズマ形成部
44 ヘリカルアンテナ
45,45A,45B 高周波電源
45C 交流電源
48 上部電極
60 処理ガス供給部
64 環状誘電体
66 リング形放電管
68 放電用ガス供給部
72 排気部
76 平面型スパイラルアンテナ
78 絶縁体
80 電極板

Claims (17)

  1. 真空排気可能な処理容器と、
    前記処理容器内で被処理基板を載置する第1電極と、
    前記処理容器内で前記第1電極と平行に向かい合う第2電極と、
    前記第1電極と前記第2電極との間の処理空間に所望の処理ガスを供給する処理ガス供給部と、
    前記第1電極および前記第2電極の少なくとも一方に、前記処理ガスのプラズマの生成に寄与する第1の高周波を印加する第1高周波給電部と、
    前記第1電極および前記第2電極の少なくとも一方に設けられた空洞を有し、前記空洞内でガスを放電させてプラズマを形成する空洞プラズマ形成部と
    を有するプラズマ処理装置。
  2. 前記空洞内の放電用のガスが不活性ガスである請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  3. 前記第1電極および前記第2電極の少なくとも一方に、前記処理空間からプラズマ中のイオンを前記被処理体に引き込むための第2の高周波を印加する第2高周波給電部を有する請求項1または請求項2に記載のプラズマ処理装置。
  4. 前記空洞の近傍または内部に設けられたアンテナまたは第3電極と、
    前記空洞内で前記ガスを放電させるために前記アンテナまたは第3電極に第3の高周波を給電する第3高周波給電部と
    を有する請求項1〜3のいずれか一項に記載のプラズマ処理装置。
  5. 前記アンテナは前記空洞の周囲に設けられたヘリカルアンテナであり、前記空洞内で誘導結合型のプラズマを生成する請求項4に記載のプラズマ処理装置。
  6. 前記空洞内のプラズマの誘電率を制御するために前記アンテナまたは第3電極に供給する前記第3の高周波の電力を制御する請求項4に記載のプラズマ処理装置。
  7. 前記処理空間から前記空洞内の空間を分離するために当該電極の主面に設けられた絶縁体を有する請求項1〜6のいずれか一項に記載のプラズマ処理装置。
  8. 前記空洞の壁を全て絶縁体で構成する請求項1〜7のいずれか一項に記載のプラズマ処理装置。
  9. 前記空洞の中に前記放電用のガスを減圧状態で封入する請求項1〜8のいずれか一項に記載のプラズマ処理装置。
  10. 前記空洞の中に前記放電用ガスを供給するためのガス供給部と、前記空洞内を所望の圧力で減圧状態にするための排気部とを有する請求項1〜9のいずれか一項に記載のプラズマ処理装置。
  11. 前記空洞内のプラズマの誘電率を制御するために前記空洞内の圧力を制御する請求項10に記載のプラズマ処理装置。
  12. 前記処理空間内の半径方向におけるプラズマ密度の空間分布特性を制御するために前記空洞内のプラズマの誘電率を制御する請求項6または請求項11に記載のプラズマ処理装置。
  13. 前記空洞が、前記基板よりも小さな口径を有する略円筒状の空間であって、前記第1電極に載置される前記基板と略同軸で半径方向に広がる請求項1〜12のいずれか一項に記載のプラズマ処理装置。
  14. 前記空洞の前記電極の主面と直交する方向の厚みが半径方向で変化する請求項13に記載のプラズマ処理装置。
  15. 前記空洞の周囲で当該電極の主面を覆う環状の誘電体を有する請求項1〜14のいずれか一項に記載のプラズマ処理装置。
  16. 前記空洞が、
    前記基板よりも小さな口径を有し、前記第1電極に載置される前記基板と略同軸で半径方向に広がる略円筒状の第1空洞部と、
    前記第1空洞部の半径方向外側に設けられる環状の第2空洞部と
    を有する請求項1〜12のいずれか一項に記載のプラズマ処理装置。
  17. 前記第1空洞部および前記第2空洞部でそれぞれ生成されるプラズマの誘電率を独立に制御する請求項16に記載のプラズマ処理装置。
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