JP2009122779A - 制御システムおよび制御支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】より適切なサーボの制御条件の設定を短時間で実現する制御システムおよび制御支援装置を得ること。
【解決手段】負荷装置113を駆動するモータ112を制御するサーボシステム100と、前記サーボシステム100に接続され、前記モータ112を所定の目標動作に制御するために設定される調整パラメータの最適値を自動調整する制御支援装置200と、で構成され、前記制御支援装置200における調整パラメータ調整部210はシミュレーション結果に基づいて、調整すべきパラメータやその調整範囲を自動設定し、調整範囲内で調整パラメータの最適値をモータ112の実動作の結果に基づいて自動調整する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、負荷装置を駆動する電動機を制御するサーボシステムの制御ゲインやフィルタパラメータなどの制御条件を自動調整する機能を有する制御システムおよび制御支援装置に関するものである。
従来、サーボ制御に関する技術として、パラメータ調整範囲を制御対象の周波数応答特性から自動算出する技術が提案されている。自動算出の詳細としては、トルク指令からモータ速度までの周波数応答特性上で、位相−180[deg]に対し任意の位相余裕許容値[deg]以下となる周波数帯域における最大ゲインを算出し、この最大ゲインに基づき速度ゲイン最大値を、また位置ゲインなどその他パラメータは速度ゲイン最大値から一定比率により算出し、これを調整範囲の最大値に設定する。パラメータ調整範囲の最小値については、周波数応答特性から反共振周波数を算出し、この反共振周波数の0.5〜0.8倍に基づいて速度ゲイン最小値を算出している(たとえば、特許文献1参照)。
また、他の技術として、モータ駆動装置、制御対象の各々についてシミュレーションモデルを作成し、時間軸に注目した応答シミュレーション(時間応答シミュレーション)による制御パラメータの最適化を行う手法が提案されている(たとえば、特許文献2参照)。
国際公開第00/62412号パンフレット 特開2004−188541号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術によれば、周波数応答特性に基づいてパラメータ調整範囲を自動設定という構成を有するので、整定時間、オーバーシュートといった時間応答特性での目標値は検討が難しく、パラメータ調整範囲が広くなる、または狭くなるなど、最適範囲にならないという問題がある。
上記特許文献2の技術によれば、シミュレーションで最適化したパラメータ値を実機に適用するという構成を有するが、実機とシミュレーション間には誤差が存在するため、シミュレーションでの最適値が必ずしも実機での最適値とはならないという問題や、誤差を改善するためにシミュレーションと実機とを交互に動作させる場合には調整時間が増大するという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、より適切なサーボ制御条件の設定を短時間で実現する制御システムおよび制御支援装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる制御システムは、負荷装置を駆動する電動機を制御するサーボシステムと、サーボシステムに接続され、電動機を所定の目標動作に制御するために設定される調整パラメータの最適値を自動調整する制御支援装置と、で構成され、制御支援装置は、調整パラメータの最適値を電動機の実動作の結果に基づいて自動調整するサーボシステム自動調整制御手段と、電動機の動作制御のシミュレーションを行うための演算モデルを同定する演算モデル同定手段と、シミュレーションを行うための調整パラメータの模擬条件であるシミュレーション条件を設定するシミュレーション条件設定手段と、演算モデルとシミュレーション条件とを用いて、電動機を所定の目標動作に制御する場合のシミュレーションをシミュレーション条件を変更して複数回行うサーボシステムシミュレーション部と、シミュレーションの結果に基づいて、前記サーボシステム自動調整制御手段における調整条件を自動設定するサーボシステム調整条件設定手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、シミュレーション結果に基づいて、電動機を所定の目標動作に制御するために調整すべきパラメータやその調整範囲が自動設定される。そして、調整範囲内で調整パラメータの最適値を電動機の実動作の結果に基づいて自動調整するため、実機とシミュレーション間に存在するパラメータ調整誤差を許容できるようになり、サーボ制御条件の設定を短時間で実現することが可能となる、という効果を奏する。
以下に、本発明にかかる制御システムおよび制御支援装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は以下の記述に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
実施の形態
図1は、本発明の実施の形態にかかる制御システムの概略構成を示す図である。図1に示すように、本実施の形態にかかる制御システムは、実機として使用されるサーボシステム100と、サーボシステム100に接続される制御支援装置200と、で構成される。
サーボシステム100は、位置指令発生部101、位置制御部102、速度制御部103、フィルタ制御部104、スイッチ105、試験用トルク指令発生部106、積分器107、状態量観測部108、制御対象110、を有する。また、制御対象110は、トルク制御部111とモータ112と負荷装置113と回転量検出器114とを有する。モータ112は、例えば回転型モータや、リニアモータなど直動型のモータである。
サーボシステム100は、スイッチ105を接点(a)側に接続することで、位置決め制御モードとなる。位置決め制御モードにおいて、位置指令発生部221では、位置指令Xrを生成して出力する。位置制御部102は、位置指令発生部101から出力される位置指令Xrと積分器107から出力されるモータ112の位置Xmとの差を入力として、モータ112の位置Xmが位置指令Xrに追従するように速度指令Vrを出力する。
速度制御部103は、速度指令Vrとモータ112の速度Vmとの差を入力として、速度Vmが速度指令Vrに追従するように仮トルク指令Tfを出力する。フィルタ制御部104は、トルクの変化を連続にするためや振動要素を除去するために仮トルク指令Tfにフィルタ処理をかけ、トルク指令Trを出力する。トルク制御部111は、トルク指令Trに基づきモータ112と負荷装置113に所望の動作を行わせる。回転量検出器114は、モータ112の速度Vmを検出して出力する。積分器107は、モータ112の速度Vmを一階積分し、モータ112の位置Xmを出力する。状態量観測部108は、サーボシステム100の位置決め動作に関する状態量を観測する。
また、サーボシステム100は、スイッチ105を接点(b)側に接続することで、試験用トルク指令発生部106が試験用トルク指令Tsを制御対象110に与える制御対象解析モードとなる。このときの試験用トルク指令Tsとモータ速度Vmの時系列データは、後述する制御支援装置200の記憶部216に記憶される。
制御支援装置200は、調整パラメータ調整部210、サーボシステムシミュレーション部220と、表示部230と、入力部240とを有する。調整パラメータは、サーボの応答を調整するためのパラメータであり、位置制御部102や速度制御部103における位置ゲインや速度ゲイン、フィルタ制御部におけるフィルタパラメータ等を含む。
調整パラメータ調整部210は、演算モデル同定手段211と、シミュレーション条件設定手段212と、サーボシステム調整条件設定手段213と、サーボシステム自動調整制御手段214と、推奨情報生成手段215と、記憶部216とを有する。
演算モデル同定手段211は、モータ112の動作制御のシミュレーションを行うための演算モデルの同定と周波数応答特性の算出を行う。シミュレーション条件設定手段212は、調整パラメータの初期値など、モータ112の動作制御のシミュレーションを行うための調整パラメータの模擬条件であるシミュレーション条件を設定する。また、シミュレーション条件設定手段212は、サーボシステムシミュレーション部220でのシミュレーションを、制御信号Cgs1をサーボシステムシミュレーション部220に出力して制御する。
サーボシステムシミュレーション部220は、演算モデルとシミュレーション条件とを用いて、モータ112を所定の目標動作に制御する場合のシミュレーションをシミュレーション条件を変更して複数回行う。
このようなサーボシステムシミュレーション部220は、サーボシステム100と同様に構成された位置指令発生部221、位置制御部222、速度制御部223、フィルタ制御部224と、同定された制御対象の演算モデル225、モータ速度Vm1を一階積分しモータの位置Xm1を出力する積分器227を有し、実機であるサーボシステム100における位置決め動作をシミュレーションする。またこのとき、位置決め動作の実行時における各位置決め目標項目の状態量を、シミュレーション状態量観測部226で観測する。
推奨情報生成手段215は、後述するサーボシステム自動調整制御手段214がサーボシステム100における調整パラメータの最適値を自動調整する際に調整すべきパラメータとして推奨する調整パラメータの情報を、シミュレーションの結果に基づいて生成する。
サーボシステム調整条件設定手段213は、シミュレーション結果および推奨情報生成手段215で生成された推奨する調整パラメータの情報に基づいて、サーボシステム自動調整制御手段214がサーボシステム100における調整パラメータの最適値を自動調整する際の調整条件を自動設定する。サーボシステム自動調整制御手段214は、サーボシステム調整条件設定手段213で自動設定された調整条件により、制御信号Cgsをサーボシステム100に出力し、サーボシステム100における調整パラメータの最適値をモータ112の実動作に基づいて自動調整する。記憶部216は、サーボシステム100および制御支援装置200に入力されたデータや処理において生成されたデータなどの各種データを記憶する。
このような、制御支援装置200は、専用の演算装置として構成しても良く、またたとえばパソコン上において動作するアプリケーションとして構成しても良い。
上記のようにサーボシステム100における調整パラメータの最適値は、サーボシステム自動調整制御手段(以下、実機調整パラメータサーチモードと呼ぶ)で自動調整される。ここで実機調整パラメータサーチモードは、後述する制御信号Cgsにより、サーボシステム100をコントロールし、(1)パラメータ変更→(2)位置決め動作→(3)動作結果評価→(1)・・・の処理を繰り返しながら、モータ112の所定の目標動作を制御するための位置決め目標を満足する、または任意の評価式を最小化するゲインやフィルタパラメータの最適値を自動調整するモードである。
実機調整パラメータサーチモードにおける調整パラメータの最適値の自動調整は、調整する調整パラメータの設定およびそのパラメータの初期値(中心値)、または範囲、または間隔、または変更比率など動作条件次第で調整時間、調整精度が大幅に変わる。このとき、調整時間と調整精度とはトレードオフの関係となる。
また、上記のように構成された制御支援装置200は、サーボシステム100の制御対象解析モードにおける試験用トルク指令Tsとモータ112の速度Vmの時系列データを入力とし、演算モデルの同定を行い、シミュレーション環境を整えた後、シミュレーション調整パラメータサーチモードを実行する。シミュレーション調整パラメータサーチモードは、実機調整パラメータサーチモードでの最適な調整条件を自動調整するモードである。
シミュレーション調整パラメータサーチモードでは、サーボシステムシミュレーション部220において実機調整パラメータサーチモードと同様の処理を行い、位置決め目標を満足する、または任意の評価式を最小化するゲインやフィルタパラメータの範囲を自動調整する。また、制御支援装置200は、シミュレーション結果に基づいて、実機調整パラメータサーチモードでの調整指針の提示を行う機能を有する。
ここで、実機調整パラメータサーチモードで自動調整により得られる調整パラメータの値が最終的なサーボ制御の最適値であるのに対し、シミュレーション調整パラメータサーチモードにおいて得られるのは、実機調整パラメータサーチモードでの最適な調整を行うための、ある程度の幅を有する調整範囲である。
すなわち、本実施の形態では、シミュレーション調整パラメータサーチモードでのシミュレーションにより実機調整パラメータサーチモードでの最適な調整範囲を自動調整する。そして、実機調整パラメータサーチモードが、前記最適な調整範囲にてモータ112の所定の目標動作を制御するための位置決め目標を満足する、または任意の評価式を最小化するゲインやフィルタパラメータの最適値を自動調整する。
つぎに、調整パラメータ調整部210の処理について説明する。図2は、調整パラメータ調整部210の処理を説明するためのフローチャートである。
まず、演算モデル同定手段211は、制御対象110の演算モデルと周波数応答特性の算出を行う(ステップS110)。実機であるサーボシステム100にてスイッチ105を接点(b)側に接続し、試験用トルク指令発生部106において試験用トルク指令Tsを発生させる。そして、演算モデル同定手段211は、トルク指令Trからモータ速度Vmまでの制御対象110の演算モデルの同定と周波数応答特性の算出を行う。具体的な方法は足立修一「ユーザのためのシステム同定理論」1993年(財)計測自動制御学会に詳しいため、ここでは割愛する。また、制御対象110の演算モデルの同定結果と周波数応答特性の算出結果は、記憶部216に記憶する。
図3は、本実施の形態にかかる制御システムにおける制御対象例を説明するための図である。例えば制御対象例が図3に示すようなXYテーブル上のヘッド300であり、ヘッド300が移動し得るヘッド位置が大まかに4箇所(箇所1、箇所2、箇所3、箇所4)であるとする。この場合には、4箇所分(箇所1、箇所2、箇所3、箇所4)だけステップS110を実行しても良く、また、XYテーブル機台毎にステップS110を実行しても良い。評価箇所により位置決め動作の精度や調整の困難度等が変化し、位置決め制御のばらつきが発生する場合がある。このため、所定箇所毎にステップS110を実行することにより、所定箇所毎にシミュレーションを行い、箇所毎に詳細な位置決め制御を行うことが可能となる。
制御対象が複数ある場合には、後述するステップS130において演算モデル毎の位置決め精度誤差に対してロバストな調整パラメータ調整結果を得ることが可能である。また、制御対象毎の調整の困難さについての指針を得ることも可能である。
つぎに、シミュレーション条件設定手段212が、指令パターン設定を行う(ステップS120)。例えばユーザが、サーボシステムシミュレーション部220の位置指令発生部221で発生させる指令パターンに関する指令パターン情報を制御支援装置の入力部240により入力すると、この指令パターン情報がシミュレーション条件設定手段212に入力され、設定される。また、予め記憶部216に記憶しておいた指令パターンをシミュレーション条件設定手段212が読み出して設定しても良い。
位置指令発生部221で発生させる指令パターンの例を、図4−1および図4−2に示す。図4−1は、速度指令パターン例1である三角波を示している。図4−2は、速度指令パターン例2である台形波を示している。発生させる指令パターンに関する指令パターン情報は、複数設定しても良い。
指令パターンが複数ある場合には、後述するステップS130において、指令パターン毎の位置決め精度誤差に対してロバストな調整パラメータ調整結果を得ることが可能である。また、指令パターン毎の調整パラメータの調整の困難さについての指針を得ることも可能である。なお、実機であるサーボシステム100における位置指令発生部101で与えられる位置指令Xrの時系列データを記憶し、位置指令Xrの時系列データをシミュレーションにおける位置指令発生部221の代わりに使用することも可能である。
つぎに、サーボシステムシミュレーション部220は、シミュレーション調整パラメータサーチモードでの調整パラメータのサーチを行う(ステップS130)。すなわち、実機であるサーボシステム100と同様の位置決め制御系(位置指令発生部221、位置制御部222、速度制御部223、フィルタ制御部224で構成される)と、ステップS110で算出した演算モデル225、とを有して構成されたサーボシステムシミュレーション部220に対して、ステップS120で設定された指令パターンを位置指令発生部221に与え、実機における実機調整パラメータサーチモードを模擬した時間応答シミュレーション(シミュレーション調整パラメータサーチモードでの時間応答シミュレーション)を行わせる。
このシミュレーションにおける指令パターン、演算モデル、調整パラメータ値の変更はシミュレーション条件設定手段212からの制御信号Cgs1でコントロールされる。サーボシステムシミュレーション部220は、制御信号Cgs1に基づいて調整パラメータ値等のシミュレーション条件を変更して、複数回、シミュレーション調整パラメータサーチを実行する。またこのとき、実行された全てのシミュレーションにおいて、位置決め動作をシミュレーション状態量観測部226で観測し、観測した状態量を記憶部216に記憶する。
つぎに、ステップS130のシミュレーション調整パラメータサーチモードでのシミュレーション処理について図5を参照して詳細に説明する。図5は、ステップS130のシミュレーション調整パラメータサーチモードでのシミュレーション処理を説明するためのフローチャートである。
まず、シミュレーション条件設定手段212は、調整パラメータの初期値を設定する(ステップS131)。初期値の設定方法として、以下に示す例が挙げられる。
(1) シミュレーション条件設定手段212が、ステップS110で算出した周波数応答特性からフィルタ制御部224を含めた速度開ループ特性、閉ループ特性を計算し、周波数応答上で安定に駆動できる最大値を速度制御系パラメータ、フィルタパラメータ初期値に自動設定する。その後、位置制御系パラメータの初期値についても同様に位置開ループ特性、位置閉ループ特性を計算し自動設定する。
(2) ユーザが入力部240を用いて調整パラメータの初期値に関する情報を制御支援装置200に入力すると、入力された情報がシミュレーション条件設定手段212に入力される。シミュレーション条件設定手段212は、この情報に基づいて調整パラメータの初期値を設定する。
(3) (1)と(2)とを組み合わせて調整パラメータの初期値を設定する。
つぎに、シミュレーション条件設定手段212は、位置決め目標項目の目標値を設定する(ステップS132)。ユーザが入力部240を用いて位置決め目標項目の目標値に関する情報を制御支援装置200に入力すると、該情報がシミュレーション条件設定手段212に入力される。シミュレーション条件設定手段212は、この位置決め目標項目の目標値に関する情報に基づいて位置決め目標項目の目標値を設定する。位置決め目標項目について図6を参照して説明する。図6は、位置決め目標項目を説明するための図である。位置決め目標項目には、たとえば整定時間、動作時間、オーバーシュート、残留振動がある。各項目の定期は以下の通りである。
<位置決め目標項目>
(1) 整定時間 =位置決め完了時間−指令完了時間
(2) 動作時間 =位置決め完了時間−指令開始時間
(3) オーバーシュート =指令完了時間以降における位置偏差の最大行き過ぎ量
(4) 残留振動 =位置決め完了時間以降の減衰率が悪く収束しない振動量
ここで
・位置偏差Xe1 = 位置指令Xr1−モータ位置Xm1
・位置決め完了時間 = 位置偏差Xe1が最終的に整定幅内に収まった時間
である。
つぎに、シミュレーション条件設定手段212は、シミュレーション条件であるシミュレーション調整パラメータサーチの調整条件を設定する(ステップS133)。
<調整パラメータ数の設定>
まず、ユーザが入力部240を用いて調整パラメータ数に関する情報を制御支援装置200に入力すると(調整パラメータ数に制限はなし)、該情報がシミュレーション条件設定手段212に入力される。シミュレーション条件設定手段212は、この情報に基づいて調整パラメータ数を設定する。
<調整パラメータの設定>
つぎに、シミュレーション条件設定手段212は、調整パラメータを設定する。調整パラメータ設定方法として例えば以下の例が挙げられる。
(1) ユーザーが入力部240を用いて調整可能な全パラメータに関する情報を制御支援装置200に入力すると、該情報がシミュレーション条件設定手段212に入力される。シミュレーション条件設定手段212は、この情報に基づいて調整パラメータを設定する(どのパラメータを調整すればよいか不明な場合)。
(2) ユーザが入力部240を用いて、調整するべき調整パラメータに関する情報を制御支援装置200に入力すると、入力された情報がシミュレーション条件設定手段212に入力される。シミュレーション条件設定手段212は、この情報に基づいて調整パラメータを設定する(どのパラメータを調整すればよいか予め判明している場合)。
<調整パラメータの調整範囲設定>
つぎに、シミュレーション条件設定手段212は、調整パラメータ毎の調整範囲を自動設定する。調整範囲は、ステップS131で設定された調整パラメータ初期値を調整中心値(sim_prm_mid)とし、例えば以下のように設定する。
最小値 sim_prm_min = sim_prm_mid×0.5
最大値 sim_prm_max = sim_prm_mid×1.5
<調整パラメータの調整間隔設定>
つぎに、シミュレーション条件設定手段212は、調整パラメータの調整間隔を設定する。ユーザが入力部240を用いて、刻み数に関する情報を制御支援装置200に入力すると、入力された情報がシミュレーション条件設定手段212に入力される。シミュレーション条件設定手段212は、この情報に基づいて刻み数を設定する。そして、シミュレーション条件設定手段212は、調整パラメータ毎の調整間隔を、調整範囲と刻み数とから自動計算し、設定する。刻み数は、調整パラメータ毎に異なる値であっても良い。
なお、上記においては、ステップS133で調整条件として調整範囲と調整間隔とを設定する例を示したが、調整中心値、調整値変更比率などを使用しても良い。
つぎに、シミュレーション条件設定手段212は、これらの設定されたシミュレーション条件に基づいてサーボシステムシミュレーション部220に制御信号Cgs1を出力する。サーボシステムシミュレーション部220は、制御信号Cgs1によりシミュレーション調整パラメータサーチ処理を行う(ステップS134)。
サーボシステムシミュレーション部220は、シミュレーション調整パラメータサーチ処理として、ステップS110で同定した演算モデル、ステップS120で設定した指令パターン、ステップS131〜ステップS133で設定されたシミュレーション条件に従い、(1)パラメータ変更(調整点変更)→(2)位置決め動作→(3)動作結果評価→(1)パラメータ変更・・・を繰り返す時間応答シミュレーションを実行する。
図7は、シミュレーション調整パラメータサーチ処理を説明するための図である。図7に示す例では、調整パラメータは調整パラメータ1と調整パラメータ2との2つであり、横軸に調整パラメータ1を、縦軸に調整パラメータ2を記載している。調整パラメータ1の刻み数は5であり、調整範囲がsim_prm1(1)〜sim_prm1(5)に5分割されている。sim_prm1(1)は最小値(sim_prm(1)_min)であり、sim_prm1(5)は最大値(sim_prm(1)_max)である。また、調整パラメータ2の刻み数は7であり、調整範囲がsim_prm2(1)〜sim_prm2(7)に7分割されている。sim_prm2(1)は最小値(sim_prm(2)_min)であり、sim_prm1(7)は最大値(sim_prm(2)_max)である。
そして、シミュレーション調整パラメータサーチ処理では、たとえば、
(調整パラメータ1:sim_prm1(1)、調整パラメータ2:sim_prm2(1))
→(調整パラメータ1:sim_prm1(1)、調整パラメータ2:sim_prm2(2))
→(調整パラメータ1:sim_prm1(1)、調整パラメータ2:sim_prm2(3))
→・・・
の、ように調整パラメータの組み合わせ(調整点)を変更して時間応答シミュレーションを繰り返し実行する。そして、シミュレーション結果(動作結果評価)を記憶部216に記憶しておく。
つぎに、推奨情報生成手段215が、位置決め目標項目の目標値に対する調整パラメータの感度解析を行う(ステップS135)。調整パラメータ感度とは、シミュレーション結果における各位置決め目標項目の値の増減に対する調整パラメータ毎の影響度である。例えば位置決め目標項目がオーバーシュート量である場合、オーバーシュート量の増減に対するパラメータ毎の影響度である。
推奨情報生成手段215は、実機調整パラメータサーチ処理の際に位置決め目標項目の目標値を満たすように、シミュレーション結果を基に、調整すべき調整パラメータを多数ある調整パラメータの中から選択して推奨する。このため、推奨情報生成部215は、位置決め目標項目の目標値に対する調整パラメータの感度を解析し、順位付けを行う。
調整パラメータの感度解析に用いる情報としては、例えばステップS134のシミュレーション調整パラメータサーチ処理における、調整パラメータが初期値の場合の動作結果(シミュレーション結果)と、調整パラメータの値を初期値から前後に値を振って変更した場合(他のパラメータは固定)の動作結果(シミュレーション結果)と、から得られる位置決め目標値の変化率がある。
つぎに、サーボシステム調整条件設定手段213が、ステップS134のシミュレーション調整パラメータサーチ処理における調整パラメータの調整結果と、推奨情報生成手段215が推奨する調整パラメータを調整指針として表示する(ステップS136)。サーボシステム調整条件設定手段213は、位置決め目標を満たすか満たさないかに関わらず、シミュレーション調整パラメータサーチの結果をユーザに直感的にわかりやすく理解させるために、該シミュレーション調整パラメータサーチの結果を図、表などを用いて表示部230に表示させる。
また、調整指針は、実機調整パラメータサーチ処理にて調整パラメータの最適値を自動調整する際に調整すべき調整パラメータとして推奨する調整パラメータの情報である。このように、多数ある調整パラメータの中から位置決め目標を満たす為に調整すべきパラメータをシミュレーション調整パラメータサーチ結果に基づいて推奨することで、短時間で最適調整結果に達することが可能となる。
表示内容としては例えば、調整パラメータの調整過程・調整結果・調整指針などが挙げられる。図8−1、図8−2に、シミュレーション調整パラメータサーチ結果の波形表示の例として、調整パラメータ1または調整パラメータ2を変更した場合の位置偏差波形と、整定時間、オーバーシュートの結果の例を示す。
図8−1(a)は、図7の例で所定の速度指令パターンPを使用し、調整パラメータ1のみを変更した場合のシミュレーション調整パラメータサーチ結果の位置偏差波形表示の例を示している。また、図8−1(b)は、シミュレーション調整パラメータサーチ結果から得られた調整指針の表示例を示している。図8−2(a)は、図7の例で所定の速度指令パターンPを使用し、調整パラメータ2のみを変更した場合のシミュレーション調整パラメータサーチ結果の位置偏差波形表示の例を示している。また、図8−2(b)は、シミュレーション調整パラメータサーチ結果から得られた調整指針の表示例を示している。なお、図8−1における調整パラメータ1の変化率と図8−2における調整パラメータ2の変化比率は同じである。
図8−1(a)、図8−1(b)、図8−2(a)、図8−2(b)より、調整パラメータ1と調整パラメータ2との変化比率は同じであっても、制定時間、オーバーシュートなどの位置決め目標項目の値に対する感度は異なることがわかり、調整パラメータ1の方が整定時間、オーバーシュートに対する感度が高いことなどが判断できる。
図8−3は、評価箇所が複数あり、評価箇所が異なる以外は同一動作条件(パラメータ値、指令パターン)である場合の、シミュレーション調整パラメータサーチ結果の波形表示の例として、評価箇所による位置偏差波形と、整定時間、オーバーシュート量の比較例を示す。図8−3(a)は、シミュレーション調整パラメータサーチ結果の位置偏差波形表示の例を示している。また、図8−3(b)は、シミュレーション調整パラメータサーチ結果から得られた調整指針の表示例を示している。この場合、評価箇所1よりも評価箇所2はオーバーシュート量が大きく、整定幅内から一度はみ出しており整定時間も遅れている。このことから、「評価箇所1の方が調整し易い、箇所による位置決めバラつきがある制御対象である」などの調整指針を表示部230に表示してユーザに提示することが可能であり、ユーザに直感的にわかりやすい理解を与えることができる。
図8−4は、指令パターンが複数ある場合に、指令パターンが異なる以外は同一動作条件(パラメータ値、評価箇所)である場合の、指令パターンの違いによる位置偏差波形と、整定時間、オーバーシュート量の比較例を示す。図8−4(a)は、シミュレーション調整パラメータサーチ結果の位置偏差波形表示の例を示している。また、図8−4(b)は、シミュレーション調整パラメータサーチ結果から得られた調整指針の表示例を示している。この場合、速度指令パターン2を用いた場合は、速度指令パターン1を用いた場合よりもオーバーシュート量が大きく、整定幅内から一度はみ出しており整定時間も遅れている。このことから、「指令パターン1の方が調整し易い」などの調整指針を表示部230に表示してユーザに提示することが可能である。これにより、ユーザに直感的にわかりやすい理解を与えることができる。
つぎに、サーボシステム調整条件設定手段213は、シミュレーション調整パラメータサーチ結果において位置決め目標項目の目標値を満たす調整パラメータ値(調整パラメータが複数の場合は、前記の目標値を満たす調整パラメータの組み合わせ)が存在したか否かを判断する(ステップS137)。シミュレーション調整パラメータサーチ結果において目標値を満たす調整パラメータ値が存在した場合には(ステップS137肯定)、サーボシステム調整条件設定手段213は一連のシミュレーション調整パラメータサーチモードを終了する。また、シミュレーション調整パラメータサーチ結果において目標値を満たすパラメータ値が存在しない場合には(ステップS137否定)、ステップS132に戻る。
図2に戻って、ステップS140以降の説明をする。つぎに、サーボシステム調整条件設定手段213は、シミュレーション調整パラメータサーチ結果に基づいて、実機調整パラメータサーチモードにおける調整条件を設定する(ステップS140)。実機調整パラメータサーチモードでの調整条件としては、調整パラメータの調整範囲、調整中心値などがある。また、調整中心値、調整値変更比率などを使用しても良い。
調整パラメータの調整範囲をシミュレーション結果に基づいて設定することで、短時間で最適調整結果に達することが可能となる。また、シミュレーション調整パラメータサーチ結果に基づいて設定した調整範囲内で実機調整パラメータサーチモードを行い最適値を調整をするため、シミュレーションと実機の間に存在するパラメータ値調整誤差を許容し、調整パラメータの調整精度の向上が図れる。
<調整パラメータ数の設定>
サーボシステム調整条件設定手段213は、シミュレーション調整パラメータサーチ結果に基づいて、調整パラメータ数を設定する(調整パラメータ数に制限はなし)。
<調整パラメータの設定>
つぎに、サーボシステム調整条件設定手段213は、調整パラメータを設定する。調整パラメータ設定方法として例えば以下の例が挙げられる。
(1) ステップS135での感度解析により順位付けされた上位の調整パラメータから自動設定する。
(2) ユーザがステップS135でのパラメータ感度やステップS136での調整結果と指針を参考に入力部240を用いて、調整パラメータに関する情報を制御支援装置200に入力すると、入力された情報がサーボシステム調整条件設定手段213に入力される。サーボシステム調整条件設定手段213は、この情報に基づいて調整パラメータを設定する。
<調整パラメータの調整範囲設定>
つぎに、サーボシステム調整条件設定手段213は、実機調整パラメータサーチモードでの調整範囲を自動設定する。自動設定手段として例えば以下の例が挙げられる。
(1) シミュレーション調整パラメータサーチモードで算出したパラメータ最適値を中心値(prm_mid)として、ステップS133で設定した調整範囲を基に例えば以下のように範囲を狭める方向で設定する。
最小値 prm_min = prm_mid×(0.5+0.3)
最大値 prm_max = prm_mid×(1.5−0.3)
(2) 位置決め目標値から大幅に外れるパラメータ値を除外して設定する。例えば整定時間目標値α、許容係数βとし、シミュレーション結果での整定時間値γが以下の式(1)で示す範囲内となる調整範囲を抽出する。
α×(1−β) <= γ <= α×(1+β) ・・・式(1)
また、上記の調整範囲は最低1点、目標値を満たす調整点を含んでいる必要があるが最適点である必要はない(目標値αに比べ最適点が良すぎて式(1)に該当しない場合があるため)。
上記の(1)の例を図9−1、図9−2に示す。図9−1は、シミュレーション調整パラメータサーチでの最適値を黒丸印で、またこれを基に選択する実機調整パラメータサーチモードでの調整範囲を太線で示している。図9−1においては、調整パラメータは調整パラメータ1と調整パラメータ2との2つであり、横軸に調整パラメータ1を、縦軸に調整パラメータ2を記載している。調整パラメータ1の刻み数は5であり、調整範囲がsim_prm1(1)〜sim_prm1(5)に5分割されている。sim_prm1(1)は最小値(sim_prm(1)_min)であり、sim_prm1(5)は最大値(sim_prm(1)_max)である。また、調整パラメータ2の刻み数は7であり、調整範囲がsim_prm2(1)〜sim_prm2(7)に7分割されている。sim_prm2(1)は最小値(sim_prm(2)_min)であり、sim_prm1(7)は最大値(sim_prm(2)_max)である。
図9−2には、シミュレーション調整パラメータサーチでの最適値を基に設定した実機調整パラメータサーチモードでの調整範囲を太線で示している、太線で囲まれた領域が該当範囲である。なお、図9−2においては、図9−1においてシミュレーション調整パラメータサーチでの最適値を基に選択した実機調整パラメータサーチモードでの調整範囲を、調整パラメータ1の刻み数は5、調整パラメータ2の刻み数は7として設定し直している。
上記の(2)の例を図10−1、図10−2に示す。図10−1は、位置決め目標値を満たす調整点を三角印で、上記の式(1)を満たす調整点を白抜きの四角で、上記の式(1)を満たさない調整点を網がけハッチング入りの四角で示している。図10−1においては、図9−1と同様に調整パラメータは調整パラメータ1と調整パラメータ2との2つであり、横軸に調整パラメータ1を、縦軸に調整パラメータ2を記載している。調整パラメータ1の刻み数は5であり、調整範囲がsim_prm1(1)〜sim_prm1(5)に5分割されている。sim_prm1(1)は最小値(sim_prm(1)_min)であり、sim_prm1(5)は最大値(sim_prm(1)_max)である。また、調整パラメータ2の刻み数は7であり、調整範囲がsim_prm2(1)〜sim_prm2(7)に7分割されている。sim_prm2(1)は最小値(sim_prm(2)_min)であり、sim_prm1(7)は最大値(sim_prm(2)_max)である。
図10−2には、上記の式(1)を基準に設定した実機調整パラメータサーチモードでの調整範囲を太線で示しており、太線で囲まれた領域が該当範囲である。なお、図10−2においては、図10−1において上記の式(1)を基準に選択した実機調整パラメータサーチモードでの調整範囲を、調整パラメータ1の刻み数は5、調整パラメータ2の刻み数は7として設定し直している。
<調整パラメータの調整間隔設定>
つぎに、サーボシステム調整条件設定手段213は、調整パラメータの調整間隔を設定する。調整間隔は調整範囲と刻み数から計算する。刻み数の設定方法としては、例えば以下の例が挙げられる。
(1) ステップS133で設定した刻み数をそのまま流用する。
(2) ユーザがステップS135でのパラメータ感度やステップS136での調整結果と調整指針を参考に入力部240を用いて、刻み数に関する情報を制御支援装置200に入力すると、入力された情報がサーボシステム調整条件設定手段213に入力される。サーボシステム調整条件設定手段213は、この情報に基づいて刻み数を設定する。そして、サーボシステム調整条件設定手段213は、調整パラメータ毎の調整間隔を、調整範囲と刻み数とから自動計算し、設定する。刻み数は、調整パラメータ毎に異なる値であっても良い。
<指令パターン、評価箇所に関する設定>
指令パターンまたは評価箇所が複数存在する場合は、ステップS136で示された調整指針に基づき、調整の困難さを考慮して指令パターンと評価箇所の順位付けを行う。また、この順位付けに基づき、最も調整困難な指令パターンから、または評価箇所から、実機調整パラメータサーチを開始させるように設定する。例えば評価箇所4箇所中で目標値を満足する箇所が3つ、目標値を満足しない箇所が1つある場合、目標値を満足しない評価箇所から実機調整パラメータサーチを開始することで、残り3箇所での実機調整パラメータサーチを省略でき、調整時間の短縮効果を得ることができる。すなわち、調整点が位置決め目標を満たすか満たさないか、を迅速に判断でき、調整時間の短縮が図れる。
つぎに、サーボシステム自動調整制御手段214は、ステップS140で設定された調整条件に基づいて、制御信号Cgsをサーボシステム100に出力し、サーボシステム100における調整パラメータの最適値を自動調整する(ステップS150)。サーボシステム100は、制御信号Cgsに従って、実機調整パラメータサーチモードを実行する。すなわち、サーボシステム100は、制御信号Cgsにより、(1)パラメータ変更→(2)位置決め動作→(3)動作結果評価→(1)・・・の処理を繰り返しながら、モータ112の所定の目標動作を制御するための位置決め目標を満足する、または任意の評価式を最小化するゲインやフィルタパラメータの最適値を自動調整する。
上述したように、本実施の形態にかかる制御システムにおいては、制御支援装置200は、シミュレーション調整パラメータサーチモードを実行した結果に基づいて、実機調整パラメータサーチモードの調整条件を設定し、実機調整パラメータサーチモードは設定された調整条件に基づいてサーボシステム100における調整パラメータの最適値を自動調整する。シミュレーション調整パラメータサーチモードでは時間応答シミュレーションの実行により、整定時間、オーバーシュートといった位置決め目標も考慮することができ、制御対象の周波数応答特性から実機調整パラメータサーチモードの調整条件を設定するよりも、より適切な調整条件を設定することができるため、調整精度が向上し、また短時間で調整を行うことができる。
すなわち、シミュレーション調整パラメータサーチでの粗調整と実機調整パラメータサーチでの微調整とを組合せることにより、調整パラメータの最適値を自動調整する際の調整精度向上と調整時間短縮の両立が可能となる。
また、実機調整パラメータサーチモードでの調整条件をマニュアル設定で行う場合には、ユーザにより調整精度にムラが生じたり、適切な調整条件を設定できず、調整時間がかかる問題があったが、シミュレーション調整パラメータサーチ結果から調整条件を自動設定することで調整時間の短縮、調整結果の均質化、調整の簡略化効果が得られる。
以上のように、本発明にかかる制御システムは、より正確で迅速なサーボ制御が要求される用途に有用である。
本発明の実施の形態にかかる制御システムの概略構成を示す図である。 本発明の実施の形態にかかる制御システムにおける調整パラメータ調整部の処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態にかかる制御システムにおける制御対象例を説明するための図である。 本発明の実施の形態にかかる制御システムの位置指令発生部で発生させる指令パターンの例を示す図である。 本発明の実施の形態にかかる制御システムの位置指令発生部で発生させる指令パターンの例を示す図である。 本発明の実施の形態にかかる制御システムにおけるシミュレーション調整パラメータサーチモードでのシミュレーション処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態にかかる制御システムにおける位置決め目標項目を説明するための図である。 本発明の実施の形態にかかる制御システムにおけるシミュレーション調整パラメータサーチ処理を説明するための図である。 本発明の実施の形態にかかる制御システムにおけるシミュレーション調整パラメータサーチ結果の波形表示の例を示す図である。 本発明の実施の形態にかかる制御システムにおけるシミュレーション調整パラメータサーチ結果の波形表示の例を示す図である。 本発明の実施の形態にかかる制御システムにおけるシミュレーション調整パラメータサーチ結果の波形表示の例を示す図である。 本発明の実施の形態にかかる制御システムにおけるシミュレーション調整パラメータサーチ結果の波形表示の例を示す図である。 本発明の実施の形態にかかる制御システムのサーボシステム調整条件設定手段における調整パラメータの調整範囲設定方法を説明するための図である。 本発明の実施の形態にかかる制御システムのサーボシステム調整条件設定手段における調整パラメータの調整範囲設定方法を説明するための図である。 本発明の実施の形態にかかる制御システムのサーボシステム調整条件設定手段における調整パラメータの調整範囲設定方法を説明するための図である。 本発明の実施の形態にかかる制御システムのサーボシステム調整条件設定手段における調整パラメータの調整範囲設定方法を説明するための図である。
符号の説明
100 サーボシステム
101 位置指令発生部
102 位置制御部
103 速度制御部
104 フィルタ制御部
105 スイッチ
106 試験用トルク指令発生部
107 積分器
108 状態量観測部
110 制御対象
111 トルク制御部
112 モータ
113 負荷装置
114 回転量検出器
200 制御支援装置
210 調整パラメータ調整部
211 演算モデル同定手段
212 シミュレーション条件設定手段
213 サーボシステム調整条件設定手段
214 サーボシステム自動調整制御手段
215 推奨情報生成手段
216 記憶部
220 サーボシステムシミュレーション部
221 位置指令発生部
222 位置制御部
223 速度制御部
224 フィルタ制御部
225 演算モデル
226 シミュレーション状態量観測部
227 積分器
230 表示部
240 入力部
300 ヘッド
Cgs 制御信号
Cgs1 制御信号
P 速度指令パターン

Claims (8)

  1. 負荷装置を駆動する電動機を制御するサーボシステムと、
    前記サーボシステムに接続され、前記電動機を所定の目標動作に制御するために設定される調整パラメータの最適値を自動調整する制御支援装置と、
    で構成され、
    前記制御支援装置は、
    前記調整パラメータの最適値を前記電動機の実動作の結果に基づいて自動調整するサーボシステム自動調整制御手段と、
    前記電動機の動作制御のシミュレーションを行うための演算モデルを同定する演算モデル同定手段と、
    前記シミュレーションを行うための前記調整パラメータの模擬条件であるシミュレーション条件を設定するシミュレーション条件設定手段と、
    前記演算モデルと前記シミュレーション条件とを用いて、前記電動機を所定の目標動作に制御する場合のシミュレーションを前記シミュレーション条件を変更して複数回行うサーボシステムシミュレーション部と、
    前記シミュレーションの結果に基づいて、前記サーボシステム自動調整制御手段における調整条件を自動設定するサーボシステム調整条件設定手段と、
    を備えることを特徴とする制御システム。
  2. 前記シミュレーション条件として複数の前記調整パラメータを使用し、前記サーボシステム自動調整制御手段において調整すべきパラメータとして推奨する調整パラメータの情報を、前記シミュレーションの結果に基づいて生成する推奨情報生成手段を備えること、
    を特徴とする請求項1に記載の制御システム。
  3. 推奨情報生成手段は、前記推奨する調整パラメータを、各前記調整パラメータの値を所定の割合で変化させた場合における前記シミュレーションの結果から得られる、前記調整パラメータの値の変化が前記電動機の動作に対して与える影響の大きさに基づいて生成すること、
    を特徴とする請求項2に記載の制御システム。
  4. 推奨情報生成手段は、前記推奨する調整パラメータを、各前記調整パラメータの値を所定の割合で変化させた場合における前記シミュレーションの結果から得られる、前記調整パラメータの値の変化が前記電動機の動作に対して与える影響の傾向に基づいて生成すること、
    を特徴とする請求項2に記載の制御システム。
  5. 前記サーボシステム調整条件設定手段で自動設定する調整条件は、前記サーボシステム自動調整制御手段において前記調整パラメータの最適値を自動調整する際の調整パラメータの調整範囲を特定する条件、調整パラメータの調整間隔、調整パラメータの調整値の変更比率の何れかであること、
    を特徴とする請求項1に記載の制御システム。
  6. 前記シミュレーション条件として複数の速度指令パターンまたは複数の評価箇所(演算モデル)が与えられた場合に、どの速度指令パターンまたはどの評価箇所(演算モデル)が前記調整パラメータの調整が困難であるかに関する情報を生成するとともに、その情報を表示する表示部を備えること、
    を特徴とする請求項1に記載の制御システム。
  7. 前記サーボシステム自動調整制御手段は、前記情報に基づいて調整が困難な速度指令パターンまたは評価箇所(演算モデル)に対応する条件から前記調整パラメータの最適値を自動調整すること、
    を特徴とする請求項6に記載の制御システム。
  8. 負荷装置を駆動する電動機を制御するサーボシステムに接続され、前記電動機を所定の目標動作に制御するために設定される調整パラメータの最適値を前記電動機の実動作の結果に基づいて自動調整するサーボシステム自動調整制御手段と、
    前記電動機の動作制御のシミュレーションを行うための演算モデルを同定する演算モデル同定手段と、
    前記シミュレーションを行うための前記調整パラメータの模擬条件であるシミュレーション条件を設定するシミュレーション条件設定手段と、
    前記演算モデルと前記シミュレーション条件とを用いて、前記電動機を所定の目標動作に制御する場合のシミュレーションを前記シミュレーション条件を変更して複数回行うサーボシステムシミュレーション部と、
    前記シミュレーションの結果に基づいて、前記サーボシステム自動調整制御手段における調整条件を自動設定するサーボシステム調整条件設定手段と、
    を備えることを特徴とする制御支援装置。
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