JP2009122187A - 光学シート、該光学シート備える表示装置 - Google Patents

光学シート、該光学シート備える表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】高温高湿環境においても剥離等がなく適切にその機能を発揮することができる耐候に優れた光学シートを提供する。
【解決手段】映像光源2より観察者側に配置され、該映像光源からの光を制御して観察者側に出射する複数の層を備える光学シート10、30、40、50であって、光を透過可能にシート面に沿って並列されるプリズム部12、12、…及びプリズム部間に光を吸収可能に並列される光吸収部13、13、…を有する光学機能シート層11と、光学機能シート層より縦横が大きく形成されるとともに光学機能シート層を挟むように積層される一対の層状体18、20と、を備え、一対の層状体の光学機能シート層より大きく形成された部分同士が接着されることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、映像光源より観察者側に配置されて映像光や外光を適切に制御することができる光学シート及び表示装置に関し、詳しくは高温高湿度環境においても剥離等がなく適切にその機能を発揮することができる耐候性に優れた光学シート及び表示装置に関する。
プラズマディスプレイパネル(以下、「PDP」と記載することがある。)を用いたテレビ等の表示装置では、PDPよりも観察者側に光学シートが配置されている。この光学シートは観察者に良質な映像を提供する役割を有する。そのため、当該光学シートはそれぞれの機能を有する各種の機能シートが積層されて構成されている。
このように積層された複数の層の中に特許文献1、2に示したような、シート面に沿う方向に並列され、PDPからの映像光を透過させるプリズム部、及びシート面に沿う方向に所定の間隔を有して並列され映像光や外光を適切に遮断又は反射してコントラストを向上させたり、ゴーストを抑制したりする光吸収部とを備える場合がある。
特開2006−189867号公報 特開2006−350324号公報
一般に、特許文献1、2に記載、及びその他従来の光学シートにおいて、プリズム部や光吸収部は他の層のように単なるフィルム状ではなく、所定の成形された形状を有しているので、成形型を用い、紫外線等の光により硬化させる樹脂により成形する。しかし、このような樹脂は湿度の影響を受けやすく、特に高湿による変形が他の層に比べて大きく、これが当該プリズム部や光吸収部に影響を与えていた。これにより、光学シートが置かれた環境によっては光学機能シート層とPET基材層との界面で剥離を生じる場合もあった。
このような問題点に鑑み、本発明は高温高湿度環境においても剥離等がなく適切にその機能を発揮することができる耐候性に優れた光学シート及び表示装置を提供することを課題とする。
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
請求項1に記載の発明は、映像光源(2)より観察者側に配置され、該映像光源からの光を制御して観察者側に出射する複数の層を備える光学シート(10、30、40、50)であって、光を透過可能にシート面に沿って並列されるプリズム部(12、12、…)、及びプリズム部間に光を吸収可能に並列される光吸収部(13、13、…)を有する光学機能シート層(11)と、光学機能シート層より縦横が大きく形成されるとともに光学機能シート層を挟むように積層される一対の層状体(18、20)と、を備え、一対の層状体の光学機能シート層より大きく形成された部分同士が接着されることを特徴とする光学シートを提供することにより前記課題を解決する。
ここで「層状体」とは、板状、シート状、フィルム状、箔状等のいわゆる縦横の大きさに対して厚さが薄く形成された部材を意味する概念ある。また、一対の層状体において、一方と他方とで材料及び機能は異なっていてもよいし、同じであってもよい。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の光学シート(10、30、40)における一対の層状体(18、20)の少なくとも一方が、電磁波を遮断する機能を有する層、色調を補正する層、ガラス層、帯電を防止する層、ネオン線を遮断する層、赤外線を遮断する層、紫外線を遮断する層、反射を防止する層、及び防眩機能を有する層から選ばれることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の光学シート(50)における一対の層状体の少なくとも一方が水分を透過し難い層(27)により形成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の光学シート(10、30、40、50)における一対の層状体(18、20)の4辺のそれぞれが、光学機能シート層(11)よりも10mm以上が大きいことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の光学シート(10、30、40、50)において、光学機能シート層(11)の厚さが100〜500μmであることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の光学シート(10、30、40、50)において、光学機能シート層(11)の光吸収部(13、13、…)は、該光吸収部を構成する材料のみで形成された6μm厚さのシートの透過率測定において、透過率が40〜70%となるような光吸収性能を有するように構成されていることを特徴とする。
ここで透過率は、測定対象シートを配置する前後における輝度の比を意味し、最大で100%の値をとる。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載の光学シート(10、30、40、50)のシート厚方向断面において、光学機能シート層(11)のプリズム部(12、12、…)は、一方のシート面側に短い上底、他方のシート面側に長い下底を有する台形状であり、光吸収部(13、13、…)は一方のシート面側を底辺とする三角形であることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載の光学シート(10、30、40、50)のシート厚方向断面において、光学機能シート層(11’’)のプリズム部(12’’、12’’)は、一方のシート面側に短い上底、他方のシート面側に長い下底を有する台形状であり、光吸収部(13’’)は一方のシート面側に長い下底、他方のシート面側に短い上底を有する台形であることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項7又は8に記載の光学シート(10、30、40、50)におけるプリズム部(12、12、…)の上底と下底との間に具備される台形の斜辺がシート面の法線に対して0度より大きく10度以下であることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項7〜9のいずれか一項に記載の光学シート(10、30、40、50)におけるプリズム部(12、12、…)の上底と下底との間に具備される台形の斜辺が折れ線状、又は曲線からなることを特徴とする。
ここで、斜辺が曲線状である場合における該曲線とシート面の法線との成す角は、次のように求める。上記曲線をシート厚方向に10等分し、得られる各曲線の端点を結び、直線を得る。そして得られた各直線とシート面の法線との成す角がいずれも0度より大きく10度以下であることが好ましい。
請求項11に記載の発明は、請求項1〜10のいずれか一項に記載の光学シート(10、30、40、50)における光吸収部(13、13、…)に平均粒径が1μm以上の光吸収粒子を含有することを特徴とする。
ここで「平均粒径が1μm以上」であることにおける「平均粒径が1μm」とは、重量分布法による粒度測定で、粒径が0.5μm以上で、1.5μmより小さい粒子を対象とし、粒度分布において標準偏差が0.3以上であることを意味する。
請求項12に記載の発明は、請求項1〜11のいずれか一項に記載の光学シート(10、20、30、40)におけるプリズム部を形成する材料の屈折率がNp、光吸収部を形成する材料の屈折率がNbであるとしたとき、当該Np及びNbが1.49〜1.56の値であることを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、請求項12に記載の光学シート(10、20、30、40)におけるNpとNbとの間にNp≧Nbの関係があることを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、請求項1〜13のいずれか一項に記載の光学シートにおける光学機能シート層のプリズム部及び光吸収部が所定の断面を有して長手方向に延在して形成されるとともに、光学機能シート層が2層積層され、該2層の光学機能シート層の長手方向が一方と他方とで直交するように積層されることを特徴とする。
請求項15に記載の発明は、請求項1〜14のいずれか一項に記載の光学シートが備えられることを特徴とする表示装置(1、1’)を提供することにより前記課題を解決する。
本発明によれば、従来の光学シートに対して高温高湿度環境における耐久性が向上し、耐候性のある光学シート、及び該光学シートを備える表示装置を提供することができる。
本発明のこのような作用及び利得は、次に説明する発明を実施するための最良の形態から明らかにされる。
以下本発明を図面に示す実施形態に基づき説明する。
図1は第一実施形態にかかる本発明の光学シート10の断面を示し、その一端部及び層構成を模式的に表した図である。図1では、見易さのため繰り返しとなる符号は一部省略することがある(以降に示す各図において同じ。)。また、図1では一端部のみを示したが、図1に示されていない3つの他端も同様に形成されている。光学シート10は、光学機能シート層11、基材層としてのPETフィルム層16、粘着剤層17、調色フィルム層18、粘着剤層19、電磁波遮断フィルム層20、粘着剤層21、ガラス層22、帯電防止フィルム層23、及び反射防止フィルム層24を備えている。上記各層は図1で示した断面を維持して紙面奥/手前方向に延在する。以下に各層について説明する。
光学機能シート層11は、光学シート10のシート厚方向断面において略台形であるプリズム部12、12、…と、該プリズム部12、12、…の間に配置された光吸収部13、13、…とを備えている。図2に1つの光吸収部13及びこれに隣接するプリズム部12、12に着目した拡大図を示した。図1、図2、及び適宜示した図を参照しつつ光学機能シート層11について説明する。
プリズム部12、12、…は、PETフィルム層16側に長い下底を、これと対向する側に短い上底を有する略台形断面を有する要素である。また、プリズム部12、12、…は、屈折率がNpである光透過性樹脂で構成されている。これは通常、電離放射線、紫外線等により硬化する特徴を有する例えばエポキシアクリレート等により形成されている。屈折率Npの値は特に限定されることはないが、適用する材料の入手性の観点等から1.49〜1.56であることが好ましい。プリズム部12、12、…内を映像光が透過することにより観察者に映像光が提供される。
光吸収部13、13、…は、プリズム部12、12、…の間に配置される部位である。従って、該光吸収部13、13、…はプリズム部12、12、…の上底側を底辺とし、これに対向する頂点をプリズム部12、12、…の下底側とした略三角形形状となる。また、光吸収部13、13、…は、屈折率がNbである物質が充填されたバインダー部14と、該バインダー部14に混入された光吸収粒子15、15、…とを備えている。光吸収部13、13、…に外光が入射及び吸収されることにより映像のコントラストを向上させることができる。
バインダー部14に充填されるバインダー材は、プリズム部12、12、…の屈折率Np以下の屈折率Nbである材料により構成される。屈折率Nbの値は特に限定されることはないが、適用する材料の入手性の観点等から1.49〜1.56であることが好ましい。NpとNbとの屈折率の差は特に限定されるものではないが、0〜0.06であることが好ましい。そして該バインダー材として用いられるものも特に限定されることはないが、例えば、電離放射線、紫外線等により硬化する特徴を有するウレタンアクリレート等を挙げることができる。
当該屈折率差と映像光の入射角との関係により、該映像光の一部は光吸収部13、13、…に入射せずにその界面で反射することができ、これは観察者に提供されるので、明るい映像を提供することが可能となる。
光吸収粒子15、15、…は、入手性及び取扱性の観点から平均粒径が1μm以上の粒子が好ましく、これはカーボン等の顔料又は赤、青、黄等の染料にて所定の濃度に着色されている。これには例えば市販の着色樹脂微粒子を使用することもできる。当該光吸収粒子15、15、…の屈折率Nrは特に限定されるものではない。
ここで、光吸収部13、13、…の光吸収性能は目的によって適宜調整可能であるが、該光吸収部を構成する材料のみで形成された6μm厚さのシートの透過率測定において、透過率が40〜70%となるような光吸収性能を有するように構成されていることが好ましい。透過率が40〜70%とするための手段は特に限定されるものではないが、例えば光吸収粒子の含有量や光吸収性能を調整して適用したりすることを挙げることができる。
また、光吸収部13、13、…の斜辺(シート厚さ方向に延在する2つの辺)のシート面法線に対する角度θは特に限定されるものではないが、適切な外光及び映像光の反射・吸収の観点から多くの場合、0度より大きく10度以下であることが好ましく、0度より大きく6度以下であることがさらに好ましい。
光学機能シート層11の形状は、図1、図2に示したように、プリズム部12、12、…が略台形断面を有し、これらに挟まれて形成される光吸収部13、13、…は三角形断面を有している。しかし、適切に光を制御することができれば、これら形状は特に限定されることなく適宜適切な形状が採用される。図3に変形例を示した。図3は図2に対応する図で、1つの光吸収部13’と、その両側に配置されるプリズム部12’、12’に注目して示した図である。図3からわかるように、光吸収部13’の断面における斜辺(プリズム部12’、12’の斜辺)は、1つの斜辺からではなく、2つの斜辺13a’、13a’、13b’、13b’から構成されている。すなわち断面において折れ線状の斜辺を有している。詳しくは、プリズム部12’、12’の上底(短い側の底)側(紙面左側)に配置される斜辺13a’、13a’は光学シートのシート面の法線に対して角度θを有している。一方、プリズム部12’、12’の下底(長い側の底)側(紙面右側)に配置される斜辺13b’、13b’は光学シートのシート面の法線に対して角度θを有している。
この角度θ、θは、θ>θの関係であるとともにいずれも0度より大きく10度以下の範囲であることが好ましい。さらに好ましい角度は0度より大きく6度以下である。また、2つの斜辺13a’、13b’は、光学機能シート層11の厚み方向(紙面左右方向)にTとTに分ける位置で交差する。TとTとは同じ大きさであることが好ましい。
当該変形例は、2つの斜辺により構成されている例であるが、さらに多くの斜辺で構成されることにより、断面において折れ線状であっても良い。さらにはこれが曲線状であっても良い。
本実施形態では、光吸収部が三角形である場合を示して説明したが光吸収部の形状はこれに限定されるものではなく台形であってもよい。図4に、光吸収部が台形である例における光学シート10’’の光学機能シート層11’’の光吸収部13’’及びこれに隣接するプリズム部12’’、12’’を示した。ここでは、図4のように光吸収部13’’が台形であり、このときには該台形における長い底辺(下底)をPETフィルム層(不図示)とは反対側(紙面右側)に、短い底辺をPETフィルム層側(紙面左側)に配置することができる。ここで図4にEで示した上底の長さは2〜25μmであることが好ましい。
図1にB、C、Dで示した光学シート10の各大きさは目的に応じて適宜変更可能で、特に限定されるものではないが、多くの場合、Cで示したピッチは50〜150μmの範囲が好ましく適用される。また、(B/C)×100%で定義される開口率は50〜90%、図1にDで示した光吸収部13、13、…の深さは100〜150μmの範囲が好ましい。
図1に戻り、光学シート10の他の構成について説明する。PETフィルム層16は、該PETフィルム層16上に上記光学機能シート層11を形成するためのベースとなるフィルム層で、PETを主成分として形成されている。当該PETフィルム層16はPETを主成分として含有していれば良く、他の樹脂が含まれてもよい。ここで主成分とはPETフィルム層全体に対して50質量%以上を意味する。また、各種添加剤を適宜な量添加してもよい。一般的な添加剤としては、フェノール系等の酸化防止剤、ラクトン系等の安定剤等を挙げることができる。
粘着剤層17は、他の層に光学機能シート層11及びPETフィルム層16を接着させるための粘着剤が配置された層である。粘着剤層17に用いられる粘着剤は光を透過するとともに、適切に他に接着させることができればその材質は特に限定されるものではない。これには例えばアクリル系の共重合体等を挙げることができ、その粘着力は例えば数N/25mm〜20N/25mm程度である。
光学機能シート層11は例えば次のように製造される。PETフィルム層16の一面側に、プリズム部の材料となる液状体を塗布する。次に、プリズム部形状を形成するロール金型とPETフィルムとの間に、上記プリズム部となる材料を挟んだ状態で紫外線を照射することにより硬化させてプリズム部12、12、…を形成する。そして、プリズム部12、12、…の間に、バインダー部の材料となる透明樹脂中に黒色の光吸収粒子が添加された液状体を充填し、スキージする等して余分な材料を取り除くとともに、紫外線を照射することで硬化させて光吸収部13、13、…を形成する。これにより光学機能シート層11が製造される。このように製造された光学機能シート層11に粘着剤層17が積層される。
調色フィルム層18は、本実施形態において光学機能シート層11を密封して挟持する一対の層状体のうちの1つを構成する層である。調色フィルム層18は、Tint層と称されることもあり、PDPからの映像光の色を補正して視聴者にとって適切な色合いの映像を提供するフィルムが配置された層である。また、ネオン線も遮断するように構成されていてもよい。このフィルムには目的の色補正をすることができるように染料や顔料が含有されている。
電磁波遮断フィルム層20は、本実施形態において光学機能シート層11を密封して挟持する一対の層状体のうちの他の1つを構成する層である。電磁波遮断フィルム層20は、透光性を有するとともにPDPから発生する電磁波を遮断する役割を有するフィルムが配置された層である。かかる目的のフィルムであればその種類は特に限定されるものではないが、通常入手可能な当該フィルムとして、例えば金属メッシュによるもの、及び透明導電膜によるものを挙げることができる。
ガラス層22は、透光性を有するガラス板による層である。本実施形態の光学シート10では当該ガラス層22に各層を積層させることにより光学シート10が平坦であることを維持している。
帯電防止フィルム層23は、アンチスタティック(AS)フィルムと称されることもあるフィルムが配置された層である。これは、帯電、すなわち静電気が帯電することを防止することができるフィルムである。これには通常に入手できるASフィルムを適用することが可能である。
反射防止フィルム層24は、アンチリフレクションフィルム(AR)と称されることもあるフィルムが配置された層である。これは、外光等が画面に入射し、これが該画面で観察者側に反射してコントラストを低下させたり、画面への映り込みを防止することができるフィルムである。これには通常に入手できるARフィルムを用いることが可能である。
当該反射防止フィルム層24の代わりとして防眩フィルム層がここに配置されてもよい。防眩フィルム層はアンチグレア(AG)フィルムと称されることもあるフィルムが配置された層である。これは観察者が画面を見た時のぎらつきを防止することができるフィルムである。当該防眩フィルムも通常に入手できるAGフィルムを適用することが可能である。
ここで、帯電防止フィルム層23、反射防止フィルム層24にはそれぞれ他の層への接着のための粘着剤層を有しているが、図の見易さのため図への記載は省略した。
粘着剤層19、21は、層同士を積層貼付するための粘着剤が配置された層である。粘着剤層19、21に用いられる粘着剤は光を透過するとともに、適切に層同士を接着させることができればその材質は特に限定されるものではない。これには例えばアクリル系の共重合体等を挙げることができ、その粘着力は例えば数N/25mm〜20N/25mm程度である。
以上のような各層を有する光学シート10は、さらに次の特徴を有する。すなわち、光学シート10のうち光学機能シート層11、PETフィルム層16、及びこれに積層される粘着剤層17が他のいずれの層よりも縦横長さが小さく形成され、他の層は縦横が大きくされている。そして、当該小さく形成された光学機能シート層11、PETフィルム層16、及び粘着剤層17はこれより大きく形成された他の層間に配置される。本実施形態では具体的には、光学機能シート層11、PETフィルム層16、及び粘着剤層17は、調色フィルム層18と、電磁波遮断フィルム層20との間に配置されている。図1にAで示す小さくする程度は特に限定されるものではないが、後述するように適切な端部を覆うことができる観点からAの大きさは5mm以上であることが好ましい。またこの距離Aの上限は映像に影響を与えない範囲であれば特に限定されるものではない。
さらに、図1に示したように、光学機能シート層11の一方の面側に配置される調色フィルム層18、及びこれに具備される粘着剤層19の端部は、光学機能シート層11、PETフィルム層16、及び粘着剤層17の端部、端面を覆うように電磁波遮断フィルム層20に接着されている。これにより該光学機能シート層11、PETフィルム層16、及び粘着剤層17は、調色フィルム層18と、電磁波遮断フィルム層20との間に挟まれるとともに、これらに密封されたように構成される。従って、光学機能シート層11、PETフィルム層16、及び粘着剤層17への湿度の影響を減らすことができる。これにより、例えば高温高湿度環境であっても光学機能シート層11とPETフィルム層16との剥離を防止することが可能となる。また、光学機能シート層11は、2つの層に挟持されている姿勢なので長期間にわたり、安定して光学機能シート層11を保持することができる。
図5は第二実施形態にかかる本発明の光学シート30の断面で、層構成を模式的に表した図である。光学シート30は、第一実施形態の光学シート10の光学機能シート層11とPETフィルム層16との間に1枚の光学機能シート層31が配置されたものである。このとき、プリズム部32及び光吸収部(図には表れない。)が光学機能シート層11のプリズム部12、12、…及び光吸収部13、13、…と直交するように配置される。従って、光学機能シート層31のプリズム部32と光吸収部とは紙面奥/手前方向に交互に並列されている。
図6は第三実施形態にかかる本発明の光学シート40の断面で、層構成を模式的に示した図である。光学シート40は、第一実施形態の光学シート10に配置されていたガラス層22が具備されておらず、光学機能シート11の光吸収部13における幅広の底辺側に粘着剤層17が配置されている。従って、これを介して、該光学機能シート層11及びPETフィルム層16が電磁波遮断フィルム層20に接着されている。また、PETフィルム層16の面のうち光学機能シート層11が配置される面とは反対側の面には、両面に粘着剤層19、21を備える調色フィルム層18が配置されている。そして、該調色フィルム層18の粘着剤層21側にはPETフィルム層16が、粘着剤層19側には帯電防止フィルム層23、反射防止フィルム層24が直接積層されている。また、電磁波遮断フィルム層20の粘着剤層17とは反対側の面には粘着剤層26がさらに配置されている。かかる構成により、後述するように光学シート40をPDP2(図9参照)に直接貼付することが可能となる。
図7は第四実施形態にかかる本発明の光学シート50の断面で、層構成を模式的に示した図である。光学シート50は、第一実施形態の光学シート10における調色フィルム層18、粘着剤層19が配置された位置に、防湿フィルム層27及び粘着剤層28が配置された例である。他の層については上記光学シート10の説明と共通なので説明を省略する。また調色フィルム層18は電磁波遮断フィルム層20とガラス層22との間に積層されている。
防湿フィルム層27は、防水、防湿の機能を有するフィルムが積層された層である。当該防湿フィルム層27にはいわゆる光学的な機能は備えられていない。しかし、例えば光学的な機能を有するフィルム層の全てを光学機能シート層11の一方面側に配置する必要がある場合に防湿フィルム層27を光学機能シート層11の他方面側に備えれば本発明の上記効果を有するものとなる。
防湿フィルム層27に備えられるフィルムは、防水及び防湿の機能を有するものであれば特に限定されることはないが酸化アルミニウムやシリカを蒸着したPETを好ましく用いることができる。
ここまで説明した光学シート10、30、40、50において、上記本発明の特徴を備えるものであれば各層が積層される順、採用される層の種類は特に限定されることはない。例えば、調色フィルム層と電磁波遮断フィルム層とが入れ替わった配置や、調色フィルム層側に他の層が積層される配置等を挙げることができる。また、上記した機能のフィルム層の他にもネオン線を遮断するフィルム層、赤外線を遮断するフィルム層、紫外線を遮断する層等が積層されてもよい。さらには、1枚のフィルムで2つの機能を有するフィルムが用いられてもよく、例えば1枚のフィルムでARと及びASの機能を有するものを挙げることができる。
その他、上記光学シート10、30、40、50の光学機能シート層11ではバインダー部に光吸収粒子を含有させることにより、光吸収部が光を吸収可能としている。しかし、光吸収部は光吸収可能とされればよく必ずしも上記構成である必要はない。例えば、光吸収部全体に黒又は他の着色された光硬化性の樹脂を充填させてもよい。これによっても本発明の光学シートとすることが可能である。この場合には、上記のようにプリズム部を形成した後、光吸収部となる部位に当該樹脂を充填し、紫外線等を照射させることにより光吸収部を形成することができる。
また、基材層については、必ずしもPETを材料とすることはなく、その他にもポリブチレンテレフタレート樹脂(PBT)、又はポリトリメチレンテレフタレート樹脂(PTT)等の「ポリエステル系樹脂」を用いることができる。本実施形態では、性能に加え、量産性、価格、入手可能性等の観点からPETを主成分とする樹脂が好ましい材料であるとして説明した。
かかる構成の光学シート10は例えば次のように製造される。ガラス層22となるガラス板の一方の面側に電磁波遮断フィルム層20及び光学機能シート層11が積層されたPETフィルム層16を枚葉にて、それぞれ1枚ずつ貼合する。そして調色フィルム層18となるフィルムを光学機能シート層11に対して外周が同じようにはみ出すように貼り合わせる。当該貼り合わせにより光学機能シート層11の端部は閉鎖される。
次に、以上のような本発明の光学シート10、40が表示装置であるプラズマテレビ1、1’に取り付けられた時の構成について説明する。図8、図9は光学シート10、40がPDP2の映像出射側に配置され、当該PDP2及び光学シート10がプラズマテレビ1、1’に備えられたときの該PDP2及び光学シート10が配置される部分の層構成を模式的に示した図である。図8、図9では紙面右が観察者側である。
表示装置1はいわゆるガラスフィルタ方式のプラズマテレビ1で、図8に示したように、本発明の光学シート10は、映像源であるPDP2からFで示した間隙を有して配置されている。
表示装置1’はいわゆる直貼り方式のプラズマテレビ1’で、図9に示したように、本発明の光学シート40は、映像源であるPDP2の映像出射面に直接積層される。このとき粘着剤層26により光学シート40がPDP2に貼付される。
以上のような構成を備える光学シートに関して、以下に実施例を示し、さらに詳しく説明する。ただし、本発明は実施例の範囲に限定されるものではない。
実施例では、環境試験を行い、本発明の光学シート及び比較例の光学シートの密着性(剥がれ)について評価をした。以下具体的に説明する。
<試験試料>
実施例に用いる試料は、長辺1130mm、短辺640mmの大きさで、3層から構成されるシート(アクリル系粘着剤層J1:厚さ25μm、PETフィルム層J2:厚さ125μm、光学機能シート層J3:厚さ130μm)を長辺1140mm、短辺650mmの電磁波シールド層J4(粘着剤層J5付き)及び厚さ100μmのPETフィルムJ6で挟んで積層し、端部を密閉した(図10参照)。
一方、比較例に用いる試料は、上記層構成は同じとし、すべての層の外形サイズを長辺1130mm、短辺640mmで構成した。これにより試料端面において光学機能シート層、アクリル系粘着剤層、及びPETフィルム層が露出した状態となる。
<条件>
上記した本発明の光学シート及び比較例の光学シートを高温高湿機を用いて次の条件下に置くことにより環境試験を行った。
・条件1:温度60℃、湿度90%、1000時間
・条件2:温度80℃、湿度95%、1000時間
<評価>
評価は高温高湿機から試料を取り出し、常温で24時間放置した後に外周部の状態を目視により確認した。表1に結果を示す。
Figure 2009122187
表1からわかるように、比較例では条件2の場合に光学シートの外周部に剥離が認めらたが、本発明の光学シートではいずれの条件でも剥離が生じることなく、密着性は良好であった。
以上、現時点において最も実践的であり、かつ好ましいと思われる実施形態に関連して本発明を説明したが、本発明は、本願明細書中に開示された実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う光学シート、及び表示装置も本発明の技術的範囲に包含されるものとして理解されなければならない。
第一実施形態にかかる本発明の光学シートの断面を示し、その層構成を模式的に表した図である。 図1に示した光学シートの一部を拡大して示した図である。 変形例にかかる本発明の光学シートの一部を拡大して示した図である。 光吸収部が台形である例にかかる本発明の光学シートの一部を拡大して示した図である。 第二実施形態にかかる本発明の光学シートの断面を示し、その層構成を模式的に表した図である。 第三実施形態にかかる本発明の光学シートの断面を示し、その層構成を模式的に表した図である。 第四実施形態にかかる本発明の光学シートの断面を示し、その層構成を模式的に表した図である。 本発明の光学シートがガラスフィルタ方式のプラズマテレビに取り付けられた場面においてPDP及び光学シート部分の層構成を示した図である。 本発明の光学シートが直貼り方式のプラズマテレビに取り付けられた場面においてPDP及び光学シート部分の層構成を示した図である。 実施例における試料の層構成を模式的に示した図である。
符号の説明
1、1’ プラズマテレビ(表示装置)
2 プラズマディスプレイパネル(PDP、映像光源)
10、30、40、50 光学シート
11、31 光学機能シート層
12、32 プリズム部
13 光吸収部
14 バインダー部
15 光吸収粒子
16 PETフィルム層(基材層)
17 粘着剤層
18 調色フィルム層
19 粘着剤層
20 電磁波遮断フィルム層
21 粘着剤層
22 ガラス層
23 帯電防止フィルム層(AS)
24 反射防止フィルム層(AR)
27 防湿フィルム層

Claims (15)

  1. 映像光源より観察者側に配置され、該映像光源からの光を制御して前記観察者側に出射する複数の層を備える光学シートであって、
    光を透過可能にシート面に沿って並列されるプリズム部、及び前記プリズム部間に光を吸収可能に並列される光吸収部を有する光学機能シート層と、
    前記光学機能シート層より縦横が大きく形成されるとともに前記光学機能シート層を挟むように積層される一対の層状体と、を備え、
    前記一対の層状体の前記光学機能シート層より大きく形成された部分同士が接着されることを特徴とする光学シート。
  2. 前記一対の層状体の少なくとも一方が、電磁波を遮断する機能を有する層、色調を補正する層、ガラス層、帯電を防止する層、ネオン線を遮断する層、赤外線を遮断する層、紫外線を遮断する層、反射を防止する層、及び防眩機能を有する層から選ばれることを特徴とする請求項1に記載の光学シート。
  3. 前記一対の層状体の少なくとも一方が水分を透過し難い層により形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の光学シート。
  4. 前記一対の層状体の4辺のそれぞれが、前記光学機能シート層よりも10mm以上大きいことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の光学シート。
  5. 前記光学機能シート層の厚さが100〜500μmであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の光学シート。
  6. 前記光学機能シート層の前記光吸収部は、該光吸収部を構成する材料のみで形成された6μm厚さのシートの透過率測定において、透過率が40〜70%となるような光吸収性能を有するように構成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の光学シート。
  7. シート厚方向断面において、
    前記光学機能シート層の前記プリズム部は、一方のシート面側に短い上底、他方のシート面側に長い下底を有する台形状であり、
    前記光吸収部は前記一方のシート面側を底辺とする三角形であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の光学シート。
  8. シート厚方向断面において、
    前記光学機能シート層の前記プリズム部は、一方のシート面側に短い上底、他方のシート面側に長い下底を有する台形状であり、
    前記光吸収部は前記一方のシート面側に長い下底、前記他方のシート面側に短い上底を有する台形であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の光学シート。
  9. 前記プリズム部の前記上底と前記下底との間に具備される前記台形の斜辺がシート面の法線に対して0度より大きく10度以下であることを特徴とする請求項7又は8に記載の光学シート。
  10. 前記プリズム部の前記上底と前記下底との間に具備される前記台形の斜辺が折れ線状、又は曲線からなることを特徴とする請求項7〜9のいずれか一項に記載の光学シート。
  11. 前記光吸収部に平均粒径が1μm以上の光吸収粒子を含有することを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の光学シート。
  12. 前記プリズム部を形成する材料の屈折率がNp、前記光吸収部を形成する材料の屈折率がNbであるとしたとき、当該Np及びNbが1.49〜1.56の値であることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の光学シート。
  13. 前記NpとNbとの間にNp≧Nbの関係があることを特徴とする請求項12に記載の光学シート。
  14. 前記光学機能シート層の前記プリズム部及び前記光吸収部が所定の断面を有して長手方向に延在して形成されるとともに、前記光学機能シート層が2層積層され、該2層の光学機能シート層の前記長手方向が一方と他方とで直交するように積層されることを特徴とする請求項1〜13のいずれか一項に記載の光学シート。
  15. 請求項1〜14のいずれか一項に記載の光学シートが備えられることを特徴とする表示装置。
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