JP2009121653A - バルブ取付装置 - Google Patents

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昭仁 岩田
Kazuyuki Noda
和幸 野田
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Abstract

【課題】切粉、鋳剥がれ等による異物粉が油路に入り難く、更に、小型化可能なこと。
【解決手段】複数のバルブ側ポート12,18を形成したスリーブ11及びバルブ側ポート12,18を開閉するスプール14を有するスプールバルブ10は、スプールバルブ10のスリーブ11を収容し、スプールバルブ10のバルブ側ポート12,18に対向してブロック側ポート42,52を配置し、かつ、ブロック側ポート42,52からの油路43,53を内部に形成してなる支持ブロック40,50を具備し、支持ブロック40,50は、リニアソレノイドバルブ30のスプールバルブ10の半周以下を収容する凹部溝45と、凹部溝45に形成したスプールバルブ10のバルブ側ポート12,18に対応して設けた油路43,53のブロック側ポート42,52と、ブロック側ポート42,52の周囲を囲む環状に形成したシール材44,54とを具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電磁バルブ、リニアソレノイドの取付けを行うバルブ取付装置に関し、特に、リニアソレノイドの油路を形成するバルブ取付装置に関するものである。
従来のリニアソレノイドとしては特許文献1に記載のものがある。また、そのリニアソレノイドを取付けるバルブ取付装置としては、特許文献2に記載のものがある。
例えば、特許文献2には、液圧作動器と貯蔵器との間の通路に設けられ、開弁量が調整可能な常閉の特許文献1に記載のリニアソレノイドバルブと、このリニアソレノイドバルブに供給される電流に比例してリニアソレノイドバルブの開弁量を設定する油路を形成した支持ブロックとを具備するバルブ取付装置において、リニアソレノイドバルブに供給する電流で開弁量を所定の値に設定することにより、前記液圧作動器の液圧を調整する技術を開示している。
即ち、特許文献1に記載のリニアソレノイドバルブに所定の電流を供給することにより所定の電磁力を発生させ、この電磁力によりリニアソレノイドバルブに供給された電流の大きさに対応した開弁量とし、液圧作動器から作動液が開いたリニアソレノイドバルブを通って貯蔵器へ排出される。このとき、リニアソレノイドバルブを流れる作動液の流量が、液圧発生源から供給される作動液の流量と等しくなるように、流量調整弁の上流側の液圧、即ち、液圧作動器の液圧が調整され、ソレノイドの電磁力、即ち、ソレノイドに供給された電流の大きさを変えると、流量調整弁の開弁量がその電流の大きさに比例して変化するようになる。したがって、液圧作動器の液圧はソレノイドに供給される電流の大きさに対応して調整されるようになる。
特開2006−307984 特開平6−305411号公報
ところが、特許文献1及び特許文献2の技術を使用してバルブ取付装置を構成したものは、リニアソレノイドを取付ける支持ブロックがアルミニウム製で、ダイキャスト後に切削加工仕上げを行っていることから切粉、鋳剥がれ等による異物粉が油路に入り、バルブ不良を引き起こす要因となる。それを防止するために、各リニアソレノイドの油路にサブストレーナを内蔵している。しかし、サブストレーナをリニアソレノイドの数だけ配設する必要があり、サブストレーナが筒状であり、体積が大きいので、それを内蔵する支持ブロックは大きくなり、大型化及び重量の増加を引き起こしている。
そこで、この発明はかかる不具合を解決するためになされたもので、切粉、鋳剥がれ等による異物粉が油路に入り難く、更に、小型化可能なバルブ取付装置の提供を目的とするものである。
請求項1にかかるバルブ取付装置は、バルブ側ポートを形成したスリーブ及び前記バルブ側ポートを開閉する開閉弁を有するバルブと、前記バルブを電磁力で駆動するコイルとからなる電磁バルブと、前記電磁バルブの少なくとも前記開閉弁の前記スリーブの半周以下を収容する凹部溝と、前記凹部溝に形成した前記開閉弁の前記バルブ側ポートに対応して設けた油路のブロック側ポートと、前記ブロック側ポートの周囲を囲む環状に形成したシール材とからなる支持ブロックとを具備するものである。
ここで、支持ブロックが少なくとも電磁バルブのスリーブを収容するとは、電磁バルブのスリーブ以外のコイル部分またはその一部を収容するものでもよい。また、支持ブロックのブロック側ポートからの油路を内部に形成するとは、ブロック側ポートが油路に接続されることを意味し、その油路の長短を意味するものではなく、本発明を実施する場合の油路は最短距離とする可能性の高いものである。
そして、前記電磁バルブの半周以下を収容する凹部溝とは、支持ブロックが金型で成型されるものでは、前記電磁バルブのスリーブとの接触面が電磁バルブの半周以下となることを意味するものであり、金型による成型が可能な形状を特定するものであり、その断面形状がU字状を呈していてもよい。また、凹部溝に形成したバルブ側ポートに対応して設けた油路のブロック側ポートとは、前記電磁バルブのバルブ側ポートに対応して形成したブロック側ポートを意味し、ポート間による油路の結合を意味する。
更に、前記ブロック側ポートの周囲を囲む環状に形成したシール材とは、ブロック側ポートの周囲を囲むものであり、隣接するシール材と連続形成してもよいし、独立して形成してもよい。隣接するシール材と連続形成する場合には、前記ブロック側ポートの周囲を囲む環状外の連結部分の高さを低く設定するのが望ましい。
請求項2にかかるバルブ取付装置は、前記バルブ側ポートを形成したスリーブ及び前記バルブ側ポートを開閉する開閉弁を有するバルブを、スプールバルブとしたものである。即ち、少なくともスプールバルブのスリーブを収容し、前記スプールバルブの前記バルブ側ポートに対向してブロック側ポートを配置し、かつ、前記ブロック側ポートからの油路を内部に形成してなる支持ブロックは、電磁バルブの前記スリーブの半周以下を収容する凹部溝と、前記凹部溝に形成した前記スプールバルブの前記バルブ側ポートに対応して設けた油路のブロック側ポートと、前記ブロック側ポートの周囲を囲む環状に形成したシール材とを具備するものである。
ここで、支持ブロックが少なくともスプールバルブのスリーブを収容するとは、スプールバルブのスリーブ以外のコイル部分またはその一部を収容するものでもよい。また、支持ブロックのブロック側ポートからの油路を内部に形成するとは、ブロック側ポートが油路に接続されることを意味し、その油路の長短を意味するものではなく、本発明を実施する場合の油路は最短距離とする可能性の高いものである。
そして、前記電磁バルブの前記スプールバルブの半周以下を収容する凹部溝とは、支持ブロックが金型で成型されるものでは、前記スプールバルブとの接触面がスプールバルブの半周以下となることを意味するものであり、金型による成型が可能な形状を特定するものであり、その断面形状がU字状を呈していてもよい。また、凹部溝に形成したスプールバルブのバルブ側ポートに対応して設けた油路のブロック側ポートとは、前記スプールバルブのバルブ側ポートに対応して形成したブロック側ポートを意味し、ポート間による油路の結合を意味する。
更に、前記ブロック側ポートの周囲を囲む環状に形成したシール材とは、ブロック側ポートの周囲を囲むものであり、隣接するシール材と連続形成してもよいし、独立して形成してもよい。隣接するシール材と連続形成する場合には、前記ブロック側ポートの周囲を囲む環状外の連結部分の高さを低く設定するのが望ましい。
請求項3にかかるバルブ取付装置の前記支持ブロックの前記凹部溝と前記スリーブには、位置決め固定用の凹凸部を形成したものである。ここで、前記支持ブロックの前記凹部溝と前記スリーブとの位置決め固定用の凹凸部は、前記凹部溝と前記スリーブ側のどちら側に凹部または凸部を形成してもよい。
請求項4にかかるバルブ取付装置の前記支持ブロックの前記凹部溝に形成した前記ブロック側ポートは、前記全ブロック側ポートに対して配置される網板を前記ブロック側ポートの開口面に略平行してインサート成形してなるものである。
この網板はストレーナとして機能するものであるから、それに相当するメッシュの網を使用するものであり、また、当該網板は、1枚で1個または複数個のブロック側ポートに配設することができる。当然、全ブロック側ポートを1枚の網板でインサート成形するのが好適である。
請求項5にかかるバルブ取付装置の前記支持ブロックは、更に、対で設け、対で設ける支持ブロックの構成を、前記スプールバルブの残余の半周以下を収容する凹部溝と、前記凹部溝に形成した前記スプールバルブの前記バルブ側ポートに対応して設けた油路のブロック側ポートと、前記ブロック側ポートの周囲を囲む環状に形成したシール材とからなる構成としたものである。
即ち、対で設ける支持ブロックの構成は、外形形状は問わないものの、内部形状は略同じ、凹部溝、ブロック側ポート、シール材の構成を有するものである。
請求項6にかかるバルブ取付装置は、スプールバルブを受け入れる内面部及びスリーブに設けられた位置決め固定用の凹凸部に対応する凸凹部と、少なくとも前記スプールバルブのバルブ側ポートと連結する貫通した連結ポートと、前記連結ポートの前記内面部及びその反対面の外面部の周囲を独立して囲む環状に形成したシール材と、前記全連結ポートに対して前記全連結ポートの開口面に略平行してインサート成形された網板とを有する合成樹脂製の板状の補助板部材と、前記補助板部材の外面部の半周以下を収容する凹部溝及び前記補助板部材に設けられた凸凹部に対応する位置決め固定用の凹凸部と、前記スプールバルブの前記バルブ側ポートに対向する前記連結ポートと連通するブロック側ポートと、前記ブロック側ポートからの油路を内部に形成してなる合成樹脂製の支持ブロックとを具備するものである。
ここで、支持ブロックが少なくともスプールバルブのスリーブを収容するとは、スプールバルブのスリーブ以外のリニアソレノイド部分またはその一部を収容するものでもよいことを意味する。また、支持ブロックのブロック側ポートからの油路を内部に形成するとは、ブロック側ポートが油路に接続されることを意味し、その油路の長短を意味するものではなく、本発明を実施する場合の油路は最短距離とする可能性の高いものである。
そして、前記リニアソレノイドバルブの前記スプールバルブの半周以下を収容する凹部溝とは、支持ブロックが合成樹脂で成型されるものであるから、前記スプールバルブとの接触面がスプールバルブの半周以下となるものであり、その断面形状がU字状を呈していてもよい。また、補助板部材の連結ポートとは、スプールバルブのバルブ側ポートに対応し、かつ、ブロック側ポートに形成したポート間による油路の結合を意味する。
更に、補助板部材は、位置決め固定用の凹凸部、前記バルブ側ポートと前記ブロック側ポートとを連結する連結ポート、前記連結ポートの両側の周囲を囲む環状に形成したシール材、前記全連結ポートの開口面にインサート成形された網板とを有するものであり、前記凹部溝に収容される形態であればよい。
更にまた、前記連結ポートの両側の周囲を囲む環状に形成したシール材とは、ブロック側ポートの面側及びバルブ側ポートの面側の周囲を囲むものであり、隣接するシール材と連続形成してもよいし、独立して形成してもよい。隣接するシール材と連続形成する場合には、前記ブロック側ポートの周囲を囲む環状外の連結部分の高さを低く設定するのが望ましい。
請求項1のバルブ取付装置は、少なくとも電磁バルブのスリーブを収容し、前記電磁バルブのバルブ側ポートに対向してブロック側ポートを配置し、かつ、前記ブロック側ポートからの油路を内部に形成してなる合成樹脂製の支持ブロックは、前記電磁バルブの前記スリーブの半周以下を収容する凹部溝と、前記凹部溝に形成した前記電磁バルブの前記バルブ側ポートに対応して設けた油路のブロック側ポートと、前記ブロック側ポートの周囲を囲む環状に形成したシール材を具備するものである。
したがって、バルブ取付装置をアルミニウムまたは合成樹脂で形成することができ、軽量化でき、燃費を向上することができる。また、バルブ取付装置をアルミニウムのダイキャストまたは合成樹脂の射出成型によって形成できるから、切削加工の必要性がなくなり、かつ、ブロック側ポートの周囲を囲む環状に形成したシール材によって、多少の加工歪を吸収できるから、成型後に切削等の仕上げ加工を施す必要性がなくなり、切粉、鋳剥がれ等による異物粉が油路に入ることがなくなる。故に、ストレーナを組み付ける必要性がなくなり、全体をコンパクトにすることができる。勿論、他から切粉、鋳剥がれ等による異物粉が油路に入る可能性があるので、網板を全ブロック側ポートに配設することもでき、この場合でも、立体的なストレーナを組み付ける必要がなく、平面的に処理できるから、全体をコンパクトにすることができる。特に、バルブ取付装置の全体を合成樹脂で成型したものでは、その効果が顕著である。加えて、前記スプールバルブの半周以下を収容する凹部溝は、外力が直接、前記スプールバルブのバルブ側ポートの面に略垂直な方向の外力となるから、両者の密着度を大きくすることができる。
請求項2のバルブ取付装置は、少なくともスプールバルブのスリーブを収容し、前記スプールバルブのバルブ側ポートに対向してブロック側ポートを配置し、かつ、前記ブロック側ポートからの油路を内部に形成してなる合成樹脂製の支持ブロックは、前記電磁バルブの前記スプールバルブの半周以下を収容する凹部溝と、前記凹部溝に形成した前記スプールバルブの前記バルブ側ポートに対応して設けた油路のブロック側ポートと、前記ブロック側ポートの周囲を囲む環状に形成したシール材を具備するものである。
したがって、バルブ取付装置をアルミニウムまたは合成樹脂で形成することができ、軽量化でき、燃費を向上することができる。また、バルブ取付装置をアルミニウムのダイキャストまたは合成樹脂の射出成型によって形成できるから、切削加工の必要性がなくなり、かつ、ブロック側ポートの周囲を囲む環状に形成したシール材によって、多少の加工歪を吸収できるから、成型後に切削等の仕上げ加工を施す必要性がなくなり、切粉、鋳剥がれ等による異物粉が油路に入ることがなくなる。故に、ストレーナを組み付ける必要性がなくなり、全体をコンパクトにすることができる。勿論、他から切粉、鋳剥がれ等による異物粉が油路に入る可能性があるので、網板を全ブロック側ポートに配設することもでき、この場合でも、立体的なストレーナを組み付ける必要がなく、平面的に処理できるから、全体をコンパクトにすることができる。特に、バルブ取付装置の全体を合成樹脂で成型したものでは、その効果が顕著である。加えて、前記スプールバルブの半周以下を収容する凹部溝は、外力が直接、前記スプールバルブのバルブ側ポートの面に略垂直な方向の外力となるから、両者の密着度を大きくすることができる。
請求項3のバルブ取付装置にかかる前記支持ブロックの前記凹部溝と前記スリーブには、位置決め固定用の凹凸部を形成したものであるから、請求項1または請求項2の効果に加えて、間違いなく、高精度の組み付けが効率よくできる。
請求項4のバルブ取付装置にかかる前記支持ブロックの前記凹部溝に形成した前記ブロック側ポートは、前記全ブロック側ポートに対して配置される網板を前記ブロック側ポートの開口面に略平行してインサート成形したものであるから、請求項1乃至請求項3の何れか1つに記載の効果に加えて、設置のための容積が少なく、ストレーナ機能を持たせても小型化できる。
請求項5のバルブ取付装置にかかる前記支持ブロックは、更に、対で設け、対で設ける支持ブロックの構成を、前記電磁バルブの前記スプールバルブの残余の半周以下を収容する凹部溝と、前記凹部溝に形成した前記スプールバルブの前記バルブ側ポートに対応して設けた油路のブロック側ポートと、前記ブロック側ポートの周囲を囲む環状に形成したシール材としたものであるから、請求項2乃至請求項4の何れか1つに記載の効果に加えて、前記電磁バルブの両側の面を使用できる。
請求項6のバルブ取付装置は、スプールバルブを受け入れる内面部及びスリーブに設けられた位置決め固定用の凹凸部に対応する凸凹部と、少なくとも前記スプールバルブのバルブ側ポートと連結する貫通した連結ポートと、前記連結ポートの前記内面部及びその反対面の外面部の周囲を独立して囲む環状に形成したシール材と、前記全連結ポートに対して前記全連結ポートの開口面に略平行してインサート成形された網板とを有する合成樹脂製の板状の補助板部材と、前記補助板部材の外面部の半周以下を収容する凹部溝及び前記補助板部材に設けられた凸凹部に対応する位置決め固定用の凹凸部と、前記スプールバルブの前記バルブ側ポートに対向する前記連結ポートと連通するブロック側ポートと、前記ブロック側ポートからの油路を内部に形成してなる合成樹脂製の支持ブロックとを具備するものである。
したがって、全体がアルミニウムで形成されていたバルブ取付装置を合成樹脂で形成することができ、軽量化でき、燃費を向上することができる。また、バルブ取付装置を合成樹脂の射出成型によって形成できるから、切削加工の必要性がなくなり、かつ、ブロック側ポートの周囲を囲む環状に形成した補助板部材のシール材によって、多少の加工歪を吸収できるから、成型後に切削等の仕上げ加工を施す必要性がなくなり、切粉、鋳剥がれ等による異物粉が油路に入ることがなくなる。また、網板を全ブロック側ポートに配設することにより、ストレーナを組み付ける必要性がなくなり、全体をコンパクトにすることができる。勿論、他から切粉、鋳剥がれ等による異物粉が油路に入る可能性があるので、この場合でも、立体的なストレーナを組み付ける必要がなく、平面的に処理できるから、全体をコンパクトにすることができる。加えて、前記スプールバルブの半周以下を収容する凹部溝及び補助板部材は、前記支持ブロックと補助板部材に加わる外力が直接、前記スプールバルブのバルブ側ポートの面に略垂直な方向の外力となるから、両者の密着度を大きくすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。なお、実施の形態において、図中、実施の形態1と同一記号及び同一符号は、同一または相当する機能部分であるから、ここでは重複する説明を省略する。
[実施の形態1]
図1は本発明の実施の形態1にかかるバルブ取付装置の要部断面を有する正面図(a)、側面図(b)である。また、図2は本発明の実施の形態1にかかるバルブ取付装置の凹部溝の下側の平面図、図3は本発明の実施の形態1にかかるバルブ取付装置の凹部溝の上側の平面図である。
図において、スプールバルブ10の主な構成は、大きく分けて、必要数の複数のバルブ側ポート12、バルブ側ポート18を穿設した略管状のスリーブ11と、そのスリーブ11に内蔵されてバルブ側ポート12,18を開閉する摺動自在なスプール14等のバルブ部分で構成されている。更に、具体的には、スプール14を所定の定位置に弾性移動させるスプリング13、スプール14及びスプリング13等を収容する封止材16等で構成されている。また、スプールバルブ10を駆動するプランジャ21及びプランジャ21を電磁力で駆動するコイル22を有するリニアソレノイド20によって、ソレノイド部が構成されている。
即ち、バルブ部分のスプールバルブ10及びソレノイド部のリニアソレノイド20によって、リニアソレノイドバルブ30を構成している。
図1において、リニアソレノイドバルブ30を下方で受ける合成樹脂製の支持ブロック40は、射出成型で形成されたもので、少なくともスプールバルブ10のスリーブ11の下部(断面円形の下半分以下)を収容し、スプールバルブ10のバルブ側ポート12に対向してブロック側ポート42を設け、また、ブロック側ポート42からの油路43を内部に形成したものである。支持ブロック40には、複数箇所に取付用の雌ネジ46が穿設されている。
特に、図2に示すように、支持ブロック40には、リニアソレノイドバルブ30のスプールバルブ10の下半周以下(断面円形の下半分以下)を収容する凹部溝45と、凹部溝45に形成したスプールバルブ10のバルブ側ポート12に対応して設けた油路43のブロック側ポート42と、ブロック側ポート42の開口周囲を囲む環状に形成したシール材44を設けている。
リニアソレノイドバルブ30の上方を覆う合成樹脂製の支持ブロック50は、支持ブロック40と同様、射出成型で形成されたもので、少なくともスプールバルブ10のスリーブ11の上部(断面円形の上半分以下)を収容し、スプールバルブ10のバルブ側ポート18に対向してブロック側ポート52を設け、また、ブロック側ポート52からの油路53を内部に形成したものである。支持ブロック50には、複数箇所に取付孔58が穿設されている。
図3に示すように、支持ブロック50には、スプールバルブ10の上半周以下(断面円形の上半分以下)を収容する凹部溝55と、凹部溝55に形成したスプールバルブ10のバルブ側ポート18に対応して設けた油路53のブロック側ポート52と、ブロック側ポート52の周囲を囲む環状に形成したシール材54を設けている。
シール材44,54は、図2及び図3に示すように、各支持ブロック40,50を合成樹脂で成型する際に、2色成型によって形成している。シール材44,54は、エラストマーからなり、0.2〜3mm程度に半円状の断面に形成したものであり、各支持ブロック40,50のブロック側ポート42,52の周囲に平面形状が円形、長円形、四角形、長方形等のブロック側ポート42の周囲を閉じた環状に形成したものである。
この2色成型によって合成樹脂からなる支持ブロック40,50とシール材44,54とが一体化でき、両者間に完全なシール性が確保できる。しかし、各支持ブロック40,50をアルミニウムで形成することもでき、この場合には、アルミダイキャストで成型する際には、断面が略O字状の独立したエラストマーまたは合成ゴムからなるシール材44,54とすることができる。このシール材44,54と各支持ブロック40,50とは、接着剤を使用して接着することもできる。
なお、スプールバルブ10の下半周以下を支持ブロック40に収容する凹部溝45及びスプールバルブ10の上半周以下を支持ブロック50に収容する凹部溝55は、合成樹脂の射出成型またはアルミニウムのダイキャストで成型したときの型抜きの容易さから特定したものであり、180度以下の角度を意味する。
また、支持ブロック40,50の凹部溝45,55とスプールバルブ10のスリーブ11には、作業性を良くするため、位置決め固定用の凹凸部を形成している。
即ち、支持ブロック40の凹部溝45に凸部49を形成し、また、支持ブロック50の凹部溝55に凸部59を形成し、また、前記支持ブロック40の凸部49、支持ブロック50の凸部59に嵌合するスプールバルブ10のスリーブ11側には、凹部17及び凹部19を形成しており、前記支持ブロック40の凸部49とスプールバルブ10の凹部17、支持ブロック50の凸部59とスプールバルブ10の凹部19を嵌合させることにより、スプールバルブ10のバルブ側ポート12,18に対向する支持ブロック40,50のブロック側ポート42,52との位置決めを正確にすることができる。
なお、支持ブロック40,50の凹部溝45,55とスプールバルブ10のスリーブ11に形成した作業性を良くするための位置決め用の凸部49,59と凹部17,19からなる凹凸部は、凹部溝45,55とスリーブ11の何れを凸部としても、凹部としてもよい。また、スリーブ11の凸部または凹部は全周に形成してもよいが、特定方向に嵌合させることによって、方向性が画一的に決定される一部での嵌合を行う凹部または凸部の形成が望ましい。即ち、例えば、凹部溝45,55とスリーブ11の凹凸部を合わせると、スプールバルブ10のバルブ側ポート12,18に対向する支持ブロック40,50のブロック側ポート42,52との位置決めを正確に決定できる構造が望ましい。
そして、支持ブロック40,50のブロック側ポート42,52には、全ブロック側ポート42,52に対して網板47,57をブロック側ポート42,52の開口面に略平行してインサート成形している。
したがって、全ブロック側ポート42,52に対して配置される網板47,57をブロック側ポート42,52の開口面に略平行してインサート成形したものであるから、従来のように、縦に円筒状に配設する構造に比較して、ストレーナ機能を持たせても容積が少なく、小型化できる。
次に、本実施の形態1にかかるバルブ取付装置の組み立てについて説明する。
スプールバルブ10及びリニアソレノイド20によってリニアソレノイドバルブ30を構成している。この構成は、従来の構成と相違するものではないので、ここではリニアソレノイドバルブ30の完成品を使用する前提で説明する。
スプールバルブ10の下半周以下を収容する支持ブロック40の凹部溝45に、リニアソレノイドバルブ30のスプールバルブ10の部分を嵌め込む。このとき、スプールバルブ10のバルブ側ポート12に対向してブロック側ポート42を対応させ、また、シール材44がバルブ側ポート12及びブロック側ポート42の周囲に位置していることを確認する。支持ブロック40の凸部49とスプールバルブ10の凹部17とを設けたものでは、支持ブロック40の凸部49とスプールバルブ10の凹部17を嵌合させることにより、スプールバルブ10と支持ブロック40の位置決めを正確にすることができる。
同様に、支持ブロック40の凹部溝45に位置決めしたリニアソレノイドバルブ30のスプールバルブ10に対して、支持ブロック40の上半周以下を収容する凹部溝55を、リニアソレノイドバルブ30のスプールバルブ10に被せる。このとき、スプールバルブ10の複数のバルブ側ポート18に対向してブロック側ポート52を対応させ、また、シール材54がバルブ側ポート18及びブロック側ポート52の周囲に位置していることを確認する。支持ブロック50の凸部59とスプールバルブ10の凹部19とを設けたものでは、支持ブロック50の凸部59とスプールバルブ10の凹部19を嵌合させることにより、スプールバルブ10と支持ブロック40の位置決めを正確にすることができる。
シール材44がバルブ側ポート12及びブロック側ポート42の周囲に位置していること、シール材54がバルブ側ポート18及びブロック側ポート52の周囲に位置していることを確認した上で、支持ブロック50の複数箇所の取付孔58にボルト66を挿通し、支持ブロック40に穿設されている取付け雌ネジ46に対して螺合し、締付け、支持ブロック40と支持ブロック50とを一体化する。
このとき、バルブ側ポート12及びブロック側ポート42の周囲のシール材44及びバルブ側ポート18及びブロック側ポート52の周囲のシール材54が、その弾性によって、ポート間接続が行われ油圧が漏れない油路が形成できる。
なお、この実施の形態のバルブ取付装置は、スプールバルブ10と支持ブロック40との間がシール材44で、また、スプールバルブ10と支持ブロック50との間がシール材54で挟持するものであるが、バルブ側ポート12,18の数または位置によっては、支持ブロック40または支持ブロック50の一方を省略し、スプールバルブ10のサドル状の固定板とすることができる。
このように、本実施の形態のバルブ取付装置は、複数のバルブ側ポート12,18を形成したスリーブ11及びバルブ側ポート12,18を開閉するスプール14を有するスプールバルブ10と、スプールバルブ10を駆動するプランジャ21及びプランジャ21を電磁力で駆動するコイル22を有するリニアソレノイド20とから構成されるリニアソレノイドバルブ30と、リニアソレノイドバルブ30の少なくともスプールバルブ10のスリーブ11を収容し、スプールバルブ10のバルブ側ポート12,18に対向してブロック側ポート42,52を配置し、かつ、ブロック側ポート42,52からの油路43,53を内部に形成してなる合成樹脂製またはアルミニウムダイキャストで形成した支持ブロック40,50を具備し、支持ブロック40,50は、リニアソレノイドバルブ30のスプールバルブ10の半周以下を収容する凹部溝45と、凹部溝45に形成したスプールバルブ10のバルブ側ポート12,18に対応して設けた油路43,53のブロック側ポート42,52と、ブロック側ポート42,52の周囲を独立して囲む環状に形成したシール材44,54を具備するものである。
したがって、全体がアルミニウムで形成されていた支持ブロック40,50を合成樹脂で形成することができ、軽量化でき、燃費を向上することができる。また、支持ブロック40,50を合成樹脂の成型によって形成できるから、切削加工の必要性がなくなり、かつ、ブロック側ポート42,52の周囲を囲む環状に形成したシール材44,54によって、多少の加工歪を吸収でき、成型後に切削等の仕上げ加工を施す必要性がなくなり、切粉、鋳剥がれ等による異物粉が油路に入ることがなくなる。
勿論、全体がアルミニウムで形成された支持ブロック40,50でも、切削加工の必要性がなくなり、かつ、ブロック側ポート42,52の周囲を囲む環状に形成したシール材44,54によって、多少の加工歪を吸収できるから、成型後に切削等の仕上げ加工を施す必要性がなくなり、切粉、鋳剥がれ等による異物粉が油路に入ることがなくなる。何れにせよ、立体的なストレーナを組み付ける必要性がなくなり、全体をコンパクトにすることができる。勿論、他から切粉、鋳剥がれ等による異物粉が油路43,53に入る可能性があるので、網板47,57を全ブロック側ポート42,52に平面的に配設することもでき、この場合には、立体的なストレーナを組み付ける必要がなく、平面的に処理できるから、全体をコンパクトにすることができる。
図4は本発明の実施の形態1の変形例1にかかるバルブ取付装置の側面図である。
特に、図1乃至図3の実施の形態との違いは、図1乃至図3の実施の形態では、1対の支持ブロック40と支持ブロック50に対して、1本のリニアソレノイドバルブ30を配設した事例で説明したが、本発明を実施する場合には、1対の支持ブロック40と支持ブロック50に対して、3本のリニアソレノイドバルブ30を配設することもでき、必要に応じて、1対の支持ブロック40と支持ブロック50に対して、1本以上のリニアソレノイドバルブ30を配設することもできる。
図5は本発明の実施の形態1の変形例2にかかるバルブ取付装置の正面図である。
図1乃至図3の実施の形態では、1対の支持ブロック40と支持ブロック50に対して、1本のリニアソレノイドバルブ30を配設した事例で説明したが、バルブ側ポート12,18がリニアソレノイドバルブ30の下面側のみ、または上面側のみに形成したものでは、1対の支持ブロック40と支持ブロック50のうち、一方を省略することができる。
図5はその例で、図1乃至図3の実施の形態の天地を逆とし、支持ブロック40に代えてスプールバルブ10を支持ブロック50との間で挟持する把持部材60としたものである。
このように、本発明を実施する場合には、必ずしも1対の支持ブロック40と支持ブロック50を必要とするものではなく、支持ブロック40または支持ブロック50で構成することもできる。
[実施の形態2]
図6は本発明の実施の形態2にかかるバルブ取付装置の展開斜視図(a)、正面図(b)である。また、図7は本発明の実施の形態2の変形例にかかるバルブ取付装置の要部断面を有する正面図(a)、側面図(b)である。
図において、スプールバルブ10及びリニアソレノイド20によって構成されるリニアソレノイドバルブ30は、基本的に実施の形態1と相違するものではない。
図6において、リニアソレノイドバルブ30を下方で受けるベースとなる支持ブロック140は、リニアソレノイドバルブ30の少なくともスプールバルブ10のスリーブ11の略下半分以下を、補助板部材160を介して収容するものである。支持ブロック140には、スプールバルブ10のバルブ側ポート12に対向してブロック側ポート142を設け、また、ブロック側ポート142からの油路143を内部に形成したものである。この支持ブロック140には、2箇所に取付用の雌ネジ140aが穿設されている。そして、この支持ブロック140は、全体を合成樹脂の射出成型で形成している。
支持ブロック140には、リニアソレノイドバルブ30のスプールバルブ10の下半周以下を補助板部材160を介して収容する凹部溝145と、凹部溝145に形成したスプールバルブ10のバルブ側ポート12に対応して設けたブロック側ポート142とを設けている。また、支持ブロック140の凹部溝145に位置合わせ用の凹部147を設けている。
また、合成樹脂製の板状の補助板部材160は、支持ブロック140の凹部溝145に嵌合する外面部166及びリニアソレノイドバルブ30のスプールバルブ10の外面部を受け入れる内面部165を有する。補助板部材160の内面部165は、スリーブ11に設けられた位置決め固定用の凸部47aを収容する凹部161と、リニアソレノイドバルブ30の少なくともスプールバルブ10のバルブ側ポート12と連結する表裏に貫通する連結ポート162と、連結ポート162の表裏の両面側の周囲の各々を囲む環状に形成したシール材164と、全連結ポート162に対して全連結ポート162の開口面に略平行してインサート成形されたフィルタとして機能する所定のメッシュの網板163とを有する。
そして、補助板部材160の内面部165にスリーブ11に設けられた位置決め固定用の凸部47aを収容する凹部161の反対側の面、即ち、支持ブロック140の凹部溝145に嵌合する外面部166には、支持ブロック140の凹部溝145の凹部147に嵌合する凸部161aを設けている。また、フィルタとして機能する網板163は、全連結ポート162をその内部に配置できるサイズの網を補助板部材160の射出成型の際にインサート成型している。
リニアソレノイドバルブ30のスプールバルブ10の外面部を受け入れる内面部175を有する合成樹脂製の板状の補助板部材170は、内面部175にスリーブ11に設けられた位置決め固定用の凸部59aを収容する凹部171と、少なくともスプールバルブ10のバルブ側ポート18と連結する表裏に貫通する連結ポート172と、連結ポート172の表裏の両面側の周囲を独立して囲む環状に形成したシール材174と、全連結ポート172に対して全連結ポート172の開口面に略平行してインサート成形されたフィルタとして機能する所定のメッシュの網板173とを有する。
また、補助板部材170の内面部175には、スリーブ11に設けられた位置決め固定用の凸部59aを収容する凹部171が設けられている。補助板部材170の内面部175の反対側の外面部176には、支持ブロック150の凹部溝155の凹部151に嵌合する凸部171aを設けている。また、フィルタとして機能する網板173は、全連結ポート172をその内部に配置できるサイズの網を補助板部材170の射出成型の際にインサート成型したものである。
支持ブロック150は、スプールバルブ10のスリーブ11の上半分以下を補助板部材170とともに収容し、スプールバルブ10のバルブ側ポート12に対向してブロック側ポート(図示せず)を設け、また、ブロック側ポート(図示せず)からの油路(図示せず)を内部に形成したものである。支持ブロック150の2箇所には、支持ブロック140との取付け用の取付孔150aが穿設されている。
支持ブロック150には、補助板部材170とともにリニアソレノイドバルブ30のスプールバルブ10の上半周以下を収容する凹部溝155に形成したスプールバルブ10のバルブ側ポート12に対応して設けたブロック側ポート(図示せず)とを設けている。また、支持ブロック150の凹部溝155に位置合わせ用の凹部151を設けている。
ここで、本実施の形態2にかかるバルブ取付装置の組み立てについて説明する。なお、リニアソレノイドバルブ30の構成は、従来の構成と相違するものではないのでその説明を省略する。
支持ブロック140の下半周以下を収容する凹部溝145の凹部147に、板状の補助板部材160の位置決め固定用の凸部161aを嵌合させる。
このとき、補助板部材160の全連結ポート162に対向してブロック側ポート142が対応し、また、シール材164が全連結ポート162及びブロック側ポート142の周囲に位置することになる。
次に、補助板部材160の内側の内面部165に、リニアソレノイドバルブ30のスプールバルブ10を嵌め込む。このとき、スプールバルブ10のバルブ側ポート12に対向して補助板部材160の全連結ポート162を対応させる。このとき、シール材164がバルブ側ポート12及び補助板部材160の全連結ポート162の周囲に位置することになる。
そして、リニアソレノイドバルブ30のスプールバルブ10の上面に補助板部材170の内面部175を被せ、スプールバルブ10のバルブ側ポート18に対向して補助板部材170の全連結ポート172を対応させる。このとき、シール材174がバルブ側ポート18及び補助板部材170の全連結ポート172の周囲に位置することになる。
そして、支持ブロック150の凹部溝155の凹部151を、板状の補助板部材170の位置決め固定用の凸部171aに嵌合させる。このとき、補助板部材170の全連結ポート172に対向してブロック側ポート(図示せず)を対応させ、これによって、シール材174が全連結ポート172及びブロック側ポート152の周囲に位置することになる。
更に、支持ブロック150の複数箇所の取付孔150aにボルト180を挿通し、支持ブロック140に穿設されている取付け雌ネジ140aに対して螺合し、締付け、支持ブロック140と支持ブロック150とを一体化する。
このとき、バルブ側ポート12及びブロック側ポート142との間の補助板部材160の周囲のシール材164、及びバルブ側ポート18及びブロック側ポート(図示せず)との間の補助板部材170の周囲のシール材174が、その弾性によって、スプールバルブ10と支持ブロック140との間が補助板部材160のシール材164により、スプールバルブ10と支持ブロック150との間が補助板部材170のシール材174により、ポート間接続が行われ、油圧が漏れない油路が形成できる。
特に、本実施例においては、リニアソレノイドバルブ30を構成するリニアソレノイド20に対して、受座190を配設している。受座190はリニアソレノイド20の外周を収容する上面及び支持ブロック140の嵌合孔149に挿入され、係合する脚部191を有しており、受座190によってリニアソレノイド20の荷重を受け止め、リニアソレノイド20が独自に振動しないように構成されている。
本実施の形態2のバルブ取付装置においては、支持ブロック140と支持ブロック150との間に補助板部材160と補助板部材170を挟み、スプールバルブ10を挟持するものであるが、本発明を実施する場合には、一方の支持ブロック150及び補助板部材170を省略し、図5の実施の形態と同様、図7に示すように、支持ブロック150及び補助板部材170に代えてスプールバルブ10を補助板部材160を介在させて支持ブロック140で挟持する把持部材200とすることもできる。
このように、本発明を実施する場合には、必ずしも1対の支持ブロック140と支持ブロック150、補助板部材160と補助板部材170を必要とするものではなく、補助板部材160と支持ブロック140で構成することもできる。
このように、本実施の形態2のバルブ取付装置においては、複数のバルブ側ポート12,18を形成したスリーブ11及びバルブ側ポート12,18を開閉するスプール14を有するスプールバルブ10と、スプールバルブ10を駆動するプランジャ21及びプランジャ21を電磁力で駆動するコイル22を有するリニアソレノイド20とから構成されるリニアソレノイドバルブ30を有している。また、スプールバルブ10を受け入れる外面部166,176の凸部161a、凸部171aからなる凹凸部及びスリーブ11に設けられた位置決め固定用の凸部47a、凸部59aに対応する凹部161、凹部171からなる凹凸部と、リニアソレノイドバルブ30の少なくともスプールバルブ10のバルブ側ポート12,18と連結する貫通した連結ポート162,172と、連結ポート162,172の内面部165及びその反対面の外面部166の両面側の周囲を囲む環状に形成したシール材164,174と、全連結ポート162,172に対して全連結ポート162,172の開口面に略平行してインサート成形された網板163,173を有する合成樹脂製の板状の補助板部材160,170を有している。補助板部材160,170の外面部166,176の半周以下を収容する凹部溝145.155及び補助板部材160,170に設けられた位置決め固定用の凹部147、凹部151からなる凹凸部に対応する凸部161a、凸部171aからなる位置決め固定用の凹凸部と、前記スプールバルブ10のバルブ側ポート142に対向する連結ポート162,172と連通するブロック側ポート142と、ブロック側ポート142からの油路を内部に形成してなる合成樹脂製の支持ブロック140,150を有するものである。
したがって、本実施の形態のバルブ取付装置は、補助板部材160,170及び支持ブロック140,150の全体を合成樹脂で形成することができ、軽量化でき、燃費を向上することができる。また、補助板部材160,170及び支持ブロック140,150の全体を合成樹脂の射出成型によって形成できるから、切削加工の必要性がなくなり、かつ、ブロック側ポート142の周囲を囲む環状に形成した補助板部材160,170のシール材164,174によって、多少の加工歪を吸収できるから、成型後に切削等の仕上げ加工を施す必要性がなくなり、切粉、鋳剥がれ等による異物粉が油路に入ることがなくなる。また、網板163,173を全連結ポート162,172に配設することにより、ストレーナを組み付ける必要性がなくなり、全体をコンパクトにすることができる。勿論、他から切粉、鋳剥がれ等による異物粉が油路に入る可能性があるので、この場合でも、立体的なストレーナを組み付ける必要がなく、平面的に処理できるから、全体をコンパクトにすることができる。加えて、前記スプールバルブ10の半周以下を収容する凹部溝145,155及び補助板部材160,170は、支持ブロック140,150と補助板部材160,170に加わる外力が直接、全連結ポート162,172の面に略垂直な方向の外力となるから、両者の密着度を大きくすることができる。
ところで、上記各実施の形態にかかるバルブ取付装置は、支持ブロック40,50,140,150の凹部溝45,55,145,155とスプールバルブ10のスリーブ11には、位置決め用の凹凸部を形成したものであるが、位置決め用の凹凸部を省略することもできる。しかし、位置決め用の凹凸部を形成したものでは、間違いなく、高精度の組み付けが効率よくできる。
上記各実施の形態にかかるバルブ取付装置は、支持ブロック40,50,140,150の凹部溝45,55,145,155に形成したブロック側ポート42,142及び連結ポート162,172は、全ブロック側ポート42,142及び連結ポート162,172に対して配置される網板47,57,163,173をブロック側ポート42,142及び連結ポート162,172の開口面に略平行にインサート成形したものであるから、設置のための容積が少なく、ストレーナ機能を持たせても小型化できる。しかし、本発明を実施する場合には、個々のブロック側ポート42,142及び連結ポート162,172のポート毎に網板47,57,163,173を配設することができる。また、ポートの網板47,57,163,173を省略することもできる。
上記実施の形態1にかかるバルブ取付装置の支持ブロック40,50は、更に、対で設け、対で設ける支持ブロック40,50の構成を、リニアソレノイドバルブ30のスプールバルブ10の残余の半周以下を収容する凹部溝45,55と、凹部溝45,55に形成したスプールバルブ10のバルブ側ポート12,18に対応して設けた油路のブロック側ポート42,52と、ブロック側ポート42,52の周囲を囲む環状に形成したシール材44,54としたものであるから、リニアソレノイドバルブ30の両面を使用でき、ポート数を多くすることができる。
上記実施の形態2にかかるバルブ取付装置の支持ブロック140,150は、更に、対で設け、対で設ける支持ブロック140,150の構成を、リニアソレノイドバルブ30のスプールバルブ10の残余の半周以下を補助板部材160,170を介して収容する凹部溝145,155と、凹部溝145,155に形成したスプールバルブ10のバルブ側ポート12,18に対応して設けた連結ポート162,172と、ブロック側ポート142の周囲を囲む環状に形成したシール材164,174としたものであるから、リニアソレノイドバルブ30の両面を使用でき、ポート数を多くすることができる。
以上のように、図1乃至図3に示す本実施の形態1のバルブ取付装置は、複数のバルブ側ポート12,18を形成したスリーブ11及びバルブ側ポート12,18を開閉するスプール14を有するスプールバルブ10と、スプールバルブ10を駆動するプランジャ21及びプランジャ21を電磁力で駆動するコイル22を有するリニアソレノイド20とから構成されるリニアソレノイドバルブ30で説明した。
しかし、本発明を実施する場合には、リニアソレノイドバルブ30に限定されることなく、複数のバルブ側ポート12,18を形成したスリーブ11及びそのバルブ側ポート12,18を開閉するスプール14を有し、しかも、スプールバルブ10を電磁力で駆動するコイル22を有するものであればよいから、バルブ側ポート12,18を形成したスリーブ11及びバルブ側ポート12,18を開閉するスプール14に限定されない開閉弁を有するバルブであれば、切粉、鋳剥がれ等による異物粉が油路に入り難く、更に、小型化可能な効果を奏することから、特に、そのバルブを電磁力で駆動するコイル22を有してなる一般的な電磁バルブであればよい。
そして、この電磁バルブは、開閉弁を有するバルブが、直接または間接的にコイル22に通電する電磁力で駆動できるものであればよい。したがって、例えば、スプールバルブ10を駆動するプランジャ21は、スプールバルブ10とプランジャ21との間が当接するもの、または、スプールバルブ10とプランジャ21とが一体に形成されているものの何れでもよい。
したがって、そのスリーブ11を収容し、バルブ側ポート12,18に対向してブロック側ポート42,52を配置し、かつ、ブロック側ポート42,52からの油路43,53を内部に形成してなる合成樹脂製またはアルミニウムダイキャストで形成した支持ブロック40,50は、リニアソレノイドバルブ30に限定されるものではなく、バルブ側ポート12,18を形成したスリーブ11及びバルブ側ポート12,18を開閉する開閉弁を有するバルブと、前記バルブを電磁力で駆動するコイル22とを有してなる電磁バルブの形態であればよい。そして、例えば、オン・オフソレノイドであれば、開閉弁はボールに相当する。
更に、支持ブロック40,50は、電磁バルブとしてのリニアソレノイドバルブ30のスプールバルブ10の半周以下を収容する凹部溝45と、凹部溝45に形成したスプールバルブ10のバルブ側ポート12,18に対応して設けた油路43,53のブロック側ポート42,52と、ブロック側ポート42,52の周囲を独立して囲む環状に形成したシール材44,54とで形成したものであるが、本発明を実施する場合の支持ブロック40,50は、前述した電磁バルブの少なくとも開閉弁のスリーブ11の半周以下を収容する凹部溝45と、その凹部溝45に形成した開閉弁のバルブ側ポート12,18に対応して設けた油路43,53のブロック側ポート42,52と、そのブロック側ポート42,52の周囲を囲む環状に形成したシール材44,54とからなる形態を具備すればよい。
加えて、本実施の形態2のバルブ取付装置においても、複数のバルブ側ポート12,18を形成したスリーブ11及びバルブ側ポート12,18を開閉するスプール14を有するスプールバルブ10と、スプールバルブ10を駆動するプランジャ21及びプランジャ21を電磁力で駆動するコイル22を有するリニアソレノイド20とから構成される電磁バルブとしてのリニアソレノイドバルブ30を有している。また、スプールバルブ10を受け入れる外面部166,176の凸部161a、凸部171aからなる凹凸部及びスリーブ11に設けられた位置決め固定用の凸部47a、凸部59aに対応する凹部161、凹部171からなる凹凸部と、電磁バルブとしてのリニアソレノイドバルブ30の少なくともスプールバルブ10のバルブ側ポート12,18と連結する貫通した連結ポート162,172と、連結ポート162,172の内面部165及びその反対面の外面部166の両面側の周囲を囲む環状に形成したシール材164,174と、全連結ポート162,172に対して全連結ポート162,172の開口面に略平行してインサート成形された網板163,173を有する合成樹脂製の板状の補助板部材160,170を有している。補助板部材160,170の外面部166,176の半周以下を収容する凹部溝145,155及び補助板部材160,170に設けられた位置決め固定用の凹部147、凹部151からなる凹凸部に対応する凸部161a、凸部171aからなる位置決め固定用の凹凸部と、前記スプールバルブ10のバルブ側ポート142に対向する連結ポート162,172と連通するブロック側ポート142と、ブロック側ポート142からの油路を内部に形成してなる合成樹脂製の支持ブロック140,150を有するものである。
したがって、本実施の形態2のバルブ取付装置は、補助板部材160,170及び支持ブロック140,150の全体を合成樹脂で形成することができ、軽量化でき、燃費を向上することができる。また、補助板部材160,170及び支持ブロック140,150の全体を合成樹脂の射出成型によって形成できるから、切削加工の必要性がなくなり、かつ、ブロック側ポート142の周囲を囲む環状に形成した補助板部材160,170のシール材164,174によって、多少の加工歪を吸収できるから、成型後に切削等の仕上げ加工を施す必要性がなくなり、切粉、鋳剥がれ等による異物粉が油路に入ることがなくなる。このように、この実施の形態の電磁バルブとしてのリニアソレノイドバルブ30についても、切粉、鋳剥がれ等による異物粉が油路に入り難く、更に、小型化可能な効果を奏することができる。
図1は本発明の実施の形態1にかかるバルブ取付装置の要部断面を有する正面図(a)、側面図(b)である。 図2は本発明の実施の形態1にかかるバルブ取付装置の凹部溝の下側の平面図である。 図3は本発明の実施の形態1にかかるバルブ取付装置の凹部溝の上側の平面図である。 図4は本発明の実施の形態1の変形例1にかかるバルブ取付装置の側面図である。 図5は本発明の実施の形態1の変形例2にかかるバルブ取付装置の正面図である。 図6は本発明の実施の形態2にかかるバルブ取付装置の展開斜視図(a)、正面図(b)である。 図7は本発明の実施の形態1にかかるバルブ取付装置の要部断面を有する正面図(a)、側面図(b)である。
符号の説明
10 スプールバルブ
11 スリーブ
14 スプール
12,18 バルブ側ポート
30 リニアソレノイドバルブ
42,52,142 ブロック側ポート
45,55,145,155 凹部溝
44,54,164,174 シール材
162,172 連結ポート
47,57,163,173 網板
40,50,140,150 支持ブロック
160,170 補助板部材

Claims (6)

  1. バルブ側ポートを形成したスリーブ及び前記バルブ側ポートを開閉する開閉弁を有するバルブと、前記バルブを電磁力で駆動するコイルとを有してなる電磁バルブと、
    前記電磁バルブの少なくとも前記開閉弁の前記スリーブの半周以下を収容する凹部溝と、前記凹部溝に形成した前記開閉弁の前記バルブ側ポートに対応して設けた油路のブロック側ポートと、前記ブロック側ポートの周囲を囲む環状に形成したシール材とからなる支持ブロックと
    を具備することを特徴とするバルブ取付装置。
  2. 前記バルブ側ポートを形成したスリーブ及び前記バルブ側ポートを開閉する開閉弁を有するバルブは、スプールバルブとしたことを特徴とする請求項1に記載のバルブ取付装置。
  3. 前記支持ブロックの前記凹部溝と前記スリーブには、位置決め固定用の凹凸部を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のバルブ取付装置。
  4. 前記支持ブロックの前記凹部溝に形成した前記ブロック側ポートは、前記全ブロック側ポートに対して配置される網板を前記ブロック側ポートの開口面に略平行してインサート成形してなることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1つに記載のバルブ取付装置。
  5. 前記支持ブロックは、更に、対で設け、対で設ける支持ブロックの構成を、前記電磁バルブの前記スプールバルブの残余の半周以下を収容する凹部溝と、前記凹部溝に形成した前記スプールバルブの前記バルブ側ポートに対応して設けた油路のブロック側ポートと、前記ブロック側ポートの周囲を囲む環状に形成したシール材とを具備することを特徴とする請求項2乃至請求項4の何れか1つに記載のバルブ取付装置。
  6. 複数のバルブ側ポートを形成したスリーブ及び前記バルブ側ポートを開閉するスプールを有するスプールバルブと、前記スプールバルブを駆動するプランジャ及び前記プランジャを電磁力で駆動するコイルとからなるリニアソレノイドバルブと、
    前記スプールバルブを受け入れる内面部及び前記スリーブに設けられた位置決め固定用の凹凸部に対応する凸凹部と、少なくとも前記スプールバルブの前記バルブ側ポートと連結する貫通した連結ポートと、前記連結ポートの前記内面部及びその反対面の外面部の周囲を囲む環状に形成したシール材と、前記全連結ポートに対して前記全連結ポートの開口面に略平行してインサート成形された網板とを有する合成樹脂製の板状の補助板部材と、
    前記補助板部材の外面部の半周以下を収容する凹部溝及び前記補助板部材に設けられた凸凹部に対応する位置決め固定用の凹凸部と、前記スプールバルブの前記バルブ側ポートに対向する前記連結ポートと連通するブロック側ポートと、前記ブロック側ポートからの油路を内部に形成してなる合成樹脂製の支持ブロックと
    を具備することを特徴とするバルブ取付装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2010134239A1 (ja) 2009-05-20 2010-11-25 パナソニック株式会社 メール誤送信防止装置
KR20150142526A (ko) * 2014-06-12 2015-12-22 주식회사 현대케피코 솔레노이드밸브와 일체로 형성되는 밸브바디

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KR101663199B1 (ko) * 2014-06-12 2016-10-06 주식회사 현대케피코 솔레노이드밸브와 일체로 형성되는 밸브바디

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