JP2009121598A - フロート式スチームトラップ - Google Patents

フロート式スチームトラップ Download PDF

Info

Publication number
JP2009121598A
JP2009121598A JP2007296613A JP2007296613A JP2009121598A JP 2009121598 A JP2009121598 A JP 2009121598A JP 2007296613 A JP2007296613 A JP 2007296613A JP 2007296613 A JP2007296613 A JP 2007296613A JP 2009121598 A JP2009121598 A JP 2009121598A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve seat
passage
inlet
seat member
discharge passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007296613A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4971111B2 (ja
Inventor
Takeshi Fukuda
福田  剛士
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TLV Co Ltd
Original Assignee
TLV Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TLV Co Ltd filed Critical TLV Co Ltd
Priority to JP2007296613A priority Critical patent/JP4971111B2/ja
Publication of JP2009121598A publication Critical patent/JP2009121598A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4971111B2 publication Critical patent/JP4971111B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Valves (AREA)
  • Float Valves (AREA)

Abstract

【課題】 簡単且つ確実に排出通路の内面に付着した異物を洗浄できるフロート式スチームトラップを得ること。
【解決手段】 本体1と蓋2でトラップケーシングを形成し、入口5と、入口・弁座通路3と、弁室4と、出口7をそれぞれ構成する。弁室4の下部にアクチュエータで回転操作可能な状態に球形弁座部材9を配置する。球形弁座部材9にT字状の排出通路8を設ける。排出通路8の通路端10を弁室4内に開口して球形フロート13の外表面で開閉する。
球形弁座部材9を90度だけ時計方向へ回転することにより、通路端11を入口・弁座通路3側に開口し、通路端10を出口7側に開口して、通路端11,10間の排出通路8を、入口5側の流体で洗浄することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、蒸気配管系で発生するドレンをフロートの浮上降下によって自動的に排出するフロート式スチームトラップに関し、特にフロートが開閉する排出通路の内面に付着した異物を洗浄できるものに関する。
従来のフロート式トラップは、トラップケーシングで入口と弁室と出口を形成し、弁室の下部に弁室を出口側と連通する排出通路を形成し、排出通路を開閉するフロートを弁室内に配置し、排出通路内に外部から手動で進退操作可能な操作部材を配置して操作部材の進退により排出通路の内面に付着した異物を掃除するものである。
上記従来のフロート式トラップは、手動により操作部材を進退させるものであるために、排出通路の内面に付着した異物を洗浄するのに手間隙の掛かる問題点があった。
実公昭49−36747号公報
解決しようとする課題は、簡単且つ確実に排出通路の内面に付着した異物を洗浄できるようにすることである。
本発明は、トラップケーシングで入口と弁室と出口を形成し、弁室を出口側に連通する排出通路を有する球形弁座部材を回転操作可能にトラップケーシングに取り付け、弁室内に球形弁座部材に離着座して排出通路を開閉する弁部材としてのフロートを配置したものにおいて、入口と球形弁座部材を連通する入口・弁座連通路を設け、球形弁座部材にT字状の排出通路を形成して、当該球形弁座部材を外部から回転操作するアクチュエータを取り付けて、入口・弁座連通路と出口側を連通して、排出通路を洗浄することができると共に、球形弁座部材の回転操作に対向する位置に、球形弁座部材の研磨材を取り付けたものである。
本発明は、球形弁座部材を外部から回転操作して、入口・弁座連通路と出口側を連通することにより、入口側の高圧流体、すなわち、ドレンとスチームの混合流体、あるいは、ドレンが排出されると高圧スチームのみ、が高速で排出通路を通って出口側へ流下するので、排出通路の内面に付着した異物を簡単・確実に洗浄することができるという優れた効果を生じる。更に、球形弁座部材の回転操作に対向する位置に研磨材を取り付けたことにより、球形弁座部材を回転操作するごとに研磨材で研磨することができ、球形弁座部材の外表面も研磨洗浄することができる。
本発明のフロート式スチームトラップは、球形弁座部材にT字状の排出通路を形成するものであるが、スチームトラップが通常の作動によりドレンを排出通路から排出している排出方向とは反対方向の流れ方向を排出通路で発生することにより、いわゆる、逆洗することにより、排出通路をより確実に洗浄することができる。
図1において、本体1と蓋2でトラップケーシングを形成し、内部に弁室4を形成する。本体1は入口5と入口・弁座連通路3と出口通路6と出口7を有し、入口5は入口・弁座連通路3及び弁室4の上部に連通する。入口5と出口7は同一軸上に形成する。
弁室4の下部にT字状の排出通路8を開けた球形弁座部材9を回転操作可能に配置する。本実施例においては、図示しないアクチュエータをトラップケーシングの外部に取り付けて、球形弁座部材9を自動的に回転操作する。球形弁座部材9は、図1に示すように排出通路8を出口通路6に開口し、排出通路8の通路端10を弁室4内に開口し、排出通路8の通路端11は研磨部材12により閉塞状態で配置する。球形弁座部材9は、図示しないトラップケーシング外部に取り付けた回転ハンドル等により、図1の状態から90度だけ時計方向へ回転すると、排出通路8が研磨部材12で閉塞状態になると共に、通路端11が入口・弁座連通路3に開口し、通路端10が出口通路6に開口することができるものである。弁室4内に弁座部材9の弁室側端面に離着座して排出通路8、図1の場合は通路端10を開閉する中空球形のフロート13を自由状態で配置する。フロート13が通路端10を閉じた位置で当接するフロート座14をフロート13の下方に設ける。
図1において、入口5から流入したドレンの一部は入口・弁座連通路3内へ流下し、残余のドレンは弁室4内へ流下する。入口・弁座連通路3内へ流下したドレンは、球形弁座部材9によって出口7側へ流下することはなく、入口・弁座連通路3内を満たしたドレンは弁室4内へ溢流する。弁室4内に溜まったドレンの液面に応じてフロート13が浮上降下して弁座部材9に離着座して排出通路8の通路端10を開閉する。通路端10が開けられると弁室4内のドレンが排出通路8と出口通路6を通して出口7に排出され、通路端10が閉じられると弁室4内のスチームの漏出が防止される。
図1の状態から球形弁座部材9を90度だけ時計方向へ回転すると、排出通路8を研磨部材12で閉塞状態にすると共に、通路端11を入口・弁座連通路3に開口し、通路端10を出口通路6に開口して、入口・弁座通路3と出口7を、通路端10,11を介して連通することができる。このように、入口・弁座通路3と出口7を連通することによって、入口・弁座通路3及び入口5側の高圧ドレン及びスチームが、通路端10,11内を流下して排出通路8の全体を洗浄することができる。また、球形弁座部材9が回転する場合に、研磨部材12で球形弁座部材9の外表面を研磨洗浄することができる。
図1の状態においては、球形弁座部材9の通路端10から排出通路8側へドレンが流下するのであるが、球形弁座部材9を90度だけ時計方向へ回転した場合は、通路端11から通路端10へドレン及びスチームを流下することができ、すなわち、通路端10側を逆洗することができることとなって、より確実に排出通路8全体を洗浄することができる。
本発明のフロート式スチームトラップの断面図。
符号の説明
1 本体
2 蓋
3 入口・弁座通路
4 弁室
5 入口
7 出口
8 排出通路
9 球形弁座部材
10 通路端
11 通路端
12 研磨部材
13 フロート

Claims (1)

  1. トラップケーシングで入口と弁室と出口を形成し、弁室を出口側に連通する排出通路を有する球形弁座部材を回転操作可能にトラップケーシングに取り付け、弁室内に球形弁座部材に離着座して排出通路を開閉する弁部材としてのフロートを配置したものにおいて、入口と球形弁座部材を連通する入口・弁座連通路を設け、球形弁座部材にT字状の排出通路を形成して、当該球形弁座部材を外部から回転操作するアクチュエータを取り付けて、入口・弁座連通路と出口側を連通して、排出通路を洗浄することができると共に、球形弁座部材の回転操作に対向する位置に、球形弁座部材の研磨材を取り付けたことを特徴とするフロート式スチームトラップ。
JP2007296613A 2007-11-15 2007-11-15 フロート式スチームトラップ Active JP4971111B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007296613A JP4971111B2 (ja) 2007-11-15 2007-11-15 フロート式スチームトラップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007296613A JP4971111B2 (ja) 2007-11-15 2007-11-15 フロート式スチームトラップ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009121598A true JP2009121598A (ja) 2009-06-04
JP4971111B2 JP4971111B2 (ja) 2012-07-11

Family

ID=40813951

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007296613A Active JP4971111B2 (ja) 2007-11-15 2007-11-15 フロート式スチームトラップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4971111B2 (ja)

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5077820U (ja) * 1973-11-16 1975-07-05
JPH0571696A (ja) * 1991-09-13 1993-03-23 Tlv Co Ltd フロ―ト弁
JPH0571697A (ja) * 1991-09-13 1993-03-23 Tlv Co Ltd フロ―ト弁
JPH05106789A (ja) * 1991-10-15 1993-04-27 Tlv Co Ltd フロ―ト弁
JPH05231594A (ja) * 1992-02-14 1993-09-07 Tlv Co Ltd フロ―ト弁
JPH1030793A (ja) * 1996-07-15 1998-02-03 Tlv Co Ltd フロ―ト式スチ―ムトラップ
JP2001050490A (ja) * 1999-08-11 2001-02-23 Tlv Co Ltd フロート式ドレントラップ
JP2002340287A (ja) * 2001-05-15 2002-11-27 Tlv Co Ltd フロート弁
JP2007285389A (ja) * 2006-04-14 2007-11-01 Tlv Co Ltd フリーフロート式ドレントラップ

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5077820U (ja) * 1973-11-16 1975-07-05
JPH0571696A (ja) * 1991-09-13 1993-03-23 Tlv Co Ltd フロ―ト弁
JPH0571697A (ja) * 1991-09-13 1993-03-23 Tlv Co Ltd フロ―ト弁
JPH05106789A (ja) * 1991-10-15 1993-04-27 Tlv Co Ltd フロ―ト弁
JPH05231594A (ja) * 1992-02-14 1993-09-07 Tlv Co Ltd フロ―ト弁
JPH1030793A (ja) * 1996-07-15 1998-02-03 Tlv Co Ltd フロ―ト式スチ―ムトラップ
JP2001050490A (ja) * 1999-08-11 2001-02-23 Tlv Co Ltd フロート式ドレントラップ
JP2002340287A (ja) * 2001-05-15 2002-11-27 Tlv Co Ltd フロート弁
JP2007285389A (ja) * 2006-04-14 2007-11-01 Tlv Co Ltd フリーフロート式ドレントラップ

Also Published As

Publication number Publication date
JP4971111B2 (ja) 2012-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5374160B2 (ja) 水処理システム用の一体型流量センサを備えたバイパス弁
JP4938629B2 (ja) フロート式スチームトラップ
JP2007107643A (ja) フロート式ドレントラップ
EP2952239A1 (en) Reverse rinsing filter
JP4971110B2 (ja) フロート式スチームトラップ
KR101189571B1 (ko) 배관에 설치되는 원터치방식 스트레이너
CN205530609U (zh) 一种全密封地漏
JP4971111B2 (ja) フロート式スチームトラップ
JP5927612B2 (ja) 給排水装置
JP2011163548A (ja) レバーフロート式ドレントラップ
JP2010266030A (ja) フロート式スチームトラップ
JP5654830B2 (ja) フロート式スチームトラップ
JP4865410B2 (ja) ドレントラップ
CN107928579A (zh) 水槽式洗碗机
JP4865409B2 (ja) ドレントラップ
CN113082814A (zh) 一种便于清洁的船舶用海水过滤装置
CN208777393U (zh) 水箱及马桶
JP2007285389A (ja) フリーフロート式ドレントラップ
JP5431253B2 (ja) フロート式スチームトラップ
JP2007187252A (ja) ドレントラップ
JP4885687B2 (ja) ドレントラップ
JP5014743B2 (ja) ドレントラップ
CN211781982U (zh) 一种电热水器的进水结构及电热水器
JP5290117B2 (ja) レバーフロート式ドレントラップ
KR101339338B1 (ko) 수전금구용 카트리지

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100917

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120326

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120403

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120405

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150413

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4971111

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250