JP2007285389A - フリーフロート式ドレントラップ - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な構造で球形弁座部材の外表面に付着した流体中の異物を掃除する。
【解決手段】 本体1と蓋2で弁ケーシングを形成する。弁ケーシングに入口5と弁室4と出口7を形成する。弁室4を出口7側に連通する排出通路8を有する球形弁座部材9を蓋2に回転操作可能に取り付ける。球形弁座部材9を外部から回転操作せしめる弁軸を球形弁座部材9に連結する。弁室4内に球形弁座部材9に離着座して排出通路8を開閉する弁部材としてのフロート11を配置する。フロート座18を弾性付勢部材としてのコイルバネ19で弾性付勢して形成し、コイルバネ19の伸縮作用によりフロート保持位置を自動的に調節する。外部から弁軸を回転操作して球形弁座部材9を回転させたときに球形弁座部材9の外表面が擦り、球形弁座部材9の外表面に付着した流体中の異物を削除する刃物部材17を蓋2に設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、蒸気や圧縮空気やガス配管系に発生するドレンを自動的に排出するフリーフロート式ドレントラップに関し、特にフロートが離着座する弁座部材の外表面に付着した流体中の異物を掃除できるものに関する。
従来のフリーフロート式ドレントラップは、弁ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、弁室を出口側に連通する排出通路を有する球形弁座部材を回転操作可能に弁ケーシングに取り付け、球形弁座部材を外部から回転操作せしめる弁軸を球形弁座部材に連結し、弁室内に球形弁座部材に離着座して排出通路を開閉するフロートを自由状態で配置し、弁室底部にフロートを保持するフロート座を設け、球形弁座部材に対面して研磨部材を配置し、外部から弁軸を回転操作して球形弁座部材の排出通路を研磨部材に対面させたときに外部から研磨部材を球形弁座部材に当接せしめると共に研磨部材を回転操作せしめる操作軸を研磨部材に連結したものであり、先ず弁軸を回転操作して球形弁座部材の排出通路を研磨部材に対面させ、次に操作軸を押圧操作して研磨部材を球形弁座部材に当接せしめ、その後操作軸を回転操作して研磨部材を回転せしめることにより、球形弁座部材の外表面に付着した流体中の異物を掃除するものである。
上記従来のフリーフロートドレントラップは、球形弁座部材の外表面に付着した流体中の異物を掃除するために、球形弁座部材を回転操作せしめる弁軸と、研磨部材を押圧及び回転操作せしめる操作軸とを必要とする。そのため、部品点数が多く構造が複雑となる問題点があった。
特許第2711606号
解決しようとする課題は、簡単な構造で球形弁座部材の外表面に付着した流体中の異物を掃除できるようにすることである。
本発明は、弁ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、弁室を出口側に連通する排出通路を有する球形弁座部材を回転操作可能に弁ケーシングに取り付け、球形弁座部材を外部から回転操作せしめる弁軸を球形弁座部材に連結し、弁室内に球形弁座部材に離着座して排出通路を開閉するフロートを自由状態で配置し、弁室底部にフロートを保持するフロート座を設けたものにおいて、外部から弁軸を回転操作して球形弁座部材を回転させたときに球形弁座部材の外表面を擦る刃物部材を弁ケーシングに設け、フロート座を弾性付勢部材で弾性付勢して形成し、弾性付勢部材の伸縮作用によりフロート保持位置を自動的に調節できるようにしたことを特徴とする。
本発明は、外部から弁軸を回転操作して球形弁座部材を回転させることにより、球形弁座部材の外表面に付着した流体中の異物を刃物部材で削除できるので、簡単な構造で球形弁座部材の外表面に付着した流体中の異物を掃除できるという優れた効果を生じる。また、本発明は、フロート座を弾性付勢部材で弾性付勢して形成し、弾性付勢部材の伸縮作用によりフロート保持位置を自動的に調節できるようにしたものであるので、球形弁座部材の外表面に付着した流体中の異物を掃除した後、球形弁座部材を回転させて排出通路をフロートで開閉される位置に戻したときに、排出通路の軸が多少傾いていても、フロート座の自動調節機能によりフロートが排出通路を閉じる位置でフロートを保持できるという優れた効果を生じる。
本発明のフリーフロート式ドレントラップは、外部から弁軸を回転操作して球形弁座部材を回転させたときに球形弁座部材の外表面を擦る刃物部材を弁ケーシングに設けたものである。そのため、外部から弁軸を回転操作して球形弁座部材を回転させることにより、球形弁座部材の外表面が刃物部材を擦り、球形弁座部材の外表面に付着した流体中の異物が削除される。このように、弁軸を回転操作するだけで、球形弁座部材の外表面に付着した流体中の異物を掃除することができる。
上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説明する(図1参照)。本体1に蓋2をボルト3で締結して弁ケーシング形成し、内部に弁室4を形成する。本体1は入口5と出口通路6と出口7を有し、入口5は弁室4の上部に連通する。入口5と出口7は同一軸上に形成する。弁室4の下部の蓋2に設けた弁座取付孔13に先端側シールリング14と球形弁座部材9と後端側シールリング15を挿入し、蓋2にねじ結合したプラグ16で保持して取り付ける。球形弁座部材9を外部から回転操作せしめる弁軸(図示せず)を紙面の手前側から蓋2を貫通して球形弁座部材9に連結する。先端側シールリング14を保持する蓋2の弁室4側端部に球形弁座部材9の外表面に沿う形状の内面を有する刃物部材17を一体に形成する。刃物部材17は別体に形成して蓋2に取り付けてもよい。刃物部材17は外部から弁軸を回転操作して球形弁座部材9を回転させたときに球形弁座部材9の外表面を擦り、球形弁座部材9の外表面に付着した流体中の異物を削除する。
排出通路8は弁室4側端の小径の先端部8aと、先端部8aの下流の下流に向かって径の拡がったテーパー部8bと、テーパー部8bの下流の大径の後端部8cから成る。蓋2は出口通路10を有し、弁室4の下部は排出通路8から出口通路10,6を介して出口7に連通する。弁室4内に弁座部材9の弁室側端面に離着座して排出通路8を開閉する弁部材としての中空球形のフロート11を自由状態で配置する。弁室4の下端の蓋2に設けたフロート座取付孔17にフロート座18と弾性付勢部材としてのコイルバネ19を挿入し、蓋2にねじ結合した袋ナット20で保持して取り付ける。フロート座18はフロート11の自重を受け、コイルバネ19によりフロート11の自重と対向する方向に弾性付勢される。コイルバネ19は伸張した状態での弾性力がフロート11の自重よりも小さく、フロート11の自重が作用し始めると圧縮されて行く。
入口5から流入したドレンは弁室4内に溜り、液面の上昇に伴ってフロート11が浮上し、弁座部材9から離座して排出通路8を開ける。排出通路8が開けられると弁室4内のドレンが排出通路8、出口通路6,10を通して出口7に排出される。ドレンの排出による液面の低下に伴ってフロート11が降下して行き、弁座部材9とフロート座18に当接する。この状態ではフロート11の自重は浮力で相殺され、コイルバネ19は圧縮されずフロート座18は上昇状態にあり、ドレンはフロート11と弁座部材9との間に形成された下部隙間より微少量排出され続ける。ドレンの微少量排出による液面の更なる低下により、フロート11の自重が液面低下分だけフロート座18に作用し、コイルバネ19が圧縮されフロート11の降下に伴ってフロート座18が徐々に降下して行く。そして、フロート11が排出通路8を完全に閉じてドレンの排出が停止される。この状態でフロート11の自重はコイルバネ19の弾性力と平衡し、排出通路8の軸が多少傾いていても、フロート11は排出通路8を閉じた位置でフロート座18に自動的に保持される。
球形弁座部材9の外表面に付着した異物を掃除する場合、図示しない弁軸を外部から回転操作して球形弁座部材9を回転させる。球形弁座部材9を回転させることにより球形弁座部材9の外表面が刃物部材17の内面を擦る。これにより、球形弁座部材9の外表面に付着した流体中の異物が刃物部材17により削除される。
本発明のフロート式ドレントラップの断面図である。
符号の説明
1 本体
2 蓋
4 弁室
5 入口
7 出口
8 排出通路
9 弁座部材
11 フロート
17 刃物部材
18 フロート座
19 コイルバネ

Claims (1)

  1. 弁ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、弁室を出口側に連通する排出通路を有する球形弁座部材を回転操作可能に弁ケーシングに取り付け、球形弁座部材を外部から回転操作せしめる弁軸を球形弁座部材に連結し、弁室内に球形弁座部材に離着座して排出通路を開閉するフロートを自由状態で配置し、弁室底部にフロートを保持するフロート座を設けたものにおいて、外部から弁軸を回転操作して球形弁座部材を回転させたときに球形弁座部材の外表面を擦る刃物部材を弁ケーシングに設け、フロート座を弾性付勢部材で弾性付勢して形成し、弾性付勢部材の伸縮作用によりフロート保持位置を自動的に調節できるようにしたことを特徴とするフリーフロート式ドレントラップ。
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