JP2009121353A - 燃料蒸気の処理方法、及び燃料蒸気処理装置 - Google Patents

燃料蒸気の処理方法、及び燃料蒸気処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】キャニスタに吸着された燃料蒸気を効率的に処理することができる燃料蒸気の処理方法、燃料蒸気処理装置を得る。
【解決手段】ハイブリッドECUは、内燃機関と電動機とを備え該内燃機関を停止させたまま走行し得るハイブリッド車両に適用され、該ハイブリッド車両のキャニスタに吸着された燃料蒸気の処理方法を実行する。このハイブリッドECUは、ハイブリッド車両の走行位置情報を検出し得る車両位置検出手段から、内燃機関が作動された走行位置情報を取得して記憶し、この記憶情報に基づいて内燃機関が作動される頻度が高い位置をハイブリッド車両が走行することを予測又は検出し、かつ燃料蒸気の処理が必要である場合に、キャニスタと内燃機関の吸気系とを連通させつつ該キャニスタからの燃料蒸気の離脱を促進するキャニスタヒータを作動させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料タンク内の燃料蒸気が車外に排出されることを抑制するための燃料蒸気の処理方法、及び燃料蒸気処理装置に関する。
ナビゲーション装置で設定した経路上において、渋滞情報や道路情報に基づいてエンジンの要求出力を演算し、これに基づいてエバポガスのパージ処理の予想を行うハイブリッド車両の制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この文献記載の装置では、総パージ可能エバポガス量≧エバポ吸着量となるように、エンジンスケジュールを設定するようになっている。
特開2005−23881号公報 特開平9−317571号公報
しかしながら、上記の如き従来の技術では、ナビゲーション装置にて目的地を設定しない場合には、パージスケジュールを設定することができず、改善の余地があった。
本発明は、上記事実を考慮して、キャニスタに吸着された燃料蒸気を効率的に処理することができる燃料蒸気の処理方法、燃料蒸気処理装置を得ることが目的である。
請求項1記載の発明に係る燃料蒸気の処理方法は、内燃機関と電動機とを備え、前記内燃機関を停止させたまま走行し得るハイブリッド車両におけるキャニスタに吸着された燃料蒸気の処理方法であって、前記ハイブリッド車両の走行位置情報を検出し得る車両位置検出手段から、前記内燃機関が作動された走行位置情報を取得して走行位置記憶手段に記憶させ、前記走行位置記憶手段の記憶情報に基づいて、前記内燃機関が作動される頻度又は時間が高い位置を前記ハイブリッド車両が走行することを予測又は検出し、かつ燃料蒸気の処理が必要である場合に、前記キャニスタと前記内燃機関の吸気系とを連通させつつ、前記キャニスタからの燃料蒸気の離脱を促進する燃料蒸気離脱促進手段を作動させる。
請求項1記載の燃料蒸気の処理方法では、ハイブリッド車両が走行した走行経路における内燃機関が作動された位置(範囲)を、車両位置検出手段から取得して走行位置記憶手段に記憶(学習)させる。そして、走行位置記憶手段に記憶された情報に基づいてハイブリッド車両が内燃機関の作動頻度が高く又は作動時間の長い位置(範囲)を走行することを予測又は検出した場合であって、キャニスタに吸着されている燃料蒸気の処理が必要であると判断した場合には、キャニスタを内燃機関の吸気系と連通させると共に燃料蒸気離脱促進手段を作動させる。これにより、キャニスタから燃料蒸気が効率的に離脱され、該燃料蒸気は内燃機関にて消費、処理される。ここで、本燃料蒸気の処理方法では、走行位置記憶手段に記憶させた内燃機関作動位置の情報に基づいて燃料蒸気の処理動作を行うため、例えばハイブリッド車両の走行経路の設定を行うことなく、内燃機関の作動(頻度が高い)時に燃料蒸気を処理することができる。
このように、請求項1記載の燃料蒸気の処理方法では、キャニスタに吸着された燃料蒸気を効率的に処理することができる。
請求項2記載の発明に係る燃料蒸気の処理方法は、前記燃料蒸気離脱促進手段として、前記キャニスタを加熱する加熱手段を用いる。
請求項2記載の燃料蒸気の処理方法では、キャニスタを加熱する簡単な方法で、該キャニスタからの燃料蒸気の離脱を促進させることができる。
請求項3記載の発明に係る燃料蒸気処理装置は、内燃機関と電動機とを備え前記内燃機関を停止させたまま走行し得るハイブリッド車両に設けられ、前記内燃機関に供給するための燃料を貯留する燃料タンクから排出された燃料蒸気を吸着するためのキャニスタと、前記内燃機関が作動されたときの前記ハイブリッド車両の走行位置を記憶し得る走行位置記憶手段と、前記キャニスタからの燃料蒸気の離脱を促進する燃料蒸気離脱促進手段と、前記キャニスタと前記内燃機関の吸気系とを連通する連通路を開閉する開閉手段と、前記走行位置記憶手段の記憶情報に基づいて、前記内燃機関が作動される頻度が高い位置を前記ハイブリッド車両が走行することが予測又は検出され、かつ燃料蒸気の処理が必要であると判断した場合に、前記開閉手段に前記連通路を開放させると共に前記燃料蒸気離脱促進手段を作動させる制御手段と、を備えている。
請求項3記載の燃料蒸気処理装置では、ハイブリッド車両が走行した走行経路における内燃機関が作動された位置(範囲)が走行位置記憶手段に記憶(学習)される。そして、制御手段は、位置記憶手段からの情報に基づいてハイブリッド車両が内燃機関の作動頻度が高く又は作動時間の長い位置(範囲)を走行することが予測又は検出され、かつキャニスタに吸着されている燃料蒸気の処理が必要であると判断した場合には、開閉手段に連通路を開放させてキャニスタと内燃機関の吸気系とを連通させると共に、燃料蒸気離脱促進手段を作動させる。これにより、キャニスタから燃料蒸気が効率的に離脱され、該燃料蒸気は内燃機関にて消費、処理される。ここで、本燃料蒸気処理装置では、走行位置記憶手段に記憶させた内燃機関作動位置の情報に基づいて制御手段が燃料蒸気の処理動作を行わせるため、例えばハイブリッド車両の走行経路の設定を行うことなく、内燃機関の作動(頻度が高い)時に燃料蒸気を処理することができる。
このように、請求項3記載の燃料蒸気処理装置では、キャニスタに吸着された燃料蒸気を効率的に処理することができる。
請求項4記載の発明に係る燃料蒸気処理装置は、請求項3記載の燃料蒸気処理装置において、前記燃料蒸気離脱促進手段は、前記キャニスタを加熱する加熱手段である。
請求項4記載の燃料蒸気処理装置では、加熱手段を作動してキャニスタを加熱する簡単な構成で、該キャニスタからの燃料蒸気の離脱を促進させることができる。
以上説明したように本発明に係る燃料蒸気の処理方法及び燃料蒸気処理装置は、キャニスタに吸着された燃料蒸気を効率的に処理することができるという優れた効果を有する。
本発明の実施形態に係る燃料蒸気の処理方法が適用され、本発明の実施形態に係る燃料蒸気処理装置11を構成する制御手段、走行制御装置としてのハイブリッドECU10について、図1〜図4に基づいて説明する。先ず、ハイブリッドECU10、燃料蒸気処理装置11が適用されるハイブリッド自動車12の概略全体構成、燃料蒸気処理装置11を含んで構成された燃料系装置18の概略構成を説明した後、ハイブリッドECU10について説明することとする。
(ハイブリッド自動車の構成)
図3には、ハイブリッドECU10によって制御されるハイブリッド自動車12の概略システム構成が模式的な平面図にて示されている。この図に示される如く、ハイブリッド自動車12は、その走行駆動源として、内燃機関であるエンジン14と、電動機(電気モータ)としての駆動用モータ16とを備えている。エンジン14は、後述する燃料系装置18により供給される燃料(この実施形態では、炭化水素燃料であるガソリン)の燃焼によって駆動力を発生するようになっている。
一方、駆動用モータ16は、インバータ20から供給される電力によって駆動力を発生するようになっている。インバータ20は、蓄電池であるバッテリ22からの直流電力を交流電力に変換してエンジン14に供給可能とされると共に、エンジン14によって駆動される発電機としてのジェネレータ24からの交流電力を駆動用モータ16に供給可能とされている。また、インバータ20は、ジェネレータ24からの交流電力を直流電力に変換してバッテリ22へ供給(充電)可能とされている。なお、バッテリ22、ジェネレータ24、駆動用モータ16間は、ケーブル25によって電気的に接続されている。
また、ハイブリッド自動車12は、エンジン14の駆動力を走行(直接駆動)用の駆動力とジェネレータ24を駆動するための駆動力とに分配すると共に、エンジン14による走行用駆動力と駆動用モータ16の駆動力とを合わせて該ハイブリッド自動車12の駆動力とするための動力分割機構26を備えている。さらに、ハイブリッド自動車12は、動力分割機構26からの駆動力を車軸28に伝達する駆動装置としてのトランスアクスル30を備えている。図示は省略するが、トランスアクスル30は、左右の車軸28により駆動される前輪32に等しく駆動力を分配すると共に、左右の前輪32の回転数差を吸収するためのディファレンシャルを含んで構成されている。
以上により、この実施形態におけるハイブリッド自動車12は、駆動用モータ16の駆動力のみにより走行するモータ走行、エンジンの駆動力を利用して走行するエンジン走行が選択可能である所謂パラレルハイブリッドシステムとされている。この実施形態で、ハイブリッド自動車12は、エンジン走行において、駆動用モータ16の駆動力の補助を受けないエンジン単独走行と、駆動用モータ16の駆動力の補助を受ける併用走行とが選択可能とされている。
また、ハイブリッド自動車12は、減速(制動)時に、左右の前輪32から伝わる動力により駆動用モータ16を回転させて発電機として機能させ、該駆動用モータ16が発電した電力をインバータ20によって直流電力に変換してバッテリ22に充電(蓄電)させることができる構成とされている。これにより、ハイブリッド自動車12では、ジェネレータ24(エンジン14)による発電、駆動用モータ16による発電(電力回生)によりバッテリ22を充電し得る構成とされている。
さらに、ハイブリッド自動車12は、外部電源によってバッテリ22を充電し得る、所謂プラグインハイブリッドシステムとして構成されている。具体的には、外部電源を接続するための電源接続端子部(プラグ部)35がケーブル25を介してバッテリ22に接続されている。すなわち、ハイブリッド自動車12は、例えば家庭用電源等によりバッテリ22を充電し得る構成であり、プラグインハイブリッドシステムを採用しないハイブリッド自動車と比較して、バッテリ22の充電可能容量が大きく設定されている。このため、ハイブリッド自動車12は、駆動用モータ16の駆動力のみで走行できる距離が長い。
これにより、ハイブリッド自動車12は、上記したパラレルハイブリッドシステムの自動車として走行するハイブリッド走行モードとしてのHVモードと、エンジン14すなわちジェネレータ24を駆動することなく電気自動車として走行する電気走行モードとしてのEVモードとを選択(切り替え)可能とされている。EVモードでは、バッテリ22に充電された電力のみによって走行しても良く、上記した制動時の電力回生を行うようにしても良い。
(燃料系装置の構成)
図4に示される如く、燃料系装置18は、エンジン14に供給する燃料(HC)を貯留するための燃料タンク34を備えている。燃料タンク34には、給油ホース36及び通気ホース38が接続されており、給油ホース36から燃料タンク34に燃料が給油され、給油時に燃料タンク34内の空気が通気ホース38より給油口に逃げるようになっている。
また、燃料タンク34内には、燃料に浮かぶフロータ40Aによって燃料の残量を検出する残量検出ユニット40、及び燃料ポンプ42が設けられている。燃料ポンプ42は、燃料チューブ44を介してエンジン14に連通されており、燃料タンク34内に貯留された燃料をエンジン14へ送出する構成とされている。この燃料ポンプ42によって送り出された燃料は、インジェクタ46によって霧化されてエンジン14の燃焼室内に噴射される構成である。
さらに、燃料タンク34の上部は、ブリーザ配管48を介して、蒸発燃料を吸着するためのキャニスタ50に接続されている。キャニスタ50は、ハウジング50A内に吸着剤としての活性炭50Bを収容して構成されている。また、ブリーザ配管48と燃料タンク34との接続部には、ベントバルブ52、COV(カットオフバルブ)54、ROV(ロールオーババルブ)56が設けられている。ベントバルブ52は、燃料タンク34の内圧がブリーザ配管48の内圧よりも高くなると開弁し、ブリーザ配管48を介して燃料タンク34内の燃料蒸気(ベーパ)を含む空気をキャニスタ50へ流すようになっている。
また、ROV56は、フロータ弁として構成されており、給油時の液面上昇により閉弁し、ベントバルブ52と燃料タンク34との接続を遮断するようになっている。さらに、ROV56は、車両転倒時等にベントバルブ52と燃料タンク34との接続部を閉弁し、ブリーザ配管48を経由して外部に燃料が漏れることを防止する機能を有している。COV54は、フロータ弁として構成されてROV56と並列に配置されており、ROV56よりさらに液面が上昇したときにベントバルブ52と燃料タンク34との連通を遮断するようになっている。COV54は、給油中の液面上昇時にはROV56閉弁後も開弁して燃料タンク34とベントバルブ52とを連通するが、車両旋回による液面揺動によりCOV54位置まで液面が到達したような場合、及び車両転倒時等には閉弁し、ベントバルブ52を通って燃料がブリーザ配管48に進入することを防止する機能を有する。
さらに、キャニスタ50には、大気と連通した大気配管58、及び、その活性炭に吸着させた燃料蒸気をパージするためのパージ配管60が接続されている。また、キャニスタ50における大気配管58の接続部分には、キャニスタ吸着量検出手段としてのHC濃度センサ62が設けられている。HC濃度センサ62は、エンジン14の燃料である炭化水素(HC)の濃度、すなわちキャニスタ50への燃料吸着量に応じた信号を出力するようになっている。また、大気配管58には、エアフィルタ64が設けられている。
パージ配管60におけるキャニスタ50への接続側と反対側の端部は、エンジン14の吸気通路66におけるスロットルバルブ68の下流部分に、開閉手段(パージ装置)としてのパージ制御弁(この実施形態ではバキュームスイッチングバルブ)70を介して接続されている。これにより、燃料系装置18では、エンジン14の作動中にパージ制御弁70が開弁されると、エンジンの吸気動作に伴って大気配管58の開口端から外気を吸い込みつつ該大気配管58、パージ配管60中のガスがエンジン14の吸気通路66に吸い込まれる流れが生成されるようになっている。
この流れによって、キャニスタ50に吸着されている燃料蒸気がキャニスタ50(の活性炭)から離脱して吸気通路66に排出される、すなわちキャニスタ50の燃料蒸気がパージされる構成である。パージ制御弁70は、後に説明するように、ハイブリッドECU10によって開弁のタイミングが制御されるようになっている。
そして、以上説明した燃料系装置18のうち、ブリーザ配管48、キャニスタ50、大気配管58、パージ配管60、HC濃度センサ62、パージ制御弁70が本発明の実施形態に係る燃料蒸気処理装置11の主要部を成している。また、燃料蒸気処理装置11は、燃料蒸気離脱促進手段、加熱手段としてのキャニスタヒータ72を備えている。キャニスタヒータ72は、例えば通電されて発熱する抵抗体が内蔵された電気ヒータ(PTCヒータ、NTCヒータ)とされている。
このキャニスタヒータ72によってキャニスタ50の活性炭50Bが直接的又は間接的に加熱されることで、該活性炭50Bからの燃料蒸気の離脱性能が向上されるようになっている。すなわち、キャニスタヒータ72は、通電されることでキャニスタ50からの燃料蒸気のパージを促進する構成とされている。
(ハイブリッドECUの構成)
図2には、制御手段、走行位置記憶手段としてのハイブリッドECU10を含むハイブリッド自動車12の制御系の概略構成がブロック図にて示されている。この図に示される如く、ハイブリッドECU10には、上記したインジェクタ46(エンジン14)、インバータ20(駆動用モータ16)、動力分割機構26、HC濃度センサ62、パージ制御弁70、キャニスタヒータ72の他に、少なくともバッテリ22の残容量に応じた信号を出力するバッテリ充電量センサ74、及び車両位置検出手段としてのナビゲーション装置76が電気的に接続されている。
ナビゲーション装置76は、例えばGPSアンテナ等を内蔵しており、該GPSアンテナで受信した複数のGPS衛星からの信号に基づいて、ハイブリッド自動車12の走行位置を検出するようになっている。この実施形態では、ナビゲーション装置76は、検出した走行位置を表示装置の画面に表示された地図上に表示したり、目的地までの経路を自動的に設定して経路案内を行ったりすることができる構成とされている。
また、図示は省略するが、ハイブリッドECU10には、上記したHC濃度センサ62、バッテリ充電量センサ74、ナビゲーション装置76等の他に、エンジン14、インバータ20(駆動用モータ16、ジェネレータ24)等の制御に必要な各種センサ類や制御対象機器等が電気的に接続されている。
ハイブリッドECU10は、例えば、CPU、RAM、ROM、及びインプットアウトプットインターフェース(I/O)がそれぞれバズに接続されて構成されたたマイクロコンピュータとして構成することができる。
このハイブリッドECU10は、上記各種のセンサ類から入力される信号から直接的又は間接的に求められる走行負荷、エンジン14の状態(暖機要否)、バッテリ22の残容量(バッテリ充電量センサ74の信号)、キャニスタ50の燃料吸着量(HC濃度センサ62の信号)、ハイブリッド自動車12の走行位置(ナビゲーション装置76の信号)等に基づいて、インジェクタ46(エンジン14)、インバータ20(駆動用モータ16)、動力分割機構26、パージ制御弁70、キャニスタヒータ72等を制御するように構成されている。
具体的には、本発明の実施形態に係るハイブリッドECU10は、ハイブリッド自動車12がジェネレータ24によるバッテリ22への充電(エンジン14の作動)を伴わなずに走行する上記EVモードと、上記エンジン走行(エンジン単独走行、併用走行)及びモータ走行を切り替えつつ走行するHVモード(パラレルハイブリッドシステムの実行モード)とを、走行負荷、エンジン14の状態(暖機要否)、バッテリ22の残容量(バッテリ充電量センサ74の信号)等に基づいて適正に選択する制御を行うようになっている。また、ハイブリッドECU10は、ハイブリッド自動車12の走行位置、キャニスタ50の燃料吸着量(HC濃度センサ62の信号)等に基づいて、キャニスタ50に給茶機されている燃料蒸気のパージを行わせるパージ制御を行うようになっている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
上記構成のハイブリッドECU10、燃料蒸気処理装置11が適用されたハイブリッド自動車12では、PHVシステムのON状態とされると、例えば乗員の操作に応じて走行する。この際、ハイブリッドECU10は、バッテリ充電量センサ74や各種センサからの情報に基づいて、EVモード、HVモード(エンジン単独走行、併用走行、モータ走行)を適宜切り替える。
そして、ハイブリッドECU10では、ハイブリッド自動車12の走行中(PHVシステムがONである期間中)に、キャニスタ50に吸着されている燃料蒸気を適宜パージさせる燃料蒸気処理装置11に対する制御を行う。以下、このハイブリッドECU10による制御について、図1に示されるフローチャートを参照しつつ説明する。
図1に示される如く、上記構成のハイブリッドECU10では、例えばスタートスイッチの操作によりイグニッションON状態にされると、ステップS10でPHV(プラグインハイブリッド)システムを起動する。すると、ハイブリッドECU10は、先ず、ステップS12〜S18の学習モードを実行する。学習モードのステップS12では、エンジン14が作動中であるか否かを判断する。エンジン14が作動中でないと判断した場合にハイブリッドECU10は、後述するパージモードのステップS20に進む。
一方、エンジン14が作動中でないと判断した場合にハイブリッドECU10は、ステップS14に進み、ナビゲーション装置76からハイブリッド自動車12の現在の走行位置情報を取得し、ステップS16に進む。ステップS16でハイブリッドECU10は、ステップS14で取得した位置情報を、エンジン14が作動されたエンジン作動位置情報として記憶(順次蓄積)する。次いで、ハイブリッドECU10は、ステップS18に進み、蓄積されたエンジン作動位置情報に基づいて、エンジン14の作動頻度が高い走行位置の範囲、エンジン14の作動時間が長い走行位置の範囲を、パージ推奨走行位置(範囲)として設定(追加、更新を含む)する。
以上により、ハイブリッドECU10では、走行に伴う学習により、パージ推奨位置が設定、追加、更新等される。次いで、ハイブリッドECU10は、ステップS20〜S32のパージモードに進む。
パージモードのステップS20でハイブリッドECU10は、ナビゲーション装置76からの現走行位置(の時間変化、走行経路)情報から、ハイブリッド自動車12がパージ推奨位置に向かって走行しており、かつパージ推奨位置に近接している(到達までの時間所定時間以内である)か否かを判断する。ハイブリッド自動車12がパージ推奨位置に近接していないと判断した場合、ハイブリッドECU10は、ステップS12に戻る。
一方、ハイブリッド自動車12がパージ推奨位置に近接していると判断した場合、ハイブリッドECU10は、ステップS22に進み、HC濃度センサ62からの信号に基づいて、キャニスタ50への燃料吸着量に対応するHC濃度が閾値以上であるか否か、すなわちキャニスタ50からの燃料蒸気のパージが必要であるか否かを判断する。HC濃度が閾値以上ではないと判断した場合、ハイブリッドECU10は、ステップS12に戻る。
他方、HC濃度が閾値以上である、すなわちパージが必要であると判断したハイブリッドECU10は、ステップS24に進み、キャニスタヒータ72を作動させる。これにより、キャニスタ50の活性炭50Bが加熱されて該活性炭50Bに吸着されている燃料蒸気の離脱性能が向上する。
次いでハイブリッドECU10は、ステップS26でハイブリッド自動車12がパージ推奨位置(範囲)に到達したか否かを判断する。ハイブリッドECU10は、ハイブリッド自動車12がパージ推奨位置に到達したと判断するまでステップS26を繰り返し、自動車12がパージ推奨位置に到達したと判断すると、ステップS28でエンジン14を作動させる。なお、このステップS26、S28に代えて、ハイブリッド自動車12がパージ推奨位置に到達して他の条件によりエンジン14が作動されるのを待つようにしても良い。
そして、ハイブリッドECU10は、ステップS30に進み、パージ制御弁70を開弁させる。これにより、大気配管58の大気開放端からHC濃度センサ62、キャニスタ50、パージ配管60を経由して吸気通路66に至る空気流が生成され、キャニスタ50の活性炭50Bに吸着されている燃料蒸気がパージされ、エンジン14にて消費される。
さらにハイブリッドECU10は、ステップS32に進み、キャニスタ50に吸着された燃料蒸気のパージが終了したか否かを判断する。この判断は、例えばHC濃度センサ62からの信号に基づくHC濃度がステップS22とは別の閾値(ステップS22の閾値よりも低濃度側の値)以下であるか否か、パージ開始からの経過時間等に基づいて行う。パージが終了していないと判断した場合、ハイブリッドECU10は、ステップS28に戻り、エンジン14の作動を維持させる。
ステップS32でパージが終了したと判断したハイブリッドECU10は、パージモードを終了し、ステップS34に進む。ステップS34でハイブリッドECU10は、PHVシステムがOFFされたか否かを判断する。ステップS34でPHVシステムがOFFされていないと判断したハイブリッドECU10は、ステップS12に戻る。他方、例えばイグニッションOFF等によってPHVシステムがOFFされた場合、ハイブリッドECU10は、PHVシステムがOFFされた判断し、制御を終了する。
ここで、ハイブリッドECU10では、ナビゲーション装置76からの情報に基づいて、エンジン14の作動(時期)とハイブリッド自動車12の位置とを関連付けて、エンジン作動位置情報として記憶するので、該エンジン作動位置情報の蓄積によってパージ推奨位置を設定(学習)することができる。これにより、ハイブリッドECU10は、キャニスタ50に吸着されている燃料蒸気をパージする位置すなわちタイミングを予め設定することができるので、パージに適した制御を行うことができる。
具体的には、ハイブリッドECU10、該ハイブリッドECU10により制御される燃料蒸気処理装置11では、例えばキャニスタ50に吸着されている燃料蒸気のパージのタイミングに合わせて空燃比等をコントロールして、該パージの際にエンジン14を案手して動作させることができる。すなわち、本ハイブリッドECU10、燃料蒸気処理装置11では、キャニスタ50の燃料蒸気のパージに伴うハイブリッド自動車12のドライバビリティの悪化を抑制しつつ、該キャニスタ50の蒸発燃料のパージ量を増す制御が可能になり、効率的に燃料蒸気を処理することができる。
このように、ハイブリッドECU10、燃料蒸気処理装置11では、エンジン14の作動時間が長いか又は作動頻度が高いパージ推奨位置においてキャニスタ50に吸着されている燃料蒸気のパージを行うので、換言すれば、キャニスタ50に吸着されている燃料蒸気のパージのためにエンジン14を作動することが抑制されるので、ハイブリッド自動車12の燃費向上に寄与する。
また、ハイブリッドECU10、燃料蒸気処理装置11では、ハイブリッド自動車12がパージ推奨位置に近接するとキャニスタヒータ72を作動するので、パージ推奨位置への到達前に予めキャニスタ50の活性炭50Bを加熱して燃料蒸気の離脱性能を向上させておくことができる。これにより、ハイブリッドECU10では、一層効率的(より短時間又は少ない回数で)に燃料蒸気を処理することができる。
しかも、ハイブリッドECU10、燃料蒸気処理装置11では、HC濃度が高い場合すなわちキャニスタ50の燃料蒸気吸着量が多い場合にパージ動作を実行するので、キャニスタ50の燃料蒸気吸着量が少ない場合すなわちキャニスタ50に吸着されている燃料蒸気のパージが要求されない場合には、キャニスタヒータ72を作動させず、消費エネルギの節約(節電)を図ることができる。
なお、上記した実施形態では、燃料蒸気処理装置11が燃料蒸気離脱促進手段としてのキャニスタヒータ72を備えた例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、キャニスタヒータ72に代えて、又はキャニスタヒータ72と共に燃料蒸気離脱促進手段としてのパージポンプ80を備えて、燃料蒸気処理装置11が構成されても良い。パージポンプ80は、例えば作動して負圧を生じる負圧ポンプとされ、図5に例示される如くパージ配管60におけるキャニスタ50とパージ制御弁70との間に配置されれば良い。
また、上記した実施形態では、ナビゲーション装置76が取得した位置情報をハイブリッドECU10が記憶する例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、ナビゲーション装置76とハイブリッドECU10とを一体に構成しても良く、ハイブリッドECU10にGPSアンテナ等を設けてナビゲーション装置76を不要としても良く、ナビゲーション装置76及びハイブリッドECU10(メインコントローラ)とは別に本発明の制御手段に相当するパージECU(サブコントローラ)等を設けても良い。すなわち、上記した実施形態の各処理を実行するデバイスによって本発明が限定されることはない。
したがって、本発明は、上記した実施形態のように学習モードとパージモードとを直列的に処理する方法、構成に限定されることはなく、これらを平行して処理する方法、構成としても良い。また、本発明に係る燃料蒸気の処理方法は、図1に例示したフローによる処理に限定されることはなく、各種変更して実施することができる。
さらに、本発明に係る蒸発燃料処理装置は、図4に例示した燃料蒸気処理装置11に限定されることはなく、各種変形して実施することができる。
またさらに、上記した実施形態では、ハイブリッドECU10、11がプラグインハイブリッドのハイブリッド自動車12に適用された例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、外部電源による充電をすることがないパラレルハイブリッドやエンジン14を発電のためにのみ用いるシリーズハイブリッドの自動車に本発明を適用しても良い。
本発明の実施形態に係るハイブリッドECUが実行する制御フローを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るハイブリッドECUのセンサ類及び被制御機器との電気的接続を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るハイブリッドECUが適用されたハイブリッド自動車の概略全体構成を模式的に示す平面図である。 本発明の実施形態に係るハイブリッドECUが適用されたハイブリッド自動車の燃料系装置を示す模式図である。 本発明の実施形態に係るハイブリッドECUが適用されたハイブリッド自動車の燃料系装置の変形例を示す模式図である。
符号の説明
10 ハイブリッドECU(走行位置記憶手段、制御手段)
11 燃料蒸気処理装置
12 ハイブリッド自動車(ハイブリッド車両)
14 エンジン(内燃機関)
16 駆動用モータ(電動機)
34 燃料タンク
50 キャニスタ
70 パージ制御弁(開閉手段)
72 キャニスタヒータ(燃料蒸気離脱促進手段、加熱手段)
76 ナビゲーション装置(車両位置検出手段)
80 パージポンプ(燃料蒸気離脱促進手段)

Claims (4)

  1. 内燃機関と電動機とを備え、前記内燃機関を停止させたまま走行し得るハイブリッド車両におけるキャニスタに吸着された燃料蒸気の処理方法であって、
    前記ハイブリッド車両の走行位置情報を検出し得る車両位置検出手段から、前記内燃機関が作動された走行位置情報を取得して走行位置記憶手段に記憶させ、
    前記走行位置記憶手段の記憶情報に基づいて、前記内燃機関が作動される頻度又は時間が高い位置を前記ハイブリッド車両が走行することを予測又は検出し、かつ燃料蒸気の処理が必要である場合に、前記キャニスタと前記内燃機関の吸気系とを連通させつつ、前記キャニスタからの燃料蒸気の離脱を促進する燃料蒸気離脱促進手段を作動させる燃料蒸気の処理方法。
  2. 前記燃料蒸気離脱促進手段として、前記キャニスタを加熱する加熱手段を用いる請求項1記載の燃料蒸気の処理方法。
  3. 内燃機関と電動機とを備え前記内燃機関を停止させたまま走行し得るハイブリッド車両に設けられ、前記内燃機関に供給するための燃料を貯留する燃料タンクから排出された燃料蒸気を吸着するためのキャニスタと、
    前記内燃機関が作動されたときの前記ハイブリッド車両の走行位置を記憶し得る走行位置記憶手段と、
    前記キャニスタからの燃料蒸気の離脱を促進する燃料蒸気離脱促進手段と、
    前記キャニスタと前記内燃機関の吸気系とを連通する連通路を開閉する開閉手段と、
    前記走行位置記憶手段の記憶情報に基づいて、前記内燃機関が作動される頻度又は時間が高い位置を前記ハイブリッド車両が走行することが予測又は検出され、かつ燃料蒸気の処理が必要であると判断した場合に、前記開閉手段に前記連通路を開放させると共に前記燃料蒸気離脱促進手段を作動させる制御手段と、
    を備えた燃料蒸気処理装置。
  4. 前記燃料蒸気離脱促進手段は、前記キャニスタを加熱する加熱手段である請求項3記載の燃料蒸気処理装置。
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