JP2009121045A - 面付錠の固定構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】錠ケースの締め付け負荷が直接的にガラス開閉体に加わらないようにし、ガラス開閉体の破損、錠ケースの変形を防止し、錠ケースを確実に固定する。
【解決手段】面付錠の固定構造において、ガラス開閉体11bを表裏から挟む一対の錠ケース21a,21bと、一方の錠ケース21bに基端部が固定されガラス開閉体11bを貫通して他方の錠ケース11aに挿入され先端面に雌ネジを有するスタッドナット301と、他方の錠ケース21a内に基端部が固定され先端部が自由端となる片持ち固定プレート305と、片持ち固定プレート305の先端部とスタッドナット301の先端面との間に設けられた締め付け間隙と、片持ち固定プレート305の先端部を貫通してスタッドナット305の雌ネジに螺合される取付ネジ321とを設けた。
【選択図】 図4

Description

本発明は、扉表面に取付けられる面付錠の固定構造に関し、特に、締め付け歪みの小さいガラス扉に用いて好適なものである。
近年、ガラス素材の強度向上によって全面ガラス扉が多用されるようになってきている。全面ガラス扉は、例えばオフィスビルの玄関や店舗の入り口に設置される場合に、施錠装置を設ける必要がある。従来、この種の全面ガラス扉に施錠装置を設ける場合には、吊元金具や、上框、下框或いは中央部に付設した金属枠部に施錠装置を設けるのが一般的であった。ところが、施錠装置を設けるために金属枠部分を付設するのでは、折角の全面ガラス扉の意匠性を低下させることがあり、好ましくはこれら金属枠部分が設けられない方が良い。このような不具合を解消するものに、扉ガラス素材に直接穿設した取付穴を利用して、施錠装置のみを全面ガラス扉に取り付けた特許文献1のドア錠が提案されている。このドア錠によれば、全面ガラス扉に施錠装置を設けるための金属枠部を付設せずに、全面ガラス扉の開閉端にドア錠のみを取り付けでき、全面ガラス扉の意匠性を損ねず、見栄えを向上させることができた。
特表2002−523660号公報
上記した従来のドア錠は、扉ガラス素材に直接穿設した取付穴を利用して取付けできることから、金属枠部分を付設する場合に比べ、全面ガラス扉の意匠性を低下させずに済む。すなわち、一方の錠ケースに設けたスタッドナットを、全面ガラスの取付穴を介して他方の錠ケースに挿入し、このスタッドナットに他方の錠ケースを螺着することで、扉表裏に一対の錠ケースを挟着する。このような面付錠の挟着構造では、開閉体素材が、木質素材や金属製であれば、開閉体自体の変形によって締め付け負荷の一部が吸収されるが、開閉体が上記のガラス素材である場合には、変形による応力吸収作用が極めて小さいため、締め付け力が過大となると、錠ケースが変形し、これを想定した化粧カバー等が必要となり、締め付け力がさらに大きい場合には、ガラス開閉体自体に破損の虞が生じた。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、錠ケースの取付け時の締め付け負荷が直接的にガラス開閉体に加わらない面付錠の固定構造を提供し、もって、ガラス開閉体の破損、錠ケースの変形を防止して、錠ケースの確実な固定を図ることを目的とする。
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
本発明の請求項1記載の面付錠の固定構造は、ガラス開閉体11bを表裏から挟む一対の錠ケース21a,21bと、
一方の前記錠ケース21bに基端部が固定され前記ガラス開閉体11bを貫通して他方の前記錠ケース21aに挿入され先端面に雌ネジ303を有するスタッドナット301と、
他方の前記錠ケース21a内に基端部が固定され先端部が自由端となる片持ち固定プレート305と、
該片持ち固定プレート305の先端部と前記スタッドナット301の先端面との間に設けられた締め付け間隙kと、
前記片持ち固定プレート305の先端部を貫通して前記スタッドナット301の雌ネジ303に螺合される取付ネジ321と、
を具備したことを特徴とする。
この面付錠の固定構造では、螺合固定時に、片持ち固定プレート305が取付ネジ321によって締め付けられると、先端部309が締め付け間隙kの分変形可能となり、この変形によって締め付け負荷が一部吸収されて直接的にガラス開閉体11bに加わらなくなる。
請求項2記載の面付錠の固定構造は、前記片持ち固定プレート35の先端部には前記取付ネジ321を貫通させる取付穴323が、前記片持ち固定プレート35の基端部から先端部309に向かう方向に長い長穴で形成されていることを特徴とする。
この面付錠の固定構造では、片持ち固定プレート先端部の締め付けに伴う取付穴323の変位が、長穴形状によって吸収される。つまり、取付穴323の穿設された先端部309が締め付け間隙kを縮める方向に傾斜しても、長穴の長手方向に沿って、取付ネジ321の挿入軸心gが移動可能となる。
請求項3記載の面付錠の固定構造は、前記片持ち固定プレート305が、
短冊状に形成した前記基端部307の長手方向両端から同一方向に前記先端部309a,309bを延出した一対の長板311,313と、該一対の長板の間で同一方向に前記先端部309cを延出した短板315とからなる略E字形状に形成されることを特徴とする。
この面付錠の固定構造では、一対の長板311,313の間と、短板315の先端部309cを近接させた包囲領域(他部材の配置スペース)325が確保されつつ、その周囲に複数の取付ネジ321が配置可能となる。
請求項4記載の面付錠の固定構造は、前記片持ち固定プレート305の基端部307が、選択的に挟入可能な複数枚のライナー327を介して他方の前記錠ケース21aに螺着されることを特徴とする。
この面付錠の固定構造では、ライナー枚数が選択されることで、扉厚が数種ある場合であっても、扉厚の差分がライナー327によって相殺され、各厚みの扉11bに対し、締め付け間隙kが確保可能となる。すなわち、扉厚が薄ければライナーの枚数を増やし、扉厚が厚ければライナーの枚数を減らすことで、締め付け間隔kをそれぞれに応じて確保可能となる。
本発明に係る請求項1記載の面付錠の固定構造によれば、一方の錠ケースに固定したスタッドナットを、ガラス開閉体を貫通して他方の錠ケースに挿入し、他方の錠ケース内に先端部が自由端となる片持ち固定プレートを固定し、片持ち固定プレートの先端部とスタッドナットの先端面との間に締め付け間隙を設け、片持ち固定プレートの先端部を貫通させた取付ネジをスタッドナットの雌ネジに螺合するので、螺合固定時に、片持ち固定プレートが取付ネジによって締め付けられると、先端部が締め付け間隙の分変形可能となり、この変形によって締め付け負荷が一部吸収されて直接的にガラス開閉体に加わらなくなり、ガラス開閉体の破損、錠ケースの変形を防止して、錠ケースの確実な固定を可能にすることができる。
請求項2記載の面付錠の固定構造によれば、片持ち固定プレートの先端部に、片持ち固定プレートの基端部から先端部に向かう方向に長い長穴で取付穴を形成したので、片持ち固定プレート先端部の締め付けに伴う取付穴の変位を、長穴によって吸収し、取付ネジと取付穴の干渉を防止して、締め付けをスムースにできる。
請求項3記載の面付錠の固定構造によれば、片持ち固定プレートを、基端部の長手方向両端から同一方向に延出した一対の長板と、一対の長板の間で同一方向に延出した短板とからなる略E字形状に形成したので、一対の長板の間の包囲領域に、短板の先端部を近接させて、複数の取付ネジを配置でき、一対の錠ケース同士を、例えば、包囲領域にシリンダ錠やサムターンの配置スペースを確保しながら、複数の取付ネジによって強固に固定できる。
請求項4記載の面付錠の固定構造によれば、片持ち固定プレートの基端部を、選択的に挟入可能な複数枚のライナーを介して他方の錠ケースに螺着するので、扉厚が数種ある場合であっても、ライナー枚数を選択することで、各厚みの扉に対し、上記の締め付け間隙を確保することができる。
以下、本発明に係る面付錠の固定構造の好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る固定構造を備えた面付錠の室内側から視た斜視図、図2は図1に示した面付錠の取り付けられた全面ガラス扉を室外側から視た正面図、図3は図1に示した面付錠を室外側から視た斜視図である。
本実施の形態による面付錠の固定構造は、ガラス開閉体である例えば両開きの全面ガラス扉に、面付錠の形態として好適に用いることができる。この他、当該固定構造は、片開きの全面ガラス扉、両開き・片開きのスチール扉等に用いても好適なものである。本実施の形態では、当該固定構造を備えた図1に示す面付錠100が両開きの全面ガラス扉11(11a,11b)に設けられる例を説明する。
図2に示すように、建物開口の左右にはガラスパネル13,13が設けられ、ガラスパネル13,13は開口サッシ等に取付固定されている。ガラスパネル13,13に挟まれる出入口開口部には上記した一対の全面ガラス扉11a,11bがヒンジ15,15を介して開閉自在に支持され、全面ガラス扉11a,11bは一方向、本実施の形態では室内側へ開放規制可能となる。
全面ガラス扉11a,11bは、例えば一方の全面ガラス扉11aが開閉規制され、他方の全面ガラス扉11bのみが開閉可能となる。この場合、一方の全面ガラス扉11aの開閉規制は、ヒンジ15等に設けられる開閉規制手段等によって可能となる。この状態で、他方の全面ガラス扉11bが一方の全面ガラス扉11aへ施錠されれば、一対の全面ガラス扉11a,11bの双方は、開閉規制された施錠状態となる。本実施の形態の面付錠100は、他方の全面ガラス扉11bを一方の全面ガラス扉11aへ施錠するように働く。
一方の全面ガラス扉11aには被係止体17が取り付けられ、被係止体17は面付錠100から突出するデッドボルト兼用ラッチ(以下、単に、「ラッチ」とも称す。)25の先端を係止可能としている。つまり、一方の全面ガラス扉11aが固定されている状態で、他方の全面ガラス扉11bは、ラッチ25が被係止体17に係止することで、室内側(図2の紙面裏面側)への開放が規制される。
ラッチ錠100は、錠ケース21と、開閉操作部材であるレバーハンドル23A,23Bと、ラッチ25と、レバーハンドル23A,23Bに並設される施解錠操作部材(サムターン)27と、施解錠操作部材(シリンダ錠)29と、トリガー31とが外部に表出して設けられている。錠ケース21は、他方の錠ケースである例えば室外側ケース21aと、一方の錠ケースである室内側ケース21bとからなる。室外側ケース21aと室内側ケース21bとは、全面ガラス扉11bの扉開閉端32を挟持して取り付けられる。室外側ケース21aと室内側ケース21bとのそれぞれからは、先端にハンドル部33を形成したレバーハンドル23A,23Bの軸部35が扉面37に垂直な方向で突出している。
ラッチ錠100は、全面ガラス扉11bに固定された錠ケース21から進退するラッチ25の先端を扉開閉端32から突出させて、被係止体17に係止することで全面ガラス扉11bを施錠(開扉規制状態と)する。レバーハンドル23A,23Bは、扉面37に垂直な方向で、全面ガラス扉11b及び錠ケース21を軸部35が貫通して回動自在となっている。ラッチ錠100は、レバーハンドル23A,23Bが用いられることで、開閉操作部材が例えば玉状握りハンドル等である場合に比べ、回動中心(軸部35の中心)から操作力の印加される作用点までの距離が大きく確保され、少ない回転操作力及び少ない回転角度で容易且つ確実に錠機構へ入力可能となっている。
図4は図3に示した面付錠の固定構造を表す斜視図、図5は図4に示した固定構造を構成する部材の分解斜視図、図6は図4に示した固定構造の水平断面図である。
本実施の形態による面付錠100の固定構造では、全面ガラス扉11bに、一対の室内側ケース21b、室外側ケース21aが表裏から挟着される。室内側ケース21bには複数、本実施の形態では3本の略パイプ状のスタッドナット301の基端部が固定され、スタッドナット301は全面ガラス扉11bの貫通穴302を貫通して室外側ケース21aに挿入される。スタッドナット301の先端面には雌ネジ303が形成されている。
室外側ケース21a内には片持ち固定プレート305の基端部307が固定され、片持ち固定プレート305は先端部309が自由端となる。本実施の形態では、片持ち固定プレート305が、短冊状に形成した基端部307の長手方向両端から同一方向に先端部309a,309bを延出した一対の長板311,313と、一対の長板311,313の間で同一方向に先端部309cを延出した短板315とからなる略E字形状に形成される。
片持ち固定プレート305は、基端部307が透孔318,318に挿通される2本の固定ネジ317,317によって室外側ケース21aの固定穴319に固定される。それぞれの先端部309a,309b、先端部309cには取付ネジ321を貫通させる取付穴323が穿設されている。取付穴323は、長板311,313、短板315の基端部から先端部309a,309b、先端部309cに向かう方向に長い長穴で形成されている。
長板311,313、短板315の先端部309a,309b、先端部309cと、スタッドナット301の先端面との間には締め付け間隙k(図6参照)が設けられる。締め付け間隙kは、例えば1mm程度に設定される。先端部309a,309b、先端部309cは、取付穴323に挿通される取付ネジ321によってスタッドナット301の雌ネジ303に螺合される。なお、図中、324はワッシャを示す。
取付穴323は、長穴で形成されることにより、先端部309a,309b、先端部309cの締め付けに伴う変位が、長穴形状によって吸収される。つまり、取付穴323の穿設された先端部309a,309b、先端部309cが締め付け間隙kを縮める方向に傾斜しても、長穴の長手方向に沿って、取付ネジ321の挿入軸心gが移動可能となる。これにより、長板311,313、短板315の締め付けに伴う取付穴323の変位を、長穴によって吸収し、取付ネジ321と取付穴323の干渉を防止して、締め付けをスムースにしている。
略E字形状に形成した片持ち固定プレート305は、一対の長板311,313の間と、短板315の先端部309cを近接させた包囲領域(他部材の配置スペース)325が確保されつつ、その周囲に複数の取付ネジ321が配置可能となる。片持ち固定プレート305によれば略E字形状に形成したので、一対の長板311,313の間の包囲領域325に、短板315の先端部309cを近接させて複数の取付ネジ321を等間隔に配置でき、一対の錠ケース21a,21b同士を、包囲領域325にシリンダ錠29やサムターン27を同軸配置しながら、強固に固定できる。なお、図4中、328はシリンダ錠29の挿通空間を示す。
図7は一枚のライナーを挟入した固定構造の水平断面図、図8は固定構造のライナー不使用状態の水平断面図である。
片持ち固定プレート305の基端部307は、選択的に挟入可能な複数枚(本実施の形態では2枚)のライナー327,327を介して室外側ケース21aに螺着される。ライナー枚数が選択されることで、全面ガラス扉11bの厚みが数種ある場合であっても、扉厚の差分がライナー327によって相殺され、各厚みの全面ガラス扉11bに対し、締め付け間隙kが確保可能となる。例えば、8,10,12mmの厚さの全面ガラス扉11b,11bA,11bBに、2mm厚のライナー327を図6に示す2枚、図7に示す1枚、図8に示す0枚で調整対応することができる。なお、図5中、331は固定ネジ317挿通用の透孔を示す。
この面付錠100の固定構造では、取付ネジ321による螺合固定時に、片持ち固定プレート305の長板311,313、短板315が取付ネジ321によって締め付けられると、先端部309a,309b、先端部309cが締め付け間隙kの分変形可能となり、この変形によって締め付け負荷が一部吸収されて直接的に全面ガラス扉11bに加わらなくなる。
したがって、上記の面付錠100の固定構造によれば、室内側ケース21bに固定したスタッドナット301を、全面ガラス扉11bを貫通して室外側ケース21aに挿入し、室外側ケース21a内に先端部309a,309b、先端部309cが自由端となる片持ち固定プレート305を固定し、片持ち固定プレート305の先端部309a,309b、先端部309cとスタッドナット301の先端面との間に締め付け間隙kを設け、先端部309a,309b、先端部309cを貫通させた取付ネジ321をスタッドナット301の雌ネジ303に螺合するので、螺合固定時に、片持ち固定プレート305が取付ネジ321によって締め付けられると、先端部309a,309b、先端部309cが締め付け間隙kの分変形可能となり、この変形によって締め付け負荷が一部吸収されて直接的に全面ガラス扉11bに加わらなくなる。この結果、全面ガラス扉11bの破損、錠ケース21の変形を防止して、錠ケース21の確実な固定を可能にすることができる。
なお、上記の実施の形態では、片持ち固定プレート305が略E字型に形成される場合を例に説明したが、本発明に係る固定構造は、これに限定されるものではなく、その他の片持ち固定、例えばコ字型の片持ち固定プレートによるものであってもよい。
また、上記の実施の形態では、開閉操作部材がレバーハンドル23A,23Bである場合を例に説明したが、本発明に係る面付錠の固定構造は、開閉操作部材が玉状握りハンドル、所謂ノブであっても勿論よい。
さらに、上記の実施の形態では、面付錠100が、両開きの全面ガラス扉11に設けられる場合を例に説明したが、本発明に係る面付錠の固定構造は、片開きの全面ガラス扉、両開き・片開きのスチール扉、或いは、木製扉等に用いられても勿論よく、錠装置として小型な構造であることから、小型な扉にも対応可能であり、且つその種々の素材の扉の意匠性に大きな影響を与えることなく、良好な錠装置を構成させることが可能となる。
本発明に係る固定構造を備えた面付錠の室内側から視た斜視図である。 図1に示した面付錠の取り付けられた全面ガラス扉を室外側から視た正面図である。 図1に示した面付錠を室外側から視た斜視図である。 図4は図3に示した面付錠の固定構造を表す斜視図である。 図4に示した固定構造を構成する部材の分解斜視図である。 図4に示した固定構造の水平断面図である。 一枚のライナーを挟入した固定構造の水平断面図である。 固定構造のライナー不使用状態の水平断面図である。
符号の説明
11b…ガラス開閉体(全面ガラス扉)
21a…他方の錠ケース(室外側ケース)
21b…一方の錠ケース(室内側ケース)
100…面付錠
301…スタッドナット
303…雌ネジ
305…片持ち固定プレート
307…基端部
309a,309b,309c…先端部
311,313…長板
315…短板
321…取付ネジ
323…取付穴
327…ライナー
k…締め付け間隙

Claims (4)

  1. ガラス開閉体を表裏から挟む一対の錠ケースと、
    一方の前記錠ケースに基端部が固定され前記ガラス開閉体を貫通して他方の前記錠ケースに挿入され先端面に雌ネジを有するスタッドナットと、
    他方の前記錠ケース内に基端部が固定され先端部が自由端となる片持ち固定プレートと、
    該片持ち固定プレートの先端部と前記スタッドナットの先端面との間に設けられた締め付け間隙と、
    前記片持ち固定プレートの先端部を貫通して前記スタッドナットの雌ネジに螺合される取付ネジと、
    を具備したことを特徴とする面付錠の固定構造。
  2. 前記片持ち固定プレートの先端部には前記取付ネジを貫通させる取付穴が、前記片持ち固定プレートの基端部から先端部に向かう方向に長い長穴で形成されていることを特徴とする請求項1記載の面付錠の固定構造。
  3. 前記片持ち固定プレートが、
    短冊状に形成した前記基端部の長手方向両端から同一方向に前記先端部を延出した一対の長板と、該一対の長板の間で同一方向に前記先端部を延出した短板とからなる略E字形状に形成されることを特徴とする請求項1又は2記載の面付錠の固定構造。
  4. 前記片持ち固定プレートの基端部が、選択的に挟入可能な複数枚のライナーを介して他方の前記錠ケースに螺着されることを特徴とする請求項1,2,3のいずれか1つに記載の面付錠の固定構造。
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