JP2009119422A - 流体用スクリーンチェンジャ - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の濾過手段を持ちながら、出口側で流体が1通路で流出できる流体用スクリーンチェンジャを提供する。
【解決手段】 複数の流体用の濾過手段が流体の流れの方向に配置され、上流側濾過手段の出口が下流側濾過手段の入口に接続され、上流側濾過手段には、主通路とは別に、切換可能な1または複数の副通路を有するものである。前記に加え、下流側濾過手段には、主通路とは別に、切換可能な1または複数の副通路を有してもよい。また、上流側濾過手段には、主通路とは別に、切換可能な1または複数の副通路を有し、上流側濾過手段の1または複数は可動体の中に装備されているものである。
【選択図】 図2a

Description

本発明は、例えば溶融プラスチックなどの流体用スクリーンチェンジャに関するものである。
本出願人が先に開発し特許権を取得したものは次のようなものである。(特許文献、特許第3806767号公報)、即ち、並列した2本の回動棒式の連続式スクリーンチェンジャのである。流体はケーシング入口から入り分流部を経て2つの流れに別れる。そして、2本の回動棒の各々のスクリーンを通り、流体中の不純物を除去して、再び合流部で1つの流れとなり次行程に至る。
スクリーンが目詰まりした場合、一方の回動棒を90度回動させ、流体の入口出口を遮断して、蓋を取り外してスクリーンの交換を行う。このとき、他方の回動棒の濾過手段には流れの全量が流入し、濾過された流体が次行程に至り、生産ラインを止めることはない。この交換作業を交互に繰り返して、長期間にわたり生産ラインを止めずに濾過作業を続けることができる。
特許第3806767号公報
しかしながら上記の従来技術では、次のような諸問題が発生する場合があった。即ち、スクリーン交換時に分流されていた流体が1通路に集中するため、管路抵抗が増大して入口部の圧力が増加し、上流の押出機,ギヤポンプ等に動力不足などを起こす場合がある。生産運転中は出口合流部で2つの流れが均等に合流していたが、スクリーン交換時は1つの流れとなり、これが偏流となって次行程の例えばダイへの流入不均一となり、製品精度・寸法に悪影響を及ぼす。出口合流部では2つの流れによる合流マーク(メモリーラインとも言う)が発生する場合もある。しかも、分流通路,合流通路等など流体通路が複雑なため、流体の種類替え,色替え等に時間がかかっていた。
本発明は上記解決を解決し、複数の濾過手段を持ちながら、出口側で流体が1通路で流出できる流体用スクリーンチェンジャを提供することを目的とする。
本発明の課題解決手段は、複数の流体用の濾過手段が流体の流れの方向に配置され、上流側濾過手段の出口が下流側濾過手段の入口に接続され、上流側濾過手段には、主通路とは別に、切換可能な1または複数の副通路を有するものである。前記に加え、下流側濾過手段には、主通路とは別に、切換可能な1または複数の副通路を有してもよい。
また、他の課題解決手段は、複数の流体用の濾過手段が流体の流れの方向に配置され、上流側濾過手段の出口が下流側濾過手段の入口に接続され、上流側濾過手段には、主通路とは別に、切換可能な1または複数の副通路を有し、上流側濾過手段の1または複数は可動体の中に装備されているものである。
また、本発明は以下のように種々の実施形態を含む。
第1は、可動棒が回動または摺動できるよう案内する可動棒孔を有するケーシング本体と、前記可動棒孔に可動自在に挿入され、可動通路を外円周面に貫通して持ち、流路入口方向に並列した複数本の可動棒と、該可動棒の各々の一端に結合された可動駆動軸と、前記可動通路に挿入された濾過手段とを備える。前記ケーシング本体に設けられ、前記可動通路に連通するように、外面から上流側可動通路に至る入口主通路と、下流側可動通路から外面に至る出口主通路と、それらの間に連通する中間通路とを備える。前記可動通路に対しバイパスとなるようにケーシング本体に設けられた副通路と、前記入口主通路と副通路との分岐点および前記中間通路と副通路との交差点に各々設けられた切換弁とを備える。
第2は、可動棒が回動または摺動できるよう案内する可動棒孔を上流側に有し、濾過手段を着脱自在に定置して固定通路を構成する定置穴を下流側に有するケーシング本体と、前記可動棒孔に可動自在に挿入され、可動通路を外円周面に貫通して持った可動棒と、該可動棒の一端に結合された可動駆動軸と、 前記可動通路および定置穴に挿入された濾過手段とを備える。前記ケーシング本体に設けられ、前記可動通路に連通するように、外面から上流側可動通路に至る入口主通路と、下流側固定通路から外面に至る出口主通路と、それらの間に連通する中間通路とを備える。前記可動通路および固定通路に対しバイパスとなるように設けられた副通路と、前記入口主通路と副通路との分岐点および前記中間通路と副通路との交差点に各々設けられた切換弁とを備える。
第3は、濾過手段を着脱自在に定置して固定通路を構成する定置穴を上流側および下流側に有するケーシング本体と、前記定置穴に挿入された濾過手段とを備える。前記ケーシング本体に設けられ、前記上流側固定通路に連通するように、外面から上流側固定通路に至る入口主通路と、下流側固定通路から外面に至る出口主通路と、それらの間に連通する中間通路とを備える。前記固定通路に対しバイパスとなるように設けられた副通路と、前記入口主通路と副通路との分岐点および前記中間通路と副通路との交差点に各々設けられた切換弁とを備える。
前記第1ないし第3において、下流側濾過手段に対して副通路と切換弁が省略されたものである。第1および第2において、流路入口直交方向に並列した複数本の可動棒と、前記可動通路に対しバイパスとなるように設けられた副通路と、切換弁とを備えるものである。
また、前記副通路と切換弁に代えて、可動棒の濾過手段が挿入された可動通路に対して、位相差を付けて副通路を設けてもよい。上流側濾過手段と下流側濾過手段との間にギヤポンプが設けられてもよい。前記三方弁には、流体をケーシング本体の外部に排出する排出路が設けられ、該排出路に通じるよう前記ケーシング本体には、流体を外部に排出する排出路が設けられたものでもよい。前記副通路の少なくとも上流側のものに濾過手段が設けられてもよい。
本発明の流体用スクリーンチェンジャにより、複数の濾過手段を持ちながら、出口側で流体が1通路で流出できることとなった。これによって、前記の従来技術の問題点が解消されたのである。
以下に本発明の実施態様を図面に示す一実施例にもとづき説明する。
図1において、ケーシング本体10は外形が正面視で横長矩形,側面視で矩形(大略正方形),平面視で横長矩形をなした鋼のブロック状である。そして、後記回動棒2がその軸線回りに回動できるよう案内するよう、円筒形の回動棒孔15,15が左右方向中心線上で、前後に貫通した2カ所に平行に設けられる。
該ケーシング本体10には、一方外面(図示右面)から前記回動棒孔15を連通して他方外面(図示左面)に開口するように、入口主通路11,中間主通路13,出口主通路12が設けられる。図示の右側が流体の上流側、左側が流体の下流側となる。
図2aにおいて、前記回動棒孔15には、流体入口方向に並列した2本の円柱形の回動棒2,2が回動自在に挿入され、各回動棒2は直径方向に貫通する1個の可動通路2aを持つ。前記可動通路に濾過筒とスクリーンからなる濾過手段20が挿入される。
図2aで前記ケーシング本体10において、前記可動通路2a,2aに対しバイパス路となるように、上下に偏位した位置に(上流側は下側、下流側は上側)、副通路14,14が設けられる。そして、入口主通路11と副通路14との分岐点および中間主通路13と副通路14との交差点に、各々三方切り換え弁7が設けられる。なお、14aは副通路14を開けた後に、その端部に設けられた栓である。
図2a,3a,3cで、三方切り換え弁7は次のように構成される。円柱弁本体7aにT字に貫通する弁口7bが開けられ、円柱弁本体7aがケーシング本体10の後面から回動自在に挿入される。円柱弁本体7aの後端に形成された回動軸7cがケーシングカバー10bを貫通して後面に突出し、その端部に回動ハンドル7dが固定される。
図1b,1cで、前記回動棒孔15の両端で、ケーシング本体10の前後に一対のケーシングカバー10a,10bが取り付けられる。後カバー10bを貫通した回動棒2の可動駆動軸5に回動手段6が接続される。図3bで、回動手段6において、可動駆動軸5にギヤ6aが固定され、これにかみ合うピニオン6bが支軸6cに固定される。支軸6cは後カバー10bに回転自在に支持され、その先端に回動ハンドル6dが取り付けられる。
図4において、有底濾過筒20は底側を可動通路2aの入口側大径側に位置し、可動通路2aの出口から交換可能にはめ込まれる。補強多孔筒21は直円筒(またはテーパ円筒)を呈し、その外周(または内周,中間)に円筒スクリーン22が装着される。補強多孔筒21の一端にネジで取り付けられた底部材23は、外側中央が外側に凸となっている。案内部材24は底部材23の内側の軸線上に突設された先細テーパ棒状を呈する。フランジ部材25は多孔筒の開口側に設けられた円環状を呈し、ケーシング本体10の内面に対向する部分は円柱回動棒の外周面に面一となる円筒面を持つ。
図2aで、回動棒2の可動通路2aは、通常運転で入口側が広いテーパ孔(又は直円筒孔)となる。その中に有底濾過筒20が、底側を入口主通路11側にし、可動通路2aの出口から交換可能に取り付けられる。ケーシング10の左右一直線上に入口主通路11,中間主通路13および出口主通路12が位置する。
ケーシング10の外面から回動棒孔15に連通して濾過手段交換孔16が設けられる。即ち、回動棒孔15の内円周面の円周方向において、入口主通路11,中間主通路13,出口主通路12および副通路14が開口する範囲を除いた範囲で、かつ、ケーシング本体10の外面に最も近い範囲(図示ではケーシング本体10の上面と下面)である。そして、この孔を開閉する交換蓋8,8が上流側に対しケーシング10の上面に、下流側に対しケーシング10の下面に設けられる。10dは脚であり、下流側の有底濾過筒20を下側から交換できる空間を確保するためのものである。
以下に作動状態を説明する。図2aは通常の生産運転状態を示す。流体は上流側濾過機の入口主通路11に入り、弁7を経て、回動棒2の可動通路2aの入口に入り、濾過手段20により濾過され、可動通路出口より流出する。次いで、中間主通路13の弁7を通り、下流側濾過機の可動通路入口より濾過手段20を通過し、さらに濾過されて出口主通路12を経て出て行く。ここで、上流側濾過手段の濾過精度(スクリーンの網目の開口度)が下流側濾過手段の濾過精度と同等又はそれ以上の場合は、流体中の不純物のほとんどは上流側濾過手段により除去され、下流側濾過手段には負荷はほとんどかからない。
そして、上流側濾過機の濾過手段が目詰まりを起こすと、弁7は図2bの状態にハンドル7dで切り換えられる。流体は弁より副通路14を通り、弁7と中間主通路13を経て下流側濾過機に入り、濾過手段20により濾過される。上流側回動棒2はハンドル6dによって、図2aから90度回動して図2bのようになる。この場合、回動棒2の壁によって上流側濾過機の可動通路2aへの流体の進入が遮断される。同時に出口側よりの進入も遮断される。
次に、交換蓋8を取り外して、濾過手段20を容易に機外に取り出し、スクリーンの交換が可能となる。なお、副通路14に入った流体は不純物を含んではいるが、下流側濾過機の濾過手段で濾過されているので、製品に悪影響を及ぼすことはない。交換が終われば、弁7は図2aの状態に戻す。
図2cは下流側濾過機の濾過手段を交換する状況を示す。上流側の濾過機により濾過された流体は下流側の弁7の90度回動により、下流側濾過機の濾過手段20を通らずに副通路14を経て出口主通路12から出て行く。下流側の回動棒2は図2bの位置から90度回動される。次に、蓋8を外して濾過手段20を容易に機外に取り出し、新しいスクリーンと交換することができる。この場合も流体は濾過手段内に進入することはない。
以上のように、上流側のスクリーンを交換するときは流体の不純物は下流側の濾過手段で濾過され、また、下流側のスクリーン交換の際は上流側の濾過手段で濾過される。このように、常に流体の流れを中断する事なく生産運転ができる。さらに本発明の場合には分流点も、合流点もなく、それらにより引き起こされるであろう諸問題の発生はない。また、上流側,下流側共に主通路よりも副通路の流路抵抗を少なく設計しておけば、主通路より副通路に流れが切り換わった場合でも圧力上昇は起こらない。
ここで、主通路とはケーシング本体10に設けられ、回動棒2内のスクリーン筒20の外側よりスクリーンを経て内側に入り、可動通路2a出口を経て次の行程に至る流体の通路を言う。
次に、図5に示すものは、主通路より副通路への流れの切り替えについて、切換弁7と副通路14とを用いない実施例である。回動棒2内に可動通路(主通路)2aと位相をずらして副通路が設けられる。主通路より副通路への切り換え時に流れが中断しないよう、補助通路が設けられる。そして、副通路に流体が流れている間に濾過手段の交換が実施される。
即ち、補助通路2cの溝は、可動通路2aの入口から円周方向で僅かな角度Aの位置から、可動通路2aの中心軸線に対し、円周方向90度の位置(直交位置)まで延びる。副通路2bは、溝の形で前記直交位置から軸方向に可動通路2aの直径より大なる距離Bだけ延びた位置(偏位置)まで続く。また、そこから孔の形で直径上を貫通し、そこから溝の形で軸方向に距離Bだけ離れた前記直交位置まで続く。そこから補助通路2cの溝が、可動通路の出口に至る手前の僅かな角度Aまで延びる。
図6は、前記図5の孔の形で直径上を貫通した副通路2bに代えて、溝の形で円周方向180度の範囲に延びたものである。ここで、可動通路2aの入口、出口から補助通路2cまでの距離(角度A)が短いと、流れは中断しない。
図5,6で通常の生産運転状態において、流体は回動棒2の可動通路2aの入口に入り、濾過手段20により濾過され、可動通路出口より流出する。濾過手段20を交換するときは、回動棒2を角度Aまで素早く回動させると、流体は補助通路2cに入り流れが中断しない。続いて90度まで回動させると、副通路2bが主通路11,12,13に一致する。このように、流体が副通路2bを流れている間に交換作業が実施される。
図7a,7bは摺動棒式の場合であり、前記回動棒孔に代えて、円筒形の摺動棒孔が設けられる。そして、これに円柱形の摺動棒30が摺動自在に挿入され、摺動棒は可動通路30aを持つ。そして、多孔板3とスクリーン4からなる濾過手段が挿入される。摺動棒30は図外の往復駆動手段により摺動され、スクリーン4の交換作業が実施される。
また、図7cに示すものは、主通路より副通路への流れの切り替えについて、切換弁7と副通路14を用いない実施例である。そして、可動通路30aの中心軸線に対し、摺動棒の軸方向に次の関係を満足する距離だけ偏位(位相差を設けた)した位置に、補助通路溝30cを経た副通路孔30bが設けられる。
d1(入口直径)>a(入口から副通路までの距離),
d2(出口直径)>b(出口から補助通路までの距離)。
この関係にあれば、流れは中断せず、主通路30aより副通路30bに流路変更がスムースに行える。流体が副通路30bを流れている間に、スクリーン4の交換作業が実施される。要するに流れを中断せず主通路より副通路に変換できる方法であれば、弁方式でも位相差式でも本発明の目的は達せられる。
図8は下流側濾過手段を固定式の濾過手段40としたものである。即ち、ケーシング本体10に固定通路を構成する定置穴を19設け、そこに下流側濾過手段40を着脱自在に定置する。ケーシング本体の上下面の一方(下面)から、鉛直軸線上に小径円筒孔19a,第1段19bを介した円錐孔19cおよび、第2段19dを介した大径円筒孔19eが開けられる。
そして、第1段19bに位置決めされてスクリーン円筒41が同心に収容され、その先端部が交換蓋8の内面で位置決めされる。交換蓋は大径円筒孔19eに嵌合されて第2段19dに位置決めされる。中間主通路13は円錐孔19cに貫通し、出口主通路12は小径円筒孔19aからケーシング端部に貫通する。副通路14は交換蓋8を迂回して設けられる。
通常の生産運転状態において、流体は中間主通路13から円錐孔19cに入り、スクリーン円筒41の内側に入って濾過され、出口主通路12より流出する。交換時には流体は副通路14を通って出口主通路12より流出する。
図9a〜9iは前記の各部を組み合わせた実施態様の概略図である。
図9aは前記図1〜4に相当する。
図9bは9aにおいて、下流側濾過手段を図8の固定式に代えたものである。
図9cは9aにおいて、上流側濾過手段,下流側濾過手段ともに図8の固定式に代えたものである。
図9dは9aにおいて、下流側濾過手段に対する副通路と切換弁を省略したものである。図9eは9dにおいて、下流側濾過手段に対する副通路と切換弁を省略したものである。図9fは9cにおいて、下流側濾過手段に対する副通路と切換弁を省略したものである。図9gは9aにおいて、上流側濾過手段の1組に代えて、流路入口直交方向に並列した2組の可動棒が設けられ、各組に対して副通路と三方切換弁が設けられる。
図9hは9gにおいて、下流側濾過手段を図8の固定式に代えたものである。
図9iは9aにおいて、上流側副通路にも濾過手段を設けたものである。
図10は上流側濾過手段,下流側濾過手段の間にギヤポンプ50が介在したものである。即ち、ケーシング本体10は、可動棒2が回動または摺動できるよう案内する可動棒孔を有する。前記可動棒孔に可動棒2が可動自在に挿入され、可動通路2aを外円周面に貫通して持つ。可動棒2の2本が流路入口方向に並列する。該可動棒の各々の一端に可動駆動軸5が結合され、これに回動手段(図示省略)が接続される。前記可動通路2aに濾過手段20挿入される。
さてここでギヤポンプ50が、前記可動棒孔15,15の隣り合う2個の孔の間でケーシング本体に、一体または別体に設けられる。ギヤポンプ50において、ギヤケーシング51の中に一対のギヤ52,52がかみ合い、ギヤ軸53がギヤケーシングに支持される。その一端(後端)に駆動ギヤ54が固定され、これに図外の駆動モータが接続される。そして、ギヤケーシング51は、ケーシング本体10のフランジ10cとボルトにより着脱可能に結合されている。
外面から上流側可動通路に至る入口主通路11は、前記ケーシング本体に設けられ、前記可動通路2aに連通する。出口主通路12は下流側可動通路2aから外面に至る。中間主通路13は、入口主通路と出口主通路との間に前記ギヤポンプ50を介して連通する。前記可動通路2a,2aに対し下側でバイパスとなるように、副通路14,14がケーシング本体に設けられる。
第1、第2三方切換弁71,72は各々、前記入口主通路11と副通路14との分岐点、および前記中間主通路13の前記ギヤポンプ入口側と副通路14との交差点に各々設けられる。第3三方切換弁73は、前記中間主通路13の前記ギヤポンプ出口側と副通路14との分岐点に設けられる。
さてここで図11のように、第1,第3三方弁71,73には外部排出路71eが設けられ、濾過筒20の逆洗が可能となる。即ち、弁本体71aはケーシング10の前面まで延びて貫通する。そして、その前半部(ケーシング10の前側)で外周に、軸方向に沿って溝71eが設けられる。この溝は、弁口71bが直径上を貫通する入口と出口の間から、前端まで続き、外部排出路71eとなる。
これに対応して、弁本体7aの前端面に対向した前カバー10aの部分には、外部排出路18が設けられる。即ち、弁71,73の通常運転時及び濾過手段20交換時の流路切換時において、各時にとる排出路71eの位置に対応した位置に、外部排出路18が設けられる。図示において、下側及び90度右回りに偏位した位置に(図11a,11c)、排出路18,ネジ孔18a,流量調整弁18bが設けられる。
以下に作動状態を説明する。 図12aに示す通常の生産運転状態に置いて、流体は上流側濾過機の入口主通路11に入り、第1弁71を経て、回動棒2の可動通路2aの入口に入り、濾過手段20により濾過され、可動通路出口より流出する。次いで、中間主通路13の第2弁72を通り、ギヤポンプ50を経て中間主通路13の第3弁73を通過する。そして、下流側濾過機の可動通路入口より濾過手段20を通過し、さらに濾過されて出口主通路12を経て出て行く。
そして、上流側濾過機の濾過手段が目詰まりを起こすと、第1弁71は図12bの状態に切り換えられる。流体はこの弁より副通路14を通り、次いで、中間通路13の第2弁72を通り、ギヤポンプ50を経て中間通路13の第3弁73を通過する。そして、下流側濾過機に入り、濾過手段により濾過される。
この時、第2弁72を通った流体の一部は、上流側濾過機の出口から逆流して進入し、濾過手段20の目詰まり部分の大部分を逆洗して入口から逆流する。そして、図11cのように、第1弁71の排出路71eからケーシングの排出路18、流量調整弁18bを経て、ケーシング10の外部に排出される。
その後、上流側回動棒2は図12bより90度回転して図19cのようになる。この場合、回動棒の壁によって、第2弁72を通った流体の上流側濾過機への進入を遮断する。同時に入口側よりの進入も遮断される。交換蓋8を取り外して、濾過手段20を容易に機外に取り出し、スクリーンの交換が可能となる。交換が終われば、図12aの元の状態となる。
次に、下流側濾過機の濾過手段が目詰まりを起こすと、第3弁73は図12(d)の状態に切り換えられる。流体はこの弁より副通路14を通り、出口主通路12から出て行く。このとき、第3弁73を通った流体の一部は、下流側濾過機の出口から逆流して進入する。そして、濾過手段20の目詰まり部分の大部分を逆洗して入口から逆流する。次いで、第3弁73の排出路73eからケーシングの排出路18、流量調整弁18bを経て、ケーシング10の外部に排出される。
その後、下流側回動棒2は図12dより90度回転して図12eのようになる。この場合、回動棒2の壁によって、出口側よりの流体の下流側濾過機への進入を遮断する。そして、交換蓋8を取り外して、濾過手段20の交換が可能となる。
また、図13は前記(図10)において、ギヤポンプ50にもバイパス通路が設けられたものである。即ち、副通路14は、前記可動通路2aに対しバイパスとなるようにケーシング本体に設けられる。第2副通路142は、前記ギヤポンプに対しバイパスとなるように、前記副通路14に連通して設けられる。そして、第4、第5三方切換弁74,75は各々、前記入口主通路11と副通路14との分岐点、および前記中間主通路13と副通路14との交差点に設けられる。また、第6三方切換弁76は、前記中間主通路13の前記ギヤポンプ出口側と第2副通路142副通路との交差点に設けられる。
前記第4三方切換弁74には、前記と同様に、流体をケーシング本体10の外部に排出する排出路74eが設けられ、該排出路に通じるよう前記ケーシング本体には、流体を外部に排出する排出路と流量調整弁(図示省略)が設けられる。
以下に作動状態を説明する。図14aに示す通常の生産運転状態に置いて、流体は上流側濾過機の入口主通路11に入り、第4弁74を経て、回動棒2の可動通路2aの入口に入り、濾過手段20により濾過され、可動通路出口より流出する。次いで、中間通路13の第5弁75を通り、ギヤポンプ50を経て中間通路13の第6弁76を通過する。そして、下流側濾過機の可動通路入口より濾過手段20を通過し、さらに濾過されて出口主通路12を経て出て行く。
そして、上流側濾過機の濾過手段が目詰まりを起こすと、第4弁74は図14bの状態に切り換えられる。流体はこの弁より副通路14を通り、次いで、中間通路13の第5弁75を通り、ギヤポンプ50を経て中間通路13の第6弁76を通過する。そして、下流側濾過機に入り、濾過手段により濾過される。
この時、第5弁75を通った流体の一部は、上流側濾過機の出口から逆流して進入し、濾過手段20の目詰まり部分の大部分を逆洗して入口から逆流する。次いで、第4弁74の排出路74eからケーシングの排出路18、流量調整弁18bを経て、ケーシングの外部に排出される。
その後、上流側回動棒2は図14bより90度回転して図14cのようになる。この場合、回動棒2の壁によって、第5弁75を通った流体の上流側濾過機への進入を遮断する。同時に入口側よりの進入も遮断される。交換蓋8を取り外して、濾過手段20を容易に機外に取り出し、スクリーンの交換が可能となる。交換が終われば、図14aの元の状態となる。下流側濾過機を交換するときは流体流動を停止する。
次に、図14dに示すものは、ギヤポンプ50を停止して点検するときに、第5弁75と第6弁76を切り換えたものである。流体は入口主通路11から上流側濾過機に入って通過し、第5弁75に至る。そして、流体は副通路14の一部と第2副通路142を通り、第6弁76に至る。そこから下流側濾過機の可動通路2aに入り、濾過手段20を通過し、出口主通路12から出て行く。
ここで逆洗は、ギヤポンプのない前記のものにも適用されてもよい。そして、弁7の排出路7eからケーシングの排出路18、流量調整弁18bを経て、ケーシングの外部に流体は排出される。
本発明は前記した実施例や実施態様に限定されず、特許請求の範囲および範囲を逸脱せずに種々の変形を含む。
本発明は、溶融プラスチックなどの流体用スクリーンチェンジャに利用される。
本発明の一実施例の正面図である。 図1aの平面図である。 図1aの右側面図である。 図1bのY2−Y2断面図である。 図2aの作動説明図である。 図2aの作動説明図である。 図2aのY3a−Y3a断面図である。 図2aのY3b−Y3b断面図である。 図2aのY3c−Y3c断面図である。 図2aのY3d−Y3d断面図である。 図2aのY3e−Y3e断面図である。 図2aの部分拡大図である。 回動棒の他の実施例の縦断面図である。 回動棒の他の実施例の正面図である。 回動棒の他の実施例の展開図である。 回動棒の更に他の実施例の縦断面図である。 回動棒の更に他の実施例の正面図である。 回動棒の更に他の実施例の展開図である。 摺動棒の実施例の縦断面図である。 摺動棒の実施例の横断面図である。 摺動棒の他の実施例の横断面図である。 固定式濾過機の縦断面図である。 図9a〜9iは前記の各部を組み合わせた実施態様の概略図であり、図9aは前記図1〜4に相当する。 図9aにおいて、下流側濾過手段を図8の固定式に代えたものである。 図9aにおいて、上流側濾過手段,下流側濾過手段ともに図8の固定式に代えたものである。 図9aにおいて、下流側濾過手段に対する副通路と切換弁を省略したものである。 図9dにおいて、下流側濾過手段に対する副通路と切換弁を省略したものである。 図9cにおいて、下流側濾過手段に対する副通路と切換弁を省略したものである。 図9aにおいて、上流側濾過手段の1組に代えて、流路入口直交方向に並列した2組の可動棒が設けられ、各組に対して副通路と三方切換弁が設けられる。 図9gにおいて、下流側濾過手段を図8の固定式に代えたものである。 図9aにおいて、上流側副通路にも濾過手段を設けたものである。 本発明の他の実施例(ギヤポンプ付き)の縦断面図である。 図10aのY10b−Y10b断面図である。 図10aのY10c−Y10c断面図である。 図10a要部拡大図である。 図10aのX11b−X11b断面図である。 図11aの作動説明図である。 図10aの作動説明図である。 図10aの作動説明図である。 図10aの作動説明図である。 図10aの作動説明図である。 図10aの作動説明図である。 本発明の実施例(ギヤポンプ付)の更に他の実施例の縦断面図である。 図13の作動説明図である。 図13の作動説明図である。 図13の作動説明図である。 図13の作動説明図である。
符号の説明
10 ケーシング本体
11 入口主通路
12 出口主通路
13 中間主通路
14 副通路
15 可動棒孔
16 交換孔
17 弁挿入穴
10a,10b カバー、 10c フランジ
2 回動棒
2a 可動通路、 2b 副通路、 2c 補助通路
3 多孔板
4 スクリーン
5 可動駆動軸
6 回動手段
7 三方切換弁
8 交換蓋
20 有底濾過筒
21 補強多孔筒
22 スクリーン
23 底部材
24 案内部材
25 フランジ部材
30 摺動棒
40 固定式濾過手段

Claims (22)

  1. 複数の流体用の濾過手段が流体の流れの方向に配置され、上流側濾過手段の出口が下流側濾過手段の入口に接続され、上流側濾過手段には、主通路とは別に、切換可能な1または複数の副通路を有する流体用スクリーンチェンジャ。
  2. 複数の流体用の濾過手段が流体の流れの方向に配置され、上流側濾過手段の出口が下流側濾過手段の入口に接続され、上流側濾過手段には、主通路とは別に、切換可能な1または複数の副通路を有し、上流側濾過手段の1または複数は可動体の中に装備されている流体用スクリーンチェンジャ。
  3. 可動棒が回動または摺動できるよう案内する可動棒孔を有するケーシング本体と、
    前記可動棒孔に可動自在に挿入され、可動通路を外円周面に貫通して持ち、流路入口方向に並列した複数本の可動棒と、
    該可動棒の各々の一端に結合された可動駆動軸と、
    前記可動通路に挿入された濾過手段と、
    前記ケーシング本体に設けられ、前記可動通路に連通するように、外面から上流側可動通路に至る入口主通路と、下流側可動通路から外面に至る出口主通路と、それらの間に連通する中間通路と、
    前記可動通路に対しバイパスとなるようにケーシング本体に設けられた副通路と、
    前記入口主通路と副通路との分岐点および前記中間通路と副通路との交差点に各々設けられた切換弁と、
    を含む流体用スクリーンチェンジャ。
  4. 可動棒が回動または摺動できるよう案内する可動棒孔を上流側に有し、濾過手段を着脱自在に定置して固定通路を構成する定置穴を下流側に有するケーシング本体と、
    前記可動棒孔に可動自在に挿入され、可動通路を外円周面に貫通して持った可動棒と、 該可動棒の一端に結合された可動駆動軸と、
    前記可動通路および定置穴に挿入された濾過手段と、
    前記ケーシング本体に設けられ、前記可動通路に連通するように、外面から上流側可動通路に至る入口主通路と、下流側固定通路から外面に至る出口主通路と、それらの間に連通する中間通路と、
    前記可動通路および固定通路に対しバイパスとなるように設けられた副通路と、
    前記入口主通路と副通路との分岐点および前記中間通路と副通路との交差点に各々設けられた切換弁と、
    を含む流体用スクリーンチェンジャ。
  5. 濾過手段を着脱自在に定置して固定通路を構成する定置穴を上流側および下流側に有するケーシング本体と、
    前記定置穴に挿入された濾過手段と、
    前記ケーシング本体に設けられ、前記上流側固定通路に連通するように、外面から上流側固定通路に至る入口主通路と、下流側固定通路から外面に至る出口主通路と、それらの間に連通する中間通路と、
    前記固定通路に対しバイパスとなるように設けられた副通路と、
    前記入口主通路と副通路との分岐点および前記中間通路と副通路との交差点に各々設けられた切換弁と、
    を含む流体用スクリーンチェンジャ。
  6. 可動棒が回動または摺動できるよう案内する可動棒孔を有するケーシング本体と、
    前記可動棒孔に可動自在に挿入され、可動通路を外円周面に貫通して持ち、流路入口方向に関し並列した複数本の可動棒と、
    該可動棒の各々の一端に結合された可動駆動軸と、
    前記可動通路に挿入された濾過手段と、
    前記ケーシング本体に設けられ、前記可動通路に連通するように、外面から上流側可動通路に至る入口主通路と、下流側可動通路から外面に至る出口主通路と、それらの間に連通する中間通路と、
    前記上流側可動通路に対しバイパスとなるようケーシング本体に設けられた副通路と、 前記入口主通路と副通路との分岐点に設けられた切換弁と、
    を含む流体用スクリーンチェンジャ。
  7. 可動棒が回動または摺動できるよう案内する可動棒孔を上流側に有し、濾過手段を着脱自在に定置して固定通路を構成する定置穴を下流側に有するケーシング本体と、
    前記可動棒孔に可動自在に挿入され、可動通路を外円周面に貫通して持った可動棒と、 該可動棒の一端に結合された可動駆動軸と、
    前記可動通路および定置穴に挿入された濾過手段と、
    前記ケーシング本体に設けられ、前記可動通路に連通するように、外面から上流側可動通路に至る入口主通路と、下流側固定通路から外面に至る出口主通路と、それらの間に連通する中間通路と、
    前記可動通路に対しバイパスとなるように設けられた副通路と、
    前記入口主通路と副通路との分岐点に設けられた切換弁と、
    を含む流体用スクリーンチェンジャ。
  8. 濾過手段を着脱自在に定置して固定通路を構成する定置穴を上流側および下流側に有するケーシング本体と、
    前記定置穴に挿入された濾過手段と、
    前記ケーシング本体に設けられ、前記上流側固定通路に連通するように、外面から上流側固定通路に至る入口主通路と、下流側固定通路から外面に至る出口主通路と、それらの間に連通する中間通路と、
    前記上流側固定通路に対しバイパスとなるように設けられた副通路と、
    前記入口主通路と副通路との分岐点に設けられた切換弁と、
    を含む流体用スクリーンチェンジャ。
  9. 可動棒が回動または摺動できるよう案内する可動棒孔を有するケーシング本体と、
    前記可動棒孔に可動自在に挿入され、可動通路を外円周面に貫通して持ち、流路入口方向に並列した複数本の可動棒と、流路入口直交方向に並列した複数本の可動棒と、
    該可動棒の各々の一端に結合された可動駆動軸と、
    前記可動通路に挿入された濾過手段と、
    前記ケーシング本体に設けられ、前記可動通路に連通するように、外面から上流側可動通路に至る入口主通路と、下流側可動通路から外面に至る出口主通路と、それらの間に連通する中間通路と、
    前記可動通路に対しバイパスとなるように設けられた副通路と、
    前記入口主通路と副通路との分岐点および前記中間通路と副通路との交差点に各々設けられた切換弁と、
    を含む流体用スクリーンチェンジャ。
  10. 可動棒が回動または摺動できるよう案内する可動棒孔を上流側に有し、濾過手段を着脱自在に定置して固定通路を構成する定置穴を下流側に有するケーシング本体と、
    前記可動棒孔に可動自在に挿入され、可動通路を外円周面に貫通して持ち、流路入口直交方向に並列した複数本の可動棒と、
    該可動棒の一端に結合された可動駆動軸と、
    前記可動通路および定置穴に挿入された濾過手段と、
    前記ケーシング本体に設けられ、前記可動通路に連通するように、外面から上流側可動通路に至る入口主通路と、下流側固定通路から外面に至る出口主通路と、それらの間に連通する中間通路と、
    前記可動通路および固定通路に対しバイパスとなるように設けられた副通路と、
    前記入口主通路と副通路との分岐点および前記中間通路と副通路との交差点に各々設けられた切換弁と、
    を含む流体用スクリーンチェンジャ。
  11. 可動棒が回動または摺動できるよう案内する可動棒孔を有するケーシング本体と、
    前記可動棒孔に可動自在に挿入され、可動通路を外円周面に貫通して持ち、流路入口方向に関し並列した複数本の可動棒と、
    該可動棒の各々の一端に結合された可動駆動軸と、
    前記可動通路に挿入された濾過手段と、
    前記ケーシング本体に設けられ、前記可動通路に連通するように、外面から上流側可動通路に至る入口主通路と、下流側可動通路から外面に至る出口主通路と、それらの間に連通する中間通路と、
    前記可動通路に対しバイパスとなるように可動棒に設けられた副通路と、
    を含む流体用スクリーンチェンジャ。
  12. 可動棒が回動または摺動できるよう案内する可動棒孔を上流側に有し、濾過手段を着脱自在に定置して固定通路を構成する定置穴を下流側に有するケーシング本体と、
    前記可動棒孔に可動自在に挿入され、可動通路を外円周面に貫通して持った可動棒と、 該可動棒の一端に結合された可動駆動軸と、
    前記可動通路および定置穴に挿入された濾過手段と、
    前記ケーシング本体に設けられ、前記可動通路に連通するように、外面から上流側可動通路に至る入口主通路と、下流側固定通路から外面に至る出口主通路と、それらの間に連通する中間通路と、
    前記可動通路に対しバイパスとなるように可動棒に設けられた副通路と、
    前記固定通路に対しバイパスとなるようにケーシング本体設けられた副通路と、
    前記中間通路と副通路との交差点に各々設けられた切換弁と、
    を含む流体用スクリーンチェンジャ。
  13. 可動棒が回動または摺動できるよう案内する可動棒孔を有するケーシング本体と、
    前記可動棒孔に可動自在に挿入され、可動通路を外円周面に貫通して持ち、流路入口方向に関し並列した複数本の可動棒と、
    該可動棒の各々の一端に結合された可動駆動軸と、
    前記可動通路に挿入された濾過手段と、
    前記ケーシング本体に設けられ、前記可動通路に連通するように、外面から上流側可動通路に至る入口主通路と、下流側可動通路から外面に至る出口主通路と、それらの間に連通する中間通路と、
    前記上流側可動通路に対しバイパスとなるよう可動棒に設けられた副通路と、
    を含む流体用スクリーンチェンジャ。
  14. 可動棒が回動または摺動できるよう案内する可動棒孔を上流側に有し、濾過手段を着脱自在に定置して固定通路を構成する定置穴を下流側に有するケーシング本体と、
    前記可動棒孔に可動自在に挿入され、可動通路を外円周面に貫通して持った可動棒と、 該可動棒の一端に結合された可動駆動軸と、
    前記可動通路および定置穴に挿入された濾過手段と、
    前記ケーシング本体に設けられ、前記可動通路に連通するように、外面から上流側可動通路に至る入口主通路と、下流側固定通路から外面に至る出口主通路と、それらの間に連通する中間通路と、
    前記可動通路に対しバイパスとなるように可動棒に設けられた副通路と、
    を含む流体用スクリーンチェンジャ。
  15. 可動棒が回動または摺動できるよう案内する可動棒孔を有するケーシング本体と、
    前記可動棒孔に可動自在に挿入され、可動通路を外円周面に貫通して持ち、流路入口方向に並列した複数本の可動棒と、流路入口直交方向に並列した複数本の可動棒と、
    該可動棒の各々の一端に結合された可動駆動軸と、
    前記可動通路に挿入された濾過手段と、
    前記ケーシング本体に設けられ、前記可動通路に連通するように、外面から上流側可動通路に至る入口主通路と、下流側可動通路から外面に至る出口主通路と、それらの間に連通する中間通路と、
    前記可動通路に対しバイパスとなるように可動棒設けられた副通路と、
    を含む流体用スクリーンチェンジャ。
  16. 可動棒が回動または摺動動できるよう案内する可動棒孔を上流側に有し、濾過手段を着脱自在に定置して固定通路を構成する定置穴を下流側に有するケーシング本体と、
    前記可動棒孔に可動自在に挿入され、可動通路を外円周面に貫通して持ち、流路入口直交方向に並列した複数本の可動棒と、
    該可動棒の一端に結合された可動駆動軸と、
    前記可動通路および定置穴に挿入された濾過手段と、
    前記ケーシング本体に設けられ、前記可動通路に連通するように、外面から上流側可動通路に至る入口主通路と、下流側固定通路から外面に至る出口主通路と、それらの間に連通する中間通路と、
    前記可動通路に対しバイパスとなるように可動棒設けられた副通路と、
    前記固定通路に対しバイパスとなるようにケーシング本体設けられた副通路と、
    前記中間通路と副通路との交差点に各々設けられた切換弁と、
    を含む流体用スクリーンチェンジャ。
  17. 可動棒が回動または摺動できるよう案内する可動棒孔を有するケーシング本体と、
    前記可動棒孔に可動自在に挿入され、可動通路を外円周面に貫通して持ち、流路入口方向に並列した複数本の可動棒と、
    該可動棒の各々の一端に結合された可動駆動軸と、
    前記可動通路に挿入された濾過手段と、
    前記可動棒孔の隣り合う2個の孔の間でケーシング本体に、一体または別体に設けられたギヤポンプと、
    前記ケーシング本体に設けられ、前記可動通路に連通するように、外面から上流側可動通路に至る入口主通路と、下流側可動通路から外面に至る出口主通路と、それらの間に
    前記ギヤポンプを介して連通する中間主通路と、
    前記可動通路に対しバイパスとなるようにケーシング本体に設けられた副通路と、
    前記入口主通路と副通路との分岐点および前記中間主通路の前記ギヤポンプ入口側と副通路との交差点に各々設けられた三方切換弁と、
    前記中間主通路の前記ギヤポンプ出口側と副通路との分岐点に設けられた三方切換弁とを含む流体用スクリーンチェンジャ。
  18. 可動棒が回動または摺動できるよう案内する可動棒孔を有するケーシング本体と、
    前記可動棒孔に可動自在に挿入され、可動通路を外円周面に貫通して持ち、流路入口方向に並列した複数本の可動棒と、
    該可動棒の各々の一端に結合された可動駆動軸と、
    前記可動通路に挿入された濾過手段と、
    前記可動棒孔の隣り合う2個の孔の間でケーシング本体に、一体または別体に設けられたギヤポンプと、
    前記ケーシング本体に設けられ、前記可動通路に連通するように、外面から上流側可動通路に至る入口主通路と、下流側可動通路から外面に至る出口主通路と、それらの間に
    前記ギヤポンプを介して連通する中間主通路と、
    前記上流側可動通路に対しバイパスとなるようにケーシング本体に設けられた副通路と、
    前記ギヤポンプに対しバイパスとなるようにケーシング本体に設けられ、前記副通路に連通した第2副通路と、
    前記入口主通路と副通路との分岐点、前記中間主通路の前記ギヤポンプ入口側と副通路との交差点および前記中間主通路の前記ギヤポンプ出口側と第2副通路との交差点にに各々設けられた三方切換弁とを含む流体用スクリーンチェンジャ。
  19. 前記三方弁のうちの、上流側可動通路の入口および下流側可動通路の入口のものには、流体をケーシング本体の外部に排出する排出路が設けられ、該排出路に通じるよう前記ケーシング本体には、流体を外部に排出する排出路が設けられた請求項17記載の流体用スクリーンチェンジャ。
  20. 前記三方弁のうちの、上流側可動通路の入口のものには、流体をケーシング本体の外部に排出する排出路が設けられ、該排出路に通じるよう前記ケーシング本体には、流体を外部に排出する排出路が設けられた18記載の流体用スクリーンチェンジャ。
  21. 前記三方弁において上流側可動通路の入口および下流側可動通路の入口のものには、流体をケーシング本体の外部に排出する排出路が設けられ、該排出路に通じるよう前記ケーシング本体には、流体を外部に排出する排出路が設けられた請求項3ないし10のいずれか1に記載の流体用スクリーンチェンジャ。
  22. 前記副通路の少なくとも上流側のものに設けられた濾過手段とを含む前記いずれかの請求項の1に記載の流体用スクリーンチェンジャ。
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JP2015518433A (ja) * 2012-03-30 2015-07-02 マーグ ポンプ システムズ ゲーエムベーハー 流体濾過装置

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