JP2009118570A - 電力通信床構造及びその施工方法 - Google Patents

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Kenichi Harakawa
健一 原川
Yoshinobu Kamei
義宣 亀井
Toyohiro Matsuo
豊広 松尾
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Abstract

【課題】広範な給電通信対象平面に対して、意匠性を低下させることなく容易に通信環境を構築することができる、電力通信床構造及びその施工方法を提供すること。
【解決手段】複数の導電板11、12と当該複数の導電板11、12の相互間に設けられた絶縁層13とを備えて構成された電力又は通信信号を供給するための電力通信パネル10であって、縦断面が相互に同一である複数の電力通信パネル10を複数並設して構成された電力通信床構造であって、複数の電力通信パネル10において相互に隣接する導電板11、12を相互に接続することによって形成された接続部14を備え、この接続部14の内部に、通信信号を伝送するための通信ケーブル22を敷設した。
【選択図】図4

Description

この発明は、電力及び通信信号を供給するための電力通信床構造及びその施工方法に関する。
従来から、一般住宅やオフィス等の各種の空間に対して電力や通信信号を供給するための様々な供給構造が提案されている。一般的には、配電盤から床下や壁面内部にケーブルを敷設すると共に、このケーブルの端部を室内近傍に引出していた。そして、この端部に電源コネクタや信号端子を接続し、これら電源コネクタや信号端子に電気機器を接続することによって、電力や通信信号を供給していた。しかしながら、近年のOA機器を中心とする電気機器の多様化に伴い、空間内の様々な位置で電力や通信信号を使用したいとのニーズが高まっており、より自由度の高い電力や通信信号の供給構造が要望されている。
このような自由度の高い供給構造の一形態として、従来から、いわゆるフラットケーブルを用いた構造が提案されている。このフラットケーブルは、一対の平線型の導体を複数本並べた状態で被覆して構成されている。このフラットケーブルは一般的なケーブルに比べて薄厚であり、このフラットケーブルを床上面に敷設してカーペット等にて覆うことでその存在感をほぼ消すことができるため、このフラットケーブルの敷設経路の自由度を高めることができる。
また、特許文献1には、板状の導体を用いた電力用配線構造が開示されている。この構造は、第1の導体及び第2の導体にて絶縁膜を介して第3の導体を挟むことによって層状に構成されている。第1から第3の導体はそれぞれ細幅の板状に形成されており、このような構造を用いることで、平坦状の電力供給構造を構築することができる。
しかしながら、このような従来の電力や通信信号の供給構造は、平坦化を図ることで敷設経路の自由度を高めることが可能になる一方で、細幅の導体を用いていたことから、依然として一部の領域に対してしか電力や通信信号を供給することができなかった。例えば、広範な室内の多数の位置で電力や通信信号を使用する可能性がある場合、フラットケーブルや特許文献1の電力用配線構造を用いる場合にはこれらを多数本敷設しなければならず、その敷設や接続に多大な手間を要する等、実用性に欠けていた。また、特許文献1の如き電力供給構造においては、導体が表面側に露出していて利用者に触れる可能性があるため、電力供給構造における最も基本的な目標である利用者の安全確保が、阻害される危険性があった。
このような点に鑑みて、本願発明者等は、新規な電力通信パネルを提案した(例えば特許文献2。ただし本願出願時において未公開)。この電力通信パネルは、複数の導電板と当該複数の導電板の相互間に設けられた絶縁層とを相互に重畳状に配置して構成されている。このような電力通信パネルを複数並設することで、広範な範囲で電力供給環境及び通信環境を構築できると共に、ユーザ側に露出する導電板をGND極とすることで安全性の確保を図ることができる。
特開2003−151367号公報 特願2007−126982号明細書
特許文献2で提案された電力通信パネルを用いる場合、通信用のケーブルを電力通信パネルに付設する必要が生じ得る。このようにケーブルを付設する方法としては、1)電力通信パネルを敷設した後に、当該電力通信パネルの上面にケーブルを付設する方法や、2)電力通信パネルの製造時等において、当該電力通信パネルの内部中央にケーブルを埋設しておき、電力通信パネルを並設する際に、これら埋設したケーブルを相互に連結する方法が考えられる。しかしながら、電力通信パネルの上面にケーブルを付設する方法では、ケーブルが露出して意匠性を低下させるという問題があり、ケーブルを埋設する方法では、電力通信パネルを並設してからケーブルを付設することが不可能であったり、ケーブルの付設経路を後から変更することが困難である等、ケーブル付設の作業性が悪いという問題があった。
この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、広範な給電通信対象平面に対して、意匠性を低下させることなく容易に通信環境を構築することができる、電力通信床構造及びその施工方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1に係る発明は、複数の導電板と当該複数の導電板の相互間に設けられた絶縁層とを備えて構成された電力又は通信信号を供給するための電力通信パネルであって、縦断面が相互に同一である複数の電力通信パネルを並設して構成された電力通信床構造であって、前記複数の電力通信パネルにおいて相互に隣接する前記導電板を相互に接続することによって形成された接続部を備え、前記接続部の内部に、前記通信信号を伝送するための通信線を敷設したことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記電力通信パネルと前記通信線との相互間における前記通信信号の入力又は出力を行う通信中継手段を、前記接続部の内部に配置したことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2に係る発明において、前記電力通信パネルを介して供給される前記通信信号を前記通信中継手段に対して供給するための線路を、前記通信中継手段から前記導電板の内側面に至るように設けたことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、複数の導電板と当該複数の導電板の相互間に設けられた絶縁層とを相互に重畳状に配置して構成された電力又は通信信号を供給するための電力通信パネルを、複数並設して構成された電力通信床構造の施工方法であって、複数の前記電力通信パネルを設置面上に並設する並設工程と、前記並設工程の前又は後において、前記電力通信パネルにおいて他の電力通信パネルと隣接する端部に、前記通信信号を伝送するための通信線を収容するための収容空間部であって、当該電力通信パネルを中心として前記設置面とは反対側に向けて開放された開口部を備える収容空間部を形成する形成工程と、前記並設工程及び前記形成工程の後に、前記通信線を、前記開口部を介して前記収容空間部に収容する収容工程と、前記収容工程の後に、前記開口部を閉鎖する閉鎖工程とを備えることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項4に係る発明において、前記形成工程において、前記複数の電力通信パネルの各々の前記端部における前記複数の導電板と前記絶縁層とのうち、前記設置面側の導電板以外の導電板及び絶縁層を切除することにより、前記収容空間部を形成すると共に、当該複数の電力通信パネルの各々における前記設置面側の導電板を相互に突き合わせ状とし、前記並設工程及び前記形成工程の後であって、前記収容工程の前に、前記相互に突き合わせ状とした前記設置面側の導電板を相互に接合する接合工程を備えることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項4又は5に係る発明において、前記閉鎖工程の前又は後に、前記収容空間部に発泡材を充填する充填工程を備えることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、電力通信パネルの相互の間の接続部に通信線を敷設したので、電力通信パネルの内部に通信線を埋設する場合に比べて、通信線の敷設や取り出しが容易になり、通信線の敷設作業の効率化を図ることができると共に、通信経路変更時の自由度を高めることができる。また、通信線を外部から覆って非露出状とすることができ、通信線を電力通信パネルの上面に付設する場合に比べて、意匠性の向上を図ることができる。
請求項2に係る発明によれば、通信中継手段についても接続部に敷設したので、通信中継手段の設置作業の効率化を図ることができると共に、通信経路変更時の自由度を高めることができ、また意匠性の向上を図ることができる。
請求項3に係る発明によれば、通信信号を伝送するための線路を導電板の内側面に至るように設けたので、この線路についても非露出状として、意匠性の向上を図ることができる。
請求項4に係る発明によれば、設置面とは反対側に向けて開放された開口部を備える収容空間部を形成することで、電力通信パネルの敷設後であっても開放側から通信線を収容でき、通信線の敷設作業の効率化を図ることができる。
請求項5に係る発明によれば、相互に突き合わせ状とした設置面側の導電板を相互に接合することで、隣接する電力通信パネルの相互間の導電性を保持できる。
請求項6に係る発明によれば、収容空間部に発泡材を充填することで、収容空間部によって形成された中空構造を解消し、電力通信パネルの剛性を保持することができる。
以下に添付図面を参照して、この発明の実施の形態を詳細に説明する。まず、〔I〕本実施の形態の基本的概念を説明した後、〔II〕本実施の形態の具体的内容について説明し、〔III〕最後に、本実施の形態に対する変形例について説明する。ただし、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
〔I〕本実施の形態の基本的概念
まず、本実施の形態に共通の基本的概念について説明する。本実施の形態に係る電力通信床構造は、一般住宅やオフィス等の任意空間において電力や通信環境を提供するためのものである。この空間は、室内に限定されず室外であってもよく、また建屋に限定されずに電車や飛行機の如き乗り物の内部空間を含む。以下では、電力又は通信信号の供給対象になる3次元空間を「給電通信対象空間」と称すると共に、この給電通信対象空間を区画する各平面のうち、電力や通信信号を供給するための平面を「給電通信対象平面」、それ以外の平面を「給電通信非対象平面」と称する。給電通信対象平面は、例えば、給電通信対象空間を区画する床の全領域や、あるいはこれら領域のうちの一部(例えば、床面のうち、四周の周縁部のみを除外した中央領域)である。
電力通信パネルは、概略的には、複数の導電板と、これら複数の導電板の相互間に設けられた絶縁層とを、相互に重畳状に配置して一体に構成されている。ここで、導電板とは、従来のような細幅の導体以外にも、広幅のパネル体として形成してもよく、広範な面積をカバーする。このことにより、広範な給電通信対象平面において容易に電力供給や通信を行なうことができる。特に、給電通信対象平面の全てを1枚の電力通信パネルで覆うのではなく、複数の電力通信パネルを並設することで、給電通信対象平面をカバーする。この電力通信パネルは、任意の平面形状で形成可能であるが、以下では方形状とした例について説明する。
この電力通信パネルは、支持体によって支持される。支持体は、給電通信対象空間を他の空間から区画するものであって、電力通信パネルを支持し得る任意の構造体を含み、例えば、床部である。この支持体としては、電力通信パネルを支持する支持面を平面とした平面構造体の他、桟構造のように非平面を介して電力通信パネルを不連続的に支持するものを含む。
このような構成において、本実施の形態の基本的特徴の一つは、電力通信パネルに対して入力又は出力される通信信号の伝送路の配置構造及び配置方法にある。概略的には、複数の電力通信パネルにおいて相互に隣接する導電板を相互に接続することによって接続部を形成し、この接続部の内部に通信線を配置する。さらに必要に応じて、通信信号を中継する中継手段についても接続部の内部に配置する。そして、この通信線と電力通信パネルとを所定方法で通信可能に連携することで、給電通信対象空間の内部における、あるいは、給電通信対象空間と外部との間における、通信を行うことを可能とする。このような構造を採用することにより、通信線を電力通信パネルの上面に付設して意匠性を損ねたり、通信線を電力通信パネルの内部に埋設して通信経路の変更を困難にするという問題を回避できる。
〔II〕本実施の形態の具体的内容
次に、本実施の形態に係る電力通信床構造及びその施工方法の具体的内容について説明する。
(構成−給電通信システム全体)
図1は本実施の形態1に係る給電通信システムを適用した居室の斜視図、図2は図1の要部平面図、図3は図2の要部拡大図、図4は図2のA−A矢視断面図である。これら各図に示すように、給電通信システムは、給電通信対象空間である居室1における床部2の上面に、縦断面が相互に同一である複数の電力通信パネル10を並設し、さらに電力通信パネル10を相互に接続部14で通電可能に接続すると共に、この接続部14に、幹線通信ケーブル20、幹線接続ノード21、通信ケーブル22、及び多元接続ノード23を配置して構成されている。
床部2は、電力通信パネル10を支持する支持体であり、例えば鉄筋コンクリート造の床スラブとして構成されており、その上面を平滑状の水平面とした面構造体である。図4に示すように、この床部2の上面の略全面には絶縁シート3が敷設されており、この絶縁シート3によって、床部2と電力通信パネル10とが相互に絶縁されている。なお、これら床部2及び絶縁シート3は、特許請求の範囲における設置面に対応する。また、電力通信パネル10の上面には、フロアタイルやタイルカーペット等の仕上げ材4が敷設されており、電力通信パネル10が居室1に直接的には露出しないようにカバーされている。このように構成される平面方形状の床部2のうち、本実施の形態では、図2に示すように、後述する床構成パネル7が配置されている一部の領域のみを給電通信非対象平面としており、その他の部分を給電通信対象平面としている。
給電通信対象平面においては、複数の電力通信パネル10を並設することでその上面に連続する平坦な床面が形成されており、床面に任意の通信機器(例えば、コンピュータやロボット)を配置することができる。各電力通信パネル10は、絶縁シート3の上面に敷設されており、隣接する他の電力通信パネル10と、後述する接合方法によって形成された接続部14を介して、相互に接合されている。一方、給電通信非対象平面においては、床部2を単に露出状としてもよいが、ここでは図1、2に示すように、電力通信パネル10と略同一の厚みを有する床構成パネル7を配置することで、電力通信パネル10と床構成パネル7との上面を相互に略面一状として、平坦な床面を構成している。床構成パネル7は、例えば樹脂や木材にて形成された板状体である。
(構成−電力通信パネル)
次に、各電力通信パネル10の構成の詳細について説明する。図2〜4に示すように、電力通信パネル10は、平面方形状に形成されており、複数(ここでは2枚)の導電板11、12と、これら複数の導電板11、12の相互の間に設けられた絶縁層13とを、相互に重畳状に配置して構成されている。これら導電板11と導電板12とは、例えば接着の如き任意の固定方法によって相互に固定されており、全体として1枚の電力通信パネル10が構成されている。
各導電板11、12は、金属等の導電体から形成された板状体である。これら導電板11、12の具体的な材質や厚みは、所望の強度や供給電力等を考慮して決定することができる。
絶縁層13は、導電板11、12を相互に絶縁することによってこれら相互間における短絡を防止すると共に、通信信号を伝播させる導波管として機能する。この絶縁層13は、導電板11、12と略同一の平面形状に形成され、これら導電板11、12の相互の間のほぼ全域に設けられている。この絶縁層13の具体的な材質や厚みは、所望の絶縁性や導波性を考慮して決定することができ、例えば、ポリエチレンや塩化ビニル等の樹脂、マイカやガラス繊維などの無機材料、あるいは、磁器を用いることができる。
接続部14は、複数の電力通信パネル10において相互に隣接する導電板11、12を相互に接続することによって形成されている。具体的には、図5の接続部周辺の拡大縦断面図に示すように、接続部14は、クリップ43、導電性テープ44、及びカバープレート45を備える。接続部14の下方においては、下方に配置された導電板12がクリップ43にて相互に接合され、これら導電板12同士を連結するように導電性テープ44が貼付されることで、これら導電板12の相互の導電性が確保されている。接続部14の上方においては、上方に配置された導電板11にカバープレート45が並設され、これら導電板11とカバープレート45とがクリップ43にて相互に接合され、これら導電板11とカバープレート45とを連結するように導電性テープ44が貼付され、かつ、カバープレート45の相互間に形成された充填口45aにも導電性テープ44が貼付されることで、これら導電板11とカバープレート45との相互の導電性が確保されている。この接続部14の内部は、導電板12やカバープレート45にて覆われた収容空間部40に発泡材46を充填することによって形成された閉鎖空間部となっており、この閉鎖空間部に、幹線通信ケーブル20、幹線接続ノード21、通信ケーブル22、及び多元接続ノード23が配置されている。
このように構成された電力通信パネル10において、図4に示すように、導電板11、12のうち、少なくとも一方の導電板を接地極とするように、導電板11、12を直流電源8に接続している。例えば、床部2によって電力通信パネル10を支持する構造の場合、床部2に近接する側の導電板12を陽極、この陽極と対向する側の導電板11を接地極とする。具体的には、任意位置に直流電源8を設け、この直流電源8の陽極をいずれか1枚の電力通信パネル10の導電板12に接続すると共に、直流電源8の接地極を当該電力通信パネル10の導電板11に接続し、他の電力通信パネル10に対してはこれら電力通信パネル10の相互の接続構造を介して電力を供給する。また、閉回路を形成するため、いずれかの電力通信パネル10の導電板11と導電板12とを任意の方法で相互に接続する(図示省略)。このように導電板11、12を接地極とした電力供給経路を構築することで、人間が導電板11に直接的に又は他の導体を介して間接的に接触した場合においても、人への通電を防止することができるので、人の安全性を確保することが可能になる。
(構成−通信機能)
次に、通信機能の構成について説明する。幹線通信ケーブル20及び通信ケーブル22は、給電通信対象空間の内部における、あるいは、給電通信対象空間と外部との間における、通信を行うための線路であり、特許請求の範囲における通信線に対応する。具体的には、幹線通信ケーブル20は幹線用の通信線、通信ケーブル22は支線用の通信線であり、それぞれ例えば光ファイバや同軸ケーブルを用いて構成される。
幹線接続ノード21は、複数の幹線通信ケーブル20を相互に中継し、あるいは、幹線通信ケーブル20と通信ケーブル22とを相互に中継する幹線用の通信中継手段である。また、複数の多元接続ノード23は、支線用の通信ケーブル22の相互間の中継を行う支線用の通信中継手段であり、相互に所定間隔で配置されており、複数の通信信号を多重して通信ケーブル22に入力し、あるいは、多重された複数の通信信号を通信ケーブル22から取得して分離出力する。これら幹線接続ノード21や多元接続ノード23は、特許請求の範囲における通信中継手段に対応する。
図5に示すように、通信ケーブル22及び多元接続ノード23は、接続部14において、下方側の導電板12、後述するカバープレート45、及び左右の絶縁層13によって囲繞され、給電通信対象空間に対して非露出状とされている。多元接続ノード23からは接地極接続線23aと陽極接続線23bが引き出されており、接地極接続線23aは絶縁層13を通って陽極側の導電板11に内側から接続され、陽極接続線23bは絶縁層13を通って陽極側の導電板12に内側から接続されている。従って、これら接地極接続線23a及び陽極接続線23bも、給電通信対象空間に対して非露出状とされている。なお、接地極接続線23a及び陽極接続線23bは、特許請求の範囲における線路に対応する。
(構成−通信機能及び電力供給機能)
次に、通信機能及び電力供給機能に共通の構成について説明する。図2〜4に示すように、電力通信パネル10には接続端子30が配置されている。この接続端子30は、図6の接続端子周辺の拡大縦断面図に示すように、円筒状の外部電極31と、棒状の内部電極32と、これら外部電極31と内部電極32を絶縁する円筒状の絶縁層33とを、相互に同心状に組み合わせて構成されている。内部電極32は、陽極側の電極であり、接地極側の導電板11及び絶縁層13を貫通して陽極側の導電板12に至る長さに形成されている。外部電極31は、接地極側の電極であり、内部電極32よりも短く形成され、内部電極32と共に導電板11に貫通される。これら外部電極31と内部電極32とは、導電板11、12や絶縁層13に対する差込みが容易なように、先鋭状に形成されている。
このような構成において、電力通信パネル10において通信を行いたい任意位置(通信機器の近傍等)に接続端子30を上方から挿入することで、外部電極31を接地極の導電板11に接触させると共に、内部電極32を陽極の導電板12に接触させることができる。そして、外部電極31には、電力取得用の接地極接続線31aと通信用の接地極接続線31bとを接続し、内部電極32には、電力取得用の陽極接続線32aと通信用の陽極接続線32bとを接続する。そして、電力取得用の接地極接続線31a及び陽極接続線32aを図示しない通信機器の電源に接続することで、当該通信機器に対して電力供給を行うことができると共に、通信用の接地極接続線31b及び陽極接続線32bを図示しない通信機器の信号端子に接続することで、当該通信機器に対して通信信号の入力及び出力を行うことができる。
このように構成された接続端子30を用いた通信についてより具体的に説明すると、ここでは電力通信パネル10を介したPLC通信を行う。すなわち、図示しない通信機器から出力された通信信号が接地極接続線31b及び陽極接続線32bを経て接続端子30を介して導電板11、12に供給されることで直流電流に重畳され、この導電板11、12を介して伝播される。この通信信号は、接地極接続線23a及び陽極接続線23bを介して多元接続ノード23に入力され、この多元接続ノード23によって通信ケーブル22に重畳されて、さらに幹線通信ケーブル20や幹線接続ノード21を介して、サーバ等の図示しない情報処理装置に入力される。あるいは、上述のように接続端子30を介して通信ケーブル22に重畳された通信信号や、サーバ等の図示しない情報処理装置から通信ケーブル22に出力された通信信号は、いずれかの多元接続ノード23にて取得され、接地極接続線23a及び陽極接続線23bを介して導電板11、12に供給されることで直流電流に重畳され、導電板11、12を介して他の接続端子30に伝送される。
このように、電力通信パネル10を介して複数の接続端子30の相互間における通信を行うことができ、あるいは、電力通信パネル10を介して接続端子30と情報処理装置との相互間における通信を行うことができる。なお、多元接続ノード23を動作させるために必要な電力は、接地極接続線23a及び陽極接続線23bを介して電力通信パネル10から取得できるので、多元接続ノード23に対して別途の電力供給系統を設ける必要がなくなる。なお、図示は省略するが、直流電流に通信信号を重畳したり、直流電流から通信信号を分離するための構成は、PLC通信用の公知の構成を採用することができる。同様に図示は省略するが、通信信号を多重化して幹線通信ケーブル20や通信ケーブル22に入力したり、あるいは、幹線通信ケーブル20や通信ケーブル22を介して取得された多重化された通信信号を相互に分離するための構成は、多重通信用の公知の構成を採用することができる。
なお、接続端子30は機能モジュールの一部として配置してもよい。機能モジュールとは、電力通信パネル10を介して各種の機能を実現するために、電力通信パネル10に対して接続されるもので、例えば方形箱状に形成され、電力通信パネル10の上面に並設されることで、公知のOAフロアと同様に平滑な床面を形成する機能を有する他、各種の機器を内蔵することで、電力若しくは通信信号の入力若しくは出力を行う。一例として機能モジュールは、電力の取得及び負荷への供給のみを行う配電機能と、通信信号の入力を受けて当該通信信号に基づいた情報処理を行なったり、情報処理の結果に関する通信信号の出力を行うための情報処理機能とを具備し、これら各機能に必要な電子機器を内蔵すると共に、接続端子30を下面から下方に突出させるように具備する。そして、この機能モジュールを電力通信パネル10の上面に配置することで、接続端子30を電力通信パネル10に打設し、この接続端子30を介して電力取得や通信信号の入出力を行う。
(通信ケーブル及び多元接続ノードの配置方法)
次に、通信ケーブル22及び多元接続ノード23の配置方法を、電力通信パネル10の接続方法と共に説明する(なお、幹線通信ケーブル20及び幹線接続ノード21についても同様の方法にて配置できるので、その説明を省略する)。図7〜12は配置方法を説明する要部縦断面図である。
最初に、図7に示すように、各電力通信パネル10を並設する(特許請求の範囲における並設工程に対応する)。ここで、各電力通信パネル10の各側部のうち、隣接する電力通信パネル10に対向する側部に、当該側部の長手方向に沿って、かつ、当該側部の長手方向の全長に渡って、絶縁層13を切除することで、収容空間部40を形成する(特許請求の範囲における形成工程に対応する)。この収容空間部40の大きさ及び形状は、少なくとも通信ケーブル22及び多元接続ノード23が配置可能なように決定する。
また同時に、上部に配置される導電板11についても、絶縁層13とほぼ同様の範囲を切除することで、収容空間部40の上方には給電通信対象空間に向けて開放する開口部41を形成し、この開口部41を介して通信ケーブル22及び多元接続ノード23を上方から収容空間部40に収容することを可能とする。特に、導電板11を、絶縁層13よりも広幅に切除することで、その端面が絶縁層13の端面に対して対向方向より反対側に後退させ、この絶縁層13の上縁に、後述するカバープレート45を配置するための鍔部42を形成する。これら絶縁層13及び導電板11の切除は、電力通信パネル10を製造する工場にて行ってもよく、あるいは、施工現場において電力通信パネル10を敷設した後に行ってもよい。
この状態においては、下部に配置される導電板(設置面に接する導電板)12のみが対向方向に突出するように突き合わされているので、この導電板12をクリップ43にて相互に接合する(特許請求の範囲における接合工程に対応する)。このクリップ43は、例えば金属にて側面コ字状に形成されたもので、このようなクリップ43を所定間隔で上方から導電板12に挿入する。ここで、クリップ43を挿入するための挿入穴12aを導電板12に予め所定間隔で形成しておくことで、クリップ43の挿入を一層容易に行なうことができる(後述する挿入穴11aも同様)。あるいは、このような挿入穴12aを形成しておくことなく、施工現場において導電板12に打設してもよい。次いで、このように接合された導電板12の相互間の導電性を確保するため、図8に示すように、当該接合部の長手方向に沿って、かつ、当該接合部の長手方向の全長に渡って、接合部の上面に導電性テープ44を貼付する。
次いで、図9に示すように、通信ケーブル22及び多元接続ノード23を、開口部41を介して上方から収容空間部40に収容する(特許請求の範囲における収容工程に対応する)。またこの時、多元接続ノード23に接続された接地極接続線23a及び陽極接続線23bを、絶縁層13の内部を介して導電板11、12に内側から挿入する。
その後、図10に示すように、左右一対のカバープレート45を上方から絶縁層13の鍔部42に載置することで、収容空間部40を閉鎖する(特許請求の範囲における閉鎖工程に対応する)。このことにより、接続部14が形成される。さらに、図11に示すように、カバープレート45と導電板11との相互の接合箇所に対して、所定間隔で形成された挿入穴11aにクリップ43を挿入すると共に導電性テープ44を貼付する。このカバープレート45は、導電板11と同様に導電性の材質から形成されることが好ましく、この場合には導電板11とカバープレート45とにより一体的な導電面を形成することができる。また、カバープレート45は、導電板11と同様の厚みで形成されることが好ましく、この場合には導電板11の上面とカバープレート45の上面とを相互に面一状として広範な平滑面を形成することができる。なお、ここでは、左右一対のカバープレート45を用いているが、これらを一体化した連続状のカバープレート45を用いてもよい。
その後、図12に示すように、充填口45aを介して、収容空間部40に絶縁性の発泡材46を充填する(特許請求の範囲における充填工程に対応する)。充填口45aは、カバープレート45の相互間に形成された隙間であり、長手方向に連続して形成されているので、発泡材46を長手方向に沿って容易に充填することができる。なお、一体化した連続状のカバープレート45を用いる場合には、このカバープレート45に対して、充填口45aを所定間隔で形成したり、あるいは、充填口45aを長手方向に連続して形成してもよい。この充填口45aの形成は、カバープレート45の製造工場で予め行ってもよく、あるいは、施工現場にて形成してもよい。充填口45aから発泡材46が溢れれ出した場合には、当該溢れた発泡材46が硬化した後にスクレーパにて削ぎ落とす。最後に、充填口45aに導電性テープ44を貼付して、施工を終了する。
〔III〕各実施の形態に対する変形例
以上、本発明の各実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
(解決しようとする課題や発明の効果について)
また、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、前記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、前記に記載されていない課題を解決したり、前記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。
(電力通信パネルについて)
電力通信パネル10は、実施の形態に示した構造に限定されない。例えば、3枚以上の導電板11を平行に重合させると共に、これら各導電板11の相互の間に絶縁層13を配置することで、上述した電力通信パネル10よりも多層のパネルを形成してもよい。あるいは、1枚の導電板11の両面に平板状の絶縁層13を設け、これら各絶縁層13の外側にさらに導電板11を設けて、中央の導電板11のみを陽極とし、外側に露出する導電板12を全て陰極とすることで、電力通信パネル10を構成してもよい。
(電力通信パネルの配置構造について)
通信ケーブル22や多元接続ノード23は、電力通信パネル10の相互の間の全てに配置する必要は必ずしもなく、電力供給領域や通信領域に応じた領域にのみ配置することもできる。接続部14は、上述した方法以外で形成してもよく、例えば、電力通信パネル10を相互に空間を隔てて並設する一方、この間隔に対応した幅の細長角筒状の接続部(上面及び下面が細幅の導電板で形成され、この導電板の相互間に通信ケーブル22や多元接続ノード23を配置したもの)14を準備しておき、この接続部14を電力通信パネル10の相互の空間に配置することで、電力通信パネル10の相互の導通性を確保すると同時に、通信ケーブル22や多元接続ノード23の配置を行ってもよい。なお、接続部14の形状として、上記の例では縦断面を略方形状としているが、電力通信パネル10の導電板11、12の相互の接続が可能な限りにおいて任意の形状とすることができ、例えば縦断面を略逆台形状(上辺より下辺が狭幅の台形状)としてもよい。
(電力通信パネルの配置方法について)
通信ケーブル22や多元接続ノード23の配置方法は、上述した方法に限定されない。例えば、電力通信パネル10の相互の間に形成する収容空間部40を小型化したり、絶縁層13やカバープレート45の強度を向上させることで、電力通信パネル10の相互の間の部分を中空状としたままでも問題がない場合には、発泡材46の充填を省略することができる。あるいは、クリップ43と導電性テープ44のいずれか一方を用いることで所要の導電性や接合強度を確保できる場合には、いずれか他方を省略してもよい。
この発明は、各種の空間に電力及び通信環境を提供するためのものであり、特に、広範な領域に通信環境を容易に構築することに有用である。
本発明の実施の形態に係る給電通信システムを適用した居室の斜視図である。 図1の要部平面図である。 図2の要部拡大図である。 図2のA−A矢視断面図である。 接続部周辺の拡大縦断面図である。 接続端子周辺の拡大縦断面図である。 配置方法を説明する要部縦断面図である。 配置方法を説明する要部縦断面図であり、図7の次順の工程を示す図である。 配置方法を説明する要部縦断面図であり、図8の次順の工程を示す図である。 配置方法を説明する要部縦断面図であり、図9の次順の工程を示す図である。 配置方法を説明する要部縦断面図であり、図10の次順の工程を示す図である。 配置方法を説明する要部縦断面図であり、図11の次順の工程を示す図である。
符号の説明
1 居室
2 床部
3 絶縁シート
4 仕上げ材
7 床構成パネル
8 直流電源
10 電力通信パネル
11、12 導電板
11a、12a 挿入穴
13、33 絶縁層
14 接続部
20 幹線通信ケーブル
21 幹線接続ノード
22 通信ケーブル
23 多元接続ノード
23a、31a、31b 接地極接続線
23b、32a、32b 陽極接続線
30 接続端子
31 外部電極
32 内部電極
40 収容空間部
41 開口部
42 鍔部
43 クリップ
44 導電性テープ
45 カバープレート
45a 充填口
46 発泡材

Claims (6)

  1. 複数の導電板と当該複数の導電板の相互間に設けられた絶縁層とを備えて構成された電力又は通信信号を供給するための電力通信パネルであって、縦断面が相互に同一である複数の電力通信パネルを並設して構成された電力通信床構造であって、
    前記複数の電力通信パネルにおいて相互に隣接する前記導電板を相互に接続することによって形成された接続部を備え、
    前記接続部の内部に、前記通信信号を伝送するための通信線を敷設したこと、
    を特徴とする電力通信床構造。
  2. 前記電力通信パネルと前記通信線との相互間における前記通信信号の入力又は出力を行う通信中継手段を、前記接続部の内部に配置したこと、
    を特徴とする請求項1に記載の電力通信床構造。
  3. 前記電力通信パネルを介して供給される前記通信信号を前記通信中継手段に対して供給するための線路を、前記通信中継手段から前記導電板の内側面に至るように設けたこと、
    を特徴とする請求項2に記載の電力通信床構造。
  4. 複数の導電板と当該複数の導電板の相互間に設けられた絶縁層とを相互に重畳状に配置して構成された電力又は通信信号を供給するための電力通信パネルを、複数並設して構成された電力通信床構造の施工方法であって、
    複数の前記電力通信パネルを設置面上に並設する並設工程と、
    前記並設工程の前又は後において、前記電力通信パネルにおいて他の電力通信パネルと隣接する端部に、前記通信信号を伝送するための通信線を収容するための収容空間部であって、当該電力通信パネルを中心として前記設置面とは反対側に向けて開放された開口部を備える収容空間部を形成する形成工程と、
    前記並設工程及び前記形成工程の後に、前記通信線を、前記開口部を介して前記収容空間部に収容する収容工程と、
    前記収容工程の後に、前記開口部を閉鎖する閉鎖工程と、
    を備えることを特徴とする電力通信床構造の施工方法。
  5. 前記形成工程において、前記複数の電力通信パネルの各々の前記端部における前記複数の導電板と前記絶縁層とのうち、前記設置面側の導電板以外の導電板及び絶縁層を切除することにより、前記収容空間部を形成すると共に、当該複数の電力通信パネルの各々における前記設置面側の導電板を相互に突き合わせ状とし、
    前記並設工程及び前記形成工程の後であって、前記収容工程の前に、前記相互に突き合わせ状とした前記設置面側の導電板を相互に接合する接合工程を備えること、
    を特徴とする請求項4に記載の電力通信床構造の施工方法。
  6. 前記閉鎖工程の前又は後に、前記収容空間部に発泡材を充填する充填工程、
    を備えることを特徴とする請求項4又は5に記載の電力通信床構造の施工方法。
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