JP2009117999A - レベルシフト回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】出力信号の電圧レベルをシフトすることのできない期間をより短縮することのできるレベルシフト回路を提供する。
【解決手段】レベルシフト回路1は、所定電位VCC1が「1200[V]」から「15[V]」へ変化するレベルシフト時に、最もVCC1側に位置するトランジスタTr1n1及びTr2n1の各ゲート並びに最もLGND電位側に位置するトランジスタTr112及びTr212の各ゲートに蓄積されている電荷を、当該レベルシフト回路1外へ放出するための引き抜き用の抵抗素子RH及び引き抜き用の抵抗素子Rlを備える。そして、引き抜き用の抵抗素子RHは、出力信号作成回路部70の基準電位であるHGND電位に接続されており、引き抜き用の抵抗素子Rlは、NOTゲート20の駆動電位である所定電位VCC3に接続されている。
【選択図】図1
【解決手段】レベルシフト回路1は、所定電位VCC1が「1200[V]」から「15[V]」へ変化するレベルシフト時に、最もVCC1側に位置するトランジスタTr1n1及びTr2n1の各ゲート並びに最もLGND電位側に位置するトランジスタTr112及びTr212の各ゲートに蓄積されている電荷を、当該レベルシフト回路1外へ放出するための引き抜き用の抵抗素子RH及び引き抜き用の抵抗素子Rlを備える。そして、引き抜き用の抵抗素子RHは、出力信号作成回路部70の基準電位であるHGND電位に接続されており、引き抜き用の抵抗素子Rlは、NOTゲート20の駆動電位である所定電位VCC3に接続されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えばインバータ用の高耐圧ICに適用して有益なレベルシフト回路に関する。
この種のレベルシフト回路としては、従来、例えば特許文献1に記載の技術が知られている。この文献に記載の技術も含め、従来一般に知られているレベルシフト回路について説明する。
従来一般に知られているレベルシフト回路は、GND電位と所定電位との間で順次直列接続され、互いに絶縁分離された「n個」の例えばLDMOS等のトランジスタ素子Tr1〜Trnと、同じくGND電位と所定電位との間で順次直列接続された「n個」の抵抗素子R1〜Rnを有している。そして、最もGND電位側の第1段のトランジスタ素子Tr1を除く各段のトランジスタ素子Tr2〜Trnのゲート端子は、直列接続された各段の抵抗素子R1〜Rn間の各接続点P2〜Pnにそれぞれ接続されている。
レベルシフト回路としてのこのような構造では、トランジスタ素子Tr1のゲート端子に入力信号を印加することで、抵抗素子R1〜Rnを介して、第2段から第n段のトランジスタ素子Tr2〜Trnを同時に動作することができるようになる。そのため、そうしたレベルシフト回路の動作中においては、GND電位と所定電位との間の電圧がn個のトランジスタ素子により分割されるため、第1段から第n段の各トランジスタ素子が、それぞれの電圧範囲を分担することになる。すなわち、各トランジスタ素子に要求される耐圧は、GND電位と所定電位との間の電圧を1個のトランジスタ素子で分担する場合に比べてほぼn分の1となる。したがって、通常の耐圧を有するトランジスタ素子であっても、トランジスタ素子の個数nを適宜設定することにより、レベルシフト回路全体として必要とされる高い耐圧を確保することが容易になる。
特開2006−148058号公報
ところで、こうした従来のレベルシフト回路の動作中(所定電位が例えば「1200[V]」等の高電圧時)においては、このレベルシフト回路を構成する複数のトランジスタ素子Tr2〜Trnの各ゲートに多量の電荷が蓄積される。こうした各ゲートに蓄積可能な電荷量は上記所定電位によって異なり、出力信号の電圧レベルをシフトすべく、上記所定電位を例えば「1200[V]」から「15[V]」へ急峻に立ち下げると、トランジスタ素子Tr2〜Trnの各ゲートに蓄積可能な電荷量が大幅に減少するため、各ゲートに蓄積しきれない電荷は、抵抗素子R1〜Rn−1をたどってGND電位に排出されることになる。
ただし、当該レベルシフト回路の消費電力を抑制するべく、抵抗素子R1〜Rn−1の抵抗値は通常大きく設定されているため、上記各ゲートに蓄積しきれない電荷を迅速に排出することが難しく、排出するには時間を要する。そして、そうした排出期間においては、蓄積された電荷に起因して、各トランジスタ素子Tr2〜Trnの所定電位(ソースあるいはドレイン)側の電位の方がGND電位(ドレインあるいはソース)側の電位よりも低くなってしまう。すると、GND電位側から所定電位側に電流が流れるため、出力信号の電圧レベルが論理Hレベルに対応する電圧レベルに固定されてしまい、結局のところ、出力信号の電圧レベルをシフトさせることができなくなってしまう。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、出力信号の電圧レベルをシフトすることのできない期間をより短縮することのできるレベルシフト回路を提供することにある。
こうした目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、パルス状の入力信号に基づいて作成される出力信号の電圧レベルをシフトさせるレベルシフト回路として、順次直列接続された複数の第1トランジスタ素子及びゲート端子に前記入力信号が入力される第2トランジスタ素子を所定電位とGND電位との間に有し、前記出力信号を作成する第1回路部と、順次直列接続された複数の第1抵抗素子を前記所定電位とGND電位との間に有し、これら第1抵抗素子間の複数の接続点が前記複数の第1トランジスタ素子の各ゲートにそれぞれ接続されて、これら複数の第1トランジスタ素子をオンとする第2回路部と、前記所定電位が第1電位から該第1電位よりも低い第2電位へ変化するレベルシフト時に、第1トランジスタ素子のゲート端子に蓄積されている電荷を当該レベルシフト回路外へ放出する電荷放出回路部とを備えることとした。
レベルシフト回路としてのこのような構成では、所定電位が第1電位から第2電位へ変化するレベルシフト時に、第1トランジスタ素子の各ゲート端子に第1抵抗素子間の接続点が接続されているため、背景技術の欄に記載した従来技術と同様に、蓄積された電荷は第2回路部によってGND電位に排出される。上記構成では、さらに、電荷放出回路部を備えているため、ゲート端子に蓄積されている電荷はこの電荷放出回路部によって迅速に引き抜かれて当該レベルシフト回路外へ放出される。これにより、蓄積された電荷がゲート端子に留まることに起因して出力信号の電圧レベルが固定されてしまう時間を短くすることができるようになる。すなわち、上記構成によれば、出力信号の電圧レベルをシフトすることのできない期間をより短縮することができるようになる。
具体的には、そうした電荷放出回路部として、例えば請求項2に記載の発明のように、第1トランジスタ素子のゲート端子と該ゲート端子における電位よりも低い第3電位との間に接続される電荷引き抜き用の抵抗素子を採用することが望ましい。これにより、電荷放出回路部を簡素に構成することができるようになる。なお、電荷引き抜き用の抵抗素子に限らず、例えばMOSトランジスタやバイポーラトランジスタ等のトランジスタ素子を採用することもできる。この場合、所定電位が第1電位から第2電位へ変化するレベルシフト時にこうしたトランジスタ素子をオンとすることになる。
また、こうした電荷引き抜き用の抵抗素子としては、すべての第1トランジスタ素子のゲート端子に接続することが、蓄積された電荷を引き抜くに要する時間の短縮を図る上で、最も望ましい。しかしながら、当該レベルシフト回路の構成が複雑になり、体格の大型化を招いてしまうことも懸念される。
その点、例えば請求項3に記載の発明のように、電荷引き抜き用の抵抗素子として、前記複数の第1トランジスタ素子のうちの最も前記所定電位側に位置する第1トランジスタ素子のゲート端子に接続される第2抵抗素子を採用することが望ましい。あるいは、例えば請求項4に記載の発明のように、電荷引き抜き用の抵抗素子として、前記複数の第1トランジスタ素子のうちの最も前記GND電位側に位置する第1トランジスタ素子のゲート端子に接続される第3抵抗素子を採用することが望ましい。これにより、当該レベルシフト回路の体格の大型化を招くことなく、蓄積された電荷を迅速に排出することができるようになる。
一方、出力信号のレベルシフト時には、出力信号の電圧レベルが急峻に立ち下がるだけでなく、出力信号の電圧レベルが急峻に立ち上がることもある。こうした急峻な立ち上がり時にも、当該レベルシフト回路の誤動作が生じることがある。
その点、請求項5に記載の発明のように、第1回路部によって生成される出力信号を第1内部信号とし、順次直列接続された複数の第3トランジスタ素子及び前記入力信号の論理レベルが反転された反転信号がゲート端子に入力される第4トランジスタ素子を前記所定電位と前記GND電位との間に有し、第2内部信号を作製する第3回路部と、順次直列接続された複数の第2抵抗素子を前記所定電位と前記GND電位との間に有し、これら第4抵抗素子間の複数の接続点が前記複数の第3トランジスタ素子の各ゲートにそれぞれ接続されて、これら複数の第3トランジスタ素子をオンとする第4回路部と、第1内部信号の論理レベル及び第2内部信号の論理レベルに基づき当該レベルシフト回路のレベルシフト時に生じる誤動作を防止しつつ、前記出力信号を作成する出力信号作成回路部とをさらに備え、電荷放出回路部は、前記所定電位が第1電位から該第1電位よりも低い第2電位へ変化するレベルシフト時に、第3トランジスタ素子のゲート端子に蓄積されている電荷を当該レベルシフト回路外へ放出することが望ましい。これにより、出力信号の電圧レベルが急峻に立ち上がるときにも、当該レベルシフト回路の誤動作を防止することができるようになる。ちなみに、出力信号作成回路部としては、第1内部信号の論理レベル及び第2内部信号の論理レベルに基づき当該レベルシフト回路の誤動作を防止することができれば、その構成は任意である。
そうした電荷放出回路部としては、上記請求項2に記載の構成に準じて、例えば請求項6に記載の発明のように、第3トランジスタ素子のゲート端子と該ゲート端子における電位よりも低い第4電位との間に接続された電荷引き抜き用の抵抗素子を採用することが望ましい。これにより、簡素な構成にて電荷放出回路部を構成することができるようになる。なお、これも既述したように、電荷引き抜き用の抵抗素子に限らず、例えばMOSトランジスタやバイポーラトランジスタなどのトランジスタ素子を採用することこととしてもよい。この場合にあっては、所定電位が第1電位から第2電位へ変化するレベルシフト時に、こうしたトランジスタ素子をオンとすることになる。
また、こうした電荷引き抜き用の抵抗素子としては、すべての第3トランジスタ素子のゲート端子に接続することが、蓄積された電荷を引き抜くに要する時間の短縮を図る上で、最も望ましい。しかしながら、当該レベルシフト回路の構成が複雑になり、体格の大型化を招いてしまうことも懸念される。
その点、例えば請求項7に記載の発明のように、電荷引き抜き用の抵抗素子としては、前記複数の第3トランジスタ素子のうちの最も前記所定電位側に位置する第3トランジスタ素子のゲート端子に接続される第5抵抗素子とすることが望ましい。あるいは、例えば請求項8に記載の発明のように、電荷引き抜き用の抵抗素子としては、前記複数の第1トランジスタ素子のうちの最も前記GND電位側に位置する第1トランジスタ素子のゲート端子に接続される第3抵抗素子とすることが望ましい。これにより、当該レベルシフト回路の体格の大型化を招くことなく、蓄積された電荷を迅速に排出することができるようになる。
なお、当該レベルシフト回路の体格の小型化を図る上では、例えば請求項9に記載の発明のように、第2回路部及び第4回路部を共用する、あるいは、例えば請求項10に記載の発明のように、第2抵抗素子及び第5抵抗素子を共用する、さらには、例えば請求項11に記載の発明のように、第3抵抗素子及び第6抵抗素子を共用することが望ましい。
以下、本発明に係るレベルシフト回路の一実施の形態について、図1を参照して説明する。なお、図1は、本実施の形態の全体構成の一例を示す等価回路図である。また、本実施の形態のレベルシフト回路は、例えばインバータ駆動用の高耐圧ICを有する半導体装置に適用されている。
図1に示されるように、本実施の形態のレベルシフト回路1は、基本的に、所定電位VCC1〜VCC3を出力する各電源(図示略)、パルス状の入力信号INが入力される入力端子10、NOTゲート20と協働しつつ入力信号INを用いてレベルシフト信号A(第1内部信号)を生成出力するレベルシフト信号生成回路部(第1回路部)、入力信号INを用いて反転信号B(第2内部信号)を生成する反転信号生成回路部(第3回路部)、レベルシフト信号Aの論理レベル及び反転信号Bの論理レベルに基づき当該レベルシフト回路1の誤動作を防止しつつ出力信号OUTを作成する出力信号作成回路部70、並びに、出力信号OUTを出力する出力端子80等々を備えている。
このうち、各電源は、図1に示すように、例えば「1200[V]」や「15[V]」、「1190[V]」や「5[V]」、「5[V]」や「0[V]」等の所定電位VCC1〜VCC3を生成する。
なお、図示しないドライバ回路のもとで所定電位VCC1を生成する電源の電位の切換が実行され、所定電位VCC2を生成する電源は、所定電位VCC1を生成する電源の電位の切換に伴って切り換わる。すなわち、所定電位VCC1が「1200[V]」に切り替えられると、所定電位VCC2は「1195[V]」に切り替えられ、所定電位VCC1が「15[V]」に切り替えられると、所定電位VCC2は「5[V]」に切り替えられる。また、こうした所定電位VCC1〜VCC3としては上記した「1200[V]」や「15[V]」等々に限らず任意であり、電位切換を制御するドライバ回路等については公知であるため、ここでの説明を割愛する。
レベルシフト信号生成回路部(第1回路部)は、所定の電気抵抗値(例えば「300[kΩ]」)を有する抵抗素子41と、この抵抗素子41に並列接続されるクランプ回路部42と、上記抵抗素子41に順次直列接続されたPチャンネル型のLDMOSトランジスタ素子(以下、単に「LDMOS」と記載)Tr1n1〜Tr112を有する多段LDMOS部43と、電流経路を切り替える切換回路部44とを、所定電位VCC1とローサイドのGND(LGND)電位との間に有している。
このうち、クランプ回路部42は、例えばPチャンネル型のMOSトランジスタTr42a〜Tr42cを有している。トランジスタTr42aは、そのドレイン及びゲートが上記所定電位VCC1に接続され、トランジスタTr42bは、そのドレイン及びゲートがトランジスタTr42aのソースに接続され、トランジスタTr42cは、そのドレイン及びゲートがトランジスタTr42bのソースに接続され、そのソースは、上記多段LDMOS部43に接続されている。このように直列接続されることで接続点Paにおける電圧レベルをクランプする。
多段LDMOS部43は、例えばPチャンネル型のMOSトランジスタ(LDMOS)Tr1n1〜Tr112を有している。先のクランプ回路部42とは異なり、多段LDMOS部43を構成するトランジスタTr1n1〜Tr112の各ゲートは、後述する多段抵抗素子部33を構成する各抵抗素子間の各接続点Pn+1〜P1にそれぞれ接続されており、これらトランジスタTr1n1〜Tr112をオンとする電圧が印加されている。すなわち、多段LDMOS部43を構成するトランジスタTr1n1〜Tr112は常時オンとされる。
切換回路部44は、所定電気抵抗値(例えば「600[kΩ]」)の抵抗素子R441、この抵抗素子R441よりも小さい所定電気抵抗値(例えば「12[kΩ]」)を有する抵抗素子R442及びPチャンネル型のMOSトランジスタTr443を有する。抵抗素子R441は、その一端が上記多段LDMOS部43の最もLGND電位側のトランジスタTr112のソースに接続されており、その他端がLGND電位に接続されている。抵抗素子R442及びトランジスタTr443は、互いに直列に接続されているとともに、抵抗素子Tr441に並列に接続されている。また、トランジスタTr443のゲートは、NOTゲート20を介して入力端子10に接続されており、入力信号INの電圧レベルに基づきオンオフされ、電流経路が切り替えられることになる。
ここで、例えば論理Lレベルに対応する電圧レベルにて入力信号INが入力端子10に入力されると、NOTゲート20によって論理レベルが反転されるため、トランジスタTr443のゲートに論理Hレベルに対応する電圧が印加されることになる。すると、トランジスタTr443はオンとされ、基本的に、「所定電位VCC1→抵抗素子41→多段LDMOS部43→抵抗素子R442→トランジスタTr443→LGND電位」といった経路をたどって電流が流れる。ただし、図1に示すように、クランプ回路部42が抵抗素子41と並列に接続されており、このクランプ回路部42によってクランプされるため、各トランジスタTr42a〜42cのスレッショルド電圧を「Vt」とすると、上記接続点Paにおける電圧レベル、すなわちレベルシフト信号Aの電圧レベルは、「VCC1−Vt×3」となる。そして、こうした電圧レベルは、論理Lレベルに対応する電圧レベルとなる。
一方、例えば論理Hレベルに対応する電圧レベルにて入力信号INが入力端子10に入力されると、NOTゲート20によって論理レベルが反転されるため、トランジスタTr443のゲートに論理Lレベルに対応する電圧が印加されることになる。すると、トランジスタTr443はオフとされ、基本的に、「所定電位VCC1→抵抗素子41→多段LDMOS部43→抵抗素子R441→LGND電位」といった経路をたどって電流が流れる。このとき、抵抗素子R441を流れる電流値は「Vt(V)/600(kΩ)[A]」であり、この電流値の電流が抵抗素子R41も流れるため、接続点Paにおける電圧レベル、すなわちレベルシフト信号Aの電圧レベルは、「VCC1−Vt/600(kΩ)×300(kΩ)」によって算出され、「VCC1−Vt/2」となる。そして、こうした電圧レベルは、論理Hレベルに対応する電圧レベルとなる。このようにして、トランジスタTr443のオンオフによって電流経路が切り替えられ、入力信号INの論理レベルと一致する論理レベルにてレベルシフト信号Aが作成されることになる。
また、反転信号生成回路部(第3回路部)は、図1に示すように、先のレベルシフト信号生成回路部に準じた回路構成となっている。すなわち、反転信号生成回路部も、所定の電気抵抗値(例えば「300[kΩ]」)を有する抵抗素子51と、この抵抗素子51に並列接続されるクランプ回路部52と、上記抵抗素子51に順次直列接続されたPチャンネル型のLDMOSトランジスタTr2n1〜Tr212から構成される多段LDMOS部53と、電流経路を切り替える切換回路部54とを、所定電位VCC1とLGND電位との間に有している。なお、反転信号生成回路部は、レベルシフト信号生成回路部と同一の構成であるため、相当する構成要素に対応する符号を付すことにより、ここでの重複する説明を割愛する。すなわち、例えばクランプ回路部42のトランジスタTr42a〜Tr42cに相当する構成要素を、図1では、クランプ回路部52のトランジスタTr52a〜Tr52cとして示している。
さらに、反転信号生成回路部は、先のレベルシフト信号生成回路部に準じた動作となる。ただし、レベルシフト信号生成回路部においては、入力信号INは、NOTゲート20を介してトランジスタTr443に入力されていたが、反転信号生成回路部においては、入力信号INは、NOTゲート20を介することなくトランジスタTr543に入力されている。そのため、トランジスタTr543のオンオフによって電流経路が切り替えられ、入力信号INの論理レベルと反転する論理レベルにて反転信号Bが作成されることになる。
他方、図1に示すように、当該レベルシフト回路1は、所定電位VCC1とLGND電位との間で順次直列接続された抵抗素子Rn〜R1と、ドレイン及びゲートが所定電位VCC1に接続される一方ソースが抵抗素子Rnに接続されるトランジスタTr31と、ドレイン及びゲートが抵抗素子R1に接続される一方ソースがトランジスタTr341のドレインに接続されるトランジスタTr342と、ドレイン及びゲートがトランジスタTr342のソースに接続される一方ソースがLGND電位に接続されるトランジスタTr341とを含む第2回路部(第4回路部とも共用されている)を備える。第2回路部はこのように構成されているため、VCC1電位からLGND電位に常に電流が流れている。そして、既述したように、抵抗素子Rn〜R1間の接続点Pn+1〜P1は、トランジスタTr1n1及びTr2n1〜Tr112及びTr212の各ゲートに接続されており、これらトランジスタをオンとしている。なお、第2回路部は、抵抗素子Rn〜R1に並列接続されたコンデンサCn〜C1を含んでおり、これらコンデンサCn〜C1は、出力信号OUTのレベルシフト時に生じるいわゆるdv/dtからトランジスタTr1n1〜Tr112及びTr2n1〜Tr212を保護している。
ところで、出力信号OUTの電圧レベルをシフトするレベルシフトの実行時には、所定電位VCC1の急峻な電位レベルの上昇あるいは下降であるいわゆるdv/dtが発生し、レベルシフト信号Aの論理レベルと反転信号Bの論理レベルとは互いに同一となることが多い。
詳しくは、所定電位VCC1が例えば「15[V]→1200[V]」へ急峻に立ち上がると、トランジスタTr443及び543の動作状態にかかわらず、「所定電位VCC1→抵抗素子41→多段LDMOS部43→切換回路部44→LGND電位」といった経路及び「所定電位VCC1→抵抗素子51→多段LDMOS部53→切換回路部54→LGND電位」といった経路に電流が流れてしまう。このような電流が流れると、抵抗素子41及び51において電圧降下が生じるため、レベルシフト信号A及び反転信号Bはともに論理Lレベルに対応する電圧レベルとなる。
逆に、所定電位VCC1が例えば「1200[V]→15[V]」へ急峻に立ち下がると、トランジスタTr443及び543の動作状態にかかわらず、「LGND電位→切換回路部44→多段LDMOS部43→抵抗素子41→所定電位VCC1」といった経路及び「LGND電位→切換回路部54→多段LDMOS部53→抵抗素子51→所定電位VCC1」といった経路を電流が流れてしまう。このような電流が流れると、抵抗素子41及び51において電圧レベルが上昇するため、レベルシフト信号A及び反転信号Bは論理Hレベルに対応する電圧レベルとなる。
そのため、出力信号作成回路部70は、まず、レベルシフト信号Aの論理レベル及び反転信号Bの論理レベルが同一の論理レベルとなることを当該レベルシフト回路1の動作異常として検出する一方、レベルシフト信号Aの論理レベル及び反転信号Bの論理レベルが反転した論理レベルとなることを当該レベルシフト回路1の正常動作として検出する。そして、当該レベルシフト回路1の動作異常が検出されるとき、その動作異常が検出される直前のレベルシフト信号Aの論理レベルを保持し、保持した論理レベルに対応する電圧レベルにて出力信号OUTを作成する一方、当該レベルシフト回路1の正常動作が検出されるとき、レベルシフト信号Aの論理レベルをに対応する電圧レベルにて出力信号OUTを作成する。そして、出力信号作成回路部70は、そうした出力信号OUTを出力端子80から出力する。
こうした機能を有する出力信号作成回路部70は、例えばレベルシフト信号Aの論理レベルと反転信号Bの論理レベルとの排他的論理和をとるXORゲート及びレベルシフト信号AがD端子に入力されるとともにXORゲートの出力信号がCK端子に入力されるDラッチとを含んで構成することができるが、こうした構成に限らない。すなわち、出力信号作成回路部70としては、レベルシフト信号Aの論理レベル及び反転信号Bの論理レベルに基づき当該レベルシフト回路1の誤動作を防止することができれば、その構成は任意である。
また、以上のように構成されたレベルシフト回路では、所定電位VCC1が例えば「1200[V]」等の高電圧時においては、このレベルシフト回路を構成する複数のトランジスタTr1n1〜Tr112及びTr2n1〜Tr212の各ゲートに多量の電荷が蓄積される。こうした各ゲートに蓄積可能な電荷量は上記所定電位VCC1によって異なり、出力信号OUTの電圧レベルをシフトすべく、上記所定電位VCC1を例えば「1200[V]」から「15[V]」へ急峻に立ち下げると、トランジスタTr1n1〜Tr112及びTr2n1〜Tr212の各ゲートに蓄積可能な電荷量が大幅に減少するため、各ゲートに蓄積しきれない電荷は、主に抵抗素子Rn〜R1をたどってLGND電位に排出されることになる。
ただし、当該レベルシフト回路1の消費電力を抑制するべく、抵抗素子R1〜Rn−1の抵抗値は通常大きく設定されているため、上記各ゲートに蓄積しきれない電荷を迅速に排出することが難しく、排出するには時間を要する。そして、そうした排出期間においては、蓄積された電荷に起因して、トランジスタTr1n1〜Tr112及びTr2n1〜Tr212の所定電位VCC1側の電位の方がLGND電位側の電位よりも低くなってしまう。すると、LGND電位側から所定電位VCC1側に電流が流れるため、レベルシフト信号Aの電圧レベル及び反転信号Bの電圧レベルが論理Hレベルに対応する電圧レベルに固定されてしまい、結局のところ、出力信号の電圧レベルをシフトさせることができなくなってしまう。
そこで、本実施の形態のレベルシフト回路1では、図1に示すように、所定電位VCC1が「1200[V]」から「15[V]」へ変化するレベルシフト時に、トランジスタTr1n1及びTr2n1の各ゲート並びにトランジスタTr112及びTr212の各ゲートに蓄積されている電荷を当該レベルシフト回路1外へ放出するための引き抜き用の抵抗素子RH(第2抵抗素子、第5抵抗素子)及び引き抜き用の抵抗素子Rl(第3抵抗素子、第6抵抗素子)をそれぞれ備えている。なお、図1に示されるように、引き抜き用の抵抗素子RHは、出力信号作成回路部70の基準電位であるHGND電位(第3電位及び第4電位)に接続されている。同様に、引き抜き用の抵抗素子Rlは、NOTゲート20の駆動電位である所定電位VCC3(第3電位及び第4電位)に接続されている。
ここで、所定電位VCC1が例えば「1200[V]」であるとき、トランジスタTr1n1及びTr2n1のゲート電位はおよそ「1100[V]」であるのに対し、HGND電位はおよそ「1185[V]」である。そして、所定電位VCC1が例えば「15[V]」へ変化すると、電荷が迅速に排出されないため、トランジスタTr1n1及びTr2n1のゲート電位はおよそ「1100[V]」を維持するのに対し、HGND電位はおよそ「0[V]」となる。このように十分な電位差があるため、トランジスタTr1n1及びTr2n1のゲートに蓄積された電荷は、抵抗素子RHを介してHGND電位に迅速に排出されることになる。
同様に、所定電位VCC1が例えば「1200[V]」であるとき、トランジスタTr112及びTr212のゲート電位はおよそ「100[V]」であり、所定電位VCC1が例えば「15[V]」へ変化しても、トランジスタTr1n1及びTr2n1のゲート電位はおよそ「100[V]」を維持するのに対し、所定電位VCC3は「5[V]」で一定である。したがって、このときも十分な電位差があるため、トランジスタTr112及びTr212のゲートに蓄積された電荷は、抵抗素子Rlを介して所定電位VCC3に排出されることになる。
そのため、蓄積された電荷がゲート端子に留まることに起因してレベルシフト信号A及び反転信号Bの電圧レベルが固定され、ひいては出力信号OUTの電圧レベルも固定されてしまう時間を短くすることができるようになる。すなわち、本実施の形態によれば、出力信号OUTの電圧レベルをシフトすることのできない期間をより短縮することができるようになる。ちなみに、背景技術の欄及び課題の欄に記載した従来のレベルシフト回路では、こうしたレベルシフトのできない期間が「16[マイクロ秒]」に対して、本実施の形態のレベルシフト回路では、こうしたレベルシフトのできない期間は「0.7[μ秒]」と大幅に短縮することができるようになる。
ちなみに、電荷引き抜き用の抵抗素子RHあるいはRlが接続されていないトランジスタTr1n2〜Tr111並びにトランジスタTr2n2〜Tr212のゲート端子に蓄積されている電荷は、抵抗素子Rn+1〜R1等をたどってHGND電位あるいはVCC3に排出されることになる。
(他の実施の形態)
なお、本発明に係るレベルシフト回路は、上記実施の形態にて例示した構成に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々に変形して実施することが可能である。すなわち、上記実施の形態を適宜変更した例えば次の形態として実施することもできる。
なお、本発明に係るレベルシフト回路は、上記実施の形態にて例示した構成に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々に変形して実施することが可能である。すなわち、上記実施の形態を適宜変更した例えば次の形態として実施することもできる。
上記実施の形態では、先の図1に示したように、トランジスタTr1n1〜Tr112並びにTr2n1〜Tr212を保護する保護用のコンデンサCn〜C1を、多段抵抗素子部33を構成する各抵抗素子Rn〜R1とそれぞれ並列接続していたが、これら保護用のコンデンサCn〜C1を割愛することとしてもよい。
上記実施の形態では、トランジスタTr1n1のゲートに蓄積されている電荷を当該レベルシフト回路1外へ放出するための引き抜き用の抵抗素子及びトランジスタTr2n1のゲートに蓄積されている電荷を当該レベルシフト回路1外へ放出するための引き抜き用の抵抗素子として共通の抵抗素子RHのみを備え、共用することでレベルシフト回路1の体格の小型化を図っていたが、これに限らない。抵抗素子を各別に備えることとしてもよい。
上記実施の形態では、トランジスタTr112のゲートに蓄積されている電荷を当該レベルシフト回路1外へ放出するための引き抜き用の抵抗素子及びトランジスタTr212のゲートに蓄積されている電荷を当該レベルシフト回路1外へ放出するための引き抜き用の抵抗素子として共通の抵抗素子Rlのみを備え、共用することでレベルシフト回路1の体格の小型化を図っていたが、これに限らない。抵抗素子を各別に備えることとしてもよい。
上記実施の形態では、多段LDMOS部43及び53を構成するトランジスタTr1n1〜Tr112及びTr2n1〜Tr212をそれぞれオンとする第2回路部のみを備え、第4回路部と共用することでレベルシフト回路1の体格の小型化を図っていた。しかし、これに限らず、多段LDMOS部43を構成するトランジスタTr1n1〜Tr112をそれぞれオンとする第2回路部及び多段LDMOS部53を構成するトランジスタTr2n1〜Tr212をそれぞれオンとする第4回路部を各別に備えることとしてもよい。
上記実施の形態では、電荷引き抜き用の抵抗素子として、最も所定電位VCC1側に位置するトランジスタTr1n1及びTr2n1のゲート端子にそれぞれ共通して接続される抵抗素子RHと、最もLGND電位側に位置するトランジスタTr112及びTr212のゲート端子にそれぞれ共通して接続される抵抗素子Rlとを備えることとしたが、これに限らない。引き抜き用の抵抗素子としては、抵抗素子RH及び抵抗素子Rlのいずれか一方のみを備えることとしてもよく、あるいは、すべてのトランジスタTr1n1〜Tr112及びTr2n1〜Tr212の全てのゲート端子に引き抜き用の抵抗素子を備えることとしてもよい。また、一部のトランジスタのゲート端子にのみ引き抜き用の抵抗素子を備えることとしてもよい。ただし、電荷が最も蓄積されるトランジスタは、最も所定電位VCC1側に位置するトランジスタTr1n1及びTr2n1のゲート端子であり、このゲート端子に対して引き抜き用の抵抗素子を備えることが、所期の目的を達成する上で好適である。
上記実施の形態では、出力信号作成回路部70は、レベルシフト信号A及び反転信号Bに基づき当該レベルシフト回路1のレベルシフト時に生じる誤動作を防止しつつ、出力信号OUTを作成することとしていたため、入力信号INを用いて反転信号Bを作成するための反転信号回路部を備えていたが、これに限らない。他に例えば、図1に対応する図として図2に示すように、反転信号作成回路部を割愛したレベルシフト回路2としてもよい。これによっても、所期の目的を達成することはできる。
上記実施の形態では、電荷放出回路部として、電荷引き抜き用の抵抗素子を採用することとしていたが、これに限らない。他に例えば、MOSトランジスタやバイポーラトランジスタ等のトランジスタ素子を採用することもできる。この場合、レベルシフト時にこうしたトランジスタ素子をオンとすればよい。
1…レベルシフト回路、10…入力端子、20…NOTゲート、31、Tr341、Tr342…MOSトランジスタ、33…多段抵抗素子部、41、51…抵抗素子、42、52…クランプ回路部、43、53…多段LDMOS部、C1〜Cn…コンデンサ、70…出力信号作成回路部、80…出力端子。
Claims (11)
- パルス状の入力信号に基づいて作成される出力信号の電圧レベルをシフトさせるレベルシフト回路であって、
順次直列接続された複数の第1トランジスタ素子及びゲート端子に前記入力信号が入力される第2トランジスタ素子を所定電位とGND電位との間に有し、前記出力信号を作成する第1回路部と、
順次直列接続された複数の第1抵抗素子を前記所定電位とGND電位との間に有し、これら第1抵抗素子間の複数の接続点が前記複数の第1トランジスタ素子の各ゲートにそれぞれ接続されて、これら複数の第1トランジスタ素子をオンとする第2回路部と、
前記所定電位が第1電位から該第1電位よりも低い第2電位へ変化するレベルシフト時に、第1トランジスタ素子のゲート端子に蓄積されている電荷を当該レベルシフト回路外へ放出する電荷放出回路部とを備えることを特徴とするレベルシフト回路。 - 前記電荷放出回路部は、第1トランジスタ素子のゲート端子と該ゲート端子における電位よりも低い第3電位との間に接続される電荷引き抜き用の抵抗素子であることを特徴とする請求項1に記載のレベルシフト回路。
- 前記電荷引き抜き用の抵抗素子は、前記複数の第1トランジスタ素子のうちの最も前記所定電位側に位置する第1トランジスタ素子のゲート端子に接続される第2抵抗素子であることを特徴とする請求項1または2に記載のレベルシフト回路。
- 前記電荷引き抜き用の抵抗素子は、前記複数の第1トランジスタ素子のうちの最も前記GND電位側に位置する第1トランジスタ素子のゲート端子に接続される第3抵抗素子であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のレベルシフト回路。
- 第1回路部によって生成される出力信号を第1内部信号とし、
順次直列接続された複数の第3トランジスタ素子及び前記入力信号の論理レベルが反転された反転信号がゲート端子に入力される第4トランジスタ素子を前記所定電位と前記GND電位との間に有し、第2内部信号を作製する第3回路部と、
順次直列接続された複数の第2抵抗素子を前記所定電位と前記GND電位との間に有し、これら第4抵抗素子間の複数の接続点が前記複数の第3トランジスタ素子の各ゲートにそれぞれ接続されて、これら複数の第3トランジスタ素子をオンとする第4回路部と、
第1内部信号の論理レベル及び第2内部信号の論理レベルに基づき当該レベルシフト回路のレベルシフト時に生じる誤動作を防止しつつ、前記出力信号を作成する出力信号作成回路部とをさらに備え、
電荷放出回路部は、前記所定電位が第1電位から該第1電位よりも低い第2電位へ変化するレベルシフト時に、第3トランジスタ素子のゲート端子に蓄積されている電荷を当該レベルシフト回路外へ放出することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のレベルシフト回路。 - 前記電荷放出回路部は、第3トランジスタ素子のゲート端子と該ゲート端子における電位よりも低い第4電位との間に接続された電荷引き抜き用の抵抗素子であることを特徴とする請求項5に記載のレベルシフト回路。
- 前記電荷引き抜き用の抵抗素子は、前記複数の第3トランジスタ素子のうちの最も前記所定電位側に位置する第3トランジスタ素子のゲート端子に接続される第5抵抗素子であることを特徴とする請求項5または6に記載のレベルシフト回路。
- 前記電荷引き抜き用の抵抗素子は、前記複数の第3トランジスタ素子のうちの最も前記GND電位側に位置する第3トランジスタ素子のゲート端子に接続される第6抵抗素子であることを特徴とする請求項5〜7のいずれか一項に記載のレベルシフト回路。
- 第2回路部及び第4回路部は共用されていることを特徴とする請求項5〜8のいずれか一項に記載のレベルシフト回路。
- 第2抵抗素子及び第5抵抗素子は共用されていることを特徴とする請求項7に記載のレベルシフト回路。
- 第3抵抗素子及び第6抵抗素子は共用されていることを特徴とする請求項8に記載のレベルシフト回路。
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