JP2009114813A - レールの防音構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】防音材10A,10Bは、レール6A,6Bの継目部分の側面との間に隙間をあけて、レール6A,6Bの継目部分で発生する騒音を低減し、継目部分の前後のレール6A,6Bに固定部材11によって着脱自在に固定される。防音材10A,10Bは、レール6A,6Bの継目部分の両側面と防音材10A,10Bの内側側面との間に所定の隙間をあけて配置されており、内側に吸音材10aを有し、外側に制振材10bを有する。継目部分の前後のレール6A,6B上を車輪が通過してレール6A,6Bが振動すると、レール6A,6Bからの転動騒音が制振材10bに伝播するのを吸音材10aが防ぐため、制振材10bの振動が低減し制振材10bからの放射音が低減する。
【選択図】図3
Description
なお、この発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、この実施形態に限定するものではない。
請求項1の発明は、図1〜図4に示すように、レール(6A,6B)の継目部分で生する騒音を低減するレールの防音構造であって、前記継目部分の側面との間に隙間をあけて前記騒音を低減する防音材(10A,10B)を前記レールに着脱自在に固定する固定部材(11)を備えることを特徴とするレールの防音構造(9)である。
以下、図面を参照して、この発明の第1実施形態について詳しく説明する。
図1は、この発明の第1実施形態に係るレールの防音構造の平面図である。図2は、この発明の第1実施形態に係るレールの防音構造の側面図である。図3は、この発明の第1実施形態に係るレールの防音構造の斜視図である。図4は、図1のIV-IV線で切断した状態を示す断面図である。なお、図1〜図4では、左右一対のレールのうち一方のレールのみを図示し、他方のレールについては図示を省略し、左右一対の車輪のうち一方の車輪のみを図示し、他方の車輪については図示を省略している。
図2に示すように、レール6A,6Bのレール底部6bと道床3のバラスト3aとの間の間隙部に、図1及び図3に示すように支持部材11aを半分の長さまで挿入して、防音材10A,10Bの長さと略同じ長さだけ間隔をあけて2本の支持部材11aをレール6A,6Bと直交するように配置する。次に、支持部材11aをレール底部6bに向かって持ち上げて、図4に示すようにレール底部6bの底部下面6fと支持部材11aの上面との間に防振部材11eを挟み込む。この状態で、レール底部6bの底部上面6eに防振部材11eを載せ、掛け止め部11jと底部上面6eとの間に防振部材11eを挟み込むように、レール底部6bの左右から掛け止め部11jを支持部材11aの上面に位置決めする。次に、掛け止め部11jと締結ボルト11hとの間に座金11iを挟み込み、締結ボルト11hによって支持部材11aと掛け止め部11jとを締結する。その結果、レール底部6bに支持部材11aが固定されて、継目部分のレール6A,6Bに固定部材11が固定される。次に、支持部材11aの一方の端部に防音材10Aの端部を載せるとともに、支持部材11aの他方の端部に防音材10Bを載せて、防音材10A,10Bの固定部10fと支持部材11aの上面との間に防振部材11cを挟み込む。次に、固定部10fと締結ボルト11hとの間に座金11iを挟み込み、締結ボルト11hによって支持部材11aと固定部10fとを締結する。その結果、支持部材11aに防音材10A,10Bが固定されて、継目部分のレール6A,6Bに防音材10A,10Bが固定される。レール6A,6Bの交換作業を実施する場合には、以上説明した手順と逆の手順によってレール6A,6Bから防音材10A,10B及び固定部材11が取り外される。
図1及び図3に示す継目部分の前後のレール6A,6B上を図4に示す車輪1が通過すると、レール6A,6Bの継目部分から騒音が発生し、防音材10A,10Bがこの騒音を遮るとともに防音材10A,10Bの吸音材10aが振動しようとする。吸音材10aが柔軟な弾性材によって形成されている場合には、力学モデルとしてばね定数が小さい柔軟なばねを構成する。その結果、ばね定数の低下によって振動伝達率が低下し、レール6A,6Bの継目部分からの騒音が制振材10bに伝播し難くなる。一方、吸音材10aが柔軟な粘弾性材によって形成されている場合には、力学モデルとして柔軟なばねと減衰器(ダッシュポット)とを構成する。このため、ばね定数の低下によって振動伝達率が低下するとともに、粘性による振動減衰によってレール6A,6Bからの騒音エネルギーの一部が熱エネルギーに変換されて、レール6A,6Bの継目部部分からの騒音が吸収され減衰する。その結果、レール6A,6Bから外層の制振材10bに伝播する振動が低減するため、制振材10bの振動が低減し制振材10bからの放射音が低減する。特に、柔軟な粘弾性材が制振材10bによって拘束されている場合には、吸音材10aのせん断変形の程度が振動時に高められるため、粘弾性材の内部損失が増大し制振能力が増幅させられる。レール6A,6Bの継目部分と間隔をあけて防音材10A,10Bを配置しているため、防音材10A,10Bの制振材10bからの放射音の音響インピーダンスが低減し、レール6A,6B自体の放射音パワーが減少し防音効果が向上する。
(1) この第1実施形態では、レール6A,6Bの継目部分の側面との間に隙間をあけて、レール6A,6Bの継目部分から発生する騒音を防音材10A,10Bが低減し、防音材10A,10Bをレール6A,6Bに固定部材11が着脱自在に固定する。このため、レール6A,6Bの継目部分から発生する転動騒音を防音材10A,10Bによって遮りこの転動騒音を低減することができる。また、レール6A,6Bの継目部分の側面と防音材10A,10Bの内側側面との間に間隙部が形成されているため、保線作業時や点検作業時に目視で継目部分を確認することができる。また、レール6A,6Bや継目板7A,7Bの交換時に防音材10A,10Bをレール6A,6Bから簡単に取り外すことができ、交換作業を簡単に短時間で実施することができる。さらに、レール6A,6Bと防音材10A,10Bとが非接触であるため、継目構造5が絶縁継目又は接着絶縁継目であるときにレール6Aとレール6Bとの間に電流が流れるのを防ぐことができる。
図5は、この発明の第2実施形態に係るレールの防音構造の平面図である。図6は、この発明の第2実施形態に係るレールの防音構造の側面図である。図7は、この発明の第2実施形態に係るレールの防音構造の斜視図である。図8は、図5のVIII-VIII線で切断した状態を示す断面図である。図9は、図5のIX-IX線で切断した状態を示す断面図である。以下では、図1〜図4に示す部分と同一の部分については同一の番号を付して詳細な説明を省略する。
図5及び図7に示すように、継目部分の前後のレール6A,6Bに防音材12を固定部材13によって固定する。図8に示すように、継目部分の前後のレール6A,6Bのレール底部6b及びレール腹部6cの表面を吸音材片12eによって被覆して、レール底部6b及びレール腹部6cの表面に吸音材12aを装着する。その後に、吸音材12aの表面を制振材片12fによって被覆して、この吸音材12aの表面に制振材12bを装着する。次に、レール6A,6Bの長さ方向に所定の間隔をあけて、挟み込み部材13a〜13cを防音材12に装着し、締結ボルト13iを貫通孔13f,13hに挿入して締結ナット13jと締結ボルト13iとを締結し、挟み込み部材13a,13bと挟み込み部材13cとを連結する。その結果、レール底部6b及びレール腹部6cが防音材12によって被覆され、継目部分の前後のレール6A,6Bに固定部材13によって防音材12が固定される。
継目部分の前後のレール6A,6B上を車輪1が通過してレール6A,6Bが振動すると、レール6A,6Bと一体となって防音材12の吸音材12aが振動しようとする。また、レール6A,6Bの継目部分を車輪1が通過してレール6A,6Bが振動すると、レール6A,6Bから転動騒音が放射し、防音材10A,10Bがこの転動騒音を遮るとともに防音材10A,10Bの吸音材12aが振動しようとする。吸音材10a,12aが柔軟な弾性材によって形成されている場合には、力学モデルとしてばね定数が小さい柔軟なばねを構成する。その結果、ばね定数の低下によって振動伝達率が低下し、レール6A,6Bからの振動や転動騒音が制振材10b,12bに伝播し難くなる。一方、吸音材10a,12aが柔軟な粘弾性材によって形成されている場合には、力学モデルとして柔軟なばねと減衰器(ダッシュポット)とを構成する。このため、ばね定数の低下によって振動伝達率が低下するとともに、粘性による振動減衰によってレール6A,6Bの振動エネルギーの一部が熱エネルギーに変換されて、レール6A,6Bの振動が吸収され減衰する。また、レール6A,6Bからの騒音エネルギーの一部が熱エネルギーに変換されて、レール6A,6Bからの転動騒音が吸収され減衰する。その結果、レール6A,6Bから外層の制振材10b,12bに伝播する振動が低減するため、制振材10b,12bの振動が低減し制振材10b,12bからの放射音が低減する。特に、柔軟な粘弾性材が制振材10b,12bによって拘束されている場合には、吸音材10a,12aのせん断変形の程度が振動時に高められるため、粘弾性材の内部損失が増大し制振能力が増幅させられる。継目部分の前後のレール6A,6Bの略全面を防音材12によって被覆しているため、防音材10A,10B,12の制振材10b,12bからの放射音の音響インピーダンスが低減し、レール6A,6B自体の放射音パワーが減少し防音効果が向上する。
(1) この第2実施形態では、レール6A,6Bの継目部分の側面との間に隙間をあけて騒音を低減する防音材10A,10Bを、これらの防音材10A,10Bとは分割可能な別部材でありこの継目部分の前後のレール6A,6Bを被覆して騒音を低減する防音材12に着脱自在に固定部材14が固定する。このため、図1〜図4に示すような防音材10A,10Bをレール6A,6Bに固定するための専用の固定部材11が不要になって、防音材10A,10Bを防音材12に短時間で簡単に着脱することができる。また、防音材10A,10Bと防音材12とが分割可能な別部材であるため、既存の防音材12に防音材10A,10Bを簡単な追加工事によってレール6A,6Bに取り付けることができる。
図10は、この発明の第3実施形態に係るレールの防音構造の斜視図である。図11は、この発明の第3実施形態に係るレールの防音構造における防音材の接合部の断面図である。
図10及び図11に示す防音構造9は、図7及び図9に示す防音構造9とは切欠部10g及び屈曲部10hの形状が異なる。図10及び図11に示す防音材10A,10Bは、これらの防音材10A,10Bの長さ方向の両端部の切欠部10gと道床3との間に隙間が形成されておらず、屈曲部10hの下縁部と道床3との間にも隙間が形成されていない。切欠部10gは、レール6A,6Bの側面方向から見たときに外観が略U字状に形成されており、まくらぎ2の上面及び両側面と接触し、まくらぎ2を跨ぐように形成されている。屈曲部10hは、切欠部10gと略同じ高さで形成されており、屈曲部10hの下縁部が道床3内に所定の深さだけ埋設されている。この第3実施形態には、第1実施形態及び第2実施形態の効果に加えて、レール6A,6Bの継目部分の側面を可能な限り防音材10A,10の内側側面によって囲むため、レール6A,6Bの長さ方向に放射する騒音をより一層低減することができる。
図12は、この発明の第4実施形態に係るレールの防音構造の斜視図である。図13は、この発明の第4実施形態に係るレールの防音構造における防音材の接合部の断面図である。
図12及び図13に示す防音構造9は、図7、図9、図10及び図11に示す防音構造9とは屈曲部10h及び接合部10iの形状が異なる。図13に示す屈曲部10hは、図9及び図11に示す屈曲部10hよりも高さが低く、図13に示す接合部10iは図9及び図11に示す接合部10iよりも面積が狭く固定部材14による固定箇所が少ない。この第4実施形態には、第1実施形態及び第2実施形態の効果に加えて、防音材10A,10Bを防音材12の一部に固定するため、防音材10A,10Bの着脱作業をより一層短時間で実施することができる。
図14は、この発明の第5実施形態に係るレールの防音構造の斜視図である。図15は、この発明の第5実施形態に係るレールの防音構造における防音材の接合部の断面図である。
図14及び図15に示す防音構造9は、図7、図9、図10〜図13に示す防音構造9とは吸音材10a及び接合部10iの形状が異なる。図14及び図15に示す防音材10A,10Bは、接合部10iが垂直な壁面に形成されている。防音材12は、図15に示すように、レール腹部6cの腹部側面6hと制振材12bとの間に挟み込まれる吸音材片12eが図9、図11及び図13に示す吸音材片12eに比べて厚い。防音材12は、図15に示すように、制振材12bの外壁面を構成する接合部12dが垂直な壁面に形成されている。固定部材14は、防音材10A,10Bの内側の垂直な接合部10iと防音材12の外側の垂直な接合部12dとを着脱自在に固定する。この第5実施形態には、第1実施形態〜第4実施形態と同様の効果がある。
図16は、この発明の第6実施形態に係るレールの防音構造の斜視図である。図17は、この発明の第6実施形態に係るレールの防音構造における防音材の接合部の断面図である。
図16及び図17に示す防音構造9は、図7、図9、図10〜図13に示す防音構造9とは固定部材14の構造が異なる。図16に示す防音材10A,10Bの端部10cには、防音材10A,10Bを長さ方向に微調整して防音材12に固定可能なように、レール6A,6Bの長さ方向に長い図示しない長孔が形成されている。図16及び図17に示す固定部材14は、締結ボルト14aと、締結ナット14bと、支持部材14cなどを備えている。固定部材14は、図17に示すように、締結ボルト14aと締結ナット14bとを締結することによって、支持部材14cの一方の端部を防音材10A,10Bに連結し、支持部材14cの他方の端部を防音材12に連結して、防音材10A,10Bと防音材12とを着脱自在に固定する。締結ボルト14aは、防音材12側の長孔と支持部材14cの貫通孔とに挿入される部材であり、締結ナット14bは締結ボルト14aと噛み合う部材であり、制振材12bの裏面と支持部材14cの表面に溶接などによって固定されている。支持部材14cは、防音材10A,10Bを支持する部材であり、外観が略L字状の山形鋼などのアングル材である。支持部材14cの両端部には、締結ボルト14aが挿入される図示しない貫通孔がそれぞれ形成されている。この第6実施形態には、第1実施形態〜第5実施形態と同様の効果がある。
図18は、この発明の第7実施形態に係るレールの防音構造の斜視図である。図19は、この発明の第7実施形態に係るレールの防音構造の固定部材の断面図である。
図18及び図19に示す防音構造9は、図5〜図17に示す防音構造9とは固定部材13の構造が異なる。図18及び図19に示す固定部材13は、防音材10A,10Bと防音材12とをレール6A,6Bに着脱自在に固定する部材であり、防音材10A,10Bとこれらの防音材10A,10Bとは分割可能な別部材である防音材12とをレール6A,6Bに固定する。防音材10A,10Bは、図19に示すように、端部10cの下側角部に貫通孔10jが形成されている。貫通孔10jは、防音材10A,10Bを長さ方向に微調整してレール6A,6Bに固定可能なように、レール6A,6Bの長さ方向に長い長孔である。固定部材13は、挟み込み部材13a〜13cと、連結部材13dと、支持部材13kと、連結部材13mなどを備えている。図19に示す連結部材13dは、支持部材13kと挟み込み部材13a〜13cとを着脱自在に連結する部材であり、図8に示す連結部材13dと同一構造である。
(1) この第7実施形態では、レール6A,6Bの継目部分の側面との間に隙間をあけて騒音を低減する防音材10A,10Bと、これらの防音材10A,10Bとは分割可能な別部材でありこの継目部分の前後のレール6A,6Bと接触して騒音を低減する防音材12とを、固定部材13がレール6A,6Bに着脱自在に固定する。このため、固定部材13を使用して防音材10A,10B,12をレール6A,6Bにまとめて固定することができる。その結果、防音材10A,10B,12の着脱作業をより一層軽減することができる。
図20は、この発明の第8実施形態に係るレールの防音構造の斜視図である。
図20に示す防音構造9は、図1〜図19に示す防音構造9とは防音材15A,15Bの構造が異なる。図20に示す固定部材13は、防音材15A,15Bをレール6A,6Bに着脱自在に固定する部材であり、図8に示す固定部材13と同一構造である。防音材15A,15Bは、レール6A,6Bの継目部分の側面との間に隙間をあけて騒音を低減する部分とこの継目部分の前後のレール6A,6Bと接触して騒音を低減する部分とが一体構造の部材であり、レール6A,6Bの継目部分からこの継目部分の前後のレール6A,6Bまでが一体に形成されている。防音材15A,15Bは、図5〜図19に示す防音材10A,10Bと防音材12とを一体化させたような構造であり、以下では防音材10A,10B及び防音材12側の部分と対応する防音材15A,15B側の部分については対応する符号を付して詳細な説明を省略する。防音材15A,15Bは、図20に示すように、吸音材15aと、制振材15bと、端部15cと、上縁部15dと、下縁部15eと、切欠部15gと、屈曲部15hなどを備えている。
(1) この第8実施形態では、レール6A,6Bの継目部分の側面との間に隙間をあけて騒音を低減する部分とこの継目部分の前後のレール6A,6Bと接触して騒音を低減する部分とが一体構造の防音材15A,15Bを、レール6A,6Bに固定部材13が着脱自在に固定する。このため、レール6A,6Bの継目部分とこの前後のレール6A,6Bとが振動して発生する騒音を防音材15A,15Bによって同時に低減することができる。また、防音材15A,15Bが一体化されているため、防音材15A,15Bの着脱作業をより一層軽減することができる。
図21は、この発明の第9実施形態に係るレールの防音構造の斜視図である。
図21に示す防音構造9は、図1〜図20に示す防音構造9とは防音材10A,10Bの構造が異なり、防音材10A,10Bが二重回折部10kを備えている。二重回折部10kは、レール6A,6Bからの騒音を音源側に二重回折させる部分であり、レール6A,6Bと防音材10A,10Bとの間の空間に音響エネルギーを閉じ込める。二重回折部10kは、例えば、図21に示すように制振材10bの上縁部をレール6A,6B側に略90度屈曲させて形成されており、この屈曲部分の内側には吸音材10aが取り付けられている。
この第8実施形態では、レール6A,6Bからの騒音を音源側に二重回折部10kが二重回折させる。このため、レール6A,6Bが振動して発生する騒音の音響エネルギーを音源側に閉じ込めて、遮音効果をより一層向上させることができる。
図22は、この発明の第10実施形態に係るレールの防音構造の平面図である。図23は、この発明の第10実施形態に係るレールの防音構造の側面図である。図24は、この発明の第10実施形態に係るレールの防音構造の斜視図である。図25は、図22のXXV-XXV線で切断した状態を示す断面図である。
(1) この第10実施形態では、レール6A,6Bの継目部分の側面との間に隙間をあけて騒音を低減する防音材10A,10Bを、レール6A,6Bを支持するまくらぎ2に着脱自在に固定する。このため、既存のまくらぎ2を有効に利用してレール6A,6Bからの騒音を低減することができる。
図26は、この発明の第11実施形態に係るレールの防音構造の斜視図である。図27は、この発明の第11実施形態に係るレールの防音構造の固定部材の断面図である。
図26及び図27に示す防音構造9は、図22〜図25に示す防音構造9とは固定部材16の構造が異なる。図26及び図27に示す固定部材16は、防音材10A,10Bをまくらぎ2に着脱自在に固定する部材である。固定部材16は、レール6A,6B及びレール締結装置4と電気的に絶縁するように、図27に示すようにレール6A,6B及びレール締結装置4から離間してレール締結装置4よりも外側に配置されている。固定部材16は、埋込栓16aと、締結ボルト16bと、締結ナット16cと、座金16dと、絶縁材16eなどを備えている。埋込栓16aは、締結ボルト16bを締結するためにまくらぎ2に埋め込まれる部材である。埋込栓16aは、防音材10A,10Bとまくらぎ2とを電気的に絶縁する不飽和ポリエステル樹脂製又はナイロン製の受け栓であり、まくらぎ2に形成された埋込用の穴に埋め込まれてこのまくらぎ2に装着されている。埋込栓16aの内周部には雌ねじ部16fが形成されている。締結ボルト16bは、支持部材13kの接合部13pを固定する部材であり、締結ボルト16bの外周部には埋込栓16aの雌ねじ部16fと噛み合う雄ねじ部が形成されている。締結ナット16cは、締結ボルト16bと噛み合う部材であり、締結ボルト16b装着されて支持部材13kの接合部13pをまくらぎ2に押し付けて締結し、座金16dは締結ナット16cと接合部13pとの間に挟み込まれる部材である。絶縁材16eは、支持部材13kの接合部13pとまくらぎ2との間を電気的に絶縁する部材であり、加硫ゴム製、ウレタン製又はプラスチック製の板状部材である。絶縁材16eには締結ボルト16bが貫通する貫通孔16gが形成されている。固定部材16は、座金16dと絶縁材16eとの間に支持部材13kの接合部13pを挟み込み、この接合部13pを貫通する締結ボルト16bに締結ナット16cを装着することによって、支持部材13kをまくらぎ2に固定している。
この第11実施形態では、まくらぎ2に埋め込まれた埋込栓16aの雌ねじ部16fと、この埋込栓16aの雌ねじ部16fと噛み合う締結ボルト16bとによって、防音材10A,10Bをまくらぎ2に着脱自在に固定する。このため、埋込栓16aが埋設されたまくらぎ2を新たに製造する場合には、まくらぎ2に防音材10A,10Bを現場で簡単に固定することができる。また、既存のまくらぎ2に埋込栓16aを新たに装着する場合には、簡単な追加工事によって埋込栓16aを装着して防音材10A,10Bをまくらぎ2に簡単に固定することができる。
図28は、この発明の第12実施形態に係るレールの防音構造の固定部材の断面図である。
図28に示す防音構造9は、図22〜図27に示す防音構造9とは固定部材17の構造が異なる。図28に示す固定部材17は、防音材10A,10Bをまくらぎ2に着脱自在に固定する部材であり、図26及び図27に示す固定部材16と同様に、図28に示すようにレール締結装置4よりも外側に配置されている。固定部材17は、取付座付きボルト17aと、締結ナット17bと、座金17cなどを備えている。取付座付きボルト17aは、支持部材13kの接合部13pを固定する部材であり、台座部17dとボルト部17eなどを備えている。台座部17dは、まくらぎ2に取り付けられる板状部材であり、下面がまくらぎ2の上面に取り付けられる。台座部17dは、防音材10A,10Bとまくらぎ2とを電気的に絶縁するフェノール樹脂などの合成樹脂によって形成されている。ボルト部17eは、支持部材13kの接合部13pを締結する部材であり、ボルト部17eの外周部には雄ねじ部17fが形成されている。ボルト部17eは、台座部17dと一体にこの台座部17dの上面に形成されている。締結ナット17bは、ボルト部17eと噛み合う部材であり、ボルト部17eに装着されて支持部材13kの接合部13pを台座部17dに押し付けて締結する。座金17cは、締結ナット17bと支持部材13kの接合部13pとの間に挟み込まれる部材である。固定部材17は、締結ナット17bと座金17cとの間に支持部材13kの接合部13pを挟み込み、この接合部13pを貫通するボルト部17eに締結ナット17bを装着することによって、支持部材13kをまくらぎ2に固定している。
この第12実施形態では、まくらぎ2に取り付けられる取付座付きボルト17aと、この取付座付きボルト17aの雄ねじ部17fと噛み合う締結ナット17bとによって、防音材10A,10Bをレール6A,6Bに着脱自在に固定する。その結果、例えば、第10実施形態のような埋込栓16aをまくらぎ2に埋設するような特別な加工を施さずに、取付座付きボルト17aを接着剤によって簡単に取り付けることができるため、防音材10A,10Bをまくらぎ2に短時間で固定することができる。
この発明は、以上説明した実施形態に限定するものではなく、以下に記載するように種々の変形又は変更が可能であり、これらもこの発明の範囲内である。
(1) この実施形態では、バラスト3aによって構成された有道床軌道を例に挙げて説明したが、橋梁上に敷設された軌道などについてもこの発明を適用することができる。また、この実施形態では、継目構造5が普通継目である場合を例に挙げて説明したが普通継目以外の継目構造についてもこの発明を適用することができる。例えば、継目部分の両側と継目板との間に絶縁材を挟み込みこの継目部分を電気的に絶縁して接続する絶縁継目、継目部分の両側に継目板を絶縁性の接着材によって接着してこの継目部分を電気的に絶縁して接続する接着絶縁継目、又は継目部分を伸縮自在に接続する伸縮継目などについてもこの発明を適用することができる。この場合に、継目構造5が伸縮継目の場合には、レール6A,6Bの伸縮を阻害しないように防音材10A,10Bをまくらぎ2などの支持体側に固定することができる。
2 まくらぎ(支持体)
3 道床
4 レール締結装置(固定部材)
5 継目構造
6A,6B レール
6a レール頭部
6b レール底部
6c レール腹部
7A,7B 継目板
8 締結部材
9 防音構造
10A,10B 防音材(第1の防音材)
10a 吸音材
10b 制振材
10i 接合部
10k 二重回折部
11 固定部材
11a 支持部材
11b 連結部材(第1の連結部材)
11d 連結部材(第2の連結部材)
12 防音材(第2の防音材)
12a 吸音材
12b 制振材
12d 接合部
13 固定部材
13a〜13c 挟み込み部材
13d 連結部材
13k 支持部材
14 固定部材
15A,15B 防音材
15a 吸音材
15b 制振材
16 固定部材
16a 埋込栓
16b 締結ボルト
16c 締結ナット
17 固定部材
17a 取付座付きボルト
17b 締結ナット
17e ボルト部
17f 雄ねじ部
18 接着層
L 建築限界
Claims (18)
- レールの継目部分で発生する騒音を低減するレールの防音構造であって、
前記継目部分の側面との間に隙間をあけて前記騒音を低減する防音材を前記レールに着脱自在に固定する固定部材を備えること、
を特徴とするレールの防音構造。 - 請求項1に記載のレールの防音構造において、
前記固定部材は、
前記防音材を支持する支持部材と、
前記支持部材と前記防音材とを着脱自在に連結する第1の連結部材と、
前記支持部材と前記レールとを着脱自在に連結する第2の連結部材とを備えること、
を特徴とするレールの防音構造。 - レールの継目部分で発生する騒音を低減するレールの防音構造であって、
前記継目部分の側面との間に隙間をあけて前記騒音を低減する第1の防音材を、この第1の防音材とは分割可能な別部材であり前記継目部分の前後のレールと接触して前記騒音を低減する第2の防音材に着脱自在に固定する固定部材を備えること、
を特徴とするレールの防音構造。 - 請求項3に記載のレールの防音構造において、
前記固定部材は、前記第1の防音材の内側の垂直な接合部と前記第2の防音材の外側の垂直な接合部とを着脱自在に固定すること、
を特徴とするレールの防音構造。 - レールの継目部分で発生する騒音を低減するレールの防音構造であって、
前記継目部分の側面との間に隙間をあけて前記騒音を低減する第1の防音材と、この第1の防音材とは分割可能な別部材であり前記継目部分の前後のレールと接触して前記騒音を低減する第2の防音材とを、前記レールに着脱自在に固定する固定部材を備えること、
を特徴とするレールの防音構造。 - 請求項5に記載のレールの防音構造において、
前記固定部材は、
前記第1の防音材を支持する支持部材と、
前記継目部分の前後のレールに前記第2の防音材が固定されるように、この継目部分の前後のレールとの間でこの第2の防音材を挟み込む挟み込み部材と、
前記支持部材と前記挟み込み部材とを着脱自在に連結する連結部材とを備えること、
を特徴とするレールの防音構造。 - 請求項3から請求項6までのいずれか1項に記載のレールの防音構造において、
前記固定部材は、前記継目部分の側面を前記第1の防音材の内側側面が囲むように、前記第1の防音材と前記第2の防音材とを着脱自在に固定すること、
を特徴とするレールの防音構造。 - 請求項3から請求項7までのいずれか1項に記載のレールの防音構造において、
前記第2の防音材は、前記継目部分の前後のレールの少なくとも腹部及び底部の略全面を被覆すること、
を特徴とするレールの防音構造。 - レールの継目部分で発生する騒音を低減するレールの防音構造であって、
前記継目部分の側面との間に隙間をあけて前記騒音を低減する部分とこの継目部分の前後のレールと接触して前記騒音を低減する部分とが一体構造の防音材を、前記レールに着脱自在に固定する固定部材を備えること、
を特徴とするレールの防音構造。 - 請求項9に記載のレールの防音構造において、
前記固定部材は、前記継目部分の側面を前記防音材の内側側面が囲むように、この防音材とこのレールとを着脱自在に固定すること、
を特徴とするレールの防音構造。 - 請求項9又は請求項10に記載のレールの防音構造において、
前記固定部材は、前記継目部分の前後のレールに前記防音材が固定されるように、この継目部分の前後のレールとの間でこの防音材を挟み込むこと、
を特徴とするレールの防音構造。 - 請求項9から請求項11までのいずれか1項に記載のレールの防音構造において、
前記防音材は、前記継目部分の前後のレールの少なくとも腹部及び底部の略全面を被覆すること、
を特徴とするレールの防音構造。 - レールの継目部分で発生する騒音を低減するレールの防音構造であって、
前記継目部分の側面との間に隙間をあけて前記騒音を低減する防音材を、前記レールを支持する支持体に着脱自在に固定する固定部材を備えること、
を特徴とするレールの防音構造。 - 請求項13に記載のレールの防音構造において、
前記固定部材は、前記レールを前記支持体に締結するレール締結装置であり、
前記防音材は、前記レール締結装置によって支持体に着脱自在に固定されること、
を特徴とするレールの防音構造。 - 請求項13に記載のレールの防音構造において、
前記固定部材は、
前記支持体に埋め込まれる埋込栓の雌ねじ部と噛み合う締結ボルトと、
前記締結ボルトの雄ねじ部と噛み合う締結ナットとを備え、
前記防音材は、前記締結ボルトと前記締結ナットとによって前記支持体に着脱自在に固定されること、
を特徴とするレールの防音構造。 - 請求項13に記載のレールの防音構造において、
前記固定部材は、
前記支持体に取り付けられる取付座付きボルトと、
前記取付座付きボルトの雄ねじ部と噛み合う締結ナットとを備え、
前記防音材は、前記取付座付きボルトと前記締結ナットとによって前記支持体に着脱自在に固定されること、
を特徴とするレールの防音構造。 - 請求項1から請求項16までのいずれか1項に記載のレールの防音構造において、
前記防音材、前記第1及び前記第2の防音材は、内側に前記騒音を吸収する吸音材を備え、外側に前記振動を低減する制振材を備えること、
を特徴とするレールの防音構造。 - 請求項1から請求項17までのいずれか1項に記載のレールの防音構造において、
前記防音材及び前記第1の防音材は、前記騒音を音源側に二重回折させる二重回折部を備えること、
を特徴とするレールの防音構造。
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