JP2009113897A - フォークリフト車のフォーク装置 - Google Patents

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悠司 寺浦
Toshiaki Yoshihara
利昭 吉原
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Abstract

【課題】キャリッジに回転フォーク式アタッチメントを介して取り付けられたフィンガーバーにフォーク部材を容易に着脱する。
【解決手段】回転フレーム13の前面に所定間隔あけて互いに平行に設けられた上下一対のフィンガーバー24U,24Dの両端部をそれぞれ回転フレーム13の外側まで突出させるとともに、下フィンガーバー24Dの両端部で下辺部に、フォーク部材3の下爪部15Dがそれぞれ係合離脱可能な着脱凹部25を形成した。
【選択図】図3

Description

本発明は、フォークリフト車のフォーク装置に関する。
図5〜図8に示すように、駆動用の前輪FWと操舵用の後輪RWとを有する車体1の前部に、荷役用のフォーク部材3を昇降駆動するリフト装置2が設けられている。リフト装置2は、車体1の前部に左右一対が立設されてそれぞれ外マスト内に内マストを昇降自在に案内するマスト装置4と、内マストを昇降駆動するリフトシリンダ5と、内マスト間に昇降自在に案内されるキャリッジ11と、内マストに設けられたシーブ6および固定端(外マスト下端)とキャリッジ11の間にシーブ6を介して連結されたチェーン7とを有する倍速機構とを具備している。そして、リフトシリンダ5により倍速機構を介してキャリッジ11を昇降させ、キャリッジ11に設けられたフォーク部材3が昇降駆動される。またキャリッジ11には、前後方向の軸心O周りに回転自在な回転フレーム13によりフォーク部材3を回転させる回転フォーク式アタッチメント12が設けられている。
回転フォーク式アタッチメント12は、キャリッジ11に設けられた回転駆動装置により回転フレーム13が回転駆動され、この回転フレーム13の前面に配置された上下一対のフィンガーバー14U,14Dを介して左右一対のフォーク部材3,3が着脱自在に装着されている。
フォーク部材3は、垂直方向の基部フレーム3aと、この基部フレーム3aの下端部から水平方向に折り曲げられた荷役フレーム3bとで構成されている。そして、基部フレーム3aの背面に、上フィンガーバー14Uの上辺に形成された上突条部14aにスライド自在に係合される上爪部15Uと、下フィンガーバー14Dの下辺に形成された下突条部14bにスライド自在に係合される下爪部15Dとが設けられ、また基部フレーム3aの上端部に、基部フレーム3aの上突条部14aの所定位置に形成された位置決め凹部16に嵌合されてフォーク部材3を上フィンガーバー14Uに固定する固定具(ストッパ)17が設けられている。
上フィンガーバー14Uの左右両端部には、フォーク部材3を抜け止めする係止具18が取り付けられ、さらにフォーク部材3をフィンガーバー14U,14Dに着脱するために、下フィンガーバー14Dの下辺中央部に、下爪部15Dが係合離脱可能な所定長さの凹部19が、特許文献1と同様に形成されている。したがって、図8に示すように、たとえば離脱に際しては、フォーク部材3を凹部19の対応位置までスライドさせて、基部フレーム3aの上部を中心にフォーク部材3の下部を前方に揺動させて後傾姿勢として、下爪部15Dを凹部19を介して下フィンガーバー14Dから離脱させ、次いで上爪部15Uを上フィンガーバー14Uから離脱させる。
特開平5−162997号公報
フォークリフト車は、前輪FWを中心として、フォーク部材3に支持される積載荷重と、車体1後部に設けられたバランスウェイト8とがバランスされて、荷を支持している。したがって、大きい積載荷重を確保するためには、前輪FWからフォーク部材3の先端までの距離Lをできるだけ短くする必要があり、回転フォーク式アタッチメント12は前後方向の厚みが小さい方がよい。このため、フィンガーバー14U,14Dの突条部14a,14bと回転フレーム13前面との距離を十分確保することができなかった。
したがって、フォーク部材3の着脱時に後傾姿勢となると、上爪部15Uが回転フレーム13の前面に接触して着脱作業が難しいという問題があった。
なお、ここで回転フレーム13には、軽量化のために回転中心部に貫通空間13aを形成しているが、上フィンガーバー14Uの中央部に回転駆動装置があるため、貫通空間13aを中央部まで拡張することはできない。
本発明は上記問題点を解決して、着脱時にフォーク部材が回転フォーク式アタッチメントに干渉するのを無くして、フォーク部材をフィンガーバーに容易に着脱できるフォークリフト車のフォーク装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、車体前部にリフト装置を介して昇降自在に支持されたキャリッジに、回転フレームを前後方向の軸心周りに回転自在に設け、回転フレームの前面に上下一対のフィンガーバーを所定間隔あけて互いに平行に設け、フォーク部材に上フィンガーバーの上辺部にスライド自在に係合される上爪部と、下フィンガーバーの下辺部にスライド自在に係合される下爪部を設けたフォークリフト車のフォーク装置であって、上下フィンガーバーの両端部をそれぞれ回転フレームの外側まで突出させ、下フィンガーバーの両端部で下辺部に、下爪部がそれぞれ係合離脱可能な着脱凹部を形成したものである。
請求項1記載の発明によれば、フォーク部材をフィンガーバーから外す場合には、フォーク部材をそれぞれ上下フィンガーバーに沿って両端部の着脱凹部までスライドさせ、フォーク部材の下部を前方に揺動させ後傾姿勢として下爪部を着脱凹部から離脱させた後、フォーク部材を持ち上げて上爪部を上フィンガーバーの上辺部から離脱させる。またフォーク部材をフィンガーバーに装着する場合には、フォーク部材を後継姿勢にして持ち上げ、上爪部を上フィンガーバーの上辺部に係合させた後、フォーク部材の下部を後方に揺動させて下爪部を着脱凹部に嵌合させ、さらにフォーク部材を中央側にスライドさせることにより、下爪部を下フィンガーバーの下辺部に係合させる。したがって、フォーク部材を上フィンガーバーに着脱する時に、後継姿勢で上爪部が回転フレームに干渉することがなくなり、容易にフォーク部材をフィンガーバーに離脱および装着することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[実施の形態1]
実施の形態1を図1〜図4を参照して説明する。なお、従来例と同一部材には、同一符号を付して説明を省略する。
図2,図3に示すように、キャリッジ11には、左右側面にマスト装置4の内マストに案内される複数の昇降用ローラ21,22が回転自在に設けられている。また回転フォーク式アタッチメント12は、キャリッジ11から回転フレーム13にわたって回転フレーム13を回転させる回転駆動装置23を有している。この回転駆動装置23は、キャリッジ11側で、油圧式又は電動式の駆動モータ23aにより、ギヤボックス23b内の減速ギヤ(ウォームギヤ機構)23cを介して駆動ピニオン23dを回転させ、駆動ピニオン23dにより回転フレーム13に設けられた大内歯ギヤ23eを回転駆動し、回転フレーム13を前後方向の軸心Oを中心に回転駆動することができる。
上フィンガーバー24Uは上辺部に沿って上突状部24aが形成されるとともに、下フィンガーバー24Dは下辺部に沿って下突状部24bが形成されて、互いに同一長さに形成されている。またこれら上下フィンガーバー24U,24Dは、回転フレーム13から外側に少なくとも基部フレーム3aの幅w以上の長さで突出されている。そして下フィンガーバー24Dには、その両端の下辺部に、基部フレーム3aの幅wの約1/2の長さWaの着脱凹部25がそれぞれ形成されている。ところで、下爪部15Dは基部フレーム3aの幅wより若干狭い幅で形成されており、図4に示すように、フォーク部材3を着脱位置P0までスライドさせただけでは、下爪部15Dが下突条部24bに引っかかって抜き出すことができない。このため、仮想線で示すように、フォーク部材3を上爪部15Uを中心に下部を外側に揺動させることにより、下爪部15Dを着脱凹部25から下フィンガーバー24Dの端面外側にわたる位置に変位させ、さらにフォーク部材3の下部を前方に揺動させることにより、下爪部15Dを着脱凹部25から抜き出すことができる。これは、図4(a)に示すように、フォーク部材3を最も外側の使用位置P1に配置した時に、基部フレーム3aの背面に当接する支持面積を十分に確保するためであり、また上下フィンガーバー24U,24Dの突出量を必要以上長くしないためである。
この下フィンガーバー24Dは、下突条部24bが形成された直状断面(長さ方向に同一断面)の本体バー24Daの両端に、端ブロック24Dbを溶接により接合して一体化して形成しており、従来のように下辺中央部に凹部を形成するのに比較して低コストで容易に製造することができる。そしてこの端ブロック24Dbにより着脱凹部25が形成される。
したがって、図4に示すように、フォーク部材3をフィンガーバー24U,24Dから離脱させる場合には、フォーク部材3をそれぞれ上下フィンガーバー24U,24Dの両端部の着脱凹部25の対応位置までスライドさせ、上爪部15Uを中心にフォーク部材3の下部を外側に揺動させることにより、下爪部15Dを外側に変位させ、さらにフォーク部材3の下部を前方に揺動させて後傾姿勢とし下爪部15Dを着脱凹部25から離脱させる。さらに、フォーク部材3を持ち上げて上爪部15Uを上フィンガーバー24Uの上突状部24aから離脱させる。
またフォーク部材3をフィンガーバー24U,24Dに装着する場合には、フォーク部材3を後傾姿勢にして持ち上げ、上爪部15Uを上フィンガーバー24Uの上突状部24aに係合させた後、フォーク部材3を上爪部15Uを中心に下部を外側に揺動させ、さらにフォーク部材3の下部を後方に揺動させて下爪部15Dを着脱凹部25に嵌合させ、さらにフォーク部材3を中央側にスライドさせることにより下爪部15Dを下フィンガーバー24Dの下突状部24bに係合させる。したがって、着脱凹部25に対応する上フィンガーバー24Uの両端部後方に障害物がないので、フォーク部材3を後傾姿勢とした時に、上爪部15Uが干渉する部材がなく、フォーク部材3を上下フィンガーバー24U,24Dに容易に着脱することができる。
上記実施の形態によれば、上下フィンガーバー24U,24Dの両端部を回転フォーク式アタッチメント12の回転フレーム13より外側に突出させて、上フィンガーバー24Uの中央後部に障害物を無くし、下フィンガーバー24Dの下辺部両端に、下爪部15Dが装着、離脱可能な着脱凹部25をそれぞれ形成したので、フォーク部材3を後傾姿勢とした時に、上爪部15Uが回転フォーク式アタッチメント12の回転フレーム13に干渉することなくフォーク部材3を容易に着脱することができる。またフォーク部材3と回転フレーム13との干渉を避ける隙間を考慮しなくてよい分、回転フォーク式アタッチメント12の前後方向の厚みを小さくして、前輪FWからフォーク部材3の先端までの距離Lを短くすることができ、回転フォーク式アタッチメント12を使用する場合であっても、積載荷重を十分に確保することができる。
本発明に係るフォークリフト車のフォーク装置の実施の形態1を示す正面図である。 フォーク装置の側面図である。 フォーク装置の背面図である。 フォーク部材の着脱動作を説明する図で、(a)は上下フィンガーバーの端部背面図、(b)は側面図である。 回転フォークアタッチメントを装着した従来のフォークリフト車の斜視図である。 従来のフォークリフト車の側面図である。 従来のフォーク装置の正面図である。 従来のフォーク部材の着脱状態を説明する側面図である。
符号の説明
11 キャリッジ
12 回転フォーク式アタッチメント
13 回転フレーム
15U 上爪部
15D 下爪部
16 位置決め凹部
17 固定具
18 係止具
24U 上フィンガーバー
24D 下フィンガーバー
25 着脱凹部

Claims (1)

  1. 車体前部にリフト装置を介して昇降自在に支持されたキャリッジに、回転フレームを前後方向の軸心周りに回転自在に設け、回転フレームの前面に上下一対のフィンガーバーを所定間隔あけて互いに平行に設け、フォーク部材に上フィンガーバーの上辺部に長さ方向にスライド自在に係合される上爪部と、下フィンガーバーの下辺部に長さ方向にスライド自在に係合される下爪部を設けたフォークリフト車のフォーク装置であって、
    上下フィンガーバーの両端部をそれぞれ回転フレームの外側まで突出させ、下フィンガーバーの両端部で下辺部に、下爪部がそれぞれ係合離脱可能な着脱凹部を形成した
    ことを特徴とするフォークリフト車のフォーク装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015508873A (ja) * 2012-02-15 2015-03-23 カスケード コーポレイションCascade Corporation リフトトラックの積荷ハンドラー用のローテータブレーキングシステム

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